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博物士

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Friday, 2007/04/27

桜庭一樹 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけ

[] 桜庭一樹砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 桜庭一樹 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』を含むブックマーク

 文学研究科で開催された読書会へ参加。今回のお題は,一般書化を記念して桜庭一樹(さくらば・かずき)『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない――A Lollypop or A Bullet』(ISBN:4829162767ISBN:4829176342)がお題。

 本作を取り上げようとなったとき,「桜庭の砂糖菓子」で話は通じたのだけれど,出版社がどこであったが即座に思い出せない人が多数。「電撃文庫富士見ファンタジア文庫だったような気がする」で皆が肯いてしまった不幸な生い立ちの作品。正しくは,富士見ミステリー文庫が初出なのですが,推理小説としての性格はすこぶる弱い。後続作『少女には向かない職業』とは《地方都市シリーズ》と位置づけられるほどに共通性が高いのだけれども,両作とも《犯罪小説》ではあるが謎解きを目的とはしていないので《探偵小説》としては読めない。

 『ユリイカ』2006年2月号(ISBN:4791701437)で佐藤俊樹が本作を取り上げているそうなのですが,それにしても,あとがきにおける

 「壊れるにもセンスって大事だよなぁ」

から敷衍したもののようで,作品論ないし作家論には辿り着いていない。

 余談になりますが―― 今回の読書会にあたり,本作をミステリーとして評価するならば,ということを言おうとして,読み込んでいったのです。しかし,幾つかどう解釈しても超自然的な要素があって困る。第一に,兄に関わるピンクのもやもや。まぁ,これは舞台が境港市(鳥取県)で“妖怪のふるさと”だから“憑き物落とし”のことなんだろうね,ということで納得しましたが。あ,実は友彦は“脳内お兄ちゃん”だったんだよ!という魅力的な(叙述トリック的)読みの提示もありましたけれど……。第二に,10年ごとの大嵐。こればっかりはテクストの読み取りで解決できないから思考放棄。そして第三に新聞記事。冒頭〔文庫版5頁〕では藻屑が行方不明になったのは「前日朝」なのに,藻屑は四時間目までは学校にいたよね〔文庫版157頁〕――と指摘したら,皆に変な顔をされる。照らし合わせてみたところ,

 藻屑さんは前日の朝から行方がわからなくなっていた。【文庫版初版:私の読んだもの】

 藻屑さんは前日の夕方から行方がわからなくなっていた。【文庫版3版:他の参加者】

……どおりで,ミステリーとして読めないはずです(笑)

 とにもかくにも,桜庭一樹には職業作家という尊称が似合うようね――ということで衆目一致。

 その他,意見交換をしていて出てきた話題。

  • 閉じた人間関係なのに,地方都市シリーズが《セカイ系》に入り込まないのはどうして?
    • 主人公が「女性×女性」であると,敵対する位置に配置されるのは国家のようなものではなく「男性社会」であると考えられるから。その点,強権的な位置に立つ男性を女性に置き換えることで成立しているヒロイック・ウーマンの作品群(e.g.『NANA』)とも性格を異にする。なお,このような関係性は1980年代から既にフェミニズム的文脈を持つ映画などで表現されているので,桜庭一樹のオリジナリティとして主張するには留保が必要だろう。
  • 最終兵器彼女』あるいは『涼宮ハルヒの憂鬱』のような比較対象作品とは“君と僕”という二者関係を抽出すれば共通性があるような気がするけれど,実際のところ似てないね?
  • 文庫版の137頁。「いったい誰が×××を殺したのか?」は伏線になっていないような気がします。
    • いえいえ。実は,これは分岐ではないのです。後者は生物学的な死を迎えていますが,前者も存在論的には死んでいるのです(それ故に,引きこもりを中断することで過去の自分を殺し,自衛隊に行ったのです)。
    • もしかすると,問いで示された選択肢のいずれもが誤りであって,「犯人は私」かもしれないよね。
  • 文庫版のイラストだと,「なぎさ」と「藻屑」の区別が付かないのですけれど?
    • 萌え絵の鍛錬が足りない。「なぎさ」はアホ毛を装着しているではないか。かくも分かりやすい萌え要素を見落とすなど(以下略
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Monday, 2007/04/23

新海誠 『秒速5センチメートル』

[] 新海誠秒速5センチメートル 新海誠 『秒速5センチメートル』を含むブックマーク

 新海誠(しんかい・まこと)の新作秒速5センチメートル――a chain of short stories about their distance.』が,ようやく札幌でも封切りになりました。どうにか時間をやりくりして,シアターキノへ駆けつける。

 長編作品としては3作目になるわけですが,出来は最も良かったと思う。

 本作を一言で評して述べれば,無理をしているところがない。前作『雲のむこう、約束の場所』が,あまりにも破綻したストーリーにげんなりしてしまったところがありました。対して,本作は物語進行が素直。展開の不自然さに気を取られることなく,落ち着いて眺めていられる。

 映像美に関しては,文句の付けようがない。どのコマを切り出しても新海誠を想起させる風景が,けぶるような光と水蒸気を介して描かれている。ただ,綺麗なのだけれど,詰め込まれすぎていて窮屈な感があるのは否めませんでした。

 ストーリーへと話を戻しますと,前2作にあった予定調和へ向けての強い欲求(言うなれば,ハリウッド的圧力)が抑えられたおかげで,セツナサに満たされた終幕へと導かれている。壮大な冒険譚とは程遠く,物語的カタルシスは弱い。だが,それこそが本作の良さだろう。主人公である少年の穏やかな諦観を,強引に方向付けず,そのままに描いているのが好ましい。

 新海誠氏は男の失恋ポエムの名手というのが自分の認識なのだが、この第一話の失恋ポエムぶりはすごかった。なんか純度100%のドラッグなみの出来。

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20070216/byosoku5cm

 ハッピーエンドでなくても、大人になった二人に再会させて、ポエムでも語らせれば本作のドラッグ度は確実に上がったろう。しかし、新海誠は作品としての完成度を落としても自己愛の自覚を優先したんじゃないかしら。

http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20070423/byosoku5cm

 それでも,気になるところはある。

 本作でくどさを感じさせるところとして,語り(narrate)が過剰に過ぎることが挙げられるだろう。地の文までも読み上げられていくので,上映時間中ずっと,ひたすら音としての言葉に埋め尽くされていた印象がある。これに映像の窮屈さも加わるため,本作は伸びやかさに欠けてしまっている。ドラマCDならば格別,アニメーションであるならば“映像に語らせる”という演出をして欲しかったところ。

 関連して述べておくと,フラグの立つ場所が分かりやすすぎます(笑) 第一話「桜花抄」から第二話「コスモナウト」にかけてのストーリー展開は,恋愛シミュレーション系美少女ゲームのようで……。鈍感ヘタレ少年ものとして,そのまま移植できそうな。

 すごく簡単に云ってしまえば「男って初恋を一生忘れられないよね」っていう連作短編。うん、身も蓋もないですね。でも、本当にそんな話で、初恋っていう「イニシエーション」(通過儀礼)とそれに纏わる人と人の距離感を描いた作品なんですよね。

http://d.hatena.ne.jp/Pynchon3/20070421

 うん。でも,それでもいいよね――と,うそぶきたくなるような,美しい作品でした。

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Saturday, 2007/04/21

労働判例925号

[] 大学院はてな :: 店長の労働者性  大学院はてな :: 店長の労働者性を含むブックマーク

 研究会にてブレックス・ブレッディ事件(大阪地裁判決・平成18年3月31日・労働判例925号66頁)を検討。

 被告Y社は,被告B社とフランチャイズ契約を結び,ある私鉄の駅構内にパンの製造・販売店舗を出店することにした。しかしながらY社の取締役らは別に本業を持っており,パン屋を経営したことがなかったことから,フランチャイザーであるB社に依頼して店長を派遣してもらうことにした。これを受けてB社はハローワークに求人広告を出し,これにXが応募してきた。説明においてB社は,Xを採用するのはB社ではなくY社であることを伝え,Xもこれに応じたことから,B社がY社にXを紹介し,本件店舗の店長として採用されるに至った。X‐Y間で締結された業務委託契約の内容は,

  • 1) 店舗の運営に関する費用はY社が負担する。
  • 2) YはXに,店長として本件店舗の管理運営を任せる。
  • 3) 報酬は,研修期間(2週間)は日当5000円,その後は月額25万円とする。
  • 4) 税務申告は,Xが個人事業主として行う。社会保険には加入しない。

というものであった。但し,上記(4)については,就労開始後にXが社会保険加入を求めたことから,Y社の取締役らが経営する本業(青果業)の方で加入手続が採られている。

 9月21日に本件店舗が開業した。Xは午前6時頃に出勤して午後10時過ぎまで勤務を続け,11月8日まで休みをとらずに就労していたが,体調を崩して退職した。

 そこでXは,自身が労働基準法上の労働者であると主張し,最低賃金法に基づく未払い賃金の請求等を行ったのが本件事案である。

 大阪地裁は請求を棄却した。

 しかしながら,本件はXが勝訴できる可能性が高かった事案であるように見受けられる。まず前提事情を述べておくと,法律では「人のために働く」という行為を3つの契約類型に大別している。

  1. 雇用(労働)契約: 他人の指揮命令の下に就労する
  2. 請負契約: 頼まれた仕事を完成させる(例えば,大工が家を建てる等)
  3. 委任契約: 頼まれた仕事につき精一杯努める(例えば,医師の治療行為)

 本件における「店長を任せる」というのは,契約書の上では委任契約であるとされていますが,Xはこれを労働基準法の適用を受ける労働契約であると主張したわけです。

 このような位置づけにある者を労働基準方法の労働者として取り扱うべきかについては,他にも紛争が見られるところです。例えば,映画の撮影技師,自分で車両を所有しているトラックの運転手,オペラ歌手,クラブホステスなどが労働者性を巡って訴えを提起した例があります。

 1985(昭和60)年に,労働省(当時)の設置した労働基準法研究会が『労働基準法の「労働者」の判断基準について』という報告書を出し,この問題について識者によって見解が表明されているところです。

 さて,判決では考慮要素を十数個並べ,それぞれを裁判所が検討して結論としては労働者性を否定したわけです。なるほど,本件での仕事の内容は店長という仕事なので裁量が広く認められます。しかしながら本件においては,Xに「仕事の依頼,業務従事の指示等に対する諾否の自由」が殆ど認められません。加えて,報酬の支払いも月額固定であり,さして高いわけでもない。

 してみると,本件原告XがY社との間で取り交わした「店長契約」は,法律の上では《労働契約》に該当するものであったと評価される余地は多分にあったと思われるところです。第一審でXが敗訴しているのは,原告側弁護士の訴訟戦術が失敗していたことによると感じられる節があるので,控訴審段階での行方に注目したい事案。 

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Sunday, 2007/04/15

加藤雅彦 『ドナウ川紀行』

[] 加藤雅彦 『ドナウ川紀行』  加藤雅彦 『ドナウ川紀行』を含むブックマーク

 加藤雅彦(かとう・まさひこ)『ドナウ川紀行――東欧・中央の歴史と文化』(岩波新書ISBN:4004301890)を読む。

 ドイツのシュヴァルツヴァルトに発し,東進して黒海へと注ぐ大河ドナウ。その沿岸にある8か国を,歴史,文化,民族,産業といった種々の観点から叙述する一冊。

 「ドナウ沿岸8か国」という数字で気づかれると思うが,この位置づけが既に歴史の中のものである。第8章は「ソ連」である(河口付近の町イズマイルは,ソ連領ウクライナ共和国に位置すると紹介されている)。本書が上梓されたのは1991年10月であるが,その年の12月にはソ連が崩壊,翌92年にはチェコスロヴァキアが解体。その後,泥沼と化したユーゴスラヴィア情勢については,内戦が始まったことが告げられているのみである。

 では本書が古びてしまったかというと,そうでもない。むしろ,16年前の時点における近現代を振り返るのに格好の素材なのだ。著者はNHKの特派員をしていた人物。本書のエピローグでは,前々からあったドナウについて書きたいという気持ちが,ベルリンの壁の崩壊によって決定的な動機となったのだ,と述べている。

 「もしこの本が,この歴史的な時代の到来を待たずして,世に出ていたならば,ありきたりのドナウ紀行に終わったであろう。」

と述懐するが,まさに著者自身が指摘するアクチャリティ(今日性)こそが本書の面白さ。冷戦期における西欧‐東欧という分断構造が綻びを見せかけ先行き不透明な時に,長らく歴史の基層をなしていた《ドナウ世界》が再び甦るのだと見抜いていたのは卓見である。

 語り口は平易でありながら叙述の幅は広い。《鉄のカーテン》の向こう側を実地に見分していた人ならではの実感に基づく記述も随所に交えられており,興味深いものであった。

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Tuesday, 2007/04/10

昭和館「手塚治虫の漫画の原点」

[] 昭和館手塚治虫の漫画の原点」  昭和館「手塚治虫の漫画の原点」を含むブックマーク

 会合へ参加するため東京まで日帰り出張。初めて行く場所だったので,かなり早めの便に乗って移動する。

 目的地の九段下駅で降りたところ,日本武道館周辺の景観が見事だったので散策し桜を愛でる。あとは珈琲でも飲んで時間調整をしようと思い九段の坂を降りてきたところ,昭和館という奇妙な外観の建物で,特別企画展手塚治虫の漫画の原点――戦争体験と描かれた戦争」が開催されるのを目にする。入場無料ということもあって立ち寄ってみた。

 政府系機関が主宰しているだけあって,全体は無難な構成。展示物は,直筆原稿や初期単行本が半分で,残りは戦中戦後の様子を伝える写真や遺物の展示。コーディネーターは石子順

 初期作品(例えば『勝利の日まで』等)については大塚英志が『アトムの命題』などで繰り返し取り上げられているところであるが,参照している箇所が違うことから,受け取る印象が異なる。この企画展では,手塚治虫が実体験として接していた《戦争》を記録として紹介している。

 あまり《漫画》を掘り下げていないので評論の観点からすれば決して見応えがあるわけではないが,足を運んでみる価値はあったと思う。2007年5月6日まで。

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Friday, 2007/04/06

[] 大学院はてな :: 訃報  大学院はてな :: 訃報を含むブックマーク

 倉田聡教授(北海道大学大学院法学研究科,社会保障法)が,去る4月2日,逝去されました(享年42歳)。

 比較法研究ではドイツを専門にされ,社会保険原理に明るく,欧州大陸における法文化を深く学ばれて《社会連帯》の理念を説いておられました。師でありとともに,道幸哲也門下にあっては兄と慕っておりました。まだまだ教えを乞いたいことがありましたのに残念でなりません。ご冥福をお祈りいたします。

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Wednesday, 2007/04/04

芸術新潮2007年4月号「イギリス古寺巡

[] 芸術新潮 「イギリス古寺巡礼」  芸術新潮 「イギリス古寺巡礼」を含むブックマーク

 芸術新潮2007年4月号「イギリス古寺巡礼――中世の美を訪ねる旅」(ASIN:B000O58YOK)を眺める。

 これまで西洋美術に触れる機会を得たが,「英国の」「中世の」「キリスト教の」が重なると,まったくもって不知である。本特集は,英国の中南部に散らばるイギリス・ロマネスクを紹介するものということで興味深く読んだ。

 時代としては11世紀半ば〜12世紀,ノルマン・コンクエストによってノルマンディーより渡ってきた貴族達によって建てられた城や聖堂の数々が取り上げられているのだが,そのいずれもがひっそりとした佇まいの中にあり,歳月を経て鋭角を失った石は温もりを感じさせる。金沢百枝(美術史家)の語りや視線も穏やかで好ましい。

 半円アーチを多用した石造建築ということでは大陸のロマネスク様式と同じなのだが,イギリス・ロマネスクは妙に陰影があるような気がしつつ写真を見ていたのだが,次の解説で得心がいった。

 イギリス・ロマネスクの聖堂をまわっていてつくづく感じるのは,「飾りが好きなんだなあ」ということです。(中略)こうしたイギリス・ロマネスクの「飾り好き」は,物語表現を好んだ古代ローマの影響が大陸の国よりも小さく,装飾を好んだケルトやゲルマンの文化を色濃く受け継いでいるせいでしょう。

51頁

 添えられた地図を見るに,どの建築も足を運ぶには難儀しそうな町にある。写真にしても,たくさんの人々が足を運んだであろう痕跡にあふれているものの,今現在は(地元民にしろ観光客にしろ)人の気配が希薄であって侘びしさが滲み出ている。表紙の写真が,それを如実に表しているといえるだろう。

 おそらく,このように特集されなければ目にする機会などなかっただろう。いずれも,ほっと人心地つかせてくれる優しい顔立ちの建築を見ることが出来たのは幸いである。


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