あや卒業!

こんにちは。野口亜弥です。
フランクリンピアス大学大学院のMBAをこの5月に終了することができました。約3年半アメリカで生活を送り、アメリカをこの度離れることになったので、最後にレポートを書かせていただきます。

まず、アメリカで充実した学生生活を送り、やりたいことにチャレンジし続けられてこられたのは、アメリカ行きを手伝ってくださり、渡米後もメンターのようにいつも相談にのってくださったブリッジのみーみとかなぴーのおかげだと心から思っています。この場を借りてお礼を述べさせていただきます。

私は、この3年半の間に、まず大学に進学し2年間スポーツマネジメントを学びました。学士は日本の大学の学士があったので、アメリカの大学は卒業せず、3年目と4年目は大学院でMBAというビジネスの修士のリーダーシップに特化したコースに進学しました。サッカーの方は4シーズン、夏休みの期間はWリーグというアメリカ2部のセミプロリーグに所属するニューヨークマジックでプレーをし、最後の年はチームキャプテンも任せていただけました。大学の方でも3年間プレーをし、最後の4年目は大学院アシスタントコーチとしてチームに関わらせていただきました。その他にも地域の子供たちのサッカーコーチ、サッカーを利用した教育プログラムのコーチ、大学の寮の寮監のような仕事、サッカーボールを途上国に送り、大学サッカー部のサマーキャンプの手伝いもさせていただきました。

最初の2年間は、行けると思っていた大学院にTOEFLの点数が足りず、いきなり行き先がなくなってしまったり、約束していた奨学金がもらえなくなって日本に一時帰国することになったりと、言葉の壁、文化の違いに加えて嫌になることばかり起きて、もうアメリカ嫌いだ!と、何度も思うことがありました。ですが、諦めずに、ここまでこられて、アメリカのすばらしい所も、素敵な人たちにもたくさん出会えて、本当にこれからの自分の力になるような経験がアメリカでできたと思っています。

アメリカで強く学んだことがあります。まず、自分が何をしたいのか。をしっかりと持つこと。それを実現するために、自分が考えられること全てをやること、その実現を後押ししてくれる人に誠意を持ってお願いし、そのときの恩を決して忘れないこと。そうすると、道は少しずつだけど開けてくる。という良く考えたら当たり前のことですが、当たり前のことがどの場所でも本当に大切なことだと強く学びました。

私はこの3月からスウェーデンで暮らしています。Linkopings FCでプロとしてサッカーを続けることにしました。この機会を得られたのも、アメリカでサポートしてくださった沢山の方々のおかげだと感じています。どれほど長く続けられるか分かりませんが、セカンドキャリアのこともしっかりと視野に入れながら、自分らしく納得できる道を進んで行きたいと思います。