Hatena::ブログ(Diary)

メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20060228(Tue)

globalhead2006-02-28

[]わんわんわーるど! わんわんわーるど!を含むブックマーク わんわんわーるど!のブックマークコメント

http://world.hatelabo.jp/

と言うわけではてな界隈を騒がせている「WANWAN WORLD」、オレも早速昨日やってみてワンワンしてたのでした。いやー面白かった。オレなんぞは東京在住の人間なんですが、どこ歩いてもはてなブロガーワンワンがワンワン言ってたもんなあ。こんなに人口密度が高いとは思わなかった。石を投げればはてなブロガーワンワンに当たる、まさにワンワンワールド。名前だけは知っている中堅ブロガーの方が歩いていたのを見つけたときには思わず遠巻きにして見てしまいました…やはり貫禄のあるお犬様で…(卑屈なオレ)。


ってか日本中をこんな野犬だらけにしていいのか!?保健所出てこーいっ!(は?)


その後日記の知り合いのワンワンたちと遊んでましたが、日記以外のオレを知らない方には、いつももっともらしいことを言っているオレが脳足りんキャラであるということがバレバレでありましたな…。あ、知ってましたか…スマン…。


今度はアンテナにいるあんな方やこんな方ともワンワンしてみたいなあ。偶発的なチャットみたいなもんだから会えるのかどうか判らないですけど。それと「まだともだちになってない人で、ワンワンワールドにログインしているかどうか、した事があるかどうか」を検索することって出来るのかな。「あの人ってやってるのかなあ、やってるなら会ってみたい」とか思ったときに使えるかなあ、と。


あと、画面の「この場所へのリンク」は犬だけに「おしっこをひっかけとく」ないし「マーキングする」にするというのはどうでしょう。おしっこを引っかけた場所はワンワンの縄張りとして保存させるのな。そして縄張りを広げていき、ある程度の仲間が集まったら別のセクトと縄張りを争って戦争を…ってそれじゃMMORPGだっつーの。


まだ始まったばかりですがそのうちイベントとかがあったりするんですかね。日本全国はてな駅伝、とか。日本全国宝探し、とか。日本全国さいころの旅、とか。皆で富士の裾野に巣食うドラゴンを倒しに行ったりとか。うーん益々MMORPG状態…。

[]蝿(はえ) / ジョルジュ・ランジュラン 蝿(はえ) / ジョルジュ・ランジュランを含むブックマーク 蝿(はえ) / ジョルジュ・ランジュランのブックマークコメント

蝿(はえ) (異色作家短篇集)

蝿(はえ) (異色作家短篇集)

早川異色作家短編集の5巻目は、古くは映画『蝿男の恐怖』、そしてD・クローネンバーグ監督の『ザ・フライ』の原作である『蝿』を収録した短編集になっています。作者ジョルジュ・ランジュランはフランスの作家ですが、この短編集以外殆ど邦訳は無いようです。


特別これといった個性的な部分はないのですが、全体的に手堅くまとまった良質な内容の作品ばかりです。作品は古いかもしれませんが、どんなアンソロジーに入れても記憶に残る作品になるのではないかと思います。構成がしっかりしていて短編ながら人物が良く描けているからなのかもしれません。それとヨーロッパ的な翳りとか、60年代的なテクノロジーへの恐怖とか、取って付けたようですがそんな面も感じられます。


表題作『蝿』は特に説明も要らないでしょう。しかし、この原作だと蝿以外にも○○とも合体しておりますねえ…。大事故に遭ったにも拘らず無事だった男の皮肉な結末『奇跡』、動物を操ることが出来る男の顛末『御しがたい虎』、自分の手が勝手に動きはじめる『他人の手』、どれもブラック・ユーモアのよく効いた短編です。特に『他人の手』はどこかのホラー映画で同じような題材がありましたね。『彼方のどこにもいない女』はTVに写る異次元の女に恋した男の悲劇的な結末が胸に迫ります。『最終飛行』はTV番組アンビリーバボーみたいな話しだし、『考えるロボット』は『蝿』を思わせるSFホラーの掌編です。その中で『安楽椅子探偵』はひねったオチが鮮やかな、可愛らしい短編。どう可愛らしいかは読んでのお楽しみ。

umiumi 2006/03/01 10:13 エヴァも小説(主にミステリィ)もゲームも何時まで経っても
止められないのは自分だけじゃないと知って安心します 好きな事がたくさん有るって幸せですよね

globalheadglobalhead 2006/03/01 12:21 おおumiさんも多趣味な方ですか。オレもあれもこれもとやっちゃって、時間が幾らあっても足りません。目下の目標は去年買ったまま放置してあったバイオハザード4を終わらす事です。FF12が出るまでにはなんとしてでも!
それにしても手広くやりすぎてそれぞれが片手間になっちゃってる所が悩みです。本当時間が欲しいデス。残業なんて大嫌いだあぁあっ!

umiumi 2006/03/01 19:39 ユーザさんじゃないのに良いのでしょうか?時間が幾ら有っても足りませんね
その分集中して遊びますけど 睡眠不足は避けられません(≧∀≦)身体に気を付けつつ趣味を楽しみましょうね

globalheadglobalhead 2006/03/01 19:56 いやあ実は1日睡眠3時間という日々が1年ほど続いています…。そろそろ体が…。
ところでユーザさんてなんだろう?

umiumi 2006/03/02 08:40 HATE Dのユーザさんしか読めない、カキコ出来ない日記も有りますよ
携帯のjigアプリからですから読み難いとかお仲間じゃない気がして ごめんなさい(´・ω・`) 私も4時間程の睡眠ですけど まだ遊びたいので 難しい所ですね

globalheadglobalhead 2006/03/02 12:24 あーやっぱりそういう意味でしたか。オレの日記は誰でも書き込めるようになっておりますので気軽にコメントください。喜びます。それにしても携帯で見てらっしゃるんですか?オレの日記文字だけは無意味に多いから読むのはさぞ大変かと…。とかいいつつこれからも宜しくお付き合いくださいませ!
ところで昨日も遅くまでバイオ…あともう一息…(ゼイゼイ)。

umiumi 2006/03/02 18:24 ありがとうございます 活字中毒でも有りますので 文字が多いのは大好きです。 お友達の皆様に迷惑で無ければ ファンの一人にして戴けたら幸せです。

globalheadglobalhead 2006/03/02 18:52 いえいえ、日記を読んで楽しいコメントを下さる方は皆お友達ですよ。ファンだなんて言って頂けるなんて光栄です。時々怪しげな文章を書いたりもしますが、こんなのでよければまたお付き合いくださいませ。

20060227(Mon)

globalhead2006-02-27

[]すぐやれバトン すぐやれバトンを含むブックマーク すぐやれバトンのブックマークコメント

見た人は全員いますぐやること!

奈々んこさんのを見てしまいました…。

■今、どこに居る?

 むさくるしいオレの部屋!

■今、一番近くに誰が居る?

 背後霊、動物霊、自縛霊。

■今、どんな服装?

 真っ赤なジャージ。

 なぜかアウトドアパーカ。

■今、何食べたい?

 君の夢さゲヒヒ

■今、何飲みたい?

 ビールだ!ビール持ってこい!

■今、真後ろには何がある?

 フモ4○年の爛れた歴史。

■今、まわりを見渡して、いちばん目についたものは?

 ブラ子ブラ子ブラ子ブラ子ブラ子ブラ子ブラ子ブラ子ブラ子

■今、誰に会いたい?

 又吉イエス

■その人に今伝えたいことは?

 地獄に落とさないで下さい!

■今一番歌いたい曲は?

 レゲエの鬼太郎

■今頭の中でパッと思い浮かんだ言葉もしくは台詞は?

 わかっちゃいるけどやめられない

■今の体調は?

 お腹いっぱいだよう

■今どんな気持ち?

 もちろんギンギンさ!!

■今すぐこのバトンやってもらいたい人

 これを見た人!

[]ゲームゾンビ ゲームゾンビを含むブックマーク ゲームゾンビのブックマークコメント

日曜日も一日ずうっっっっとゲームをしていたオレであった。

もう目はしょぼしょぼ、頭はぼけらっ、肩も腰もがたがたである。

昨晩なぞコントローラーを握り締めたまま討ち死んだかの如く眠っていたのであった。

これが戦時中なら国民学校の教科書に「ふも二等兵ハ敵ノ弾ニ倒レテモ こんとろーらーヲ離シマセンデシタ」と書かれたに違いない。

なにしろ深夜に目を覚ますと「いつまで待たせるんだ」とばかりにゲームの主人公がTV画面越しにオレを睨んでいた…。

スイマセン…どうもスイマセン…。

…ああ…しかし…。

一日中ゲームやってることがこんなにしあわせに感じるオレの人生っていったい何なのだろうか…。

女子とデレデレしているのと同じぐらいゲームは楽しい…(おい)。

しかし齢4○歳の初老に差し掛かった成人男子はもっと他にすることがあるはずなんじゃないのか?

政治やら経済やら世界情勢やら自分の将来やら、もっと高尚で現実的でメンドウクサイことを考えるのが本当なんじゃないのか?

そこん所どうよ?

どうなのよ、え?え?

などと自問したくもなるが、楽しいんだからしょうがないのである。

ひょっとしてオレ、ヘタな映画観てるよりもゲームのほうが没頭できるかも。

そろそろFFXI『FFⅫ』の発売ですな…あの…発売されたら日記休止するかも…(えっ)。

[]トム・クランシーシリーズ レインボーシックス ロックダウン (輸入版 特製日本語マニュアル付)ユービーアイソフト (Windows) トム・クランシーシリーズ レインボーシックス ロックダウン (輸入版 特製日本語マニュアル付)ユービーアイソフト (Windows)を含むブックマーク トム・クランシーシリーズ レインボーシックス ロックダウン (輸入版 特製日本語マニュアル付)ユービーアイソフト (Windows)のブックマークコメント

テロリストグループ「世界開放戦線(GLF)」が新型ウィルスを使い、国連サミットに出席する各国首脳の抹殺を計画している、との情報が入った。チーム「レインボー」はその計画を阻止しなければならない、と共に彼ら自身もそのターゲットとなってしまうのだ。特製日本後マニュアルを付、海外同時期発売 。

冒険小説作家として人気のあるトム・クランシーは、特殊部隊の架空の軍事作戦を題材にしたゲームの監修も多く手がけており、このゲームも『国際反テロリズム組織:レインボーシックス』シリーズの最新作になっています。

オレもトム・クランシーものでは『ゴーストリコン』シリーズが好きで、全作クリアしてたりなんかしてます。FPSをやり慣れたオレにはチーム率いてそれぞれに指令を下しながらミッションを遂行してゆく所が新鮮だった。こちらも新作が控えていて、早くプレイしたいところ。

トム・クランシーものの面白さはそのリアルさでしょう。現実の国際情勢を踏まえた軍事シチュエーション、現実的な武器装備と戦闘、そして急所に銃弾を食らえば一撃で死ぬこともあるというシビアなゲームバランス、これらの生み出す緊張感がゲームの醍醐味となっています。シュミレーターという程ではないにしろ、この臨場感はトム・クランシーならではのものでしょう。

この新作はシリーズ4作目ということになるらしいのですが、実はオレはこのシリーズのプレイは初めて。ネットでの評判では前作までのマニアックな雰囲気が薄れて評判はイマイチとはいえ、初プレイのオレとしてはシンプルになったシステムがかえって敷居の低さを感じさせてとっつき易かった。

ゲームは最初に簡単なブリーフィングでミッションを説明し攻略ルートを確認しチームの装備を整えます。ミッションにはいるとチームのメンバーそれぞれに指令を与えながらゲーム目的をクリアしてゆきます。ゲームの目的は策敵殲滅から人質救出・保護など様々なパターンが用意されており、またロケーションも南アフリカからヨーロッパ各地と世界にまたがり、ゲームを飽きさせません。

あくまでもリアルさに拘り、BGMなんかはないし射撃音は軽く乾いた音だったり、ドラマチックな要素のない淡白な作りなので物足りない方もいるかもしれませんが、このストイックさが逆に、ハマる要素でもあります。あたかも自分自身が特殊部隊の一員になって行動しているような面白さ、それが『レインボーシックス』です。

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rinjirinji 2006/02/27 21:27 (小声)『XII』ではないか、と。

globalheadglobalhead 2006/02/27 22:26 最近細かい間違い多いなあ…そろそろ老年…。

umiumi 2006/02/28 10:23 トム・クランシーの小説は良いですよね

globalheadglobalhead 2006/02/28 12:15 ぐぎゃっ!小説は読んでおらんかった!スマンのう…。国際諜報小説ではジョン・ル・カレが好きでありました。あとロバート・ラドラムを少し。スナイパー物ではスティーブン・ハンター『極大射程』しか読んでおらんけど面白かったデス。

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20060226(Sun)

globalhead2006-02-26

[]ジャーヘッド (サム・メンデス監督 2005年 アメリカ映画) ジャーヘッド (サム・メンデス監督 2005年 アメリカ映画)を含むブックマーク ジャーヘッド (サム・メンデス監督 2005年 アメリカ映画)のブックマークコメント

「湾岸戦争に行ったけど、鉄砲撃てなかったし、全然つまんなかった」とか書いて大ベストセラーになった本の映画化。しかしねえ、「つまんなかった」体験の映画化が大変面白いかどうかはかなり疑問で、ユルユルの戦場を撮るとやはりユルユルに描かれてしまうし、これを観てどうしろと。これがベストセラーになったアメリカの背景は、国家の威信をかけて行われ大勝利した軍事作戦が現場ではスカスカであった、ということの衝撃だったのだろうけれど、いち海兵隊の目だけからこの湾岸戦争を描いても、この戦争の真実を浮き彫りにすることも出来ないだろうし、「死体見てキモかったよー」とか言ってる程度のヤツでもあり、要するにある種の現実や状況から受け取る情報がたいしたことがない、感受性の薄いヤツは何を体験してもこの程度なんだろうなあと思わせるだけの映画ではあった。


ってかね。死ななかっただけでも作者はよかったじゃない。そして湾岸戦争ではよく取り沙汰されているようにあれはコンピューターウォーだった訳で、ピンポイントでの壊滅攻撃があれば戦略的に勝利できるとアメリカもふんでたんではないですか。導入された海兵隊員の数は57万5千人とも言われていますが、あれは数字で脅威を与えるための57万5千人であって、それが主力だった訳ではなかったんでしょう。


アメリカはベトナム戦争では徴兵制をとっており、その中で年端も行かぬ若者が大量に戦死してゆくことに世論が反発、それによって政府が敗北したという経緯もあると思うんです。近年のアメリカの戦争というのは志願兵、職業軍人の戦争でしょ。これもマイケル・ムーアの映画『911』で描かれていたように、”貧しいから兵隊になるしかなかった”という社会のひずみもあるかとは思うんですが、基本的にロシアンルーレットのように若者が兵隊になって死んでゆくというものではなくなってきています。コンピューターウォー云々も兵士がなるだけ死なない様にあのような形態をとったものとも考えられます。いえ、アメリカ政府が人命を尊重して、と言いたい訳ではなく、ベトナム戦争時のような世論による戦争への反発、敗北を避けたかったから、ということだったのではないですか。


その後その開戦の理由があまりにもあまりにも不透明な第2次湾岸戦争・イラク戦争へとアメリカはなだれ込みますが、当初圧倒的な勝利を収め、国民総勢で支持したこの戦争も、その後の反米武装勢力の攻撃で次第にアメリカ兵の死傷者数は上がってゆき、これに反応したアメリカ世論が戦争反対を訴える、という経緯を見ていけば、戦死者が出ない戦争は戦争に勝つための戦略でしかない訳で、”人命を失わない戦争”に行ったこの映画の作者が、いかに恵まれていて、そして何も見ていなかったが判ると言うものではないですか。


さてそういった政治的なことを離れると見所がない訳でもありません。


兵隊たちの特訓や洗脳まがいの訓練、あれをして非人間的なもののように取られる方もいるかもしれませんが、オレ等の生活するこの社会でだって、似たようなことは大なり小なりしているじゃないですか。経済という戦争に勝つために企業がその”人材”に行っていることは軍隊訓練の矮小化にも見えることがあるし、逆に戦争ではそれを徹底して行っているとも言えないですか。スーツという無個性はジャーヘッドのいがぐり頭の無個性、没個人を要求され全体の仕組みの一部になるための構造とダブっているようにも見えはしませんか。それがいいとか悪いとかではなく、男の作る社会というのはいつだってこのように相似形を取っているんだと思います。戦争が狂気だったり地獄だったり見えはするかもしれませんが、満員電車だって狂気で地獄だぜ…。戦場でのつかの間の馬鹿騒ぎと会社の飲み会の馬鹿騒ぎがどうにもダブって見えてしまったからかな…ああ、オレの会社だけですかね…。


映像的に観ると、見渡す限りの果てしない砂漠のあちこちで、破壊された油田が黒煙をあげ空を暗黒に染める描写は、あまりにも非現実的で異常な光景で、ある種幻想的でさえあります。実際の報道写真で見たときも「この世の終わりのような光景」とオレなんかは背筋が寒くなりましたが、その異常さゆえに魅入ってしまう圧倒的な映像でしょう。立ち込める煤煙と共に空からは原油の飛沫が降り注ぎ、海兵たちはこの中で塹壕を掘り油まみれになって眠るのです。この映像を映画という形ではあれ体験できる、ということを考えれば、この映画を劇場で見ることがそれほど損なことだとは思いません。


参考:Wikipedia

湾岸戦争 : http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%BE%E5%B2%B8%E6%88%A6%E4%BA%89

イラク戦争http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF%E6%88%A6%E4%BA%89

shidehirashidehira 2006/02/27 11:58 湾岸戦争が貢献したもののなかにGAMEBOYの普及がよくあげられますね。あの退屈を凌ぐために各国の兵士がずーっとゲームやってたから、ってのはなんとなくフォークロアっぽい気もしますが。
また帰国後の兵士のイスラム改宗も話題になりましたっけ。

globalheadglobalhead 2006/02/27 12:39 Wikiで読んでも「戦後、空爆を受けて倒壊した家から、表面が焼け爛れたゲームボーイが発見されたが、ゲームの起動にはまったく支障が無かった」なんて記述があって、「”象が踏んでも壊れない”かよ!」などとちょっと思いました。そういう意図はなかったでしょうがかえって宣伝になったかも…。やってたゲームはなんなんだろうなあ。信長の野望とかじゃないだろうとは思うが…。
イスラム改宗の件は知らなかったですが、あの砂漠の世界にいるといろいろ圧倒されちゃうんでしょうね。

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20060225(Sat)

[]綾波レイ&惣流・アスカ・ラングレー [グリムロック]ミックスエディション 綾波レイ&惣流・アスカ・ラングレー [グリムロック]ミックスエディションを含むブックマーク 綾波レイ&惣流・アスカ・ラングレー [グリムロック]ミックスエディションのブックマークコメント

一大旋風を巻き起こしたあの「ネコミミ綾波」と「モンキーアスカ」が『塗装済み完成品フィギュア』となって登場!

 「塗装を含め、原型師の作風を可能な限り再現する」という製品開発コンセプトを基に、テクニカルなパーツ分解を行い、すべての肌色部分をPVC樹脂の成型色にて表現。

脚内にはABS樹脂製の骨を埋め込み、経年変化による「へたり」をシャットアウトするなど細部にわたってのこだわりが満載!

また、箱に入れたままの状態でもディスプレイできる、ポップ&キュートなパッケージも魅力

サイズ:ノンスケール(全高165mm)

仕様:PVC製塗装済完成品

原型:かわにしけんじ(グリムロック!)

企画制作:海洋堂

《 ロボ★クリス : http://store.yahoo.co.jp/robochris/

ガレージキットの即売イベント・ワンダーフェスティバル(ワンフェス)などで高い評価を得る原型師・かわにし けん(ぐりむろっく!)氏によるエヴァの綾波レイ&惣流・アスカ・ラングレー。なにしろ「ネコミミ綾波」と「モンキーアスカ」!お耳と尻尾がチョーキャワイイ!!もとはガレージキットとして製作されたものだが、人気のあまりの高さに塗装済み完成品フィギュアとして発売されることになったのらしい。確かにコールドレジンキャストのソリッドで繊細な曲線やディテールは出ないのかもしれないけれど、塗装に自信も時間も持てないオレのようなフィギュア・ファンには、こういった形で人気ガレージキットをアクションフィギュアとして発売してもらうことは嬉しい。しかも値段もそれなりにこなれている。これからもこんな企画でガレージキットの良作をキャワイイフィギュアやカックイイフィギュアとして発売してもらえんかしらん。ガレージキットはちょっと敷居が高く感じるだけに、もっそ期待しております。


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[]ミクロマン対決・ゴジラvsガメラ ミクロマン対決・ゴジラvsガメラを含むブックマーク ミクロマン対決・ゴジラvsガメラのブックマークコメント

着ぐるミクロマン ガメラ(平成Ver)

着ぐるミクロマン ガメラ(平成Ver)

内蔵するミクロマンを骨格代わりとし、全身稼動する着ぐるみ型ゴジラ&ガメラである。この形だと間接部分がシームレスなので様々なポーズがリアルに作れるのである。というわけでミクロゴジラvsミクロガメラ、ドリームマッチの戦いの火蓋が切られたのである。…のつもりであったが着ぐるみの形状のせいかそれほどポーズ取らせることは出来なかったね。「着ぐるみ」って感覚は面白いね。単なるゴジラやガメラのフィギュアだったら買わなかったもんなあ。ちなみにゴジラは初代バージョン、ガメラは平成バージョンを購入。それ以外のバージョンのも発売されています。


「ガオーーーッ!!」「ウギャオーーーーッ!!」

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「はーい、おつかれー。」「おつかれー。」「帰り一杯やってく?」「いいねえ。」

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FuetaroFuetaro 2006/02/25 10:44 僕もその綾波&アスカ持ってます!しかも本物とゲーセンで取った海賊版の2つも(笑)。最近はガレキ原型のPVCフィギュアって結構増えてるからアキバ辺りのホビーショップとか行って見るとよいかと。

globalheadglobalhead 2006/02/25 15:22 おお!フエタロさんと初ダブリですね!ちょと嬉しい。しかし海賊版なんてあるんですね。秋葉原はしばらく行って事ないなー。ホントはこういうホビーって、情報でも何でも足で集めるべきもんだというのは判ってるんですが、どうも出不精でネットに頼ってしまいます。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2006/02/25 17:37 最近周囲で今更エヴァがはやってます。
わたしは掻い摘んだ知識しかないんですが。
やっぱ一度はがっつり観たほうがいいんだしょうか。
最初に漫画を読んだとき、シンジにえらくイラっとしたんで
そのまま挫折してしまったんす。
………って、フモさん!最近フィギアネタがオンパレードで
フモさんちが圧縮陳列状態になってやしないか
心配でおちおちフモさんちに足向けて寝られやしねえぜよ。
(後半おかしいぞ)

globalheadglobalhead 2006/02/25 20:33 エヴァ、オレはかなりハマリまくった好きなアニメではあります。11枚組みDVDBOXも所有しておりますです…。しかし熱心なアニメファンでは全くないので、当時の時流に乗ってファンになったともいえますが。構成や道具立てはかなりしっかりしており、評価されるのは肯けるものがありますが、ラストが賛否両論で当時はファンも激怒したと言う(オレ的にはアリだったが)いわくがあります。シンジにいたっては徹頭徹尾グダグダのヘロヘロな野郎でありまして、あれが駄目であれば最後まで駄目かも。う〜ん好きなんだが諸手を上げてお薦めできないというのもツライ。
オレんちですかあ…。以前友人が遊びに来たとき「おもちゃ箱みたいな部屋だ」と言ってましたが、現在ひたすら部屋中にフィギュアの箱が積み上げられているという、「おもちゃの悪夢の部屋」となっておりますですハイ…。

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20060224(Fri)

globalhead2006-02-24

[]大魚の話、その他の話 大魚の話、その他の話を含むブックマーク 大魚の話、その他の話のブックマークコメント

子供の頃両親の働いていた水産加工場で慰安旅行があり、マイクロバスを借りて「大沼」という名の沼まで出掛けたことがあった。その沼で誰かが1mはあろうかという巨大な鯉のような魚を釣り、生きたまま持ち帰って加工場の大きな鉄桶で飼っていた。その魚は数日後さばかれ加工場のみんなの胃に入ってしまった。解体された後の骨は加工場の裏に棄てられてたが、断面がちょっとしたコインの大きさほどもある魚の巨大な背骨は、なにか太古の恐竜の化石のようにもみえた。その魚の骨は暫く加工場の裏に残って朽ちていた。ちなみに食べた皆さんは腹痛に襲われたとか…。沼の主の祟り?


別の話。


その加工場の鉄桶というのは、従来、魚を加工する時取り退けられた魚の頭や臓物を棄てる為の桶なのだった。その頃、オレの両親はその加工場に住みこみで働いており、まだ学校にも行ってないオレは暇になると大人達が働く暗く魚の生臭い臭いに満ちた加工場をブラブラしていた。ある日、オレに弟が出来、小さなオレは赤ん坊の弟のお守りを任された。お守りに飽きたオレは、そうだ、大人のみんなにオレの新しい弟を紹介しようと、赤ん坊の弟を抱え上げると、加工場へと歩き出した。しかし、子供が子供を抱えているのだ。いつしか重さに耐えられなくなってしまったオレは、弟を落としてしまった。魚の腸でいっぱいになった鉄桶の中に…。そんな弟ですが、今では元気で休職中のオタク野郎に育ってます。


別の話。


オレの住んでいた町は、そんな魚の加工場でいっぱいだった。加工、というのは、魚を開きにしたり、タラコや筋子をとったり、スルメイカを乾燥させたり、そういう加工場だ。町中が魚の生臭い匂いに満ちていた。家族で旅行に行って帰ってきて、電車のホームに降り立つと、すぐに魚の匂いに迎えられた。物心付いてからラブクラフトの小説を読んだ時、インスマスって、これ、オレの生まれ故郷が舞台なんじゃないかと思ってゲラゲラ笑った。陸揚げされた魚はダンプカーの荷台にそのまま直に何百匹も積み込まれ、町の中を走った。カーブで曲がりきれなくなって、荷台の生魚をボロボロと道の上にこぼしたトラックを見た事がある。加工場では、さばかれた魚の血が出入り口から溢れ、雪の日には、加工場の連なる区域の道は、魚の血で赤く染まってどこまでも続いていた。そう、オレの町は、スプラッタ・カントリーだったのである。(グロくてスマン。)


そしてまた別の話。

CHIKAKOCHIKAKO 2006/02/24 20:24 ああ、素敵な文章ですね。

globalheadglobalhead 2006/02/24 20:44 わお。素直に嬉しい。ありがとう。実はこれ、半年ぐらい前に書いてほっぽらかしていた文章なんですけどね。ネタ切れした時の穴埋め用だったんだけど、気に入ってくれる人がいるなんて思わなかった。

hisamura75hisamura75 2006/02/25 01:14 フモさんの「別の話」シリーズ、わたしもダイスキですよー。★弟さんの話もちょと「え?」て思ったけど、ほほえましいですねー(ニコニコ)

globalheadglobalhead 2006/02/25 07:32 ありがとー。でもなにしろ去年の夏ぐらいにまとめて書いて小出しにしてたんですが、最近同工のもの書こうと思ったら何も思い浮かばない…(涙)。ストック僅かであります…。

(ri)(ri) 2006/02/27 01:13 ―加工場の連なる区域の道は、魚の血で赤く染まってどこまでも続いていた― そんな道の雪はトラックが通っても踏み固まらず、横断歩道などわからなくなった道を横断すると、やわらかな砂のごとく足をすくわれ、ゴム長靴の中に魚の血で赤茶けた雪が入り込んだものだった。

globalheadglobalhead 2006/02/27 11:38 さては地元の…K君かあ?あの頃はゴム長が基本装備だったな。三つ星だか月星だか、馬のマークの付いたのじゃなかったっけ。ゴム長ごときで皆でブランド(?)競い合っていたりしたなあ。あの格好、今見たら魚屋のアルバイトだよなあ。

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20060223(Thu)

globalhead2006-02-23

[]南瓜vsタケノコ 南瓜vsタケノコを含むブックマーク 南瓜vsタケノコのブックマークコメント

この間知り合いとメッセしてたときのこと。

”南瓜”の話題が出て、オレはウィンドウの文字を見て「瓜系は苦手だなあ」と答えたんですよ。

暫く相手は「??」といった感じの間があって、それから「フモさん”かぼちゃ”。南瓜はかぼちゃ。」などと返答が。

どうもオレ”南瓜”って漢字を読めなかったらしい。

ってか”西瓜”と勘違いしていたみたい。

相手が「マユネーズであえると美味しいよ。」と言っていたのを「スイカのマヨネーズ和えってキモいよ〜」とか心の中で思ってたりなんかしていたオレ…。

しかしそこは意地っ張りのオレ、あたかもそんなことは知っているといわんばかりに「ああ。うん。そうそう。それそれ。」などとどうとでも取れる曖昧な返事を返して、勘違いしていたことを誤魔化すことにする。

相手もそれを特に突っ込むことなく話は続いたんですが、今度は押井守の話題が出て。

で、相手が「タケノコ。」とか言っている。

押井守…タケノコ…。

これにはいったい何の関連性が…などとちょっと考えて、どうやら相手は「タツノコ」と言いたかったらしい事に気付く。

押井守はタツノコプロというアニメーション会社にいたことがあったんですね。

今度はオレが「それはきっと”タツノコ”だと思うが…。」と付け加える。

相手も判ったみたいで「ああ、それそれ。でも今検索かけたら自分みたいに”タケノコ”プロだと思ってた人が結構いるみたい。」と返事が。

そうかあ、タツノコプロをタケノコプロと間違うこともあるのかあ。

しかし南瓜を西瓜と間違えるほうが社会人としてはイタイよなあ…。

と心の中で密かに敗北を認めたオレなのであった。

ってこれ勝負なんかい!

[]ロング・エンゲージメント ロング・エンゲージメントを含むブックマーク ロング・エンゲージメントのブックマークコメント

ロング・エンゲージメント [DVD]

ロング・エンゲージメント [DVD]

オドレィ・トトゥとジャン・ピエール・ジュネ監督の『アメリ』に続くタッグとして注目された作品だけれど、『アメリ』と比べられてきちんと評価されていないような気がしました。


それにしても『アメリ』は本当に幸福なヒットをした映画だよなあ。オレの周りの女子の殆どがDVDで所有している、というところなんか凄いよなあ。でもそんな『アメリ』のイメージから離れると『ロング・エンゲージメント』はジャン・ピエール・ジュネらしさが十分に出たいい映画に仕上がっていると思うけどな。そもそも『アメリ』がカートゥーンを思わせる小粋な魅力に満ちたお洒落な作品だとしたら『ロング・エンゲージメント』はジュネにしては実に正攻法で撮っている重厚な文芸大作じゃないですか。ジャンル的に違うもんな。オドレィ・トトゥ主演ということで『アメリ』的なものを期待させたのはちょっと損だったかも。いやでも好演してますよオドレィ・トトゥ。


物語のほうも出征して帰らぬ人となった恋人を生きていると信じて待ち続け…という妄執の物語みたいな紹介のされ方だったが、実際は恋人の死が信じられず、調べていくうちに様々な疑問点が浮かび、彼が死んだとされたその時にいったい何が起こったのか?というミステリと探索の旅が映画の物語的な主軸でしょうね。そして記録と証言により時間を遡る事によって、第一時世界大戦の凄惨な戦闘と襤褸切れの様に死んでゆく兵士たちを描いてゆき、当時の戦争の悲惨な有様を浮き彫りにしていく、というわけです。


ただ、そういった物語よりも、当時のフランスの片田舎、町、そして戦場を再現した映像のほうにオレは眼を奪われた。ただ単に”忠実な再現”をしたに止まらない、ジュネ的なフィルターをかけられた(しかも遣り過ぎではない)とても美しくノスタルジックな匂いのする映像に仕上がっているのですよ。このジュネ的な、というところが肝心で、同じような史劇を観てもこういふうに心くすぐられる事はないんですよ。小道具や見せ方が違うのでしょうか、やはりセンス、ということなんだろうなあ。


それにしてもあの頃のヨーロッパ戦線ってビジュアル的に独特の雰囲気がありますね。不恰好で重そうな軍服のデザインって、大友克洋あたりがメビウス経由でよく流用していたような気がするし、兵器にしても宮崎駿は「ハイテク兵器より第一時世界大戦当時の兵器のほうが朴訥で好きだ」みたいな事を言っていたような。そんな軍事マニアな方にも見所があるんじゃないでしょうか。


心に残ったシーンはいろいろありましたが、戦闘場面での草木一本も生えない爆撃の穴だらけの荒野と化した戦場が、後に主人公が訪ねて行った時に一面の緑の草原に変わっていて、この対比が移ろう時の流れを感じさせて胸にきました。


ジュネはやっぱり好きな監督ですね。ちなみに『ロスト・チルドレン』『デリカテッセン』、『アメリ』もDVDで持っています。(『エイリアン4』はなぜかビデオで。)

tanukitanuki 2006/02/23 12:44 フモサンの解説見て見たくなりました。

globalheadglobalhead 2006/02/23 13:38 今までのキッチュな感覚のジュネ路線からははずれますが、テイストはやっぱりジュネで、よくできた映画だと思いますよ。
…ところでtanukiさん、オレの知っている方…?

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20060222(Wed)

globalhead2006-02-22

[]2年目突入*1 2年目突入*1を含むブックマーク 2年目突入*1のブックマークコメント

すっかり忘れていたが昨日でオレの日記が2周年を迎えていたのである。始めた当初はこんな風になるとは全く予想も付かなかったぐらいこの2年間でいろいろなことがあり、生活もオレ自身も大きく変わってしまった。やはり日記を通じて沢山の人に出会えたことが大きい。読んでくれる方は東北から九州まで様々な地方の方であり、本来なら知り合うことさえ出来なかった方たちだろう。


オレに限らず、また日記などを付けていなくとも、インターネットというのはこのように人の関係の仕方を大きく変えるものなのだろう。しかし物心付いた頃から当たり前のようにネットを使っている若い方ならいざ知らず、オレの様に30過ぎまで人付き合いが苦手で嫌いだったような人間にとってこの2年間というのはまさに「いや〜ん!何これぇ〜!すんごぉお〜〜いっ!」とでも呼びたくなるような日々だった。「人は自分のイメージできないものにはなれない」といつも思っていたが、今の自分というのは数年前には全く考えられなかったような生き方をしているように思えてならない。そして、あろうことか、オレは今結構幸福なのである。


ただ1年ぐらい前と比べてそれほど熱心には日記を書いてはいないんだよ。いろんな人と付き合えるようになって、今度は逆に現実的に人と付き合うことが楽しくなってきたからなのかもしれない。それと書き始めた頃に心に抱えていたルサンチマンじみたものが雲散霧消してしまったのが大きいと思う。悪態をつき哄笑し言いたいことを言っていたけれど、そんな恥晒しをしてさえオレという人間はある程度の人には受け入れてもらえた。だからね。だから、もう、いいんだと思う。なんだか腹に溜めている一物のようなものが無くなってしまったのだ。オレは昔ほど怒らなくなったし、昔みたいに気の滅入る事がなくなったよ。物事というのはこのように変わってゆき移ってゆくものなのだろう。ALL THINGS MUST PASS。


今まで読んでくれてありがとう。これからどういう風になるか判らないけれど、でも今はありがとう。正月あたりにも言っていたけれど、これからはどんどん適当に書きます。でもそんな日記でも良かったら、また読んでください。…ってか、なんだか知ったようなことを書いたが、明日からはまた下らないエントリばかりだからな!覚悟しておけ!

*1:実は3年目突入だという事が垂れ込みによって発覚

FuetaroFuetaro 2006/02/22 12:29 2周年おめでとうございます。という事は3年目突入なのでは…ぶ、無粋なツッコミしてゴメン!!>脱兎

globalheadglobalhead 2006/02/22 14:17 おお!しくじった!でも突っ込まれ記念ということでそのままにしておこう…。サンクスフエタロさん。

umiumi 2006/02/22 14:26 私もそんな変わり方をしてみたい。と ステキなお話を聞いて思います。ありがとう(´・ω・`)

globalheadglobalhead 2006/02/22 19:29 ステキなどと言われると恐縮しちゃいます…。でも嬉しいです。誰かの心に何か残るのなら日記を書いていて本望だったな、と思えます。こちらこそ、ありがとう。

washburn1975washburn1975 2006/02/22 19:58 東北より、2周年おめでとうございます。

「変わっていく自分」というものを受け容れられる心を、自分も持っていたいです。

aorenjaraorenjar 2006/02/22 20:13 東北からおめでとうパート2! フモ☆りんの文章、いつも大好きですよ! マイペースなフモ☆ダイアリーが好きです、これからも見てますよーん!

azecchiazecchi 2006/02/22 21:09 「いや〜ん!何これぇ〜!すんごぉお〜〜いっ!」は、大袈裟でなくホントにそういう心境なのでしょうね。これからも楽しく読ませていただきます。

itopitop 2006/02/22 21:32 二周年!!わっしょーい!from九州(?)
やっぱり大先輩だわ…その内「長老」と呼ばせてもらうやもしれません。
おめでとうございます☆そしてこれからもよろしくお願いします。

rinjirinji 2006/02/22 22:04 そろそろそんな時期だと思っていましたが、昨日でしたか…。2周年おめでとうございまーす。これからも新潟から楽しんで読ませていただきます。

globalheadglobalhead 2006/02/22 22:36 あうう、皆さんありがとうございます。これからは”出涸らしの茶”みたいな日記しか書けないと思いますが(…ネタも体力もないんだよっ!)、呆けの進行してゆく老人を見守る気持ちで優しく接してあげてください…。
>ワッシュさん
変わってる人間が変わって行っても決して普通に戻ることがないところが悩みです…。
>レンヂャさん
おう!ありがとな!キャラミルの結果が同じもん同士元気にやっていこう!
>あぜちさん
一時はネットの付き合いがリアルよりリアルに感じていたことがありましたよ。
>イトちゃん
長老です。そのうち尊師と呼ばれるようになりたいです(おい)。これからもヨロシク☆
>厘時さん
あー、気にしてもらっておりましたか。ありがとうございます。お互い体に気ィ付けて頑張っていきましょう。

hisamura75hisamura75 2006/02/22 23:05 遅ればせながら、おめでとうございまっす♪(ぱんっぱんっ!) 最初期からのファンと思うと鼻が高いです(びよーん) 意外に会社の人のネタが好きなんです。これからもステキエントリーをよろしくー♪

globalheadglobalhead 2006/02/22 23:12 >奈々ちゃん
イヤだなあ、こっちがファンだったんだから!オレははてなで日記を書いてゆくノウハウを奈々ちゃんから勉強したんですよ。奈々ちゃんに読んでもらえるのが嬉しいと思って書いていたんだから。これからもよろしくです♪

は 2006/02/23 00:12 おめれと、アニキ。これからも健康いちばん、日記はにばんで書き続けてください。ちゃんと寝ルノヨ!

globalheadglobalhead 2006/02/23 00:24 ありまと、姐さん。ピザは3番目ぐらいにします。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2006/02/25 18:02 げええっ!乗り遅れた。
お、おくればせながら、さ、三周年記念おめでとうなんだな。
適当に書くとかいいつつも、内容の濃さは健在なところが
すきっす。この22日の画像はなんすか?
妙にツボです。

globalheadglobalhead 2006/02/25 20:32 バナナさんアリガト。よそのブログの人はバナナさんだけなので貴重な読者なんよ。
バナナさんのほうの日記も楽しく読んでます。今後ともヨロシク。
画像はNYだかのアーチストでLisa Bloomfieldという人。たまに日記に(こっそり)使わせてもらってます。ここでこの人の作品が見られます。
http://www.podgallery.com/index.cfm/hurl/msgId=813/action=artwork

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20060221(Tue)

globalhead2006-02-21

[]クッチャネクッチャネ! クッチャネクッチャネ!を含むブックマーク クッチャネクッチャネ!のブックマークコメント

先日髪を切りに美容院なんぞに行った時のこと。

鏡の前に座ったオレの顔を見て美容院のオヤジが「フモ君太ったねぇ〜、食っちゃ寝食っちゃ寝してるんじゃないの」とのたまわれるんである。

言われてみると確かに鏡の向こうには風船状に膨らんだオレの顔が鎮座ましましていた。

髪を切りに行ったのは2ヶ月ぶり、正月太りが未だ抜けない、というか正月太りが未だ加速中であるので、美容院のオヤジもオレの変容ぶりに驚いたのだろう。

だいたいピザLサイズなんて平気で食ってるからこんな事になるのである。

しかし自業自得とはいえ、言われた本人としてはあまり面白くない。

それだからオレは「フガッ」と鼻息だけで返事して、あとは聞いてない振りをするという大人気ない態度でやり過ごしたのだ。

百歩譲って食ってばかりいたのは認めよう。

しかしだ。

少なくとも寝てないからな、オレは。

睡眠時間少ないんだからな。

そして睡眠時間少なくしてこんなアホアホ日記をせっせと書いているという訳だな…(号泣)。

だから「食っちゃ寝食っちゃ寝」と言われるのは心外なのである。

言ってみれば「食って食って食って」…。

…こっちのほうがひどいぞオイ…。

ちなみに「クッチャネクッチャネ」ってなんだか「イッチョメイッチョメ」にも聞こえますね。

ひがしむぅらやぁ〜まぁ〜〜〜。

[]トミー トミーを含むブックマーク トミーのブックマークコメント

トミー [DVD]

トミー [DVD]

ザ・フーのロック・オペラをケン・ラッセルが映画化した『トミー』のDVDが廉価版で発売されました。


実は『トミー』のサントラって、オレが中学生の頃発売されたんだけれど、これがオレのロック初体験だったんですね。映画好きだったのでよく映画のサントラは買っていたんですが、映画雑誌でお薦めしているサントラは映画を観てなくても買ってしまうほうで、この『トミー』にしてもただ単に評価が高いサントラだから買ってみただけだったんです。正確には、このサントラに収められているエルトン・ジョンの『ピンボールの魔術師』、このシングルを買ったら見事にヤラレタ、という訳でした。なにしろ打楽器でも叩くように打ち鳴らされるピアノの音が凄かった。ロックを初めて聴いたときの背中がゾクゾクする感じ、まさにあの感じでした。オレにとってロック・ミュージックとは、最初ギターではなくピアノの音だったんです。もうヘッドホンを付けてボリューム最大にして何度も何度も聴いていました。


映画のほうはというとザ・フーエルトン・ジョンエリック・クラプトン、ティナ・ターナーらミュージシャンが出演、俳優ではオリバー・リード、ジャック・ニコルソンアン・マーグレット…とかなり豪華な配役されています。特にアン・マーグレットが今のN・キッドマンを思わせるルックスで、今観ると改めて綺麗な女優だなあ、と思ってみたり。


お話は母親と継父が実の父を殺してしまうところを見てしまった少年トミーが、そのトラウマから目も耳も口も閉ざし、世界と自分とを遮絶するところから始まります。様々な怪しげな治療も効果ないまま青年した彼はしかし、聾唖にも係らずピンボールの世界チャンピオンになって行き…というもの。世界と自分との断絶を抱えた青年が”ピンボール”を通じて自己実現していくというストーリーは、ロックミュージックを通して世界を再発見してゆくということ、青年期の葛藤やコンプレックスがロック・ミュージシャンになることで昇華してゆくということの暗喩なのでしょう。


映画は台詞無し、全て音楽と歌のみで構成されていますが、ブリティッシュ・ロック&イギリスの映画監督、ということで多少捻くれたお話になっています。なんだか変な&危ないキャラがいっぱい出ます。ホンット、イギリス人ってこういうの好きだなあ。美術はケン・ラッセルらしいエキセントリックでビビッドな映像で、今観ても色褪せていないのではないかと思います。ただ主人公が救世主になってからの物語がかなりショボショボなので(というか映画的にこういう風にしか映像解釈できなかったんだろうなあ)観るときは覚悟が必要かも。テーマ曲の『See me,feel me,touch me』というリフレインはさすがに感動的です。

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20060220(Mon)

globalhead2006-02-20

[]渋いオヤヂさまたちの群れ 渋いオヤヂさまたちの群れを含むブックマーク 渋いオヤヂさまたちの群れのブックマークコメント

この間ちょっと出掛けて、茶なんぞ飲もうと思って喫茶店に入っていたのであった。

土曜日の朝8時過ぎではあったが、出勤らしいサラリーマンの方も見受けられる。

皆さんスーツにトレンチコート姿のオヤジさまばかりであったが、新聞の広げ方も煙草を燻らすポーズもどうにもキマっていて渋いのである。

特別カッコイイとかオシャレとかではなく、何か長い歳月を経て形を成していった盆栽のごとき渋さ。

なんだか苔まで生していそうなその面持ち。

いいっすねえ。

渋いっすねえ。

皆さん文芸映画の何気ない一シーンのエキストラに出してもいいぐらい、自然で嫌味のない雰囲気を醸し出していたのであった。

いやあ、サラリーマンたるものこのぐらい極めたいものデス。

翻って我が会社の偉い方々などを頭に思い浮かべてみると…。

うーん…文芸映画というよりは東映ヤクザ映画…。

または火曜サスペンスの一番最初に殺られる被害者役…。

そしてあの方はその真犯人…。

ホビット庄の住人みたいな方もいるし…。

妖怪大戦争』に出ていたとしか思えない方もいるし…。

あの方にいたっては『エルム街の悪夢』のフレディそっくりだし…。

しかも皆さんノーメークでOK…。

あ、いや、バラエティ豊か、って事ですよ、皆さん良い方達ですよ、ええ、ええ、ホント、素敵な方たちですともハイ(唐突なフォロー)。

[]ステルス (ロブ・コーエン監督 2005年 アメリカ) ステルス (ロブ・コーエン監督 2005年 アメリカ)を含むブックマーク ステルス (ロブ・コーエン監督 2005年 アメリカ)のブックマークコメント

最新鋭の無人ハイテク戦闘機のコンピュータが叛乱を起こして…というお話なのだが「またぞろ”自意識を持ったコンピューター”かい!」などと多少鼻白みながら見始めたのであった。このテの物語では『ウォーゲーム』という佳作があり、他にも水被った位でパソコンが意識を持っちゃう『エレクトリック・ドリーム』とかコンピューターが女子に子供を孕ませようとするトンデモ話『デモンシ−ド』とか、枚挙にいとまないですが、やっぱり”自意識を持つコンピューター”って一つのファンタジーなんだろうな。これって人間の神様願望なんだろうか。


えー、映画のほうは最初ユルいです。”世界の警察”アメリカが戦闘機を飛ばしては世界平和の為に世界各地のテロリストの本拠を爆撃して回り、殆ど無敵状態で悪玉(?)を蹂躙してゆきます。強いぜアメリカ!アメリカの敵は世界の敵だ!わるものを蹴散らせたあとはパイロット達の愉快なバカンスの様子が描かれます。ここもユルいです。なにしろ俳優に魅力がなくって、恋の駆け引きとか見せられても勝手にしてね、と言いたくなります。


で、まあ、お待ちかねのハイテク戦闘機の謀反が始まりますが、ここから俄然物語りは緊張感を孕んできます。多分画面は全てCGで埋め尽くされているんでしょうが、にやけた顔のアメリカ兵の顔を見ているよりはましです。CG偉い!なにしろドッグファイトが始まってからというもの、今まで見たこともないような空中戦の有様が描かれ、もうここだけ見せて貰ったら映画は大傑作なのではないかとさえ思わせます。他にも空中給油機の大爆破、爆発した戦闘機の火と燃える残骸の雨の中のパラシュート降下、など見所満載。他はユルかったけれどまあ許してやろうか、という気になります。しかし、前半ユルユルベチャベチャの人間ドラマ、後半CG大活躍の大戦闘シーンのギャップって、『パールハーバー』を思い出させますね…。戦闘はないですが『タイタニック』も前半ユルユル、後半VFXてんこもりといった意味では似た範疇の映画なのではないかと思われます。


そして最後の戦闘は北朝鮮!『007/ダイ・アナザー・デイ』『チームアメリカ』あたりで世界で最も悪い奴は北朝鮮ということになってしまいました。『スポーン』でも北朝鮮の秘密基地爆破のミッションが描かれていましたね。これまでアラブのテロリストもなかなかいい活躍をしましたが、やはりアラブ人を叩き過ぎるとなにかと不都合があるのでしょう。この映画でも猟犬のように執拗な北朝鮮兵が描かれますが、あいつら現実ではそれほど強くないんじゃないかと思ってるオレは少しナメてるでしょうか。


ラスト、北朝鮮の軍事基地を阿鼻叫喚の火の海にして、それで最後はよかったよかったとハッピーエンドになるのですが、普通だったらこっから開戦になってしまってるんじゃないでしょうか。まあ、北朝鮮の一つや二つ、いや、十個ぐらいあろうとも、アメリカは屁とも思ってないと思いますが。なにしろその前に原爆一個爆発させてけど、いつの間にか無かった事になっちゃってるしなあ。

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20060219(Sun)

globalhead2006-02-19

[]ミュンヘン (スティーブン・スピルバーグ監督 2005年アメリカ映画) ミュンヘン (スティーブン・スピルバーグ監督 2005年アメリカ映画)を含むブックマーク ミュンヘン (スティーブン・スピルバーグ監督 2005年アメリカ映画)のブックマークコメント

1972年ミュンヘンオリンピックにおけるパレスチナゲリラテロ事件へのイスラエルの報復は、テロ首謀者たちの暗殺という形で実行された。その作戦のために集められ暗殺を遂行してゆく工作員たちの葛藤と苦悩を描く。今回も長いからね。我慢して読んでね。


ミュンヘンオリンピック事件は遠い記憶ながら覚えている。それはリアルタイムでニュースで見た映像なのか、記録映画で見た映像なのかは定かではないが。実は誰も言及しないのだが、このミュンヘンオリンピックには記録映画が存在し、オレは子供の頃に劇場で見ているのだ。この映画は『時よとまれ君は美しい ミュンヘンの17日』*1と名付けられ、アーサー・ペン、ミロシュ・フォアマン、クロード・ルルーシュら、そして日本からは市川崑が監督として参加しており、音楽はヘンリー・マンシーニ 、また、脚本には谷川俊太郎の名も挙げられている。記録映画というのは概して退屈なものだが、テロのパートだけはそこだけ禍々しく血腥い異様な雰囲気に彩られており、当時日本でも連合赤軍事件が起こっていた事もあって、子供ながら世界の暗澹たる一面を垣間見せられて恐怖していたことを覚えている。


さてこの映画は様々な意味で映画監督S・スピルバーグの現在の内実を写し取ったもののような気がする。『ミュンヘン』は彼の撮った『シンドラーのリスト』『宇宙戦争』などの映画とどこか地続きのように感じられてならない。そしてこの映画はこの間観た『ホテル・ルワンダ』が”殺される側の論理”について描いた映画であったのに対し、”殺す側の論理”を描いたものとして対比して観たことが個人的に面白かった。


暗殺もそれ自体は任務であり”仕事”である。暗殺者たちは気の狂った殺人鬼でもなんでもない。むしろ透徹した理性と研ぎ澄まされた知性を持った者たちであったろう。彼等はシオニズム社会の社会的精神的暗部をどぶさらいし”し尿”処理するべく編成された工作員であると言うだけのことだ。そして問題はそういう形でしか処理されえない彼らの背負う社会の圧倒的な暗さとややこしさであり、終わりの見えないトンネルを潜っているかのような絶望感である。殺すだけでは何も解決しないにも関わらず殺し続けなければならないという矛盾。そして冷徹な殺人機械として自らを律するはずの彼らの”理性”を狂わせたのは、”人間的要素”という計測不能な不確定因子だった。哀れむこと、慈悲を覚える事、これは計算でも数字でもない。彼等はまさに機械ではなく人間であるからこそ苦悩し葛藤する。


国家と個人、大義と私情。暗殺の成功を祝うと同時に自らの子供の誕生も祝うというアンビバレンツ。しかしこの二重思考の有り様は映画の諜報部員たちだけのものではない。この日本という国で現実に暮らす我々の置かれた社会や企業といった”巨大な機構”と個人との関係にも容易に結びつく。人は社会の中でこの二つの要素を両立しようとしてしかし引き裂かれてゆく。オレはG・グリーンの『ヒューマン・ファクター』というエスピオナージュ小説のタイトルがとても好きだ。人間的要素。”巨大な機構”と個人とが拮抗するのは人が歯車ではなく”人間的要素”を兼ね備えた存在だからである。そして、引き裂かれた個人は、どのように自分を取り戻せばいいのだろうか?


物語はしかしクライマックスにおいて強烈なカタルシスも結論を与えることも無く終わる。この暗殺作戦自体が11人全員を殺害させて終わった訳ではない以上、なにかもさもさとした虚脱と疲労感だけを残して終わらざるを得ないのだ。未だ出口の見えないまま報復合戦が続けられている現在へと地続きになっているからこそ、収まりのいい結末を迎えられないまま終わってしまうのである。映画としてしては終焉するのだけれど、現実における苦渋と悲惨は終わってはいないと言う意味で。だからこそ映画『ミュンヘン』は砂を噛む様な苦くもどかしい幕切れを迎えるのだ。


そしてラスト、登場人物たちが画面の外に消え去りスタッフロールが流される寸前のマンハッタン川の映像では、対岸に今は存在しないWTCをVFXで再現しその中心に据えて映し出していたことを決して見逃してはならない。1973年に施工完了したWTCはこの時まさに産声を上げたばかりだったはずだ。『宇宙戦争』で911テロルをSFの形で映像化したスピルバーグは、この『ミュンヘン』でテロ報復に血道をあげるアメリカの”今”をどこかに重ね合わせているのだと思えてならない。


シンドラーのリスト』で箱舟に乗ったユダヤ人たちが辿り着いたイスラエルが、その後どのような苦難を再び歩むのか。この映画はユダヤ人の血が流れるスピルバーグのルーツ遍歴の旅(=映画)の第二章でもある。しかしこうなったらスピルバーグは”私の中のユダヤ”映画として、イスラエル建国の瞬間を描いた映画『栄光への脱出』*2スピルバーグ・バージョンとしてリメイク/リモデルするしかないのではないか。またSFの形へと仮託するのでも構わないけれど。今のスピルバーグは確実にそっちのほうを向いているような気がする。


また、映像の独特の感触は撮影監督であるヤヌス・カミンスキーの手腕に負うものが大きい。彩度を落とした寒色系の色彩、ざらついた粒子の映像でもって映し出されるそれは「銀飛ばし」と呼ばれる技法らしいのだが、映画の性格自体も決定付けてしまうような画面処理である。『プライベートライアン』あたりからから顕著になった手法のように思うが、『マイノリティ・リポート』『宇宙戦争』でもその表現方法は生かされていた。粗い粒子の画像からは情緒性を廃した非情でドキュメンタリータッチの物語が立ち上がってくるのだ。


それにしても映画の中で一番気になったのは”情報屋”ルイと彼のパリ地下組織”ル・グループ”、そして”パパ”と呼ばれるその首領の存在だ。「国家など信じない」と言い放ち、奇妙に美しいコミュニティに住む彼等は本当に存在したのだろうか?彼等の目的は何だったのだろうか?ここにも得体の知れないヨーロッパの暗部が確実に存在する。リアルな面持ちの俳優を集めたこの映画の中でルイを演じたマチュー・アマルリックだけが妙に非現実的で、逆説的に彼が最もリアルさを漂わせた存在だった。

*1:MovieWalker『時よとまれ君は美しい ミュンヘンの17日』http://www.walkerplus.jp/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=6337

*2:MovieWalker『栄光への脱出』http://www.walkerplus.jp/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=1104

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20060218(Sat)

globalhead2006-02-18

[]momoko CCS05AW Victorian Nature/カーキ momoko CCS05AW Victorian Nature/カーキを含むブックマーク momoko CCS05AW Victorian Nature/カーキのブックマークコメント

*2005年秋冬のテーマ「Victorian Nature」をシンプルなスタイルで表現したmomokoです。好評につき追加生産が決定致しました!プリントキャミを着たウェーブ・ロングのブロンドヘアーのmomoko dollです。

ROBO ★ CHRIS : http://www.robochris.com/detail.asp?select=106226

現在セキグチから発売されているmomoko DOLL(http://www.momokodoll.com/)はインディペンドドールを製作しているPetWORKs(http://www.petworks.co.jp/)の企画監修ですが、それ以前にはペットワークス・ドール事業部自身が製造販売していたのです。(ちなみにPetWORKsはあの「PostPet」の開発スタッフにより作られた会社です。)この頃のmomoko DOLLはこちら(http://www.petworks.co.jp/doll/2001-link.html)あたりで見られると思いますが、やはり鮮烈さではペットワークス・ドール事業部で製作していた頃のほうが上のように思われます。プロポーションなども微妙に違うようですし、顔の表情も「これもmomokoなの?」という感じのものまで見られます。


今回の『C-C Sheepのコレクションモデル』とはペットワークスのドール衣装のブランド「Close-Clipped Sheep」からのmomokoで、CCS-momokoと呼ばれます。


C-C Sheepのコレクションモデルを務めるmomokoのうちコレクション用に作ったものをCCS-momokoと呼びます。CCS-momokoは主に展示用サンプルですが、そのシーズンのコレクションを体現したイメージモデルとしてペットワークスより少数販売される場合があります。

http://www.petworks.co.jp/doll/ccs/

これ、生産ラインの違いでしょうか、価格がセキグチ製のものと段違いに違うんです。セキグチ製が¥8000前後の価格なのに対し、このCCS-momoko、¥19000いたしました…倍以上ですね…でも…買っちゃいました…。だって…キャワイイんだもの…。(念の為書いておくとAmazonには置いてないよ。)


このmomoko CCS05AW Victorian Natureには今回の”カーキ”以外に全く同じデザインで髪の色や服の色の違う”レッド”も存在しどちらも甲乙付け難い可愛らしさです。デザインはスポーティーでシンプル、しかし長い髪がロマンチックな雰囲気を醸し出していて、セキグチ製のものにはないストレートな魅力を感じます。また、このシンプルさは着せ替え用の衣装に移行しやすい要素があり、C-C Sheepのドール衣装をついつい買ってしまいたくなっているオレがいます…。フモ、遂に本格的に着せ替えを始めるのか!?帰ってはこられない冥府魔道の道へと堕ちてゆくか!?オレの明日はどっちだ!?


momokomonohttp://store.yahoo.co.jp/robochris/momoko-momokomono.html

コーディネートレシピhttp://www.robochris.com/momoko/01.html


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20060217(Fri)

globalhead2006-02-17

[]貯める男 貯める男を含むブックマーク 貯める男のブックマークコメント

前回『悶絶くん』『リス男』として勇名を馳せた会社のA君。

先日そのA君が自分の机の引き出しを開けている所を何の気なしに見ていたのだ。

するとA君の引き出しの中にはおびただしい量の黒いものが。

「な、なんだそれはA君。」

問いかけるオレ。

「…海苔ですがなにか。」

とA君。

そう、引き出しの中を埋め尽くす黒いものとは海苔のパックだったのである。


訊くところによるとA君、昼食はいつも母親手作りのおにぎり(2個)を持参してくるのであるが、自分で手巻きできるようにパックの海苔も持たせられるらしい。

この海苔が殆ど使われることなくA君の机の中に残されているのだ。

「…A君、君のお母さんに…”海苔こんなにいらない”と言えないのか…?」

問いかけるオレに蒼ざめた顔でうつむき下唇を噛むA君。

そんな彼をオレはこれ以上追及することが出来なかった。

必要以上の海苔を息子に持たせる母。

そしてそれを持て余しながら何も言えない息子。

これはなにかの試練、或いは折檻、或いは何かの戒めなのであろうか。

はたまた連綿と続くA家の家訓、伝承、教えなのであろうか。


遠い昔、A家家長が謎の病に倒れ瀕死の床に就いていたときに、彼の命を救ったのが一枚の海苔で、それ以来海苔への絶対の忠誠を誓い、海苔を食べ続けることが海苔への感謝と無病息災の願いとして代々A家に伝えられた家訓なのであろうか。

しかしそんな古臭い言い伝えに反抗して食べることを拒むA君。

家族との確執、相克、造反、別離。

これからのA君には疾風怒涛の試練が待っているとでもいうのであろうか。


と、オレの頭の中ではこのようなシナリオが作られたのであるが、…んなわきゃねーよな。

という訳で、余った海苔をA君から戴き、昼食時にはちょっとヘルシーな気分な毎日を送っているオレであった。A君ありがとう。

[]最近買ったCDなどなど 最近買ったCDなどなどを含むブックマーク 最近買ったCDなどなどのブックマークコメント

■Party Time / The Heptones

f:id:globalhead:20060217122644j:imageasin:B00009ATJK

リー・ペリーがブラック・アークに残した名仕事の内のひとつ。歌うはリロイ・シブルス率いるザ・ヘプトーンズ。アーリー・レゲエ期にルード・ボーイ達を狂わせていたバレット兄弟率いる元ヒッピー・ボーイズの面々からブラック・アークの黄金期を支えたマイキー・ブー&ボリス・ガーディナーのリズム隊を擁する新生アップセッターズに生まれ変わった頃の録音でこの時期のペリーの作品に間違いはございません。ブラック・アーク産とはいってもそこはロック・ステディ期の代表アーティストたる彼等。甘さと力強さを兼ね備えたシブルスの歌声、それを引き立たせるコーラスはもはや国宝級。いきなりそのコーラスワークを存分に堪能できる表題曲‘Party Time’に始まり、‘Mr.President’の荒ぶる

ヴォーカルに鳥肌。さらにボブ・ディランの名曲のグッドカバー‘I Shall Be Released’にうっとりして、ラストの‘Suffers Time’でホロリと締めてくれます。名盤。

http://diskunion.net/detail.php?goods_id=REGGAE-272&genre_id=13

レゲエコーラスグループのベテラン、ヘプトーンズ。どこか男臭くて暖かいハーモニーを聞かせます。へんな言い方だが、強くて優しいお父さんたちの歌うレゲエ・ミュージックって感じ。包容力レゲエ。ファザコンの人はこのハーモニーに包まれてうっとりするがいいさ!バックの音はダブの鬼才・リー・ペリーのものらしい。よく聴くとドンシャリ感が微妙に捻れていて、この人らしい面白い音が楽しめます。これもいいアルバムだなあ。


■Look How Me Sexy: Reggae Anthology / Yellowman

Reggae Anthology: Look How Me Sexy

Reggae Anthology: Look How Me Sexy

曲目もライムも凄いよなあ。曲名『ZUNGUZUNG』で歌詞は『ずんぐ ずんぐぐ ずんぐぜん』だもんなあ。 『ぴきぴきぱいぱい ぴきぱいぱい ぴきぴきぱいぱいぽー』とか歌ってる曲もあるもんなあ。そういえば大昔”おはよう子供ショー”と言う朝番組で『むっくりむっくりずんずんずん』とかいう歌詞の歌があったが、これを読んでいる人は誰も知らないだろうな。このYellowmanはレゲエDJスタイル古参の人。アルピノで生まれたせいで”Yellowman”なのらしい。レゲエDJはラップの原型になったものだとも言われている。

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20060216(Thu)

globalhead2006-02-16

[]優しく雨ぞ降りしきる 優しく雨ぞ降りしきるを含むブックマーク 優しく雨ぞ降りしきるのブックマークコメント

東京は今日は小雨。

しかし雨とはいえ身を刺す様な寒さ冷たさは感じない。

湿気を含んだ空気もどこか温んできている様です。

重たいコートとかダウンとかそろそろ用済みになってくれるといいな。

今日は狐襟の上着を着て出たが、そういえばこの間これを着て映画観に行ったら、弱った子狐を助けて…とかいう映画の予告編をやっていて、何故かスクリーンに「許せ許せ。でも暖かいし。」とか懺悔していたオレであった。

エントリのタイトルはブラッドベリの『火星年代記』からだけど、でもこれちゃんと読んでない…。

あーなんかブラッドベリ読みたくなってきたな。

オレ的にはブラッドベリって秋、って感じなんだけど。

10月はたそがれの国。

[]世界で最も翻訳が難しい単語 世界で最も翻訳が難しい単語を含むブックマーク 世界で最も翻訳が難しい単語のブックマークコメント

また第三位は日本の関西弁における「Naa」で、これは、誰かに同調するか、あるいは発言を強調する際に用いられる言葉である(としている)。

http://x51.org/x/04/06/2611.php

最も翻訳が難しい言葉はコンゴ南東部で用いられるチルーバ語の「ilunga」、第二位の言葉はイディッシュにおける「shlimazi」、…それに続くのが関西弁だったとは…。関西おそるべし。

[]カメオ:エレメンツ オブ パワー(XBOX360カメオ:エレメンツ オブ パワー(XBOX360)を含むブックマーク カメオ:エレメンツ オブ パワー(XBOX360)のブックマークコメント

f:id:globalhead:20060216123116j:image asin:B000CR0CKO

このゲーム『カメオ』は『パーフェクトダーク ゼロ』に続くレア社製作のファンタジー・アクション・ゲーム。変身能力を持つエルフの少女カメオは、”エレメント”と呼ばれる様々なモンスターに変身し、それぞれの特殊能力を生かしてトロール軍団の魔の手からエルフ世界の危機を救う、という物語。レア社いい仕事しまくってます。もとはイギリスで『ドンキー・コング64』などを製作していた任天堂のサード・パーティーだったのですが、高い技術を買われマイクロソフトに買収され、現在に至ります。

主人公は最終的に10体のエレメントに変身することができますが、一つのトラップを乗り越えたりボスキャラを倒したりするにしても、複数のエレメントを駆使し特殊能力を連携して使用することにより攻略が可能になるようなパズル的な要素もあります。またその特殊能力もレベルアップ可能で、それによりより強い攻撃方法を得ることが出来ます。時々どこに行けばいいのか判らなくなりますが、ヒントを教える機能もあり、今のところシビアな局面には至っておりません。

ただ山ほど出てくるザコキャラのトロールとの戦いが単調になりがちで、これはゲームが進むにつれて別のザコキャラと変わったりするのかな。セーブはオートセーブ、マップのポイントを超えるとセーブされるようです。

それにしてもなにしろ画像が綺麗で綺麗で堪りません。洋ゲーらしい奇妙で濃い目のデザインのキャラが、コミカルな技や能力を発揮しながら極彩色の世界を動き回ります。時々その世界の美しさに見惚れそうになり、動きの面白さに感心したりするほどです。ピクサー製作のCGアニメーション映画あたりを見ているような気分、と書いたら褒め過ぎでしょうが、レンダリングとアクションのCGクオリティの高さ、そしてエフェクトや光源処理の美しさを見てもXBOX360のゲーム機としてのポテンシャルの高さを見せ付けられるような完成度です。最新ビデオカードを積んだPCでのゲーム画像に決して見劣りしません。ヤヴァイなあ、PCゲームいらなくなっちゃうなあ…。


公式サイト:http://kameo.com/kameocom/microsite/ja-jp/main.html

[]パロパロ社長のフィリピンパブ パロパロ社長のフィリピンパブを含むブックマーク パロパロ社長のフィリピンパブのブックマークコメント

昨日怪我のことを書いたパロパロ社長(Copyright:id:shidehiraさん)であるが、足指の骨折だったのにも拘らず無理やり退院してきたらしい。大丈夫かよ…。

ところでこの社長が根城にしているフィリピンパブがあり、自分のところのフィリピン人従業員を引き連れてはよく飲みに行っているらしい。

以前その店に二人のフィリピン人の女の子(”タレント”と呼ぶ)が勤めていて、オレの後輩の『リス男』A君もお世話になっていた。

ところがある日のこと、社長が「いやー、あの女の子たち、二人ともいなくなっちゃったよー。」とか言っている。

話を訊くと、他店から勝手に足抜けしてきた”タレント”さんだったらしく、その二人を日本に連れてきた暴力団の方に居場所を見つけられて連れ戻されたのだとか…。

A君お気に入りだったのになあ。

しかしそのA君、社長のせいですっかりフィリピンパブにはまってしまい、「今度イツ来ルノ?」などと新しく入った女の子からメールまで貰っている始末。

一緒に行っていたフィリピン若人達には「ボーナス貰ったら絶対行きます!」とか吼えているらしい。しかし、A君、ボーナスって、いったい何ヵ月後だと思ってるんだ?

20060215(Wed)

globalhead2006-02-15

[]歩き始めたミイちゃんが 歩き始めたミイちゃんがを含むブックマーク 歩き始めたミイちゃんがのブックマークコメント

ここんところ暖かくなってきたな。

今日なんざ東京では最高気温19度とか言ってるぞ。

またぞろ寒い日も来るんだろうが、なんとなく春が近いような気分だな。

♪紅い鼻緒のじょじょ履いておんもへ出たいと待っているぅ、というヤツだな。

オレの場合は♪赤い上下のジャージ着て飲み屋へ出たいと待っているぅ、といった感じだがな。

ってかじょじょってなんだよミイちゃん。

奇妙な冒険かよ…。

(草履の事だそうです。)

[]気持ちいい薬 気持ちいい薬を含むブックマーク 気持ちいい薬のブックマークコメント

書類配達の為に日中車で飛び回っている会社のS本さんが事務所にやってきて救急箱をごそごそやっている。

どこか怪我でもしているのかな、と思い、「何探してるの?」と訊いてみる。

するとS本さん、「あのぉ〜、キモチいい薬なかったですかねぇ〜。」などと言っている。

S本さんは体に障害のある人で呂律の回ってないような喋り方をするのだが、その喋り方で「キモチいいくすりぃ〜〜キモチいいくすりぃ〜〜」と連呼しながら救急箱を探しているもんだから危なくてしょうがない。

何かイリーガルな薬物の禁断症状で血眼になってそれを探しているようなただならぬ雰囲気を醸し出しちゃっているんである。

「いったい何の薬探してるんだよS本さん!」と訊いてみると、「塗るヤツゥ〜〜塗るヤツゥ〜〜」と言うではないか。

…なんだ、筋肉痛の塗り薬のことかよS本さん…。

まあ、確かに塗ると気持ちいいだろうがな…しかし「キモチいいくすりぃ〜〜」はちょっとヤバイと思うぞS本さん…。

[]”手配師”O社長 ”手配師”O社長を含むブックマーク ”手配師”O社長のブックマークコメント

オレの会社の現場に出入りしている外国人労働者斡旋業、過去にはソープランド店長を務めてウハウハな日々を過ごしていたという通称”手配師”のO社長が現場作業中足に怪我をして入院したのである。


しかし怪我だというのに周りの反応はどちらかというとヌルい。というか「しょうがねえなあ」とか言って笑っちゃってるぐらいだ。というのはO社長、別に意識ははっきりしているから、「煙草吸えねえ」だの「ケータイできねえ」だの「もう退院させろ」だのブーブー言って彼の元で働いているフィリピン人労働者諸君を大いに困らせているそうなんである。五月蝿くて堪んないらしいんである。グチグチ言わなくていいから大人しく寝ていてほしいといった感じらしい。かく言うオレも気の毒に思いつつ話を聞いて笑っちゃったクチである。不謹慎である。しかしこういう時ってキャラがキャラだと損だよなあ。誰も心配してねーでやんの…。


ところで”手配師”とは言っているがオレの会社で働いているフィリピン人労働者諸君はきちんと労働ビザを取得して合法的に労働に勤しんでおられる方達である。仕事は真面目でいつでも陽気な南国生まれである。念のため。O社長は現在最初の奥さんと離婚した後1ヶ月足らずで結婚した2番目の奥さんであるフィリピン女性との間に結婚3ヶ月で生まれた可愛いお子様がいて、現場に連れて来ては奥さんとあやしているのをよく見かける。そんな我が子の事を「オレのベイビイ!」とよく呼ばわれている優しく子煩悩なO社長なのであった。早く良くなってくれ。

shidehirashidehira 2006/02/16 00:51 O社長ってパロパロ

globalheadglobalhead 2006/02/16 02:43 やっぱり今日無理矢理退院してきたらしい…パロパロ社長…。

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20060214(Tue)

globalhead2006-02-14

[]西洋甘味菓子猪口令糖始末記 西洋甘味菓子猪口令糖始末記を含むブックマーク 西洋甘味菓子猪口令糖始末記のブックマークコメント

そうじゃ。

今日はヴァレンタウィーンではないか。

と言う訳で会社の別事務所にいるKちゃんに早速催促の電話をかける。

「あーあー。Kちゃんですか。」

「これはこれはフモさん。」

「今日は何の日なのかご存知でしょうか。」

「…うっ…。なんでしょう…確か”バ”の付く…。」

「…そうですそれです。」

「バ…。」

「バといえば…。」

「馬鈴薯!」

「バター!」

「じゃがバタ食べたい!」

「じゃがいもの煮ころがし!」

「ビタミンC豊富ですわよ!」

「今日の夕飯は決まりだね!」

「ヤタ!」

「じゃあまたね!」

「See You!」

…と楽しく愉快に電話を切ったオレだが、…何か違う、なにか誤魔化されている様な気がしてならないのは何故だ、何故なんだ…。


(さて上の記事は単なるネタでありブラフでありデコイでありダミーである。照れくさいからこっちに小さく書くんである。本当はさるお方からきちんと戴いたのであった。さるお方ありまとう。Happy Valentine!!二人で素敵なことを探しに行きましょう。)

[]くじ / シャーリイ・ジャクソン くじ / シャーリイ・ジャクソンを含むブックマーク くじ / シャーリイ・ジャクソンのブックマークコメント

くじ (異色作家短篇集)

くじ (異色作家短篇集)

早川異色作家短編集6巻目はシャーリイ・ジャクソン。(5巻目はまたあとで。)表題作「くじ」は有名な短編であるようだが未読であった。他にも長編では『山荘綺談』…すいません、読んだ事がありません…。翻訳は深町真理子さんであるが、深町さんの解説を読むとこの翻訳はこの方の処女翻訳だったらしく、大変思い出深い短編集であることが書かれていた。当時SFマガジンの編集長であった福島正実氏から推挙されたのだとか。オレは深町さんといえばなぜかS・キングの翻訳が真っ先に思い浮かぶなあ。今回の再版に関しては全面改訳されているらしい。


作品のほうは極短い短編が多い。そしてどれもが何かが始まるわけでも事件が起こるわけでもなく、殆どがありふれた日常の光景とありふれた人たちの短い会話のみで綴られ、そして特にドラマチックな結末を迎えるわけでもないまま物語は終わる。それを”物語”と言っていいのかどうか判らないぐらい、そこで起こる出来事は瑣末で微細である。しかし、短く切り取られたそのありふれているはずの日常の断片は、読み終わった後に妙な違和感や異物感を残すのだ。シャーリイ・ジャクソンの読み所はそこなのだろう。


その違和感、異物感とは登場する人物たち同士の行動、会話に存在する、気づくか気づかないかという程の小さな棘。しかしどれほど細く短い棘であろうと、その痛痒感は識閾下で登場人物と読むものをゆっくり苛んでゆく。怒りというほどの怒りも、暴力というほどの暴力も、ここでは描かれない。しかし荒廃や虚無の小さな小さな兆しが、はるか遠くで鳴る雷鳴のように、うっすらとした不安を心の隅に刻み付ける。


このゆっくりと息を失ってゆくような窒息感を生む筆致は、言葉の端端や何気ない行動に注目する、女性ならではの細やかさなのではないか、と思ったのですが、…あの、シャーリイ・ジャクソンって女性ですよね?


あまりに短い作品が多いので内容には触れられませんが、どの作品も甲乙付けがたい魅力に満ち、作者の一貫した手腕を感じます。『人形と腹話術師』のなんともいえないオチは心に残るし、『曖昧の七つの型』では本好きの方は「うううっ」っと暗く呻く事請け合いだと思うし、『アイルランドにきて踊れ』はなんとも嫌な気分になるラストだし、『塩の柱』の荒廃感覚は素晴らしいと思ったし、『歯』は歯痛と幻想譚が結びつくと言うウルトラCな作品だし、『くじ』はもう、なんといっていいか、「いやああああっ!!」と叫びたくなるような短編だし…ああ、傑作揃いって事じゃないか!!

[]格子縞の憎いヤツ 格子縞の憎いヤツを含むブックマーク 格子縞の憎いヤツのブックマークコメント

会社で。朝移動で車に乗っていたら何か妙に懐かしい歌謡曲が流されていた。ギザギザがハートでどうとかと歌っている。音楽を流しているのは車を運転している『リス男』ことA君らしい。

「なあA君。これは…”チエツカアズ”ぢゃないのか?」とA君に訊いてみる。

「あ、はいそうですが。」

「…何故にチエツカアズなんだね?」とオレ。

A君は二十代半ば、リアルタイムでチエツカアズを聴いていたかどうかは判らない。

「あ、いや、朝手に取ったテープがたまたまこれだったんス…。」

「君のテープなの?」

「そおっスね、中学校のときによく聴いていました…。」

「…ふうん…。」

手を伸ばしたところにいつもチエツカアズのテープがあるんだねA君…。

オレはどんな音楽だろうと人の聴くものにケチは付けない主義だが、二十代半ばのヤロウが流すチエツカアズを四十代のオレが車で聴かねばならないというシチュエーションがあるなどとは金輪際思ってもみなかった。

う〜ん、チエツカアズのヒゲとか河童頭とか顔も思い出せない地味なメンバーの連中は今頃何をやっているのだろう。ボーカルのアレは今アーチストとか自称してブイブイ言わせているようだが、あいつオレと同じ歳なんだよなあ…。ってかなんでオレがチエツカアズの連中のその後の身の振り方について朝から思いあぐねていなければならないんだっつーの。

それにしても、A君、キミ、チエツカアズに憧れてたんだあ。でもこの間はえつくすじやぱん流してたよなあ…。

hisamura75hisamura75 2006/02/14 15:56 「テープ」てとこにツッコミどころがあると思ったのはわたしだけでしょうか……

globalheadglobalhead 2006/02/14 16:13 一応新車なんですが今でもカセットテープの再生機って付いてるんですね、知らなかった…。カセットテープってもう10年ぐらい触ったこと無いかも知れんなあ。

20060213(Mon)

globalhead2006-02-13

[]フライトプラン (ロベルト・シュヴェンケ監督 2005年 アメリカ映画) フライトプラン (ロベルト・シュヴェンケ監督 2005年 アメリカ映画)を含むブックマーク フライトプラン (ロベルト・シュヴェンケ監督 2005年 アメリカ映画)のブックマークコメント

ネットのあちこちで評判の悪いこの映画、実際は結構ヒットしているようです。飛行機!密室!消えた子供!必死に探す母親!…と設定がシンプルで判り易いからなんだろうな。「何の映画?」と訊かれたらすぐ説明できるもんね。おまけにジョディー・フォスター主演!と言ったらなんだか面白そうじゃないですか。


確かに途中で「無茶苦茶だなあ」と苦笑してしまったシーンも多々ありますが、上映時間98分、ミステリーありサスペンスありドンパチあり、サクッと観てそのあと飯でも食いに行って、ついでにサクッと忘れる映画としては申し分ないかも。オレも面白く観ました。アラを言えばキリが無いところはありますが(貨物室って減圧してないから飛行中入れないし開けたら大事故になるんじゃなかったっけ?あの最新鋭旅客機は設計が違うのかな…。)いいんです!あえていいんですと言い切ってしまおう!旅客機のあんなところやこんなところがいっぱい見られたからよかったじゃないか!もったいぶった演出してますが、基本的にはお馬鹿アクション映画と見ました。


ってかね。実はオレ、ジョディー・フォスターのファンでありまして…。ええ、ジョディーが出てればそれでいいんですハイ…。今回も『パニックルーム』に続いて”母よあなたは強かった”という映画ですが、こうなったらもう一本『強母(つよはは)』映画を作り、『ジョディー・フォスター強母3部作・強母サーガ』ということに無理矢理してしまったらどうでしょうか。次回作は転覆した豪華客船が舞台…ってそれは『ポセイドン・アドベンチャー』か。じゃあSFってことにして、幼子を抱いたジョディー・フォスターがクイーンエイリアンと戦う…それじゃあ『エイリアン2』だよ…。ではいっそ悪玉となり、ロジャー・コーマン製作『ビッグ・バッド・ママ』のリメイクで、子供たちと一緒にマシンガンぶっ放す鬼母役とか、(つまらんから止めときます…)。


ジョディー・フォスターは『タクシードライバー』公開の頃からファンでしたね。映画雑誌切り抜いてスクラップブック作ってたよ…(涙)。子役時代の作品では『白い家の少女』とか『ダウンタウン物語』とか好きだったな。ジョディー出演のTVシリーズ『ペーパームーン』(映画はテイタム・オニール主演)も日本で放送されていたのでそれも見ていました。『羊たちの沈黙』や『告発の行方』あたりで女優として円熟を迎えたのでしょうが、『ホテル・ニューハンプシャー』があの頃では一番好きな主演作ですね。近作では『コンタクト』のジョディー・フォスターがお気に入りです。学者の役がはまっていたし似合っていたと思うんですが、どうでしょう。


演技派と呼ばれ、確かに演技は素晴らしいのでしょうが、オレはどうもJ・フォスターは主演作が全てJ・フォスターキャラになっているように思います。映画によって別人のように見える、なんてことがないもの。あと、皆さんも言ってますが、彼女も歳取ったなあ…。実はオレと同じ歳だったりします。

[]サイズLリベンジマッチ サイズLリベンジマッチを含むブックマーク サイズLリベンジマッチのブックマークコメント

以前オレの日記のここで書いたピザ屋が、またもやMサイズを切らしてLサイズを持って来たのである。こうも簡単にピザクラストを切らしてしまうというのも商売として如何なものかと思うが、サイズが大きくなったのに文句を言うこともできまい。


しかしこう立て続けだとなにやら運命めいたものまで感じてしまう。これはピザの神がオレに「フモよ、Lサイズピザを残さずに食すのじゃ、この試練を乗り越えてこそ真の”ピザマスター”としてのフモが誕生するのじゃ。」と言われているような気がしてならないのであった。(んなわきゃねーっつーの。)


ところで今回のトッピングメニューは前回と全く同じピザハットの「黒トリュフ・ターキー」と「ウニらんまん」のハーフ&ハーフであったが、前回は実は”Lサイズの生地にMサイズの量のトッピングをまぶした”としか思えない見てくれであり、いかにピザの大きさが増したとは言え、なにか腑に落ちないものを感じていたのであったが、今回はそのままLサイズのトッピングが成されており、見た目もボリューム満点、どうにも食いでがありそうなのであった。そして食してみるとやはり前回の寂しいトッピングのときと比べると断然美味い。これがこのピザの本来の味であったかと溜飲の下るオレなのであった。


さて問題の食べた量。前回は惜しくも85%食べたところでギブアップしたという遺恨の残る結果となったが、今回、急なこととは言え万全の態勢で臨んだ事により、見事100%完食の偉業を達成し、ここに雪辱を果たすことが可能となったのである。これによりピザの神に与えられし祝福の称号、”ピザマスター”がオレのものとなったのだ。これからもその名に恥じぬピザラーとして、そしてキング・オブ・ピザとして、刻苦精励たゆまざる努力を続けていきたいと思う所存である。


(…相変わらずどうでもいいことをだらだらと書いててスマン…。)

FuetaroFuetaro 2006/02/13 12:33 ”ピザマスター”の称号と引き換えにフモさんの下腹がどの位パワーアップしたのかがちと心配です。嘘。ホントはどうでもいいです。

globalheadglobalhead 2006/02/13 14:47 パダ・ワンからジェダイ・ナイトに成長するほどパワー・アップしまスタ。ミディ=クロリアン値が大幅上昇中。(血中脂質ともいう。…えっ。)

azecchiazecchi 2006/02/13 22:30 Lサイズ完食は偉業ですよー。しかも予告なくやってきたLですよ?!まさにピザマスター!! ところで僕も「コンタクト」のジョディは相当好きっす。あれは良かったなあ。

globalheadglobalhead 2006/02/14 01:10 相変わらず恥知らずなエントリを晒してますが偉業と呼ばれると素直に胸を張るシンプルマインドなオレ。LっすよL!こんなもん長い人生で一回やることがあるかどうか、いや、やる必要は全く無いんですが、「L食った男」の勲章は一生の宝…なわきゃないよアゼッチさん…。
「コンタクト」は人間と宗教のあり方も論じられてて抵抗感がある人もいるみたいですが、オレは映画としても素晴らしい出来だったと思います。

azecchiazecchi 2006/02/14 08:59 いやもうそれは男の勲章として充分社会に通用しますよ! 普通無理です、Lサイズは(ってしつこいか)!! 「コンタクト」、僕は原作読んでから映画観ましたが、映画には原作にない要素もうまく取り込まれていて、近年まれに見る完成度の高いSF映画だったと僕も思います。もっと評価されてもいいと思うんですけどねー。

globalheadglobalhead 2006/02/14 12:19 男の勲章…もっとかっこいい事で欲しかった様な気が…。まあ、オレだし!こんなもんっすな!
「コンタクト」原作読まれてましたか。映画のラストの奇妙な切なさはSF映画にはありそうでなかった深い余韻が残りましたよね。

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20060212(Sun)

[]momokoDOLL ソッコー下校 momokoDOLL ソッコー下校を含むブックマーク momokoDOLL ソッコー下校のブックマークコメント

momokoDOLL ソッコー下校

momokoDOLL ソッコー下校

momokoDOLLもこれで5人目、着々と隠微な世界へとディープにひた進んでいるオレである。


そういえばオレの日記はオレの勤めている会社の人間も読んでいるのだが、全員が知っているというわけではなかった。ところがこの間かなりな数の同僚たちに晒されたらしく、一部から「フモさん、に、人形集める趣味あるんですか!?」などと驚愕揶揄突っ込みがなされたのだが、そう、その通り、オレ様の現在最先端の趣味はDOLLなのである。悪いか。かつてはおどろおどろしい姿のモンスターやホラーキャラクターのフィギュアを多く集めていた(200体ぐらい)が、今はキャワイイおにゃのこのDOLLにそれが駆逐されようとしている。はらわたのはみ出した血塗れのモンスターの隣に愛らしい女子のDOLLが並ぶ様は一種異様、というかオレという人間の精神構造のラビリンスの如き奥深さを感じさせて壮観である。そう、人間の内面とは一元的なものではないのだというよい見本であろう。このように数多のアンビバレンツを抱えながら人間とは生きているものなのである。


さて、どうでもいい話はそこまでにして、『momokoDOLL ソッコー下校』タソである。


これまでのオレの所有するmomokoDOLLタソは言ってみればどちらかといえばあだるちー、ハイティーンな雰囲気なギャルタソであったが、今回は違う。ソッコー下校タソ、彼女はじょ、じょ、女子高生(なんでどもるんだ)なんである。ないしは厨房かもしれない。どちらにしろいたいけな年代のおにゃのこなのである。これまでも実にろりーではあったが、今回は鉄板でろりー直球ど真ん中である。ろりー豪速球である。ああ、フモはやっぱりろりーであったかというそしりは免れまい。いいのだ。基本的に他人が何を言おうとどうでもいい人間なのである。判る人間にだけ判ればいいんである。


さて、このように今まではちょとチガウmomoタソであるが、なにしろ、なにしろキャワイイ。今迄で一番キャワイイmomoタソであるとここで断言してしまっても良い。愛らしさのあまりこのmomoタソに限って箱から出してポーズを付けてディスプレイしていたぐらいだ。でも煙草の煙でヤニ臭くなるのが可哀想なのでやっぱり箱に仕舞ったが。ヤニ臭い女子高生だとまずいではないか。補導されるmomoタソなんか見たくない。


今回もその造りは微細を極めている。通学鞄がリアルで、ありそうな動物の人形なんかをぶら下げているところなんぞ芸が細かい。またカーディガンのダブダブ感はいい感じだし、なんとボタンは全て外す事が出来るのだ。紺のソックスに白いスニーカーがまた憎たらしいぐらいリアル。白いシャツ、レジメントのリボン、タータンチェックの短めなスカート、ショートの髪、生意気そうな表情、どれもこれも「どこにでもいそうな女子高生」の制服を完璧に再現している。


という訳で現在オレのお部屋(なめくじ御殿と呼ばれている)にはじょ、じょ、女子高生(なんでどもるんだ)のソッコー下校タソがいらっしゃるのである。ああ…キャワイイ…。

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バナナ牛乳バナナ牛乳 2006/02/14 18:04 ちょーーーーー!きたこれ!
仁王立ち(カーデ着用)VER.に本気で惚れました。
リップが控えめなピーチ色(もしくは透明グロスか)なのもイイ!(・∀・)
いえいえFUMO氏。「どこにでもいそう」と思わせといて
実はよーく探してみたら、かなかいねえタイプだと思われ。
ソッコー下校ってことは、帰宅部なのか。
なんかのマネージャーとかやっても似合いそう。ポワーソ。
ところで、「オレという人間の精神構造のラビリンス……」で
思い出したんですが、映画「ラビリンス」結構好きだったなあ。

globalheadglobalhead 2006/02/15 12:18 気に入って戴けましたか!オレのへぼいカメラとへぼい腕ではなかなか思ったように撮影できなかったのですが、下校タソのキャワイさが多少でも伝われば本望です。しかし一人部屋でDOLLにあれこれポーズ付けながらああでもないこうでもないと言っているオレって…・
映画「ラビリンス」はD・ボウイが出演していたということでオレも好きな映画です。ファンタジー流行りなんで再評価されないかな。しかし映画のボウイ、獅子舞みたいなメイクでしたね…。

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20060210(Fri)

globalhead2006-02-10

[]チョコレート電撃作戦 チョコレート電撃作戦を含むブックマーク チョコレート電撃作戦のブックマークコメント

オレの妹分のKちゃんがお誕生日だったということだったので、おくらばせながらプレゼントなどを買いにデパートへ赴く。甘いもんがよいと思われたのでチョコレートでよかんべ、とチョコレート売り場に行くと、すっかり失念していたことに今はバレンタイン商戦真っ盛り、数多の年代の麗しき女子たちが売り場という売り場に雲霞の如く群れ集っていたのである。もはやそこはバレンタインデーというよりDデイ、ノルマンディー上陸作戦の連合軍と枢軸軍の血で血を洗う戦場さながらの有様だったのであった。


そんな目の色が紅蓮の炎の色と化した香水かぐわしき女子どもの間を縫って、一人の薄汚い中年のオヤジが闖入したと想像して戴きたい。その日のオレはといえば工事現場の作業着を思わせるくすんだ緑の防寒ジャケット、髪はいつものようにバサバサで、鬱血しているかのようなどす黒い顔にはだらしなく無精髭を生やし、連日の徹夜でどろりと濁った眼は虚ろに血走っていた。


とはいえ、そのようなことで尻を捲くる弱気なオレではない。女子が怖くてチョコレートが買えないなどとはフモ家末代までの恥である。オレはこの怪しげな風体で喧しい女子どもを威嚇し、紅海を割るモーゼの如くその集団に分け入り、まんまと陳列棚の前までたどり着くことに成功したのである。これが皇軍兵士ならトラトラトラと帝国艦隊に打電したことであろう。


さて陳列棚の前でオレはなんとなく商品を眺めていたが、オレは女子の好むものなんぞにいちいち頓着するような軟派な男ではない。棚の向こうで麗しき微笑を浮かべる店員女子を捕まえると「あー、御ねえさん。このオレに一番高いヤツを一個包んでくれないかね。」と豪快に言い放ったのである。そう。男は度胸女は愛嬌、ますらおとして生を受けたものは須らく豪胆に生きることをその本懐とすべきなのである。


すると店員女子、にっこりと笑顔を浮かべると「ありがとうございます。6520円になります。」とおっしゃられるではないか。オレは目を瞬いた。ろ、ろくしぇんごしゃくにじゅうえん!?幾ら飽食の現代とはいえ、高々お子様の食い物である甘味菓子が6520円だとぉおっ!?前日の酒が未だに残っていたのかはたまた2月の寒さが身に沁みたのか、オレの頭は一瞬ぐらりと揺れたのである。そして目を擦りながらよく見ると、そこには確かに¥6520と表示されているではないか。ヤヴァイ。日頃オレの財布には5千円以上の金など入っていないのである。死んだおばあちゃんの遺言なのでしょうがないのである。


しかしそこはオレ、すぐさま気を取り直し、「あー。いや、あの。そうじゃなくて。あの。その一番高いヤツの下のヤツです。下のヤツ。」と当たり障りのない値段の商品を指差す。「あ、はい、わかりました。」と了解する店員女子。こうしてオレの鋭利な知性に裏打ちされたとっさの機転により、恐るべき危機は去ったのである。撤退もまた兵法の一つ。決して男を下げるものではない。そしてオレは胸を張り代金を払うと、1789年のヴェルサイユ行進に参加したフランス人民のように気炎を吐く女子たちでさんざめくデパートを後にして、悠々とフィギュアの散らかる薄暗いアパートへと帰ったのであった。こうしてオレの『2.09チョコレート電撃作戦』は成功裡に終わったのである。

キリチーズキリチーズ 2006/02/10 13:31 しっかと受け取りました。うれしすぎて眼鏡が曇って前がみえません。
本当に高いものなんですね・・・。納得。
ありがとうございます。姉妹で仲良く食べようと思います。
フモさまばんざーい!!!!

globalheadglobalhead 2006/02/10 14:35 おう。食ってくれい。んで…14日はヨロシク…。

笛木笛木 2006/02/11 18:50 初めまして 私は日本テレビでニュースプラス1を制作しております。
テレビコネクションの笛木と申します。
突然のメールで驚かれるかと思います。
現在プラス1と言うニュース番組の制作にあたり至急、衝撃家族を探しております。
衝撃家族とは、例えますと激辛好きで唐辛子を大量に食べる家族やカエルを始め色々な変った物を食べる家族などなど、ジャンルは問いません。
少々家族というのがネックですが、もし変った家族をご存知でしたらお手数ですが、弊社までご連絡いただけば幸いです。
なお、ご質問なども受け付けますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

(株)テレビコネクション
    笛木 悟
Tel:03-3404-1830
Fax:03-3404-1831
Mail:info@tv-connection.co.jp

globalheadglobalhead 2006/02/11 21:18 お仕事ご苦労様です。
オレの日記のここ(http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20050305)を見られたんですね。残念ながらお力に副えるような情報はありませんが、案外2chあたりのほうがそういった話題は沢山拾えるんじゃないかと思いますよ。
これからも楽しい番組を作って下さいませ。

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20060209(Thu)

globalhead2006-02-09

[]私のカレは服役中 私のカレは服役中を含むブックマーク 私のカレは服役中のブックマークコメント

知人から聞いた話である。

知人の職場は複数の会社が入っているビルであるが、喫煙所が一つ設けられていて、休み時間などはそこにいろんな会社の人たちが来て煙草を吸っているのだそうだ。

ある日知人がそこで煙草を吸っていると別の会社の女子たちがやってきてお喋りを始めた。

自分の彼氏がどうとかこうとかいう他愛のない話だったが、話を聞いていた一人の女の子が「実は私の好きな人が」と話し始めた。

「私の好きな人がさあ、麻薬で捕まっちゃってぇ、今刑務所にはいっているのよぉ」

…急転直下な話題の転換に立ち聞きしていた知人はじんわり冷や汗をかいて(今時の若い女子ってどうなっとんねん)と思ったとか思わなかったとか。

一緒にいた女の子の連れもドン引きしていたに違いない。

しかしそんな場の雰囲気を知ってか知らずか、その女の子はしらっと後を続ける。

「ああ、いつになったら出所できるのかなぁ。…岡村ちゃん。」

…そう、彼女の”好きな人”とはボーイフレンドのことじゃなくて、覚せい剤取締法違反で捕まった歌手の岡村靖幸クンのことだったのですねえ…。じゃんじゃん。

早く更生されて復帰されてください…(としか言えないよなあ)。

しかしこの例でいくと「私の好きな人がさぁ。小さな男の子にいたずらしたとかしないとかで捕まっちゃってさぁ。」なんて話もありだよな。

この例だけ聞くとなにやらおぞましい話ではあるな。

「でもこの間裁判だったけども、勝ったのよ、無罪だったんだね!」

…マイコーかよ…。

[]最近買ったCDなどなど 最近買ったCDなどなどを含むブックマーク 最近買ったCDなどなどのブックマークコメント

■The Bunny 'Striker' Lee Story / Bunny "Striker" Lee

Bunny Striker Lee Story

Bunny Striker Lee Story

UKのトロージャン、そして現在のジェット・スターの前身パマなど に関わり、UKでレゲエを広めることにも大きく貢献。レゲエの歴史の中で最も重要な役割は、レゲエの大きな特徴である『リメイク・トラック』を定着させたこと。そしてKing Tubbyキング・タビーが発明したとされるダブを、バニー・リープロデュース、Sly & Robbieスライ&ロビーを要したアグロヴェイダーズの演奏、Slim Smithスリム・スミス、Johnny Clarkeジョニー・クラーク、Horece Andyホレス・アンディと言ったシンガーの組み合わせで世に広めたのもこのBunny Leeバニー・リー。 レゲエは本来スタジオ1の時代からダンスホールであったのですが、今で言われているダンスホール・スタイルの基盤を作った偉大なプロデューサーであるバニー・リー!本作にはその彼の歴史が詰まった全レゲエ・ファン必携の非常に貴重な名仕事集です。

http://www.hmv.co.jp/news/newsdetail.asp?newsnum=501260034

ぐああああ。ヤヴァいっす。4枚組101曲、全曲珠玉の名曲揃いです。CD4枚に亘ってレゲエ・ダンスホールものの燻し銀の職人技を堪能できます。最初がオリジナルの楽曲、次がダブ/DJスタイルにミックスされた曲、という形で編集されていますが、オリジナルもミックスもどちらも憎たらしいぐらい素晴らしい。面子も凄くって、U-Roy、Cornell Campbell、Roland Alphonso、Augustus Pablo、Max Romeo、Horace Andy、Sugar Minott、Mighty Diamonds…と挙げていけばきりがないほどです。なんだかもう一生もののコンピレーションではないかという予感。ロック・ステディの曲も収録されてるけれどこれがまた渋くていいんだわ。最近漁っている一時代前のレゲエは掘り返しても掘り返しても名盤がザクザク出てきて、レゲエ・ゴールドラッシュ状態といった感じです。あと、安価なのが嬉しい。(Amazon 価格:¥ 2,736!!)


■Satta Massagana / Abyssinians

Satta Massagana

Satta Massagana

バーナード・コリンズ、リンフォード・マニング、ドナルド・マニングの3人のコーラス・トリオ。マニング兄弟はカールトン&ザ・シューズのメンバーでもあった。結成は1968年。初レコーディングは、ラスタの金字塔'SATTA MASSAGANA'。69年に録音したものの発表は71年とブランクがあった。同曲を含むファーストアルバム"Forward On To Zion"は、76年にイギリスのDifferentレーベルより発売された。その美しくストイックに訴えかけるナンバーの数々は人々を魅了した。77年にいったん解散するが、バーナードとマニング兄弟が別々に録音したものを集め、78年に"Arise"をリリース。その後、3人は再び共になり、90年代も元気に活動している。

http://oops-music.com/info/view.html?oid=856

レゲエ・コーラス・グループ。爽やかで軽やか,哀感のこもった美しいハーモニー。ルーツ・レゲエの佳作でありましょう。


[]無敵は素敵な合言葉 無敵は素敵な合言葉を含むブックマーク 無敵は素敵な合言葉のブックマークコメント

うがっ。最近は飯もうまいし酒もうまいし煙草もうまいし聴く音楽はイカシてるしゲームも絶好調、体調は悪くないし夜もきっちり眠れるし、ついでに言っちゃうとおねえちゃんも可愛いし(はあと)、言うこと無しの日々である。もう毎日うひょうひょがははと笑って生きているんである。ああ、これで残業がなければ完璧なんだけどなァ…シクシク…。

それにしたってこんな満ち足りた毎日で大丈夫なんであろうか。あとで大きなしっぺ返しなどが来るのではないかなどと小心者のオレなんかは思うわけだが、あれ、「しっぺ返し」って「竹箆返し」という漢字がちゃんとあるんですねえ、変換して驚きました。

いえね、今まで長い間つまんない事が多かったから、それらこれらの利子が今頃返ってきたと思えばいいのではないかと思おう。そうしようそうしよう。そして利子が無くなっちゃってまたつまんなくなっても、見栄張ってやっぱりうひょうひょがははと笑って生きてやろう。そうしようそうしよう。なんかもう、意地でも愉快に過ごしてやる。

そんな訳で取りあえずザマミロ!

バナナ牛乳バナナ牛乳 2006/02/09 19:22 おねえちゃんが可愛いって、まさかブラ子とかmomokoとかの
ことじゃないですよね。と、一応確認してみる(☆゜∀゜)
無敵最高。つーか最強だ。わたしもがんばらねば!

ハ 2006/02/09 19:49 エー、また買ったのぅ。まーた買ったのぅ。パンツ何色だった?

globalheadglobalhead 2006/02/09 19:53 >バナナさん
おねえちゃんとはねえ…(遠い目をしてみる)

>ハたん
パンツの色はねえ…(遠い目をしてみる)

FuetaroFuetaro 2006/02/10 12:37 ウチのmomoたんは白レースですた。

globalheadglobalhead 2006/02/10 12:45 …水色と白の縞々だったことは秘密だよフエタロさん…。

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20060208(Wed)

globalhead2006-02-08

[]謎のオヤジがオレを睨む 謎のオヤジがオレを睨むを含むブックマーク 謎のオヤジがオレを睨むのブックマークコメント

朝会社に来てみると別事務所からオレに何か届け物が。

小さな袋を開けるとお菓子のようなものが入っているのである。しかし、そのお菓子、パッケージの写真が何か怪しい。どこかの小学校教員風のオヤジがふんぞり返った写真が載っているのである。

なんなんだ誰だいったいコイツ。

よく見ると写真の下にはオヤジの名前が。どうも中国の人らしい。お菓子自体もどうやら中国菓子のようではないか。

オレは暫く写真のオヤジとディープにメンチを切りながら、いったいこれはなんだ?と考えていたのである。

これをくれた方の名前も入っていない。

ただオヤジだけがやたら存在感をアピールする菓子。

そもそも、こいつは何故にこんなに偉そうにしているのだろうか。

何で朝からオレはこんな訳の判らないオヤジに睨みつけられなければならないのであろうか。

そしてオレは何故これを受け取らなければならないのだろうか。

中国共産党からのオレへの極秘メッセージなのであろうか。

中国菓子会社の日本進出を狙った宣伝行為なのであろうか。

それともただ単にオヤジの顔が面白かったから誰かがギャグで入れたのであろうか。

謎である。

(あとで訊いたらオレの会社に勤める中国の方のお土産なのであった。)

[]こんな上司はいかがなものかと こんな上司はいかがなものかとを含むブックマーク こんな上司はいかがなものかとのブックマークコメント

オレの会社では忙しくなると部下に怒鳴りまくり、暇になると部下にじゃれついて遊んでいる上司がいる。

いい迷惑の何者でもない。はっきりいって止めて欲しいと誰もが思っているはず。

困った上司である。ダメ上司である。

そしてそれは誰あろうオレのことである。

最悪である。

(でも止めないけどな。)

[]そらまめアオさん そらまめアオさんを含むブックマーク そらまめアオさんのブックマークコメント

オレはガテン系の部署なのでシフトは朝早い。今日も7:30には事務所のある横浜に着いていた。そんなオレが駅を出て横断歩道を渡っていると、前から見慣れた顔の人間がしょぼしょぼと歩いてくるではないか。よく見ると東京の事務所に勤める”そらまめアオさん”である。そらまめアオさんは顔がそらまめに似ているからオレが付けたあだ名である。

そらまめアオさんは横浜在住だからこの辺で見かけてもおかしくはないのだが、しかし東京事務所は普通に朝9時のシフト、こんな朝早くに彼は何をやっているのであろうか。そらまめだけに朝日を万遍に浴びようというのか。

「おおそらまめアオさん、こんな朝早くからどうしたよ?」とオレ。

オレの顔を認めたアオさん、「ああフモさんおはよう。いやあ、少し運動しなきゃなあ、と思ってさ、それで朝早く出てきてさ…。」と眠たげに答えた。

実はそらまめアオさんは去年糖尿病を患い、10圓眤僚鼎減ってしまった人なのである。だからたまに飲みに行っても(あんまり飲んじゃいけないんだけどやっぱり止められないらしい)キャベツばっかり食っているのである。アオさんだけにアオムシ状態なんである。

この日もその持病のための運動ということなのだろう。

しかし、朝9時のシフトに朝7:30からこんなところを歩いているとは…。

電車だって30分ぐらいの距離だ。

いったいどこまで歩くつもりなんだアオさん…。

そんなアオさん、闘病のせいか、本来そらまめだったアオさんの顔は現在はいんげんまめ程度にまで萎んじゃっているのである…。

達者に歩いてくれアオさん…。

ハ 2006/02/08 21:26 あれ?なんか今日のニキほのぼのと面白いぞ。あれ?

globalheadglobalhead 2006/02/08 21:41 やっぱりいつもは殺伐としてるのかなあ…。ってかこれ全部会社で今日の午前中こっそり書いてお昼UPした文章なんだよなあ。…ダメ上司…。

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20060207(Tue)

globalhead2006-02-07

[]悶絶する男 悶絶する男を含むブックマーク 悶絶する男のブックマークコメント

オレの日記では知る人ぞ知る”もうほうU”君が異動になり、新たにオレの右腕になって働く後輩はA君という名だ。

背中に板でも背負ってるのかと思わせるぐらいいつも背筋を伸ばし礼儀正しい喋り方をする好青年である。

チューハイ2杯で大魔神の如く豹変し、飲み会を草木も生えない瓦礫の山にするお茶目なところもあるけど。

ところでこのA君、仕事中妙な声を出すので困っている。

時々「うぅっ!」とか「あぁっ!」とか「うぉっ!」などとうめき声とも悶え声ともつかない、いきんだ声を出すのである。

しかし何事だ、と思って彼のほうを見ると何事も無かったかのように仕事をしている。

仕事中だというのに彼の頭の中でいったいどのような情景が展開されているのだろうか。

考えるだに恐ろしい。


さてその後輩A君の困った癖が発覚。

彼はその時その時に使用したペンだのマジックだのを全部胸ポケットに入れてしまうんである。

だから人の机で人のペンを使用したりするとそのペンは自動的に彼の胸に。

スケジュールの書かれたホワイトボードのマジックまで入れてしまうのでこっちが予定を書き込む時にはマジックが無くて慌ててしまうのである。

そして彼は胸ポケットに入れたペン類の存在を入れた瞬間忘れてしまうのである。お前の胸ポケットは4次元ポケットか。

そんな彼に、自分の拾った木の実を地面に埋めたまま忘れてしまうリスの習性になぞらえて『リス男』とあだ名をつけてあげる。

そして『リス男』クンの胸ポケットは今日もペンでパンパンなのであった…。

[]スキンヘッドの男 スキンヘッドの男を含むブックマーク スキンヘッドの男のブックマークコメント

もう一人の後輩はK君という。彼も新人なのである。

実は先週社員旅行というのがあって、オレは出られなかったのだが彼は出席していた。

その彼が自分の部屋にいたとき、突然部屋のドアが開けられ、男が入ってきて彼の顔を見るなり「なんだ!誰だおめえ!」と一喝したと言う。

訊くと『スキンヘッドで金のネックレスを下げたガタイのいい男』だったとか。

…ううむ、どうやらオレの後輩の『う』である…。

『う』は別事務所の人間なので、新人のK君のことを知らず、彼のことを闖入者だと思ったのだろう。

K君が自分は最近入社したものです、と説明したら『う』は納得して帰って行ったというが、K君は「ちょっとビビりました…。」とのこと…。

このように『う』は『スキンヘッドで金のネックレスを下げたガタイのいい男』というルックスをしたナイスなガイなのである。

しかもいつもはこれに作務衣に雪駄。

けだしますらおを感じさせる漢なのである。

そんな『う』であるが、実際は子煩悩な家庭人でもあり、鳥肌実と不肖・宮島と祭り神輿が好きな、オレの一番の友人である。

と一応釈明しておこう。(なんで釈明なんだ。)

バナナ牛乳バナナ牛乳 2006/02/07 21:30 バナナ牛乳脳内は清原をイメージしたようです(´∀`∩

globalheadglobalhead 2006/02/07 23:16 清原だなんて勿体無い!あいつは単なる海坊主ですよ!たまに「アブラボウズ」と呼ぶと嫌がります。

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20060206(Mon)

globalhead2006-02-06

[]ホテル・ルワンダ (監督・テリー・ジョージ 2004年 南アフリカ=イギリス=イタリア映画) ホテル・ルワンダ (監督・テリー・ジョージ 2004年 南アフリカ=イギリス=イタリア映画)を含むブックマーク ホテル・ルワンダ (監督・テリー・ジョージ 2004年 南アフリカ=イギリス=イタリア映画)のブックマークコメント

1994年、アフリカ・ルワンダで起こった民族紛争により100日で100万人もの人々が惨殺された。そのなかでホテルマンであるポール・ルセサバギナは自らが支配人を勤めるホテルに1200人もの人たちをかくまい、命を救う。


ジェノサイド。政治的理由や戦争、内乱などによる大量虐殺はナチスドイツによるユダヤ人虐殺が有名なのであろうが、物を知らないオレは「ああいうことがあって人間というのはきちんと学習して、大量虐殺なんて起こりえない世界になっているんだろうなあ」などと無邪気に思っていた時期があった。しかし高校生の頃ポル・ポト派によるカンボジアでの大量虐殺を描いた映画『キリング・フィールド』を観た時に、そのあまりの惨たらしさに「本当にこんなことが第2次世界大戦のあとにも起こっていたのか?」などと信じることが出来なかった思い出がある。この虐殺ではカンボジア国民の21%にあたる170万人の人たちが殺害されたり行方不明になり、文明さえも石器時代のような有様にまで退行したのだという。また中華人民共和国で1960年代後半から続いた文化大革命では「期間中の死亡者、行方不明者の数は数百万人とも数千万人とも言われ」、その途方も無い犠牲者の数は数字を読むだけで気の遠くなるような思いになる。


人類の歴史は虐殺の歴史だ、みたいな言い方があり、歴史にも政治にも暗いオレでも調べてみると心胆寒からしめるデータを読むことが出来る。下はウィキペディア『ジェノサイド』からの引用であるが、他に『集団虐殺』や『粛清』や『民族浄化』などで調べても様々な形での人間の暗い歴史を知ることが出来る。


○歴史上のジェノサイド条約に言う集団殺害罪

・十字軍によるユダヤ人、アラブ人虐殺

・モンゴル帝国によるユーラシア大陸一帯の征服 (バーミヤーン等の都市等の殲滅)

・ヨーロッパ人によるアメリカ大陸先住民・オーストラリア州先住民の殲滅・圧倒

・イギリスのタスマニア人虐殺 (オーストラリア)

・ロシアにおけるポグロム

・パラグアイにおけるブラジル軍による虐殺(三国戦争)

・トルコのアルメニア人虐殺

・ナチスのホロコースト (目的がユダヤ人の絶滅なのか追放なのか、また犠牲者の数やガス室が用いられたか否かなどについて論争がある。)

第二次世界大戦・太平洋戦争における都市に対する無差別・大規模爆撃

・アメリカの原爆投下

・シベリア抑留

・中国政府(清朝〜中国共産党)によるウイグル・チベット・東トルキスタンでの迫害・虐殺・民族浄化

 *1950年の中華人民共和国のチベット侵攻以降における同地での蔵族の虐殺及び追放。(参考ダライ・ラマ法王日本代表部事務局)

 *中華人民共和国における少数民族の労働改造所への強制収容。

 *中華人民共和国における少数民族への強制的な断種、避妊手術

 *中華人民共和国における少数民族の漢族との通婚の強制

・韓国独立後李承晩政権による済州島島民の虐殺(済州島四・三事件)

・米韓軍によるベトナム戦争中のベトナム人非戦闘員の虐殺

・カンボジアのポル・ポト派(クメール・ルージュ)による虐殺

・イラクによるクルド人虐殺

・旧ユーゴスラビアにおけるユーゴスラビア紛争、特にボスニア内戦時の民族浄化

・ルワンダ紛争における虐殺

ダルフール紛争における集団虐殺

『ジェノサイド』/出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8E%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89


このなかのダルフール紛争はスーダン西部において30年間で200万人とも言われる犠牲者を出している民族紛争であり、そして現在も進行中であるという。

映画になったルワンダ紛争はこの”虐殺の歴史”の中のひとつではあるが、柳下毅一郎氏訳による『ジェノサイドの丘』の存在を知らなければ知ることの無かった事件のひとつだった。(読んでないけどな!)そして、映画の中で語られていたのと同じように、アフリカの小国でなにかあったとしても、オレはたいした興味も無く忘れ去っていただろう。これはアフリカという土地やその国家に住む人々を民度の低いものとして無視する態度だといわれてもしょうがあるまい。


しかし虐殺とその惨たらしい行為のさまは、実は民度になど何も関係は無い。例えば25万人の犠牲者と280万人の難民を出したというユーゴスラビア紛争における民族浄化は先進諸国であるはずの西欧社会の中でまさしく起こったことであり、これは憎しみや狂気とそれによって行われる蛮行というのは人間の中に遍く存在する暗く陰惨な感情のひとつであると言い切ってしまいたくなりさえする。


人間は条件さえそろえばこのように殺し、犯し、壊し、盗み、あらゆるものを屍しか残らない世界に変えることができるものなのだ。ヒトラーやポル・ポトやフツ族急進派だけが特別に異常な存在だったわけではない。彼らはその時その時代の人々の歪んだ恐ろしい感情を凸レンズのように収束して見せたに過ぎない。戦争や虐殺の恐ろしい所は、自分が殺される、ということだけではなく、自分も殺す側に回る事が有り得る、ということだ。それはこのオレだって例外ではないのかもしれない。


映画の冒頭、主人公ポール・ルセサバギナを演じるドン・チードルが「品性が大事なんだ」と語る場面がある。この言葉は映画の中でもう一度か二度語られ、彼がこの”人間としての品性”ゆえに人々を救おうとしたことが伝わってくる。憎悪や狂気に捕われず、あくまで”人間であろう”とすること。品性とは別に1200人の人間を救うことではなく、日常生活で生きる態度そのものだ。日頃下品でインチキなエントリばかり書いているオレが言っても説得力が無いが、人として生きていく上で「ここまでは譲れないぜ」というものを持っていることは、実は大事なことなんじゃないかと思ったりする。この日本では戦争も虐殺も取りあえずないのかもしれないが、しかし漠然と生活しながら、人が理不尽なシステムだの得体の知れない一般論だの釈然としない理屈だのに取り込まれてしまったり流されてしまったりすることは有り得るからだ。虐殺を促したフツ族のプロバガンダ・ラジオのような憎悪や嫉妬や恐怖を煽る装置はこの日本にだってある。ネットでもよく見かけるよな。それら心性の貧しさをあからさまにしたものに与しないこと。これも、ひとつの品性の問題なんじゃないか。今日はなんか優等生的だな。知ったような事書いてスマン。でもな、オレは、全ての事はどこかで繋がっているんだと思うんだよ。

CHIKAKOCHIKAKO 2006/02/06 21:16 今晩は。わかりやすくて高潔な文章、楽しませて頂きました。
>ここまでは譲れないぜ
そうですね、もちろんそれが生きていく上での指針なのでしょう。でも電車の中で発揮するとたまに殺されたりする世の中ですね。そして家庭においてはその精神が崩壊を招く事もありますね。正しいと思う事がまわりとくいちがっていてガクゼンとしないようにアップデートが必要な気もします。

globalheadglobalhead 2006/02/06 23:09 あー。オレはモラルやマナーを守りましょう、とか書いたわけではないですよ。逆にそれらを振りかざしたがる方々はオレは苦手です。自分こそが正しいなどと思えるような高潔な人間でさえありません。実は特に本文では触れなかったけれど、「嫌○○」とか「○○ファッショ」みたいな態度について書いたつもりです。なにしろ「ブラ子キャワイイ」とか「ハァハァ」とか言ってる人間ですから、品性云々は願望です。決して品行方正に生きているわけではないんです。けれど、それでいいんだとも思いたくはない。自分はこうでありたい、という志ぐらいは持っていたい、だからそういった意味で譲っちゃまずい部分もあるだろう、ということです。ただ、基本的にオレは周りといつも食い違っている人間なので、確かにアップデートは必要なんでしょうなあ…。

CHIKAKOCHIKAKO 2006/02/07 20:53 ああ、上手く伝わる文章がかけていませんでした。ごめんなさい。モラルとかマナーの話をしたつもりじゃなかったんですけど上手く言えませんでした。人として譲れないよ!みたいなものを持っていてさえも、まわりの状況しだいでそれが通せない事もある、と云うような事を書きたかったのです。結局AとBの間で対立する事象(利益とか、貧しさとか病気とか、寂しさとか)があったら人として、というこだわりをほんの少し捨てても状況のより良い有り様を目指す…みたいな事を書きたかったんです。わかりにく過ぎて本当にすみません。フモさんの書いてる事に反対してるわけではないです。
なんだか「羅生門」的な多面的な事に遭遇する事が多くって嫌になります。

globalheadglobalhead 2006/02/07 22:43 オレのほうが読み間違えていたようですね、文章は書くのはたやすいですが対話すると言うのはやはり難しいものですね。一人で文章を書いているとどうも”走ってしまう”部分と言うのがあるものですから、なにか自分だけの世界のようなことになってしまいます。オレも2年もこうして日記を書いていて、そして軽いコメントなどをやりとりしていても、ディスカッションのような状況になることは皆無なものですから、CHIKAKOさんの投げかけてくれた問いをうまく汲み取ることが出来ませんでした。でも何かいい経験になったような気がします。
さてオレが書いた譲れない云々のはなしはCHIKAKOさんが書いてくれたことを補足とするならば、あくまで対立するのではなくお互いの間で譲り合ったり折半しあうということも大事だという理解の仕方でいいでしょうか。それは政治的であるし現実的なことだと思います。オレは明快で直裁な書き方をしたかったため、逆にそれが単純な物の言い方に見えてしまったかもしれませんね。きちんとした”スピリット”を持つこと。しかし、現実においては柔軟に対応してゆくこと。これがオレとCHIKAKOさんの文章の”より良い有り様”になりえると思いますが、どうでしょう?

CHIKAKOCHIKAKO 2006/02/08 23:10 私のわけ解らない書き込みにお答え下さり本当にありがとうございます。譲り合いと言うよりもあちらをたてればこちらが立たず義理、ではなく人情と人情の板挟み三田囲な事に巻き込まれているので感情的になってしまいました。今回は自分の事情に引き寄せ過ぎてコメントしてしまい、フモさんには???なことだったと思います。ごめんなさい。
中学生の時にサイモンとガーファンクルのマニアでしたがPaul Simonの歌詞にはTrueと言うのが非常に多用されています。
その頃は「真実」というのはただひとつ人知れずどこかにころがっているというイメージをもっていて、その真実に出会う事が生きる事だと思いつめていました。
少し大きくなると真実はひとつではない、けれどより良いものを人と人の間に生んでいく事はできるのだ、正しい心を忘れずにいればと思うようになりました。
この正しい心と言うのが「ここまでは譲れない」であり、フモさんがこの日記で仰りたかった事ではと思っています。
どうもありがとうございました。

globalheadglobalhead 2006/02/09 01:01 百人いれば百様の現実があり、そして百様の真実があるのかもしれません。これは純粋に客観的な現実などは無い、という認識なのですが、そうすると”自分”の現実が客体化されて自分の価値観が無意味なものに見えてしまうんです。しかしそれでは”自分”はいないことになってしまう。
青年期には人は自分のエゴに酔い自分のエゴに苦しむものです。しかし大人になり社会に出、様々な人の現実に触れて、そこからもう一度”自分”に立ち返るなら、改めて自分自身にとって大切にするべき現実なり真実に出会えるのではないかと思います。
”「羅生門」的な多面的な事””人情と人情の板挟み”に直面しているジレンマは具体的にはわからないし、オレが口を挟むことではないと思いますが、CHIKAKOさんがよりよい選択をされ希望できる結果を見つけることを願っています。

20060205(Sun)

[]そして今日もブラ子ブラ子で日が暮れるの そして今日もブラ子ブラ子で日が暮れるのを含むブックマーク そして今日もブラ子ブラ子で日が暮れるののブックマークコメント

■プチブライス パーフェクトペイズリースター

プチブライス パーフェクトペイズリースター P-PBL-04

プチブライス パーフェクトペイズリースター P-PBL-04

2002年11月発売の「ペイズリースター」をパーフェクト化。このデザインはパルコのCMで一躍人気を博したネオブライスの「パルコリミテッド」をモチーフにしています。

ペイズリー柄のワンピースに栗色のロングヘアーがおねえさんっぽいブラ子である。足は白の網タイツ、ケータイなんかが付属しているぞ。これから夜遊びにでもお出掛けだろうか。そんなブラ子が…キャワイイ…。

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■プチブライス パーフェクトコスモアフタヌーン

プチブライス パーフェクトコスモアフタヌーン P-PBLー06

プチブライス パーフェクトコスモアフタヌーン P-PBLー06

2002年9月発売の「コスモアフタヌーン」をパーフェクト化。ネオブライスのドレスセットとして発売された「コスモアフタヌーン」を、プチブライスのドールに取り入れたアイテムです。鮮やかな金髪に赤い服が映えます。

ショートの金髪とビニール地の白いジャケット、その下は真っ赤なワンピース。どことなくパンキッシュな匂いのするブラ子である。ちょっとエキセントリックな雰囲気が…キャワイイ…。

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■プチブライス パーフェクトアジアンバタフライ

プチブライス パーフェクトアジアンバタフライ P-PBL-05

プチブライス パーフェクトアジアンバタフライ P-PBL-05

2002年11月発売の「アジアンバタフライ」をパーフェクト化。ネオブライスで人気のあった「アジアンバタフライ」をモチーフにしています。ブルーの髪、チャイナテイストのヘアスタイルと凝った生地が自慢のデザインです。

ツインテールな鮮やかなブルーの髪の毛、そしてオリエンタルな柄のドレスがエキゾチックなブラ子である。ピンクの花の髪飾り、そして扇子が…キャワイイ…。

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hisamura75hisamura75 2006/02/05 15:37 ぜ、ぜんぶ買ったの??

globalheadglobalhead 2006/02/05 16:24 その通り。買って、自分で撮影しております。プチブラたんは上記含め現在12人おられます。

hisamura75hisamura75 2006/02/05 18:29 げ!い、いつのまに……て見てたらあたしも欲しくなった!きぃ!

FuetaroFuetaro 2006/02/05 18:32 アジアンバタフライがリン・ミンメイみたいだなぁーとか思ったです。でっかいブライスたんはいらっしゃらないんですか?

globalheadglobalhead 2006/02/05 20:15 >奈々たん
奈々たんも買うのじゃあ。そしてオレとブラたんごっこをするのじゃあ(実は胸を張って乙女男子なオレ)。
>フエタロさん
おお。青髪のリン・ミンメイですな。ネオブライスたんは今のところ一人しかおりませぬが(キャンディ・カーニバルたん)、現在着々と二人目をお迎えする計画が進行中。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2006/02/07 21:37 ペイズリーちゃんはPJとかcancamに載ってそうな感じ☆
今回は結構個性が強烈なブラ子タソたちですな。
おいらはムェルヒェン(メルヘン)な雰囲気のブラ子ちゃんが
好みです。フモさんの激写ブラ子、結構楽しみです。

globalheadglobalhead 2006/02/07 23:28 そうだよね、今回のブラ子タソは色使いがかなりビビッドでカラフルだよね。バナナさんが好きだというムェルヒェン系のって着ぐるみとかのふかふかしたやつかな?オレもずっとそんな傾向のブラ子タソを買ってたので今回のはちょっと違うなあ、とやっぱり感じましたよ。これもまた可愛いんだけどね。
ところで次回はmomoたんの激写が登場します!UPは週末ぐらいの予定!お名前は「ソッコー下校タソ」!お楽しみに!

バナナ牛乳バナナ牛乳 2006/02/09 19:19 な、なにいいいっ!下校タソをゲトしたのですかい!?
う、うらやましくなんかないぞ。
楽しみにまってやる!

globalheadglobalhead 2006/02/09 19:44 下校タソ、めっちゃキャワイイッス!!
今までのmomoタソは単なる伏線だった…!?
お待ち下せええええええ!!

(…しかーし!その後にまだ謎のmomokoが控えている事をバナナ牛乳は知る由も無かった…。)

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20060202(Thu)

globalhead2006-02-02

[]iTuneのiMix iTuneのiMixを含むブックマーク iTuneのiMixのブックマークコメント

iTuneMusicStoreにはiMixといって個人がオリジナルのコンピレーションを作成してそれを公開する機能があるんですね。ジャンル毎に作成されたそれはレコード会社の作成するコンピレーションとかと違ってレーベルや契約は関係ありませんから、広く様々なアーチストから構成され、そして知らないけれど面白い曲に当たったりする事が出来て楽しい。

今回オレが購入してみたのは『Atom Boy's Chill Out』というもの。編者は海外の方のようですが、これがオレの好みにバッチリ決まってくれて嬉しかった。いわゆるDownTempo系ですが、これは90年代頃にUK、特にブリストルあたりで流行ったTrickyやMassive AttackあたりのTrip-Hopとも呼ばれたジャンルのもの。Hip-Hop特有のざらついたサンプリングに映画音楽風の叙情的なストリングス、そして全体的に暗く陰鬱な雰囲気のメロディ。イギリスの灰色で重苦しい雨雲と湿って冷え冷えとした空気を連想させるその音は、ダークではありますが奇妙に落ち着くんです。

ラインナップとしては先ほどの2バンドの他、PortisheadやLamb、AlphaのTrip-Hop勢、さらにBjörk や、Sinéad O'Connor、Kate BushDavid SylvianBelle and Sebastian、さらにアンビエントのThe Orb…など知る人ぞ知る、というそうそうたるメンツ。何作かはCD所有しているのもありましたが、知らない曲も結構発見でき、お得感もありました。基本的には1曲1曲での販売なので購入時気に入らない曲は省いちゃってもいいし。

『Atom Boy's Chill Out』

This Woman's Work / Kate Bush

Where You End / Moby

Thank You for Hearing Me / Sinéad O'Connor

Glory Box / Portishead

Dim / Alpha

Gabriel / Lamb

Travelling Light / Tindersticks

Where Have All the Flowers Gone? / Nicolette

月よ、あなたに早く逢いたい / Belle and Sebastian

Little Fluffy Clouds (Dance Mix 2) / The Orb

Something Changed / Pulp

Romance / Beth Gibbons & Rustin Man

Beetlebum (Moby's Mix) / Blur

Come to Me / Björk

Maria / David Sylvian

Pumpkin / Tricky

Manchild / Neneh Cherry

Unfinished Sympathy / Massive Attack

Walking Wounded / Everything But the Girl

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■Parallel Dimensions / Theo Parrish

Parallel Dimensions

Parallel Dimensions

久々にエレクトロ。セオ・パリッシュはダウンビートでドロドロと重低音の効いたハウスを聴かせるデトロイトのDJ・プロデューサーだが、これはハウスと言うよりファンクだな。しかも殆どが生音で演奏されているという。黒く重く腰の強いグルーヴ。ゆったりループするノイズ、ビートは催眠/トランス性高し。最近はダブをよく聴いているせいか、こういう混沌とした音がキます。このセオ・パリッシュと一緒に活動しているMoodymannもオレ的には再評価中で、昔のCDを引っ張り出してきてドロドロと聴いております。


KING TUBBY & SCIENTIST / RANKING DREAD IN DUB

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スライ&ロビー、ルーツ・ラディックスが演奏を担当、キング・タビーとサイエンティストがダブ・ミックスしているという、レゲエマニアの方には話題騒然となっているらしいとんでもないアルバム。ビニール盤は全世界500枚限定プレスということですがiTuneMusicStoreでDL可能です。落とせ!それにしても音凄いです。レゲエのアルバムにしては飛ばしてるんじゃないかと思うぐらい音早いです。躁的に凶暴になってきます。聴いてる間は無敵かも。ジャケもドレッドロックの兄ちゃんのドアップの顔がおっかなくてカッコいい。


■Ghetto Ology + Dub / Sugar Minott

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シュガー・マイノット、レゲエのソロ・ボーカリストですが哀感のこもったいい声してるんだわ。このアルバムは彼の代表作とされる作品にダブ・ミックスをカップリングしたもの。演奏はソウル・シンジケートがタイトな音をキメています。ダブはキング・タビーと弟子のプリンス・ジャミーが担当。いかん、これも名盤じゃないか!このじわじわと沁みて来るような感動はなんだ。いつか見た青い空、記憶の隅の赤い夕焼け。どこか切なく遠い記憶のような音楽。最近買うレゲエにはハズレが無いぞ。恐るべしレゲエ・ミュージック。

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20060201(Wed)

[]バタフライ・エフェクト バタフライ・エフェクトを含むブックマーク バタフライ・エフェクトのブックマークコメント

子供の頃から記憶を断片的に失う性向のあった主人公は日記をつける事により記憶を留めようとする。そんな彼が大学生となったある日、失った記憶の件を問いただしたことによりかつての幼馴染が自殺したことを知る。そして苦悩する彼の周辺で異変が起こる。


SFでいうところの歴史改変テーマと怪奇小説の古典的名作『猿の手』を混ぜたような作品。(願いが叶うという”猿の手”に願いをかけると、叶う代わりに大きな代償も得てしまう…という恐怖短編。)


着想はいいんだがなあ。かつて淡い恋心を抱いていた女の子の失われた生命をもう一度取り返して…みたいな話は観客の感情を大きく揺さぶると思うのだけれども、そんな事件に行き着くまでの前振りが長くて、幼い頃の陰鬱な日々が最初延々と語られるのよ。失われた記憶と自分の出生とが思わせぶりに語られるけれども、なにしろ話がなかなか展開してくれず本題とも言えるテーマに辿り着かないから、見ているほうはただどんどん暗い気分になってゆくだけなんである。脚本の問題なのかも。(6年かけたらしいんだが…。)ってかさあ、子供の頃のトラウマにいつまでもかまけている主人公自体がなんか性格暗くて嫌なのよ。妙に穿り返そうとするからかえって薮蛇になっちゃって、事件を巻き起こしているような気がするんだよなあ。子供時代の悪い思い出の尻拭いだけで今の自分の現実を改変してしまうというのは、どうにも後ろ向きなんじゃないか。そういえば最近ドラマで話題になった『白夜行』とかも子供時代のうんちゃらかんちゃらを犯罪の理由にした後ろ向きな話で、原作読んだけれど全然好きになれなかったなあ。性格の暗さを宿命みたいに語っちゃあかんよ。辛い事があったってにっこり笑って明るく生きてる人だっているんだからさ。そしてそんな人たちはただ明るいんじゃなくて自分に負けたくないから明るくしようとしてるんだと思うよ。


で、主人公の得体の知れない能力のせいで、良かれと思って変革した過去がどんどん悲惨で歪な現実を生み出してゆくのだが、見ているうちにオレのほうはサディスティックな気持ちになってきて「これずっと続けていって最後究極に悲惨な状況になって終焉すれば面白いだろうなあ」とさえ思えてきたよ。タイトル忘れたけれど、とあるSF短編で歴史変革を繰り返した挙句、最後には地球が生物が住まず海草しか生えてない惑星になってしまうというのがあって、あのぐらいやっちゃうと面白かったんだけどな。客入らなさそうだけど。結局映画のほうは監督言うところの”犠牲の物語”とかいうものに収束しちゃうんだけれど、だからさ、その消極性とか子供じみた潔癖性とか綺麗事で済ませたがる態度が「やっぱ主人公暗い奴じゃん」で終わってしまうんだよな。「要するに全部無しにしちゃえ!」って、それは、”物語というもの”それ自体を否定しちゃうことにならないか?


なおDVDでは異なったエンディングが3つ収められているけれど、無意味にハッピーエンドなエンディングが一番好きだった。最近とみに能天気になってきているオレなのである。

[]さらばもうほう さらばもうほうを含むブックマーク さらばもうほうのブックマークコメント

実は会社の「もうほうU」ことU君が今日付けで異動になり別事業所に行ってしまったんである。もうあの「くねっ」「にへらっ」が見られなくなると思うと嬉しい、もといとても寂しいのである。


だから最後の日はこのオレも愉快に、もとい沈痛な面持ちで彼と接していたのであった。書類を書いていれば「辞世の句か?」と訊き、お茶を飲んでいれば「末期の水か?」と訊き、昼飯を食っていれば「最後の晩餐か?」と訊き、トイレに行くならば「涅槃への旅立ちか?」と訊き、ぼうっとしているなら「走馬灯が見えるのか?」と訊き、彼との惜別の念を表わし続けるオレであった。


そしてその度に「フ、フモさんはボクが早くいなくなっちゃえばいいと思ってるんだああああ!」などと涙目で訴えるU。そんなUを「馬鹿言うな!寂しいに決まってるじゃないか!お前が…お前がいなくなったら、いったい誰をこれからからかって生きればいいんだ!」と思わず熱血口調で諭すオレ。美しきは友情、麗しきは師弟愛。かくもオレともうほうUが深く魂の絆を持っていたことに半笑い、もとい感動を新たにするのであった。


しかしそんなオレの気持ちを知ってか知らずか、「いいんだあ!皆ボクがいなくなってせいせいしてるんだああ!」と壮大にいじけまくるU。Uよ、異動したら取りあえずその被害妄想をどうにかしたほうがいいと思うぞ…。


そういう訳で昨日は彼の送別会であった。オレが主催してあげたのである。口は悪いが優しい上司なのである。誰も言わないから自分で言うんである。Uよ、よそに移っても元気にくねくねしてくれっ。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2006/02/02 18:42 なんだか本当に寂しいわたし(同じ職場でもないのに)。
ほら、男子って、好きなコをわざといじめて
嬉しがったりしますがな。
そういう関係なんだね、きっと二人は(´;ω;`)
そんなUがひょっこり帰還してきたりする展開を希望。

globalheadglobalhead 2006/02/02 19:02 残念ですねバナナさん、もうほうUは遠い遠い所へと旅立ってしまったんです…。
しかし、新たなキャラ、「悶絶クン」が今後登場する予定なのでご期待ください。果たして「悶絶クン」とはいったい…。
ちなみにUの最後のエピソード。帰りの電車はいっしょだったんですが時々こそこそと途中の駅で降り、「何処に行ってるんだ?」と訊いても教えてくれない。○○パブで○○ショーとか観てダンサーの○○○にチップとか挟んで「うふん」とか言ってるんじゃないかと噂になっていましたが、しつこく訊いたところによるとスポーツジムに通っていたのだとか。逞しい体になりたいから、というより逞しい体を見に行ってたのでしょうか…。

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