振り返って影響に気づく
私はがんの手術をしてから三年になりますが、「まだ去年はがんの影響があった」ということは今年になってみないとわからないですね。……まあ治療をして治りましたけれども、異常はそこを抜け出してから振り返らないとわからないんです。「あれは、がんの影響だったなあ」というように。
(こんなとき私はどうしてきたか (シリーズ ケアをひらく)131頁)
冬になると「あれは病気の影響だったなあ」と思うことがあります。単に、「ひどい冷え性」だと思っていましたから。
- お風呂のお湯設定温度は37度(それでも、「熱く」感じ、水で冷ましていた)
- 電気敷き毛布は「ダニアウト」の高温(それでも、少しも温かく感じない)
- 就寝時、レンジで温める湯たんぽ(大)を足裏と太腿にセット(それでも、足裏が冷たくてたまらない)
- 寝入るまでお手洗いに3〜4回行く(その上、夜中にも1〜2回行く)
冬を迎える度に「冷え性」がひどくなってくる。「元々冷え性だし、毎年一つずつ年を重ねるのだから仕方ないのだろう」と毎晩身体が冷たくて眠れない布団の中で考えていました。
ある冬、例年通り37度のお湯を使おうとしたら「風邪を引きそうなくらいぬるい!!」と驚き、あわてて追い炊きをしました。そして今年の冬は、お風呂の湯温を42度に設定している自分に「あれは病気の影響だったんだなあ」と改めて思います。去年は40度か41度にしていましたから。お湯の設定温度が37度から一気に42度に設定温度が上がったわけでないのです。ひと冬ごとに1〜2度ずつ上がってきたことに、冬を迎えると気づきます。
病から抜け出して、そして振り返らないと異常だったとわからない。
当時の私にとっての「普通」が実は「異常事態」だったことを。
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明日12月27日(土)から、フェルデンクライス・メソッドの講習会が始まります。
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ロビー・オフィアー氏の特別ワークショップ
フェルデンクライス・メソッドの個人レッスン“FI(Functional Integration:機能的統合)”の名手と言われる、ロビー・オフィアーさん(Mr.Robbie Ofir)の特別公開ワークショップが開かれます。
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- 日時 : 2009年1月10日(土)〜12日(月)10:00〜16:00
- 場所 : ハートピア京都(京都府立福祉総合会館)3階大会議室
- 費用 : ¥45000(通し参加)、¥15000(1日参加)(プラクティショナー及びFPTPコース生は¥12000/日)
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