富士見ファンタジア文庫表紙デザイン変遷の現時点でのまとめ

 この件に関しては私も今まで散々知ったかぶりをしてしまいました。済みません。現時点で分かっていることをまとめようと思います。新たな事実が判明しましたら、その時にまたまとめ直そうと思います。

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  • 1988年創刊当初:フォーマットは固まっていなかった
    • 例:「超能力はワインの香り」(1988/12)

  • 1990年代前半:ほぼ同一のフォーマットが使われる

  • 1990年代半ば:注意して見なければ分からない程度に枠をはみ出し始める
    • 例:「じぱんぐ! 2 ワニたちに明日はない」(1995/9)

 参考→読書の羅針盤 〜 JV44の日記-「じぱんぐ!」の表紙を確認してみる

  • 1990年代終わり:明らかに枠をはみ出し始める
    • 例:「六門世界 3 魔都崩壊の刻」(1999/5)

  • 2003年頃:枠を大幅にはみ出し始める
    • 例:「ディヴァイン・ハート 2 冷静と情熱のジルバ」(2003/5)

 ↑単にイラストが枠をはみ出しているだけでなく、イラストレーター名表示がキャラクターの顔に重ならないように横書きから縦書きに変更されています。

  • 2005年:枠が完全に外れ始める

煉獄のエスクード RAINY DAY & DAY (富士見ファンタジア文庫)

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  • 2005年:フォーマットを完全に破り始める

殺×愛 0 ―きるらぶ ZERO― (富士見ファンタジア文庫)

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