Hatena::ブログ(Diary)

メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20050930(Fri)

globalhead2005-09-30

[]そっくり そっくりを含むブックマーク そっくりのブックマークコメント

一般にハリウッド俳優に似てるなんぞといったらそりゃあ美男美女とでもなるのだろうが実際どうなのであろうか。例えば今をときめくジョニー・ディップ、例えば彼にそっくりの男が居たとしよう。しかし彼は珍走団の一員でヘアスタイルはバリバリのパンチパーマ、眉毛は剃り落とし、おまけに前歯が欠けている、さらにベタベタの博多弁。だがそれでもジョニー・ディップそっくりだとしたら、それはいかほどのものなのだろう。

ジョニー・ディップならまだよい。これがスティーブ・ブシェミ似の先輩などだったらどうしよう。あのガチャ目で仕事中、もしくは授業中、意味も無くチラ見なんぞされたらイラついてしょうがないような気がする。もしくはダニー・デビート似の上司だったらどうしよう。あれに甲高い声でガミガミいわれなんぞしたら絞め殺してやりたくなるところだ。やはりそれはちょっといかがなものかと思うではないか。

実はオレの近所にクリストファー・ウォーケン似の親父が営む酒屋があるのである。なにしろクリストファー・ウォーケンである。顔つきが貧相なのである。幽気漂わせているんである。店に入ってこのウォーケン親父に「いらっしゃ〜い…」などと墓場から響いてくるようなしゃがれ声で言われると、酒屋ではなく葬儀屋に来たような気分にさえなってしまう。不吉なのである。生気を吸い取られそうなのである。店内は親父の趣味なのかいつも薄暗く、店の隅には鬼火さえ飛んでいそうだ。

ただ単に暗い親父ならまあそんな人もいるし、と大して気にも留めないのだが、なにしろ相手はクリストファー・ウォーケンなのだ。『デッドゾーン』『ディアハンター』『スリーピー・ホロウ』『007/美しき獲物たち』とハリウッド映画の幾多の陰気な役柄をこなしてきた男なのである。陰気さにかけては世界一、向かう所敵なしの陰気の帝王のような男なのである。そんな強キャラがご近所ではあるのだが、なんともいえないビミョーさは拭いきれないものがあるな…。

[]ホチキス ホチキスを含むブックマーク ホチキスのブックマークコメント

ホチキスの針は針と呼んでいいのだろうか、「ホチキスの玉」「ホチキスの芯」などと云う呼び名もあるがどうなのだろうか、「ホチキスのアレ」とか「ホチキスのナニ」とかいう言い方はちょっと品が無いような気がするがいかがなものだろうか、あとホチキスはホチキスなのだろうかホッチキスなのだろうか、さらにホチキスと云う呼び名に「何かと何かをくっつけるからキスなのかなウフフ」などとちょっと恥ずかしげに笑ってみた幼少の思い出があるのはオレだけだろうか、そしてそんなことを思い出しながら「あの頃オレも若かったしな、フッ」などとうつむき加減に弱弱しく笑うオレは最近疲れているのだろうか、謎は深まるばかりであり考えれば考えるほど横溝正史的猟奇な気分が暗く心を覆い、今夜もそうしてオレは眠れないのである。

ホッチキス 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%AD%E3%82%B9

はぴたはぴた 2005/09/30 12:59 ブラピそっくりなのに日本人、の代表にはナイナイ岡村を推薦したいと10年以上前から唱えてるのに誰も同調してくれないのれすよ

バナナ牛乳バナナ牛乳 2005/09/30 22:25 ドラミ似のバナナ牛乳です。おばんどす。
その親父に「ハリウッド俳優に似ているね」つったら
手放しに、そして照れつつも喜ぶだろうなあ。
ハリウッドという響きには誰しも浮かれてしまいそうです。

フモさん、お疲れ気味ですか?猟奇的なフモですか?

globalheadglobalhead 2005/10/01 13:04 >はぴたん はぴたさんこんにちは。はぴたんの主張に興味を憶え、今日の日記で妙な物を作ってみました。作りましたがなんだか訳が判らなくなってしまいました。どうでしょう。

>バナナさん 実はクリストファー・ウォーケンって大好きな俳優なんですよ。でもだからと言って酒屋のオヤジに愛は芽生えないんですが…。
>お疲れ気味ですか? ええ。実は仕事で遅くて毎日終電間際で帰ってたもんですから…。ちなみに今週の日記は全てこの間の日曜に書き貯めたのを毎日UPしていました。ただし「最近疲れて」「猟奇的」のくだりは当日入れました…。

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20050929(Thu)

globalhead2005-09-29

[]尻怪獣アスラ 尻怪獣アスラを含むブックマーク 尻怪獣アスラのブックマークコメント

『尻怪獣アスラ』である。尻=アスにかけてるんですね、オホホ。

かつてスペクトルマンやサンダーマスクという特撮ヒーローものには交通戦争が憎くて怪獣になったクルマニクラスとかシンナーのやりすぎで怪獣になったシンナーマンとかマイルドに狂ったモンスターが結構居たものだが。しかし尻怪獣とは。同じく特撮ヒーローものバロム1ではクチビルゲだのクビゲルゲだのピンポイントな部位の怪人はいた。しかしシリゲルゲは確か居なかったと思う。

尻怪獣。名前だけでも脱力感に満ちた存在である。脱力的な怪獣。それは珍獣ではないか。尻珍獣。ああもう書いていて嫌になってきた。さらにその尻そのものが弛緩しきった存在だとしたら、そこに何が起こるのか予測不可能、というかお下劣なことばかり予測できて目も当てられない。だってさ、緩いんだぜ、尻が。

人類に明日(アス)はない。
メキシコバカンスから帰ると俺の尻に激痛が!肛門科の診断結果は驚くべきものだった。なんとメキシコウシガエルに肛門をレイプされていると言うではないか!バカンス中、妻とはキッスもナッシングだったのに、知らぬ間に絶倫カエルにカマを掘られていたとは…ちきしょーっ!
http://www.pand.jp/lineup/albcd-1553s.html

なんかこう、「バカになりたい、 私はバカになりたい」という負のパワーのみで作られた映画であるよな。いや、「バカなんだ、私はバカなんだ」ということを自覚するための映画だというのが正確かもしれない。作った人間もバカ、見る人間もバカ、と。人類総バカ化計画だと。人類補完計画と比べても、目的が無目的で胡乱で支離滅裂であるということからこっちの計画の方に軍配が挙がるよね。何の軍配かはよく判んないけど。

しかしバカになることも時には大切だと思うのである。時々「このヒトきっつい思いして生きてるけどバカになってみれば案外楽なのになあ」などと感じるからだ。つまりは諧謔の精神と云うことである。いやそれはお前が単なるバカなだけなんだろう、って、ああ、まあそうですその通りですすいません余計なお世話でした。

[]3E 3Eを含むブックマーク 3Eのブックマークコメント

「眠い」「だるい」「ひもじい」。オレはこれを「3つのE」と呼んでいる。この3つのE、即ち「3E」はオレの職場でのデフォルトの状態である。いつも眠くだるく腹を空かせて仕事をしているんである。涙を誘う話である。さらにオレの仕事は3Kなので「3KE]と呼ぶことも出来るだろう。それとあとオレの不機嫌なときの状態、「ナメんなタコ」「やんのかコラ」「しばくぞボケ」の『ぶち切れ三段活用』が加わると、そこにオレ的黄金の三位一体が生まれるのである。いつも眠くだるく腹空かせてると、人間思いっきり不機嫌になる、困ったことよのお、という詠嘆なのである。教訓になりますね。(どこが)

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20050928(Wed)

[]オペラ座の怪人 オペラ座の怪人を含むブックマーク オペラ座の怪人のブックマークコメント

オペラ座の怪人 通常版 [DVD]

オペラ座の怪人 通常版 [DVD]

う〜ん。これは、結論から先に言わせて貰えれば、「オペラ座の怪人」というよりは、「オペラ座の変態」と言ったほうが良いのではないか!?なんかオペラ座の壁の隙間からこそこそ女子のお部屋を覗いては「僕って音楽の才能があるんだよハァハァ」とか呟きかけてるんだろ!で、洞窟の不気味なヲタ部屋へ連れ去るんだろ!誰かケーサツ呼んでこい!

ファントムの生い立ちは、サーカスから逃げ出した醜い顔の少年で、彼はあるオペラ座に人知れず住み着き、そしてなぜか天才的な音楽的才能を開花させるのである。オペラ座の影の君主のように振舞う彼はしかし、オペラ座以外の世界しか知らない精神的不具者であり、それは彼の顔の醜さ以上に、かれを”怪物”たらしめてしまったのだと思う。しかし”怪物”である彼は、オペラ座の歌姫に恋をしてしまうのだ。そして恋とは人間的な感情であり、”怪物”として生きてきた男に、それは酸のような劇物だったのだ。かくして”怪物"は、恋という人間的な感情のために自壊していく。…こうしてアウトラインだけ書くと、様々な隠喩に満ちた優れた物語で、これを主題として描くなら、『フリークスの悲劇』としてかつてのティム・バートンが描いた映画のような(『シザーハンズ』あたりね)名作に仕上がったかもしれない。また、この物語を換骨奪胎すれば、自分の世界しか知らない”男”と、芳醇な世界を持った”女”との、切ないラブストーリー、悲劇、喜劇、様々なストーリーを創作することが可能じゃないかと思う。そういった面で想像力を羽ばたかせれば、実に面白い骨子を持った物語ではあるのだ。例えば、秋葉原のパソコンショップに巣食うヲタと、エルメスの似合う世俗的な女との出会い…え?電車男!?

ただ、この映画では結局視点はファントムにあるわけじゃなくて、そもそも誰かの心理を掘り下げると言ったものでもない。絢爛豪華な近世ヨーロッパの風俗を現代風にアレンジしたオペラの歌で綴って、さあ凄いでしょう、とコスプレとセットを見せびらかしている以上の映画ではない。そういうのを有り難がたがる皆さんには受けるのだろうが、真性プロレタリアートのオレとしてはどうでもいいなあ、と。

だからファントムの恋敵の伯爵も何を考えてるのか判らない退屈な顔をしたヤサ男で、こんな男に心情的に味方できるわけがなく、かといって簡単に人殺す割には伯爵と歌姫がオペラ座の屋上でいちゃついた挙句キスしまくってるのを隅っこからイジイジ覗き見しているだけのファントムは歯痒くてしょうがない。殺っちまえよ!奪っちまえよ!まあ歌姫自体もオボコムスメ丸出しロリータではあるし、ヲタのファントムには似合ってるかも知れんが個人的にはどうも…。っつーか、歌姫を洞窟の我が家へ連れ去った時に何で○っちまわなかったんだファントム!結構二人盛り上がってたじゃないのあの時!と言うわけで、これは時期を逸すると女を逃すと言う、なにかオレの人生でも思い当たる節というかトラウマが大量に見うけられるような教訓的な物語なのでありました。そうか、オレ、ファントムだったのかよ…。

なお、『オペラ座の怪人』の正しいリメイクを見るんならこっちを見よう!ブライアン・デ・パルマの「ファントム・オブ・パラダイス」がそれ。チープなロックンロール趣味とB級ホラーテイストで、最初は口あんぐりしてしまうが、しかーし!面白うてやがて悲しき。ドジで要領の悪い男の悲恋と悲劇の物語としてラストは異様な盛り上がりと胸をかきむしるような切なさで幕引きするんだ。これ、オレ的映画史の中でもベスト10に入る名作です。騙されたと思って一回見てみよう!!!

washburn1975washburn1975 2005/09/28 20:12 「ファントム」のDVDが995円というのは悪魔がくれた奇跡としか思えんです。みんな10枚づつ買いましょう。

globalheadglobalhead 2005/09/28 23:44 あと今がおトク!「バタリアン」「死霊のはらわた3 キャプテン・スーパーマーケット」の2枚が抱き合わせ商法で2枚で1980円!!これに「ファントム」と「ロッキー・ホラー・ショー 」を足して自宅でオールナイトとかやったら気分はB級カルト&ホラー大会ですねえ。
「ファントム」、”ビーフ”が出てきたシーンは笑ったなあ。おまけにゲイだったしなあ。『パラダイス』こけら落としのKISS風のインチキ臭いロックバンドも好きでした。そして電気ビリビリ…。ファントムの悪魔のような哄笑…。あああああ好きだ好きだどのシーンもみーんな好きだあ!
日記1年以上やってますが、本当に好きなもんってなかなかきちんと書くことが出来ないもんなんですよねえ。オレ今まで見た映画で「タクシードライバー」が一番好きなんだけど、日記で1回も触れた事ないもんなあ。

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20050927(Tue)

[]LAND OF THE DEAD (PC) LAND OF THE DEAD (PC)を含むブックマーク LAND OF THE DEAD (PC)のブックマークコメント

先ごろ公開されたG・A・ロメロのゾンビ映画最新作「ランド・オブ・ザ・デッド」のPCゲームである。

バイオハザード」をはじめゾンビ・ゲームは数あるけれども、このゲーム「ランド・オブ・ザ・デッド」は画面のテイストが既にロメロである事が嬉しい。ゲーム内容・完成度に付いては判らないけれども、ロメロの王道ゾンビのゲームがプレイできるというのが楽しみだ。

「PCゲーム道場」による解説 http://seiryu.or.tv/upcoming/upcoming-new.html 
公式サイト http://www.landofthedeadgame.com/ 
トレイラー http://xboxmovies.teamxbox.com/xbox/2434/Land-of-the-Dead-Trailer/

ちなみにロメロの次回作も決まったらしい。

ロメロ監督、次回作はキング原作か? 2005/09/20

Showtime製作のホラー・アンソロジー・プログラム“Masters of Horror”をスケジュールの都合で降板したジョージ・A・ロメロ監督だが、気になる次回作に関して、スティーヴン・キングの『回想のビュイック8』(新潮文庫)の映画化に取り組んでいると一部メディアが報じている。原作はペンシルヴェニアの田舎町の警察署を舞台に、警官の父を亡くした少年が、父の元同僚たちとの交流を通じて父と謎の車ビュイック8との不思議な関係を知っていくファンタジー・ミステリー。脚本はジョナサン・シェックと Richard Chizmar が担当。もし実現すると、ロメロ監督にとっては「クリープショー」「ダーク・ハーフ」に続いて3度目のキング作品の映画化となる。

http://www.allcinema.net/prog/news.php

[]ダークハーフ、そしてちょっとだけロメロ論 ダークハーフ、そしてちょっとだけロメロ論を含むブックマーク ダークハーフ、そしてちょっとだけロメロ論のブックマークコメント

ダーク・ハーフ [DVD]

ダーク・ハーフ [DVD]

キング原作でロメロと言えば「ダークハーフ」。ある作家が自身の創作したバイオレンス・ヒーローに命を脅かされ…という作品だが、ここでロメロは監督・脚本・製作総指揮まで担当、映画を完成させている。その仕上がりは実に原作に忠実で、むしろ原作に隷属しているかのようにさえ感じる。丁寧なんだが、地味なんだ。これは例の「バイオハザード」の脚本を下ろされた時もそうだったみたいで、やはりゲームのストーリーを忠実になぞった脚本だったのらしいが、その膨らみの無さから却下されたのだという。

結局、ロメロって真面目なヒトなんだなあ、と思う。ハリウッドで干された恨みを『URAMI』という作品で噴出させているけれど、ハリウッド的な派手さ、粉飾、煽情主義が彼には欠けているのだ。だからこそハリウッド式の映画が彼には作れず、結果的に作品製作に恵まれなかったのではないか。それと、家族主義的な彼の映画制作の態度が、そぐわなかったこともあると思う。その彼の真面目さや頑固さは、いわゆるアメリカのカウンターカルチャー世代のものなのだろう。そしてだからこそ彼はホラーという名のアナーキーな表現ジャンルを選んだのだろう。しかし逆にその政治的アイデンティティを容易に転向させることが出来ないという不器用さが、彼の不遇を生んだのではないか。

しかし『ダークハーフ』はどんなスタッフで作られたのかは判らないけれど、セットや配役には非常に細やかなリアリティを感じることが出来る。そして破綻が少ない。スピルバーグの映画でさえ感じる「張りぼて感」が、彼には無いんだ。これは細部へのロメロの拘りが徹底しているのだからだと思う。この細やかさが、『ゾンビ』という完全無欠のホラー映画を生み出した元なのだろう。そして描かなければならないものはきちんと描く。この『ダークハーフ』で目を見張るのは、物語の鍵を握る数千羽を超えると思われる雀たちの乱舞だ。これ、CGも使っていたかもしれないが、殆どは調教した本物の雀だったんじゃないかな。なにしろ、この尋常ではない雀の数が、怖い。そして、凄い。こういった有無を言わせぬ演出が出来るところが、またロメロの面白さでもある。

URAMI 怨み [DVD]

URAMI 怨み [DVD]

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20050926(Mon)

globalhead2005-09-26

[]仁義無き戦い/もうほう頂上作戦 仁義無き戦い/もうほう頂上作戦を含むブックマーク 仁義無き戦い/もうほう頂上作戦のブックマークコメント

そのお客は最初からなんだか怒り狂っていたのである。

オレの会社では輸入貨物の蔵置と搬出を承っている。お客は自分の荷物を今日にでも引き取りたかったのらしいが、肝心の荷物はまだ陸揚げされていないのである。その辺の事情を説明したのだが聞く耳を持たない。しかも外国の方のようで、どうも言葉を曲解しているような節がある。かりかりした挙句、しまいに片言で「テ メ エ バ カ ヤ ロ ウ !!」とまで言われる。馬鹿野郎と言われるのは久し振りである。う〜む。

次の日、本社からオレの倉庫へ連絡が来る。会社の偉いヒトからである。例のお客らしい。荷物が出たらお客に連絡してくださいと。そもそも会社の偉いヒトが直々に対応しているという事は、本社でそのお客が相当暴れられたということに他ならない。確認するために、昨日話を伝えておいた本社受付担当の女子にその後電話してみる。

「来た?どうだったっすか?」「あうう…。フモさんの言っていた通りでした…。」「暴れまくってた?」「ええ…。かなり捲くし立てておりました…。」「どんな人?」「アフロアメリカン系の方で…。」あう。KOKUJINですか。オレの中で怒り狂い熱帯性低気圧のように猛威を振るうボブ・サップの絵が鮮やかに思い浮かぶ。

怒り狂うボブ・サップはまずい。もちろん丁重にお扱いするつもりではあるが、ボブ・サップなお客が常軌を逸してしまわれたらどうしよう。というか、既に半ば常軌を逸しているようではないか。まずい。これはまずい。どうにか対処しなければ。

実は日記では偉そうな事を書いているオレではあるが、現実は単なる小心者なのである。怖いことには弱いのである。どうしよう。そう考えるオレの前に、ある男の姿が目に入った。にへら〜と笑いながらくねっているその男。そう、もうほうU君である。

「Uよ。」
「あい?(くねっ)」
オレは事情を説明する。
「と言うわけだ。そのようなお客様が来られるのだが、オレは今日とてもとてもとてもとても忙しいので対応できない。というわけでU君、全ては君に任せた。ヨロシクな。」
「はあ!?」
「これが本当の”人間の盾”と言うヤツだな、わはは。」
「はあああ!?」
恐怖の表情を浮かべるU。オレは続ける。
「Uよ、今が君の男を見せる時だ。」
もうほうに”男を見せろ”という言葉がどういう意味になるのか良く判らないのだが、取り合えずUにゲキを飛ばす。
「Uよ、死に水取っちゃるからな。菊の花も毎日そなえちゃる。」
釈然としない顔で怯えるU。
「まあ、暴力は良くない、暴力は。しかしな、自己防衛は必要かもしれない。」
そしてさりげなく机の中からバールとハンマーを取り出しUの机の上に置くオレ。そして
「いいか!暴力は人間としてサイテーのことだからな!」と念を押す。
「なんですかあこれ!こんなもの出さないで下さいよ!」とU。
「ああそうか。鈍器よりもこっちのほうが…。」とオレはさらにマイナスドライバーを出す。
「だからあ!仕舞って下さいよお!」とU。
やはりラブ&ピースが身の上のもうほうUには武器など論外なのである。見上げた根性である。その頃にはオレの脅しが効いてすっかりあたふたしているUでもあるが。
そのうち派遣のおばちゃんが余計な事を言い出す。
「ねえU君…仲間とか連れてきたらどうしよう…。」
仲間って…。
「ボブ・サップが曙を5人、アブドラ・ザ・ブッチャーを5人連れてくるみたいなもんかな。」とダメ押しをするオレ。
「いやあぁあぁあぁ〜〜〜っ!」Uの自我は崩壊間近である。
最後に止めを刺しておく。
「いいか、勝とうと思うな。せめて刺し違えろ。オレ達のような社会の消耗品の合言葉はな、”ホップ・ステップ・玉砕”だ。」もう無茶苦茶である。

そして、5時を回った頃、貨物が入り、お客の携帯に電話する。お客はこれから税関申告である。「お待ちしております。」とオレ。しかし。待てど暮らせどお客は来ない。7時頃。もう一度電話してみる。するとそのお客、もう家に帰ってしまっていて、「ア、遅クナッチャッタカラ、ヤッパリ別ノ日ニスルヨ!」と明るく答えた。

…何ぃ〜!?今日までの騒ぎはなんだったんだお客さん!

本社の女の子とエライ人にその旨連絡。二人とも「何だとォオォォ〜〜!?」と絶句&拍子抜け。

しかし、何よりもオレが残念だったのは、もうほうUの、”男の花道”が見られなかったことだ…。頭の中では、Uの入場テーマまで鳴らしていたのになあ。次に期待するぜ、Uよ。

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20050925(Sun)

[]ズボラーその後 ズボラーその後を含むブックマーク ズボラーその後のブックマークコメント

…と言う訳でボタン付け完了しました…(ハァハァゼイゼイ)。こんな事で三日間引っ張るのって何なんだろう。というかこの世の中でオレ以外の誰がそれを気にすると言うのだろう…。あと掃除も洗濯もしました、台所の洗い物も済ませました…。ついでに靴まで磨きました、電車に乗って出掛けてデパート覗いたりなんかもしました。きちんと人間らしくしてます。取り合えず人間の体裁だけは保っています。やったよ、オレは十分やったよ!だからこの後は酒飲んでグズグズになってようと思います。それでは皆さんゴキゲンヨウサヨウナラオヤスミナサイ。

(磨き上げた靴に満足してなぜか記念写真)

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[]だからな、言ってんだろ だからな、言ってんだろを含むブックマーク だからな、言ってんだろのブックマークコメント

お気付きの方もいるかもしれないが、日記のTOPに「はてなは一日一時間まで!」という言葉を掲げているオレ。これは、誰あろう自分への警告なのである。どんな更新も1時間で終わらせろ。1日中やってんじゃねえ。こういう戒めを込めた言葉なのである。しかし、戒めると言う事は現実にはそうではないということである。3連休。オレはナニをしていたんでしょう。はい、それは日記の更新です。昨日今日と字数自体は少ないのですが、実はこれとは別にまだUPしていない原稿を山の様に書きまくってます。ええと、今4日分書き終えたところです。あと1日分書かなければなりません。いや、誰に命令されたわけじゃないんですが、止まらないんです…。以前から、日常生活がドン詰まると日記にのめり込む傾向があったのですが、ええ、今、カナ〜リドン詰まっています。他にやることないのか、と訊かれれば、それはやる事があるんですが…ええと、2日前から遣り残してるボタン付けとか。(爆)

[]コスプレ焼肉OK牧場 コスプレ焼肉OK牧場を含むブックマーク コスプレ焼肉OK牧場のブックマークコメント

かわいい女の子とお話できる!
おいしいお肉をお腹いっぱい食べられる!お腹いっぱい、胸いっぱい☆
心と身体をいっぱいにしてくれるニュースタイル・バーベキュー。
それが【コスプレ焼肉ーOK牧場ー】
http://www.ok-bokujo.com/p/index.html

とっさに「ノー○ンしゃぶしゃぶ」というのを思い出したオレ…。

ヲタの欲望とは世界をメイドとコスプレとようぢょで溢れ返させる事なのか。これがヲタの考える真の『人類保管計画』なのか。しかしオレは否定しない。むしろオレは見たい。全てがヲタの妄想だけで完結した究極の商経済の行く末を。ヒルズを目指す貪欲なアッパーだけが幅を利かし「勝ち組負け組」などという下品な言説が全ての基準になる下劣な拝金主義の未来よりも、ヲタの夢見るトホホな欲望のほうが、オレはまだまだ健全だし平和だと思う。(嘘。ホントは全然思ってない)

だが『妹デリバリー』はまたちょっと違うと思うんだが…。

ちなみにこんなものも。

バンプレスト 『メイドカフェコレクションフィギュア〜秋葉原編〜』

秋葉原リアルメイドのフィギュア!!

[]鴻鵠の志を知らんや 鴻鵠の志を知らんやを含むブックマーク 鴻鵠の志を知らんやのブックマークコメント

昨日からなんだか凄い雨ですねえ、などと思っていたら、実は台風だということを今さっきとあるHPで知ったのである。以前から書いているがTVも見なければ新聞も読まない為自分の身の回りで何が起こっているのか全く知らないのである。ネットぐらいは繋いでいるのだが、見る記事と言えば昨日みたいに「インリンVSハードゲイ」だもんなトホホ…。

万事が万事この有様だからすわ有事となってもオレは気付かないのではないかとさえ思う。突然某国が攻め込んできてもミサイル打ち込んできても、都心で大規模なテロがあってもどこかでとんでもない大事故があったとしても、東京湾にゴジラが上陸しても国会議事堂の上に巨大UFOが出現しても、街中がゾンビで埋め尽くされてもトライポッドが人々を焼き尽くしていても、ツチノコが発見されドクター中松が国家元首になったとしても、オレは一人カーテンを閉め切った部屋で「《ドリフ全員集合!20年ぶり復活》かあ、グフフ」などと言っているのに違いない。…ま、どうせオレなんざこの世界にいてもいなくても関係ないからな。現実なんて知ったことかあああ。(最近いろいろあって投げやりなオレ)

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20050924(Sat)

globalhead2005-09-24

[]今日のズボラー 今日のズボラーを含むブックマーク 今日のズボラーのブックマークコメント

ズボラーとは何か。それはズボラな人間の事である。横の物を縦にも出来ず、落ちたゴミを拾う体力も気力もなく、「オレの部屋って、カオス理論のモデルケースだな」などと訳の判らないことを呟き、冷蔵庫に植物なのか動物なのか正体の判らない生物が繁殖していても「あ そう」で済ませることの出来る、ザルの様な神経を持ったファンタスティックな存在、それがズボラーである。

さて。今日のズボラー。昨日、ズボラーことオレ様はボタン付けをしていたのである。いじましいことだ。このボタン付け自体、一週間も前にボタンが取れたシャツなのである。そして一週間うじうじ悩んだ挙句、やっと時間を取ったのである。しかしね。そこはさすがズボラー。途中で嫌になってしまうんである。フィニッシュしないんである。ものの5分も掛からないであろうボタン付けを途中で投げ出してしまうんである。何があったのだろう。何が悲しくてこの程度の事もまともに出来ないのだろう。

と言う訳で、まだ糸の付いたままの針がぶら下がったシャツが、部屋の隅に寂しげにハンガーに掛けられています。…ってか日記の更新なんかしてねえでさっさと片付けろよオレ!!!

[]覚え書き 覚え書きを含むブックマーク 覚え書きのブックマークコメント

■『iPod Erotica』「ナノ」なんざ所詮子供向け。これからのiPodは『Erotica』、これで決まり。
http://www.kryptonitestudios.com/ipod/

■『初代アンパンマン』…単なるコスプレした怪しいおっさんである。
http://www.hiroiro.com/index.php?eid=1393

■『1.8メートル、不気味に育ったヘビキュウリ 福岡』 しかも赤い!
http://www.asahi.com/national/update/0923/SEB200509230006.html

■『HGがインリン様と初体験』 「色仕掛けで「付け人にしてあげる」と誘惑されたが、ゲイだけに全く動揺なし。」
http://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-050923-0004.html
動画あり http://www.hustlehustle.com/free/news/index.html?id=1127369955

■『着ぐるみたちとともに暮らす幸せを、ご一緒に楽しみましょう。』 変態には頓着しないオレだが、この趣味だけはどうもダメだなあ。
http://www.sabrina.jp/

■『アメ横で発見、ツバメとカエルのコラボ缶ジュース』 カエル入りジュース。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091126629476.html

■『卵の殻から消しゴム!? 進化する消しゴムの世界』
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091127301267.html
自分で好きな形の消しゴムが作れる「変身消しゴム」というのが面白そう。
http://www.uminekoya.co.jp/hensinkesi.html

■『ハリウッド映画の法則@映画一般板』
http://mamesuketan.blog23.fc2.com/blog-entry-12.html

■『大吉でも嫌な気分になれるホラーおみくじ』
http://blog.livedoor.jp/parumo_zaeega/archives/50059426.html

■『キリゾー&モッコロ ジェネレーター』
http://azflash.net/az/fla/kirizo.htm

■『絞首刑にされた象』
http://www.med-legend.com/mt/archives/2005/09/post_654.html

[]『邪魅の雫』発売予定の訂正 『邪魅の雫』発売予定の訂正を含むブックマーク 『邪魅の雫』発売予定の訂正のブックマークコメント

そうかよ発売延期、というか出版社の勇み足だったのかよ…。ま、たまってる本もあるしな…。というか、最近活字ぜんぜん読んでましぇん。歳のせいか集中力が…。(ああこの歳になると全部年齢のせいに出来るから便利だなあ)

http://shop.kodansha.jp/bc/books/kyogoku/

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20050923(Fri)

[]ROOM TO PLAY / SIMON JOHAN ROOM TO PLAY / SIMON JOHANを含むブックマーク ROOM TO PLAY / SIMON JOHANのブックマークコメント

Room to Play

Room to Play

以前ここで紹介したロレッタ・ラックスが子供達の神性を描き出した写真家だとしたら、このSIMON JOHANは逆に子供のまだ大人になりきらないアンバランスさを一つの特性として目を付け、それを徹底的に加工することでグロテスクな写真世界を生み出している。その作品は子供好きの人が見たら不謹慎だと思うであろうぐらい醜く、暗く、残酷で、不安に満ちている。

ここで描かれる子供達は無垢というよりも未成熟な人間としての非人間性、暴力的な獣性に溢れているように見える。しかしロレッタ・ラックス同様、この子供達は大人の理解できない「子供の領分」の世界の王者でもあるのだ。すなわちここは子供達が主人公のグロテスクでメランコリックな異界なのである。それと同時に、これらの写真は醜く暗い大人達を演じる子供達の陰鬱なままごと遊びでもあるのだ。つまり、醜く見えているのは被写体の子供たちなのではなく、これを見る我々の姿であり、この作品はその映し鏡なのである。

オフィシャルHP http://www.simenjohan.com/

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[]LOS ALAMOS / WILLIAM EGGLESTON LOS ALAMOS / WILLIAM EGGLESTONを含むブックマーク LOS ALAMOS / WILLIAM EGGLESTONのブックマークコメント

Los Alamos

Los Alamos

アメリカ南部の強い日差し。コントラストの鮮やかな色彩と輪郭。忘れ去られ廃物と化してゆくモニュメントと街角の看板、ショーウィンドウ、アスファルト。からからに乾いた空気とざらついた砂埃の匂いさえしそうな数々の写真。アメリカ地方都市の緩やかに錆付いてゆく倦怠と空虚。しかしそれらの光景は奇妙に懐かしさをかもし出す。

WILLIAM EGGLESTONはメンフィス生まれの写真家。この写真集は地元メンフィスとアメリカ南部で撮影された。

LOS ALAMOS / WILLIAM EGGLESTON のいくつかの写真はこちらで見ることが出来ます。http://www.museenkoeln.de/ausstellungen/mlu_0303_eggleston/index.html
WILLIAM EGGLESTON アーティスト・プロフェール http://artphoto-site.com/story58.html
オフィシャルHP http://www.egglestontrust.com/index.html

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[]LOST ANGELS / PAUL JASMIN LOST ANGELS / PAUL JASMINを含むブックマーク LOST ANGELS / PAUL JASMINのブックマークコメント

Lost Angeles

Lost Angeles

ロスアンジェルス、ビバリーヒルズ。虚栄と喧騒の街で暮らす少年と少女達のグラマラスな生活。豪奢なハリウッドのアパートメント、もしくはモーテル、スタイリッシュな洋服、アンニュイな毎日、性的渇望、若者らしい反抗心とイノセントを湛えた眼差し、蠱惑に満ちた肢体、失われた都市ロスアンジェルスで成功を夢見ながら集まった若者達の天使のように美しい日々。

序文のエッセイを写真家・ブルース・ウェーバーと映画監督のソフィア・コッポラが書いている。

PAUL JASMINはモンタナ生まれの画家、写真家。数々のレコードジャケットのアートワークも手がけているという。

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[]長いお別れ 長いお別れを含むブックマーク 長いお別れのブックマークコメント

以前のガールフレンドとメッセする。何故と言うわけでもなく疎遠になっていて、そしてその理由はどこかにあったのだろうけど、今は昔の話のような気がして、だからそれは胸にしまっておく。

ただこうして時間が経ってみると、それほど健康ではなかった彼女のことが気になって、一度でいいから声を掛けたかった。元気かい、と訊くとやはりそれほど芳しくはないようだけれど、健康には気を付けるよ、と言ってくれた。そういえば誕生日だったんだね、と言ってメッセの画面に大きなバースデーケーキを出してくれた。嬉しかった。

あの頃のようでもあり、そして確実にあの頃ではなかった。なにか不思議な時間だった。

決してお別れを言った別れではなかった。だから、こうしてまた話せて、そうして多分お別れの言葉のようなものを言えて、それだけでこれは幸福なことだったのだろう。

「オレは君のいい思い出になれただろうか?」

「なったよ!」

ありがとう。ありがとう。

本当に、ありがとう。

HelloTaroHelloTaro 2005/09/23 17:21 こんにちは。SIMON JOHANすごくいいですね。かなりグッと迫るモノがあります。オフィシャルHP見入ってしまいました。

globalheadglobalhead 2005/09/23 19:38 こんにちは。自分の書いた紹介記事で誰かが何かインスパイアされるものがあったなら、とても嬉しいことですね。以前は写真芸術って苦手だったんですが、デジタルフォトイメージの普及で伝統的な写真技法から進化したこういった作品が数々生み出されていて、今写真を見るのって結構面白いです。
でもHalloTaroさんの日記でいつも使われている写真もとても素敵ですよ。

HelloTaroHelloTaro 2005/09/24 01:21 ありがとうございます。最近の写真は詳しくないので、こういう記事は本当に参考になります。デジカメ一眼になってから、写真を撮るのは本当に好きみたいです。フィルムもいいのですが、お金がかかるので。また遊びに来ます。

globalheadglobalhead 2005/09/24 09:12 こんにちは。自分は写真は全然判らないんですが、ピンと来た写真集はとりあえず買って、それからカメラマンの事を調べるほうです。行き当たりばったりなんですよ。シリアスなものよりもコンセプトのポップな写真がやはり面白い。あと実はファッション写真も好きだったりします。David Lachapelleなんかおバカで楽しいですね。
Simen Johan を検索していたらhttp://www.bd.co.kr/digitalphoto/ というデジタルフォト系のカメラマンを集めたHPに行き当たりました。玉石混合ですがコンセプトはそれぞれ面白い。よろしければご覧になってみてください。

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20050922(Thu)

[]PSPソフト買いまくり PSPソフト買いまくりを含むブックマーク PSPソフト買いまくりのブックマークコメント

先日PSPを購入したオレだが、ソフト1本じゃあ足りんな、やっぱりバラエティがなけりゃあな、とさらに3本のソフトを購入。あたかもシリアルキラーのような衝動的かつ発作的な物欲に、ただでさえ少ないオレの貯金残高は風前の灯である。

■ヴァンパイア・クロニクル ザ・カオス・タワー

ヴァンパイア クロニクル ザ カオス タワー - PSP

ヴァンパイア クロニクル ザ カオス タワー - PSP

ある意味懐かしくもある2Dスクロール型格闘ゲーム。ただキャラクターが西洋のモンスターということで、有り得ないアクションや攻撃方法を駆使してくるところが面白い。このトリッキーさとモンスターの造形の妖しげな可愛らしさで、今プレイしても十分楽しめるゲームになっているな。

ただね。オレ基本的に格闘ゲームは上手くないんですね。相手の動きと関係なく遮二無二突っ込んでいく特攻タイプなんですね。で、大体あえなく玉砕、と。なにか自分の人生とダブりますなあ。なんだか書いていて悲しくなってきた…。でもガチャプレイでも結構楽しめます。

ルミネス

LUMINES(ルミネス) - PSP

LUMINES(ルミネス) - PSP

テトリス系落ち物パズル。しかしこれは新機軸だろう。二色に色分けされた正方形のブロックを組み合わせて消してゆく。落ち物の得意な人には新鮮に違いない。音や光の演出も高性能機ならではの楽しさ。でも熱中しちゃうとこういうの見てないんだけどね。

ただね。オレ基本的に落ち物パズルも上手くないんですね。というかパズル自体ニガテなんですね。基本的に、何か思考しなきゃならない、と云う段階でダメなんですね…。何のためにゲームしてるんでしょう…。

ワイプアウト ピュア

 

未来世界を舞台に空中を反重力で浮遊するマシンを駆って超高速のレースを繰り広げるゲーム。

今回はこれが一番はまりました。シグノシス社デザインのゲーム世界がサイバーかつクールで美しい!マシンの挙動はリアルなカーレースものと比べたらアバウトなものなのでありましょうが、そういったシミュレーション系にはない独特の加速感を持っています。光り輝くガラスのチューブの中を限りなく低い摩擦係数で滑り続けていくような感覚。陶酔的!

ただね。オレ基本的にレースゲームさえも上手くないんですわ。格ゲーのように遮二無二突っ込み、落ちゲーのように思考しない。……。オレ、ゲーム向いてないのか…?下手の横好き、というよりも単なる下手…。

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20050921(Wed)

[][]ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレンを含むブックマーク ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレンのブックマークコメント

え、アマゾンでDVD売り上げ1位ですか。それはそれは。

今回の見所は何か?というと例のあのスクウェアのトラウマとも言える大ブービー映画「ファイナル・ファンタジー」の反省がどこまで生かされているかと言うことですね。そもそもあの映画は監督の坂口博信のダダ漏れしまくりの情緒性と勘違いしまくりのドラマツルギーが生み出した「ラブ&ピースの優しさムービー」であることが失敗の原因であるわけですから坂口無き後のスクウェアがもう一度どのようにファイナルファンタジーを映像作品として完成させることが出来るか、その手腕を期待していたわけです。

で、結論から言うと、「やっぱりダメだった。」

なんだ、あの能天気な「万物これみな愛」「ちきゅうをたいせつにしよう」の腑抜けたメッセージは坂口だけの業病ではなかったのか!これの製作者はゲーム以外の表現に何も触れずに映像表現なんてものをしちゃっているんだろうなあ。世界が狭いんだもの。

このMOVIEが誰のために作られたか?というとこれはゲームファンでしょう、勿論。だからゲームのセオリーにのみ則って作られる事に少しの間違いもないではありましょう。ゲームファンが内輪で喜んで、そして、売れれば、何も問題ないし、文句を言う筋合いのものでは御座いません。膨大な制作費をかけられたミニコミだと思えばいいんですから。しかし折角これだけの才能と資金があるにも関わらず、作られたのが「ミニコミ」じゃあなあ。その才能というのも、優等生的なCGを作る才能で、人の心を揺さぶる才能って訳でもないようですねえ。

例えるならラッセンあたりの絵みたいに、「世間一般で”綺麗”と言われるものをてんこ盛りにしとけばそのその作品は”綺麗”のN乗」というなんだか稚拙な論法から導き出されたような結論。そういうのって、退屈なんだよなあ。めりはりも緩急も無く、必然性も説得力も無く、「イメージ」のみで形作られた、作品としては子供だましの薄っぺらさなんですよう。

そもそも子供向けっていうんなら、なにもムキになる事なんかないんでしょうねえ。過剰に期待したオレのほうが間違っているのでしょう。でも、こういうことばかりやっていると、ゲームはゲームを超えられないんじゃねえ?例えばどんな児童文学でも、子供向けマンガでも、大人でも楽しめるものってあるじゃないですか。それは世界観がしっかりしているからだと思うんだけど、それすらない。「かっこいいもの」「流行っているもの」を折衷し、その齟齬を無視して「こんなんでいいんじゃない?」というアバウトな世界が形作られている。そこにはゲームファンだけに通用すればいいと思っているかのようなイヤ〜な甘えがあるような気がする。かつてこのゲームを寝食を忘れてやったものとしては、なんとも言えない口惜しさが残りますね。

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20050920(Tue)

globalhead2005-09-20

[]幽霊城のドボチョン一家 幽霊城のドボチョン一家を含むブックマーク 幽霊城のドボチョン一家のブックマークコメント

mixiのコミュで知ったのだが、『幽霊城のドボチョン一家』という洋物アニメが昔あったらしい。『チキチキマシン猛レース』『トムとジェリー』などを手がけたハンナ・バーベラ系のアニメだと思って貰いたい(ドボチョン自体はハンナ・バーベラのものではないらしい)。そして、これの歌詞がふるっている。

主題歌(オープニング)  歌:グリーンブライド

ドボチョン ドロドロ ドボチョン ドロドロ 出てこいよ
世界中の お化けたちよ 遊ぼうぜ

(途中不明)

おれたちぃ マジメに やってんだ
ワン・ツー・スリー 踊ろうぜ
ワン・ツー・スリー よれよれさ
ワン・ツー・スリー 無茶苦茶だ
お化け商売 やめられぬ やめられぬ

主題歌(エンディング)

ビローン ビロビロビロビロビロ ドヒャドヒャ バヒューン
おれたちゃ幽霊 ドドドド ドボチョン一家
ウヒヒの ウヒヒの ウヒヒのヒ
ゴーゴー大好き ハレンチ大好き
???????????? メッチャメチャ
ドッチャカメッチャカ ドッチャカメッチャカ
ドッチャカメッチャカ ドッチャカメッチャカ なーのーだー
ドッチャカメッチャカ ドッチャカメッチャカ
ドッチャカメッチャカ ドッチャカメッチャカ でーしーたー

「外国製TV番組大不完全科 子供番組編」 http://www.daneel.org/TVzenka3.htm

「ドボチョン ドロドロ ドボチョン ドロドロ」というところがいい。「ビローン ビロビロビロビロビロ ドヒャドヒャ バヒューン」もかなりポイントが高い。オレも常日頃「ドボチョンドロドロ」とか「ドヒャドヒャバヒューン」とか言いながら生きて行きたい。

会社の偉い人「フモ君、最近ミスが多いじゃないか、こんなことじゃ困るよ!」
オレ「ドボチョンドロドロ!!」
愛しの女子「フモさん、フモさんとはお友達以上のお付き合いはできないわ…」
オレ「ドヒャドヒャバヒューン!!」
…全て人生事も無し、である。ドボチョン一家最強伝説である。

ってか、みんな、人生深刻に考えすぎ。ビローン ビロビロビロビロビロ!!そんなに辛気臭く生きるのが人の生なのだとしたら、オレは、人間止めて、ドボチョン一家になりたい。

カラオケの配信もあるそうなのだ。

DAM G100(BBcyberDAM)専用曲

[04/06] 1938-48/ドッチャカベッチャカ/グリーン・ブライト/幽霊城のドボチョン一家 The Groovie Goolies ED

海外でのファンサイト?

http://www.geocities.com/sshumsuper7fan78/goolies.htm

海外ではDVD化されているようで、(タイトルは「Groovie Goolies」)なんとなく画像を見ることが出来る。

http://www.jedisparadise.co.uk/index.htm?childrenstv/Groovie%20Goolies/Groovie%20Goolies.htm&1

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20050919(Mon)

[]デカビタC デカビタCを含むブックマーク デカビタCのブックマークコメント

サントリーの『デカビタC』である。

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ラベルの左端に誰か居るんである…。

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誰だ、お前。

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サントリーのHPを調べてみる。なにかひたすら意味の無い行為をしているような気がするのだが。
http://www.suntory.co.jp/softdrink/dekavita/index.html

いた。

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名前、『ビタ子』。…ビタ子かよ!

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華のねえキャラ…。

[]ムシキング ムシキングを含むブックマーク ムシキングのブックマークコメント

永谷園ムシキングカレー ポークあまくち

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ムシキングである。ムシキングのカレーである。オレはお店で見たとき、一瞬「カブトムシカレー!!」などとあらぬ事を思ってしまった。とろ〜り煮込んだカレーの中に顔を出すカブトムシ。いくら虫流行りとはいえ、昨今の子供達も果敢な挑戦を繰り広げているものだな…と秋の空を眺めながら軽い眩暈を覚えるオレである。
永谷園商品情報 : http://www.nagatanien.co.jp/products/list.php?MCODE=characters

ところで『虫の王』といえばカブトムシだろうが、そのなかでも『ヘラクレスオオツノカブト』は最大のカブトムシであろう。しかし調べると昆虫界にはまだ凄いのがいるらしい。

逆に、最大の昆虫には、 体長ではナナフシムシの一種の約33cm、重量ではアフリカのゴライアスツノハナムグリ類の100g以上、面積では東南アジアのヨナクニサン類の仲間の翅の面積263cm2 などがあります。
http://www.afftis.or.jp/konchu/breeding/1_1.html#3

「翅の面積263cm2」とは単純に17傳16僉C遒瞭溝良分も入れると20冑ぐらいの大きさという事になる。「バタフライ-エフェクト」という言葉があるが*1、こんなのが1000匹ぐらい羽ばたいていたらちょっとした暴風ぐらい起こるかも知れないな。…いや、起こんないって。

ヘラクレスオオツノカブト

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永谷園ムシキングふりかけ さけ

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ムシキングふりかけである。オレはお店で見たとき、一瞬「クワガタムシのふりかけ!!」などとあらぬ事を…。細かくひき潰されたクワガタムシの粉末が…。(すいませんもうしません)

*1:バタフライ効果【バタフライこうか】決定論的な法則でも,初期条件の僅(わず)かな差が挙動の大きな違いを生み,その予測が困難化する現象。気象学者のローレンツ(Edward N. Lorenz)が 1963 年の論文で示した考え方。後に発達したカオス理論において,これを端的に説明する効果として命名・引用されている。バタフライ-エフェクト。〔バタフライ(蝶)の語源について,説明モデルの挙動(ローレンツ-アトラクター)が蝶の形に似ている事を由来とする説と,ローレンツによる 1972 年の講演(ブラジルで蝶が羽ばたくとテキサスで大竜巻が起こるか?)を由来とする説がある〕…goo辞書

nigellanoirenigellanoire 2005/09/19 21:23 むむむ・・カレーにせよふりかけにせよ、食品売り場の棚でこのパッケージをみたら、私なら食欲が失せます(虫嫌いの人は走って逃げるのでは?)が、男の子を持つお母さんとかは慣れてるんですかね。大胆なマーケティングだなー・・

globalheadglobalhead 2005/09/19 22:25 「アンパンマンカレー」にアンパンマンが入っていると思う人は誰もいませんが、アンパンが入ってたらどうしよう、とふと気になったのは世の中広しと言えど自分だけかと思うと己の胡乱さに胸が痛みます。
「ムシキング」という名のロボットとかならまだしも、あれ、キャラでもなんでもなく本当に「虫」ですもんねー。でも子供達、「ムシキングのカレー食べたい!」とかお母さんにおねだりすんのかなあ。

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20050918(Sun)

globalhead2005-09-18

[][]TOKYO GAME SHOW 2005 TOKYO GAME SHOW 2005を含むブックマーク TOKYO GAME SHOW 2005のブックマークコメント

今年も行ってきました、東京ゲームショウ2005at幕張メッセ。今日は会社の後輩のA君と東京駅で待ち合わせ。彼とはこのゲームショウ、足かけ5年余り一緒に行っているヲタ仲間。いつもありがとうでゴンス。

東京駅から京葉線で幕張方面に行くのは舞浜の東京ディズニーランドに行く客が多いのだろうけれど、この日はゲームショウ目当ての関東在住のヲタが集結。電車の中のヲタ率が異常に高い。秋葉原がヲタのメッカなら東京ゲームショウはヲタの祝祭、つまりこの日はヲタ巡礼、ヲタ大移動の日なのである。ところが今日A君から聞いた所によると、今日は千葉マリンスタジアムでのロッテ戦の客も多いようだと言う事。なにしろ野球に疎いオレ、マリンスタジアムが幕張にある事自体知らなかった上に、幕張駅前のロッテリアに何故野球選手のポートレイトが多く飾られているのか、この5年間全く理解していなかった。ロッテリアはロッテの営業。ロッテマリーンズはロッテのフランチャイズ。常識で考えれば当然かもしれないが、野球に全く興味のないオレはこのことに気付かない、というか連想する事さえできなかったのである。興味がないっていうのはある意味凄い事ですねえ。

この日の東京ゲームショウは次世代機「プレイステーション3」「X-BOX360」の一般お披露目ということでかなり注目度の高いイベントになったと思う。逆にソフト会社としては「ドラクエ」「ファイナルファンタジー」で知名度の高い「スクウェア・エニックス」が、この日はなんだか寂しいブースだったのが意外だった。それもその筈で、スクエニは先のビッグタイトルや以前から販売しているゲームの続編が殆どで、新鮮味がまるで欠ける展開なのだ。去年の出品作と大して変わらないんだもん。

あれこれ軽く見た後、「X-BOX360」を見にマイクロソフトのブースへ。「X-BOX」初お目見えの時には相当の金額をかけたと思われる派手派手の演出で、逆にオレなんか失笑してしまったぐらいだったが(鹿賀丈史みたいなバタ臭い司会、そしてコンパニオンのお姉さんがワイアーで吊るされて宙をくるくる廻っている!!)今回は「おしゃれなワカモノのライフスタイルに密着したX-BOX」という感じの演出に落ち着いている。そしてそれがどこかアップルコンピューターとか好きそうなワカモノっぽい、ホワイトを基調にしたクリーンで小洒落た雰囲気の家具なんかをあしらった生活空間、というコンセプトなんだよね。マイクロソフトがことアミューズメントに関してはアップルの模倣をする、(本当は単に似ただけだろうけど)というところが可笑しかった。ところで「X-BOX360」って、「エックスボックス・さんろくまる」って読むんだね。「さんびゃくろくじゅう」だとばっかり思っていた。英語ならなんて言うんだろうな?

「プレイステーション3」のブースはPS3カラーのクールな銀灰色の巨大な直線的なデザインのブースがデン、とあり、とても印象が強かった。通常強力にプッシュされるゲームデモ画面なんかは目立つところで大画面で上映されるものだけれど、今回のPS3ではシアター方式で黒い緞帳みたいな幕の中に入れられて、映画館みたいな密閉されたハコの中でデモ画面の映像を見せられた。いやあ、こっちは力入りまくっていた。特にメタルギアソリッド4」のデモ動画は、いつもゲームショウではメタルギアシリーズの画面は抜きん出たものがあるのだけれど、今回もその辺の映画など敵わないような、設定と画像両方の面において緻密を極めたリアリティ溢れるCGを楽しむことが出来た。相変わらず凄い、凄い。(トレイラー http://www.konami.jp/gs/kojima_pro/japanese/mgs4_04.html)他にもSCE・ヨーロッパ、SCEアメリカから出展されたCGも優れた映像を披露しており、SCEの底力をまざまざと見せ付けられた感がある。特に「KILLZONE」というタイトルの画像が気になったな。(トレイラー:http://media.ps3.ign.com/media/748/748475/vids_1.html

他には個人的にユービーアイソフトの「GHOST RECON 3」のデモがそそったな。(トレイラー http://www.ghostrecon.com/uk/ghostrecon3/)早くやりてえ!!

TOKYO GAME SHOW 2005 公式サイトhttp://tgs.cesa.or.jp/
今年は17万人の入場者があった模様!!

ところで蛇足ですが、会場には「来場者更衣室」という場所があります。知らない方のために付け加えておくと、ここ、コスプレする人達用の更衣室なんですよ。
「コスプレイヤーの方へ:東京ゲームショウでコスプレをされる方は、以下の規定を熟読し必ず守ってください。」
http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2005a/cos.html
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20050917(Sat)

globalhead2005-09-17

[][]FUSE-IN : detroit's electronic movement in TOKYO 2005 FUSE-IN : detroit's electronic movement in TOKYO 2005を含むブックマーク FUSE-IN : detroit's electronic movement in TOKYO 2005のブックマークコメント

昨日は新木場AGEHAで開かれていたクラブ・イベントに行っていた。イベント名は「FUSE-IN : detroit's electronic movement in TOKYO 2005」。

この日、PM11:00にコムスメと待ち合わせしたがバイトが終わんない!とメールが来て、結局12時近くまで待ってしまう。ここん所夜半は冷えてきてるので1時間待ちは結構凍えました…。やっと駅の改札に現れたコムスメはいつものオレンジ色のショートヘアに、黒いタイトな長袖のカットソーと黒いジーンズという、これでフレシェットガンとミラーグラスを持たせたら、ギブソン小説に出てくる女殺し屋と言っても通りそうなクールでサイバーパンクな出で立ち。そして人の顔を見るなり殺し屋らしくニヤリと笑い、フモさんその爽やかっぽいヘアスタイル似つかわしくないから止めなよ、などと憎まれ口をたたく。オレも同じくギブソン小説に出てくるJAPANESE OTAKUらしくニタリと笑い「ウルセエ!」と言ってあげる。

この日のAGEHAはデトロイト・エレクトリック・ムーブメントと銘打たれている通りデトロイト・テクノの重鎮ケヴィン・サンダーソンがトリを仕切るクラブ・イベント。K・サンダーソンは去年渋谷AIRで観た事があるが(http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040920#p1 )、かなりの凄テクDJで、そのDJを聴けば他とどんな風に格が違うか判る。実に粘っこいヘヴィーなMIXは脳みそグジュグジュになるくらいカオティックでファンキー。いっぱい踊ろう!

他にも日本の誇る世界のDJケン・イシイが出演。アルバムは好きじゃないのだが(変拍子が多いため乗れない)、DJは端正な構成で好感度高し。激しすぎず、インテリジェントな選曲が良い。なんか「メガネ男子系のいい男DJ」って感じか(メガネしてないけど)!? 他にもこれも日本のDJで、Q'HEY,KAGAMI,TOBY,SHIN NISHIMURA,CO-FUSION,皆中堅どころで優れたDJが終結、コムスメにはテクノは海外大物ばかり見せてきたが、日本のDJのプレイに触れてみるいい機会じゃないかと思った。

という訳でこの夜はバーニング&バースト&ベークト!こんがりサクサク! なんといってもびっくりしたのはメインステージの他にテントが2つ、そして野外でのDJパーティーが1つ、4つのステージが同時に楽しむ事が出来、お得感満載!!WIREみたいなデカいイベントではないにしろ、これだけよりどりみどりだと一晩のイベントをまったく飽きることなく見ることが出来た。

まずメイン会場ではデトロイトのDJ3000が最初から憂愁のデトロイト・テクノ・チューンを掛けまくって盛り上げる。1時間ほど踊ってこの日の会場をあちこち見て廻る事に。その前にコムスメはや〜っと遅い夕食を会場の屋台でとる。お仕事ご苦労様!テントは一つがプログレッシブ・ハウスもの、もう一つがトランス・ミュージックがプレイされていた。しかーし!もう一つの野外会場、ここがなんといってもよかった!なんと場所はAGEHAのプールサイド!星空の下、ゆらゆら輝くプールの水を眺めながら踊るテクノは絶品!そしてお約束のようにプールに飛び込んじゃう奴!会場横ではなぜかビキニが¥3000で売られているのがネタっぽくて楽しい。AGEHA会場の横は運河が流れており、その夜の川面と郊外の綺麗な空に輝く星星というロケーションは開放感たっぷりで、野外のテクノもオツなもんだねェ、とコムスメと顔を見合わせ頷き合う。

K・サンダーソンはAM4時からメインフロアでプレイ、期待通りの重いリズムと素早いカッティング、もう脳みそが弾けてしまいそうな目くるめくテクノチューンの連打!素晴らしかったです。でも仕事二つもかけもちしてるコムスメが草臥れてきたみたいなのでこの日は5時でお開きすることに。二人ですっかり明けた空の下を駅へと歩きながら、楽しかったね、よかったね、と熱っぽく語り合う。ああ本当にマジックみたいな素敵な一晩。また一緒にクラブ行こうぜ!と約束しあってこの日は別れる。しかし聞く所によるとコムスメは明けてこの日の夜も野音でロック・イベントに出かけるとか。若いなあ、おい。

実はこの一週間ずっと風邪気味でこの日も体調悪かったのだが、ドリンク剤二本キメて会場入りしたオレだった。そして踊ってみればあらびっくり、体調の悪いのなんかすっかり吹き飛んでいる。風邪は寝て治さず踊って治す!ってか命賭けてるかもオレ…。あんまり元気になっちゃったもんだから今日実は全然寝てない。やっぱり音楽って凄い。にゃにゃにゃにゃにゃーにゃにゃにゃーにゃにゃにゃー!!!

AGEHAのHPね。 http://www.ageha.com/

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20050916(Fri)

[]PSP買った PSP買ったを含むブックマーク PSP買ったのブックマークコメント

遂にPSPを買ってしまう。ニューカラーであるセラミックホワイトが発売されたのでいい機会かなと思いまして。しかしな。最近ゲームやってないんだよな。こっそり買ってみてはいるんだが、説明書を読もうとするとめまいと共に頭が激しく痛くなり、とてもじゃないがルールを覚えきれないんである。ええ。脳が使い物にならないんです。じゃあ何かというとワイアレスLANによるインターネット接続が出来るというのでな、携帯ブラウザとして使えるかなあ、と。

しかしなんだな、ホワイトのボディって、手持ちのiPodと並べると兄弟みたいだな。

[]攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX -狩人の領域- 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX -狩人の領域-を含むブックマーク 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX -狩人の領域-のブックマークコメント

PSPと一緒に買ったゲームは『攻殻機動隊』のFPS。オリジナル・ストーリーとフルボイスの演出、AI思考戦車「タチコマ」を従えての銃撃戦。…という訳なんだがパソコンFPSに慣れてるとアナログパッドとLRボタンによる移動、△×ボタンによる上下視点移動はは恐ろしくまどろっこしいのよねん。いえ、用は指が同時に全部動いてくれればいいだけの話だが…動いてくれません…。

ゲームのほうは戦闘前に作戦指令とストーリーを説明するムービーが結構長く流れ、原作の気分を盛り上げてくれるが、同時に原作の理屈っぽい雰囲気も盛り上げてくれており、多少苛つく。原作のメンバーが勢揃いでフルポリゴンで動いているのは楽しい。ただし戦闘場面では1名のみ使う事になる。携帯機ということで画面は若干さびしいかもしれない。操作が不慣れな最初の内は相棒の「タチコマ」が敵全部倒してたりして、「ああ、ずっとこうなら楽なのに」とか何のためにゲームやってんのか判らない気分になる。照準はロックオンシステムを採用しているので操作の助けになるか。あと草薙少佐がいつも半ケツなのが妙に気になったのであった。

[]ほかにもあれこれ ほかにもあれこれを含むブックマーク ほかにもあれこれのブックマークコメント

Pioneer DV-484 DVDプレーヤー

Pioneer DVDプレーヤー DV-484

Pioneer DVDプレーヤー DV-484

DVDは今までX-BOXで再生してたんだが、この間これがお亡くなりになり、(修理する気がないらしい)新しいDVDプレイヤー買ったのだった。¥8000ちょっとであった。取り替えてみて判ったが、やはり音の分離がいい。サラウンドとdtsの違いはっきり判ります…。

OLYMPUS CAMEDIA μ-40 DIGITAL エクリプスナイト

デジカメ買った。

カメラには興味がなかったので何も知らないまま「予算2万円ぐらい。やっすいやつ。」とだけ決めて家電店に赴くものの、いろいろ触ってみると2万円弱のは操作性がイマイチ、店員に聞くと電池の持ちも悪いらしい。そこで急遽予算は跳ね上がり、その場で3万円弱、という事にする。実は家電購入に関しては思いっきり行き当りばったりなんである。カタログなんざしゃらくせえから見ないんである。そうだよ!データで頭パンパンにして用意周到に出掛けた買い物なんて出会いが無いじゃないか!発見が無いじゃないか!実物見ないと判らない部分もあるしな。

買ったカメラは2万2千円ちょっと、メモリも入れて2万7千円。実はね、この間の日記の「目玉のおやじ汁」の写真をUPしたくて堪んなかったのですよ。それでこの投資とは…。

と言うわけで今無意味にカメラを持ち歩き無意味に写真を連写中!勿論情緒垂れ流しまくりの退屈な風景写真だの、お綺麗なだけの陳腐なオブジェだの撮って自己満足に浸っているその辺の薄っぺらい素人カメラマンとは訳が違うのである。アーティストたるオレが持てんばかりの技術と情熱と魂を込めて撮るもの、それは登校中の女子小中高生をハァハァ(だから。ネタだってば)。

[]電脳状態 電脳状態を含むブックマーク 電脳状態のブックマークコメント

こうして鞄の中はPSP(ゲーム機)、デジカメ、携帯電話、iPodと電子機器だらけになってしまったんである。日夜このような量の電子機器を持ち歩く必要があるのだろうか。そうして電磁波出しまくっているのであろうか。そしてあとはノートパソコンなんか持ち歩いた日にゃあ…。(持ってないけど)こうなると電子機器のインプラントというのもあながち荒唐無稽ではないような気もしてくるよな。

ところで大量の出費をしてしまったオレであるが、別に競馬とか宝くじに当たったとかいうわけではなく、単なる浪費なのである。

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20050915(Thu)

globalhead2005-09-15

[]いい加減にしなさい いい加減にしなさいを含むブックマーク いい加減にしなさいのブックマークコメント

そういえばこの間「スイカ割り大会」を目撃し、さらに「フラダンスの皆さん」をも目撃したオレの町の駅前公園なのであるが、どうも「お笑い」の若い連中が練習場にも利用しているようなのである。しかもどうやら吉本興業系なのらしい。この間公園で「吉本お笑い大会」とかやってたし。しかし別に吉本興業とは何の縁もない土地のはずなのだが、一体何故オレの町で吉本なんだ?あ…まさか、オレが長年住んでいるから…!?(違うって)

最初は何かと思ったけどな。どことなく貧相な出で立ちのワカモノ達が二人ペアになり並びあって何かくっちゃべってるのよ。まあお笑いの基本ポジションではあるけどな。でもこいつらプロで食っていこうとしてるにしては声ちっちゃいし滑舌悪いし動きもキレが悪くてな。もうなんか「オレにやらせてみろ!」とか言いたくなっちゃったよ。(ってかオレって何者なんだよ。)

お笑いの特訓と言えばあれだな、何かのコントで見たけど上半身裸の男たちが横一列に並び汗だくになって「いい加減にしなさい!いい加減にしなさい!」「なにゆーとんねん!なにゆーとんねん!」とかなんとか声を合わせて連呼しまくるのな。カンフーの修行みたくな。手の甲を相方にぶつける「突っ込み」のジェスチャーを交えてな。

やはり特訓とはそこまでやるべきなのではないか、特訓それ自体が笑いであるべきなのではないか、とかなり無責任に思うオレなのであった。

それにしてもいろいろなことが起こる公園ではあるよな。そのうちUFOが着陸してたりしてな。

[]とわれ とわれを含むブックマーク とわれのブックマークコメント

会社の女子と話をしていたら香水の話が出たのである。

「フモさんはコロンとかつけないんですか」

「あー、つけないな。飲みに行って泥酔して風呂も入んなかった時なんかはつけたくなるなあ。三日レンチャンで徹夜して飲んで三日間風呂無しだった時もあったなあ。あん時は本当に臭かったなあ!」

…女子が相手だというのに相変わらずしょーもない返答しか出来ない男である。

「ところでトワレってのは何だ?」オレは女子に聞いた。

「コロンというのは揮発性が強くてすぐ香りが飛んじゃうんですが、トワレはもう少し持続して香るんですよ。」と女子。

…そうだったのか。オレはてっきりコロンというのが香水で、トワレというのは、トイレの香水の事だと勝手に勘違いしていたのであった。トワレ→トイレ。どうよ、なんか説得力あんだろ。…あ、ないですか、そうですか、あの、トーヘンボクなもんで、…どうもすいません…。

なぜこんなことを訊いたかと言うとな、洋服買ったらそこのブランドの香水の試供品貰ってね。でもよく見ると「オードトワレ」って書いてあったんだよな。「…オレが香水かい!」と柄にもないものを貰って困惑したオレだが、アパート帰って、ちょっとつけてみちゃったりしてました、ええ…。そして「うふふ、香水の匂いだよ、うふふ」などとしばし変態ぽくほくそ笑んでみたりしちゃったりしてました。すいません、皆さん、本当にすいません…。

aorenjaraorenjar 2005/09/15 19:30 えーと、フモさん。体臭が(検閲)な時に香水つけるのはお勧めしませんお。なぜなら香りというのは複数が同時並在する…つまり「混ざる」からです。制汗剤とか消臭剤なら大丈夫ですがね。香水の分類についてはここがけっこう詳しいみたいです。下の方に男性向け香水のこととか、香水のマナーとかも載ってます↓
http://www5a.biglobe.ne.jp/~flirt/kiso-tishiki.htm

itopitop 2005/09/15 20:59 フモさんが部屋の中で香水をくんくん嗅いでいる姿、微笑ましいです♪
ふわっと適度に香水を香らせてる男の人って素敵ですよね(勿論女の人も)。すれ違った時とか「おっ」って思います。でもその加減が難しい。。私も勉強中です。

globalheadglobalhead 2005/09/15 21:57 >れんじゃさん そういえば昔同僚に足の臭い奴がいてね。そいつがある日、あんまり臭いもんだから足の裏にコロンぶっ掛けてきた事があったけど、いやあ、あれは確かに混ざってしまってたなァ。詳細な説明はしたくありませんが、凄い事になって…ああああやっぱり女子相手にしょーもない返答をしてしまうオレ!これは業に違いない前世のナニのソレが(ブツブツ)HP見ましたよ。読みながらしみじみ、やっぱり柄じゃないなあと思いつつ、これを機にキャラを変えてみるか!?どうなんだオレ!?

>イトちゃん 会社の爽やかな若い奴が爽やかな香りをさせててね。嫌みがなくていいんだよね。そもそも香り以前にオレは爽やかにならないといけない!日記で「加齢臭を身にまとい」とか書いている場合じゃない!すれ違った時に「うっ」っとか思われてるようじゃダメだ!ダメだダメだ!ここは少し精進してこのオイリーな肉体をどうにかせねば…。勉強します…。

…というコメントをアパートに帰ってからちょっとトワレをクンクンしながら書いているオレであった。

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20050914(Wed)

globalhead2005-09-14

[]魔法の話、その他の話 魔法の話、その他の話を含むブックマーク 魔法の話、その他の話のブックマークコメント

子供の頃の話。

手品を魔法と誤解していたガキだった。TVで観た手品。紙の封筒に入れた水をもう一度コップに戻すと、それはオレンジジュースになっていた。紙を紐状に切ってドンブリに入れ、お湯を注ぐとそれはラーメンになっていた。ガキのオレはやってみた。水はコップに戻しても水だった。紙はお湯で戻しても紙だった。何故TVのようにならないのか理解出来なかった。

また別の話。

小さなオモチャの手提げ金庫を買って貰った。そこにはお菓子のオマケを入れていたのだが、ある日、そこに仕切りを作ろう、と思い立った。オレは紙とハサミを持ってきてどう作ればいいのか考えた。今考えれば、単に紙を縦にしてそれを仕切りとし、そしてのりしろを作り、それを金庫の内側に貼ればいいのだということぐらいは思い付く。ところがガキのオレが思いついたのは紙を細い短冊に切り、それをどこまでも重ね合わせてその厚みで仕切りにしようということだった。何層も薄い紙を糊付けし、懸命に壁状にしようとするオレ。5mmほど作って挫折しました。

別の話。

2B弾を鳴らすのが流行っていた時期があった。爆竹の大き目の奴で、単発で鳴らすのだ。オレはまるで好きになれなかったが、友達と集まると必ず2B弾を鳴らして遊びたがる奴がいた。その日は友達同士集まり家の前の海で釣りをしていた。オレは釣りも好きではなかったが、近所の海は”うぐい”という名の駄魚が良く釣れた。バケツ一杯の”うぐい”が釣れた。2B弾好きの友達が「爆発させようぜ。」と言った。みんなはそれに同意しそして釣ったばかりの”うぐい”の口に2B弾を突っ込み、片っ端から爆発させて遊んだ。家の前には首の吹き飛んだ魚が何匹も転がっていた。

別の話。

そういえば親父はオレに子供らしい趣味をさせようと、オレに釣竿や野球のグローブを買い与えた。どれも嫌いだった。親父には野球の嫌いな子供と言うのが想像もできないものだったらしい。実際、ガキの頃から球技っていったい何が面白いのかまるで理解できなかった。今でも何の興味もない。

また別の話。

棄てられた小さな物置小屋を見つけ、そこに友達同士で集まって「基地」を作った。マンガや、お菓子や、オモチャを持ち寄って、みんなでそこで遊んだ。想像の中ではそこはSF科学基地だった。小銭をみんなで集めてそこに置き、貯まったらそれでお菓子を買ってみんなで食べた。ある日基地に置いてあったその小銭が消えてしまった。基地遊びはそれで終わってしまった。

そしてまた、別の話。

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20050913(Tue)

[]サンドマン (3)(4)ドールズハウス上・下 サンドマン (3)(4)ドールズハウス上・下を含むブックマーク サンドマン (3)(4)ドールズハウス上・下のブックマークコメント

サンドマン (3) (DC COMICS VERTIGO)

サンドマン (3) (DC COMICS VERTIGO)

サンドマン (4) (DC COMICS VERTIGO)

サンドマン (4) (DC COMICS VERTIGO)

冒頭のアフリカとみられる部族の成人儀式で語られる伝説について描かれた物語が秀逸。夢=観念の世界と結ばれようとした娘は何故悲劇的な末路を迎え、そして彼女の治める都市は滅びなければならなかったのか。どうとでも解釈は可能だけれども、ひとつの答えを出すより数々の神話伝説をニール・ゲイマン風に再構築した逸話を堪能することが楽しい。

本編のほうでは新たにサンドマンの7人の兄妹のうち『欲望』と『絶望』が現れ、ここで、これからのサンドマンと云う物語はこの彼と彼の兄妹の確執を巡る物語として描かれるのだろうことが予想される。(実際はどうなのかは知らないのだが…)そしてこの7人の兄妹と云うのはあくまで人間の観念が具現化したものであり、世界の影であると語られる。

夢の世界から逃亡した3つの『夢』が現実世界で起こす事件とそれを追うサンドマン。シリアル・キラー達の集会、そして弟を探しに旅してきた少女、そして彼女の虐待され続けていた弟。さらに少女が夢の世界に引き起こすという『渦』を巡るサンドマンの決断。様々な要素が混沌として交じり合い、ラストのカタストロフィーを経て、最後に人の生と死についての物語として収束してゆく。

しかし全体を見渡すとストーリーは若干散漫に感じた。意味ありげなキャラクターたちが意味ありげなだけで終わってしまっている感もあり、その辺は煮詰めるべきだったような気も。ただ『ノクターン』でもそうだったが連作短編のような構成で最終的にひとつの長編として成立させているので、どうしてもこの形になっちゃうんだろうなあ。

[]サンドマン (5)ドリームカントリー サンドマン (5)ドリームカントリーを含むブックマーク サンドマン (5)ドリームカントリーのブックマークコメント

サンドマン (5) (DC COMICS VERTIGO)

サンドマン (5) (DC COMICS VERTIGO)

4つの短編が収められているが、これが、素晴らしい。

■カリオペ

この短編集の始まるを飾るダークな一編。現代という時代に『誘惑された神』が存在し囚われている、というシュールさが面白い。

”神々は死すものであるが、「終わりなき者」はそれを超えた存在である」”というのは、神々はそれを宿すものとそれを信じる人間が必要であり、だからこそ失われていくものであるが、「終わりなき者」は生きる者が存在する限り存在する、という考え方なんだろうな。

■千匹の猫の夢

”夢”を共有するものたちを求めて巡礼する猫の物語。集合的無意識の世界。

いつかも書いたけれども、ジョン・レノンの奥さんであるオノ・ヨーコはかつて『一人で見る夢はただの夢だけれど、二人で見る夢はリアリティ』と言った。夢見続け、そしてそれを共有することが現実を変える力になるのだという暗喩を込めた一編なのだと思う。

■真夏の夜の夢

こ、これは傑作です。シェイクスピアがある人物(サンドマンなんだが)に頼まれて書き上げた戯曲、それは『真夏の夜の夢』だった。その初演を見に来た客たちとは。

”彼等”がこの現実世界に『侵入』してきた瞬間から、この物語は目くるめくような幻視に満ちた世界へと変貌します。こういうのをメタフィクションと云うのだろうか。『真夏の夜の夢』を演じる人間たちを眺める、この戯曲のモチーフともなった”もの”たち。現実と非現実が重なり交じり合い、人と人に在らざるものの関係が語られていく。そしてもう”彼ら”がこの世界に多く居られないということも。何かLOTRの”灰色港から世界の彼岸へと消え去ってゆく魔法種族たち”の事を思い出してしまった。こうして、この現実世界からは”マジック”が失われていくのだということなのだろうなあ。

世界幻想文学賞受賞。

■ファサード

”どんなものにもなれるけれど、『自分』にだけはなれない”。この皮肉。

見る夢は2種類しかない。嫌な夢とひどい夢。嫌な夢は耐えられる…いつかは終わる。ひどい夢とはいい夢だ。ひどい夢では全てがうまくいっている…そして目を覚ます。自分は自分のままだ。それがひどい。

孤独についての物語であるが、描かれる眼差しは慈しみに満ちている。

「デス」が現れた場面で、オレは読んでいた電車で不覚にも涙してしまった。どうも”孤独”というキーワードに弱いらしい。ただ孤独と云うのは、絶望が愚か者の結論であるように、怠け者の病であるというのも、知っているつもりだ。

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20050912(Mon)

globalhead2005-09-12

[]水木しげる伝記作品 水木しげる伝記作品を含むブックマーク 水木しげる伝記作品のブックマークコメント

前回まで『鬼太郎茶屋』で盛り上がっていたが、水木しげるは決して妖怪漫画ばかり描いている漫画家ではない。また、妖怪漫画しか知らない方には水木が子供向けキャラクターばかり描いている漫画家のようなイメージがあるかもしれない。確かに『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめとする妖怪漫画は水木の代名詞であり『河童の三平』や『悪魔くん』と並んで水木の真骨頂ではあるが、彼自身の思想背景や生き方・信条を知り、そしてストーリーテリングの妙を味わえるのは彼の描く伝記漫画にあるのではないかと思う。今回は水木氏の膨大な作品群の中からそんな伝記作品をピックアップしてみたい。

■劇画ヒットラー

劇画ヒットラー

劇画ヒットラー

水木の描く歴史上の人物の中で最もポピュラーなのがこの人物になってしまうだろう。太平洋戦争で地獄図を味わい、左手を失った水木は、あの戦争の「なぜこんな事が起こらなければならなかったのか?」をこの人物を通して見ようとした。そしてここで描かれるヒトラーは、奇妙に滑稽で悲しい人物だった。水木伝記漫画の中でも最も好きな作品だ。

水木にはこのような戦記物も多い。『コミック昭和史(全8巻)』『総員玉砕せよ!』『ラバウル戦記』など枚挙が無い。

■猫楠―南方熊楠の生涯

猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)

猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)

南方熊楠。博物学、民俗学のパイオニアとして知られる天才学者ではあるが、奇行を繰り返す変人としても知られていた。しかし水木はこの破天荒な生き方に注目し、自由なものの考え、自由な生き方、ということを突き詰めるとこういうことなんじゃないか、と愛情のこもった目で描いていく。

■劇画近藤勇―星をつかみそこねる男

劇画近藤勇―星をつかみそこねる男 (ちくま文庫)

劇画近藤勇―星をつかみそこねる男 (ちくま文庫)

新選組を組織した男、そして激動の時代を生きた男、近藤勇も水木の手に掛かると歴史に翻弄されるひとりの田舎者でしかなくなってしまう。ただやはりここでも水木の眼差しは暖かい。

■東西奇ッ怪紳士録

東西奇ッ怪紳士録 (小学館文庫)

東西奇ッ怪紳士録 (小学館文庫)

短編集。「平賀源内と殿様」はじめとする連作で取り上げられている平賀源内は閃きに長けたアイディアマンであったけれど、どこか腰の据わらないお調子者のようにも描かれる。しかしこの人間臭さがいい。

「二笑亭主人」。渡辺釜蔵なる大正の男がなにかの啓示があったのかなかったのか、突然作り出したその家は「二笑亭」と呼ばれた。「建物」という概念を無視した奇怪そのものの家屋は、彼自身の妄想の賜物以外何物でもない。しかし自らの妄想に浸るときこそが人が一番幸福なときなのかもしれない、と思わせる。

(参考:『二笑亭綺譚』http://www1.odn.ne.jp/~aac65140/books/nisyotei.htm

「フランスの妖怪城」。フランスのオートリーブに『シュヴァルの理想宮』と呼ばれる奇怪な宮殿がある。これは郵便配達人シュヴァルが生涯を賭けたった一人で作った幻想建築なのだ。これもまたオブセッションについての物語であるが、先の「二笑亭主人」同様、幸福とは何なのかについて考えさせる。

(参考:『シュヴァルの理想宮http://www.atomictaro.com/etc/cheval/cheval.htm

f:id:globalhead:20050912204749j:image

■神秘家列伝(1)〜(3)

神秘家列伝 (其ノ1) (怪books)

神秘家列伝 (其ノ1) (怪books)

神秘家列伝 (其ノ2) (怪books)

神秘家列伝 (其ノ2) (怪books)

神秘家列伝 (其ノ3) (怪books)

神秘家列伝 (其ノ3) (怪books)

「其の壱」ではスウェーデンボルグ、ミラレパ、マカンダル、明恵を、「其の弐」では安倍晴明、長南年恵、コナン・ドイル宮武外骨を、「其の参」では出口王仁三郎、役小角、井上円了を描く。神秘主義というのは卑俗にも学術的にも妄信的にでも批判的にでもいくらでも言及されるものではあるが、しかし水木はここで、「人は何故幻視するのか」を追求しようとしている。神秘主義者らが体験した超常の世界を否定も肯定でもなくありのまま描きながら、「観る」という力の有り様が人に何をもたらすのかに水木は興味を示す。そこには人の業と、そして人であると云う事の不思議が満ちているように思う。UFOも幽霊も神もいない。しかしUFOや幽霊や神を見たがる我々というのはいったい何なのであろうか、と。

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20050911(Sun)

globalhead2005-09-11

[]深大寺来訪 鬼太郎茶屋で「目玉おやじ汁」と遭遇篇 深大寺来訪 鬼太郎茶屋で「目玉おやじ汁」と遭遇篇を含むブックマーク 深大寺来訪 鬼太郎茶屋で「目玉おやじ汁」と遭遇篇のブックマークコメント

(前回までのあらすじ)またひとつ歳を取り心に哀愁・体に加齢臭を(おい)まとったフモはひとり寺へとセンチメンタルなジャーニーに赴くのであった。そして渋がって蕎麦など食うものの有り難味がわからず「男はやっぱりインドカレーだ!」などと訳の判らない捨て台詞を吐き捨てて店を後にする。もはや人生のポイント・オブ・ノー・リターンに差し掛かった珍獣フモの運命やいかに。

■『鬼太郎茶屋』

と言う訳で『鬼太郎茶屋』である。水木しげるの生み出した妖怪キャラクター『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターグッズショップである。古い家屋を改装した店舗は昔懐かしい駄菓子屋の雰囲気で、あたかも妖怪の出そうな佇まいだし、同時に水木氏在住の調布の自然が、妖怪達の姿と実にマッチしているところが面白い。外の木の枝には妖怪ハウスが!そして店の屋根に妖怪『おとろし』の姿が!

一階が妖怪ショップ『ゲゲゲの森』、妖怪喫茶コーナー、二階には『妖怪ギャラリー』を兼ね備えている。

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■『妖怪ギャラリー』

水木氏のこれまでの足跡や鬼太郎のマーチャンダイズ商品、日本各地に出没するという妖怪たちのフィギュアが、妖怪日本地図、妖怪道五十三次といったテーマで展示されている。面白かったのは水木氏が世界各地で収集して来た『妖怪民芸品』。中国の奥地やニューギニア、メキシコなどの国で作られた、これぞ妖怪と見まがうばかりの精霊をかたどった民芸品の数々が目を引いた。そして、この民芸品は水木コレクションの極々一部でしかないのである。展示自体はそれ程の数ではないので、もっと見たいと思った。う〜ん、これはもう、鳥取の『水木しげる記念館』http://www.sakaiminato.net/mizuki/に行くしかないのか!?そうかそうなのか!?

■妖怪ショップ『ゲゲゲの森』

さて『鬼太郎茶屋』ではそれこそ舐める様な目で鬼太郎グッズを物色し、その執拗な怪しい挙動に店員さん達を「妖怪が妖怪を見に来た」と恐怖とパニックに陥れたオレである。すまん。本当にすまん。そしていい歳して『妖怪シール』『妖怪飛び出す絵はがき』『妖怪フィギュア』『妖怪ドリンク』などを買い求め、お腹いっぱい満足して莞爾として笑みを浮かべるオレであった。さらに会社のコムスメ達のお土産にも『目玉おやじキャンディ』『妖怪クッキー』などを買って、日頃のセクハラのフォローを忘れないのである。誕生日のプレゼントも貰った(カツアゲした)ことだしな。(ってかセクハラのフォローってなんじゃそりゃ)

■妖怪喫茶コーナー

今回は利用しなかったが、『妖怪喫茶コーナー』は全て妖怪のネーミングがされた甘味が出されて面白い。
・目玉おやじの栗ぜんざい
・塗り壁みそおでん
・一反もめんの刺身こんにゃく
・妖怪抹茶セット
…などなど。「目玉おやじの栗ぜんざい」には目玉おやじ状の白玉が付いてるし、「塗り壁みそおでん」は塗り壁の形をしている、という趣向。

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■妖怪ドリンク

それと何よりも『妖怪ドリンク』!この日の深大寺探訪は実はこの『妖怪ドリンク』が目当てだったのである。何しろネーミングが凄い!

『目玉のおやじ汁』…目玉のおやじが茶碗風呂の中に浸かって出したエキス分がたっぷり含まれているのである。勿論目玉だけにDHAも豊富で美容と健康にもよろしいのである。風呂の残り水だからそれは目玉のおやじの垢なんじゃねーのか?とか無用な邪推をしてはいけないのである。(全て嘘です)ゆず果汁4%。

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『ねずみ男汁』…ねずみ男が千年も身にまとっているあのボロ布を煮詰めて濃縮したエキスが配合されているのである。ねずみ男曰く「着てから一回も洗った事はない」。大島のクサヤエキスを凌駕する阿鼻叫喚の惨臭があなたの脳天を直撃する。(全て嘘です)夏みかん&はっさく果汁30%。

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『妖怪汁』…妖怪エクトプラズムと、こうもりの羽と、ガマガエルの目玉100個と、イモリの黒焼きと、ナメクジのはらわたと、タランチュラの毒と、脱皮した蛇の皮と、嬰児を屠ったばかりの黒狼の血塗れた犬歯と、泣き叫ぶマンドラゴラと、墓場から掘り起こしたシャレコウベの骨粉と、新月の夜屠殺された雄山羊の脳髄と、ヘルメス・トリスメギストスの墓石の粉と、アレイスター・クロウリーの左の目玉と、聖エウスタキオ記念聖堂に収められているキルヒャーの心臓と、スウェーデンボルグが霊界から持ち出した聖なる羽と、悪魔アスモデウスがエクソシストに残した「とり憑いた人間から出る契約書」を燃やした灰と、加藤保憲のドーマンセーマンが書かれた白手袋と、ラプンツェル症候群の女の胃から取り出したトリチノベゾアールと、中国河南省で発見された喋る人面疽の摘出された顔と、ビサンティン代の遺跡から発掘されたコプト十字架の破片を、薔薇十字の秘法で心霊的に磁化された水で777日間煮込んだ、オカルト100%な飲み物です。(だから全て嘘だってば。)カラマンシー&シークワーサー果汁10%。

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■じんだいじ?

さて『鬼太郎茶屋』を後にしたオレはついでだからと深大寺の境内へ。寺だ。おお、寺だ。…すまん、何も感慨がない。本尊を拝んでも拍手一つ打つ気にならない。つくづく無信仰な人間なのである。『鰯の頭も信心から』の諺からいえば、深大寺に奉納された仏の像も鬼太郎茶屋の発泡スチロールの鬼太郎も変わりはないのだ。そして一人の水木しげる原理主義者としては、水木本尊を奉ることのほうに意義を感じるような人間なのである。でも仏教美術の観点からは美しいものであることは認めるのだ。そして寺院で売られていたお守りもひとつのオカルティックなアイテムとして見てしまう。これでさえ水木グッズと何一つ変わらない。「そこに何を見るのか」が問題であり、そのものそれ自体は単なる工業製品なのである。そして深大寺でさえ、単なる宗教的アミューズメント・パークとしてオレは見てしまうのだった。

帰りのバスを待ちながら、深大寺へ参ったおばあちゃん達の会話を聞く。「ジンダイジ、今度いつ来ようかねえ」。…え?ジンダイジ?『深大寺』って「ジンダイジ」って読むの?…このおばあちゃん達の会話を聞くまで、ずっと「シンダイジ」と思っていたオレであった。…やっぱり最後にオチがあんのかよ!

『鬼太郎茶屋』:

http://www.youkai.co.jp/chaya.html

http://www.csa.gr.jp/kitarotyaya.htm

バナナ牛乳バナナ牛乳 2005/09/13 18:03 ぎゃああ!鬼太郎がイッパイ!
幼少の頃から鬼太郎に恋焦がれており、小学校の図書館では
水木しげるの妖怪百科みたいな本が愛読書でした。
たまにねこ娘にジェラシーを覚えたりして……軽く病んでますかね?

シンダイジ、いってみたいなあ。満腹になりそう。
フモさん、もしかして何か連れて帰ってきてないですか?
肩が重くなったとか(霊かよ)、
ウチにいてもひとりじゃないような気がするとか。
部屋の壁がぬりかべだったら楽しいな……ゲゲゲ。

globalheadglobalhead 2005/09/13 22:37 鬼太郎のお話の凄いところは子供向けのコミックとしても優れているけれども、大人になって読んでも、さらにその世界の深さにはまれる所ですよね。なんだろう、あの深さは。
子供の頃は世界というのはそれだけで驚異に満ちていたけれど、大人になるとそれも忘れてしまう。だから世界の不思議さをもう一度発見するというのはとても良い体験だと思うんですよ。
水木しげるのお話は不思議や自然への畏れに満ちている。なんか謙虚になってしまいます。

だからね、ジンダイジなんだってば!ああ、鬼太郎茶屋だけでなく蕎麦をはじめお団子屋なんかも軒を連ねてるので、確かに満腹になれるかも。オレ実は蕎麦屋もう1軒入りたかった…。

何か連れて…って、最近ちょっとダルイのは「妖怪ダリー」のせいかもしれない…最近ちょっと眠いには「妖怪ネミー」のせいかもしれない…最近妙にお腹が空くのは「妖怪ヒモジー」のせいかも…などとちょっと思ってます。

20050910(Sat)

globalhead2005-09-10

[]深大寺来訪 深大寺来訪を含むブックマーク 深大寺来訪のブックマークコメント

「そうだ、深大寺行こう。」

…寺である。四十過ぎの男が一人、寺である。渋い。枯れている。憂愁である。何があったのだろうか。昨日誕生日を迎え、何か思うところがあったのだろうか。いいえ。そうではありません。このオヤジの真の目的は、深大寺前にある『鬼太郎茶屋』だったのです…。グッズ買いまくっちゃるっ!

と言うわけで新宿から京王線に乗って調布へ。京王線に乗る事自体初めてかもしれない。そして調布で降り、バスで深大寺入り口へ。おお!緑だ!緑がいっぱいだ!こんなに緑色を見たのは久し振りだ!なにか九月にしてやっと夏らしい感慨を抱くオレ。なんか夏休みみたい。

とりあえず腹ごしらえをすることにする。深大寺と言えば『深大寺蕎麦』である。蕎麦を食わねばなるまい。この為に朝飯も抜いてきたんだからな。

しかしバスを降りて深大寺を目指す道すがらは蕎麦屋だらけである。あっちも蕎麦屋。こっちも蕎麦屋。で、なんだか知らないけどひなびた風情をこれでもか!と醸し出しまくっているのである。石を投げれば蕎麦屋の窓ガラスを割るだろうこと必至。ひょっとして深大寺蕎麦というのが先にあってそのあと便乗で寺が出来たのでないかと思うぐらい(思わないって)。

これだけ蕎麦屋があるとひねくれ者のオレは「けっ!深大寺に来たから蕎麦かよ!当たり前すぎるんだよ!予定調和なんだよ!批評がないんだよ!こうなったらカレー食ってやる!」と次第にムカムカしはじめる。しかし、昨日歳を重ねたばかりのオレは、いやいや、それでは大人気ないではないか、そろそろアダルチーで落ち着きある素敵なオヂサマなオレを演出するべき時期に来ているのではないか、と気を取り直し、自分を落ち着ける。

と言う訳で当初の予定通り渋く枯れた蕎麦屋を探し、暖簾をくぐる。

深大寺蕎麦マップ : http://www.navi-tama.com/kumiai_shouten/jinndaiji/

入ったのは『雀のお宿』という店だったが、どうやら高級店に入るほうらしい。

f:id:globalhead:20050910175801j:image

なんか凄かったぞ。店の中に竹林が生えているぞ。座敷外の席に座ると表なのでとても開放的。おおっ、深大寺の鐘が鳴っている。そして蝉時雨れ。お線香の匂いが漂ってくる。蕎麦を待っているオレの横をアゲハチョウやトンボがひらひら飛んでいるではないか。…う〜ん、ムード満点だぞおい。深大寺恐るべし。

頼んだ天ざるが出てくる。食う。……。……。ヤヴァイ。蕎麦の美味い不味いが判らない。日頃カレーだのピザだばかり食ってるせいなのか!?舌が子供並みなのか!?有り難味の無い自分の味覚に多少いじけるオレ。

しかしかなーり落ち着く店であった。そもそもオレが外食嫌いなのはどこ行っても落ち着かないからなんだよな。う〜む。深大寺蕎麦についてはまたいつかリベンジしなければなるまい。

さて腹ごしらえもして目指すは『鬼太郎茶屋』。ま、基本的には鬼太郎のタレントショップみたいなもんなんですけどね。

ええと、長いんでまた明日。二日も続ける内容じゃないがな。

だ 2005/09/12 08:49 深大寺ですか・・・岡村ちゃん好きの心の故郷の一つです・・・鬼太郎茶屋素晴らしいですね!
行きたいので今度行ってみようと思います。

globalheadglobalhead 2005/09/12 12:19 ださんは社寺仏閣好きだからなあ。調布の自然は悪くないし、蕎麦アレルギーとかなかったら行ってみられるとよいですよ。
…ん?ひょっとして蕎麦アレルギーの人にとっては深大寺って鬼門になってしまうのか?蕎麦のほかにも蕎麦団子とか店並べてたもんなあ。

20050909(Fri)

globalhead2005-09-09

[]バースデー バースデーを含むブックマーク バースデーのブックマークコメント

と云うわけで今日は誕生日なのであった。もう何歳かは教えてあげない。

日頃気安くして貰っているコムスメに電話する。
「なあ、9日誕生日なんだ。」
「へえ。」
「どっかメシ食いに行かない?」
「あー。バイト忙しいからダメ。」
「そうなの?」
「そう。」
「…。」
誕生日からフラれているオレである。

そんなことで意気消沈しているオレではない。
会社の女子たちに仕事の振りをして電話する。
「明日誕生日なんですよ。」
「へー。おめでとうございます。」
「別に何も気を使わなくていいからね。何か欲しいとかくれとかよこせとかオレは一言も言ってないからね。今日の帰りになんとなくデパート寄って買い物なんかしちゃったりしなくてもいいんだからね。」
「いえいえ、心配しなくても今日は真っ直ぐ帰りますから。」
…いつものようにホップ・ステップ・玉砕である。

そんなことでメゲているオレではない。
職場のKちゃんがちょっと大きめなミスを犯したのを目ざとく見つけるオレ。
「あー。これはまずいな。今日はこれから二人で反省会だな。」
「ううう…。あの、反省会はいいですから、今日はこれからデパートによって買い物などをさせて貰おうかと思います…。」
1個ゲット!である。しかしなあ…。脅迫である。世間ではこれをセクハラと云うのである。鬼畜である。人間の屑、社会のゴミである。さすが日記のタイトルに「藻屑」だの「ゴミ」だの冠しているだけあると思う。
結局誕生日からカツアゲぶっこいているオレなのであった。思えば、バレンタインデーもカツアゲ。クリスマスもカツアゲ。なんでもかんでもカツアゲ。なんかもう本当にその辺の安いチンピラである。もう、年寄りなんだから、いい加減にしろよ、と言いたい。これ以上自分の人生しょっぱくしてどうするんだフモ。真人間として生きろよフモ。などと反省している振りをしてみるものの、やっぱり、わかっちゃいるけど止められないオレであった。
懲りない奴…。合掌。

昨日コムスメには日付けが変わる頃に電話し、無理やりお祝いを言わせる。「目的の判り易い奴…」と呆れられる。そしてとりあえず「埋め合わせはしとくから」と言われる。ホ、ホントだな!頼みますよォー…(涙声)。

[]今日は何の日? 今日は何の日?を含むブックマーク 今日は何の日?のブックマークコメント

9月9日は何の日なのかウィキペディアで調べてみた。

○今日は何の日

・重陽 (菊の節句)

ベルヌ条約締結(1886年)

・北朝鮮成立(1948年)

…え?9月9日は北朝鮮の建国記念日!?

北朝鮮と誕生日一緒かよ、オレ。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2005/09/09 08:15 ハピバスデー!9日ですか?誕生日。
うちのカレンダ〜でみると、酒井若菜も誕生日みたいですよ。
フモさんとは何つながり?巨乳つながり?
すてきな一年になりますように*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(゜∀゜)゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*
にしても、なんでかフモさんの言う「カツアゲ」が
美味しそうに感じるのはなんでだ。

aorenjaraorenjar 2005/09/09 12:27 はぴばーすでーとぅーゆー。危険な男FUMOさんにお誕生日お祝い申し上げます。これからもずっとデンジャラスでいてください。日記も楽しみにしています(最近この日記を周囲の人間に勧めまくっています!)。

globalheadglobalhead 2005/09/09 12:50 どうもありがとうございます。

>バナナさん 「巨乳つながり」…実はオレ胸板が無意味に厚くて(単にデブという噂あり)実は1mあるんですが…やはり意外と共通項があったのかも…。
「カツアゲ」。『カツアゲパン』とかあったら違和感なく「ああ。カツの入った揚げパンかあ。」とか思ってしまいそうな…。

>れんじゃさん 危険でしょうか。危険な男の匂いがしますか。その心はセクシー系でしょうか。「あぶねーやつ」と鼻で笑われるることは多々ありますが。危険な匂い、というより異常な臭い、に近いのかもしれません。また、体臭自体が(以下自粛)
日記勧めていただいてありがとうございます。嬉しいです。でもオレのせいで友達失くさないでくださいね…。

itopitop 2005/09/09 14:05 ぅわーぃ!おめでとうございます☆☆クラッカー鳴らしてピザ用意して祝いたい!せめてコメントで伝えようこの思いfrom九州・・・(なんじゃろこのフレーズ)  
フモさんにとってこの一年が健康で楽しいものでありますよう(^^♪

CHIKAKOCHIKAKO 2005/09/09 19:31 お誕生日おめでとうございます!
フモさんは私よりも10才くらい下なんでしょうか。まだまだ踊り倒して下さいね。ところでトップの画像はまりの・るうにい画伯?違うか。

washburn1975washburn1975 2005/09/09 20:28 おめでとうございます。偉大なる将軍さまのおかげです。

globalheadglobalhead 2005/09/09 21:41 どうもありがとうございます。

>イトちゃん いつも日記で和まされてますよ。なんだか怪しい師匠or父ちゃんor兄貴ですが、よくデキた弟子or娘or妹分の存在が案外楽しくもあり励みであったりもします。頑張ったり楽しんでいたりするイトちゃんを見ているといつもそう思います。こんなオヤジにいつも付き合ってくれてありがとう。これからもよろしく☆

>CHIKAKOさま あー、CHIKAKOさんまで来てくれるなんて嬉しいなあ。オレの歳はCHIKAKOさんのアマゾンのレビューでの年齢+2です。だから多分年上です。この歳でまだこんな男なんです。でもまだまだ踊り倒しますよ。来週末既に踊りに行く予定です。気持ちさえあれば人生何とでも出来ると思う。これからもよろしく。ちなみに画像は拾い物で、まりの・るうにい氏については存じ上げませんでしたが、調べてみるとなかなか興味深いアーティストのようですね。

>washburn1975さま 漢気溢れる日記、いつも感服し、楽しく読んでおります。興味の幅が重なっているように見えて、washburn1975さんは断然薀蓄深く、唸らされる様な視点がありますね。時々washburn1975さんのような日記を書きたいとさえ思います。ある意味、washburn1975さん的な世界がオレの憧れなんだと思っているんです。これからもよろしくお願いします。

CHIKAKOCHIKAKO 2005/09/12 19:18 amazonのレビュー?何歳って書いたっけ?(笑)嘘です。真実を書いてます)そうか、何でそんな勘違いをしちゃったんでしょうか。いずれにせよ失礼しました。
>この歳でまだこんな男なんです
いやいや、もっとイッちゃって下さい。私もおととしのフジロック日記アップしたとき2chでバカ母としてサラシモノになってた事ありましたけど、若者は認識甘いですからね。over50で踊り狂ってる人なんてそれこそたくさんいらっしゃいますし。

globalheadglobalhead 2005/09/12 21:19 なんでしょうねえ、なんでこんな人間になっちゃったのかなあ、とか思いながら、自分の事はやっぱり好きだったりします。
>おととしのフジロック日記アップしたとき2chでバカ母としてサラシモノになってた事ありましたけど
かっこいいです!以前から思ってたけどCHIKAKOさんはかっこいい。そしてオレもずっと「かっこいい」に憧れていた。CHIKAKOさんとは音楽の趣味は違うのだろうけれど、音楽を愛する気持ちはオレも同じです。オレの全ての生きる原動力は音楽にあります。そして「こんなふうに生きたい」という指標も音楽の中にあります。畑は違うけれども、オレもCHIKAKOさんのように音楽を寄る辺として生きたい。そして同じ音楽好きとして、エールを送りたいです。

CHIKAKOCHIKAKO 2005/09/13 21:13 キャー。うれしい。でも私はカッコよくないです。ドロドロとハサミ虫のように生きています。
>自分の事はやっぱり好きだったりします
私は多分世間的にはダメなんですけど、生きてて楽しいです。音楽小説絵画漫画。神様ありがとう!てな感じです。

globalheadglobalhead 2005/09/13 22:06 はさみ虫かあ。それはそれで悪くないかも(ってフォローなのかいこれは!)。オレはといえば珍獣ですから…。
CHIKAKOさんの日記は「筋を通したい」という態度が素敵だと思った。
生きてて楽しい、と思えるのは基本ですね。そういう風に言えるだけで、なんだかみんなOKに出来るんじゃないかと思う。オレなんかは、ツマンナイこともあったりするけれど、逆にメゲちゃうのが悔しくて、意地でも楽しく生きてやろう、なんて思う所があったりします。

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20050908(Thu)

globalhead2005-09-08

[]男の下の男 男の下の男を含むブックマーク 男の下の男のブックマークコメント

ミキシでコミュを作る。コミュの名前は『男の下の男』。コミュの説明がなかなか良く書けたと思うのでUPしたい。

《コミュの説明》

男の中の男?

ノンノン、男の”下”の男だ!!

ダメ男、さげちん、規格外、屑、ダニ、ゴミ、ひとでなし、下衆、クソ野郎、腰抜け、廃人、病気持ち、実験動物、人柱、いじめられっ子、産業廃棄物、珍獣、くさったしたい、ゲル状、薬物中毒、コンプレックス、ルサンチマン、カッペ、住所不定無職、碇シンジ、ヒモ、臓器売買経験者、自己破産、ドッグフードって意外と美味い、血の色が人と違う、ペット、ペットボトル、伏字、前世がミジンコ、有象無象、存在が放送禁止、幽霊、染色体数が猿並み、UMAと間違われた事がある、体に毛以外のモノが生えている、キノコから生まれた、友達がアリンコ、電気が来ない、妖怪人間、ガス状、日光を浴びると溶ける、醤油ごはんをおかずに白いご飯を食べたことがある、洞穴で暮らしてる、10以上数えられない、常に宇宙と交信している、妖精さんとも会話している…等など、重く暗い十字架を背負って生きることを余儀なくされた男たちの切なくむさくるしいコミュニティです。(女性でも可)

http://mixi.jp/view_community.pl?id=303198

まあ最初っからコミュニケーションなどどうでもいいと思っているようなコミュである。それ自体が異物のようなコミュ。というか単なるおふざけ。誰か来ちゃったらどうしよう。

…とか書いていたら本当にメンバーが集まっちゃったよう!しかもなぜか女子二人だよう!一人はオレのコムスメことMぢゃないか!

という訳で参加したい奴がいたら勝手にきやがれ!(やけくそ)

[]エントリーする エントリーするを含むブックマーク エントリーするのブックマークコメント

「エントリー」ってこういうブログの記事って意味なんですね。なんかなあ。でもオレの日記、ブログと呼ぶのもおこがましいし、そんな内容の日記の記事を「エントリー」なんぞと呼ぶのもどうも気恥ずかしいんだよなあ。だいたい「エントリー」って言葉、スポーツ競技の「エントリーナンバー○○番!」とか呼ばれるの連想しちゃうんだよな。だから「エントリー!」とか言われても「いや、別に出場したくないし、出場してもたいしたもんじゃないし…」と無意味にモジモジする勘違い野郎のオレなのであった。

そもそもこういったネットの言葉ってよう憶えん。RSSもリファもリファラも説明読んだが判らん。たぶんわからなくてもいいことだからわからないんだとおもいましたマル。(またわざわざバカを晒すオレ)

[]タクシー タクシーを含むブックマーク タクシーのブックマークコメント

久々に、タクシーに乗った。

久々だったので、

緊張した。

だ 2005/09/09 00:01 お誕生日おめでとうおめでとうおめでとうおめでとうございます。
星占いの道を極めて来年は素晴らしい誕生日を過ごされてくださいませ。
fumoさんの幸運と健康と幸福を祈って☆

hisamura75hisamura75 2005/09/09 01:10 わわ! ミクシの名前が違ってて、わかんなかったよ! お誕生日、おーめでとー!(やんややんや) ★「男の下の男」ていうのは腐女子的にはハァハァです。たぶんUさんもお気に入りかと思います。

globalheadglobalhead 2005/09/09 06:29 どうもありがとうございます。
>ださん もうこの歳だと、健康だけですねー、気になるのは。意地汚く生き残ろうと思います。
>奈々ちゃん ミクシ、コムスメたちが来たので遊んでいるところです。楽しいです。「男の下の男」は男が男の下になってハァハァという意味では…いや〜ん。

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20050907(Wed)

globalhead2005-09-07

[]Invasion of one million MO-HO!! Invasion of one million MO-HO!!を含むブックマーク Invasion of one million MO-HO!!のブックマークコメント

ひさびさのUである。

この間の夏休みには韓国へと怪しげな旅行をしてきたU。話を聞くと以前から東南アジアを中心に旅行に出掛けているらしい。

「いつも一人旅なのか?」と訊いてみる。すると、「いや…現地に友達が…」とモゴモゴ答えるU。韓国、香港、マカオ、マレーシア、タイ。あちこちの港に”友達”をこさえているというU。でも”友達”?一年に一回も行かないのに”友達”ってどゆこと?なにしろ相手はもうほうUである。たった一度の出会いで必要以上に親密な関係になった”友達”を数々こさえてないと誰が言えるだろう。友情とは名ばかりの淫蕩で爛れた関係を東南アジアの国々で展開していないなどと誰が思うだろう。もうほうUがパシフィック・リムに彼だけの楽園、もうほうU王国を作っていないなどと誰が保障できるだろうか。即ちこれはもうほう植民地支配、もうほう帝国主義、もうほう大東亜共和圏、もうほう大日本帝国と呼ぶことは出来ないだろうか。恐るべしU。今東南アジアの国々にUのような「にへら」「くねっ」が大量増殖しているとしたら。それはジョン・ウィンダムの侵略テーマSFをも凌駕する血も凍る恐怖の未来図だ。そしてそれは今、あなたのそばまで迫っているのです。(ホントかよ)

[]X-BOX逝く X-BOX逝くを含むブックマーク X-BOX逝くのブックマークコメント

オレの持っているゲームマシン、X-BOXが壊れてしまった模様。殆どDVD再生用に使っていたのだが、この間いつもの緑のパイロットランプが赤く輝き、ウィーンウィーン言うだけで立ち上がらなくなってしまった。う〜ん、さすがマイクロソフト!DVDなら持っているPS2でも見れるんだが、dtsと6.1ch対応にしてあるのはX-BOXのほうなんだよな。

AVアンプなどという大層なものも揃えてあるが、実を言うとチャンネルが多い分単にうるさいだけ、という有り難味の無さ。(設定と設置の問題ではあると思う)それとアパートがボロ屋なんで、でかい音出すの遠慮してるんですよ。ウーファーなんておっかなびっくり音調整しているもんなあ。さらに言うとdtsとサラウンドの音の品位の違いが判らない…なにしろボロ屋、音響的にデッドな空間。要するに宝の持ち腐れかも。

でもPS2だとどうも操作のレスポンス悪いし、やっぱりDVD専用機買っちゃいますか…今時1万円もしないし。それにしてもX-BOX、ゲームデータはHDの中だから、終わらせてないゲーム、出来ないんだよな。どうしよう、halo2。これから新型機X-BOX360も出るというのに、修理で出費するのもナニなんだが…。

[]覚え書き 覚え書きを含むブックマーク 覚え書きのブックマークコメント

■君はこの巨大天丼を食べ切れるか!
ってかこれは『生け花』だろっっ!!!
http://www.ne.jp/asahi/jog-turingu/yasuaki/newpage24.htm#

f:id:globalhead:20050907213104j:image

■リマインダーメーラー
未来の自分や他人にメールが出せます。
http://www.remindermailer.com/


■元祖ゴジラ“オリジナル版”イギリス初上映へ

一方、再編集された米国版について、BFIのデリアズ配給部長は「反核のメッセージがカットされた」と指摘。ゴジラを見開きで特集した英紙インディペンデントは「(オリジナルのままでは)半世紀前の一般の米国人には政治的に受け入れられなかったのだろう」と分析した。

http://zakzak.co.jp/gei/2005_09/g2005090314.html

あー。US版があるというのは知っていたけれど、原水爆への恐怖、といったメッセージが反映されていないわけなんだ。


■ペーパークラフトのHAL9000
http://www.papermodeler.com/hal_9000.htm


■何が「のまねこ」じゃ!
テラヤバス…
http://wibo.m78.com/clip/img/70120.jpg

f:id:globalhead:20050907210717j:image


■DOOM
おおお!いよいよ映画化ですか!
http://www.apple.com/trailers/universal/doom/


■マニア垂涎のリアル!!!
ASIN:B0002MNXD2

「マニア垂涎の新製品!リアルアーケードPro!」
…すまん。本当にすまん。
「マニア垂涎の新製品!リアル…」まで読んで「なにいいいい!リアルドールかあああ!!」と喜色ばんだオレはダメ人間です。

…そうだよ。ダメなのさ。ダメ人間なのさああああああ!(何があったんだオレ)

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20050906(Tue)

globalhead2005-09-06

[]きゃみ きゃみを含むブックマーク きゃみのブックマークコメント

「男性がキャミソールのことをキャミと云うのは抵抗がある」と言っていた方がいたが、そういえば今でもワンピースを「わんぴ」などと言ったりするのだろうか。オレの妹がよく言ってたんだがな。これも男が使うとナニな言葉ではあるよな。

例えば暗く狭い部屋の中で力士のような巨躯の男が二人脂汗を流しながら額を突き合わせ「キャミが…」「わんぴが…」などと会話していたら恐いものがあるよな。

しかしそのようなシチュエーションであればどんな会話も恐い会話になり得るとも言えるな。薄暗い裸電球の下、蒸し暑く黴臭い物置のような場所で、雑巾のような体臭を放つ体重200キロはあろうかという半裸の巨デブが二人、眉間に皺を寄せて「ズゴックの太股…」「ゲルググの二の腕…」「アッガイのうなじ…」「リックドムのくるぶし…」などとハァハァ言いながら汗だくになって会話しているのである。そりゃあ恐いって。

で、一人が「やっぱりさあ、グフにはキャミだよねえ…」とか法悦の表情を浮かべて言うんだよ。でさ、その一言がそれまでの空気を変えるんだね。もう一人の男が一瞬間をおいて言う。「はあ?ナニ?お宅ナニ言ってんの?グフっつったらワンピだろうがよ」。すると最初の男がふっ、と鼻から馬鹿にしたように息を吐き出して答える。「おいおい、マジかよおい。キャミしか有得ないだろうがよ、おい。だってグフだぜ?グフなんだぜ?」そしてここらでもう「第二次スーパーロボットきゃみ・わんぴ大戦」のバトルの火蓋は落とされているんだよ。第一次はあったのかよ、とか聞かないでね。

これを映画化してみるのはどうだ。何所とも知れぬ廃墟化した部屋。それまで気を失っていた二人の巨デブが目を覚ます。一人はキャミソールを着せられていた。もう一人はワンピース姿。二人はそれぞれ部屋の端と端に鎖で繫がれている。そして、部屋の真ん中には、血塗れの男がうつ伏せになって息絶えていた。手にはグフのガンプラを握って。自分達の身に何が起こっているのか全く判らず、怯え混乱した顔で辺りを見回す二人。そして、突然部屋に取り付けられていたスピーカーから割れた男の声が響く。「さあ、グフにはキャミかね?ワンピかね?」

…って「SAW」じゃねーかよ。だいたい何でガンプラなんだよおい。(オチなし)

[]マイケル・ジャクソン IN ネバーランディングストーリー マイケル・ジャクソン IN ネバーランディングストーリー を含むブックマーク マイケル・ジャクソン IN ネバーランディングストーリー のブックマークコメント

日本で開催されるミスコン、ミス・ギャラクシーコンテストに参加するため、全米美女軍団は飛行機へと乗り込んだ。しかし、その機体は急降下、最悪の事態に・・・!緊急着陸したのは、名もなき島。命が助かったと喜ぶ一同。しかし、その島には世界最大の秘密があった。何世紀にも渡り隠され続けた“ノアの箱舟”が存在していたのだ!巨大豚の来襲、猿人との戦い、食料不足、仲間割れ・・・数々の苦難に襲われる彼らに、救世主が出現した。謎のロボットU2−ME2が映し出す映像に、エージェントMJ(マイケル・ジャクソン)の姿が!彼の言葉こそすべての鍵を握る重要なもの。後光が導く中、エージェントMJが発したその言葉は『ノアの箱舟を破壊せよ』!!しかしその「ノアの箱舟」こそ、彼らにとって唯一の脱出手段だったのだ。果たして彼らの運命は?!

http://www.albatros-film.com/title.phtml?route=&titleid=209

いいなあ。狂ってるなあ。

予告編もあります。 http://www.albatros-film.com/trailer/movies/mjinnever.wvx

f:id:globalhead:20050906213636j:image

[]スターシップ・トゥルーパーズ スターシップ・トゥルーパーズを含むブックマーク スターシップ・トゥルーパーズのブックマークコメント

巨匠ハインラインが執筆したSF小説の金字塔「宇宙の戦士」を,ハリウッド一の悪趣味監督ポール・バーホーベンが,思いっ切りねじ曲げつつ1997年に映画化,結果として意外な傑作となった「スターシップ・トゥルーパーズ」(Starship Troopers)。この映画をFPSとして再現したのが本作だ(過去にRTS化もされている)。

http://www.4gamer.net/news.php?url=/patch/demo/starshiptroopers/stroopers.shtml

映画のほうはバーホーベン節の炸裂した痛快鬼畜大量虐殺映画でしたね。原作「宇宙の戦士」も「モビルスーツに影響を与えた」とか言われる良作でした。しかし映画のバグス、あれが全部巨大化したゴキブリとかだったら洒落にならないおぞましい映画になっていただろうなあ。ってか死体と殺戮はOKでゴキブリは駄目、というオレの人間性にも問題があると思うが…。ところで大量のゴキブリに体中食われてしまうというホラー映画が存在します。 監督はジョージ・A・ロメロ、脚本スティーブン・キングの『クリープショー 』がそれ。ゴキマニアの方はどうぞ。

クリープショー [DVD]

クリープショー [DVD]

[]北斗の拳切手 北斗の拳切手を含むブックマーク 北斗の拳切手のブックマークコメント

ケンシロウが切手になった!

人気コミック「北斗の拳」が切手でよみがえる。「北斗の拳 写真付き切手シリーズVol.1」(3150円)で、主人公のケンシロウのほか、ラオウ、ジャギなどの人気キャラクターがデザインされた10種類の切手が、オリジナル特製フォルダーに収められる。全国の郵便局などで予約販売中。

http://www.asahi.com/culture/nikkan/NIK200509060016.html

そしてこの切手にスタンプを押す時、郵便局の職員の方は、心の中で「アタタタタタタタタタタタタタタタッ!!」と叫ぶのである。

発売元:インターネットのスペシャル切手SHOP
http://www.poststamp.jp/item/Hokuto.html

(こんな切手です)

f:id:globalhead:20050906221038j:image

[]「悪魔のシスター」リメイク、大物2人が参加へ 「悪魔のシスター」リメイク、大物2人が参加へ を含むブックマーク 「悪魔のシスター」リメイク、大物2人が参加へ のブックマークコメント

ブライアン・デ・パルマ監督73年の傑作ホラー「悪魔のシスター」のリメイクで、アーシア・アルジェントとデヴィッド・クローネンバーグの出演が決定した模様。監督を務める Douglas Buck が明かしたもので、いまのところ正式な発表はされていない。

http://www.allcinema.net/prog/news.php

ランド・オブ・ザ・デッド』でそのエロエロな淫蕩ぶりを披露し、全世界のホラーマニアの目を釘付けにしたニュー・ホラー・クイーン、アーシア・アルジェントたんと、ド変態ホラー映画監督のクローネンバーグがからむ!からみまくる!もう見る前からドロドログチャグチャな変態映画になる事必至です。楽しみです。

hisamura75hisamura75 2005/09/06 21:18 だけど「ブラ」はそんな抵抗ないんですよねぇ。語感がかわいすぎるのかなー、て思うんですけど>「キャミ」。 ★「ワンピ」は言わないことはないですけど、大人のワンピースってよそいき着なので、そういう略語となじまない感じが。

globalheadglobalhead 2005/09/06 21:35 「キャミ」というとオレはゲーム・スト兇痢屮ャミイ」というキャラを思い出しまして…。「ブラ」に関してはあえて略さずに「ぶらじゃあああ」と高らかに言う所が男の悦びであります。(オイ)

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20050905(Mon)

[]最近買ったCD 最近買ったCDを含むブックマーク 最近買ったCDのブックマークコメント

初秋でありまする。ということで少しダーク&クール、メランコリック&センチメンタルな(?)ハウスものが多いです。

■FERRY CORSTIN / CREAMFIELDS

Creamfields

Creamfields

たまにはトランスものもよかろうということでトランス系人気DJフェリー・コースティンのDJMIXなどを。前作でPaul Oakenfold をDJとして迎え、昨年のグラミー賞にノミネートされたミックスCD"Creamfields"。今回も今夏イギリスのリヴァプールで開催されたフェスティバルCreamfieldsの雰囲気を伝えるMixCDに仕上がっています。

■BEDROCK RECORDS LAYERED SOUNDS 2

Layered Sounds 2

Layered Sounds 2

ジョン・ディグウィード主催、DJ達に絶大な支持を得ているイギリスの老舗ハウス・レーベル、BEDROCKの最新コンピレーション。CD1はチルアウト系のクール&ダウンテンポな音。この秋もの思いに浸れるいい選曲なのです。CD2からプログレッシブ・ハウス系の音でフロアっぽく盛り上がってきます。

■HED KANDI SUMMER SAMPLER 2005

f:id:globalhead:20050905220456j:image

イギリスのハウス・レーベルHED KANDIのコンピレーション・サンプラー。アルバムジャケットがナニなんですが、HED KANDIは良質のハウス・ミュージックを多数送り出しています。アルバム毎にハウス/ディスコよりのダンスミックス、チルアウトもの、オールドスクールなダンス・ミュージックのコンピレーションなどバラエティ豊かなセレクトになっています。今回はスロー〜ミディアムとしっとりとしたハウス・ナンバーを聴かせます。
(試聴できます)http://www.hmv.co.uk/hmvweb/displayProductDetails.do?ctx=93;-1;-1;-1&sku=408977

■JOE LEWIS / THE RETURN OF JOE LEWIS

Return of Joe Lewis

Return of Joe Lewis

ラリー・ハードともコラボレーションをしたことがあるというシカゴ・ハウス・シーンの伝説的プロデューサー、ジョー・ルイスの復活アルバムです。音的にはデトロイトものを思わせる展開の曲が多く盛り上がります!

M.I.A./ARULAR

Arular

Arular

スリランカ出身、父親がテロリストで現在行方不明、という物凄い経歴を持つ女性アーチスト、M.I.A.(マヤ)のデビューアルバム。音的には高速ドラムンベースのフレーバーが効いたレゲエダンスホール・ラガ+バングラ・ビート。アグレッシブかつエキセントリック、そして政治的なメッセージのこもった歌詞。イギリスのニューウェーブ文化を受け継いだごった煮的な音のカオス、でもポップ。面白い。

■BAD BOY BILL / BEHIND THE DECKS

Behind the Decks

Behind the Decks

WIRE05でちょっと気になっていたバッド・ボーイ・ビルの2001年発表のDJミックス。2枚組みで2枚目はDVD映像収録。ヒップホップの匂いもするが、音的にはシカゴ系、そして兄ィの外観通りなやんちゃなイケイケハウス。DVDではエロエロなネーチャンがクネクネ踊ってます。

■NOTHIN' BUT HOUSE feat.SOULFURIC

f:id:globalhead:20050905215357j:image

SOULFURICはフロリダを拠点に活動するハウス・レーベル。このCDではそのSOULFURICの代表的なアーチストをハウスミックス。上ものの綺麗な音とくっきりしたリズムトラック、ソウルフルなボーカルチューン中心。リゾートだけあってゴージャス感漂うクラブプレイ。明るくラテンフレーバーもするとっつきやすい音多し。聴き易さではこの夏最高のハウスミックスだったかも。

■MAX GRAHAM / MIXMAG LIVE

f:id:globalhead:20050905215455j:image

こちらは音楽雑誌MIXMAG編集のDJライブシリーズのひとつ。今回はトロントのトッププロデューサーMAX GRAHAMによるDJMIX.。安定したハウスミックスを展開しております。

■SKIPSAPIENS / ECO

f:id:globalhead:20050905215516g:image

チリのサンディエゴ出身のテクノユニットSKIPSAPIENS。静謐な実験的インテリジェント・テクノを聴かせます。

SHIN NISHIMURA / STARLIGHT

Star Light

Star Light

上海でテクノ・パーティ「PLUS」を成功させ、大陸にテクノを根付かせた日本のDJ、SHIN NISHIMURA。このCDでは雑味の無いくっきりした音のテクノを聴かせます。
オフィシャルHP:http://www.shinnishimura.com/

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20050904(Sun)

globalhead2005-09-04

[]ランド・オブ・ザ・デッド ランド・オブ・ザ・デッドを含むブックマーク ランド・オブ・ザ・デッドのブックマークコメント

ひゃっほう。観てきました、ロメロの新作ゾンビ映画『ランド・オブ・ザ・デッド』。

ゾンビの出現により崩壊した近未来の社会。人々は川で挟まれ半要塞化した小都市に住み、ゾンビの脅威を逃れていた。しかしその小都市は超高層ビルに住む富裕層とその下のスラムに住む貧民層に別れていた。人々はゾンビに覆いつくされたかつての町々から物資を奪うことで辛うじて生をしのいでいたが、次第に知性を持ち始めたゾンビ達はこの小都市を目指し最後の人肉さえも食らおうとバリケードを超え襲い掛かってきた…というお話。

高層ビルに住む支配層とそれを奪取しようとするスラムの貧民の反乱、そしてゾンビの侵略というところから「911」の影響下にある映画のように取られているようですが、オレとしては前作『死霊のえじき』のデラックス版のように感じました。これは『死霊のえじき《完全版》』DVD収録のドキュメンタリー『The Many Days of DAY OF THE DEAD』の中のロメロ自身のインタビューからも伺えますが、当初『死霊のえじき』のシナリオではフェンスに囲まれた野営地が舞台で、ここでゾンビと兵士たちの戦いを描くはずだったらしいのですが、予算の関係で現行の作品へと仕上がったと言うことなんですね。例えば『死霊のえじき』での狂った軍人指導者はそのまま『ランド・オブ・ザ・デッド』の高層ビルの支配者に通じるし、また、支配者、中間で不満を抱える集団、ゾンビ、の三つ巴の図式は両作に共通したものです。確かに「911」も含めた現代的なアプローチはあるにせよ、そのオリジナルは以前からロメロの構想の中にあったものだったのではないでしょうか。すなわち、今回の『ランド・オブ・ザ・デッド』で、ロメロはやっと完全版の『死霊のえじき』を撮ることが出来たっていうことなんじゃないかな?

この作品で注目されているのは《次第に知能を持ってゆくゾンビ》なんですが、これによりゾンビたちがなにか人間臭さを感じさせる存在になってるんですね。このゾンビの質的転換により、この新作ゾンビ映画はこれまでのゾンビ映画と違う方向へ物語が語られていくんです。

ロメロを含むこれまでのゾンビ映画で《ゾンビ》を象徴するものとは文字通り《死》なんです。《死》が肉体を持って歩き始めたのが《ゾンビ》なのであり、《死》という抽象性は《ゾンビ》全体を包括する概念だから、《ゾンビ》は個体ではなく全体なんです。かつての肉親であろうが恋人であろうが、ゾンビに襲われたものは、人間性、という個性を剥奪された段階で、《ゾンビ》という全体の中に組み込まれてしまう、というところに注目してください。

しかし今回の『ランド・オブ・ザ・デッド』ではゾンビたちに個性と目的性が兼ね備えられており、それはこれまでの抽象的な《死》の化身と言うにはあまりに具体的な存在です。

かつて、ゾンビ映画の描くもの、それは、《世界の終わり》でした。それは映画を作る者が現実の社会から受け取った終末観やペシミズムを映像化した物に他なりません。坑道のカナリアのように、この世界に漂う滅びの予感を、死の臭いを、彼らはホラーのモンスター、またはゾンビと云う形にして訴えていたのだと思います。

にも拘らず、今回の『ランド・オブ・ザ・デッド』では、終末観が希薄なのです。そしてゾンビたちからは《死》の臭いがしないのです。さらに云ってしまえば、《愛するものがゾンビになる悲劇》というゾンビ映画のお定まりのドラマが、今作ではあっさり放棄されています。

つまり、この映画ではもはやゾンビはかつてのゾンビではなく、そして描かれるものは終末論ではないのです。世界は終わったのかもしれない、しかし、価値観が新たに再編成されたもう一つの世界が、新たに始まろうとしている。富裕層をはじめとする権力者、その中間の貧困層、そして、さらにその下に存在する、声さえ出すことも出来ない死人たちの群れ、というヒエラルキー。ここでは、ゾンビたちは《死》と云う名の最終勝利者でさえないのです。つまり、この映画で語られるのは、新たな階級闘争について物語なのです。そういった意味で、現代アメリカの貧富層の乖離と反逆というテーマで観るなら、この映画はまた違った評価で語ることが出来るのではないかと思います。これが、ロメロの語り始めた、新しい形のゾンビ映画なのです。

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20050903(Sat)

globalhead2005-09-03

[]2003年の夏休み 2003年の夏休みを含むブックマーク 2003年の夏休みのブックマークコメント

もうすぐ発売。

『邪魅の雫』 京極夏彦 ¥1,208 9/22発売

 http://shop.kodansha.jp/bc/books/kpb/shin_09.html

前作「オンモラキのキズ」(変換したくもない)が出たのが一昨年の夏だった。

丁度夏休みを取って実家に帰る当日の発売で、空港に行く前に開店間際の本屋に飛び込み、積み上げられたばかりの京極の新刊を手に入れ、わくわくしながら発着待ちの空港ロビーで読み耽っていたのを覚えている。

実は当日の実家、北海道稚内市の天気は曇天で、決して悪天候と云う訳でもなかったのだが、滑走路を目視することが出来ないと云う理由で、30分前後空港上空で旋回待機した後、着陸困難と見做し最寄の空港まで引き返す事になってしまった。

最寄の空港、北海道のど真ん中の街・旭川空港までは15分程度で引き返した。そして、航空会社の説明によると、代替用の振り替えバスを用意したので、それに乗ってくれとの事。ただし、最終目的地への到着は6時間ほど後になるとの事…。びっくりした。飛行機で15分で引き返した距離をまた6時間掛けて遡るのだ。なんという無駄な時間とエネルギーの浪費。そもそも東京羽田から我が実家の空港までは1時間半。これが、上空待機遅延の時間も入れたら、実際に実家の街へ着くのは10時間も掛かる計算だ。

ただ、オレはどんな事でも面白がっちゃう人間なので、まず期せずしてそれまで土を踏んだ事の無い旭川という土地に降り立ったこと、そしてこれからバス小旅行が待っているということ、それら全てはこれまで体験した事もなかったこととして、結構簡単にこれも経験、と思って受け入れちゃうことにした。 それに、なにより、買ったばかりの京極の本を読める時間がたっぷりある!それだけでも全部許せる気分になった。それと買ったばかりでMP3に下ろしたてのCDが7,8枚分ポータブル・プレイヤーに入ってたというのもあった。その全てが強力なジャマイカ産のダブ。6時間のバス旅行もなんだか楽しいものになりそうだった。

いくら北海道とは言え、オレは元来、風景なんて物にはすぐに飽きてしまう無粋な人間なんで、あまり車窓から外を眺めたりはしないが、むしろ驚いたのは夜半を過ぎてからの夜の光景だった。いや、光景と云うより、あまりに深いその闇の暗さ。市街地から離れ、国道をひたすら北上するその道なりは建物一つ無く、起伏の乏しい荒涼とした原野をただただ一車線のみのアスファルトの道路が続くだけなのだ。そして路肩には、街路灯が存在しない。そう、街などは無いのだから、人などは歩かないのだから、街路灯を設置する必要は無いのだ。換わりに、道脇には延々と反射板が建てられ、車のヘッドライトに照らされて、暗闇の中、それらが幻のように現れては消えていく。なにか、ヘッドライトとその反射板に照らされた場所だけに世界が現れ、そしてまた消えていくような奇妙な感覚にとらわれた。

途中の休憩地点ではなおさらその感が強くなった。簡単な休憩施設とトイレが設置されたその建物では白く明るい電気照明が煌々とあたりを照らしていたが、その光の輪から外れた外の闇は、足を踏み入れようとするとそこから急に重力が高くなったかのような重圧感を漂わせていた。なにかその照明から外の暗闇の中には世界が存在していないかのような錯覚さえ感じた。ただ、闇、というものは本来そのようなもので、そしてもともと人はこの闇と一緒に暮らしていたはずなんだな、とふと思った。

目的地の実家の駅前には日付が変わる寸前に辿り着いた。電話で連絡していた弟が車で待っていた。車を走らせて暫くすると、「兄貴、見ろよ。」と弟が駅前の一区画を顎で示した。記憶では商店街のあったはずの区画が更地になり、歯の抜けた口のように、何軒かの建物が区画の外れにあるだけだった。「数ヶ月前に大火事があったんだ。ここの商店街は、全て焼けてしまったよ。」

こうして、オレの2003年の夏休みは始まったというわけだ。

そういえば、結局今年は、北海道の実家には、帰らなかったな。

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20050901(Thu)

globalhead2005-09-01

[][]レゲエの鬼太郎 レゲエの鬼太郎を含むブックマーク レゲエの鬼太郎のブックマークコメント

レゲエである。鬼太郎である。『レゲエの鬼太郎』なんである。あの『お化けにゃ学校も〜』という歌詞&メロディがレゲエのリズムで歌われるのである。レゲエの風光明媚な南国の香りと鬼太郎の醸し出す墓場の腐臭黴臭さがどうマッチするのか疑問に感じる方もいるかもしれないが、これが、実は、ピッタリマッチしているのである。

本来水木マンガの妖怪ってぇのは所謂精霊みたいなもんだからな。自然や事物に宿る「精」なんだよな。霊とかモンスターと云うのとは違うのよ。つまりはスピリチュアルな存在なのであって、これがレゲエのゆったりした、ナチュラルなリズムと見事に呼応してるの。すなわち妖怪=レゲエであることが常識であったかのごとく違和感が無いのよ。なんかもう、妖怪が楽器持ち寄ったら、絶対レゲエやりそうな気までしてきたもの。レゲエと妖怪の違いがあるとすれば、レゲエは墓場で運動会をしないことぐらいだと思う。

で、妖怪だけに、全体的にアヤしくてユルイのね。なにしろ、1997年発売、といういまさら感漂う過去の企画モノ。さらに、歌ってるのが『ふかわりょう』で、なんか、これもいまさら感のあるタレント、そして、もう9月だってぇのにレゲエの話題と云うのも益々いまさら感を盛り上げているよな。このふかわの歌がまた、下手と云うかやる気の無い声で、見事なぐらいに音外すわ声裏返るわで、その声で「♪ほげたら たらたら ほげたらぽん」とか歌ってるんですわ。ああもうどうでもいい。この脱力感がレゲエのリズムに乗ると聴いてるこっちもどうでも良くなってくる。もう、世界なんて、みんなみんな弛緩してしまえばいい。案外それが世界平和への近道なのではないか、などとなんの根拠も無く思えてくる。

曲のほうは『ゲゲゲの鬼太郎』『どろろの歌』(あの手塚治大先生の妖怪時代劇漫画のアニメ『どろろ』の主題歌)『鬼太郎ナイナイ音頭』『ドロロンえん魔くん』(永井豪原作の妖怪ギャグ漫画のアニメ主題歌)『おれは怪物くんだ』(藤子不二雄原作のモンスターコメディ漫画のアニメ化)『妖怪人間ベム』(カルトな人気を持つ怪奇妖怪アニメ)『カランコロンの歌』、と、もう妖怪三昧、百鬼夜行、ジャパニメーションのハロウィンパーティーとも言えそうなアニメソングのメドレー!どの曲もサビがイカしまくってシビレル!!

♪ゲ ゲ ゲゲゲのゲ 『ゲゲゲの鬼太郎
♪ほげたら ほげたら ほげたらぽん 『どろろの歌』
♪フギャア フギャア フギャギャのギャア 『鬼太郎ナイナイ音頭』
どろろん どろろん でろでろばあ 『ドロロンえん魔くん』
♪ドカバカボカドン ドカバカボカドン 『おれは怪物くんだ』
♪「はやく人間になりたい!」 『妖怪人間ベム』
♪カランコロン カランカラン コロン 『カランコロンの歌』

…ああああもう 脳みしょが トケテしまいそうだあああ!!特にこの中の『♪ほげたら ほげたら ほげたらぽん』の中毒性が非常に高い。だって、『ほげたら』ですよ。『ほげたらぽん』なんですよ。え、どうしてくれるんですか。え、え。もう今日は一日中『♪ほげたら ほげたら ほげたらぽん』と頭の中でヘビーローテーションしまくり、会社でも「ほげたらほげたら」とか口ずさみながら仕事してましたよ…。

♪ほげたらほげたらほげたらぽん

♪ほげたらほげたらほげたらぽん

♪ほげたらほげたらほげたらぽん

f:id:globalhead:20050901211216j:image

KIRIKIRIMAIKIRIKIRIMAI 2005/09/02 12:45 れげぇー。
っぽくないですね。みんな墓場でほげたらぽん

globalheadglobalhead 2005/09/03 11:11 Kちゃんこんにちは。
ほげたらな人生。ほげたらな日々。
案外それは幸福なものかもしれない。
毎日をほげらーとして生きる。
憂鬱も心配事も無い。
「おばけにゃ学校も試験もなんにも無い」という歌詞のままに。
これから「日本ほげたら教」とか云う名前のインチキ宗教をぶったてて、布教活動でもしようかな。
「ほげたらは、あなたを幸せにします」とか何とか言ってね。

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