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 ・ 2005 年 4 月からの動き (更新予定:02/17 更新)

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 ・ 容疑者の特徴 (更新予定:11/16 更新)

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11 月 16 日 収集分

 ・ タリウム殺害未遂、薬品30種押収…なぜ容易に入手? (読売新聞)

11 月 14 日 収集分

 ・ 毒殺未遂、女子高生の鑑定留置決定 (TBS News-i)

 ・ 捜査員に「おまえ」女子高生を精神鑑定 (日刊スポーツ)

 ・ 高1女子を鑑定留置 静岡タリウム事件 (朝日新聞)

 ・ 「タリウム、学校にも持っていった」 静岡毒物事件 (朝日新聞)

 ・ 高1女子生徒「猫にタリウムのませた」(スポーツニッポン)

 ・ 女子生徒の鑑定留置を請求 静岡、タリウム殺人未遂で (中国新聞)

11 月 12 日 収集分

 ・ パソコンで経過記述 (中日新聞)

11 月 11 日 収集分

 ・ 「ブログは創作交え記述」 毒殺未遂の高1女子 (産経新聞)

 ・ タリウム事件の高1女子、劇物含む30薬品を所持 (読売新聞)

 ・ 逮捕の少女、タリウムの購入認める (TBS News-i)

 ・ 日記風文書は「自作」、一部は創作と説明 タリウム事件 (朝日新聞)

 ・ 「僕が入れたのだ」タリウム事件、パソコンに日記風文書 (朝日新聞)

 ・ 逃げきれる」「不安」…タリウム高1パソコン日記 (読売新聞)

11 月 9 日 収集分

 ・ 毒をかける少女 (探偵ファイル)

 ・ 毒劇物販売で注意喚起 年齢確認など徹底 (朝日新聞)

 ・ 高1女子入院、タリウム飲まず? (中日新聞)

 ・ 静岡・劇物混入少女の心理 (東京新聞)

11 月 8 日 収集分

 ・ 女子生徒、時に冗舌 捜査員を「おまえ」(毎日新聞)

 ・ 毒物少女 ナチス信奉者 (ゲンダイネット)

11 月 7 日 収集分

 ・ タリウム事件、逮捕の高1少女に「薬遊び」の疑い (読売新聞)

 ・ 「脈拍改善で、投与」 女子高生が日記に記述 (河北新聞)

 ・ ネットに殺人未遂生徒の写真掲載 (スポーツニッポン)

 ・ タリウム事件の少女「母の病状好転、飲ませなければ」(読売新聞)


11 月 6 日 収集分

 ・ 手さしのべれば… 生徒ら悩む−−保護者対象に説明会 (毎日新聞)

 ・ タリウム毒殺未遂事件、母に7月から症状 (日本経済新聞)

 ・ 小動物好き、家族の話は避ける…タリウム事件の女高生 (読売新聞)

11 月 5 日 収集分

 ・ 逮捕女子生徒の学校で保護者説明会 (TBS News-i)

 ・ 節度ある取材申し合わせ タリウム事件で報道14社 (河北新聞)

 ・ 毒物未遂事件 服用薬物は睡眠導入剤 (産経新聞)

 ・ 劇物実験?7月から異常あった…静岡母親毒殺未遂事件 (産経スポーツ)

 ・ 毒殺未遂少女 睡眠導入剤服用か (東京新聞)

 ・ タリウム事件、逮捕の女子生徒の高校で保護者説明会 (読売新聞)

11 月 4 日 収集分

 ・ 18歳未満に売れないタリウム、少女の知識豊富で信用 (読売新聞)

 ・ 母毒殺へコップ洗浄装いタリウム付着 (日刊スポーツ)

 ・ 逮捕の女子高生、母親のコップ洗浄装い劇物混入か (日本経済新聞社)

 ・ 母親に劇物、女子生徒は否認続ける (TBS News-i)

 ・ 別の薬物も母に投与か…タリウム入手前に体調不良 (読売新聞)

11 月 3 日 収集分

 ・ 女子高生、ブログに母の容体 猫使い実験も (毎日新聞)

 ・ 母親毒殺未遂の高1少女、タリウムを薬局で購入 (読売新聞)

 ・ 高1女子、母親に劇物 ブログで "観察日記" 衰弱していく様子記述 (Yahoo!)

11 月 2 日 収集分

 ・ 病院でもタリウム飲ませる 高1長女が記述 (Yahoo!)

 ・ 母親殺人未遂「観察日記」まで作った女子高生の素顔 (ZAKZAK)

 ・ 母親に劇物、日記に症状の変化記録 (TBS News-i)

 ・ デジカメで母容体撮影 (東京新聞)

11 月 1 日 収集分

 ・ 母を毒殺未遂容疑の高1女子、ブログで動機示唆 (読売新聞)

 ・ 母毒殺図った少女 "化学の知識スゴイ"と学校で評判 (Yahoo!)

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 ・ 映像でみる事件 (更新予定:11/14 更新)

 ・ このサイトをローカルで閲覧するには (定期更新:最新版 2005.1114.2130 版:6,194,962 byte)

11/18

[] 小学校の文集から事件を見る

はじめに

この文集は容疑者が書いた文集です。この文章の中には、世話をすることから得た感情など、今回の事件と関連性がある事柄が書かれているので、掲載することにしました。

飼育小屋が教えてくれた事

四年生のとき、初めて飼育小屋に入った。うさぎたちは大切にすればするほどなつくので、わたしは毎日のように世話をした。しかし、一つ気になることがあった。当時の六年生が勝手に入って来て、そしてそのままかたずけずに帰っていくのだった。


それから二年たち六年生になった。しかし当番が四年生から三年生になったことで心配が増えた。(三年生にまかせてだいじょうぶなのか? えさはちゃんとあげているのか?) そんな心配を胸にだき、ある日、中をのぞいてみた。思ったとおりえさはなく、ふんはかたまり、ゆかのようになっていた。その光景を見て不安になり、そうじを始めようとした。その時

「あー六年生が入ってるよー!」

という声がした。三年生の声だった。もしかしたら、わたしが四年生の時飼育小屋に入っていた人たちは、うさぎの世話もしてくれていたのかもしれない。逆の立場になってその時初めて気がついた。...

11/16

[] 読売新聞 のニュース

タリウム殺害未遂、薬品30種押収…なぜ容易に入手?

 静岡県伊豆の国市、県立高校1年の女子生徒(16)が、母親(47)をタリウムで殺害しようとしたとされる事件で、殺人未遂容疑で逮捕された女子生徒の部屋から、劇物を含む約30種類の薬品が押収された。


 グリコ森永事件、毒物カレー事件などを受け、毒劇物販売の規制は強化されてきたが、なぜ女子生徒は容易に劇物を入手できたのか――。


 静岡県警の捜索で、女子生徒の部屋からタリウムが押収され、取り調べに対し、女子生徒は近所の薬局で購入したことを認めている。


 だが、毒物及び劇物取締法は、18歳未満への販売を禁止し、購入時には氏名、住所、職業や購入数量などを記入した書類の提出を求めている。


 厚生労働省は身分や使用目的を確認するよう指導しているが、女子生徒にタリウムなどを販売した薬局は「化学部の実験に使うという話を信用してしまった」と話しており、県警は、18歳未満と気づきながら売ったとみている。


 和歌山の毒物カレー事件の鑑定をした東京理科大の中井泉教授(分析化学)は「事件で有名なヒ素や青酸カリと違い、知られていないタリウムなどは警戒心を持てず、盲点だったのでは」と指摘する。


 毒劇物の販売には毒物劇物取扱責任者の資格が必要。ただし、薬剤師は、試験を受けなくても、都道府県知事へ登録すれば資格が得られる。静岡県薬剤師会は「ほとんどの薬局が登録しているはずだ」と話しており、同県内の毒劇物販売業者は約2700に上る。


 日本中毒情報センター前理事長の杉本侃・大阪大名誉教授は「そもそも、町の薬局でタリウムなどの毒劇物を売る必要性があるのか」と首をかしげる。同県薬剤師会も「農薬の需要も減り、毒劇物販売のメリットはない」と話す。


 過去に事件が起きるたびに、法改正により規制が強化されたり、販売時の手続き厳守を促す局長通知が出されたりした。だが、時間がたつと、それを無視した販売や、新たな毒劇物を使った事件が起こる。厚労省は「高1に簡単に毒劇物が売られるとは想定外だ」と困惑している。


 厚労省や都道府県は、定期的な立ち入り検査のほか、講習会などを行うが、「参加業者は1割あるかないか」(伊豆の国市を管轄する東部保健所)。現場からは「客を疑うことを前提に出来ず、売れる体制にある以上は求められれば……」(静岡県内の薬局)との声も上がる。


 杉本名誉教授は「タリウムを始め必要性の少ない大多数の毒劇物の一般への販売を禁止するなど、規制の枠組みを抜本的に見直すべきだ」と問題提起する。

(2005年11月13日 10時7分)

11/14

[] TBS News-i のニュース

毒殺未遂、女子高生の鑑定留置決定

 静岡県で女子高校生が母親にタリウムを飲ませたとされる殺人未遂事件で、女子生徒は精神鑑定のため、鑑定留置されることになりました。


 女子生徒は逮捕から2週間経った今も否認を続けていて、雑談などには応じるものの、事件や家族のことに触れると、捜査員のことを「テメエ」と呼ぶなど荒っぽい言葉遣いになり、取り乱すこともあるということです。


 また、犯行の様子を記述したとみられるパソコンの日記は「現実と空想を交えて書いた」などと供述しています。


 捜査当局は「この女子生徒の精神状態や責任能力があるかどうかなどを調べる精神鑑定が必要」と判断し、裁判所に鑑定留置を請求。沼津簡易裁判所は来年2月17日までの鑑定留置を決めました。


 女子生徒は「タリウムを買ったのは実験のため」と話していて、警察は母親の毛髪などから検出したタリウムと自宅から押収したタリウムが一致するかどうかの分析を急いでいます。

(2005/11/14 18:00)

[] 日刊スポーツ のニュース

捜査員に「おまえ」女子高生精神鑑定

 母親(47)にタリウムを飲ませたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された静岡の県立高1年の少女(16)について精神鑑定をする方針が13日までに固まった。


 静岡県警三島署は少女の精神鑑定をする方針を決め、拘置期限の21日までに裁判所に鑑定留置の請求をする。少女は容疑を否認。取り調べ中に自分の名前を呼ばれると「誰? そんな人は知らない」などと答えたり、突然声を荒らげたりすることがあるという。県警などは、刑事責任能力の有無などについて詳しく調べる必要があると判断した。


 捜査当局によると、少女は「好きな動物は?」との捜査員の問いに「ヘビ。黒く丸い目とピンクの舌がかわいい」。「どうして化学が好きなの」と尋ねると「新しいことを生み出すから」と答えるという。化学や数学など関心のある話題には冗舌だ。薬局で購入したタリウムについても「お守りとして持っていた」と供述。直径約2センチ、高さ約15センチのガラス製の瓶に入れて持ち歩いていたことを明かした。


 だが、核心を突く質問には手の甲で顔をなで、ネコのようなしぐさをしてはぐらかすという。捜査員に「おまえ」と食ってかかることもあった。逮捕から2週間を迎えるが、殺意を抱くほどの事情も浮かび上がらず、真相は見えないまま。県警は意識不明となっている母親のつめや頭髪の鑑定を専門家に依頼。タリウムをのまされた時期や期間などの絞り込みを進めている。

2005/11/14/09:04

[] 朝日新聞 のニュース

高1女子を鑑定留置 静岡タリウム事件

 劇物のタリウムを摂取させ、母親を殺害しようとしたとして、静岡県の高校1年生の女子生徒(16)が殺人未遂の疑いで逮捕された事件で、静岡地検沼津支部は14日、生徒の鑑定留置を沼津簡易裁判所に請求し、認められた。期間は来年2月17日までの約3カ月間。専門医が生徒の精神状態を調べる。


 生徒はタリウムを薬局で購入したことや小瓶に入れて持ち歩いていたこと、特定の人物への薬物投与とその後の観察を題材にした日記形式の文書を書き、パソコンに残していたことなどは認めているが、逮捕容疑は否認している。


 取り調べに対しては、化学についての雑談などには応じるものの、タリウムを母親に飲ませたかどうかなど話題が逮捕容疑に及ぶと落ち着いた態度が一変し、自分の名前をあげて「○○はもういない」などと言いだすこともあるという。


 また、日記形式の文書やそれを転載したとされるインターネット上の書き込みでは自分を「僕」と表記し、10月20日ごろに家族から犯行を疑われた直後には睡眠導入剤と見られる薬物を飲んで入院している。


 一連の記述内容や生徒の態度には不可解な点も多いといい、捜査当局は精神的な病理に基づくものかどうかを専門的に調べる必要があると判断した。事件が家裁に送られた後、検察側に逆送されて起訴された場合は、公判で生徒の刑事責任能力の有無が大きな争点になることも予想され、早い段階で責任能力を見極めておくべきだという判断もあったと見られる。


 鑑定留置は捜査機関の求めに応じ、裁判所が鑑定留置状を出したうえで、被告容疑者を病院などに一定期間留置し、調べる手続き。

2005年11月14日 19時23分

[] 朝日新聞 のニュース

「タリウム、学校にも持っていった」 静岡毒物事件

 母親に劇物のタリウムを摂取させて殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された静岡県の高校1年生の女子生徒(16)が13日までの静岡県警の調べに対し、「タリウムを入れた容器を持ち歩き、学校にも持っていった」と供述していることがわかった。


 持ち歩いていた理由について「お守りだった」と説明している。容疑については依然、否認を続けている。


 女子生徒の自室からは直径約2センチ、高さ約5センチのガラスの小瓶が約20本見つかっている。その容器にタリウムの水溶液や粉末を入れ、通っていた高校に持っていくなどしていたとみられる。

2005年11月14日 06時11分

[] スポーツニッポン のニュース

高1女子生徒「猫にタリウムのませた」

 母親(47)に劇物のタリウムをのませたとして、殺人未遂容疑で静岡の県立高1年の女子生徒(16)が逮捕された事件で、捜査当局は14日までに、女子生徒を精神鑑定するため一両日中にも裁判所に鑑定留置を請求する方針を固めた。


 女子生徒はタリウム購入は認めているが、容疑は否認。取り調べに突然声を荒らげることもあるといい、県警などは刑事責任能力の有無について詳しく調べる必要があると判断した。鑑定結果が出るまでに数カ月かかるとみている。


 また女子生徒が同日までの調べに「実験で猫にタリウムをのませた。もうどこかで死んでいるだろう」と供述したことが判明。薬局で購入したタリウムを小瓶に入れて持ち歩いており、「お守りとして持っていた」とも供述しているという。


 鑑定留置中は拘置が停止。県警は精神鑑定と並行して、女子生徒の日記の分析や、母親の体内に残っていたタリウムの鑑定などを進める。

[] 中国新聞 のニュース

女子生徒の鑑定留置を請求 静岡、タリウム殺人未遂で

 母親(47)に劇物のタリウムをのませたとして、殺人未遂容疑で逮捕された静岡の県立高1年の女子生徒(16)を精神鑑定するため、捜査当局は14日、沼津簡裁に鑑定留置を請求した。


 これまでの調べに女子生徒は、タリウム購入は認めているが、容疑は否認。取り調べ中に突然声を荒らげたり、自分の名前を呼ばれて「そんな人は知らない」などと返答したことがあり、県警などは刑事責任能力の有無について詳しく調べる必要があると判断した。


 県警は鑑定結果が出るまで数カ月かかるとみており、鑑定留置中は拘置が停止する。

[] 2005 年 4 月からの動き

4 劇物「ビス (トリブチル錫)」を 500g 注文
415 注文した薬品を受け取る (理由:化学部の実験で使う)
628 楽天で blog を書き始める
73 98% 濃硫酸
35% 濃塩酸
サリチル酸
酒石酸
クエン酸
ホウ酸
酢酸 の所持が日記にて示される
722 野球応援に行く
8 6 テトラヒドロゾリンを5mg/10mlで含んでいる、バイシン1箱を西友で購入
8 9 劇物「塩化バリウム」500g、「酢酸タリウム」 50g を注文
8 薬局が間違えて「酢酸カリウム」を入荷し、再発注
817 「ハムスターのアンチモンに対する耐性及び毒性に関する調査」を開始
824 容疑者が薬局にて「酢酸タリウム」 25g を受け取る
9 母親に顔のむくみと湿疹がでる
910 母親は、この日が最後に出勤 (スーパーの紳士服コーナー)
911 母親は体調不良を理由に休養
912 母親の体調が悪化して、殆ど動けなくなる
913 電話でスーパーの辞職を申請する
914 薬局にて残りの「酢酸タリウム」 25g を受け取る
919 容疑者の blog の更新が一時的に停止する
925 blog の更新を再開する
926 母親が入院する
928 容疑者に「毒を盛って欲しい」と、ぼやいた様子が日記に書かれる
10 2 午後 4 時に、兄より連絡があって、レスキュー隊が出動
母親が救急車によって入院
10 4 母親に幻覚を見る症状が出る
10 5 入院している部屋が「3E08」に変更される
10 6 母親の治療のステロイドの投与が延期される
1020 兄が母親の担当医に、妹が原因である可能性を相談する
1021 容疑者が睡眠薬を用いて自殺未遂を行う
1031 退院を待って容疑者逮捕
11 2 県薬務課が県内の保健所に対して毒劇物の取扱事業者への指導監督を要請
11 3 病院内でも毒物を与えていたことが発覚
11 4 午後 6 時より保護者説明会が行われる
容疑者が入院した原因は睡眠薬であったことが発覚
7 月ごろから母親の容態が変化していたことが発覚
11 6 容疑者の逮捕から 1 週間を迎える
11 7 「女子生徒との信頼関係づくり」を優先し、雑談をメインに捜査を進める
11 9 容疑者が劇物を含む約 30 種類の化学薬品を所持していた事を認める
1110 「創作を交えて書いた」と供述していることが発覚
容疑者が 8 月 24 日と 9 月 14 日にタリウムを購入したことを認める
1111 容疑者が自室のパソコンの日記文書を自分で書いたことを認める
容疑者の 10 日間の拘置延長を沼津簡裁に請求し認められる
1112 捜査員に向かって「おまえ」などの表現を用いる事がある
1113 容疑者の逮捕から 2 週間を迎える
精神鑑定をする方針が固まる
取り調べ中で名前を呼ばれると「誰?そんな人は知らない」と答える
薬局で購入したタリウムは「お守りとして持っていた」と供述
核心を突く質問には、ネコのようなしぐさをしてはぐらかす
1114 沼津簡易裁判所が、来年 2 月 17 日までの鑑定留置を決定
自分の名前をあげて「○○はもういない」と言いだす事がある
11α 都内の拘置施設に移され、本人への取調べが中段される
12 1 容疑者の逮捕から 1 ヶ月を迎える
母親の毛髪と容疑者の部屋にあったタリウムとの一致を検証中
12 容疑者が高校を自主退学
215 県東部の過去 3 年のタリウム購入履歴で、個人購入は容疑者のみである事が発覚
216 沼津簡易裁判所が 3 月 3 日までの鑑定留置を決定
217 弁護団が鑑定留置の延長に対して抗議を行う

11/12

[] 中日新聞 のニュース

パソコンで経過記述

 静岡県伊豆の国市の県立高1年女子生徒(16)が母親(47)を劇物のタリウムで殺害しようとしたとされる事件で、女子生徒の部屋から押収したパソコンに特定人物への薬物投与とその影響を観察したような文書が残されていたことが県警少年課などの調べで分かった。母親の容体の経過と一致する記述もあり、同課などは女子生徒が文書の一部を抜粋する形でブログ(日記風サイト)を作成したとみている。


 調べでは、文書は「真実の口」と題したフォルダーに保存。「僕」が「Atom」にタリウムを指すとみられる「碧の小枝」をのませるストーリーが日付を追ってつづられていた。母親が入院した10月2日に「Atomが入院した」とあるほか、10月19日の「少し脱毛が促進された位か、それと今日は首筋に皮膚の剥離(はくり)を認めた」との記述は女子生徒が入院中の母親を撮影したデジタルカメラの映像とほぼ一致するという。


 また、女子生徒が調べに対し「ブログの通りタリウムを薬局で買った」と、8月24日と9月14日に薬局を訪れ、タリウム25グラムずつを自分で購入したと認める供述をしたことも判明。


 女子生徒が傾倒していた英国の連続毒殺犯グレアム・ヤングは、義母殺害にタリウムなどを使った経緯を日記につけており、同課などは女子生徒がヤングを模倣したとの見方を強めている。


 静岡地検沼津支部は11日、女子生徒の10日間の拘置延長を沼津簡裁に請求し認められた。女子生徒は容疑については依然、否認もしくは黙秘を続けているという。

11/11

[] 産経新聞 のニュース

「ブログは創作交え記述」 毒殺未遂の高1女子

 母親(47)に劇物のタリウムをのませたとして、殺人未遂容疑で逮捕された静岡の県立高1年の女子生徒(16)が、県警の調べに、衰弱した母親の容体などの記述があるブログ(日記風サイト)について「創作を交えて書いた」と供述していることが10日、分かった。


 同日までの調べに、薬局でタリウムを購入したことも認めたが、容疑については否認のままという。


 県警はブログの内容の信ぴょう性などについて、慎重に裏付け捜査を進めている。


 調べでは、女子生徒はインターネット上で公開したブログを自分が書いたものと認めたうえで「現実と架空をまぜて書いている」などと説明。


 また自宅近くの薬局で8月24日と9月14日にタリウムを購入したことも認め、購入目的については「実験に使う」などと供述。効果や致死量などについても正確に把握しているという。


 女子生徒はブログに「昨日から母の具合が悪いです。全身に発疹(ほっしん)が起こり、特に顔面に症状が強く出ています」「母は幻覚を見始めたらしい」などと記述していた。

(11/10 23:39)

[] 読売新聞 のニュース

タリウム事件の高1女子、劇物含む30薬品を所持

 静岡県伊豆の国市、県立高校1年の女子生徒(16)が、母親(47)を劇物のタリウムで殺害しようとしたとされる事件で、女子生徒が県警少年課と三島署の調べに対し劇物を含む約30種類の化学薬品を所持していたと認めていることが9日、わかった。


 県警も女子生徒の部屋からこの約30種類の化学薬品を押収している。女子生徒は、所持していた薬品の種類を一つも間違えずに覚えていたという。


 県警はタリウムのほか酒石酸アンチモンカリウムなどを押収。アンチモンは女子生徒が傾倒していたとされる連続毒殺犯グレアム・ヤングがタリウムとともに義母殺害に使用した劇物で、女子生徒はヤングの事件を模倣し、薬品を入手したとの見方が強まっている。


 また、女子生徒はヤングについて書かれた「毒殺日記」や薬品に関する本など約20冊を持っていることも供述しており、県警もこれらの本を押収している。

(2005年11月10日3時3分)

[] TBS News-i のニュース

逮捕の少女、タリウムの購入認める

 静岡県伊豆の国市の公立高校の女子生徒が母親にタリウムを飲ませたとされる殺人未遂事件で、警察の調べに対し、この女子生徒がタリウムを購入したことを認めていることが明らかになりました。


 警察のこれまでの調べでは、逮捕された16歳の女子生徒の自宅から、容器に入った粉末のタリウムが見つかり、パソコンに書いた日記には、自宅近くの薬局で購入したという記述がありました。


 女子生徒は警察の調べに対して、犯行については依然、否認していますが、「8月24日と9月14日に自分でタリウムを購入した」と、日記の記述どおりに購入を認める供述をしていることが分かりました。


 購入した理由について、「実験に使うために買った」などと話していて、タリウムの毒性や致死量などについても認識していたということです。母親は、依然重体で、 伊豆の国市内の病院に入院しています。

(11日 10:54)

[] 朝日新聞 のニュース

日記風文書は「自作」、一部は創作と説明 タリウム事件

 母親を劇物のタリウムで殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された静岡県の高校1年生の女子生徒(16)が、11日までの静岡県警の調べに、自室のパソコンに残されていた日記形式の文書を自分で書いたことを認める供述を始めた。文書は、特定の人物への薬物投与とその影響の観察を題材とした内容。ただ女子生徒は「創作が混ざっている」と説明し、容疑については否認を続けているという。県警は文書の内容と、女子生徒の供述について精査している。


 この文書は、女子生徒の自宅から押収したパソコンの「真実の口」と名付けられたフォルダーに残されていた。


 調べに対し女子生徒はインターネット上で公開されていたブログの書き込みが、この文書の内容を張り付けたものであることなども説明。8月24日と9月14日に薬局でタリウムを購入したことも認めているという。


 一方で、母親に薬物を飲ませたのかどうかなど容疑の核心に関する質問については、明確な答えをしていないという。

(2005年11月11日11時38分)

[] 朝日新聞 のニュース

「僕が入れたのだ」タリウム事件、パソコンに日記風文書

 静岡県の高校1年の女子生徒(16)が母親を劇物のタリウムで殺害しようとしたとされる殺人未遂容疑事件で、生徒のパソコンから特定の人物への薬物の投与とその影響の観察を題材とした文書が見つかっていたことがわかった。文書には母親の容体が悪化した経過と一致する記述が複数あり、静岡県警は生徒が母親にタリウムを摂取させた状況を記録していた可能性があるとみて調べている。


 文書は、生徒が書いたと見られているインターネット上の書き込み「ブログ」とは異なり、生徒の自宅の部屋から押収したパソコンに残されていた。フォルダー名は「真実の口」。「僕」が「Atom」という人物に対し、薬物を指すと見られる「碧(みどり)の小枝」を飲ませる内容で、日記のように日付を追って記述された形をとっている。


 県警は「僕」が生徒本人、「Atom」が母親、「碧の小枝」は酢酸タリウムを表しているとみている。


 文書の中で「僕」は食べ物に混ぜるなどして「Atom」に「碧の小枝」を摂取させ、「足が痛いと訴えている。当たり前だ(中略)僕が入れたのだ、試すために」などとした。「Atom」が入院した後も薬物を飲ませ続けた様子を描き、10月4日の項には、苦しむ原因を知っているが「言えないし、言わない」と記していた。


 女子生徒は容疑を否認しており、文書を生徒が書いていても空想や妄想が含まれている可能性もある。しかし、例えば母親が救急車で病院に運ばれたのと同じ、「10月2日」の項に「Atomが入院した。父が呼んだ救急車で連れて行かれた」と書かれているなど、一連の文書の記述は、県警の捜査で明らかになった事実と次々に一致した。

(2005年11月11日08時11分)

[] 読売新聞 のニュース

逃げきれる」「不安」…タリウム高1パソコン日記

 静岡県伊豆の国市、県立高校1年の女子生徒(16)が母親(47)を劇物のタリウムで殺害しようとしたとされる事件で、女子生徒がインターネットに公開していた簡易ホームページ「ブログ」とは別に自分のパソコンでつづっていた日記に、母親とみられる人物に何らかの薬物を飲ませた方法を具体的に記述していたことが11日、わかった。


 日記には、コーヒーと冷蔵庫の麦茶一つに混ぜたことや、人工呼吸器がつけられた入院中の人物の口に水溶液をたらしたことなどが記されていた。「逃げ切れる。捕まるものか」「ばれないか不安で仕方がない」などの記述もあったという。


 県警少年課と三島署は、日記の日付が母親の入院日や容体など、これまでに判明している事実経過と一致している点に注目。女子生徒は容疑を否認しており、記述の信頼性とともに裏付けを進めている。


 日記には、ブログと同じ「僕」という一人称が使われている。県警は「母親」や「タリウム」といった言葉はないが、女子生徒がそれぞれ別の呼び名で表現していたとみている。

(2005年11月11日14時4分)

11/09

[] 絶望の世界との関連性を探る

1. はじめに

5 年前ほどに絶大な人気を誇ったアングラ系のサイト「絶望の世界」の製作者は、岩本亮平という HN を使用していました。そして、今回の事件の容疑者といわれている人物もまた、岩本亮平と名乗る blog を運営していました。このことから、「絶望の世界」に何らかの影響を受けた可能性が考えられます。よって、「絶望の世界」内の「〜僕の日記〜」より、容疑者との特徴の関連性を一覧表にしてみました。

2. 日記の書き始めが同じ

容疑者のものと思われる日記の 6 月 27 日には、以下の文章があります。

日記を書き始めようと思います。

学校の人はこの事を知らないので、嫌な事とかも全て書くつもりです。

それに対して、「絶望の世界」の書き始めである 11 月 8 日には

日記を付ける決意をしました。

学校での嫌な事とかもきちんと書いていくつもりです。

僕の周りの人は僕がインターネットをやってる事を知りません。

と書かれています。

3. 僕という表現について

容疑者の日記には、至るところに「僕」という表現が使われています。また、同じように「絶望の世界」の主人公は「僕」という表現を使っています。

4. 日記のタイトルの付け方

「絶望の世界」のタイトルには 2 種類の付け方が存在します。

一つは「○○の○」という、章のタイトルを付けるときに使われるものと、もう一つは「○○」という 2 文字の漢字からなるタイトルがあります。

この付け方は、容疑者のものと言われている日記中にも多数みられ、また形式は違うものの、漢字の使い方など、似ている部分は多いと感じられます。

5. 天気を書く

最近の blog の日記には珍しい天気を書くことが偶然にも一致しています。こればかりは、偶然以上のものではありませんが、一致している点として挙げておきます。

[] 探偵ファイル のニュース

詳しくは以下のリンクよりご覧ください。

 ・ 毒をかける少女

[] 朝日新聞 のニュース

毒劇物販売で注意喚起 年齢確認など徹底

 静岡県の高校1年生の女子高校生が薬局で購入した劇物のタリウムで母親を殺害しようとしたとして、殺人未遂容疑で逮捕された事件を受け、県は7日、毒物・劇物を扱う薬局などの各事業者に対し、販売する際の年齢確認を始めとする手続きの徹底を、県薬剤師会などを通じて指導する方針を明らかにした。

 「毒物及び劇物取扱法」は、毒物・劇物の18歳未満への販売を禁止しているが、今回の事件で女子高校生は「化学の実験に使う」などの理由を挙げ、薬局からタリウムを購入していたとされている。

 このことから、県薬務課は2日、県内の各保健所に対し、毒劇物の取扱事業者への指導監督を要請。さらに、県薬剤師会や農協などの団体を通じて各販売店などに手続きの徹底を近く指導する。

 県薬務課によると、同法では、毒物・劇物を販売する際は、所定の用紙に購入者の名前、年齢、職業など必要事項を記入させ、身分証明書などで確認することを定めている。さらに、薬品の使用目的も確認することが望ましいとしている。

 同課は、県内でも所定の用紙に必要事項が記入されないまま販売されていたケースもあったといい、「注文などで劇物などを販売する特殊なケースでは、通常以上の注意が必要」としている。

[] 中日新聞 のニュース

高1女子入院、タリウム飲まず?

 静岡県伊豆の国市の県立高一年女子生徒(16)が母親(47)を劇物のタリウムで殺害しようとしたとされる事件で、女子生徒が殺人未遂容疑で逮捕される前に体調を崩し入院した原因は、タリウムではなく睡眠導入剤とみられる薬物を服用した可能性が高いことが五日、同県警少年課などの調べで分かった。


 調べでは、母親は八月中旬からじんましんなどを発症。十月二日に入院したが、その後も悪化する母親の症状に疑問を抱いた女子生徒の兄が同二十日、医師に「妹が薬物を投与したかもしれない」と相談。病院が警察に通報した、という。


 女子生徒は警察が事件を認知した翌日の二十一日、自室でぐったりしているところを家族に発見されて入院。三十一日に退院し、逮捕された。

[] 東京新聞 のニュース

静岡・劇物混入少女の心理

 静岡県伊豆の国市で、県立高校一年の女子生徒(16)が、劇物のタリウムを使い母親を殺害しようとした殺人未遂事件は、大きな衝撃を社会に与えた。母親が薬物で次第に体調を崩していく様子を観察する姿は、異様に映る。少女は容疑を否認しており、動機なども判明しないが、なぜ毒物にのめり込んでいったのか。毒殺犯罪に手を染める心理とは−。


 「(表情が乏しく)『爬虫(はちゅう)類』と呼ばれることもあったが、特別いじめられているという印象はなかった。後ろ髪をとても長く伸ばしていたり、つめをとがらせたりしていて、見た目はちょっと変わっていた」。小学時代の少女を知る後輩の中学三年男子(14)は印象をこう話す。


 近所の主婦も「おとなしい子。父親はふすまやブラインドなどを手がける仕事をしていた。家族でもめるなんてことを一度も聞いたことがないくらい、おとなしい一家だった」と言う。


 少女の祖父も信じられない様子で「これは事故なんだ。あんたたちは何も分かっちゃいないんだ」と強い口調で話す。


 「いじめはなかった」と少女が通う高校の校長は言う。おとなしい少女だったようだが、化学については強い関心を示した。同校長は会見で「中学生のころから実験をしていたようだ。化学が非常に好きな子がいると聞いていた。今年四月、本校でOBの東大農学部の先生を招いた講義があった。タンパク質に関するものだったが、彼女は非常に突っ込んだ質問をしていた」との説明をした。

■友人に『タリウム飲ませようか』

 同高校二年の女子生徒は「彼女は同じ一年生の子に『タリウム飲ませようか。手足しびれるから』って言ったんでしょう。その子は断ったそうだけど」と高校でもタリウムという言葉を囗にしていたようだ。


 少女が通った中学校の校長も「非常に優秀な生徒で、化学に大変興味をもっていた。人とあまり群れて行動するタイプではなく、体育会系ではなかったので、手芸などをする創作部に所属していた。親子関係にトラブルはなく、いじめもなかった。(六月から書き始めた)ブログ(インターネット上の日記)同様、普段から僕と自分のことを呼んでいたと思う」と振り返る。


 少女が書いたというブログには「全身に発疹(ほっしん)が起こり、特に顔面に症状が強く出ています」「ほとんど動けなくなってしまいました」「幻覚を見始めたらしい」と、母親が衰弱していくさまを冷静に観察している。一方で「頭が痛いです。エフェ剤の副作用でしょうか」「ベンゼンヘキサクロライドを昨日合成しました」など自ら薬品を服用したり、調合するなど化学知識の豊富さがうかがえる。


 タリウムは一八六一年に発見された比較的新しい劇物だ。強い毒性を持つ重金属で、大人一人分の致死量は一グラム。摂取して数時間後に嘔吐(おうと)が始まり、数日して指先などに激しい痛みやしびれが出る。最悪の場合は一週間ほどで心臓まひや呼吸困難で死に至る。症状はヒ素中毒に似ているが、脱毛がある点が特有。殺鼠(さっそ)剤などに使われてきた。


 神奈川大学常石敬一教授(生物・化学兵器)は「日本で生産されるタリウムは年間四十トン程度。その九割は特殊ガラスの製造に使われ、ありふれた劇物ではない。無色無臭で誤食する事故はあっても、事件に使われたケースは少数だ」と指摘する。


 少女はブログで薬局で購入したと明かしているが、同高校近くの薬局経営者は「店にタリウムは置いていない。この付近には六軒の薬局があるが、聞いても置いていないと言った。タリウムは劇物だから『毒物及び劇物譲受書』に譲受人の名前と職業、住所を書いてはんこを押してもらわないと販売できないはず。高校生と感じたら身分証の提示を求める」と通常は安易には入手できないようだ。


 だが、犯罪に使われている。国内では一九九一年、東京大学医学部付属動物実験施設の技官がタリウム中毒で死亡した。逮捕された同僚の技官は警察の取り調べに、「顔を合わすのも嫌で、いつかタリウムを飲ませてやろうと思っていた」などと供述、コーヒーにタリウムを混入させたことを認めた。


 今回の少女は、グレアム・ヤングという人物に傾倒していたという。彼は十四歳で継母を毒殺したのを皮切りに、友人や職場の同僚などを毒牙にかけた英国の犯罪史上最も知られた毒殺者だ。被害者の症状を日記につけるという異常な行動もとっている。


 毒物事件は多数あり、目的も違い、毒物犯罪の犯人を類型化することは難しいが、「『毒殺』で読む日本史」の著者でジャーナリストの岡村青氏は「じわじわと毒が体を蝕(むしば)んでいくために、毒殺は誰が仕組んだのか発覚しにくい。毒殺からみえてくる犯人像は、なぶり、いたぶりながら徐々に目的を達成していこうとする陰湿な精神構造の持ち主だ」と話す。

■女性にも多い『弱者の犯罪』

 毒物犯罪は「弱者の犯罪」とも呼ばれる。「力がない人でも実行できる。女性にも多い。攻撃性が前面に出ないことから、周囲からすれば、危険な人物となる」と話すのは、上智大学名誉教授の福島章氏(犯罪心理学)だ。


 東海女子大の長谷川博一教授(臨床心理)も、同調しながら「小さな行為で大きなことができる。頭で行う犯罪でもある」と話す。


 少女は、猫を毒殺していた疑いがある。福島氏は「思春期で、性的な衝動があり、動物虐待などに向かって行ったと思う」と分析した上で、「動物虐待は、発展すれば広い意味で快楽殺人につながる可能性がある」と話す。


 少女のこうした傾向や、母親を観察していた点に触れ、「科学少女で、人体に作用する薬物に関心があった。関心を持つと、実際に実行し、観察し、記録したくなる。実験型志向がある人は、他人の迷惑を顧みず、自分の好奇心を満たすため実行する」と指摘する。


 一方、少女がブログで自らを「僕」、「僕の中に居る彼女の存在を感じなくなりました」などと記していることから、福島氏は「女性的な同一性を確立するプロセスが混乱状態にあったのかもしれない」と話す。


 長谷川氏も「彼女本来の心から、男子のような心が切り離され、独立して動いていたのではないか。解離性同一性障害の亜種のような状態ではないか」と話す。少女がブログで「犬を蹴(け)ったら、…(略)はいずり回った。まるで本当の犬みたい」と記していた点を「リアリティーのある世界にいないのでは。少女は、否認しているようだが、開き直って否認したり、うそをついているのではなく、覚えていないのではないか」と推測する。


 同高校の校長は「(友だちは)少しはいたが、コミュニケーションを嫌うタイプだった」と少女のことを話す。長谷川氏は臨床経験をもとにこう話す。「少女のようにブログで、『僕』と書く女子中高生が増えている。普段見せている顔と正反対の顔を持つ。確定診断は難しいが、二重人格のような子も増えている。ブログなど、別人格をつくりやすい環境も整っている」

11/08

[] 毎日新聞 のニュース

女子生徒、時に冗舌 捜査員を「おまえ」

 静岡県伊豆の国市の県立高校1年の女子生徒(16)が、母親(47)に劇物のタリウムを飲ませた殺人未遂容疑事件は、生徒の逮捕から7日で1週間がたった。県警の取り調べに対し、生徒は落ち着きを見せているが、事件の話題になると黙ったり、捜査員を「おまえ」と呼ぶなど、荒っぽい言葉遣いになることもあるという。

 取り調べでは、生徒は当初、突然泣いたり笑ったりして精神的に不安定だったが、捜査員が雑談を重ね、信頼関係を築いてきた。捜査員と元素名を当てるクイズをするなど、興味のあることには冗舌になるというが、容疑については否認している。

 県警は生徒がパソコンでつけていた日記に注目しており、この日記を中心に動機の解明を急いでいる。自らを「僕」と記した日記には、中学校時代の友人について、「彼等は何時も僕をからかっていました。今度は僕が猫の役をやる、君は鼠(ねずみ)をやってくれ」などと、いじめとその仕返しのような記述があることが分かった。しかし、これまでの調べでは、生徒が友人とトラブルを抱えていたなどの話は周囲からは出ていないという。

 一方、生徒の部屋からタリウム以外の複数の薬品が見つかり、近くの薬局から「ビス」と呼ばれる劇物500グラムを購入したことや、インターネットで硫酸を買っていたことも分かった。

(11月8日 3時7分)

[] ゲンダイネット のニュース

毒物少女 ナチス信奉者

 母親に毒物を盛って殺そうとした静岡の高1少女が世間を恐怖に陥れている。またひとつ、新たな事実が判明した。自室からナチス関連の写真が出てきたのだ。少女が愛読していた「毒殺魔」の著者もナチスの信奉者だっとされ、警察はそれに影響を受けた疑いがあるとみている。ネット上に衰弱していく母親の観察日記を公開していたとの恐るべき事実も判明。どこまで怖い娘なのか――。

補足:このメディアの情報は、no to poizoningさん によってメールで教えていただきました。ありがとうございます。

11/07

[] SBS のニュース

諸事情により、削除いたしました。

[] 読売新聞 のニュース

タリウム事件の少女「母の病状好転、飲ませなければ」

 静岡県伊豆の国市、県立高校1年の女子生徒(16)が母親(47)を劇物のタリウムで殺害しようとしたとされる事件で、女子生徒がパソコンに残していた日記に、母親の血圧を記録し、「病状が好転してきたので飲ませなければ」とする内容の記述をしていたことが6日、県警の調べでわかった。


 また、日記には、母親のコップを「洗ってくる」と言って病室から持ち出し、タリウムの水溶液を付着させたとも記されていた。


 県警では、女子生徒が入院後もタリウムを摂取させようとした可能性もあるとみて、母親の容体と記述の信頼性について、慎重に裏付けを進めている。

(2005年11月7日3時20分)

[] スポーツニッポン のニュース

ネットに殺人未遂生徒の写真掲載

 母親(47)に劇物のタリウムを摂取させたとして、殺人未遂容疑で逮捕された静岡県の県立高校の女子生徒(16)とされる顔写真や実名などが、インターネットの掲示板に掲載されていることが分かり、静岡地方法務局は7日までに、掲示板管理者に削除を要請した。7日午前11時現在、管理者からの返答はなく、削除されていないという。


 同法務局は4日夜、ネット上で確認できた実名や写真などの生徒と思われる個人情報計26件について、削除を要請。掲載された情報が本当に生徒のものかどうかは不明という。法務省人権擁護局は「情報が本物であれば著しく少年法の理念に反し、別人のものであれば名誉棄損に当たる」としている。

[] 河北新聞 のニュース

「脈拍改善で、投与」 女子高生が日記に記述

 母親に劇物のタリウムを摂取させたとして殺人未遂容疑で逮捕された静岡県の県立高校に通う女子生徒(16)が「入院した母親の脈拍が改善しているので、薬を投与しなければならない」という趣旨の日記を付けていたことが同県警の調べで6日、分かった。

 県警は、入院中の母親の容体が実際にどのように変わってきたかなどを調べるとともに、重要な証拠として慎重に捜査する方針。

 調べによると、女子生徒がパソコンに保存していた日記に、母親の脈拍の数値を書いた上、薬を与えなければならない、といった趣旨の記述があった。

 県警は、母親の症状が改善しているのを見た女子生徒がタリウムを与え続けたとみて調べている。

[] 読売新聞 のニュース

タリウム事件、逮捕の高1少女に「薬遊び」の疑い

 静岡県伊豆の国市、県立高校1年の女子生徒(16)が母親(47)を劇物のタリウムで殺害しようとした疑いで逮捕されてから、7日で1週間を迎える。


 女子生徒は容疑を否認。動機や大量の劇物購入の理由など、事件の核心はなぞのままだ。


 一方、自ら様々な薬品を飲む「薬遊び」の疑いも浮上。県警は、英国の毒殺犯グレアム・ヤングや化学への傾倒が、中学のころから見られる点にも注目して解明を進める。

◆取り調べ◆

 女子生徒の取り調べには、化学知識のある女性警察官が付き添っている。県警のベテラン捜査員とともに、「女子生徒との信頼関係づくり」(県警幹部)を優先して雑談を重ねる。不安定な様子がうかがえたが、次第に落ち着いてきているという。


 雑談の中心は、小中学校時代のこと。化学や図形、数式などについて冗舌に語る。


 これまでの捜査で、母親との間に目立ったトラブルはない。「そんなことはしていない」と否認する女子生徒の心を開かせ、事件の全容に迫れるか注目される。

◆執着◆

 女子生徒の部屋は、薬品の瓶が並び、さながら小さな実験室のようだった。プラスチック容器に入ったタリウムも発見、押収されている。


 また、女子生徒は10月21日に睡眠導入剤を飲んで入院している。ブログでも、様々な薬を服用し「薬遊び」をしていた記述がある。部屋に並ぶ薬品名を自慢するかのように挙げてもいた。


 薬局でタリウムを入手した2日後のブログには「お腹が痛いです。原因は分かっています。タリウムです」と驚くべき内容もあった。「薬品を合成した」「解毒剤を作った」と薬物への執着がうかがえる。

◆波紋◆

 女子生徒が通う県立高校では、「将来は化学者に」と教諭たちが期待していただけに、受けたショックは計り知れない。女子生徒が尊敬する人に、義母らをタリウムなどで殺害したグレアム・ヤングを挙げていることなどが明らかになり、波紋は広がる。


 「事件を起こしたとは信じられず、心の整理がつかない」と悩む同校関係者や、「事件が起きる前に、(女子生徒に)手を差し伸べられなかったのか」と自責の念に駆られる生徒もいるという。同校は、カウンセラーによる在校生への心のケアにも取り組む考えだ。

11/06

[] 毎日新聞 のニュース

手さしのべれば… 生徒ら悩む−−保護者対象に説明会

 伊豆の国市の県立高校1年の女子生徒(16)が母親(47)に劇物のタリウムを飲ませたとして殺人未遂容疑で逮捕された事件で、少女の通っている高校が4日、少女の同じクラスの保護者を対象に説明会を開いた。保護者からは「娘が『昼食を一緒に食べるよう誘えば良かった。もう少し温かい手をさし伸べれば良かった』と悩んでいる」と、生徒たちが自責の念を感じている様子が報告された。

 説明会は同日午後6時から約1時間行われ、保護者38人が出席。保護者からは「今は生徒も興奮状態にあるが、これから急に落ち込むかもしれないので、対処をお願いしたい」と要望が出た。PTA会長の男性(52)は「平常の学校運営をしてほしい」と語った。

 同校は同日、生徒全員にカウンセリングの希望調査を行った。3年生の男子生徒1人が希望したため、県教委のカウンセラー派遣される予定。

[] 静岡新聞 のニュース

諸事情により、削除いたしました。

[] 日本経済新聞 のニュース

タリウム毒殺未遂事件、母に7月から症状

 静岡県伊豆の国市の県立高校1年の女子生徒(16)が母親(47)に劇物のタリウムを摂取させたとして殺人未遂容疑で逮捕された事件で、女子生徒が自宅近くの薬局でタリウムを購入する以前の7月ごろから、母親が体調を崩し始めていたことが4日、静岡県警の調べで分かった。


 県警は、女子生徒がインターネットなど別のルートからも毒劇物を入手した可能性があるとみて、押収した女子生徒のパソコンの履歴などを調べている。


 8月下旬、女子生徒が「化学部の実験に必要」との名目で自宅近くの薬局からタリウムを購入したことが確認されているが、県警によると、母親には、これ以前の7月ごろから、中毒のような症状が現れ始めていたという。


 女子生徒は入院中の母親の病室を頻繁に訪れ、病状をデジタルカメラで撮影し、自分のパソコンに保存していた。県警はこのうち一部の写真をインターネットのブログ(日記風サイト)に掲載しようとした可能性があるとみている。

(14:00)

[] 読売新聞 のニュース

小動物好き、家族の話は避ける…タリウム事件の女高生

 静岡県伊豆の国市、県立高校1年の女子生徒(16)が母親(47)を劇物のタリウムで殺害しようとしたとされる事件で、殺人未遂容疑で逮捕された女子生徒は、県警少年課と三島署の調べに対し、興味のある小動物や化学の話題には積極的に応じていることが5日、分かった。


 事件のことは話さないが、同課などは小中学校時代の話も聞きながら、動機や背景などを調べている。


 女子生徒は警察官との雑談の中で、小動物に関心があることを示し、中学時代にヘビを解剖した経験なども話しているという。解剖した動物はホルマリンを使って標本にしていた。ウサギを解剖しようとして、教師に「愛玩(あいがん)動物なんだからやめなさい」と止められたこともあったという。


 また、図形や数式についてよく話し、警察官と元素記号を言い当てるゲームもしている。ただ、話題によっては「その話はおいといて」と言い、特に家族のことには触れたがらない様子だという。女子生徒は一時、感情が不安定なこともあったが、その後は落ち着いた様子で取り調べに応じているという。

(2005年11月5日14時43分)