Hatena::ブログ(Diary)

博物士

 | 

Sunday, 2007/09/30

森博嗣 『キラレ×キラレ』

[] 森博嗣キラレ×キラレ 森博嗣 『キラレ×キラレ』を含むブックマーク

 森博嗣(もり・ひろし)のXシリーズ第2作『キラレ×キラレ』(ISBN:4061825550)を読む。

 道化役のヒロインは(割合に)まともな社会性を備えている(のでツッコミを入れたくなるようなセリフが無い)。

 比較的に寡黙な探偵役が(いつにも増して)推理を展開しない(ので終盤の展開に困惑する)。

 幕は引かれているけれども〈切り裂き魔事件〉については納得いかないところがあって,すっきりしない。

 でも,シリーズの行く末が気になるから読むのを止めるわけには……。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070930

Thursday, 2007/09/27

高橋裕子 『イギリス美術』

[] 高橋裕子 『イギリス美術』  高橋裕子 『イギリス美術』を含むブックマーク

 スーツケースを空にしようとしていたところ,パリから台北へ向かう機内で読んだ本が出てきた。バングラデシュの上空あたりでは高橋裕子(たかはし・ひろこ)『イギリス美術』(岩波新書ISBN:4004305551)を開いていたのですが,とても興味深いものでした。

 本書が刊行されたのは1998年と若干古いのですが,ちょうどテート・ギャラリー(ロンドン)の再構築が行われるなどしていた時期のものでありまして,英国美術を眺める視線に熱気がこめられている。

 序文では夏目漱石『坊ちゃん』を引くことにより,20世紀の初頭にあってはイギリス美術が重んじられていたことを示したうえで,それが何故に地位を落としていったのかを説き起こしていく(第I章)。そして歴史を遡り,肖像画,風俗画,歴史・物語画,風景画にそれぞれ章をあて,大陸とは異なる流れでイギリス美術の系譜が形成されていったことを明かしている。

 また,本書の特徴は第VIII章「生活のための芸術」が用意されていること。庭園造成やインテリア・デザイン,田園都市運動などに触れることで,英国美術の関心が独特の分野に向かい開花していたことを述べている。

 旅行の復路では「次の訪問はサンチアゴ巡礼にしようか。東欧のプラハも行ってみたい。いっそイスタンブルでビザンチンの残滓を追ってみようか……」などと考えるものですが,英国も候補にしようかと思うくらいに面白い書でした。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070927

Sunday, 2007/09/23

芸術新潮『ニューヨーク 美術館をめぐ

[] 芸術新潮『ニューヨーク 美術館をめぐる冒険』  芸術新潮『ニューヨーク 美術館をめぐる冒険』を含むブックマーク

 どうにもふらふらするので風邪薬を飲み,毛布にくるまりながら芸術新潮2007年9月号(asin:B000UPMURQ)の大特集『ニューヨーク 美術館をめぐる冒険』を眺めて午後の時間を過ごす。

 ヨーロッパ好きの反動からか《アメリカ》が苦手でして,合衆国の地に足を踏み入れたいなどと思ったことは無いのですけれども,ちょっと宗旨替えをしてもいいかな――と思う内容でした。

 「フリック・コレクション」「ノイエ・ギャラリー」「モーガン図書館&美術館」らの大富豪によるコレクションの紹介から始まる。う〜ん,オールドマスターの珠玉の品々が,これほどまで大西洋を渡っているのか……。

 「メトロポリタン美術館」の所蔵品には図らずもベルリンで垣間見てきましたが,本来の場所で見てみたい。

 何よりも興味をひかれたのは「クロイスターズ(The Cloisters)」。中世ヨーロッパ美術を展示するためにメトロポリタンの分館として設けられたところ。修道院風にしつらえられた建物の中に,ロマネスク期とゴシック期の品々が収められているという。見てみたいなぁ……。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070923

Thursday, 2007/09/20

天野こずえ 『AQUA』

[] 天野こずえ 『AQUA』〔西語版〕  天野こずえ 『AQUA』〔西語版〕を含むブックマーク

 スペイン旅行の(自分のための)お土産に,天野こずえ『AQUA』を買ってきました。各8ユーロ。

  1. ISBN:9875624888
  2. ISBN:9875625035

2006年3月からシリーズ刊行が始まっており,現在は『ARIA』の翻訳も第4巻あたりまで進んでいました。でも,全部を買い込んでいたらキリが無い(スーツケースの容量に)。原本はエニックス*1しか持っていなかったので,新装版*2を買うつもりでスペイン語版を求めてきた次第。

 表紙を遠目に見ると新装版と区別がつきませんが,(1)標準的なフィルムコート紙を使用,(2)巻数を示す白抜き文字の地色がエメラルドグリーン,(3)A.D.2301 The Voyage from NEO-VENEZIA. の一文が無いところに相違があり。

http://www.editorialivrea.com/ESP/manga_aqua.htm

 比較対象しながら読んでみたのですが――

 卒がないと申しましょうか。原文からして複雑な言い回しをしているところが少ないので,訳文にしても辞書無しですんなり理解できます。キャラ固有の言い回しでも無理はしていません。

 藍華恥ずかしいセリフ禁止!」 → “ ¡Está prohibido decir cosas asi! ”(そのようなことを言うのは禁止です)

 水無灯里「はひ〜」 → “ ¡¿Cómoooooo?! ”(何だって!?)

 アリシアさん「うふふ」 → “JuJu”*3

 唯一,わざと訳を変えていると思われたのは「もみ子」。

 「立派な もみあげだな」→ “ Menuda trenza. ”

反訳すると「立派なおさげだな」になっています。ちょっと訳者の意図はわかりません。

 諸外国の読者に伝わるのか気になるのはガチャペンですが,ここは脚注を付けるのではなく,暁のセリフに細工をして解説を込めています(右側の吹き出し)。

f:id:genesis:20070920231208p:image

 “Es un monstruo legendario de la tierra.”

 (それは地球における伝説上の怪獣です。)

 ステンシルコミックス第2巻の巻末にあった短編『オセロゲーム』は,お見舞いにプリンを持っていくエピソードに差し変わっていましたけれども,これはたぶん元のブレードコミックス版での仕様ですよね?

*1ISBN:4757505043ISBN:4757506473

*2ISBN:4901926896ISBN:490192690X

*3:スペイン語の J は,日本語のハ行に近い音になる。

neno109neno109 2007/11/28 01:28 はじめまして。
日本の漫画の翻訳するさい、訳者が日本語特有の言いまわしや日本文化に起因する物、そして漫画特有のオノマトペをどう翻訳してるか比較しながら見るのは楽しいですよね。
灯里の「はひ〜」が「何だって!?」となってしまうのはちょっと残念なような気もします(笑)
英語版なら、アマゾンで気軽に取り寄せることもできるのですが、スペイン語版のはとても貴重ですね(もちろん、スペイン語は読めないですし)。記事を読んでいてとても面白く感じました!

neno109neno109 2007/11/28 01:30 すみません。上のコメントは
「日本の漫画の翻訳するさい、」は「日本の漫画の翻訳本をみるさい、」の間違いです・・

genesisgenesis 2007/11/28 09:53 ご参照ありがとうございます。id:genesus:20040608:p1 にて『あずまんが大王』の紹介をしておりますので,どうぞご覧くださいませ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070920

Wednesday, 2007/09/19

書棚さらし  書棚さらしを含むブックマーク

 日本を10日ほど不在にしていたら,総理大臣が辞めていてびっくりだよ。

 はいはい。自分の書棚をお見せするという企画ですね。これなら世情に疎くなっていても時差ボケしていても追従できそう……。

f:id:genesis:20070919013821j:image

奥行きがあるので,前後2列に並べています。なお,仕事の本は研究室に置いてありますから自宅にはありません。例えば部分的に拡大すると次のようになっています(ちなみに,奥に格納してある本は日焼けさせたくない大事なもの)。

▼ 左列上段

f:id:genesis:20070918172853j:image

▼ 右列中段

f:id:genesis:20070919005706j:image

▼ 左列下段の奥

f:id:genesis:20070918173210j:image

▼ 右列下段

f:id:genesis:20070918173232j:image

 ここに収まりきらないものは,文庫と新書であれば YOMUPARA の「収納ボックス」(id:genesis:20051223:p1)に詰めて押し入れの下段に,B5版であれば100円ショップで買ったトレイに載せて押し入れの上段に閉まってあります。

f:id:genesis:20070918174055j:image

 あと「黄色い楕円」はベッドの下に(笑)

hajichajic 2007/09/19 13:55 底板が重みでたわんでいるように見えるのは気のせいですか

genesisgenesis 2007/09/19 17:06 確かにたわんでいるのですが,意識しないことにより認識せずにいます。

hajichajic 2007/09/19 22:28 なんというセカイ系

kaizenaikaizenai 2007/09/20 02:05 たわんだままにしておくと崩落するのでご注意を(経験者

genesisgenesis 2007/09/20 02:21 お気遣いありがとうございます。実のところ,たわみは数mmで,しかも最も凹んでいるのは『宇宙英雄物語』の置いてある地点なのですが…… この写真だと大変なことになっているように見えていたり。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070919

Tuesday, 2007/09/18

アスパラガスジュース

[] 台北桃園空港  台北桃園空港を含むブックマーク

 定刻より30分ほど早く,TPE台北(桃園空港,旧称:中正空港)に着きました。これから,約4時間ほどの乗り継ぎ待ちです。

 お茶と軽食が欲しいところでしたので,ちょっと贅沢をして有料ラウンジ“THE MORE International Business Center”に入ってみました。利用料金は,1,100台湾ドル(NTD1=JPY3.5)。“Priority Pass”などの会員向け利用を主としているようですが,クレジットカードによる都度払いでも入場できます。

 小包頭,粥,アイスクリーム,関東炊き(おでん),冷温各種の飲み物が自由に頂けます。

 烏龍茶を煎れている合間にノートパソコンを立ち上げてみたところ Wifi で接続できたので,メールの読み取りなどしております(この記事は現在進行形)。そういえば,入室の際,入口の横に座り込んで無線通信を「効率よく」利用している人がいたような……(^^; 

 何よりも,シャワールームが備えられているのが嬉しい。長時間のフライトで,しかも夜行便だったりすると,寝汗を流してスッキリしたいもの。受付でタオルを借りました。ただ,えらく狭くて脱いだ服を置くのに苦労したり,バスマットがひどく汚れていたりという状況であったことは付言しておきます。

 最初は烏龍茶などいただいていたのですが,好奇心が募って「アスパラガスジュース」も試してみました。どろり濃厚な喉越しに伴って青々とした香りが鼻腔に抜けて来るという,得も言われぬ味わい。

[] TPE-CTS  TPE-CTSを含むブックマーク

 ちょうと台湾を台風が直撃したため,午後の出発便は軒並み結構。搭乗便エバー航空BR88便にしても機材の到着遅れて約60分の遅延。

[] フラガール  フラガールを含むブックマーク

フラガールスタンダード・エディション [DVD]

 オンデマンド機内上映のプログラムに李相日監督作品『扶桑花女孩(Hula Girls)』があったので観る。公開時に見逃していたのですが,労働法学会の末席に身を置く者としては大変に興味深いものでした。

 時は1965年,鉱業が縮小されようとする磐城に取材し,新たな雇用先としてリゾート施設「常磐ハワイアンセンター」を建設しようとする話。炭鉱で生きていくしかない旧世代とダンスに将来を託そうとする新世代,親子間の確執と融和,親しい者との離別,余所者である指導者を閉鎖的な社会が受け入れていく過程――と,ドラマを支える筋立てがしっかりした造りになっていました。

 感想で夕張を持ち出したら興ざめになるよなぁ。と思いつつ……。

 辞令の文言が「整理解雇」ではなく「合理化解雇」となっていたところに,ちゃんと昭和40年しているなぁと思ったり。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070918

Sunday, 2007/09/16

シャルトル大聖堂

[] VLC-ORY  VLC-ORYを含むブックマーク

 Clickair XG1397便にて,VLCバレンシアからORYパリ(オルリー空港)へ。スペインの国営航空「イベリア航空」が設立した格安航空です。片道76ユーロにて手配。

 07時55分発の便を手配したのですが,この時間だと,せっかく空港まで開通した地下鉄では間に合わない(始発は07時)。仕方なく,06時発の空港連絡バスに乗る。途中まで客は一人(空港まで自家用車で行く人が多いため)。そういえば,この運転手,私に「Que hora?(いま何時?)」と聞いてきたのですが――時計を持っていないのか,お前は(笑)

 

[] シャルトル  シャルトルを含むブックマーク

 オルリー空港からはシャトルでRER(近郊鉄道)の駅まで接続し,北駅(Gare du Nord)から徒歩3分と交通至便なところに立地するCambrai Hotelへ。

 アーリーチェックインして荷物を置いてから,地下鉄4号線に乗ってモンパルナス駅へ向かい,13時00分発シャルトル(Chartres)行きの切符を買う。

 バレンシアからの移動は夕方の便にもできたのですが,木俣元一氏の紹介記事(id:genesis:20060314)を読んでからというもの是非とも一度訪れてみたいという想いが募っており,ちょっと無理して半日のパリ滞在を組んだわけです。

http://picasaweb.google.com/genoishi/Chartres 〔写真〕

 車窓を眺めていると,ふいに町があらわれてシャルトル駅に到着。こじんまりとしたところで,どうしてこんな片田舎に世界遺産が? と思うようなところ。駅から少し歩けばノートルダム大聖堂が見えてくる。まずは聖堂を正面から仰ぎ見て,空へ向かうゴシック建築の力強さを感じてから堂内へ。

 第一印象は「聞き及んでいたほどのものではない」でした。

 見渡してみると,堂内に光が差し込んでいない。時刻は14時30分。太陽が南中しており,ステンドグラスは全体が明るく光っている状態。しかも,この時間帯に映えるのであろう南の薔薇窓は折しも修復工事のためにふさがれていたのです。

 これはいけない。まずは市内散策をすませて,時間をずらすことにします。隣接する美術館(Musee des Beaux-Arts)は,近代建築の中に現代絵画を飾ってあったりと奇妙なところでした。絵画の状態も良くない。しかし,展示室からの外の眺めは大したものでした。庭園の左側に,丘の下へと降りる道があるのを覚えて館外へ。

 階段を降りていくと,ウール川(Eure)の岸辺に出ました。右に折れ,川沿いに歩いていくと古い街並みが目を楽しませてくれます。やはり,水のある風景というのは心地よい。日曜日も開いていたパン屋で飲みものを買い,喉を潤す。

 サン・ピエール教会(Eglise St-Pierre)で折り返し,大聖堂のある方角へと戻ります。すると,それほど立派ではないものの,趣のある教会があったので訪ねてみました。サンテニャン教会(Eglise St-Aignan)という13世紀の建物らしいのですが,それよりも古い様式に感じられる。それというのも,半筒形の天井は木で出来ており,屋根を支える柱は黄・赤・緑に縁取られ,壁は緑と金色で塗られている。石作りを基本とするロマネスクやゴシックとは違う暖かみがある良い建築でした。こういう出会いが嬉しい。

 町歩きを終わらせて大聖堂に戻ってきたのは17時。改めて堂内に入ってみると,西のランセット窓(正面入口の真上)から具合の良い光が差し込んでいる。

 昼間と夕方で,こんなにも印象が異なるものかと改めて感じる。この聖堂は身廊が東に向いているので,朝方には聖母のおわす方向から光が差してくるはず。機会があれば,早朝に訪れてみたいところ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070916

Saturday, 2007/09/15

El Raco de la Paella, valencia

[] バレンシア (その3)  バレンシア (その3)を含むブックマーク

f:id:genesis:20070915151802j:image

 バレンシア在住の知人に,「旅の思い出に本場のパエジャが食べたいですぅ!」とお願いして,専門店(El Raco de la Paella)に連れて行ってもらいました。5人で出かけたので,大鍋で炊きあげたそのままの状態でテーブルまで届けてくれます。ちなみに,皿には取り分けず,鍋から直接スプーンでいただくのがバレンシアの作法。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070915

Friday, 2007/09/14

Casa El Famos

[] バレンシア (その2)  バレンシア (その2)を含むブックマーク

f:id:genesis:20070914141040j:image

 ヘスス教授に連れて行ってもらったレストラン(Casa El Famos)で,前菜としていただいたバレンシアの郷土料理。炒めた赤ピーマンと生ハムをオリーブオイルで絡めた冷菜。

http://www.elfamos.com/

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070914

Thursday, 2007/09/13

今日のメニュー

[] バレンシア (その1)  バレンシア (その1)を含むブックマーク

f:id:genesis:20070913135149j:image

 大学近くの定食屋さんで,お昼に食べたパエージャ。鶏肉と豆で作るのがバレンシア風。

 ちなみに,これが定食の《第一皿》で,二皿目には「アンコウの煮物フライドポテト添え」が。パンと飲み物もついて,たったの5.8ユーロ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070913

Wednesday, 2007/09/12

エールフランス

[] TXL-CDG-VLC  TXL-CDG-VLCを含むブックマーク

 移動日。ベルリンからAFエールフランス航空1735便(1220/1435)でパリへ向かい,VYブエリング7017便(1655/1855)に乗り継いでバレンシアを目指します。

 TXLテーゲル空港にてチェックインしようとしたところ,エコノミークラスのカウンターが無い。係員に聞いてみたところ,機械化されているとのこと。パスポートの写真ページを差し込んで読み取らせ,登場する便名の番号をタッチパネルで入力し,希望する座席を選ぶと,QRコードが出てくるという仕組み。

 荷物を預けて身軽になったところでカフェテリアへ。ラズベリーケーキと珈琲でくつろぐことにする。

 ここで,既にスペインの気分になっていたためにちょっとした行き違いが。北部ヨーロッパは節約の精神に溢れている(というかケチ)なところがあって,トッピングは別料金なのでした。さて,ケーキを注文した際,店員さんが手を下にするジェスチャーをしたのに意味を取り違えて“Ja”と返したため,クリームを盛ってくれました。

f:id:genesis:20070912111233j:image

やりすぎです(大きさ比較用にボールペンなど置いてみました)。しかも,ケーキ本体が3ユーロに加えて,クリーム代が1.1ユーロ。確かに値段相応の量ではありますが……。

 補足。ヨーロッパには「ホイップクリームのスプレー」というものがありまして,これをプシューとやると簡単にトッピングができます。無糖なので甘くはないのですが,使用している植物油が良くなくて,大量に摂取すると胸焼けする。

 さて,離陸後に水平飛行に入ると機内サービスの提供です。往路は茶菓子の提供でしたのに,復路では昼食の提供がありました。ハム,キャベツのマヨネーズ和え,ハムを刻み入れたパン,それにタルト。しかも,ボルドーの赤ワイン付き。近年は航空業界のサービスは縮小傾向にあって珈琲も有料というところが多いというのに。フランスのフラッグキャリアが《食》にかける意気込みが知れようというものです。しかも美味しい。

f:id:genesis:20070912133924j:image

 トランジットも順調に行われ,2年振りにバレンシアへ。空港まで地下鉄が延伸されたのは知っていたのですが,空港の建物も拡張されていてちょっと驚き。

 ホテルに着いた頃には20時をまわっていたので,ボカディージョ(フランスパンを割って作るサンドイッチ)とパターパス・ブラーバス(アリオリソースというニンニクを混ぜ込んだマヨネーズをフライドポテトにかけたもの)それにビールで簡単に夕食を済ませて休むことにする。

f:id:genesis:20070912220159j:image

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070912

Tuesday, 2007/09/11

ツェツィーリエンホーフ宮殿

[] ポツダム  ポツダムを含むブックマーク

http://picasaweb.google.com/genoishi/Berlin 〔写真〕

 ベルリンから南西へ向かうSバーンの7番線に乗り,終点ポツダム(Potsdam)にて降りる。バスに乗り換えて15分ほどで,プロイセン王フリードリヒ大王(在位1740-86)が建てた夏の居城サンスーシ宮殿(Schloss Sanssouci)――の裏側に着く。正面から入らないと,空間の演出効果が台無し(^^; 床材を保護するために靴を履いたままで使う大きなスリッパを渡され,ミズスマシのように摺り足で進む。宮殿内の装飾はロココ調。宮殿の名からしてそうですが,一事が万事フランス風。

 ひとまず宮殿内の見物を終わらせたところで,いそいそと絵画館(Bildergalerie)へ。全長100mほどの細長い建物の南面を窓にし,北面にはぎっしりと大振りの絵画をあてがった空間。総数130を超える絵画は,広い空間に配置しても見栄えがするような華やかな作品が多い。ニスが煤けて画面が暗くなっていたり模写が多かったりするものの,一つの美術館として十分に楽しめるものでした。

 正面入口から逆向きに階段を下り,庭園を突き抜けて東洋趣味の中国茶館(Chinesisches Teehaus)に立ち寄ってから,約2.5km離れた新宮殿(Neues Palais)へ向かう。まぁ,同じ敷地内にある宮殿建築だしなぁ――とあまり期待していなかったものの,玄関ホールにあたる洞窟の間(Grattensaal)に足を踏み入れて嘆息。壁面には,切り出した鉱石をごつごつと埋め込んでおり,石の表情を見ているだけで楽しい。

 新宮殿の裏手にある停留所からバスに乗り,ポツダムの中心街であるブランデンブルク通り(Brandenburger Str.)へ。パン屋さんでサンドイッチとコーヒーを買い求めて昼食にする。

 バスを乗り換えて,次はツェツィーリエンホーフ宮殿(Schloss Cecilienhof)を訪ねる。1945年の7月から8月にかけて,米英ソの三箇国によって「ポツダム会議」の開かれた場所。自由見学ですから室内に置かれたパネルを読んでいったのですが,日本についての記述が皆無であることには色々と考えるものがありました。滞在期間を通じて,ベルリンでは日本人の姿をほとんど見かけませんでした。アジア系の観光客の数がそもそも少ないのですが,それも中国人か韓国人。日本において「ドイツ」から想起するものはバイエルンであって,プロイセンではないよなぁ,と。

 帰り道,買い求めた絵葉書にあった優美な建物が新庭園(Neuer Garten)の中にあるらしいので見に行こうとして失敗。持っていた『歩き方』には記載がなかったため,大まかな地図を頼りに湖岸を進んでいったところ,どうも曲がり角を一つ間違えたらしい。ようやく目当ての建物が見えてきたのですが,それが湖の対岸にあてびっくり。たまたまそこが絵葉書の撮影場所ではあったのですが,運が悪いことに建物は修復工事中で覆いが掛けられており,目的は果たせませんでした。とりあえず居場所が特定できたので大通りへでて路面電車に乗り,駅へと戻ってきました。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070911

Monday, 2007/09/10

ペルガモン博物館

[] ベルリン (その3)  ベルリン (その3)を含むブックマーク

http://picasaweb.google.com/genoishi/Berlin 〔写真〕

 月曜日は美術館巡りにとって厄介な日。幸い,ベルリンには無休で開いているところがあったので,時間を持て余さずに済んだ。

 最初の訪問地はペルガモン博物館(Pergamonmuseum)。古代ギリシア(現在のトルコ)から『ゼウスの大祭壇』を丸ごと持ってくるだけでは飽きたらず,バビロンからは市門を丸ごと持ってきて築いてしまったというところ。帝国主義の時代に権勢を誇るための作業とはいえ,“莫迦ばっか”と呟かずにはいられない。「場所」から切り離された「建築」は空虚。

 続いては,同じ博物館島にあるボーデ博物館(Bodemuseum)を訪問。中世のキリスト教彫像が多くあり,ここが最もベルリンにおいてドイツらしさを醸し出しているところでした。

 昼時になったので,ペルガモン博物館の前にあったレストランに入る。メニューを見ると「サンマリノ」という名のイタリア料理店でした……。それならばイタリア流にプリモを頼もうとしたところ,店員さんに「うちのスパゲッティは量が多いですよ」と言われたので,店の名が冠せられた主菜を一皿だけ頼むことにする(グラスビールとパンを付けて12.5ユーロ)。出てきたのは,「鶏の胸肉を焼いたものパイナップルの輪切り乗せカレー粉で味を付けたホワイトソース掛け炒めライス添え」でした。誠に形容しがたい味。

 バス停に向かう途中,ベルリン大聖堂があったので立ち寄ってみるも,ここは入口で結構な額の入場料を徴収する。宗教施設にしてはえらく狭量なので,こちらも辞退。

 町の中心部を東西に結ぶ100番の二階建てバスに乗り込み,戦勝記念塔(Siegessaule)などを眺めながら,旧西ベルリンの中心街であるツォー駅にて下車。カイザー・ヴィルヘルム記念教会(Kaiser-Willhelm-Gedachtnis-Kirche)を訪ねる。石造りの教会は1943年に焼かれ崩れているが,隣接して八角形のモダンな教会堂が新たに建てられている。ガラスブロックによって組み上げられた堂内は,壁一面から青い光が差し込むステンドグラスとなっていて美しい。

 本日最後の訪問地はドイツ連邦議会議事堂(Reichstag, Deutscher Bundestag)。1894年に上棟された建物であるが,屋上には新たにガラス張りのドームが据え付けられ,展望台となっている。正面入口前には長蛇の列が出来ており,およそ1時間ほど待つ。立ち止まっていると,長月の伯林に吹く風は肌寒い。ずいぶんと列の進み方が遅いので見ていると,手荷物検査は空港でのそれより厳重で,過半は呼び止められていた。ドーム内には螺旋状に通路が設けられており,頂部まで上がることができる。見ると,すぐそこにブランデンブルク門があり,《西》と《東》の地理的な距離はかくも近かったのかと改めて思う。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070910

Sunday, 2007/09/09

カナレット

[] ベルリン (その2)  ベルリン (その2)を含むブックマーク

http://picasaweb.google.com/genoishi/Berlin 〔写真〕

 いよいよ今回の滞在の主目的地である絵画館(Gemaldegalerie)へ,10時の開館と同時に入館。ここにある有名なものとしてはフェルメール『真珠の首飾りの女』やブリューゲル『ネーデルラントのことわざ』があるのですが,入場者の絶対数が少なく,訪れている人も《絵を楽しみに来ている》人たちであって,落ち着いて眺めていられる。3時間かけて,ゆっくりと絵と語らうことができ満足。大作は少ないが,所蔵品の質はいずれも高い。オランダ絵画,フランス絵画,イタリア絵画,イギリス絵画が揃っているのにドイツ絵画が極わずかであることに彼の国の歴史を思う。ここで最も気に入った一枚はカナレットでした,というのは何だかなぁ。

 絵画館を出たところでフォークの音が聞こえて来たので階上に行ってみるとレストランがあったので,昼食にする。カウンターに並べられた定食メニューのうち,牛肉の煮込み料理のようなものを指さして頼むと,パスタの上にかけられて出てきました……。

 引き続き,同じ文化フォーラム(Kulturforum)にある工芸美術館(Kunstgewerdemuseum)へ。こちらは,ヨーロッパであれば大抵の町にはあるような装飾品や調度品を飾っているところ。それから企画展を開催していた銅版画収蔵室(Kupferstichkabinett)へ。17世紀のローマを描いたピラネシ(Piranesi)による版画の展示でありましたが,思わぬところで中世都市の風景をみることができ眼福。ここでもベルリンでイタリアなのはご愛敬。

 バスの200番線に乗って博物館島へ移動し,月曜日は休館になってしまう旧ナショナルギャラリー(Alte Nationalgalerie)を訪問する。18世紀から19世紀にかけての作品が集められていましたが,フランス印象派の印象が強い取り合わせでした。

 再びバスに乗って午前中にいた場所へ戻り,今度は新ナショナルギャラリー(Neue Nationalgalerie)に向かう。今季は特別展が開催されており,メトロポリタン美術館(ニューヨーク)所蔵の19世紀フランス絵画展が見られるのです。ここはドイツですけれど。大変な数の来客で,およそ40分待ちでした。場内も人だかりで,まともに見て回れるような環境ではなし。いずれ本来ある場所へ見に行くことにして,ざっと眺めるに留める。

 夕刻,ドイツ滞在中のシトラス氏と3年振りに会う。Hackescher Markt 駅のたもとにあるミュンヘン料理の店で会食。焼きソーセージと茹で上げた白ソーセージ,ザワークラウトそれにブレーツェルで白ビールを楽しむ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070909

Saturday, 2007/09/08

Brandenburger Tor

[] CDG-TXL  CDG-TXLを含むブックマーク

 定刻より少し早く,07時08分にCDGシャルル・ド・ゴール空港(パリ)に到着。ところが,ざっと二千人近い客がいるのに入国審査係官が4人しかいないため,大変な混雑に。

 荷物を回収した後,階下からCDGVALに乗ってターミナル1からターミナル2Dへ。チェックイン後,カフェテリアで軽食をとる。

 1時間45分のフライトで,TXLテーゲル空港(ベルリン)空港に到着。思っていた以上にひなびた空港。なのに,荷物が出てくるまで25分ほどかかる。

 一日乗車券(6.1ユーロ)を買い求め,128番のバスでUバーン(地下鉄)のKurt-Schumacher-platz駅へ向かい,U6線に乗り換えてHolzhauserStr.駅へ。ホテルは駅の近くと案内されていたが―― 駅を出て上を見上げると,そこにHotel Central Tegelがありました。付近には飲食店がまったく何もない郊外ですが,交通の便は良く,それで朝食付き一泊35ユーロ。フロントの対応も,室内の清潔さも申し分なく,快適に過ごせました。

[] ベルリン (その1)  ベルリン (その1)を含むブックマーク

http://picasaweb.google.com/genoishi/Berlin 〔写真〕

 早めにチェックインして身支度を調えたところで市内観光へ。時差ボケは無いものの,眠りが浅かったために集中力を欠く状態であったことから,今日は歩いて町の雰囲気をつかむことにする。Friedrichstr.駅で下車し,ウンター・デン・リンデン(リンドウの植えられた大通り)を東から西へ進み,まずはブランデンブルク門(Brandenburger Tor)へ。

 そして,かつて「壁」にあった場所をなぞりながら南へ向かい,ユダヤ人犠牲者記念館(Denkmal fur die ermordeten Juden Europas)を通り抜けて,テロのトポグラフィー(Gedenkstatte Topographie des Terros)。かつてゲシュタポの本部があった場所に「壁」が保存されており,パネル展示が行われている。

 さらに,「壁」の跡を追って壁博物館・チェックポイントチャーリーハウス(Museum Haus em Checkpoint Charlie)へ。かつて米国管理地域と旧東地域を結ぶ検問所であった場所が一大観光地と化していた。こちらの展示は,脱出者がいかにして壁を乗り越えようと腐心していたかを中心とした展示。なのですが,文字表示がほとんどで,どうも臨場感が伝わってこない。

 もうひとつ,戦争関係のところとしてユダヤ博物館(Judisches Museum Berlin)も訪問。ダニエル・リベスキントの設計による建物は斬新でありましたが,展示の方はというと肩すかし。ユダヤ人の離散はともかかく,「中世ユダヤ人の生活」というテーマでも見せているのは分銅やら食器やら。社会史を伝えるのは難しいなぁ,と改めて思う。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070908

Friday, 2007/09/07

水沢勉+津田孝三『ベルリン美術散歩』

[] ベルリン美術散歩  ベルリン美術散歩を含むブックマーク

 昨年,映画『ヒトラー 〜最期の12日間〜』を観て,第二次世界大戦終了時におけるベルリンの荒廃を強く印象づけられました。それが意識の底で引っかかっていた時期に書店で見かけ,買ってきたのが水沢勉+津田孝三『ベルリン美術散歩』(とんぼの本ISBN:4106021277)。

 東西冷戦を象徴していた「壁」が崩れ,東側に属していた歴史地区への往来が可能になった。これを受けて始まった再開発の中で急速に整備されつつあるベルリンを,美術という点から特集したもの。

 ベルリンはパリを越えつつある!

 今や,この「美術館都市」に行かずして“美術”を語ることはできない。

――と,かなり扇動的な帯がかかっていました。

 パリとの比較はさておき……。ペルガモンの大祭壇に始まり,フランス近代絵画,中近東コレクション,ネーデルラント絵画やイタリア絵画,さらに近代絵画も豊富。建築にも目を向ければ,プロイセン王家の威光を体現する宮殿がある一方,ドイツの首都として復帰したことを象徴する国家施設も。

 一般的な観光ガイドを開いてみると,人気都市はライン川流域のフランクフルトやケルン,南方の古城めぐり,ミュンヘンとロマンティック街道――といった順になっていて,ベルリンは今でも《辺境》扱い。そんなベルリンを美術という切り口から浮かび上がらせることで,街から湧き上がる活気を伝えている。美術作品の総覧としては,なかなかに読み応えのある本に仕上がっておりました。


旅名人ブックス80 ベルリン/ドレスデン

 興味を持ったので,旅名人ブックス80『ベルリン/ドレスデン ドイツを牽引した文化都市』(ISBN:4861301513)も買ってきて眺めてみました。こちらは都市の景観を形作る名所の紹介が中心ですが,取り上げている場所については(そこそこ)丁寧な解説を添えるというシリーズ共通の特徴が的確に実行されている。この2冊を併せ読んだあとで『地球の歩き方』のベルリンの項を開いてみると何とも素っ気なく,大した魅力の無い街として写ります。

[] CTS-TPE-CDG  CTS-TPE-CDGを含むブックマーク

 ベルリンの実情を確かめに行ってきます。

 昨年に引き続きBRエバー航空の利用。CTS新千歳から出国し,TPE台北経由でCDGパリへ。

 CTS-TPE間はオーバーセールスだったとかで,Cクラス(ビジネス)にアップグレードしてもらいました。上質な席を体験してしまうと,長距離線のYクラスがつらい……。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070907

Monday, 2007/09/03

[] 塩野七生 『終わりの始まり』  塩野七生 『終わりの始まり』を含むブックマーク

 ちょっと気晴らしに――と手に取ったところ,勢いで読み通してしまった塩野七生(しおの・ななみ)『ローマ人の物語 XI 終わりの始まり』。

ローマ人の物語 (29) 終わりの始まり(上) (新潮文庫) ローマ人の物語 (30) 終わりの始まり(中) (新潮文庫) ローマ人の物語 (31) 終わりの始まり(下) (新潮文庫)

 塩野による史観の特徴は,従前の歴史家による評価をひっくり返すところにあります。今回は,愚帝とされるコモドゥスの時代にローマ帝国の衰亡が始まったのではなく,その二世代前であるアントニヌス・ピウスの治世,すなわち哲人皇帝マルクス・アウレリウスへの帝王学の授け方を問題視するのが上巻。

 下巻でも説話めいたところが出てくる。ローマ帝国の軍事政権化は,善意から起こったものであると述べるところ。軍団兵の待遇を良くしようとして給与を上げたり妻帯を認めたりしたことが,軍事関係者が除隊してシビリアンへと還流しなくなったとし,為政者が意図していなかった因果を説く。

 晴れているうちに傘の準備をする――なんてことを説くあたりがビジネスパーソンには受けるのだろうな,などと思いつつ読了。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070903

Saturday, 2007/09/01

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

[] ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序を含むブックマーク

 21時過ぎに大学から戻ってくる。

 上映スケジュールを見て,今から行けば23時30分からの最終上映に間に合うな……と思い,再度外出。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.』を鑑賞して,25時50分に帰宅。

 公開初日で週末で映画の日だけれど,深夜なら人も少ないだろう――と思ったのに,最も収容人員の多いスクリーンがほぼ満席でした。

http://www.evangelion.co.jp/

 第1部の内容は「ヤシマ作戦」までの範囲。ストーリーは原作準拠で,尺が短くなっている分だけ簡略化しているけれど,ほとんどいじっていない。画像も,元絵そのままだよね,という印象(実際には描き替えられているのだけれど,心象イメージが保たれている)。

 ところが,改変が抑えられているだけに,その微妙な違いがものすごく強調されて意識される。コンビニの看板とか,ミサトさん家のビールの銘柄とか*1。背景でさざめくように動く建物は圧巻であり,質感が増している。そして,後半になるとエピソードも改められた部分が増えて――

 意外性は無いけれど,原作を適切に踏まえていて《序》の役割はきちんと果たしていたと思います。次回予告において次作《破》の構想が示されており,楽しみになりました*2

*1:十年間の経過を感じたのがIDカード。磁気テープであったものがICチップ搭載にはなったけれど,非接触方式にはなっていなかったり。

*2:作画崩壊は何時からかなぁ。

maisyroommaisyroom 2007/09/07 07:25 ああやっぱり君だったか
似てるな〜と思ったんだけどさ
声変えようか迷ったのでした
A.Oです

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/genesis/20070901
 | 
RSSフィード
2003 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2004 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 04 |
2015 | 01 | 03 |
2016 | 01 | 03 | 10 |
2017 | 12 |
2018 | 01 | 04 | 07 | 12 |
(C) 2003- GenOishi
access: 2073250

HonyaClub.com