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博物士

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Wednesday, 2010/03/24

『時をかける少女』

[] 谷口正晃監督『時をかける少女 谷口正晃監督『時をかける少女』を含むブックマーク

 平成の女子高生が昭和40年代へとタイムリープしたら? というのを,期待を違えないように作り込んでいます。背景セットとか小道具とか良く作ったね,というのが画面から受ける印象。画面の切り替えにワイプを使うなど,あえて古い映画の手法を使っていて“擬古映画”とでも言うべき造り。

 ただ,大林作品(1983年)とアニメ版(2006年)とを作り手が意識しすぎていて,こじんまりと仕上がってしまたような感想を持ちました。原田知世の『時かけ』を知っている人には「あれがこうなるのか……」という感想を抱かせるものの,そういうコンテクストから外れてしまうと古めかしい演出はダサイだけですし。

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Monday, 2010/03/22

旧制松本高校

[] 茅野・原村・塩尻  茅野・原村・塩尻を含むブックマーク

 朝,時間があったので松本駅から旧制松本高校までお散歩。

 ホテルをチェックアウトしたら普通列車で移動し,塩尻へ。駅のホームに置かれている「ワイン樽」の描写がアニメ『咲-Saki-』では間違っていることを確認したあと,id:USO9000さんらの案内で名所を見て回りました。ちょうど諏訪大社御柱祭の準備期間中でして,出発点となる原村では林の中で渋滞が起こっておりました。

 もっとも我々が観に行く《名所》とは「茅野駅の跨線橋」とか「原村の古ぼけた橋」とか「火の見櫓」なわけですが……

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 最後は塩尻で「レザンホールの通用口」などを見学したあと,16時過ぎの特急列車で中部空港へと向かいました。お付き合いくださった皆さん,ご案内ありがとうございました。

 

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Sunday, 2010/03/21

[] 飯田  飯田を含むブックマーク

 ホテルをチェックアウトしたあと一行は県境を越えて飯田市へ。この日,『咲-Saki-オンリーイベントさきすぺ」が開催されるため一部メンバーはサークル参加。私はというと市内散策。作品に登場する「風越女子高校」が飯田市内にある学校をモデルとしているため,コマにおいても飯田市内の風景が頻出しているのです。

 第6巻の口絵はいずれも情景あるふれるものですが,そのうち鳥居が3つ並んでいるカラーイラストの場所が飯田だということを突き止めたのは私なので少しばかり感慨深い。

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 散策を終えてイベント会場に来てみると,タコス売りの屋台が出ているうえ駐まっている車両は作品内で登場するVW。イベントスタッフの仕込みに感服。

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 1430にて交流会は散会したあと,北上する方々に案内してもらい南信地方の舞台を巡ってきました。松川町の高速道路,飯島町の橋脚,中川村のカーブミラー,再び飯島町に戻って七久保駅や高速道路沿いの神社を眺め,田切駅で日没を迎えました。

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Saturday, 2010/03/20

[] 定点観測:新千歳空港(新国際線ターミナル)  定点観測:新千歳空港(新国際線ターミナル)を含むブックマーク

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 開業直前なので概ね出来上がっているものの,既存ターミナルとの接続通路は未だ作りかけ。

《前回》 d:id:genesis:20100221:p1

[] 中津川  中津川を含むブックマーク

 id:USO9000さんから「小林立咲-Saki-』の舞台で交流会をやりましょう」とのお誘いを受けたので取材に出かけました。0800発の始発で新千歳空港から中部空港へ向かい,金山で名鉄から中央線に乗り換え。セントラルライナーに乗車したのですが,ただの快速列車で混んでも以内いない路線なのに「乗車整理券」と称して310円をせしめようとするJRの商魂に辟易する。1219,中津川駅(岐阜県)到着。id:rossetaの自動車に出迎えてもらい,顔合わせを兼ねた昼食会場へ。どういう集まりかといいますと,例えば第6巻(ISBN:4757526237)の目次イラストが示されたら推理を巡らして場所を突き止めてしまう人たちの会合。

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 まもなく第7巻としてまとまる四校合同合宿編の舞台が,この橋の近くにある温泉宿泊施設だということが判明しておりまして,それなら内部を取材するため皆で泊まろうという流れになったもの。

 チェックイン前に,すぐ近くにある中山道の宿場町「馬籠宿」を訪問。これもアニメ版の第25話で一部登場していたから……という理由なのですが,それを抜きにしても風光明媚な良いところでした。緩やかな坂道が石畳になっており,沿道には木造家屋が立ち並んでいます。ふと横を見ると恵那山を眺望することができ,木曽路の風情を楽しめました。惜しむらくは,撮影のための時間を目一杯確保すべく立ち止まらなかったため,栗を使った銘菓をいただく時間が取れなかったこと。

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 その後ホテルに戻ってきて,階段とか橋とかカーブミラーとかロビーのソファーとか集会室の天井とか,作品を知らない人には何が珍しいのかさっぱり意味が分からないであろう箇所を見学してまいりました。

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Wednesday, 2010/03/17

ガイ・リッチー監督『シャーロック・ホ

[] ガイ・リッチー監督『シャーロック・ホームズ ガイ・リッチー監督『シャーロック・ホームズ』を含むブックマーク

 新聞の紹介欄で見かけて興味を惹かれたので映画『シャーロック・ホームズ』を観に行ってきました。

 一言で評すると「むさくるしい」。観たのは字幕版でしたが,これだと露口茂が吹き替えで声をあてても似合わない。グラナダTV版によって培われたホームズのイメージを革新するという意味では成功でしょうね。

 冒険活劇としての性格も強く,アクションシーンが華やか。悪く言えば騒々しい。これは(ミステリーというよりも)サスペンスである,と捉えて気楽に眺めるのが良し。

 しかし,何だか『実写版ルパン三世』を観てきたような気がするのはどうしてでしょう……。

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Monday, 2010/03/15

[] 谷川流原作『涼宮ハルヒの消失 谷川流原作『涼宮ハルヒの消失』を含むブックマーク

 そろそろ空いてきた頃かな……と昼下がりの映画館へお出かけ。春休みに入った学生に混じり『涼宮ハルヒの消失』を鑑賞。

 良かった。もともとストーリーラインは原作の中でも秀逸な巻ですしね。

 先月の21日のことなのですが,所用があって関西に出かけてきました。日曜日だったので在住の知人達に声をかけてみたところ4人ほど集まってくださいまして,甲陽園駅の周辺を案内してもらってきたのです。

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同行者達が住宅街で急にそわそわし始め,

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排水溝に近寄ってみたり,交差点に見入っていたり,

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自動販売機の前で立ち止まったり,

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イタリアンカフェでは線路沿いの奥から2番目の席に座りたかったとか2色ボールペンを忘れてきたとか病院のネオンサインが違うとかつぶやきだしたりするのを見て,事情を知らない周囲の目からだとこんなにも奇怪な動きに見えているのか――と自戒したものです。今なら,最後に校門前に連れて行かれた理由も分かるのですけれどね。

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Saturday, 2010/03/13

島田荘司 『占星術殺人事件』

[] 島田荘司占星術殺人事件 島田荘司 『占星術殺人事件』を含むブックマーク

古戸ヱリカ「私の知る限り、ミステリー史で、もっとも死者が出る連続殺人は、アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』の10人です。日本ミステリー界では、多分、島田荘司の『占星術殺人事件』ではないかと。(中略)推理好きならクリスティは必読。日本人なら島田荘司は読破してて当然ですから。」

うみねこのなく頃に』 ep.5

 記憶を辿ってみたところ,島田荘司は未読なのでした。体系的にミステリーを読んでこなかったからなぁ。

 この機会にと思い,上述のシーンの直後で古本屋に発注。いろいろと版が出ているようですが,いちばん新しい改訂完全版の新書(ISBN:4061825712)に状態の良いものが安く売りに出されていたので購入。2晩かけて読了。

 事件が起こったのは昭和11年。二・二六事件が起こったその夜のこと,ある芸術家がアトリエで殺された。その直後には結婚して家を出ていた娘が殺され,さらに同居していた娘たちまでもが死体となって見つけられた。ところが芸術家が残した怪文書には,娘6人を切り刻んで合成し完璧な肉体を造ろうとする猟奇的な企みが記されており……

 さっぱり分からず,読者への挑戦(しかも,ご丁寧なことに2度も)の段階でも問題の解き方が分からず。解決編に至ってから「『六**とん**』かよ!」と頭を抱えても後の祭り。この作品の巧みなところは,探偵・御手洗潔が,この「アゾート殺人」を知ったのが事件発生から43年後であり,加えて読者の存在する時間軸はもっと後に設定されている――ことですね。この時代設定でなければ成立しないトリックだし。

 しばらくミステリーから遠ざかっていたということもあり,久しぶりに清々しい敗北感を堪能しました。

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Wednesday, 2010/03/10

『うみねこのなく頃に』ep.6

[] 07th Expansionうみねこのなく頃に』ep.5-6  07th Expansion『うみねこのなく頃に』ep.5-6を含むブックマーク

 発表直後には買い逃してしまい,ep.4まで進めたところでお預けになっておりましたが,先週ようやく『うみねこのなく頃に散』を入手しました。毎晩,少しずつ読み進めてep.6を終えたところ。

 ep.1の冒頭,あまりのつまらなさに年単位で放置していたのが嘘だったかのように面白くなってきました。ep.2では「どうしてこいつら(キャラ)達はこんなことやってるんだろう」と突き放した気分になり,ep.3では荒唐無稽さに辟易した展開もありました。しかしながら,そうした読者心理もシナリオに組み込まれてくるとなると,見透かされたこちらとしては苦笑いして居住まいを正すしかないわけで。ep.5から“探偵”ヱリカが登場したおかげでテクストを読み込もうという気にもなりますし。新本格で育った身にとっては,ep.2はジャンル不明で困惑するばかりでしたし。

 昨秋から幾つかのプロジェクトを並行で動かしていたのですが,勝負慣れしていないものだから神経が擦り切れて胃を痛めてしまい,この2か月ほど寝込むことが続いておりました。『CLANNAD』の古河渚シナリオにおいて「出かけようとすると微熱が出て動けない」というシーンは現実感が無い設定だと思ったものですが,あれ,本当に起こる現象なんだね……

 閑話休題。そんなリハビリの時期にep.5-6を読んだわけなのですが,竜騎士07の《解決編》は気力の充填に大いに作用いたしました。続きが楽しみ。

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