
「涼宮ハルヒ」舞台探訪記事のまとめ
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2011-06-12
■[ラノベ]「涼宮ハルヒ」から「阪神・淡路大震災震災からの復興」のサインを読み取ることはできるか

「涼宮ハルヒ」シリーズから「阪神・淡路大震災震災からの復興」のサインを読み取る試みをされている方が少なくとも2人いらっしゃるので紹介します。
- 岩見幸恵さんの講義
岩見幸恵さんという方に面識はありませんが、いくつかの大学で講座をもたれているようです。神戸山手大学での講義の一つについてWeb上に案内資料があるので引用します。
科目名
文学と都市
担当者
岩見幸恵
副題
迷宮小説と都市
授業目標・テーマ
都市文化の代表である文学という芸術形式について考える。日本は早くから港湾をひかえた門前町や城下町等、近代的な都市が各地に存在しており、他の国とは異なった特徴を持つ。また東京と神戸を対比し、震災や戦災、洪水、再開発といった地域に残る大きな痕跡、同時に作家に文学的素材を提供するが、このような都市の諸相を近代・現代文学との関連で考察する。
授業内容・授業計画
2、都市の条件(1)古代の都市(アジア・ヨーロッパ、城壁で囲まれた都市空間)
3、都市の条件(2)中世の都市(日本の城下町、小京都、門前町、城壁のない都市空間)
4、都市の条件(3)近代の都市(産業革命の特徴と消費階級、商業出版、大量生産と複製技術)
5、都市のアイテム「迷路」、(田園、田舎の対比、産業革命の弊害、環境破壊)
7、永井荷風(1)『日和下駄』(下駄と傘)
11、谷崎潤一郎『細雪』と野坂昭如『火垂るの墓』(洪水と戦災)
12、村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』と『東京奇譚集』
15、まとめ
評価方法
期末試験、レポート、出席率を総合的に評価する。
使用するテキスト
プリントを配布する。
http://withinc.kobe-yamate.ac.jp/info/syllabus_u/html/SearchString_Page0101.html
13番目の講義で配布されたプリントを見てみたいものです。また 甲南大学でもほぼ同様の講義をされているようです。こちらもWeb上の案内資料を貼っておきます。
授業科目名
日本文学特殊講義II (後)
(中略)
講義の内容
日本は早くから港湾をひかえた門前町や城下町といった近代的都市が各地に存在し、そこに文学を含む文化が発達した。そこで都市論的見地から近代・現代文学について論じる。
(中略)
講義構成
1、オリエンテーション
2、都市の条件:大陸の城壁と日本の城下町
4、都市の文学的アイテム:迷路と田園
6、永井荷風(1)経歴
7、永井荷風(2)『日和下駄』下駄と傘
8、永井荷風(3)『すみだ川』『墨東綺譚』
9、江戸川乱歩
10、横溝正史
11、村上春樹(1)経歴
12、村上春樹(2)作品
13、谷崎潤一郎
15、まとめ
http://www.adm.konan-u.ac.jp/aao/c3/book/2010/pdf/2010syllabus111let_jap.pdf(p82〜83/p89)
こちらは、私が書いた震災ハルヒ仮説・概要をヒントに、「涼宮ハルヒの消失」には「阪神・淡路大震災震災からの復興」について描いた側面があると解釈されています。
個人的には論理が飛躍しすぎているなぁ、と思うのですが、興味深いアイデアではあります。
