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フィアット500大作戦!!

2015-11-01

FBM 2015 PEUGEOT 404

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1,618 cc KF2 injection 96 PS / 5,700 rpm

 日本ではコロンボ警部のボロボロの愛車で有名な Peugeot 403。地味なクルマだったが、実はピニンファリーナによるものだった。プジョー自体はそのことを隠していたが。そして1960年5月に後継車の404を発表。その時初めてピニンによるデザインとプレス発表したのだった。
 さすがにピニン黄金時代の作品だけあって美しいボディライン。今回、初めて現車を観て納得した。この個体は元カーグラフィック誌のチーフテスターで有名だった笹目二朗さんの所有していたクルマとしても有名なものだ。

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 ボディーは初め標準的なベルリーヌのみであったが、1962年12月には、豪華装備のシュペル・リュクスが加わり、62年4月からは洒落た2+2カブリオレと4座クーペが加わった。もちろんボディはピニンのデザインで、「f」のエンブレムが付いている。

 足回りでは、伝統の前輪の横置きリーフが廃止され、コイルによるマクファーソンと大変身。プジョー自製のダンパーもレバー型からテレスコピックに改められた。このフロントサスペンションは、ラジアル・タイヤ装着を前提として安全基準を満たしたヨーロッパでも最初のクルマとして知られている。
 すべてに最新の技術が盛り込まれた 404であったが、ブレーキは4輪ドラムであったことには驚いてしまう。1962年に登場したルノー8が最高速度が120/hにすぎなかったのに4輪ディスクがおごられたいたのとは対照的だ。さすがに1969年には前輪にディスクブレーキが装備された。なおステアリングは伝統のラック&ピニオンだ。
 ピニンのデザインは左右のフェンダーよりも低いボンネットを特徴としていたので、エンジンは右へ45°まで傾けて搭載された。4気筒エンジンは1618CC(9CV)で、はじめは3ベアリングのままで、圧縮比7.4と1基のソレックス・キャブレターで72psとされていた。

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 もちろんエンジンは改良されて、チューンにもいろいろある。1962年4月には3ベアリングのままクーゲル・フィッシャーのポートタイプ燃料噴射と圧縮比8.8で85psに強化されたものがカブリオレクーペに搭載され、同年9月にはベルリーヌにも注文できるようになった。1964年にはブロック、クランクシャフトともに新設計されて5ベアリングとなったが、性能はそのまま! しかし翌65年にはソレックス付きが88ps/5700rpmとなった。さらに1967年にはベルリーヌのソレックス付きも圧縮比が8.3に引き上げられ、74ps/5600rpmと強化された。
一方、1963年2月には 403 D の1816ディーゼル・エンジンを48psから55psに強化して搭載した 404 DAが登場。5か月後にはボアアップした1948(8CV)60psに強化された。5か月前に買った人は文句タレたろうなぁ。
 ミッションはトップが直結の4段フルシンクロ・コラムシフトが標準だったが、1960年6月からはイエガー製電磁自働クラッチが登場。65年12月からはプジョー初のZF製3速ATも設定された。
車重はベルリーヌの1070圈ディーゼルの1150圈最高速度はディーゼルの130/hからインジェクションつき88psの160/hまで。ガソリン仕様は最初期の72psでも142/hまで達している。

驚くべきは、404の製造期間の長さで、1978年11月までじつに18年間も製造され、2,885,377台もの生産台数を記録したロングセラーだったのだ。

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2012-12-15

Musée automobile de la Sarthe  1902 Peugeot Type 48 Tonneau

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Armand Peugeot(1849-1915)

 今日のフランスPSAグループの中心である Peugeotが、元々コーヒー・ミルや女性のコルセットの骨組みなど、ありとあらゆる工業製品(特にスチール製品)を生産していた Peugeot一族であるのはご存知だと思う。その Peugeotが自動車製造に関わるようになったのは、昨日紹介した Emile Levassorが関係していたことは、あまり知られていない。

 1876年、Peugeot Frères Aînés(プジョー兄弟の息子たち)という会社が設立され、そのメンバーの1人であった、27歳の Armand Peugeotは技術研修のために英国に留学させられたが、彼の地での自転車の普及に目を奪われ、帰国後に自転車の製造に取り掛かる。自転車は今と違い、当時の労働者の月給5ヶ月分にもなる高額商品であったが、好評で飛ぶように売れた。4年後の 1892年には8,000台、1900年には2万台も達した(Peugeotには今日も自転車部門がある)。
 ちょうどその頃、若い技術者 Leon Serpolletが瞬間的に超高圧過熱蒸気を作り出すボイラーを発明した。「若い女性がドレスのままで乗れる安全な乗り物」を考えていた Armandは、それに飛びつき、1889年自転車の鋼管フレーム技術を使って巨大な4人乗り3輪蒸気自動車を制作する。しかしながら、強度設計を考えずに制作された Serpollet-Peugeotは500kmのテスト走行で蒸気ボイラー以外のありとあらゆる箇所が折れて壊れてしまった。それに失望した Armandは自動車の夢を一旦諦めることとなる。


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1889 Serpollet-Peugeot


 一方、Daimler製ガソリンエンジンライセンスを取得していた Emile Levassorは、エンジンの改良に全力を注いでいた。そのためには、鋼管やシートメタルの技術を持っていた Peugeotの力が必要と考えた。「協力して、ガソリンエンジンのクワドリシクル(4輪自転車のこと)を造らないか」と Emileは Armandに持ちかけたのである。Armandはこれに大いに興味を示し、1889年に Panhard et Levassorと Peugeot、Daimlerの3社会談は基本合意に達し、Peugeotは Panhard et Levassorから Daimlerエンジンの供給を受けて自動車の生産をすることになる。Armand Peugeot40歳の年であった。その後、数々の都市間レースに出場して名声を得、徐々に生産数が増大する。1897年、従兄弟達との共同経営であったPeugeot Frères Aînésから Armandは独立し Anonyme des Automobiles Peugeot(プジョー自動車株式会社)を設立する。19世紀末の 1899年には年間 300台も生産する一大自動車企業となった。


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1902 Peugeot Type 48 Tonneau

単気筒 833cc 6.5hp MAX 37km/h.

 このクルマは100台が生産された。シャシー自転車の技術を応用した鋼管フレームである。エンジンはクランクシャフトを進行方向に向けてドライバー前方に搭載。コーン・クラッチ→ダイレクトトップのギアボックスと縦に並べ、プロペラシャフトによるカルダン駆動となっている。システム・パナールと RENAULT特許によるダイレクト・ドライブ・シャフトを採用して、フロント・エンジン、リア・ドライブを実現した、近代的な初の Peugeotである。コラムの傾斜したステアリングが採用されたのは 1901年のことである。ギアボックスは2段。ピストンはスクエア(!)であった。この時代のクルマに共通だが、ブレーキが前輪には無いことにも注意。

2012-12-03

TOYOTA MUSEUM CLASSIC CAR FEST   1938 Peugeot 402

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Peugeot 4cyl OHV 1991cc 55ps/4000rpm MAX 120km/h.

 1935年のパリ・サロンにて発表された所謂“02”シリーズの第1弾が 402である。前年の同サロンにて発表された Citroen Traction avantの革新性に対する Peugeotからの回答とも言えよう。大胆な流線型を採用した初の欧州車として歴史に残るクルマとなった。しかも商業的にも大成功を収めたのである。クーペや世界初の電動ハードトップなど、バリエーションは多彩を極め、1935年からナチス・ドイツ占領後の1941年まで造られた 402の総生産台数は、実に81,954台にもなった。


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 デザインは明らかに、前年にデビューした DeSoto Airflow(left)の流れを汲んでいるが、402の方が圧倒的に流麗なものとなっている。DeSoto Airflowはフロントのオーバーハングを切り詰めたために亀のような鈍重なイメージとなっているが、402はノーズを伸ばして伝統的なグリルを匠に融合している。しかもヘッドライトは大胆にもグリル内に収めて空気抵抗を減らすばかりでなく、クリーンでモダーンなイメージを作ることに成功している。そして Airflowには取り付けられていた無骨なサイドステップは取り払われ、より洗練されたデザインとなっているだけではなく、室内幅が広くなり横3人がけが可能となった。
 ミッションは Traction avantと同様にダッシュボードからシフトレバーが突き出した3段シンクロ付きであったが、後に Cotal製電磁式セミ・オートマチックもオプションとなった。駆動方式はオーソドックスなFRである。

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402のエンブレム。0の部分がクランクを通す穴となっていることに注意。

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リア・ホイールカバーの飾りに注目。ライオンが立髪をなびかせているデザインとなっている。

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2012-10-30

French Blue Meeting 2012

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 毎年恆例の佛蘭西車の祭典が長野縣は車山高原で開催された。此處數年は缺かさず見物に行つてゐる。今囘は前泊してシトロエンの仲間と、大人の合宿&宴會で大騒ぎと成つた。
今年のテーマは「法治國家」であつた。わからない人には?であらうが、當日參加した方には多分わかつていただけると思ふ。早朝の淺間山の酷いイベントで心身ともに疲れてゐたが、宴會で氣分はオダつたのであつた。オデンをつつき乍らの深夜の宴會では各種祕藏映像が公開され、爆笑の渦に呑み込まれてゐた。
 翌日は早朝5時半に起きて、會場入口に竝び駐車場に停めると云ふ、舊ソ連のやうな行列に附き合はされたのにはマイッタ。FBM參加者は毎囘早起きして駐車場の良い場所を確保してゐると云ふことである。此の件はいろんな意味に於て無駄であり馬鹿らしいので、主催者には豫約などの改善を望み度いものである。


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ご本人のクルマなのですから、煮て食はうが燒いて食はうが勝手なのですが。。。


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日本では知る人ぞ知る、ルノー・ラグナ2。
然も正規輸入されてゐないフェイズ2です。顏つきがメガーヌ2と同じ顏に成つたのは残念。。。


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シトロエン・ディアーヌ。


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シトロエンBXは生誕30周年! FBMでも見かけるのは少なくなりました。


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他國の宗教行事を何でも取り入れる。其れが日本人文化の特徴とも言へませう。


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シャコタンにしたハイドロ・シトロエンほど恰好良く見えるクルマはありませんね。


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御自身の娘さんにアミと名づけた人を知つてゐますが、今囘のFBMで出會つた關西の方は、お子さん3人に其れぞれアミ、メアリ、サハラと名づけてゐて驚きました(^^;


この項つづく。。。

2012-10-26

Lancia Lunch 2012 から

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Lancia STRATO'S


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Lancia Thema 8.32


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Lancia Aurelia GT


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Saab 96 monte carlo 850


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Peugeot 205 Turbo 16


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Maserati Khamsin


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Citroen BX 4TC


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Fiat Giannini 128NP Rally. 2