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illusion I see alone in winter

2015-10-26

むしろ、成程。

映画を見てきた。

屍者の帝国 (河出文庫)

屍者の帝国 (河出文庫)

「これが意識の―菌株たちの見ている世界の姿だ」
急速に伸び成長する無数の黒い直線が礼拝堂の内壁を駆け上り、時間を早回しした悪夢のように展開していく。層状に積み重なった時間が小刻みに直角に曲がって進む直線に侵食され、壁面が網目に分けられていく。跪き祈る人々の皮膚が乾き、ぼろぼろと崩れ、蓬髪を振り乱す骨格と化す。地に頽れて土へと還る。早回しに現れ消える無数の死者たち。床を壁を、天井を這う格子から垂線が伸び、空間をグリッド上に区分していく。床に頬をつけたわたしの目の前を、七本脚の虫めいた何かが不恰好な行列をつくって行進していく。礼拝堂は既に異形の小さな生き物たちで溢れていることにわたしは気づく。

by 円城塔さん

こういう箇所もそうだし、筋自体が下手な学術書より難解だし、ワトソンバーナビーもバトラーもキャラが余りに映像化に不向きじゃないかetcと心配していたが。
そう来るか・映像作家の仕事とはこういうモノであるか、と。
そこを残してそこを切り捨ててそこを変えてくるわけか。
解釈自体をゆっくり反芻して楽しみたいというか。
見た後でもっかい原作を読み直せば違った表情とコンニチハできそう。
パンフレットって普段は買わないが、今回ばっかりは売り切れてたのが甚だ遺憾である。



そう、混んでたんだよね。
原作ファンとして、嬉しい限りでした(:_;)
↑の箇所の映像とか、凄い綺麗だったよ。



映画が始まる直前、ハーモニーの予告が流れた。
なぜ虐殺器官をすっ飛ばすんだ?とは思ったが。
あの、見る奴をして観たくさせずにはおかないアレ。
わくわくして待ち切れんどころか、思わず既に潤みそうになった。























ついでに、先日見たモノを。

ドラマ10編含め一気に見た。
端的にオモロかったのだが、西澤保彦さん的香りもまた気に入った。
超能力込みの推理とか(∽チョーモンイン)古戸(だっけ?)の回のオチとか(∽彼女はもういない)、思ったのは俺だけか?
ま、一番のチャームポイントは当麻だと思うが。
コレをタカチキャラでやられたら俺は自殺しかねん。

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