gladsonの日記

2007-05-03 幸福とは!

昨日は、2つの種類の仕合わせ(幸福)について簡単に触れた。すなわちサービスが少なくても安い方が愉しいか、または滅法高くても気持ち悪いくらいの過剰サービスがある方が愉しいか。

どんな幸福を選ぶかは、人夫々であろう。私達庶民は前者を選び、全盛期のホリエモンのようなIT長者は後者に似合うであろう。

若い時は、私も人並みに幸福になりたいと思って、岩波文庫にあるヒルティの「幸福論」などを読んで、幸福とは何ぞや!幸福になるにはどうすればよいか?などを探ったものである。だが、経験不足の若い時は、この本に書いてあることの真の意味に気付かなかった。

その内に忙しい社会競争生活に巻き込まれて‘幸福‘にかかずらっている暇はなくなってしまった。

第一線を退いて、多少の暇を感じるようになった頃、元朝日新聞論説主幹松山幸雄氏の話を聞く機会があった。「国際化時代の日本人」というテーマでの話しの中で、‘幸福の程度H’について下の式で定義していたのが新鮮だった。言うことは、私の体験と大体合う。大事にメモして残しておいた。


H={M/D+2P/D+2F+h}x h’ +2S+D’

ここに、M=お金、P=社会的位置(position)、D=欲望 F=家族、h=趣味又は友人関係、h’=健康、S=社会、D‘=夢、気質


すなわち、私流に解釈すれば、お金が有って欲望が小さい方が、また良い社会的位置にあって欲望が小さい方が幸福である。家族関係が良く、趣味や友人関係が豊かな人は幸福である。これらが備わっても健康でなければ幸福とは云えない。それに加えるに、住んでいる社会が良く、本人に夢または仕合わせと思える気質があれば、更に幸福である。今の所、私はある程度仕合わせといえよう。


S(社会環境)が良い今の日本に住む者は誰でも、心掛けや気持ちの持ち様(D‘)によっては、幸福になれるであろう。即ち欲望Dを小さくする、健康h’に留意することによって。

とまととまと 2007/05/04 08:46 おはようございます。
このブログは人気がありますね。カウンターを見ていると感じます。
コメントを書くことに、恐縮することもあるのですが、、、GLADSON様に教えていただいているようで、楽しく、コメントさせていただいています。ご宥恕をお願いいたします。

今朝は、↑に対して異論です。

> 欲望Dを小さくする、健康h’に留意することによって。

 々餾櫺修箸浪燭?
===> ボーダレス(グローバル化?)、ITの進化などが原因で、各国の間での物理的距離と時間的距離が変化すること。例えば、30年前のシンガポールは、東京からの物理的距離は今と変りませんが、経済産業省のデータによれば、現在の時間距離は、東京から福岡までの距離と同じになっている由。別名、東京都シンガポール区ですから、福岡どころか、東京駅から檜原村より、近いかもしれません。

◆‐昌鎧瓩砲茲譴弌◆◆△箸里海箸任垢、、、欲望と健康について。(積極的に)欲望を小さくする、、、この必要はないと感じます。これは道徳論に通じるもので、戦前の、「欲しがりません、勝つまでは、、、」との考え方に酷似しているのではないか?と感じるので、悪い印象です。
西洋での人権意識は公民権の意識ですが、現在の日本では、医療・福祉・年金・防災・食事・衣服・住環境・・・これらは、簡単に手に入れることが出来るものの、、、欲望が金銭に換算される傾向が顕著になりつつあることに危惧を感じます。

健康。最近、厚生労働省(Kr省)がメタボリック症候群を云々しています。とても、作られた政策課題を感じます。Kr省は利権官庁として、、、関連業界や独立行政法人の無駄を省こうとしない。お役所はお金を儲けることよりも組織の肥大に精力を費やしている。安倍ちゃんは米国訪問をお茶濁しとし、、、国民のセーフティネットすら具体的ボビジョンを提示しない、、、という印象です。(小泉は、説明不足と感じましたが、郵政民営化・財政赤字・道路公団・住宅公団・特別会計等々への対応を説明していました。)
ところで、メタボリック。先進国等ではメタボリックは、随分と以前から話題となっていますが、定量的な数字や定義づけとなると、、、、全く、価格的根拠が薄弱です。
例えば、肥満。BMIでは22が標準値として、日本で採用されていますが、統計的には、22〜26の人の寿命が一番長いという研究データがあります。
小太りのほうが長生きできるということです。Kr省は国民への説明で嘘を言ってはいけませんね。

 最近感じていること。
「環境にやさしい」という表現。トヨタ等が盛んに使用しています。「地球に優しい」などという表現も同義なのでしょうが、、、とても、いい加減な表現であると学会では言われています。環境にやさしいとは何か?定義が厳密な意味では、過去30年以上、定まらないのです。(経済成長と地球環境の保持、観光の3点の議論が多いようです。例えば、黄砂一つとってもさまざまな議論がなされています。)

ぁ〆埜紊法印象としての、‘幸福の程度H’のフォーミュラ、、、家族、とりわけ、伴侶の大切さを感じます。その観点からは、この数式はよいですね。たとえば、他の視点では、フロイト流に、睡眠・性欲・食欲、、、かもしれませんね?
社会的動物としての人間ならば、松山氏の定義でよいのでしょうが、数式としては、実際の評価数値をどのようにいれるかが、大きな課題でしょうね。(単なる、美文調の印象かもしれません。松山氏というのは、相当ないい加減なご性格?)
Mの要素がだんだんと肥大化している最近ではないかと、、、嫌な感じがするからです。

gladsongladson 2007/05/04 16:57 成るほど、世代間というか、引退後世代と現役でバリバリの世代間ばかりか、個性による考え方の相違を強く感じさせる大変興味あるコメントです。有難う御座いました。
お蔭様でカウンターも少しづつ増えています。
実は松山氏の話は、2001年に、向陵懇話会という席で、いわば身内のほぼ同年代の一高同窓生を対象にして行われた古いものです。副題は、「エリートをどう育てるか」。
松山氏は在米期間が永いらしく、アメリカや英国のエリート教育の紹介のような内容でした。従って、幸福Hの式も、誰かの英文の著書からの引用のようです。
朝日を辞めた後に、共立女子大教授として、この式のオリジナルについて講義した際に、女子学生から最後にD’(夢)を付け加えたらどうかと云われて、D’を加えた経緯があるとのことです。この点ではい加減といわれても仕方ありませんね。以下コメントに対する各論ですが。
 >国際化とは何か?<
2001年当時は、今ほどIT化というかブロードバンド化が進んでいませんでした。私はNTTのISDNを遅いと嘆きながら使っていました。
当時は「グローバル化」という言葉もありましたが、「国際化」も一般に使われていたのでないでしょうか。現在、話をするなら「グローバル化」というでしょうね。
>「欲しがりません、勝つまでは、、、」との考え方に酷似しているのではないか?と感じるので、悪い印象です。<
確かにそうです(「勝つまでは」余計ですが)。しかし幼少期に、繰り返し云い聞かされた言葉、例えば孔子曰く「君子は中庸すなわち偏らず過不足なく、平常にして徳を身に体得しているが、小人は中庸に反している」という言葉は、無意識のうちに心の中に浸み込むようです。ある程度満たされれば、それ以上を欲しても身体、寿命や人間関係に悪影響を及ぼすというのが、この年になってやっと到達した私の考えで、松山氏のH式に合うので紹介した次第です。

 >最近感じていること。<
「地球に優しい」という言葉は可笑しいですね。私もそう感じます。優しくされようと邪険にされようと、無機物である地球の知ったことではない筈です。要すると地球環境が破壊されると、人間様が困るということでしょう。
>最後に、印象としての、‘幸福の程度H’のフォーミュラ<
この式は、幸福についての考え方(文章)を分かり易く、単に式化したものと見ております。数学式と違って数値化できるものではありません。松山氏は、同窓生や女子学生などの身内の席で、気安くこういう式があるよ!と紹介したのでしょう。因みに懇話会では異論は全く出ませんでした。

とまととまと 2007/05/04 17:50 ありがとうございます。

 ‘本の視点でグローバル化と言っているだけで、外国から考えれば、、、、そんなことは日本の知ったことではないという認識なのでしょう。米国が、世界の中で力を失ってきつつあるのでしょう。多極化が進むでしょうね。資源という考え方が強烈になっています。FDDI(外国投資)という考え方が、南北問題を複雑にし、国際的には「貧困対策」がキーワードになっているようです。温暖化防止はとても、陰湿な先進国の陰謀であると途上国から見ると考えられているようです。日本国内には温暖化防止は良いことであるという間違った認識が流布されていますね。今更、政府は訂正できないのでしょう。
◆\祥琉絣悗貌任気譴討靴泙辰心僂里△詁本ですが、医療界は、厚生労働省の政策ミスで異変が起きているようです。物事の基本を金(M)で考えると、医師の高収入の時代は終わりそうです。行政にとって、高収入と低収入の医師の区別はなく、みな、等しく医師です。開業医受難の時代と言われながらも、勤務医から開業医へのシフトが起こりつつあるようです。開業医は倒産する時代の流れなのでしょう。500万円とか800万円の収入で満足すればよいのかもしれません。これって、中庸の部類でしょうか。
 環境に優しくないと、人間様が困るのでしょうか?例えば、二酸化炭素低減で言えば、ガソリンの価格を上げて、消費を抑えることが可能です。本当に切羽詰ったならば、そのようにしなくてはならない。二酸化炭素と地球気温の因果関係は定量的に証明されていません。150年前は大気中の二酸化炭素量は、0.3%だったのが、現在は、0.35%くらいになっています。
気温に一番影響を及ぼすGHGは水蒸気です。あるいは、プレート変動や地軸の傾きです。正確な知識を持たない環境保護団体が、感情的になっているだけです。
中国の二酸化炭素排出量やエネルギー消費単位を考えると、おかしな話になります。世界経済の牽引車が中国であり、中国の身勝手を止めないほうが先進国にも都合が良いだけでしょう。中国にはWTOの動きで特許権などで規制がなされていくでしょう。通貨の課題が大きくなりそうです。元高はやむない流れでしょう。中国は、金融・貧困問題への対応が待ったなしの状況になっています。
ぁ々福の程度については、おおよその素因が、松山氏のご指摘通りと思います。
同窓生は別として、女子大生には、、、一番大切なものは家族であり、配偶者と子供が幸福の二大素因であると、期待感としては教えて欲しいですね。
日本の現代的な都市リーマン家庭の二大支出は、住宅ローンと教育費でしょう。この二大支出に対する政策の欠如が、問題を大きくしているようです。食費等はたいしたことがないようです。
政治家が悪乗りして、政策評価能力がないにもかかわらず、権力を振り回したことが原因でしょう。
元凶は角栄のように感じています。非常に優秀で頭の回転が速い政治家と理解していますが、これを止める政治家がいなかったことが日本の不幸だったのでしょう。大蔵省はすでに解体されましたが、総務省は再構築されました。20世紀的なエリートは不要な時代になりつつあるのでしょう。
日本株式会社、つまり、年功序列と終身雇用、企業内組合はバランスの点で素晴らしいと感じています。組合がある程度の力と分別を持ったほうが、日本社会の発展という観点からは良いような気がします。日本的経営は、そろそろ、終焉の時代のようです。