Hatena::ブログ(Diary)

メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20070531(Thu)

[]ベン・ワット主催、”Buzzin' Fly”レーベルからのニューアルバム ベン・ワット主催、”Buzzin' Fly”レーベルからのニューアルバムを含むブックマーク ベン・ワット主催、”Buzzin' Fly”レーベルからのニューアルバムのブックマークコメント

  • Buzzin' Fly, Vol. 3 / Ben Watt
Buzzin Fly 3 Mixed By Ben Watt

Buzzin Fly 3 Mixed By Ben Watt

  • Buzzin' Fly, Vol. 4 / Ben Watt
Buzzin Fly 4 Mixed By Ben Watt

Buzzin Fly 4 Mixed By Ben Watt

EBTGのベン・ワットがEBTG休止中に立ち上げたクラブミュージック・レーベル、『Buzzin' Fly』からリリースされたDJMIXシリーズの3、4作目。DJは勿論ベン・ワット。

『Buzzin' Fly』のVol. 1は相当好きなアルバムだった。ベン・ワットの音楽にも通じる控えめだがどこか淋しげな叙情に満ちた音は、ハウス・ミュージックというフォーマットの中でも彼らしさを全く失っていないMIXとして仕上がっていた。汗や熱気を感じさせるダンサンブルなものというよりも、淡々としたリズムの中から浮かび上がってくる美しく哀感のこもったメロディが心に迫ってくるダンス・アルバムだった。Vol. 2ではイントロからある若者の一日を描写した語りがぽつぽつと挟み込まれ、クラブで踊り朝を迎えそしてまた日常へと戻ってゆく、イギリス地方都市に住むありふれた若者の生活を追った物語のようにさえ感じた。

この3、4作目でもその雰囲気は健在で、日差しの少ない国で久方ぶりの陽光をささやかに楽しむ人々のような、熱狂ではなくどこか一歩引いたようなリズムのダンスミュージックが展開される。派手ではないがじんわりと沁みてくる音。比べるなら、Vol. 3はこれまでのMIXアルバムの中でもよりエモーショナルに感じたし、Vol. 4はよりエレクトロニカ寄りのクールさを感じた。最近のお気に入りのアルバムです。

[]最近聴いたCD 最近聴いたCDを含むブックマーク 最近聴いたCDのブックマークコメント

Fabric 34 (Ocrd)

Fabric 34 (Ocrd)

ロンドンの老舗クラブ FabricからリリースされているDJMIXシリーズの最新作を手掛けるのはドイツの女性テクノ・アーチスト、エレン・エイリアン。WIREで何度か来日しており、その時聴いた感じではそれほど強い印象が無かったのですが、このDJMIXでは空間の広がりを感じさせる音作りと、ニューウェーブっぽいどんよりとした暗い雰囲気が実に良くて、一発でファンになってしまいました。クライマックスにトム・ヨークを持ってくる所もツボであった。

  • Fuse Presents: Steve Bug
FUSE PRES STEVE BUG

FUSE PRES STEVE BUG

ベルギーのテクノレーベル《MUSIC MAN》がリリースしているDJMIXシリーズ《FUSE》の最新作はドイツのミニマル・テックハウスDJ、スティーブ・バグ。クールで計算されたMIXはPCによるデジタル・エディットの賜物らしい。

  • Back Of Beyond / NU:TONE

ホスピタル・レコードで活躍するドラムンベース・アーチスト、ニュー・トーンの2ndアルバム。前作も疾走するリズムとメロディが素晴らしいアルバムだったが、今作はさらにポップに展開、ソウルフルなヴォーカル曲もあり、D&Bファンのみに止まらない万人受けするアルバムに仕上がっている。

  • Doc Scott Presents Hidden Rooms, Vol. 3
Doc Scott

Doc Scott

古くからドラムンベースシーンで活躍するアーチスト、ドク・スコットの2001年にリリースされたアルバム。情報が無いんですが多分自らのレーベルのコンピレーションなんじゃないかな。

  • Mixed & Dispatched / TC1 & MC LOWQUI

f:id:globalhead:20070527160529j:imageasin:B000FS9KWQ

イギリスで活躍するブレイク・ビーツDJ、TC1がMC LOWQUIをフィーチャーしてリリースされたアルバム。DISPATCHレーベルからの選曲。

  • Rumble In The Jungle / V.A.
Soul Jazz Records Presents Runble in Jungle

Soul Jazz Records Presents Runble in Jungle

ドラムンベースの前身であるジャングルのヒット曲を集めたコンピレーション。オレもブレイクビーツはジャングルの頃から聴いていましたが、今聴いても全然古さを感じさせない下世話で泥臭くてパワフルな音は格別です。

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20070530(Wed)

[]猫谷 / 花輪和一 猫谷 / 花輪和一を含むブックマーク 猫谷 / 花輪和一のブックマークコメント

猫谷

猫谷

花輪和一は日本の中世・近世を舞台にグロテスクな人間心理とそれに絡む異次元の存在たちとの物語を描く鬼才である。その物語はどれも呪術的で異常な世界観に基づいており、登場人物たちは精神崩壊の一歩手前にいるか、鬼畜か、鬼畜のように扱われている者達ばかりだ。現在の我々が知っているような常識や倫理や法が存在していないのである。しかしその中で、無垢な稚児が主人公の場合もあり、どん底のような状況の中で真の救いを得るという物語もまた存在する。つまり花輪の物語は、生ける地獄の物語であると同時に、地獄からの救済についての物語りでもあるのだ。

その為か、花輪の物語は宗教色の濃いものが多い。それも特定の宗教の教義を説いたものなのではなく、神という名の非現実に仮託しなければ、もはや自らの存在さえ否定しなければならないという、絶望的な現実否定なのである。だから花輪の物語は、現実的な状況においては誰一人救われない。救われた、あるいは救いがある、と思う心の中にのみ、救いは存在するのである。このような構成で漫画を描くものは日本で彼一人だろう。だからこそ花輪は日本漫画界に於ける稀有な才能を持った鬼才なのだ。

例えば『へそひかり』という作品を紹介してみよう。日本中世のどこかの村、ここでは村主が村人達を家畜のように支配し、その村人達も家畜として何の疑問も無く村主を崇め奉っていた。村人達は村主の寵愛の印である焼き印を尻に押してもらうことだけが喜びだった。その為に村人達は村主に性奴隷として進んで身を差し出し、不具者になるのも厭わず村主の財産を守った。しかしあまりに贔屓にされていた村人夫婦が他の村人に嫉妬を買い、リンチを受け殺害される。この一部始終を目撃していた村の少女は「こんなのおかしい」と一人悲しむのだが、そこへ唐突に空から仏の手が降りてきて少女の"苦しみの神経"を引き抜く。苦悩から開放された少女はにっこりと笑い、「そうか わかったぞ この世はうその世界だ もっといい 本当の世界は 別にあるんだ」と一人頷く。物語はこれで終わりである。この少女はこの村でこれからも生き続け、他の村人と同じように家畜として生きるだろう。つまり現実的な状況は何も変わらず、家畜のような生からは誰も救われていない。ただ少女の心の裡にのみ、輝くような涅槃の世界を垣間見た喜びが存在するのである。

救いというものが、世界を決して変えないのだとしたらそれは救いなのか。あるいは、世界を変えることではなく、心の裡にのみ救いを見い出すことが救いなのか。このように、花輪の作品は、魂の救済とは何かについて問いかけるのだ。

[]正体は宇宙人 正体は宇宙人を含むブックマーク 正体は宇宙人のブックマークコメント

バナナ牛乳さんのところで【ほへと数秘術】なる占いを見つけたのでやってみたのであった。

・基本性格
不思議な性格の持ち主です。やさしいけどナルシストでエゴイスト。常識的な振る舞いの奥に幼児っぽいところがある。自我や本能が薄いため、影が薄い(人間果汁が30%未満)。

・人間関係
人間関係どころか基本的にすべてが煩わしいところがある。人に干渉したりはしませんが、困っている人は放っとけません。本当の自分を出すのが苦手。自分を引っ張ってくれる人を大切に。

実は宇宙人、地球人の振りはするが、この世に意識をフォーカスするのが苦手な性質。気がつけばあっちに行っているので注意。しっかり現実を見てね。地球の文化についていけていない感じは否めない。

…だそうです。 不思議ちゃんで幼児っぽくて宇宙人で自分を引っ張ってくれる人間を求めている。4○歳の成人男子がこれでは如何なものかと。社会生活を営んでいる事自体奇跡です。オレ終わってるんでしょうか。いやこれは始まったんでしょうか。地球の文化?ええ、どうでもいいと思っています。浮世離れしているとか言われた事あるしなあ。俗世間なんて嫌いだあああ。しかしエゴイストで自我が薄いって矛盾してねえか。人間果汁30%未満…オレは殆ど人間じゃないってことだな…。やっぱ宇宙人だし。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/30 12:53 良い意味で当たっている様な・・・・。って、どこが良いのか解らない結果だけど・・。

globalheadglobalhead 2007/05/30 13:16 昔D・ボウイの「地球に落ちてきた男」という映画を観て痛く共感した覚えがあったのだが、やはりそうだったのか、としみじみ。

hisamura75hisamura75 2007/05/31 00:40 つ[コンタクトレンズ]

globalheadglobalhead 2007/05/31 04:49 いやだからルックスは全く別としてだな!…「エイリアン」に共感した、と書くべきだっただろうか…。

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20070529(Tue)

[]前巷説百物語京極夏彦 前巷説百物語 / 京極夏彦を含むブックマーク 前巷説百物語 / 京極夏彦のブックマークコメント

前巷説百物語 (怪BOOKS)

前巷説百物語 (怪BOOKS)

江戸時代末期を舞台に妖怪を連想される様々な”仕掛け”で事件や無理難題を解決してゆく裏稼業の仕事人たちを描いた『巷説百物語』シリーズ第4弾。これまで『巷説百物語』『続巷説百物語』『後巷説百物語』と時代を経てきたこのシリーズだが、今回は時代を遡り、主要人物である”小股潜りの又市”がどのようにしてこの稼業に足を踏み入れていったのかを描く、いわば『巷説百物語・ビギニング』である。そして又市が裏稼業を始めるきっかけになった、”損料屋”とそのメンバーが今回の物語の中心となる。この”損料屋”、いわば何でもありのレンタルショップであるが、貸し出すのはモノだけではない。知恵や技を貸し出して、よれてよじれた人の不幸を解決する、裏技使いの仕事人たちでもあるのだ。

奇想天外な”仕掛け”を使って人の心のグレイゾーンに忍び入り、”怪異”という異常な状況を強引に印象付け、逆に行き止まりとなった現実の状況を解決してしまう、というのが彼等の”仕掛け”の仕組みである。ここでは”怪異”とは宿命論であり、人知を超えた天の理であるということだ。人知を超えたものであるからそれは”妖怪”という超自然的なものに置き換えられる。そして宿命であり天の理であるなら、それに従うしかない…と人々は詭術の罠に嵌る。罠に嵌る事でしかし、事態が丸く収まる。本来人に跳ね返ってくる問題と責任を、”怪異”という存在しないものに仮託することで帳消しにするのだ。それがこのシリーズの面白い所であろう。そしてまた、現実の状況を”怪異”で解きほぐすこの『巷説』シリーズと、怪異の如き状況を”現実性”で解きほぐす『京極堂』シリーズの対比のありかたに、作者京極夏彦の作話の構造を見ることが出来て興味深い。その対比は、前者は人情噺として結実し、後者は冷徹なる論理性で結論を見出すという形を取る。

実際の所、最近の『京極堂』シリーズと比べると、この『巷説』シリーズのほうが自分の好みにあっているような気がする。『京極堂』シリーズは作者独特の世界観を説明する為に、また、ミステリという枠がある為に、登場人物がどちらかというと物語の駒のように配されるが、『巷説』シリーズでは脇役でさえキャラが立っており、憎めない人物が多く、そして物語はドラマを中心としてエモーショナルに構成されている。また、シリーズは連作中編として成立しているが、物語は中篇毎に独立しつつも、最終話に求心的に収束する大きな物語の流れもまた存在する。そしてどの巻もその最終話において全ての物語と登場人物が解体され、寂寞感溢れる悲痛なクライマックスを迎えるのだ。そこがいい。

この『前巷説百物語』でも最終話『旧鼠』に於いて破滅的なカタストロフが用意されるが、これまでの『巷説』シリーズでうっすらと語られてきた又市の隠された過去に存在した恐るべき事件の全貌が明らかにされ、ここでも実に哀惜に満ちた物語として完結する。確かに、この物語で登場する又市の仲間達はその後の『巷説』シリーズに姿を現さない者が殆どで、そんな彼等を最後に待つ運命を考えながらこの本を読み進めていると、常に痛痒感を心の隅に感じているような奇妙な読書体験を味わった。ただこの最終話の物語の説明にはどうも釈然としないものがあるんだが。設定に少々無理があるか?


lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/29 23:11 京極夏彦で、狂言「豆腐小僧」を思い出したよ。私は狂言が好きで、と言うより
大蔵流茂山一家だけが大好きで、お豆腐狂言のファンクラブに入っていた事もあるの。 日本のあらゆる玄人の頂点にいるのが、茂山千作師だと言っても過言では無いくらいすばらしい人です。師がご存命のうちに、是非フモさんも、一度観に行く
とよろし。しかし拠点が関西中心だから、ちょいとひょっこり、といかないのが難点だけど。

globalheadglobalhead 2007/05/30 00:17 狂言っすか。いくらお豆腐でも敷居高いなあ。レイジーさんそれはちょっとオレにはハイソ過ぎですよ。そんなに教養高くないんだから。だいたい一家と言っても寺内貫太郎一家とかあばしり一家とか幽霊城のドボチョン一家とか楽しいムーミン一家しか思いつかないもの。それに関西方面は鬼門なの。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/30 00:40 茂山一家に限っては、めちゃくちゃ敷居が低いんだよ。東京方面にも来る時がある
し観て絶対に損はない。会場によっては「えっ」て言うほど料金も安いし梅原猛や
京極や横尾忠則(この字だっけ)とのコラボも面白い。一度引っ張って連れて
行きたい!

globalheadglobalhead 2007/05/30 01:21 秋葉原ツアーをクリアしてからだな。

FuetaroFuetaro 2007/05/30 09:41 …なんか呼ばれた気がする(笑)。アキバツアーはいつ頃にしましょうかね?

paseyopaseyo 2007/05/30 10:55 …更に呼ばれた気がする(笑)。問題の試験は7/1ですが、その前のほうがみなさんのご都合が宜しければ、ワタクシのことはお気になさらず行ってらしてくださいませ。

globalheadglobalhead 2007/05/30 12:05 皆さんあとでメール入れときますう。

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20070528(Mon)

globalhead2007-05-28

[]ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 (監督・ラリー・チャールズ 2006年アメリカ) ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 (監督・ラリー・チャールズ 2006年アメリカ)を含むブックマーク ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 (監督・ラリー・チャールズ 2006年アメリカ)のブックマークコメント

■カザフスタンより馬鹿をこめて
ボラット・サカディエフさんはカザフスタン国営放送のTVリポーターだよ!ボラットさんはこのたび文化交流の為にアメリカに出かけることになったんだ!でも中央アジアの僻地から来たボラットさんにはアメリカの文化は判らない事だらけ!ええっ!アメリカの皆は障害者馬鹿にしたり犬を撃ち殺して遊んだりはしないの?女の脳ミソって男より小さいんじゃなかったっけ?アメリカは常識の通用しないとんでもない場所だね!

サシャ・バロン・コーエン主演、最低バカ映画『ボラット』である。カザフスタン国営放送云々は勿論嘘八百で、「なんだかよくわかんない国から来たよく判んないヤツ」というコンセプトなのだろう。だいたいオレもカザフスタンなんて言われてもよく判らない。アフガニスタンとかウズベキスタンとか、なにしろ「スタン」系の国は全部一緒だと思っていた。他にもトルクメニスタンとかクルグズスタンとかがあるらしい。全部一緒でも構わないような気がするが、当のお国の人たちにとったらとんでもないことだろう。しかし日本だって欧米に行けば朝鮮や中国とごっちゃになってるからな。考えてみれば北欧も東欧も東南アジアもアフリカも細かい国まで知らないと言う意味ではオレにはどれも一緒で、世界地図を持ち出されて「○○という国はどこですか」などと質問されたら殆ど不正解ばかりだろう。でもインドは判るぞ。あそこはカレーが美味いらしい。イタリアもなんとなく判る。あそこはピザが美味いという話だな。…日頃偉そうな事を言っているオレの教養なんてこんなものである。しかし!今回この映画を観たお陰でオレはカザフスタンという国がよく判った!というか、オレは初日の1回目を渋谷のシネ・アミューズで観たのだけれど、駐日カザフスタン共和国大使館発行のカザフスタン概要小冊子を映画館で配ってたぞ。映画ではメチャクチャなことを言っていたが、あれはシャレだってことは誰だって判る事だし、こうやって興味を持って接すると、結構美しい国だっていうのが判るぞ。ま、映画はカザフスタンから相当怒られているらしいが!

■そしてみんな馬鹿だった
映画はというと、サシャ・バロン・コーエンボラットという架空の田舎外人TVリポーターに扮して善良なアメリカ市民の皆さんに近づき、下劣際まりない言動と行動を連発してリアクションを見る、という畜生にも劣るクズ人間振りを楽しむ映画だ!周りの皆さんには迷惑かけまくりだ!だいたい皆、映画の撮影だなんて知らずに騙されて出演しちゃった人ばかりだ!そして基本テーマはやっぱり差別だ!人種も国籍も性別も職業もなにもかも差別しまくりだ!そしてシモネタも豊富!一番楽しかったのはボラットとその相棒のコキタネエ全裸を晒した男同士の掴み合い喧嘩シーン!あんなにコキタナイ裸体はそうそう見られるもんじゃないぞ!他にも沢山楽しいシーンはあったが、これから観る人の興をそぐからやめておこう。オレはかなり楽しんだし、実に面白い映画だと思うが、取り合えず差別ネタとシモネタに嫌悪感を抱くような人はダメだろうな。ただ差別ネタとはいっても、よく観るとギリギリの所で言っちゃいけないこととやっちゃいけないことは抑えてあるし、きちんとシャレとして落としてあるんだよな。これは差別する側であるボラットが、”田舎もんのバカ外人”という逆に差別される立場を装っているからだな。冒頭ではユダヤ人に関するとてもオソロシイ差別映像が流されるが、これも主演のサシャ・バロン・コーエン自身がユダヤ人だから実は差別にならなくなってしまうという、引っ繰り返った構造があったりするんだよな。確信犯なんだよ。

■偉大なる馬鹿
差別は良くない、勿論やっちゃいけないのだけれども、どこかで民主主義の名の下にあえて言及は控えるとか見て見ぬ振りするとか、要するに臭いものには蓋をするような、相手を透明人間のように扱う無視の仕方で差別を回避している状態だってあるんだよな。例えば日本ではホームレスとは透明人間だ。いるけれどもいない。でも最近オレはネットのブログなんぞでホームレスに関する空恐ろしい憎悪に満ちた文章を読んでかなり萎えた記憶がある。具体的な差別行為はされていなくても、憎悪や侮蔑の感情というのはどこか暗い場所に隠された大鍋でグツグツ煮えているのかもしれない。ボラットでやっていることは「お前ら本当にしょうもないよな」と面と向かって言うことにより、相手との距離を縮める、というやり方なんだと思う。隠されてしまった憎悪の本質と取っ組み合ってみよう、というのだ。つまり憎悪のガス抜きなんだ。ここで必要なのは上からものを見ているような”理解”や”攻撃”ではなくて、同じ目線に立てる”共感”だ。まあ危険だから素人にはお勧めできないが。ボラットは馬鹿映画だが、自分も馬鹿だからあえて他人にもあんたも馬鹿と言える。さらに自分はあんたよりもっと馬鹿!とさえ言ってしまっている。罵倒すればいいってもんじゃない。言いたい事を言ってるだけの偉そうな連中とは”馬鹿”という意味で格が違う。馬鹿とは偉大なのだ。そして偉大な馬鹿とはソフィスティケイテッドされた知性だ。だからボラットは面白い。

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/28 19:56 やっぱりね。フモさんの事だから初日に行くと思っていた。

globalheadglobalhead 2007/05/28 21:12 しかもAM11:00上映の1時間前に到着!並ぼうと思ったらビル4階にある劇場へ行くエレベーターが上がらない!「AM10・:30から受付します」とか貼り紙がしてあったから30分待ってエレベーターに乗ったら、階段で上がって劇場ドア前で待っていた人が多数!オレの30分は何だったんだ!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/28 21:59 階段に気付けよ!

globalheadglobalhead 2007/05/28 22:18 んー、なんかねー、4階という高さに怯んじゃってねー、別にぃー、そんなムキになんなくてもいいしー、余裕ぶっこいて見せたかった、っていうかぁー。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/28 23:08 どの顔でかたるか!

globalheadglobalhead 2007/05/28 23:13 福山雅治に55%似ている顔でだ!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/28 23:48 ごめん、負けた。

kadockkadock 2007/05/29 11:09  おぉもう公開日が来ましたか。行かなきゃ。Da Ali G Showも是非ご覧あれ。

globalheadglobalhead 2007/05/29 12:16 お!kadockさんもこういうのお好きですか!アリGは映画になったやつを随分前に観てました。サシャ・バロン・コーエンはボラットの時と見た感じが違うんで、同一人物だというのをずっと知りませんでした。シモネタ満載なのは一緒でしたが!

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20070526(Sat)

[]小ネタ大放出(その2) 小ネタ大放出(その2)を含むブックマーク 小ネタ大放出(その2)のブックマークコメント

D

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  • 鮭枕(via:All Tomorrow’s Girls)
    ひんやりしてそうだが生臭かったらどうしよう…。

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  • 顔チェキ
    自分の顔写真を携帯で送ってどんな芸能人と似ているか鑑定してくれると言うもの。で、やってみた!オレの写真を送った所、藤井隆に61%似ている!福山雅治に55%似ている!TERUとか言うヤツに54%似ている!という結果だ!ってか福山雅治、有り得ねえ!オレの顔を知ってる方、沢山の突込みをお待ちしております!!

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/26 16:30 ガトリングパァーンチ!O(`ヘ´#)”O
いや、でもフモさんの目をちょっとああして、鼻をちょっとこうして、口と輪郭をちょっとアレすれば・・・まさに福山じゃん!! フモさんが酔っ払うと、エリーゼに恋してた時のベートーベンに似てると思ったよ。なんか判り辛いけど。

globalheadglobalhead 2007/05/26 16:46 しかし「55%似」というのも微妙だよな。半分似てるって、それ似ていないって事じゃないのか?取り合えず目と耳は二つで鼻と口は一つで、程度のレベルが一緒って事なんじゃないのか!?
>ベートーベン
会ったことあんのかよ!ってか髪の毛爆発してないし。

globalheadglobalhead 2007/05/26 16:55 あとレイジーもやってみて誰に似てたか教えるのだ!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/26 18:27 いや、顔がね、知的なゲージュツカと言う意味でね。 私はやるものか! 自分的には「ココロばあちゃん」に似てたら嬉しい。

globalheadglobalhead 2007/05/26 19:32 ・・・ココロのボスのばあちゃん?

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/26 20:07 ココロばあちゃん!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/26 20:33 DLできる資料がなかったので、漫画を写メして送っておく。2足歩行する人魚だ。

globalheadglobalhead 2007/05/26 20:56 ワンピースは読んでないのー。

kotarou365kotarou365 2007/05/26 22:42 クジラジラミ調べました、別にそれほど気持ち悪くないじゃないですか、子供が孵化したてのダンゴムシの腹の方が気持ち悪いですよ(これを見てからダンゴムシが嫌いになりました^^;)
ほほ〜福山似ですか、いい男ですやん^^
今更ですがこちらにはlazyさんの所から飛んできました^^
でもlazyさんの所では別名ですので(色々理由があって^^;)見つからないと思います

globalheadglobalhead 2007/05/27 10:30 単体だと見てもたいしたことがないが大量に群れると気色悪いということだな。福山某については似ても似つかないし、似ている訳がない、むしろ似たくもない、というのがこのエントリの主題なのであって、それを読み間違えちゃいけないな!ってか他のやった方の記事読んだら殆ど福山某が出てくるらしい。どんだけ日本には福山某似の人間がいると言うのだ!

kotarou365kotarou365 2007/05/27 23:24 昔のYMOのジャケットやマルコビッチの穴みたく同じ顔がズラ〜っと 笑

globalheadglobalhead 2007/05/28 08:53 マカロニほうれん荘のきんどーちゃんも増殖していたな。

20070525(Fri)

[]小ネタ大放出(その1) 小ネタ大放出(その1)を含むブックマーク 小ネタ大放出(その1)のブックマークコメント

  • googleMAPで一番やばい物見つけた奴が優勝(via:ハムスター速報 2ろぐ)
    全部見ちゃいました。地球凄いです。凄すぎます。皆さんも是非ご覧になればいいさ!
    下の写真はgoogleMAPに偶然写った飛行中のミサイル!

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  • 豚肉部(via:@niftyデイリーポータルZ:クラブ活動)
    豚肉美味い!豚肉好きだ!単に豚肉料理の写真を羅列してあるだけだが何故こうも心が躍るのだろう!

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  • 二択x百問のテストでなんと0点を取った学生(via:秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ)
    それってむしろ天才なのでは!?と思ったら、マークシートがABC3欄あるが、そのAとCの2択問題で全部Bを選択したお馬鹿チャンだったというお話。

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/25 13:47 「ウ゛ォシ、ゴーシ、シュパー、レイ、シュー、ジー、ゴワー、デシュ、パー。」

zzzはズズズだと思ってた。

globalheadglobalhead 2007/05/25 14:16 ゴーパー。
スマン最初遂にレイジーが壊れたのかと思った…。
>ズズズ
ところで鼻をかむ音はチーンではなくブーッだと思うがどうよ。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/25 16:25 チーンは仏壇だよねぇ。でも日本人は当たり前の様に「鼻をチンする」って使うけど、なんだろ。歌舞伎や能の世界か、古語で、「勢いよく出るさま」かなんかをこんな表現するのかな…。あ、例によっていい加減であります。

kotarou365kotarou365 2007/05/25 18:28 はじめまして、こんにちは^^   ちん子だらけの鍋、へ〜コリコリしてるんだ
学生時代子豚の去勢手術を行った経験がありますが玉の部分にメスを入れて中の玉をクッと抜き取って後はイソジンで消毒するだけでした、子供だから傷はすぐふさがるらしい、抜き取った玉は先生が「食べるから」ってもって帰りました^^

globalheadglobalhead 2007/05/25 19:56 >レイジーさん
チーンは電子レンジだ!ジェネレーションだなレイジー!「鼻をチン」は「頭をポカッ」みたいな漫画の擬音だと思ってたな。ポカッとか小気味のいい音のする頭があったら何度でも叩いてしまいそうだ!同様にチーンという鼻があれば何度でも聞き入ってしまいそうだ!しかしそれ以前に鼻は何故”かむ”のだろうな。調べた所によると春になると花粉症で鼻水が出て大変なことになる人から来た言葉らしい。「スプリング・ハナ・カム」って言うでしょ?…お後が宜しいようで…。

globalheadglobalhead 2007/05/25 20:14 >小太郎365さん
タマといえば新宿ションベン横丁のゲテモノ料理屋「あさだち」だな!オレはここでブタのタマとちん子と脳ミソとその他あれこれ食ったな!タマと脳ミソは刺身、ちん子は煮込みだったよ!基本的にケダモノの蛋白質なんだから抵抗なんざねえな!美味かったぜ!そもそも精巣なんぞは鱈の白子をガキの頃から食ってるからな!刺身でもすまし汁でも美味い!君も一回食ってみるがいいさ!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/25 20:24 私も仏壇と書いてから、ヤバッと思ったんだけど、やっぱり突っ込まれた(‐o-;)

globalheadglobalhead 2007/05/25 20:30 掌の皺と皺を合わせてシアワセー、とか言ってたが、別に掌じゃなくとも皺ならいいんだろ!だったらあの皺とあの皺を合わせてもシアワセーだ!と、とても下品な事を考えていたオレですが、どういう具合に下品なのかはとてもじゃないがここで説明できません。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/25 21:28 軌道修正!

globalheadglobalhead 2007/05/25 22:09 う〜ん、これからはシモネタもふんだんに取り入れて新たな領域に突入しようと思ってたのになあ。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2007/05/28 19:00 デスノwwwwwww
馬刺しソーダはイヤ杉。なんて弄りやすいんだデスノは。
ミサミサの声がおっさんになってたのは新鮮でした。
いつもYOU声だったからね(・∀・)
またみっけたらよろです!

globalheadglobalhead 2007/05/28 21:33 今回もバナナ向けにアレンジしてみたぜ!いちいち音声と絵がハマッてるのが凄いよな。しかし「するめ饅頭のライブ」ってなんやねん…。あと3つ目の動画が見られなくなってたから別のリンクと取り替えておいたよん。しかしまだまだありそうだなデスノMAD!

バナナ牛乳バナナ牛乳 2007/06/01 12:36 デスノねたはおいらに向けてのアレンジでしたかー!うれしす(´;ω;`)
なんか最近ヘロヘロさー。でもこれみたらちょっと元気でたわよ!
ほへとの結果も相変わらず大当たりだねー。いやはや。
なんかちょっといるじゃないですかテレビとかに
「俺は宇宙人だ」って言い張るおっさんが。
もうそれを超越してるからね。リアル宇宙人だから。
すばらしくいい意味で(・∀・)!

globalheadglobalhead 2007/06/01 17:03 ヘロヘロかバナナ牛乳。あれこれ大変だろうが今踏ん張ればきっと君にとっていろんなことが財産になると思うぞ。ちょっと元気が出てくれたなら嬉しいな。
しかしオレの場合宇宙人だと言い張って無くても既にして宇宙人だというところがイタイよな。っていうか宇宙人ならまだいいが宇宙生物とか宇宙怪獣とか宇宙病原体とかいう言い方だったらちょっとヤダよな…。そういえば高校生の時のあだ名はエイリアンだったよ…。

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20070524(Thu)

[]買うほどでもないが見てみたいお笑いDVD 買うほどでもないが見てみたいお笑いDVDを含むブックマーク 買うほどでもないが見てみたいお笑いDVDのブックマークコメント

昔はテレビのお笑いバラエティというのをとてもよく見ていた時期がありました。今はテレビ自体殆ど見なくなりましたが、あのころ見ていた番組がDVDになって発売されたりすると、一瞬買おうかどうか悩むんですよね。ダウンタウンものは割りと買ってるんですが、それ以外だと購入したのは「お笑いウルトラクイズ!」DVDぐらいかな。買わないものって、自分の中ではもう風化したものなんでしょうね。ただちょっと見てみたい気は確かにあって…というDVDを幾つか紹介。大きいレンタル店には置いているのかもしれませんが、オレの近所のしょぼいレンタル屋では見つかんないんだよなあ。

■暴走タケシ軍団愛と裸の巻

暴走たけし軍団 愛と裸の巻 [DVD]

暴走たけし軍団 愛と裸の巻 [DVD]

どうせ内容はつまらんと思うが、初回特典の《暴走ブリーフ》が何故か欲しい!!

■紳竜の研究

紳竜の研究 [DVD]

紳竜の研究 [DVD]

漫才ブームの頃の紳助・竜介はメチャクチャ面白いグループだったと思うが、好きだったか?というとそれほどでもないんだよな。

■天才たけしの元気が出るテレビ!!

天才・たけしの元気が出るテレビ !! DVD-BOX (初回生産限定)

天才・たけしの元気が出るテレビ !! DVD-BOX (初回生産限定)

天才・たけしの元気が出るテレビ!!DVD-BOX2

天才・たけしの元気が出るテレビ!!DVD-BOX2

「元気が出るテレビ」大好きだったなあ。あの頃はたけしは神だったな。なんとかいう商店街に《たけし猫招きTシャツ》を買いに行ったことがあるよ。

高田純次 適当伝説

その「元気が出るテレビ」においてダンディーかつインチキ臭さ全開だった男・高田純次のDVD。いや、買ってまで見たいとは思わないんですが…。

■浅草橋ヤング洋品店

「アサヤン」といえば江頭グランブルーだろ!料理対決も好きだったな。でもオーディション番組になってから途端にダメになってしまった。

[]ツイン・ピークス セカンド・シーズンDVDセット発売決定 ツイン・ピークス セカンド・シーズンDVDセット発売決定を含むブックマーク ツイン・ピークス セカンド・シーズンDVDセット発売決定のブックマークコメント

90年代にアメリカ・日本で大ヒットしたデビッド・リンチ監督のカルト・ミステリー・TVドラマ『ツイン・ピークス』。オレもかなりはまったクチです。でも2002年にそのファースト・シーズンがBOX SETでDVD化されたっきり、その後音沙汰無かったんだよね。しかしこのほどセカンド・シーズンBOX SETの発売がやっと決定。どうも権利問題で揉めていたらしい。発売は秋頃だという事らしいが、この際ファースト・シーズンBOX SETと合わせて買っちまおうかなあ。ファースト・シーズンDVDは6月8日からレンタルでも登場するらしいです。

[]我不明白日語 我不明白日語を含むブックマーク 我不明白日語のブックマークコメント

朝、本社からオレの事務所に「これから日本語の全然判らない中国人のお客さんがそっちに向いますのでヨロシク。」などと電話が入る。全然判んない、ということをあらかじめ教えて貰ってもこっちには中国語のできる人間なんかいないし、対処しようがないんだが、心づもりしておけよ、ということらしい。いわゆる”投げっぱなし”というやつである。そう言われてもなあ。しょうがないので対策を考える。

  • 本社には中国人社員がいるから、中国人客が来たら事務所から二つ電話をかける。
  • 一つはオレの事務所の人間、一つは中国人客。
  • 中国人社員には受話器を二つ取って貰い、片方で事務所の人間と、片方で中国人客と話して貰う。
  • つまり電話2本を使った同時通訳である。
  • おお、完璧ではないか!
  • しかし電話の受話器を2つ両耳に当てている姿はなんだかマンガみたい、ウププ。

という訳で準備は万端だ!来い中国人のお客さん!と気合を入れて待っていたらそのお客さんが到着!よし、電話の準備だ!お客さん相手に睨みをきかすオレ!おいおいお客さんを睨むなよ!そしてその中国人のお客さん、にっこり笑うと「こんにちわぁ〜」と普通に日本語で話したではないか。…なんだか拍子抜けした事務所一同なのであった…。いったいなんだったんだあの電話は…。

FuetaroFuetaro 2007/05/24 13:07 『警官の夢だな』『軍事機密だ』『アニーはどうした』『お気に入りのガムがカムバック』などなど、未だにツインピークスの変な台詞が大好きです。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/24 13:32 高田純二はいい! 白ブリーフをダンディーに履きこなす事にかけては右に出る者無しだ。

fumi_ofumi_o 2007/05/24 14:56 最初の一行にアイスコーヒー吹いた。:D<[DIARY]我不明白日語

globalheadglobalhead 2007/05/24 20:43 >フエタロさん
おおフエタロさんもはまったほうですか!台詞よく覚えてるなあ。オレは映画で小人が「これはフォーマイカのテーブル!」と意味も無くわめいていたのが印象に残ってます。例の逆回転ヴォイスでね!それにしても1stシーズンBOXもう買っちゃおうかなあ。

globalheadglobalhead 2007/05/24 20:43 >レイジーさん
そう。同じ白ブリーフでもたけし軍団の貧相な白ブリーフと格が違うところが高田純次のいいところだ。言ってみれば脂の乗った白ブリーフ。マグロで言うとトロだな。しかしあの人の顔鼻から上は割りといい男だが鼻から下がにやけまくってるんだよな。

globalheadglobalhead 2007/05/24 20:45 >フミヲさん
実はうちの事務所の人間は英会話もダメでね(含むオレ)。以前英語圏のお客さんが来たときは「日本語はダメだが英語の出来るフィリピン人作業員」と会話して貰い「英語はダメだが日本語の判るフィリピン人作業員」にフィリピンの言葉で伝えて貰い、そのフィリピン人作業員に日本語で話の内容を教えて貰った、というややこしい通訳をやった事があるな!

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20070523(Wed)

[]レインボーシックス ベガス (Xbox360レインボーシックス ベガス (Xbox360)を含むブックマーク レインボーシックス ベガス (Xbox360)のブックマークコメント

レインボーシックス ベガス - Xbox360

レインボーシックス ベガス - Xbox360

トム・クランシー監修の特殊戦隊もの三人称視点アクション・シューティングだ!”特殊”戦隊ではあっても”特撮”戦隊ではないから要注意だ!主人公は特殊強襲部隊『レインボーシックス』の隊長となり、二人の部下に指令を出しながらテロリストどもをやっつける、というゲームだ!部隊はメキシコの街から始まりタイトルにあるようにラスベガスへとなだれ込むんだ!でも腕のへっぽこなオレはステージ1のメキシコからまだ出られないんだ!だってムズイんだよ!ムズイというか憶えゲーだなこりゃ。セーブポイントの手前で罠っぽい戦闘が必ずあり、そこでやられちゃうとセーブポイントまで戻されて最初っから、というやつだ。敵の位置と戦略さえ憶えていれば対処できるんだが、この”何度もやり直す”のがかったるいんだよなあ。でも画面も戦闘シーンもとってもリアルだから、ゲームとしてはいい出来なんではないかと思うよ。トム・クランシーものは結構やってるんだが、今回の『ベガス』、クリアできるかどうか自信がなくなってきた…。

[]オーディンスフィア (PS2) オーディンスフィア (PS2)を含むブックマーク オーディンスフィア (PS2)のブックマークコメント

オーディンスフィア

オーディンスフィア

今さらPS2で今さらファンタジーで今さら横スクロールアクションゲームだ!でもこれ2Dのグラフィックデザインやトータルなビジュアルがとってもファンタジックで可愛くてキレイ!ゾンビだの特殊戦隊だのと言ってるくせに可愛い絵にも弱いオレ!でもこのゲームのグラフィッカー結構いいセンスしていると思うな。このゲームはグラフィックで買っちゃったもの。ファンシーだけどヨーロッパ的な様式美をちゃんと心得てるのな。ビビッドな色使いが目を奪うとても優れたグラフィックだよ。ゲームのほうは難易度そこそこの横スクロールだが、やっててなんだか懐かしくなっちゃったな。でもこれも悪くないよ。一つの章が10個ぐらいのステージに分かれていて、そのステージはそれぞれ何回も行き来できるのね。さらにステージは円環構造になっていて、横スクロールだけどどんどん進んでいくとまた最初の場所に戻る。これを利用して敵から逃げたり後ろから襲ったりも出来る所が新しいかな。操れるキャラは何人かいてストーリーごとに替わるみたいだね。それによって特殊能力とかも替わってくるんだろう。キャラには成長の概念もあるから腕がヌルいオレでも先に進めそうな気がするのはありがたいな。アトラスからの発売だけど、続編とかじゃない新作で頑張っているのは嬉しい事だね。

[]買ったはいいがやってる暇が 買ったはいいがやってる暇がを含むブックマーク 買ったはいいがやってる暇がのブックマークコメント

最近はゲーム買うのはいいがやる時間とれないんだよなあ。それにゲームって何気に知力と体力が必要なんですよ?寝転がってボケッとできるゲームもあるでしょうが、大抵はある種の集中力と思考力が必要です。特にパソゲーは基本的に寝転がってては出来ません。時間はあったとしてもなんだか気力が湧きません。逆に言うとオレの集中力と思考力が落ちているということなんでしょうなあ。DVDとか観ていても40分ぐらいで飽きてきてネットはじめちゃいます。そのネットも最近大して面白くないし。ゲームにも昔ほど熱意が無いんだろうなあ。いろんなものが衰えてゆく今日この頃。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/23 22:59 集中力とか、しつこくやってやろう!という気力って、ふとなくなる周期みたいなのがあるよ。

globalheadglobalhead 2007/05/23 23:25 オレ文章だけは相変わらずしつこいんだけどねえ…。実はいまだに風邪気味引きずってるのと、あれもこれもやりたい、という貧乏性のせいで結局何も手を付けられない、という困った矛盾もあるんだよねえ。なんかこう、「暇で暇でしょうがない」という休日が3日位ないと逆に落ち着けないんだわ。しかしそんな休みなんてないしねえ。あいかん読書の時間だわ(やっぱりなにかと時間が無い)。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/24 00:05 うん。確かにしつこい(笑) だけど想いはしっかりと、私みたいに読解力のゆるい者にもとても分かりやすくつたわる。しつこいといいより、やっぱり文才と表現力があるのだね。

globalheadglobalhead 2007/05/24 00:19 本読めてない!ずっとネット見てた!誰だ「ネット面白くない」とかゆってたヤツは!デイリーポータルの豚肉部http://portal.nifty.com/cs/club/list/butaniku/1.htm見て「いいよねえ豚肉」とか夜中に食欲湧かせていた!という訳で明日は豚肉。

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20070522(Tue)

globalhead2007-05-22

[]リーピング (監督:スティーヴン・ホプキンス 2007年アメリカ映画) リーピング (監督:スティーヴン・ホプキンス 2007年アメリカ映画)を含むブックマーク リーピング (監督:スティーヴン・ホプキンス 2007年アメリカ映画)のブックマークコメント

ダークキャッスル・エンタテインメントが送るホラー映画『リーピング』である。このCD焼いてくれる?それはリッピング!贈り物用でよろしいでしょうか?それはラッピング!白さがこんなに違います!それはキーピング!以上お約束!

さてホラー映画『リーピング』!イナゴを操る少女!湧きまくるウジ!膨れ上がる腫れ物!…おおおお!なんか凄そうだ!と大いに盛り上がって劇場に足を運びましたが、ううん、ちょっとイマイチな映画だったな。お話はというと旧約聖書出エジプト記に記されている10の災厄がそのままある町に起こる、ってな感じなんだけれど、今時”旧約聖書の災厄”なんて言われてもなあ。だいたい「川が赤く染まる!」「蛙が降る!」「家畜が死ぬ!」「虻が湧く!」「蛆が湧く!」「吹き出物が出来る!」「雹が降る!」とか大騒ぎしてますがどうにも局地的で実際あんまり怖くないんです。町中蛆だらけだ!とかいうんじゃなくてバーベキューの魚から蛆が湧き出すだけだとか、町民皆醜くおぞましい吹き出物だらけになって町をゾンビのように徘徊している!ではなくて教会の2階で5、6人顔にブツブツ出来て倒れているだけだとか。スケールちっちゃいです。単に不衛生で微生物が発生しまくってるだけなんじゃねーのか?と思えてきちゃいます。

でまあ、”出エジプト記”って言うぐらいだからお話のテーマは神と悪魔の戦い!というこれまた古色蒼然とした内容だけど、もはや聖書テーマは出涸らしなんじゃね?大体神とか悪魔とか言ってるよりももっとろくでもなくて恐ろしい事件が起こってるからな、今の世の中。もはや聖書の悪魔なんかよりも現実の人間の方が恐いもの。超常現象よりも唸る電ノコで大量殺戮とか腹にダイナマイト巻いて自爆テロとかのほうが恐怖だもの。そんななのでなんだか古臭い映画だったのであった。クライマックスのイナゴ大襲来と大魔法メテオ状態のVFXは凄かったけどね。大量のイナゴで人が宙にぶっ飛ばされちゃうんですよ?あと鍵となる謎の少女が可愛かったぞ。

ダークキャッスル・エンタテインメントはジョエル・シルバーロバート・ゼメキスが作ったホラー映画専門の製作会社で「TATARI」「ゴーストシップ」「13ゴースト」「ゴシカ」「蝋人形の館」が発表されています。主に60年代ホラーのリメイクが主体なんですが、今回は「ゴシカ」に続くオリジナル・ストーリーということらしい。でもこれまで製作されたホラーはオレ全部見てるんですが、なんだか年々詰まんなくなってくるなあ。監督スティーヴン・ホプキンスは「プレデター2」の監督で、結構期待してただけに残念。予算はそこそこ掛かっていると思うんだけれど、なんだかホラーとしての着眼点が現在の主流とずれているのかな。以前DVDで観たホラーTVシリーズ『マスター・オブ・ホラー』のほうがまだホラーセンスがあったと思う。

■The Reaping Trailer
D

[]ホラー観たか!ホラ見たことか! ホラー観たか!ホラ見たことか!を含むブックマーク ホラー観たか!ホラ見たことか!のブックマークコメント

皆さんにあられましてはウジウジベタベタグチャグチャメソメソグダグダヘロヘロしてる映画ばっかり観すぎなんだ!ウジウジは蛆だけでいい!ベタベタは血糊だけでいい!グチャグチャはハラワタだけでいい!だいたい皆さんにあられましては心だの精神だのを信じすぎ有難がり過ぎなんだ!人間は肉だ!肉体だ!勿論肉体だけが人間じゃないが、ココロとセーシンだけでもないんだ!ココロとセーシンを有難がってばかりの人は自らの肉体の存在を忘れがちだ!ホラー映画は怖い!怖くて痛い!そして怖くて痛いのは生きているからだ!怖くて痛いのは厭だから生きようとする!ホラーとはつまり生存についての映画なんだ!

今の社会では人間そうそう生存の危機なんかには至らないでしょ。死は隠蔽されて希薄になって来るでしょ。そしてそのせいで生の意味もまた希薄になる。ホラーの存在はそれに冷水を浴びせる行為なのだと思う。それと当然デトックスとしての作用もあるしな。毒をもって毒を制するんだよ。元気に生きることも前向きに生きることも実際本当に大切なことなんだが、元気!前向き!と掛け声だけ掛けたって誰も元気にも前向きにもならないんだよ。ホラーは暗く薄汚いものだが、それを観ることで自分の暗くて薄汚い部分を解毒する作用もあるんだよ。

だからなんか事件や犯罪がある度にホラーの存在を糾弾するのは実は逆なんだよな。隠蔽されるものはもっとさらに暗くどろどろとしたものになっていくだけだよ。人間には弱い部分も駄目な部分も暗くて深いダークサイドもある。それも全部ひっくるめて人間で、そういう部分をどうにかしなきゃな、と思うから人は成長する。ホラーとは人の陰画でありダークサイドだ。でもそれを無視したからと言ってダークサイドが無くなる訳ではない。綺麗事だけ並べても社会が綺麗になる訳では決して無いのと一緒だ。と、いつものマスコミのホラー叩きを見ながらオレは思ったのだった。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/22 20:33 フモさんのホラー論に激しく同意します! 宮崎某の頃からか、酒鬼薔薇の頃からか、盛んに「心の闇」と言う言葉が使われ出したけど、評論家やコメンテイターって、何か小見出しを付けたがるんだよね。で、それで無理やり括ろうとする。そして身近なベタな所から何とかして因果関係をこしらえて結論をだそうとするの。何かをやらかすやらかさないに関係なく、誰にでも「闇」の部分はあるのにさ。
さあ!デロデログチャグチャドッピュンドッピュンを観て、生きる事の濃さを体感するのだ!

globalheadglobalhead 2007/05/22 21:26 わはは、つい熱く語ってしまった。勿論ホラーだけが有用なのだというのではなくて、ホラーというのはそういう部分もある、という話なのだが。
しかもホラーなんて単なるフィクションじゃないですか。どんなに血腥くたって死体がゴロゴロしてたってたかが作り物。本当の戦争の惨たらしい映像などはやはり目を背けたくなるけれども、フィクションで死と危険のシュミレートをするのはジェットコースターに乗るより安全な娯楽ですよ。
この間観た『ホステル』は本当に優れたホラー映画だと思ったけれど、それはギリギリの緊張をとても巧く表現していたから。そのギリギリの緊張が”生きることの濃さ”なんだと思う。死への恐怖は人間の最もプリミティブな感情だから、余計な夾雑物無しでストレートに脳天に来る。そしてそれを娯楽として手軽に楽しめる。下手な理屈が要らない。そこがいい。
実際、殆どのホラーは他愛無いものです。だから楽しいんです。お化け屋敷といっしょです。でもお化け屋敷に入ったから人をナニしたくなったヤツの話なんて聞いたことも無い。マスコミのホラー叩きが愚にも付かないのは、その程度の想像力も無い単なる短絡思考の賜物だからです。

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20070521(Mon)

globalhead2007-05-21

[]Body & Soul Live in Tokyo 2007 Body & Soul Live in Tokyo 2007を含むブックマーク Body & Soul Live in Tokyo 2007のブックマークコメント

昨日5月20日はお台場オープンコーストで開催されたクラブ・イベント《Body & Soul Live in Tokyo 2007》に行っておりました。《Body & Soul》はN.Y.の伝説的なハウスミュージック・パーティーで、2002年からも日本で行われているんですな。今回は初の野外イベントとしての上陸であります。青空の下、真昼間からダンスミュージックのDJプレイでガッツンガッツン踊り狂う!こりゃあ堪えられませんぜ旦那!メンツはハウス・ミュージックの大御所Joaquin"Joe"Claussell、Danny KrivitFrancois K.。これにBody & Soulダンサーズが華を添えます!特にFrancois K.(フランソア・ケヴォーキアン)はローラン・ガルニエと並びオレが一目置く世界的なクラブDJということが出来るでしょう。

1時過ぎにコムスメとお台場で待ち合わせ、更にコムスメのお友達も合流し計3名での参加でありました。この手のクラブもんで聴きに行くのは大抵テクノばっかりで、ハウスミュージック聴きに来たのは実は初めてだったな。会場ではどのDJが何時ごろプレイすんだろ?などと思っていましたが、観ると3人で交代で廻しているではないですか!そして聞き比べると三者三様のセレクトの違いが伝わってきて面白かった。Francois K.は低音をしっかりキープしたプログレッシブ・ハウス系だしJoe Claussellはターンテーブルをお茶目に引っ掻き回したがるし、Danny Krivitは綺麗な歌物ハウスを好んでかける、みたいな。

途中で何度もビール休憩を挟みながらまったり楽しむオレら3名。空は青空だし風は気持ちいいし、音楽は素敵だしビールは美味い!会場も程ほどの観客の数で、ゆったりと踊れる!もう良いこと尽くめの楽しい野外イベント!やっぱり野外はこのダラダラ感がいいんだよなあ、と皆でうなずきあってました。

そして気付くともう空は暮れなずみ三日月のお月様と宵の明星が空に輝き始めているではありませんか。暗くなってくると音楽はだんだんと佳境に入ってきており、会場もじわじわと熱気に包まれてまいります。しかし今回のイベントはAM10:00〜PM10:00までなんですが、7時ごろおいとますることにしてこの日は会場を後にしました。いやホント楽しかったぁッ!また行きたいなあ〜。

Body & Soul Live in Tokyo 2007
ムービーを観ると一段と雰囲気がわかるだろう!
higher-frequency.comでの紹介

[]AQUARIAN ANGEL / BLUE SIX AQUARIAN ANGEL / BLUE SIXを含むブックマーク AQUARIAN ANGEL / BLUE SIXのブックマークコメント

Aquarian Angel

Aquarian Angel

この間このBLUE SIXの1stアルバムにかなりはまってたので、最近出た2ndも購入。これがまたもよいわ。ゆったりとシンプルなリズムは健在、そして風のようにたゆたうちょっと悲しげな女性ヴォーカルとシンセサイザーの音。和みのハウス・ミュージック。

[]GANTZ (21) / 奥浩哉 GANTZ (21) / 奥浩哉を含むブックマーク GANTZ (21) / 奥浩哉のブックマークコメント

GANTZ 21 (ヤングジャンプコミックス)

GANTZ 21 (ヤングジャンプコミックス)

主人公だった玄野が死に舞台は大阪に移り、見たこともない強化スーツの連中が敵を狩っていた。新展開を見せる21巻。今回の星人は”妖怪百物語”な格好をしており、例によって血塗れ死体だらけという実に素晴らしい展開を見せます。いやあ、オレ『ベルセルク』とこの『GANTZ』があれば漫画はもういらないやあ。

[]歌川国芳 (新潮日本美術文庫 22) 歌川国芳 (新潮日本美術文庫 22)を含むブックマーク 歌川国芳 (新潮日本美術文庫 22)のブックマークコメント

歌川国芳 (新潮日本美術文庫)

歌川国芳 (新潮日本美術文庫)

水滸伝とか宮本武蔵とかガシャドクロとか大蛸とか大魚とか楽しい絵ばかり描いていた江戸の浮世絵師・歌川国芳たんのミニ画集だ!よくある錦絵の他にも騙し絵やイタズラ書きなどもあり、どれもすっごい茶目っ気があって今見ても十分面白い!そして良く観ると洋画の影響も受けてるみたいだね。幕末だったしね。だから構図や描線に時々はっとしたりもしたな。この間書いた『忠臣蔵』のエントリで気になったのでちょっとゲトしてみたのであった。浮世絵って結構面白いですね?

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/21 21:03 浮世絵って、絵師と彫師と刷り師が分業していたんだってね。

paseyopaseyo 2007/05/21 22:35 「ですね?」って(笑)浮世絵はマンガみたいなもんですよね。面白くても恥ずかしくないからもじもじしないで?

globalheadglobalhead 2007/05/21 23:07 >レイジーさん
オレも自分の一日を分業したい…。ただ問題は皆「ビール」とか「ゲーム」とか言い張って、生産的なことをする”オレ”が誰一人いなさそうだということだ。

globalheadglobalhead 2007/05/21 23:15 >パセヨさん
ちょっと妙な口調な文体であった…。これってあれですよ、いちいち語尾を疑問形にする人いるでしょ、なんとなくそんな煮え切れない自分を演出してみたんですな。あんまり?多用すると?イヤミになるから?要注意ですね?(ああああ自分で書いてて苛ついてきた!)

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/21 23:28 こっち向いて? みたいな?

globalheadglobalhead 2007/05/21 23:34 ほい?(あいかん向いてしまった)

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20070519(Sat)

globalhead2007-05-19

[]赤ちり亭 赤ちり亭を含むブックマーク 赤ちり亭のブックマークコメント

昨日は会社の飲み会があったので唐辛子料理の店『赤ちり亭』に行ってきたよ!料理は辛いモノばかりって訳じゃなかったが、テーブルに7、8種類のとってもから〜い香辛料が置いてあって、これで自分で辛さを調節して食べるんだ!お馴染みのペッパーソースや島唐辛子、ハバネロラー油なんかに混じって『日本一辛い黄金一味』というのがあったんだけれど、これが兎に角辛かった!辛いもん好きのオレが「これはヤヴァイ」と思ったんだから本当に辛いんだ!粉なんでペッパーソース系とはまた違った辛さの伝わり方があるのね。『世界一辛いハバネロ一味』というのもあったけど、『日本一辛い』のほうが辛かった!という訳でみんなで変わりばんこにこの『日本一辛い』を料理にかけて食っては大騒ぎしていた!さらに罰ゲームで『日本一辛い』入りビールが登場!オレも飲まされた!ビールなのに辛い!なんだか新次元だ!あと辛いモノって満腹中枢を刺激するのか、たいした食べてないのに、オレも含めみんなすぐお腹一杯になっちゃったみたいだな。という訳でカプサイシン中毒患者にはうってつけのお店であった!

ライバルはハバネロ!? “日本一辛い”唐辛子を使用──祇園味幸の「黄金一味」

[]茹でた!食った!ウマーッ! 茹でた!食った!ウマーッ!を含むブックマーク 茹でた!食った!ウマーッ!のブックマークコメント

スーパー寄って昼飯何食おうか考えてたらトウモロコシがなんだか美味そうではないか。1本¥280は高いのか安いのか判らんが取り合えず買った!実はトウモロコシなんぞ今まで1億粒ぐらい食べてるとは思うが、自分で買って茹でて食べるのは初めてだ!茹でるだけのことが疎ましかったんだ!茹でる事さえ出来ないズボラーだったんだ!しかし「トウモロコシ茹で未経験者」の汚名も今日で返上だ!アパートに持ち帰りラップを取ったら青臭い香りがなんともいい!おおしかも毛だ!トウモロコシの毛がいっぱいだ!トウモロコシSUGEEE!ネットで茹で時間6〜7分というのを確認し食塩を入れた熱湯に投入!時間終了!水で熱をさましおもむろにむしゃぶりついた!おおこれは美味ではありませんか!歯に一杯挟まるけどな!子供の頃は飽きるほど食ったなトウモロコシ!なにしろオレの生まれは北海道だ!食いすぎるとお腹を壊すので要注意の食べものだった!そういえばオレの田舎のおばあちゃんちの畑にはトウモロコシが生っていて、これが品種改良前の原生種のトウモロコシで、粒は揃ってないわ色は緑色だったり黒かったりだわで、おまけに甘くないからあんまり美味しくない!でも変なトウモロコシだったから記憶にとっても残ってるな!あと十五夜というとおれんちでは矢鱈目っ鱈トウモロコシ茹でてトウモロコシパーティー状態だったな!…などといろいろ懐かしいことを考えながら食ったオレであった!

[]パワハラ上司 パワハラ上司を含むブックマーク パワハラ上司のブックマークコメント

”パワハラ”とは”パワーハラスメント”の事である。会社などで上下の力関係を笠に着て部下に理不尽なストレスを与える事らしい。このパワハラ度チェックというのがあったのでちょっと紹介してみる。

  • たびたび部下を説教している 
  • 陰口が気になり、部下の行動を監視したことがある
  • つい、部下に当たってしまうことがある 
  • 問題が起きたとき部下のせいにしたことがある 
  • つい、えこひいきをしてしまう 
  • 相性が合わない部下は無視したり、つい怒鳴りたくなる 
  • 部下にたばこやジュースなどを買いに行かせることがある 
  • 取引先など社外で部下を怒鳴ったことがある 
  • 誘っても飲みに来ない部下は、嫌いだ
  • イライラしたときに部下に愚痴を言うと、多少はすっきりする

上司も部下も“パワハラ度”チェック!

う〜ん。オレは会社での立場は結構上のほうなんだが、全部部下にやってるな!サイテーじゃんオレ!というかな、あまりにもアホな上司なので部下はこの程度では気にしないのだ!人間的に諦められているとも言える!しかもオレの部下ってみんな仕事が出来やんの!「こんなバカに仕事任せておけない」と頑張っちゃうのだ!たまにオレが仕事やろうとすると「いいからやらせてください」とか言って仕事取っちゃうの。ホントよ。この間なんか「オレがやるんだから仕事すんな!」とか怒鳴っちゃったもんな。そして仕事が出来る部下のお陰で暇なオレは部下に冗談ばっかり言ってさらに仕事を邪魔している!ネットでみつけたバカ記事をプリントして部下に配ったりとかな。「またはじまったよ」などと冷笑される事が多いのはナイショだ!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/19 21:16 つぶつぶ嫌いな私だけど、トウモロコシは大好き!夏のおやつの定番です。最近は生で食べられるやつがあるみたいだけど、なんだかね〜。

globalheadglobalhead 2007/05/19 23:29 トウモロコシは確かにおやつって感じだねー。すっごい素朴な味がして、今後もちょっとガリガリいってみようかな。
>生で食べられるやつ
知らなかったんで調べたが、ホントに生で食べられるんだね!?フルーツコーンとか言ってたけど。これって品種だけじゃなくて生産地の保存の仕方も関係あるみたいだね。要するに新鮮だとどうやったって美味いってこった!1本500円というのも、どうなの?って値段だが、話のネタに一回ぐらいなら食ってもいいかなあ。あとオレ、ピーマンとかきのこの生食好きだったりするな。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/20 00:37 ピーマンはサラダで生食いするけど、きのこぉ? 菌糸がお腹で育ちはしないか?穴という穴から生えてくるの。自家栽培。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2007/05/20 01:20 とうきびDAISUKIだー。エンドレスで食べれるんだぜ。
FUMOさんがうらやましす。

赤ちり亭、面白いねー。東京に行った際には
楽しげな店に連れてってくだせえよ。うへへへへ。
あんまし辛いと腹たってくるんで、自分で調整できるのはいいねえ。
次の日のFUMOさんのお尻事情が心配だ!

globalheadglobalhead 2007/05/20 08:41 >レイジーさん
オレはマタンゴかよ!(サルマタケという説もあり)

globalheadglobalhead 2007/05/20 09:07 >バナナさん
とうきびはエンドレスで食えるよな。茹でたのも美味いが焼いたのも美味い!酒のつまみで缶詰のを買って食うこともあるが、やはり1本むしゃぶりついたほうが美味さが違う!しかしそのあとお腹が…。
>東京
おう。もしも来る事があったら声掛けてくれい。どっかで酒でも飲もうぜ。バナナは大変な酒豪だと聴いてるからお手柔らかにな!しかし辛いと腹立ってくるのか!「お前どんだけ辛いんじゃい!」と香辛料に突っ込みを入れるバナナを何故か想像してしまった!

バナナ牛乳バナナ牛乳 2007/05/23 13:06 最近はめっぽう弱くなってきてるよ。すぐ胃が痛くなる(´;ω;`)
飲むのは好きだからぜひぜひ。
香辛料へのツッコミは 「おこるでしかし!」でお願いします。>脳内イメージ

>いろんなものが衰えてゆく今日この頃。
あーそれなんかわかる……。結構由々しき問題だと思う。
無理やりじゃダメだけど、ちょっとずつ温度上げてきたいねー。
恋でもすりゃすべてにおいてモチベーションもあがるんですけどね。

globalheadglobalhead 2007/05/23 14:07 オレは胃のほうは弱くなってると言うよりも、昔みたいに暴飲暴食をしなくなってきたから、ある意味まともになってきたと言えるかも知れんな。酒も食事の量も普通になりましたよ。ピザは勿論一枚食うがな!しかも辛いもんの量はずっとキープし続けてるぞ!って威張る事なのかよ!
>衰えてゆく
ダメだダメだ!バナナはオレより歳10コ以上下なんだから衰えるのはまだ早いぞ!むしろこれからどんどん脂ぎるがいい!そして温度上げまくるがいい!
>恋でもすりゃ
コムスメたちの言う事にゃフモというヤツはいつも恋を囁いているので信用できないヤツなのらしい。酔っ払うとプロポーズする癖はやっぱり改めたほうがいいな…。

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20070518(Fri)

[]橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 仮名手本忠臣蔵 橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 仮名手本忠臣蔵を含むブックマーク 橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 仮名手本忠臣蔵のブックマークコメント

まずはおさらいから。

年の暮れになるとTVドラマや舞台などがあちこちで上演される御馴染みの『忠臣蔵』ですが、現実に起こった元禄赤穂事件を題材にしているとはいえ、歌舞伎などの演目である『仮名手本忠臣蔵』はあくまでそれを脚色したものであり、大石内蔵助浅野内匠頭は実際は登場せず、大星由良之助、塩冶判官高貞と名前が変えてあります。そして時代設定も現実の元禄赤穂事件よりも昔、太平記の時代になっており、現実には無かったフィクションのエピソードも挿話されています。つまり基本的には『忠臣蔵』はドキュメンタリーではないということです。ラストの四十七士切腹のくだりにしても、現実には現代で言う裁判のような協議がなされ、それにより決定した切腹であり、覚悟はあったでしょうが決して最初から望んだ死ということではないようです。ちなみに”忠臣蔵”とは蔵いっぱいの沢山の忠臣、といった意味なんだそうです。

例によって知った事を書いてますが、これもこの絵本を読んでから調べた事で、実は国民的な物語であるこの『忠臣蔵』、オレはまともにドラマなりなんなりを見たことがありません。こういった時代物のドラマってあんまり興味が無くって…。そしてまた、こうして改めて読んでも封建時代の”忠義心”なるものにあまり関心が抱けませんでした。これが上演されていた江戸時代ならいざ知らず、現代にこれを観て、いったい何を学ぶというのでしょう?

寧ろ興味深かったのは現実にあった討ち入りに対する当時の幕閣の裁量のあり方です。江戸時代に敵討制度は確かにあり、許可さえあれば決闘による殺人は行う事ができましたが、これにもそれなりに決まり事があり、この元禄赤穂事件では、徒党を組んで不意打ちを行った暴徒なのか、主君に忠義を尽くした英雄なのか、というところで幕閣内でも意見が分かれたのだそうです。徒党を組んでの討ち入りは基本的には死罪にあたる事だったからです。一時は皇族から恩赦を下して貰えるよう要請もしたのだそうですが、やはり結果的には”名誉の”切腹ということになってしまいます。

しかし法親王は言った。「亡君の意思を継いで主が仇を討とうというのは比類なき忠義のことだとは思う。しかしもしこの者どもを助命して晩年に堕落する者がでたらどうであろうか?おそらく今回の義挙にまで傷が入ることになるであろう。だが、今、死を与えれば、後世までこの話は語り継がれていくことになるだろう。時には死を与える事も情けとなる。」と。もっともなことだと考えた将軍綱吉は赤穂浪士へ切腹を命じることに決意した。

■Wikipedia 元禄赤穂事件

基本的に自分は、これら封建制度化の日本の武家社会や武士道について、そして敵討や切腹について、意見があるわけではありません。それはそういう時代であり、そういう社会であったと言うだけです。武家社会というのは”家”ありきであり、”家”そのものがアイデンティティである以上、それは個人の思惑も生き死にさえも超越した制度だった、としか言いようが無いのです。ただ近代において、これを安易に軍国主義と結びつけ、あたかも個人と国家の正しいありようのように喧伝されたとき、太平洋戦争という悲劇が起こってしまったのでしょう。それでは江戸時代の封建主義における”人間”と現在の我々は何が違うのか。それは開国後に西洋から導入された”個人主義”という概念です。我々は一個の人間であると言う個人主義の概念は、全体主義から遠い場所にあります。それに目覚めてしまった存在であるからこそ”国家”や”全体”が中心であるとされる観念と抗うのです。

絵的にはこれまで紹介した岡田嘉夫氏の筆になるもので、例によって美しい描画を見せますが、江戸時代に『忠臣蔵』を描いた歌川国芳などの浮世絵と比べるとどうも淡白で迫力不足は否めません。逆に『忠臣蔵』を編集した浮世絵画集があれば観たくなったほどです。

最後に切腹について少し調べてみました。時代劇によくあるような”白布を敷いた畳の上に白装束、奉書紙に巻いた拵え無しの刀を用いての切腹”というのは実際には存在せず、”着る物や敷く物は浅黄色に整えられた”ということです。また、近世においては切腹も形式的なものとなり、短刀の替わりに扇子を置き、これに手をかけたときに介錯人が首を切り落としたのだそうです。この赤穂浪士の切腹においても、”比較的身分が高かった大石内蔵助ら数人以外は、扇子や木刀を使用した”とのことです。(■参考:Wikipedia 切腹 

paseyopaseyo 2007/05/18 13:03 まとめて読んでますね。やっぱり凝り性だなぁ。
岡田嘉夫と聞いて、ちょっと懐かしくなりました。実家には彼と田辺聖子さんの百人一首の本がありました。そういう古典絵本シリーズがいっぱい出てるんですねぇ。和風なようなそうでもないようで、グラフィック日本画という感じが面白いですよね。でも目が空白でコワかったような…。古典ものって字数が少ないところにぎっしり情報が盛り込まれてて、ゆったり行間を読まなきゃいけないんですよね。この絵読本のように1ページにぱらっと文字があって絵が描いてあって、というスタイルだと古典世界にとても入りこみやすくて面白かった記憶があります。

globalheadglobalhead 2007/05/18 16:19 今週の3回分は絵本とはいえ古典なんぞという思いっきり不得意なものであれこれ書いてみよう!という計画でいってみました。疑問や判んない事が多かったので結構調べましたが、レポートというかメモみたいな感じになっちゃいましたね。調べ物するのは割と楽しかったですけどね。そんなだったから絵本眺めてるよりもネット眺めてる時間のほうが長かったような気がするな。しかし短時間で読めて1エントリ書けるから儲けものか!?そんな計算しながら本読んでるのかオレ!?でもレイジーさんにしてもパセヨさんにしてもやっぱりちゃんと知ってるなあ。
>目が空白
確かにそうだった!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/18 17:27 色は匂え「と」散りぬるを 我「が」世誰ぞ常「な」らむ 有為のお「く」山今日越え「て」 浅き夢見「し」酔いもせ「す」
って暗号が隠されているらしい。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/19 00:15 いろはにほへ「と」ちリぬるをわ「が」よだれぞつね「な」らむういのお「く」やまけふこえ「て」あさきゆめみ「し」ゑひもせ「す」
六文字ずつ書いて、下の文字だけつなげて読むと、「咎無くて死す」

globalheadglobalhead 2007/05/19 00:19 おお!「われ奇襲に成功せり」だと思った!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/19 00:57 どらどらどら、おばちゃんに見せておくれフャフャフャ!

globalheadglobalhead 2007/05/19 09:01 こわいよーこわいよーこわいよー!!

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20070517(Thu)

[]絵本 四谷怪談 絵本 四谷怪談を含むブックマーク 絵本 四谷怪談のブックマークコメント

四谷怪談 (日本の物語絵本)

四谷怪談 (日本の物語絵本)

”お岩さん”の幽霊話で日本人なら誰もが知っている『四谷怪談』を絵本にしたものです。原作は鶴屋南北の歌舞伎『東海道四谷怪談』。これ、調べて初めて知ったんですが同じく歌舞伎の演目である『仮名手本忠臣蔵』の中で演じられていたものだったんですね。だから登場人物も重なるのだとか。つまり『四谷怪談』は実は『忠臣蔵』の番外編だったんです。さらに『東海道』は「とうかいどう」ではなく「あずまかいどう」と読むのが正しい、とされているHPもありました。実際はどうなんだろうなあ。

ところで、『四谷怪談』は何故『”東海道”四谷怪談』なのでしょうか。四谷は甲州街道にあるのに何故東海道なのか?あくまで東海道が”とうかいどう”であるとして、これを考察したHPを見つけて読んでみましたが、これが実に奥深い。

(鶴屋)南北がこの芝居の外題を「東海道四谷怪談」としたのは、その名の通り江戸と上方を結ぶ大動脈である街道「東海道」を指しているのだろうと思います。上方は赤穂(つまり、ここでは表狂言である「仮名手本忠臣蔵」の世界)、そして江戸(つまりここでは裏狂言である「四谷怪談」の世界)とをつなぐ線こそが、この芝居を読む鍵であろうと思います。

■「四谷怪談」の東と西〜南北を同時代化の発想で読む

赤穂浪士の”赤穂”は現在の兵庫県(上方)、それと雑司ヶ谷四谷町(江戸)を結ぶ線にあるものとして『”東海道”四谷怪談』というタイトルが付けられたのではないかということなんですね。

さて絵本のほうですが、御馴染みの怪談話が展開されているとはいえ、こうして襟を正して読んでみると、もう実に陰惨で血腥く救いの無いお話なんですよね。醜くおぞましい容貌に変化したお岩のグロテスクさがまず頭に浮かぶこの物語ですが、本当に醜くおぞましいのはお岩をここまで追い込んだ者達の歪んだ心根と冷血さなんですね。その自らのエゴしか省みない愚か者達が地獄を生み惨劇を生むというところで怖ろしい物語なんです。そして恨みを呑んで死んだ者の亡霊達が現れ、それがいかに呪わしい事であったのか訴える事で一層その悲惨さが浮き上がるのです。しかしこれだけどろどろとした陰湿な物語を生み出せると言うのも、日本は結構凄い国なんだなあ、などと妙な事で感心しました。

絵本ではこの怖ろしい物語を、前回『義経千本桜』で紹介した岡田嘉夫氏による華麗で美しい色彩のグラフィックで描いています。怪談物の絵本とはいえ岡田氏の絵は決して安易なグロテスクさや虚仮脅かしに陥ることなく、日本的なモチーフを大切にしつつ現代的な描線で描かれた絵により、妖しく悲しい絵画世界を作り上げます。この最後まで陰惨なものを見せない寸止めな不気味さが逆にとても美しい。

ところで青空文庫田中貢太郎版『四谷怪談』をさわりだけ読んだのですが、京極夏彦の『巷説百物語』で御馴染みの”小股潜りの又市”が登場しているんですね。京極版四谷怪談の『嗤う伊右衛門』にも確かに出ていましたが、京極キャラの客演だとばかり思っていたけれど、又市って実際に『四谷怪談』からとられたキャラだったんでしょうか。実は『東海道四谷怪談』にはその原典に元禄時代に起きた事件を集めた『四谷雑談集』という底本があり、その中に”小股潜りの又市”が登場するんですね。又市は京極の創作で作られたキャラではなかったということみたいなんですね。(書林:P11「図書館で調べもの-小股潜りの又市の正体-」(PDF))

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/17 13:26 私も「忠臣蔵外伝四谷怪談」を観るまで繋がりをしりませんでした。えっ何この映画って思ったよ。

globalheadglobalhead 2007/05/17 20:41 そうかレイジーのホラー映画原点は「四谷怪談」なのか。オレはあれだな、TVドラマ「ザ・ガードマン」の納涼ホラー週間だったな。マジで掌の指の間からブラウン管見てたわ。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/17 22:16 えっ!? ザ・ガードマンて、宇津井 健が出てたやつですか? 納涼ホラー週間なんてあったの?! 見てた筈なんだけど…全然まったく噂すら知りませんでした。

globalheadglobalhead 2007/05/18 03:57 そういうタイトルって訳でもなかったが、夏になるとホラー風味のエピソードが何週かやってたような覚えがあるな。それが怖くて見れなかったんすよ。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/18 11:32 幼少の頃は可愛かったんだ…。

globalheadglobalhead 2007/05/18 12:23 子供時代のオレの親って、恐怖モノとかSF映画なんかがTVでやっていたら、オレが寝ていても起こして見せてた親でしたね。オレがそういうのが大好きだったのを知ってたからでしょうね。子供の頃に見た水曜ロードショーや日曜洋画劇場の洋画って、かなりオレの性格形成に影響していると思いますよ。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/18 13:32 やっぱり…。

globalheadglobalhead 2007/05/18 16:23 あと小学生だというのに妙なフランス映画いっぱい観ていたような覚えが…。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/18 22:46 「花のようなエレ」とか「個人教授」とか?ドヌーブやマストロヤンニは変じゃないし。

globalheadglobalhead 2007/05/19 00:16 「あの胸にもう一度」だな。

20070516(Wed)

[]橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 義経千本桜 橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 義経千本桜を含むブックマーク 橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 義経千本桜のブックマークコメント

義経千本桜 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻(2))

義経千本桜 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻(2))

■義経千本桜
源平合戦後の源義経が歩む数奇な運命を描いた人形浄瑠璃・歌舞伎の演目『義経千本桜』。これはその『義経千本桜』を橋本治の現代語訳と岡田嘉夫による美麗な絵によって絵本として完成させた作品である。…な〜んて知った事書いてますが、勿論ネットであれこれ調べたからこんな事も書ける訳で、実際この物語がどういうものであるか以前に、源義経がどういう人物なのかさえさぁ〜っぱり知らずに読んでおりました。スイマセン、コーコーセーのころ日本史赤点だらけでした…。

じゃあなんでこんな本を読んだのかというと、現代語訳を担当した橋本治がオレの好きな作家だったので、いったいどんな絵本になってるのだろう、と興味が沸いたからですね。橋本はもともと日本古典文学の現代語訳が得意な作家で、これまでも平家物語、源氏物語の現代語訳なども手掛けております。源氏物語は読んでみましたが初っ端で挫折しました…。岡田嘉夫氏については存じ上げなかったのですが、この絵本では和風でありながら流麗な描線とビビッドな色彩が踊る美しい絵を描かれています。

お話をかいつまんで説明しますと、この物語は源平合戦を勝利に導いたはずの英雄・源義経が、妬みや謀略から都落ちし、その逃避行の中で起こる様々なドラマを描いたフィクションです。その中には密かに生き延びていた平家の残党との戦いや、家来である武蔵坊弁慶等との情愛、さらには化け狐の活躍する話まで飛び出します。史実と空想が程よくブレンドされ、丁々発止の活劇や二転三転するドラマが盛り込まれ、さらには忠義心や人情噺を中心に据えた、古き善き日本の香りがする物語に仕上がっており、今読んでもこれが実に面白い。

これは元になる物語もさることながら、橋本氏の判りやすい訳文と岡本氏の絵筆の力量もあるでしょう。合わせて、な〜んも知らんで読んだオレが”吾妻鏡”や”安宅”や”勧進帳”なんて言葉を調べるきっかけになって、なんだか勉強した気分になりました。源義経は史実によると優れた才覚を持ちながらも不遇な人生を生き、最後には非業の死を遂げたのだそうです。”判官贔屓”というのは義経のそんな人生を哀れんで生まれた言葉なのだそうですが、いかにもはかないものを愛する昔の日本人の心象に合った言葉なんだなあ、なんてちょっと思いました。ちなみに漢字の読み方でよく言われる”判官贔屓=ほうがんびいき”ですが、何故”はんがん”と読まないのかというと、当時の義経の役職名の読み方が”ほうがん”だからということのようです。歌舞伎芝居を実際に見たくなるような絵本でした。

■歌舞伎はロックンロール
ところで歌舞伎というと今や日本の伝統芸能ということでお堅いイメージがありますが、歌舞伎が愛されていた江戸時代には歌舞伎は大衆芸能であり、言ってしまえば今のTVや映画みたいなショウビジネスで、歌舞伎の世界も芸能界みたいな、もっと身近なものだったのでしょう。”歌舞伎”の語源を調べると以下の様な記述が見られます。

傾奇者(かぶきもの)は、室町時代後期から江戸時代初期にかけての社会風潮。特に寛永から万治、寛文年間(1624〜73)にかけて流行した。男伊達を競い、派手な身なりや、行動を取る者たちのこと。「かぶき」は「傾き」に由来し、演劇としての歌舞伎の源流の一つになったともいう。

ともに派手な格好と無頼な行動を好み、立髪、大髭など異形風俗が流行した。侠客の走りとも言われる。旗本奴の頭領としては、水野十郎左衛門、町奴の頭領としては幡随院長兵衛が有名であり、芝居の題材に使われた。諸行無常の処世観、怨恨からの超絶、売られた喧嘩は必ず買う、見栄えや様式美、色恋や芸事を尊重するという美意識を共有する。

●Wikipedia カブキ者

「傾いちゃってるヤツ」だなんて、なんだかチンピラ臭いですが、そこに体制批判があり、なおかつ日常からの逸脱を愛し、さらに特別な美意識と諧謔精神を持った、言ってみれば”オシャレ”で”とんがった”連中からきた言葉なんですね。これって今で言うロック・スターみたいですよね。歌舞伎とは、当時はこんな風に”ロックンロールな”ショウビズだったんでしょうね。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/16 21:17 義経千本桜は中学生の時に鑑賞会で観たけど、内容はあまり覚えてないな。カブキ者について、中村獅童君が語っていたけど、まさにロケンローラーだよね。そして昔も今も、女はちょい悪に魅かれるんだ、非日常としてね。旦那がカブいてばかりじゃ困る。しかしカブく事で結構な見入りがあると、また話は別である。ところで、橋本治の源氏物語は何故挫折したの?

globalheadglobalhead 2007/05/17 01:57 義経のお話とかホント全然知りませんデシタ。歌舞伎も実際に観たら時間感覚が今と違うから退屈になっちゃうかもね。昔はーつの話を延々一日中やってて、さらに次の日まで続いたというからなあ。でも日常生活の時間もそれだけゆったりとしていたという事なんだろうなあ。
>ちょい悪
「ちょいキモ」だったら自信があります。「ちょいイタ」とか。一時「イタキモオヤジ」で売ろうとしていた時期もありました。需要が無いので止めました。非日常なのは確かです。結婚向きの性格ではないとしみじみ思います。
>源氏
やはり人間無理しちゃいかんと気付きました。「幾多のレンアイ遍歴」とかいう物語は向いてないなあと。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/17 13:19 私はチョイメタ。

globalheadglobalhead 2007/05/17 20:24 チョイメタ…ちょいメタル?

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20070515(Tue)

globalhead2007-05-15

[]朝から職質! 朝から職質!を含むブックマーク 朝から職質!のブックマークコメント

今朝いつものように職場のボロ倉庫に仲間と車で乗り付けると、倉庫前にパトカーが何台か止まっているではないか。何が起こったんだ?と車を降りて様子を見ると、今日に限って会社の支社から現場見学に来ていたスーツ族のYが警官に挟まれ、カツアゲされた中学生みたいにヘロヘロになって冷や汗を流している。先に来ていた従業員に「何かあったの?」と訊くと、何のことは無い、倉庫のセキュリティシステムが誤作動を起こし、しかしそれがあんまりひどかったから警備会社より先に警察が駆けつけてしまい、そして倉庫の前で挙動不審にしているこのYに職務質問をしていたのである。

「な〜んだそんなことか」と本当の責任者であるオレは警察にYを任せたまま放置して、さっさと着替えることにする。そして後から来ていた警備会社の職員に「ご面倒おかけしました」と声をかけている頃には、事件性無しとみなした警察はさっさと帰った後で、何事が起こったのかわからないまま未だにおろおろしているYだけがそこに残されていた。「朝からな〜にケーサツに職質されてるんだY!」オレはヘラヘラ笑いながら青ざめた顔から滝のように汗を流しているYの肩を思い切りどついてあげた。

「いやぁあ〜びっくりしましたよぅ〜…なんかいきなり警察が来て住所とか電話番号とか生年月日まで訊いて行きましたよぅ〜…」泣きそうな顔でY。ところでこのY、会社でも”ドM”で知られており、これしきの事件なぞ彼にとっては刺身のツマ程度のことである。「生年月日か。星座を調べてお前との相性を調べたかったのに違いない」「そんな訳無いですよぅ〜…」「きっとお前の男ぶりのよさに惚れたのだろう。で、カッコイイ警察官だったか?」実はこのY、”ドM”であると同時に”ホモ野郎”であることも知られている。「ウヒョヒョヒョヒョ〜〜ッ!カッコいいだなんてェ〜!」さっきの泣きそうな表情はどこへやら、急に興奮しだすY。「で、そのカッコイイ警官に、冷たく暴力的に扱われたのか?そうか?そうなのか?」「ウヒョ!ウヒョヒョッ!いったいどういうプレイなんですかあぁ〜!」もう訳がわからない。警官に職質され、オレにからかわれ、既にYの頭の中では甘い蜜が湧き出しているようである。なんだかもうどうでもよくなり、Yをほっぽらかして仕事を始めることにするオレ。

暫くして支社からYあてに電話がかかってくる。電話を受けたオレは現場で作業見学をしているYにまわすことにする。「おいY!ケーサツから電話だ!まだ訊きたい事があるらしい!」勿論嘘である。しかしそれを聴いたY、「え゛え゛え゛え゛え゛え゛〜〜〜!」と人間とも怪鳥ともつかない奇声を張り上げながら、不気味な表情を浮かべ、事務所の電話までヨチヨチと駆けてくるではないか。その表情が恐怖なのか歓喜なのか、オレにはもう、判別が付かなかった。

paseyopaseyo 2007/05/15 13:54 ぅうん、ホモでドMですか。ストライクゾーンが狭いですねぇ。それだけでいい人を見つけるのが大変そうです。頑張れY君。

globalheadglobalhead 2007/05/15 14:09 あんまりなこと書きましたが、イジリ甲斐があるのでそれほど嫌いなヤツではありません。オレは玩具にしているんですが、向こうは友情さえ感じているようです。どうも構ってくれるのはオレぐらいらしい。ただ、ちょっと気を許すと色目を使ってくるので要注意です。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/15 21:38 何事も経験だ。体も許してみるってのはどうだろう。世界か広がるかもしれないぞ。
我が家のパソ、まだネットができません。先ほどノートンを買ってきたので、明日には恐怖映像がみられるものと思います。またトラウマが増えたらフモさんのせいですからね!

globalheadglobalhead 2007/05/15 21:50 ソドミーって物理的に無理があるとずっと思ってるんだよな。それにあいつ綾小路きみまろみたいな顔してるし。
恐怖映像まだ見てなかったか。レイジーの絶叫を楽しみにしていたんだがな(どうもオレのほうは微Sらしい)。ってか無理して見るもんでもないか…。どっちにしろネットはやく復旧するといいね。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2007/05/19 13:06 てっきりFUMOさんが職質されたのかと思ってwktkしてたのにいいいい。
もちろんFUMOさんのことだ、極上の返答(すべてフィクション)をしてくれたに
違いない!と期待してクリッコしてしまったよ。
じゃあもうY氏が受けでFUMOさんが攻めってことで。

globalheadglobalhead 2007/05/19 15:25 wktkしてんじゃないバナナ牛乳!だが職質は若い頃一回だけ受けたことがあるな。皇居見に行った時に。テロリストぽかったのだろうか…。大体オレは小心者の小市民なんで職質なんか受けたら卑屈なぐらいヘイコラするな!権力にとっても弱いオレだ!
>FUMOさんが攻め
だからちゃああうって!

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20070514(Mon)

[]スネークフライト スネークフライトを含むブックマーク スネークフライトのブックマークコメント

スネーク・フライト [DVD]

スネーク・フライト [DVD]

ホノルル-LA便の旅客機の中に突然湧いた毒蛇の群れ!あたりはどこもかしこも蛇蛇蛇!おまけに天候は最悪で飛行機は大揺れ!機内はもう大騒ぎさ!というお話である。

まあ、すれすれおバカ映画なんだと思えばいいのだと思う。マフィアが殺人の目撃者を抹殺する為に放たれた毒蛇の群れ、ということらしいんだが、何も蛇じゃなくともいいじゃないか。大体蛇を蛇じゃないと偽って貨物室に運び時限装置付きで蛇のケージを開けさせ、蛇が凶暴になるように乗客の首に掛けられる花輪にフェロモン物質を撒き掛け…と裏に手を回してあれこれ仕掛けが出来るほどの密通者がいるのなら、爆弾仕掛けたほうが早くねえか?それにいくら凶暴化させられた蛇だからって電気系統を噛み切ったりするか?貨物室から客室へ蛇がワラワラ押し寄せられるほど航空機の構造ってスカスカな作りしてるのか?などと疑問がわんさかなんだが、まあ物凄いマフィアが仕組んだんだから何でも可能なのかも知れんな!それにしてもなんで蛇なんだよ!

多分製作者は、旅客機の密室の中で蛇に大パニックになる乗客の姿を撮りたくて撮りたくてしょうがなかったのだと思う。その心意気を買えるか買えないかで映画の評価は変わってくるだろう。「凄いね!蛇だね!怖いね!」とノれれば楽しめるし、「ありえねーよ」と思ってしまえば駄作になる。だからこのような様々なインチキ臭さは一切無視し、蛇で客室大パニック!というただ一点のみを楽しめればそれでいいと思わなければならないのである。

だいたい動物パニック映画と航空パニック映画を足して2倍ウマー!を狙った安直な映画ではあるが、そういう一発ギャグみたいなアイディアを臆面も無く映像化したところはB級映画らしい馬鹿馬鹿しさがあって、取り合えず許してあげていいかもしれない。ラストはパイロット全滅で絶対の危機に襲われた飛行機に救世主のように現れた操縦経験者、というよくある展開だが、これもそこそこ捻ってあって楽しめた。プレステ2万歳!

[]洗脳 洗脳を含むブックマーク 洗脳のブックマークコメント

洗脳 [DVD]

洗脳 [DVD]

主人公はハイスクールの転校生。そしてその転入先の学校には”ブルーリボン”なる特権階級的なグループを作っている生徒達がいた。どうもこいつらは鼻持ちならない上に薄気味悪い。さらに主人公の友人になった落ちこぼれ生徒から、連中の一人が殺人を犯したのに、それを警察が見逃している事を教えられる。おりしも”ブルーリボン”の連中から主人公に「君も仲間に入らないか?」なんて勧誘が来て…。こいつら一体何者なんだ?

まあようするに優等生なんてぇのは大人に洗脳されたロボットなんだ!そして大人っていうのはガキの人格なんざどうでもいいと思ってる薄ら馬鹿なんだ!という青春期にあるお子様なら誰でも思いつきそうなお話である。ドント・トラスト・オーバー・サーティー!これに陰謀とかSFチックな設定とかが絡んでミステリアスに物語りは進んでゆく。ハリウッド映画では新人ティーンエイジスターの試金石的ミステリ、ホラー映画がよく作られるが、ライトだがよくこなれた脚本とスピーディーで判りやすい展開の作品が多く、新人俳優達の新鮮さもあいまって、そこそこの佳作が多いと思う。この作品もそんな流れの一作だが、心に残るようなものは何もないにしろ、まとまりのいい作品に仕上がっている。逆に言えば小品ということも出来るが、週末DVDで流し見するには丁度いいぐらいの軽さとほどほどのサスペンスがあることは保障できる。

製作には人気TVシリーズ『X -FILE』のメンバーが拘わっていると言う事だが、そう思ってみると多分カナダロケであろうその風景のひんやりとした寒々しさと暗さ、そして”世界の背後には陰謀が渦巻いている”というパラノイアックなストーリーは『X-FILE』と通じる所があるかもしれない。それにしてもクライマックスの大殺戮シーン、「そこまでやるか?」という結末の付け方は結構好きだった。そうさ、奴等の仲間はみんなぶち殺さなければならないのさ!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/14 21:12 スネーク・フライトはTVでプロモをやっていたでしょ? もうあのワンシーンだけで、B級を確信したね。私はおばか映画が大好きだけど、蛇が嫌いじゃないから怖がれないし、かと言って笑い所もなさそうだな、と。
そうそう、スネークセンターへわざわざ行って、ニシキヘビを首に巻かせて貰った事がある。目がつぶらで、お肌がサラッとしてて、お持ち帰りしたいとおもったよ。

globalheadglobalhead 2007/05/14 22:25 そうなのよ。蛇ってオレも別に怖くないし。ただ、アマゾンの奥地の大蛇を描いた映画「アナコンダ」は面白かったな。お話が良く出来てて。バリバリB級だけど、結構一般の評価も高いのよコレ。暇あったら見てみ。しかし爬虫類系得意そうだねレイジーさん。ここはひとつ、フジツボ系にも範囲を広げてみてはどうだ!(そしてさらにレイジーを怖がらせようとグロ生物を集めたHP見てたら逆に自分がキモチ悪くなり立ち直れなくなってしまったという罠。…凄いんだけど…見たい?)

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/14 23:30 嫌!やめて!ぶつよ!あと蛇は好きだけどミミズとか目がはっきりわからないのは駄目。アイコンタクトできないものが嫌。だから「スクワーム」はちょっと…。

globalheadglobalhead 2007/05/14 23:47 ええええ「目のはっきりわからないヤツ」どころか「アイコンタクトというよりも小さな目玉みたいのがツブツブ並んでるヤツ」とか「どう考えても地球外生命体」とか、「コイツら絶滅したほうが地球にも宇宙にも優しい」とか、「多分実物見たら死ぬ」とか、そういう「みんなみんな生きているけど絶対友達なんて有り得ない」生き物が目白押しだというのに!!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/14 23:53 実際にいる奴等なの?つぶつぶ以外ならちょっとだけ…。

globalheadglobalhead 2007/05/15 01:26 **グロ注意報発令** 閲覧は自己責任で。好奇心は猫をも殺すぞレイジー!
http://www.heiwaboke.com/2007/05/post_884.html

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20070513(Sun)

globalhead2007-05-13

[]そこそこな日曜日 そこそこな日曜日を含むブックマーク そこそこな日曜日のブックマークコメント

  • いかん今オレは猛烈にチキンラーメンを食いたくなってきている。
  • 今日は有楽町に出かけて親のカタキのように洋服を買ってくる。もうあんなものやこんなものをガッツンガッツン。いつからそんなお大尽さまになったのか謎である。先週しばらく暑かったので何か神経が2、3本飛んでしまったのかもしれない。買い物が済んだあとは一試合終わったような清々しささえ感じたが、またこれから暫く耐乏生活を余儀なくされるのである。
  • しかし行く先々の店の店員に冗談言って笑わせるのを勤めとしているのは何故なんだ。「最近のワカイモンの洋服って細いですよねえ。オレが着るともうボンレスハム状態ですよ。」これで100%いける。
  • …それって笑わせてるんじゃなくて笑われてるのか…。
  • 先週は週半ばまた風邪引いておった。つくづく抵抗力が落ちておるのう…。
  • 酔っ払ってメール書いて出したのだが、朝になって何を書いたのかさっぱり憶えていない。自分の発信メールを読むのが怖い…。
  • さらに酔っ払って人様の日記にコメント書いた日にゃあ怖くて暫くその方の日記が読めなくなってしまうのである。例によって何書いたのかよく憶えていないからである。
  • 酔っ払いってイヤーネ…。
  • 「もう書きたい事も書くこともねえぞオラオラ。」などと言いつつ数ヶ月経っており、アンテナの数もPVの数ももはやどうでもよくなり、「もう更新は週二ぐらいでええやろオラオラ。」と思っているのに毎日更新しているのが不思議でたまらない今日この頃。
  • いけないいけないと思いながらついつい習慣にして体にストレスを溜めてゆく生活習慣病のような日記である。
  • 書き始める時は「ああメンドくせえ…書きたくない…」と思いながらイヤイヤ書き出すんだけどな。
  • にも拘らず書き始めると「ああいかんこんなんじゃちゃんと説明していない」とか「この表現ありかよ?書き直せよ」とか「いやまてよオレが言いたかったのはひょっとしてこういうことなのか?」などと考え始めてしまい、文章はどんどん長くなり、仕上がってみると「うあ、オレこんなこと考えてたの?」などと自分でびっくりする始末である。
  • いや、あんまり考えてないんだけどね。修辞法というのは慣れると手癖になってしまうんで、考えて無くても文章には一応なってしまうんですよ。
  • あと質より量。短く仕上がった文章はあとで適当な事を差し挟んで水増しする。
  • 一般的にそういうのを”やっつけ仕事”という。
  • 毎度こんな文章ばかりで申し訳ない…。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/13 22:27 あーそうそう、この青い丸ポッチ。 こんな文章ってご謙遜を。めちゃくちゃ面白いし、理路整然としてますがな。いいな〜洋服あれこれ買えて。フモさんお洒落だものね。

globalheadglobalhead 2007/05/13 23:02 実は洋服買うのは好きでな。多分バブルの頃に青春期過ごしちゃったからDCブランドのとか買うのが癖になってしまったんだな。それと、いい歳した男の一人身なので、むさ苦しくならない様に気をつけているのだよ。まあ、部屋ではジャージだけどねッ!!
青い丸ポッチって、箇条書きの「・」のことだな。携帯だと青く見えるのか?フエタロさんも言ってたけど、日記を書くときに段落ごとに半角の「-」を文章の頭につけるといいよ。または「日記を書く」時にタイトル以外の文章を「全て選択」にし、文章入力欄の上のツールボタンで「リスト」を選択すると全ての段落に「-」を付けてくれるから、自動的に日記は段落ごとに箇条書きの「・」がついているよ。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/14 09:22 アドバイスありがとうございます。バブルの頃は赤子をひっ担いでアワアワ暮らしておりましたので、西友ブランドが身に付いてしまった私です(〃_ _)

globalheadglobalhead 2007/05/14 11:34 いや、最近はオレもイトーヨーカドーブランドがすっかり身に付いておりますがな!

FuetaroFuetaro 2007/05/14 11:40 僕はめんどくさいのでユニクロとGAPとジーンズメイトばっかですよ。有楽町で服買うなんて敷居が高すぎる!!

globalheadglobalhead 2007/05/14 11:58 いかん、だんだん肩身が狭くなってきた…。いやまあ、単なる趣味なんです、趣味。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2007/05/14 20:28 自分はバナナの皮3枚はっつけてます(会話に入ってみたよ)。

こういう文章も好きっすよ。なんか近況報告みたくて。
酔っ払いメールはわたしもしょっちゅうやりますが
読み返すと真意をなにげに吐き出してたりしていて……あわわわわわ。

paseyopaseyo 2007/05/14 21:37 服はそう簡単に買うもんじゃありません。昔着てた流行おくれの服も切ったはったの工夫次第でアバンギャルドに変身だ!(頑張って突入してみました)
ところで私もこういう日常的な文章も好きですよ。突っ込みやすいし。

globalheadglobalhead 2007/05/14 21:46 >バナナさん
ナニ!?バナナの皮が3枚!?それはバナナの皮で作った「ホタテビキニ」状態ということなのか!?しかしバナナ牛乳の場合だと3枚だと多すぎないか!?いや逆に少なすぎるのか!?いやむしろここは伝統にのっとってホタテを希望!ってか何言ってるんだか判んなくなって来たぞオレ!年寄りを無闇矢鱈と興奮させるんじゃないバナナ牛乳!
近況報告といえば、会社とアパート往復してるだけだとあんまり近況らしい近況もなくてなあ。この程度でも書いてて苦労するよ。酔っ払いメールとか酔っ払い日記って結構マジなこと書いちゃうから後々恥ずかしいんだよなあ。でも確かに真意だったりするのさ。どうもクールなのは似合わないってこったな。

globalheadglobalhead 2007/05/14 22:03 >パセヨさん
おまけにオレ物持ちいいじゃないですか。溜まっちゃうんですよ服が。10年前に買ったTシャツまだ着てます。ってか今着てます。毎シーズンちょっとずつ買っても、この歳まで生きると結構な数になるんですよ。お気に入りだったけど流行おくれになった昔の服は確かにリフォームしたくなることがあるなあ。でも昔は1年中ジーパン2本で過ごしてましたよ。シャツ2枚、セーター2枚とかね。
日常も、なにしろ日記ばかり書いてるから日記に書く日常が無いなどという本末転倒ぶりで…。最近は日記書くの手を抜いてますが、手を抜くと今度は日常が日記に反映されないという、ああああなんなんだこのアンビバレンツわああ!

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20070512(Sat)

globalhead2007-05-12

[]ヘンリー・ダーガー 少女たちの闘いの物語――夢の楽園 ヘンリー・ダーガー 少女たちの闘いの物語――夢の楽園を含むブックマーク ヘンリー・ダーガー 少女たちの闘いの物語――夢の楽園のブックマークコメント

精神遅延、カトリックという背景、孤独な人生、死した後発見された夥しい量の図版。ヘンリー・ダーガーはアウトサイダーアートを語る上で無くてはならない存在だが、その作品を分析的に語るのはどこか後ろめたい。ダーガーが描くのは少女達が主人公となりいつ終わるともない戦争を繰り広げる妄想の世界。その世界は同時に全裸の少女達が花園で遊ぶ非現実の王国。そしてそれは、どこか病み、歪んだ、グロテスクな世界でもある。

いってしまえば、これは、ダーガーにとって宗教的に抑圧された性的夢想であり、つまりはオナニーの産物である。ダーガーが生前これらの作品を見られるのを嫌がっていたというのは、当然彼にとってこれらがインモラルなものであるというのがはっきり判っていたからである。女性性器の形さえ知らない少年がチラシの裏に描いた自涜の為の妄想といっしょだ。

そして精神遅延である彼は、どこまでも持て余した孤独な人生の間中、微に入り細に入りそれを描き続けた、彼が死を迎えるその時まで。これらは彼の孤独さが形を成したものであり、彼の不幸がこの世に降ろした歪んだ王国である。そしてこれらの作品を観るという事は他人の手淫の現場を窃視するのとかわりが無い。だからこそヘンリーダーガーの作品を批評するのは後ろめたい。

ただもしもこれらの作品を評価するのだとしたら、人の妄想が、想像力が、いかに恐るべきものを生み出すのか、ということを思い知るという意味で、価値があるのだと思う。

『ヘンリー・ダーガー 少女たちの闘いの物語――夢の楽園』展 原美術館にて7月16日まで

■ヘンリーダーガー
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Realm of the Unreal: A Page About Henry Darger(ヘンリーダーガーHP)

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

Henry Darger: In the Realms of the Unreal

Henry Darger: In the Realms of the Unreal

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/12 21:21 7月までやっているのね。行くことにしよう。

globalheadglobalhead 2007/05/12 21:54 これって男性と女性だとかなり見方が違うと思うのね。男はきっと自分の魂の暗い部分を見透かされたような気分になると思うのよ。女性はいったいどう感じるんだろう。決してアートとして普遍的なものではないが、実にカルトなものを感じたね。音楽で言うとヴェルベット・アンダーグラウンド?

yukioinoyukioino 2007/05/12 22:28 お邪魔します。こちらとpaseyoさんのところのコメントをいつも楽しく拝見しております。大昔の「パラレル・ビジョン」展で何の予備知識も持たずに見てショックを受けました。「男性と女性で見方が違う」説、面白いですね。女性の魂にも当然そういう部分はあるのですが、自分のスイッチは入らなかったです…。

globalheadglobalhead 2007/05/12 23:41 はじめまして。題材が題材なんでちょっと露骨な書き方をしますがお許しを。
ヘンリー・ダーガーの絵はマスターベーション・ファンタジーだ、と誰かが言っていたけれど、それには”男の”という言葉がつくはずなんだよね。だから男には男のマスターベーションにまつわる”魂の暗い部分”が見透かされてしまって、衝撃的だったり居心地が悪かったりするのよ。だって対象は子供としかいいようの無い少女だ。言ってしまえばチャイルド・ポルノなんだ。ただ倫理がどうとか言う以前に、男は「そういうのが好きな奴がいるのはわかる」んだ。そしてその欲情をあからさまに絵にしたものを観ちゃうとやはり居心地が悪いのよ。それを”魂の暗い部分”と書いたのね。でも逆に一般的な女性には多分”ファンタジー”な部分しか伝わってこないのではないかと思うのよ。ああ、妄想なんだあ、と。いっぱい描いてるねえ、と。だからナニ?と。でもそれはある意味健全な反応なのだと思うのね。yukioinoさんがスイッチ入らなかったのはそういうことなんではないかと思うのよ。ヘンリー・ダーガーの絵はこのように異様な心理の下に描かれたものだから、それを受け取る側に”魂の暗い部分”があれば伝わってしまうんだよ。でも、勿論伝わらない人もいる。そしてアウトサイダーアートとはそういうものなのではないかと思うんだよ。

paseyopaseyo 2007/05/13 01:30 ぼわん。お呼び…じゃないですね…。どろん。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/13 09:50 ↑首だけ出して帰っちまっただよ…。

globalheadglobalhead 2007/05/13 10:34 おお〜〜いッ!どこいったぁ〜〜ッ!?

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20070511(Fri)

[]悪魔の沼 (監督:トビー・フーパー 1976年 アメリカ映画) 悪魔の沼 (監督:トビー・フーパー 1976年 アメリカ映画)を含むブックマーク 悪魔の沼 (監督:トビー・フーパー 1976年 アメリカ映画)のブックマークコメント

悪魔の沼 デラックス・エディション [DVD]

悪魔の沼 デラックス・エディション [DVD]

■感動の動物映画大作!(嘘)
処女作『悪魔のいけにえ』で全世界を恐怖のズンドコに陥れたトビー・フーパーたんがホラーマニアの期待を一身に受けて製作された第2作、これが『悪魔の沼』だ!今回リニューアルされてDVD発売したので、脳に膿の溜まったホラーマニアの一人としては買わねばなるまい!という訳で早速ゲト&鑑賞!う〜ん、やっぱりイカレタ変態の作る映画はイカレタ変態映画だね!トビー・フーパーたんに興味の無い人にはちょっとツライ内容かもしれないが、オレは結構楽しんだぜ!

内容はというと、アメリカのとあるド田舎でモーテルを構えるおっさんが、泊まりに来ているいけすかない客を次々お腹を減らした可哀想なワニ君の餌にしちゃう、という「ベンジー」や「ベイブ」も真っ青の感動のファミリー・アニマル・ムービーだよ!動物愛護協会PETAのご推薦が欲しい所だね!セイブ・アニマル、キル・ヒューマン!しかしお話だけ書くと獰猛な巨大ワニがあたかもジョーズのように人間達に齧り付く恐怖のシチュエーションが演出されているように思えちゃうんだけど、実際このワニの造りがセコイ!単なるワニの置物!ワニの浮き輪かと思っちゃったじゃないか!マブチモーターで泳いでんのかお前!予算が相当無かったらしいんだが、これにはおじさん絶望した!

■そしてみんな変態だった
なにしろ本当にローバジェットで作ったみたいで、そのせこさが逆にシュールなんだよね。ロケーション的にはモーテル、売春宿、飲み屋、警察オフィス、という、数えるほどの場所しか使っていなくて、しかもオールセット、殆ど室内だけが撮影されていて、映画全体が密室のようで息苦しいんだよ。まずこれが異様なんだよね。それと光線、これが夕暮れってことなのか、ただただ真っ赤なライトが照らされているだけで、物語前半は何もかも真っ赤っ赤、もうこの映画は永遠に夕暮れなの?と思ったぐらいだ。そして次の日になっても昼間だというのに霧がかかり、あたりは薄暗いまま。時間感覚が全くストップしてしまってるんだね。これがまた異様。

そしてなにより強烈なのは主人公のいかれたモーテル店主を演じるネヴィル・ブランドさんだ!もう顔が既にヤヴァイ!すっかりナイスなガイキチ顔だ!根本敬言う所の”アシッド系”の顔だな!この顔は外に出しちゃまずいだろ!?

《ナイスなガイキチ顔のネヴィル・ブランドさん》
f:id:globalhead:20070504125926j:image

で、このネヴィル・ブランドさん、じゃなくてモーテル店主、いかれてるといえばそれまでなんだが、常に理由不明で挙動不審な行動と言動が観ていて脳が溶けそうになる。尖がった狂気というんじゃなくてとろけてグズグズになった狂気。ばらばらに解体した自意識が人間の皮という袋の中に入ってなんとか一個の物のように見せかけているというかね。しかし観ているほうとしては「ぎゃはは!アホだこいつ!」と笑うしかない!という訳でこのおっさんがまたまた異様!

映画のシチュエーションも狂ってていいぞ!特に訳が判らなかったのはモーテルの一シーンなんだが、まず上階の部屋では拉致監禁され猿ぐつわ噛まされてベッドに縛られてる若奥様が、ベッドギシギシいわせながら「うぐう!うぐう!」と喚いている!その下の部屋では若いカップルがエッチしながら「むふう!むふう!」と悶えている!そしてその部屋のドアの向こうで、喘ぎ声を盗み聞きしているモーテル店主が「うがあ!うがあ!」と呻いている!さらに軒下では、店主に殺されそうになってここに逃げ込んだ女の子が「うぎゃあ!うぎゃあ!」と泣き叫んでいる!これらのシーンがかわるがわる何度も繰り返される!もうなんだか意味が判らなくてとっても異様!という、異様だらけの映画『悪魔の沼』なのだ!

■監督のトビー・フーパーたん
こんな風にこの映画って構造それ自体がかなりイビツなんだね。というか、ハリウッド的な映画の文法をまるで無視した、もはや「オレ映画」としか言いようの無いフリーキーさとアナーキーさは少なくともある。これ以降のトビー・フーパーの作品を観れば一目瞭然だが、やっぱりフーパーはお世辞にも”巧い”監督ではないし、ひょっとして”才能のある”監督ですらなかったのかもしれないんだよね。ただこの”異様さ”の一点突破で映画業界で生き残っちゃった人なのかもしれない。そしてその異様さというのは、計算など一切無しでプリミティブな衝動をダイレクトに映像に焼き付けてしまえる、実はかなり稀有な”異能”振りが可能にした物だったんじゃないだろうか。だからこそ世界中の有名映画監督が手放しで『悪魔のいけにえ』を褒め称える。映画造りのプロ中のプロですら容易に到達できないその”プリミティブさ”が、彼を他に類を見ない監督とさせたんだろう。実はこの『悪魔の沼』でも、あのデビッド・リンチを髣髴させるシーンが幾つもあり、逆に言えばトビー・フーパーとは早すぎたデビッド・リンチだったんじゃないか、リンチがセンスの代わりに電ノコを手にしちゃったらトビー・フーパーになっちゃったんじゃないかとさえ思った。…なんて言ったら褒め過ぎだけどな!

ちなみに配役には『ファントム・オブ・パラダイス』のウィリアム・フィンレイが神経症じみたオヤジを、『エルム街の悪夢』のロバート・イングランドがケチなチンピラの役で出演している。あと娼家の婆さんが「こいつ特殊メイクでもしてんのか?」と思わせる不気味な容貌で、ある意味ネヴィル・ブランドと双璧を成すヤヴァさを醸し出していた。あと撮影のロバート・カラミコは究極のバカホラー「死霊の盆踊り」を撮影した人だ!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/12 12:09 …てか、プロフィールの写真が!

globalheadglobalhead 2007/05/12 17:33 飲んだビールが5万本!食ったピザが5万枚!わかっちゃいるけどやめられない!

ワニのいけにえワニのいけにえ 2009/04/09 12:08 ベッドギシギシいわせながら「うぐう!うぐう!」のガムテープの若奥さんエロ〜(Hな下着姿も萌え〜)。
彼女が浴室で着衣を脱いでるときの「んっ」「あん」って吐息もセクシーだし〜。
監禁部屋は彼女のフェロモンでムンムンしてそうだ〜。
以上この超大作を観た感想でした。

globalheadglobalhead 2009/04/09 12:31 こんな古い記事ですが読んでもらって&コメントありがとやんす。
エロのあるホラーはいいですな。
トビーたんの場合はそれに変態とキチガイも加わっておりますから最強です。
モーテル店主には笑わせてもらいました。
つまり変態爆笑キチガイエロホラー。
さすが「いけにえ」の監督であります。

ワニのいけにえワニのいけにえ 2009/04/10 18:13 あの若奥さん、変態キチガイ店主につかまるシーンと気絶してるシーンの間に、(もしくは、監禁中に)やっぱ×××されてるのでしょうか〜?そう考えるのが自然なんでしょうが、キチガイの行動の予想は
不可能でしょうから〜。(変態だけあって、凄まじい事されてたりして...)

globalheadglobalhead 2009/04/10 18:28 いや〜、想像するに、カップルの「むふう!むふう!」を立ち聞きして「うがあ!うがあ!」とか喚いているモーテル店主って、実は昂奮しているんじゃなくて苦悶しているんだと思うんですよ。アメリカ南部にありそうなセックスに対する異様な宗教的タブーがモーテル店主に子供の頃から刷り込まれていて、でも自分の性欲をどうしていいかわかんないから、性的なものを喚起させる対象を破壊する=ぶっ殺すことで自分によこしまな感情を与えた者を罰している、そういう屈折した心情の話だったのかもしれませんね。だからモーテル店主は、ムラッときてしまった若奥さんを、ぶっ殺すことは思いつきはしたにせよ、やっちゃうなんて出来なかったんじゃないですかね。

ブランドネビルブランドネビル 2009/09/07 10:59 フェイとジャッドの関係について、興味深い(?)意見を読みましたが、思うに、ジャッドは戦争の後遺症で、不能になっていると思うのです。冒頭でクララが宿へ来たときは平静(でもないか)だった彼が、彼女が売春婦と知って豹変したのはプロなら不能の自分を満足させてくれると思ったからでは?フェイとの関係については、彼女が浴室に入ってからジャッドの様子がおかしくなりますが、もちろん入浴中の彼女を想像したからでしょう。ホテル内は彼女と自分だけ(幼児は除く)と気付いた彼は、女を自分のもの(犯すという意味でなく)に出来る絶好の機会と知り彼女を捕えます。彼女が助けを呼べないよう口をテープでふさぎ、逃げられないようベッドに縛ってから彼の態度が落ち着いたのは、誰にも邪魔されずに自分のしたいことが出来る女体が手に入ったからでしょう。バックとリネットが部屋でSEXしている様子を聞きながら落ち着かないのは、自分が不能なので人のSEXが気になるのと、彼らにフェイの存在を気付つかれないか心配だからです。だからラストで彼女に逃げられたとき、悔しさと彼女の行動が許せないので、彼女を殺害しようとしたのでは?結果的に彼女に沼に突き落とされて自分がワニに喰われることとなり、ジャッドとフェイの関係が終わりますが、飼い慣らそうとした猫にひっかかれたというところでしょうか。
ジャッドの性格を読むにはクララとフェイへの接し方が重要なカギとなるような気がします。
まあ、私の考えの正解率は40%程度だとは思いますが。長文失礼しました。

globalheadglobalhead 2009/09/07 14:15 コメントありがとうございます。2007年5月に書いた記事なのでDVDもその頃観たのだと思いますが、そのせいか映画の細かい部分はあんまり覚えていないんですよー。だからブランドネビルさんが書かれたような"戦争の後遺症"を臭わせるようなシークエンスがあったかどうかすっかり忘れてたんですが、調べると宿の主人ジャドは「戦争帰還兵で戦争で足を負傷したため、片足が義足になっている」という設定だったんですね。だったら後遺症による不能というのは十分考えられることだし、そちらのほうが彼の持つ狂気を説明するのに理解しやすいですよね。40%というよりは実はそちらの考え方の方が正解のような気がしますよ。

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20070510(Thu)

[]最近はハウスとか聴いてます。 最近はハウスとか聴いてます。を含むブックマーク 最近はハウスとか聴いてます。のブックマークコメント

■Welcome To The Best Years Of Your Life / Ben Westbeech

ドラムンベースなのか?」と思って聴き始めたら、色々なジャンルがミクスチャーされた非常に器用さと才能に溢れたアルバムであった。でも一つに突出していないと結局は器用貧乏な人の作ったイージーリスニングになっちゃうような気がするなあ。落ち着きすぎてアグレッシブなもの感じないし。いや、音楽家としては優れていると思うんだけどさ。ミックスが濃すぎて”抜ける”部分が少ないの。多分アシッド・ジャズとかの文脈で聴く音楽なんだろうなあ。

YouTube-Hang Around - Ben Westbeech
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■NA ESTRADA / DJ PATIFE

Na Estrada

Na Estrada

ブラジリアン・ドラムンベースのDj Patifeのファースト・アルバム。クラブユーズのガシガシした音ではなくボサノヴァの香りのするブラジリアン・ミュージック・テイストの出来。殆どがヴォーカル曲であり、さらにアコースティックな音色を多用した実に軽やかで開放感のある音に仕上がっている。スティービー・ワンダーの”Overjoyed”ドラムンベース・バージョンとか楽しいよ。スカっぽい曲もあり。夏に向けてこの1枚!って感じ。ビデオ(↓)もなかなか楽しい。

YouTube-Dj Patife Video Clipe Enigma by NuYoung Creative
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■World Cup Of Drum 'n' Bass Vol.1

DJ MARKY、LONDON ELEKTRICITY、DJ PATIFEらを集め、MIXにNU TONE、HIGH CONTRASTが参加したブラジリアン・ドラムンベース・ミーツ・ホスピタル・レーベルなコンピレーション・アルバム。いい曲も沢山あるんだが、コンピレーションとしては中途半端な選曲に聴こえてしまうなあ。

YouTube-dj marky vs dj patife - skol beats 2006(アルバムとは関係ないんですがdj marky vs dj patifeってことで)
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■Here & Now / Kaskade

Here & Now

Here & Now

実に聴き易く判りやすいお洒落系美麗ハウス、Kaskadeのベストアルバム。女性ヴォーカルが涼やかでよいですね。リズム的な深みや複雑さはないんだけれども、キラキラしたソフトなセンスは軽く部屋で流しておく分にはいいかも。

YouTube-Steppin Out
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■Beautiful Tomorrow / Blue Six

Beautiful Tomorrow

Beautiful Tomorrow

NY発ディープ・ハウスのBlue Six、ファースト・アルバム。2002年発売の古いアルバムで、買った当初は退屈だったのだが、最近CD棚から引っ張り出して聴いたらこれがハマってしまい現在ヘビロテ中。音数が少なくまったりとしたリズムに女性ヴォーカルが被さる。とても静かで落ち着いたフィーリングは、噛めば噛むほど旨いスルメ味ハウスとでも言えばいいのでしょうか。アルバム全部同じテイストでぐいぐい行っちゃう頑固さもいいかも。ラストのタイトル曲『Beautiful Tomorrow』は”あなたは素敵な明日を手にする事が出来る”と歌われる感動的な1曲。

YouTube-Blue Six - Music & Wine
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■Soulheaven Presents Masters At Work - In The House

In the House: Soul Heaven

In the House: Soul Heaven

これもNY発、ハウスユニットMasters At Workの2004年作のMix CD。ラテン・テイストの跳ねるリズムが心地良いMAWのミックスはここでもがんがん盛り上げてくれています。『In The House』シリーズのMIXコンピレーションはどれも質がいいので沢山買っております。

YouTube-Masters At Work-"Work"-Kauas
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■Coast2Coast Mixed By Ron Trent

Coast2coast: Ron Trent

Coast2coast: Ron Trent

シカゴのハウスDJ、Ron Trentの新作DJMIXアルバム。(2枚組で1枚目がMIX、2枚目はNON-MIX。)オーソドックスですがキッチリ脇の締まった好印象mix。

YouTube-ron trent @ development
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20070509(Wed)

[]できるかなクアトロ / 西原理恵子 できるかなクアトロ / 西原理恵子を含むブックマーク できるかなクアトロ / 西原理恵子のブックマークコメント

できるかなクアトロ (SPA COMICS)

できるかなクアトロ (SPA COMICS)

西原の漫画はその独特の毒がいいんだよな、と思ってたけれど、この人の本質は毒ではないんだよな。まるで大型重機のような巨大で圧倒的なパワーですよ、タフネスとバイタリティですよ西原は。生きる大前提がでかいから目の前の障害物なんかいちいち迂回しないで踏み潰しちゃうんですよ。それは踏み潰しちゃっても大勢に影響がないちゃちいものだから踏み潰すんですよ。そしてそれが西原の毒なんですよ。でもけなげに咲く花はちゃんと避けて行く。どんなに小さくともちゃんと生きているものに対しては絶対の敬意を払う。それは西原もちゃんと生きているから。そしてつまりこれが西原にとっての”叙情”になる訳なんですよ。西原は”生きる”というただその一点にどこまでも貪欲なんですよ。そしてまた、”生きる”という以外に何があるんだ?というのが西原なんですよ。この余計な夾雑物を介することを一切許さない妥協の無さ。一般の人間がダイエットフーズをもそもそ食いながらもそもそと生きている所で、この人は血管にニトロ直に注入して爆走している。勿論誰も太刀打ちなんか出来ない。だから西原はスゲエ。

『出来るかな』シリーズは西原理恵子が様々なことに体当たりで挑む!といういわゆるドキュメンタリー漫画ではあるのだが、そこは西原、チャレンジする内容が一筋縄で行くはずが無い。これまで原子力発電所「もんじゅ」のルポ(できるかな (SPA! COMICS))、インドネシア暴動の見物とカンボジアの地雷原散歩(できるかなリターンズ (SPA! comics))、さらには脱税とホステス業にまで挑んでしまう(できるかなV3 (SPA! comics))。4作目であるこの「クアトロ」での最大の力作はインドの”ヒジュラ”の密着ルポであるが、ヒジュラとはインドのオカマであり、このインド中のオカマたちが一同に会し神との結婚を成就する祭り、インド最大のゲイ・フェスティバル「クーヴァガムの祭り」に突撃する様がなにしろ強烈!インドにおいてアウト・カーストであるヒジュラの存在のあり方も「クーヴァガムの祭り」の一部始終も興味深いが、ひたすら濃すぎるインドオカマのツラ構えを写真入りで見ているとあまりのヤヴァさに思考停止しそうになる!なにしろこのインドオカマ祭りは一見の価値ありだ!そしてそんなインドオカマたちに威嚇と愛情で接する西原が、ああ、やっぱり、素晴らしいのだ。

参考:ヒジュラ 

[]時をかける少女 時をかける少女を含むブックマーク 時をかける少女のブックマークコメント

時をかける少女 通常版 [DVD]

時をかける少女 通常版 [DVD]

映画『時をかける少女』の本質とは「ピュッ!」「ゴロゴロッ!」「ドカンッ!」である。飛んで転がってぶつかるのである。大変元気で宜しいと思う。年寄りに真似できないのはこの無鉄砲さと闇雲な元気さだからな。そしてその合間を第二時性徴期の子供同士のいじらしい性的憧憬がもやもやふわふわと漂っているのである。あとはえーっと…うう〜ん、穢れたオトナになっちまったオレとしてはそれ以上の感慨を抱けないのであった。物語的には「3つのお願い」を聞いてくれる魔術アイテムで自滅する人間の物語、W.W.ジェイコブズの短編『猿の手』的なアイロニーを感じたが、それ以上の見所は無かった。なにしろ時をかけることも少女にもあまり関心が沸かないのらしい。”時かけ”ファンの皆さん、年寄りの感想なんてこんなもんだ、悪気があるわけではないので許せ。

時をかける少女』は筒井康隆原作の…などと言うまでも無い有名な作品であるが、この作品に注目が集まるきっかけとなった1972年製作のNHK少年ドラマシリーズ『タイムトラベラー』をオレはリアルタイムで観ていたりするのである。当然続編も観た。勿論自慢である。当時は撮影したビデオテープに重ね撮りして製作していた為、映像として残されていないというのが本当に惜しまれる傑作であった。(マニアの方が録画した作品の一部が現存しており、それが製品化されているという話は聞いたことがあるが。.)大林宣彦監督の映画『時をかける少女』も好きな作品だ。あれもTVを録画したビデオを繰り返して観ていた覚えがあるなあ。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/09 22:12 私もタイムトラベラーはリアルタイムで見ていたよ、飛び飛びで。高尾礼子ちゃんとちょっとした関わりがあったから…。

globalheadglobalhead 2007/05/09 23:16 そんなことより遂に日記を始めたな!おおいみんなあ!レイジーさんの日記はhttp://d.hatena.ne.jp/lazy-daisy5113/だよおお!皆で観に行って沢山沢山コメントしてあげよう!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/09 23:40 バ、バカァー!

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20070508(Tue)

[]帝都幻談(上)(下) / 荒俣宏 帝都幻談(上)(下) / 荒俣宏を含むブックマーク 帝都幻談(上)(下) / 荒俣宏のブックマークコメント

帝都幻談〈上〉

帝都幻談〈上〉

帝都幻談〈下〉

帝都幻談〈下〉

大作『帝都物語』の荒俣宏が送る帝都物語前日譚。黒船の来襲と尊皇攘夷に揺れる幕末の江戸に異形の妖怪達が跋扈する。陰でそれを操るは、はるか昔から日本への怨念をたぎらせ生き続ける魔人・加藤重兵衛。怪しき陰陽の術を弄し、往古の祟り神達を甦らせ、またもや日本を滅ぼさんと画策する。それを迎え撃つは国学者平田篤胤、そして遠山景元、ご存知遠山の金さん!魔術妖術乱れ飛び、夜の闇を百鬼夜行が怪しく蠢き、平安の昔恨みを抱いて死んだ蝦夷の大怨霊アテルイが江戸の町を襲う!篤胤と金さんは江戸を、日本を救う事ができるのか。カバーイラストと挿絵を水木しげる大本尊が担当、また、前書きは京極夏彦

いやあ、すいすい読めるかと思ったら意外と歯ごたえがありました、『帝都幻談』。その原因はオレの歴史知識の薄さのせいであります。実在の歴史上の人物や政治、事件などが次々に現れても頭の中で結びついてこないんです。荒俣宏の帝都シリーズは実在した人物が主人公になり、虚実ない交ぜになった歴史の中で、ありとあらゆるオカルト知識を駆使して構築した世界を楽しむのが醍醐味だと言う事ができると思いますが、やはり実際の歴史を知っているのと知らないのとでは面白さが違ってくるでしょう。坂上田村麻呂の蝦夷討伐とか大塩平八郎の乱とか水野忠邦の天保の改革、なんて出てきても「なんだったっけ」と言ってるようじゃダメなんだろなあ…。ですから今回は”感想”ではなく”印象”をまとめたものだと思ってください。

今回の『帝都幻談』で中心となるのは平安時代初期、坂上田村麻呂に討たれた蝦夷の軍事指導者アテルイの怨霊でしょうか。アテルイについてはこの物語で始めて知りました。勿論実在した人物です。『帝都物語』では平将門を祟り神として甦らせ帝都を壊滅に追い込もうとした加藤ですが、今回の”蝦夷地の怨霊”はさすが荒俣宏、「よく探してきたなあ」という眼の付け所のよさを感じました。そしてもう一つの中心が江戸中期に書かれた怪異譚『稲生物怪録』。これも知りませんでした…。荒俣宏には『稲生物怪録平田篤胤が解く』という著作が既にあったらしく、ファンにはお馴染みのものであったのでしょうが、どれほどユニークなものであったのかがよく判ってなかったのが残念。

それと今回の『帝都幻談』は『帝都物語』と比べると若干雰囲気が違うような気がしたな。『帝都物語』は魔人加藤を狂言回しにして移り行く帝都・東京の栄枯盛衰を描いたひとつの架空の歴史小説として読む事が出来ると思いますが、だからこそそこには万物流転の諸行無常さが漂っていたのだと思います。しかし今作『帝都幻談』のテーマはそこでは無いように思えた。幕末の激動と変化してゆく歴史は描かれますが、その変化は進歩的で肯定的なものとして描かれます。魔人加藤への勝利は新たに扉を開いた歴史への勝利です。だから禍々しさ、淫猥さも少ない。加藤も今回はなんだか大人しい。

物語は上巻が第一部で以前雑誌連載されたものらしく、下巻が書き下ろしで第二、三部ということになっている。ただ下巻は上巻の繰り返しのような展開になってしまい、第一部で完結していてもさして変わりない内容になっている。そこは荒俣宏の小説なので、物語云々よりも物語の背後にある膨大な薀蓄を楽しむといった読み方のほうが正解かもしれない。上巻ではいきなり妖怪が現れて、当時の雑誌編集部は荒俣宏作品というよりは水木しげる大本尊との企画物的なものを狙っていたような気がした。だから”帝都”臭が若干薄かったのだろうか。あと個人的に平賀源内というのは好きな歴史上の人物だっただけに、物語では日本に仇名す妖怪大将みたいな扱われ方をしていたのがちょっと淋しかった!

※以下のリンクで『稲生物怪録』の怪異を描いた絵巻が見られます。
■「稲生物怪録(いのうもののけろく)」
■稲生物怪録とは?

稲生物怪録―平田篤胤が解く

稲生物怪録―平田篤胤が解く

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20070507(Mon)

[]momokoDOLL 最愛デニムエンジェル momokoDOLL 最愛デニムエンジェルを含むブックマーク momokoDOLL 最愛デニムエンジェルのブックマークコメント

momokoDOLL 最愛デニムエンジェル

momokoDOLL 最愛デニムエンジェル

ぐはっ!”Doll終結宣言”したばかりだというのに、このエントリは何さ!やっぱり買ってしまったじゃないのさオレ!…いやあ、でこぽんさんにプッシュされてついつい…。という訳で連休最終日はオニンギョの撮影と編集で結局1日潰したオレなのであった。いや、連休初日&2日目もオニンギョ写真弄ってたしな…。やり出すと止まらない性格なんだよ!やっぱダメじゃん!・・・えー、今回のmomokoはデニムと花柄のワンピースがタイヘン可愛らしいです。あとグリーンのアイラインがちょっと色っぽいです。なので少々セクシー系を狙って撮影してみました。いかがでしょ。オニンギョマニアの皆様、出戻りですがまたよろしゅうお願いします〜。

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dekoponndekoponn 2007/05/07 14:00 あやー! めちゃくちゃ可愛いですね。顔色もいいですし、ほんとに綺麗なお嬢さんです。上から6枚目の写真が好きです。momokoがグラマーに見えますね。素敵。こういう写真はやっぱり男性のほうが断然と魅力的に撮りますよね。上手いなあ。

ということで、復帰第一作の素晴らしい写真をありがとうございます。ほほほ。またよろしくお願いしますね。

globalheadglobalhead 2007/05/07 19:25 でこぽんさんに引き戻されたオレであります。実はこの間最後だと思って大量にmomoko写真撮っていた時に「やっぱり可愛いなあ」なんて思ってしまったのが運の尽きでしたねえ。その後でこぽんさんにデニムエンジェルの写真見せられちゃうしさあ。すっかり術策にはまったオレであった…。取り合えずブライスは打ち止めにしましたが、momokoはまだ続きそうですなあ。でもね、でもね、置き場所が…(涙目)。

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20070506(Sun)

[]鬼太郎ドリンクあれこれ 鬼太郎ドリンクあれこれを含むブックマーク 鬼太郎ドリンクあれこれのブックマークコメント

この間は鬼太郎バーで鬼太郎ビールなんぞを飲んできたオレだが、鬼太郎関係の酒やドリンクは結構出ているらしい。ネットであれこれ調べてたのでここにUPしてみよう。

《鬼太郎ビール》

水木氏の出生地、鳥取県は境港の地ビール、「夢みなとビール」が販売している《鬼太郎ビール》である。ケルシュ・アルト・ヴァイツェンの3種類があり、それぞれ330㎖入りの小瓶と1000㎖入りの大瓶がある。ちなみにこの3種は上面発酵ビールで、フルーティーな芳香と深いコクが特徴。日本でよく飲まれているビールの大多数は下面発酵のピルスナータイプである。

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《妖怪酒 その1》

これも境港市の「千代むすび酒造」で作られている地酒。本醸造辛口ツボ酒ということで「鬼太郎のツボ」「ねずみ男のツボ」「目玉おやじのツボ」「子泣き爺のツボ」「砂かけ婆のツボ」がある。

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他に瓶入りで「一反木綿」「鬼太郎ボトル」「ねずみ男ボトル」、純吟酒の「鬼太郎純吟」、焼酎ボトルで「ぬりかべ本格純米焼酎」、「本格米焼酎 目玉おやじキュート瓶」が発売されている。(全て境港物産村、キュート瓶のみ千代むすび酒造HPより。)

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《妖怪酒 その2》

鳥取県の酒蔵「稲田本店」から発売されている妖怪焼酎。 目玉おやじが茶碗風呂に浸かっているラベルの本格芋焼酎「なまけ者になりなさい」と、ねずみ男、鬼太郎、目玉おやじが3人寝そべっているラベルの本格米焼酎「のん気にくらしなさい」が販売されている。(楽天で取り扱ってます。)同じく「稲田本店」からは「清酒稲田姫 純米酒ゲゲゲの鬼太郎」の販売もあり。(楽天

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《妖怪ドリンク》

鬼太郎キャラを使ったソフトドリンク。調べた限りでは、「妖怪汁」「目玉のおやじ汁」「ねずみ男汁」「猫娘汁」「妖怪珈琲」「一反木綿の絞り汁」「目玉おやじのハ〜イ緑茶」が発売されている。全て妖怪の濃いいエキスがたっぷり詰まった怪しい汁です(というのは嘘だが)。

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※(5月17日追記)
新たに「鬼太郎の住む森の湧き水」、「みんなの汗」という妖怪ドリンクを発見しました!”みんな”とは”妖怪のみんな”のことらしく、妖怪キャラ総出演のドリンクです!ちなみに”汁”ではなく”汗”ですが、もうなんだかどっちでもいっしょだ!
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[]水木作品の紹介 水木作品の紹介を含むブックマーク 水木作品の紹介のブックマークコメント

以前書いた記事の再録になるが、「ゲゲゲの鬼太郎」しか知らない方に水木しげるの伝記作品における傑作を紹介したい。なお文中の「神秘家列伝」は現在文庫本で入手可能のはずである。

水木しげる伝記作品(2005年9月12日分再録

続きを読む

バナナ牛乳バナナ牛乳 2007/05/10 12:42 汁がいっぱいだあああ(・∀・)
鬼太郎DAISUKIのくせにどれも飲んだことない。つか怖くて飲めねえ!
どれもこれもネーミングが秀逸ですが「おやじ汁」ってヤツは
なんだか団塊の世代の味がしそうでいやんです。
「猫娘汁」って……なんかエロくね?

globalheadglobalhead 2007/05/10 20:54 汁だ!汁なんだ!妖怪分泌物と妖怪成分100%の妖怪汁を飲んで君も妖しい世界の扉を開くんだ!なお「一反木綿の絞り汁」だが、一反木綿は履き古したフンドシが化けた妖怪だから、それの絞り汁となると、もっと別の成分が大量に混入してかな〜り怖ろしいことになっているな!
ここに載せたのはネットで通販はやってるが、その辺で売ってるようなもんじゃないだろうな。基本的に水木氏の出身地である鳥取県境港で作られた酒ばかりのようだな。鬼太郎ビールはなかなか美味かったよ。
「猫娘汁」は猫娘のどのような汁なのか調査が必要だな。やはりポイントは”娘の汁”というところだな。しかしもしも「砂かけ婆汁」などがあったとしても見向きもしたくないのが正直な所だ。”婆汁”と”おやじ汁”…濃すぎだ…濃すぎだよ…。

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20070505(Sat)

[]『第1回・チキチキ!墓地だ!団子だ!鬼太郎だ!納涼はまだ早いが取り合えず和風なんだ!連休にハワイなんか行ってたまるかオフ!』 『第1回・チキチキ!墓地だ!団子だ!鬼太郎だ!納涼はまだ早いが取り合えず和風なんだ!連休にハワイなんか行ってたまるかオフ!』を含むブックマーク 『第1回・チキチキ!墓地だ!団子だ!鬼太郎だ!納涼はまだ早いが取り合えず和風なんだ!連休にハワイなんか行ってたまるかオフ!』のブックマークコメント

■チキチキなんだ!

チキチキだ!オフだ!オフなんだ!という訳で連休ど真ん中の昨日5月4日はレイジーさん企画監督演出主演の『墓地オフ』を開催してきたんだ!日暮里に集まったのはフエタロさんとパセヨさんとレイジーさん、オレの4人だ!午後3時の日暮里は5月のポカポカ陽気で絶好のオフ日和だった!

■団子食え!

まずは団子食え!団子食いやがれ!ということで江戸の老舗『羽二重団子』で渋〜く団子食って茶しばいて作戦会議だ!ここ『羽二重団子』は”夏目漱石吾輩は猫である』や正岡子規『道灌山』など、数多くの文学作品にも登場する、老舗の名店”ということらしい!そういわれて見るとお店の佇まいはWABISABIしまくっていたぞ!あんまり甘くないのがポイントの餡子の団子と焼けた醤油の香ばしい焼き団子を食って気分はすっかり下町情緒だ!これからの散策が楽しみだね!

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■《墓マニア》の攻撃!

その後は墓だ!墓参りするのさ!ということで『谷中霊園』を散策だ!東京の3大霊園のひとつということでとっても偉い皆さんがお眠りになっているんだ!”谷中霊園には、明治の実業家渋沢栄一、明治初期の歴史画家菊地容斉、日本画の巨匠横山大観など多数の著名人の墓がある。”ということだ!そしてこの谷中霊園には最後の将軍である15代将軍・徳川慶喜の墓もあるんだ!行ってみましょう、と墓地を彷徨っている一行の耳に聞こえるのは妖しげなカラスの鳴き声!カラス君いい仕事してるね!雰囲気が盛り上がってきた所で徳川慶喜墓前に到着、「へぇ〜」とか観ている我々の後ろで突然どこかのオヤジが「朝敵とされた自分を赦免した上華族の最高位である公爵にも列した明治天皇に感謝の意を示すため慶喜は自らの葬儀を仏式ではなく神式で行うよう遺言した光圀や斉昭などの勤皇家を輩出した水戸徳川家の伝統に従ったとも言われるこのため慶喜の墓は徳川家菩提寺である増上寺徳川家墓地でも寛永寺徳川家墓地でもなく谷中霊園に皇族のそれと同じような円墳が建てられた」などと頼んでもいないのに解説し始めたではないか!誰だこの人!?とドンビキしまくる我々一行!「…マニアだ!墓マニアだ!」恐怖に慄きながら呟くパセヨさんとレイジーさん!「日本の有名霊園にはこのような墓マニアの方が多数いらして、こうして日夜訪れる人々に解説しまくっているのかも知れませんねえ…。」と遠い目で囁くフエタロさん!しかし『墓マニア』とは!マニアの世界はなんて広いんだ!

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■鬼太郎ビールでゲゲゲのゲ!

その後最寄の駅を目指してあたりをぶらぶら散策、老舗の酒所やマトリックス地蔵などを発見、物見遊山を適度に満喫。鶯谷駅から池袋に行き『ゲゲゲの鬼太郎妖怪村』が催されているサンシャイン60の展望台へと上った!おお高い!地上240mは高いぞ!さらにスカイデッキに上ると屋上から生で東京の全景を楽しめる!おお高い!さっきよりもっと高い!さらに風が強い!高い所に上って興奮するオレ!フモと煙は高い所が好きなんだ!さてお目当ての『妖怪村』だ!入り口では鬼太郎と猫ムスメの着ぐるみが子供達と記念撮影会コーナーを開いていたが、着ぐるみの目が虚ろでなんだか怖かったぞ!歩きつかれた我々は《鬼太郎バー》の始まる6時まで一休みしていたのだが、…レイジーさんがいない!池袋駅前でもそうだったがレイジーさんは時々行方不明になって徘徊する癖があるので要注意だ!さて6時になり《鬼太郎バー》が開店し、《鬼太郎ビール》や《血の池ワイン》を飲みつつ《砂かけばばあの砂肝》や《ぬりかべチーズ盛り合わせ》なぞをつまむ我々!《鬼太郎ビール》はケルシュ・アルト・ヴァイツェンの3種があり、地ビールということで味はどうかな?と思ったが結構好評であったぞ。

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■修行が肝心!

そろそろいい時間になったので酒だ!酒飲むんだ!と怪気炎を上げる我々怪しい探検隊はこの日最後の目的地《猪木バー》へ。しかし入ってみるとこれがメチャ混み!訊くと1時間待ちと、既にアミューズメントパークのアトラクション状態!恐るべしアントニオ猪木バー!店内を見渡すと満杯の客の様子はどれも熱く濃く闘魂に満ちたプロレスマニアの面構えをしたお兄さんばかり!これはスクアット1000回こなして修行を積んでから出直すしかない!ということで別の店へ!その別のお店は落ち着いた雰囲気の食いもんの旨い酒場で、なかなかいい感じ。あれやこれやをつまみながら、はてなで公表できないあんな話やこんな話で怪しく盛り上がり、この日は10時過ぎまでたらふく飲んで食べてお開きという事になった!楽しい1日でありました!皆さんありがとうございます!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/05 18:23 ス、スミマセン!徘徊の習性があります。何か「ヒョン」なきっかけがないと行けないルートで本当に楽しかったです!「非モテ」「モテ」以外に「フ・モテ」と言うカテゴリーを発見確認できたオフでした。また宜しくお願い致します。

paseyopaseyo 2007/05/05 19:05 今度は私が飲みすぎました。スミマセン。何か失礼をしでかさなかったでしょうか。いや〜、多分、一応全部憶えてると思うんですが…ウルサくしすぎてヒかれなかったか不安です…。

globalheadglobalhead 2007/05/05 20:39 >レイジーさん
夢は枯野を駆け巡っていたかレイジー!知らないおじさんに連れて行かれないように注意が必要だ!といいつつ、オレなんか絶対思いつかないコースで歩いててマジ楽しかったぞ!こういう機会が無ければまず出向かない所だったもんなあ。企画してもらってホントにありがとうございます。また今度新たな企画で遊びに行きましょう。ちなみに「フモテ」の本質は「実の所単なるいい人扱い」であります。

globalheadglobalhead 2007/05/05 20:57 >パセヨさん
そんな飲んでましたか!?多分楽しくて飲んでたんだから全然OKだと思います!静かにしていられるよりも賑やかなほうがいいじゃないですか!前回はオレのほうが早く出来上がってしまってなんだか判んない状態でしたが、今回リラックスしていられた分、やっとレイジーさんやパセヨさんと話したかった事ちゃんと話せたなあ、って感じです。日記やコメントだけでは判んない人となりも伝わってきたし。また時間空いたら是非どっか遊びに行きましょう!

globalheadglobalhead 2007/05/05 20:58 ってか誰かオレのイラストに突っ込んで欲しいんだが。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/05 21:08 気が付いたか。わざとスルーしてやった(毒) だって突っ込み所満載なんだもん!

globalheadglobalhead 2007/05/05 21:12 突っ込め!突っ込んでくれ!でもデッサンが狂っているというのはナシだ!

FuetaroFuetaro 2007/05/05 23:56 や、普通に上手いなーって思ってた(笑)。折角だから撮影してくればよかったですなぁ>鬼太郎着ぐるみ

paseyopaseyo 2007/05/06 01:10 突っ込み待ちだったのか…。やっぱり記念撮影の行列に並ぶべきでしたかな。じゃんけんで生贄を決めて。

globalheadglobalhead 2007/05/06 09:03 >フエタロさん
実は猪木バーの盛況ぶりも撮影したかった。写しちゃマズイだろうけどね。しかしさすがにあそこのイラスト化は断念。

globalheadglobalhead 2007/05/06 09:07 >パセヨさん
いや、やるんだったらオレが並ぶ!オイシイ機会は逃さない!ただオレ基本的に並ぶ、というのが駄目で…。セッカチなんでしょうなあ。撮影の行列、半分ぐらいだったらやってたかもなあ。

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20070504(Fri)

globalhead2007-05-04

[][]アンユージュアル・サスペクツ:ハウス・ミュージックの誕生 (監督:チップ・エバハート 2006年アメリカ映画) アンユージュアル・サスペクツ:ハウス・ミュージックの誕生 (監督:チップ・エバハート 2006年アメリカ映画)を含むブックマーク アンユージュアル・サスペクツ:ハウス・ミュージックの誕生 (監督:チップ・エバハート 2006年アメリカ映画)のブックマークコメント

昨日は自分の部屋でだらだらと楽しく愉快にトグロをまいていたのだが、4時頃コムスメからメールが来て「天気いいのに2時まで寝てた!」などと言っている。からかってやろうと思って携帯に電話すると、すぐ出たのだが「今××××中だから後でかけます!」となにやらよく判らない事を叫んでいる。なんだろなあ、と思って掛け直してきた電話をその後取り、「さっき何て言ったんだ?」と尋ねると「さっきは試着室に入っていたんですよ!」ということだったらしい。洋服屋の試着室でパンツの試着の最中だったのだとか。微妙な時に電話を掛けたもんである。今日これからなにやってんだあ、と訊くと空いてるみたいなので「GWといえば映画だ!これからオレと映画を観に行くんだ!」と急遽約束をとり付ける。という訳でコムスメを渋谷に待たせ、オレもそっちに向かうことにする。駅で合流し「取り合えず飲みましょうよ!」と飲む気満々のコムスメとジョナサンで晩飯食いながら軽くビールを飲み、あれやこれや近況報告し、いい時間になってきたので映画館へ。

この日は渋谷のシアターNでレイトショーをやっていた『アンユージュアル・サスペクツ:ハウス・ミュージックの誕生』を観る事にしていた。『ユージュアル・サスペクツ』ではない。シカゴを舞台にハウス・ミュージックの誕生に迫る音楽ドキュメンタリーである。映画館ではサービスでアルコールドリンクが配られ、さらに上映前にはDJのMOODMAN氏と字幕翻訳をされた浅沼優子さんという方のトークイベントが催された。今日びこういったミニシアターもいろんな企画をして映画を盛り上げようとしてるんだなあ、という熱意が感じられて感心した。映画のほうは当時のDJやクラブ関係者のインタビューを通して、どのようにハウス・ミュージックが生まれ、人々に迎え入れられて行ったかが描かれていた。オレはどちらかというとデトロイト・テクノ寄りの人間なので、シカゴもののハウスはあまり詳しくないのだが、クラブ・ミュージックの歴史の側面を垣間見られて興味深かった。

映画も終わり11時、帰りの電車でなんやかや話しながら今度はクラブで会おうぜ!とコムスメと約束してこの日はお別れ。突発デートだったがなかなか楽しい休日であった。

[]またオフ会やるんだよ! またオフ会やるんだよ!を含むブックマーク またオフ会やるんだよ!のブックマークコメント

という訳で、この連休に暇を持て余したオレはまたもや罪も無い日記読者を餌に酒でもかっくらおうという邪悪な計画を立てたのだ!決行は5月4日(金)みどりの日!今回のタイトルは『第1回・チキチキ!墓地だ!団子だ!鬼太郎だ!納涼はまだ早いが取り合えず和風なんだ!連休にハワイなんか行ってたまるかオフ!』だ!来たい人はこちらを覗いてってください〜。

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20070503(Thu)

[]フラガール フラガールを含むブックマーク フラガールのブックマークコメント

フラガールスタンダード・エディション [DVD]

フラガールスタンダード・エディション [DVD]

常磐ハワイアンセンターは常磐炭鉱の規模縮小に伴い考えられた新たなプロジェクトだった。現在”スパリゾートハワイ”という名前に変わっているが、昔は「常磐ハワイアンセンター」というネーミングにひどく田舎臭い印象を持っていたのは確かだ。「東北でハワイ」というセンスが可笑しかったのだ。しかし設立された1960年代当時は”ハワイ”とはまだ憧れの土地で、それを日本に作るというのは夢のある話だったのだろう。炭鉱会社も県も地元産業を守る為企画した事業だろうし、離職者の雇用確保も考えられていたのだろうから、それなりに地元のコンセンサスは取れていたのだろうとは思うが、映画ではどちらかというと「頑迷で現実を見ようとしない炭鉱労働者」と「町興しのために体を張る考え方の新しい女性たち」という対比になっている。現実にこういった対立があったのかどうかは判らないけれど、昔の田舎の大人の男ってこんなもんだったよな、と田舎もんの一人であるオレなんかはなんとなく納得できるものがある。そしてここで描かれる少女達の世代というのは、団塊の世代の生まれであり、時代の変節点であったというのもこの対比から窺うことが出来る。

しかしこの映画を観ていると昔の日本の田舎というのは本当に貧しかったんだなあ、という気がしてしまう。高度経済成長期であったのだろうが、家々にはテレビも無く襖も壁紙も敗れ放題だ。ここでの描写がどこまで正しいのかは別としても、1960年代生まれで、寂れた地方の町で第一次・二次産業に従事する親を持つオレの家なんかも程度の差こそあれやはり貧乏たれであった。そして貧乏というものは特別憎らしいというほどでもなかったが、時として疎ましいものだった。兎に角食っていくことで手一杯で、そういった現実しか知らない親の背中を見ながら、TVの、つまりは豊かな都市から流される情報にいつも憧れていた子供時代だった。そしてそれが常に遠いものでしかないと思い知らされることに、歯痒い思いをしていたのも確かだ。新奇なものを知りながらも、自分の住む世界はいつまで経っても古臭く、新しいものなど何一つ入ってこない。そして大人はそれが当たり前だと思っている。それが疎ましかった。

映画『フラガール』は貧乏でも夢を持って前向きに生きてゆこう、というお話だ。昔は貧乏だったけれどみんな心が温かくていい時代だったね、というお話ではない。昔は貧乏で尚且つ愚かな人間がいっぱいいたのだ。そして今の時代はお金を持っていても愚かで不幸な人間がいっぱいいる、というだけのことだ。今や飢える事も無く生活に必要なものは殆ど手に入るというのに、この人達はなぜこれほど愚かで不幸なのだろう、この人達の欲しいものはなんなんだろう、と思うけれど、きっと、この人達の欲しいものはなにもなくて、ただ「もっと欲しい」とヤク切れ患者のように悪夢にうなされわめき散らしているだけのような気がする。多分みんな、自分がそんなゲームをしている事に気がついていないんだろう。オレはいち抜けた口だが。

ただ、映画の中の、頑迷で分からず屋な男達の事を、フラガールになった自分の娘を殴打した非道な父親も含めて、オレはカスみたいな連中、と切って捨てる事が出来ない。あの頃は、遮二無二働くしかない、それ以外にどうしようもない時代だったのだ。みんな、それしか知らなかったのだ。それが貧乏ということなんだ。しかしそんな中で、夢を見ようとする若い世代がいる、というそのことが美しいんだ。映画では夢は現実になり、物語はハッピーエンドに終わるけれど、現実では潰える夢など沢山あるだろう。むしろ殆どの夢は潰えてしまうんだろう。だけれども、いつまでもヘタレでいるわけにもいかない。項垂れていても明日は来てしまうし、だからあとは前向きに生きてゆくしかないじゃないか。そして夢は、また観ればいい。

とても素晴らしい映画でした。ちょっとナメてました。すいません。正直に言うと、かなりツボを突かれたらしく、最初から最後までベソかいて観てました。GW、泣きたい方にお薦めします。

fumi_ofumi_o 2007/05/03 14:37 この連休中に娘のリクエストでスパリゾートハワイアンに行こうと考えたのだけど、映画の影響か、3月の段階で(行動が遅すぎたのか)満室。ここは3回位行った事があるけど、何気に子供たちとステージに上って美しいフラガールさん方と一緒に腰振ったりして楽しみました。(笑)

globalheadglobalhead 2007/05/03 15:41 3月で満室!?もともと人気があったのか、やはり映画の影響なのか、ハワイアン恐るべし!しかも一見オスマシさんなfumi_oさんがステージでフラで腰を!?益々ハワイアン恐るべし!お子さんからリクエストがあるっていうことはとても楽しい所のようですね。オレも映画観て一瞬だけ行きたくなりましたが、オレのディープ&ダークなインドアキャラと太陽降り注ぐ常夏のハワイのイメージがどうしても結びつかず、単なる気の迷いだったという事にして封印しました!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/03 17:21 私が子供の頃の常磐ハワイアンセンターは超憧れのスポットでした。何故そんな所にハワイアンが出来上がったのかなど子供心には判らずにね。連れて行けと何度も頼んだけど、船橋ヘルスセンターで誤魔化されたよ。

globalheadglobalhead 2007/05/03 18:48 そうかあハワイアンは関東の人には凄いポピュラーな場所だったのか。しかし北海道人のオレには船橋ヘルスセンターと並べられても区別がつかなかったかもしれない!そういうオレの地元ではやはりなんとか温泉みたいな所が市外にあって、たまに連れて行ってもらうのは楽しかったな。温泉入ってエアホッケーやってジンギスカン、というのが定番だった!

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20070502(Wed)

[]日本一の無責任男 日本一の無責任男を含むブックマーク 日本一の無責任男のブックマークコメント

GOLDENSTAR ゴ-ルデンスタア 日本一の無責任男 植木 等

GOLDENSTAR ゴ-ルデンスタア 日本一の無責任男 植木 等

チョイト一杯のつもりで飲んで
何時の間にやらハシゴ酒
気がつきゃホームのベンチでゴロ寝
これじゃ身体にいいわきゃないよ
分かっちゃいるけどやめられない
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一目見た娘にたちまちホれて
よせばいいのにすぐ手を出して
ダマしたつもりが チョイとだまされた
俺がそんなにもてる訳ゃないよ
分かっちゃいるけどやめられない
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ゴマをすりましょ 陽気にゴマをね
口から出まかせ出放題
手間もかからず元手もいらず
すればこの世にチョイとチョイと
チョイとチョイと春が来る
ハァーエライヤッチャおだてろゴマすってのせろい
それ スレスレ ゴマすれ ホイホイ
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サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ
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二日酔いでも寝ぼけていても
タイムレコーダー ガチャンと押せば
どうにか格好がつくものさ
チョッコラ チョイと パアにはなりゃしねェ
アッソレ

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ドンと行こうぜドンとね
アドンガラガッタドンとドンと行きましょう
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ぜにのないやつぁ 俺んとこへこい
俺もないけど心配すんな
みろよ青い空白い雲
そのうちなんとかなるだろう

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わかっとるね わかっとる わかっとる
わかったら
だまって俺について来い
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植木等大先生のご冥福を心からお祈りします。)

hiromiceciliahiromicecilia 2007/05/02 12:52 植木さんを思い出してつい涙が出てしまいました。本当に素敵な方でした。これ買っておけばよかったなあ・・・。
フモさん、有難うです。

globalheadglobalhead 2007/05/02 20:44 喜んでもらってよかった!hiromiさんに教えてもらわなかったらこれが発売される事も知らなかった。こちらこそ感謝です。今や我が家の家宝になっております。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2007/05/06 00:32 亡くなられた時、ご本人が以前受けられたインタビューで
「自分のやりたい事と、やらなくてはいけない事は
違うんだということを知った」とか
「本当の自分は死ぬまでわからない……」とか
語ってらっさるのを観てジーンとしたんだなあ。

ちょ……5枚目!/(^o^)\

globalheadglobalhead 2007/05/06 09:21 おお、バナナも植木さんチェックしておりましたか。インタビューの内容は多分「個人的な思惑よりも社会で受け入れられている自分のイメージを優先しなければならない」ということなんでしょうなあ。つまりは自分が生涯一芸人であることを貫こうとされていたんでしょう。確かに何十年も「クレイジーの植木」で居続けるのは本意でなかったのかもしれないよなあ。それでもメディアに出る時は最後まで「日本一の無責任男」の看板を背負ってニカッと笑ってたんだろうなあ。それが自分の人生における勤めなんだ、と思ってらっしゃったんでしょう。5枚目はちょっとワルノリした!

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20070501(Tue)

globalhead2007-05-01

[]ヤ○ザと電波と神様の間 ヤ○ザと電波と神様の間を含むブックマーク ヤ○ザと電波と神様の間のブックマークコメント

ま、オレの職場にもいろんなお客さんが来るわけである。

■義眼オヤジ
その日は、家賃不払いで家具差し押さえの上立ち退きになった義眼オヤジがやってくることになっていた。差し押さえていた家具はオレの職場の倉庫に保管されていたのだが、今回執行官の許可が出て家具を引き取りに来る事になったのである。そしてこのオヤジ、今まで大工の棟梁だと聞いていたのだが、実は元ヤ○ザ屋さんだったのだという。やってきたそのオヤジは安そうなグレイのスウェット上下を着ていて、尾羽打ち枯らしたその見た目からは元ヤ○ザ屋さんとは判断し難い。一緒に来た奥さんが大変ケバかったという所でなんとなく面目が立っているかな、と言った感じではあったが。で、うちの会社のエライ人とその日も揉めていた。別室から聞こえてくる話を聞いていると、このオヤジ、なにしろ人の話を聞いていない。自分の言いたい事だけを言っている。だから協議しても何の決着も付かない。さすが一般常識の通用しない世界で生きてきた方である。あまりに見事な話のすれ違いっぷりに、不謹慎ながら笑ってしまった。「オレは警察なんか怖くないんだよ!刑務所だって何回も入ってるんだ!」などという香ばしい啖呵をナマで聴けるとは、有り難い体験をさせていただきました。

■神様の国インドからの使者
そんな元ヤ○ザの方と別室が揉めていたオレの事務所に、新しい来客が。大変スーツの似合う、三人のインド風の顔立ちの紳士である。荷物の内容を確認しに来たということだが、開口一番、「神様の国インドからやってきたお客様がいらっしゃいます」とおそろしく流暢な日本語で語る。隣室の義眼オヤジに正しい日本語とは何か、神とは、正しい行いとは何かを教えてあげて貰いたいぐらいである。どうやら二人はスリランカ人で、もう一人が”神様の国インドからやってきたお客様”ということらしい。そして部下の若いもんに荷物の場所へと案内させ、オレは自分の仕事をしていたのだが、ふと気付くと結構時間が経っているのにまだ紳士たちは帰ってこない。何をやってるんだ?と思い倉庫に行くと、件の三人の紳士はとある木箱の前に立ってなにやらやっている。蓋の開いた木箱の中を見ると、なんとこれが高さ1.5mほどの極彩色の仏像。目がパッチリしている上に色使いがかなりサイケデリック。そして三人の紳士へと目を向けると、これが三人とも手を合わせ大仏のほうへと頭を垂れて、歌うようにお祈りしているではないか。ううむ、なにやらここだけ別次元だ。この三人を遠巻きに眺めながら途方に暮れている若いもんに小声で話し掛けると、もう15分もこうしてお祈りしているのらしい。きっとさぞや有り難い仏像だったのだろう。そしてお祈りが終わったらしい三紳士は、今度は四方を向いてオレの職場のボロ倉庫にお祈りし始めたではないか。いやあ、勿体無い勿体無い…。

■電波が私を呼んでるの
こうして午前中に元ヤ○ザと神様の国インドを相手にし、軽い宿酔いの様な気分になっていたオレだが、午後は心穏やかに過ごしたい、と思っていたその午後にまた香ばしい方が訪問してくる。”霊界新聞おばちゃん”である。もともとはトラックの運ちゃんで荷物の配送をしてる人なのだが、毎月毎月自分で書いた『あ○この霊界新聞』というのもついでに配送してくれるのである。特に頼んでもいないのに届く所は恐怖新聞と似ているかもしれない。この『霊界新聞』、要するにニュー・スピリチュアル系というか、端的に言うならば”電波系”の新聞で、サタンとかチャクラとかチベット死者の書などがテーマとなっている。最新号の記事は「夫婦について」と「石原真理子のバカ女人生!」である。これらがA4の用紙に隙間無くびっちりと書かれ、彩色した達者な絵が添えられ、カラーコピーされているのである。…えー、あえて何も突っ込みません。あげつらうつもりもありません。こういう方はそっとしておくのが一番です。しかしちょっとだけ思ったが、カラーコピーで近所に配り歩くよりは、ブログでもやったほうが効果があるのではないかと。やはりこういう方こそはてなダイアリーに…いや、やっぱりイヤだ…。

FuetaroFuetaro 2007/05/01 12:21 霊界新聞がめっさ読みたいので今度見せて!!

globalheadglobalhead 2007/05/01 12:25 いやー、実は日記に載せようと思って持って帰ったんだが、なんだか呪われそうな気がしてやっぱり捨ててしまった!サタンの絵が怖いんだよ!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/05/01 23:01 私、義眼親爺タイプと話すのは苦じゃないかも。

globalheadglobalhead 2007/05/01 23:34 いや駄目だ!インドの神と霊界おばちゃんとセットじゃなければ話させてあげない!(世に言う抱き合わせ商法)

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