2004-09-27 住宅ローン変動金利推移
過去、どのくらい変動していたのかを調べてみました。
数値は日本銀行のホームページの統計にある「各種貸出金利等」のデータをもとにしています。
(日本銀行HP→ホーム :日本銀行 Bank of Japan)
数値を分かりやすくグラフにすると、右のようになります。
(1987年以前のデータはなかったので、グラフは1987年から2004年までで作成しています。)
金利の数値をピックアップして書き出すと次のようになります。
| 1987. 7 | 1990.11 | 1995.11 | 2004. 9 | 平均(1987〜2004) |
| 4.9 | 8.5 | 2.625 | 2.375 | 4.03 | 変動幅(%) | +3.6 | △5.875 | - | - |
1990年11月は住宅変動金利のピークです。なんと8.5%です。
しかしこの時、住宅金融公庫の基準金利は5.5%だったので、変動金利の貸出取扱は皆無だったでしょう。
そして、この1987年から1990年までの約3年間で3.6%も上昇しているんですね。年間1%以上の上昇ペースです。
この頃はバブル景気で、三重野日銀総裁による金融引締により金利が急騰しました。
将来、このぐらいの金利上昇が起こることは考えにくいかもしれませんが、可能性が無いとは言えません。
日本国債発行残高は700兆円を超えており、最近はあまり言われなくなりましたが、国債の暴落が危惧されてます。国債暴落=金利上昇ですから、お忘れなく・・・。
話を戻して・・・・
1990年〜1995年にかけて5年で約5.8%の金利低下が起こりました。これも年間約1%以上の変動です。その後は現在まで、ほぼ横這いですね。
金利って、最近は低金利で張り付いてるので全く動いてないですが、過去を見てみると、結構ダイナミックに動いてますね。1年後に1%上がっててても、全然普通なんです。
この前の未来金利予測(http://d.hatena.ne.jp/geogeo2681/20040921)
の上昇なんて緩やかな方だと思います。
そして、1987年〜2004年までの変動金利の平均を計算すると約4.0%となりました。
住宅ローンを変動金利で組むのなら、将来の金利上昇を見込んで、変動金利が4%ぐらいになっても大丈夫なぐらいの余裕が欲しいと思います。
今の金利情勢から考えると、これから更なる金利低下は考えにくいので、全期間固定金利が最も良い選択かと思いますが、
変動金利の低さに魅力を感じて、変動金利を選択するのなら、将来の金利上昇リスクを十分理解してからにした方がいいと思います。