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2017-04-13

[][]週刊少年チャンピオン2017年20号 22:26 週刊少年チャンピオン2017年20号を含むブックマーク 週刊少年チャンピオン2017年20号のブックマークコメント

  • 表2が手嶋部長(アニメ)コラボの自転車広告。自転車関連でこういうの掲載されるの初だっけ?
  • 弱虫ペダル』50巻記念企画色々。巻数で『本気!』に並んだ、が連載期間はこっちがまだ2年ほど短いんだよな。


渡辺航『弱虫ペダル』/女性人気に迎合するような展開の作品も見られる中、こんな内容を堂々と出されると、ああ、これは天然でやっているんだ、と嬉しくなっちゃいますね。(※個人の歪みです。)

●中村勇志『六道悪女たち』/桃胸娘、てひでえ脚本だな。そういえばメインヒロインの過去が謎なんだった。

浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/オチを見てから読み返すと、なるほど。背景とモブのディティールの描き込み、コマごとの視点の切り換え、同一構図のくり返し効果等、普段から構成技術見せているからこそやれるネタである。

板垣恵介刃牙道』/終戦、去る者は追わず。かわいそうなのは本部さんだと思います。/作者対談はトリケラトプス拳やってる格闘家(語弊)。

●板垣巴留『BEASTARS』/やさしい肉食獣と、殺意を見せつける草食獣。てか銃器あるのかよ、この世界。触れるか否か、秘密のあり方は、と色々対になる存在だな。

●瀬口忍『囚人リク』/落下、ひええ。リクは仲間を見て覚悟を決める存在と。

西修『魔入りました!入間くん』/なんか主人公がラッキーマンみたいに見えてきた。

佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/あと少しだけ、と主人公自身に言わせてしまうか。白雲の落差と点目は怖い。

小沢としお『Gメン』/お兄ちゃんは心配性。

水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/飛んだり蹴ったりとすごいな、てやっぱり妨害じゃんよ。そして省略パターン人員(各1コマ)との落差も、ここまでくればスッキリ。

福地カミオ『猫神じゃらし!』/家庭訪問な、はるか昔ながら面倒くさかったな。しつこく言ってますけど、同一コマ内で右から読んでいく際に目に入る行動段階の差とか、ページまたぐ展開の分節や切り換えとか、そういう上手さがだね。

●大丸一郎『運命の人』/読み切り初デート中にトラブル発生というベタ展開から双方変態プレイに目覚めてハッピーエンド、てなんだこりゃ。地味目ヒロインだからこそSとしての魅力が引き立つんですね、わかります。(おい)

渡辺大輝『NANTE(仮)』/読み切り。あー、『青果人』の人か。メタネタ好きだねぇ。

サイプレス上野・陸井栄史『サウエとラップ〜自由形〜』/けものフレンズネタ、ひどいなあもう。で、これ見て思い出したが、2月頭に浦安鉄筋家族で久々に登場した松五郎も、けもフレ意識しての事だったんだろうか。

石黒正数木曜日のフルット』/いや本当、ソシャゲという走り始めたら死ぬことでしか終われない作品のつらさはね。連載マンガという媒体も似たような面あるかもしれんが。

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2017-04-11

[][]ハルタ 2017-MARCH volume 42 23:43 ハルタ 2017-MARCH volume 42を含むブックマーク ハルタ 2017-MARCH volume 42のブックマークコメント



●サワミソノ『丁寧に恋して』/新連載。まず前号の感想記事で、予告カットの印象を“ハルタ読者層考えてか絵柄を変え過ぎでは”と書いたのだが、本編では特にそんな兆候もなく杞憂であった。作家性への不遜による発言だったという他ない。すいませんでした。/内容は地に足の着いたドラマツルギーで、大変好みな世界。日常で生活で、その中に息づく感情。貧しさを“リアル”の範疇としてこのさじ加減で描けるのは、作者の“地方”の描写力と地続きである。所作による感情表現がガジェットではなく構成力である点、他の一部の作家も見習ってほしい。/あとこれ、アオリに出すほど「三角関係」か?まだ誰も言葉としてその意識を出していないのが、物語としての勘所ではないか?気をつけてプロモーションしないと、読者は馬鹿だぞ(真顔)。

入江亜季『北北西に曇と往け』/落ち込んだ時にはメシである、肉である。まあどちらかと言えば、今回はそれを育むアイルランドの自然描写メイン。

九井諒子ダンジョン飯』/別パーティー編。こちらは人(形態)同士の殺し合い、というシビアな一面。主人公側も一応、炎竜戦で“対等”の命の奪い合いには踏み込んだが。MMOにおけるPK的な、と設定としてのメタな読みも可能ながら、しかしファンタジー世界描く想像力に着地させるのが本作で、シリアスな内容である。カブルーの「魔物や迷宮は不用」という発言は、主人公サイドの面々の魔物やダンジョンへの好奇心と真っ向から反発するわけで、今後物語においてどう関わるか。/動き見せる場面での断ち切りコマと斜め枠線の使い方もさることながら、そこに読者の視線ならした上で出す長方形コマの中の話の淡々とした重みがまた巧い。

●宮永麻也『ニコラのおゆるり魔界紀行』/連載化。

●中西芙海『巨人住まいのススメ』/読み切り。ホウキ魔法現代少女の読み切りの人か。すごくおいしい場面なのにもったいない、という形で技術の追いつかなさ感じる部分は多いものの、ファンタジー世界のセンスは好きである。ホラ吹き不足だからな、今の誌面。*1

大武政夫ヒナまつり』/なんというか、この可愛くない絵柄であえてロリおばさん出すこと自体ふくめ、ドライなコメディだよな。

●井上きぬ『まだ見ぬ春の迎え方』/え、留学って。「まだ見ぬ」はそういう意味で、相手出さずに進んでいくわけか。

樫木祐人ハクメイとミコチ』/危険(物理的に)な秘密の食事会。そも誰に対して秘密なんだって話だが、法や警察機構的な存在でもあるのか。長い迷路の先にあるのは空の下の金網焼き(大)、よい光景。動物と話せる世界で、となると貝類は食用として安全な選択ではある。

●大槻一翔『欅姉妹の四季』/新連載。

近藤聡乃『A子さんの恋人』/A太郎とU子、そしてヒロ君。U子はキャラ的にいじくる側なんだけども、その性格と茫様とした瞳は他人を見透かす立場にも転じるわけで、酔った上なら。A太郎の鏡像と回想は前回の“白と黒”つながり。デフォルメされたキャラ造形ながら、おんぶとか殴打とか上手い体重描写だし、この顔のアップでしっかり内面表してるのが構成の巧さ。背景の精緻さもキャラの視界となり心理描写として機能、それがラブホテルっていうのがまたね。A太郎とU子はかつて関係持ったことあったのでは、というのもちょっとにおわせる。で、しかし遊び仲間として一瞬振れたのち、真面目に生きるヒロ君のイケイケドンドン攻勢でU子さん人生確定、てのがこの作品らしからぬ成就でありダイナミズムであり、エンタメ逆襲きた!って感じでよし。やっぱり“面白い”ドラマなんだわ、これ。

●渡邉紗代『B/W』/一応、ギャンブル漫画らしく心理戦の側面も入るか。しかしページ割くのは別要素なんだよな。

●原鮎美『織子とナッツン』/エピローグ。主人公の恋愛についてはここまで、というのがフォーマットとしての正しさ。それが作家性の不自由に映る私は、まあ読者としては不向きだったかな。お疲れ様でした。

中村哲也ネコと鴎の王冠』/口に泡のつく感触→においをかぐ→勢いよく飲み込む→吐息。題材的にもビール味わう場面は一つ見せ場であり。工場拡張を語る場面での、コマ毎に運搬車が移り変わっていくのはいい演出。商売は進み続けるもの、か。麦ジュースは、ドラマ版孤独のグルメ見てると違うもの想像してしまうな。

●浅井海奈『夜の中へ』/読み切り。BLですかね。

西公平『ゲス、騎乗前』/新馬戦まで主人公の入院で時間とばすって、斬新な展開ではある。布石は置いてたわけだが。

●緒方波子『モテ考』/成田山断食修行、て前回のオチ本気だったんかい。言われてみれば、確かに仏教ネタ漫画は少なくない。

●百名哲『陸軍ナポリタン』/シリーズ連載。“ある男”の一代記、としての偽史もの。『深夜食堂』のナポリタン回も外国人主役に落語ネタという妙な味わいだったが、変なイマジネーション想起させる混合物としての存在感はあるのかも。晩年にこそ燃える執着とは、良きおはなしのたたずまい。一定調子が“説明”感強めてしまっているのが惜しい所で、この内容量で32ページは難しいよ。

●藤田弘明『いつものおんなのこ』/読み切り。前号の予告ではホラーとしてアピールしていたが、ガジェットとして理屈通っていると個人的には楽しさが先にきちゃうんだよな。構成にカタルシスもあるし、伊藤潤二や藤子F短編みたいなノリでおもしろく読めた。引いた視線が生かされたセンス。

●浜田咲良『マシュマロメリケンサック』/えー、前回の展開でおもしろくなってきたと思ったら、そっちに舵切っちゃうか。完全に余談ですけど、昔の仲裁屋ってのは道端の犬殺して血かぶって割って入るような真似してたわけで。

長崎ライチふうらい姉妹』/最終回。キャラカットがメインのエピローグと言うべきか。お疲れ様でした。



  • 次号、高江洲弥新連載。しかし予告の「前作『首花は咲きゆく』から一転、最新作はメルヘンで可愛いファンタジー!」というアオリはどうか。前作は、あれはあれで十分にメルヘン、かつ可愛い、かつファンタジーだったろうに。

*1:しかし最近のハルタ誌面見てると、読み切りほめる場合は「設定が好みでアフターシチュエーション見たい、とかじゃねえんだよ!あくまで褒めてるのは“作家性”であって、あなた方編集者が何か形に育て上げてくれって言ってるんだよ!」と、わざわざ念押ししなきゃいけないんだろうか。

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2017-04-07

古橋秀之原作ということで、ヒロアカ外伝の1巻を買いました。陰VS陰というテーマ――だからこそ“凡人”の“日常”とも地続きである――は、ワートリ派の私(すまんね)にも親しみやすく、楽しく読めました。あとこれは可愛い方の古橋ヒロインですね、うむ。今後にも期待。

ヴィジランテ 1 ―僕のヒーローアカデミアILLEGALS― (ジャンプコミックス)

[][]週刊少年チャンピオン2017年19号 21:01 週刊少年チャンピオン2017年19号を含むブックマーク 週刊少年チャンピオン2017年19号のブックマークコメント

  • 表紙は『BEASTARS』のレゴシと『六道悪女たち』の乱奈。いい目線のツーショットである。


●板垣巴留『BEASTARS』/まっとうに青春してるなあ。駅内の改札や椅子のサイズ分け、看板や浮浪者といったディティールは、学園内がやはり特別区であることも感じさせる。カバの凶暴性については『真・異種格闘大戦』1巻を読もう!

●中村勇志『六道の悪女たち』/ドSヒロインとはまた直球な、直球ってなんだ。ボンテージ姿ってことは意識的には性行為なんだろうしな、しかし。

渡辺航弱虫ペダル』/「ロードレースは命(タマ)の獲(と)りあいじゃ」。広島じゃけえ仕方ないのう。

浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/老人と犬。間の世界だね、技巧による。

●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/ネコサンズさんにたまには花を持たせる(周囲の自爆に近いが)。次号より2号休載。

ニャロメロン『ベルリンは鐘 ヤッホー!』/このタイトルネタ重ねるくだらなさ、好き。

板垣恵介刃牙道』/以前、作者はアニメ版『バキ』の脚本チェックしててまたあのノリやりたくなったのかな、と書いたが、むしろTVアニメ版が規制入りまくりな事にイラついて、マンガの方でバイオレンスやりまくったる〜、という肚かもしれない。

水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/先達と後輩という図ではある。

●瀬口忍『囚人リク』/バイクに足をかけ、バズーカ構えて登場するこの背中。イカす!

荒達哉ハリガネサービス』/まあ、この展開で呆れる読者はすでについてきてない作品だよな。

佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/ここで力量の差という話に落とすか。才能が覚醒しても終始追いつめられていたわけだしな。十勝目、ようやく3分の2。

●山田胡瓜『AIの遺電子』/最後のコマのリサちゃんは「だからって(私含め)失禁機能とかつけられても…」と思ってるはず。/というわけで、今後この作品のツッコミ所は、さも意味ありげな無音コマに重ねて読み取ることとしよう。(あえて書き出すかは別。)

●掛丸翔『少年ラケット』/二刀流、てこのタイミングで刃牙の展開とシンクロかよ。開花していく技術描写は読んでいて気持ちがいい。ヒロインはやっぱりこっちなのかな。

福地カミオ『猫神じゃらし!』/トラブルメーカー定着してからの人間味展開と言いますか。緩の中で急を緩として立てる。葵も目的に邁進してるだけではあるし、やっぱりやさしい視線の世界なんだよな。昔の写真はまともな瞳なのがちとアレだが。あっさりだけど、設定の報われなさオチを人力で打破するのは好き。

●たばよう『やさしいおねえちゃん』/読み切り。幽霊ヒロインでヤンデレ、いやさ博愛、なのか?発想としては、今週の遺電子と対になってるんだが(嘔吐と失禁じゃなくてな)、SFの本懐である思考実験つっ走ってるのはこっちだよな。ひでえ!感強いが。

石黒正数木曜日のフルット』/認識は個人的なものです。



  • 電子書籍ながら、『ミドリノユーグレ』続刊出るそうでひとまずよかった。
  • 次号は読み切り3本掲載。
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2017-04-04

アニメかみさまみならい ヒミツのここたま』の、昨年度の最終放送回が実によかった。二人の少女が出会い、友達になり、別れを迎える、その過程を一年かけてじっくり描いてくれた。もちろん構成としては定番と呼べるものだが、“真意”をようやっとここで明かす、この丁寧さは上手いよ。

例によって、シリーズ構成土屋理敬だという理由で見始めた私なのだが、氏はすでに9ヵ月間脚本を担当していない(劇場版の脚本は書いてる)。しかし前回、赤尾でこ脚本で描かれる最後のふれあいに続く、クライマックスの“夢の中で会う”という場面は、とても土屋理敬っぽいテイストだと私には思えた。

アイドルマスター』の「たくさんの、いっぱい」「約束」「夢」、『プリパラ』の「クリスマスプレゼントフォーユー!」、『団地ともお』の「父さんを召還するんだともお」「幼なじみは元気かなともお」「よその子になっちゃいなさいともお」、『クラシカロイド』の「愛しのジョリー」、といった土屋脚本の作風に重なると思いませんか、あの別離は、心情の吐露は。そして、“救済”は。私は思ったのでそう書いてみたよ!

[][]週刊少年チャンピオン2017年17号 23:05 週刊少年チャンピオン2017年17号を含むブックマーク 週刊少年チャンピオン2017年17号のブックマークコメント

※3月23日発売号。



板垣恵介刃牙道』/一応、対外的な秘密保持も目的ではあるわけか。でも消せんよな。

●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/サテツさんはドロップの品川だったのだ…。

佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/危機に陥ったことによる覚醒。恐怖は大事ドラゴンヘッド。ヒールを倒すのが目的ではない、あくまで群像劇としての作品なんだよな。

浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/対パンチバッグ戦。一人相撲ネタはこの構成技術あってこそ。いや、刃牙パロなんだけどね。

●板垣巴留『BEASTARS』/ラブコメじゃなイカ。作中人物達も自覚しているように、種族という要素に支配されたドラマツルギーの一端ではあるのだが。

福地カミオ『猫神じゃらし!』/猫のヒーローのアニメニャンダーかめんかな。しかしこれは体毛なのか、つまり天然キャットスーツなのか(意味不明)。アクションものらしい見得の切り方がちゃんと描ける作品。

●瀬口忍『囚人リク』/無茶も無謀も根性で押し通す、これだよな。

水島新司ドカベンリートーナメント編』/最後の試合であるし、各キャラこのような見せ場を与えられていくのだろう。

サイプレス上野・陸井栄史『サウエとラップ〜自由形〜』/ラーメンソング。なんかEテレっぽいノリ。

小沢としお『Gメン』/終わる恋、にしても落差がひどい!

●水森崇史『ファインプレー!』/最終回。

●掛丸翔『少年ラケット』/絵にさいなまれるトラウマか、うーん。

●佐藤ショーキ『半熟アラカルト』/読み切り。ラブコメショート集。いい具合にニヤニヤさせてくれるが、これしか描けなくなる作家出てくるのが昨今の怖さでの。

石黒正数木曜日のフルット』/漫画についての話は毎度シビアだな…。



[][]週刊少年チャンピオン2017年18号 23:06 週刊少年チャンピオン2017年18号を含むブックマーク 週刊少年チャンピオン2017年18号のブックマークコメント

※3月30日発売号。



●中村勇志『六道悪女たち』/すんなり学園生活送っていくのか。まあ爆弾抱えてる状態には変わりないが。

浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/だからさ、構成力あるからホラーネタは普通に怖いんだって…。

ニャロメロン『ベルリンは鐘 ヤッホー!』/夢は内面と異なる無意識の領域ながらマンガ表現においては絵として出されるわけで云々。

●板垣巴留『BEASTARS』/恋心の自覚、でのぞくのがこの表情という。絵の具は赤と白か。今回の構成でいえば、幼い頃の無邪気さも覚えた愛想笑いも、もはやその激情の前には。/で、『実は私は』好きな身としては、そういえばセンターカラーの夏祭り回で白神さんも藍澤さんも自覚してたなあ、とダブらせたりしてね、いやダブらせられねえなこれ。

●古川一・白土悠介『虚ろう君と』/スタンガン武蔵も倒せるからね、仕方ないね。

●円山晃『冥界だより』/集中連載化。

水島新司ドカベンリートーナメント編』/わびすけの瞳にトーンが貼られ、ピンスポットみたいな星が散る。そして睡眠表現(黒ベタコマに寝息)。

●瀬口忍『囚人リク』/迫力ある絵柄でこのケレン、というのがよい。

佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/情熱が残酷を超える、その夢の果てに向かって進む物語なんだよな。この瞬間が浪漫であっても、だからこそ。

●いなずまたかし『SIX』/田舎から出てきてネット依存の果てにこれって、いやまあ救われはしたものの。

福地カミオ『猫神じゃらし!』/これもふしぎ研究部も、花見ネタでオチは酒関連という。こちらはコマ中に桜ずっと舞っているのが、テンションと視界と作中経過時間の違いだな。

サイプレス上野・陸井栄史『サウエとラップ〜自由形〜』/古典文学のラップ化は、そりゃまあパロディになるのか。

●掛丸翔『少年ラケット』/伏線は本当きっちり仕込んでくる作品である。そして、この状況で覚醒を見せるか。

浦田カズヒロ『JIMBA』/最終回。

石黒正数木曜日のフルット』/(野良猫で)親子もの。タイトルカットはそういう意味ね。



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2017-04-03

[][]コミックビーム2017年4月号 23:30 コミックビーム2017年4月号を含むブックマーク コミックビーム2017年4月号のブックマークコメント

  • 表紙は『地底旅行』。確かにカッコよい。


●おくやまゆか『むかしこっぷり』/シリーズ新連載。聞き書き、ということになるんだろうか。この絵で描写されるエピソード自体独特のおもしろさであるが、末尾に入る話者と作者のふれあい、その視線の距離感がまたいい。抽象化としての像でもあるのか。

上野顕太郎『夜は千の眼を持つ』/○休SF大会、として『コブラ』『21エモン』『宇宙戦艦ヤマト』『GANTZ』をお題に。それぞれの作品の流儀ふまえたパロディになっているのは流石である、くだらなさの上でな!

ジュール・ヴェルヌ、倉薗紀彦『地底旅行』/解説、もとい演説回。本分なのだねえ。

桜玉吉『二月の静か過ぎる夜に』/読み切り6ページ。街灯のない道というのはあるんですよ。いや、山越えないとコンビニないし兎も猪も出る実家周辺でも、さすがにここまでのドッタンバッタン大騒ぎは見たことないけど。

●conix『青高チア部はかわいくない!』/これも一昔前だと読モというキャラ付けだったのかな、と。振り付け解説は毎回やるのか。

●伊図透『銃座のウルナ』/戦地からの帰還者のフラッシュバックというのは聞く話だが、彼女の存在による見せ方はな。で、女性としてのモノローグ続いたところに、穴姉妹(?)のチュリッカが再登場という。揺さぶってくるね、“平穏”を。

須藤真澄『どこか遠くの話をしよう』/まっさらだったからこそなじめていたわけで、ひとたび異人だと、しかもこの断絶を自覚してしまえばな。チロの過去話は、喋らない意思から生まれた力、という事でもあるか。

おおひなたごう目玉焼きの黄身 いつつぶす?』/ビール後編。世界は広いのだよ、うむ。

●原百合子『とある神様の星』/読み切り前編。誌面的にもSFは珍しいな。須藤→おおひなた→丸尾→これ、という並びで、ファーストコンタクトものと言えなくもない。

松田洋子『大人スキップ』/ほだされ過ぎだよ、店長。こういう人間臭さのぞくキャラが上手いんだよな。いい先輩、だけども同い年か。

●市川ラク『わたし今、トルコです。』/エッセイ漫画からクーデター編に。これもまた“日常”か。

三宅乱丈イムリ』/甘い、甘いよ主人公。とはいえ、この物語がどんな結末迎えるか考えるとな。最終盤の決戦の様でもあるし。ドネークのモノローグ表す黒い吹き出しがはじけたものとぼやけた輪郭のものの二種類あるが、そのぼやけ黒の向こうの自分の前髪の向こうの鉄格子の向こうのデュルクの表情、という視界の絵のコマがおもしろい。また、会話劇から会話劇、イムリ達の状況を描写していき最後にミューバ、とこの切り換えの読ませ方がやはり巧い。

●仲能健児『ニベラ』/読み切り。食し食されるフレンズなんだね、すごーい!…すまん。妖しい少女の魅力。

やまじえびね『レッド・シンブル』/このダメ男感のひりつき具合。女への無理解、という話になってしまうのよな。

山川直人『小さな喫茶店』/タイマンはったら同僚!見世物としての闘いで、その中で。

羽生生純『恋と問』/心理戦というか墓穴の掘り合いというか、おもしろいコマ構成。漫画じゃない、は冒頭とラストでそう重ねるか。

三家本礼『血まみれスケバンチェーンソー』/最終回。みんな生きてる(現時点ではネロも)、幕が上がる、とこの瞬間でシメか。語られる伝説として。はじけまくった痛快娯楽作品だった。長い間お疲れ様でした!



  • 単行本広告に電子書籍版の値段が並記されるようになった(「定価」と「電子版:希望小売価格」)のはいいことだが、値段の差もまちまちなんだな。
  • 次号より久野瑶子新連載。(以前の掲載は久野酸素名義。)
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