金土日

金土日は連休で3日間お休みであった。金曜は昼間絵ぇ見に出掛けておったが、これはまた明日にでも紹介。しかし絵見るのって突っ立てるだけだが結構疲れるのは何故だ?2軒ハシゴしたせいか足がパンパンに。夕方は会社の送別会があったので、休みだったが出席してきた。そして例によって主賓を無視してどこまでも暴走するオレ。最後の挨拶さえまともに聞いてない、というとんでもない暴れっぷりで、オレなんかあったのか、と翌朝になって自責の念に頭を抱える羽目に。あんな狼藉やこんな暴力的発言やそんなセクハラ三昧がッ!?だがしかし酒の席の反省など選挙前の代議士の公約程度にすぐに忘れ去り、土曜日の昼過ぎはゲラゲラ笑いながらゲームをやっておりましたとさ。久々に長時間ゲームやったので目と腰と肩がヤヴァイです。考えてみたら土曜日は殆ど表に出ていないなあ。昨日って少し涼しかったですよね?今日は朝から洗濯もん洗って日記の下書きをつらつら片付けていました。あとは書かない!土日あんまり日記UPしないことにしたのは、なんか書くとそればっかり考えちゃって、少しも休みの気がしないからなんですわ。スンマセンが宜しくお願いします。今日はこれUPしたらどこか出掛けようかと思うております。気が向いたら夜も書きますがあまり期待しないように。

あるいは裏切りという名の犬 (監督:オリヴィエ・マルシャル 2004年 フランス映画)

警察内部の権力闘争に巻き込まれ、次期警視庁長官にまで推されていながら投獄され、同僚も妻も殺された男の復讐の物語。出演ダニエル・オートゥイユジェラール・ドパルデュー。フランス映画に出てくる官憲って結構暴力的で、この映画でもかなり横暴なことをやっているが、「ま、映画だし」と思ってたらどうもこれ、実話だったのらしい。ひぇえぇ、おっかねい。やはりラテン民族の血は熱くたぎっているものなのだろうか。映画はヨーロッパ映画らしいブルーを基調とした冷え冷えとした絵造りをしており、何故だか北野映画を思い出してしまった。エンターティンメント映画とはいえ、ヨーロッパものはアメリカ映画とは違って重々しさがあるな。主演二人の渋いオヤジが火花を散らす様はよかった。なんとなく汚れているところがいいねえフランス俳優は。オレもこれからはフランス映画俳優みたいな渋いオヤジを目指そうかと思ったが、キャラが香港映画だった事を思い出し、すぐさま却下したことは内緒だ。

クライシス・オブ・アメリカ (監督:ジョナサン・デミ 2004年 アメリカ映画)

クライシス・オブ・アメリカ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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湾岸戦争の精神的外傷に悩む主人公は、これが巨大な陰謀によるものだということに気付き始める。主演デンゼル・ワシントンメリル・ストリープ。世の中全部陰謀だらけさ!という『エネミー・オブ・アメリカ』や『陰謀のセオリー』みたいな映画だと思って観ていたら、いきなり脳にチップ埋められてる描写が出てきて、これは陰謀と言うより『X-FILE』系の擬似SFトンデモ映画じゃあーりませんか!いや、『X-FILE』は大好きなんだが、それならそうと言ってくれなければ。なんて言うんでしょう、スコセッシの映画観てたらいきなりUFOが出てきたような違和感がアリアリでありました。ジョナサン・デミは『羊たちの沈黙』が有名ですが、今作は平凡な構成と絵作りで、サスペンスも全然盛り上がってなかったなあ。