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看護師・医療情報から日本を考える――getkangoshiの日記

2009-02-13 難しい医療用語を言い換えてみた

難しい医療用語を言い換えてみた

| 17:51

医療者と患者コミュニケーションの向上を図るため、

2007年独立行政法人国立国語研究所の「病院言葉委員会設立されました。


昨年秋にまとめた中間報告では、「炎症」や「エビデンス」など

57語について伝達の工夫を提案しました。

http://www.kokken.go.jp/byoin/


3月の最終報告発表を間近に控え、同研究所研究開発部門言語問題グループ長の

田中牧郎氏がこのほど、東京都庁医療者を前に講演したそうです。

田中氏は「これがマニュアルとして受け止められるとまずいので、

あえて言葉はこのぐらいに限り、考え方を示した。あとは現場で応用していただきたい」

と語ったそうです。


中間報告までの経緯は、まず、同委員会現場医師に実施したアンケートで、

医療者が患者とのコミュニケーションで問題があると感じている言葉を調査しました。

その結果、800種類の用語が寄せられました。

その800語を分析したところ、

 (1)患者言葉が知られていない(「重篤」や「日和見感染」など)

 (2)患者の理解が不確か(「炎症」や「ショック」など)

 (3)患者に理解を妨げる心理的負担がある(「腫瘍」や「予後」など)

の主に3つに分類されました。

それぞれの用語を各類型に当てはめる目的で、選定した100語について、

医療者を対象にさらに調査を行い、さらに57語まで絞りました。


3月には提言をまとめた本も出版されるとか。こういうところから

医師患者コミュニケーションが円滑になっていったらいいですね。

ただ、問題が言葉にあるのではなく、気持ちのかい離にあることも

多いでしょう。言葉を直せば話が通じる、というわけではないだろうことも

理解しておく必要があると思います。

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