ワークショップ

gimbal2010-08-23

只今苫小牧市博物館で開催中の特別展「紙をつくる 紙でつくる」の関連行事にて、ボクはポップ・アップカードのマンモスを作るというワークショップを開きました。
8月14日、20名の受講者と取材に来られた地元の新聞記者さんを飛び入りで向かえ、皆さんと語らいながら楽しい工作の時を過ごしました。
残念ながら講習中の写真が手元にないので課題の写真だけご覧下さい。

ポップ・アップですので、ま、開くとマンモスの顔が飛び出すということです。
何故マンモスかというと、これはたくさんの人に聞かれ不思議がられたのですが、かつて苫小牧周辺にはマンモスが生息していて化石も出土しており、博物館のロビーには原寸大のマンモスの親子の像があります。初めて博物館訪れた時、いきなりそのマンモスと眼が合ってその迫力に圧倒。帰りぎわにはマンモスの記念スタンプも発見!きっとこれは博物館のシンボルに違いないと、後にN氏に課題について相談したところN氏も「やっぱりマンモスでないかい」、「そうだよね」ということになったしだいです。できれば「夏らしいもっと可愛いものを」と提案してくれた友達もいたのですが、初一念、マンモスです。
そのパーツはこんな感じ。

左上には子供マンモスも登場させました(今日の1枚の画像)。
ワークショップの制限時間は2時間。切るのに1時間、組み立てに1時間と、お子さんも居るので余裕を持ってそう考えていたところ、早いこと早いこと。皆さん30分程で切り抜かれ、要領の良いお子さんなんかは説明も聞かず折りの作業に進んでいたり。いつの時代も子供には驚かされます。
その後は折って貼ってと作業はスムーズに進行し、皆さん余裕を持って無事完成されました。
最後に、受講された皆さんに記念として非買品のジンバル製ポストカードをプレゼント。
そして更に「かにねこ」の作者、BAR WAITSのマスター本明裕司氏による新苫小牧キャラクター(非公認)「ホッキーニャ」のハガキをさしあげました。

「ホッキーニャ」は今回のボクの展示を記念して彼が考案してくれたもので、苫小牧名産の「ホッキ」と王子製紙の「王子」をかけてくれたものです。
画像では読みとれないコメント部分をそのまま書くと。
『苫小牧非公認キャラクター
ホッキの貝の覆面をかぶった
猫騎士[王子]である。
王子と言い張っているが
王子製紙との関係証拠は何ひとつない。』
それともうひとつ。

ワークショップでボクはこの「ホッキーニャ」Tシャツを着ておりました。
もちろん、本明氏直筆です。
この「ホッキーニャ」がいつか苫小牧市の公認キャラのになるのを願うばかりです。苫小牧の皆様、ご推挙よろしくお願いします。

ワークショップ後、ロビーのマンモスの像の前で記念撮影。皆さんお疲れさまでした。
ボクにとって二回目のワークショップはこうして無事終了。マンモスを作るのは大変だったけれど、努力が報われた気がしてうれしかったな。最近めったに無い充実感がありました。
その夜、苫小牧でしたたか飲みました。良いお店見つけたし、やっぱりそうなるのだ。

今週の土日にまた苫小牧にうかがいます。