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Islands in the byte stream

2011-03-14

IT業界を目指す大学生へ

新卒準備カレンダー 2011春という企画のエントリです。本来であれば3/11日の投稿でしたが、東日本大震災があったため本日の投稿となりました。

東日本大震災を目の当たりにして衝撃を受けつつも、身の回りでは困難があるわけでもないので何もしないのがもどかしく、しかし実のところ何もできることはなく、Twitterを眺める、NHKを眺める、コーディングするなどして過ごしています。しかし、電力不足等の懸念はあるものの、春からは社会人になることは依然として明らかです。であれば、今は粛々と日常生活を送るしかありません。そういう訳で、平常モードでポストします。

お前誰よ?

@と申します。この春からDeNAで働くPerlプログラマです。Perl好きが高じてPerl仮想マシンをpure Perlで実装したりしたことがあります*1Shibuya.pmやYAPC::Asiaでスピーカーとして参加したり、自作ライブラリについてWeb+DB Press誌(vol.59)に寄稿したりもしてます。

その他、私的な経歴は自己紹介と過去の話に書きました。

新卒準備カレンダーを読んで

新卒準備カレンダーにはひと通り目を通しました。特に一日目の渋川さんのエントリは、すばらしいものなので一読をお勧めします。それ意外の方々も皆さんほんとうに凄い方ばかりで、励みになります。ですが、逆に凄すぎて自分とは縁のない雲の上の世界のことだと思ってしまいませんか。とりあえずやってみようとか自分に限界を作らないとかいわれても、それじゃあ具体的には何をすればいいのかと。かくしてなんとなくその気になるが行動には至らず未来は何も変わらない…ということになりかねません。しかしそれではもったいない!そこで、このエントリでは私が大学在学中の話を書きます。

ヘタレ学生がYAPC::Asiaのスピーカーになるまで

学生なのにスピーカーなんてすごい!と思われるかも知れませんが、これ自体はそれほどすごいことだとは思いません。実際、私は特に発表が上手いわけでもなく、いろいろな機会を頂いたのも学生補正がついていたことは否めないでしょう。なにせ私はプログラミングこそできますが、それ以外の点では -- 私に会った方はわかると思いますが -- ひどく内気で口下手で、基本的にはヘタレなのです。

実際、大学に入ったばかりの時は人前で話そうとすると手足は震えるわ頭は真っ白になるわで、これでは社会に出たときに大変なことになるぞ!と危機感を覚えたのでした。そこで、人前で話す・プレゼンする機会を積極的につくるようにしました。具体的にはまず大学の講義です。演習形式の講義はだいたい発表の機会があるのですが、複数人のグループで作業をするケースなどで敢えて発表役を買って出るなど、なるべく積極的に関わりました。

もちろん、大学の外にも機会はあります。他の方が勧めるように、IT系の(いわゆる)勉強会に発表者として参加することはその一つです。特にLTであれば参加の敷居も低いでしょう。LT考案者であるmjdの言葉のとおりです:

What are Lightning Talks?

失敗するんじゃないかと心配するかもしれません。5分のトークなら、準備も 簡単。もし失敗したとしても、すぐに終わるんだから気にすることはないんです。

私はShibuya.pmによく参加しました。最初にShibuya.pmメンバーの目を止まったのはちょっとした奇抜なアイデアを形にしたものがあった*2からなのですが、その後はtech talkのたびにLTをやらせてくれ!と言ってたいしてネタもないのに発表したものです。もっとも、このブログでPerlに関するエントリを書き続けていたのでまったくネタが無いということはなかったのですが。

さて、練習を重ねた甲斐あって、最近は人前に出ても震えたりはしません。緊張は相変わらずしますが、いろいろ考えながら話すことができるようになりました。ほとんどの人はここまで苦労しないとは思いますが、「普通にできる」ところまでは意外となんとかなるものです。

どうしても一歩踏み出す自信がないのなら、「自分を信じない」というライフハックを知っておくといいかもしれません。私はあまり自分に自信がないのですが、「自分に自信がない」ということを知っているので、その気になれば自分の自信の有無とは関係なく行動できますし、またそうしてきました。ユリウス・カエサルも以下のように言っています。

ユリウス・カエサル:

人間は、自分が信じたいと望むことを喜んで信じるものである*3

目の前にあるのに気付かない、あるいは自分のものではないと思ってしまう選択肢があったとき、本当はそれが最善のものかもしれません。そんなときは、敢えて自分が信じるものを捨てて突き進んでみるのも一つの手ではないかと思っています。

そんなこんなでいろいろあって2009年・2010年とYAPC::Asiaでも発表に至ったという感じです。

最後に、本カレンダーの三日目を書いた@riywo氏の言葉でこのエントリを終えたいと思います。

@riywo:

下を見て優越感を持つな。横を見て安心するな。上を見て絶望するな。

未来を変えるための勇気を持って行きましょう。

おわりに

東日本大震災で亡くなった方々のご冥福をお祈りします。

次は@さんの予定ですが、ポストできますでしょうか。

*1http://search.cpan.org/dist/Acme-Perl-VM/ - 言うまでもなく、実用性はありません!

*2Ruby.pmという、PerlからRubyを呼び出すモジュールです…が、残念ながらまともに動きません!

*3:libenter homines id quod volunt credunt / Men readily believe what they want to believe

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