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glace雑記

2011-12-13

Ricty生成スクリプトを使って遊ぶ

前回プログラミング用フォント RictyをWindowsで生成してみました。

今回は、Rictyの生成スクリプトを使って、InconsolataMigu 1M以外のフォントを合成してみようと思います。

※ここで使うスクリプト・フォントはどれも、再配布さえしなければ、ライセンス上問題はないと解釈していますが、何か問題があると思われる場合には、ご指摘いただければ幸いです。

他のフォントと合成

Migu 2M

Migu 2Mは、Migu 1Mと同様のフォントで、半濁点を大きくしていない、長音記号「ー」の字形を変更していない、という点だけ異なっているらしいです。

生成方法は、Migu 1Mと同様です。

$ ./ricty_generator.sh Inconsolata.otf migu-2m-regular.ttf migu-2m-bold.ttf

IPAフォント

IPAフォントは、Migu 1Mフォントなどにも使われているフォントで、私も愛用しているフォントです。

生成方法は、今までと同様ですが、IPAにはBoldのフォントが用意されていないので、通常のフォントで代用します。(当然、Boldのフォントは正しく生成されません。)

$ ./ricty_generator.sh Inconsolata.otf ipag.ttf ipag.ttf

# 私の環境ではそれほど問題なく生成されましたが、通常の方法から外れたことをしていますので、うまくできないこともあるかもしれません。

比較

Migu 2Mを用いたものをRicty-2M、IPAを用いたものをRicty-IPAと呼ぶこととします。
OSはWindows XP、gdi++(Helium)を使用し、Notepad++で表示しています。半角文字は同じなので割愛します。

Ricty

半濁点でっかいです。
右上は全角スペースが可視化されたものです。

f:id:glace_chicken:20111213211330p:image

Ricty-2M

Rictyと比べると、半濁点はひかえめサイズ。
0、3、M、gがちょっと違っているみたい。

f:id:glace_chicken:20111213211329p:image

Ricty-IPA

RictyとRicty-2Mに比べて、文字がキリッとしているように感じます。(私だけ?)
記号もちょっと雰囲気が違うものがありますね。
そして、右上の全角スペースが可視化されていません!

f:id:glace_chicken:20111213211325p:image


# 画像をローカルに保存して比較するとわかりやすいかもしれません。

まとめ

Ricty生成スクリプトで、InconsolataとMigu 1M、Migu 2M、IPAを合成して比較してみました。
個人的には、Ricty-IPAのキリッとした日本語が好みです。漢字だとより一層美しく感じます。あくまで個人的な感覚ですが。

Ricty-IPAで全角スペースが可視化されない問題ですが、コードをちら見したところ、別の文字を使って四角いフォントを作っているみたいです。
IPAでは、その文字コードのところに違う文字が割り当てられているのか、空白なのか、理由は定かではありませんが、うまくフォントを作れないようです。
全角スペースは、エディタレベルで可視化することもできたりしますし、私自身は特段困らないのですが、せっかくRictyを使うのに…と思う方はいるかもしれませんね。

今回は、生成スクリプトもフォントのファイルも全くいじらずに、これほどのものが得られました。
スクリプトを無償で公開してくださった遊佐泰紀様、フォントを作ってくださった方々には、心より感謝申し上げたいと思います。

追記:実際のコードで、欧文フォントと和文フォントを表示して比較してみました。(この記事)

Windowsでプログラミング用フォントRictyを生成

プログラマってエディタとかフォントとかあほみたいにこだわりますよね。

はい、私もその1人です。
フォントが綺麗なだけでプログラミングが楽しくなりますよね。

今回は、巷で噂の(たぶん^^;)RictyフォントをWindowsで生成して使ってみよう、というお話です。
# このような情報は他にもたくさんありますが、自分の備忘録的なことも含めて記事にしようと思います。

Rictyフォント

プログラミング用フォント Rictyは、プログラミング用のフォントとして大変評価の高いInconsolataとこれまた評価の高い和文用フォントMigu 1Mを足し合わせて、最強の日本語対応プログラミングフォントを作っちゃいました、というものです。
Linux環境で利用することを想定して作られており、ライセンスの関係から生成スクリプトのみの配布となっています。

用意するもの

  • Rictyフォント生成スクリプト: 上のリンクから最新版を持ってくる
  • Inconsolata: 半角文字用のフォント。上のリンクから
  • Migu 1M: 全角文字用のフォント。上のリンクから
  • Cygwin: Windows上で動くLinux環境の端末っぽいもの
  • FontForge: Cygwin用のFontForge (fontforge_cygwin-*.tar.bz2)

Cygwinのインストール

setup.exeを使う。すみません。ググってください。

CygwinにFontForgeをインストール

$ bunzip2 fontforge_cygwin-*.tar.bz2
$ tar xvf fontforge_cygwin-*.tar
$ ./doinstall

私の環境ではすんなり入りましたが、もしかしたらうまくいかないこともあるかも?
必要なものをsetup.exeで追加して再度実行してみてください。

DLしたファイル群を解凍してまとめる

$ ls
Inconsolata.otf   migu-1m-regular.ttf     ricty_generator.sh
migu-1m-bold.ttf  ricty_discord_patch.pe

生成スクリプト実行

$ ./ricty_generator.sh Inconsolata.otf migu-1m-regular.ttf migu-1m-bold.ttf
$ ls
Inconsolata.otf    RictyDiscord-Bold.ttf     migu-1m-regular.ttf
Ricty-Bold.ttf     RictyDiscord-Regular.ttf  ricty_discord_patch.pe
Ricty-Regular.ttf  migu-1m-bold.ttf          ricty_generator.sh

完成

以上で完成です。Windowsにフォントを追加するのはググればすぐ出てくると思います。

# 半濁点でっけ〜な〜

f:id:glace_chicken:20111213211327p:image

Notepad++で表示。gdi++(Helium)を使用しています。