Gerbera Diary

2008-09-09 動物園

あべ弘士 さく・え 「どうぶつえんガイド」 福音館書店

どんなときに動物をかわいいと思うだろうか?

人にもよると思うが、私は動物のしぐさや動きが見られるときにそう感じる。


たとえば、チンパンジーの子どもがもぐもぐと口を動かしながら、大きな麻袋をひきずりながら動いているすがた。

たとえば、レッサーパンダが頭上にある木の橋をよちよちと歩き、たどりついた木によじ登っているすがた。


……そんな動物たちの姿を見ることができる動物園がある。


それは旭川市にある旭山動物園!


遊具あり、ドームあり、透明な円柱あり。ここに連れて来られた動物たちはラッキーだなあと思うほど多様な活動ができるしかけがしてある。

また、見るほうにとっても動物たちをいろんな角度から見ることができるので飽きるということがない。


本書はその動物園に20年以上勤務し、そこを退いた現在は絵本作家として活躍されている方が描いた絵本である。

もしくは、絵本『あらしのよるに』(きむらゆういち 文)の絵を描いた人、と言ったほうがピンとくるかもしれない。


動物たちをこころから好きで、それらのかわいさやユニークさを伝えたいという気持ちがたくさんつまった本である。

つぶさに観察した人でないと描けない細かなことが、イラストとともに記されている。

チンパンジーの百面相、ライオンの寝姿としっぽの様子、トナカイのつのの生え方などなど思わずほほえんでしまう。


……そして。

そんな動物たちの動いたりえさを食べたりする様子をひとめ見ようと、長い行列をつくり、カメラを向けながらその姿に一喜一憂する人間たちがいる。

……ヒトっておもしろいよね。へんだよね。


なんていうオチもあるちょっとかわった(?)絵本なのである。

(すみません、オチをいってしまいました 笑)

2008-05-29 職人技!

絵本づくり

絵本作家さんの話を聞く機会を得ました。

絵本も作家さんの名前も知っておりました。

が、作家さんにお会いするのは初めて。

ユニークな絵を描かれることは知っていたのですが。。。

作家さんご自身は、まるでご自身の著作の中の人物(おばけ)にそっくりでした(すみません。ほめことばのつもりです 笑)


輪郭は版画!そしてカラーペンで彩色してらっしゃるということを初めて知りました。

てっきり絵を描いてらっしゃるのかと思っていました(そういう作品もあるそうですが)


すごく細かい作業。

絵一枚描くにもたくさんの資料を集め写真やカタログ、雑誌を見たり…。

実に集中力と根気のいる仕事。

色、絵、デッサン。どれひとつをとっても妥協がない。

原画ができる工程をスライドで見せてもらったのですが、ため息がでるくらいこだわっている。


いつでも全力投球。

いつでもパワー全開。


自由業であるがゆえに、生じる苦労がある。

手を抜いたらおしまいー。

常に100点をめざす。


自分にとって絵は鑑賞するものなので、くわしくはわからないのですがかなりのハードワークなのですね。。。


その作家さんがおっしゃっていたあることばが印象に残りました。

それは。。。

「やりはじめれば必ず終わる。しかし始めなければ終わらない。近道・早道なんてどこにもない。そんなことを考える時間があったら手を動かす。」


すべてに通じることだなあと思いました。。。