ポンペイの輝き 古代ローマ都市 最後の日 (渋谷Bunkamura ザ・ミュージアム)


れんじゃさんに薦められて渋谷Bunkamuraポンペイ展を観てきたよ。

ポンペイは、1世紀までナポリ近郊にあった都市国家。ヴェスヴィオ火山の大噴火により、79年に壊滅した。18世紀に発掘が開始され、現在は主要な部分が有料で一般公開されている。その遺跡は世界遺産になっている。
紀元79年の爆発のとき、逃げ遅れた人々は火山灰の中に埋もれて死んだ。後に発掘されたとき、遺体部分だけが腐ってなくなり、火山灰の中に空洞ができていた。考古学者たちはここに石膏を流し込み、逃げまどうポンペイ市民が死んだときの形を再現した。
ポンペイ 出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%82%A4

やっぱねえ、ポンペイといえば石膏の死体っすよ!死んでるポーズが生々しいっすよ!「家族全員」なんてのもあって惨いっすよ!南無阿弥陀仏。説明読んだら噴火の前兆で逃げ延びた人もいたらしく、あっという間に全滅という訳でもなかったらしい。
多数展示されてた金銀の装飾品には特に興味は無かったけれども、裕福な方多かったんですかねえ、日本で言うと元麻布や白金台に火砕流が雪崩れ込んで大惨事!ということなんですかねえ。まあお金持ってても人は死ぬ時は死ぬってことですねえ。蛇の意匠の装飾品が多く目に付きました。やはり輪廻の象徴ってことなのかな。
あと鎧が一点展示されていて、おおお2000年前の鎧カコイイ、としげしげと眺めておりました。
小さな神像なんかもあって「おおフィギュアだあ」とか思ったが先にフエタロさんに書かれていた…。
ポンペイの悲劇、ってことですが、ああいう災厄のせいで当時の生活が琥珀の中の昆虫みたいに綺麗に保存されていたという所が貴重なんでしょうね。


渋谷Bunkamura ザ・ミュージアム 「ポンペイの輝き展」HP :http://www.bunkamura.co.jp/museum/event/pompei/