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メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20071119(Mon)

globalhead2007-11-19

[]ソウ4 (監督:ダーレン・リン・バウズマン 2007年アメリカ映画) ソウ4 (監督:ダーレン・リン・バウズマン 2007年アメリカ映画)を含むブックマーク ソウ4 (監督:ダーレン・リン・バウズマン 2007年アメリカ映画)のブックマークコメント

「へえ、ソウってもう4作目なんだ?」「そうそうそうそう」…えー、初っ端から脱力感溢れるオヤジギャグを飛ばしてますが、こうでもしないと今回カンソーブンを書く気力の持たないオレであります。まあ誰もが言っている事でありますが、『ソウ』は一作目が一番よくて、あれだけにしておけばホラー・サスペンス映画の金字塔としてファンの心に残ったでありましょうが、これが『2』『3』と続編を作り、そして製作されるごとにグダグダ感が増してゆくという、「柳の下にはもうぼうふらしか残っていない」ような有様で、こうして冬になって新作が公開されるたび、冬の寒さがなおさら身に染みるような寂寞感をココロに去来させる、実に罪作りなシリーズなんでございます。まあ、オレなんかはホラーの残虐シーン観られりゃそれでいいや、と割り切ってはいるんですがね…。

さてこの『ソウ4』でありますが。『2』は『1』と趣旨変えしようと、集団でのパニックを描き、『3』では遂に首謀者ジグソウまで殺してしまうというという具合に、結構展開に努力の跡が見えるんですが、この『4』ではとうとうジグソウが死んだ後なのにゲームは続いている!というお話になっています。それぞれ前作までの展開を下敷きに、重箱の隅を突っつくような細かな場面を掘り起し、この『4』だと前3作全てを伏線とするものですから、製作者側が「どうだこれが伏線だったんだ凄いだろ!」と鼻息荒くしているのは判るんですが、観ているもんとしては「そんな何年も前に見た映画の細けえシーンなんざ憶えちゃいねーよ!」と逆ギレしたくなるような状態となっているんであります。大体映画の間中、重要な登場人物の一人を「こいついったい誰なの?」とずーっと考えていたぐらいです…。こちとらもうジジイなんだからもうちょっと記憶を頼りにしなくていい老人に優しい映画作りやがれ!と啖呵の一つも飛ばしたくなるのであります。

で、なにしろ前作までのストーリーが全てまたがった造りになっているもんですから、設定の無理が相当膨らんでいるんですね。そもそもあの精密拷問機械を誰がどうやって作ってるんだよ!ジグソウの協力者がうんぬんとか言ってるけど、工場一つ無きゃアレだけのもの作る事出来ないだろ!実はジグソウは精密拷問機械製作専門の会社を持っていて、多数の設計者や工員や経理のオネエサンを抱えて給料払っているんだろうな。で、下町の隅っこに汚い工場が構えられていて、ツナギ着たあんちゃんが溶接トーチの火花散らしたりして、「えええ、また設計変えるの!?」とか「今週受注件数多いけどいったい何人殺すつもりだよ!?」とか言ってブーたれたりしてるんでしょうな。ってか書いてたらこれ面白いから誰かパロディとかスピンオフ作品とか作りやがれ!タイトルは勿論『(有)ジグソウ工務店』だ!

あと今回はこれまでのように予めどこかに設えられた拷問器具で殺戮しているわけではなくて、結構あちこちの場所に持ち込みで機械を設置してるんですが、これもやはり一人じゃ無理でしょうから、多数の人間をそれと判らないように現場に派遣して運搬・搬送・組み立て・設置する必要があるでしょう。これの隠れ蓑とするのは運送屋に化けるのが一番だと思われます。ということはジグソウは運送屋の会社も一つ抱えていることになる。やっぱり会社名は『ジグソウ引越しセンター』でしょうか。で、運搬用の車両には「お見積もりは無料!電話1本すぐ配達!いつもニコニコ ジグソウ引越しセンター」なんて書かれてて、マスコットのキャラクターとして例のブサイクな人形の顔が車体にペイントされてるんでしょうな。当然このブサイク人形の顔のワンポイントが配達員の作業着の胸に刺繍されているんですよ。萌えますな。

映画の内容には全然触れていませんでしたが「お話がごちゃごちゃしてなんだか訳が判んなかった」ということにしておいてください。しかしこれまだ続けるつもりみたいですな。いったい何作続けるつもりか判りませんが、最後は超能力とかUFOとか超古代文明がどうとかいうSFになっちゃうんじゃないのか?などとさえ思っちゃう始末であります。

■Saw 4 Official Trailer

D

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2007/11/19 22:14 超能力とかFUMOとかが出るSF。

マサマサ 2007/11/20 00:16 全然映画の事に関して触れていないのが笑えました。
僕もSawの1作目は観ました。面白かったです。
しかし、1作目が面白い映画の大半は2作目から
グダグダになる理論から観てませんでした。
娯楽として観ようとしているのに、さらに昔の記憶を
必要とさせる疲れる映画はキツいですね…

globalheadglobalhead 2007/11/20 01:08 >レイジーさん
宇宙から飛来したアメーバ生物FUMOは恐るべき超無能力で人々をパニックに陥れていたのであった。果たして人類に未来はあるのか!?

globalheadglobalhead 2007/11/20 01:21 >マサさん
特にそこそこ人気の出たB級映画の続編は要注意ですな。ヒドゥン2とかスターシップトルーパーズ2とか悲しすぎてもう2度と観ません。トレマーズ2もきつかったような気が…。チャイルドプレイ2とかクリッターズ2とかだと1作目からして観る気がないので観てません。エクソシスト2は微妙。悪魔のいけにえ2は逆にいい映画だったけどね。キルビル2はあれはあれで好きだった!

yukioinoyukioino 2007/11/20 01:33 工務店と引越しセンターに萌えました。続きはやっぱり『ジグソウvsジェイソン』や『ジグソウvsエイリアン』でしょうか。

globalheadglobalhead 2007/11/20 09:17 ジグソウはその後歌って踊れる愉快なコメディアンに転身するという物語「躁」、義理の妹との恋に悩むメロドラマ「涙ソウソウ」などの映画に出演し、さらに対戦格闘ゲーム「ソウ・キャリバー」などでも好評を博しますが、パソコン会社ソウテックを興した時に「指に噛り付くキーボード」「電撃が襲うマウス」などの趣味に走ったマシンを製造、一気にその名声を失墜させてしまいました。

マサマサ 2007/11/20 21:03 ヒドゥンだって!懐かしぃ〜!あれも1作目は面白かった記憶があります。2が出た時レンタルビデオで出演欄に”カイル・マクラクラン”の名前があって借りたら1作目の最後のシーンだけぢゃんみたいな…えらい詐欺にあったような気持ちになったもので今でしたらJAROにチクッてしまいたいくらい凹んだ覚えがあります。昆虫大戦争も痛かった…

globalheadglobalhead 2007/11/20 22:01 ヒドゥン面白かったですよねえ。それにしてもマサさん…”昆虫大戦争”だなんて結構レアな映画観てるじゃないですか!?実は隠れB級映画マニア!?あとオレ的にはとても好きだった映画「ポセイドン・アドベンチャー」の続編が作られると聞きとてもワクワクしてたのに、出来上がった”2”がZ級映画だったという評判にかなり凹んだことがあります。

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