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フィアット500大作戦!!

2016-05-01

1966年発行 HEIBONパンチDELUX 別冊『CAR専科』

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T氏所蔵の貴重な資料。
体裁は世界の自動車をA to Zで紹介する別冊だが、実際は『いすゞ自動車』のタイアップ広告だ。

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この個体は福澤幸雄氏がレースで使用したものらしい。

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Special Thanks to Mr.Tokita.

2013-12-05

1924 Wolseley CP 1.5-ton Truck

Wolseley(ウーズレー)は 1905年に創業したイギリスの自動車会社。
1893年設立された東京石川島造船所は 1916年に自動車生産部門を設立(現在のいすゞ)。1918年に Wolseleyと提携し、1922年に Wolseley Type A9の国産車第1号を完成させた。これは治具・工具づくりから組立まで、すべてを国内で行った記念すべきクルマだ。

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東京石川島造船所深川工場で組み立て中の Wolseley Type A9

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この時代から、経済性が重要視されていたことに注意。


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Wolseley CP 1.5-ton Truck
排気量 3079cc 26馬力 最大積載量1.5t


Wolseleyと提携した同年 1918年3月に軍用自動車補助法が成立した。日本陸軍の主導により国産トラックの製造が後押しとなったのである。東京石川島造船所もその波に乗って1923年に Wolseleyトラックの国産化に着手。途中、関東大震災にて工場も大被害を受けたが、1924年に大1号車を完成させた。

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3ペダルのアクセルが真ん中に配置されている。当時はこのような配置も特殊ではなかった。前進4段後進1段のミッション。ゴム毬状の大きなクラクションにも注意。

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陸軍保護自動貨車と言うのは、上記の軍用自動車保護法適用対象となっていることを意味する。
これは有事に際し陸軍に車両を提供する義務の代わりに、購入者は補助金の適用を受けることを示している。星のマークは、勿論、日本陸軍のことである。

因みに、陸軍保護自動貨車の第1号車は、東京石川島造船所のライバルである東京瓦斯電気工業(現 日野自動車) TGE-Aである。東京石川島造船所に先駆けること5年前の 1919年陸軍に納品している。
http://d.hatena.ne.jp/gianni-agnelli/20101218/1292598015

2012-03-21

1970 3rd TOKYO RACING CAR SHOW ガイドブック

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ショーのイベント、ピットクルー・コンテストから。


3回目となると、無名プライベートが仕立てたマシンが一般に相当な人気を持つようになった。RQ(Racing Quarterly)やEVA*1といった振興メーカーが日産VSトヨタのような火花を散らす人気となっていた。それに林みのる氏の MACRANSAが絡む様相。益々、プライベートに目が離せない状況となっていたのだ。


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MACRANSA KUSABI
林みのる氏の自伝「童夢へ」によれば、くさび形にした理由が面白い。安く手間ヒマ掛けずに綺麗なボディができるというのが理由だったようだ。ところがいろんなトラブルが起こり、突貫工事で見た目だけを完成させてショーに持ち込んだとのこと。決定的な遅れた理由は資金不足であった。ガイドではテストが終了していることになっていたのだが、とんでもない嘘だったのである。またレースには、コンレロ・チューンのアルファ・ロメオGTA用エンジンを搭載予定であったが、資金難により売却してしまい、手持ちのホンダ S800用エンジンが搭載されてデビューしている。くさびのボディに対しS800のエンジンは明らかにパワー不足であった。林みのる氏はこの時24才! 「くさび」による借金は1000万円と莫大なものであった。40年前の1000万円である。


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SUZUKI BANKIN 72C
いすゞ自動車の板金下請けメーカーと知られていた鈴木板金が“69年日本グランプリ”挑戦のため開発したマシン。エンジンはスカイライン2000GTRのものが搭載された。ところが残念なことにテスト中にクラッシュして参戦することは出来なかった。
 社長の鈴木義雄氏は渡米してシェルビー・レーシングスクールに入校した経験がある。デイトナ500マイルでシェルビー・アメリカンのピットで観戦していた鈴木氏は、タイニー・ランドのフェンダーがクラッシュしたコブラを飛び入りでハンマーで叩き直し、その時の功績が認められて最優秀メカニック賞も受賞している強者である。


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1950年、鈴木板金がCIA特務将校の求めに応じて制作した“イーグル号”。シャシーはクロムモリブデン綱によるチューブラー・フレーム。最高速度220km/h。


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いまはトラック・メーカーだが、いすゞのレースへの挑戦は素晴らしいものがあった。カロッツェリア・ギアと組んだ綺麗なデザインのエキゾチック・カーも市販されなかった。


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ファントム HONDA
都内のスピードショップ・ファントムの出展。HONDA N360のエンジンを搭載。ダンボール細工のようなFRPボディだが、財布の軽かった若者には現実的なものだったのであろう。


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SUZUKI FRONTE RP
1969年、スズキが当時の軽自動車クラスのミニカー・レースにデビューさせたマシン。なかなか良くまとまっている。


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HONDA KAMUI
現在10億円の企業脱税で服役中の本田博俊氏が、初めて制作したマシン。流石に御曹司だけあって、全てにお金と時間がかけられて美しいマシンに仕上がっている。ホイールも特注であった。名前のカムイは、当時人気を誇っていた白土三平の漫画「カムイ伝」から名づけたと言う。


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CARMAN Apache
オーナーの林將一氏は林みのる氏の従兄弟である。なかなか綺麗な仕上がりであったようだ。



最後に、ガイドブックに掲載されていた広告から。
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当時は大ピラに聞けなかったので、クルマの中で堂々と聞いていたそうです。需要があったのね。


以上、資料提供は亀有スロットカー仲間のUさんでした。有難うございます。

*1:実は林みのる氏が69年のショーカーには関わっていた。

2011-12-09

Yokohama Hot Rod Custom Show Part3

戦後〜60年代、外車の王道はアメ車でしたね。ディーラーの御得意さんは映画スター(死語)から法人さんから政治家、任侠道の方たちまで。

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CHEVROLET Corvette


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Plymouth AAR CUDA
Dan Gurneyのカラーリング。


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Plymouth Road Runner Super Bird


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CHEVROLET Camaro Pace Car


おなじみのメイクスが続く中、衝撃の1台が……。
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ISUZU Bellel Supecial
特徴的な3角テール・ライトに後席に比べ異様に幅が狭いフロント・ドア。消費者には不評でしたが、自分にはこの初期型が好ましい。ブリキのオモチャで遊んだことを覚えております。