Hatena::ブログ(Diary)

博物士

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Saturday, 2005/12/31

マンガ批評の最前線

[] マンガ批評の最前線  マンガ批評の最前線を含むブックマーク

 『ユリイカ』38巻1号(ISBN:4791701429)をパラパラとめくる。いつもの習慣で,まず最所に脚注をひととおり読んでしまう*1

 すると,ふと気になる箇所が。

守如子「女性向けポルノグラフィの社会学的分析 〈女性の性的欲望〉をめぐって」 お茶の水女子大学大学院博士論文

高校時代の同級生と同姓同名だよ――と思ったら,どうも私の知ってる「にょ子さん」本人らしい*2。うわぁ,十年近く会っていないけれど,レディースコミック論の大家になっていたのか。びっくりだよ(^^;)

*1:研究書の質は,脚注と文献目録と索引の充実度で判断がつくので。

*2ReaD に登録されていないので断言はできないけれど。CiNii で著作一覧を入手したけれど,大学図書館は閉まっているから手配もできないし。

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Wednesday, 2005/12/28

BITTERSWEET FOOLS

[] BITTERSWEET FOOLS  BITTERSWEET FOOLSを含むブックマーク

 『ビタースイート・フールズ』リパッケージ版(ASIN:B000BYVLL2)の発売日です。帰りがけに,予約してあったものを迎えに行ってきました*1。外箱の表面は,チラシ(引用画像)と同じ。 

http://www.minori.ph/

 御存知ない方の為に,簡単な紹介を。一言でまとめると,「古都・フィレンツェを舞台とした青春群像劇」です。発売は,2001年8月。その後,PS2/Dreamcastに移植されました*2が,原点であるPC版は長らく絶版となっていました*3。コンシューマー版では音声が入っているのですが,リパッケージ版は当初のまま。私は出演者の声を高く評価しているだけに,かなり残念なところです。

http://d.hatena.ne.jp/genesis/20050319/p1 (拙稿:レビュー)

http://sowhat.magical.gr.jp/ciao/fratello.html (拙稿:舞台探訪)

時系列

  • 1998年(冬) 相田裕,同人誌版『GUN SLINGER GIRL』*4の発表を開始。
  • 1999年(冬) 古我望,同人誌版『GSG』の総集編に出会う*5。のち,相田と知り合い*6,二人で『BSF』を立案する*7
  • 2001年8月 PC版『BITTERSWEET FOOLS』発表。minori のデビュー作となる。相田を通じて,同社の酒井伸和nbkz)氏に企画が持ち込まれたのがきっかけ。原画:相田,シナリオ:古我,オープニング:新海。
  • 2002年2月 新海誠ほしのこえ』発表
  • 2002年6月 商業誌版『GUNSLINGER GIRL』連載開始
  • 2002年8月 DC版『BSF』(ASIN:B0000694RA
  • 2002年9月 PS2版『BSF』(ASIN:B00006AO0L
  • 2002年10月 『BSF』ビジュアルファンブック (ISBN:4797321911
  • 2003年3月 『BSF』サウンドトラック (ASIN:B00007M8XE
  • 2003年10月 『GSG』アニメ放映 (ASIN:B00078RR0G

▼ 追記

 何気なく書き記しておいた前後関係の整理に過ぎないのに,随所でご紹介いただき恐縮です。お寄せいただいたコメントのうち,重要と思われるものを転記しておきます。

ガンスリを元にコミティアで相田氏と古我氏が出会うのが先なのです。ゲーム化実現のため2人で企画書を持ってメーカーを回る姿はかつての同人誌に書かれていた気が。

http://homepage2.nifty.com/kugo/ [2005/12/31]

手許に相田裕さん・古我望さん合同誌『felice』(2002年12月30日発行)があるので少し捕捉です。

正確には『ESPRIT PREVIEW』という有賀殊文(古我望)さんが出したコピー誌に『BSF』と題した原点が収録されていて、その同人誌『ESPRIT PREVIEW』がきっかけとなり相田さんと古我さんは知り合ったそうです。

http://homepage2.nifty.com/rhino40/ [2006/01/02]

*1パソコンショップMKにて,3,980円。

*2:この際,健全化したうえでシナリオが補充されている。

*3:時系列に示したような事情で中古市場が暴騰していたのですが,収まってきたようです。

*4:商業誌版とは微妙に綴りが異なることに注意。

*5:当時は,ルーンソフト在籍。

*6:同人誌版『GSG collection 2』(2002年8月)所収の“PostScript.”より

*7:『ビジュアルファンブック』インタビューより。

Tuesday, 2005/12/27

GUNSLINGER GIRL [6]

[] 相田裕GUNSLINGER GIRL』〔6〕  相田裕 『GUNSLINGER GIRL』〔6〕を含むブックマーク

 相田裕(あいだ・ゆう)『GUNSLINGER GIRL』〔6〕(ISBN:4840232903)を読んだ。この物語の主題について,いまいちど考えを巡らせてみる。「紙屋研究所」の評するところでは

相田は、この世界を、少女にとっての〈救済〉として描く

http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/GUNSLINGER.html

としているが,この閉塞感ある時代における〈救済〉が主題になっているであろうことに異論はない。ただ私は,この物語の主体は〈救済されえない男たち〉の方ではないかと思っているのだ。

    *  *  *

 予め誤解を除いておこう。作中では「義体=少女」であり「担当官=男たち」という描かれ方をしているから先のように述べているだけであって,べつに生物学的な性差を論じたいわけではない。先の問いを一歩進めた形で提示したのが id:zozo_mix さんの手になる次の論考である。

では、支配者と被支配者は、どちらが幸福といえるのだろう

ゾゾコラム - 「白痴でいること」は不幸なのか、それとも幸福なのか

このような問いへと収斂させているのだが,それに〈少女〉の側からの考察を試みている。そこでは〈義体〉たる少女が,「男性の欲望をストレートにぶつけられ,かつ,それを受けとめきる「都合のいい」存在として描かれる」ことに嫌悪の情を表している。

 少女たちに対して,邪な眼差しを浴びせかける視線の存在を否定はしない。だが,それは,表象に目をくらまされミスリードされた読者の視線ではないだろうか*1

 作中の〈男たち〉に目を転じてみよう。ジョゼ,ジャン,ヒルシャー,マルコー,それにラバロ。私には,彼らが決して幸福であるとは思えないのだ。むしろ,自分が少女たちに〈小さな幸せ〉をもたらすことしかできない非力な偽善者であることに押しつぶされようとしている。

 思い返して欲しい。少女たちは,ある一つの場合を除いて絶望することを奪われている。その「例外」が悲劇を導くものであることを明示的に描いたのが,第4〜5話『エルザ・デ・シーカの死』ではないのか*2。そこでは,被支配者である義体が支配者である担当官を支配している。

 「私を愛してください」

 「私に幸せをください」

 「私を覚えていてください」

 こうした少女たちの声にさらされ,少女たちの願いを叶えられないことに絶望しているのは,支配する者と位置づけられているはずの〈男たち〉の方ではないのか。

 支配する者,支配される者。いずれが幸福であるのか。比較考量としての問いに『GUNSLINGER GIRL』に則って答えるならば,私は迷わず後者とする*3

    *  *  *

 しかし,それが甘えであることを自覚するだけの余地がある。これは人間社会に於いて[支配‐被支配]という関係が理念上は存在しない現在の価値観を前提としているからこそ言える依存願望に過ぎない。わずか250年ほど前までヒトにも区別があり黒人奴隷という制度が存在していたわけであるし,日本にしても戸主という支配関係が廃止されたのは1947年のことである。決して,歴史的に普遍であったわけではない。昨今の「メイドさん」なり「メイド喫茶」にしろ,19世紀末の英国にあっては厳然として存在した社会階級(経済格差)が縮小した現在に当てはめるからこそ,エンターテインメントとして楽しめるのだ。

 ここで少女をロボットや動物や、人間以外にするとそんなに違和感のない、泣かせが売り物の感動ドラマになる。それを人間でやると、ぞっとするような背徳になる。

http://d.hatena.ne.jp/herecy8/20051114#p1

 この一文は,重要な指摘を含んでいる。これまでに築かれてきた価値観では,[支配‐被支配]という関係が背徳となるのは,過去の歴史的経緯によって同質性が獲得された人間同士に限られるという前提の存在である。これに関連したところでは,大塚英志*4伊藤剛*5の論考がある。

 しかし,手塚治虫のもたらしたリアリティが普遍化する次の時代(next-generation)が到来したならばどうだろう。ササキバラ・ゴウが提示した〈傷つける性〉という問題提起(id:genesis:20050728:p1)を受けてからというもの,私は『GUNSLINGER GIRL』を未来のための思考実験として受容している。『ガンスリンガー・ガール』において〈義体〉が「機械の体を与えられ薬によって洗脳された」少女であるのは,その方がより強いリアリティを持つからということに他ならないだろう。だが,〈支配される者〉であることを宿命づけられたメイドロボットの登場は,実現可能性の高いものとして間近にある。その時,小柄で愛嬌のある HMX-12 と事務処理能力の優れた HMX-13 のどちらを選ぶか*6,嬉々としているであろう人々の存在も。

 その次の時代(post-next-generation),果たしてこの社会の価値観はどうなっているだろう。我々の倫理は大きく揺らいでいるだろうけれども,ヒトがロボットを支配し続けているのだろうか――。私の関心事はそこにある。

 この〈救い〉のない物語の行く末に,我々の社会の少し先を仮託しているといったら,どれだけの人が笑うだろう。

 Kyrie eleison.


▼ おとなりレビュー

 逐次ブックマークに追加しているので,そちらを参照されたい。

http://b.hatena.ne.jp/genesis/GSG/

*1:余談であるが,私は,本作が〈萌え〉の視線で語られていることを知って驚いたものである。作中で少女たちに萌えているのは直接の当事者ではない支援要員のプリシッラであり,支配することに安穏としているのは技術者のジリアーニである。テクストの読み取りからは現れてこない視線だろう。

*2:第1巻(ISBN:4840222371)109頁以下。

*3:参考になると思われるのが,次のウェブ小説である。いずれも貞操帯を扱った作品であり,管理されることによってもたらされる悦楽を描写している。一種のマゾヒズムを取り上げたポルノ文学として興味深いものであると思料する。
http://sarashin.com/ 更科氏作「アイツ」「スイッチ」
http://www.aitu.gasuki.com/ayaka/ 作者不詳「日常の中の檻」

*4:『アトムの命題』(ISBN:4198616744)第5章。ここでは,手塚治虫『幽霊男』に登場する人造人間を引いて,〈傷つく心〉と〈傷つかない身体〉の発見を論じている。

*5:『テヅカ・イズ・デッド』(ISBN:4757141297)第3章4節。手塚治虫地底国の怪人』に登場する耳男(知能強化されたウサギ)を引いて,亜人間の〈死〉の描かれ方を論じている。

*6:ここは,お好みによって「ちぃ」対「柚姫」などに置き換えていただいて結構。

Sunday, 2005/12/25

悪名高き皇帝たち[四]

[] 悪名高き皇帝たち[四]  悪名高き皇帝たち[四]を含むブックマーク

 塩野七生(しおの・ななみ)『ローマ人の物語――悪名高き皇帝たち[四]』(ISBN:4101181705)を読む。

 ユリウス=クラウディウス朝の終焉についての章。中世にキリスト教というバイアスがかかったことにより皇帝ネロが悪者に仕立て上げられたのだと見る塩野は,若くして帝位についたネロを無邪気な《ギリシアかぶれ》として描く。

 興味深いくだりは,「ローマ人からみたキリスト教徒」だった(169-171頁)。ローマ人はエトルリア人から多くを吸収したが,人身御供(生け贄)の習慣は学ばなかった。このようなローマ人の価値観からすると,パンを「キリストの肉」として食べ,葡萄酒を「イエスの血」として飲み干すだなんて,キリスト教なんて野蛮な!という感覚だったろうと紹介する。

Saturday, 2005/12/24

1000ペセタ札

[] ぱにぽにだっしゅ! [24]  ぱにぽにだっしゅ! [24]を含むブックマーク

 北海道(TVh)では一週間遅れでの放映。疑問・オブ・ザ・イヤーです。

宮本べきえもん 「三味線,持ってるだけじゃなくて弾けよ」

三味線屋一条 「高いですよ」

宮本べきえもん 「いくらだよ」

三味線屋一条 「40,000ペセタ」

24,000円か。たしかに高いかも*1

→ ぱにぽにWiki

*1:ユーロ導入直前では [PTS=JPY×0.6]だった。本日の為替相場で換算すると,166.386ペセタ(pesetas)=1ユーロ(euro)=138円 なので,40,000ペセタは33,176円に相当。だいぶ値上がりしてます。

ELEMENTCROWELEMENTCROW 2005/12/26 01:44 うほ、俺知らなかった!そんなに高かったのね!
っていうか実際にあった通貨だったのね( ・ω・)

genesisgenesis 2005/12/26 14:53 もう流通してはいませんが,スペイン・ペセタは現在でも有効ですよ。写真は,記念に保存してある1000ペセタ札(肖像はフランシスコ・ピサロ)ですが,スペイン中央銀行に行けばユーロに交換してくれます。

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Friday, 2005/12/23

B6版×3段重ね

本のデフラグ  本のデフラグを含むブックマーク

 先日,部屋の壁紙とカーペットを取り替えました。内装屋さんの来る日が本に載せる原稿の締め切り日に重なったもので,とんでもないことになっていたのですが,それはさておき――。

 いったん室外に運び出した書籍を戻す段になって,どうせなら機能的に並び替えようと思い立つ。そこで,従来とは方針を逆転させ,

  • temporary : 本棚
  • permanent : 箱詰め

ということにする。完結している既読作品であれば再読するのは数年後だろうから,格納してしまってもいいだろう。焼けの防止にもなるし。

 最所に判型ごとに分類。まず着手したのはB6版。100円ショップで売られているスタックケース(12cmCDサイズ)が手頃な大きさだったので,大量に買い込んでくる。1箱につき12〜18冊を差し込んでユニットにし,小口が傷まないように薄い板を挟んだうえで積み重ねる。

 数の多い新書版(コミックス)と文庫版ライトノベル)は YOMUPARA の「新書収納ボックス」に入れ,部屋の隅に積み上げる。たかがダンボール箱だが,割高な送料を払って取り寄せたのに見合う満足度*1。きっちりと収まってくれて気持ちよい。

f:id:genesis:20051223123654j:image

http://www.yomupara.com/bookbox.php

http://allabout.co.jp/fashion/mensfashionitem/closeup/CU20050917A/

 その後,本棚に未読の本を入れていく。視線の届きやすい場所に to-do list ができて,利便性が高まった――ような気がする。

 どちらにせよ,居住空間を削って本と共生していることに代わりはないのですけれどね*2

*1:20箱を北海道まで送ってもらったところ合計で4,921円だったので,1箱のお値段は約247円。

*2:この前,本の置き場所を確保するために衣料品を処分しました。

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Wednesday, 2005/12/21

ブラインドホール

[] BLIND HOLE  BLIND HOLEを含むブックマーク

 蔵書の再配置をしていたら,柴田昌弘『ブラインドホール』(ISBN:4056039305)が未読のままになっていたことに気づいた。

 学研『コミックビッグゴルフ』連載作だが,掲載誌が休刊になったらしく,最終話は書き下ろし。

 事故によって視力を失い,賭けゴルフの代打ちとしてアンダーグラウンドの世界に身をやつす割石耕司。彼のもとに押しかけてきた関谷水絵もまた,肩を壊してフルスイングの打てなくなった天才美少女ゴルファー。〈グリーンのピクシー〉との異名すら持つ水絵が芝を読み,〈悲運の男〉が〈悲運の少女〉に代わってスイングを打つ――

 スポーツまんがの常道で「ありえない」プレーが連続する。下手に処理すればリアリティを損なってしまいかねないところだが,柴田は小気味よく物語を組み立てていく。圧倒的な構成力。上手いなぁと感嘆。

 柴田昌弘と言えばフェチズムの巨匠。本作でも期待に報いてくれます(笑)

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Sunday, 2005/12/18

kitara

[] クリスマスオルガンコンサート  クリスマスオルガンコンサートを含むブックマーク

 17時より,札幌コンサートホールKitaraにてクリスマスオルガンコンサート。

 奏者は,イェンス・コルンドルファー*1。前半はダカン,マルシャン,サン=サーンス,ギルマンなどが演奏される。間奏をとる時間が長めだったこともあり,多少間延びした感じがした。

 後半の最初に「幻想曲ト長調 BWV572」,アンコールで「われを愛する者は,わが言葉を守らん BWV59」と,2曲奏でてくれたJ.S.バッハが心地よかった。

*1:Jens Korndorfer(1978-):Kitara第8代専属オルガニスト

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Saturday, 2005/12/17

判例時報1906号

[] 大学院はてな :: 国労採用差別  大学院はてな :: 国労採用差別を含むブックマーク

 研究会にて,国労採用差別・鉄建公団訴訟*1の検討。

 1987(昭和62)年4月1日にJRを発足させるにあたり,国家を挙げての壮大な不当労働行為が仕組まれました。

  •  JRの設立委員は,国鉄に引き継がれる人員の選定を委託する
  •  国鉄は,組合所属によって差別した名簿を作成して,設立委員に渡す
  •  設立委員は名簿搭載者をJRに採用する

すなわち,承継法人(JR)に移行する人員を選んだのは国鉄である,という〈フィクション〉を講じたわけです*2。そこで,JRに採用されなかった組合員らが雇用されることを求めて争いを起こしました。

 北海道地方労働委員会は,これを労働組合法7条にいう不当労働行為であると認定*3。中央労働委員会では,救済方法について変更があったものの,不当労働行為があったという認定は維持されました*4。かかる行政救済の取消訴訟が裁判所に提起されましたが,第一審,控訴審ともJR各社の不当労働行為責任を否定して労働委員会の命令を取消。最高裁において,JRは採用差別の責任を負わないとする判断が確定します*5

 それならば―― ということで提起されたのが今回の訴訟。採用差別について「JRは責任を負わない」のであれば「国鉄の責任を問う」ことにしたわけです。

 実は,現在も《国鉄を継ぐもの》が存在します。

 国鉄は,JR発足と同時に「国鉄清算事業団」となりましたが,1998(平成10)年に解散しています。しかし,国鉄の法的な地位は「鉄建公団」が承継していることから,鉄建公団を相手取って国労組合員らが訴訟を起こしたものです*6

 結論は,組合員らの勝訴。採用差別による慰謝料として一人につき500万円を支払うよう命じられました。

 議論したのは,3年間の時限立法であった「再就職支援法」が失効したことを理由に,労働者らが解雇されている点。裁判所は,解雇を有効として,金銭的賠償のみを認めました。しかし,法理に照らして考えれば,法律が失効したからといって,ただちに整理解雇が認められるわけではないだろう――と。控訴審段階での判断がどのように変更されるのか,注目されるところでしょう。

*1:東京地裁判決 平成17年9月15日 判例時報1906号10頁

*2国鉄改革法23条。

*3:国労について:平成1年1月12日。動労について:平成1年3月20日。

*4:国労:平成5年12月15日。動労:平成6年1月19日。

*5:最一小判 平成15年12月22日 民集57巻11号。一連の訴訟を解説するものとして,道幸哲也「JRの採用差別の不当労働行為性」ジュリスト1269号『平成15年度重要判例解説』220頁がある。

*6:なお,鉄建公団は2003(平成15)年に「独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構」に改組されている。

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Thursday, 2005/12/15

季労211号

[] 大学院はてな :: 障害者雇用  大学院はてな :: 障害者雇用を含むブックマーク

 本日発売の『季刊労働法』211号に,判例評釈を載せていただきました。取り上げたのは,横浜市学校保健会(歯科衛生士解雇)事件です*1

 しかし,あまり満足のいく論考ではありません(筆者自身がこういうことを言うのは失礼だと承知してはいるのですが……)。

 事情を明かすと,この事件を素材として部分的就労の可能性を検討しておりました。これは「障害を持つ人も障害の程度に応じて働ける社会」の実現を目指すということです。例えば,身体障害によって稼得能力が低下したような場合,現状では解雇されて社会福祉を受給することになりますが,それに代わり稼得能力に見合った賃金で雇用されることを保障しようというものです。

 で,結論としては無理でした。

 例えばオランダでは部分的就労が実現されようとしているのですが,これは「就労能力に応じた仕事と所得」法という立法によって政治的に解決されています*2。だからといって,日本でも実現されるべきだというのは早計(それは運動論に過ぎず,解釈論ではない)。理念として共感するところはありましたが,本件は裁判制度を通じて司法的に解決するのに相応しい問題ではない――と結論づけ,判旨賛成の立場を取りました。実定法の研究者としては,法創造的な行動は謹むべきでしょう。障害者に雇用の場を提供するにしても,それは新たな労働契約の締結であると考えられます*3

 そんなわけで筆者には割り切れない思いがあるのですが,「裁判では解決できない課題があります」ということを伝えるのも役割だと思い,投稿した次第です。これが障害者雇用についての議論を喚起するきっかけとでもなれば幸いです。

*1:事案については id:genesis:20050709:p1 を参照してください

*2http://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2005_4/holland_01.htm

*3:本件は,健常であった時に締結した従前の契約が存続することの確認を求めているところに無理がある。これが,身体への負担の少ない職場に移動しての就労を求めるものであれば,調整的な解決が図られる余地も無いわけではない事案であった。

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Wednesday, 2005/12/14

悪名高き皇帝たち[三]

[] 悪名高き皇帝たち[三]  悪名高き皇帝たち[三]を含むブックマーク

 塩野七生(しおの・ななみ)『ローマ人の物語――悪名高き皇帝たち[三]』(ISBN:4101181705)を読む。

 野放図なカリグラ帝が暗殺された後に担ぎ出されたのは,歴史家としての生活を送っていたクラウディウスであった。政変が起こらなければ皇帝になることが予定されておらず,それ故に身近に頼りになる人材を持たなかった彼は,「使用人」たちを用いて政権を運営する。ここに〈官僚〉が登場することとなる。

 地味でありながら無難に政権を運営していたクラウディウスであったが,妻小アグリッピーナに謀られ,毒キノコによって死ぬ。

Wikipedia - Tiberius Claudius Nero Caesar Drusus

 本書のメッセージは,「妻をめとって殺されるくらいなら,いっそ結婚などするな」――と解したのだが,多分に誤読だろう(笑)

Monday, 2005/12/12

まるくすタン

[] まるくすタン  まるくすタンを含むブックマーク

 おおつやすたかまるくすタン 〜学園の階級闘争〜』(ISBN:4882030446)を読む。

 19世紀の生んだ偉大な思想家カール・マルクス*1を〈萌えキャラ〉に仕立ててみようという趣向。国家を学園に,資本を恋愛に,資本家を生徒会長に置き換えることにより,「持たざる者」ならぬ「モテざる者」の闘いが繰り広げられる。*2

「この学園における女生徒の社会的活動は,その下部構造(下半身的欲求)によって規定・抑圧されているんだわ!」*3

初版の帯より

 とはいえ,これで終わっていたら「そこそこ」な評価で終わっていただろう。本書の真骨頂は,まるくすタンの思想が「えんげるすタン(攻)×まるくすタン(受)」な同人誌を媒介として受け継がれていく様を描く後半部。麗人な〈れーにんタン〉,ツインテールな〈とろつきータン〉,ぼそぼそキャラでオーバーオールな〈すたーりんタン〉らが闘争を繰り広げる。やはり,思想よりも政治の方が茶化し甲斐があるようだ。

 生徒会長の津在(つあり)さんが,学内の不満解消のため東の端の方にある弱小校と対外試合をさせたらまさかの敗北,それではと占い研究会の部長にそそのかされて体育大会にも出場させてみたところ敗退に次ぐ敗退――。これで「くすっ」となる人ならば楽しめることでしょう。私は,『まるくすタン』を読んでロシア革命史の全体像が掴めました。世界史の参考書より実用的(笑)

 ただ,文章そのものは出来が良くありません。史実に合わせるために,かなり強引なところもあるし。そういうことは目をつむり,パロディとして楽しみましょう。よくぞ,このネタで押し切ったものだと作者を褒めてあげたい。

 なお,年齢制限なしではありますが性刺激的な表現が含まれています*4

http://www.jcninc.co.jp/~a-kiba/lab/lab2.html


▼ おとなりレビュー

*1http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9

*2:あまりに見事に整合しているので,本田透の主張する「恋愛資本主義」は正しいような気がしてきた。

*3マルクス主義においては,生産関係(下部構造)によって社会形態(上部構造)が決まるとする。

*4:性表現の含有度は『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』くらい――って,この説明,通じますかねぇ?(^^;

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Saturday, 2005/12/10

[] 大学院はてな :: はじホエ  大学院はてな :: はじホエを含むブックマーク

 今日の研究会は,保原喜志夫先生古希記念論文集についての出版会議。

 私も(末席ながら)弟子筋なので寄稿することに。用意しているのは「はじめてのホワイトカラーエグゼンプション(仮)」。労働時間政策の変遷と転換についてまとめた覚え書きみたいな文章です。うまく行けば,来春刊行予定。

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Thursday, 2005/12/08

加賀美ふみを 『おんなのこ』

[] はわわ〜 平和出版が……  はわわ〜 平和出版が……を含むブックマーク

平和出版が、月曜日付けで残念ながら倒産してしまいました。

http://www.mangaoh.co.jp/hachiouji/ese_blog.php

 急ぎ,買い逃していたものが無いかどうかを点検。意外にも,手元にある中で平和出版と関わりのある作家さんは加賀美ふみをさんだけでした。

 ろりぷに愛好家の皆様方におかれましては,この機会にほぇほぇ感のあふれる

『おんなのこ』は『かわいいね』だから『だいすき』

の三部作*1は入手しておかれることを,強くお薦めします。

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Tuesday, 2005/12/06

[] のだめカンタービレ  のだめカンタービレを含むブックマーク

 ホワイトカラー・エグゼンプションについての解説記事を書き上げたものの,どうにも納得がいかない。仕上がりが悪いのは自覚できても,どこをどう直せばいいのか上手く思いつかない。

 ふて腐れて,二ノ宮知子のだめカンタービレ』を読んでいたら,思わず泣けてきた。あぁ,原稿から抜け落ちていたのは〈感情〉だよ……。法律の技巧を相手にしているうちに,大切なことを忘れていた。いったい何のために文章を書いているのか。私の使命は,労働者の生活を護ることだっけ。

 ――書き直そう。

のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻)) のだめカンタービレ(2) (KC KISS) のだめカンタービレ(3) (KC KISS) のだめカンタービレ(4) (KC KISS) のだめカンタービレ(5) (KC KISS) のだめカンタービレ(6) (KC KISS) のだめカンタービレ(7) (KC KISS) のだめカンタービレ (8) のだめカンタービレ(9) (KC KISS)

hajichajic 2005/12/07 09:37 全米が泣きました。そう言えばノダメは英語版以外も出ているのでしょうか。

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Sunday, 2005/12/04

貧乏姉妹物語

[] 貧乏姉妹物語  貧乏姉妹物語を含むブックマーク

 かずといずみ『貧乏姉妹物語』〔1〕(ISBN:409157341X)。

 母親は死別,父親は借金を残して失踪。残された姉妹は,家賃2万6千円のボロアパートで慎ましく暮らす。姉(15歳)はがんばり屋さんで,妹(9歳)はしっかりもの。

 コンセプトは,あまりにも〈不幸萌え〉という萌え要素に忠実。姉妹の名前は「きょう」と「あす」なのだから徹底している。狙いがあざとすぎて敬遠していたのですが――

 読んでみると,重苦しさをまとっておらず,実に淡泊な仕上がり。初期は8頁,途中から増量されても18頁と一話あたりの分量が少ないため,あまり起伏を含まず物語が進行しているのが幸いしているように感じる。ただ,「貧乏な姉妹」という設定を用意すれば自然と語られるであろうお話の域を出ていない*1

 何かストーリー以外に本作を特徴づけるものがあればいいのだけれど,それが無いのが惜しまれる。良くも悪くも「無難」な作品。

*1:この点,高屋奈月フルーツバスケット』は本田透の〈貧乏〉という状況を上手くストーリーに反映させていると思う。これに対して,本作は〈貧乏〉そのものに寄りかかりすぎ。

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Saturday, 2005/12/03

判例時報

[] 大学院はてな :: 生活保護における辞退の申し出  大学院はてな :: 生活保護における辞退の申し出を含むブックマーク

 社会保障法研究会にて,京都山科福祉事務所事件(京都地裁判決 平成17年4月28日 判例時報1897号88頁)の検討。

 亡C(38歳,男性)の相続人(両親)である原告Xらが,生活保護の実施機関であるY市に対し国家賠償法に基づく損害賠償を請求した事案。

 失業したCは無収入となり,1999年2月ころから水だけを飲んで過ごす生活をしばらく続けていた。3月15日,隣人に助けを求めて救急車を呼んでもらい入院した。福祉事務所Aは,Cが生活保護の申請を希望している旨を病院のソーシャルワーカーから連絡を受け,ケースワーカーDを派遣。4月28日に生活扶助ならびに医療扶助を行うことを決定した。その際Dは,Cに対し「保護は入院中のみ」と伝えた。

 Cは5月6日に退院。5月18日,Aは同月7日をもってCに対する生活保護を廃止する決定を行った。その後の7月27日,Cが自宅で死亡しているのが発見された。検視の結果,他害性は認められず,死因は「心臓疾患の疑」とされた。

 本件は,Cの死亡は栄養障害によるものだとして,国家賠償法に基づく損害賠償3600万円余を請求した事案である。

 裁判所は請求の一部を認容。生活保護の打ち切りを違法としたものの,支給を打ち切ったこととCの死亡には因果関係は認められないとした。

▼ 因果関係

 Cは,布団の上などではなく,台所の流しの前で,しかも正座の状態から前のめりになるという不自然な姿勢で死亡していたもので,また,3月に生活に困窮して体調が悪化した際には,隣人に助けを求めて事なきを得たにもかかわらず,このときは隣人に助けを求めるなどした形跡もうかがわれないこと,死因が「心臓疾患の疑」と推定されていることを考慮すると,Cは,比較的急激に死に至ったものと推認することができる。

 Cは……退院時には,若干の後遺症はあったとはいえ,事務職程度であれば就労が可能

な健康状態にまで回復していたというのであるから,仮に,直ちに就職することができず,生活に困窮したとしても,栄養状態が極度に悪化し,体調が極端に悪くなる以前に,少なくとも死亡という結果を回避するための何らかの行動を執ることを期待し得る程度の社会的な知識,経験を有していたと考えられる。(中略)また,Cは少なくとも入院をした場合には,生活保護を受給することができることを知っていたと認められる。(中略)生活保護を廃止されたからといって,何らの措置を講ぜず,栄養状態が悪化するのを,死亡に至るまで放置することは,通常想定することはできないから,社会通念に照らして,本件廃止決定がされたためにCの死亡の結果がもたらされたということは困難であり,福祉事務所長Aが違法に本件廃止決定をしたことと,Cの死亡との間に相当因果関係があるとまでは認められない。

▼ 違法性

 福祉事務所長Aによる違法な本件廃止決定の結果,Cは,食べる物にも事欠くほど生活に困窮し,栄養状態が著しく悪化するに至ったということはできるから,Y市は,これによってC及び原告らの被った損害を賠償すべき義務を負う。

 議論となったのは,生活保護の被保護者が「任意かつ真摯な意思に基づいて」保護を辞退したとしたら,どのように扱うべきか*1

 生活保護法7条は「申請保護の原則」を採っている*2。しかし,同法25条1項では「職権保護」が要請されている*3

 想定したのは,次のような状況。さて,どうしましょう。

  • 1) 「任意かつ真摯な意思に基づいて」即身仏になるべく断食をすることはできるか?(かかる事態を認識した生活保護の実施機関は,職権で保護しなければならないか?)
  • 2) 最低生活費(例えば月額10万円)を若干下回る収入(例えば9万円)を得ている被保護者が,「任意かつ真摯な意思に基づいて」生活保護の辞退を申し出てきたら,実施機関は保護の廃止決定をすべきか? それとも保護を継続すべきなのか?*4

*1:本件では,Cの収入状況が改善しておらず,生活の糧を得る具体的な見込みもない状態で漫然と保護の廃止決定をしたというものであり,違法に本件廃止決定をしたことにつき過失があることを裁判所が認めている。この点については,研究会参加者からも異論はなかった。よって,議論したのは〈仮定〉の状況である。

*2:「保護は、要保護者、その扶養義務者又はその他の同居の親族の申請に基いて開始するものとする。但し、要保護者が急迫した状況にあるときは、保護の申請がなくても、必要な保護を行うことができる。」

*3:「保護の実施機関は、要保護者が急迫した状況にあるときは、すみやかに、職権をもつて保護の種類、程度及び方法を決定し、保護を開始しなければならない」

*4:生活の自立を促進するという観点からは「申請保護の原則」を優先して保護の廃止をするのが筋。しかし,被保護者に判断能力が乏しく自己の稼得能力を過信していると思われる場合には当人の希望に反してでも保護を継続すべきだろう。

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Thursday, 2005/12/01

すぐわかるキリスト教絵画の見かた

[] すぐわかるキリスト教絵画の見かた  すぐわかるキリスト教絵画の見かたを含むブックマーク

 原稿の締切まで,あと48時間。こんな時は文字の詰まったものは読みたくないので,絵の比率が高いものが嬉しい。

 最近眺めているのは,千足伸行石鍋真澄『すぐわかるキリスト教絵画の見かた』(東京美術,ISBN:4808707896)。

 旧約聖書における〈天地創造〉に始まり,イエスの降誕,キリストの受難から復活,それに聖家族や聖人たちまで幅広く80の主題を集める。それぞれの主題ごとに1枚の名画をカラーで紹介したうえで,主題の解説(聖書における意味)と場面の紹介(図像に何が描きこまれているのか)を,ほぼ同量の比重で説いていく。

 題名に「すぐ××る」と付いているのは得てして掘り下げ方が甘いものだが,この本は解説が優れている。特に「場面を読む」と題された箇所では,絵の中に仕込まれている〈約束事〉について仔細に記されているのが良い*1キリスト教絵画では,画面の中に配置されたシンボルやアトリビュート(持ち物・目印)に含意が込められているものだが*2,それらについても詳しい。

 スペインへ留学した折に実感したのは,ヨーロッパ文化の歴史の厚み。小さな町でも素晴らしい絵画を幾つも保有していたりするので,美術館を訪ねて歩くのが趣味の一つになった。

 最初のうちは何気なく絵画を見ていたのだが,目にした作品の数が増えると,楽しみ方も段々と変わってきた。作家ごとにテーマの捉え方が異なる様であるとか,表現の仕方にどのようなアレンジを凝らしているか,といったところに視線が向く。本書は,ただ漫然と観照していただけでは気がつかない「画家の工夫」について関心を向けさせてくれる。

 この本を読みながらつらつらと考えていたのは,西洋絵画の過去と漫画の現在は似ているのではないか――ということ。西洋美術は,[中世]には専ら神の栄光を描いていたところ人文主義が台頭した[ルネサンス]期に宗教的主題が脱落を始め,その後は[民衆風俗画]→[風景画]→[印象派]→[キュビスム]というように〈テーマ〉が後退する流れを辿っていく。

 今日のマンガ研究において夏目房之介竹内オサム伊藤剛らが取り組んでいる「マンガ表現」という着眼は,〈コマ構造〉や〈キャラ〉を注視することで,翻ってテーマやストーリーの持つ意味を相対化させる。このあたりの状況が似ていると思う次第。西洋美術史家なら,「キャラが戯れているだけでストーリー不在な萌えマンガ」の次に登場するものを予測できるかもしれない(?)

*1:もっとも,本書に難点がないわけではない。「図像のポイント」は指摘されるまでもないことが記されているに留まっており,批評的な視点を持たない。惜しまれるところ。

*2:例えば〈小羊〉は犠牲のシンボルであり,〈百合〉は貞節の象徴。

hajichajic 2005/12/01 16:48 象徴について、ミッシェル・クリスチャンさんの『聖書のシンボル50』も、比較的楽しく手軽な読み物でした。漫画に限らず日本アニメの変遷の歴史も、いろいろと興味深いものがあります。

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