Hatena::ブログ(Diary)

メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20090331(Tue)

[]死んでもNOとは言わないぜ!なんたってオレはYESマンなんだから!? 死んでもNOとは言わないぜ!なんたってオレはYESマンなんだから!?を含むブックマーク 死んでもNOとは言わないぜ!なんたってオレはYESマンなんだから!?のブックマークコメント

■イエスマン "YES"は人生のパスワード (監督:ペイトン・リード 2008年アメリカ映画)

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銀行マンのカール(ジム・キャリー)はなんでもかんでも「ノー」と言ってしまう消極的で後ろ向きな男。そんなカールに痺れを切らした彼の友人が、「イエス!と言って人生を切り開こう!」をモットーとする自己啓発セミナーにカールを無理やり引きずり込む。最初は相手にしていなかったカールだが、主催者のテレンス(テレンス・スタンプ)に気圧されて、選択を迫られた時に「イエス」と答えるようにし始めたら、人生の運気がどんどん開けていくようになったのだが…。

自己啓発だとかポジティブ・シンキングだとかという言葉に猜疑心や嫌悪感を感じる方には、粗筋だけで「ケッ」と一蹴してしまいそうな物語である。自己啓発もポジティブ・シンキングも、個人的にやってもらう分には一向に構わないが、啓発されたりポジティブでイケイケになっちゃってる方たちが、「これは素晴らしいですよ!あなたもやるべきですよ!」などと押し付けがましく上から目線でモノを言ってくるのが鬱陶しく感じるのだろう。また、こういったものに宗教的な・原理的な臭いを感じてしまうというのもあるのかもしれない。確かに「○○で自分は生まれ変わった!」なーんて言ってるのを聞くと、それって洗脳?などと皮肉のひとつも言いたくなってしまう。

ただ、自分のスキルを高めようとすることや、前向きに生きていこうとすることは、実際大切なことだし、決して否定すべきことではない。この映画『イエスマン "YES"は人生のパスワード』は、その辺のバランスをうまく取り、前向きに生きることで人生が変わった男を、コメディというフィルターをかけることによりちょっと引いた目で茶化し、嫌味の無い作品に仕上げることに成功している。様々な物事に「イエス」と言うことで最初はとんでもない目に遭ったりもするのだが、回りまわって次第に幸運を掴むようになり、今までの人生が嘘のように積極的に生きられるようになる男を描いたこの映画は、ヒネリが無いといえば無いのだが、空が急に晴れ上がったように生き生きと人生を謳歌し始める様子は、何故だか観ているこちらも晴れやかで楽しい気分になってくるのだ。

勿論実際の人生はそんな単純なものではなく、苦渋の選択があったり結論の出ない困難があったりと、苦く重いものが在り得るのだけれど、映画のファンタジーとして観るのであれば、こういった"幸福のスケッチ"も心地よいものがある。ジム・キャリーのギャグやドタバタは日本人にはきつ過ぎて相変わらず滑ることが多く、決して全編笑える映画でもないし、メッセージもストレートで単純過ぎて白ける方には白けるだろうが、なんだか先の見えないこの御時勢に、ちょっと一息つけるられるような明るい気分になれる映画という意味では、案外楽しめる小品と言えるかもしれない。

■Yes Man - Trailer

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jkjk 2009/03/31 16:14 すごいペースで新作観てますねー! オイラも久しぶりに高校の同級生とかに電話する時には
『大作せんせーのありがたいお言葉をー』とか『きみにだけ勧めるステキな圧力鍋をー』とか言って困られてますけ

globalheadglobalhead 2009/03/31 16:46 2月は1本も劇場で観なかったのに、4月は観に行かないといかん映画が多くて大変です。みのもんたの宣伝するアレとか真っ赤なPART2とか牛乳映画とか。しかも花見も行かなきゃならんし酒も飲まなきゃならんし!
DAISAKUセンセーとか圧力鍋とか勧められて大変ですねー。…って勧めてんのはjkさんかいッ!?

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20090330(Mon)

[]監視者を監視するのは誰か?〜映画『ウォッチメン監視者を監視するのは誰か?〜映画『ウォッチメン』を含むブックマーク 監視者を監視するのは誰か?〜映画『ウォッチメン』のブックマークコメント

ウォッチメン (監督:ザック・スナイダー 2009年アメリカ映画)

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スーパーヒーローが実在するもうひとつの世界。正義の味方として活躍していた彼らは政府のヒーロー廃止法によりその活躍の場を奪われ、それぞれが引退、または合衆国の特務機関員として新たな人生を歩んでいた。そんな中、かつてヒーローだった一人の男が殺される。そして世界では核戦争の危機が間近に迫っていた。

アメリカン・コミックの金字塔と謳われる『ウォッチメン』の映画化作品。かつてフランク・ミラーのグラフィック・ノベル『300(スリー・ハンドレッド)』を映画化し絶賛を浴びたザック・スナイダーによる監督作品である。原作コミック『ウォッチメン』はつい最近日本でも再刊され、好評を博しているようだが、映画はこの原作をかなり忠実に映像化することに成功している。原作コミック『ウォッチメン』の感想はここで書いたのだけれど、物語それ自体の感想はここで述べたこととあまり変わりは無い。

大部であり複雑に構成された原作を162分の映像に纏めることは相当の労力を費やしたことと思う。映画では一部の原作エピソードが省略されていたりするのは致し方ないだろうが、決定的に違うのはラストの大規模なカタストロフの展開だろう。これは原作ファンにも好意的に受け止められることと思うが、映像的にかなりダイナミックかつ悲劇的な展開を見せるこのラストは、原作のラストへの疑問も同じように引き継いでしまい、これをどう受け取るかで作品の評価が変わってくるかもしれない。

さらに原作よりもバージョンアップしているのはその徹底的にリアルで残酷な暴力描写や性表現、それに伴う物語の暗く深いインモラルな世界観だ。そもそもこの『ウォッチメン』は"コミック・ヒーロー"なるものをいかに現実的に描くことが出来るか、それにより、"正義とは何か"という問い掛けが、どれだけ現実において有効なのか、といったことに対する挑戦であるような物語であったが、生々しい血と暴力の映像は、それを一層強烈に描写することに成功している。

正義の名の下にイリーガルかつ徹底的な暴力を遂行する彼らヒーローたちは、自警団という名目こそあれ実はリンチ集団と変わりはしない。そして時には戦争協力として敵国の人民を殺戮し、さらに治安維持と称して自国の市民を弾圧する彼らは、単なる体制側の走狗でしかない。しかしそれは見方を変えるならば、ある種の"正義"の一面でもある。さらに、愛を求め、愛に傷つき、自らの立場に困惑し、"正義"の在り方に迷走し、己がルサンチマンに引き裂かれて咆哮するさまは、"正義のヒーロー"ではなく、生身の人間の"業"そのものを背負った存在でしかない。

それらは、全て、「もはや、正義と名付けられるものは存在しない」という、冷徹なメッセージの表れなのだ。そしてそれは、アメリカ的デモクラシーの終焉そのものを表現しているのだろう。映画の冒頭や回想で描かれるケネディ暗殺やベトナム戦争ニクソンの覇権、フラワーチルドレンを代表するヒッピー・ムーブメントの失敗、冷戦体制の中での核戦争の恐怖など、1960年代〜1980年代に実際の世界でも存在した事柄の中から生まれた、アメリカン・ドリームへの幻滅と失墜が、この物語の底流となっていることからも、それは伺える。

ただ、911テロを通過した21世紀の今描かれなければならないのは、アメリカ的イデオロギーがその強権外交によって化けの皮が剥がされた後に姿を現したものとの対峙なのではないかと思う。この映画では、原作と同様米ソ冷戦体制の中での核均衡とその破綻がテーマになっているが、それをそのまま2009年の現代に描くことは一つのノスタルジーでしかないような気がする。むしろ、そういったものを経た後に、再度問い直される"正義というものの在り方"にスポットを当てた、現代的な『ウォッチメン』の物語を観たかったように思う。

WATCHMEN Trailer

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灸洞灸洞 2009/03/31 15:28 しごとサボって観にいってきました。お目当ては黒塗りのMacintosh SE30だったんだけど見落とした…。
長尺を感じさせないよくできた映画でしたね。おもしろかったです。あっさり世界平和が実現しちゃうのは、こないだのガンダム00の最終回みたいでちょっと肩すかしでしたが。おっしゃる通り、もうちょっとフクザツな正義の物語が観てみたいです。
ノスタルジーという意味では、オープニングタイトルがよかった。すこしジンときました。

globalheadglobalhead 2009/03/31 19:24 お。観ましたか。
いやオレもあのオープニングにはシビレた。
あの時代はリアルには体験してませんが、ロック・ミュージックなんかを聴いてると復習せざるをえない時代でしたからね。

>MacintoshSE30
ここ(http://blog.livedoor.jp/sigkob_x1138/archives/51270206.html)によると、
「オフィスにあるパソコン端末は黒塗りの一体型のMacintoshSE30かなにかだけれども、フロントパネルを開いてフロッピーディスクを入れて起動するという不思議な作りでした。
ちなみにオジマンディアスの南極の基地の多数のモニターの中でアップルの「1984」CMが流れてます」

ということらしいですね。
灸洞さんはマック使いなんでしたっけ、やっぱりこういうのが気になるんですね。

他の方の感想も読みましたが、いろんな解釈があって、後からまたいろんな面白さが湧いてきた映画でした。
自分のカンソーブンでは「現代的なウォッチメンが観たかった」みたいなことを書きましたが、
実はザック・スナイダーが監督を引き受ける前のシナリオは2005年が舞台だったらしいんですよ。

ここ(http://twitetta.blog39.fc2.com/blog-entry-551.html)によると、

・コメディアンとDr.マンハッタンはオサマ・ビン・ラディンを追跡している。(訳者注:意味が分からない)
・モスマン、キャプテンメトロポリス、シルエット、フーデッド・ジャスティス、二人のバーニー、その他沢山の脇役は登場しない
・Dr.マンハッタン、正確に言えばジョン・オスターマンは黒人になるはずだった。(訳者注:黒人受けを狙ったんだとしたら無謀だと思う)

…等、他にもかなりの改変部分があったようなんですが、なんだかこれだと締まらない話になってたかもしれないなあ。

DVDは4時間のディレクターズ・カット完全版が出るという話もありますよ。

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20090327(Fri)

[]映画『ルパン三世 1st.TVシリーズ』 (監督:大塚康生 1972・2009年日本映画) 映画『ルパン三世 1st.TVシリーズ』 (監督:大塚康生 1972・2009年日本映画)を含むブックマーク 映画『ルパン三世 1st.TVシリーズ』 (監督:大塚康生 1972・2009年日本映画)のブックマークコメント

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ルパン三世 1st.TVシリーズが作られるまで

現在でも根強い人気を誇るTVアニメーション「ルパン三世」。このファースト・シーズンから選りすぐられた3作がこのたび「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」にセレクトされ、現在渋谷シネマ・アンジェリカでも記念公開されている。セレクトされた3作は第11話「7番目の橋が落ちるとき」、第14話「エメラルドの秘密」、第19話「どっちが勝つか三代目!」。これに当時このファースト・シーズン制作に参加していた大塚康生、高畑勲、宮崎駿へのインタビュー映像「ドキュメント・「ルパン三世」とその時代」を併映しての上映となっている。実はオレは高畑勲、宮崎駿がファーストに参加していた事はついぞ知らなかったし、しかも彼らはある事情により中途参加だったのらしい。

今から38年前の1971年10月24日、日曜日の夜7時半、「ルパン三世」1st.TVシリーズの放映が開始された。初の「大人向けTVアニメーション」として制作された当初のルパンは、青いジャケットを羽織り、ニヒルに笑い、アンニュイな雰囲気を漂わせたダークでカッコイイ、まさに「大人の男」であった。

しかし、視聴率は低迷し、シリーズ途中で演出家が交代するという事態が起こる。そこで、1st.TVシリーズのメインスタッフであった大塚康生の強い希望により、高畑勲・宮崎駿がピンチヒッターとして演出に登用された。クレジットには「演出:Aプロダクション演出グループ」と表記されたのみで、高畑・宮崎が関わっていた事実を知るのは一部のファンに限られている。

「ルパン三世」1st.TVシリーズ オフィシャルHP/作品解説 

■高畑勲と宮崎駿

つまり高畑・宮崎はいわゆる"テコ入れ"の為に駆り出されたのであり、既に製作に入ろうとしてた作品のシナリオ、絵コンテを時間に追われながら必死になって練り直し、より"受け入れられ易い"ルパン像を作ろうと奮戦していたのだという。この時高畑が目指したのは多少筋が通らなくても面白さが際立てばそれでよしとしたドタバタでありアクションであったらしい。

当時を振り返って高畑勲は次のような文章を書いています。「私たちは愉快にかつがれることが好きです。映画であれば「そんなバカなことが!」と思いつつ、どこかほんとらしく思わずバカ笑いしてしまっている、そんな状態にしてくれるもの。そこにホロリとペーソスなんぞがまじれば、ますますうれしい。面白い筋、面白い人物、面白い手口やギャグで吸入圧縮点火と来て爆発排気する……そして後味がよくて何度見ても面白いとなれば、これは最高です。」

同HP/ルパン三世を語る

そして宮崎が目指したのは、最初のコンセプトであったクールでシニカル、スタイリッシュでニヒルなピカレスクではなく、目的の為に知恵を絞り体を張り、自分のできる事をとことんまでやり遂げる"行動の男"としてのルパンであったようだ。

また、同時期に宮崎駿がこのシリーズについて書いた文章にはこうあります。「……まずなにより“シラケ”を払拭したかった。命ぜられたのではない。シラケが時代の先端だとしても、ミニカーレースのあの活力はぼくらのものだったのだ。快活で陽気、まぎれもなく貧乏人のせがれ、ルパン。……ルパンはクルクル走りまわり逃げまわり……知恵と体術だけで、あくことなく目的を追うルパン。」

同HP/ルパン三世を語る

なんのことはない。高畑と宮崎は、自らが「仕事」に臨む時の真摯な姿勢を、アルセーヌ・ルパンの末裔、怪盗ルパン三世のキャラクターに反映させたかったのだ。スノビズムやファッションではない、"俗"であり"実"のある、地に足の着いたルパン像を彼らは創出したかったのだろう。

■"しらけ"という時代

ドキュメンタリーでも語られていたが、「ルパン三世」の放送が始まった1970年代は高度成長期の末期であり、豊富に生活に行き渡り始めた消費物は物質主義的な風潮を見せ始め、日本の文化は爛熟を迎えつつあった時期であったようだ。そしてそれは60年70年安保の敗退と連合赤軍のリンチ事件、噴出してきた公害問題、まだ続いていたベトナム戦争などから、イデオロギッシュであることへの疑念と無力感が漂い始めていた時代でもあり、それが"しらけ"という言葉で代表されていたのだろう。そしてその時代の空気を体現しようと企画されたのが当初の「ルパン三世」というアニメだったのだろう。

だが高畑と宮崎はそれを善しとしなかった。彼らには座礁しかけたアニメ企画を立て直すという課題が、それも商業作品としてそれなりに成功するものを作らねばならないという"仕事"があったからだ。もとより自らが企画し完成を願った企画でさえなく、だからこそクレジットを出すこともなかった作品であったが、彼らはそれを不本意と取ることも無く、ただ成し得るべきことを成す為に、そしてそれが単なる迎合ではなく彼ら自身も面白いものと思えるものを作る為に、尽力したのである。この当初の企画のクールなルパンと、高畑・宮崎が創出したホットなルパンの、奇妙な二面性がルパン自身に厚みと深みを持たせ、今日のような愛されるキャラクターになったということなのだろう。

■アニメの原点回帰として

ただしエンターティメント映画として観ようとするとこの「ルパン三世 1st.TVシリーズ」はとりたてて楽しめるといったものではない。セレクトされた3作は当時のままで特別リテイク・リマスターしたものではなく、作品の質としても"70年代の懐かしアニメ"以上に観るべきものがあるとは思えない。いうなればこれは「TVアニメ考現学」の第1弾として企画されたこの映画の資料的な意味合い以上のものではなく、この映画の本体はインタビュー映像「ドキュメント・ルパン三世」にあるといっても過言ではない。逆に言えばこのドキュメントだけを観たとしても趣旨は伝わってしまう。しかし2、30分程度のこのインタビュー映像に料金を払うというのはマニア以外には敷居が高いもののように思える。

しかし、何故今この企画なのか?ということに目を向けると、やはり最近のアニメ界への危惧と危機感という事になるのだろう。オレは別にアニメの熱心なファンではないし、アニメ業界についての意見など何も無いが、確かにアニメ・ファンのみのために作られているようにしか見えない昨今の日本のアニメーションには、閉鎖性と停滞感を感じてしまうと同時に、積極的に興味を持ちたいとも思えないのだ。そういった閉塞感を払拭したい、そして万人に愛されるアニメーションを再び隆盛させたい、といった意味での原点回帰、これが「ルパン三世1st.TVシリーズ」の今回の映画化であり、「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」への新規セレクトの理由だったのだろう。だからこの作品はアニメ製作に携わる方々が多く観られるべきものであったかもしれない。

※渋谷シネマアンジェリカで4月17日まで上映予定(HP

すいかすいか 2009/03/27 17:15 記事を読ませてもらって、フモさんの思っていらっしゃることとはズレがあるかもしれませんが
感じたことを書かせてもらいますと。
私はアニメが好きなのですが、たしかに作られているアニメのほとんどがオタク向けと思います。
だけどいい年齢の者が観るには、基本ストーリーが面白そうなのに
描写だの一部のキャラクターがあまりにオタク向けだと
「こんなことしなくてもいーじゃないか」って思ったりするんですよ。
台無しっていうか。
ルパンの不二子の魔性さ・可愛さは、オタクでなくてもシビれます。
美少女キャラを好きな男にはなんだか引きますが(?)、不二子を好きと言うと納得です。
私も好きだ!!
ちなみに初期の五右衛門のダメっぽさが、ちょっぴり好きだったりします。

希望の光希望の光 2009/03/27 18:55 最近のアニメは萌えやツンデレなどを無理やり入れすぎだし、
おまけにRPGのキャラクターにまで使われているから、冷める。
個人的な意見として性的な目線でキャラクターを見るアニヲタが気持ち悪すぎる。
アイドルヲタクなどにも言えるけど、もともとマイノリティなジャンルで
一般人に引かれているのに良さを伝えようとしてコスプレで街頭を歩いてみたり、
車に塗装やステッカーを貼る所謂“痛車”と呼ばれるもので表現したところで、
気持ち悪さに拍車が掛かるだけ。伝わるものも伝わらない。
なぜ?そんなことがわからないのか・・・不思議でならない。

globalheadglobalhead 2009/03/27 19:31 >すいかさん
オレの子供時代はアニメ全盛で、放送してたら面白いとか面白くないとかではなくとりあえず観る、てな感じだったから、ルパン三世はちゃんと観てたけど好きだったのか?と問われると答え難いんですよね。
あれはアニメが好きというよりもTVが好きってことだったんだろうなあ。
だから今この歳になると、当時のアニメにはノスタルジーはあるにせよ強烈な思い入れはもう残ってはいないですね。
というか、特撮ドラマのほうが思い出深いかもしれない。
今ってアニメ番組自体減っているらしいし、それは本来それを観ているはずの子供たちにとって、もはやあまり求められていないジャンルになったからなんでしょうかね。
オレは既に10代20代のもんの好みなんて分かりませんから、彼らがどんな嗜好をしていようと口を出す気はありませんが、やはりすいかさんぐらいの年代の方でもオタクな臭いのするものは気持ち悪いってことなんでしょうかね。
オタクでもなんでも構わないけれど、なんでもそればっかりの画一さだけはオレはちょっと苦手かもしれません。
でもエヴァの新作映画が上映されたら絶対観るつもりではあります。

globalheadglobalhead 2009/03/27 20:03 >希望くん
手厳しいなあ。若年の筈の希望くんもやっぱり萌えとかそんなのは苦手なんだ。
オレぐらいの歳だとあのテのは射程外だから、萌えも痛車もコスプレもアイドルオタも、好きな人がやってればそれでいいんじゃないの、ぐらいにしか思ってないんだよな。
ただ似たような絵柄だけはちょっとどうにかならないもんかな、こういうオッサンでさえ度肝を抜くような表現がなんでそこから出てこないのかな、とは思う。
狭い世界で瑣末な差異だけを競い合っているけれども、所詮仲間内の符丁以上のものには見えなかったりする。そこがつまらないのかもしれないな。
ただなにしろ、既にオレはあのテのマーケットからは外されているんで、オレがどう思うとかは実は全然意味のないことなんだよな。
そもそもオレの年代だとオタクも喪も腐も無いのよ。オレの年でそれやってるのは「変わった人」の一括りなの。
要するにそういった自意識の強さって青年期のものだから、その年代同士だと強烈に意識するのだろうけれども、それが中年過ぎちゃうと、趣味性がどうとかいう以前にそういった強い自意識を持ってること自体が"気持ち悪い"ということになってしまうんだよな。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2009/03/27 21:53 たぶん私が中学生位の頃かな〜、「ルパン」「モンキーパンチ」「漫画アクション」と言う字面から、絶対にエロ漫画だと思い、その後アニメが開始されても見てはいけない気がして、私のルパン体験はかなり遅いものになりました。

て言うか今、金曜ロードショーで、あり得ないルパンをやっているんですけど…。

灸洞灸洞 2009/03/28 01:31 すんませんこの歳で萌えアニメ見てる「変わった人」ですww痛車もコスプレも腐も好感持ってますw
でもまあたしかに最近のは内容がなさすぎ&ワンパターンで飽きてきました。
ちょっと前のハードボイルド系のがおもしろかったですね。カウボーイビバップとかサムライチャンプルーとかブラックラグーンとか。最後のはつい最近観たんですが最終エピソードでちょっと泣いちゃったw
一方、ルパンについては、緑ジャケの、しかも高畑・宮崎コンビのテコ入れ前版のファンです。あのダークさと気だるさが好きでした。第一話の「コースには山あり谷あり、思わぬところに落とし穴」のくだりとか、不二子の「五右衛門は色キ○ガイ」発言とか、「魔術師」の回や脱獄の回など、今でも鮮明に記憶に残ってます。明るくなってからはなじめませんでした。ということで、わたしの「ルパン」は数話程度しかないんですよ。やっぱ「変わった人」かw

希望の光希望の光 2009/03/28 01:55 気持ち悪いと思いつつも、結構こういう人達が好きなんですよね。
純粋な思いって、ストレートには伝わりにくいじゃないですか。
だから、どうにかならないものかと最近は常に考えてます。

すいかすいか 2009/03/28 07:27 おっとー。この記事、盛り上がってますね。(^_^)
さらにコメントしてすみませんが、萌えも見たい方がいるのでいいと思うのですが
じっくり話とかを観たい人間もいますので、私なんかのような人を満足させてくれる作品が増えれば嬉しいです。
萌えばかりは飽きるし、つまんない。
自分好みのアニメを発掘したときはスゴイ達成感があるのですけど、発掘できることが超少ないのが不満。
若い方でも、萌えになじめない方もいらっしゃるようですし、
オタクくさくなくとも面白いものを観たいと思っている人は多い気が・・・。
ちなみに痛車もコスプレも見るとウケます。自分は絶対乗りたくないし、やりたくないですがね。
あと、ルパンは続けて見るほど好みってワケではないです。
1話完結式は飽きるタチでして・・・。が、キャラクターが愛嬌があってカッコイイ。
力の抜け加減と、キメるときはキメるバランスが痛快で良いのかなあ。
ありえないルパンは・・・私もありえないと思いましたー。(子供にはいいと思います。)
かきまわしてスミマセンでした〜。(ペコペコ。)
フモさん、わたしも、エヴァは好きです。

globalheadglobalhead 2009/03/28 08:22 酒飲んでひっくりかえってるうちに沢山コメントが…。
皆さん、オレ今日これから出掛けて明日の朝まで帰ってこれないので、コメントレスはそれまでお待ちくだせえ。
まあたいしたこと書かないと思いますが…。

paseyopaseyo 2009/03/28 11:05 サムライチャンプルーは良かったですよねw 数は少ないけど好みのものも探せばあるんだと思います。アニメの将来についても、そんなに悲観してないけどなぁ。
萌え系は私も趣味じゃないし、ターゲットから外れている自覚もあるのでどうでもいいっす。この『萌えはどうでもいい』という層がいるのは私自身が証明しているわけで、他にももちろんそういう人はいるんだろうし、作る現場にもやっぱり何%かはそういう嗜好の人もいて、きっとだんだん萌えじゃないものも作られていくんだと思います。
ちなみに私のルパンは大野雄二です。中身がどうこうより、むしろテーマ曲が大事w

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2009/03/28 20:29 ロッポンギ行くのか?

globalheadglobalhead 2009/03/29 16:54 戻って来ました。酒でヘロヘロですがコメント返しさせていただきたいと思います。

>灸洞さん
そうそう、実は文章書きながら灸洞さんなんかはどういう立ち位置にあるんだろう、とか思って書いていたんですよ。結局慰みものとしてああいったものを消費するだけの人たちと比べたら、灸洞さんは明らかにクリエイターのほうの側なんですよね。フィギュア集めるだけの人よりもフィギュア作る人のほうスゲエと思うし、どんな萌え絵でも優れた描写力を持った人は、それを萌え絵だからといって否定することはありません。しかし消費というのもひとつのリスペクトではありますから、ああいったものに刺激を覚える世代はあるんだと思うんです。だから若いもんの嗜好はわかんないからいいや、ってことなんですが、惰性でいつまでも消費するのもなんだかなあ、ということで歳取ったらどうなのよ?と思ったんです。
ルパン三世は前述の通り、沢山のアニメの中のひとつとしてしか観てなかったから、初期とか後期とかよく分かってないんですね、全部ルパンってことで観てましたね。ただ映画版の「マモー」観てなんだかその空虚な大風呂敷に幻滅したって口ですね。

>希望くん
まあそれが好きだっていうんならそれでいいんじゃないかと思いますよ。基本放置が一番かと。で、自分は自分の好きなことやってりゃあいいんです。純粋かどうかはわかんないですけどね。

>すいかさん
結局マーケットがどこにあるのかということと、製作者がどの辺からお金貰いたいかということになってしまうんでしょうね。オレらの年代が何か言ってもノスタルジー以上のものでなかったりして、それがマーケットに結びつかないなら何も作られないということなんでしょうかね。カルピス名作劇場やマンガ日本昔話は素敵でしたが、今作ってどれだけの人が観るのか、それをさらにDVDで買ってくれるのか、という。だったらもっと確実にお金を払ってくれて稼げる層を狙うんでしょう。オタク市場ってとんでもなくお金動くらしいし、市場原理がそちらを中心に回ったとしても致し方ないのかもしれません。ただ、ジャンルとしては弱体化しているようですが、アニメの未来なんかより目先のお金ですよ。

>ぱせよさん
そうなの、アニメの未来とかいうよりも、そのなかからこぼれるニッチな層を狙うアニメがあっても確かにいいんだよねえ。中年向けアニメって企画なんか無いのかしらん。でも島耕作みたいのだったらイヤだけどな!でも宮崎駿なんかは「自分は子供が観るために作る」なんて言っていて結局は万人に受けてしまうことを考えたら、逆にマーケットとかジャンルとか言ってること自体が間違ってるのかもね。でもさっきから書いてて、今全然日本のアニメ観てないオレがとやかく言う問題かよ、とは思ってるんだけれど。結局表現として優れていたらアニメだからどうだからって言う以前に観る訳だし、そういえばオレピクサーのCGアニメ全部観てるぐらいだし、結論として、日本のアニメって今表現として弱体化してるってことが真実なんだろうな。

>レイジーさん
そりゃカノジョと楽しく過ごしていたからに決まってるきゃないですか!実のところ土曜日は出社→映画→飲み、という流れでまともにコメント書く時間が取れなかったという…。

parfum30parfum30 2009/04/03 04:07 超亀ですみません。
私は1stルパン好きですよ。赤ジャケよりも、ずっと。なんていうか、クールですよね。「大人の男」って感じで、カッコイイですよ。
2nd以降は「ハチャメチャ・面白い」によりシフトしてしまった感があって、まあ普通に子供向けアニメですよね。
それに比べて1stって社会派なエピソードも多いですし、考えさせられる部分があって、大人のためのアニメだなと。
「魔術師」はもちろんですが「第三の太陽」もとても好きなエピソードです。

globalheadglobalhead 2009/04/03 09:30 リアルタイムで観ていたはずのオレがすっかり忘れているのに、再放送だとは思うけれど姫さんはじめ若者の皆さんがきちんと1stに印象残っているというのが凄いなあ。そして観ている人はやっぱり1st(それも路線変更前)を評価しているようですね。ある意味1stは早すぎたアニメってことだったんでしょうね。そして時代がやっと追いついて、今の若い人にも受け入れられる物語として認知されたという事でしょうか。
逆に言うなら、ルパンもコナンとなんか共演してないで、1stのクールさを再び携えたアニメとして登場すればまたファンが広がるかもしれないですね。ってか、オレは全然アニメって追いかけてないんで、多分そういう試みはとっくにやっているような気がします。やっているからこそ今も人気を持ち続けているのかもしれません。
個人的に言えば、オレのルパンって宮崎が監督した「カリオストロの城」と脚本・演出したTV版の「死の翼アルバトロス」と「さらば愛しきルパンよ」なんですよ。「カリオストロの城」はルパン・ファンに結構評判が悪かったりするし、TVの2作は"イメージが違うとして日本テレビのスタッフが没にしようとした"作品らしいんで、ある意味それが好きなオレは真正なルパンのファンというわけでもないのかもしれません。

TripricarTripricar 2009/04/17 20:53 >すいか
あんた十分オタクだよwww
オタクがオタクを毛嫌いしてるわwwwww

globalheadglobalhead 2009/04/18 11:19 >Tripricarさん
いやー、せっかくコメントしてもらったけど、すいかさんってオレの古い記事読み返すような人じゃないし、だから君のアオリ文句も届かないと思うんだよね。
だからオレが代わりに書かせてもらうと、まあ実際の話、すいかさんは微妙にオタクは入ってると思うね。ただちょっと腐女子とかいうのとは違うし、昔好きだったアニメがあった、とかいうのなら、多分きっと日本中の人がオタクになっちゃうと思うんだよ。「オタクがオタクを嫌う」というのであれば、それは心理学で言うところの近親憎悪ということなんだろうけど、すいかさんのような方の場合は、「昔はああだったけど、今はもう違う」という態度からそう感じてさせてしまうのかもしれないね。肝心なのは、そういった態度を非難することではなく、人はそのように変わるものだ、ということを理解することではないかな。

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20090326(Thu)

[]おむすびはラーメン入りだった おむすびはラーメン入りだったを含むブックマーク おむすびはラーメン入りだったのブックマークコメント

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常日頃コンビニおむすびを昼飯にしているオレである。こう見えてお昼は小食なのである。だからコンビニおむすびにはちとうるさいのである。女子がお菓子の新製品が出たらすぐチェックを入れるように、オレも新しいおむすびが出るとつい注目してしまうのである。

さて今回のおむすびはファミリーマート日清食品が共同開発した「ラーメン風おむすび」である。以前もここで「サッポロ一番塩・味噌・しょうゆ味ラーメンおむすび」を紹介したことがあるが、今回は日清の即席めん「チキンラーメン」「出前一丁」「日清焼そば」風おむすびが発売されている。

日清食品ファミリーマートが「チキンラーメン風おむすび」を共同開発し、3月24日にファミリーマート全店で発売する。「日清焼そば風おむすび」「出前一丁風おむすび」も同時発売。

 チキンラーメン風おむすびは、細かく砕いたチキンラーメンのめんを、醤油ベースで味付けしたごはんに混ぜ込み、さらに「Wたまごポケット」をイメージしてゆでたまごを載せた。158円。

 日清焼そば風おむすび(138円)は、ごはんとそばをスパイシーなソースで炒め、風味のよい青のりと、プリッとした食感のエビをトッピング。出前一丁風おむすび(158円)は、しょう油ラーメン味のごはんにごま油を加えていため、なると、チャーシューを載せた。

●チキンラーメンがおむすびに 日清食品とファミマが共同開発

前回の「サッポロ一番」ではおむすびに麺は入っていなかったが、今回のおむすびにはきちんとインスタントラーメンが入っているという、"インスタントラーメン混ぜご飯おむすび"なのである。食べていてラーメンの麺が気になる事も無かったが、逆に存在感も無く、まあやっぱりネタ扱いなんだろうなあ。そういえば昔「そばめし」とかいうのがあったがついぞ食うことは無かったな。あれってなんだったんだ?そもそも「そばめし」が大好物の人とかいるのか?「あー腹減った!今日は思いっきりそばめし食ってやるぞ!」とか思ったりするのか?自己紹介欄の"好きな食べ物"に「そばめし」とか書くのか?

なおこれまで紹介したことのあるおむすびはこんな具合であった。

カルビースナックおむすび!

すし太郎おむすび

ラーメンおむすび

ちなみにオレはいつもは「おむすび」とは呼ばず「おにぎり」と言っているのだが、商品名に合わせて「おむすび」と書いた。呼び慣れないんでなんだか違和感があるんだが、これって何が違うんだ?ちょっと調べたら『東日本は「おむすび」が多く、西日本は「おにぎり」』なんていう記述があったり、他にも諸説あったけど、リンク貼るのも面倒臭いので疑問に思ってた方は各自ググりなさい。あと関東近隣では「おぬぐり」と呼んでいる地方もあるそうですがそれは単なる訛りだと思います。

[]聖☆おにいさん(3) / 中村 光 聖☆おにいさん(3) / 中村 光を含むブックマーク 聖☆おにいさん(3) / 中村 光のブックマークコメント

聖☆おにいさん(3) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(3) (モーニング KC)

相変わらずブッダとキリストの小ネタがチクチクと楽しい「聖☆おにいさん」3巻目である。今回は温泉旅行に行ったりしてリフレッシュ気分の2大救世主さまである。さらにミカエル・ガブリエル・ラファエル・ウリエルの四大天使が新キャラとして登場、これが実にいい味出している。簡単に生物種を滅ぼしたり世界の終末を発動させそうになるという毒がいい。そんな連中だがルックスは学生みたいだし。そういえば大昔、エンジェルというハードロック・バンドがあって、オレはなんだかそれを思い出してしまったが、知ってるヤツいないだろうなあ。

すいかすいか 2009/03/27 13:14 ウチ(西日本)も「おにぎり」といいます。
フモさんは北海道・・・いえいえ、レニングラード生まれのようですが(^_^)、
「おにぎり」なんですね。
それにしてもこの濃そうな味をイッキ買いって、さすがというかなんというか。

globalheadglobalhead 2009/03/27 19:06 おにぎりとおむすびの違いについてはこちらのHPが詳しかったですね。
http://sasapanda.net/archives/1526
意識したことは無かったんですが、コンビニによっても呼び名が違うそうですね。
オレの故郷であるレニングラードは現在サンクトペテルブルグと呼ばれています。
故郷の仲間達とウォッカをあおってはコサックダンスを踊っていた日々が昨日のことのように思い出されますよ…。
例のおむすびはお味の方はそれなりでしたが、1個158円はちと高かったかなあ。

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20090325(Wed)

globalhead2009-03-25

[]オレのベッドタイム・ストーリー オレのベッドタイム・ストーリーを含むブックマーク オレのベッドタイム・ストーリーのブックマークコメント

今ではすっかり小汚いひねたジジイに成り下がってしまったオレではあるが、こんなオレにも実は美童の名をほしいままにした麗しき子供時代というのが存在し、そして寝る前にはあったかいふかふかの高級羽毛布団で、オレにかしずく爺やや婆やに冒険と不思議に満ちためくるめく御伽噺を聞かされながら天使のように眠りについていたりしていたのである。…まあ正直に書くと子供の頃から小汚いひねたガキだったオレが、時々入れ歯を飛ばす癖のある婆さんに、湿った煎餅布団で辛気臭いホラ話を聞かされていただけ、というのが現実ではあるが。

いろんな話を聞いたとは思うが、中でもその時婆さんから聞かされた「天邪鬼と瓜子姫」の話はとても怖く、そして怖かったにも拘らず何度もねだって聞かせてもらったことは覚えている。物語の詳細は省くが、なにしろラスト、天邪鬼に乱暴された瓜子姫は両手両足を切断され達磨状態になった挙句流しの下に捨てられ、そこで死んだか半死半生のまま陰々滅々と恨み節を唱えるという、今考えると強姦殺人肉体損壊死体遺棄切株怨霊ホラーといった、これが学校上がる前のガキに聞かせる話かよいったいどんな因業婆だったんだよと思えるような陰惨なお話だったのである。

しかしそんなお話のどこが面白かったのかと言うと、流しの下に捨てられた瓜子姫の「手もねぇ、足もねぇ、流しの下がらつまぐってこい*1」という恨み節が独特の節回しで唱えられ、何かそれが薄気味悪いと同時に可笑しくて、怖いもの観たさというか聞きたさというか、何度も婆さんにリフレインしてもらった挙句、このフレーズを3人兄弟みんなで覚え一緒に歌っては「うししし…」と顔を合わせて暗く笑っていたりしたのであった。

この「天邪鬼と瓜子姫」の話は様々なバリエーションがあり、調べるとオレが婆さんから聞いた話と違う結末を迎えるものがあったりもする。瓜子姫が生き残ってて、天邪鬼が懲らしめられたりとか、瓜子姫に月からお迎えが来たり天邪鬼が巨大化して火を吐き村を瓦礫の山にしたり、地方によって言い伝えが違うのらしい(後半嘘八百)。この伝承物語は民俗学的にも非常に奥深い暗喩と隠喩に満ちており、また様々な解釈が存在しているので、興味が湧いた方はあれこれ調べてみるといい。

さらにオレの親父や母親は寝る前の話というと幽霊だの人魂だの金縛りだのの話ばかり好んで聞かせたがる連中で、いったい子供を寝かせたいのか眠れなくさせたいのか訳が分からない親だった。オレの母親に至っては「眠っていたら息苦しくて目が覚めると布団の上に不気味な女が乗っていてね…」と始まる、よくあるような怪談話を、「で、鬱陶しいから蹴り飛ばしてやったらもう出なくなったよ!あはははははははは!!」などと笑って〆るという、怪談なんだか漫才なんだか理解に苦しむオチを付け、おしっこをチンコの先っちょまで漏らしそうになっていたオレを二重の意味で凍りつかせていたのである。

このようにオレのガキ時代は親族に聞かされたホラー噺で恐怖一色に染められていたのである。そんなホラーな日々だったから、今も映画を観る時はホラーばっかり好んで選んでしまうのかもしれない。しかしそんなトラウマだらけの幼少時代を持つこのオレが、「ハロウィン」みたいなシリアル・キラーに育つことなく、このように健全で善良な成人として何の問題も無く社会生活を営んでいることは、ひとえにこのオレ自身の精進の賜物という事が出来よう。ウケケ!ウケケケケケケケケ!!

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20090324(Tue)

[]地には平和を、子供たちには素敵なベッドタイム・ストーリーを。 地には平和を、子供たちには素敵なベッドタイム・ストーリーを。を含むブックマーク 地には平和を、子供たちには素敵なベッドタイム・ストーリーを。のブックマークコメント

■ベッドタイム・ストーリー (監督:アダム・シャンクマン 2008年アメリカ映画)

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ディズニー映画『ベッドタイム・ストーリー』である。主人公である冴えないホテル従業員スキーター(アダム・サンドラー)が姉の二人の子供の面倒をみる羽目になり、寝かしつける為にベッドルームで適当な作り話を披露するが、何故か作り話の中の出来事が現実のスキーターに起きるようになってしまう。もともとしょーもない男であるスキーターは、子供たちに聞かせる話を自分に都合良いように語り始め、自分の現実も都合良く変えようとするが、寝物語はとんでもない方向へ脱線し始め…というお話である。

フィクションが現実に、というのは映画でもよく見かけるテーマで、最近のディズニー映画『魔法にかけられて』では御伽噺の主人公がそのまま現実にやってきてしまったり、『ジュマンジ』や『ザスーラ』あたりではボードゲームの進行がそのまま現実に反映してえらい事になったりと、子供や家族向けのファンタジーでは結構喜ばれる題材なのかもしれない。しかしこれが妄想が現実に、というお話になっちゃうとクローネンバーグあたりのグチャグチャホラーになってしまうから面白い。子供は夢と希望と空想で、大人になると挫折と絶望と妄想。大人になるとか現実を知るとかいうのは単に暗くなることなのか?

主人公スターキーはおバカと言うほどではないが結構トホホな男で、子供たちに話す御伽噺も、自分の願望を並べているだけのメリハリも何も無い凡庸なもの。しかし子供たちがそれじゃつまんないとあれこれ尾ひれを付ける事で、御伽噺はどんどんドタバタになっていく。映画ではスキーターや子供たちの話すそんな御伽噺がSFXで豪華にビジュアル化され、中世風ファンタジーや西部劇、『ベン・ハー』を思わせる古代ローマの戦車競技場、さらには宇宙ステーションを舞台にしたSFまで、幅広く話を膨らませている。

そんな御伽噺の荒唐無稽な展開が、何故か現実になっちゃうのだが、それが何故現実になっちゃうのか?は映画では説明されない。想像するに脚本の最初の段階では、映画に登場する気色悪い大きな目ん玉をしたモルモットの仕業で…みたいなことになっていたのだろうが、説明的になると逆にファンタジーとして陳腐になってしまうという理由でカットされたのではないだろうか。確かに理屈や種明かしはこの物語ではあまり必要無くて、むしろ現実化される御伽噺のとんでもない展開に、どのようにトホホな主人公が右往左往させられるかを楽しませる作りになっている。

でまあラストはディズニーお子ちゃま映画っぽく「夢と希望を持ち続けよう」みたいな脳天気でお目出度いスローガンでこの映画は終わることになるのだが、実はオレは意外とこのスローガンが嫌いではないのだ。子供に夢と希望を持ち続けることを説くのは簡単だが、そんなことを説く大人が現実ってのはねーなんて訳知り顔でシニカルぶっこくことがオレにはさもしいことのように思えて仕方がない。勿論スローガンだけで世の中どうにかなるとは毛ほども思ってないが、オレのように年寄りになるといろいろと一巡しているので、シンプルなスローガンが「あり」だったりもするのである。

確かに皮相的なまま無批判に夢だの希望だのと唱えることは虚しく愚かなことだろう。しかし現実のままならなさを知った上で、あえて夢や希望について考えるのが大切なんじゃないのか。…などともっともらしく書いたが実の所オレは皮相的だろうが無批判だろうが夢も希望も大好きなんだよ!あと「幸福」ってやつも大好きだ!どうだ参ったか!やっぱこれからは夢と希望だよ!そうだよったらそうなんだよ!スカしたことばっか言ってる小賢しいだけのヤツなんて一生ウンコにまみれて生きてきゃいいんだ!と言う訳で今後のオレのテーマは「夢と希望」に決定。反論は受け付けない。

■ベッドタイム・ストーリー 予告編

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20090323(Mon)

[]ウィル・フェレルの新作はしょーもないアラフォー・ニートの義兄弟が主人公だった!? ウィル・フェレルの新作はしょーもないアラフォー・ニートの義兄弟が主人公だった!?を含むブックマーク ウィル・フェレルの新作はしょーもないアラフォー・ニートの義兄弟が主人公だった!?のブックマークコメント

■俺たちステップブラザース〈義兄弟〉 (監督:アダム・マッケイ 2008年アメリカ映画)

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俺たちフィギュアスケーター』『俺たちダンクシューター』のウィル・フェレル主演のコメディ。ウィル・フェレルといえばアメリカでは相当のヒットメーカーだが日本ではコメディはウケないと判断されて未公開作だらけ、それでも『俺フィギ』のヒットでやっと認知度が上がったかと思っていたら、今作『俺ステ』もやっぱりDVDスルー。バカ映画ファンとしては寂しい限りである。

しかしこの『俺ステ』、つまんない映画では決してない。むしろ『俺フィギ』や『俺ダン』の波に乗って作られた快作バカ映画という事が出来る。お話は親の再婚で一緒に住むことになったそれぞれの連れ子ブレナン(ウィル・フェレル)とデール(ジョン・C・ライリー)、なんとこの二人、揃いも揃ってアラフォーでニート、「仕事をしたら負けだと思ってますから」と言わんばかりのボンクラ野郎たちだった!?というもの。ジョン・C・ライリーウィル・フェレル映画『タラテガ・ナイト オーバルの狼』でも共演しているね。また映画ではウィル・フェレルは製作総指揮/原案/脚本/出演を兼ねていたりする。

で、このアラフォー・ニート・ブラザース、小汚いオッサン顔をデカイ図体に乗っけてるくせに性格も嗜好も行動も全てガキ、我が強くてワガママで、やることなすこと無茶苦茶という、現実に目の前に現れたら悪夢だろうなーと思うほどのダメダメぶり。このダメ中年二人が出会いがしらにメンチ切り合い、TVのチャンネルがどうとか俺の宝物を触ったとかレベルの低いことで取っ組み合いの大喧嘩。と思えばすぐに友情が芽生え肩を抱き合って「お前いいヤツだな」…っていったいどんだけ夕焼け番長やねん!さらに近所の小学生連中には「うんこ中年」呼ばわりされ、集団でボコられて半べそかきながら家に逃げ帰るオッサン二人・・・あんたら情けなさすぎだよ…。

さて熱い友情の芽生えた二人に立ちはだかる敵がブレナンの弟デレク(アダム・スコット)。これがもうバリバリの上昇志向、いつも自信満々で自慢話だらけの厭味な男だが、なにしろしこたま金稼いでいるのでニート・ブラザース二人を虫みたいに見下しまくる。この弟デレクのいやらしさ加減がどうにもムカムカさせてくれて素晴らしい。やっぱり人生スキル・アップが大切ですよねデレク先生!さらに両親には仕事に就かないと家から追い出すと尻を叩かれ絶体絶命のニート・ブラザース!仕方なくあれこれ探してみるが世の中の常識なんてな〜んも分からないんでことごとく全滅…ニート・ブラザースに明日はあるのか!?

顔も性格も暑苦しく、行動も下等生物みのボンクラ過ぎる主人公達が巻き起こす、ろくでもない行動の数々にまずギャハハと笑わされるが、観ていて「ああこんなバカやりてえ…」とうっとりしながら思ってしまったオレは既にステップ・ブラザースの心の義兄弟入りなのは間違いない。木の上の家とか憧れたよなー。秘密基地みたいでさー。受難続きのステップ・ブラザースは現実に目覚めその後苦労を重ねながらそれぞれの成功を手に入れるが、世の中そんなうまくいくわきゃないだろ!といういかにもなアメリカ映画的展開はさておいて、ボンクラでもニートでもやれば出来るんですよ?やらないだけで!あーボンクラ最高!というしょーもないメッセージがそこにはあったかもしれない。…無いかもしれない。

■Step Brothers Trailer

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20090321(Sat)

[]あれこれ画集買った(3) Sparth あれこれ画集買った(3)  Sparthを含むブックマーク あれこれ画集買った(3)  Sparthのブックマークコメント

■Structura:The Art of Sparth / Sparth

Structura: The Art of Sparth

Structura: The Art of Sparth

フランス生まれのSparth(nicolas bouvier)はゲーム産業において多くのアート・ディレクションに携わるコンセプチュァル・デザイナー。最近ではUbisoftにおいて「プリンス・オブ・ペルシャ」や「アサシン・クリード」などのコンセプト・アートを手掛けているが、他にもフランスのブックカバー・アーチストとして「デューン砂の惑星」やP・K・ディックの諸作品など有名SF作品のブックカバーを描いている。

Sparth -Official Web Site-

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[]あれこれ画集買った(4) Daniel Simon あれこれ画集買った(4) Daniel Simonを含むブックマーク あれこれ画集買った(4) Daniel Simonのブックマークコメント

■Cosmic Motors:Spaceships, Cars and Pilots of Another Galaxy / Daniel Simon

Cosmic Motors: Spaceships, Cars and Pilots of Another Galaxy

Cosmic Motors: Spaceships, Cars and Pilots of Another Galaxy

ドイツの自動車デザイナーDaniel Simonによる"未来の架空のモーターカー"画集。Daniel Simonはフォルクスワーゲン、ランポルギーニなどで設計、カーデザインを手掛け、その後デザインコンサルタント業を営むようになった。最近では映画『TRON2』のカーデザインも担当している。『ブレードランナー』で知られるデザイナーのシド・ミードも彼を大きく支持するデザイナーの一人である。

Daniel Simon -Official Web Site-

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20090320(Fri)

[]あれこれ画集買った(1) Mark Ryden あれこれ画集買った(1)  Mark Ryden を含むブックマーク あれこれ画集買った(1)  Mark Ryden のブックマークコメント

■The Tree Show / Mark Ryden

The Tree Show

The Tree Show

アメリカのポップアートイラストレーター、Mark Rydenによる"樹木"をモチーフにした最新作品集。ロリータな少女と童話の中から出てきたようなファンシーな動物たちが、歪んだ悪夢の世界で血と生肉と臓物を弄ぶという、「聖なるもの・無垢なるもの」と「死と腐敗の象徴たる肉片」との対比を描いた"キモ可愛い"作風が特徴。

Mark Ryden -Official Web Site-

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[]あれこれ画集買った(2) Zdzislaw Beksinski あれこれ画集買った(2) Zdzislaw Beksinskiを含むブックマーク あれこれ画集買った(2) Zdzislaw Beksinskiのブックマークコメント

■The Fantastic Art of Beksinski / Zdzislaw Beksinski

The Fantastic Art of Beksinski (Masters of Fantastic Art S)

The Fantastic Art of Beksinski (Masters of Fantastic Art S)

以前も紹介したんですが、ポーランドの幻想絵画家ズジスワフ・ベクシンスキーをなんとなくもう一度紹介。死と荒廃、永遠の虚無を描いた暗く異様な諸作品は、醜悪であると同時に、ふっと魂を持っていかれそうな妖しい美しさに満ちている。

Zdzislaw Beksinski -Official Web Site-

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20090319(Thu)

[]連続な殺人者はマニアックなコップだった!? 連続な殺人者はマニアックなコップだった!?を含むブックマーク 連続な殺人者はマニアックなコップだった!?のブックマークコメント

■マニアック・コップ (監督:ウィリアム・ラスティグ 1988年アメリカ映画)

マニアック・コップ [DVD]

マニアック・コップ [DVD]

"マニアック・コップ"とは「キチガイ警官」の事であり希少かつデザインがマニアックなアンティーク・コップの事ではない。なぜかオレの中では『ゾンビ・コップ』と一緒くたになっていた。1988年製作のこの映画、当時サンタクロースだの炭鉱夫だのありとあらゆる職業を殺人鬼に仕立てたホラー映画界が、次のターゲットとして警察官を選んだ、という映画だったのらしい。警察官が殺人鬼、というのもありそうでなかったということなんだろう。そういえばゾンビ映画もかなり末期的で、ストリッパーだの女子高生だのなんでもかんでもゾンビに仕立てるが、このスラッシャー/シリアル・キラー系ホラーもまだまだ主役殺人鬼の職業に開拓の余地がありそうである。と言う訳でいろんなマニアック殺人者を考えてみた。

・マニアック給食おばさん…殺人者は給食のおばさんだった!?次々にナニされて給食の材料になる子供たち!うわああこれ結構エグイかも。

・マニアックお天気お姉さん…「天気予報が当たらない」というクレームにブチ切れたお天気お姉さんは、一般市民を拉致しては感電・氷詰め・水責め・火責めで拷問し、「ほら雷よ!雪よ!雨よ!炎天下よ!」などとお天気にちなんだ殺戮を繰り広げる!

・マニアックおくりびと…納棺師のその男は自ら納棺する為に死体を作る!殺人者としてできるだけ惨たらしく肉体を破壊し、その死体を納棺師として芸術的に美しく整えることを至上の喜びとするのだ!いわばマッチポンプ殺人者。

・マニアックニート…「働いたら負けだと思ってますからああああ!」と叫びながら通勤帰りの会社員を雨の日も風の日も毎日一人づつ殺してゆくという、よく考えてみるとかなり勤勉なニート殺人者だ!しかし土日祝はきちんと休養するのだ。

・マニアック介護老人…ヤツは歩行器でやってくる!入れ歯や老人食、紙おむつや床擦れ防止マットを使った残虐で忌まわしい殺しがヤツの手口だ!高齢化社会を題材にした社会派ホラー!

・マニアックドッグトリマー…昼間は犬の毛を整えるドッグトリマー、しかし夜になると人を犬にトリミングするドッグトリマーへ変身する殺人鬼だ!彼は人の手足を第2関節から切断して"人犬"化させ、「可愛いわんちゃんになったねえ」と言いながら死ぬまでいたぶり続けるのだ!

・釣りマニアックSANPEI…釣りキチが嵩じて人体釣りを始めたSANPEI!釣竿・釣り糸・釣り針・魚篭を使ったテクニカルな殺人がお得意!勿論殺した後は魚拓ならぬ人拓作成だ!ってかTVの映画CMでキチキチ連呼して大丈夫なのか?

・マニアックアンパンマン…アンパンマンとは名ばかり、実は頭がマカオ名物八仙飯店之人肉饅頭になっているという人肉饅頭マンだ!屠った人間を饅頭にして頭に詰め、またそれを人に食わすのだ!

・マニアックデブ専プリキュア…血に飢えたサムソン系デブ専のむさくるしい男ども14人が、彼らの愛するプリキュア・オールスターズ14人のコスプレをして夜な夜な一人歩きのデブに集団で襲い掛かるという、世にもおぞましい物語だ!勿論「みなぎる勇気!」「あふれる希望!」などの決めゼリフを連呼しながら哀れなデブを血祭りにあげるのだ!

・マニアックカルト宗教…カルトといえばガイアナ人民寺院やオウムを連想するが、これは諸星大二郎の「生命の木」に登場する東北の隠れキリシタンらが主役である。救世主である善次は「じゅすへる」とその子孫を「いんへるの」から救うのだが、彼らは「おらといっしょに"ぱらいそ"さいぐ」事が出来ずに地上に溢れ、そのままゾンビと化して人々を齧り殺しまくるのである。そして人類は全て「じゅすへる」の子孫になってしまい、みんなで永遠に「わしもつれていってくだせ わしもつれていってくだせ」とわめき続けるのだ。

・マニアックはてなダイアラー…「お前の体にスターを刻んでやるぜ!」とか「お前のハラワタに身の毛もよだつようなブクマコメントをしてやるぜ!」とか言いながらはてなダイアラーを次々と虐殺してゆく殺人鬼!勿論犯人の正体は増田だ!お供に犬のしなもんを連れているぞ。

…ええと、特にオチはありません…。

[]ハイジが泣きながらキン肉バスターしてる画像ください ハイジが泣きながらキン肉バスターしてる画像くださいを含むブックマーク ハイジが泣きながらキン肉バスターしてる画像くださいのブックマークコメント

ワラノート・ハイジが泣きながらキン肉バスターしてる画像ください

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2009/03/19 22:46 整えたい!死体を美しく修復したい!
私は昔、発掘した土器を復元する仕事をしてみたかったの。今は死体でもいいな(トオイメ…)

すいかすいか 2009/03/20 03:13 おおー。2009年春ならではのランナップですね。
ハイジ・・・。
私としては筋肉バスターはいいけど、人前でそんなに股を開いちゃダメ!ハイジ!ってかんじです。

globalheadglobalhead 2009/03/20 12:34 >レイジーさん
いや、土器と死体全然ちゃうから。間とって発掘された人骨に粘土くっつけて当時の顔を再現する仕事なんてどうでしょう。それにしても修復にそれほど興味を示すのは、破壊王レイジーとして歩いた後に瓦礫しか残さない暴れん坊ぶりをしてきた人生への反省でしょうか。

globalheadglobalhead 2009/03/20 12:43 >すいかさん
2009年、春の殺人ラインナップ!いずれもクールでスタイリッシュな新作です。さああなたも新たな装いでマニアック殺人をやっちゃいましょう(違)!
ハイジはきっといろいろ発動したり覚醒したりしたんだと思います。世紀末救世主伝説・アルマゲドンの少女ハイジ。

kogumariankogumarian 2009/03/20 12:57 私はドッグトリマーに何かぴんときました。ええと、コレって深層心理をグサッと探る新手の心理テストですか?

globalheadglobalhead 2009/03/20 14:22 >kogumarianさん
なんとよりによってドッグトリマーにぴんと来てしまいましたか…。ここから深層心理を分析すると、kogumarianさんは世界征服の野望を心に秘めています。
そしてゆくゆくは宇宙を我が手に、とも思っています。そんなkogumarianさんのラッキーアイテムはマジックハンドと熊の木彫り、幸運の場所はホッピーのある飲み屋、肝試しをすると運が開けるでしょう。

azecchiazecchi 2009/03/20 18:37 いやなんといっても『マニアック・デブ専プリキュア』でしょう!!!
デブ専とプリキュアのコスプレがどこでどう繋がってきたのか?そもそもフモさんがプリキュアに言及されること自体が少しアレ(もしかしてファンですか?!)、などツッコミどころ満載。

globalheadglobalhead 2009/03/20 19:18 >アゼッチさん
それはねええ、ボクチンがまさにプリキュアコスプレが大好きなサムソン系デブ専だからだようう。…という冗談はさておいて、最初は「マニアックコスプレイヤー」というのを考えたんですよ。アニメやゲームのコスプレをした殺人者の集団が、それぞれ作品中の決めゼリフを言いながら人をぶっ殺すのね。でもオレアニメ詳しくないんでどうしようかなあ、と思ってたらとある方の日記でプリキュアが14人いるって話読んで、じゃあこれにしよう、と。で、できるだけ気持ち悪くするためにおデブの男色家ということにしようと。それでああなったわけですな。

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20090318(Wed)

[]最近聴いたCD テクノとかドラムンベースとか 最近聴いたCD テクノとかドラムンベースとかを含むブックマーク 最近聴いたCD テクノとかドラムンベースとかのブックマークコメント

■Rekids Revolution / VARIOUS

Rekids Revolution

Rekids Revolution

REKIDSレーベルから発売されたショウケイス的な3枚組コンピレーション・アルバム。CD1にオリジナル音源、CD2にリミックス、CD3にSPENCER PAKERによるDJMIXが収められ、これがCD1枚分ぐらいのリーズナブルなお値段で手に入ります。「ハウスとテクノの境界系レーベル」なんて言われ方をしているREKIDSですが、CD1、CD2ともミニマルらしいシンプルな音とドロドロした低音でズブズブと妖しく聴覚を揺す振り、そのテクニシャン振りに「あはんもうどうにでもして」と昂奮しまくりです。結構腰強いと思うよここの人。CD3のMIXを手がけるSPENCER PAKERはアンダーグラウンドエレクトロハウスの人ってことらしい。Radio Slaveの曲を中心にこちらもズブズブドロドロと盛り上がってくれてあああごれはぎぼぢいい〜。試聴

■The Grandfather Paradox / HENRIK SCHWARZ/AME/DIXON

Grandfather Paradox

Grandfather Paradox

『DJ KICKS』で神懸り的なMIXを聴かせてくれたHENRIK SCHWARZの名前が出ているだけでも即買いですが、そこに同じInnervisionsレーベルのAMEとDIXONの名前まで出て、いったいどんなアルバムに仕上がってるのかしらんと聴いてみると、これがテクノにとどまらない様々なジャンルのミニマル・ミュージックをMIXした、横断的であると同時に実にエクスペリメンタルなアルバムでした。ジャンルレスというよりもこのMIXの集積こそが新たな音を生み出しているような気がします。現代音楽家でありミニマル・ミュージックの巨匠であるSteve Reichの音源すらも引用されていますが、ダンス・ミュージックに拘らず「ミニマル・ミュージックはどこを目指しているのか」を探求したアルバムとして新鮮でとても豊かな体験を与えてくれるアルバムだ思います。CD1がMIX、CD2がUN-MIXといった構成になっています。 試聴

■The Detroit Connection Part.4 / DETROIT GRAND PUBAHS

Detroit Connection Pt 4

Detroit Connection Pt 4

DETROIT GRAND PUBAHS、どういう人たちなのかよく分からなかったんですが、DETROITって名前が付いてるもんにハズレはないだろ!という非常に単純な理由から聴いてみました。この『The Detroit Connection Part.4』はオリジナル・アルバムではなくDETROIT GRAND PUBAHSによるDJ-MIXですが、UR、Joey BeltramLaurent GarnierKirk Degiorgio、4 Heroなんていう王道クラシックを楽しそうに繋いでいる様は、斬新さや革新性はまるで無いけれど「俺らと一緒にグルーヴしようや」といった親しみやすさがこもっていて、ほんにゃらしながらテクノ・ミュージックを楽しめるMIXに仕上がっていると思います。 試聴

■INCredible Sound of Gilles Peterson

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1999年に発表されたGilles PetersonのMIX-CD。例によってハウス、ジャズ、ラテン、ドラムンベースなど様々なジャンルの音楽を卓越したセンスで選曲しミックスしたもの。こういうミックスは古さを感じさせないからいいですね。Gilles Petersonマニアのオレとしても納得の一枚です。注意したいのはUK版は2枚組だがUS版は1枚組で数曲カットされていること。最初知らずにUS版を購入、UK版はあとで慌てて買い直してしまいました。上のジャケ写真のものがUK版になります。そういう訳でこのアルバム、自分は2種類所有しています。 試聴

■Supersized / DANNY BYRD

Supersized

Supersized

■The Future Sound Of Cambridge 3 / COMMIX/NU TONE/LOGISTICS

THE FUTURE SOUND OF CAMBRIDGE

THE FUTURE SOUND OF CAMBRIDGE

■Hospital Mix 7 / DANNY BYRD

Hospital Mix Vol.7: Mixed By Danny Byrd

Hospital Mix Vol.7: Mixed By Danny Byrd

この間Fabricから出たCOMMIXのミックスCDを聴いたらまたドラムン・ベース熱が高まってしまい、ドラムン・ベースの老舗レーベルHospitalから出ているCDをいきなり3枚購入。やっぱドラムン・ベースはええのう。気分爽快ブレイクビーツ。ハウス、テクノ、HipHopに対してイギリス発のダンス・ミュージックであるドラムン・ベースは、その高速bpmを叩き出すサンプリング・ドラムとダブ・ミュージック譲りのヘヴィーなベースがキモだけれど、やんちゃなワーキング・クラスの若者が聴く音楽といった感触はクラブ・シーンにおけるパンク・ミュージックということもできるかもしれない。だから新世代のパンクスはみんなドラムン・ベースを聴けばいいと思うんだ!勿論Hospital印のアートコアな美しいメロディとスピード感溢れるリズムはサイバーでどこまでも未来的、パンクスじゃなくたって楽しめると思うな! 試聴 試聴 試聴


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20090317(Tue)

[]オレとアプリと相方さん オレとアプリと相方さんを含むブックマーク オレとアプリと相方さんのブックマークコメント

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iPod Touchを手に入れて最初にはまったのはダウンロードできる豊富なアプリ。物珍しさも手伝って早速幾つかのアプリをD/Lしてみた。思った以上にグラフィックは綺麗だし動作も軽く、タッチパネルや加速度センサーを利用した操作は実に新鮮だった。そしてiPod Touchのメニュー画面にアプリのアイコンが増えてゆくのがまた楽しかったりした。

でもそんなのもやっぱり最初だけでねえ。ゲーム好きのオレではあるが、外でゲームやる習慣がもともと無いし、そんな時間があったらなるべく本読むようにしているので(部屋にいるときはゲームばっかりしているからである)、D/Lしたゲームはあっという間に忘れ去られる運命であった。有料ゲームもあったのになんとまあ勿体無い。

そんな中でひとつだけずっとやり続けていたのは『iHusky 3D Pet Lite』という無料の子犬育成ゲーム。子犬に食事を与えたり、洗ってあげたり、寝かせたり、散歩に連れて行ってあげたりしてポイントを溜め、成長させてゆくという、無料だけあって単純なゲームなんだが、画面の中で跳ねたり走ったり寝そべったりワンワンクンクン鳴いている子犬が可愛らしくて、なんだかついついやってしまう。「たまごっち」の豪華子犬版と言ったら分かりやすいか。

そしてこのゲームを相方さんにやらせてあげたら、ゲームなんかやらない筈の相方さんが、なんと目を爛々とさせながらやりまくっているではないか。もともと犬が大好きな相方さんだから、気に入ってくれるだろうとは思っていたが、こんなに熱中するとは予想外であった。画面上の子犬をさすってあげると、クンクン鳴きながらハートマークを体から立ち上らせ、それをずっと繰り返してもポイントが上がる。これが楽しいらしくて相方さん、延々iPod Touchの画面をゴシゴシゴシゴシやっているのだ。

電車の中でiPod Touchを渡したらもうずっとゴシゴシ。駅に着いて降りてからも歩きながらずっとゴシゴシ。階段降りながらもずっとゴシゴシ。危なっかしいからオレが前に立って先導してあげたが。時々「結構やったよね?育つかな?育つかな?」なんて言いながら溜まったポイントを確かめている。仕舞いにはゲームの子犬の鳴き声まで覚えて「あおん」とか言っている。「私ゲームなんかやり始めたら絶対はまっちゃうから、それで手を出さないことにしてるの」と言っていたのは覚えていたが、ホントにここまで熱中するとは。

ゲームの子犬は無料版のせいなのか、もういじってあげても育たなくなってしまった。相方さんの楽しみが無くなってしまうなあと思い、やっと製品版を買って、また二人でやっている。でもそんなのより相方さんは、本当は本物の犬を飼いたいんだろうなあ。住んでる所がペット禁止なので今はそれも叶わないけれど、いつかペットの飼える家で本物の犬を飼って、相方さんと一緒に育ててみたいな。

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[]それは羽ばたいていた それは羽ばたいていたを含むブックマーク それは羽ばたいていたのブックマークコメント

最近発見したのだが、うちの相方さんは高いところや眺めのいいところに立つと、パタパタと羽ばたく仕草をしたがるのである。そういえば以前、遊園地でグルグル回るのに乗った時も手ェバタバタさせてたなぁアイツ。…前世は鳥だったのか相方さん!?鳩とかだったらまだいいけど、まさか猛禽類じゃ…。確かにそんなケが無きにしも非(ry

ハッ!?空から何かがオレ目掛けて飛んでくる…ッ!?

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2009/03/17 21:08 猛禽類に150円賭けた!

jkjk 2009/03/18 00:21 犬や猫に加えて一時は猿も預かってたりしてたので、後はキジが来れば鬼退治に出発できました。

globalheadglobalhead 2009/03/18 00:30 >レイジーさん
本人に尋ねたところ「私?モズだねモズ」と答えておりました…。

globalheadglobalhead 2009/03/18 00:55 >jkさん
さらに蟹と戦い熊と戦い龍に乗り鶴を助け亀を助け狸に火を付け兎の皮を剥ぐなどして日本昔話全制覇を目指すべきです。

20090316(Mon)

[]アルジェリア植民地独立戦争を描く熾烈な戦争ドラマ〜映画『いのちの戦場 -アルジェリア1959-』 アルジェリア植民地独立戦争を描く熾烈な戦争ドラマ〜映画『いのちの戦場 -アルジェリア1959-』を含むブックマーク アルジェリア植民地独立戦争を描く熾烈な戦争ドラマ〜映画『いのちの戦場 -アルジェリア1959-』のブックマークコメント

■いのちの戦場 -アルジェリア1959- (監督:フローラン・シリ 2007年フランス映画)

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アルジェリアは北アフリカに位置する国であるが、1830年フランスにより植民地支配を受け、以来フランス領として存続するという憂き目を見ることになった。しかし民族独立の悲願は1954年のアルジェリア植民地独立戦争として爆発し、30万〜60万人に及ぶ死者を出した末、1962年、130年間に渡るフランス支配を脱しアルジェリア民主人民共和国として独立したのである。この映画『いのちの戦場 -アルジェリア1959-』は、1959年、泥沼化するアルジェリア戦争の最中、新たに戦地に赴任してきた一人のフランス人中尉の目を通し、アルジェリア戦争の地獄を描いた作品である。ちなみにフランスでは1999年までこの戦争は教科書にすら載らないタブーとして隠匿され、"戦争"として認めることは決してなかった。いわゆるフランスの黒歴史的な戦争であったのだ。

日本語タイトルは『いのちの戦場』となっているが、原題を訳すと『内なる敵』という意味であるらしい。これは、理想主義的な考えを持ったフランス人中尉が、道理も倫理もない悪夢のような戦場の現実を目の当たりにすることにより、次第に暗い狂気を心に孕んで行く様子を表しているのと同時に、当時"フランス人"として生きることを余儀なくされていたアルジェリア人たちが、この戦争によりフランス軍側と独立解放軍側に分かれ、同属同士の血腥い殺戮を繰り広げることとなったという経緯をも表しているのだろう。劇中でも、フランス軍在籍アルジェリア人の裏切り、敵になった身内の死を目の当たりにする光景、裏切りとみなして同属アルジェリア人村民らを皆殺しにする解放軍、かつて共に第2次世界大戦、インドネシア戦争を戦ったアルジェリア人戦友との敵対・処刑など、当時のアルジェリア人が抱えたアンビバレンツが大きく浮き彫りにされ描かれている。

フランス軍の軍事的テクノロジー・レベルとしては、映画や書籍などで我々が見知っているであろうベトナム戦争が1959年〜1975年であったことを考えると、同等か若干古い程度のものだと思えばいいだろう。無線機は弁当箱のような大きさで自家発電型のウォーキートーキーであるが、空爆の要請、ナパーム弾による絨毯爆撃、ヘリコプターによる負傷者搬送なども映画の中で行われていた。ただやはり、当時のフランス軍の装備が馴染みの無いものであること、また、北アフリカの国という異質なロケーション、そして、敵対するアルジェリア人武装開放軍の出で立ちなどが、戦争映画のビジュアルとして物珍しく、効果を上げている。さらに実際にあったのかどうかは別としても、この映画で描かれる捕虜の拷問、密殺、さらに非戦闘員である村人たちへのジェノサイド行為は、戦争倫理といった面でハーグ陸戦条約、ジュネーブ諸条約に容易く抵触しているのみならず、この戦争の陰惨さをなおさら引き立てる。

映画としてみるならば、理想主義的なフランス人中尉が戦争の地獄に次第に正気を奪われ、最後に自らも地獄の鬼と化してしまう、というプロットが、判りやすいとはいえ多少造り過ぎかな、という印象を受けた。観客の目線に合わせたノーマルなキャラクター、それに対する非道の死が支配する無情の戦地とのコントラスト、ということなのだろうが、戦争をそこまで奇麗事のように捉えていた青二才的な若者の心情には多少鼻白む。むしろ汚れ仕事は自らのものと拷問を進んで引き受けるフランス軍軍曹の虚無や、自分はフランス軍以外の何者にも加担しないと豪語するアルジェリア人兵士の葛藤の中にこそこの戦争の痛ましさを見た。戦争映画としては小品ではあるが、ヨーロッパ現代史の馴染みの薄い一端を垣間見ることが出来るという意味で、興味を引く一作であった。

■いのちの戦場/L'ennemi intime トレイラー

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20090315(Sun)

[]今宵もビールビールで夜は更けゆくのだ 今宵もビールビールで夜は更けゆくのだを含むブックマーク 今宵もビールビールで夜は更けゆくのだのブックマークコメント

このオレにとって酒といえばビール。ビールといえば酒。世の中でワインが流行ろうが焼酎がブームになろうが日本酒が通の酒だと言われようが、生涯いちビール党を貫き通し、ビールに生きビールに死ぬ覚悟で今夜もグラスをあおるのだ。そう、ビールはさだめ、さだめは酔っ払い。我がビール人生に悔い無し、なのである。

とりあえず輸入ビールを見つけたらドカ買いして飲み比べるのだ。それがビール党党員の使命なのだ。

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近所のコンビニが改装の為一時閉店セールでビールが半額。オレはハンパな国産ビールになぞ目もくれず、迷わずギネスビールをドカ買いした。

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ビールも最近はネットで買えるしな。というわけでかねてからお気に入りだった「よなよなエール」を1ケースまとめ買い。

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いきつけの日本製地ビールの店、クラフトビアバーで飲んだ限定ビール"志賀高原・たかしインペリアルスタウト"。アルコール度数10%という強力なビールだ。ちなみに「たかし」というのは蔵元の爺さんの名前だとマスターから聞いた。

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これもいきつけの店、横濱cheersで飲んだ"ロコビア ディバインヴァンプ・アメリカンペールエール"。ビールは勿論美味かったが、それよりも「なまらにがいビール」と印字されたグラスが面白かったのでついつい写真撮影。

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「なまら」とは北海道弁で「モノ凄い」という意味である。即ち「モノ凄い苦いビール」。そう、そんなすっごい苦いビールをいともなく飲み干すことの出来る男こそ、真に苦みばしった男の風格を兼ね備えた男の中の男なのだ。そして今夜もオレはそんなビールを求めて夜の街を彷徨うのである。

すいかすいか 2009/03/15 22:07 うわー、超男らしい買い方ですね!
私は冬は日本酒でして・・・単に胃腸が強くないというショボい理由ですが、
私の住む地域は酒が飲めないとカッコ悪いという風潮があり、強靭な胃腸に憧れます。
親の世代の営業マンの就職試験の面接では「ビールと酒が飲めるか?」などと聞かれたりすることがあったそうです。
で、飲めない場合はどれほど良さそうな人でも試験を落とされたとかとか。
フモさん、このあたりに住んでいたら超大モテだと思います。

globalheadglobalhead 2009/03/16 09:12 どもども。ビールの大人買い、と書こうとしましたがお酒は二十歳からしか飲めないので必然的に大人が買うものであり大人買いとは言えないということに今気付きました。
冬に日本酒というのも渋くていいじゃないですか。あれこれ書きましたがオレはビール以外のお酒だと悪酔いしてしまうんで飲まないだけなんですよ。だからビールが大好きでもお酒が強いのとはちょっと違うかもしれません。
酒飲めないと就職できないと言うのも随分な話ですねえ。昔の話なんでしょうが、今の若い人はあまりお酒を飲まないというから、そういうのも廃れてしまうでしょう。
あと酒で人から顰蹙買ったことは多々あれど、酒でモテたことはこれまで一度たりともありません…。

azecchiazecchi 2009/03/16 21:38 未だにビールの美味しさがわかりません。だって苦いじゃないですか!!
フモさんもホントは苦いの我慢してるんでしょ??

globalheadglobalhead 2009/03/17 09:29 ふぉっふぉっふぉっまだまだ味覚がチャイルドのようだねアゼッチくん(上から目線)。苦味とは味の妙。苦味を愉しめる事こそ大人の証なのだよ(大きく上から目線)。そんなオレはコーヒーはブラックでありサンマのワタを好みレバは大好物で丸薬はガジガジ齧って味わうという大の苦味マニアであるのだ。ただゴーヤーだけはあんまり好かん。だって苦いんだもん(あれ?)。

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20090314(Sat)

[]バイオハザード5 (Xbox360) バイオハザード5 (Xbox360)を含むブックマーク バイオハザード5 (Xbox360)のブックマークコメント

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巷では大いに盛り上がっているらしいバイオハザード・シリーズの新作である。ちなみに今作のナンバリングは「5」であるが実は7作目であるらしい(ゼロとベロニカを入れる)。オレはこのゲーム結構やっていたと思うんだが、多分「3」だけやってないかもな。

今作ではバイオテロの渦巻くアフリカのとある国が舞台となり、対バイオテロ部隊B.S.A.A.の隊員としてバケモンとかゾンビみたいな連中をブチ殺しまくるというゲームなんである。今回はなにしろ敵がゾンビじゃなくて、映画『ヒドゥン』に出てくるナメクジ型異星人みたいなのに体を乗っ取られたアフリカ現地人の皆さんがザコ敵として登場するんである。で、この体を乗っ取られ凶暴化した現地の皆さんが手に手に斧だのダイナマイトだのを取り、白目をひん剥きながら「うががああああああ」とか喚きつつ集団になって襲いかかってくるんですな。そんな連中と銃ぶっ放しながら戦う様子は、ちょっと映画『ブラックホーク・ダウン』あたりを髣髴させていますな。

オレもPSで発売された第1作からシリーズ新作が出れば買ってちまちまとやっているが、このバイオシリーズ、面白く出来ているとは思うがイマイチ苦手なんである。なんだか独特な操作系が慣れないのだ。これはゲームシステムの問題というよりもゲームヘタレなオレの学習能力と反射神経が貧弱なせいだとは思うんだが、こんなオレが他のコンシューマーFPSやアクションゲームをやるときには直感的に操作できる部分があるのに、バイオシリーズだけは何作もやっているにも拘らず未だに馴染めないのである。そんななので今作バイオ5を早速プレイしてみたけれど、最初は主人公をまともに操作できず、まごまごしているうちに敵に囲まれてフルボッコ&ゲームオーバー…。バイオハザード弱者、略してバイ弱とはまさにこのオレのことであろうか。

一世を風靡したゲームシリーズではあるが、確かに昨今の海外製作されたFPSやACGと比べると動きがもっさりしているし操作系も整理されていないうえ、インベントリ画面も洗練さに欠けるように思えるんだよなあ。そういえばカプコンから出ていたACG『ロスト・プラネット』ももっさりゲーだったような気が…。革新的だったPS版の頃ならまだしも、全体的なチューニングが甘いように感じるのは、実は技術的なものというよりもこれまでのバイオシリーズに見た目が慣れたファンの為の製作の仕方をしているからなのではないかしらん。バイオファンのためのバイオらしさ、っていうか。それとゲームからムービー画面に切り替わるいうのが頻繁で、読み込みは少ないにしろテンポを殺ぐんだよな。せめてリアルレンダリングにできなかったのかしらん。

だからゲームやっていて「画面の綺麗なPS2ゲーム」みたいに思えちゃうのよ。なんにしろこれまでのものを引きずりすぎて、ゲームとして古色蒼然としている部分が多々あったりするんだよな。これってグラフィックの強化だけでどうにかなるもんじゃないだろ。一見新しい要素を導入しているように見えて、結構保守的なソフトなのかもしれんわな。そういった意味ではこの間プレイした『Dead Space』のほうが遙かに新鮮だったしエキサイティングなゲームだったんだけれど。全世界期待の新作でありもともとがポテンシャルの高いソフトメーカーのゲームだからやり進めればよく出来たゲーム、っていう感想に落ち着くとは思うけれども、既にこういう粗が目立つっていう部分になんだか不安を感じるんだよなあ。

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バイオハザード5(通常版) - Xbox360

バイオハザード5(通常版) - Xbox360

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20090313(Fri)

[]地を這う魚 ひでおの青春日記 / 吾妻 ひでお 地を這う魚 ひでおの青春日記 / 吾妻 ひでおを含むブックマーク 地を這う魚 ひでおの青春日記 / 吾妻 ひでおのブックマークコメント

地を這う魚 ひでおの青春日記 (単行本コミックス)

地を這う魚 ひでおの青春日記 (単行本コミックス)

吾妻ひでおが漫画家を志しアシスタントとして過ごした日々を描いた漫画である。こうして書くと単なる自伝漫画のように思えるが、実はそんな生易しいものではない。

作品内世界では吾妻ひでお以外の人間は殆ど異形の姿をまとった存在であり、まともな姿で描かれる人間は背景に点在する幾人かと、そして女性だけである。男は殆ど化け物なのに女性は全て人の形として描かれているのだ。しかし邪推するに当時の吾妻にとって女というのはそれ自体妄想の産物のようなものでしかなかったのではないか。だからこれは、ある意味ただ萌えるためにのみ存在し人格の無いフォルムとして存在する"女性"性といった意味で、ひとつの異形の存在なのかもしれない。

人だけではない。吾妻が仕事してメシ食って友人たちとクダを巻いている日常世界のありとあらゆる場所に、吾妻漫画お得意のグネグネドロドロした軟体動物や海棲生物や異次元別世界の生物やロボットや巨大メカが闊歩し空中を漂い壁という壁にへばり付いているのだ。その情景は既にして異世界、ここではない遠い宇宙のどこかなのである。これら異形の生き物たちと不可思議な世界は、吾妻の丸っこいペンタッチで描かれているから可愛らしく見えないこともないのだが、異様である事には変わりない。

他者も、世界も、全てが異化されていて、にも拘らず、社会の仕組みはどこまでもベタに現実的で、その中で当たり前のように営まれる日常生活。そしてこの異様な情景を、"青春日記"であるとして漫画作品で提示することの凄み。吾妻ワールドの濃縮された作品であり、"自伝漫画"という括りに囚われない、恐ろしくイマジネイティブな作品であるという事が出来る。かつてSFマガジン誌の連載や奇想天外社から上梓された諸作品、特に代表作『海から来た機械』に狂喜したファンとしては「あの吾妻が帰ってきた!」と叫ばざるをえない傑作である。

それにしてもこのグロテスクであると同時にどこか涅槃の光景とさえ思えるような超現実的な世界の描写はなんなのだろう。全てのものが異化された世界、というのは逆に自己疎外の状態にある人間の心象風景ととることも出来る。精神疾患を患った事のある吾妻にとって世界とはこのように異形であり異質なもので満ち溢れているのか。さらに作者吾妻の妄想がどこまでも流出しこの世界全てを吾妻的自我で塗り潰し侵食した幻想の現実世界と呼ぶことも出来る。あの異形たちは、まさに吾妻が幻視した世界の一部だったのだろう。

どちらにしろそれらを"絵"として表出させ、さらに陰鬱さではなく剽窃として表現することの出来る吾妻の異才ぶりはまさにオンリーワンと言っていいだろう。しかも、これでさえも吾妻は軽やかな筆致で描くのだ。この漫画では、アシスタント期の吾妻は理屈や理論ではなくどこまでも皮膚感覚で漫画を愛し、世界を生きていたように思える。だからこそ社会から逸脱する部分もあっただろうが、創作者としての成功と成果は、この言葉に頼らない皮膚感覚にあったように思えた。

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20090312(Thu)

globalhead2009-03-12

[]それは回転していた それは回転していたを含むブックマーク それは回転していたのブックマークコメント

昨日は回転寿司なんぞに行ってきたオレなんである。

実を言うと、なんとオレは今までこの人生で回転寿司に入ったのはたったの一回こっきり、それも20年以上も前の事だったのである。なんかこー、自分が幾ら分食ったのか分からん、というのが苦手で、寿司食いたい時は寿司屋で持ち帰りにするかスーパーなんぞで買ってきたりしていたのである。勿論寿司屋のカウンターで食ったのも数えるほどだな。寿司もまともに食えない男なんである。ピザなら世界記録とれるほど食ってるけどね!

そんななので最初「今日は回転寿司行こっか」と告げた相方さんの言葉にニッコリ笑って頷いたものの、内心は恐怖に打ち震えていたオレなんである。そーだよ回転寿司が怖かったんだよッ!あんな所に行ったら目が回って食うどころじゃないだろ!ベルトコンベアーを見ると単純作業したくなってしまうだろ!秘密の「当たり皿」があって知らないでそれ取ったら店員がニヤリと笑い奥の部屋からコワモテな人たちが出てきてがっちり取り押さえられそのままマグロ漁船に無理やり乗せられ「うちで出すマグロはこれからお前に獲ってもらう」とか告げられタコ部屋みたいな船底に閉じ込められインド洋かどこかに出航し死ぬまで奴隷のようにマグロ獲りをさせられたりするんだろ!オレは知ってるんだからなッ!?

…などという妄想を頭に渦巻かせながら、オレは戦々恐々と回転寿司のカウンターに座ったのだ。奥からコワモテの人が出てきたらいつでも逃げられるように身構えながらな!しかし隣に座った相方さんは「久しぶりの回転寿司だなー」とか呑気にしているじゃないか!「回ってるの取るだけじゃなくて直接注文してもいいのよ」とオレに教えてくれたが、注文なんかしようもんなら「え?お客さん、そんなものを注文されるんですか?…フッ、これだから素人は困るな…回転寿司のことを何にも分かっちゃいませんねえ…」などと店員から蔑みを込めて言われるに決まってるんだ!オレは、オレは知ってるんだからなッ!?

という訳でビクビクしながら食べ始めた回転寿司であったが、回るお寿司を眺めながら「あれって美味しいかな?」とか「こんなお寿司もあるんだねえ」などと相方さんと会話しつつ、時々茶を啜ってのんびり食事が出来て、ボクとっても楽しかったよ(小学生展開)!勿論コワモテの人が奥の部屋から出てきたりしなかったしマグロ漁船にも乗せられなかったし店員さんは注文もパキパキ聞いて作ってくれたのさ!素敵だね回転寿司!また行こうね回転寿司!今度は高い絵皿に挑戦だ!

[rakuten:citygas:10010399:detail]

azecchiazecchi 2009/03/12 21:38 これだけ回転寿司がポピュラーになった昨今、未だにフモさんみたいな人もいるんですねえ。
僕なんて月に2,3回は必ず行ってますよー(マレーシアにも回転寿司があるんです!!)。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2009/03/12 23:06 北海道の人って、新鮮で美味しい魚介類に口が馴れているイメージがあって、だからフモさんは矢鱈な寿司屋には行かないのかな、なんて思っていました。

私は一人回転寿司が大好きです。我が町には三軒の回転寿司屋があって、ランクがきちんと松竹梅に分かれて共存しています。梅の寿司屋は皿を数える人間しか表にはおらず、タッチパネルでオーダーするのです。一皿105円均一です。15分も居れば腹一杯になります。「短時間で腹一杯」だけを目的に行きます。ネタはジックリ見てはいけないのです。

globalheadglobalhead 2009/03/13 10:41 >アゼッチさん
もともと外で一人でご飯食べないほうなんですよ。食べても安価にファーストフードで済ませちゃったりとか。海外のお寿司は日本にはないものとかあったりしそうで面白そうですね。そういえば今回の回転寿司で初めてアボガドのお寿司食べました!

globalheadglobalhead 2009/03/13 10:42 >レイジーさん
実はオレの住んでる所の近所は矢鱈寿司屋が多くて、何年も住んでる内に殆どの寿司屋は制覇しちゃいました(持ち帰りでですが…)。当然美味い不味いはあって、がっかりさせられたこともありますから矢鱈な寿司屋は入らないっていうのはありますね。
今よりもっとビンボーこじらせてた頃は「給料日はお寿司!」と決めてまして、その時だけ特上握って食べてたんですよ。だから頭のどこかで「お寿司はご馳走!」と思ってて、それで「どうせ食べるんなら高くても美味しいお寿司」ってことでちょっと大衆的な回転寿司に入らないっていうのもあるかもしれません。でももうそんなご馳走感覚もありませんから、逆に以前ほどお寿司も食べなくなってきましたね。

globalheadglobalhead 2009/03/13 10:42 まあどっちにしろやっぱりピザが一番!

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20090311(Wed)

globalhead2009-03-11

[]それはもっとしょーもなかった! それはもっとしょーもなかった!を含むブックマーク それはもっとしょーもなかった!のブックマークコメント

しょーもない話の続き。

◆◆◆◆◆◆◆

A君はかねてからソファベッドに憧れていた。理由は分からないが兎に角憧れていたのだ。やっと予算の目途が立ち、念願のソファベッドを購入、A君は部屋に業者がソファベッドを運び込むのをワクワクしながら眺めていた。さて設置も終了、その場で試しにソファからベッドへ変形しようといじくってみたら、なんとそのソファベッド、どうにも平らなベッドにならない。微妙な角度の付いた緩いVの字型になってそれっきり止まってしまうのだ。当然だが寝られやしない。

これじゃあ困るとA君、立ち会っていた業者に交換を要求、そのソファベッドは持ち帰られることになった。そして後日、改めて別のソファベッドが届けられる。やれやれと思いながら再びソファベッドを設置してもらい、取り合えずソファをベッドに変形させてみる。するとなんと、またまたベッドが平らにならないではないか。この間と同じように緩いVの字型にしか開かないのだ。おいおいと思ってA君、2回目じゃないですか勘弁して下さいよ、こんなんじゃ受け取れませんよ、と業者に苦情を言い、当然ながらまたまた返品交換してもらうことに。

さらに後日。A君の部屋に3度目のソファベッド搬入が行われる。設置が済んだ後いくらなんでも今度こそ大丈夫だろ、と思いつつ念の為にベッドへと平らにしてみるが…なんと、またまたベッドは平らにならない!いつもは温和なA君も度重なる業者の不手際に堪忍袋の緒が切れて遂にブチギレ、こりゃいったいどういうことだ、何度も何度も不良品ばかりばかり持って来やがって、フザケてんのかやる気アンのかオイコラテメコラと、持ってきた業者に怒鳴り散らす。

怒り心頭のA君はさらに業者の営業担当を連れてこさせ、お前ん所はどうなってんだ、一度ならずも二度三度、全くいったいどういう仕事してるんだ、とコンコンと営業担当に文句の嵐をぶちかます。業者の営業担当は平身低頭、申し訳ございません申し訳ございませんと平謝りに謝り続けた。A君はなんとか気をとり直し、改めてソファベッドを納品させ、今度こそ故障や不良の問題は無く、散々な目に遭いながらもA君はやっと念願のソファベットで安眠できることになったのだ。

しかし話はここで終りではない。数ヵ月後だったか数年後だったかは聞いてて忘れたが、A君の近所に住むかつての同級生の女の子が結婚することになり、友人同士の祝賀パーティーをやるからというので参加することになったのらしい。そしてパーティー会場に赴くと、新婦であるかつての同級生の女の子を見つけてお祝いの言葉を掛けてあげていた。そしてその女の子がA君に、そうそう、結婚した相手を紹介しなきゃね、と他の知り合いを相手にしていた新郎をA君の元に連れてきた。

A君は新郎の顔を見るなり固まってしまった。なんとその新郎、以前ソファベッド不良品事件で呼び出して、A君が散々怒鳴り散らした業者の営業担当氏だったのである。そんな相手を友人の新しい旦那として紹介され、居心地が悪いのなんの、いやーな汗がそこかしこから噴き出し、「あ、どうもオメデトゴザイマス…」などとお座なりにお祝いを述べてみても、早くここから逃げ出したい気持ちで一杯だったという。そんなA君の様子を隣で見ながら新婦である友人女子がニッコリ笑って一言。「これからは旦那をいじめないであげてね!」…どうもこの友人女子、A君のソファベッド不良事件のことを新しい旦那から聞いて知っていたのらしい!

◆◆◆◆◆◆◆

最後にもうひとつ。

子供時代のA君、信号が赤に変わったばかりの交差点をあわてて自転車で横切ろうとした所、信号が変わって発車したばかりの車に横から撥ねられてしまう。急停車した車から運転手がおろおろしながら降りてきてA君に声を掛けようと寄って来たが、A君は倒れた自転車を起こして飛び乗ると、脱兎の如くそこから逃げ出したという。なんでも車にぶつかり気が動転して取り合えず逃げた!ということなのらしい。その時A君の友人のB君も自転車で先を走っていたらしいのだが、なんだなんだ?と怪訝そうにしていたそのB君までぶっちぎっての疾走だったという。「いや、信号無視したの僕だったんで、僕の責任の事故だー!ととっさに思っちゃったみたいなんデス。あと親父にバレるとまた竹刀食らうし…」とA君は語った。

すいかすいか 2009/03/12 01:58 まだ私の肌が自力で潤っていた、あれは幻だったのではないかと目を細めるような遠い昔、家の真横で痴漢に襲われました。
近所の公園に連れ込まれ殺されるとマジで思いましたが、少々触られたくらいで無事でした。
家で泣く私に「襲われるオマエが悪いわあッッ!!!」と親に死ぬほど怒られました。

globalheadglobalhead 2009/03/12 09:08 いやそれマジ怖い話じゃないですか。しかし怒る親も親だなあ。自分の子供なんだと思ってんのかなあ。それに痴漢なんかやる輩は癖になってるわけですから、娘怒る前に再犯防止の為にツーホーするぐらいしないと。そういえばこういう時って「犬に噛まれたと思って」とか言ったりしますが、犬に噛まれるっていうのも相当怖いことだよなあ。子供の頃ホントに犬に噛まれたことがありましたが、よそんち入ってそこの飼い犬にちょっかい出したオレが悪いとは思うんですが、取り合えずオレの親はそこの家に怒鳴り込みに行ってたなあ。
しかしすいかさん遠い昔って。まだまだだと思って逞しく生きて下さいよ!

すいかすいか 2009/03/12 11:45 へへへ。通報はしたんですよ。で、警察を待ってる間に怒られました。
その後警察がきて、1時間近く親の目の前で根掘り葉掘り状況を聞かれ、それもバツが悪かったです。
「で、アナタの股を触ったわけですね!?」とか調書をとられたわけです。(涙)
犯された女性が恥と思って通報できないことがあるそうですが、なるほど・・・と思いました。
が、当時の私はパンツは見えないものの膝上の丈のミニスカートなんぞを履いて調子に乗ってまして
頻繁に親に注意されていましたので、親の怒りは一理あったと思うんですが、
あまりにボロクソ怒るので酷いと思いました。フモさんの親は優しいですね〜。
しばらくして同じところで犯人に遭遇しましたが、運よく気付きまして・・・
私、なんとバッグを振り回し追いかけました。
が、ヒールが高すぎて早く走れず追いつけませんで
バッグを投げたんですけど、てんで変な方向に飛び、あたりませんでした。
コントロール悪すぎでした。(運痴です。)
親に言うとまた怒られるし、警察は現行犯でないと捕まえないし、
事情聴衆はイヤだし、やってもパトロールは一個人のために頻繁にはしてくれませんし、
仕方がないから自分でボコってやろうと考えたんですが、無謀でした。
返り討ちにあったらどーしてたんでしょうねえ。アホな娘でした。

globalheadglobalhead 2009/03/12 14:10 おおなるほど。実は親御さんもかねてから心配していた事が的中して「ほらみたことか!」ってな感情が爆発しちゃったんでしょうね。心配の余りの怒りだったんでしょう。ただ女子が薄着してるから痴漢していいって言う理屈はありませんから、そこ突っ込まれても困りますよねえ。
それにしてもまた犯人に遭遇したなんて、またまた怖すぎですよ!家の近所じゃそこ避けて通るって訳にもいかなかったんでしょうから、何も悪いことしてないのに毎日不安抱えてなきゃならないっていうのも理不尽な話だよなあ。やっぱり警報ブザーに催涙スプレー携帯しとくべきだったんでしょうか。
でもお話だとその後何にもなかったみたいでよかったですね。その痴漢がどっかで捕まってお仕置きされていることを願いたいですね。

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20090310(Tue)

globalhead2009-03-10

[]それはとてもしょーもなかった! それはとてもしょーもなかった!を含むブックマーク それはとてもしょーもなかった!のブックマークコメント

会社の後輩のワカモノであるA君とB君から聞いたしょーもない話。

◆◆◆◆◆◆◆

A君とB君は小学校の時からの仲良しで、いつも一緒につるんでは悪さをして遊んでいた。

中学生の頃、A君はB君の家に遊びに行っては、二人でB君の親父の部屋に忍び込み、秘密の引き出しから大量のエロ本を引っ張り出し、部屋中に広げてその上を転げ周り、ウハウハ言いながら遊んでいたのだという。しかしある日、二人がいつものようにエロ本の上で転げまわってウホホーイウホホーイなどとわめいていたところを、B君のコワ〜イ母親に見つかってしまう。あまりにアホアホなその暴走振りに逆上したB君の母親は二人を散々しばき倒し、その挙句A君はB君の家への出入り禁止をくらってしまう。

しかし二人のエロ本への熱き想いはそんなことで消え去りはしない。数日後、A君とB君はエロ本のある部屋にもう一度忍び込む計画を立てた。B君の父の部屋は実は2階にあり、専業主婦の母親はいつも家にいてB君の友達の出入りに目を光らせている。だから二人はわざわざ梯子を用意し、2階の窓からB父の部屋に侵入、またもや部屋の床一杯にエロ本を敷き詰め、めくるめくエロの桃源郷を味わっていたのだ。

ところが二人はやっぱりB母に発見されてしまう。出入り禁止にしたはずのむくつけき息子の友人が、またもや猥褻な本を広げて鼻の下を伸ばしている光景に、B母は遂にブチ切れてしまい、なんと包丁を持ち出してA君を追い掛け回し、家から追い出したのだという。「その時母親が振り回した包丁の刃痕がまだ家のあちこちに残ってますよ…」B君は遠い目をしてそうオレに語った。

◆◆◆◆◆◆◆

もうひとつ包丁話。

A君とB君がガキンチョの頃よく遊んでいた公園の横には2階建てのアパートが建っていて、そのアパートの2階に一人で住む若い女がやたら騒音に神経質だったらしい。その日A君とB君は公園で野球のバットの素振りをやっていたというのだが、たかだかバットが風切る音に反応し、2階の窓を開け音が五月蝿い、と怒鳴ってきたらしいのだ。なんだか面白くないA君とB君、公園からその女性をやいのやいのと囃し立て、速攻で逃げてきたという。

そして公園の近所の道をゲラゲラ笑いながら歩いていたら、後ろの方から「包丁を持ってる人がいるぞ!」という誰かの叫び声が。何が起こってるんだ?と振り向くと、それまで道を歩いていた人たちが、こちらのほうへ走って逃げてくるのが見えた。立ち止まってしまったA君の左右を沢山の人々が駆け去ってゆく。そしてそれを追うように走ってくるのは、なんとあのアパートの2階の女ではないか。A君とB君の行動にブチ切れたあの女が、二人に思い知らせようと包丁を片手に追いかけてきたのである。

脱兎の如く逃げ出すB君と、あまりのことに動けないA君。女の包丁はA君の目の前まで迫ってきた!

「で、どうなったの?」A君の話を聞いていたオレは後を続けさせた。

A君が言うには、既に逃げる機会を失ってしまったので、包丁の刃が自分に届くよりも先に思いっきりその女を地面にド突き倒したのだという。当然その後はさっさと逃げたのらしい。

「警察には言わなかったの?」とA君に訊くと、自分の親に公園で騒いで人をキレさせたことがバレると、包丁よりも恐ろしい折檻が待っているから言えなかったのらしい。「うちの親、竹刀でボコボコにするんですよ!」とA君。

「なんだか大変な女だなあ。その人はその後どうしたの?」オレが訊くとB君が引き継いだ。

B君が言うには、アパートの女の部屋の下の部屋に、ある日子供のいる家族が移り住んだのらしい。子供がいるくらいだからまあ、そこそこにはやかましかったらしい。「それで、その女、自分のウンコをビニール袋に詰めて、1階の住人に見えるように2階の自分の部屋の窓から吊るしたんですよ!下に住んでいた子供連れはそれですぐ引っ越しちゃいました」

ウンコとはヒデエ…。「その女、完璧アタマ逝っちゃってるじゃん!なんか犯罪とか犯しちゃったりしてないの?」とオレが訊くとB君が言うには、その女はオトコが出来ていつしか引っ越していったということだ。ううん…相手の男が心配だが…。

すいかすいか 2009/03/10 21:15 事実は昼ドラよりも奇?
2人の熱い友情と好きなものへの想いに感動ですっ。(?)
B君のお母さま、パンチがありますね。

globalheadglobalhead 2009/03/11 00:48 しみじみとアホであり、ほのぼのとバカですよねえ。やはり男の子はバガヤロ様がいちばんです。
しかしオレの場合、幼少時から神童として過ごしてきた反動があり、おっさんとなった現在はひたすらゲロゲロに楽しいバカアホタコカス人生を歩んでおります。
周囲の評判はサイテーですが、オレ的には今がいちばん満ち足りた黄金の時期だと思うております。あ、神童と書いたのは勿論嘘八百です。

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20090309(Mon)

[]雪降る北欧の町を舞台にしたヒューマン・ドラマは徘徊する老人を主人公にした不条理劇だった!? 雪降る北欧の町を舞台にしたヒューマン・ドラマは徘徊する老人を主人公にした不条理劇だった!?を含むブックマーク 雪降る北欧の町を舞台にしたヒューマン・ドラマは徘徊する老人を主人公にした不条理劇だった!?のブックマークコメント

■ホルテンさんのはじめての冒険 (監督・脚本・製作:ベント・ハーメル 2007年ノルウェー映画)

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『ホルテンさんのはじめての冒険』である。今年6歳になるようぢょホルテンちゃんが病気のお婆ちゃんを見舞いにはじめてのお使いをする、という映画ではない。勇者ホルテンが剣と盾を携え山奥に住むというドラゴンを征伐するため冒険の旅に出る、というお話でもない。映画はノルウェーの街で電車を走らすベテラン運転手・ホルテンさんが主人公なんである。40年も勤め上げた仕事を本日を持って退職することになったホルテンさん。しかしいつも通りの一日が終わる筈だったその日、ホルテンさんには思いもよらぬ出来事が立て続けに起こるのであった。ホルテンさんは無事に退職することができるのか!?という映画なんである。

ノルウェー映画である。北欧なんである。北欧の映画というとフィンランドのカウリスマキ兄弟、デンマークのラース・フォン・トリアー、スウェーデンのイングマール・ベルイマンラッセ・ハルストレムあたりがいるが、オレはそれほど観たことが無い。カウリスマキ兄弟は変な間と変なノリをしてたなあ、とか、ラース・フォン・トリアーは暗くて底意地の悪いイヤ〜な映画を撮るなあ、とか、イングマール・ベルイマンはよく分かんないからいいや、とか、ラッセ・ハルストレムは綺麗だけど趣味じゃないな、とか、そんなもんである。しかしフィンランドのオコチャマ主演映画『ヘイフラワーとキルトシュー』は大変楽しく観させてもらった覚えがあるが、あれもなんかやっぱり妙なノリであった。北欧といえばどこか豊かなイメージがあるし、福祉国家であったりとか立憲君主制の王族がまだいたりとか、オレがガキの頃はフリーSEXだと聞いた農協のおっさんたちが大挙して訪れて袖に振られたとか、シュールストレミングだのサルミアッキだの話し聞いただけでもありえねーだろ、と思わせるものを食ってたりとか、なんか分かってるようで実はよく分かんない国々のような気がする。だって、あのアバがいたぐらいなんだぜ?

さて映画『ホルテンさんのはじめての冒険』である。最初はこの映画、ポスターのノホホンとした雰囲気に惹かれて観に行ったのだ。仕事一筋で生真面目に生きてきたホルテンさんが退職するというその夜に、列車運転手としてはあるまじき"脱線"に巻き込まれる(うーん上手いシャレだ)、といった笑いあり涙ありのドタバタ・ヒューマン・コメディみたいなもんを想像していたのである。オレももう齢40を過ぎ50へと手が届きそうな歳になり、青春18切符よりもシニア割引「大人の休日倶楽部ミドル」のほうが圧倒的なリアリズムを帯びてきたという今日この頃、ハートフルでハート・ウォーミングで「素晴らしき哉我が人生」としみじみといえる様な頭にも心にも優しいドラマが観たくなってきたのである。もうゲロゲロホラー観ながら「グヘヘヘヘ!血だ臓物だバラバラ死体だ!みんなみんな死ねばいいんだああああ!!」とか、バカアホタコ映画なんぞを観ながら「ウンコチンコマンコ!バカサイコー!ウピョピョピョー!」とか言っていられる歳ではなくなってきているのである。

そんな風に期待して観始めた『ホルテンさんのはじめての冒険』であるが、北欧映画のせいか、やはりなんだかノリが変なのである。間がミョーなんである。ノホホンというよりボケーッとしてるんである。涙と笑い、というよりも不条理と不可思議なんである。盛り上がるわけでも盛り下がるわけでもなく、なんか淡々とドタバタしてるんである。淡々としたドタバタ、というのも変な言葉だが、主人公ホルテンさんがすっかり老成して枯れ切っているせいか、普通ならああでもないこうでもないとジタバタするところを「ま、こんなもんだろ」とあっさり受け流してしまうんである。それじゃあドラマが生まれないといえばそれまでだが、考えてみれば定年退職するジジイがギャースカ泣いたり喚いたりするドラマっていうのもある意味嘘臭いというかワザとらしい気もするし、何が何でも盛り上がんないと駄目なんだああああ!という感動乞食・感動貧乏みたいなのも、そんなのせいぜい10代までにしてくれ、と思えてくるこのオレのお年頃なんである。

そうは言いつつもホルテンさん、芳醇の歳を迎えたとはいえ、やることがちょっと常識から外れていたりはするのである。なんとなく不法侵入はしちゃうし、こっそりと人のものをかっぱらってきちゃうし、年寄りだから何でもアリって訳じゃないだろ?とは思ったのである。熟年映画というよりも、認知症映画か?とさえ思ったぐらいである。しかしここでちょっと考えた今年47歳になるオレである。実は、年寄りというのは、何でもアリなんである。社会的立場をかさに来て偉そうにするとか、知性が鈍磨するとかもあるが、結構いい年になっちゃうと怖いもんが無くなる、というのはあるのである。人生いっぱいアレコレやってきてるんだから今更とやかく言われる筋合いは無いよ!ということである。良いとか悪いではなくオレ世界ではオレ一番なんだからオレの好きなようにやらせてもらうからね!ということでもあるのである。心の中でオレ専用オーケストラが交響曲を高らかに鳴り響かせているのである。若者にはそれは不条理に見えるかもしれない。理不尽に見えるかもしれない。しかし許してあげてくれ。少なくとも、年寄も、そしてオレも、君たちよりは早くくたばるのだから。

■O' Horten Trailer

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すいかすいか 2009/03/09 20:56 私は・・・若い人にいちゃもんつけたくなることが結構ありますが(フフフ。)、
向こうもツッコミ入れたくなるような人になってしまいました。
不法侵入だけはすまいと思っています。

globalheadglobalhead 2009/03/09 23:39 もう若いもんのことはようわかりまへん。そういえばこのはてなダイアリーも若い人がよく書いてますが、読んでもチンプンカンプンです。
しかし同年代ぽい人が書いている文もチンプンカンプンなので、実は読解力が人並み以下なのか、あるいは人生も社会性も人間性もなにもかも接点の無い人たちしかこの世にいないのではないか、という気さえしている今日この頃です。
あと基本的に突っ込みどころ満載の人生を生きてしまったがために逆に誰も突っ込みを入れられない、という数奇な日々を送っているこのオレであります。

20090306(Fri)

[]WATCHMEN ウォッチメン / アラン・ムーア(作) デイブ・ギボンズ(画) WATCHMEN ウォッチメン / アラン・ムーア(作) デイブ・ギボンズ(画)を含むブックマーク WATCHMEN ウォッチメン / アラン・ムーア(作) デイブ・ギボンズ(画)のブックマークコメント

スーパーヒーローが実在するもうひとつの世界。正義の味方として活躍していた彼らは政府のヒーロー廃止法によりその活躍の場を奪われ、それぞれが引退、または合衆国の特務機関員として新たな人生を歩んでいた。そんな中、かつてヒーローだった一人の男が殺される。そして世界では核戦争の危機が間近に迫っていた。

映画化され劇場公開の迫っている『ウォッチメン』の原作となったコミックである。コミックのヒーローが実際に活躍していた架空の世界、ヒーロー殺人事件が起こった1985年を中心に、様々なヒーローたちの現在と過去が語られ、それらが交錯しうねりを持ちながら驚愕のラストへと突き進んでゆく。ヒーロー殺しの犯人を追うミステリーと、冷戦体制が飽和を迎え第3次世界大戦の影が人々を脅かす終末論的世界観。そしてさまざまなヒーローたちの栄光と影、挫折と虚無。重厚で文学的なその作風は欧米においてアメリカン・コミックの金字塔でありマイルストーンと評され、コミックでは唯一のヒューゴー賞を受賞している。

ウォッチメン』に登場するヒーローたちはそのままアメリカン・ドリームとその挫折を体現したものといっていいだろう。正義というものがまだ単純だった時代に活躍していた彼らは、ケネディ暗殺、ベトナム戦争、キューバ危機など複雑に政治的な事件が重なり、そして正義というものの解釈が曖昧になった(作中内の)現代においてあまりにも無力であり無意味な存在になってしまった。ヒーロー廃止法によって引退を余儀なくされた彼らヒーローの姿から始まるこの物語は、即ち「正義は既に費えた」というところから物語られるのだ。

そして世界を覆う米ソ冷戦の不安と核戦争の恐怖がこの作品のもうひとつのテーマとなっている。しかし今読むとこのテーマが若干古臭く感じてしまう。『ウォッチメン』シリーズ12巻が発表されたのは1986年から1987年にかけてであったが、冷戦構造の終結は1989年まで待たなければならなかった。ただし80年代半ばというと政情的にはソ連はペレストロイカの真っ最中であり、東欧に雪解けの空気が生まれつつあったが、アメリカではレーガノミックスの崩壊、そして作者アラン・ムーアの生地であるイギリスではサッチャリズムの破綻が見えつつあり、政治的経済的に決して明るい見通しのあった時代ではなかったであろう。以下ネタバレあり。

こういった時代性の元に描かれた作品だとしても、時期的に東西冷戦をテーマにしたこの物語のクライマックスが、ある意味911テロを思わせる惨事へと発展していくさまには慄然とさせられた。正義とは何か、という命題が、個人の、あるいは少数の集団の、偏った大義により成された時に巻き起こされた悲劇、と言った点で、この作品は911テロが引き起こした、新たな世界秩序の行方を予見していたようにさえ思える。そしてこの物語では世界平和のためのテロリズムが正当化されるという恐るべき結末を迎えるのだ。タイトル『ウォッチメン』は"誰が見張りを見張るのか?"という古代ローマの詩からとられたものだというが、「誰が正義の見張り番=ヒーローを監視するのか?」という意味であると同時に、「誰が覇権国家アメリカの成す正義と名づけられた行為を見張るのか?」ととる事ができるのかもしれない。

[]ヒストリエ(5)/ 岩明 均 ヒストリエ(5)/ 岩明 均を含むブックマーク ヒストリエ(5)/ 岩明 均のブックマークコメント

ヒストリエ(5) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(5) (アフタヌーンKC)

なんか淡白な展開なんだが、作者これ描くの飽きてないか?

[]あめあめ あめあめを含むブックマーク あめあめのブックマークコメント

雨降りなのに傘も持たずに出てしまい、防寒コートのフードを被って表を歩く。なんかたまにはこんなのもいい。ただフード被ると左右がよく見えないんで道路渡る時にちょっと危ないんだけどな。

バナナ牛乳バナナ牛乳 2009/03/07 19:23 お。ひさびさ覗いたら、ブログパーツも増えてるし
トップ画像も変わってるし(かっこよす)
なんか新鮮な感じだー。おひさしぶり大根。
わたしもこないだ自転車乗ってたら雨降りだしたんで
ダウンのフードかぶったら寒い国の人みたいでした。
風邪ひかないようにね(´・ω・`)つ旦

globalheadglobalhead 2009/03/07 20:32 久しぶりでゴワス。茶ありがとう。
それにしてもちゃんと生きてたか!?オレのほうはボチボチやっております。君もたまにはサイト更新しなさい。
デザイン変えてみたけど何故か未だに馴染めない…。カラーリングは実は海外版スーパーファミコンを意識した。なんでそんなものを意識したのかはオレにも分からん。
フード付きの上着の不思議な所はあんまりあのフード被ってる人を見ることがないことだな。北海道にいた頃は雪降ってたら迷わず被ったもんだがな。
ただ雨降りでフード被って歩いてたらずぶ濡れなんで電車乗るときに他のお客さんの迷惑になりそうでちょっと気になってしまった。
もう3月だし段々と暖かくなってくるだろうがバナナも風邪には気をつけてくれな。

kechidakechida 2009/03/08 22:09 こんばんは。ワタクシは傘が象徴するミミッちさが苦手で(置き傘!)、
もっぱらフード付きコートを愛用しています(ダッフルコートとか)。
コートを着ない季節は雨合羽を携行しています。最近のはすごく小さくなるのです!

globalheadglobalhead 2009/03/09 00:13 コメントありがとうございます。置き傘どころかどんなに晴天でも鞄の中に折り畳み傘が入っているこのオレ様のミミッちさを畏れ敬うがいいさ!
ダッフル・コートは昔D・ボウイが映画の中で着倒していたのに憧れて「生涯一ダッフルコート」を誓いましたが、それ以前にボウイとルックスが違いすぎることに気付きあっさりやめました。
ちなみに雨の中コートのフードを被っている時はゲーム「メタルギア・ソリッド2」のスネークを意識しております。(ナニモンなんだオレ)

20090305(Thu)

[]ドラゴンはいっぱいだった!? ドラゴンはいっぱいだった!?を含むブックマーク ドラゴンはいっぱいだった!?のブックマークコメント

■阿呆遊戯 ブルース・リーを探せ! (監督:ジャスティン・リン 2007年アメリカ映画)

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『死亡遊戯』といえばブルース・リーの死により撮影半ばのまま未完に終わった作品であり、その後シーンの足りない部分をそれっぽい代役を立てて無理やり完成させたというインチキ臭い映画でもある。奇しくもブルース・リーの息子ブランドン・リーも映画『クロウ 飛翔伝説』の撮影半ばで謎の死を遂げ、未撮影シーンをCGなどで補って完成させたのだが、『死亡遊戯』もこれが現在であればCGを駆使してもうちょっとまともな映画として仕上がっていたかもしれない。

『死亡遊戯』は他にも香港映画お得意のバッタもん『新死亡遊戯 七人のカンフー』とか『ブルース・リー 死亡の塔』、『死亡遊戯』で未使用・未公開だったシーンを追加した『ブルース・リー・イン G.O.D 死亡的遊戯』なんてものもあるらしく、いかにこの『死亡遊戯』という作品がファンに強い興味と想像力を掻き立たせるものであるか分かるだろう。勿論タランティーノの『キル・ビル』の黄色ジャージが『死亡遊戯』のオマージュだっていうのも皆さんご存知の通り。

さてこの『阿呆遊戯 ブルース・リーを探せ!』、『死亡遊戯』でブルース・リーの代役を務める配役のオーディション模様を撮影したフィルムが発見された!?といった内容のフェイク・ドキュメント。我こそはブルース・リーだ!とばかりにいろんな連中が登場するんだが、どれも勘違い君ばかりでオーディションは混迷の度合いを深めていく…といったお話。

(↓バッタもん俳優"ブリーズ・ルー")
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その勘違い君として登場するのは無意味に自信満々なカンフー映画俳優のブリーズ・ルー、その彼のスタントを一手に引き受けていたインド人、「俺には中国人の血が流れている!」と主張するマッチョ白人、そして大役を得ようとやってきた脇役専門俳優、他にもおかまベトナム人やらなにやら、傍から見たってブルース・リーに似ても似つかない連中ばかり。映画の冒頭の辺りはこいつらが出演していたというトホホ映画の抜粋シーンや勘違いインタビューが流されてなんだか期待させるのね。

(↓冒頭はこんなオッサンも出てきて期待を抱かせるんですが…)
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ただ中盤を過ぎると物語はハリウッド映画産業の中での有色人種無名俳優の悲哀をクローズアップしたものに変わって行って、冒頭で期待させたアホアホなドタバタはなりをひそめちゃうんだよな。それはそれでインディペンデント映画らしい味わいがあっていいのだけれども、前半と後半のノリの違いは製作側の思い切りの悪さが露呈した結果かもしれないよなあ。だいたい登場人物達はおバカというほどおバカではないし、滑稽ではあるけど笑えるほどでもないのよ。その辺の人物造型の練り方もちょっと足んなかったんじゃないかな。

■阿呆遊戯 ブルース・リーを探せ! 予告編

アホの坂田師匠がしっかり宣伝しています。本編より面白いかも…。

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阿呆遊戯 ブルース・リーを探せ! [DVD]

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ブルース・リー/死亡遊戯 [DVD]

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ブルース・リー・イン G.O.D 死亡的遊戯 [DVD]

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20090304(Wed)

[]宇宙空間で遭遇する究極の恐怖〜ゲーム『Dead Space』 (Windows) 宇宙空間で遭遇する究極の恐怖〜ゲーム『Dead Space』 (Windows)を含むブックマーク 宇宙空間で遭遇する究極の恐怖〜ゲーム『Dead Space』 (Windows)のブックマークコメント

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『Fallout3』のプレイ時間が24時間目に入り、やっとレベル8まで上がったんだが、物語はまだ序盤あたりらしく、いったいクリアまであと何時間…と頭がクラクラしてきた所でまたもや新作ゲームの登場である。ゲームのタイトルは『Dead Space』、ノーチェックだったんだが、2008年度のベスト・ゲームの一つに挙げているサイトもちらほらあるゲームである。しかもこのゲーム、あまりに強烈な残酷描写の為、日本・ドイツ・中国のローカライズ版は発売中止になったという曰く付き。そんなゲームをやらないわけにはいかない!という根拠不明の使命感に燃え、最近買った他のゲームがまだ全然終わってないというのにふらふらとネット購入、そして始めてみたら、これがもう面白いこと面白いこと、現在『Fallout3』と2本立てで廃人まっしぐらとばかりにプレイ中なのであった。

さてこの『Dead Space』、どんなゲームかというと宇宙を舞台にしたバイオハザードみたいなサバイバル・ホラー・シューティングなのである。

舞台となるのは、地球の資源が既に枯渇し、各国が宇宙に活路を求めて宇宙開拓へと乗り出していった遙かな未来。物語は植民星“イージス7(Aegis7)”で資源採掘を行っていた惑星採掘艦 USG石村(USG Ishimura)が救難信号を発したことから、エンジニアである主人公アイザック・クラーク(Isaac Clarke)を含むUSGケリオン(USG Kellion)の乗組員達が原因調査に向かうところから始まる。USGケリオンが石村に到着すると、そこは既に生存者の気配はなく、無数の醜い姿をしたエイリアン“ネクロモーフ”(Necromorph)達がうごめき、正体不明の奇病に冒されて死に絶えた船員達の夥しい亡骸が山となっている地獄へと変貌していた。アイザックは生き残りと脱出を賭けて、ネクロモーフ達と戦っていく…

Dead Space @ wiki - ストーリー

映画『エイリアン』みたいなシチュエーションに『遊星からの物体X』みたいなクリーチャーが出現し、『イベント・ホライズン』みたいな血まみれ死体一杯の地獄の光景が展開するという、えもいわれぬゲームに仕上がっているのだ。

ゲームでは、襲ってくるクリーチャーをぶち殺し、アイテムを集めて武器や装備をレベルアップさせ、難破した宇宙船から脱出すろのが目的となる。宇宙が舞台なだけに場所によっては無重力・無酸素状態のステージもあり、SFらしさが醸し出されている。ゲームとしての作りはある意味非常にオーソドクスなものだが、この手のゲームを研究し尽くしたらしくシステムやデザイン、演出が実にユニークなのだ。

特に秀逸なのがHUDやインベントリ画面を廃し、全てビハインドビューで表示された主人公の目の前にホログラムの形で投射される部分。HPは主人公の着ているスーツのライトで表示され、残弾数は射撃中の銃に表示される。また、ボタン一つでこれからどこへ向かうべきか通路に輝線で示されたりもする。さらにスーツにはテレキネシス・物体停止のテクノロジーが組み込まれており、多彩なゲーム展開を楽しむことが出来る。

なにより愉快なのはクリーチャーのエグさとしぶとさだな。FPSなんかではヘッドショットで一撃死、というのが通例なんだが、このクリーチャー、頭を撃ってもまだズルズル這い回り主人公に迫ってくる。だからこのゲームでは強大な武器で体を切断するか手足を吹き飛ばして行動を停止させるしかないのだ。で、トドメに足でグチャッ!と踏み潰すのが基本である。オレは面白いから敵が死んでも何度もグチャグチャと踏み潰して遊んでいる。

天井を這い、ダクトを伝い、壁を破って出現するクリーチャーの恐怖描写はなかなかのものだ。宇宙船の通路を歩いていても、どこから化け物が現れるか分からない緊張感で自然と恐る恐る歩くようになる。そして通路を曲がった向こうの暗がりから、何かが床を軋ませる音がするとはっとして立ち止まる。銃を構えてゆっくり進もうとした時、不気味なクリーチャーがいななきながら突進してくるのだ。SF的な設定も楽しい優れたゲームである。

Dead Space - Launch Trailer (HD)

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Dead Space (輸入版  UK)

Dead Space (輸入版 UK)

Dead Space (輸入版:アジア) - PS3

Dead Space (輸入版:アジア) - PS3

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20090303(Tue)

[]最近聴いたCDあれこれ(テクノにハウスにヒップホップなどなど) 最近聴いたCDあれこれ(テクノにハウスにヒップホップなどなど)を含むブックマーク 最近聴いたCDあれこれ(テクノにハウスにヒップホップなどなど)のブックマークコメント

■Immolate Yourself / Telefon Tel Aviv

Immolate Yourself

Immolate Yourself

Telefon Tel Aviv新譜キター。鮮烈なエレクトロニカだった1stからどんどんwetで泥臭い音へと退行してゆく不思議なユニット。鋭敏で才気ほとばしる若者が現実の壁に阻まれて次第に覇気を失ってゆくのを見ているかのよう。そしてユニットの片割れCharles Cooperが1月22日に変死。やっと届けられたこのアルバムは感情の最後の搾りカスのような音だ。なにかもがいている音のようにすら聴こえる。M4なんて精神衰弱したa-haみたいじゃないか。なんてダメな音なんだろう。ダメで、ダサくて、そして、悲しい、という現実。それが音になってしまったアルバム。どたどたと歯切れの悪いリズム、バランスの崩れたシンセ音。結晶化する前に崩れてしまうメロディ。精神的に、かなり、きつかったんだろうなあ。それが分かってしまって、そして死の事実を聞いてしまうと、なおさら悲しくて遣り切れないアルバムだ。試聴

■FabricLive44 / Commix

Fabriclive.44

Fabriclive.44

おおおお久々に聴くドラムン・ベース!ドラムンはジャングルなんてぇ呼び方をされていた頃から聴いてましたが、まずLTJ Bukemにはまり、暫く間を置いてHospitalレーベルにぞっこんになり、時にはドラムンしか聴いていなかった時期があったほどであります。このCommixはGoldieのレーベルMetalheadzからアルバムリリースをしているようですが、このFabricLive44ではオレ好みのキレイ目アートコアからGoldie譲りなダークコアなドラムンまで幅広くミックスしており好感度急上昇中。試聴

■When a Banana Was Just a Banana / Josh Wink

When a Banana Was Just a Banana

When a Banana Was Just a Banana

JoshWinkの新作アルバムは自曲のDJMIXという洒落た作り。JoshWinkは相当のベテランDJなんだが、アルバム聴くのは初めてだなあ。どうもルックスから軟派なハウス(嫌いじゃないが)みたいなのを想像していたんだけれど、こうしてちゃんと聴いてみると、押さえるところをきちんと押さえたベテランの風格すら漂うTech House/Minimal/Acid。考えすぎず聴きやすく踊りやすいまさに良質な1作。試聴

■Fabric 44 / John Tejada

Fabric 44

Fabric 44

John Tejada、よく知らなかったんですがこの人もアメリカのベテランDJらしく、このFabric44ではDeep&Tech Houseな音をミックスしています。ええと…オレの乏しい音楽的ボキャブラリーでは言い表せないんですがこの音かな〜りツボです。とりあえず「テッキーだなあー」とか言っておくことにします。あと名前はジョン・テヤーダとはテハーダとか読むそうです。自分用にメモ。試聴

■The Renaissance / Q-Tip

Renaissance

Renaissance

あうー。なーごーむー。HIPHOPはそんなに詳しくなくとも元ATCQQ-Tipの音が別格であることは聴けば分かるというもの。暖かい愉悦に満ちたビートが延々と続くこのアルバムは何度繰り返して聴いてもずっと楽しい気分でいられる。激情や悲哀や昂奮が無くたって音楽というのはこれだけ軽やかに鳴り響くことが出来る。HIPHOPファンだけのものにするにはあまりに勿体無いアルバムでしょう。みんな聴きなさい。試聴

■Harmonized Session Mixed by Spirit Catcher

スピリットキャッチャー

スピリットキャッチャー

あれこれ話題だったり人気だったりするテクノ/ハウス・ユニットらしいが、このミックスを聴いた限りではちょっと薄口というか個性が感じない出来上がりになっているんじゃないかな。収録時間が60分っていうのも短いような気がするし、案外やっつけ仕事で作られたアルバムなんじゃない?試聴

■Pop Ambient 2009 / V.A.

POP AMBIENT 2009

POP AMBIENT 2009

ドイツ・ケルンのテクノ・レーベルKompaktから毎年出ているアンビエント・コレクション新作。霧に覆われたドイツの黒い森シュヴァルツヴァルト、シュヴァーベン=バイルン高原に降り積もる細雪、ウンターバイエルン丘陵地に降りる霜…なんだかそんなもの(見たような事書くな)を想起させる鬱蒼としたアンビエント・サウンド。冷ややかで凛とした硬質さが心地良いです。試聴

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20090302(Mon)

[]ハリウッド・リメイクのアジアン・ホラーはとりあえずジェシカ・アルバたん(ハァハァ)の主演だった!? ハリウッド・リメイクのアジアン・ホラーはとりあえずジェシカ・アルバたん(ハァハァ)の主演だった!?を含むブックマーク ハリウッド・リメイクのアジアン・ホラーはとりあえずジェシカ・アルバたん(ハァハァ)の主演だった!?のブックマークコメント

■アイズ (監督:ジェフリー・ジャー 2008年アメリカ映画)

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盲目の主人公(ジェシカ・アルバ)が角膜移植手術を受けたらユーレーが見えるようになってさあ大変!町中あっちもこっちもユーレーだらけで気色悪くて夜もオチオチ寝られない!さらに不気味な映像が繰り返し頭の中に再現されて訳分かんなさ過ぎで困っちゃう!これはきっとドナーがワケアリの人だったんだわ!ドナーの身元調べて原因究明しちゃる!という物語である。

元ネタが香港・タイで活躍するオキサイド&ダニー・パン監督作品の『the EYE 【アイ】』ということで、いわゆるアジアン・ホラーのハリウッド輸入加工映画と言う事ができる。オレはこの辺には暗いんだが、鈴木光司のジャパニーズ・ホラー『リング』『仄暗い水の底から』がハリウッド・リメイクされたあたりと経緯が似ているかもね。アジアン・ホラーってアメリカのそれと違ってセーシン的にじわじわ来るから、年中チェーンソーだの大ナタだの振り回してティーンエージャーをぶっ殺しまくってる映画ばかり観ている連中には新鮮なんだろうな。根本的にセーシン性から来るか肉体性から来るかっていうのは文化のあり方から見てもアジアと欧米は違っているよな。

で、まあ、ゴチャゴチャした小理屈だのネットでググれば山ほど出てくるカス情報なんてぇのは実はどうでもよくて、そんなことよりオレがこの映画を観たのはなにしろジェシカ・アルバたん(ハァハァ)が主演だから、これに尽きるんだよッ!なんか今調べたらオレってナニゲにジェシカ・アルバたん(ハァハァ)の映画観てるんだよな。『25年目のキス』だろ『アイドル・ハンズ』だろ『シン・シティ』だろ『ファンタスティック・フォー』1、2作だろ『イントゥ・ザ・ブルー』だろ『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』だろ『愛の伝道師 ラブ・グル』だろ、で、この『アイズ』だもんな。

多分こんなにジェシカ・アルバたん(ハァハァ)の映画観てるヤツいないと思うよ?きっとオレだけだよ?これって立派なファンってことなんじゃない?ジェシカ・アルバたん(ハァハァ)にゾッコンホの字ってことなんじゃない?ジェシカ・アルバたん(ハァハァ)とオレは出会うべくして出会う運命だったんじゃない?ジェシカ・アルバたん(ハァハァ)は既にオレの嫁決定ということでこの場を借りて世界に発信しちゃってもいいんじゃない?などと訳の分からない妄想は果てしなく明日なき暴走(byブルース・スプリングスティーン)してゆくのであった。

あああキャワイイようジェシカ・アルバたん(ハァハァ)キャワイイよう、ということで暴走ついでにここはジェシカ・アルバたん(ハァハァ)の写真を大量に貼って目の保養だ!ウホ!

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いいっすねえ…とてもいいっすねえ…。オレ的には『ファンタスティック・フォー』のジェシカ・アルバたん(ハァハァ)が一番好きだが、映画『シン・シティ』のジェシカ・アルバたん(ハァハァ)も捨てがたいよね?ね?ね?ああでもTVシリーズの『ダーク・エンジェル』って観てないんだよなあDVDボックスセット買わなきゃ駄目かなあうーん。

あ、映画っすか?ええと良くも悪くもアジアン・ホラーらしい淡白さで丁寧に作られた普通にB級なホラーでしたねホラーってことからかジェシカ・アルバたん(ハァハァ)はいつも暗〜い辛気臭い表情浮かべていなきゃならなかったんでオニンギョさんみたいな顔のジェシカ・アルバたん(ハァハァ)が好きなファンとしてはちょっと残念だったかもしれませんでもジェシカ・アルバたん(ハァハァ)が出てればそれでいいんですよそれでああジェシカ・アルバたん(ハァハァ)、ハァハァ…。

■The Eye Trailer

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[]ヘロヘロ ヘロヘロを含むブックマーク ヘロヘロのブックマークコメント

昨日のクラブ出撃で朝まで遊んでいたせいか、体はダルイしあちこち痛いしでヘロヘロの月曜日であります。あとねー、年寄りはワカモノと違って体の痛みが徐々に出てくるんですな…。今週は部屋にこもって大人しくゲームなどを…っていつもと一緒じゃん…。

yukioinoyukioino 2009/03/02 18:17 ジェシカ・アルバなら『スリーピング・ディクショナリー』はいかがでしょうか。土地に興味があったんで(舞台がボルネオなんですよ)借りてきたらなかなかよかったです。設定からもーたまらんですよ。寝食をともにして現地の言葉その他を教えてくれる「現地妻」ですからね。うぇへへへ(誰)

globalheadglobalhead 2009/03/02 19:37 ぐぇへへへ。まさかこのネタで雪狼さんからコメントとは。『スリーピング〜』はジェシカ・アルバたん(ハァハァ)の映画初主演作だそうですねえ。「現地妻」とは危険な響きですねえ。「団地妻」とちょっと似ている所がアヤシイですねえ。でもこれが「現場妻」だとなんか違うものになってしまいそうで想像するのが恐ろしいです。それにしてもググルさんで「ジェシカ・アルバたん(ハァハァ)」を検索すると一番上に出てしまうオレの日記もかなり筋金入りだな、いろんな意味で、と一人ほくそ笑む今日この頃でありマス。ぐぇへへへ(やめなさいって)

希望の光希望の光 2009/03/02 20:36 フモたん(*'д`*)ハァハァ

globalheadglobalhead 2009/03/02 20:49 ア ホ か ッ !

d_angelod_angelo 2009/07/15 14:21 アルバたん(はぁはぁ)

globalheadglobalhead 2009/07/15 14:25 (*´Д`*)ハァハァ

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20090301(Sun)

[]3月 3月を含むブックマーク 3月のブックマークコメント

そういえば今日から3月だったんですねえ。実は2月って劇場で1本も映画観てなかったんだよなあ。大体が飲み歩いてるかゲームしているかの毎日でありました。何かとデモノも多かったんで今月はちょっと引き締めていくか…。

[]KOMPAKT NIGHT feat.MICHAEL MAYER@渋谷WOMB KOMPAKT NIGHT feat.MICHAEL MAYER@渋谷WOMBを含むブックマーク KOMPAKT NIGHT feat.MICHAEL MAYER@渋谷WOMBのブックマークコメント

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昨日は渋谷WOMBへKOMPAKT NIGHT feat.MICHAEL MAYERを観に行きました。ドイツから良質のクリックハウス/テックハウス・アルバムを送り出しているKOMPAKTレーベルは一時期相当ハマッたことがあり、レーベル・オーナーでありDJでもあるMICHAEL MAYERのプレイは一度観てみたいとかねがね思っていたので今回のWOMBはとても楽しみにしておりました。今回オレと一緒にクラブ参加してくれたのはオレの相方さんとはてダ隊でいつもご一緒させてもらってる灸洞さん、クラブ仲間のD君とKちゃんの計5名であります。なんというか、20代の若者から40代をとっくに過ぎた野郎2名まで幅広い参加となりましたなあ。

そんなこんなで体力が相当気になっておりましたが、休み休みのフロア潜入で、1時半頃から始まり5時過ぎまでプレイしていたMICHAEL MAYERのDJをかなり堪能できましたよ。MICHAEL MAYERのプレイは何枚かのDJMIXアルバムで聴いた事はあったんですが、アルバムではダークで湿り気の多いミディアム・テンポのプレイといった印象だったのに対し、WOMBでのプレイはかなりハードな展開で良い意味で裏切られました。特にスモークで文字通り五里霧中なフロアにフラッシュ・ライトがバシバシ明滅しているという中でのMICHAEL MAYERのプレイは、異空間に放り込まれたかのような超絶的な体験を味わわさせられましたね。WOMBのライティングスゲえ。

ただ、酔っ払って騒いでいるだけのクラウドが多くてせっかくのMICHAEL MAYERのプレイを充分楽しめなかったっていうのはありましたね。参加した女子の皆さんは痴漢っぽい目にも遭ったって言うし。クラブに品行方正なもんを求めてもしょうがないのかもしれませんが、音楽が好きで聴きに行っている者としてはちょっと残念だったかな。まあそんなこんなもありましたが、プレイのラストではハッピーな曲を連発、甘〜い素敵な気分でこの日のアクトを終わらせてくれたMICHAEL MAYERでありました。今回来てくれたみんなにはおおむね楽しんでもらえたみたいで、また面白いDJが来たら一緒に行こうぜい、と声掛け合って早朝の渋谷を後にしたのでした。

Michael Mayer

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MICHAEL MAYER @ KOMPAKT BEACH SONAR 2007

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■Melt! Festival 2007, Michael Mayer, Teil 3

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Michael Mayer @ DEMF 2007(埋め込み無効に付きYouTubeのサイトへドウゾ)

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Fabric 13

Fabric 13

IMMER 1

IMMER 1

IMMER 2

IMMER 2

Touch

Touch

Speicher CD1

Speicher CD1

Speicher CD2

Speicher CD2

SPEICHER CD 3

SPEICHER CD 3

灸洞灸洞 2009/03/02 21:55 いやいやおつかれさまでした&ありがとうございました。すんげえ楽しかったです。おかげさまですっかり肩コリが取れましたよ。温泉なんかよりよっぽど効果あり!(何しに行ったんだよ?)
まだまだ若ェモンには負けねえ!また誘ってくださしゃんせ!

globalheadglobalhead 2009/03/02 22:09 いえいえ、灸洞さんが来てくれて今までと違ったクラブになって楽しかったですよ。それに灸洞さんがテクノ聴きに来ても全然違和感無かったですしね。
そういえば昔(ゴニョゴニョ)作ってた人だから通じるもんがあったんだろうなあ。
肩凝りって結構体動かすことでほぐれるというのはあるみたいで、肩の力抜いて数回ジャンプしてみるだけでも効きますよ。踊ってるんならなおさら効いたのかも!?
またイベントがあったらお誘いしますね。オレ自身もクラブは年に2、3回程度なんですが。さて次ははてダ隊でお会いしましょうか。

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