謝罪

やー
どうも。

ヒットアンドアウェイは確かに卑怯なことなので
一応自分のブログを持ってみました。

例のコメントを寄せたゴーストです。

とりあえず、M氏=元オウム問題について
このブログは扱います。

ちなみに私は連邦軍の一員ではありません。
パワーバランスで誰かと組むこともあるでしょうが
基本それは便宜上のものです。

ところで、問題になった例のコメントだが
正直そんなに破壊力があるとは思わなかった。

気持ちはそうだね、
山崎の合戦の後に、野次馬根性でおしかけて
たまたま竹槍でつんつんしたら
明智光秀が落馬した、というような感じかな。

オーマイでぼろくそに言われていたという話の直後だったし、
(おいらは参加しなかったけど)
正直そんなにたいしたことを書いてたつもりはなかったので
びっくりした。

そういうわけでここで謝罪だ。

社会ということばを安易に使ったのは悪かった。
正確には「俺の考える社会」だ。
それは俺自身ではない。俺も
「俺の考える社会」に責めたてられる一人だからだ。
「遁辞」というのも表現的にきつかった。
それも謝る。

しかしだねえ

弟子がなんか変なことを言い出して、「いいよ、やれば」みたいな時は結構あったんで。で、失敗して「やっぱりだめです」「そうだろう」みたいな。失敗させるグルだったのね。弟子が好きなことをやりたいと、「じゃあやってみれば」みたいな感じで、やってみて失敗して「ホラだめだろう。どうしてだめだったかよく考えろ」というタイプのグル。失敗させるタイプのグルなので、だから「突拍子もないことやります」とか「ここでやればうまくいくんです」と弟子に言われたら「そうか、じゃやってみろ」と言う可能性はあるよね

いや、これはちょっと不味いだろう。
麻原が主導してほとんどの犯罪事件が起こったというのは
公判記録から言っても
ほぼ間違いないと思うぞ。

俺は死刑判決を受けたお弟子さんたちも、せめて死刑は留保して
麻原一人が死罪を引き受けるべきだと思っていたが、
これだと弟子がボトムアップで持ってきた案件に
どうせ成功するはずはないさ、見たいな感じで決裁した
どこぞの無能経営者と同じように取れるぞ。

あとさ、

「仮定の質問に答えられない」というのもなんかねえ。
いや、答えなくていいんだよ。
でも、本当に自分でそういう状況を想像したことがあるのかなあ
と疑問に思ってしまうわけだよ。

まかり間違えばホントにサリン撒けって言われてたかもしれないんだぞ。

そういうところで
社会・・・ではなかった俺の考える社会の常識とかなりずれた部分を
感じる、というのがあのコメントの主旨だ。



ただ、いろいろ読ませていただいて感じたが
M氏は典型的な元オウムというのとはちょっと違うんじゃないか
とも思うようになった。

能力に比べて教団での地位が低すぎる。
そして元信者と言うには我が強すぎる。

M氏の内面では
とにかく「自分を変えたくない」という思いが強すぎるように感じるのだ。
それは、オウムのときもそうだったのではないか?
だから教団での地位も低く、結果的に犯罪をまかせられるところまで
いかなかったのではないか、と思う。

自分で考えて動く人はオウムにはいらなかったんじゃないか。

つまりM氏は、どっちかというと、
単純に天性の頑固者・ひねくれ者という感じを受ける。
麻原もこいつをいじるのは危険だと思ったのではないか?

まあとにかく、何の価値判断も込めない比喩でいうと
オンロードでは、オフロードのタイヤじゃなくて、
オンロード用のタイヤに取り替えろ、って言うことだ。
それなのにサスペンションとかいじくって
これで勘弁してよみたいなことを言うから、こちらはイライラする。


「転向宣言」
大いに結構じゃないか。
むしろ日本の知識人の伝統だぞ。
その上でかくも多くの人をオウムに追いやった
「何か」に対する闘争は続けていけばいい。
そんなものがあるかどうかはわからないけど。


まあいずれにせよ、過激な表現を使ってすまなかった。
自重するよ。

ちなみにおいらはM氏が民主党の懇談会に出たことについては
なんとも思っていない。
民主党も脇が甘いな、と思うだけである。
私はM氏がその内面をはっきりさせないことには
いらだっているが
事実についてはほぼ彼の言うとおりだと信じている。

じゃ、再開の方よろしく。
みんな楽しみにしてるからね。
書かないと、死刑だから。