Hatena::ブログ(Diary)

メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20080131(Thu)

globalhead2008-01-31

[]怖くなんかない 怖くなんかないを含むブックマーク 怖くなんかないのブックマークコメント

会社の部下であるA君が怖い顔をして仕事をしているんである。
何かあったのだろうか。
これは上司として放って置けないと思い、ちょっと訊いてみたのである。

オレ「Aよ。なんだか顔怖いぞ」
A君「普通ですよ」
オレ「人でもぶっ殺しそうな表情だぞ」
A君「普通ですよ」
オレ「ぶっ殺しそうな表情が君にとって普通なのか?」
A君「普通ですよ」
オレ「ぶっ殺す事が普通なのか?」
A君「だから普通の表情ですよ」
オレ「つまり普通の表情をしながらぶっ殺すのが普通ということなのか?」
A君「だから普通ですってば」
オレ「外は大雪。高速道路は?」
A君「不通ですよ」
オレ「潮干狩りにマザー牧場といえば?」
A君「富津ですよ」
オレ「で、なんでそんな怖い顔してるの?」
A君「もういいですよ」

…こうして上司は嫌われてゆくのである。

(いやあ今日仕事暇なんだけどなあ…)

[]デスクトップ出しまくり デスクトップ出しまくりを含むブックマーク デスクトップ出しまくりのブックマークコメント

なにやらデスクトップ出しなるものが流行っていたらしい。という訳で遅らばせながらオレのデスクトップなるものをこっそり公開。見た通り生活感滲みまくりの雑然とした室内といった風情である。これ以上はあまりにも惨いことになっているので公開は差し控えさせてくれ。パソコンラックは椅子ではなく床に座ってやるタイプのものである。座椅子は勿論欠かせない。日々この場所に座って日記書いたりゲームしたり日記書いたりネット眺めてたり日記書いたりしてるんである。要するに我が妄想の牙城である。今では珍しいCRTの19インチモニターはMITSUBISHI製。ドスパラで買ったゲーム仕様のパソコン。スペックはこんなもん。オレは左利きなのでマウスは左側にある。壁紙はオレ様が撮影したmomokoである。よく目を凝らすとあちこちにちっこいフィギュアが置いてある。パソコンの上の棚にはスピーカーとスキャナーと電話機が見えるな。実はさらにその上には、プリンタの他に電子レンジがあったりするんである。

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[]《すべらない話》2本 《すべらない話》2本を含むブックマーク 《すべらない話》2本のブックマークコメント

■ジュニア千原のすべらない話

■大輔宮川のすべらない話

大輔宮川のすべらない話 [DVD]

大輔宮川のすべらない話 [DVD]

『人志松本のすべらない話』のスピンオフ企画として千原ジュニアと宮川大輔がホストを務め、CS放送フジテレビ721で放送された番組のDVD。まるでTVを観なくなってしまったオレにとって、出演しているお笑いタレントの皆さんは殆ど知らない方ばかりだし、千原ジュニアや宮川大輔でさえ『人志松本のすべらない話』でなんとか動いたことを見たことがある程度である。だいたい《大輔宮川》と聞いて「コンビ名か?」と思ってしまうこと自体既にダメダメなオレである。こうしてみると、オレには昔ほどTV的なお笑いは必要なくなったんだなあとさえ思う。今回の二つの”すべらない話”は実はとても面白く観られたが、逆に、松本人志がホストをやっていなくてもそれなりのクオリティは得られるような企画なんじゃん、とも思ってしまった。比べるなら安定している上に実に吉本的な千原ジュニアと、細かいことには気が付くが段取りばかり気にしている意外と小心者の宮川大輔、という印象であった。

[]最近聴いたCD 最近聴いたCDを含むブックマーク 最近聴いたCDのブックマークコメント

■Sven Vath in the Mix

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ジャーマン・テクノの世話役Sven Vathのイビザでのレジデント・パーティー《Cocoon Club》を再現したDJMIX。割とミディアム・テンポのスモーキーな曲ばかりでSven Vathも歳取ったか!?などとちょいと思ってみたり。Argy、Alter Ego、Steve Rachmad、Joris Voornといったテクノ/エレクトロ・アーチストの曲が聴けます。

■Pop Ambient 2008

Pop Ambient 2008

Pop Ambient 2008

kompaktレ−ベル毎年恒例のアンビエント集。相変わらずのクオリティの高さで安心の1枚。ゆーだいだあー。

■Remixes Compiled / Telefon tel aviv

Remixes Compiled

Remixes Compiled

Telefon tel avivのリミックスワークス。デビュー当時は衝撃的なテクノ・サウンドを聴かせてくれた彼らだがいつの間にか自然消滅していたのかしらん。このアルバムでも彼らの1stを髣髴させるカチカチプチプチ言ってる神経症的なミックスが聴けて楽しいです。

■Best of Blaze-The Remixes

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既に解散したBlazeのベストアルバムをDeep Dish、Masters At Work、Bob Sinclair、Joey Negro、Derrick Carterといったそうそうたるメンツでリミックスしたアルバム。DJMIXはされておらず、長尺のリミックスも1曲1曲じっくり聴けます。それにしてもBlazeはどの曲もソウルフルでいいわあ。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/31 23:09 昼間、びっくりドンキーでトイレを我慢しながらこの日記を読んでいたら、富津でチビりそうになった!

globalheadglobalhead 2008/02/01 08:27 レイジー、富津に何か込み入った思い出でもあるのか!?

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20080130(Wed)

[]最近読んだ漫画などなど 最近読んだ漫画などなどを含むブックマーク 最近読んだ漫画などなどのブックマークコメント

東京トイボックス(1)(2) うめ

東京トイボックス(1) (バーズコミックス)

東京トイボックス(1) (バーズコミックス)

東京トイボックス(2) (バーズコミックス)

東京トイボックス(2) (バーズコミックス)

昨今じゃあ『働きマン』みたいに、スポコンならぬお仕事根性モノな漫画が流行ってるんですかね。そのテのって興味は無かったんですがこの『東京トイボックス』はゲーム業界が舞台だっていうので読んでみました。弱小ゲーム製作会社G3が大手ゲームメーカー・ソリダスとやりあっちゃったり懐柔されたり交渉してみたりというお話ですが、漫画的な脚色や盛り上げ方は当然あるとしても(だってガチにリアルに描いたってつまんねーじゃん)、業界裏側のアレコレしたオトナの話など、現実のゲーム業界にあったあんな事こんな事を想起させて面白かったな。

大東京トイボックス(1)(2) うめ

大東京トイボックス(1) (バーズコミックス)

大東京トイボックス(1) (バーズコミックス)

大東京トイボックス(2) (バーズコミックス)

大東京トイボックス(2) (バーズコミックス)

そしてその『東京トイボックス』の続篇がこれ。1巻目はG3に新入社員女子が入社、試用期間中に戦力にならなければクビ…ということで、セーシュンな若き血潮が熱く青く甘酸っぱく燃え上がる!夢と希望!努力と根性!クサくてもいいじゃないか!オジサン(=オレ)は結構ハマって読んでたぞ!なんだよオモシレえじゃねーかよこの漫画!2巻目ではもっとディープなゲーム業界話に突入。活性化の為に業界再編成に乗り出すソリダスの若き才能・仙水。そして彼と因縁浅からぬ仲のG3企画チーフ天川は次世代ゲーム機の為の新たな企画作りに奔走する。エリート対ドロップアウトの私怨合戦みたいだった前作と比べると、様々なキャラがダイナミックに絡み合うこの『大東京〜』はもっとゲームとゲームを作るものの未来を見据えようとしているように思う。絵のセンスも好きだしキャラも立ってるよな!ってぇことはなんだ、この漫画は傑作だってことなんじゃねえのか!

■WAVE (1) THE SEIJI

ウェーブ 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

ウェーブ 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

これもIT業界モノの漫画なんですが、ヤングチャンピオンあたりで連載してたこともあってか絵とか物語展開がちょっと低年齢層向けか?でもMSXがどうとか音響カプラがこうとかマニアックな懐かしのITガジェットを取り上げてるんだよなあ。物語冒頭で元ライブドア社長の逮捕劇を揶揄するようなドラマが挿入されていて、この辺で既にかなり萎えたな。

■万祝(9) 望月峯太郎

万祝<まいわい>(9) (ヤンマガKCスペシャル)

万祝<まいわい>(9) (ヤンマガKCスペシャル)

い、いつの間に出ていた万祝9巻…。大海原のロマン!とか言われてもあまりピンと来ず、海賊達の死闘もどこかリアリティを感じないまま宝島到着、トビミズチとカトーの対決は巨大ブルーホールへとなだれ込んでうやむやに…。そして消えた悪玉海賊の行方は…ってまだ続くのか?いかん多分置いてけぼりにされている。望月は絵が上手いからまだ読めるんだがな。

Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 (9)せがわまさき 山田 風太郎

柳生十兵衛が強すぎるあまりに緊張感の無い物語になっちゃってる柳生忍法帖ですが、やっと敵の最後の御大将が重い腰上げてくれました。で、かな〜り消極的な必殺技を見せてくれるんですが、なんだ、要するにこいつも強くないわけじゃん。ああもう読みたくない…。

■7SEEDS (12) 田村 由美

7SEEDS 12 (フラワーコミックスアルファ)

7SEEDS 12 (フラワーコミックスアルファ)

刻々と状況が変わり登場人物も入れ替わり立ち代り登場するのですが、記憶力の衰えた老人のオレには既に誰が誰やらわかりません。いえ、面白くは出来ているんですが、登場人物の半数が「こいつ誰だったっけ?」というような連中ばかりで、この先読んでいけるかどうか自信が無くなってきた…。

FuetaroFuetaro 2008/02/01 15:41 雑誌とコミックスで二度読みしてる僕もだんだん区別つかなくなってるので大丈夫だ!!>7種

globalheadglobalhead 2008/02/01 20:33 うう、フエタロさんもですか。なんかすれちがいまくってる恋人同士がいるという設定だけは忘れていないんだが…。

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20080129(Tue)

globalhead2008-01-29

[]足りないものなど無い 足りないものなど無いを含むブックマーク 足りないものなど無いのブックマークコメント

今日も我が帝国の為に汗水垂らして働く勤勉なる帝国臣民諸君、御機嫌よう。暗黒皇帝である。本日は下々の者である諸君等のさらなる生活向上をおもんぱかり、配下の者に命令して「下々の衆生はいったいどんなものが足りないと思っているのか」を調べさせたのである。そう。暗黒皇帝であるこのオレ様に忠誠を誓う諸君等には常に慈愛を持って接するのが皇帝たるものの勤めなのである。

参考にさせてもらったのは《今の自分に足りないと思うところランキング》なるHPである。そして読みながらふむふむなるほど、と下々の諸君等の足りないものを確認したわけだ。

《今の自分に足りないと思うところランキング》

  1. 体力
  2. 心の余裕
  3. 人脈
  4. 集中力
  5. 我慢強さ
  6. 決断力
  7. 趣味や勉強にかける時間
  8. ポジティブさ
  9. 恋愛のトキメキ

栄光の我が帝国臣民であるにも拘らず足りないものがあるなどとは、皇帝としても心苦しい。そこでだ。全てに於いて満ち足りているこのオレ様が、「あれもないこれもない」と嘆く”無い無い尽くし”の諸君等の鑑となり、「どのようにすれば我暗黒皇帝の如く満ち足りた生をまっとう出来るか」をお教えしようかと思う。ただし言っておくが、暗黒皇帝を名乗れるのはこのオレ様一人であるがゆえ、本当に暗黒皇帝になろうなどと目論む身の程知らずを発見したならそれは国家反逆罪ととり、即刻八つ裂きの刑に処すのでそのつもりで。

《暗黒皇帝の満ち足りているものランキング》

  1. 体力…オレ様の体は帝国の超科学技術による活腑細胞で出来ているので疲れ知らずである。各種アタッチメントを付ければ体力など無限大だ!
  2. 心の余裕…常に厚き慈愛に溢れたこのオレ様の広い心は、望むものであればどのような者であろうと帝国臣民に召し上げる余裕に満ちているのだ。勿論歯向かう者には死よりも忌まわしき運命が待っているがな!
  3. 人脈…銀河1000億の知的生命体を統べる暗黒皇帝のこのオレ様にとってこの全てが我が人脈といえよう。即ちミミズだってオケラだってアメンボだって琴座ヴェガ第4太陽系のムカデ型知性体だって皆このオレ様の貴重な人脈なのである。
  4. 集中力…銀河最高峰を誇るこのオレ様の集中力は岩石も通し厚さ3mの鋼鉄の壁さえ貫くのだ。だったら3.01mはどうよ?もう1センチ厚かったら貫かないのかよ?などという重箱の隅をつつくような瑣末で幼稚で愚鈍な突っ込みをする者のもとには帝国軍精鋭部隊をすぐさま派遣し向こう3万年草木も生えぬほど完膚無きまでに爆撃を加えるのでそのつもりで。
  5. 我慢強さ…銀河全てが平伏すこのオレ様がそもそも我慢しなければならない理由など何一つ無い。つまり我慢が強いとか弱いとかではなく設問が最初から無意味なのである。
  6. 決断力…何を迷う事がある?この宇宙に、迷うべきことなどあるのか?このオレ様が決定した事こそが即ち全宇宙にとっての善。全ての決定が正しいこのオレ様が決断する事に、いちいち”力”など必要ないのだ!
  7. 趣味や勉強にかける時間…宇宙の征服こそが趣味のこのオレ様にとって、皇帝生命全てが即ち趣味に掛ける時間だ!
  8. ポジティブさ…これも分からん質問だな。オレ様の決定が全て正しいものである以上、ポジティブだのネガティブだのとしみったれた相対主義の戯言で評価されねばならぬ謂れなど微塵も無いわ!
  9. 運…運ではない。このオレ様が暗黒皇帝として宇宙に君臨する事。これは運命なのだ。
  10. 恋愛のトキメキ…豊潤なる海の様に豊かなこのオレ様の心はいつ何時でもときめきに溢れておるのだ。我がハレムの100万を超えるセクシーダイナマイツな側室たちに接する時も、我が帝国による統治を望む新たな惑星を征服するときも、我が帝国に逆らう愚か者達を地獄の炎で焼き尽くしその絶叫さえも暗き孔の底へ永遠に叩き落とす時も、このオレ様の真っ赤なハートはピタパピタパタとときめきまくっておるのだ!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/30 01:18 暗黒皇帝様の激烈オーラに殺られて、言葉がでません…。オユルシヲ。

globalheadglobalhead 2008/01/30 01:28 暗黒皇帝である。苦しゅうない。我を崇めよ。我を讃えよ。

灸洞灸洞 2008/01/30 17:21 全知全能にして四大洲・九山八海を統べる暗黒皇帝様!崇めてます!讃えてます!屈服してます!降参してます!ちなみに私に足りないものは現ナマです!五億円くらいください!五円置くんとちゃいまっせ!よろしくお願いします!…それにしても信者少ねーな皇帝!

globalheadglobalhead 2008/01/30 21:24 暗黒皇帝である。チッチッチッ、我が帝国臣民には通貨など必要無い。何故なら下々の衆生どもは皆我が農奴であり下僕であり召使だからだ。この暗黒皇帝に仕える事のみを至上の喜びとし、その全生涯を捧げつくすという栄誉は、全銀河の煌びやかなる秘宝を手にするよりもまだ得難い法悦をそちに与えるであろう!さあこのオレ様に尽くすことに酔い痴れるがいい!身を焼き尽くさんばかりの歓喜に打ち震えるがいい!

azecchiazecchi 2008/01/31 20:11 暗黒皇帝様、恐れながら御側室の人数が少し多すぎるかと・・・。1日30人のお相手をされたとして、一巡するのに90年以上かかる計算となりまする故、現在ピチピチの生娘もいざ相見える時には80、90の老体に・・・。

globalheadglobalhead 2008/01/31 21:28 暗黒皇帝である。甘いな。宇宙一の種馬にして人智を越えた驚異の超常能力を兼ね備えたこのオレ様が、下々の衆生の如くちまちまとにょしょうどもの相手をしている訳が無いではないか。まあぶっちゃけ、オレ様がハレムで秘密のパフパフをするのは1日5万人。一巡するのに20日じゃ。ちなみに飲んだビールは5万本。吸った煙草も5万箱じゃ。

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20080128(Mon)

globalhead2008-01-28

[]Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! (監督:スティーブ・ベンデラック 2007年イギリス映画) Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! (監督:スティーブ・ベンデラック 2007年イギリス映画)を含むブックマーク Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! (監督:スティーブ・ベンデラック 2007年イギリス映画)のブックマークコメント

ローワン・アトキンソン演じるTVシリーズ『ミスター.ビーン』は、10数年前ブームになった時にはなんとなく観ていたような気がするけれどもそれほどハマるって程でもなかった。ただオレの妹が大ファンだったので、妹にプレゼントする為に輸入玩具の店にビーンお気に入りの熊ちゃん人形を探しに行った思い出がある。目がバッテンになってる茶色い熊だ。なぜかオレも一つ持っている。映画版前作『Mr.ビーン』から10年振りになる今作『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』は、くじ引きでカンヌ旅行のチケットが当たっちゃったビーン氏がフランスに乗り込み、かの地を大パニックに陥れるというコメディ映画。クライマックスのカンヌ映画祭のシーンは、実際に映画祭開催中に撮影されたものらしい。

コメディ映画のギャグの内容をあれこれ書くのは差し控える事として、映画の特色として挙げられるのは、ビーン氏がまともにフランス語が喋れない為に意思疎通不能なキャラとしてあれこれお騒がせするが、これはTVシリーズではもともと台詞を言わないビーン氏にとって格好の設定だったということかな。映画版前作ではTVとは違う長丁場を持たせる為に、あえてビーン氏に台詞を導入、これがファンにとっては賛否両論だったことを考えると、よりビーンらしいビーン映画になっているということができるかも。オレ的には前作も面白く観られたけどね。しかし”意思疎通不能キャラ”ってある意味最強だよね。何やったって頓珍漢になっちゃうんだもの。

それともうひとつ、乗り込む電車を間違えた挙句、切符まで無くしたビーン氏が様々な手段を取ってなんとしてでもカンヌへと辿り着こうとするのだけれども、この設定のお陰でパリからカンヌへとフランスを横断しながら各所の風景を堪能できるという、フランス観光映画としても楽しめるということだね。特にフランス牧草地帯の光景は一回住んでみたいと思わせるほどの美しさ。フランスなんかに興味の無いオレでさえ旅行してみたくなっちゃったよ。

さらに何かの間違いで一緒になっちゃう少年ステパン(マックス・ボルドリー)と、カンヌ映画祭に出席する為にビーン氏と同行しちゃう新人女優サビーヌ(エマ・ドゥ・コーヌ)との、ちょっとしたロードムービーとしても楽しめるね。国籍も年齢も違う3人がドタバタしながらも旅を通じて次第に心が通じ合ってゆく、という物語が素敵だ。エマ・ドゥ・コーヌは最初こそ普通のフランス人女優なんだが、映画が進むにつれ段々とキュートに見えてくるところもいいな。ナルシスト監督役のウィレム・デフォーの勘違い演技振りも楽しかった。

しかしこういっちゃなんだけどビーン氏は最初キモかった!なにしろ顔が怖いよ!こんなオッサンが実際に隣にいたらオレは怒り狂っちゃうよ!やることなすことイラつかせるし!だから冒頭はあんまりノレなかったけれど、中盤あたりから面白く観られたかな。映画序盤から、くじで当たったビデオカメラで執拗にあれこれ撮影するギャグが繰り返されるんだけれど、これが実は壮大な前フリだった…という部分には驚かされたな。詳しくは映画を観てよ!そして、大団円となるラストには、不覚にも感激してウルウルしてしまったオレだ。まさかビーン映画で泣かされるなんて!全てが昇華され開放感と高揚感に満ちたあのラストはなかなかのものでしたよ。

■Mr BEEN'S holiday TRAILER

D

kogumariankogumarian 2008/01/28 21:55 はじめまして。kogumarianと申します。「まるます屋」をサーチしていてやってまいりました。以前から気になっている魅惑のお店なのですが、まだ行ったことがなくて…。昼酒よいですね☆
Mr.ビーンの映画の感想を読んで俄然興味がわいてきました。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/29 01:20 明後日観に行く予定で〜す。フモさんがウルウルするラストってどんなんだろう。楽しみだな。

globalheadglobalhead 2008/01/29 08:33 >kogumarianさん
どうもですぅ。まるます家行くんでしたら朝7時からやってる立ち飲み屋「いこい」(同じく赤羽)や網焼きが美味そうな「赤羽トロ函」(まるます家となり)もチェックされとくと楽しい赤羽ライフが満喫できそうですよ。ちょっと足を伸ばすと十条の「斉藤酒場」なんてのもあってこちらも評判良いようです。興味が湧いたらググってみなされ〜。

>レイジーさん
なんか最初はビーン氏の行動に苛立って観てたんだが、後半やっと和んだな。ラストはまさかあんな伏線を張っていたとは思わなかった。計算された映画だと思う。コメディ映画だがバカ映画じゃないんだね。観てらっしゃい〜。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/31 01:17 そして行って来ました。

globalheadglobalhead 2008/01/31 08:26 おかえんなさいやし!

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20080127(Sun)

globalhead2008-01-27

[]怪しいはてダ隊、『孤独のグルメ』のまるます家で新年会! 怪しいはてダ隊、『孤独のグルメ』のまるます家で新年会!を含むブックマーク 怪しいはてダ隊、『孤独のグルメ』のまるます家で新年会!のブックマークコメント

昨日は《怪しいはてダ隊》の新年会ということで、赤羽の《まるます家》へと行って来た我々なのであった。《まるます家》といえば”朝から飲める居酒屋”ということで久住 昌之+谷口 ジローの傑作漫画『孤独のグルメ』でも取り上げられており、知る人ぞ知るといった有名な店なのである。

有名とは言っても、昭和25年からの創業で、”鯉と鰻の店”として知られるまるます家は、あくまで庶民の為の居酒屋であり、近所のおじさんおばさんがちょっと一杯ひっかけにくるような大衆酒場なのだ。ただ何がユニークかと言うと、先にも書いたように朝9時開店でもうその時間からみんな飲み始めているという、あたかも飲兵衛の聖地、飲兵衛の桃源郷、飲兵衛のヴァルハラでありアヴァロンとして営業している所である。勿論ゆうに100種を超えるメニューと、庶民感覚のリーズナブルな値段も忘れてはいけない。何でも先代の創業者が、勤めていた会社の倒産をきっかけに「酒好きが朝から飲める店を」と始めた店なのらしい。木造モルタル2階建てのレトロな佇まいのこの店は、まさに酒好きの酒好きによる酒好きの為の店なのである。

この日、フエタロさん・ぱせよさん・レイジーさん・そしてオレというはてダ隊のメンバーは、相手がまるます家なんだから昼間っから飲んじめええ!ということで赤羽駅前に午後2時集合、そのまま突撃ラッパも高らかにまるます家に肉弾攻撃を仕掛けたのだ。まるます家よかかってきなさい!お店に着くとなんと午後2時だというのに既に店内は満席で狭い店内でぎゅうぎゅうに肩を寄せ合ったお客さんの皆さんが旨そうに酒を飲んでいる!おおなんと夢のような光景!店先で焼いている鰻の匂いと賑やかで活気に満ちた店内は早くもいい雰囲気だ!席が空くまで店内一杯に張り巡らされたお品書きを眺め、何を頼もうか決めようとしたが、あんまり多すぎて訳が分からなくなってきたオレだ!

さて4人分のボックス席が空いたのでそこに移動、フエタロさんとぱせよさんはお店の流儀に倣ってチューハイを、レイジーさんはお酒、オレはお店の雰囲気からいつもは頼まない瓶ビールを頼んだ。実はこのお店、飲兵衛が集まるので逆に飲みすぎ防止の為に一人三杯までと決まっているらしい。お酒が出されて乾杯を済ますと、この日お目当てだった『すっぽん鍋』を4人前注文。なんとここのすっぽん鍋は一人前700円という驚異のお値段!勿論自分のところの店ですっぽんもさばいている。他にも鰻の白焼、鯰の唐揚げ、鯉のあらいなど川魚系を中心に注文し、うめいうめいと平らげていたはてダ隊メンバーであった。

しかしすっぽんも鯰も今まで食ったことが無かったんだが、こういう店で手軽な値段で注文できるというのが嬉しかったですね。すっぽんは鶏肉のようなお味で、スープが微妙に複雑な味がしていたような。鰻と鯰も美味かった!他にもサトイモの唐揚げ、牛筋煮込み、そしてまるます家名物の”注文して出来上がるまで20分かかるジャンボメンチカツ”などもいただき、あれやこれやで3時間もマッタリ過ごした後店を出た我々だが、お会計をしてまたまたビックリ、なんと一人3000円ほどで収まっている!すっぽん食って鰻食って酒飲んで3000円!やはりまるます家最強伝説は真実だった!

お店を出た後はフエタロさん御用達のガンショップを覗き、さらにもう一軒今度は普通の居酒屋で飲み直した後、午後9時過ぎにお開き、オレとぱせよさんは帰りが一緒だったので東京駅で一旦茶しばいてから帰ったのであった。しかしまるます家、まだまだ試したいメニューもありそうだ。いつかまたリベンジマッチを開催し、飲兵衛の頂点を極めるべしと野望をたぎらせるオレなのであった。

■まるます家 総本店(まるますや)
TEL 03-3901-1405
住所 北区赤羽1−17−7
営業時間 9:00〜21:30

(↓まるます家の700円すっぽん鍋。ピースサインをしているのはぱせよさんだ!)

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孤独のグルメ (扶桑社文庫)

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

FuetaroFuetaro 2008/01/27 17:44 2階は座敷席だけど、運良く下に座れて雰囲気を味わえたのが良かったですよね。あとちょうど4人ってのも。

globalheadglobalhead 2008/01/27 19:28 まるます家大成功でしたね。1階席は店員のおばちゃん達の気風のいい注文聞きの声が飛び交い、店先で注文されたうな重のメシが盛られたパックが始終行き来して、活気があって面白かったな。混んでたけど人間がガチャガチャしてない、というのもいい感じだったですね。

EbisEbis 2008/01/27 20:06  ほんと、つい最近『孤独のグルメ』をはじめて買って読んだとこだったのでツボにはまりました。あざーっす! 一人三杯ルール(知らんかった)にすごい善性をかんじます。飲ませたほうが儲かるのに!
 しかしすっぽん食って3千円て。マジすか。

globalheadglobalhead 2008/01/27 20:46 チューハイはお店で作るんじゃなくてハイリキチューハイをジョッキにあけるだけ!3杯ルールも実はユルめなルールで、チューハイ大瓶1ℓ頼むとこれだけで3杯以上のチューハイが飲めるわけですね。なにしろ安くて品揃えが多くて店の雰囲気がいい。落ち着いて飲むところじゃありませんが、近所の人間同士が肩寄せ合って飲んでるような気安さがいい。なんだ絶賛じゃん。もっといろいろ食いたかったな!そしてEbisさんとはいつか機会があったら飲みましょう!

paseyopaseyo 2008/01/27 20:47 遅くまでお疲れ様でした。おばちゃんの「ハイ、三千四百万円!」が素晴らしかったです。駄菓子屋か!(笑)言われてみれば、あれだけ混んでる飲み屋なのに妙にとっ散らかってなかったですね。三杯ルールが効いてるんですねー。

globalheadglobalhead 2008/01/27 21:03 お疲れ様です!この21世紀に「○○万円!」と料金を言う所に行けるというのが素晴らしい!そしてあれだけ混んでいて忙しいだろうにあの愛想の良さ!接客の鑑ですよ!「すっぽんかあんこうのお店に行く」という最初の計画から紆余曲折しながらなぜかまるます家に決まったのが面白かったよね。その内行くだろうとは思ってたけど。このお店を決めたフエタロさんとお薦めしてくれたワッシュさんに感謝ですね。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/27 23:06 まさに酒好きの酒好きによる酒好きの為の店でしたね。私もまだまだ頼んでみたいメニューがありました。地図でみたら、やはり荒川と親河岸川の分岐点も近く、あの町に古〜い鰻や川魚料理屋が多いのに頷けました。建物の老朽化はしかたないにせよ、なるべく長く続いて欲しいと切に思いました。あと、あの超ベテランのお姉様たち。あの人数の客をテキパキとさばき、常にフルな感じで気を利かせ接客する様に惚れぼれ致しました。こちらも老朽化の恐れありですが、上手いこと後継者に恵まれるといいな〜なんて、余計な心配までしてしまいます。
つまり私はリピーターになろうとしている訳だ。

parfum30parfum30 2008/01/28 02:43 ひめです、こんばんは。皆さんのオフレポをじゅるじゅるしながら読んでます。し、試験が終わったら・・・!

shidehirashidehira 2008/01/28 02:49 >『孤独のグルメ』
いつか第1話のぶた肉炒めのあたりにいっしょに行きましょうかね。

globalheadglobalhead 2008/01/28 08:59 >レイジーさん
やはり昔から近所で獲れるような川魚をお店に出していたんでしょうね。そういった地域の特色が出ている部分がなんだかよかったですね。地元の人の行きつけの地元の店って感じでね。お姉さん方の威勢のよさも、やはり地元ならではのものなのでしょう。やっぱりなんかこう、一人の地方出身者としては、山の手風じゃないもんのほうが落ち着くなあ。

>ひめちゃん
次回またどこかで何かやりますんで、その時はひめちゃんも是非来て下さいねー。

>椣平さん
椣平さんともまた飲まなきゃね。豚肉炒めもいいのではないかと。と言いつつ『孤独のグルメ』探したんだがどこかに行ってしまって確認できない…。
しかし飲みに行く話ばかり書いてる日記だ!

doradora0511doradora0511 2008/01/29 12:14 次回は是非参加させてください。地元なのに一度も入った事が無いんです。

globalheadglobalhead 2008/01/29 12:43 楽しかったですよ。上のエントリのコメントでも書きましたが、赤羽近辺は他に立ち飲み屋「いこい」、網焼きが美味そうな「赤羽トロ函」(まるます家となり)十条の「斉藤酒場」など面白そうな店が多いですね。次回はどこになるかは謎ですが、時間が空きましたらお付き合い下さい〜。

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20080125(Fri)

globalhead2008-01-25

[]28週後... (監督:ファン・カルロス・フレナディージョ 2007年イギリス・スペイン映画 ) 28週後... (監督:ファン・カルロス・フレナディージョ 2007年イギリス・スペイン映画 )を含むブックマーク 28週後... (監督:ファン・カルロス・フレナディージョ 2007年イギリス・スペイン映画 )のブックマークコメント

人間を狂気の殺人鬼へと変えるレイジ・ウィルスの漏洩により崩壊したイギリス。しかし感染者全てが餓死したことにより災厄は沈静化した。そして治安維持の為派遣されたアメリカ軍の厳重な監視のもと、疎開していたイギリス国民が国家再建の為少しずつ居留区に戻ることを許される。だが事件から28週後、根絶したはずのウィルス感染者の女性が発見される。しかも、彼女はウィルス抗体を持ち、発症による狂気の発作を起こしていなかった…。ダニー・ボイル監督による傑作ホラー『28日後...』の続篇。

前作に引き続き、今回も感染者の皆さんは元気一杯全力疾走しているところを見せてくれます。もうその疾走感たるや見ていて惚れ惚れするほどです。障害物さえひょいひょい乗り越えちゃうところなんざ、ちょっとしたアスリートです。さらに腕力も強くて、ちょっとしたバリケードもボコボコぶっ壊して建物に侵入し、ギャアギャア喚くだけの人間どもをバクバク齧り殺します。全くつええよなあ。何食ったらあんなに強くなるんだろ…って人間だよ!そして感染者の皆さんの凄いところはどんなに走り回ろうが拳骨でガンガンバリケード叩こうが筋肉痛も何も感じないところですよね。最強ですよね。将来的にはこのウィルスを無毒化し運動能力増強用のウィルスベクターとして使えるのではないかと思います。しかしそんなゾンビの皆さんが壊滅した理由が喰いもん無くなった事による餓死だなんて…あまりに分かりやすく当たり前すぎて、逆に新鮮でした!だいたいさあ、他の映画のゾンビは、なんで腐って無くなんないの?

さて今回の主役はなんと言っても強力な最新兵器で武装したアメリカ軍の皆さんでしょう。前作では滅び去り人っ子一人いないイギリス市街地の静寂が印象深かったですが、今作ではアメちゃんの軍隊がボッコンボッコン爆炎を上げまくってくれてお祭り騒ぎのように賑やかです。なにしろ民間人が大量に隔離された部屋に感染者が乱入し、連鎖感染により大パニックが巻き起こるシーンからの一連の流れが凄い。隔離室から蜘蛛の子を散らすように逃げ出す民間人とそれに襲い掛かる感染者、それを発見した狙撃兵「本部本部!どれが市民だか感染者だか分かりません!」そして本部「う〜ん、面倒臭いから全部殺っちゃって」と大雑把な指令!さすがアメちゃん!そして街路の爆撃と焼灼、さらに念をいれて毒ガス散布、遺体への火炎放射と、もはや止められない止まらない状態!「疑わしきは空爆」「殺っちゃったもん勝ち」というアメちゃんの基本理念を上手く映像化した素晴らしい映画に仕上がっております!

しかしなあ、このお話、よくよく考えてみれば監視された居留区から勝手に抜け出した主人公姉弟がそもそもの発端となって巻き起こった災厄ということもできるんではないのか?さらに司令官でセキュリティオールパスの姉弟の父親が、職権濫用して本来なら高レベルな防疫隔離室にいるレイジ・ウィルス感染の妻と接触した挙句不用意にもキスによる唾液感染起こすのな。お前司令官なら今回のレイジ・ウィルスがどんな風に感染するかぐらい分かってんだろ?お陰で殺人鬼となったパパは一般市民と軍隊を壊滅させるほどのとんでもない感染者となって大活躍だ!お前はランボーかよ!とどのつまりこれだけの大殺戮がたった一つの家族のせいで起こったとも言えるんだよな。はた迷惑も甚だしい家族だよ!いいのかこれ!?おまけにラストは人類がアレのコレでソレになっちゃってるじゃないか!最悪すぎるよ!映画史上最悪だよこの家族!

■ゾンビが全力で追いかけてくる映画「28週後...」日本語予告編

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/25 15:41 嫌なウイルスだな…。

灸洞灸洞 2008/01/25 16:01 昔自分のバンドでヘビーなブギーの「台風一家」という曲(ダジャレですスンマセン)を構想して企画倒れに終わったことを思い出しました。ウルトラバイオレントアバウトなアメ公の家族・通った後は草木も残らぬ、というコンセプトだったんですが、今回のはまさにそれですな。

yukioinoyukioino 2008/01/25 17:07 インド方面で鳥インフル感染拡大などと聞いて暗澹たる気分です。個人のちょっとした手落ちが感染爆発につながるシナリオが現実になりえるところが、ウイルスの恐ろしいところです。

globalheadglobalhead 2008/01/25 22:39 >レイジーさん
ウイルスでなくてもアルコールで狂っちゃう人もいるから。…え、オレじゃないってば!オレじゃないってばぁ〜!!(バレバレ)

>灸洞さん
ひょっとして
「♪メリケン家族がハローハロー
台風引きつれハローハロー
海は大荒れハローハロー
これがホントの〜
波浪〜注・意・報〜〜!」
とかいう歌詞じゃないでしょうね…!?

>雪狼さん
SFなんかだと”個人のちょっとした手落ち”で世界が破滅しまくってますよね〜。10代の頃読んだ小松左京の『復活の日』やマイケル・クライトンの『アンドロメダ病原体』は実にお気に入りの作品でした。お陰で生物の授業でバクテリオファージとか出てきた時には「おおこれは知ってる!」と喜んでいたもんです。

lockedroomlockedroom 2008/01/26 12:40 こんにちは。私もこれ観ましたよー。日曜のお昼からこれ→『スウィーニー・トッド』というグロ(?)二本立てで(笑)。
確かにこの家族はアレですが、私はそれよりも軍のアホさに驚きました。家族の行動はまあ愛ゆえというか、凄く馬鹿だけども心情は分からなくはない、と思うので。軍さえしっかりしてたら十分防げた筈ではないかと。そしたらお話が終わってしまいますけど。

parfum30parfum30 2008/01/26 23:40 レイジー・ウィルス・・・

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/27 00:39 ス、スミマセン…。

globalheadglobalhead 2008/01/27 15:04 >あやさん
わはは!実はオレも先週の日曜に28週後とスイニーの2本をハシゴして観てました!軍部は確かにアホでしたねえ。国家の再建中ということを考えたら施設を壊してしまう爆撃なんかじゃなくて最初から毒ガス散布するのが妥当だろ、とかいろいろ考えてました。命令系統も融通きかなそうだし、これは実は「米軍ってアホなんだよ」という英国人監督の皮肉でもあったんですな。

>ひめちゃん、レイジーさん
あ、そっちだったか!気が付きませんで…。

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20080124(Thu)

globalhead2008-01-24

[]スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 (監督:ティム・バートン 2007年アメリカ映画) スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 (監督:ティム・バートン 2007年アメリカ映画)を含むブックマーク スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 (監督:ティム・バートン 2007年アメリカ映画)のブックマークコメント

ティム・バートンジョニー・デップコンビによる期待の新作…と言いたい所だが、バートン映画が彼独特の作家性を備えた見応えのあるものだったのは『マーズ・アタック!』までだったような気がする。監督デビュー当時の毒々しい色彩に彩られた異形なる者の疎外感、といったテーマは薄まり、現在は達者な美術センスを総動員した職人監督といった風情だが、作られた映画はどこか空疎な印象なのだ。そういった意味で今回の作品もあんまり期待しないで観たのだが、ふ〜む…。

物語は19世紀のイギリス・ロンドンを舞台に、冤罪で流刑された主人公が判決を下した悪徳判事に復讐を誓うのだが、血に狂った主人公は無関係な者まで次々と殺害し、彼が身を隠すパイ屋の女主人はその死体を使って人肉パイを作り、そ知らぬ顔で街の人々に売りさばいていた…という猟奇的なお話。もともと19世紀に書かれた物語で、何度か映画化もされているが、今回はブロードウェイ・ミュージカルとして脚色されたものを下敷きにして製作されている。だから当然だが皆歌を歌っている。

ミュージカルとしては好評を博したのらしいが、これが映画になってみると、バートン一流のリアルに描かれた陰惨な殺人描写と、派手なオーケストラの演奏が付いたいかにもミュージカル然とした歌というのがどうにも水と油のような気がしてしょうがなかった。確かに映画『フランケンシュタインの花嫁』を思わせる主人公の逆立ちメッシュの入った髪の毛や、白塗りした顔に黒々とした隈取の双眼など、怪奇映画的な非現実さを醸し出すことによって、これがリアルなものを追求した映画ではないことは分かるのだが、こと血と死のグロテスクさだけは、これは監督の趣味でついついやりすぎてしまったようなのである。つまりミュージカルのくせに暗すぎるのだ。

ミュージカル版がどのように好評だったのかは知らないが、連続殺人者が主人公で、人々を次々と虫けらのように殺めてゆき、さらにそれを食い物に加工する、なんていう本来異常な物語を、ミュージカルという枠の中で一般観客にも魅力的に語ろうとするのなら、これは主人公の異常さそのものを対象化した、ブラックユーモア的な作品として語らざるをえないのではないか。または大仰で戯画化されたシアトリカルな演出をするしかないだろう。しかしバートンはここからユーモアのセンスを一切省き、ガチにダークな物語としてこの映画を完成させてしまっている。いや、ユーモアというならパイ屋女主人ミセス・ラヴェット(へレム・ボナム=カーター)の調子外れなパステルカラーの妄想シーンはあることはあったが、実は、まるで笑えなかった。

逆にこの映画からミュージカルの要素を省き、陰々滅々とした狂気と復讐の物語として作られていたなら、それはそれで案外ホラー映画の佳作として評価できたかもしれないのである。というか、物語後半の大量の死体と血糊に満ちた映像は、これはもうホラー映画以外のなにものでもないだろ、というグロテスクさで、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 』のバートンと『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップを期待してきたカップルだったら無言で劇場から逃げ帰ってしまうんじゃないか、と思えたほどだ。いつもなら他人様のカップルなどどうでもいいと思っているオレでさえ心配してしまったのだから、この異様さはちょっと異様だ。あ、変な日本語。

ホラー映画ならホラー映画でもいいのだ。それならそれでホラー映画好きのオレはゲラゲラ笑って観てやるのだ。だがこの物語の主題というのはそうではないという気がするし、ましてこの映画ではミュージカルである必然性までも希薄なのだ。にも拘らずどうにもどっち付かずのこんな映画を何故バートンは撮ってしまったのだろう?単なる職人監督として空疎な映画ばかり撮ってきているバートンが、また新たに空疎な映画を一本撮ってしまっただけだという気さえする。う〜ん、家庭でなんかあったの?

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 予告編字幕正式版

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acidtankacidtank 2008/01/24 23:21 こんにちわ。はじめましていつも楽しく拝見させてもらっています。私も映画が終わった後、デートで来たカップルが凍り付いてるんじゃないかと心配してあたりを見回したのですが、ギャルがすすり泣いていました。トッドに哀れみを抱いていたのでしょうか・・恋空世代にはこのくらいがむしろジャストだったのかも・・・と変な納得をしました。

globalheadglobalhead 2008/01/25 01:01 どもども。すすり泣いてましたか。ちっ。余計な心配して損したぜ。こうなったら今回のエントリ全面改稿して「必見!恋空より泣けるスイニートッド!」とかなんとかでっち上げようかな。でも「本当に泣けました」とか全国からお便り来ても困るのでやっぱ止めときます。

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20080123(Wed)

[] パラダイス・ナウ (監督ハニ・アブ・アサド 2005年フランス/ドイツ/オランダ/パレスチナ映画)  パラダイス・ナウ (監督ハニ・アブ・アサド 2005年フランス/ドイツ/オランダ/パレスチナ映画)を含むブックマーク  パラダイス・ナウ (監督ハニ・アブ・アサド 2005年フランス/ドイツ/オランダ/パレスチナ映画)のブックマークコメント

パラダイス・ナウ [DVD]

パラダイス・ナウ [DVD]

パレスチナ暫定自治区の小さな町。二人の青年ザイードとハレードはイスラエル占領下のこの町に住んでいた。つまらないバイト。くだらない客。ダルい毎日。でもヨーロッパ帰りだというパレスチナ人の女の子と知り合った。可愛い子だった。そんなある日、民族開放組織から命令が下る。君たちに栄誉ある自爆テロの殉教者となってもらいたい、と。この映画『パラダイス・ナウ』は、パレスチナ問題を背景に、二人のパレスチナ人青年が自爆テロを遂行するまでの48時間を描いたドラマである。タイトルは、自爆するまさにその瞬間を指す言葉なのらしい。

イスラエルとパレスチナの問題は、戦争でも紛争でもない。ただイスラエルの一方的な暴力としか思えない。パレスチナ問題をここでおさらいするつもりは無いが、映画の中で語られる「パレスチナは軍隊を持っていない」という部分に、インティファーダと呼ばれる人民蜂起、そしてゲリラ活動や自爆テロに向かわざるを得ないパレスチナの苦悩が見え隠れしているように思う。テロによってしか抵抗する事ができないという恐るべき選択肢の無さの中に彼らはいる。しかしそういった政治的な背景を持った映画であることは勿論なのだが、オレはむしろ、遣り切れない日常の中で息を殺して生きざるを得ない青年達の青春群像を描いた映画として観た。

閉塞感に満ちた日々、そしてその中から生まれる暴発、といった部分は、青春映画の一つの典型であるといってもいい。パレスチナのような過酷な現実は日本や他の文明国には無いかもしれないが、一見平和のように見える国に生きていてさえも、生き難さや遣り切れなさは決して無い訳ではない筈だ。そんな中で暴発寸前の生を生きる者もいるだろう。”自爆テロ”という”国家にとってのひとつの正義”を行使するのも、一種反社会的な”自分だけの正義”を行使するのも、どこか根っこは一緒のように思う。そこにある”世界に圧殺されたくない”という切実さは、実はどちらも変わらないのではないか。行為それ自体はテロリズムであったとしても、行使する若者達は血に飢えた狂人でも狂信者でもない。彼らも、世界のどこかの町に住む名前も無い誰かと一緒に、遣る瀬無い生の中にいる混乱した一つの魂なのだ。

だからこの映画に横溢する殺伐とした救い様の無さは、ただパレスチナのみにある感情ではないのだと思う。少なくともオレはそんな風にこの映画を観た。

■Paradise Now - גן עדן עכשיו - الجنة الآن - Trailer

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[]フランドル (監督:ブリュノ・デュモン 2005年フランス映画) フランドル (監督:ブリュノ・デュモン 2005年フランス映画)を含むブックマーク フランドル (監督:ブリュノ・デュモン 2005年フランス映画)のブックマークコメント

フランドル [DVD]

フランドル [DVD]

え〜と、フランスの片田舎に住む恋人同士の男女が主人公なんですが、カレシのほうが湾岸戦争と思しき戦争に出征しそこで地獄を見て、カノジョのほうはカノジョのほうでカレシのいない間にいろんな男と寝るんですがそのうち頭がおかしくなってしまう、とかいう映画なんですね。で、最後はカレシが戻ってきてメデタシメデタシと言う事みたいなんですが、ええと、なんじゃこの映画は。

湾岸戦争と思しき、とは言っても劇中は一度も湾岸戦争とは言わないし、戦闘シーンはへっぽこ三銃士みたいのが砂漠をタラタラ歩いてはたまに子供撃ち殺したりレイプしたり仲間殺されたりしてるんですが、あれってこんな戦争じゃなかっただろ。戦闘シーンもまるでリアリティないし、要するにこれは湾岸戦争というよりは観念としての戦争なんでしょうね。「なんか悲劇やりたかったから戦争にしてみました」程度の動機で作られているのよ。

だからここで描かれる戦争の地獄とかいうのも、戦争による男女の別離とかいうのも、借り物ののような描かれ方しかしてなくて、なんだかハリウッドの古臭い戦争モノのヘボイ模倣みたいなの。こんなのでこのフランス人監督は自国を舞台に何がやりたかったの?と思ってしまう。観念的な部分から一歩も出ていないという意味では素人の妄想程度の映画でしかないと思うんだけど、これでも06年カンヌ国際映画祭で審査員グランプリを受賞したんだって。うううう〜ん…。

[]さ む い さ む いを含むブックマーク さ む いのブックマークコメント

首都圏は本日みぞれ混じりの雨である。最高気温は4度とか5度とか言っておる。当然だが寒いんである。いや、外が寒いのはまあ致し方ないとしても、職場の事務所までもが寒いんである。有史以前から建っていたようなボロ事務所なので暖房を入れても効果が無いのだ。今作業着の上にさらにドカジャン着てるぞ(ドカジャンとはDOKATAジャンパーの事である。3K仕事には欠かせないオシャレアイテムである。決してDOKATAブルゾンなどという呼び方はしない)。しかし寒いのは何か着ればいいだけの話なんだが、指がかじかんで仕事にならんのだ。キーボードのキーが打てないんっすよ!打ち間違いだらけでさっきから数文字打ってはBackSpaceキーで削除しまくりですよ!過酷な職場なんですよ!ああもうマジで軍手してキー打ちたくなってきたわ。ってかもう帰らしてくれ。寒いんで一杯やりたくなってきたわ。
(追記:最低気温は1度だったらしい…)
(追記2:ズボン2枚重ねに突入)
(追記3:遂に靴下ホッカイロ導入)

FuetaroFuetaro 2008/01/23 11:26 やべぇ、フランドルがつまらなそうでちょう気になる。

globalheadglobalhead 2008/01/23 12:16 なんかもう学生が学祭用に作った映画かよ、とさえ思った。だいたい砂漠を徒歩でどこ目指してるんだお前ら!でもヘリや戦車はちゃんと出てくるし装備もそれっぽいんだよね。しかしどう見たって戦争映画じゃない、というのが不思議。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2008/01/27 14:58 さすがに会社じゃ無理だけど、ウチでは手袋して毛布かぶって
PC弄ってます。靴下二枚重ねも結構使えます。
でも寒いの好きな自分としては…春きて欲しくないんだぜ(ノ∀`)

globalheadglobalhead 2008/01/27 15:07 バナナは暖房あんまり入れない派ということみたいだな。なにしろオレは部屋にいるときは暖房ガンガンにして出来るだけ薄着にしていたいほうだなあ。とかいってセーターの上にジャージ着て、さらにそのまま寝てたりするが…。寒いのはもう飽きたよー。早く暖かくなんないかなー。でもまだ1月…。

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20080122(Tue)

globalhead2008-01-22

[]ぜんぶ、フィデルのせい  (監督:ジュリー・ガヴラス 2006年フランス映画) ぜんぶ、フィデルのせい  (監督:ジュリー・ガヴラス 2006年フランス映画)を含むブックマーク ぜんぶ、フィデルのせい  (監督:ジュリー・ガヴラス 2006年フランス映画)のブックマークコメント

1970年代のパリ。9歳の少女アンナ(ニナ・ケルヴェル)は裕福な家庭で何不自由なく暮らしていた。しかしあるきっかけから両親が”キョーサンシュギ”に目覚めてしまいさあ大変。貧乏っちい小さな家に越し、お手伝いさんもクビ、家には怪しげな髭面の男たちが出入りし、ミッキーマウスは”ファシスト”だから禁止、”レンタイ”がどうとか”トミノサイブンパイ”がこうとか皆で訳の分かんない事を言っている。なんなのこれ?あれもこれも、ぜんぶフィデル・カストロとかいう赤くて髭の人のせいだって言うじゃない!?以前の生活のほうが全然いい!早くあの頃に戻してよ!

キューバ革命、チリ社会主義政権成立、スペイン・フランコ独裁を背景に、ヨーロッパの激動の70年代を一人の小さな女の子の目から描いた人間ドラマ。まあこうは書いてもオレ自身がこれらの社会的背景をきちんと把握しているかというと実はそんな訳でもない。特にそれらが当時のヨーロッパ、そしてフランス社会に与えた影響などこんな映画でも見ない限り考えたこともなかった。当然そういった背景を知った上で観たほうが理解できる映画だと思う。だが一人の少女の成長の物語として観ても十分に楽しめるのではないか。なにしろ主演の少女ニナ・ケルヴェルが終始仏頂面で主人公を演じているのが、子供が主役の映画にありがちな甘さが無いのがいい。大人への反抗心は描かれるけれども、子供は無垢なもの、子供の目は常に正しいもの、といった描き方では決して無いのだ。

大人には大人の事情があって、それは子供には分からないことだから、と曖昧にする。しかし子供というのは曖昧にされたり誤魔化されている、というのを、実は気付いているものなのだ。そして、大人が自分では正しいと思い込んでいることが、子供にはそれが自分に嘘を付いて無理に信じようとしている、ということも分かったりするものだ。しかしそういった子供の目の正しさとは別に、本当に子供だから分からない問題というのも当然ある。つまり、曖昧にしたり嘘で誤魔化さないことが大事なのだ。この物語では、連帯や共産主義というものがなんなのか、という9歳の子供の問いに真摯に答えようとする大人たちの存在がきちんとある。勿論子供にとっては最初はなんのことやら、ではあるが、世界や大人の社会に対する興味のとば口を持つことが、最初は肝心なはずだ。

一方少女アンナの両親はもとは富裕で知的な社会階級であるけれども、スペインに住む肉親が反政府運動で逮捕されることにより共産主義に傾倒してゆく。しかしここには共産主義そのものへのシンパシーというよりも、その根底に富裕階級であるという負い目があったからだということも出来るはずだ。だからアンナは両親の行動にどこか付け焼刃的なものを感じてしまうのだ。そして人民の自由を標榜する父は、妻が雑誌記者として堕胎の自由を取材しそれを後ろ盾することに拒否反応を示す、というダブル・スタンダードを演じ妻と対立してしまう。このブレ方からも思想的付け焼刃の程が見え隠れはする。しかしだ。人間というものは決して完璧な存在ではない。至らない部分や曖昧な部分があったのだとしても、それに気付いたのなら直していけばいい。そしてその為に対話というものがあるのだ。

つまりこの物語は、最初大人の言動に拒否反応を示していた子供が次第に世界を学んでゆく物語であり、また大人のほうも、子供の問いかけから自らの考え方を見直してゆくという、お互いの成長と変化の物語として観ることが出来ると思う。勿論ニナ・ケルヴェルたんのミッションスクールの制服やスクール水着姿や入浴シーンに萌えるロリロリ映画として観ることも全然OKである(←オレ)。

■Blame It On Fidel(原題:La Faute à Fidel)-Trailer

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/22 17:47 >また大人のほうも、子供の問いかけから自らの考えを見直していく。
これは結構ありますね。私など未熟過ぎて、見直しだらけの人生です。

globalheadglobalhead 2008/01/22 20:53 一口に子供といっても年齢には幅があるけど、小学生くらいまでの子供と遊んでいると、さあーっと自分がその時代に戻ってしまうのを感じたことがあってね。で、その時自分をもう一度発見したような気がしたのよ。子供の自分は今でも自分の中にあって、あの頃自分は何を考えたり感じたりして生きてたんだろう、ということを思い出させるんだ。三つ子の魂百までとは言うが、自分の原点を振り返るのは案外大切なことだと思った。思春期を迎えたぐらいの子供とはあんまり接したことは無い。親にもそのぐらいが一番扱い難いだろう。そういうのを知らないで言ってるから、子供ならなんでもかんでも、という訳ではないんだけれどね。

globalheadglobalhead 2008/01/22 21:02 >雪狼さん
(スターで引用してもらった文章に関しまして)オレが子供の頃は親の嘘ってすぐ分かりましたよ。小学3年の時に両親が離婚したんだけど、「お父さんは遠いところに行くの」とか言って誤魔化す母親に、知ってるよ、離婚なら離婚って言えよ、と憤っていた自分を覚えています。

yukioinoyukioino 2008/01/22 22:39 引用へのレス、わざわざありがとうございます。うちは小学校に上がるときに「話が合わなくて一緒に暮らすのをやめた」と子供に簡単に話しましたが、そのとき離婚なる語を使ったかどうか覚えてません。小学校で本人がその言葉を使うと困るから明言は避けたかも。そのうちテレビで「行列のできる法律…」とか見て悟ったようです。言葉を繕ってもしかたがないんですが何をどうやっても離婚は子供を傷付けますからね…。

globalheadglobalhead 2008/01/22 23:12 あと親のいい加減な約束はすぐ信用するくせに、約束が反故にされた時の嘘には敏感でしたねー。しかし最初の段階で疑わないところがまだまだ脇が甘いというか子供なんですな!たいがいは「○○を買ってあげる」って話でしたが、うるさい子供を黙らせる方便だったのですねえ。昔から物欲に弱かった…。

globalheadglobalhead 2008/01/22 23:33 子供の為にと望まない結婚生活をしていても、やはり子供にはその居心地の悪さが分かってしまうもの。むしろ離婚した後に、どんなに頑張って自分を育ててくれたのか、その感謝を子供はいつまでも忘れないものですよ。

yukioinoyukioino 2008/01/23 18:40 子供は誘惑に弱くて利に敏いので、誘導しやすくて面白いですよ(オイ)でも一度した約束は破らないように、嘘はつかないようにしているつもりです。子供から見た自分がどうなのかはよくわからないな。これから思春期で難しい年頃になりますし、先が思いやられますよ…トホホ。

globalheadglobalhead 2008/01/23 23:48 今から思うとおねだりばかりしてた子供でしたからねー自分。それでもいろんなもの買ってくれてたもんなあ。オレに本やマンガを買って与えると大人しくして読んでいるのを発見し、それはもう好きなだけ買ってくれました。玩具ほど高くないし本読んでいる時は手もかからないから、親にとっては願ったり叶ったりだったかも。雪狼さんのところはなにしろお母さんがしっかりした人だから、思春期迎えてもそれほど心配することは無いような気がしますよ!

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20080121(Mon)

globalhead2008-01-21

[]ヒトラーの贋札 (監督:ステファン・ルツォヴィッキー 2006年ドイツ・オーストリア映画) ヒトラーの贋札 (監督:ステファン・ルツォヴィッキー 2006年ドイツ・オーストリア映画)を含むブックマーク ヒトラーの贋札 (監督:ステファン・ルツォヴィッキー 2006年ドイツ・オーストリア映画)のブックマークコメント

第2次世界大戦末期、ナチス・ドイツは敵国イギリス経済を撹乱する為に史上最大の紙幣贋造計画、「ベルンハルト作戦」を遂行した。映画『ヒトラーの贋札』はこの史実を元に、各地のユダヤ人強制収容所から召集され、秘密施設で贋札製造に従事させられたユダヤ人印刷技師達の、苦悩と死と隣り合わせの恐怖を描いた作品である。映画は実際にこの作戦に関わったスロバキア人印刷工アドルフ・ブルガーの手記『ヒトラーの贋札 悪魔の工房』を元に構成された。ちなみにこの作戦で偽造されたポンド札は1億3400万ポンド、イングランド銀行発行の銀行券10%にまで達する膨大な額だったという。

主人公はユダヤ人贋作師サロモン(カール・マルコヴィクス)。実在した世界的贋作師をモデルとするこの男は、いかにも裏街道を歩いてきたと思わせる不敵な面構えと斜に構えた態度を取りながら、したたかにナチスに取り入り、なんとか生き延びようとする現実主義者だ。いや、生き延びるためにはそうせざるを得ない時代だったのだ。それに対し印刷技師ブルガー(アウグスト・ディール)は贋札製造はナチスへの戦争協力に他ならず、これは命を懸けてでもボイコットしなければならないと主張する。ナチスの虐殺により既に愛するものを亡くしていた彼にとって、それは決して理想論を振り回しているわけではないのだ。物語はこの、強制収容所の中での保身とモラルの拮抗を描きながら、ユダヤ人当事者から見た「ベルンハルト作戦」の全貌を追ってゆく。

贋札を作り続けていれば当面は殺されることは無い。しかし最後まで殺されないという保証など無い。取り合えず今を生きるために贋札を作り続けるのか。殺されるのが定めならこの今正義を主張するのか。失敗したら死、成功しても死はいつか来る。同じようにホロコーストを題材にした映画として『シンドラーのリスト』を思い浮かべるが、『ヒトラーの贋札』での監視された収容所生活の印刷技術者達は、『シンドラー〜』の工場経営者がそれと分からぬように不良製品を造り続け戦争協力を拒否したようには製造をボイコットできない。そんな中で最初は自らの保身のみで行動していた一匹狼の主人公が、次第に仲間の命を守るために奔走し、最後にはナチス士官との取引まで行おうとする部分がこの映画の見所だろう。

プロローグとエピローグでは、終戦後の美しいモンテカルロの海辺が描かれる。風光明媚な世界的保養地であり、豪奢なホテルと賭博場が建ち並ぶこの地に、うらぶれた表情で立ち尽す主人公の虚無と悲嘆に満ちた眼差し。そして最後に主人公が取った行動とは。戦争と虐殺の悲惨な光景のみで終始させず、これらのエピソードを挟み込むことで、哀感に満ちた余韻あるラストへと物語りは収斂してゆく。

■The Counterfeiters Trailer

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ヒトラーの贋札 悪魔の工房

ヒトラーの贋札 悪魔の工房

ヒトラー・マネー

ヒトラー・マネー

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20080120(Sun)

[]もつ鍋新年会 もつ鍋新年会を含むブックマーク もつ鍋新年会のブックマークコメント

昨日は朝9時に出掛け、有楽町と恵比寿で映画2本ハシゴして、6時からは渋谷に赴き我が愛しきコムスメズと新年会を催してまいった。コムスメズとは:コムスメ1号(元祖コムスメ、元パンク娘)とコムスメ2号(Kちゃん、天然美少女)の2名で構成されているユニット名のことである。ユニットの主な活動内容はオレのボケへのツッコミである。この日新年会の会場となったのは《博多もつ鍋と炭火ホルモン焼 黄金屋 渋谷店》であった。6時開店からの予約を取っていたのだが、オレ達の前に並んでいた数人の若者達が、開店早々予約が無いので入れない、と帰らされていた。つまり開店時間の時点で既に全ての席が予約で埋まっているような人気店だったのである。おおなんか凄い。

この日はお目当ての特製もつ鍋(味噌風味)を早速頼み、他に、酢もつ、白センマイ刺し、牛タンのフォアグラ風などを注文、会話もうっちゃってうめいうめいとひたすら喰いに走る中年1名若者2名であった。そして最後は具を食べつくした鍋に博多ちゃんぽん麺を投入、ぐはあこりゃまた堪らんとまたもや黙々と喰い続ける食い気一点突破の3名なのであった。あー美味しかった。

3人とも酒好きゆえいろいろと注文していたが、面白かったのは与那国島原産の泡盛《どなん》。なんとアルコール度数が60度ある。これは花酒と呼ばれ、今さっき調べたら「モロミを蒸留させた時の初留液のことで、いわば一番搾りのこと」を指すらしく、日本でもこの与那国島のみ製造が許されているのだという*1。この《どなん》をロックで注文したのだが、強いことは強いんだが飲み口が良く実に美味い。しかし一人で飲み切るのは無理だろ、ということで1杯の杯を3人で回しのみ。結局最後はコムスメ1号が飲み干したのであった。人のことは言えないがホントに飲兵衛なコムスメ達なのであった。

お会計の時には何故か貼れるミニホッカイロをお店の方から貰い、こりゃええわいと早速背中に貼り付ける3人。丁度この日は寒かったので後々まで重宝した!しかし3人とも酔っ払いなので、途中でホッカイロを貼り付けているのを忘れ、3人が3人とも「ねえなんか背中熱いんだけど?」と不思議がっていたというお惚け振りであった。

《黄金屋》で腹を満たした我々はカラオケ店へ。オレ様恒例の《宇宙戦艦ヤマト(デスラー総統の一人語り入り)》で幕を開け、途中《キャンディキャンディ》の地獄から帰ってきた暗黒皇帝バージョンなども交えながら、夜は更けていったのであった。コムスメ1号の「うる星やつら」とコムスメ2号の宇多田ヒカルもよかったぞ!そして最後はスタバで茶しばいてこの日は解散。また飲みに行こうぜいと約束して終電で帰ってきたオレなのであった。コムスメズよ今夜もありがとう!

(↓黄金屋の店前を撮影したら謎のピースサインが二つ!?…誰もやれとは言ってないのにお茶目さを披露するコムスメズ二人の手であった…。)
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ヾ(=ΘΘ=)ノヾ(=ΘΘ=)ノ 2008/01/20 23:46 おお、うまい泡盛をいただきましたね。私もまだ60度はチャレンジしたことがないのですが、同じ与那国の「舞富名」という花酒はまろやかな甘味があって美味しかったです。って、のん兵衛みたいやなあ…。しかし、ピザ派のFUMOさんには、やっぱビールでしょ。ね♪

舞富名の参考サイト:
http://www.awamori.co.jp/irinamihira/

parfum30parfum30 2008/01/21 00:23 ひめです、こんばんは。おぉ、楽しそうな会ですねぇ。しかもフモさんたら両手に花ですか。うらやますぃ。新年会やりましょーよー(はぁと

globalheadglobalhead 2008/01/21 08:19 >たまさん
泡盛美味しゅう御座いました。実は飲みに行くとビールだけじゃなくてたまに焼酎のロック頼んだりするんですよ。醸造アルコール製のは気持ち悪くなるので飲めないんですが、芋焼酎とかOKですよ。「舞富名」美味しそうですね。また別の泡盛も飲んでみますぅ〜。

globalheadglobalhead 2008/01/21 08:25 >ひめさん
もう花だらけさ!花の無い人生に何の楽しみがあるのかと!勿論ひめちゃんもオレ様の花さ!という訳だが新年会、mixiで告知してたけどはてダ隊のを1月26日2時から赤羽でやるけど来れる?

doradora0511doradora0511 2008/01/21 08:26 FUMOさん 実に羨ましい。私もFUMO兄貴を見習って、ハーレム飲み会を開催できるよう、頑張ります。

globalheadglobalhead 2008/01/21 08:35 >doradoraさん
ハーレム飲み会こそが飲み会の基本でありそれ以外の飲み会は単なる男の反省会!doradoraさんもハーレム飲み会を目指し精進されて下せえ!

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20080118(Fri)

[]着せ替えしてみたmomokoなの 【Wake-Up momoko DOLL&ファッションセット】 着せ替えしてみたmomokoなの 【Wake-Up momoko DOLL&ファッションセット】を含むブックマーク 着せ替えしてみたmomokoなの 【Wake-Up momoko DOLL&ファッションセット】のブックマークコメント

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迷走と遁走のド腐れ中年であるこのオレ様の怪しいオニンギョ趣味に付いてこれている方はこの日記の読者たんの中に一体いかほどおられているのであろうか。特に男子読者たん(たんは止めろたんは)の皆様にあらせられましてはいったいどのような感慨を抱きながらこの日記に時折登場するオニンギョ写真を見られているのか気になる所である。まあ何言われたって止めないがな!オニンギョ可愛いよオニンギョ!お前等もやりやがるといいのさ!

今回撮影したオニンギョは『Wake-Up momoko DOLL&ファッションセット』というもので、従来発売されているような割とコンセプチュアルなスタイルのオニンギョではなく、最初から着せ替え人形用として簡単な衣装だけを着せた人形と、その着せ替えセットが別売りになっているもの。そして発売されているうちストレートヘアのオニンギョと着せ替えセット二つを買ってみたわけである。…つまりとうとう着せ替えにまで手を出したというわけだ!やるよ!オレはやるときはやるんだよ!

そして着せ替えのうちTシャツとジーンズのベーシックスタイルはソッコー下校たんに、パンクスタイルはママトールドミーたんにそれぞれ着て貰い写真を撮ったのだよ。下校たんはTシャツ着たらとってもボーイッシュになったな。そしてママトールドミーたんは最初からこの洋服だったんじゃないの?と思っちゃうぐらい似合っちゃってますね。そして部屋着っぽいスタイルのストレートヘアたんは、もうなんだかメロメロにキャワイイっす!

とまあ能書きはここまでにして、また例によってメチャメチャ沢山写真撮りましたので、興味のある方は《続きを読む》をクリックして御覧になってくださいまし。

続きを読む

[]暗黒皇帝 暗黒皇帝を含むブックマーク 暗黒皇帝のブックマークコメント

そういえば人の好き嫌いの話がどうとかこうとかどこかで話題になっていたが、銀河を統べる暗黒皇帝のこのオレ様は他人に好き・嫌いなどという下らないレベルの感情など持たないのである。他人は、即ち下々の衆生は、このオレ様に従うか・従わないか、ただそれだけのことなのである。人はこのオレ様を畏れ敬い傅き服従するのが道理なのであり、それを出来ない者はこの暗黒皇帝に敵対する者と見なし完膚無きまでに捻り潰すのみである。そもそもオレ様のように神々の域にまで達した者には好き・嫌いで相対するのではなく寵愛するか忌避するかどちらかなのだ。そして暗黒皇帝のこのオレ様はこれら下々の衆生に対しオレ様を愛することの至上の喜びを与えるかオレ様に逆らうことの呪わしき報いを与えるだけなのである。さあこのオレ様を崇めるがよい、そして恐怖するがよい!いあ!いあ!はすたあ!(オレはクトゥルー神かよ)(ってかなんなんだこのキャラ)(またやっかいなもんこしらえちまったな)(しかもタグまで作っちゃってよ)(今後も続ける気かよオレ)

FuetaroFuetaro 2008/01/18 12:50 暗黒皇帝さまこんにちは。ついに着せかえに手を染められましたね!!アキバのショップで小物見ながらコーディネートとか妄想すると、脳汁がドパドパ分泌するくらい楽しいお!!

yukioinoyukioino 2008/01/18 13:01 おにんぎょ遊びをするはずの時分に虫にはまって道を誤ったのでこういうヨロコビはずっとよくわからなかったのですが、なるほど、可愛らしいですねー。とくにフレアミニスカ+ブーツのお嬢様が小悪魔っぽくてキュートです。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/18 20:49 暗黒皇帝様、実は私も、幼少時、山に入り川に入り、畑に入り田んぼに入り、石を剥がし穴を掘り、としておりました故、オニンギョをスルー致しておりました。こんな私でありますが、どうかどうか、ご寵愛賜りたく存じます。皇帝様を愛する喜びをご享受下さいませ。

globalheadglobalhead 2008/01/18 21:51 >フエタロさん
暗黒皇帝である。そして暗黒皇帝は着せ替えも好きなのだ!皇帝自身も全タイやIバックで変身しては下々の衆生に戦慄と恐怖を与えておるのだ!あーしかしそんな事言われるとまたアキバ荒らしに行きたくなるな。この際アキバは帝国に接収だ!アキバの全てはこの暗黒皇帝のものである!

>雪狼さん
暗黒皇帝である。雪狼女史も遂にmomokoDOLLのキャワイさを認めてくれたか!しかも妖しき魅力の小悪魔DOLLに目を留めるとは流石くとるふ愛好家じゃ!この際雪狼女史もゴスとドールに目覚めるがよい!そして深淵のショゴスに触れるようにドールの深淵を目の当たりにするがよい!(スンマセン今日このキャラで行くことになっちゃったもんで…)

>レイジーさん
暗黒皇帝である。レイジーは幼き頃かように奔放なる野生の日々を送っておったのか。いや今でも十分野生じゃ!まるでクサガメや青大将のように野生じゃ!トノサマガエルやオオサンショウウオのように野生じゃ!ってか両生類爬虫類限定かい!?そんなレイジーには特別に帝国領内の沼地や洞窟や湿地を分け与えようぞ!遊び戯れるがよい!そして暗黒皇帝の深き慈愛にひれ伏すがよい!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/18 22:48 ハハァッ!有り難きお言葉!終世の愛を誓いますので、雑木林も頂ければこれさいわい。やはり体を乾かしとうございます。

灸洞灸洞 2008/01/18 23:03 暗黒皇帝たんこんばんわ。もう寂しがりやさんなんだから!オニンギョ話題にも付いて行ってるから心配ご無用よ!いつになるかわかんないけど、儂も段一知先生んとこのヨグ=ソトホートをネンドでつくったらうちの栞と紙魚子を襲わせるつもりじゃから楽しみにしていてね!

globalheadglobalhead 2008/01/19 08:10 >レイジーさん
暗黒皇帝である。あー、雑木林ねえ、虫が多かったからこないだ帝国防衛軍にゆって戦略核ばら撒いてもらったわ。今灰とガレキと半減期三千年の放射能で汚染されてるけど…いる?

globalheadglobalhead 2008/01/19 08:18 >灸洞さん
暗黒皇帝でちゅ。いやん灸洞たんオヒサ!暗黒皇帝サビシンボだからほっといちゃ駄目でちゅ!オニンギョ写真キャワイかったでしょ?灸洞たんのヨグVS栞&紙魚子対決楽しみですな!くとるふ造形といえば今回コメント戴いている雪狼さんという方も作られているのですよー。よかったら覗いてみてくださいませ。
http://tinyurl.com/34wvdx

灸洞灸洞 2008/01/19 20:02 雪狼さまのネリケシ邪神拝見しました。凄い!カッコいい!ホンモノの邪悪さはやはり全然違う!すっかり虜になってしまいました…。 暗黒皇帝たんも、この邪悪さの爪の垢でも煎じて呑みなさいよね!! 冗・談・よ♪

yukioinoyukioino 2008/01/19 21:43 暗黒皇帝様、
拙作御紹介戴いた御礼をばと思い御前に罷り出ました!有難う御座います。何故か漢字ばっかりになっておりますのは恐れ多くて固まっているからです。押忍!(えー)
灸洞さん、
素人ねりけし細工、閲覧どうもありがとうございました。ヨグさまVS栞&紙魚子、是非拝見致したく♪

ヾ(=ΘΘ=)ノヾ(=ΘΘ=)ノ 2008/01/20 00:32 暗黒皇帝さま、こんばんは。(なんでこんなことになっとんの?)
いやあ、そうでしたか。ついに着せ替えにいきましたか。パンクファッションに、デニムですもんね。フモさんらしい選択だわ♪
私もパンクの方はもってます。PWの桃たんが着ていますよん。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/20 02:41 な、なんと!!虫達の住みかを汚染させとな!では私、自分の身のことなどどうでも良いので、新種を探しに林に入りとうございます。どうかお許しくだいませ。そして戻って参りましたあかつきには、たとえこの私が異形のもののけになっていようとも、変わらぬ寵愛を賜れると言う証を頂けましょうか?

globalheadglobalhead 2008/01/20 09:24 >灸洞さん
はろー!ボクちん暗黒皇帝だい!暗黒とは名乗っているけど、ボクちんの場合邪悪よりも胡乱と好色がメインなんだよ!あと脳がブラックアウトしているという意味でもあるんだね!そしていろんな人格が飛び出すんだね!だからいろんな意味でデンジャラスなんだよ!

>雪狼さん
暗黒皇帝である。苦しゅうない。才女雪狼女史は帝国幹部に任命するよう側近のものに伝えておいた。まずは全帝国の児童初等教育機関にくとるふ練り消し作成を必須科目として義務付け、その指導に当たって頂きたい。帝国の全児童に邪悪なるものへの畏敬と尊敬を植え付けるのだ!そして邪悪なる帝国の礎とするのだあああ!
ちなみに灸洞さんのHPはここ:
《魔力絶対零度》 http://mauschen.blog85.fc2.com/
造形がメインでしたが最近初音ミクでみっくみくになっているようです。
ニコ動でも多数作品をUPされております:http://www.nicovideo.jp/mylist/3397077
いやーメッチャ才能がある方なのですがいったいどんな御職業されているのだろうと常日頃思ってます。でも謎のほうが面白いので訊かないことにしています。

>たまさん
暗黒皇帝どぇーす。本人もだんだん訳が分からなくなってきてまぁーす(涙目)!着せ替えとはいいつつ、やっぱりこういったセットもんじゃないとまだオレには敷居が高いですねえ。女子の服のコーディネートなんてわかんないもの。今回はお試しということでやってみました!しかしたまさんもパンク持ってましたか!

>レイジーさん
えーっと、暗黒皇帝なんだけどぉ(だんだん飽きてきている)。だってぇー、毛虫とかキモいしー。みんな死んじゃえばいいと思ってるしー。しかし焼け野原も見てくれ悪いので、レイジーには緑色ペンキを東京ドーム一個分提供するゆえ、新種探しつつ焼け野原を緑色でそれっぽく塗り潰しておいて頂きたい。期間は一週間。ヨロ。

yukioinoyukioino 2008/01/20 11:26 灸洞さんのサイトお知らせくださってありがとうございます。
さて、フモさんの暗黒皇帝コスプレ!大作戦そろそろおひらきの時間でしょうか。メイク落としも忘れずに。おつかれさまでした…楽しかったです皇帝様(はぁと)

globalheadglobalhead 2008/01/20 12:20 あ、暗黒皇帝でずうう(やりすぎて既に嗄れ声)。お気遣いありがとう御座います…。対話不能の強権発動キャラというのを作ってみたかったんですな。でも段々暗黒皇帝というよりいつもの無頼派フモになってきた…。誰にも頼まれてないのにまた復活する恐れがありますのでその時は遠巻きに見守っておいてくだされ!

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20080117(Thu)

[]ロキシー・ミュージック+T.レックス ミュージックラーデン・ライブ ロキシー・ミュージック+T.レックス ミュージックラーデン・ライブを含むブックマーク ロキシー・ミュージック+T.レックス ミュージックラーデン・ライブのブックマークコメント

ドイツの音楽番組《ミュージック・ラーデン》におけるロキシー・ミュージックとT.レックスのセッションの模様を収めたDVDである。収録年はロキシー・ミュージックが73〜74年、T.レックスが71〜73年のもので、ロキシー・ミュージックがライブを、T.レックスはスタジオ・セッションをそれぞれ収録している。収録時間はトータル45分と短めだが、非常に貴重な映像であることは間違いない。

曲目は次の通り:

ROXY MUSIC
1.DO THE STRAND
2.EDITIONS OF YOU
3.IN EVERY DREAM HOME A HEARTACHE
4.REMAKE REMODEL
5.VIRGINIA PLAIN
6.ALL I WANT IS YOU

T.REX
1.JEEPSTAR
2.LIFE'S A GAS
3.RIDE A WHITE SWAN
4.JEWEL
5.TWENTIETH CENTURY BOY

ロキシー・ミュージックとT.レックスといえばデヴィッド・ボウイと並び、グラム・ロックと呼ばれるジャンルの先駆けとなった英国人ロック・アーチストだ。かく言うこのオレ様も実は若かりし頃はグラムなロックを聴く兄ちゃんだったのである。今は体重のグラムが気になるジジイと化してしまったがな。お若い方の為に解説するならグラム・ロックのグラムとはグラマラスのことで、化粧をしてきらびやかで中性的な衣装に身を包んだ、今で言うお耽美なルックスのロックの人を言ったのである。くどい様だがかく言うこのオレ様もかつてはお耽美だったのである。今はオタンコナスだがな!またネタかよ!

なにしろロキシーの面々のグリッター振りが凄い。誰も知らんと思うがビニール盤で言えばロキシー1st2ndの内ジャケの、格好いいとか悪いとかを超越した、なんだか宇宙人のような素っ頓狂なコスチュームそのままで演奏しているのだ。ヴォーカルのブライアン・フェリーの、リーゼントで決めた勘違い伊達男振りはもとより、フィル・マンザネラのカブトムシみたいなサングラスはいったいなんなんだあれ、と言いたくなる。そしてロキシー初期メンバーであるブライアン・イーノの艶やかな立ち姿を拝めるのが何より嬉しい。イーノさんなんだか鳥みたいにいっぱい羽飾り付けておりましたわよオホホ。リーダーであるブライアン・フェリーより目立ちすぎて バンドをクビになったという話しがあるが、いや確かに一人だけ一種異様な自己主張と目立ち方していたわイーノさん。そして映像後半では既にクビになったのか写っていない!

T.REXには深い思い入れは無いのだけれども、ヒット曲満載のベスト・アルバムは好きだった。惜しくも夭折したアーチストであるが、やはり生きていて今現役であったらどんな活躍をしていたか見てみたかった。DVDではライブでこそ無いものの、セッションによる別バージョンが聴けるということでファンには嬉しいかもしれない。

T.レックスのことはさておくが、10代の頃はロキシー・ミュージックデヴィッド・ボウイというのはオレにとって別格の神アーチストであった。特にデヴィッド・ボウイについては、かつてこのはてなダイアリーで1週間に渡る長大なレビューを書いた事があるほど愛したアーチストであった。はいそこのあなた早速日記の検索欄で検索してみよう。そしてどこか哲学的な匂いすらあったボウイと比べると、ロキシー・ミュージックは愛と恋と夜遊びをヘロヘロとした腰砕けのポップ・センスで歌い上げるグループだったが、それはロックの持つ男臭さを徹底して脱臭しようとする態度であったのだ。ロック的なものから遠ざかりながらもロックを演じるということ、それはロックに対する批評であるということに他ならない。即ちロキシー・ミュージックは非常に批評的なロック・バンドであったのである。そしてロックという音楽ジャンルそのものが批評行為であると考えるならば、ロキシー・ミュージックこそが真にロック的なグループだったのだと言う事ができる筈である。

(↓豹(虎?)柄ジャケットに身を包む”元祖伊達ワル”のフェリーさん。よく見ると金色のブーツを履いてるのよ!)

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shidehirashidehira 2008/01/17 13:19 >ブライアン・フェリー
『マカロニほうれん荘』のトシちゃんはオマージュですよね。
その意味でマカロニはグラムマンガなんだ。

globalheadglobalhead 2008/01/17 19:59 そう!そしてクマ先生がフレディー・マーキュリー!クイーンもグラムなケがあったからやっぱりマカロニはグラムマンガだったんだな。

parfum30parfum30 2008/01/18 02:00 ひめです、こんばんは。クマ先生がフレディ・・・(T_T)。フレディはかっこよすぎですよ。なんで死んじゃったのって殴りたいですよ。あの四人がそろって初めてクイーンなんだから。
(でもうちの母上に言わせるとフレディは「裸の人」です。ライブのビデオ見てるとだんだん服を脱いで裸になっちゃうから)

globalheadglobalhead 2008/01/18 08:40 ひめちゃんガリレオ!クイーンといえばふれでー氏、ふれでー氏と言えば胸毛だ!野球の神長嶋茂雄は濃すぎる胸毛というコンプレックスを乗り越える為に野球に打ち込み神となったが、ふれでー氏も同様に濃すぎる胸毛をあえてさらけ出すことによって自らを乗り越えスーパースターとなったのだ!即ち裸になる事こそがふれでー氏の存在証明!しかし裸の人って…ひめちゃんのおかあさんは小島よしおの事を言ってるんじゃないのかッ!?

droopiedroopie 2008/01/26 03:45 久しぶり、同郷のKです。このDVD持ってるぞ。でもジャケットが違うし、近所のヨーカ堂のCD DVDセールの催し会場で買った韓国製500円だ!アマゾンで調べたらMUSIK LADENシリーズってたくさんあるんだね。DVDといえば先日ツインピークスゴールドボックスを見終えました。16,7年前に見たものだからすっかり内容を忘れていたな。オードリーはいいな。

globalheadglobalhead 2008/01/26 09:09 久しぶりっす!DVD500円は安いなあ。でもこれもなんかバッタもん臭いジャケだったよ。ツインピークスのDVDも買って観てたよ。確かにストーリー忘れてた!今観るとサスペンスよりも登場人物がくっついたり離れたりしてるのがメインだったということがやっと分かった!

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20080116(Wed)

[]リトル・チルドレン (監督:トッド・フィールド 2006年アメリカ映画) リトル・チルドレン (監督:トッド・フィールド 2006年アメリカ映画)を含むブックマーク リトル・チルドレン (監督:トッド・フィールド 2006年アメリカ映画)のブックマークコメント

リトル・チルドレン [DVD]

リトル・チルドレン [DVD]

”大人になりきれない大人たち”とかいう連中が不倫やっちゃってみたり釈放され町に戻ってきた小児性犯罪者を差別したりという物語である。冒頭から登場人物たちの心情を説明するナレーションが入りまくり実に白ける。そんなもの映像で表現しろよ。主題といい気取ったナレーションといいプチブルの白人が好みそうなヌルい文学趣味だよなあ、と思っていたらやはりブンガクショーセツの原作ありで、それも思いっきりどろどろの悲劇にもはっちゃけた喜劇にも出来ない、中途半端に人間性だの倫理だの民主主義だのを「ちょっと題材にしてみましたあ」程度の、所詮書生の戯言のような物語でしかないな。

だいたい”大人になりきれない大人”なんぞという主題が甘っちょろいし、そもそも”大人になりきれない”自分を謳歌している連中ばっかじゃん。で、じゃあそれに対する”大人”ってなんなの?という問いへの回答も無いわけで、んじゃあ”大人になりきれない”とかなんとかちっちゃい罪悪感をグダグダこねくり回していないで”大人じゃなくて何が悪い”ぐらいの開き直りをしてくれたほうが物語としてまだマシになるんじゃないかと思うんだけど。要するに思い切りが悪いのよ。不倫があったとしてもそれを否定するわけでも開き直って肯定するわけでもなく、元性犯罪者とそれをしつこく追い回す自警団もありていのドラマしか生み出さず、そのどちらも小市民的な民主主義の顔色を伺っているだけの”良識”についての物語でしかないのよ。この”良識”なるものの存在の可否が”大人”であることなのだとしたら、随分ちっちゃい物語だよな。だから中途半端な文学趣味にしか思えないのよ。

オレが常日頃バカだホラーだのと喚いてるのは、この程度の”良識”と”民主主義”をさもありなんと深刻ぶって、または訳知り顔で物語られるのが退屈でしゃあないからだ。この映画もいっそのことエロエロ不倫ドラマかゲロゲロ小児性愛者ホラーにしたほうがまだマシだったかもしれんな!

[]ボルベール《帰郷》 (監督:ペドロ・アルモドバル 2006年スペイン映画) ボルベール《帰郷》 (監督:ペドロ・アルモドバル 2006年スペイン映画)を含むブックマーク ボルベール《帰郷》 (監督:ペドロ・アルモドバル 2006年スペイン映画)のブックマークコメント

な、なんだったんだこの映画は?というオレにはちょっと理解出来ん映画だった『ボルベール《帰郷》』。ええとスペイン映画です。バリバリラテン系です。色彩派手です。主演のペネロペ・クルスは顔の派手な美人ですが性格もきつそうです。色っぽさよりも逞しい母親の面が映画ではクローズアップされていたように思います。

ええと、祖母・母親・娘、3代の女たちのドラマです。人生いろいろ〜ですが、男はいろいろではなく、むしろ添え物、背景です。女同士で逞しく生きて行こうね、という映画なのかもしれませんが、どうもこの女性の感情の機微というか陰影というかそういうのが全くオレにはピンと来ませんでした。すいません、オンナのキモチの分からない野暮な野郎なんです。「なんて無神経な男なの!」とよくなじられます。ホントにすいません。

最初に主人公の旦那が娘を襲おうとして逆にぶっ殺されますが、これはサスペンスの始まりとかそういうのではありません。旦那は冷凍ボックスに入れられてすぐさま忘れ去られます。いいんですラテン系なんだから。で、隣の休業中のレストランを勝手に開けて商売を始め、これが何故だか大成功してしまいます。いいのかこれ?とも思いますが、このインチキ具合がラテン系なのでしょう。

そして中盤から死んだはずの主人公のお母さんが現れます。おお、いきなりホラー展開なのか!?と思ったらそうでもなく、よく分かんないんですが死んだ振りして身を隠していたんだそうです。何考えてんだ、と思いましたが、まあこれもラテン系だからしょうがないということなんでしょうか。肉親同士の親愛の濃さ、女同士の情愛の濃さ、そういった女性限定の濃いい結びつきを描いたものなんでしょうが、男のオレはそれを見せられても困るばかりで、ううん、女って凄いなあ、凄いんだなあ、と棒読みで頷くばかりでした。

azecchiazecchi 2008/01/16 23:03 こんな作品を立て続けに2本も!!どういう風の吹き回しですか?!(“風の吹き回し”なんて表現使うの超久しぶりなんで思わずググって確認してしまったよ!)

globalheadglobalhead 2008/01/16 23:30 実は今、雑誌やWeb上で発表されているいろんな2007年度ベスト映画から、見ていなかった映画をDVDで観ているところなんですよ。拾い物とかあるかなーとか思いましてね。しかしこうして観てみると、劇場公開時に自分が観たい!と思って観た映画がやっぱり一番面白いですねえ。

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20080115(Tue)

[]残虐行為記録保管所 / チャールズ・ストロス 残虐行為記録保管所 / チャールズ・ストロスを含むブックマーク 残虐行為記録保管所 / チャールズ・ストロスのブックマークコメント

残虐行為記録保管所 (海外SFノヴェルズ)

残虐行為記録保管所 (海外SFノヴェルズ)

イギリスSF作家チャールズ・ストロスの描くクトゥルー・スパイSF。『残虐行為記録保管所』『コンクリート・ジャングル』の長・中篇2作収録。クトゥルー神話というキーワード、そして『残虐行為記録保管所』という物々しいタイトルから、どれほど鬼面人を威すおどろおどろしい物語が描かれているのかと思ったが、読み始めてみると予想に反してどこかずっこけた味わいすらあるSF作品だった。映画『未来世紀ブラジル』を思わせる滑稽な官僚主義社会、ウィリアム・ギブソンが描いたかのような電脳ガジェットを操るナードな登場人物、アメリカンコミックで映画化もされた『ヘルボーイ』を髣髴させるナチス、オカルト、クトゥルーの三題噺、それらがイアン・フレミング、ジョン・ル・カレといった英国スパイ小説と融合したようなハイパーミクスチャーなジャンルのSF小説だといえばお解かり戴けるだろうか。しかしこれがなかなか手強い部分があった。あらすじはざっと次の様な感じ:

『残虐行為記録保管所』
人類は既に異次元世界との間に超次元通路を作る方法を発見していたが、恐るべき災厄を招き入れぬよう秘密にされていた。その次元の向こうではクトゥルー神話で知られる異形の生き物達が人類を破滅に導こうと狙っていたからである。この秘密を守る為英国政府は特殊機関《ランドリー》を開設したが、ここに務める主人公ボブ・ハワードはある日、アメリカに住むある大学教授との接触を命じられる。しかしそこでは、中東系テロリスト、そしてナチス・ドイツの魔術研究機関アーネンエルベの残党が暗躍する地球規模の陰謀が企まれていた。

『コンクリート・ジャングル』
前回の事件から引き続き、ボブ・ハワードの活躍する続編。《コードブルー》発令により朝4時に叩き起こされた主人公は、牛が石化するという事件の調査を命じられ現場へと向かう。しかしそれは英国が秘密裏に開発し全英の公共監視カメラ網に見せかけて配置される異界生物侵略抑止兵器”スコーピオンステア・バシリスク”にまつわる陰謀の発端に過ぎなかった。

英国作家というのはどうも苦手である。語り口が重々しいというか鈍重というか、妙にしつこい文体で読み難いばかりか、物語になかなかアクセルが入らず随分と読み進めてからやっとお話の輪郭が掴めてくる部分がじれったいのである。まあオレは文学読みでもなんでもなく、SF小説に限ってそう思っているだけだから、ある種決め付けのようなものかもしれないが、長編小説を読む前に英国作家だと分かっていたらちょっと敬遠してしまうだろう。この『残虐行為記録保管所』の作者チャールズ・ストロスもまた英国作家で、予想通りしつこい文体ともったいぶった展開で、なかなか物語が展開しようとしない部分で面食らった。なにしろ長編『残虐行為記録保管所』で事件らしい事件が起こり始めるのは全体の半分も頁を費やしてからであり、それまでは特殊機関《ランドリー》の日常とこの物語世界に存在する魔術的数学を説明するエピソードが延々語られるだけなのである。特殊な世界観だとはいえ、ここまでの描写は不用だったように思う。まあこれも、アメリカSFを読み慣れている者の苦言であり、これが英国流というヤツなのかと自分を納得させた頃には物語りも少しづつ面白くなってくる。

物語の持つずっこけ方は風雲急を告げる筈の事件が起こった時に限って主人公が気絶してしまい、実際に何が起こったのかは後になってから知らしめられるといった、いわゆる”ハズし””スカし”の描写の仕方に表れているだろう。本来なら物語を盛り上げ、幾らでもスペクタクルにもエキサイティングにでも描きようがある場面なのにあえてそれをしないというヒネクレ具合が、また例によって英国調なのだろう。この”ハズし”の流儀は律儀にもクライマックスにまで適用され、緊張感を孕みながらもどこか淡々とした調子で物語は終わる。つまり作者の描きたかったものはハリウッド映画のような大仰なサスペンスやけたたましいアクションなどではなく、このなんとも奇妙なオフビートのノリの部分にあったのだろうと思う。

もうひとつの主役は数学・物理学の専門用語やコンピュータ用語が乱れ飛び、かてて加えてクトゥルー固有名詞や魔術用語までが飛び出し、それらの単語が濃密で重合的に結合したヒプノティックな文体だ。はっきり言って殆ど意味が分からないが、大量の情報のシャワーを浴びせ掛けられている様な快感があるのは確かだ。さらに英国人にしか分からないのではないかと思われるような楽屋オチ的なネタや、映画や小説などのフィクションから流用されたと思しき小ネタも散りばめられ、いわゆる”情報濃縮小説”といった趣さえある。作者あとがきでも触れられていたが、この辺の感触は『ダイヤモンド・エイジ』『クリプトノミコン』のニール・スティブンソンを髣髴させる部分があるだろう。インターネットに大量の情報が行き交い、それらの情報に常に晒されていることが日常的な光景であるコンピュータ・エイジのSF小説だと言ってもいいかもしれない。

面白かったのは”魔術/オカルト”が科学と平行して存在し、それがファンタジーにもホラーにもならずきちんと”SF”として成り立っているところだろう。つまり”魔術/オカルト”は並行宇宙の解析不能だが十分有効なもう一つのテクノロジーとして存在しているのだ。主人公が時として《栄光の手》と呼ばれる魔術ではお馴染みの呪物で難を逃れたり、秘密を守らせたり告白させたりする場面で魔術を使ったり、逆に異界から侵入してきた生物を電気的信号で退散させたりと、科学⇔魔術をその都度使い分けて独特の世界観を生み出しているのだ。残虐行為=人間の生贄を殺害することが情報を破壊しエントロピーを増加させることとなり、それが異世界との入り口を作る力場のもとになる、という説明は面白かった。

yukioinoyukioino 2008/01/16 14:03 前半(よりすこし長いですが)の『残虐行為記録保管所』を読み終えたのでやっとフモさんのレビューを読みにこられました。思ったよりもゆるくておもしろかったですね。

globalheadglobalhead 2008/01/16 19:20 面白かったです。ってかこの本、雪狼さんが日記で取り上げてたから読んでみたんですよ!読んでる間中「この専門用語の洪水を原著で読んでる雪狼さんは物凄い人に違いない」とずっと思ってましたよ。訳語でさえ意味不明だというのに!シリーズ化するみたいなんで次も楽しみですね。ただシンギュラリティ系まだ読んでないんですが賛否両論みたいで、これ面白いのかなあ。

yukioinoyukioino 2008/01/16 21:24 おおー、シリーズ化ですか。自分のとこにも書きましたが邦訳版を本屋で見たときびっくりしたんです。自分が英語から解読した内容と邦訳で書かれた内容の厚みの違いったら! 魔術やSSだのアーネンエルベだのは親しみがあるのでいいとして(ええー)数学理論関係とか、かなりえーかげんに読み飛ばしてしまったようで…今度ちゃんと日本語版で読み直します。読書予算ケチるとろくなことがないという典型です。シンギュラリティ系は文庫の厚みに恐れをなして未読です。がんばってみようかな。

globalheadglobalhead 2008/01/16 21:36 続編は”いよいよクトゥルー色が強くなっている”と訳者あとがきに書かれておりました!あとこれは内緒ですが、この本で一番面白かったのは著者あとがきだったのではないかとこっそり思ってるんですが。しかし雪狼さん、「魔術やSSだのアーネンエルベ」のほうが親しみがあったとは、やはり只者ではなかった…。シンギュラリティ系は出た時全く興味沸かなかったんですが、人柱代わりに読んどこうかなあ。

灸洞灸洞 2008/01/18 22:59 ちょっと話題がずれますが、やはり英作家であるケン・マクラウドの、シンギュラリティ系というかシンギュラリティ後の世界を描いた「ニュートンズ・ウェイク」をちょっと前に読みましたが、これは結構スピード感があったように思います。特に出だしの感じ、FUMOさんの以前の『Crysis』レビューを彷彿とさせる展開だと個人的には思いました。スペオペにあまり興味のない私(「ハイペリオン」とか実はちょっとね…)でもかなり夢中になって読み進めました。というか解説読むまでスペオペだと気づかなかった。脊髄反射でしか本を読めない私なので、FUMOさんの感想も聞いてみたいです。

globalheadglobalhead 2008/01/19 08:27 暗黒皇帝である…あ、こっちは違うのか!?なんか調べたらハヤカワは最近英国SFを多く訳出しているようですな。英国SFが今元気なのかしらん?グチャグチャしたガジェット洪水って結構嫌いじゃないんだけどまた読んでみようかなあ。ニュートン〜もチェック入れときます。ってか灸洞さんハイペリオン駄目だったか!あのシリーズ全部読んじゃったオレとしてはそっちのほうが興味深い。ちなみに今レム読んでます。

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20080114(Mon)

globalhead2008-01-14

[]三連休完結篇 三連休完結篇を含むブックマーク 三連休完結篇のブックマークコメント

  • という訳で連休三日目は日記のエントリ書き溜めていたオレである。我ながらご苦労なことである。
  • 午前中はオニンギョ写真の撮影と編集をしていた。背景の製作から始める上に全ての写真をフォトレタッチしているので実は割と時間が掛かるのである。その内UPします。
  • 午後からは出来上がった写真を「キャワイイなあ…」とうっとり眺めていたオレである。スマン…こんなオヤヂでスマン…。
  • なんとなく晩飯の買出しをしようと思って横浜まで出掛けるが、なんとなく人込みが嫌になって結局何も買わずに帰ってしまう。
  • 無頼派の割には結構デリケートなのである。
  • そして自分のことをデリケートとかなんとか言う人間はたいがい食わせ物である。
  • 帰ってからエントリを2、3個でっち上げる。
  • 尤もらしい事を書いてるがオレの文章なんざ殆どでっち上げと思いつきである。
  • 文章書くのがイヤになって少し泣く。
  • そしてこの連休まともに会話したのがアマゾン配達しに来た宅配便のオヂサンとコンビニのオバチャンとピザ配達のニーチャンだけだった事に気付いて驚愕するオレ。
  • まあそれっていつものことなんだが。
  • それ以外で連休中生きた人間と交流したのはコメント欄のみである。
  • 皆さんいつもありがとう御座います。ホントよ。
  • まあこの歳までオレの人生そんなもんである。
  • この孤独というヤツとは友人どころか古女房状態である。
  • くそうやっぱりゲームがやり足りない。
  • ううむそういえば正月前から酒抜いてないな…と飲みながら書いているオレ。
  • あー、明日から仕事なのね…。もう(数行削除)
  • あと近所のコンビニのバイトのオネイチャンがメッチャ可愛すぎてメロメロ萌え死にそうな事を書こうかと思ったがメンドクサイのでやめる。
  • この盛り下がり方こそがオレの日記であるとふと思った。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2008/01/15 13:17 コンビニの店員さんの顔、ちゃんと見てるんだね。すげえ!
おばちゃんなら憶えられるけど……
あとパンクロッカーな店員さんとかソッコー憶えるぜ。
どんなふうに可愛いのかが知りたいぜ。今度突撃してください。
三次元に萌えるなんてここ最近ないっすよ。
あ、フモさんは嫌がるかもだけど、クドゥさんには萌えます(*´∀`*)

globalheadglobalhead 2008/01/15 20:19 ってかコンビニ店員の顔見ないのバナナは。その内会社クビにでもなったらコンビニで働くべぇかなあと思ってコンビニ店員の様子をチェックしているオレだ。逆にコンビニ店員には”いつもビールを大量に買ってゆくアル中のオッサン”という風にチェックされているだろうがな!件のコンビニ女子はめっちゃ色白でショートヘアでどことなくロッキンな感じの女子であったぞ。そして声がアニメ声だという部分がポイント高い!いったいどういう趣味だ!あとそのう、どうも10代のようなんだが…。いかんFUMO・ロリ説が出てしまうからこんなこと書かせるな!それにしても最近3次元に萌えていないのかバナナ牛乳。バナナお気に入りの戦国武将のような男子は確かにそんなにいないだろうがな!

FuetaroFuetaro 2008/01/15 20:30 コンビニ店員の顔より名札に目がいってしまいますねぇ。『お、店長、朝っぱら大変やねぇ』とか『新人くんかぁ、まぁせいぜい頑張りたまえ』とか心でエールを偉そうに送ります。でも会社の近くのコンビニのデカいピアスして態度のデカいGOTHっ子と24時間いつ行っても居る毛深い店長とチョウ・ユンファ似で動作が洗練されてる中国人男性は流石に覚えた。みんないつの間にかいなくなっちゃったけど。

globalheadglobalhead 2008/01/16 00:42 通勤途中に寄るコンビニ店員は結構いい歳のオジサンばかりで、きっと定年退職後に勤めてるんだろうなあと決め付け、そして退職まで会社ではそれなりの役職でブイブイ言わせてたけど、退職してコンビニ勤めたらまたイチから新人さんのように働くのだなあ、とか勝手に思ってたりしています。あとパリッとしたサラリーマン風の店員よりもちょっとダルそうな見るからにバイト風の店員、ハキハキした店員よりも元気の無さそうな店員のほうが気分が落ち着く。だいたい眠さ100万倍の朝っぱらから「いらっしゃいませ!」「いってらっしゃいませ!」などとパチンコ屋の店員みたいに大声で挨拶されると果てしなく気が萎えるんですよオレは。コンビニとファーストフードには殺伐としたものを求めてるんでしょうなあ。
>動作が洗練されてる
やはりクンフーで鍛えてるんだろうか…。

globalheadglobalhead 2008/01/16 00:48 そういえば例のコンビニのオネイチャンもちょいGOTH入ってるオニャノコだったなあ。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2008/01/18 20:18 戦国武将(笑)
今は、野良犬みたいな人が好きだよ。
つか、もうしばらく三次元はいらないんだぜ(TдT)
今の時代に武将みたいなヤツだと、生き難いだろうね。

いつみてもmomokoかわいっすね。
文字入れするのがもったない……
シンプルな壁紙が人形を引き立ててるよ。

globalheadglobalhead 2008/01/19 08:03 野良犬みたいな人っていったいどんなだバナナ牛乳!オレはよく狂犬のような男と呼ばれるがな!今いったいどんな二次元に萌えているんだバナナ牛乳!やはり…ピッコロなのか!?なんかいろいろ疲れているようだがなんかあったのか!?オレは御覧のように無駄に元気だ!いや最近ちょっとナニのソレなんだが、歯を食いしばってちょろいぜ元気だぜと言い張ってやるんだ!ちょろいぜ元気だぜ人生は軽いフットワークだぜ!
オニンギョのバックの壁紙は3人とも色が別にしてあるのは気付いてくれただろうか!FLdのほうはまったり更新しといてくださいー。コメもう少し待ってくれ…。

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20080113(Sun)

globalhead2008-01-13

[]無頼派三連休・仁義無き戦い篇 無頼派三連休・仁義無き戦い篇を含むブックマーク 無頼派三連休・仁義無き戦い篇のブックマークコメント

昨日はこのオレ様のブリリアントな三連休の過ごし方を市井の平凡な小市民である読者諸君にお伝えしたが、その後の経過をお知らせしたい。宣言通りゲームをやってやってやりまくる《やりフモ》状態のオレであったが、しばらくやっているとある箇所で何度やってもぬっ殺されまくるという事態に至ってしまったのである。いわゆる電脳遊戯用語で《ハマル》というやつである。これじゃいかんとルートを変えて試したところ、今度はぬっ殺した敵が生き返りさらにフラグが立たないという恐るべきバグが起こってしまったではないか!バグ回避の為にはステージもう一度やり直しである。

あ、ありえねー…。そしてあまりにも埒が明かず、業を煮やしてゲームを放り出してしまったオレである。つまり敗北宣言、負け犬宣言なのである。ああ…オレは心安らかにゲームすることさえ出来ないのか。天はオレをどうしようというのか。心の折れ切ったオレはコントローラーを放り投げ煎餅布団に顔を埋めるとさめざめと泣いた。泣けた泣けた。堪え切れずに泣けたのさ。「ゲームのばか!ばかばかばか!お前なんかほんまのオトンやない!(後半意味不明)」そして泣き疲れたオレは頬に涙の筋を残したまま寂しい眠りへとついたのである。

さて日が明けて今日、昨日の恨みを晴らす為ステージを最初からやり直し。そしてハマった部分でまたもや飽きるほどぬっ殺されながらも、運が良かったのかなんとそのステージがクリア出来たオレであった。やった…やれば出来るんだ…そうだ、ボクチンやれば出来る子だったんだネ!ささやかな幸福に酔い痴れる迷走中年フモ。さああとはラストまでこの調子で一気だぜ!《やりフモ》の心意気をお見舞いしてやるんだぜ!そう心に誓い気持ちも新たに次々とステージをクリアしてゆくオレ。

だが幸運もそこまでだったのである。またもや何度やってもぬっ殺される場面に出くわしたのだ。しかも今回は敵の数とステージの長さが半端ではない。オートセーブの間隔が遥かに長くなっているのである。「キ〜ッ!もうトサカに来たわッ!もうこんなゲームチョメ!」何度目かの頓死の挙句、オレは遂に限界に達し、またもやゲームを放り出したのであった。しかし今回はなんだかやり直す気力が無い…。もうあきらめて封印してしまおうか…。とりあえず明日は用事があるから(日記のエントリ書き溜めるという)、ゲームはひとまず打ち止めなんであった。

[]マックィーンの絶対の危機 人喰いアメーバの恐怖 (監督:アーヴィン・S・イヤワースJr. 1958年アメリカ映画) マックィーンの絶対の危機 人喰いアメーバの恐怖 (監督:アーヴィン・S・イヤワースJr. 1958年アメリカ映画)を含むブックマーク マックィーンの絶対の危機 人喰いアメーバの恐怖 (監督:アーヴィン・S・イヤワースJr. 1958年アメリカ映画)のブックマークコメント

隕石から這い出してきたアメーバ状の生き物が人々を次々と飲み込み、巨大化して遂には町中をパニックに陥れるという古典中の古典SF映画である。ぬぁんとあのスティーブ・マックィーンの初出演映画としても知られている。この映画、オレがガキンチョの頃初めてTVで観たのだが、怖くて怖くて堪らない映画であった。そしてそこそこ人気もあったのか、何度も再放送され、その度に怖いよー怖いよーと言いながら観ていた記憶がある。まあ要するに好きだったんだな。続編もあって、それもTV放送で観たし、1988年にはリメイク版として『ブロブ 宇宙からの不明物体』という邦題の映画が作られ、当時の最新SFXでグチャドロゲロゲロSFホラーとして完成しており、これも面白く観ていた(DVD化されていないのが残念である)。

空から落ちてきた隕石から…というプロットはその後様々な映画で転用されているが、この『人喰いアメーバ』自体がそれまでのB級SFホラーのよくある展開を踏襲しているのだろうから、決してこれがオリジナルであるというわけでもないのだろう。だが例えばオムニバス映画『クリープショー』の一篇「ジュディ・ヴェレルの孤独な死」や先ごろ公開された『スリザー』なんかを観ていて「あ、人喰いアメーバの恐怖!」と反射的に思ってしまうSFホラー映画ファンはオレだけではあるまい。

この歳になってまた見返すと、今のSFX映画と比べてもしょうがないんだが、特撮の金の掛かって無さにはちょっと苦笑してしまったな。クライマックスの巨大化した”人喰いアメーバ”なんて、なんと絵ですよ絵!マットペインティングとかそういう次元じゃないんだもの。でも不思議と安っぽいだのお粗末だのと思えないのは、やはりこの映画がオレにとって愛すべきものだからなんだろうなあ。そもそも《アメーバ状の怪物》という段階でそれまでのSFホラーのモンスターと既にして別格なんだよ、この映画は。形の無いなんだかグチョグチョしたものに襲われるってマジ怖くないですか?食われるとか踏み潰されるではなくて、取り込まれて溶かされてしまう、というのは想像するだけでも気色悪い。

思えば不定形のモンスター、形のグニョグニョしたモンスターって昔から好きだったなあ。東宝の『宇宙大怪獣ドゴラ』とか、『ウルトラQ』のバルンガとか、『ウルトラマン』のブルトンとかグリーンモンスとか、なんかこう海棲生物系の造形のモンスターっていいやな。告白するならば、ガキンチョの時分のオレは、これらウニョウニョした造形のモンスターに知らず知らずにエロティックなものを感じていたのだと思うんだよ。グリーンモンスに飲み込まれる…なんて想像しただけで心臓の鼓動が早くなったもんな。どういう暗喩がそこにあったのかは想像してくれ。という訳で、実はガキの頃ウニョウニョモンスターで悶絶していたという秘められた過去をここに暴露し、今回のレビューは終わるんであった。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/14 00:05 男子がアメーバ系ウニョウニョモンスターにドキドキするのと似た感覚は、女子の場合はやはり多足系のヌルヌルであろう。アンナとこもコンナとこもソンナとこからも、いっぺんに侵入してくるのぉぉぉ!って。

globalheadglobalhead 2008/01/14 09:43 多足系触手系といえば北斎の蛸と海女あたりが先駆けになるのかな。その後エロゲで流行ったがあれは日本古来からある伝統的センスなのだ!でもアメーバ系は多分オレだけだ!時々体長100Mの巨大ゾウリムシが街で暴れて…などと想像しながらグフフとか笑っているオレなのであった。

20080112(Sat)

globalhead2008-01-12

[]三連休無頼派三連休無頼派篇を含むブックマーク 三連休無頼派篇のブックマークコメント

三連休である。全宇宙的に三連休なのである。古来より「三」というのは収まりのいい数字だ。三種の神器、三大美人、三連音符、三連星、三寒四温、三角関係など、「三」が付くと何故か安心してしまう言葉ばかりではないか。そういった意味で三連休というのは長からず短からずという実に安定性のある連休なのである。

さてそのような三連休に無頼派のこのオレ様がどのようにワイルドでアーバンでゴージャスでマジカルワンダーな休日を過ごしているのか興味津々な読者の方も多々おられる事だろう。…まあ読者の数自体が多々ではなく寧ろ微々なのだがそこん所は愛無き人生を寂しく生きる中年ブロガーのなけなしの見栄だと思って、砂浜に打ち上げられ干からびて行くばかりのクラゲを哀れむ程度の視線で見守ってあげておくれなさいな。

一般の方々であればそこそこの休みが取れたなら、己を高める為に勉学に勤しんだり運動に精を出したり、またはどこぞに出掛けて美しいものを眺めるなり美味しいものを食べるなり、はたまた気の置けない友人恋人家族不倫相手と一緒に豊かな時間を過ごしていたりされているのであろう。だがこう言っては失礼かもしれないが、そんなことはフツーなんである。このオレ様のように生来の高い資質と鋭い感性と孤高のメンタリティを備えた無頼派の人間にとって、今挙げた様な休日の過ごし方は退屈の2文字、ひらがなでたいくつと書くと4文字なんである。そのような休日の過ごし方などやって堪るか、であり、誰がやるもんか、であり、そしてはっきり言うならば、スイマセンオレには無理です許して下さいこの通りです土下座だってします御免なさい御免なさい、といった所なのである。

そう。無頼派の魂のその核となるもの、それは《やさぐれ》。やさぐれに生まれ、やさぐれに生き、そしてやさぐれに死す事こそが無頼派の生き様であり宿命であり運命なのである。《やさぐれの烙印》を胸に秘め、顔で笑って心で泣いて、世に暮らす一般市民の皆様が幸福について模索しながら明日に生きる毎日を、地の果ての陽炎や天に輝く一番星を眺めるような眼差しで、なんだかそんなことに憧れた頃もありましたけど、もはやあっしには関係ねえことでございますと誰に言うとも無く呟く、そのあたかも雨上がりの濡れた草木の葉先から一滴零れる水滴のようにちいちゃな言葉こそが、無頼派の人生全てを集約しているのである。…う〜ん自己陶酔入りまくった文章ですな!

まあ要するにこの休日にやることなんかなーんにもない、というただそれだけのことを言いたいが為に益体の無い文章をグダグダ書いている難儀なオレである。あーそうだよいつも通りピザ食ってビール飲んでゲームしてるんだよッ!ケッ!もうゲームやってやってやってやってやりまくってやるよッ!ケッ!ケッ!そしてこれからのオレ様のニックネームは《やりまくりフモ》、略して《やりフモ》となるであろうことは想像に難くないであろう。そのような訳であるから関係者各位には御理解と御協力の程をお願い致したいと切に切に願う所存である。

[]最近聴いたCD 最近聴いたCDを含むブックマーク 最近聴いたCDのブックマークコメント

■Traditions & Concepts / Los Hermanos

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怒涛の展開を見せた感動と至高の1stアルバムから3年、Los Hermanosの新作がやっと到着。DJ ROLANDOとの決別からどう音が変わるのかなあ、と思っていたら、結構あっさりした仕上がりのアルバムになっていた。デトロイト・テクノ・ジャズ・フュージョン?薄口で聞き流せるセンスだけど前作と比べるとやっぱり物足りないなあ。

■Henrik Schwarz Live

Live

Live

2006年の最重要アルバムだった『DJ Kicks:Henrik Schwarz』は本当によく聴いたアルバムだった。ハウス、ジャズ、ファンクといった様々なジャンルを横断しながら組み上げられたその音はどこかナチュラルであり、深い精神性を感じさせるものだった。このアルバムでもそのテイストは健在、生音を重視したセレクトは聴くほどに胸を打つ。そして前作にフィーチャーされていた名曲『Imagination Limitation』がまたもや聴けるのが嬉しい!

■Underwater Dancehall / Pinch

Underwater Dancehall

Underwater Dancehall

ブリストル出身のダブステップ・アーチスト、Pinchの1stアルバム。2CDになっており1枚目にボーカル・トラックを、2枚目がボーカル抜きのバージョンが収録されている。フロアよりリビングルームで聴くことを目的として製作されたこれら音は暗いメランコリイに満ちたチルアウト・ミュージックとして機能することだろう。

■Point Blank / Robert Hood 

f:id:globalhead:20080106154932j:image asin:B00006BCOP

デトロイト出身の元URアーチスト、Robert Hoodの2002年発売後廃盤になっていたアルバムが再発。これは買わなきゃだわ。しかもタワレコで515円でしたよお兄さん!内容は今聴いても十分新鮮な4つ打ち中心のハード・ミニマル・サウンド!デトロイト系の音は本当に古びないよなあ。

■The Detroit Connection Pt.2 / Dj 3000

f:id:globalhead:20080106154930j:image asin:B000WW2AAE

デトロイト・テクノのネクスト・ジェネレーション、DJ3000のNEW MIXCD!ハードかつスピーディーな展開が踊らせてくれます!

■Radio Slave Presents Creature Of The Night

Creature of the Night

Creature of the Night

■Rekids: Mixed By Radio Slave

[rakuten:rdownload:10972451:detail]

Radio Slaveについてはよく知らなかったのだが、試聴して一発で気に入りアルバム2枚お買い上げ。『Radio Slave Presents Creature Of The Night』はDJ HELL〜X-Press 2〜Señor Coconut〜Joe Smoothといった名前が一同に集まる摩訶不思議なMIXで、かなりのハイセンスDJと見た。一方『Rekids』ではクリック/ミニマル・サウンドを中心にMIXしており、こちらもまたツボを突くMIXで心地良いわ!

■Coast2Coast / Miguel Migs

Coast2coast: Mixed By Miguel Migs

Coast2coast: Mixed By Miguel Migs

■Defected In The House mixed by Louie Vega

In the House: Mixed By Louie Vega

In the House: Mixed By Louie Vega

■House Of OM: Mark Farina

House of Om: Mark Farina

House of Om: Mark Farina

去年の暮れから正月にかけてノーテンキなハウスミュージックばかりダラダラ聴いていた。きっとノーテンキにダラダラしたかったのである。ハウスミュージックは明朗快活だ。このあっけらかんとしたところがオレの年末と年始の目標とするところだったのだろう。目標は達成できたと思う。

FuetaroFuetaro 2008/01/13 00:37 やりフモさんこんばんは。でもゲーム出来る週末って素晴らしいと思いますよ!!と正月仕事してた僕が強く主張してみる。

globalheadglobalhead 2008/01/13 14:07 いやー、もうゲーム三昧ですわ。今年の目標は積みゲー消化ということに決定しましたわ。HALO3なんて序盤しかやってないもんなー。しかしお陰で日記書いてる暇ないですわ。善し悪しですなあ…。

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20080111(Fri)

[]ふかふかボアのブラ子なの【ネオブライス・モッドモーリー】 ふかふかボアのブラ子なの【ネオブライス・モッドモーリー】を含むブックマーク ふかふかボアのブラ子なの【ネオブライス・モッドモーリー】のブックマークコメント

やった…やっちまった…ネオブライスにはもう手を出さないつもりだったのに、ついついまたぽろっと買っちまった…。実はオレ、オレンジ色というのがなんだか好きでなあ。オレンジの髪の毛を見たらふらふらと買っちまっただよ…。

いわゆる”スペリオールフェイスタイプ”というやつになってから始めてかな。それにしても一個買っちゃうとまたもう一個欲しくなってしまうものである。またもやブライス地獄にはまりそうなのでセーブしなきゃなあと思う今日この頃である。

なお暖かそうなボア着てんのになぜ背景はお花畑なのかなどと突っ込まないでくれな!例によって枚数があるのでもっと見たい方は《続きを読む》をクリックされて下せえ。

f:id:globalhead:20080108235210j:image

続きを読む

[]悶絶の男 悶絶の男を含むブックマーク 悶絶の男のブックマークコメント

職場のオレの部下であるA君が最近ヤヴァイんである。この所仕事が忙しくなってきているせいか、なんだかいつもカリカリしているんである。いや、忙しくてカリカリする事は人間誰しもあることだろう。しかしA君の場合、カリカリすればするほど体を妙な形でくねらせて、「あうぅうぅ」とか「あはぁあ」とか「うふぅうぅ」とか喘ぎ声とも呻き声ともつかない訳の分からない声を搾り出して悶絶するのである。

そしてこの悶え声で電話に出たり客と対応するのでなおさら始末が悪い。仮に「はいフモ商事です」と電話に出るとするなら、A君の電話に出るときの声は「あはぁあぁいフモ商事ですふぅうぅ〜!」となる訳である。これを怒気と苦渋と混乱と哀訴と虚無が入り混じった、悲痛な魂の雄たけびのような声で言うのである。全く大丈夫かお前、と言いたくなるオレである。仕事の内容が、というよりも、本人がすぐ一杯一杯になってしまう性格なのだろう。

さらにA君のもう一つの癖が溜息だ。いや、別に溜息なんぞ何回つこうが構わないのだが、彼の場合、外から戻って事務所の扉を開けたタイミングで、聞こえよがしに「ぶっっはぁあぁあぁ…」と溜息をつくのである。それも眉間に皺を寄せ両目は半ば閉じ、溜息をつく瞬間は頭をのけぞらせながら、一瞬静止するのである。なんだか自分の世界に入っちゃってるようなのである。どうもA君にはナル系のロケンローラーのような資質があるのやもしれん。

オレは面白いから「どうしたんだッ!?大丈夫なのかァ〜〜!?」と冗談半分で大袈裟につっこんであげるのだが、A君はそれさえ聞く耳持たず、なにやらマンガみたいに目の下に5本ぐらい線が入り、怨嗟のこもった呪詛のような声でゴニョゴニョとよく聞こえない独り言を言っている。全く取り付く島も無い、とはこの事だが、それにしても「取り付く島」の「島」ってなんなんだ?大体なんで島が取り付くんだ?島の背後霊なのか?島が背後霊になる事なんか在り得るのか?などと最後に全然関係ない話題になってしまったところでこの話は終わるんである。

parfum30parfum30 2008/01/12 00:44 ひめです、こんばんは。「取り付く島も無い」は島が取り付くんじゃなくて、人間が島にしがみつくの意味だと思います。何か頼りになるものにしがみつきたいのに、それがない。そんな意味でしょう。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/12 01:48 私も思わずマジレスしようかとおもったさ。 フモさんはオレンジが好きなのね。じゃあ今度お会いする時は、オレンジで攻めてみようかすら(うふ) 当然年齢制限ありますよね。そうですか…。そもそも中身がね。心斎橋のオバチャンになる可能性大だ。あのオレンジのストライプのカッターシャツは似合ってましたよ。

parfum30parfum30 2008/01/12 07:56 えっなに?あれは単に話を面白く〆るためのフリだったの?。・゜・(ノД`)・゜・。マジレスしちゃったよ。かっこわるorz

globalheadglobalhead 2008/01/12 11:48 >ひめちゃん
去年の夏だったんだけどね。夏休みを終えて会社出社してきた後輩の顔色が随分と悪いんだよ。病気でもしてたのか、って訊くと、いや、昨日まで海に行ってたんだけど、帰ってきてからどうにも背中と肩が重い、夜中もうなされた、って言うんだよ。その日は休み疲れだろ、って気にもしなかったんだが、2日3日と経つ内にどんどん体がやつれていくんだ。なんだろな、おかしいな、って思ってたら、そいつと入れ替わりに夏休みとってた会社の女の子が出社してきて、そしてその後輩の姿を見て、きゃっ、と叫んだんだ。そして、怖い怖い、って言うんだ。オレは背筋が寒くなったね。実はその女の子、霊感がとっても強いんだ。そしてその女の子が言ったんだ。あなた、夏休み、どこかの島に行ってたでしょ。そこでゴミを散らかしたり、動物をむやみに殺していたりしていたでしょ。だからね。島が怒って、あなたの背中に取り憑いてる。あなた、このままだと祟りで死んじゃうわよ、って。それを訊いてオレの後輩、脂汗をダラダラ垂らしながら、その通りだ、って言うんだよ。その時会社のみんなは思ったね。ああ、これがホントの、「取り憑く島」か、って。チャンチャン。

globalheadglobalhead 2008/01/12 12:14 >レイジーさん
オレンジ色は好きなんだが別にオレンジは好きなのではないのであった。若かりし頃、オレンジ色のツイードジャケットを気に入ってよく着ていたよ。あの色着てるとなんか気分が高揚するんだよな。今は歳考えて着ないけどなー。ホヤとかウニとかオレンジ色の食いモンも好きだな!ケータイもオレンジ色が気に入って買ったぐらいだよ。でもやっぱりオレンジ色である柿とかは好きじゃないんだ!

honey-rodhoney-rod 2008/01/12 23:33 はじめまして。NEUと申します。
いつもこっそり覗いていました。
我慢しきれなくなりましたのでコメントさせて頂きます。

モッドモーリーちゃん、すごく可愛いですね♪
お店でずっと見てたらお買い上げしてる方がいて
羨ましい目で見てました・・・。
私もよく真オレンジのコート着て歩いてます。
↑人に怪訝そうな目で見られますが
あとみかんが好きすぎて主食になりつつあります。

globalheadglobalhead 2008/01/13 14:03 NEUさんこんにちは。オレも日記読んでましたよー。自作OFやカスタマイズをとても楽しまれているようですね。オレはオニンギョは好きなんですがカスタムや裁縫は出来ないので、いつも感心して眺めています。お手持ちのブラ子とっても素敵ですよ。実はつい最近新作のブラ子をお二人ほど予約してしまいました。届きましたらまた写真をUPしようと思っておりますので楽しみにしていてくださいね。しかしみかんが主食だなんて可愛らしい…。

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20080110(Thu)

[]花輪和一初期作品集 / 花輪 和一 花輪和一初期作品集 / 花輪 和一を含むブックマーク 花輪和一初期作品集 / 花輪 和一のブックマークコメント

花輪和一初期作品集

花輪和一初期作品集

因業!耽美!鬼畜!嗜虐!汚辱!漫画『刑務所の中』で知られる花輪和一の初期作品集は、丸尾末広を思わせる血塗れのグランギニョルと日野日出志を髣髴とさせるおぞましい恐怖に溢れた異様な作品集である。デッサンも描線も構図も歪み、そのバランスの崩れた不気味な絵でもって描かれた醜悪極まりない狂った物語は、作者花輪和一の執筆当時の精神的混乱と錯乱の様をうかがい知ることができる。作品の殆どはSM雑誌に掲載されていたというが、どの作品からも血と汚物の腐敗臭が漂って来そうだ。

なにしろもうタイトルからしてドロドロである。『肉屋敷』『怨乳』『怨獣』『赤ヒ夜』『猟人』『豚女』『塗込め蔵』。さらに『復讐とかげ女』だの『醜悪ゴキブリ男』だのになってしまうと、これはもうギャグとしかいいようがない。確かに物語も、陰惨というよりは単なる悪趣味であったり、マンガ作品の構造として狂っているものが殆どである。つまり壊れているのだ。だから臓物や糞尿を描きながらも、出来上がった作品はどこか馬鹿馬鹿しくてつい笑ってしまう。あまりにも狂っていると笑ってしまうものなのだろう。例えば『豚女』などはSM調教とスカトロプレイの話だが、「ブタブタブタぶたおまえはブタだブタ」などと連呼しながら折檻する様などは爆笑ものである。これだけイビツな作品ばかりなのにも拘わらず妙に読ませるのは、この独特のズッコケた感触があるからなのだろう。

70年代という最初期の頃に描かれたものなどは、作画や作話の稚拙振りに面食らうが、それでも十分狂った物語を描いていたりする。そういった意味では花輪和一マニアの為の作品集であり、他の作品を読んだ事のない方には小汚い絵の並んだ気色悪い本でしかないので絶対にお薦めしない。ただしファンであれば、内容的には以前出版されていた単行本『赤ヒ夜』とだぶる作品も数作あるが、未発表作品も数多く読めるこの本は是非コレクションに入れるべきだろう。この人の作品は相当歪んでいるが、それを昇華して行こうとする奇妙な前向きさがあり、そこがまた凡百の鬼畜作家と違う所なのかもしれない。

※決してギャグマンガではありません。
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[]ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!ダウンタウン結成25年記念DVD 永久保存版(10)(罰)浜田・山崎・遠藤 絶対に笑ってはいけない警察24時!! ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!ダウンタウン結成25年記念DVD 永久保存版(10)(罰)浜田・山崎・遠藤 絶対に笑ってはいけない警察24時!!を含むブックマーク ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!ダウンタウン結成25年記念DVD 永久保存版(10)(罰)浜田・山崎・遠藤 絶対に笑ってはいけない警察24時!!のブックマークコメント

『笑ってはいけない』シリーズもこれで4回目だとか。相変わらずと言っちゃ相変わらずで、前回と似たような展開だという声もあるが、オレにとってはお気に入りのシリーズである。検死官に扮した西川史子が温水を弄繰り回すのが一番ツボだったかな。オレも西川史子にいたぶられたい、とちょっと思ってしまったのは別の意味でヤヴァイだろうか。しかし罰ゲームで一番凄かったのはやはり一番最初の24時間鬼ごっこだったな。あれはシュール過ぎた。あとDVD3枚目の、この罰ゲームの発端となった『タライアンルーレット対決』のほうが罰ゲーム本編よりも緊張感があって面白かったのはちょっと問題かと。去年の大晦日には『笑ってはいけないナース篇』が放送されたが、どんどん大味になっていくような気がするなあ。この辺でもう一回方向性変えるのもいいのではないかと。

灸洞灸洞 2008/01/12 03:31 花輪さんのこの本、私も買ってあるんですがピニール掛けたまま積んでます…。イカン、こんなことしてるとまーた本の化石が増える。なのに前日のエントリを見ていがらしみきおも買うことにしました。※なお、裸ベースの件、諸処の事情により次々回または次々々回作になりそうです…

globalheadglobalhead 2008/01/12 12:08 ビニール掛けっぱなしとな。それはいけませんな。花輪センセの怨念が凝縮されて前世のアレが因業のナニでとても恐ろしいことになっちゃうわでありまするわよ。早く読んで成仏させてあげましょう。いがらしもおもしろいよ。裸ベースの件は親兄弟親類縁者会社同僚家近所全部に「裸ベースが出来るんだよぉおぉっ!」と報告してしてしまったので早く作ってくれないとオレの面子が丸潰れです。だから早急に着手してください!(嘘。気にしなくていいですよ〜)

バナナ牛乳バナナ牛乳 2008/01/14 02:56 おいらの周辺でも罰ゲームはそろそろダメだなあ的な空気っす。
マンネリ化してるし、有名タレント使いすぎっす。
幹久の検尿は好きだったけど(ノ∀`)
今年に期待。っつーか、あるのかなあ。

globalheadglobalhead 2008/01/14 09:50 そうそう。昔のNYまでボールペン取りに行ったりとかのほうが馬鹿馬鹿しくてよかったよな。ただ思うんだが、これだけ同じパターンでやってるのって、DVDの売り上げがいいからなんだろうね。罰ゲーム自体もDVD化を見越して大掛かりになっちゃってるような気がする。そしてオレみたいのは取り合えず買っちゃうし。もう一度初心に帰って貰いたいけど、商売優先なんだろうなァ。

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20080109(Wed)

[]いがらしみきお新作2作発売 いがらしみきお新作2作発売を含むブックマーク いがらしみきお新作2作発売のブックマークコメント

■ガンジョリ いがらしみきおモダンホラー傑作集

いがらしみきおで最も有名な作品は『ぼのぼの』ということになるのだろうが、オレにとってのいがらしは『ネ暗トピア』『しこたまだった』『かかってきなさい』等の一連のギャグ4コママンガであった。いがらしの4コマが有象無象の作家のそれと決定的に違っていたのは、その笑いの影に拭い難い《虚無》が大きく口を開いていたことにあった。そう、どれだけ腹を抱えて笑わせていても、いがらしのマンガは、《死》の臭いをさせていたのだ。だからこそ非モテやバカを面白おかしく描いても、いがらしのマンガには黒光りするような”凄み”があった。そして《虚無》と《死》の果てに描かれたマンガ『ぼのぼの』とは、実は《涅槃の光景》であったのだ。

そんないがらしが作品『SINK』において、ホラーを題材とした初のストーリーマンガを描いたときは、ファンとしては不思議でもなんでもなく、逆に「ようやく描いたか」という気持ちであった。そしてその作品『SINK』は、いがらしがこれまで背景として存在させていた《虚無》と《死》に、そして《不条理》に、がっぷり正面から取り組んだホラーマンガの傑作中の傑作として完成していた。読んでみ。マジ怖いから。

そのいがらしがこの短篇集『ガンジョリ』において、再びホラーを題材とした作品を作出しているのは、ファンとしても嬉しい限りである。さてそれぞれの作品を紹介してみよう。

・ガンジョリ
東北(いがらし風に言うなら”トーホグ”)の雪道に迷い込み、たどり着いた辺鄙な村で若者達を待っていた恐怖。ここでいがらしは、トーホグ・ミーツ・レザーフェイスという、誰もが考えそうで誰も描いた事の無かったウルトラCのスラッシャーホラーを生み出す。人の姿さえ見えない田舎の村でトーホグ弁で喚く不死身の仮面の男に追い回される恐怖!そして諸星大二郎あたりが好んで描きそうな、《ガンジョリ様》と呼ばれる異次元世界から現れる謎の土俗神の存在!長編として構想されていたらしいが、続きを是非読みたい!傑作。

・観音哀歌(かんのんエレジー)
とある宗教法人の経営難から取り壊しの決まった巨大観音像が、突然歩き出した!というスラップスティックコメディ。そしてその背景に描かれる田舎町の貧窮と斜陽化、その中で暮らす人々の悲哀。いがらしのシャレで描かれたと思われるTVタレントにそっくりなキャラクターが多数出演。巨大観音像が動いたからなんだっていうの?と問われればそれまでのマンガなのだが、”動く筈の無い巨大なものが動く”という前代未聞の事件の中で狂奔する人間達の姿がひどく可笑しいのだ。これ分かりやすい話だからアニメに向いていると思うなあ。誰かアニメ化しろ。

・みんなサイボー
「人間は細胞の集まりにしか過ぎない」という強迫観念に取り付かれ、まわりの人間が次第に単につぶつぶしたサイボーの寄せ集めにしか見えなくなってしまった少年のお話。DV、発狂、尊属殺人と崩壊してゆく少年の家庭を通し、廃墟化した人間性を「単なる細胞群態でしかない」と描こうとしたのだろうが、少々題材として未消化かな。ただ崩壊家庭の描写はさすがに鬼気迫るものがあった。

・ゆうた
落語界の関係者達が皆笑いながら自殺してゆく…という物語。伝染する死という部分でちょっと『リング』とかああいった風味もあるね。これも未消化な印象があるが、落語界をホラーで料理したという点が面白いと思うな。かつて4コマで狂騒的なギャグを描いていたいがらしは笑いと恐怖がどこかで繋がっていることを見抜いていたんだろう。

Sink 1 (バンブー・コミックス)

Sink 1 (バンブー・コミックス)

Sink 2 (バンブー・コミックス)

Sink 2 (バンブー・コミックス)


■かむろば村へ(1)

かむろば村へ 1 (ビッグコミックススペシャル)

かむろば村へ 1 (ビッグコミックススペシャル)

金(かね)アレルギーになり銀行をクビになった主人公が脱サラして農業を始めようとある村を訪れるが、そこには奇妙な人々が待っていた…。という物語。

”脱サラ”なんて言葉は大昔からあったが、”都会の生活に疲れたから農業”という発想がオレはどうも安直な二元論のような気がして苦手だ。都会=ダメ、田舎=正しい、なんて、実は田舎に住んだことの無い人間が考えることだろう。田舎には田舎の問題があり、都会には都会の問題がある。どちらが良いとか悪いとかいうことではない。結局、人は自分の現場で自分の出来ることをするというだけの話だ。

だがこの物語『かむろば村へ』は決して田舎礼賛の物語ではないし、都会⇔田舎の二元論で描かれたものでもない。ここで作者いがらしは、都会から移り住んできた人間の目を通して、都会の人間には分かりにくい”田舎”ならではの濃密で息苦しい部分もある人間関係、さらにその中に存在する不合理さが当たり前のように受け入れられている様を描き出す。そしてその濃密さ不合理さを否定も肯定もせず、”田舎で生きるということはこういうことだ”というエピソードを重ねてゆく。田舎がいいとか悪いとか、そんなものは相対主義に過ぎない。そこに住んでいる者にとっては、そこの流儀で生きているだけなのだ。

だが、この物語にはもう一つ、”自称:神”である老人や、ザリガニを降らす少年など、奇妙な登場人物が織り交ぜられている。これらのファンタジー的な要素がこれからどのように物語りに関わってくるかによって、物語の主題のあり方もまた違ってくるだろう。次巻に期待。

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20080108(Tue)

[]28日後… (監督:ダニー・ボイル 2002年イギルス映画) 28日後… (監督:ダニー・ボイル 2002年イギルス映画)を含むブックマーク 28日後… (監督:ダニー・ボイル 2002年イギルス映画)のブックマークコメント

謎のウィルスによって感染した者たちが凶暴化、人間性を失った彼等の手によって崩壊した世界に残された人々のサバイバルを描いた物語。監督ダニー・ボイルは『トレインスポッティング』一作で終わっちゃった人、というイメージがあったし、この映画も単なるゾンビ映画の亜流だとばかり思っていたから、実は今回初めて観たんだが、なーんだこれ、傑作じゃないですか!

特筆すべきなのはアメリカ製ゾンビとイギリス製ゾンビとの描かれ方の違いだろう。ゾンビそのものというよりも、アメリカとイギリスの”終末観”の違いが如実に出た作品に仕上がっているのだ。ロメロに代表されるアメリカのゾンビがもたらす終末は、ひたすらカオティックであり破壊と腐敗に満ちた地獄であり、その中で生き残ったものは死に物狂いで生存を賭けるが、英監督ダニー・ボイル描くこの『28日後…』の終末は、どこまでも静謐であり、死は清浄で、街並みは忘れ去られた廃墟であり、生き残った者達もそこでか細く生にしがみ付くのだ。ゾンビホラーだというのに物語中盤ではイギリスの美しい田園風景までが盛り込まれ、このシーンでは英の傑作SF映画『トゥモロー・ワールド』さえ連想させた。『トゥモロー・ワールド』自体も世界の終末を描いた物語だったが、英国人にとって、終末の光景とは田園風景なのか。田園の光景それ自体が涅槃であり彼岸なのか。そう考えると、英国人というものが持つ死生観というものにまで興味が沸いてくる。

それと合わせて、アメリカと違い厳しく銃が規制されている英社会における、ゾンビとの対決の仕方の違いだろう。これは同じく英のゾンビ映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』でもそうだったが、生き残った市民は決してすぐ銃を手にしてゾンビとは戦わないのだ。『ショーン〜』では確かボートのオールやビリヤードのキューを使ってゾンビと戦い、その辺が妙なコミカルさを生んでいたが、この『28日後…』でも最初の武器は火炎瓶やバットであり、「銃砲店に向かえ!」とは誰も言わないのである。その中で銃を持って現れるのは軍隊であるが、それもあくまで体制側の存在として描写され、決して手放しで「騎兵隊現る!」などと喜んだりしないのだ。この辺にも米英の日常生活における銃というものに対する思想の違いが見え隠れしていて面白く思えた。

そしてラストは、ゾンビと人間の戦いではなく、極限状況における人間同士の戦いがメインになってくる。この辺にはやはり英国作家ウィリアム・ゴールディングの『蝿の王』を連想させられた。結局、最も恐ろしいのは、”ゾンビ”という外なるものではなく、”人間のエゴ”という内なるものである、というのが英国人の考え方なのだろうか。ちなみに、『ゾンビ』のリメイク『ドーン・オブ・ザ・デッド』では走るゾンビが注目されていたが、この”走る”という要素では『28日後…』のほうが断然早かったようだ。この『28日後…』には続編として『28週後…』が近日公開が予定されており、こちらも楽しみである。

[]主人公は僕だった (監督:マーク・フォスター 2006年アメリカ映画) 主人公は僕だった (監督:マーク・フォスター 2006年アメリカ映画)を含むブックマーク 主人公は僕だった (監督:マーク・フォスター 2006年アメリカ映画)のブックマークコメント

頭の中で声がする。それも僕の行動をいちいち描写している声が。僕は頭がおかしくなったのか!?しかし調べてゆくとどこかの作家の書いている最中の小説通りに自分が操られているみたいじゃないか。しかもその作家の考えているラストが主人公の死だって!?作家を探し出して結末書くのを止めさせなきゃ!というお話。主人公が『俺たちフィギュアスケーター』のウィル・フェレルということで観てみた。監督は『チョコレート』『ネバーランド』といったそこそこの話題作を撮っているマーク・フォスターだが、先に挙げた両作はどうも生真面目さが先に立って膨らみの少ない物語のように思えた。で、今作なのだが、派手さも無くこじんまりとまとまったものではあるが、そこそこの佳作であるといっていいだろう。

コメディとしては大人し過ぎるのだが、お堅い会計監査官である主人公の四角四面な行動の描写が可笑しいし、その堅物が自由を愛するケーキショップの女店長(マギー・ギンレイホール)に恋をしてしまう部分からさらに滑稽さを増してゆく。主題であるメタフィクションとしての物語より、この主人公と女店長との恋愛の行方がなんだか微笑ましくて楽しい物語になっている。また、主人公を翻弄する小説を書いている女流作家役のエマ・トンプソンの大仰な神経質ぶりも可笑しいし、その秘書役のクイーン・ラティファ、さらになんと主人公の相談役になる教授役としてダスティン・ホフマンが登場、非常に優れた役者で脇を固めた作品になっている。

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20080107(Mon)

[]フラット革命 / 佐々木 俊尚 フラット革命 / 佐々木 俊尚 を含むブックマーク フラット革命 / 佐々木 俊尚 のブックマークコメント

フラット革命

フラット革命

■《リゾ−ム》としてのインターネット
この『フラット革命』はインターネットの発達による社会形態の変化とその要因となった背景を掘り起こし、ネットとこの社会が今後どのようなものになってゆくのかを考察した著である。タイトルになった《フラット革命》とは、マスメディアや地域社会などの”中心”が解体され、社会を構成するものの権威や言論が”フラットなもの”と化した新しい社会の価値観を指すらしい。しかしこの《フラット革命》の大意から思い浮かべたのは、大昔斜め読みした現代思想の本に書かれていた、《リゾ−ム》という概念だった。

オレの10代の頃にはネオアカデミズムなんてえのが流行ってて、流行に乗ろうというスケベ根性だけから宝島あたりのガイドブックを読んでは分かったフリをしていた。原典なんぞ読んじゃいないし読めるような読解力もなかったが、ガイドブックに載っている様な本の名前を羅列しては得意な顔をしていたのである。まあ浅ましい話だが、その時たった一つだけ原典の触りだけでも読もうとして挫折したのが、ドゥルーズ=ガタリの本だった。いやあ、最初の1ページと10分以上にらめっこしても文章が一つも理解できないんだよ。そんな浅はかなオレだったが、なんでその時ドゥルーズ=ガタリを読もうとしたかというと、《リゾーム》や《ミル・プラトー》という概念の説明が、10代の青臭い頭脳には、実に魅力的に見えたんだよ。

半可通の分際でおさらいしてみると、この《リゾーム》というのは”地下茎”という訳語が当てられるように、中心を持たず網の目のように張り巡らされた相互関連する組織のこと、らしい。これは幹という権威主義的な中心を持つツリー状の組織への対抗的な思想として提唱されたもの、らしい。当時田舎の半端なパンク少年だったオレにはこれが現在ある経済的社会的ヒエラルキーの階層を否定し新しい社会体系を提示したものの考え方のように思え、「おおおアナアキイだぜ!」などとあまり深く考えずに喜んでいたのである。勿論そこは半可通、具体的にどんな組織なのか?まではイメージできなかったから、単なるムードで盛り上がっていただけだったが。しかしそれから数十年後、その《リゾ−ム》という概念が、具体的な形になって目の前に現れたのである。インターネットである。

■《公》の無い世界
この『フラット革命』ではまず国家、企業、地域共同体、マスメディアといった強固な”中心”を持っていた組織が産業形態の変化により”空洞化=脱中心化”し、それまでその”中心”に寄り添う形で生活の安心を保障されていた社会構成員の自己同一性が揺らいでいる、といった指摘がなされる。そしてその社会形態の変化と呼応して立ち現れたインターネットが、どのようにして”中心の無い世界のネットワーク”として人々を拾い上げ、そこにどのような新しい価値観が芽生えてゆくのかを追ってゆく。ただ、思想としての《リゾ−ム》には力強いオプティミズムの匂いが漂っていたが、この《フラット革命》では、そこに問題が無いとは言えない、と指摘する。

そしてこれまでマスメディアが代表していた《公》な価値観が力を失ってゆく中で、ネット世界に新たな公共的な価値観は生まれ得るのか、その公共性をだれが保証するのか、とこの著では問いかけている。だが思うに既存のマスメディアが今すぐ全部消え去るわけではないし、結局は段階的に折衷しながら都合の良い部分を取捨選択していくだけなんじゃないのか。そしてその中で島国のように細かいセクトが生まれ集合離散を繰り返すのだろうという気がする。ただそもそも昔からマスメディアだの”公”だのをあんまり信じてないし興味も持っておらず、何かに帰属するなんて概念さえ希薄なオレなんぞは、それのどこが問題なのかよくわかんなかったりするのだが。それは”公”を必要とする人間と必要しない人間の棲み分けが生まれるだけの話じゃないのか。そしてオレは、まああくまで希望なんだが、”公”なんぞを必要としない、ただ”オレ”である存在として生きていたいと思ってしまうのだ。

あと以前「日記だのmixiだのって所詮”出会い系”じゃないの」と言っていた女性がいたのだけれど、そういった半面はあるにせよそれは一部の面しか見ていないのだと思う。”出会い系”だろうがそうじゃなかろうが、人はどうしようもなく”出会ってしまう”ことを求めてしまう存在なのだと思う。テクノロジーが人間の欲望を具現化したものである以上、これらの”人を繋ぐ装置”が今後もより進化していくことは当然だろうし、そしてどんなものであれ全てが完璧のものであることはない。一度始まった変化は止められないし、そして後戻りなど出来はしない。その中でまた新しい価値観が生まれるだけの話だ。そしてその価値観が今と比べて正しいかどうかなどという議論はまた別の話だ。オレは”真正”であり”完成された”価値観などどうでもいい。そんなものは宗教と一緒じゃないか。ただ、「物事は必ず変わっていく」というそのダイナミズムの中で、軽薄な新し物好きとして変わってゆく世界を眺めていたいんだ。「正しい観念ではなく、ただ一つでも観念があればいい(ドゥルーズ=ガタリ《リゾーム》)」

■インターネット社会??
ここからは余談。

だいたいオレはインターネットに”ついて”の言論はどうでもいいと思っているような人間である。ネット関連の腰の据わらない生硬な言葉がイヤでな。”集合知”だとか言われてもオレなんぞはすぐ”集合痴”だの”集合無知”だのという言葉を勝手に思い浮かべてゲシシとか笑ってしまうしな。そもそも集合してるもんが全部”知”だなんておめでたいんじゃないのか?あと”ブロゴスフィア”ってぇ言葉を聞くとなんだか”ディアゴスティーニ”を思い出して今度はどんなせこい特集本出すんだ?ホントに最終巻まで出てるのか?ハン?などと思うのな。”ブロゴスフィア”って言うより”ネットごんずいだま”のほうが面白くね?ネットイナゴ”はその点割と面白かった。だがその後”ネット水虫”とか”ネット毛じらみ”などの新たな展開が無い部分に想像力の欠如を感じたな。まあその点で言うならオレなんぞは”ネット便所コオロギ”って所かな。

つまりもともと社会に興味を持ってない人間はインターネット社会にも興味が無いのである。発言できるからって無理して発言する必要も無いと思うしな。オフ会は好きだがな!この本『フラット革命』に取り上げられているのは知的で趣味の良い高級な人たちが多いようだが、オレはそういうのともカンケーないしな。インターネット言論だけがインターネット世界じゃないだろ。そもそも”言論”ばかりのヤツって気持ち悪いしな。そしてこういうオレみたいのがいるのもインターネットなんだよ。それが多様だってことなんじゃないのか?

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20080106(Sun)

globalhead2008-01-06

[]チーズ味カール撲滅運動 チーズ味カール撲滅運動を含むブックマーク チーズ味カール撲滅運動のブックマークコメント

元旦は例によって朝から映画を観に行っていたオレである。1日の映画感謝デーだから料金が安いのだ。早くに並んだから良い席も取れて悠々自適に映画を楽しんでいた。ところがだ。3つばかり向こうの席のオッサンがなにやらガシャガシャ音を立てて菓子袋を開け始めたではないか。いや、昔は映画館で客が出す音には結構神経質で、露骨に相手に嫌な顔を見せて注意していたマナーバカエチケットタコのオレであったが、もはやいい歳でもあるし、菓子袋の音ぐらいでギャアギャア騒ぐのは大人気ないと、最近はなるべくこういうのは気にしないようにはしていたのだ。しかしだ。このオッサンの喰い始めたのはどうやら明治製菓の『カール チーズ味』だったらしいのだが、そのチーズの臭いが臭くて臭くて気になってどうしようもなくなってきたのだ。

これが例えば最近シネコンなどで見かけるキャラメル味ポップコーンの匂いならまだ気になっていなかっただろう。しかしチーズの臭いは醗酵臭ということでああいった甘い匂いとは別段階の次元にある。映画館で食うハンバーガーやポテトの臭いも相当酷いものがあるが、物を食う場所以外でああいった臭いを嗅がされると実はああいう食い物が”臭いもの”であることを気付かされてしまう。納豆が臭かろうが魚が臭かろうがそれは食事の場所では美味そうな匂いに思えるのに、そうでない場所ではそうは思えないのも不思議なものであるが、その時の『カール チーズ味』のチーズの臭い方は、これまで何百と通った映画館の中で嗅がされた食い物の臭いの中でも、格別に強烈であったのである。

おまけにこのオッサン、チーズ味カールを口に放り込んでポリポリカリカリとやっては次に指についた菓子の粉をピチョピチョピチョピチョと音を立てて舐めているではないか。つまりポリポリ、カリカリ、ピチョピチョ、臭いプ〜ン、という最悪の殺人コンボをオレの傍でやりくさりやがっていらっしゃいましたんでございましたのである。だがオレは我慢しようとした。我慢しようと努力した。その時の精神状態を文字で表すのなら「ヘヘヘ、こんなちっちゃいことでさあ、いちいち腹立てるなんてさあ、へへへ、オトナじゃないよな、うんうん、良識のある社会人ってやつさ、へへへ、オトナはさあ、チーズ味カールの臭いで怒り狂ったりなんかしないんだよおお、そんなのでブチ切れるのは頭のおかしいヤツだけさあぁあぁ〜〜!グヘヘ〜〜!あああああくせえんだよおおおお〜〜!」といったものであると言うことが出来よう。

と言う訳で荷物をそそくさとまとめたオレは席を立ち別の席へと移動した。途中オッサンの膝に思いっきりぶつかったけれど勿論それは暗くてよく分かんなかったからであり、怒り心頭に発してオッサンの足を蹴り上げた訳では絶対無いからね!なにしろボクチン良識ある社会人だし!しかし何しろ別の席に移った後も不快感で頭がぐるぐる廻っていて映画どころではなかったのは確かだ。だいたい映画館でこんな理由で席を変わったことなど滅多に無い。そして思ったんだがこれはオッサンが悪いのではなく何もかもチーズ味カールが悪いのだ。なぜならオッサンがキャラメル味ポップコーンを食っていたらこうはならなかった筈だし、逆に別のオッサンがチーズ味カールを食っていたとしても同じ結果になっていたからである。

そう、チーズ味カールこそが諸悪の根源、悪の枢軸、宇宙の破壊者、冥府の暗黒大魔王であったのだ。ここでオレは主張したい、この世界から一つ残らずチーズ味カールを無くしてしまえと。チーズ味カールを一つに集めて見せしめの炎で焼き尽くしてしまえと。チーズ味カールを食っているものを見つけたらチーズ味カールシンパと見なし連行し尋問し思想矯正しチーズ味カールなど食い物ではないと洗脳したあと社会に戻せと。これをしてチーズ味カール暗黒時代と呼ぶものがいるかもしれないがそれは単眼的跛行的プチブルジョア思想の賜物でしかない。カールの歴史を遡ってみるのならチーズ味など大衆迎合的で無批判かつ低俗下劣な味のひとつでしかない。これまで明治製菓は「こんぶ味」ないし「うす味」という上品かつ至高の味わいを持ったカールを製造してきているではないか。ところが現在ではこれは関東では売られておらず、関東ないし西日本のみでの販売だと言う。オレはこの事実に憤る。なぜならオレはうす味カールが大好きだったからである。これをなんで関西人だけに食わせるのだ。あいつらにはたこ焼きがあるから十分じゃないか。オレは望む、関東にうす味カールの復権することを。そしてチーズ味カールの製造販売中止と未来永劫に渡る存在の禁止とを。

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[]ヨロイ元帥からの年賀状 ヨロイ元帥からの年賀状を含むブックマーク ヨロイ元帥からの年賀状のブックマークコメント

いかん正月だというのにこのネタをUPするのを忘れていた。
ってかヨロイ元帥、マークまで手書きかよ…。どんな悪の秘密結社だっちゅうねん。

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灸洞灸洞 2008/01/06 19:01 なんと!デストロン(笑)からも賀状が来ているようだが、我々「悪の秘密結社スナックジャンカー」首領こと灸洞からも新年のご挨拶と、そしてここに宣戦を布告する!チーズ味カール撲滅とな!あまつさえ我々をプチブル呼ばわりするとは許せん!断じて許さんぞ!おのれFUMO、今度こそ倒してやる!!…ただしうす味カール関東発売については共闘しようではないか。今年もよろしくお願いします。あと裸ベースネタ、次回作で使用させてください。

globalheadglobalhead 2008/01/06 20:24 おお、灸洞さんAOKYで御座います!いやホントはチーズ味カールは嫌いじゃないんだが、まさか映画館であれほど臭うもんだとは思いもよりませんでしたよ。あと食ってると気付かないが実は結構臭う食い物として牛丼が挙げられますが、今の所映画観ながら牛丼食ってる人とは出くわした事が無いので今の所安心です。隣でサバ鮨食われたことはあるけどね…。まあもう怒んないようにしよう大人なんだから…。しかしうす味なんで売ってないんだろ。あれこそがカールだと思うんだがなあ。ところで「裸ベースネタ次回作」って、いったいナニ作るつもりだ灸洞さん!?

parfum30parfum30 2008/01/06 22:04 ひめです、こんばんは。( ´ノД`)コッソリ「怒り心頭に発する」ですよ〜。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/07 00:06 何だか裸ベースに期待が膨らむ。チーズ味カールは家で呑みながら食べると旨いんだけどね。劇場入口で、カールチェックしてくれると嬉しいな。見つけたら没収。何も匂わないのが理想だけど、私の映画館のイメージは、サキイカとモナカアイスと便所の匂い。

globalheadglobalhead 2008/01/07 08:11 >ひめちゃん
おお。スンマセン。訂正しておきました!

globalheadglobalhead 2008/01/07 08:24 >レイジーさん
裸ベースは男の基本。この場合裸ギター・裸ドラムも可。バンド全部裸だとなお善し。そして観客も当然裸。裸の心と心が触れ合って最高のグルーヴを生む。これこそがコンサートの醍醐味だ。映画館で臭いと言えば隣の兄ちゃんの口が便所みたいに臭ってた事があったな。コメディ映画でな。兄ちゃんが爆笑する度にあたりに便所の匂いが漂っていたよ(鬱展開)。

20080105(Sat)

globalhead2008-01-05

[]初夢…なのらしい 初夢…なのらしいを含むブックマーク 初夢…なのらしいのブックマークコメント

オレは京都に旅行している。あちこちに雪が残っていたので冬なのだろう。会社の連中が居たので社員旅行なのらしい。オレは泊まっていた旅館で誰かに呼び出され、人気お笑いタレントの○○がフモさんが京都に来ていることを知って番組収録に参加して欲しいと言っている、と告げられる。オレは是非行ってみたい、と答えるが、その誰かの言うことには、ただし裸で出演して欲しいらしい、ということなのだ。オレはノープロブレム!と快く返事し、その場ですぐ服を脱いで裸のままタクシーに乗り、お笑いタレントが番組収録しているというホテルへと向かう。

ホテルに着き裸でエレベーターを待っていると係員が来てお笑いタレントの○○はベースギターで前を隠してくると喜びます、と言う。ふと見るとエレベーター横にはエレキギターとベースギターが置いてある。オレはベースギターを手に取りポロロンと弦を弾きチューニングしてねえなあこれ、とか言いながら、そのベースギターで前を隠してエレベーターに乗る。そしてお笑いタレントの部屋へ辿り着き、フモですがあ、と入り口で呼びかけると部屋の奥からお笑いタレントが出てくる。そのお笑いタレントは所ジョージか笑福亭笑瓶に似た顔をしていたがどちらなのか憶えていない。

お笑いタレントはようこそー、来て貰ってありがとうー!と破顔するが、オレの姿を見てところでなんで裸なの?と訊いてくる。答えるより先にそのお笑いタレントは、あー、番組担当の××の仕業かぁー、あいつすぐ人騙すんだよなあ、と一人呟き、そして、フモさんさあ、やっぱり裸だと番組収録まずいよう、どうにかなんないかなあ、と顔を曇らせる。オレはう〜ん、と考え、そうだ○○さん、オレのホテルに帰れば全タイとMANKINI水着のIバックがあるからそれ着ようか、と提案する(この辺ネタではなく、マジに夢でそう言った)。お笑いタレントは顔を明るくし、いいねえ!Iバックいいねえ!それ着て出てもらうよ!と喜ばしげ。

でもなあ、裸で来てお金持ってないからホテル帰れないんですよ、とオレがお笑いタレントに言うと、いいよ!僕の車でホテルまで連れてってあげよう!と言ってくれる。そこで二人で下に下りるが、お笑いタレントの車はなぜかホテル前の商店街に止めてある。そしてその車にお笑いタレントが乗り込むと、周囲から警官がわらわらと現れて車を取り囲み、駐車違反の現行犯で逮捕する!とお笑いタレントに告げる。車の中でお笑いタレントはがっくり肩を落とし暗い顔をしている。オレはああこれで番組収録は無くなってしまったなあ、しょうがないから一人でホテルに帰ろう、と決める。だがそこで、自分はホテルの名前も場所も全然覚えていないことに気付く。

これはヤヴァイ、と一瞬焦るオレ。だがしかし携帯電話を持っていたことに気付き(裸だったのになぜかこのときだけジーンズの尻ポケットが現れ、そこから携帯電話を出す)、ホテルの仲間に電話しようとする。だが誰の電話番号も登録されていない。そこで送信着信履歴を調べ、そこから誰か?に電話してホテルまでの道順を教えてもらう。ホテルに辿り着きようやく安心したら、なんと一緒に旅行に来ていた仲間達が送迎バスに乗り込んで続々出て行くではないか。もうチェックアウトの時間だったのだ。

バスを呼び止めようとしたのだが、その時突然自分が裸なのが恥ずかしくなり、物陰に隠れてしまう。それまでは全然恥ずかしくは無かったのだが。すっかり置いてけぼりにされたオレは、どうにかして自力で帰らなくちゃならん、ということになり、ホテルの窓口で交通機関の場所を訊こうと係の人に声を掛けると、先にチェックアウトされた仲間の方から交通費を預かってます、とそれを渡され、どうやら帰れる目処が立つ。そこで荷物も渡されるが何故か服だけは無く、オレはまだ持っていたベースギターで前を隠し荷物を肩に下げ裸のまま駅に向かう。

駅に着くと乗るはずだった電車は既に出てしまい、しょうがないので、当てずっぽうに適当な電車に乗ってしまう。電車の中で乗客にこの電車はどこまで行くのですか、と訊くと、どうもオレの目的地には行かないことを知る。そして着いた場所は東北の雪だらけの寂れた町だった。駅前に降り立ったオレはこれからどうしようかなあ、と人っ子一人いない町を見渡して考え込む。でも気分的には、ま、なんとかなるだろ、とそれほど困ってもいない。夢はここまでである。

以上の夢を分析するに、
1.オレは裸で町を歩きたい。
2.オレはお笑いタレントに注目を浴びる。
3.オレはベースギターに愛着がある。
4.オレはいつも道が分からないか迷うか間違えるかしてしまう。
5.結局は行き当たりばったりの人生である。
6.でもだいたいなんとかなる。
という事実が浮かび上がってくるわけである。えー、よくわかんないが愉快な一年になりそうである。

[]【CoD4】ただ今ゲーム中 【CoD4】ただ今ゲーム中 を含むブックマーク 【CoD4】ただ今ゲーム中 のブックマークコメント

核爆発が起こったようです。

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[]【CoD4】ただ今ゲーム中(その2) 【CoD4】ただ今ゲーム中(その2)を含むブックマーク 【CoD4】ただ今ゲーム中(その2)のブックマークコメント

敵の核サイロを襲撃中。

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[]【CoD4】クリアした 【CoD4】クリアしたを含むブックマーク 【CoD4】クリアしたのブックマークコメント

クライマックスは戦闘ヘリ・ハインドとの死闘だ!

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[]引き続き【TimeShift】をプレイ中 引き続き【TimeShift】をプレイ中を含むブックマーク 引き続き【TimeShift】をプレイ中のブックマークコメント

巨大ロボが襲ってきた!ぐはあ、このゲーム凄いかも。

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FuetaroFuetaro 2008/01/05 16:01 CoD4のキャプチャってPCですよね。なんか年末に友人宅で遊んだXBOXより綺麗な気がする。ちなみに解像度とFPSはどんくらいですか?

globalheadglobalhead 2008/01/05 16:51 PCです。1280x1024でfpsは80〜110、最高150とか出てました。気にしたこと無かったけどこれスゲエな。
(自分用メモ/CoD4のfpsを表示する:http://www.geocities.jp/gensi/CoD4_Tips.html)

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/05 22:06 雪深い東北の寂れた町に一人佇む全裸のフモさん。ベースの裏には寒さに縮こまる……ウォーーーーッ!!

FuetaroFuetaro 2008/01/06 07:00 体験版でCoD4試してみたら、1280x720でプレイ出来ました。コンフィグファイルが見つからなかったのでfpsはわかんないけど、多分30〜60の間ぐらいじゃないかと。
う〜ん、いずれPC版も日本語版アップデート出るらしいからXBOX版とどっち買うか悩むなぁ。

globalheadglobalhead 2008/01/06 10:04 >レイジーさん
ウォーて。たいしたもんじゃないっすよ。ってかたいして寒くも無かったんだよな。あのあと夢判断のHP探して夢の意味調べたらいろいろ面白かったけどここではヒミツ。

globalheadglobalhead 2008/01/06 10:10 >フエタロさん
あ、PC版の体験版ですか?PCでやるにしてもfpsは常時60ぐらい、ちょっと描画多くて30でゲームするのに十分でしょうな。ただそのぐらいだとXBoxでも描画出来てるようですね。むしろXBox版のゲームはこのぐらいのfpsでチューニングされて製作されているのでしょう。

yukioinoyukioino 2008/01/06 11:28 そう、いまは夢判断HPがあるので、自分が見た夢をそのまま書くのって勇気が要るんですよ〜。勇者だフモさん! その「お笑いタレント」はたぶん御自身ではないかと…。

globalheadglobalhead 2008/01/06 14:21 欲望と抑圧のミルフィーユ、フモで御座います。いやもうここでは書けないあんな解釈やこんな解釈が並んでおりましたが、基本的に良い事だけ信用することに致しました(解釈の捏造有り)。そうかキーワードはお笑いタレントだったか。だったら鳥肌実とか江頭2:50のほうがおいしかったなあ(そういう問題なのか?)。

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20080104(Fri)

globalhead2008-01-04

[]AVP2 エイリアンズ VS. プレデター (監督:コリン・ストラウス / グレッグ・ストラウス 2007年アメリカ映画) AVP2 エイリアンズ VS. プレデター (監督:コリン・ストラウス / グレッグ・ストラウス 2007年アメリカ映画)を含むブックマーク AVP2 エイリアンズ VS. プレデター (監督:コリン・ストラウス / グレッグ・ストラウス 2007年アメリカ映画)のブックマークコメント

異種格闘技戦とは異なったジャンルのもの同士が一つのリングに上り”本当に強いヤツは誰か”を見極める戦いである。これまで猪木対アリ、ゴジラキングコング、グレートマジンガー対ゲッターロボ、ジェイソン対フレディなど、そのジャンルの最も強いもの同士がしのぎを削る対戦カードが実現しているが、この『AVP2 エイリアンズ VS. プレデター』は全作におけるエイリアンとプレデターとの遺恨試合の決着を付けるべく市街地へと戦いの舞台を移して再戦されたものである。しかし異種格闘技戦、その戦いの趣旨は志高く思えるものの、オトナの事情というヤツなのか、実際には単に客寄せ興行としての企画もん臭さがあるのも否めない。

それはどの戦いも申し合わせたかのように痛み分けの決着を取ろうとするからである。大体グレートマジンガーとゲッターロボは共闘するも対決などはしておらず、「どっちが勝つんだ!?」と勇んで劇場に足を運んだガキのオレは騙された様な気分になって帰ったものである。しかしそもそもが世界観の違う人気キャラを両方いっぺんに見られるというお得感のみで成り立っている訳だし、それ以上求めるのは欲張りと言うものなのかもしれない。だからこの『AVP2』にしても、前作が別にどうといった面白さの無い凡作だったのにも拘らず、こうして続編ができるとやっぱり観に行くし、3作目が出来たらやっぱり観に行くのだろう。

で、この『AVP2』なんだが、うーん、前作が南極大陸という特殊な場所における異様なシチュエーションということで、エイリアンとプレデターというお馴染みのキャラに新鮮な要素を付加していたんだが、この『2』では舞台がアメリカのその辺にあるような田舎町であり、主要登場人物が嘴の黄色いティーンで、そこにモンスターが現れるとなっちゃあ、これはもう自ら望んで60年代70年代に粗製濫造された薄っぺらいB級SF映画を模倣しようしたのかとさえ思えてしまう。物語冒頭でガキ同士のイジメだか小競り合いだかが描かれた時はどうにも悪い予感がよぎった位だ。以下ネタバレあり。

なにしろ登場人物に魅力が無い。「どうせ端っこからブチ殺されていくんだろうなー」と思っていると実際その通りになってしまう。だから前半の街が次第にエイリアンとプレデターによる殺戮の戦場と化してゆく場面はたいした盛り上がりも無いまま進んでゆく。結局、ブチ殺されてゆく市民たちというのが丸腰なわけだから、なすがままになぶられていくのを観ているだけになってしまうからである。しかし、州兵が登場し、登場人物達が銃を手にして反撃し始める中盤からなんとか観られるものになってくる。そう。アメリカ映画の基本は見境無しの銃撃戦なんだよ!

そして州兵達でさえ全滅し、登場人物たちが自らの手で生き残りを賭け始めるところからやっと映画らしい見せ場が出来てくる。この中盤からエイリアンがゴキブリのように大量に押し寄せるようになり、倒しても倒しても現れるエイリアンとの戦いの恐怖感がじんわり効いて来る。しかも今作では女子供どころか妊婦まで情け容赦なくチェストバスターに腹を食い破られ、妙な部分で鬼畜ぶりを発揮している。そしていよいよ政府が重い腰を上げるが、「生き残った人たちは町の中心部に集まってください」というどう考えても怪しげな通達でもって、主人公達の意見が二分するあたりで、賢明な観客であれば、「ははーん熱核照射で全部やっちゃうのね」と分かってしまう。

だいたいこの何の変哲も無い田舎町に、何故か原子力発電所がある時点でお話の行方は見え見えなのである。つまり広島長崎をその端緒とするところのバタリアン方式と言うかバイオハザード方式というか、「取り合えずウジャウジャと沸いてるもんがあったら熱核兵器で全部イテまえ」というアメちゃんらしい豪快かつ大味な結末の付け方が待っているだけであり、「ああまたなのね」とこの辺で鼻白んでしまう。モンスター両雄の対決は夜と土砂降りの雨とで何がどうなっているのか皆目分からず、キメラである”プレデリアン”なる新種も何がどう強いのか最後まで分からなかった。最後にエイリアン1作目で非道な企業として名前が出てきたユタニ社の現代における胚芽が垣間見せられるが、これもなんだかターミネーターにおけるサイバーダイン社じみた描かれ方で、何か既視感ありまくりだった。

■Alien vs Predator - Requiem trailer

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[]またぴあに載ってしまった! またぴあに載ってしまった!を含むブックマーク またぴあに載ってしまった!のブックマークコメント

去年の話なんだが、映画を観終わった後劇場前でまたもやぴあのアンケートの人に捕まってしまい、映画の感想を訊かれて写真を撮られたオレなのであった!「オレこの間も写真載っちゃいましたよ」とぴあの人に言ったのに「いいですいいです」とそのままOK!さてはオレに目を付けていたのか!?オレがぴあにとって無くてはならない存在であるという認識が社内でも広まってきているのか!?んなわきゃねーよ!という訳で今日発売のぴあの「最新映画満足度発表!」にその時の写真が載っちゃってるのでフモとかいうヤツに興味津々な物好きな君はぴあ買うなり立ち読みするなりしてオレを発見してみるがいいさ!言っとくがかなりしょぼいオッサンだから見てもあんまり楽しい気分にはならないと思うけどな!あと多分関東限定だと思うのでそれ以外の地方の人は悪しからず!

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EbisEbis 2008/01/04 14:27  中部版ぴあにはこないだのは何故か載ってなくて(と思う)しょんぼりしたんすけど、今回は載ってましたよ! やったー。

globalheadglobalhead 2008/01/04 16:05 EbisさんAOKY!遂に発見してしまいましたか!あの性格の悪いオカマみたいな顔したオッサンがオレであります!そんなの宣伝してどうするオレ!いや今年はもうなんでもアリですよ!玄関先に貼っておくと泥棒避け悪霊退散の効果がありますが、逆に不毛不毛羅が出没して部屋中ピザ臭くなるから善し悪しです!

EbisEbis 2008/01/04 21:29  いや、これべつにお世辞じゃなく、すごい芯が強そうな御尊顔でしたよ。その芯が回線を通して各御家庭のPCの前に滲み出てくるのが不毛不毛羅ですよ。フモフモラもエンラエンラ同様、澄んだ心の持ち主にしか姿が目に見えません(Wikipediaより)けど!

globalheadglobalhead 2008/01/05 08:08 わはは。芯が強く見えるんですかね。きっと好き勝手なことばっかりしてる上にバカなことを迷わずやるからそう見えるのかも。不毛不毛羅はネットを通してウィルスのようにあなたの脳を侵蝕する!しかしその向こうにはおバカの桃源郷が…。と言う訳で夢の様な新たな世界を垣間見せるオレの日記をこれからもよろしく!

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20080103(Thu)

globalhead2008-01-03

[]『今日はカレーでした』バトン 『今日はカレーでした』バトンを含むブックマーク 『今日はカレーでした』バトンのブックマークコメント

某ミキシ(なぜかミクシィと言えない)でKちゃんがバトンやってたのでチャレンジ。タイトルは以下のルールから付けたのでホントはカレーと関係ない。

『明日合コンします』
『今日はカレーでした』
『昨日ゆすられました』
『恋人募集中(切実)』
のどれかを書かなければなりませんということになってます。

ちょっと長いので《続きを読む》に収納しておくので見たい人は見ればいいさ!では行ってみよう!

続きを読む

ヾ(=ΘΘ=)ノヾ(=ΘΘ=)ノ 2008/01/03 12:07 フモさん、あけましておめでと。「永遠のファンです(はあと)♪」

globalheadglobalhead 2008/01/03 13:56 おめでとうございます!この日記のファンだと怪しげで役に立たないことを知ることができてお得だよ!いややっぱりあんまりお得じゃないような気が…。少なくとも一般人には縁の無い洋ゲー知ったりとかそういう…。ううなんかドツボだ…。

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20080102(Wed)

[]PCゲーム買いまくり! PCゲーム買いまくり!を含むブックマーク PCゲーム買いまくり!のブックマークコメント

先日もお伝えしたが、冬休みに入ってゲームを3本クリアしたオレは、まだまだ積みゲーがあるというのに浮かれ狂ってまたもやゲームを買ってしまったのであった。しかも3本クリアしたからって、またもや3本。いつやるんだ3本て。後先考えてるのかオレ。いや、考えてない。

ゲームを買ったのはネットショップ『海外輸入ゲーム通販:I FEEL GROOVY』というところだったのだが、これがまた届くのが実に早かった。12月31日のお昼に注文して1月1日の朝着、それで送料無料とは!アマゾンだってこんなに早くないぞ!『I FEEL GROOVY』さんの仕事の早さには感謝感謝である。

3本のゲームは全てPCにインストール終了、サワリをちょっとやってみた。それぞれキャプチャーを撮ったので、ここで紹介したいと思います。

Unreal Tournament III

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競技タイプのSF・FPS、『Unreal Tournament』の新作。基本的にはオンライン対戦がメインなのだが、コンピュータ相手のオフライン戦も出来ます。ってかオフラインしかしません。だってオレヌルいんだもの。今回の『III』では単なる対戦だけではなく、新機軸としてストーリー性のあるキャンペーンモードが盛り込まれており、これは遣り甲斐がありそう。ところでこのゲーム、XBox360で好評を博した『ギアーズ・オブ・ウォー』のEPIC GAMESが製作しており、デモやキャラの雰囲気がGOWにそっくりです!

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●Gaming Trailers: Unreal Tournament III

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■Timeshift

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近未来SF・FPS。時間移動を可能にした”量子スーツ”を着用した主人公が敵と戦いますが、この”量子スーツ”により、なんとゲーム中、時間を止めたり早めたり巻き戻したりが出来る!これによりかなり変わったゲーム性を楽しむことが出来るようです。冒頭のこのシーンは土砂降りの雨の中を敵の戦闘ヘリと戦っているシーン。薬莢が飛び出している描写が細かい!

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●Timeshift Trailer

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■Blacksite: Area 51

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”エリア51”というぐらいだから例の墜落したUFOだのエイリアンの死体だのがあると言われている場所が舞台です!まあその場所で研究中のエイリアンテクノロジーが暴走してどうとかいう物語になるんだろうなあ。

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●BlackSite Area 51 Gameplay Trailer Video

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追記:更新した後この正月休み4本目のゲームをクリア。まだいける!まだいけるぞ!…ってか休み明日までなんだけどなー。

parfum30parfum30 2008/01/02 23:46 ひめです、こんばんは。タイトルバックを見て「今年はネコ年だっけ?」と思ってしまいました。

globalheadglobalhead 2008/01/03 08:15 「正月は猫のようにぐうたらしているのだ!」という自己主張ですな。そんなこと自己主張されても困る、と言われればその通りですが、それでもあえて言ってしまいたいぐらい強烈にぐうたらしたいわけです。最早ぐうたらキング、ぐうたらマニアックスですよ!にゃー!

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20080101(Tue)

[]謹賀新年 謹賀新年を含むブックマーク 謹賀新年のブックマークコメント

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。

…画像は今年の年賀状に実際に使った絵である。こんな不気味なもんを正月から配られた家庭は堪ったもんではないだろう。でも面白いからやるんである。多分今年もこんな調子で行くんだと思います…。

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[]SF巨大ネズミの襲撃! SF巨大ネズミの襲撃!を含むブックマーク SF巨大ネズミの襲撃!のブックマークコメント

今回の年賀状の画像ネタは『巨大生物の島』という邦題で1976年に公開されたB級SF映画『FOOD OF THE GODS』の続編『FOOD OF THE GODS II』(日本未公開らしい)のポスターをもとにしているんですな。この『FOOD OF THE GODS』というのは『タイムマシン』で有名なH・G・ウェルズの作品『神々の糧』を原作にしたものなんです。

まあそんなことより不気味なポスターだらけですなあ。これを賀状にしようと画像探して集めていたオレっていったいナニ考えてるんでしょうか…。

●『FOOD OF THE GODS』ポスターあれこれ

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●『巨大生物の島』日本公開時ポスター

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/01/01 07:38 明けました!
今年もおバカでいようね。宜しくお願い致します。

dekoponndekoponn 2008/01/01 08:35 フモさん、あけおめ☆彡
今年もよろしくお願いしますね。

doradora0511doradora0511 2008/01/01 09:52 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。お互い熱い一年にしましょう。おじさんパワーを見せてやりましょう。

washburn1975washburn1975 2008/01/01 10:00 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしまーっす。

globalheadglobalhead 2008/01/01 13:51 >レイジーさん
おめでとうございます!いつもより余計にテンション高いです!去年はまだ生温かったと思うので今年はギンギンに行こうと思っています!

>でこぽんさん
でこぽんさんあけおめ!今年はあまり本とか読まずにゲームばっかりやっったり時々ブチ切れたりとかいう素敵な1年にしたいと思います!

>ドラドラさん
ドラドラさんあけおめ!正月1日からヒートアップしています!これで今年1年持つのでしょうか!?おじさんパワーを見せつけまくり&押しつけまくり&こすり付けまくりです!ワンコロのマーキングかよ!?

>ワッシュさん
ワッシュさんおめでとさんです!正月から無駄に頭に血が上ってます!今年のテーマは「無駄なことをする」にしようかとさえ思っています!またお付き合い下せえ!

lockedroomlockedroom 2008/01/01 19:08 あけましておめでとうございます。去年は色々お世話になり、有難うございました。今年もよろしくお願いします。
それにしても凄い年賀状ですね……。インパクト大!

parfum30parfum30 2008/01/01 19:49 ひめです、おめでとうございます。こんな賀状が届いたら子供は泣いちゃいますねw。今年もよろしくです〜。

globalheadglobalhead 2008/01/01 21:34 >あやさん
おめでとうございます!若人を世話するのは年寄りの役割!若人にあれこれ言うのは年寄りの冷や水!今年は無頼派中年として花開く予定なのでヨロシク!年賀状はインパクト重視!喜ばれるかどうかは…う〜んわがんね。

>ひめちゃん
ひめちゃんあけおめ!正月から子供を泣かす鬼畜フモ!「おらぁあぁ〜なぐごはいねがぁ〜」…ってオレはナマハゲか!?いえいえナマハゲと一緒で無病息災を祈願する為の怖い絵だった!というのはたった今思いついた!今年もよろしく!

rinjirinji 2008/01/01 23:43 あけましておめでとうございまーす。ぎりぎり元旦のうちに来れました。今年も中年の先輩として、ご指導ご鞭撻ご意地悪ご大暴れをお願いします。

azecchiazecchi 2008/01/02 09:01 おめでとうございます。今年も楽しく読ませていただきます。ところで年賀状、上の4枚のポスターを見る限りでは、フモさんの選択は間違っていないと思います。まあ、この4枚から選択すること自体に(ry

globalheadglobalhead 2008/01/02 09:13 >厘時さん
おめでとうございます!明けてます!明けまくってます!明けまくりやがっています!「こんなに明けちゃって…フモ困っちゃう」とかなんとか上目使いで言っちゃったりしちゃったりするぐらいです!中年の先輩!略して中輩!レモンの匂いがしてきそうですな!単なる酸っぱい臭いだとヤヴァイですが!そんな訳で今年もよろしくお願いします!

globalheadglobalhead 2008/01/02 09:22 >あぜっちさん
おめでとうございます!明けすぎてもう成す術も無い正月です!正月凄すぎです!未だかつてこれほどの勢力を持った正月が日本に上陸したことがあるでしょうか!なんか書いてて訳が分からなくなってきました!訳が分からない正月と言うことも出来ます!つまり今年も訳が分からない1年であるという予感がします!ポスターは女子を襲ってる絵柄を選んで「今年は地球上の女子は全てオレのものにする!」とかやろうかと思いましたがあんまりなんで止めにしました。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2008/01/04 15:59 ういっすー。今年もよろしくお願いします。
去年はほんと……ご心配をお掛けしましーた…(´;ω;`)
今年はもっと、いい人間になります。
って、もういっぱい記事アップしてるのね!
2008年もこの調子で更新しちゃってください。FLdもがんばろー。

globalheadglobalhead 2008/01/04 19:36 バナナAOKY!元気か!とりあえず生命に別状は無いようだな!”バナナは死なぬ!何度でも生き返るさ!”と思ってたのであんまり心配してなかったぞ!もともとバナナはいい人間だったからさらにいい人間になってしまう訳だな!オレの見込んだヤツに素敵じゃないヤツはいない!だから安心して素敵を貫き通すがいいさ!今年もきっといい年だ!死に物狂いでいい年なのさ!だからいい年にしかならないんだ!ざまあかんかんおならぷう太だ!オニンギョ写真もガムバって撮るからFLdをいっぱい賑やかにしようぜ!

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