留学1年目フランクリンピアスのしょうこです。

今年の8月からマサチューセッツ州のFranklin Pierce Universityに通っている糸井翔子です。

留学するにあたって様々な準備をする必要がありました。手助けして頂いた方々にはとても感謝しています。学生ビザが出発予定日の3日前に出来上がるなど渡米までの期間が順調であったとはお世辞でも言うことはできないと思います。

もちろん留学先に到着してからも大変なことばかりでした。わたしは中高と普通教育の英語しか学んでこなかったこと、洋画は必ず吹替版で観ているような、英語をスルーしてきた身だったので常に英語が飛び交っている生活がスタートしてからは壁にぶち当たる毎日でした。一つの会話を理解しようとすると、その内容を理解した頃にはあっという間に違う話題になっているので会話のスピードについていくことが全く出来ませんでし た。それは大学の授業中も当たり前です。口頭での説明は理解することができませんし、だからといって教科書を覗いてみてもわからない英単語ばかりなのですぐに理解することはできません。予習復習が必須となりました。

有難いことにサッカーをする環境も与えてもらうことができました。ここでのサッカーはいままでわたしが経験してきたスピード、フィジカル、プレースタイルなどと異なっていたため戸惑う部分がありました。しかしそれは、ここに訪れることなく日本で淡々とサッカーしていたとしたら経験することはなかったことだと思っています。とてもいい経験ができました。
Franklin Pierceにはブリッジから他に2名通っています。今セメスターはこの二人におんぶに抱っこでほとんどのことをクリアしました。わたしはいま冬休み中ということで日本に帰ってきています。思いっきりリフレッシュして、来セメスターでは二人に頼りすぎずに一つでも多くのことにチャレンジしクリアしたいと思います。

大学を卒業して同年代の人たちは就職している中、留学することを許してくれ応援してくれている両親には頭が上がりません。そして、留学してみたいというわたしの気持ちをこのような形となるまで携わっていただいた方々に感謝しています。限られた時間の中でこの機会を無駄にすることなく、感謝の気持ちを忘れずに日々精進したいと思います。


フランクリンピアス1年目のみどりのレポートです。

フランクリンピアス大学1年目の大野翠です。
ここニューハンプシャー州にきて、4ヶ月が経ちます。
ニューハンプシャー州がどこに位置するのかも把握していなかった中、日本の家族、友達、たくさんの仲間に暖かく見送ってもらいスタートしました。

プレシーズンが始まり、時差ボケを治すのに苦労したことがもう1年前かのように感じます。シーズンの途中から、監督求めているプレーをうまく自分の中で解釈できず、感情的になって監督とうまくコミュニケーションが取れずに苦しい時期もありましたが、その度に 「出来事には全て意味がある」と自分に言い聞かせていました。一年早くフランクリンに来ている沙弥には、英語で想いを伝えられずモヤモヤしている自分と、監督やチームメイトとの架け橋になってもらったり、生活のコツを教えてもらったり、本当に助けてもらいました。アメリカでのサッカーは想像していた通りのフィジカルサッカーで、足元の技術よりもいかに体の大きい選手に勝つかという、フィジカルの技術を求められました。試合中に聞いたこともないような大きなバチバチという肉体の音がするのも一つの経験でした。この激しいサッカーのスタイルに加え、短いシーズンに1年分の試合を詰め込んでいることもあるせいか、フランクリンでは重度の負傷者が5人以上も出ました。カンファレンスに行けなかったことがとても悔やまれますが、毎試合気づきがあって次につながるシーズンに出来ました。

生活面ではセメスターの途中から、ルームメイトがチームメイトのブラジル人に変わり、沢山のイライラとそれ以上の笑いをもたらしてくれました。彼女は最初の頃全く英語ができなかったのですが、フレンドリーで暖かく、パーティ大好きなこともあり、4ヶ月で私が見た誰よりも英語が上達していました。彼女は自分のコンディション作りが下手ですが、試合で結果を出してしまうのでさすがブラジル人です。大事な試合が控えた日の真夜中1時と3時に、鍵を忘れたから開けてくれと電話が来たときは携帯をへし折りかけましたが、彼女から学ぶことが多かったです。こういった様々な国籍の人達と交流できるのもアメリカ留学のメリットだと思いました。

持てる時間でできる限り英語に触れることを意識して生活していました。シーズンの途中から寮のカフェテリアでバイトをし、仕事中にみんなで踊りだしたりする愉快なところで仕事ができました。どんなときでも楽しむことを忘れない、ここの人達が暖かくて大好きです。また、アメリカに来て日本の良いところが沢山発見できたことと、日本人であることに心から誇りが持てたことも大きな収穫です。日本で応援してくれている仲間、家族の後押しがあるから、向上心を失わずに最初のセメスターが終えられました。また、このような道を作ってきてくれた先輩方、直美さん、あやさん、みーみさん、かなぴーさん、本当にありがとうございます。まだまだサッカーも英語も満足いかないレベルなのでさらなるレベルアップを図りたいと思います。