追記

 id:mitty:20040302#p2 にて、はてなダイアリー日記に関連した言及をいただきました。トップページにおける説明によると、これは「仕様変更・新しい機能のお知らせ」のために利用するものであるとなっています。この文面からは、技術情報に関する資料が掲載される場所であると理解されます。運営に関わる告知の場としては、現状では不適切だというのが筆者の考えです。
 id:sasada:20040302#1078190714 にて、はてなダイアリーヘルプとの関係についてお尋ねをいただきました。ヘルプは、利用規約の解説として管理者が執筆するものであり、利用者が関わることはできません。利用規約よりは下位に位置しますが 利用者が作成するガイドラインよりは上位に位置します。利用規約とヘルプの関係は、さしずめ法律に対する 政令 のようなものでありましょう。【これについては id:hakuriku さんより、同列にある「施行法」を例に挙げた方が適切ではないかというご指摘をいただきましたので、改めます。】
 なお、同じ文書において、キーワード削除ガイドラインについての言及をいただきました。これについてですが、現時点では管理者が作成した文書(ヘルプ)から参照されていないので、キーワード作成ガイドラインよりは弱い存在です。作成ガイドラインから削除ガイドラインへの橋渡しもありません。その通用力が低いと思われたことから、本文中では取り上げませんでした。
 id:herecy8:20040302#p3 にて、論点整理についての所感を頂戴しました。
 id:kanryo:20030002 にて、ガイドライン制定の趣旨について述懐を頂戴しました。なお、評議会の議案に関して当方の見解を補足しておきます。ご指摘にあります通り、評議会は個別事案の解決を目的としております。また、id:hatenadiary より「影響範囲については、議題としてあげられたキーワードのみに適応されるものとしたい」との見解が示されていることは筆者も承知しております。しかしながら、議案第1号のようなものであれば「××が認められたなら△△も可能だろう」という予測をたてることができ、その意味において慣習としてのルールを形成する機能があるということは指摘できると思います。もちろん、下手に推測を広げると誤解や衝突を招きかねないということは言うまでもありません。
 id:Piccoli:20040303#1078287053 にて、本稿の問題点をご指摘いただきました。利用規約とヘルプの関係、議決の効力については、重複するので省きます。第2節以降にはガイドラインに強制力が存在するような記述がみられるという指摘は、まったくもって筆者の不手際であります。ガイドラインに反した行動は評議会によって制限されるであろうから間接的には強制力が担保されている、とは言えると思うのですが手抜かりでありました。