近況

H2ギャラリーを閉めて5ヶ月が経過した。
春の終わりまではその残務整理に追われていたけれど、
おちつけば寂しさがつのる。
それからは庭の草むしりでまぎらわせる毎日。
週に一度の事だったけど、ギャラリーにて
友達や来訪者と楽しく過ごした時が懐かしい。


そんな気持ちを払拭すべく、
「残しておきたい小さな風景シリーズ全12作」の
10、11作目を完成させた。上「草笛」 下「雪虫


7月始めに絵を描き始めて5週間で完成。
異例のスピードにびっくり。
俺はやれば出来るらしい。


シリーズを完結後は個展準備にとりかかろう。


作品作りに精を出している間、
庭の雑草がボーボーだ。
むしられても刈られても、ひたすらはびこる奴ら。
立派です。俺も頑張る‥。

H2ギャラリー閉廊

いよいよH2ギャラリーは今週末をもって終了します。

この2年間、皆様には大変お世話になりました。

心から感謝申し上げます。

尚、最終日は22日(土)です。13:00より。

よければ是非お出かけ下さいませ。


今後はギャラリー再開をもくろみつつ、

看板息子の「ふきボウズ」と共に

作品制作と個展準備に精を出すつもりです。


最後に、常設展示を行って思った事。

とくに終盤は、ここに留まり待っている事が窮屈に感じた。

人は動いてる処に集うようです。

そろそろ俺もかくありたい。


では、みんなホントにありがとね!!

楽しかったよ。

取材記事等ご案内

おひさしぶりです。

暑さに耐えながら、うだうだしてたらお盆も終盤。
たのしみにしていたこの夏が
ビアガーデンもかき氷もおあずけのまま
終わろうとしています。
そしてお盆が終了したとたん、我が北海道では
ストーブとスタッドレスタイヤのCMが流れはじめます。
冬の足音がカサカサと‥
いやいや、まだまだ。
昨日見た、うろこ雲を貼りつけた高い空に
清々しい秋を期待させるのです。


ここで唐突ですが、
夏前に仕込んでおいたものが形となりました。
一挙ご報告です。

まず、H2ギャラリーの当ディスプレイ
「ふりふりボウズ」が夏バージョンになってます。

虫アミと虫カゴだけでは寂しかったため
カキ氷を追加してみたら、がぜん夏らしくなった。
麦わら帽子もよかったけど
なにせ頭でかくてね、合うサイズがありませんでした。


次は、俺のオンデマンド番組ができました。
HTB北海道オンデマンド「からくりカラコロ」林啓一編
子供達の工作体験も収録されています。
全4話/現在3話まで配信済み。
無料ログインでご覧になれますよ。
http://hod.htb.co.jp/p/pg_kk/
是非ご覧ください。


最後は、俺が学んだ専門学校
北海道総合美術専門学校( 現、北海道芸術デザイン専門学校 )
bisen-ob会のブログに、H2ギャラリーの相棒
本明ゆうじと共にインタピュー記事等が掲載されました。
http://blog.livedoor.jp/bisen_ob/
私が第11回。本明ゆうじが第10回に登場しています。
観てみてね。


あと、分解整備中だった作品「月と太陽と星とボク」が
オンデマンドの取材を期に一年ぶりに復活しました。

収録がせまっていたので焦りながらの作業。
ちゃんと動いてはいるけれど、組み立て終わってみたら
ネジ3本あまってた。怖い。
それでも今度の個展でも主役を務めること間違いなし。
個展開催はまだ先になりそうだけどね。


以上、いろんなご報告でした。

新作できた !


昨日、ここ5年ほどかけて制作しているシリーズ・「小さな風景」の8作目が完成した。
タイトルは「花」。
テーマは、思春期の入り口あたりの、ちょっぴり甘くて切ない情景。
あの頃、普通に遊んでいるつもりでも
やたらと人目が気になりはじめて、照れ隠しに友達をぶったりした。
訳が分からないまま悶々としたそんな年頃。あったよね〜。
もちろん、作品はまた別の表現ですが。

写真はポーズ決めのために作ったモデル。
二人が絡んだり、仕草が物を言う作品の場合はこれで確認します。
引き足しができない物の性質上、
段取りもまた非常に大切だと考えます。
ちなみに、今回、台座に模様をあしらったのは初の試みです。


制作自体はそれなりに順調でした。
しかし、なにか、ひどく、
自分が不器用になってしまったようでペースは上がらなかった。
実際、物はよく落とすし、特に手首のひねりが微細に出来なくて
ペットボトルのキャッブさえ上手く閉められない始末。
老眼の次はこれかよ!!
今やそんな年頃。リハビリするぞ〜。


今週末、再びネットTVの取材が入った。
きっと大変だけど、幸せな事と思って励むつもりです。

新作の詳細はいずれホームページで‥。


では、またギャラリーへお越し下さいませ。待ってるよ!!

新年のご挨拶

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

昨年中は「H2ギャラリー」共々大変お世話になりました。
今年も作品作りとギャラリー運営の二本柱で頑張る所存です。
どうぞよろしくお願いします。


ちなみに、「H2ギャラリー」は明日(11日)から営業開始です。
ボクは変わらず毎週土曜日に常駐し、ワークショップも続行決定です。
部屋温めておくので、また遊びに来てね。


そういえば、昨年末に「えこりーな」というネット番組の取材がありました。
可愛い子供レポーター達とペーパークラフを作りました。
よろしければご覧下さい。

いただきもの


先日、H2ギャラリー2階で営業する「喫茶&雑貨・幸え(さきわえ)」の澤田さんから紙の見本帳をいただいた。
ボクがクラフトに好んで使う「マーメイド」という紙のものだ。

紙の見本帳といえば通常10cm×4cmくらい。
しかしこれはでかい。A4版弱はある。
20年も紙の仕事をしていて見本帳は数多く所有しているけれど
こんな巨大なものを見たのは初めてだ。

澤田さんいわく
店に遊びに来る子供達に使われて半分もないのよ、ごめんなさい。
おっしゃる通り、このように歯抜けの状態。

しかし、残っていた色はボクが大好きだった
「灰」・「すみ」・「赤鼠」など、すでに廃色となり
今では入手できないものばかり。
「おーっっっ!!」
ところかまわず大声を出し、
何度もお礼をしてこの貴重なる見本帳をいただいたのでした。


近年、紙の色数は減って行く一方だ。
それは製紙業が不況なのか、そもそもの需要がないのかはわからない。
この紙も昔は100色以上あったが、今はたぶん80色を切っているだろう。


特に渋い色は廃色の憂き目に遭いやすくて
意図する配色が思うように出来なくなったのは口惜しいばかりだ。

毎年その年の廃色情報を得、在庫限りの紙を買い集めてストックしている。
しかしこの見本帳にあった、焦げ茶でもなく真っ黒でもない
「すみ」においては
作品を引き締めるかなめの色として重宝しながら
もう葉書半分程の在庫しかなくて落胆していたところだった。

たかが色のひとつに過ぎない話。
けど若者じゃないからね、ここにかけるしかないのよね。


澤田さん、この歯抜け見本帳はボクにとって至高の贈り物ですよ。
本当にありがとうございました。大事に使います。
またやる気出たよ!!

マイ・ブース

H2ギャラリーのマイ・ブースがやっとこさ出来た。
前の前の日記に出てきた「小箱」が付いたよ。
http://d.hatena.ne.jp/gimbal/20120607#1271223787

その他、物置を覆っていたをカーテンをパネル扉にして掲示板に。
更にワークショップ・コーナーを新設した。
オープン以来ずっと思い描いていた形、
完璧ではないけれど、満足である。
社長にも誉めていただきました。
いいね!

先週の取り付け作業ではまたN氏に手伝ってもらった。
たまたま2階に茶を飲みに来たところをうまく引っかけたんだ。
いつもありがとね。


さて、小箱は付いたが中身はまだ無い。
俺は気が長い。
そう、これからこれから。
時間をかけて良い物作ろう。

最後に、今年中にと宣言していた作品集発刊は無期延期になりました。
甘んじて「なんちゃってオジサン」の称号をいただきます。
だがしかし、その内容はグレード・アッブするよ。
俺は気が長い。
今日から心機一転始めます。