Hasta luego

 住んでみてわかる用法の違いは多々ありますが、意外なのが“Adios”。NHKの講座だとお別れの台詞に毎回使っていますが、日常の場面で使われるのを耳にすることはほとんどありません。といっても挨拶をしないわけではなくて、代わりに“Hasta luego”が多用されます。

 例えば、エレベーターで乗り合わせた人が先に降りるときには“Hasta luego”と言って立ち去ります。意味を考えると、不可解なのですけれど。アスタ・ルエゴを訳すと、「また今度」。べつに再会を約しているわけじゃないのですね。

 対して、アディオスの語源は「神のご加護がありますように」。って、こう訳すと、セイントテールが思い浮かぶのですが。あのステージ衣装、実物を見てみたいなぁ……

 と、ここまでが前置き(^^;

 先週からほとんどの人がバカンスに入って、毎日大学に来るのは私とフラビア(ブラジル人学生)と、秘書のスサーナぐらい。秘書さんの勤務時間は、9時から14時30分まで。私はというと、11時前後に登校して16時頃に帰っています。この時間帯は空調のあるところに居ないと、キツイのです。そんなわけで秘書さんの帰りを見送るというのが日常化しているのですが、今日の挨拶は“Hasta la semana”でした。どうして「また来週」なのかなぁと思ってパソコンの日付設定を見たら、今日は金曜日だったんですねー。びっくりだよ。ずっと木曜日だと思ってた。カレンダーを気にしない生活をしていたから。

 なんか、1日損した気分。