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メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20080831(Sun)

[]8月30日、WIRE08 at 横浜アリーナ! 8月30日、WIRE08 at 横浜アリーナ!を含むブックマーク 8月30日、WIRE08 at 横浜アリーナ!のブックマークコメント

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今年もまた行って参りました、アジア最大の屋内テクノ・イベント、WIRE!昨日7時から今朝6時にかけて、約11時間、エレクトロ・ミュージックの轟音を浴びまくってきました!今年はなんと10周年ということで、公演者も観客も気合が入っていたような気がするなあ。しかもオレ、このWIRE、皆勤とまではいきませんが、ほぼ8、9回は行っているんです。そしてなにしろ今回のWIRE、今まで来た中で一番混雑していた上に、観客の元気の良さもこれまでで一番だったような気がした!お楽しみのイベントだけに盛況なのは嬉しいことです。

今回の同行者はいつものクラブ仲間、Dくん、Tくん、コムスメ、そして5月のBODY&SOULからクラブ・イベントは2度目になるオレの相方さん。それにTくんの友人たち5名が加わり、賑やかな一夜を過ごすことが出来ました。

ところで今回のWIRE、昨今のクリック〜ミニマル・テクノの隆盛のせいか、クリック系のDJやクリック系の音ばかり並んでしまって、クリック系があーんまり好きではないオレとしてはなんだかアレレ?って感じだったなあ。石野卓球でさえクリクリクリクリしてたし、あーなんかこう、もっとはっちゃけられなかったんでしょうかねえ。

あとトリで現れたリカルド・ヴィラロボスが、トリだけにどんな凄いことやってくれるかと期待してたら、早朝5時からのプレイだっちゅうのに、もったいぶったジワジワ盛り上げるロングプレイをかましてくれて、一晩かけてすっかりできあがった頭にはじれったくてしょうがなかったですわ。良いDJだとは思いますが、こういうDJセットは深夜にでもやってくれ!やっぱラストには体ぶっ壊れてもいいぐらいに踊らせてくれる最終兵器みたいなDJ持ってきてほしかったなあ。

逆に、あんまりクリックぽくなかったミシェル・デ・ヘイやヨリス・ボーン、シークレット・シネマ、テクネイジア& レナート・コーエンによるSINO LIVEあたりのオーソドクスなテクノ・プレイのほうが昔馴染みの音って感じで安心して聴いていられたんだけどなあ。やっぱりオレも耳がちょっと保守的になってきたか?ただ、これらのアーチストのプレイは疲れが結構たまってきた頃のプレイだったから、クライマックスを摘み食いする程度しか聴けなかったのが残念だったなあ。そもそも今回のWIREは10周年ということからか出演者がかなり多く、プレイ時間も細切れな短いものが殆どで、こういった摘み食い聴きしか出来ないって部分もあったけど。

さて今回も、長丁場と言うことで殆ど半分ぐらいは床寝り&仲間とだべりで終始していましたが、このテのイベントってこのダラダラ仲間と過ごしている時間が面白かったりもするんだよねえ。同行してくれたみなさん、あとクラブ慣れしていないのにオレと付き合ってくれた相方さん、楽しい時間を本当にありがとうございました!

さて、年寄りの身といたしましては、この酷使した肉体が、あとどのくらいで癒えるのか、戦々恐々と見守っているのであります…。

(追記)なんか、WIREは今回が最後だって噂を聴いたんですがホントなんですか!?

■これまでのWIRE日記

WIRE04

WIRE05 その1

WIRE05 その2

WIRE06 

WIRE07 

WIRE08公式サイト 

◆「WIRE08」タイムテーブル

◎だいたい観た

○半分ぐらい観た

●ちょっと観た

【MAIN FLOOR】

  • WEST STAGE-

18:00-19:10 DISCO TWINS (DJ TASAKA + KAGAMI)

21:20-22:30 MICHEL DE HEY ○

0:40-1:50 TAKKYU ISHINO ○ 

4:00-5:10 FUMIYA TANAKA ●

  • NORTH STAGE-

19:10-19:40 RYUKYUDISKO ○

20:50-21:20 JORIS VOORN ◎

22:20-23:00 DENKI GROOVE ◎

0:10-0:40 SINO LIVE ●

1:50-2:20 ALTER EGO ●

3:30-4:00 SECRET CINEMA ●

  • EAST STAGE-

19:40-20:50 CHRISTIAN SMITH

23:00-0:10 KEN ISHII

2:20-3:30 MARCO BAILEY

5:10-6:20 RICARDO VILLALOBOS ○


【SECOND FLOOR】

19:00-20:10 TOBY

20:10-20:40 MICEY ZHANG

20:40-21:50 PAUL BRISCHITSCH

22:20-23:30 SUPERPITCHER

22:30-0:00 BEROSHIMA

0:00-1:10 ITALOBOYZ

1:10-1:40 REX THE DOG

1:40-2:50 ELLEN ALLIEN ○

2:50-3:20 GUY CALLED GERALD ●

3:20-4:30 LEN FAKI

4:30-5:00 BUGER/VOIGT

5:00-6:20 DJ WADA

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希望の光希望の光 2008/09/01 01:03 体大丈夫、オッサン!

globalheadglobalhead 2008/09/01 09:07 これが意外と大丈夫でな。踊ってると見せかけてあんまり体動かして無いのよ。年寄りの基本は無理せずダラダラグダグダだな。ダラダラとグダグダのことならこのオレに任せろ!

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20080829(Fri)

[]スター・ウォーズ / クローン・ウォーズ (監督:デイヴ・フィローニ 2008年アメリカ映画) スター・ウォーズ / クローン・ウォーズ (監督:デイヴ・フィローニ 2008年アメリカ映画)を含むブックマーク スター・ウォーズ / クローン・ウォーズ (監督:デイヴ・フィローニ 2008年アメリカ映画)のブックマークコメント

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■3Dアニメのスター・ウォーズ

スター・ウォーズ エピソード2 / クローンの攻撃』と『エピソード3 / シスの復讐』のストーリーの間に起こっていた“クローン戦争”の詳細を描いた物語は、アメリカのアニメ専門チャンネルであるカートゥーン・ネットワークで2003年から2004年にかけてアニメ放映されており、日本でも『スター・ウォーズ / クローン大戦』というタイトルの2本のDVDで観る事が出来るが、今回のこの3Dアニメ版『クローン・ウォーズ』も、同様にTVアニメ作品として企画され、その1話目が劇場公開の運びとなったものである。なんでも1話22分で全100話なんて構想になっているらしいが、ホントだとしたら全話観るのは物理的に無理そうな気が…。

さてこの3Dアニメ版『クローン・ウォーズ』、いつものスター・ウォーズとなんとなく雰囲気が違う。
・フォックスのファンファーレ&ロゴではなくワーナー・ブラザースのロゴから幕を開ける!
・オープニングの下から上へ流れてゆく物語説明のテロップが無く、変なナレーションが入る!
・「May the force be with you.(フォースとともにあらんことを)」「I have a bad feeling about this.(嫌な予感がする)」などのキメのフレーズが無い!
・スコアはジョン・ウィリアムズではなくケビン・カイナーのものであり、またあの有名なテーマ曲もズンドコした変なアレンジになっている!
などなど。そのせいかスター・ウォーズ真性ファンには著しく評判が悪かったりするが、実際の出来はどうでしょう?

■子供向けなの?

結局上記の”本編版”との違いは、TV版であることからの制約や改変ということなんだろうけれども、この映画『スター・ウォーズ / クローン・ウォーズ』も、TV版のお披露目作品以上のものではないような作りなんだよな。3DCGで映画のみのクローン・ウォーズ新3部作を作る、というのだったらまた別だったんだろうが、同じCGアニメなら例えばピクサー作品なんかと比べても、色彩感覚やテクスチャーの質感やキャラの動きに、及第点こそ上げられはすれ、これといって突出するものが見られないんだよな。物語も年齢層を低めに設定したのか、実に明朗に出来てはいるけれど、ここで描かれるアナキンの明るすぎる性格を見ても分かるように、深みや翳りのある人物造型が存在しないんだ。

ただ、言ってしまえば本編のSWだって、善悪の対決というとっても分かりやすい話を語るための、とっても分かり易いキャラ性格とキャラ分担が成されているわけで、この『クローン・ウォーズ』ではさらに単純化してしまってはいるけれど、オレのようなSWファンにとっては、実を言うと性格造型がどうたらこうたらといった部分でSWに期待なんかしていなかったりするんだよな。つまり観ているのはメカやガジェットや異世界描写などの美術、そして戦闘シーンであって、それの作りこみがどのように成されているかがSWに対する興味だったりするんだよ。つまり物語云々よりもSW的世界に沈溺することこそがSWを観ることの楽しみであって、それが子供向けっぽかろうがどうだろうが、押さえるところが押さえてあればSWを観ました!という気分は得られてしまうんだよ。

■で、まだ続くの?

だからあれこれ言われているこの『クローン・ウォーズ』、オレはそこそこ面白く観てしまった、というのが正直なところ。だけど結局、EP1が公開された時からそうだったけど、このSWの物語がどこに行ってしまうのか最初から分かっている段階からファンは映画を観ている訳で、そこに驚きとか目新しさを加えない限り、スピンアウトものは所詮スピンアウトものでしかないような評価になってしまう。だから新キャラの某や某は最後は必然的に死んじゃうだろう事はなんとなく分かってしまうし、だったらTVシリーズでだらだら引き延ばさないで、映画として3本ぐらいでキチッと作ってもらったほうが『クローン・ウォーズ』としての物語は引き締まるような気がするんだけれども。

ただなあ、SWはマーチャンダイズでルーカスが儲かる仕組みになっている映画だから、引き伸ばせば引き伸ばすほどルーカスは儲かるってことで、これにはなんだかそういうあざとさを感じるんだよなあ。だから、昔っから言ってるんだが、EP7からの新展開の物語をだね、きちんと作ることこそがルーカスの使命なんではないかと思うんだけどねえ。今度はTV編集版とかが映画になったりするのかなあ…。日本のアニメにもそういう商売多いから有り得そうだなあ…でもやっぱり観に行くのかなあ…ああ…ゴニョゴニョゴニョ…。取り合えずEP3のDVDでも観て寝るか!?

■『スター・ウォーズ / クローン・ウォーズ』トレイラー

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■アニメ『スター・ウォーズ/クローン大戦』

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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ ポスター集

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20080828(Thu)

[]ひとみしり道 / べつやくれい ひとみしり道 / べつやくれいを含むブックマーク ひとみしり道 / べつやくれいのブックマークコメント

ひとみしり道

ひとみしり道

イラストレーターのべつやくれいさんによる、ひとみしりを極めた(?)自らの半生を、イラストと文章で綴った一冊。しかし読めば読むほど、実はひとみしりであるこのオレ様にも思い当たることが多々あり、頷けるやら可笑しいやら。そう、日頃コワモテで声も態度もでかく、人様など頭から齧ったって怖くもなんとも無いように振舞っているオレではあるが、その本性は限りなくひとみしりなのである。

正確に言うならオレの場合、ひとみしりというよりは小心者であり、もともと社交性に乏しいところに加えて、世の中のことにあまり興味がないから他人と接点が持てず、そのせいで気の効いた世間話がまるで出来ない、という部分が大きいだろう。あと、見栄っ張りというのもあるな。馬鹿なことを平気で言ったりやったりは出来るが、それは自分でそういうキャラを演じている時だけであり、素の時は格好悪いとか恥ずかしいとか思っちゃったことはなかなか出来ないものなのである。こう見えても恥ずかしがりやさんなのである。

しかし会社的にもそこそこの位置にあり、年齢もいい具合にいっちゃってるし、なによりこんな男社会の中でモジモジばかりしているとケツの毛まで毟られるから、ひとみしりだなんだと可愛らしい言い訳しているわけにはいかないのである。時々現れるオレの極端なキャラは、そういった部分で生きていかなくちゃならないが為に、パワードスーツを身に付けるが如くまとったキャラではある。しかしこのスーツは重い上にやっつけ仕事で作った装置である為時々暴走してとんでもない事になったりするんである。そして無理しているのも確かであり、また、そういうことなど一つも気にせずに生きられる人たちよりは、やはりどこかで負けているような気もしているのである。

ああなんだか書いていて悲しくなってきたぞ、くそ。話を「ひとみしり道」に戻そう。べつやくさんはあとがきで「ひとみしりは決してネガティブなものではなく、慎重さの表れだと思うことにしよう」と述べられているが、これはタイプにも寄ると思うので、ひとみしり=慎重とは一概に言えないものであろう。オレなんかは自意識過剰なせいだったと思うからな。ただどちらにしろ、明るく社交的でないからといって、それが全てマイナスなものだと受け取らなくてもいいんだ、と自分を納得させることは案外大切かもな。誰もがみんな一緒の性格である必要も無いんだし。

[]ヘルボーイ:プラハの吸血鬼 / マイク・ミニョーラ ヘルボーイ:プラハの吸血鬼 / マイク・ミニョーラを含むブックマーク ヘルボーイ:プラハの吸血鬼 / マイク・ミニョーラのブックマークコメント

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当初クトゥルー神話+ナチスドイツ+ハードボイルド超常現象探偵といった盛り込みようで始まった『ヘルボーイ』は、次第に世界の伝承、伝説、民話、神話を織り込んで、カール・グスタフ・ユング唱えるところの”集合的無意識”の世界をヘルボーイが彷徨うかの如き物語へと変化してゆき、それ自体が一つの神話が生成されてゆく過程を辿ってゆくという、驚異に満ちた展開をみせていた。しかし今回の『ヘルボーイ:プラハの吸血鬼』は、その新たなヘルボーイ・サーガの中休みと言うことか、幾つかの短篇で成り立っている作品集である。

なお今回は作画としてマイク・ミニョーラ本人だけではなく、P・クレイグ・ラッセル(プラハの吸血鬼)、リチャード・コーベン(マコマ)らが参加している。どうやら映画『ヘルボーイ』の製作でミニョーラ自身が多忙なせいなのらしい。そしてこのリチャード・コーベン描くところの「マコマ」が素晴らしい。アンドリュー・ラングの童話からインスパイアされたとミニョーラは語っているが、アフリカを舞台に、全ての生命と大地の起源を描いたこの神話物語は、これがヒーロー物のコミックであることすら忘れてしまいそうな深淵なる暗喩に満ち満ちている。他にも「醜女の魔女」の静謐さの中で語られる呪いと絶え無き想いについての物語はいつまでも心に残ることだろう。あー、映画『ヘルボーイ2』早く観てえ。

希望の光希望の光 2008/08/28 13:20 いつも1人だから人見知りかどうかわからない。

globalheadglobalhead 2008/08/28 21:22 希望さんはいつも挑戦的で物怖じしないコメント書くから案外人見知りでないかもな。かといって社交的でもなさそうだが。独立独歩で生きてるって感じか。どっちにしろこんなコメントやりとりしているときは決して一人ぼっちってわけじゃないんだぜ。少なくともオレはこうして返事返しているわけだからな。これだって一つのコミュニーケーションさ。

希望の光希望の光 2008/08/29 01:09 オッサン・・・(^з^)/チュッ

すいかすいか 2008/08/29 01:45 私、人見知りな部分と、オバ様部分を併せ持つカオスな女です。
最近オバ様部分が際立ってきてて、自分がコワいッッッ!!

globalheadglobalhead 2008/08/29 08:22 >希望さん
わりい、それは受け取れんな。なんたってあたし、ゲイ隊だもの!


>すいかさん
オレの場合、人見知りと小汚いジジイ部分を併せ持つゲロゲロなオッサンです。
最近臭さと小汚さが際立ってきて、他人の目がコワいッッッ!

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20080827(Wed)

[]881 歌え!パパイヤ (監督:ロイストン・タン 2007年シンガポール映画) 881 歌え!パパイヤ (監督:ロイストン・タン 2007年シンガポール映画)を含むブックマーク 881 歌え!パパイヤ (監督:ロイストン・タン 2007年シンガポール映画)のブックマークコメント

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■シンガポール映画!

ゲータイ(歌台)、それはシンガポールで旧暦7月に開催される歌謡イベント。いわゆるシンガポールのお盆の時期に、先祖の霊を楽しませる為国内500ヶ所で繰り広げられるスペシャル・トロピカル・エンターティメント・ショウ、それがゲータイなのだ!

この映画『881 歌え!パパイヤ』は、シンガポール国民10人に1人が観たという、ゲータイに憧れスターの道を歩んでゆくリトル・パパイヤとビッグ・パパイヤの二人の少女ユニット、その名も《パパイヤ・シスターズ》の、笑いと涙のウルトラ・歌謡ムービーだッ!!

『ド派手な衣装に見たこともない歌と踊り。笑って泣いておなかいっぱい。シンガポール映画もやるわネ!!――美川憲一(歌手)』

■ゲータイの世界!

というわけで歌手の美川憲一さんもお薦めするシンガポール映画、『881 歌え!パパイヤ』である。東南アジアの歌謡ショウ、という怪しさと胡散臭さとチープな南国パワー満載の大衆演劇ドラマなんである。両親を亡くし自らも病魔に犯されているリトル・パパイヤ、なんてぇ設定から既にあざとさ全開であり、ここにゲータイ・スタアになったばっかりに親から勘当されてしまうビッグ・パパイヤが絡むわけだが、そもそもなんで勘当されるのかはよく分からない。

分からないといえば二人に素晴らしい歌声を授ける”ゲータイの女神”なる人も、実際は人間のくせになんで魔法を使えるのか、そして神殿の奥に鎮座しているのかよく分からない。しかしこんなもん、理由や訳を考えなければならないのがそもそも野暮なんだッ!この物語は歌と踊りのファンタジーなんだッ!と割り切るとあら不思議。満艦飾の衣装を纏った人たちが、中華音階のポップスを口ずさみながら、夢の国の妖精のように踊っている、そんな映画だと分かるんだッ!

■そこはもうお祭り!

東南アジアあたりだと、映画を観るという行為それ自体が祝祭空間に入ることなんだろうなあ、というのがこの映画を観るとよく伝わってくる。結局綺麗に組み立てられ破綻無く語られる起承転結の物語など二の次なのだ。いかに観る者の心を扇情するか、日常からかけ離れた空間に放り込めるのか、そして入場料きっちりお腹一杯にして観客を帰すことが出来るか、そういうアトラクションのような映画がかの地では求められているのだろう。

その為にはややこしいドラマツルギーだの心理描写など必要無く、老若男女誰にでも理解でき、国民全ての共通の理解項を持った映画こそが喜ばれるのだろう。これは一歩間違うと「これとこれとこれさえ並べておけば大概の客は喜んで帰るでしょ?」といった、イマジネーションの欠片も無い典型的な日本映画に似てしまうけれど、決定的に違う部分があるとすれば、それは描く、ということに対する圧倒的なパワーだ。紋切り型の映画文法を持ち込みながらも、そのパワフルさによって物語が破綻することすら厭わない、描写することへのたゆまない歓喜が、この映画には存在する。

■なんでもありだった!

映画はショウビズ・ストーリーから始まって、ファンタジーへ、ミュージカルへ、ラブストーリーへ、ファミリードラマへと絶え間なく変化してゆき、クライマックスのドリアン・シスターズとの歌対決では、ゲータイたちは歌い舞うだけではなく、衣装は次々と変化を重ね、宙を飛び、光線を放ち、肉弾戦まで繰り広げ、しまいには血反吐を吐いて地にくず折れる。

コメディだと思って観ていると、難病もの展開が観客の心を鷲掴みにし、なんとまるで怪談のようなお話さえ飛び出してくる。胸弾ませる歌物語であると同時に、祖霊を敬う土俗的な宗教観がかくとして存在し、国民的な心情にすら訴えかけようとする。

もはやなんでもあり、あって当たり前、そんな南国の花の色のような、鳥たちの羽の色のような、極彩色の物語、それがこの映画だ!もっと分かりやすく言おう!小林幸子とピンクレディーが100人集まって歌い踊る映画、それがこの、『881 歌え!パパイヤ 』なのだ!

「881 歌え!パパイヤ」公式サイト 

■「881 歌え!パパイヤ」トレイラー

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■歌うパパイヤ・シスターズ!

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■これがドリアン・シスターズだ!

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parfum30parfum30 2008/08/27 14:25 素朴な疑問なのですが。パパイヤは「8818」ではないのですか?

希望の光希望の光 2008/08/27 15:21 ゲイ隊

globalheadglobalhead 2008/08/27 17:42 >姫ちゃん
そう!実は881はパパイヤのことではなかった!危ないドラック愛好会の皆様が、「原色キラキラなこんな映画観ながらやるハッパいーぜ!」というメッセージだったのだ!


>希望さん
おほほほ!あたしは唄って踊って日記も書けるフモなのよッ!こんなあたしと誰かゲイ隊 や ら な い か 。(果てしなくノリやすい危険なオレ)

すいかすいか 2008/08/28 04:15 こんばんは。私の住むところは田舎なので、いつ公開されるかわかりませんが(公開されない映画が多いです。)、コレ見てみたいなあ。
すごいコメディだと思って観ていたらホロリとなるネタが入ってる映画って、監督は泣かせようと思って作ってるのか、スパイスとして泣かせネタを入れてるのか知らないですけど、私は超ちょっぴりジーンとなるのです・・・。おかしい?

globalheadglobalhead 2008/08/28 12:31 ちぃっす。東京でも1館のみのロードショーなぐらいですから、確かに地方は厳しいでしょうねえ。こんな映画だからDVDがレンタルで並ぶのも危ういし、あとはDVD購入か、TVでやるのを待つしかないのかなあ。
映画の方は本文でも書いたけどなんでもアリの展開で、お腹一杯になれることは確かです。くるくる変わる衣装を見ているだけでも楽しいですよ。ジャンルとしては「難病ミュージカル」なのか!?あとは東南アジアの映画の雰囲気に入っていけるかどうかかな?
しかしすいかさん、”超ちょっぴり”とは、”目に見えないぐらいめちゃくちゃほんのちょっと”って意味なのか!?

すいかすいか 2008/08/29 01:37 たびたびすみません。かろうじて目に見える程度でしょうか。
私、こういう映画ってなんとなく自分の人生を重ねてしまうのです。高尚でないという点に!!私の人生にも時折強烈にダークな事件が発生するのですが、他人から見ると「大変ね〜。(他人事)」くらいのもんだと思う。
コメディ映画にホロリとなるネタが混ざってると、なんだか「真実」を見た気分になるんですよ。
でも基本的に内容がコメディだから、それがホントに悲しいことなのかわからなくなり、あはは、私の人生に似てるね?なんて思っちまうわけで〜す。フフフ。

globalheadglobalhead 2008/08/29 08:24 人生〜いろいろ〜女も〜いろいろ〜ってヤツでしょうか。いわゆる演歌展開という点で言えば、この881も演歌な映画なのやもしれなせん。しかし高尚でないという部分はポイントが高いです。リアルにまみれ、せせこましく小銭を勘定しながら一喜一憂している生活は実は誰もがやっていること。そーんなカッコ良く生きられるもんか!
コメディ+ホロリというものに真実を見るというのは、それこそが人生のアイロニーを感じさせるものだからでありましょう。寅さんなんかその典型かな!奮闘〜努力の甲斐もなく〜今日も涙の〜陽がぁ〜落ちる〜。シクシク。

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20080826(Tue)

[]はてなメンテナンス はてなメンテナンスを含むブックマーク はてなメンテナンスのブックマークコメント

  • 今日は午後2時から5時まではてなのメンテナンスの為サービス停止らしいので、ついでだから日記はお休みということにさせて頂きます。
  • これだけだとなんか寂しいので近況など。
  • 昨日は夏休み貰ったので映画なんぞ観に行っていた。で、帰って日記書いてピザ食ってビール飲んで寝た。
  • つまんねえ近況だな…。
  • どうもすみません…。
  • そういえば「すいません」じゃなくて「すみません」が正しいということをこの歳になって初めて知った。
  • 人間長生きしてみるものである。
  • オチはありません。
  • どうもすんまそん…。

[]FUMO肉の値段 FUMO肉の値段を含むブックマーク FUMO肉の値段のブックマークコメント

あなたの肉の値段鑑定します

なんも記事が無いのもナンなのでお遊びを。オレの肉の値段を鑑定してもらった。

<FUMO肉の鑑定結果>

品質:バーゲン用バラ肉クラス

100グラムあたり109円

あなたまるごとで79570円です。

総評

あなたの肉は特にまずくはありませんが、美味しいというほどでもありません。肉汁は乏しく、肉の匂いもやや臭いです。でも、香辛料や調味料を多用して、うまく調理すれば十分食べられます。栄養価はさほど劣っていませんから、味さえ我慢すれば、結構使い勝手の良い肉といえます。じっくり煮込んでダシをとるにはぴったりです。適度な臭みが慣れた人には病みつきにさせてしまう効果があります。

FUMO肉にぴったりの料理

ハンバーグステーキのピーマンソース和え

まあ、自分で言うのもなんだけど、美味くは無いと思うよ。「適度な臭みが慣れた人には病みつきにさせてしまう」というところはオレらしいがな!ワハハ!

希望の光希望の光 2008/08/26 15:34 加齢臭?

globalheadglobalhead 2008/08/26 16:23 たんぱく質というものは発酵することによりアミノ酸分解が行われ、旨味成分となるわけだな。その際に臭みが出る場合もあるが、例えば納豆や干物の臭いがクサイ臭いではなく美味そうな臭いに感じられるように、主観によって臭いのクサさというのは変わってくるという事を言っているわけだな。よしんば加齢臭だとしても、君がオレのことを愛してくれるのならばそれは素敵な臭いになるのやもしれないのだよ。…いや、やっぱりなんねーな!

jkjk 2008/08/26 17:06 グラム¥44の犬のエサ以下の結果でありました・・・

トータル¥27280で、プレステ2買えるジャン俺 な
けっこー高性能なクズ肉ですね

globalheadglobalhead 2008/08/26 17:28 グラム44円ってある意味庶民の味方のような肉だなあ…。そういえば若い頃肉屋で一番安い肉ばっかり買ってたから、店員さんに嫌な顔されていましたねえ。同じ安い肉を大量に買っていくお客さんがいたから見るとでっかい犬連れていて、「今買ったげるからね〜」なんて話しかけてるの。オレの晩飯は犬と一緒だったのか、とその時はちょっと悲しくなりました。しかしPS2が価値単位て。オレだとPS3が2台買えるのか?…なんかそう考えるとメッチャ欲しくなってきたぞ!?

希望の光希望の光 2008/08/26 18:20 わかりました。
あなたのことを愛します。

globalheadglobalhead 2008/08/26 18:57 …この展開は予想していなかった。

jkjk 2008/08/26 20:06 まさに 「希望の光」! (敬称略すみませんー
思考速度も記憶容量もファミコン以下なのに、価格はPS2並という
CP悪い値付けですね


で、安肉買ってヤな顔されるなんて、P・K・ディックばりでござぁースね

globalheadglobalhead 2008/08/26 22:22 わはは、ディックのドッグフードのエピソード知ってるとは。オレの日記に来る人って何気にディック度が高いのは何故?なんかやはり現実崩壊の匂いをさせた日記なのか!?
あとオレの場合思考速度がゲームウォッチとどっこいどっこいです。勝った。(勝ったのか?)

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/08/27 02:29 コメ欄に星付けときました。

paseyopaseyo 2008/08/27 09:35 久しぶりにコメ欄で爆笑しました。

globalheadglobalhead 2008/08/27 10:17 >レイジーさん
もっと星を!煌かんばかりの星を!


>ぱせよさん
人々に夢と希望と笑いとひんしゅくを与えるはてな日記《メモリの藻屑》!さあ君も読もう《メモリの藻屑》!でもちいちゃい子はお母さんにナイショで読んでね!

20080825(Mon)

[]ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝 (監督 : ロブ・コーエン 2008年アメリカ映画) ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝 (監督 : ロブ・コーエン 2008年アメリカ映画)を含むブックマーク ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝 (監督 : ロブ・コーエン 2008年アメリカ映画)のブックマークコメント

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■3作目なんだ!

2001年公開の前作『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』から7年ぶり、『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』の登場だ!前作から随分間が空いたからもう続編は無いのかな?無くてもいいけど!などと思っていたらしぶとくシリーズは生き残っていたんだ!

これまでも『インディ・ジョーンズ』の柳の下企画としてB級路線直球ど真ん中を邁進していたハムナプトラ・シリーズだったが、古代エジプトの幻想怪奇で胡散臭いエキゾチズムをモチーフにした物語は結構好きだったな。ただどうしてもCGI頼りのアトラクション・ムービーなんでお話は空っぽだったがな!というわけで久々のこの『3』、どんな映画に仕上がってるかな?

■呪われた皇帝なんだ!

まずお話の発端は古代中国まで遡るんだね。秦の始皇帝をモデルにした”皇帝”と呼ばれる暴君が人民なぶり殺しにしたり万里の長城築いたりしていたんだね!そして中国全土を支配した皇帝は今度は不老不死の術に手を出すんだけど、イヤなおっさんだったから裏切りにあって術は失敗、数千の兵と共に土偶にされて地中に埋められちゃうだ!

これは《秦始皇帝陵》の《兵馬俑》として実際に存在しているものをモチーフにしているんだね。現実には《秦始皇帝陵》の発見時期や万里の長城の完成時期や始皇帝の死因などは史実では無いけれど、これらを上手く繋げてスペクタクルにしたアイディアはなかなかじゃないかな。特にクライマックス、甦った兵馬俑の兵と万里の長城に生き埋めにされた骸骨たちとの大規模な戦闘は実に派手に出来上がっていて、これこそハムナプトラ!って感じだったな!

なにしろ今回もCGIが頑張りまくりだ!しかし頑張りすぎてやりすぎ感も漂っていたがな!皇帝はキングギドラに変身しちゃうし、ウルトラ怪獣ウーの小型版は出てくるし、土偶状態の皇帝も見ようによっては大魔神チックであった!これはあれか、東宝怪獣と円谷怪獣と大映怪獣の夢の共演ということなのか!?あとは日活のガッパと松竹のギララが出てくれば完璧だ!ってそんなお話じゃない!

■ドラマはグダグダなんだ!

しかし人間ドラマはやっぱりグダグダだ!ハムナプトラ2事件以来退屈な毎日を送るリック(ブレンダン・フレイザー)とエブリン(マリア・ベロ)のオコーネル夫婦の描写は観ているこっちまで退屈にさせられ、彼らの息子アレックス(ルーク・フォード)との家族ドラマは全く面白みに欠け、その息子と絡む謎の女リン(イザベラ・リョン)との恋の駆け引きも付け足し程度の語り口だ!

さらにエブリンの兄でキャバレーを経営しているジョナサン(ジョン・ハナ)はあまりに老け過ぎていて、アクションさせるのが痛々しいぐらいだった!このジョン・ハナ、次回作まで生きているのかどうかも謎だぞ!?ブレンダン・フレイザーはもともとボンクラ顔だし、オコーネル陣営の役者は全体的に華の無い配役だったなー。

逆に皇帝役のジェット・リーや彼に謀反を起こす巫女ツイ・ユアン役のミシェル・ヨーは実に貫禄があったが、ジェット・リーは呪いをかけられたCGIでの登場が殆どだったから、もっと生で見たかったって感じかな。謎の女リン役のイザベラ・リョンたんはなかなかの美人ちゃんで、とっても目の保養になったオレだ!

と言う訳で結局今回も胡散臭いエキゾチズム・取り合えず派手なCGI・B級直球ど真ん中・グダグダの人物描写、といったある意味ハムナプトラらしい出来に仕上がっていたのだった!それが功を奏しているかどうかは別だがな!ラストでは次回は南米が舞台であるようなことを匂わせていたが、うーん、これって益々インディー・ジョーンズの後追いになっちゃうような気がしないでもないが、ハムナプトラは基本バッタもんだからまあいいか!?

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 予告編

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ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 ポスター集

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20080824(Sun)

[]総帆展帆 総帆展帆を含むブックマーク 総帆展帆のブックマークコメント

今日は横浜のみなとみらいにある日本丸メモリアルパークに日本丸の総帆展帆(そうはんてんぱん)の様子を見に行きましたよ。日本丸の29枚の帆を全部広げる日だったんですね。ちょっと時間遅れていったので帆は仕舞う途中でしたが、あの船に帆が張ってある姿を始めて見ることが出来ました。ところでついこの間までオレ様は帆船を「ほせん」と読んでいましたが、順風満帆は当然「じゅうぷうまんぽ」と読むに決まっていると信じて疑わない今日この頃です。

日本丸メモリアルパーク

総帆展帆

・青い空の下で白い帆が張られているのが見たかったけれど、雨だったのがちょっと残念。

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・何故かウルトラマンがいる。何故。

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・帆を片付けている沢山の人。ボランティアの方たちなんだそうです。

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・帰りはハードロックカフェで240gもあるビーフパテのハンバーガーを食す。

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[]オレとバカ映画〜「アホアホ・コメディ映画10連発!」まとめ オレとバカ映画〜「アホアホ・コメディ映画10連発!」まとめを含むブックマーク オレとバカ映画〜「アホアホ・コメディ映画10連発!」まとめのブックマークコメント

ホラー映画を観なくなった。ホラー映画の持つ恐怖や、不安感や、不快感に興味が無くなったのだ。ホラーが喚起するこれらの感情は、微細ではあるにせよ日常的に偏在するものであり、これを増幅し誇張し表現することでカタルシスを与え、観客の心理に浄化作用を促すのがホラーのひとつの役割なのだろう。逆に言えば、日常の生活に恐怖や、不安感や、不快感が存在しなければ、ホラーという表現は必要無くなってしまう。「ホラーなんてあんな気持ち悪いもの」などと唾棄する大概の人たちというのは、日常に充足する部分が多いから、そういったカタルシスが必要無い人たちなのかもしれない。

何が言いたいかというと、どうもこのオレも最近、ホラー映画的なカタルシスを必要としない生活になってきているようなのだ。全く不安が無いとかそういうことは無いだろうが、キッツイ表現に接してワクワクするようなことが無くなって来た。歳を取ったせいもあるだろう。しかしそんなオレが日々平和で幸福な毎日を送っているかというとそういうことではない。単に、毎日、ボケーッと、エヘラエヘラと、グダグダと、ヘニョヘニョと、しているだけなのである。オレはすっかりおバカに、クルクルパーになってしまったのである。このアホアホ具合には、認知症の前段階さえ疑っているぐらいだ。

基本的にオレは、世の中のことも、人の議論していることも、これっぽっちも興味が無い人間だ。自分の手の及ばないことを心配してもどうしようもないと思っているし、ましてそれに心痛めたり不安になるのは無駄だと感じてしまうのだ。きっと思いやりの欠片もない人間なのだろう。他人の議論も同様だ。いろんなものの考え方感じ方もあるだろうが、そもそも自分と無関係な人間が考えたことや感じたことにいちいち疑問や反論を唱えることにひとつの意義も感じない。要は、現実的に自分自身の生活に影響を及ぼすものでない限り、興味が沸かないようなのだ。いや、正確に言うなら、係わったとしても自己満足で終わるものでしかないそれらにかまけて無駄な時間を費やしたくない、ということなのだ。

そんなオレの貴重な時間は何に費やされているというのか。それはお気楽に生きることである。毎日、ボケーッと、エヘラエヘラと、グダグダと、ヘニョヘニョと生きるために、死に物狂いでおバカに、クルクルパーに、アホアホに徹しているのである。オレのバカを、お気楽を、何者も侵す事は出来ない。そんなもん誰も侵そうなどと思わないだろうが。そして、その為のバカ映画であり、アホアホ映画なのだ。バカでい続けたい。アホアホを貫き通したい。だからオレはバカ映画を、アホアホ映画を観続ける。勝手にすれば、という声が聞こえないでもないが、いいのである。何も意になど介してやるものか。だっておバカなんだもん(はぁと)!

希望の光希望の光 2008/08/24 15:56 バカでアホなのに使ってる言葉が難しい。

globalheadglobalhead 2008/08/24 17:32 バレたか。

希望の光希望の光 2008/08/24 19:29 カタルシスとか日常で絶対に使わない。

globalheadglobalhead 2008/08/24 19:44 カタルシスはちょっと堅苦シスな言葉だったな(オイ)。

parfum30parfum30 2008/08/25 02:37 総帆展帆は訓練生がやっているのだったと思いましたが、今は違うのですね。あれ?最初からボランティアで、たまたま以前訓練生がやっただけだったのかな?次はぜひ満船飾を。9/15は両方やるみたいですよ。
http://www.nippon-maru.or.jp/nipponmaru/saildrill.html

globalheadglobalhead 2008/08/25 08:08 ボランティアとは言ってますが、知識や経験の無い人間のできることではないでしょうから、案外船舶関係のOBでやられているんではないでしょうかね。満船飾ってなんだか華やいでいてカッコイイ言葉ですね。都合が付けば行って見ましょう。

灸洞灸洞 2008/08/25 15:51 横帆はハデでいいですね。縦帆に比べ風上への切り上がり性能には劣るものの、追い風時に威力を発揮しますし、なにより練習船ですから展帆技術の習得にはもってこいなのでしょう。日本丸のような四檣バークであれば、最後尾の縦帆を使った素早いタッキングの練習なんかもするのでしょうね……すんません、実は三十数年来の隠れ帆船ファンでして。中学時代には大阪南港に同時寄港した日本丸・海王丸際の写真を撮りにいったりしてました。老後は2本マストのスクーナーのオーナーになりたいと思っていますが無理でしょう…。

globalheadglobalhead 2008/08/25 16:59 なんと。隠れ帆船ファンて、灸洞さんアンタいったいどんだけ広いキャパ持った人ですねん。いや前から凄い人だとは思ってたけど、しかし汲めども尽きぬこの趣味の広さ。さすがオレの見込んだ(見込んだのかよ)人だけあるなあ。お見それしました。こんな灸洞さんに勝てるのは酒の量ぐらいか…あんまり自慢にならねえなあ…。老後は是非スクーナー(って知らないんでググッてしまったが)のオーナーになってもらって洋上はてダオフをやりましょう。ピョコンペタンピッタンコのほうもヨロシク!

shidehirashidehira 2008/08/25 23:18 いやー、てっきり『下落合ヤキトリムービー』と『ケッタキー・フライド・ムービー』でしめんのかと思ってましたよ。

globalheadglobalhead 2008/08/26 09:09 実の所包括的なものでなく場当たり的なセレクトだったもんですからねえ。選択の基準は「安く中古で手に入るDVD」「近所の貧相なレンタル屋にも置いてあるDVD」ということになっておりました。つまり”しょぼい”が基本だった!

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20080823(Sat)

[]「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その5・「チャックとラリー おかしな偽装結婚!?」「2番目のキス「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その5・「チャックとラリー おかしな偽装結婚!?」「2番目のキス」を含むブックマーク 「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その5・「チャックとラリー おかしな偽装結婚!?」「2番目のキス」のブックマークコメント

■チャックとラリー おかしな偽装結婚!? (監督:デニス・デューガン 2007年アメリカ映画)

保険金関係のややこしい事情により、全くのノンケなのに親友のチャックと男同士の偽装結婚をしなけりゃならなくなったラリー(アダム・サンドラー)。役所にバレたら服役刑になっちゃうから、人前ではイヤでもラブラブのベタベタ!家に帰っても役所の監視が厳しくて、ゴミまで覗く役人をだまくらかす為に、ゲイらしいゴミまで出さなきゃならなくなる始末。「ゲイの男性って素敵(はぁと)」なんて迫ってくる美女を泣く泣くはねのけなくちゃならないし、同僚に「よくぞカミングアウトした!ボクもゲイだったんだ!」なんて告白されちゃうし、いったいいつまでこんな生活続くんだ!?というお話。

お互いキモイキモイと言いながらも、主人公ラリーはチャックの子どもたちと一緒になんだか楽しく過ごしちゃうし、ホンモノのゲイと知り合うことにより、ゲイへの偏見が無くなっちゃったり、逆にゲイ差別へ激しく怒りを覚えたりと、笑いを交えながらもきっちり進歩的でイイ話にこさえてある。この辺がデモクラシーとか自由とかの好きなアメリカ人らしい映画ともいえるが、逆にちょっとお利巧さん過ぎる部分が無きにしもあらずか。ただこれは製作も兼ねているアダム・サンドラーのバランス感覚の賜物だということだろう。サンドラー主演の映画は、決して単なるアホアホ映画に仕上げたりはしないんだよね。

ノンケの二人が一緒に暮らす事により、今まで感じたことのなかったムフフな感情が芽生え、ウフンイヤンバカンと新たな世界の扉を叩いちゃう、なんて展開も期待したが、しかしよく考えたらそういう映画はちょっと観たくない!あと二人に理解を示す消防署長をダン・エイクロイドが、嫌味な役人をスティーブ・ブシェミがそれぞれ演じているところも見所。

アダム・サンドラーは「リトル★ニッキー」以来のオレの好きなコメディ俳優の一人で、他の主演作も結構劇場やDVDで観ております。減らず口は叩くが実は善良なニーチャンが主人公のハートウォーミング・コメディ、というのが彼の作品には多いよね。ちょっとヌーボーとした容貌やおおらかなそうな物腰が観ていて安心感を与える俳優ですね。

2番目のキス (監督:ボビー・ファレリー/ピーター・ファレリー 2005年アメリカ映画)

「アホアホ・コメディ映画10連発!」、最後はラブコメで綺麗に締め括る事にしよう。この「2番目のキス」、「メリーに首ったけ」や「愛しのローズマリー」のファレリー兄弟が監督しているのだが、ファレリー兄弟らしい毒気は薄く、ごく普通のラブコメとしてまとまっている。しかし、主演カップルのそもそもの馴れ初めが、食中毒で自宅トイレをゲロまみれにしていた彼女を介抱してあげたことから、なんてェ所はファレリー兄弟らしいかもしれない。

物語は、バリバリキャリアウーマンのリンジー(ドリュー・バリモア)と学校教師のベン(ジミー・ファロン)が付き合い始めるが、このベンが実は”超”の付くほどの野球オタクだった!最初は「彼の好きなものを理解してあげたい」と歩み寄るリンジーだったが、あまりに血道を入れすぎているベンに呆れ果て、とうとう別れを考え始めるが!?というもの。しかし考えるにこの物語のベン君、これまでも野球好きが仇となり女の子に振られていた、なんて漏らしていたが、だったら野球好きの女子を探せばいいものを、またぞろ興味の無い女子をひっかけちゃうって、これって学習能力が無いってだけなのではないのか!?

まあ野球のことも大リーグのことも分からないオレなので、ベンのお気に入りのレッドソックスがヤンキーズを破り86年ぶりのワールドシリーズ優勝を果たした事実と映画がリンクしている、とか聞かされてもヘエ、としか言いようが無いので、オレなりに脳内変換してみると、まあ要するにマニアと一般人の恋は可能なのか?という、ネット漁ればいくらでも出てきそうなお話のハリウッド版ということなんだろうな。ごく普通の女子と交際したばっかりに、マンガや映像ソフトやフィギュアを捨てられてオイオイ泣いている男の話は結構聞くし、身の回りでもいたりするんだが、逆に彼氏のマニア振りに引き込まれて自らもマニアの魔界に迷い込んでしまう女子だっているんだろう。

しかしこういうのって、逆にマニアな女子に普通男子が引き込まれるなんていうのもあるのだろうか。同性愛系二次創作同人誌とか読めって言われてもなー考えるよなー。あと彼女が男性アイドル系歌手のファンだったらどうするよ。いっしょに公演観に行くのか!?コスプレマニアだったら一緒にコスプレするのか!?まあオレだったらコスプレなんぞ怖くもなんとも無いけどな!むしろ一緒にしないかグフフと迫りたいぐらいだ!しかし今まで聞いた中で一番悲惨だったのは、つきあった女子がスカトロマニアだったって話だな!いかん!ラブコメで綺麗に締め括る筈だったんじゃないのかオレ!!??

azecchiazecchi 2008/08/23 00:43 あ、僕このドリューバリモアの映画が好きで3回くらい観ましたが、ファレリー兄弟とは全く気付きませんでした。確かに毒気は少ないですね。アダムサンドラーといえば初めて観た作品ですぐにキレる変な役だったのが印象強すぎて、他の作品観てても、いつキレるんだろう、とハラハラしてしまいます。

globalheadglobalhead 2008/08/23 01:27 「2番目のキス」を3回観たとはさすが”実はロマンチスト”アゼッチさんだ!あそこまで男の好みに合わせちゃう女子は男にとっては堪らないもんかもしれないですな。ちなみに今回毒気が少なかったのは脚本が他人の手になるものだったかららしいが、ファレリー兄弟って最近名前聞きませんねえ。
サンドラーのすぐにキレる変な役って「パンチドランク・ラブ」でしょうな。ホント惚れ惚れする位キレてましたね。オレはあの映画、サンドラーの着ている妙に真っ青なスーツの印象が強いです。オレはサンドラー映画で「リトル★ニッキー」以外では、ウィノナ・ライダーが出ているという理由だけで「Mr.ディーズ」が好きですね。

jkjk 2008/08/23 01:50 結構アホ系は観たつもりでしたが、チョイスの内4本しか観てませんでした。 宿題宿題。 タラテガナイトはレース好きだと怒る人も多いし、女のコだと
嫁には感情移入できないしイケてる男も出ないって叱られるし、どーにも薦め
にくい作品ではあります って他のも大差ないか・・・ 
他に個人的には(レイチェル・リー・クック)プッシーキャッツが好きですね。
サントラの曲は日本でパクられまくってますが、洋盤しかないし、DVDも米盤は
出演者のコメンタリーが入ってるのに日本版ではばっさりカットでしおしおです

globalheadglobalhead 2008/08/23 02:28 jkさん、読んでもらってありがとうございます。まあなにしろ最初に宣言した通り行き当たりばったり手にとって観た「バカ映画のダラ見」状態だったので、宿題にされるほどのもんでもないと思います!SNLだって言うほど知らないしねえ。それにしても確かにタラテガはグダグダでしたなあ。あれで全米興行収入10位…。やはりあめりかじんのコメディ映画を追いかけるのは間違った行為なのか!?
「プッシーキャッツ」、面白そうなので今度観てみますよ(DVD600円だったのでポチってしまった…)。今回はキリがないのでこのへんにしましたが、他にも観たいバカ映画があったんで、いつかまた「バカ映画リベンジ」とでも題してお目汚ししたいかと思います。

azecchiazecchi 2008/08/23 10:55 そうそう、パンチドランク・ラブ!!あの映画もけっこう好きです。最初はあのキレ具合にひきましたが。
Mr.ディーズのウィノナはカワイイですよね!!こんな頭悪そうな役、よく引き受けたなーとか思いましたが、彼女はシリアスなものより案外こういう役に向いてるって気もしますね。

globalheadglobalhead 2008/08/23 20:36 アゼッチさんも結構観てますねー。ウィノナ・ライダーは初期の頃の「ビートルジュース」や「シザーハンズ」が一番印象が強いんですが、近作だと去年劇場でやっていた「ダーウィン・アワード」がちょっとしたおバカ映画で面白かったですよ。もうDVDで出てますのでよかったら探してみてくださいな。

20080822(Fri)

[]「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その4 ・「40歳の童貞男」「スーパースター 爆笑スター誕生計画」 「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その4 ・「40歳の童貞男」「スーパースター 爆笑スター誕生計画」を含むブックマーク 「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その4 ・「40歳の童貞男」「スーパースター 爆笑スター誕生計画」のブックマークコメント

40歳の童貞男 (監督:ジャド・アパトー 2005年アメリカ映画)

40歳の童貞男が友人のいらぬおせっかいにより筆下ろしするまでを描いたコメディ映画である。しかし40過ぎても性経験が無い男を笑いものにするという痛々しい内容の映画だと思って観ていたら、実はこの映画の主人公、それまでに全く女性と没交渉だったかというとそういうことでもないらしく、いい雰囲気になったことは何度かあるけれど、なんとなく上手くいかないままズルズル歳を取ってしまった、ということらしいのだ。つまり全くモテなかった、ということでもないのである。

だからひたすら不器用なモテナイ君が一念発起してジタバタする、というお話でもなく、友人の後押しでもう一度その気になって、割と器用にいろんな女の子にアタックしてみたりしているのである。そしてなんとか女性と知り合って、あれこれありながらも最期は上手く行くわけだが、これにしたって勤め先に買い物に来た女性を誘ったら上手くいった訳で、そこまで描かれた友人の後押しだのなんだのはたいした意味も無いことになってしまう。

だからドラマは性的な事柄に生真面目すぎる男のコメディとして成り立っていて、その生真面目さが可笑しくもありチャーミングであったりもする訳だ。だけどこれじゃあ時期は遅かったけれども知り合うときは知り合うもんだよ、というだけのことで、40歳童貞の悲壮感というのはあまり無い。今まで性経験が無かった事への鬱屈や煩悩や傷心は殆ど描かれないのだ。むしろ、あまりにもウブかつ何にも知らないので「ホントかよコイツ!?」と思ってしまうが、そこがギャグのポイントにもなっているので、あまりに深く考えないほうがいいのだろう。

物語が進むにつれ、それまで「オンナなんて一発やってナンボだぜ!」などとマッチョなセックス観をこれが常識だと言わんばかりに披露していた主人公の友人達が、そのマッチョさゆえにパートナーとうまく行かなくなり、今まで彼らがからかっていた主人公に慰められることとなってしまう。最初はイケイケドンドンで女性を口説くことを描いていた物語はここで転調し、どことなく変だけれど、相手を思いやる気持ちを持つことが出来る主人公のあり方が突然優位に見え始める。この辺の映画的バランス感覚は上手いかもしれない。

まあアレはやればいいってもんでもないし、やらなけりゃいいってもんでもないし、やんないよりはやったほうがええんでないの?とは思うが、やんないことは間違っている、とも言い難い。理性的でありすぎてもなさすぎても困る。普通は、とか一般的には、とかいう話は参考にこそなるにせよ、絶対の条件なんかじゃない。正解など無いから自分で模索するしかない部分も多いだろう。初体験物語というのは映画としても山ほど存在するし、この映画もちょっとユニークな初体験物語ということなんだろう。で、童貞は守るべき、というメッセージが込められているかどうかはオレは知らんがな!


■スーパースター 爆笑スター誕生計画 (監督:スティーヴ・マクカロッチ 1999年アメリカ映画)

容姿と性格にいろいろと難のある女子高生メアリー(モリー・シャノン)が学校で行われるタレントコンテストに優勝するためジタバタするという学園青春コメディ。

…いやー、久しぶりに箸にも棒にもかからんしょーもない映画観ちまったって感じだな。もともとはサタデー・ナイト・ライブで人気を博した寸劇を同じ出演者で映画化したものらしいが、主演のモリー・シャノンがイタいだけで全然笑えんのだよ。日本で言うなら山田花子主演で学園映画でっち上げてしまったって感じなのか?映画オタクネタなんかも散りばめられているけれどそれ自体盛り上がんないし。

一応ウィル・フェレルも共演しているが、主役を立てるためか、いつもの彼の主演映画と比べたら随分大人しくしてたな。というか、モリー・シャノンにしろ、ウィル・フェレルにしろ、全然高校生に見えないだろ!?皺多すぎだろ!?どこからどう見たって30過ぎだろ!?いくら毛唐のコーコーセーがジジババ臭く見えるからといってあれは反則だろ!?もしかしてここが笑うポイントだったのか!?

いい歳のオバサマのセーラー服姿、といえば角川映画「この子の七つのお祝いに」の岩下志麻のセーラー服というのがあったが、あれも観ているこっちが「すみません本当にすみません」と謝りたくなってしまうほどの虚無感と寂寥感があったなあ…。

おまけにモリー・シャノンはナニを勘違いしているのかあまり有り難くないパンチラを連発だ!世の中に見ていてこれほど悲しくなるパンチラは存在しないんじゃないかと思ってしまったぞ!?というかあれは殆どズロース、ということはズロチラということなのかッ!?

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20080821(Thu)

[]「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その3・「マッド・ファット・ワイフ」「デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?」 「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その3・「マッド・ファット・ワイフ」「デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?」を含むブックマーク 「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その3・「マッド・ファット・ワイフ」「デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?」のブックマークコメント

■マッド・ファット・ワイフ (監督:ブライアン・ロビンス 2007年アメリカ映画)

人気の盛りは過ぎたけれども、エディ・マーフィーというのは結構好きな俳優だ。この「マッド・ファット・ワイフ」は、大ヒットした「ドリームガールズ」の後に彼が主演したコメディだが、なぜか日本では未公開だった。お話は、子供の頃中国人のウォンに拾われた、地味でダサくて気の弱い男ノービットが、巨漢で極悪な性格の妻ラスプーシアの尻に引かれ悲惨な人生を過ごしているところに、幼馴染の娘が現れて…というもの。ここで登場する中国人ウォン、主人公ノービット、悪妻ラスプーシアを、エディ・マーフィーが一人三役務めるところが観どころか。

なにしろこの、特殊メイクを駆使した一人三役が凄い。中国人ウォンはまあ同性だから何とかなるような気がするが、妻ラスプーシアはカバみたいな丸々と太った女で、さらにマウンテンゴリラみたいな怖い顔。これが恐怖を誘うビキニ姿になったりするから大変だ。勿論特殊メイクだけでなく、煮ても焼いても食えない嫌な女を生き生きと(?)演じるエディ・マーフィーの演技力も相当のものがある。観てて「こういうオバサンってホントにいそうだなあ」と思えたぐらいだ。

逆に、本当の女性に”最低の女”を演じさせずエディ・マーフィー自らがその役を買って出たところに、厭味の無いギャグが生きてきた要素があると思う。主人公ノービット自身もエディ・マーフィーとは思えないアフロで眼鏡で痩せっぽちの冴えない男で、このノービットの情けなさもまた味わいがあるのだ。

物語のほうは下品なだけのドタバタコメディだと思っていたが、そういった部分はあるにせよ、中国人、黒人、イタリア人など、移民や有色人種たちのコミュニティの中での人情噺であり、定石ともいえるドラマツルギーはお約束通りではあるけれど、しっかり笑わせ心和ませホロリとさせる。なんだかその作りは、日本の松竹新喜劇あたりの、古臭いが大衆的な笑いとペーソスのある物語を思い出してしまった。意外と良作でしたよ。


■デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!? (監督:マイク・ミッチェル 1999年アメリカ映画)

ロブ・シュナイダー主演、アダム・サンドラー総指揮で製作されたドタバタコメディ。主人公デュース・ビガロウ(ロブ・シュナイダー)は熱帯魚オタクの水槽清掃員。ある日彼は金満ジゴロのゴージャスな熱帯魚水槽を壊してしまうが弁償する金なんか無い。そこでこっそりジゴロの仕事を引き受けるが…というもの。

「激安ジゴロ」なんてタイトルからどんだけエロエロでお下劣で安い内容の映画なのかと思いきや、これがかなりのお笑い名作なのでびっくり。勿論シモネタ中心のしょーもないお笑いも頻繁に飛び交うにせよ、それだけの映画では決して無いのだ。ナイショでジゴロを引き受けるデュース・ビガロウは、やってきた女性とお手軽エッチをする訳ではなく、ジゴロでも買わなければ男性と出会うことがなかなか出来ない彼女たちの、胸の中に仕舞われたいろんなコンプレックスや悩みを聞いてあげて、結果的に彼女たちを癒してしまうのである。

そんな彼女たちは性格やルックスに難のある、ある意味極端に個性的な女性ばかりなのだが、「自分は負け犬でしかない」と思い悩む彼女たちに、デュースのアホアホだが楽天的で優しい性格が救いとなってしまうのだ。観ていて最初は個性的過ぎる女性たちをちょっと笑ってしまうが、彼女らの悩みを聞いていると観ているこっちまでなぜだかほだされてしまう。

デュースは決して善人ぶっているわけではなく、自分にも同じように世の中への居心地の悪さがあるからこそ、彼女らの悩みを真摯に聞くことが出来たのだろう。バカもシモネタもきちんとありつつ最期は何故か心温かくなる傑作。レンタル屋で見かけたら是非手にとって見てください。

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20080820(Wed)

[]「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その2・「ホット・チック」「がんばれ!ベンチウォーマーズ」 「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その2・「ホット・チック」「がんばれ!ベンチウォーマーズ」を含むブックマーク 「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その2・「ホット・チック」「がんばれ!ベンチウォーマーズ」のブックマークコメント

■ホット・チック (監督:トム・ブラディ 2002年アメリカ映画)

ホット・チック [DVD]

ホット・チック [DVD]

呪いのイヤリングのせいでパツキン女子高生と小汚い中年チンピラの体が入れ替わってしまった!という結構ありがちな設定のお話なんだが、これをサタデー・ナイト・ライブ出身のコメディ俳優ロブ・シュナイダーが演じるもんだから、なかなか楽しい映画に仕上がっていた。

まず体の入れ替わるこの二人、まるで面識が無く、殆ど終盤まで絡むことすらない。そして物語はロブ・シュナイダー演ずるところの”心が女子高生の小汚い中年”を中心に語られてゆく。で、この”心が女子高生の小汚い中年”が、セクシーなおパンツやラブリーなピチTシャツを着て「いやーん!うそーん!しんじらんなぁーい!」と気色悪くクネクネするさまを観てギャハハと笑うのがこの映画の趣旨となっている。そしてクネクネしながら元の体を捜したり、友人との友情を再確認したり、家族の本当の愛を知ったり、恋人に正体を明かせなくて切なくシクシク泣いたりするんである。

一方”心が中年チンピラの女子高生”のお話はあまり語られない。だって中年のオッサンがパツキン女子高生の体なんか手に入れたら何をするか、などと同じ中年として考えた場合、それはもう成人指定映画にしかなりようがないような恐ろしくドスケベな展開以外考えられないではないか!?ってかこんなこと考えるのはオレだけか!?オレの心は汚れているのか!?そうかそうなのか!?

主人公の女子高生ジェシカ・スペンサー(レイチェル・マクアダムス)をはじめとするパツキン女子高生たち(アンナ・ファリス、マシュー・ローレンス、エリック・クリスチャン・オルセン等)はなかなかにキャワイらしく、「やっぱ女子はコーコーセーでパツキンに限るゼェ!」とか例によって訳の分からない納得をしているヤラしいフモさんだ!大人ってヤーネ!

しかしこの女子高校生たち、物語冒頭ではどうにも憎たらしいこまっしゃくれた連中で「こんないけない子たちはやはりこのオジサンがみっちりと教育指導してあげないとな、グフフ」などと、もはや映画とは何の関係も無い盛り上がり方をしている爛れた中年のオレであったが、映画が進み、実は結構健気な彼女たちの姿が描かれるにつれ、気持ちの優しいいい子ばっかりやん!などと次第に応援までし始めていたのはナイショだ!


■がんばれ!ベンチウォーマーズ (監督:デニス・デューガン 2006年アメリカ映画)

庭師のガス(ロブ・シュナイダー)はある日、いじめられっ子を励ますために、非モテでブサイクなビデオ店員リッチー(デイヴィッド・スペード)、アホアホでクルクルパーのクラーク(ジョン・ヘダー)とともに野球チームを結成する。そしてスター・ウォーズ・オタクの大金持ちメルの後押しでリトルリーグに挑戦するが、チームはたった3人、しかもガス以外の二人は野球どころか運動もまともに出来ないドンクサ連中だった!?

アダム・サンドラーの製作により、サンドラーのサタデー・ナイト・ライブ時代からの盟友ロブ・シュナイダーとデイヴィッド・スペードが主演、さらにあの「バス男」「俺たちフィギュアスケーター」のジョン・ヘダーがまたもやアホアホ兄ちゃんを演じるというコメディ映画。映画のテーマは「いじめられっ子やオタクだからって決して負け犬なんかじゃない!」というとてもポジティブなものだが、これもやはりアダム・サンドラー的な善良さが前面に出た結果なんだろうな。とは言ってもリッチーやクラークのダメダメ野郎振りはやっぱり可笑しいし、リッチーの引きこもりの弟が「太陽なんか大嫌いだああ!」とかわめくシーンは爆笑ものだし、ちょっぴりご都合主義的な部分に目をつぶれば結構な良作なんじゃないかな。

でもね!いくら3人だけのチームで野球をプレイするのが大変だからってさ、相手のチームのガキどもが性悪だからってさ、子供ばかりのリトルリーグで大人が連戦連勝して、「やったー!勝ったーッ!」とか喜んでていいのかよ!?いけ好かないガキはホームスチールの時に蹴り飛ばして、してやったり、なんてかなり大人げなさ過ぎないか!?そしてそれを観戦しているいじめられっ子・オタク連合の子供達が「ボク達のヒーロー!」とか持ち上げちゃってるのって、なんか歪んでないか!?こうして考えるとかなーり変な映画なんだが!?

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20080819(Tue)

[]「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その1・「タラデガ・ナイト〜オーバルの狼〜」「ロクスベリー・ナイト・フィーバー」 「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その1・「タラデガ・ナイト〜オーバルの狼〜」「ロクスベリー・ナイト・フィーバー」を含むブックマーク 「俺たちダンクシューター」公開記念!アホアホ・コメディ映画10連発!その1・「タラデガ・ナイト〜オーバルの狼〜」「ロクスベリー・ナイト・フィーバー」のブックマークコメント

■タラデガ・ナイト〜オーバルの狼〜 (監督:アダム・マッカイ 2006年アメリカ映画)

今回紹介するのはウィル・フェレル、2006年の未公開作「タラデガ・ナイト〜オーバルの狼〜」。しかしこれ、未公開作とは言いながら、2006年全米興行収入ランキング10位・約175億円のヒットを飛ばしているという作品なのである。ただ、アメリカのコメディはいかに御当地で大ヒットしたからと言っても決して日本人が観て面白いものとは限らない。で、観た感想はというと、前半グダグダ、後半で巻き返したといった感じか。カーレースがテーマだけに、ラストスパートに賭けたという訳か!?

物語は連戦連勝でウハウハのカーレーサー、リッキー(ウィル・フェレル)が、レース中大事故を起こし、地位も名誉も財産も失い、友人にセクシー女房まで寝取られ、どん底の生活にまで追いやられるが…、果たしてリッキーに復活のチャンスはあるのか!?といった内容。例によってウィル・フェレルは暑苦しくひたすら下品なアホアホ男役で、前半はその大雑把なギャグのダダ漏れ振りに胸焼けしたが、後半家族の支えを得て少しずつ再起へと向かい始める部分から面白くなり始めた。やはりいかにベタでもドラマというものは必要なんだってことなんだろうな。

クライマックスはこれがアホアホ映画か!?と思わせる金の掛かった迫真のレースシーン(でもオバカ)で度肝を抜き、そしてラストは、全てのものがあまりに綺麗に丸く収まってしまう、という都合の良すぎるハッピーエンドを迎えるが、逆に、いかに嘘くさかろうと、みんながみんな幸せになるというラストを可能にするのは、アホアホ映画だからこそなのかな、とさえ思った。

あと、なにしろ注目は「ボラット」でインチキ・カザフスタン国営放送レポーターを演じていたサシャ・バロン・コーエンが、ホモホモなフランス人レーサー役で出演していることだろう。ホモ差別ネタはちょっといただけなかったが、サシャ・バロン・コーエン、実は結構いい男なのだ。


■ロクスベリー・ナイト・フィーバー (監督:ジョン・フォーテンベリー 1998年アメリカ映画)

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スティーブ(ウィル・フェレル)とダグ(クリス・カッテン)のブタビ兄弟は大のクラブ好きだが、アホアホの上にダサダサで、どこに行っても失笑冷笑嘲笑の生暖かい扱いを受けていた。そんなしょーもない二人の夢はいつかカッコイイイクラブを経営することなのだが、あまりにクルクルパーの二人には難問だらけで…というお話。最近のウィル・フェレル映画のタイトルをもじるなら「俺たちディスコ・ブラザース!」ってな感じか。

なにしろスティーブとダグのブタビ兄弟が巻き起こす、頓珍漢なおマヌケ振りがとっても楽しい映画に仕上がっている。いつもピカピカ・スケスケ・ピタピタの、オシャレなんだがダサいんだかよくわかんない洋服に身を包み、言動も行動も情け無く、頭の中身もちょっと足りないという、実にマイルドかつ香ばしいキャラなんだが、結局この二人、成りばかり大きくなった子供なんだよな。しかも兄弟して童貞クンという設定だ!途中で爆笑モノの初体験を迎えるがな!一応兄弟愛の物語が語られるのだけれど、兄弟同士ラブラブ過ぎるのも気色悪くて笑いを誘う。

とはいえ、この映画でのクネクネ主人公は、ウィル・フェレルがよく演じる、我が強くて暑苦しくてギラギラした、いやったらしいキャラよりかは数段可愛げがあるのだ。アホなのは一緒だが。ディスコ・ミュージックが流れると脊髄反射でノリ始め、弟と二人ユニゾンでカックンカックン首振る姿もまた微笑ましい。そしてバカだろうがダサかろうが、兎に角音楽をとっても愛しているという生き方に親近感を覚えるのだ。まあオレもアホだしな!ウィル・フェレル映画では評判はイマイチのようだが、オレは逆に安心して観られた一作だったな。

shidehirashidehira 2008/08/19 12:24 いやあ、お疲れでごんす。
それにしても、この手の邦題ってその時の勢いでつけちゃうから、後でなんのもじりだったかわかんないすね。
つうか、この二つはすでに10代の方々には元ネタわかんないかも、です。

globalheadglobalhead 2008/08/19 13:44 ちぃっす。それにしてもサタデーナイトフィーバーにサーキットの狼だもんなあ。なんかもう甘酸っぱい思い出って感じですよね。これ間違いなくオレらぐらいの世代の人間が付けたんでしょう。若い連中には興味持たれなくていいのか映画会社!?しかし10代でウィル・フェレル映画に興味津々とかいうヤツがいたら結構見所があるヤツかもしれませんな。

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20080818(Mon)

globalhead2008-08-18

[]俺たちダンクシューター (監督:ケント・オルターマン 2008年アメリカ映画) 俺たちダンクシューター (監督:ケント・オルターマン 2008年アメリカ映画)を含むブックマーク 俺たちダンクシューター (監督:ケント・オルターマン 2008年アメリカ映画)のブックマークコメント

■「俺たち」シリーズ第3弾!

多分誰も知らない「俺たちニュースキャスター」、大ヒットした「俺たちフィギュアスケーター」に続くウィル・フェレルの「俺たち」シリーズ第3弾、「俺たちダンクシューター」の登場だ!勿論日本でつけたタイトルだから本国ではシリーズでもなんでもないけど、ウィル・フェレルの認知度が上がってくれるならなんでもいいや!

ウィル・フェレルの名は「オースティン・パワーズ」で始めて知ったのだが、その時はさほど印象に残っていなかった。しかし「プロデューサーズ」でナチ好きの脚本家役で出演した時、「なんだこのキチガイじみた男は!?」と俄然注目したというわけである。そして「俺たちフィギュアスケーター」に暑苦しくひたすら下品なアホアホ男として登場し、オレの心に深く名前が刻まれる俳優となったのだ。

しかしこのウィル・フェレル、癖が強いせいか日本未公開作が非常に多く、DVDで出ているものを全て追いかけるのも難しい。その中にはこりゃ確かに日本じゃウケ無いだろうなーと思われるしょーもない映画もあったりするが、反面、「奥様は魔女」や「主人公は僕だった」のようなそこそこの佳作に出演していたりもする。出演作に当たり外れが多いのだ。とは言いつつ、彼の出演作はアメリカでは軒並み大ヒット、出演料もブラッド・ピットロバート・デ・ニーロクラスの金額を貰っているというから世の中分からない。

で、実際ウィル・フェレルの映画を最近多く観るようになったオレだが、こいつのファンかというとちょっと謎だ!だってあの馬面奥目のブサイク顔がそうそう好きになるもんでもない!しかし要注目のハリウッド俳優であることは間違いなく、また、日本公開の少ない貴重なコメディに多く出演していると言うことでこれからも生暖かく見守っていたいと思うわけだ。

■チーム存続の危機!?

さて、映画「俺たちダンクシューター」、前作の「俺フィギ」が徹底的にナンセンスなドタバタに終始していたのに比べ、この「俺ダン」はアホアホな要素はあるにせよ、「俺フィギ」よりは数段きちんとしたドラマ構成がされており、笑わせ泣かせ、最後には胸を熱くさせる、という良質のコメディに仕上がっていた。

物語は、70年代、アメリカのプロバスケットボール・リーグでは現在スタンダードであるNBAに対し、試合よりはエンタメで見せるABAというリーグを舞台にして作られている。最初は映画の上での創作だと思っていたが、このABA、実際に存在していて、映画で描かれていたように、NBAに吸収合併される形で消滅したのらしい。そしてこの吸収合併によるチーム存続の危機に、万年最下位のダメダメチームのオーナー兼コーチ兼選手、ウィル・フェレル演じるジャッキー・ムーンが無い知恵絞りありもしない根性を見せるというのがお話しの主軸となる。なにしろ最下位チームを上位まで勝ち越させなければならないのだ!

しかし試合はグダグダだが、ハーフタイムで演じられるショウが呆れるほど無駄に力が入っていて笑わせる。床に並ばせたチアガールの上をローラーコースタージャンプで飛び越えて見せたりとか、訳のわからない着ぐるみを着て歌と踊りを披露したりとか、挙句の果てにはクマとの一対一の死闘までやっちゃうのだ!しかしその創意工夫を試合に全く生かせられないのがアホアホのアホアホたる所以だ!しかも高得点なら観客全員にパンケーキプレゼントとか、ロングシュートを決めたお客さんには高額の小切手プレゼントとか約束しておいて、いざ実際にそうなったら、プレゼント出すのが惜しくて逃げ出したり誤魔化したりの情けなさ!ってか、チーム生き残りはどうなってるんだ!?

■生き残れるのかアホアホチーム!?

こんなダメダメオーナーにしびれを切らせて選手たちが新コーチとして持ち上げたのが、「ノーカントリー」に出演していたウディ・ハレルソン演じる元NBA選手のエド。このエドだけが妙にシリアスな役回りで、彼の切ない不倫ドラマまでが並行して語られ、物語にちょっとした深みを与えている。

新コーチを得たことでやる気を出したダメダメチームは、見違えるように成績を上げ、そしてNBA編入の条件をあと一歩で満たしそうになるが、さて!?という所で物語はスポ根ドラマとして異様な盛り上がり方を見せるのだ!自分たちはもう負け犬なんかじゃないとばかり男の意地を見せるチームメンバーたち!スポ根ものドラマの定石通りの展開といえばそれまでだが、単なるアホアホ映画に留まることなく、安心して観られ、最後にはきっちり感動を与える良質のエンターティメント・ムービーとして仕上がっていたぞ。これ、ある意味「俺フィギ」よりも万人向きで受け入れられやすい映画になっていたんじゃないのかな。そしてドラマとして見るなら断然面白さは上だったんじゃないかと思うぞ。

映画は70年代の音楽とファッションをふんだんに取り入れており、特にナイル・ロジャースが監修したディスコ・ミュージックの数々は、映画をよりお茶目なものとして盛り立てていたぞ。なにしろナイル・ロジャースとウィル・フェレルが共作し、主人公ジャッキー・ムーンの持ち歌として劇中何度も流される「ラブ・ミー・セクシー」のひたすらエロエロな歌詞は、あまりに馬鹿馬鹿しくてすっかり気に入ってしまったぐらいだ!他にもラップ・デュオ・アウトキャストのアンドレ・ベンジャミンが重要な役回りを演じており、そのファンキーなアフロ姿がナイスであった。

■Semi-Pro Official Trailer

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■俺たちダンクシューター ポスター集

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[]予告 予告を含むブックマーク 予告のブックマークコメント

「俺たちダンクシューター」の公開を記念し、明日から「アホアホ・コメディ映画10連発!」と題してアホアホな映画10本のレビューを2本づつ5日に渡ってお送りしたいと思ってます。思ってますがまだ10本全部観てません。しかもこんな企画が面白いのかどうか果てしなく謎です。

…でもやるんだよッ!

shidehirashidehira 2008/08/18 14:36 >パンケーキ>小切手
これ、実際にやってんですよ。今でも。
何点差で勝ったら全員にドリンクとか、ディフェンスが売りのチームは相手を何点以下(けっこう無理目)に抑えたらピザとか。
それからロングショットコンテストで一度反対側のサークルから撃って入ったやつが規定違反かどうか(過去に経験があるか)で払うの払わないのでもめたこともあるし。

globalheadglobalhead 2008/08/18 19:25 パンフレットを読むと、3点シュートとスラムダンク、ダンクコンテストもNBAではなくABAから始まったものだということらしいですね。とか書きつつ、3点シュートもスラムダンクもダンクコンテストもどういうものなのか全く分からない運動オンチのオレ!バスケはドリブルすら出来ないんだよッ!
しかし椣平さんの話だと、セコイことするのもABAから受け継いじゃったということなのか!?

jkjk 2008/08/18 22:43 ぅー 10連発ものすげー楽しみでっス!

globalheadglobalhead 2008/08/18 23:03 いやー、目に付いたDVDをかなり適当に行き当たりばったりに選んで観ただけなので、決してお薦め!名作!なんてものが並ぶわけでもないのでご了承を…って更新する前から自分で水差しといてどうするオレ…。

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20080817(Sun)

[]緯度 35度27分17.611秒 経度 139度37分52.309秒 緯度 35度27分17.611秒 経度 139度37分52.309秒を含むブックマーク 緯度 35度27分17.611秒 経度 139度37分52.309秒のブックマークコメント

登った。ランドマークタワー69階。地上273m。

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ドックヤードガーデン。

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そして水族館のフグ。似てるのだろうか…。

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/08/17 23:48 アチラ様の方にも書かせていただいたが、このフグ、元ヤンだと思う。岩陰でウンコ座りしてる所を補導されたな。

yukioinoyukioino 2008/08/18 01:12 おお、視界が晴れてて良かったですね。曇りや雨のときは、雲のなかで仕事をしているようで下界はまったく見えなかったですよ。昨日だったら、大桟橋に「飛鳥?」や「ぱしふぃっくびぃなす」などが停泊してたんですが…。

parfum30parfum30 2008/08/18 02:48 待ち時間大丈夫でしたか?今でも晴れた休日なんかは1時間以上待たされてるみたいですが。展望エレベータは異常に速いですよね。

globalheadglobalhead 2008/08/18 08:48 >レイジーさん
水の中から「だりーんだよ!」「うぜーんだよ!」「じろじろ見んなタコ!」とか言いながら盛んにガン飛ばしてました。でも水槽からは出られまい、と思うとあんまり怖く無かったです。


>雪狼さん
この日は生憎の曇り空で、この写真を撮った後にもやがどんどん湧いてきて、まさしく雲の中に立っているかのような視界になってしまいました。おまけに帰りは雨にやられた!そんなだったので大桟橋のあたりまでは見えなかったなー。


>姫ちゃん
天気が悪かったせいかまるで並ぶことなく上れましたよ。まあ晴れた日が一番いいのでしょうが、もやに包まれて天空の城の如く空に浮かんでいるような錯覚を味わえたのは、それはそれで面白かったです。しっかし確かにスピード速かったね!日本で一番高い展望台の日本で一番速いエレベータだったなんて入るまで知らなかったよ。

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20080815(Fri)

[]最近聴いたCD・レゲエ篇/ジョー・ギブス関連をあれこれ 最近聴いたCD・レゲエ篇/ジョー・ギブス関連をあれこれを含むブックマーク 最近聴いたCD・レゲエ篇/ジョー・ギブス関連をあれこれのブックマークコメント

■Culture & The Deejay's At Joe Gibbs (1977-79) Culture

Culture & The Deejay's at Joe Gibbs 1977-79

Culture & The Deejay's at Joe Gibbs 1977-79

■A Little Bit More : Joe Gibbs 12" Selection (1978-83)

Little Bit More

Little Bit More

■Reggae Anthology: Joe Gibbs - Scorchers From The Mighty Two

Scorchers From the Mighty Two

Scorchers From the Mighty Two

最近買ったレゲエCDがどれも「ジョー・ギブス」の名が冠されたものばかりだったので、どういう偶然だろうと調べてみたら、今年の2月に亡くなっていたのだとか。追悼版ということでもないだろうが、彼のキャリアの総決算としてこうしてまとめて聴くことが出来たのは、幸運であったと同時に残念でもある。今回挙げた3枚のCDは勿論そのジョー・ギブス・プロデュースのもの。どれも親しみやすく実にソツの無い良質のレゲエ・コンピレーションだ。

「Culture & The Deejay's At Joe Gibbs (1977-79) Culture」はレゲエ・コーラス・グループ、カルチャーのオリジナル曲にディージェイ・プレイを加えたミックスもの。カルチャーのどこかひょうきんな歌声と続くディージェイ・プレイが絶妙の楽しさを醸し出している。

「A Little Bit More : Joe Gibbs 12" Selection (1978-83) 」はルーツ・レゲエ・シンガーとして知らないもののいないデニス・ブラウンの12インチ・プレイ集。こちらもDUB、ディージェイのミックスがどれもたまらなく心地いい。

そして「Reggae Anthology: Joe Gibbs - Scorchers From The Mighty Two」はジョー・ギブスの、CD2枚組全40曲に及ぶ集大成的ベスト・アルバム。収録されているレゲエ・アーティストのメンツはグレゴリー・アイザックス、コーネル・キャンベル、マイティ・ダイヤモンズなど、書くときりが無いほどの有名アーチストばかりで、レゲエ・ベスト・アルバムとしても優れたアルバムだ。なによりレゲエ史に燦然と輝く名曲、デニス・ブラウンの「Money In My Pocket」のご機嫌なディージェイ・バージョンが聴けるだけでも凄い!こちらもレゲエ・ファンなら是非聴いてもらいたい1枚だ。

■Fire & Rain / Mikey Ras Starr

Fire & Rain

Fire & Rain

こちらはマイキー・ラス・スターというルーツ・レゲエ・アーチストの1979年に出されたアルバム「Fire & Rain」の再発。アルバムには12インチシングルも収録され、ディープなダブ・ミックスを聴くことが出来る。知名度のあまり無いアーチストのようだが、どことなくボブ・マーリィを思わせる憂いのあるボーカルと、熱くシリアスなサウンドは、一聴の価値あり。

[]このメッチャ派手なヘッドフォン欲しい このメッチャ派手なヘッドフォン欲しいを含むブックマーク このメッチャ派手なヘッドフォン欲しいのブックマークコメント

ボディはキンピカ!そしてラスタ・カラーのアクセント入り!メッチャカッコよくて欲しい!けど外にしていく度胸無いし、部屋で一人でしてるのもなんか虚しい気が…。

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SKULL CANDY/TI 08’ver(Gold Foil/Rasta) : スカルキャンディー/ティー・アイ(ゴールド・ラスタ)

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/08/17 02:23 これ、普通に防寒耳当てとして、冬場に使えるでしょ。

globalheadglobalhead 2008/08/17 09:57 黄金の防寒耳当て。なにかツタンカーメンになったような気分です。あとハーレムのポン引きとか。

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20080814(Thu)

[]幽談 / 京極夏彦 幽談 / 京極夏彦を含むブックマーク 幽談 / 京極夏彦のブックマークコメント

幽談 (幽BOOKS)

幽談 (幽BOOKS)

以前京極は江戸時代の奉行・根岸鎮衛がまとめた奇談集「耳袋」を現代語訳した「旧怪談―耳袋より」という本を出していたが、この「幽談」ではその「耳袋」のテイストを継承した、どことなく朧で掴み所のない8作の怪談を書き上げている。ここで読むことの出来る”幽談”は、あからさまな恐怖や怪奇へと結びつくショッキングな物語では無く、「幽=かすか」であり、あらゆるものの境界がはっきりしない、そんな不安で心元のない薄暗さに満ちた世界ばかりだ。

その境界線の無い朧さは、例えば意識というものであったり、思考する主体ということであったり、現象世界であったり、生きることそのものであったりする。我々が常識のように”ある”と思っているものは、本当に"ある"のか?何を根拠にしてそれは”ある”などとされているのか?いや、”ある””ない”の二元論的な見方で割り切れるほど、存在と非存在の境界は確固としているのか?そしてまた、存在と非存在を認識する主体の側の、その認識のあり方自体が、確固としたものだと言い切れるのか?そもそもそれは、確固としていなければならないものなのか?…京極小説は、境界線の無い薄ぼんやりした世界から、そんなことを問いかけているような気がする。

簡単に物語を紹介してみよう。
冒頭「手首を拾う」はよく出来た奇談といったところ。まずは手始めか。
「ともだち」もありふれた幽霊談のように読めるが、京極の手にかかるとぼんやりした日常の描写がどこか不安げにさせる。
「下の人」はちょっと趣向を変えてOLのベタな日常と会話に奇妙な非現実が割り込むといった物語がユーモラスに語られる。
「成人」。ここからが本領発揮か。巷に溢れるいわゆる”実話怪談”を題材にしながら、そこからさらに一捻り二捻り入り、そして多数の人物の視点を盛り込むことによって、じわじわと不気味さを盛り上げている。これは巧い、と感じた。
「逃げよう」も最初はケリー・リンクのような子供の”見取り遊び”の物語かな、と思わせておいて、後半、世界がゆっくりと歪み始めるさまが怖い。
「十万年」はタイトルの奇妙さ、左右を逆に認識する少年と霊感少女という登場人物から、いyたいどんな話になるかと思いきや、なんと!淡々とではあるが一つのラブストーリーが語られるのだ。逆にこの淡々とした具合が京極らしいのかも。ラストもいい。
「知らないこと」は奇行を繰り返す隣人を通して、ゆっくりと認識世界が崩れて行く様子を描く。いがらしみきおの傑作長編ホラーマンガ「SINK」を思い出させる1品。
ラスト「こわいもの」は、「恐怖とは何か?」を京極なりに自問したような作品。京極にとって恐怖、即ち、作品の創造の原点となるものは何か、を知る上で実に興味深い作品となった。

旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)

旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)

[]フモヒモノ フモヒモノを含むブックマーク フモヒモノのブックマークコメント

昨日はオレの悪辣かつ淫靡なキャラに反して、潮風を浴び日光に照らされてきたせいか、今日はなんだか消耗気味である。なんだかアジの干物になったような気分である。しかしアジの干物は美味しいが、フモの干物はあまり美味しく無いような気がする。脂が乗っている、というよりは脂だらけ。しかも苦いような酸っぱいような嫌な雑味があるばかりか、汐の香りというよりは、汗臭い臭いがするのだ。万人にはお薦めできない一品である。

あああああ仕事したくねええええええ!

doradora0511doradora0511 2008/08/14 12:22 フモさんは干物になるんですね。私は焼き豚になります。ジューシーです(汗ですけど)。お食事中の方、失礼しました。また、短い記事の方にコメントを書いてしまった。

globalheadglobalhead 2008/08/14 12:34 焼き豚なら美味しそうな香りがしますが、干物だとただ生臭い上にモノによってはパサパサです。乾いています。乾ききっています。砂漠です。あ〜あ〜あなたがいれば〜つらくはない〜わ〜この東京さば〜く〜…。あー、もう頭もクルクルパーになってきました。(…え?もとから…?)

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/08/14 23:47 好きな人には堪らない味なわけですな。

globalheadglobalhead 2008/08/14 23:56 確かに癖が強いほど人を選ぶが、その分これしかない!という味わいになる、というのもありますが、ただ単に誰にとっても不味いだけの味、ということも有り得るから紙一重なんですな…。

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20080813(Wed)

[]北緯35度27分47.44秒 東経139度52分28.96秒 北緯35度27分47.44秒 東経139度52分28.96秒を含むブックマーク 北緯35度27分47.44秒 東経139度52分28.96秒のブックマークコメント

今日は夏休みを貰ったので海に行ってきましたよ。

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帰りはクラフトビアバーに寄ってカツサンドとビール。

矢鱈目鱈腹が減っていたらしく夜中にうどん2杯食べる。

↓旅のおみやげ。

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/08/13 22:58 やっぱり海ほたると言えばグリコとエガちゃんと梅干しよね〜!

globalheadglobalhead 2008/08/14 08:37 5階フードコートの喫煙席にあるネプチューンの絵は必見。ローマ神話の神が七福神の仲間にしか見えない妙な和テイストへと変貌している。っていうかこれじゃあ銭湯の壁絵だろ!

doradora0511doradora0511 2008/08/14 15:24 相方をおぶって、赤い橋を渡りましたか?(by木更津キャッツアイ)

globalheadglobalhead 2008/08/14 15:37 相方に眉間の皺を寄せられながら茨の道を歩んでおります…。
(で、でも、君といられてシアワセだからねッ!ねッ!?)

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20080812(Tue)

[]そうるきゃらばー…フォーッ!! そうるきゃらばー…フォーッ!!を含むブックマーク そうるきゃらばー…フォーッ!!のブックマークコメント

ソウルキャリバーIV - Xbox360

ソウルキャリバーIV - Xbox360

剣や槍や打撃系武器を使って敵と戦う対戦格闘ゲーム「ソウルキャリバー4」を買ったんだよ!実はこのシリーズ、オレはPSで出た「ソウルエッジ」からやっているというファンだったんだ!「ソウルエッジ」の時は専用コントローラーまで持ってたんだぜ!んじゃあメッチャ巧いのかというとそういうことは全然無いヘタレ格ゲーマーのオレなんだ!そもそも「バーチャファイター」も「鉄拳」も全シリーズやってるけどまるで下手糞なんだよ!エヘヘ!(照れ笑い)

さて今回の「ソウルキャリバー4」は新キャラ隠しキャラが多くて楽しいね!ちまちまやってたから多分大体のキャラは出てきたんじゃないのかな!多分だけどね!基本的に格ゲーはあんまり深く考えないでやってるんだ!だからヘタレなんだろ、というのは禁句なんだ!キャラではヒルダたんと修羅たんが好きだよ!女子キャラは取り合えず全部使ってみたな!でも男子キャラは殆ど使ってないや!男子キャラはムサイから嫌いなんだね!でもセルバンテスさんはあれは人間じゃないから結構好きだよ!

というわけでこの「ソウルキャリバー4」、どんなゲームなのかちょっと画像を貼っておくから皆さん楽しんでくださいね!

ガチャピンVSムック

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バッファローマンVSブロッケンJr

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●リアルのび太VSリアルドラえもん

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知らゲー・ソウルキャリバーIVで100キャラ作る!

●動画もあるよ!

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はぅわ!・これはひどい ソウルキャリバー4はこういうゲームのようです

ソウルキャリバーIV対応スティック

ソウルキャリバーIV対応スティック

[]今日のAくん 今日のAくんを含むブックマーク 今日のAくんのブックマークコメント

オレの職場のただ一人の部下Aくんが朝、シャツを裏返しにしたまま着てきていた。


夏だよね…。

[]知らなかった 知らなかったを含むブックマーク 知らなかったのブックマークコメント

以前漫画喫茶に寝泊りするのが趣味だと紹介した会社の新入社員儀。彼と夏休みいつとるんだ、などと世間話をしていたのである。オレの会社では夏休みの日が決まっているわけではなく、それぞれ個人個人でとることになっているからだ。

オレの問いに「××日と8月15日ですかねえ」と答える儀。「ほう。実家には帰るのか?」とオレ。「はい。××日は実家へ帰りますが。8月15日は有明でアレがあるんで」と儀。「アレって何のこと?いや、別に個人的なことなら言う必要も無いけど」「いや、フモさん、アレですよ?有明で8月15日といえば?」「?」要領を得ないオレに儀はなんとなく悲しそうにこう言った。「…コミケですよフモさん!」

あー。オタ指数の非常に高い新人君だとは思っていたが、コミケにも行くのか!そして一見オタ風なオレにも8月15日の有明と言えば通じると思ったんだろうなあ。でもオレ、実はそんなにマニアックな人間でもないんだよなあ…。スマン儀、修行が足りない先輩を許してくれ…。

shidehirashidehira 2008/08/13 01:50 ところでAくんはいつ焼きうどんパン買いに来るんですか
http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20061122#p1

parfum30parfum30 2008/08/13 02:36 そういえば「フォーッ」の人は今どうしているんでしょうね……。

washburn1975washburn1975 2008/08/13 08:20 >ひめ様
レイザーラモンHGは、今は「ハッスル」でプロレスをメインに活動してます。
(もともとプロレスラー志望だった)

globalheadglobalhead 2008/08/13 09:49 >椣平さん
A君は現在オレの命令で風俗店へフィリピンバナナ獲得の為潜入している最中です。

>姫ちゃん
実はオレが2代目フォーッの人だったのさフォーッ!

>ワッシュさん
プロレスには疎いオレですがハッスルはなんか観てみたいんですよねえ。

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20080811(Mon)

[]ダークナイト (監督:クリストファー・ノーラン 2008年アメリカ映画) ダークナイト (監督:クリストファー・ノーラン 2008年アメリカ映画)を含むブックマーク ダークナイト (監督:クリストファー・ノーラン 2008年アメリカ映画)のブックマークコメント

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■ダークナイト

ゴッサムシティを舞台にバットマンとジョーカーとの死闘を描く新・バットマンシリーズ第2作目。狂気と哄笑に満ちたジョーカー役・ヒース・レジャーの圧倒的な熱演が目を引く1作だった。ただ、監督クリストファー・ノーランが新シリーズ1作目、「バットマン ビギンズ」で描いていた「コミックのヒーローが現実的な凶悪犯罪に対してどれだけ有効なのか?」というテーマを今回も引き継ぐことにより、元々フィクショナブルな存在でしかないバットマンという存在が、なおさら絵空事的に強調されてしまっていたような気がした。

リアルである事を要求されているバットマンは決して万能でも不死身でもない。高所から落ちれば打ち身はするし、犬に噛まれれば傷も縫わなければならない。バットマン一人がいれば全ての事件が魔法のように簡単に解決されるわけでもない。広域に渡る組織犯罪には司法や行政との協力がなければ対峙する事が出来ない。またバットマンが行使する正義は必ずしも絶対的な正義とは限らない。犯罪者を追って香港まで出張するバットマンには越境と越権の臭いがするし、市内の携帯電話を全て盗聴までし始めたバットマンにはさすが協力者である人間が眉をひそめるシーンまで出てくる。これがフィクショナブルなスーパーヒーローの行為なら、単純でコミック的な”絶対の正義”という御伽噺で流すことができるのだけれど、リアルであることに拘ってしまったバットマン映画では、”正義”というお題目それ自体が白々しいものに見えてしまうのだ。

■善悪の彼岸

フィクションの中での正義のヒーローは、快刀乱麻に事件を解決することにより、曖昧模糊として歯切れが悪く、時として五里霧中となってしまわざるを得ない現実というものの諸相を、いとも軽く飛び超えるカタルシスを与えてくれる存在だった。それは逆に、現実のままならなさを単純明快に白黒つけ、正義なるものの揺ぎ無き絶対性を無批評に確信させてくれる快感があったればこそ可能だったのだ。勿論実際はこの現実に、スポーツ競技の勝敗の如く善悪というものの明快な線引きなど存在するものではない。しかしそれを知っているからこそ、絵空事の勧善懲悪だの光と影の永遠の戦いだのといった物語に、人は魅せられるものなのではないか。

ただ、そういったある意味旧弊な物語性が、現代のこの世界の複雑さにそぐわなくなってきているのもまた事実なのだろう。だからこそ現代のヒーローは苦悩し傷付き、挫折し絶望するのだろう。それを回避するためにははなから現実的ではない敵を相手にするか、ファンタジー世界という現実とは関係の無い空想世界で判りやすい善悪の戦いを繰り広げることでお茶を濁すしかないのだろう。しかし、この新生バットマンの物語は、それを拒否し、あくまでリアルな世界の中でのヒーローと悪との戦いを描こうとしたのだ。

■絶対悪

それが前作「バットマン ビギンズ」での、カルトでありテロリストである敵との戦いだったのだ。そして、現実性に拘ったからこその暗さであり苦さであり、無力感であり虚無感であったのだ。そして今回、バットマンが戦う相手ジョーカーとは、映画「ノーカントリー」の殺し屋シュガーの如き、理不尽で予測不可能な死の大鉈を振るう死神であり、映画「セブン」での殺人者ジョン・ドゥの如き、神がかりとも思える計画性でもって全てを死に追いやる悪魔的な存在であった。ことジョーカーの狂気と確信に満ちた犯罪行為には、これら二つの映画を思い起こさせるものがあった。いうなれば、純粋培養されたかのような”絶対悪”、それがジョーカーだった。

映画では怒りと絶望から悪へと身をやつしたトゥーフェースも登場するが、このキャラクターの登場は全くの蛇足だっただろう。「ダークナイト」での主役はまさに”絶対悪”たるジョーカーの存在であり、この”絶対悪”に対してバットマンに象徴される”正義”がどこまで有効であるのかが語られるだ。しかしだ。空想的な娯楽作品であるヒーロー物語の中での正義と悪の戦いは、単純明快で非現実的な世界観の中でこそテーマが生きこそすれ、リアルさに拘ったこの「ダークナイト」世界では、”正義とは何か”などという問いかけは、どこか茶番じみたお題目でしかないように思えてしまう。

■正義の名の下に

それは言うまでも無く、この現実の世界には、絶対的な正義も、絶対的な悪も存在などしないからだ。この世界が幸福になるとしても不幸になるとしても、それは絶対的な正義や絶対的な悪によって成されるものでは決して無いことなど自明の理であるからだ。例えば現実的な国際紛争を扱ったフィクションを描く時、単純に自らを正義の名で語ったり、悪という名で相手を誹謗した時に、その物語が陳腐化するのと同等の理由だ。それは世界はそれほど単純なものでは無いということだ。しかしこの「ダークナイト」では、シリアスに正義と悪を語ってしまったばかりに、逆にヒーロー世界ではゲームルールでしかない正義や善という言葉が浮いてしまっているのだ。さらに相手を決して殺さないバットマンの”民主主義的”な態度からは、言ってしまえばイリーガルなワンマンアーミーでしかない筈のバットマン日和見ぶりが浮き上がってしまっている。

それらを抜きにして映画を観るならば、香港の夜の闇を飛ぶバットマンも、中盤でのバットポッドにまたがったバットマンとジョーカーとのスピード感溢れる死闘も、勿論ラストの戦いも、どれもアクション満載で非常に優れた出来をしている。楽しめる要素は十分であるし、傑作であることは間違いないだろう。ただ、やっぱり長すぎるよなあ…。

■ダークナイト予告編

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■ダークナイト ポスター集

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[]遊園地 遊園地を含むブックマーク 遊園地のブックマークコメント

違うよ!嘘じゃないよ!相手が強すぎただけだよ!メリーゴーランドから徐々に征服して、いつかボスキャラを目指すんだよ!

ヾ(=ΘΘ=)ノヾ(=ΘΘ=)ノ 2008/08/11 17:31 遊園地でいったい何がっっ!!
(つい、アチラ様まで捜査に行ってしまいました;;が、やっぱ謎…)

アチラアチラ 2008/08/11 18:41 怖いなら怖いって言いなさいよ! いくじなし!

globalheadglobalhead 2008/08/11 18:57 >タマさん
いやあ、25年ぶりぐらいに遊園地の絶叫マッスィーンというヤツに乗りまして…最初は全然平気と豪語したオレでしたが…あとはご想像におまかせします…。


>アチラ
怖くなんか無いもん!そのうち全部乗れるようになるんだもん!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/08/11 19:07 私も双方へ行ってみたが詳細不明で想像だけを膨らませちゃったさ。デートの王道ですな!☆ 楽しめ!楽しめ〜!♪

globalheadglobalhead 2008/08/11 19:41 >レイジーさん
足の下に空が見えたとき、オレはこのまま死んじゃうんだ、と思いました…。

parfum30parfum30 2008/08/12 01:02 前から不思議だったのですが、遊園地の絶叫マシン系って女子は大好きで男子は苦手っていう人が多くないですか?私も大好きですが。なんでだろう?

globalheadglobalhead 2008/08/12 01:09 >姫ちゃん
苦手じゃない!苦手なんかじゃないんだ!ただちょっと怖いだけなんだ!でもきっとそれも克服できるんだ!そしてきっと明るい未来が待っている筈なんだ!?だから、取り合えずメリーゴーランドやコーヒーカップから徐々に回転に慣れていく訓練を積むんですよ!そしていつか遊園地キングとして遊園地の頂点に立つ男になるんですよ!?

yukioinoyukioino 2008/08/12 01:44 その昔、お見合い相手と遊園地に出かけて、そういうマッスィーンに乗りましたよ。クライマックスのあたりで、となりのお見合い氏(十歳くらい上の真面目なサラリーマン)がみもよもなく「おかーさーん!」と叫んでいました。「うーむ、なるほどなあ」と冷静に思いましたが、いま考えると何がなるほどだったのかよくわかりません。降りた後、ひたすら「取り乱しまして申し訳ありませんでした」と謝っていて、かえってかわいそうでした。
誰だって苦手はありますからね。がんばれフモさん。ふふふ(悪魔)

globalheadglobalhead 2008/08/12 02:02 >雪狼さん
だーからみんなオレの文章をちゃんと読むがいいんだ!苦手じゃない!全然苦手なんかじゃない!乗っていた間に変な力が入りすぎたらしく昨日から首や肩が異様な攣り方しているんだけれど、それはあくまで変な力が入っちゃっただけの話であり決して怖かったからじゃないんだ!怖かったからじゃないんだってば!
遊園地の「おかーさーん!」は「あー…やっちゃったぁ…」って感じですな。
あと今回のコメ欄はなんで女性ばかりなんだ!?

doradora0511doradora0511 2008/08/12 08:53 これだけコメントがあって、だれもダークナイトの事に触れないとは・・・・・。勿論私も触れません(笑)私も絶叫マシーンが大嫌いなのでお気持ちは分かります。(素直になりましょう)昔、ネズミが元気な広場で、なんとかマウンテンに乗った時は、はきそうになりました(あのレベルで駄目です。)。

globalheadglobalhead 2008/08/12 10:22 >ドラドラさん
しかしたった1行の日記にこれほどコメントが付くとは…これからは苦労して長文書いたりしないで毎日1行日記を書いていればいいのか!?そうかそうなのか!?
ネズミが元気な広場って風雲鼠城のことですな。敵に不足は無い!これから徐々にデパートの屋上遊技場を攻略し、花やしきを陥落させ、そして最期は大ボスの君臨する呪われた鼠城で見事に散り花咲かせちゃる!おまえら!男の生き様見とけ!(涙目)

アチラアチラ 2008/08/12 11:30 じゃあ、次は花やしきで壁スレスレ老朽化してないかどっかでぶつかるんじゃないか空中分解するんじゃないかと別の意味でスリル満点のコースターに乗って、その次は八景島で海に張り出したコースターに乗って、ラストに富士急ハイランドでキング・オブ・コースターの「FUJIYAMA」を制覇したらギネス認定の最強ラスボス「ええじゃないか」に乗ろうね!

globalheadglobalhead 2008/08/12 11:50 >アチラ
なんだかんだ言って調べつくしているじゃないか!?さ、さては行きたいんだな!?そうだなそうなんだな!?わ、わ、わーった!行くよ!行きますよ!オレそういうの大好きだしーー(棒読み)。そしていかにこのオレが男の中の男であるのかとくと見るがいいのさ!…ええと、ただ、あの、なにしろ、手始めはキッズコーナーのうさちゃんとかお馬さんから始めようね?ね?

azecchiazecchi 2008/08/12 18:57 すいません、「メリーゴーランドから徐々に」もウケましたが(先長いな!!)、「お見合い相手」が「おかーさーん!」は面白すぎます。しかも「なるほどなー」って!!!!(あと、男のコメですいません)

globalheadglobalhead 2008/08/12 19:56 >アゼッチさん
>「メリーゴーランドから徐々に」
いややっぱりね。幾ら山登りが好きだからって、いきなりエベレストは登らないでしょ。最高を目指す為には少しづつ体と心を作ってゆく。これですよ。これ。その為のキッズコーナーでありメリーゴーランド。そういうことです。
>「おかーさーん!」
これコメントにしておくには勿体無いネタですよねえ。「おかーさーん!」と叫んじゃう男には女子としていろいろ思うところはある筈ではありましょうが、「うーむ、なるほどなあ」と多くを語らない部分にかえってそこで交錯した思惑の様を感じて深みを感じますなあ。

yukioinoyukioino 2008/08/13 15:59 ちなみに「おかーさーん!」コースターは八景島のアレでした。彼とは『レザボア・ドッグス』を見に行きましたね。「アクション映画、大丈夫ですか?」と訊かれて、大丈夫ですと答えたら「趣味に走ってもいいですか。でもどうしても観たいんで」といわれまして。今でもタランティーノ映画を観ると、彼の「おかーさーん!」を思い出します(笑)

doradora0511doradora0511 2008/08/13 16:27 こんな記事があったので。
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_08/t2008081301_all.html
対策は、「子供の気分に戻って、はしゃいだ気分で乗ってみる」「とことん乗って、訓練で鍛えてみる」だそうです。頑張ってください♪

globalheadglobalhead 2008/08/13 20:05 >雪狼さん
血腥く男臭くマニアックなタランティーノのドラマを好みつつも母を愛する気持ちを決して忘れない、これはある意味そういったひとつのアピールだったのでしょうか。(いや違う(おい))

>ドラドラさん
実を言うとそこまでとことん頑張らねばならない理由が見つからない自分に戸惑っている今日この頃です。オレはいったいどこに行きたいのでしょうか…。

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20080808(Fri)

[]20世紀SF(5)1980年代 冬のマーケット 20世紀SF(5)1980年代 冬のマーケットを含むブックマーク 20世紀SF(5)1980年代 冬のマーケットのブックマークコメント

20世紀SF〈5〉1980年代―冬のマーケット (河出文庫)

20世紀SF〈5〉1980年代―冬のマーケット (河出文庫)

河出文庫から出ている20世紀SF短編集の5巻目。他の巻は読んでいないのだが、今回何故これを手にしたかというと、この間読んでいたく感動した長編『エア』の作者、ジェフ・ライマンの短篇が収められていたからである。他にも、1980年代SFといえば、サイバーパンクが隆盛を誇っていた時期であり、それを中心に集められた短編集ということに興味が湧いたわけだ。

それにしてもラインナップが凄い。ウィリアム・ギブソン、ブルース・スターリングをはじめ、グレッグ・ベア、イアン・ワトソン、オーソン・スコット・カード、コニー・ウィリス…と、並べていけばきりが無いほどの超豪華メンバー。いやあ、これは読んでなくちゃマズイだろ。という訳で収録された作品をざっと紹介してみます。

◆冬のマーケット/ウィリアム・ギブソン
サイバーパンク作家として名を馳せるギブソンだが、その作品は社会から逸脱したアウトサイダーを多く描いているように思う。この「冬のマーケット」も”フリークス”な女と音楽業界に身を置くしがない男とのもの悲しい話である。内容はいわばギブソン流「接続された女」といったところか。

◆美と崇高/ブルース・スターリング
テクノロジーの発達により変容した意識を持つ人々が生きる社会を描いた物語。スターリング作品だがちょっと退屈だったな。

◆宇宙の恍惚/ルーディ・ラッカー
何をやっても駄目な男が思いついた宇宙セックスの全世界配信。バカ小説。このグローバリゼーションが未来的、ということかしらん。

◆肥育園/オーソン・スコット・カード
肥満するたびにスマートな自分のクローンへと意識を乗り換えてダイエットするというグロテスクな物語。皮肉なラストだが、一捻りすればブラックなユーモアを持った作品に出来たかもしれない。

◆姉妹たち/グレッグ・ベア
遺伝子操作により優れた子供を作り出すことが可能になった未来。そんな世界で、遺伝的に操作されていない”ナチュラル”な体で生まれた少女の、新世代の子供達への強い羨望と嫉妬を、瑞々しい筆致で描いた感動傑作。SFとしても優れているが、他者への劣等感、世界との違和感、社会からの疎外感など、多感な青春期を経たものなら誰でも持ちえたような感情をSF作品として昇華させた、一つの青春小説としても読むことができる、非常に味わい深い一作だった。

◆ほうれん草の最期/スタン・ドライヤー
パーソナル・コンピュータがやっと世間一般に出回り始めた当時の時代に、コンピュータ・クラッキングについて書かれた物語。時代を感じさせるけれどもこれはこれで面白かった。

◆系統発生/ポール・ディ・フィリポ
異星人により地球侵略された人類が、バイオテクノロジーによりあたかも細菌のような生命になって生き延びるという話。疑問点はあるが、異様な着想が素晴らしい。

◆やさしき誘惑/マーク・スティーグラー
ナノテクノロジーによって究極の形態まで進化してゆく人類を描いた力作。夢物語といえばそれまでだが、テクノロジーが幸福な形で人類の未来に寄与するヴィジョンを思い描くのはSFの一つの役目であり、そういった未来に思いを馳せる事もまたSFを読む楽しみなのだと思う。

◆リアルト・ホテルで/コニー・ウィリス
量子力学学会を舞台にした量子力学的ドタバタ。でもコニー・ウィリスのコメディって苦手なんだよなあ。

◆調停者/ガードナー・ドゾワ
高潮によって危機に瀕した人類と、カルト教団の物語。テーマがちょっと古臭いような気がした。

◆世界の広さ/イアン・ワトソン
世界が突然広がってしまい、移動時間がメチャクチャ掛かってしまう…という奇想天外な物語。イギリス作家らしい皮肉なユーモアセンスが光る良作。

◆征(う)たれざる国/ジェフ・ライマン
ラストはこの短編集の中でも白眉だったジェフ・ライマンの傑作短篇。近未来、隣国と戦争を繰り広げているアジアの架空の国。バイオテクノロジーで作られた生体兵器が空を覆い、おぞましい武器で人々を皆殺しにしている世界。主人公は貧しい村に住む一家の三女。彼女の一家は戦争により皆死に絶え、戦禍を逃れた彼女は都会へと移り住む。彼女の国は隣国に征服され傀儡政権が発足するが、そんなある日、彼女は隣国の兵士と恋に落ちる――。

テクノロジーにより異様に変容した世界と、そのテクノロジーがあっても未だ貧しく悲惨な生活を続け、ただ蹂躙され虫けらのように死んでゆく人民たち。ジェフ・ライマンはこれらの世界を、悪夢のようなビジョンと幻想的な筆致で描き出す。しかしここで描かれた世界はただ空想の中にのみ存在するものではない。これらは、現実のこの世界の、どこかの国で起こったであろうことを、SFの文脈でもって”幻視”したものなのだ。

それはアメリカ軍の落とすナパーム弾によって焼け野原にされたベトナムの地かもしれない。ポル・ポトによって虐殺の血に染まったカンボジアのことかもしれない。文化大革命により粛清された膨大な数の犠牲者が眠る中国のことなのかもしれない。そしてこの物語で語られている事は、それらのどこか、ではなく、それらの全て、人々が国家と戦争によりなぶり殺され、悲惨でみじめな生に追いやられている、この地球のあらゆる場所で起こったことなのだ。

作者ジェフ・ライマンは、その数多の虐殺の、あまりの酷さゆえに幻視する。目を背けたくなるような惨めさの中で、それでもか細く微かな自らの生にすがらざるを得ない人々の、その悲哀と、なけなしの希望とを、ジェフ・ライマンは溢れるような同情と共感でもって描き出す。SFであるからこそ可能であった名作中の名作。20世紀SF最大の収穫作品。読むべし。

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20080807(Thu)

[]最近聴いたCD・クラブ篇/ジャイルズ・ピーターソンとかそのへんを 最近聴いたCD・クラブ篇/ジャイルズ・ピーターソンとかそのへんをを含むブックマーク 最近聴いたCD・クラブ篇/ジャイルズ・ピーターソンとかそのへんをのブックマークコメント

■Pure Fire, A Gilles Peterson Impulse! Collection

Gilles Peterson Presents - The BBC Sessions - Vol. 1

BBC Sessions Vol.1

BBC Sessions Vol.1

Gilles Peterson Worldwide Exclusives

Worldwide Exclusives

Worldwide Exclusives

スタンダードなジャズ・アルバムは大雑把に学習したので取り合えず打ち止めにしたが、クラブ・ジャズ/アシッド・ジャズの草分けジャイルズ・ピーターソンもののアルバムは気に入ってちょくちょく買っている。恐るべき広範でジャンルレスな選曲と、イージーリスニング的に心和ませ聴き流せるセンスが実に素晴らしい。多数出ているCDは、そのどれもが高いクオリティを持っている。

「Pure Fire, A Gilles Peterson Impulse! Collection」はジャイルズ・ピーターソンによるジャズ・レーベル「IMPULSE」のコンピレーション。アート・ブレイキージョン・コルトレーンなどの有名ジャズ・プレイヤーの曲を収録している。

Gilles Peterson Presents - The BBC Sessions - Vol. 1」はジャイルズ・ピーターソンが手掛ける英国BBCラジオの番組「World Wide」での音源を集めたもの。こちらは本当にあちこちのジャンルからセレクトされており、BjorkBeckをはじめ、Matthew Herbert Big Band、Nitin Sawhney、Zero 7Amp Fiddler、さらにN.E.R.D.、Rootsらヒップホップ系までもが網羅されている。しかしこれがジャイルズ・ピーターソンのセレクトによってひとつの空気の色にまとめられているのが凄い。

Gilles Peterson Worldwide Exclusives」はその「World Wide」からのコンピレーション第4弾。

なお日本でもJ-Waveでジャイルズ・ピーターソンのDJぶりを聴くことが出来る。

◆GILLES PETERSON WORLDWIDE

■Super Disco Friends / Dimitri From Paris

Super Disco Friends

Super Disco Friends

オシャレでちょっとエッチなダテ男DJ、ディミトリ・フロム・パリスとその盟友である日本人DJ、MuroによるDJタッグマッチ。なんだか妙に懐かしく、そしてだんだん胸のキュンとしてくるディミトリのスィートなDJプレイ、そしてMuroのファンキーで小粋なディスコ・セレクトが心弾むDJプレイ、どちらも楽しいパーティ・セレクションになっております。

■Defected In The House - Eivissa 08

Defected in the House: Eivissa 08 (Dig)

Defected in the House: Eivissa 08 (Dig)

イギリスに拠点を置き、世界のDJにも非常に影響力の強いハウス・レーベルDefectedの人気DJMIXアルバム「In The House」、今回はオーナーSimon Dunmoreが自ら手掛けたイビザ・アンセム。隙の無いDJプレイとセレクトは何度聴いても飽きが来ない。

■Defected In The House - Special Edition

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こちらもSimon Dunmoreによる「In The House」、HMV渋谷&Eコマース10周年記念盤として発売されたもの。渋谷店スタッフからのリクエスト曲も収録ということだけど、人気曲・有名曲が多く集まった分「Eivissa 08」よりは選曲のポイントが甘くなっているような気がするな。

■Defected In The House - Maiami 08

Defected in the House: Miami 08

Defected in the House: Miami 08

またまたDefected、こちらはマイアミで行われるハウスミュージック・ショウケースWinter Music Conferenceの為のコンピレーション。CD3枚組で、それぞれAaron Ross,Simon Dunmore, ATFCがDJを勤めている。マイアミビーチした選曲だけに全体的にライトめの曲が多いかな。

[]ヘビー・ローテンション ヘビー・ローテンションを含むブックマーク ヘビー・ローテンションのブックマークコメント

はてなダイアリーでは長い付き合いになる日記『アンパン買うと見せかけてメロンパン』のazecchiさんという方がいらっしゃるんですが、このazecchiさん、この間の日記*1で「ヘビーローテーション」を「ヘビー・ローテンション」と間違って書いていたのが妙にウケたんですよ。

別にオレは人様の間違いを自分の日記でさらして得意がりたいなどという心根の貧しいことをしたいわけじゃなく、字面はたいした違わないのに、意味が全然違っているということが面白かったんですよ。だって「この曲楽しくてメッチャ繰り返して聴いてる!」といいたいところが「この曲聴いてるとメッチャテンション下がる!」と言ってるわけだもんなあ!この言葉は今後何かの折に使わせてくださいazecchiさん!(ちなみにazecchiさんは海外在住の商社マンで、バリバリの英語遣いです)

[]1さんとの出会い 1さんとの出会いを含むブックマーク 1さんとの出会いのブックマークコメント

数年前、2ちゃんねるなるもののことをよく知らなかった頃の話。2ちゃんのとあるスレッドを読んでいたら、「1さん」なる方が盛んに話題になっているのが気になったのである。今ならそのスレッドをたてたスレ主であるというを知っているが、当時はそんなことなどつゆ知らず、「この1さんって誰?ネットの有名人?」などと思い「1さん」で検索かけたぐらいだ。当時は今のようにウィキペディアでの記載がなかったので(と記憶している)、そんな語句で検索したところでろくな検索結果が出ない。アホなオレはそのあと「1」で検索したりしてな。で、100億件ぐらいHITして途方に暮れたりしてな。する前に気付けよってば。

azecchiazecchi 2008/08/07 19:47 ヘビーローテンション、気に入ってもらえてなによりです。しかし試しにググってみてわかりましたが、けっこう皆さん間違えてますよー。楽天ショッピングとかでも堂々とタイトル誤表記してたりして、けっこう笑えます。

globalheadglobalhead 2008/08/07 19:56 いやー日記ネタにしちゃってほんとスミマセン。なんかツボに入っちゃったんですよ。でもヘビーローテンションって言葉として実に完結したイイ味してるんでとても気に入っちゃいました。さらに頭にスペシャルとかウルトラとか付けて今後も活用してみたいと思います。あと日記いつも楽しみにしてるんで、また気が向いたら更新してください!

parfum30parfum30 2008/08/07 23:57 数年前はまだ「純真なフモさん」だったんですね(^^)

globalheadglobalhead 2008/08/08 01:52 惜しい!今でもオレは純真なフモさんであり、みどりごのように天真爛漫で天使のように穢れを知らない、どこまでも愛くるしい40過ぎのオッサンなのだ!ちょっとお髭が濃いところが玉に瑕だがな!

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20080806(Wed)

[]緑色したでかいヤツ 緑色したでかいヤツを含むブックマーク 緑色したでかいヤツのブックマークコメント

先日「インクレディブル・ハルク」のカンソーブンを書いたオレだが、そん時「グリーン・ジャイアント」と「丸大ハムの巨人」を記憶の中で完全にごっちゃにしていたのに気付いた。両方ともデカイ人が出てきて食品関係だったからかしらん。

ちなみに「グリーン・ジャイアント」のCMはこれ。

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こっちの白黒のCMではストップモーション・アニメのグリーン・ジャイアントが見られる。1964年のものだとか。

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「丸大ハム」のCMはこちら。あ、こちらの方は緑色ではありません。

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なんと冬バージョンもあった!

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もうひとつの”緑色のでっかい奴”、「サンダ対ガイラ」はこんな奴だ!

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こちらはその予告編。

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ウルトラマンに出てきた吸血植物ケロニアも”緑色のでっかい奴”だったな!

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宮崎駿の絵物語「シュナの旅」にも”緑色のでっかい奴”が出てくるぞ。これも非常に優れた作品で、宮崎の漫画といえば「ナウシカ」しか知らない人は要チェックだ!

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シュナの旅 (アニメージュ文庫)

シュナの旅 (アニメージュ文庫)

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20080805(Tue)

globalhead2008-08-05

[]インクレディブル・ハルク (監督:ルイ・レテリエ 2008年アメリカ映画) インクレディブル・ハルク (監督:ルイ・レテリエ 2008年アメリカ映画)を含むブックマーク インクレディブル・ハルク (監督:ルイ・レテリエ 2008年アメリカ映画)のブックマークコメント

緑色したでっかい奴が帰ってきた!HoHoHo!いや違うそれはグリーン・ジャイアント!♪ハイリハイリヒレ、ハイリホ〜!いや違うそれは丸大ハンバーグ!ガンマ線を浴びて変身した怒れる巨人、超人ハルクがスクリーンに再び戻ってきたんだ!ちなみにアン・リー版の「ハルク」は辛気臭そうだったのでオレは未見!

映画は冒頭、タイトルバックの段階でガンマ線照射実験、ハルク化による実験失敗、ハルクになっちゃったブルース・バナー博士(エドワード・ノートン)が軍から身を隠す為に国外逃亡、恋人との別れ、ハルクを狙う軍部…と、物語のあらましや主要人物が全部紹介しちゃっているというのが凄い!ハルクの話だって皆知って観に来ちゃってるんだから、ちんたら時系列を並べて最初から物語を語っちゃうより数段いいね。で、お話は博士の逃亡先のブラジルから始まるんだ!

このブラジルの、みっしりとくっつきあいながらどこまでも広がっている住宅街の空撮がこれまたいい。うらぶれた薄汚い建物の様子から、低所得者層の住む街なのだろうと想像するのだが、逆に生活感と活気があって、貧乏生活が肌に馴染んでいるオレなんかは、なんだか住んでみたくなってしまった!清潔感溢れる近代的な建築物になんか住めねえんだよオレは!雑居ビルとかトレイラーハウスとかビンボ臭い住居を見ると落ち付くんだよ!映画と関係ない話でスマンがな!

さて折角隠れていたのにアメリカ軍は博士を発見、軍を投入して博士を追う!ってかそれ海外派兵かよ!?街中で銃ぶっ放して外交問題にならんのかよ!?なんてツッコミは無しだ!ほうほうのていで逃げた博士は再びアメリカの地を踏むが、ハルクになってパンツ以外の持ち物が無いと言うのに、ちょっと物乞いした程度でどうやってアメリカまで戻れたんだよ!?なんていうツッコミも無しだ!で、知り合いの家に身を隠したり元恋人を訪ねちゃったりするんだが、おいおいアメリカ軍、関係者の自宅には監視の目ぐらい光らせとけよ!?というツッコミも当然無しなんだ!

で、例によってまたまたアメリカ軍に発見され、壮大にドンパチやるハルクさん!これがまた滅法強い!銃弾も砲弾もみんな弾いちゃう!火に包まれたって全然平気!文字通り無敵!軍の装甲車もヘリもみんな叩き壊しちゃう!こんだけ強すぎるとどこに落としどころを見つけるのか気になるところだが、なんとやるだけやってハルクさん、気を失った恋人を抱えて逃げてしまうんだ!…おいおいアメリカ軍!これだけでっかい生き物が動き回ってるというのになんで見失っちゃうんだよ!?

そしてあれこれあって、ラストは軍によって強化された悪者ハルクとの一騎打ちだ!もうここまで来ると怪獣映画!しかしなんかいろいろ強力なのは分かるが、結局はムキムキな筋肉同士が殴りあいしているというのが基本なんだな!そう!アメリカのアクション映画はどんなに強力な火器を持っててもテクノロジーを兼ね備えていても、最後に殴り合って決着つけるというのがお約束なんだ!要するにマッチョ万歳というやつだな!しかしここのシーン…なんか往年の東宝怪獣映画、「サンダ対ガイラ」そっくりだったんだが!?

主演のエドワード・ノートンは見た目が貧弱なんで、これがハルクに変身するという落差を狙ったキャスティングなんだろうな。そしてヒロインのリブ・唇・タイラー!実にヒロインらしい美人ちゃん振りで、これがハルクと並びとまさに美女と野獣という雰囲気がしてよかったぞ!なんだか知らんがついついハルクの近くにいるばっかりにすぐ危険に陥ってしまい、これを助ける為にハルクが頑張っちゃう、という筋書きもお約束だ!心拍数が上がるとハルクになっちゃうから、博士とヒロインはエッチしそうになっても出来なかった、というギャグまでちりばめられ、そこそこ面白く観られたハルクであった!ただ技出す時に自分で「ハルク・スマッシュ!」とか言うのはちとナニかと思いました。

◆インクレディブル・ハルク 予告編

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20080804(Mon)

[]片腕マシンガール (監督:井口昇 2007年日本・アメリカ映画) 片腕マシンガール (監督:井口昇 2007年日本・アメリカ映画)を含むブックマーク 片腕マシンガール (監督:井口昇 2007年日本・アメリカ映画)のブックマークコメント

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今やある種のマニアの間で話題騒然、ハイテンション・スプラッタ・アホアホ・カルト・ムービー「片腕マシンガール」を観てきたよ!場所は銀座シネパトスと並び、中学生映画大好きのボンクラ映画マニアが集う聖地・シアターN渋谷だ!PM9時からのレイトショーだったけど初日ということもあり、場内にはルックスも体臭も濃そうな映画ファンクズレの皆々様でごった返していた!わ〜い、みんなオレの仲間だよ〜ッ!

さてこの映画「片腕マシンガール」、米国資本の製作だとか、YouTubeの予告編が40万アクセスを超えたとか、血みどろすぎて日本公開が危ぶまれてたとか、監督の井口昇は真性メタボだとか、本当に話題に事欠かないんだが、映画オタクが楽屋落ちだけで作ったようなオフザケ映画、単なるキワモノをスキモノが持ち上げてるようなタイプの映画では決してなかった。確かにトゥーマッチなやり過ぎ感や馬鹿馬鹿しさはあるんだけど、エンターティメント映画として実に突き抜けたセンスをしていて清清しいぐらいだったな!

これって、監督が「バカ映画とは何か」をキチッと踏まえているからであり、その透徹したバカを徹底的に画面に展開した結果なんだと思うよ。例えばハリウッド映画はどんな下らなくて馬鹿馬鹿しい映画でもキチッと作ることによってそれをヒットさせるけれど、「片腕マシンガール」の井口昇も、それを貫き通したんだと思う。俳優達がリキ入りまくった臭い芝居をしているのも笑いどころの一つだが、これは海外向けの分かりやすい感情表現を狙ったのと一緒に、一般的な日本映画のこんな臭い芝居が普通になっちゃてる部分へのあてこすりだったのかもしれないな。

映画の内容については、もうタイトルそのまんまだから説明しないし、確信犯的に突っ込み所満載の作りにしてあるから、逆にあれこれ書くのは野暮だとは思うが…、映画のアホアホ度を知ってもらう為にあえていくつか突っ込ませてもらおう!そもそも主人公アミってなんであんな身体能力高くて強いんだよッ!?自殺した弟が全然弟っぽく見えないんだよッ!?いじめっ子連中も全然ワルそうに見えないんだよッ!?

敵役は広域暴力団とか言っておいてなんであんな田舎町に住んでるんだよッ!?しがない自動車整備工のスグルはなんで「自分は医者の息子だった」とか言って唐突に傷縫い始めるんだよッ!?さらにそのスグル、なんでマシンガン・アタッチメントなんて作れるスキル持ってるんだよッ!?オメー一体ナニモンなんだよッ!?…ハアハアゼイゼイ…。あとバイオレンス・テンプラとか、スプラッタ・スシとか、2本線赤ジャージの「中学生忍者」とか、遺影を体に貼り付けた「スーパー遺族」とか一体なんなんだよッ!この辺の暴走したセンスは実に楽しかった!

勿論、映画の中にちりばめられた他映画へのオマージュのモトネタを探すのも楽しいね。「片腕マシンガール」はビジュアル的には「プラネット・テラー」だし、勿論「片腕ドラゴン」も忘れてはいけないし、その続篇「空飛ぶギロチン」、そのアイテムを借りてきた「キルビル」、「恐怖奇形人間」もちょっと入っていたような気がするし、ドリルブラは「オースティン・パワーズ」のマシンガンブラや「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のチンコガンを思い出したし、血塗れセーラー服女子高生は会田誠のアート作品「切腹女子高生」なんかも連想したな。オレはこの程度だけど、映画マニアの人にはもっともっといろんなものが見えていただろうね!

こんな映画がまた作られてヒットすれば日本の映画業界も変わってくるかもね!あと、実は映画上映前の「鑑賞の心得」が一番爆笑したのは内緒だ!

◆『片腕マシンガール』ポスター集

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『片腕マシンガール』オフィシャルサイト 

◆『片腕マシンガール』予告編("THE MACHINE GIRL" TRAILER)

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paseyopaseyo 2008/08/04 12:37 片腕が銃といえばサイコガンだと思う私は甘ちゃんですか。

globalheadglobalhead 2008/08/04 12:38 ああ!それもあった!腕系は探せば他にもライダーマンとかいろいろ出てきそうだなあ。

shidehirashidehira 2008/08/05 04:03 >ドリルブラ
『フレッシュゴードン』と『マジンガーZ』の合わせ技。
というか、福岡上映予定がない(怒)

globalheadglobalhead 2008/08/05 10:32 おっぱいミサイルがあったか!そういえばフレッシュゴードン未見だなあ…。
>福岡上映予定
DVDを待つしかないかもしれないですねえ。あとは片腕マシンガールツアーを開催して東京上陸とか!

jkjk 2008/08/05 22:37 ミートボールマシンも未見なのですが、なんとなくなカンジでDVD待ちで〜ス
言葉にすれば『セーラー服と機関銃』ですが、すげービジュアルインパクトですよね

globalheadglobalhead 2008/08/05 23:24 ミートボールマシンとはまた渋い…(実は知らなかったのでググッた!)。しかしやはり自宅でDVD鑑賞だとチープな面が強調されちゃうかもなあ。一つのイベントに出向く、といった楽しさもあった映画でしたよ。血が噴出したら拍手喝采とか、観客の皆さんのノリもよかった!

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20080803(Sun)

globalhead2008-08-03

[]日記の鬼 日記の鬼を含むブックマーク 日記の鬼のブックマークコメント

習慣なのか惰性なのか楽しいのか厭々なのか、とにかくこの日記を書くことを決まりとしてしまっているので、なにかと齟齬も出てくるものなのである。
最近相方と過ごす時間が増えているが、それでも日記を書かねばならないと言う義務感はようとしてあるのだ。
だからなんと、相方の部屋に行ってもちょっと時間を見つけては相方のパソコンを拝借して日記を書いているのである。
さらに相方がオレの部屋にいる時も、「ちょっと本でも読んでてくれる?」などと告げると、横でカシカシキーボード叩いて日記を書いている始末だ。
それでもやはり、せっかく一緒にいてくれてるのにそれを無視して日記書いてるのも悪いなあ、と思い、相方と会っていても一旦自分の部屋に帰って日記を書き、だいたい書き終わったらまた会いに行く、なんてことまでやっていたりする。
しかし常々思うのだが…なんでそこまでしてこんな弱小日記を書かねばならないんだ…。
相方に「日記と私とどっちが大事なの!?」とふざけて言われたことがあったが、マジで一瞬答えにつまり、「い、いや勿論君に決まってるじゃないか!」ととっさに答えたものの、その一瞬の逡巡に敏感に気付いた相方がドンビキしていたという悲しい逸話も残されているぐらいだ。
全く何が悲しくてこんな事を…。と言いつつ相方のもとから帰ってきて自分の部屋でそんな日記を書いているオレである。相方スマン…。あとでビール持ってくからユルシテ。

[]逆説 逆説を含むブックマーク 逆説のブックマークコメント

「やっぱ大人なんだし。社会人なんだし。会社の愚痴とか日記で書くのは止めよう」と思ったら、日記に一切会社の事を書けなくなってしまった、というのは一つの逆説ですか。

[]ネットショッピング ネットショッピングを含むブックマーク ネットショッピングのブックマークコメント

買った憶えの無い、ではなく、買ったことを忘れている品物が届く、というのは人としてどうなのであろうか。

相方相方 2008/08/03 13:27 あ、「いいフモさんは会ってないときのフモさん」の真相がそこに‥‥つまり、日記書いてるならいっそいなくていいよ、と。そうだったのか!(いま考えた)

washburn1975washburn1975 2008/08/03 13:30 オレには、ブログより大切な人なんて、いたためしがないッスよ! ガーン!
一度ぐらいは「ブログと私とどっちが大事なの?」とか言われてみたいッスよ! まぁそんなこと言うやつには飯綱落としをお見舞いするけど! ドーン!
(なんて頭の悪いコメントだ)

globalheadglobalhead 2008/08/03 14:06 >相方
いつでもいいフモさんのオレであり続けたい、と常日頃思いつつもそれが適わぬ実にままならない人生であります。いよいよ会社も日記休暇を取らねばならぬことになりそうだ…。


>ワッシュさん
いやーでもこの間のワッシュさんの1日4000HITは心底うらやましかった…。その10分の1も人が来たためしが無いっすよ。といいつつ受けるネタも思いつかないオレ。ボチボチやってきます…。

shidehirashidehira 2008/08/03 17:07 いいよ。
僕みたいにパソコンに向かっててもらった方が大人しくしてるんで、邪魔臭くなくていいと思われているより。

globalheadglobalhead 2008/08/03 19:49 >椣平さん
オレの場合人んちのパソコンは占有するわ酒飲むと粗大ゴミ化するわで大層邪魔臭がられます。しかしこう書くとオレめっちゃダメダメ野郎みたいじゃん…。

yukioinoyukioino 2008/08/03 23:37 マジレスですみませんが、相方とネットの両立はホント難しいですよね。遠方の別宅に行くとき、ブログの開店休業宣言を残していくのはそのためです…

parfum30parfum30 2008/08/04 00:53 日記書かなくてもコメントだけは続けてほしいな〜。フモさんと他の方のコメントでのやりとりは機転とひねりがあっていつも楽しく且つうらやましく思いながら読んでいるので。

globalheadglobalhead 2008/08/04 08:30 >雪狼さん
ちゃちゃっと日常のことを書くならいいんですが、オレの場合ネタ化してないとどうも書けないし、日頃のエントリは長文のカンソーブン中心なんで腰落ち着けないと書けないんっすよ。まあ、長文とカンソーブン止めりゃあいいって話なんですが、そうすると書くこと何も無くなってしまうんですな。オレの日常って実はかなり詰まんないもんなんでねえ…。あとは更新減らすか日記止めるか…ううう。


>姫ちゃん
いやもう姫ちゃんの為なら日記もコメントも続けますよ!続けまくりですよ(前言はなんだったんだ前言は)!それにしても機転とひねりがあるなんて言ってもらってありがとやんす!実は日頃頭が死んでるので、普通にベタな返事返すと「そうですね」ぐらいしか書けなくなっちゃうから、それも失礼だと思ってちょっくらひねったりしてるんですわ。コメントは基本お客さんですから、もてなさなくちゃね。それでもそっけない返事だったら相当疲れてるんだと思ってやってください…。

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20080802(Sat)

globalhead2008-08-02

[]憶えていない 憶えていないを含むブックマーク 憶えていないのブックマークコメント

一昨日は相方と一緒に飲んでいたのだが、昨日その時のことを電話で話したら、相当飲んでいたせいか一昨日の会話を殆ど憶えていないことに気付いたのである。
そして今日、また相方と電話で話していたら、今度は昨日話した電話の内容も忘れているのだ。
昨日の電話も一人部屋で飲んでいる時にしたものだったのだ。
二日続けて会話の内容を憶えていない…。
当然相方は呆れ返っておったが、しかし、これってひょっとしてアル中ってことなのか!?
そういえば以前相方から「いいフモさんは飲んでないときのフモさん」と言われたことがあるが、あと「いいフモさんは会ってないときのフモさん」とまで言われたことがある…。
どんなんですかいったい!?

相方相方 2008/08/02 17:15 あの話、日記に書くって言ったじゃない。ホラ、あの話だってば!

globalheadglobalhead 2008/08/02 17:25 あの話か!?あれはまずいよう。(実は分かってない)

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2008/08/02 18:04 私も、会ってない時のフモさんが好きですぅ(はぁと)

globalheadglobalhead 2008/08/02 18:21 会ってる時のオレはいったいどんなんだっちゅうねん!?

灸洞灸洞 2008/08/02 20:54 メタボ。

灸洞灸洞 2008/08/02 20:57 …大変失礼しました。「イイ男」に訂正します。あからさまですみません。

doradora0511doradora0511 2008/08/02 22:15 会っているときのフモさんには付いていきたくない。迷いそう(笑)

parfum30parfum30 2008/08/03 02:54 写真は会っていないときのフモさんですか?

globalheadglobalhead 2008/08/03 12:30 >灸洞さん
とってつけたように言わなくともオレがナイスなガイなのは周知の事実であり動かしようの無い真実なのであります。


>ドラドラさん
人生は迷うことこそ真理!迷いに迷って掴んだ生き方こそが本当の血肉となるのです。え?迷ったまんま?それもまあ楽しくていいんじゃないかと。


>姫ちゃん
そう。会ってないときのオレはこのクマちゃんの如くファンシーでラブリーでキュートでデリシャスなのです。ってかそれじゃあホントに会ってない時のオレのほうがいいみたいじゃん…。

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20080801(Fri)

[]ザ・ロード / コーマック・マッカーシー ザ・ロード / コーマック・マッカーシーを含むブックマーク ザ・ロード / コーマック・マッカーシーのブックマークコメント

ザ・ロード

ザ・ロード

核戦争か破滅的災害により滅亡に瀕している近未来。高空まで上った灰と煙は日光を遮り、植物という植物は枯れ、暗く厚い雲に覆われて陽の射さない大地は、急激に寒冷化して行った。文明は消え去り、獣のように心を失った人々は互いに奪い合い、殺し合い、その肉を喰らい合った。そして雪ばかり降り続く世界には死と沈黙だけが残った。主人公は一人の男とその幼い息子。彼らは、どこまでも凍えてゆく土地を捨て、まだ暖気が残っているはずの南を目指して歩き出していた…。映画「ノーカントリー」の原作者、コーマック・マッカーシーの最新作。2007年度ピューリッツァー賞受賞。

最初に書いてしまうと、実に陰気で辛気臭く、そして退屈な物語だった。焼け焦げた黒い大地と灰色の空ばかりが果てしなく広がる世界を、ひたすら父子が歩いてゆくだけなのだ。そこにはドラマらしいドラマも存在せず、ただ延々と陰鬱な光景が描写されるだけだ。飢餓や略奪の恐怖や、そこかしこに転がる死体や死を待つばかりの不具者、亡霊のように現れては消える殺戮者、取り残された町と枯死した草木と死に絶えた動物、これら荒廃と腐敗と残骸と廃墟とが繰り返し繰り返し描かれているだけなのだ。

父親はもはや息子以外誰も信じない。人目に触れぬよう身を隠しながら歩き、見かけた人間には猜疑の目を向け、略奪者に死を与えることも厭わず、死に瀕した人間を助けることも無く、常に死に怯え、打ち捨てられた家に忍び込んでは食糧と衣服を漁るだけ。何かを生み出すことも、何かを育むことも考えはしない。自分と息子と、その生存以外に、父親の関心は何一つ存在しない。他者とは即ち敵であり死をもたらす者であり、仲間を募ろうとか、協力できる人間を探すとかいうことは、一切有り得ないし考えることもない。死ばかりが支配するこの世界で、生あるものが抱く心情はたった一つ、”不信”だけなのである。

この”不信”とは、実は現代のこの世界と社会とを圧倒的に覆う感情の一つに他ならないのだろう。作者は滅亡した世界を通して、現代社会に死霊のように取り付く”不信”とそれが生み出す暗く破滅的な虚無とを描き出そうとしていたのだろう。しかし欧米白人が往々にして辿り着きやすいこの陰気な思考のあり方が、オレには辛気臭くてたまらなかった。ここで描かれる滅亡した世界とは、とどのつまり聖書における黙示録の世界であり、その宗教観から一歩も出ていないと言う意味で、この物語は実に退屈なものにオレは思えたのだ。

この作者がアメリカ現代文学において最も重要な作家と言われ、あまつさえこんな作品がピューリッツァー賞をとるというのは、言ってみればこれが欧米知識人の知的限界でしかないということもできるわけで、この程度のフィクションを有り難がると言うのも、多分性格が暗い連中ばかりだからなんだろうなァ、あーもうだから文学ってヤツァつまんねえんだよなあ、などと憎まれ口の一つも叩きたくなってくると云うものである。死の影に首うなだれて神の名や神の不在を唱えているだけでは何も始まりゃしないんだよ!生き残りたいんならうつむいてないで戦え!罵声の一つも上げてみろ!タフに生きろ!話はそれからだ!

…と威勢のいい能書きだけは一丁前にほざく実はヘタレのオレなのであった。

[]中年ガンガン 中年ガンガンを含むブックマーク 中年ガンガンのブックマークコメント

今日から8月である。今朝は軽い二日酔いで目覚めた。先日ビールをしこたま飲んだからである。これからの1ヶ月を象徴するような意義深い二日酔いであるといえよう。そういえば巷では既に夏バテなどと仰っている方も多く見受けられるが、オレの場合8月はビールを飲み過ぎて酒バテなのがデフォルトなのである。ガンガンに冷房の効いた部屋でビールをガンガン。そして翌日は頭がガンガン。ガンガン尽くしで非常に威勢のいい人生を歩むこのオレ様である。巷の皆様にあらせられましては是非見習えばいいと思う今日この頃である(違う)。

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