大怪獣まんだら

GIGAN YAMAZAKI & WAGAYA FACTORY's blog

ジョルジュ星雲人製作記(その8)


悪辣宇宙人ジョルジュ星雲人、ほぼほぼ完成しました。しかし、そうなったらそうなったで、いろいろと手を加えたくなってくるのが人情というもの。そもそもジョルジュ星雲人のスーツは、初期のデストロン怪人などにまま見られるハイレグ型のデザインで、非常に足が長く見える一方で、個々のパーツ配置が作為的というか、パーツ同士の繋がりが不自然に見えるという欠点も抱えていた。ちょっと衣裳っぽい印象を与えてしまうのだ。


まあ、実際に衣裳っぽいつくりだから仕方ないんだけど、上図のようにパーツを追加すれば、いくらか改善できるんじゃないかと考えている。これが改造人間や等身大の星人であれば、ブーツがブーツに見えたところで何の問題もない。股間と太もものパーツの間からタイツ地が覗いていても、そういうもんだと割り切ることができる。ただ、今回は明らかに生身っぽい宇宙人として作っているので、下半身もまたウレタンで覆うべきだろう。かくして“我が家工房初のタイツ怪人”というコンセプトは、完全に消滅したのだった……。