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フィアット500大作戦!!

2012-05-24

ROAD & TRACK July 1954 Part 2

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1929 DuPont LeMans Speedster
 デュポン社は、現在、世界第3位の化学会社。社名でもわかるように、フランス革命を逃れてアメリカに渡り、黒色火薬の製造で財を成した。南北戦争では双方に火薬を売り大儲け、後に第1次大戦、第2次大戦と戦争でボロ儲けした「死の商人」である。当然のごとくマンハッタン計画にも参入している。
 その「死の商人」は、GM創業時(1908年)から出資しており、1919年から1931年にかけては、自社での超高級自動車製造販売もおこなっていた。
 1929年には直列8気筒 5.3リッターのコンチネンタル社製エンジンを搭載した、Model Gでル・マンに挑戦。一時は8位となりましたが、クラッシュでリタイア。これは、それを記念して発売されたクルマ。ル・マン仕様はレース規定により2+2でしたが、これは2シーターとなっている。
 その後、世界恐慌により高級車の市場は壊滅的打撃を受け、自動車の製造を諦めることとなる。その総生産台数は600台にも満たないものだった。


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 フィアット1100とTV(Turismo Veloce)をベースに、カロッツェリアが自慢の腕をふるっています。まさにフィアット様々ですな。
 写真2枚目の中央左にある、グリルの中にライトを組み入れたベルトーネの作品が、一番革新的ですね。このようなライトとグリル一体化のデザインは、Alfa Romeo 2600よりも早い時期です。


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1954年のジュネーブ・ショー。
カロッツェリアの晴れ舞台。
左下の Dyna-Panhard Grand Sportのゲテモノ趣味に注目。その隣の Talbotは古すぎますね。