SはCではありません

このエントリもまた、創作ものである。従って超短編ではあるが、設定した人物紹介からはじめる。

助:某国立大学法人生物系講座助手。無脊椎動物のプロモーター解析が専門ではあるが、エピジェネに関する素養は皆無というナイスガイ。position effectのことは耳にしたことがある模様。あまり論文を読まず、分からないことは学生に聞く、という素直な態度が巷で微笑みを誘う愛すべき人物。

某:某国立大学法人生物系講座D2。分生の実験に手を染め数年経過するも、遺伝子のcdsの全長クローニングに成功した試しが無い(分与されたもののサブクローニングは成功例あり)というある意味特殊技能を備えたヤングガイ。しかしプライドは高く、後輩にクローニングを熱く語るという好人物。

「助」がplasmid mapを眺めていた。mammalianのベクターを改変しようと考えているらしい。


助:(とても素直に)あのですね、ところでこのSV40って、何のことですか?

某:(胸を張り)ええっと、マンマリアンのウイルスのことだったはずですよ。
確か、サイト・・・(Vを意味する言葉が浮かばず、次に続かない)
調べてみます。

ネットでサーチ、数分後。

某:サル、のウイルスですね。
助:へえー、そうなんですか。

■■■■■■■■■ 糸冬  了 ■■■■■■■■■

何でそこで終わるんや。



でも二人ともボスのお気に入り。
何故なら、忠誠心が高く、対立意見を言わないからです。


#何度も繰り返しますが、これは全くのフィクションであり、実在の団体・人物とは一切関係がないことを断っておきます。そりゃあもう凄い勢いでフィクションですから。似ていたってあくまでフィクション。故に類推禁止。

Sorry about multiple trackbacks, but...

 何が理由か今ひとつ理解できないのですが、とにかく団藤様の逆鱗に触れてしまったようで、本編からのトラックバック拒否の憂き目に遭いましたので、例外的ながらこちらからTB。

朝日新聞記者であらせられる団藤保晴様のブログ時評に多重トラックバックを送ってしまったら全削除されてしまった件について」
http://giraud.way-nifty.com/lune/2005/03/post_11.html

 団藤様、今後ともよろしくお願いいたします。

(16:50 追記:コメント欄にはてなのURLで書き込んだせいか、ここからのTBも規制されたようでつ。。。)

某国立大学法人人事の次第

もともと旧帝なせいかどうかは知らんが、某大学で公募せずに助手が採用された。いいのか国立大学法人。法人化したとはいえ税金をそそいでそれはどうかと。当然出身講座の人材な訳で(笑)。見かけ上の公平もあったもんじゃあないね。その助手が助教授になる時には公募にするのだろうが、条件的に圧倒的に有利。基本的にスライドしていくんだからどこをどう切っても形式的。口先だけで流動性を謳っているのがバレバレというのは改善された方がよろしいのでは、そう思った先日のこと。

#これは私の想像に基づく全くのフィクションです。実在の組織及び人物とは一切関係がありませんので読まれる方はその辺に留意してくださるよう。