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フィアット500大作戦!!

2011-07-09

the Cartier Style et Luxe Concours  A Door to the Future

Goodwood Festival of Speed 2011 にて行われたカルチェのコンクール・ド・エレガンス。今日の御題は“A Door to the Future”。

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1966 Vauxhall XVR
1966年のジュネーブ・ショーにて発表された、とても地味なボクゾールとは思えないスーパーカー。自社デザインで、デザイナーは David Jones 。極端に低いラインだが、乗降のし易さをフロントウィンドウまで左右分割で開くガルウィングのドアで解決している。


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1969 Adams Probe 16
英国人であるデニスとピーターのアダムス兄弟が世に送り出したクルマ Probe。エンジンはオースチン1800のものをミドシップに搭載。86僂箸いδ磴ぅ椒妊へのアクセスは、バックにスライドするルーフから行うことになる。3台のみが制作され、その内の1台は当時ウルトラ・バイオレンスで話題となった映画「時計仕掛けのオレンジ」にて使用された。




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1967 Ford GT40 Mk3
フェラーリをルマンの覇者から引きずりおろした GT40。異例に低い車高に対しガルウィングにせず、ルーフ一体で開くドアで対処している。これにより長身の人間は恐ろしく開かなければ乗れなくなってしまった。これはFIAのホモロゲーションを取得するために作られたロード・バージョン。エアコンなどの快適装備やラゲッジスペースも備えられている。オリジナルよりも全長が延長され、間延びして見えてしまうのが惜しい。サイドウィンドウの3角窓やヘッドライト、バンパーなど、全てが蛇足のように思えてしまう。フォードの自社所有車。


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1971 LAMBORGHINI Countach
跳ね上がり式のドアは、これ以降に追従車を多数輩出することになる。ベルトーネ時代のガンディーニによる傑作である。オリジナルのクリーンなデザインは予想外に空力が悪く、以後、派手なウィングなどを架装させた結果、醜いものに変わってしまったのは哀れだ。

2011-07-06

Bonhams FESTIVAL OF SPEED SALE part1

 80年代の我が国に大手商社までが立ち上げたクルマのオークション事業。その後、バブル経済の崩壊とともに急速に終焉、霧散してしまった。
 しかし、欧米では、そのような需要があり、有名なオークションが多々ある。中でも創業1793年の老舗“Bonhams”は、毎年グッドウッドにてオークションを開催している。幸いにもオークション開催前であれば、£30のカタログを購入して誰でも見学ができるのだ。

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Aston Martin DB2/4 Drophead Coupe coachwork by Carrozzeria Bertone
ベルトーネがボディを架装したDB2/4。イタリアの血が入った英車は特別な印象を持つことになる。オーナーが60年代にロータスで活躍したF1ドライバー“Innes Ireland”だったというのもクルマの価値を高めている。落札価格£606,500(約7885万円)


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1967 Lamborghini 400GT 2+2
ポール・マッカートニーの所有車というのがミソ。ビートルズのメンバーではジョージ・ハリスンがクルマ好きだったのは有名だけれど、ポールも相当に好きだんたんだねぇ。


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1958 LISTER-JAGUAR BRIGGS CUNNINGHAM
Cunninghamチーム所有車。USCCAの1958-1959チャンピオン
http://en.wikipedia.org/wiki/Briggs_Cunningham

2010-12-13

LAMBORGHINI 350 GT

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“2001年宇宙の旅 モノリスの前で”


今年の7月の古い話で恐縮だが、ランボルギーニ本社での写真も紹介しよう。個人的にはレーシングヒストリーの無いスポーツカーのメーカーにはあまり興味が無いので、自分の中でのランボルギーニの位置は微妙な存在だ。
本社には博物館が併設しており、誰でも入館料を払えば見物できる。開館前から見物客で駐車場も満杯なのもフェラーリと同じだった。
入館時にはキップもぎりのお兄さんが、お釣りの勘定を間違えてひと悶着という場面もあった。


創業者の Ferruccio Lamborghini が1963年に Automobili Lamborghini SpA を設立した経緯に関しては多数の俗説が実しやかに語られているが、真偽のほどは定かではない。ただひとつ言えることは、Ferruccio は Ferrari をライバル視していたことだ。

1964年に市販開始された“350GT”の鬼才 Franco Scaglione によるアイデア・スケッチ
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鬼才 Franco Scaglione による華麗なボディは市販車ではこうなってしまった。
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水冷V12気筒 DOHC 320ps/7000rpm 最高速度280/h

ファニーなフェイスのボディは Carrozzeria Touring によるもの。
フェラーリがいまだSOHCであった時にDOHCを採用していたのがミソ。最高速度は参考数値。

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2010-07-30

BERTONE その6 その他イロイロ

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今回訪問したのは、正確には“STILE BERTONE”。ベルトーネ・グループのデザイン部門を受け持つ会社。ヌッチオ・ベルトーネが亡くなった後に母と次女の骨肉の争いがあり、娘が率いていた会社。現在は彼女は去り、母親の会社の傘下になったとか。

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FERRARI Dino 308 GT4”1973
90°V8 DOHC 2927cc 255ps/7700rpm
日本では一番人気のないフェラーリ。最初で最後のベルトーネ製量産フェラーリだろう。現車見るとなかなか魅力的なコンパクトボディだ。


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Lamborghini Bravo
リアのホイールアーチを見るとガンディーニの作品のようだが、後にジウジャーロがデザインしたロータス・エスプリはコレのパクリ!?
映画007「私を愛したスパイ」に搭乗した潜水機能をもつエスプリはコレにソックリだなぁ。


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CHEVROLET CORVAIR Testudo”1963
大きく湾曲したグラスエリアからなる大胆なハッチは、後のGMコンセプトカーに影響を与えている。“CORVAIR”はアメ車としては珍しいリア・エンジンなので、大型のリアハッチはメンテナンス・ハッチの役目も果たす。


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LAMBORGHINI ESPADA 400 GT”1968
コンセプトカー“ Lamborghini Marzal”を具現化したもの。2ドアであるが完全4人乗りのスーパー・スポーツとしてポルシェ・パナメーラの先駆けとなったクルマとも云える。フロント・エンジンのランボルギーニとしては最後のクルマとなった。
左に写っているのが“CORVAIR Testudo”


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BERTONE Freeclimber”1989
40代以降の世代であれば、どこかで見たことがあるかと思う。そう、ベースはダイハツ・ロッキーだ。デザインはフロントグリルのみが変更されただけ。エンジンはBMW製2400侫妊ーゼルターボ。ベルトーネの工場で92年まで生産された。


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むるきちさんのリクエストでUP。名前も失念スマソ。


ベルトーネはこの辺でオシマイ。他にランチア・ストラスなどもあるけど、いいかげんもういいでしょう(笑)。羽が生えたカウンタックも論外。
それとベルトーネでの写真は右隅のピントがボケているのは、昼食時のオリーブオイルがレンズについたためです(苦笑)。