Hatena::ブログ(Diary)

メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20090630(Tue)

[]『トランスフォーマー:リベンジ』はギーガシャンウィーンウィーンドカンバキュンズゴゴンだったッ!? 『トランスフォーマー:リベンジ』はギーガシャンウィーンウィーンドカンバキュンズゴゴンだったッ!?を含むブックマーク 『トランスフォーマー:リベンジ』はギーガシャンウィーンウィーンドカンバキュンズゴゴンだったッ!?のブックマークコメント

トランスフォーマー:リベンジ (監督:マイケル・ベイ 2009年アメリカ映画)

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トランスフォーマー:リベンジ』である。ロボット生命体同士が戦いを繰り広げるSFドラマの続篇である。オレ的には『第2次スーパーロボット大戦』と呼ぶことにしている。なにしろ映画のキモはロボット同士のぶつかり合いであり、いかに迫力たっぷりにロボットが暴れ回っているさまを描けているのかが観られればそれでOKという映画なのである。

勿論単なるCGダダ漏れ映画にならないよう人間の登場人物に恋愛や家族愛や英雄行為などのベタなドラマを演じさせているが、これも物語を取っ付き易く感情移入し易いものにするための方便であって、あれこれ語るほどのものでは無いし、ドラマの粗探しをするのも野暮というものかもしれない。だがこういった要素をうまく組み合わせれば面白い映画なんていくらでもできるなんていうものではなく、そこは製作総指揮のスティーブン・スピルバーグや監督のマイケル・ベイの手腕とセンスにかかっており、それは成功しているといえるだろう。

ゴチャゴチャ書いたが要するに映画『トランスフォーマー:リベンジ』はメッチャ面白く出来ていた!!という事なのである。いやーもう、巨大ロボがギーガシャンギーガシャンであり、そのロボット同士がドカンバゴンズドドン!と体をぶつけ合い、さらに全面協力なアメリカ軍が「武器は〜♪かっこいいぞ〜♪戦争は〜♪燃えるんだぞ〜♪」とばかりに最新兵器を惜しげもなく大量投入、あっちでこっちで小火器重火器がズドンバキュンドガガガガン!と炸裂し、主人公サム(シャイア・ラブーフ)はトロそうなくせにエロエロな彼女ミカエラ(ミーガン・フォックス)とベタベタであり、中学生の欲望と妄想が3億ドルの制作費を掛けて2時間30分にわたり展開されるという恐るべき映画なのである。しかし今ちょっと計算したら30秒当たり日本円で2億の金が掛かってるじゃないかこれ!

ただ、物語クライマックスで主人公の少年が重要アイテムを抱えて敵の追撃をかわしながら命がけで目的地へ向かう、というプロットは前作と全く同じであり、「だったらトランスフォーマーに乗って走ってもらったほうが速いんとちゃう?」という感想は前作と同じく思ってしまったが…。

それと監督マイケル・ベイの「細切れでアップで速くて何が写ってるんだかよく判んない編集」も、他の日記の方も指摘していたし、一緒に観に行ったオレの相方も同じような感想を洩らしていたが、実はオレ、マイケル・ベイの映画はこれまでもあれこれ観たが一度も気にしたことが無いのである。というか「そうだっけ?」と思うぐらいなのである。しかし考えるに、どうもオレはキラキラチカチカクルクルしたものを観ると思考が停止してしまい、頭がホワ〜ンとなり「なんだかよくわかんないけど気持ちい〜」とばかりにどうでもよくなってしまうようなのである。

さて、この「トランスフォーマー」は日本製ロボット玩具が元になっていたりとか日本のロボット・アニメへのオマージュであるとかがよく取り沙汰されるが、オレが映画を観ていて思い浮かべたのはなんと言っても石川賢である。石川描く『虚無戦記』の一連の連作、永井豪との共著『ゲッターロボ』に登場する、昆虫や軟体生物、深海魚などをモチーフにした、機械とも生物ともつかない異形の化け物たちの姿が、今回ザ・フォールンと名付けられた敵の親玉とメガトロン一派の容貌によく似ているのだ。特に土星周回軌道衛星に隠されたメガトロン基地のグロテスクさはまさに石川描く"機械生命体"といった雰囲気だったし、海底から浮上するメガトロンたちを捉えたアングルは石川賢漫画のみならず、ロボット漫画、ロボット・アニメに親しんだことがある者なら既知感に満ちためくるめくショットであったに違いない。

トランスフォーマー:リベンジ 予告編

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虚無戦記 (1) (双葉文庫―名作シリーズ)

虚無戦記 (1) (双葉文庫―名作シリーズ)

すいかすいか 2009/07/01 21:08 >細切れでアップで速くて何が写ってるんだかよく判んない編集・・・。
私、前作でラストのセリフで味方(?)が1人というか1体死んだということを知って、
「いつの間に?倒されたことを気付かなかった・・・」って思ったのですけど
今回もついていけるかどうか?メカの見分けがつきません。(ー_ー:)
個人的にはダルいドラマはねちっこくなくていいから
戦闘シーンを分かるように観せてくれというかんじなんですが、
フモさんって、ゲームなんかで慣れてるのかもしれませんね。
すごい動体視力を持ってそうです。

globalheadglobalhead 2009/07/02 09:02 とかいいつつ何気にトランスフォーマー観ているすいかさんじゃないですか。こういうジャンルも観るんですねー。
>メカの見分け
オレもこのリベンジでも途中で誰が味方で敵なのか分かんなくなったりしてたので大丈夫だと思います!いや、大丈夫じゃないけどまあそんなもんだということにしておきましょう!
動体視力はゲームやってるのでそこそこあるのかもしれませんが、そのゲームがあまりにヘタレなので言うほど無いような気もしています。結局フィーリングで済ませてるんですな、「なんかこんなことじゃないかと思うんでよく見えてないけどまあいいや!」って感じで。即ちあまりにアバウトな映画鑑賞。

20090629(Mon)

globalhead2009-06-29

[]特にネタも無いのでダラダラとどうでもいいようなことを書いてみる 特にネタも無いのでダラダラとどうでもいいようなことを書いてみるを含むブックマーク 特にネタも無いのでダラダラとどうでもいいようなことを書いてみるのブックマークコメント

  • NTTの陰謀にまんまと乗せられネットを光ファイバーにしてしまったオレである。
  • その為日曜日は工事の立会いをしていたのだが、ホラー映画のDVDとジェイソンやレザーフェイス等のホラー・キャラクター・フィギュア、さらに数10体にのぼるブライスやmomoko人形で溢れかえるカオスとなった部屋にむさくるしいオッサン(オレ)が無愛想な顔して工事の進展を睨んでいる様には、工事できたお兄ちゃんもさぞや恐怖していたに違いない。
  • おまけに工事の間中グワァ〜ンドシャ〜ンというダブ・ミュージックをずっとかけてたしな。
  • iPod TouchのOSを3.0にアップデート出来るというのでiTune経由で1200円も払ってやってみたところ、"不明なエラー"なるものが出た挙げ句オレのiPod Touch、愛称"ジェシカ・アルバたん(ハァハァ)"がリカバリモードになり、さらにまた"不明なエラー"が出たのでリカバリ出来ないなどとふざけまくったメッセージが出腐りやがり、忙しかったこともあって"ジェシカ・アルバたん(ハァハァ)"停止状態のまま2、3日過ごしてしまった。
  • 移動中に音楽が無いのは音楽ジャンキーとしては辛いところである。しかもCD2、3枚買ったばかりだったし。
  • その後こちらのブログを拝見して他のPCに繋ぎアップデートすればうまく行くらしいと知り試してみたところ見事に成功、なんとかオレの"ジェシカ・アルバたん(ハァハァ)"は復活を果たしたのである。嗚呼、寂しかったよジェシカ・アルバたん(ハァハァ)…。
  • 最近のシネコンは全席指定で数日前からチケットがとれるシステムだが、例えばオレのよく行く横浜の109は3日前、川のチネチッタは2日前に取れたりする。それでこの間品川プリンスシネマに2日前にチケット取りに行ったらここは前日じゃないとダメなんだとか。映画館もいろいろだしちゃんと調べりゃよかったという話だが、無駄足踏んだことは確かでなんかいろいろ疲弊して帰ってきたオレであった。
  • ところでオレの会社がこの7月1日に吸収合併され、3日後にはオレは別の会社の人間になるのである。
  • …と書いてみたが特に感慨も抱負も無く、それよりちょっと偉くなっちゃったみたいなんでなんか面倒クセエとか思っちゃったりしたりなんかしているお気楽社員のオレである。残業代無くなんのはきついがな。
  • しかし最近慢性ネタ切れのこの日記を仕事が多忙になった為とかなんとか言って更新減らすいい機会かも知れんなギヒヒなどと画策しているオレでもあったのであった。
  • 話は飛ぶがどうにも蚊に食われまくりである。そもそも蚊は血を吸うものであり食ったりはしない筈だがそれでも蚊は食うものなのである。
  • 蚊というとある種のコウモリは蚊を主食にするが、その糞には未消化の蚊の目玉が多量に含まれているらしく、その糞を漉して蚊の目玉を集めスープにするという料理があるらしい*1
  • 蚊の目玉のスープというよりコウモリの糞のスープという気がするが、そういえばある種のコーヒーも動物の糞から採るものがあるそうだな*2
  • コピ・ルアク」というのだそうだが、ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆で、かなり高価だとか。調べたらAmazonや楽天で100グラム4000円前後で売っていたな。

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parfum30parfum30 2009/06/29 13:02 >どうにも蚊に食われまくりである。
蚊が吸血対象を探すのは「二酸化炭素、におい、体温(高い温度)」だそうですよ。普段刺されにくい人でも運動の後やアルコール摂取後はこれらの条件が整うので刺されやすくなるそうです。
つまり「息を吐かない、においをさせない、体温は室温(外気温)と同じにする」と刺されないそうです。生きてたら無理だと思いますが(笑)。

銀河暗黒皇帝銀河暗黒皇帝 2009/06/29 14:10 暗黒皇帝である。苦しゅうない。我が下僕・犬・虫のFUMOは酒ばかりかっ食らっておるので地球の吸血昆虫の吸血対象になり易いようであるな。オレ様の呼気は亜硫酸ガスであり、体からは地獄の硫黄の臭いを発し、石をも燃やす灼熱の体温をしておるゆえ地球の吸血昆虫にたかられる余地はこれっぽっちもないのであるが、蟹座のプレセペ散開星団の分子雲間を羽ばたく銀河暗黒モルフォ蝶にとってはお気に入りの臭いらしく、かの宙域ではよく群れになってたかられるのじゃ。

ymikanymikan 2009/06/29 14:37 テレビで、研ナオコが、蚊の(目玉らしき)スープを食べてる番組を10年ほど前になるか、見たことがあります。

暗黒皇帝には、ポケムヒのキティちゃんを差し上げたい気がします、なんとなく・・・・
http://www.ikedamohando.co.jp/products/insect_bite/pokemuhi_kitty.html

わたしはよく、ハエにたかられます。

globalheadglobalhead 2009/06/29 17:59 暗黒皇帝である。苦しゅうない。りゅう座シュトルーフェ2398連星に生息する壺状棘皮生物ガガ・ンボは体長50mの体節毎に100の目玉を有しておるが、これをわし座アルタイルの惑星リ・シリで採取される銀河暗黒ワカメと煮たガガ・ンボ・スープは銀河でも噂の珍味であり機会があれば一度食してみることをお薦めする。
なお蚊に食われたのは我が下僕であり犬であり虫であるFUMOであるが、ポケムヒのキティちゃんを早速買ってくると申しておった。
ハエに関しては念動生命体ベルゼ・ブブブブが最近次元断層から地球に侵入したとの報告があり、これは非常に地球の柑橘系植物を好むというから案外ymikanどのにたかったのはこれかもしれん。たかられてもごく稀に悪夢を見るぐらいだから安心じゃ。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2009/06/29 21:17 暗黒皇帝様。下僕に「昇進おめでとう☆」と伝えといて下さい。

銀河暗黒皇帝銀河暗黒皇帝 2009/06/29 21:36 暗黒皇帝である。苦しゅうない。我が下僕・駄犬・しゃくとり虫のFUMOにはレイジー殿の言葉しかと伝えておいた。
しかしあのウツケものは身分もわきまえずこのオレ様に「コーテーちゃん、ショーシンしたからなんかチョーダイ。現金が一番いいな☆」などと戯けたことをぬかしておったので銀河暗黒電撃を3、4発落としておいた。やはり身の程を知る、ということがあの者にとって最も大事なことであろう。

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20090628(Sun)

[]怪しいはてダ隊:第一回チキチキ・山手線の真ん中あたりで絵本とマタタビをはむはむしながら「酒飲ませろ」と叫ぶ会! 怪しいはてダ隊:第一回チキチキ・山手線の真ん中あたりで絵本とマタタビをはむはむしながら「酒飲ませろ」と叫ぶ会!を含むブックマーク 怪しいはてダ隊:第一回チキチキ・山手線の真ん中あたりで絵本とマタタビをはむはむしながら「酒飲ませろ」と叫ぶ会!のブックマークコメント

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先日はネットの知り合い同士が適当に集まってダラダラ飲んではホゲッとし合うという恐るべきお気楽グループ《怪しいはてダ隊》の定例会が賑々しく開催されたのである。

今回の会場は「山手線の内側あたりで飲んでみよう」という漠然としたコンセプトのもと、特に深く考えることも無くなんとなく選んだお店、四谷三丁目にある《チェコ料理 だあしゑんか》。お店の特色はHPによると《店内いっぱいに『チェコの絵本』を置き、静かなひと時を過ごしたい方から、大人数で美味しいビール・チェコ料理を堪能したい方まで幅広く対応いたします。ウォッカ・薬草酒などヨーロッパの珍しいお酒も多数取り揃えています。》ということらしい。

チェコ料理。ビール、ウォッカ、薬草酒。そしてチェコの絵本。なにやら楽しげではないか。という訳でこの日、えいみさん、ぱせよさん、レイジーさん、ドラドラさん、灸洞さん、オレ、という総勢6名がアルコールの匂いに目を血走らせながら四谷三丁目に終結したのであった。

お店はテーブル席7、カウンター席4というこじんまりとした造りであり、溌剌としたお兄さんお二人がお店を切り盛りしていたのであった。我々6名は席に着くと、珍しいチェコの絵本には目もくれることなく「酒だ!酒を飲ますんだ!あとチェコ料理な!そこんとこヨロシク!」と早くもヒートアップ状態である。

この日もいろいろ飲み食いしたが、チェコ料理は"ヨーロッパの素朴な田舎料理"といった風情で、特筆すべきものはないがそれでもなかなか珍しいものが多かった。という訳でこの日食した料理や酒などを以下に載せておくのである。

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2009/06/29 00:26 いつもながら、素敵に怪しい店を探していただきありがとうございます。楽しかったです♪ ブッキラボウな人参には驚いたけど、体には良さそうでしたね^^。まだまだ未踏の地は有りそうなので、またユルク探検いたしましょうね。

globalheadglobalhead 2009/06/29 08:44 お疲れ様です。今回はチェコに何の思い入れも無いにも係わらずチェコでした。絵本よりもやはり酒でした。しかし今回ほどリキュールやスピリッツなど高アルコール飲料の飛び交ったはてダ隊は無かったかもしれません。しかもみんなグイグイ呑んでるし。はてダ隊の呑み力の恐ろしさには目も覆わんばかりです。今後の展開が楽しみです。そん時はまた付き合いなさい!

kogumariankogumarian 2009/06/29 19:17 ありがとうございました。
チェコ料理は予想外にヘルシーな感じでおいしかったです。
お酒はクイクイいっちゃいましたね。
また行ってみたいな〜と思うお店でした☆
本とDVDをお借りできてうれしいです。

globalheadglobalhead 2009/06/29 21:25 お疲れ様です。またはてダ隊参加していただいてありがとうございます!
なんか今回のチェコは評判よかったですね。でもみんな本心を述べてるのか!?もっと脂ぎってたり激辛だったり怪しすぎる素材だったりとかのほうが好きなんじゃないのか!?
ところでオレのほうは酒飲ませて放って置くと暴走するタチなのでなるべく大人しくしようと頑張ってましたが、強い酒が多かったので逆にボケラーとしてしまいました。
またのお越しをお待ちしております!

20090626(Fri)

[]マニュエル・ゲッチングを聴きながら音楽の歴史に(ちょびっとだけ)想いをはせてみた マニュエル・ゲッチングを聴きながら音楽の歴史に(ちょびっとだけ)想いをはせてみたを含むブックマーク マニュエル・ゲッチングを聴きながら音楽の歴史に(ちょびっとだけ)想いをはせてみたのブックマークコメント

■E2-E4 / Manuel Gottsching

E2-E4(紙ジャケット仕様)

E2-E4(紙ジャケット仕様)

1981年製作、テクノ・ミュージックの出現を予言したとしか思えない、あまりにも有名であり、早すぎた名作と呼ばれるジャーマン・プログレッシブ・ロック・アルバム、マニュエル・ゲッチングの『E2-E4』である。"名作"と呼ばれるものは意外ときちんと聴いていないものだが、この『E2-E4』に関しては、このアルバムを有名にしたSueno LatinoやPaperclip Peopleのリメイクで散々聴いていたので、今更オリジナルは、という気はしていたのである。それにジャーマン・プログレでしょー。なんかおっかないんだもん。

しかしこの間日記にて「長い長い長〜い音楽」なるエントリを書いたときに「これはやはり一度きちんと聴いておかなくてはなるまい」と思い購入、CD1枚1曲59:35のこの『E2-E4』と対決してみたというわけなんである。そしたらこれが噂に違わぬ素晴らしい出来でシャッポを脱いだオレなのであった。リメイク曲と極端に違うわけではないが、やはりこのクオリティの音を1981年に作っていた、という事実と、1時間みっちり『E2-E4』でっせ、という凄みがこのオリジナル・アルバムにはある。

音的にはミディアム・テンポの明るくキラキラしたループ音が延々と続き、ゆっくりと時間を経ながら別の音が加えられてゆく、というものだが、余計な展開をしないごくシンプルな反復音の生み出す愉悦と恍惚感、というのは、実はテクノやマニュエル・ゲッチングやジャーマン・プログレの発明したものではなく、アフリカの土俗音楽などでは大昔からあったもので、つまりは実にプリミティブな音楽であり、原初から人間はこういった音に対して官能するような仕組みを脳に持っていたと言う事が出来る。

しかし西欧世界における音楽は、バッハの平均律による呪縛から数世紀もがんじがらめにされてしまい、こういったプリミティブな音を低劣なものとして扱ってきてたか、またはまるで知らなかったのではないかと思う。それが近代になり古典主義的な音楽スタイルを批判・批評しそこから逸脱しようとする動きが出始め、シュトックハウゼン、ケージら現代音楽家が登場し、さらにライヒのミニマリズムに行き着く。ここに電子楽器の発達が結びつき、電子音楽として新し物好きのロック・ミュージシャンがこれを取り入れ、ジャーマン・プログレッシヴ・ロックからクラフトワークあたりを経てマニュエル・ゲッチングになったということではないのか。なんでドイツなのか、というとあいつら工業製品好きそうだからってことにしておこう。要するに、古典音楽への批判・批評がグルッと回って音楽のプリミティヴィズムに行き着いたという事になるのではないか。

一方黒人音楽である。19世紀半ばアフリカからアメリカに大量に拉致られてきた黒人奴隷がネイティブ・サウンドを奏で出した時に、白人達がびっくらこいて「黒人音楽スゲエ」となったのがブルースやジャズ、R&Bだったのだろう。しかしそれは"黒人音楽の発見"なのではなく、人間の原初的な部分にあるリズムの"再発見"だったのではないかと思う。つまり、黒人音楽が特別だったのではなく、それは実は人間にとって普遍的な音楽だからこそ、これだけ受け入れられたのではないか。そしてその後の黒人音楽はアフロ・アフリカン的なエトスが白人音楽と折衷される形で発展してゆく。しかしここでも電子音楽の登場により、よりディープでアグレッシブなリズムを獲得することに成功し、Pファンクやヒップホップ、さらにハウス・ミュージック、そしてテクノへと発展したのだろう。

ここでテクノDJやテクノミュージック・リスナーがマニュエル・ゲッチングと出会ったときに、「これってテクノだぜ!」と絶叫したのは、「根っこが同じものが時間と空間を大きく遠回りして最終的に同じ形となって再会した」ことを感じていたからなのではないのか。マニュエル・ゲッチングの『E2-E4』を聴いてそんなことをオレは思った。

試聴

■New Age Of Earth / Manuel Gottsching

ニュー・エイジ・オブ・アース(紙ジャケット仕様)

ニュー・エイジ・オブ・アース(紙ジャケット仕様)

こちらは1976年製作の『New Age Of Earth』だが、これがまた素晴らしい!30年以上前の作品なのに音色から音の感触からこれはもうテクノでいいだろ!そしてこの音質の驚くべき高さはナニ?初期のハウスやテクノ盤よりもいい音してるんじゃないのか…。なにしろ一曲目「Sunrain」がいいなあ。最近だとThe Fieldあたりに通じるような明るさ、楽しさ、柔らかさを感じるが、The Fieldよりも楽曲が自然体なんだよな。曲の長さも程々だし、ある意味『E2-E4』よりも聴きやすいし、こっちのほうがいいアルバムなんじゃないのか?ラストの曲はタンジェリン・ドリームぽいなあと思ったらクラウス・シュルツェ参加…。ジャーマンプログレ恐るべし。

試聴

[]あの人に あの人にを含むブックマーク あの人にのブックマークコメント

ミラクルとも呼ぶべき才能には賞賛を惜しまないがむしろその強固な現実否定の在り方に痛々しさを感じていた。「ネバーランド=ここではない何処か」はきっとここよりずっと素晴らしい場所だったに違いない、しかし現実というものはどんなにそこから逃げ出し遠ざかっているつもりでも必ず最期に眼前に現れしっぺ返しを用意する残酷なものなのだ。そんな現実に追いつかれてしまった彼に哀れを感じて仕方ない。君はどこまでもあの輝ける天の高みへと上って行ける人だったのに。

すいかすいか 2009/06/29 14:31 あの人ネタ・・・。友人からメールをもらって訃報を知りビックリしました。
あちこちのブログでそのネタ、それに対してコメントが書かれているのを見ましたが、
フモさんとこが一番ダークで、なるほどって感じです。
頂点を極めて大勢の人間には味わうことのできない幸せを感じたと思いますが、
残酷で悲しい死に方と思いました。
いくら他人に夢を与えても自分が幸せでなくちゃツライです。
平凡な生活であっても安定した精神、親しい人のぬくもりを感じながら生きるほうが
幸せと思わずにいられないのでした。
欲にまみれてときどき地から足が浮きますが、ここにはないどこかなんてナイと思っている現実人間の私でございます。
すいまちぇ〜ん・・・。
フモさんが相方さんとずっと仲良くいらっしゃいますように。

globalheadglobalhead 2009/06/29 21:13 わはは、ダークでしたか。なんかこういう言辞って、自分を投影したものになるんでしょうね。
それこそ万人受けするスーパースターで、あんまりそういうのに興味の無いオレでもそれなりに注目していました。
本当はかなりアグレッシブな事をやっていた筈なんですが、自分に足かせしすぎてキャリアの最後のほうはグズグズになっちゃってましたね。
やはりいろいろおかしくなってきたのは、完璧を目指そうとして細かな微調整を懸命にするんだけれども、大局を見失って全体的に見ると何かヘン、ってことに気付けなかったってことなんでしょうね。
そしてそれをまた繕おうとするからさらにどんどんイビツになってしまうという。
愛とか平和とかではなく、自分の生々しい欲望/自分自身という現実、すいかさん言うところの自分の幸せをもっと見つめるべきだったのにね。
まああの人天才でしたから、オレのような凡人が自分に引き寄せた感想述べてもあんまり意味が無いような気がしますが、ただ、あの現実逃避と現実否定を上塗りしていた日常と言うのは、なんだか他人事のような気がしなくて、見ていられない、という部分はありました。
彼は聖人になりたかったんでしょうかね。
でも、それにしてはベタベタの現実生活に欠けていた部分があまりにも多くて、実はその、欠けていた部分をこそ埋め合わせるべきだったのにね。

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20090625(Thu)

[]グランダンの怪奇事件簿 / シーバリー・クイン グランダンの怪奇事件簿 / シーバリー・クインを含むブックマーク グランダンの怪奇事件簿 / シーバリー・クインのブックマークコメント

論創社ダーク・ファンタジー・コレクション》第4巻はオカルト探偵ジュール・ド・グランダンが活躍するホラー・シリーズ。もともとはかの怪奇小説専門誌ウィアード・テールズに連載されていたものだということだが、1925年から延べ27年間、93編もの作品が書かれたというウィアード・テールズ誌史上最大最長の人気シリーズだったらしい。

物語は古今東西のオカルトに造詣の深いフランス人犯罪研究者ジュール・ド・グランダンが探偵となり、アメリカ人医師トロウブリッジの協力を得ながら不気味で不可解なオカルト事件を解決してゆくというもの。いわばオカルト版・シャーロック・ホームズといったところか。しかし探偵物と言っても推理やトリックが描かれるわけではなく、むしろ超常現象の恐怖をクローズアップさせた内容となっている。

やはりジュール・ド・グランダンのキャラの妙がこの短編集の要だろう。アメリカに渡ってきたフランス人という設定なのだが、会話の途中言葉の端々にフランス語が混ざってしまうという所が、微妙にイヤミな雰囲気を醸しだして可笑しい。性格も優雅であると同時にプライドが高く皮肉屋、激すると高圧的になり、冷淡かと思えば人情に篤かったりする。やはりフランス人だけあってラテン系の血が騒ぐ男なのであろう。あまり近くにいて欲しくない性格ではあるが。

そんなジュール・ド・グランダンが挑むオカルト事件は、記念すべき第1作が不気味な猿人化現象を追った「ゴルフリングの恐怖」、続いて、手首だけが漂い歩き窃盗を繰り返す「死人の手」。この辺は展開がまだシンプル過ぎるのとテーマが古臭いのでイマイチ。「ウバスティの子どもたち」古代エジプトの時代から歴史の裏で生き続ける猫人間達を描くが、獣人化現象というテーマが1作目と被るので新鮮味に欠ける。

死してなお非道な謀略を働く父の亡霊に引き裂かれる男女を描く「ウォーターバーグ・タンタヴァルの悪戯」あたりから、作者のストーリーテリングがこなれてきて面白くなってくる。「死体を操る者」は謎の連続殺人を追うグランダンの前に現れたゾンビたちの恐怖。ポルターガイストは不気味なポルターガイストに悩まされる少女を調査するグランダンが突き止めた密かな怨念の物語。

「サン・ボノの狼」では戯れにはじめた降霊会が呼び出した恐るべき悪霊を退治するべく奮戦するグランダンが頼もしい。「眠れぬ魂」も傑作。ヴァンパイア・ストーリーと死を賭して愛を繋ぎとめようする男女とを絡めた悲劇的な物語が展開する。

「銀の伯爵夫人」も謎めいていていい。夜な夜な血を求める呪われた女形の彫像の謎をグラダタンが解明する。ラスト「フィップス家の悲劇」は最も読み応えがあった。"第一子が生まれる直前になるとその父親は血を吐いて死ぬ"という呪われた家系を調査するグランダンは、その陰にカトリックのプロテスタント迫害の歴史が隠されていたことを突き止める。果たしてグランダンは数世代を経て続く呪いの輪を断ち切ることが出来るのか?

[]GANTZ (26) / 奥浩哉 GANTZ (26) / 奥浩哉を含むブックマーク GANTZ (26) / 奥浩哉のブックマークコメント

GANTZ 26 (ヤングジャンプコミックス)

GANTZ 26 (ヤングジャンプコミックス)

GANTZ 第26巻 figma付き特装版 (GANTZ) (ヤングジャンプコミックス)

GANTZ 第26巻 figma付き特装版 (GANTZ) (ヤングジャンプコミックス)

この26巻で累計発行数1000万部を突破したGANTZである。「大阪道頓堀編」がやっと終了、この26巻は殆どまるまる1巻、戦闘から生還した東京チームの日常が描かれる。生き返った主人公・玄野は、"あんまりかわいくない"とファンの間で大評判のタエちゃんと感動の再会を果たすのである。しかしオレはこの"あんまりかわいくない"タエちゃんが大好きである。"あんまりかわいくない"というより単に地味なだけなのだが、この地味な彼女とつかの間のベタな日常を過ごし「ああ俺生きてるんだ」という小さな幸せに安堵する姿こそがリアリティなのではないかと思う。美人歌手のレイカがなんだか玄野に秋波を発してるが、歌手とロマンスなんて嘘くせえもんな。

一方平和だけではなくて、東京メンバーの目つきの悪いヤツ(名前忘れた)がいじめにブチ切れてクラスの連中全員惨殺したりするんだが、直前にこいつにラブレターを渡したなんだかブサイクな女子だけは助けるんだよな。この、「ブサイクな女子だけは助ける」というのはある意味画期的なことなのではないかとオレは思うぞ。玄野の彼女があんまり可愛くないのと合わせて、作者の深層心理に迫る興味深いエピソードだよな。まあ深い意味はないと思うが。

それにしてもこのGANTZ26巻、レイカ・フィギュア付き特別版が¥4980とは…。いくらフィギュア好きのオレでも買わねえなあ。

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20090624(Wed)

[]最近聴いたCD /The Field , DJ 3000 , Ricardo Villalobos 最近聴いたCD /The Field , DJ 3000 , Ricardo Villalobosを含むブックマーク 最近聴いたCD /The Field , DJ 3000 , Ricardo Villalobosのブックマークコメント

■Yesterday & Today / The Field

Yesterday & Today (Dig)

Yesterday & Today (Dig)

kOMPAKTレーベルのThe Field、前作「From Here We Go Sublime」から2年ぶりのアルバム。前作は自分にとってはその年聴いたNO.1CDと言っても良い位好きだった。と言う訳で大変期待して聴いたんだけれども、最初なんだかちょっと馴染めなかった。「これって前作のアウト・テイク集?」と思ったぐらい。どうやら今回生ドラム演奏を大幅にフィーチャーしているらしく、人力ドラムの微妙なもたつき感と音圧がどうもロック臭くて自分にはイマイチだったみたい。あと全体的に明るくて開放的過ぎて性格のひねたオレとしては憎らしかったりしたのである(おい)。もうちょっと狂った感じの方が好きなんだが。ただ前作同様の短いフレーズでループするサンプリング・ヴォイスはやっぱりゾクゾクくるものがあり、The Fieldの本体はこの「イーイイーイーイイー」とか「アーアアアーアアアーアア」とかいうサンプリング・ヴォイスなのであろうな、と勝手に思うことにした。この辺がとば口になってやっとこの2ndの音も慣れ、なかなかいいんじゃない、1stほどじゃないけど、なんて言いながら聴いている。 試聴

■Galactic Caravan / DJ 3000

f:id:globalhead:20090522152109j:image asin:B001VN1HH0

デトロイト出身のDJ3000のソロ・アルバムは、彼のDJ-Mixアルバムの密室ぽさと性急さとは全くイメージの違う、開放的で伸び伸びした出来上がりがいい意味で裏切られた感じ。オープニングのチープで中東チックなメロディには思わずずっこけました。その後もミディアムテンポの明るく伸び伸びした曲が続き、曲のタイトルもHer Smile、MemoAlmost Full、Daydreamingなんてちょっとセンチメンタルなものが多かったりして、フロア向けでは無く完全に個人的なアルバムなんだろうな。特に技巧を凝らしたものではないけれども、聴いていてほんわか落ち着くアルバムです。あ…アマゾンで買ったらRemixCD付いてなかった…。 試聴

■Salvador / Ricardo Villalobos

Salvador

Salvador

Ricardo Villalobosをもうちょっとちゃんと聴いてみようと思い、少し前に出ていたアルバムを購入。2006年発表のこのアルバムは98〜01年に製作されたシングルを集めたもので、近作ほどの緊張感は無いけれども、Villalobosらしい面白い作りになっている。彼の作品って一つの中に複数の曲のリズムやメロディが混在しているように聴こえることがあって、そのそれぞれのモチーフが現れては消えてゆく様は奇妙に映像的であり、物語の無いドラマを見せられているような気さえしてしまう。言ってみればコラージュ/アッサンブラージュ的な手法という事なんだろうが、そのテクニックが絶妙だからこそ何度も聴きたくなる習慣性を持った音に仕上がるのかもしれない。Apex Twinとは方向性は違うが、同じようなユニークさとオンリーワンな才能を持ったアーチストなんだろうな。 試聴

■Thé Au Harem D'Archimède / Ricardo Villalobos

THE AU HAREM D' ARCHIMEDE

THE AU HAREM D' ARCHIMEDE

タイトルは英訳すると「tea in the harem of archimedes」ということらしい。こちらはバリバリ(?)のクリック・ハウスで単調でアブストラクトなプチプチ音が延々続くという、オレの最も苦手な音。しかしエレクトロニカというジャンルの音を批評してゆくとこの音に辿り着いてしまうのも分からないでもないんだよなあ。ミニマルを極めるとこうなってしまうんだよなあ。確かに今のエレクトロニカは行き詰ってるかも、と思うこともあるが、でもいくら新しくてもこういった音は退屈なんだよなあ。やっぱりどこかにはったりやケレン味や雑味があったほうがいいんだよなあ。ただ、このVillalobosの批評的な音の後にまた新たなエレクトロニカのあり方を模索しているDJもいることは確か。だから重要な作風ではあっても決して到達点ではない、とオレは思っている。 試聴

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20090623(Tue)

[]だらだら観たDVDを適当にああだこうだ言ってみる だらだら観たDVDを適当にああだこうだ言ってみるを含むブックマーク だらだら観たDVDを適当にああだこうだ言ってみるのブックマークコメント

■地球が静止する日 (監督:スコット・デリクソン 2008年アメリカ映画)

「エコを守れない人類は滅んでしまえ」などと宇宙の彼方から余計なお世話をしに来た迷惑な宇宙人のお話である。確かにエコ流行りの昨今ではあるが、「一人一人が地球環境のことを考えなきゃ駄目でしょ!」なんて言われても「あーうっせーうっせー」としか思えないが、「エコ守らないと悪い宇宙人がやってくるよ!」と脅すのはなかなか新しいかもしれない。いわゆる「エコなまはげ」。しかしこの映画で地球を救うきっかけとなった母子愛だが、ガキがあまりにも可愛くないのでオレだったら迷わず地球滅ぼしてたな。

■幸せの1ページ (監督:マーク・レヴィン 2008年アメリカ映画)

幸せの1ページ [DVD]

幸せの1ページ [DVD]

引き篭もり作家がネットで知り合った南の国に住む少女と父親を救うために一念発起して大冒険するというお話である。主人公をジョディ・フォスターが母性本能全開で熱演していて微笑ましい映画である。これをもう少し現実的に描くと引き篭もりのオタが出会い系で知り合ったオネーチャンと会うために初めて現実世界に旅立つ話ということになるかもしれない。男は一歩外に出ると7人の敵がいるというが、それらの敵と戦いながら一歩一歩オネーチャンに近付いて行くのである。ううむなんだかこっちのほうが興味をそそるが映画になっても観たいとは思わんな。

■デイブは宇宙船 (監督:ブライアン・ロビンス 2008年アメリカ映画)

エディ・マーフィー主演。宇宙から降ってきた白スーツ男デイブは実は人間型(というかエディ・マーフィー型)宇宙船だった!?というコメディ。で、その人間型宇宙船にちっこい人間型宇宙人が沢山乗ってるんですな。で、中で「歩行しろー!」とか「右手を挙げろー!」とか言って操縦してるんです。そのギクシャクした動きが面白いのと、中の人たちが地球人とのカルチャーギャップにドタバタを演じるのを楽しむ映画です。子供向けと言えばその通りだが、腐ってもエディ・マーフィー、そこそこ笑える映画に仕上がっておりました。

■ゴッド・アーミー/悪の天使 (監督:グレゴリー・ワイデン 1994年アメリカ映画)

ゴッド・アーミー/悪の天使 日本公開版&全米公開版 [DVD]

ゴッド・アーミー/悪の天使 日本公開版&全米公開版 [DVD]

まあ要するに悠久の時を経ながら続けられる天使と天使の戦いのわけですよ。普通なら天国と地獄、善と悪、神と悪魔といった、安直な二元論的キリスト教プロパガンダ映画になってしまいがちですが、この「ゴッド・アーミー」では天界の天使と堕天使ルシファーの側に付いた天使との永遠の闘争を描きつつも、どっちが正しいとか善か悪かといった絶対的なものは無く、ただ"神"というシステムの頂点と、それに従うもの、または離反しつつも再び神の寵愛を得たいものの対立が描かれるだけなんです。

言ってしまえば単なる内輪揉めでしかないんですよ。その中で人間はたまさか天使同士の争いに巻き込まれぶっ殺されたりもしますが、基本的には戦いの埒外にしかない。だから、ありがちなキリスト教オカルトホラーみたいな「神様は偉いし凄いしありがたいんだから敬いなさいね!」と布教しまくりたいだけの作品と一線を画してるんです。

さらにその人間を救うのがキリスト教ではなくネイティブ・アメリカンの土俗信仰である、というところがキリスト教圏のこの手のホラーにしては信じられないぐらい異端の匂いをさせていて新鮮なんですね。

ただ惜しむらくは相当予算が無かったみたいで、こういう映画なら最低限必要だったであろうSFXもままならず、見た目的にかなり地味な映画になってしまったところが残念ですね。

azecchiazecchi 2009/06/26 20:20 ゴッドアーミーといえば!忘れてはならないウォーケンの怪演と天使座り!ですよ!
あと僕はエリック・ストルツも好きで、彼の天使も様になっていたと思います。

globalheadglobalhead 2009/06/27 10:32 ウォーケンはいい俳優ですねえ。オレも好きですよ。ニヒルな役もいいですが、「パルプ・フィクション」の「XXに時計を隠していた人」や「燃えよ!ピンポン」のどう見ても中国人に見えない怪しい中国人ピンポン達人とかよかったなあ。天使座りはなんだかそのうち「クルックー」とか言いそうで可笑しかったです。

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20090622(Mon)

[]下町に河豚を食べに行った 下町に河豚を食べに行ったを含むブックマーク 下町に河豚を食べに行ったのブックマークコメント

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相方さんの誕生日のお祝いに、ちょっと気張ったところで食事でもしようということになり、相方さんに「何を食べたい?」と訪ねたら、「ふぐ!」と即答。ふぐといってもピンキリだしどんな所が美味しいんだろう…と思って「美味しいふぐの店」をネットで検索したら一発で出てきたのが今回行ったお店「ふぐ料理 はしもと」です。赤坂の高級料亭、銀座の老舗の店という庶民にはオッカナイお店と並んで、「リーズナブルで美味しい下町のふぐ料理店」として紹介されていたんです。赤坂や銀座で奢った料理食べるよりも下町でふぐ、という所が素敵じゃないですか。そんなわけで1ヶ月前に予約を入れ、この間の土曜日、二人してふぐを食べにいざ出陣!と相成ったわけであります。

このお店「はしもと」は浅草からちょっと歩いた場所にあり、東京都墨田区向島、隅田川にかかる桜橋の袂、向島料亭街の中心に位置するお店です。なんでも昔、浅草の花街と呼ばれる遊郭や芸者屋の集まっていた場所に行く若旦那がちょいと料理を味わう場所として料亭街が出来ていたんだそうです。そういった意味では歴史の古い場所ということが出来ますね。

浅草には予約時間より早めに着いたので相方さんと二人、言問橋を渡って牛嶋神社という神社を観て回ったり、「見番通り」と呼ばれる通りや隅田川の川辺を散策したりして時間をつぶしていました。下町の界隈はなんだか落ち着きますね。

予約していた時間になったので「はしもと」に到着。ご夫婦二人でやってらっしゃるようですが、こじんまりして明るく清潔なお店でした。この日注文したのは「夏ふぐコース」、とらふぐちり付で全品天然とらふぐ使用というコースです。最初はビールを頼んで料理の到着を待ちました。実はきちんとしたふぐ、しかもとらふぐなんか食べるのは初めてで、とてもわくわくしておりました。

という訳で以下にこの日の料理の写真を載せておきます。

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ymikanymikan 2009/06/22 15:28 す、すごいです!めっちゃ美味しそう・・・!それに、ふ、ふ、河豚づくしですね・・・!! ←食べ物の写真に弱い人

お誕生日おめでとうございます・・・! ←河豚の迫力に圧倒されて、こちらに書かせていただきました。

ymikanymikan 2009/06/22 15:31 炭火焼と、寿司が、なんかすごい珍しいです。

globalheadglobalhead 2009/06/22 20:53 いやあ、この齢までふぐなんてまともに食べた事も無かったのでいい機会だと思いました。相方さんよりオレのほうが盛り上がっていたような気さえします…。でもここの美味しさは一生思い出に残るような気がしますよ。そうそう何度も食べられるもんじゃ無し、ホントにいい体験でした。しかしひれ酒だけはまた呑みに行きたい!
炭火焼とお寿司は確かに珍しかったですね。

tonyietonyie 2009/06/22 22:56 私ふぐ料理はあまり食した事ないんですが、色々バリエーションがある事に驚きました。よだれが止まらないです。ぜひ一度食してみたいです。

globalheadglobalhead 2009/06/22 23:39 わはは、誰かと思ったらTwitterのtonyieさんですか!いつも楽しいフォローありがとうございます!あちらでは暗黒皇帝がお世話になっております!オレは皇帝サマの依り代なのでたまに素に戻ったりしてなんか書いてますが、これからも宜しくお願いします。
ところでふぐは美味しいものですがやっぱり高い…。実はコースも途中でお腹一杯になってきてしまったんで、案外少ない品数のものでも満足できるかと思いますよ。

ymikanymikan 2009/06/23 00:23 今、彼に、こちらのページを見せて、「これが食べたい」とプレッシャーをかけておきました。というか、すでに二人共乗り気です。
言問通りの辺りというのがまた、オツですね(何度もすみません、食べ物の写真に弱くて)。

parfum30parfum30 2009/06/23 00:51 おいしそうですねぇ( ̄¬ ̄)ジュル・・・あ、私は来月お誕生日なのです♪嬉しいな、ごちそうさまでーす♪

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2009/06/23 08:07 かわうそまつり?

globalheadglobalhead 2009/06/23 09:44 >ymikanさん
食すがよい、頬張るがよい、噛みしめるがよいわ!ふぐを囲んで一家団欒じゃ!(なぜか皇帝口調)

>ひめさん
ひめさんはダリンにおねだりするがよいさ!ふぐを囲んでカップル相和しじゃ!

>レイジーさん
そう。かわうそ達が精魂込めて作り上げた純米吟醸酒かわうそまつり。かわうそ達の心意気を呑んでください。

20090621(Sun)

[]横浜開港博に巨大グモを観に行ってきた 横浜開港博に巨大グモを観に行ってきたを含むブックマーク 横浜開港博に巨大グモを観に行ってきたのブックマークコメント

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横浜開港150周年記念イベント『開港博Y150』に巨大クモロボットを観に行って来ました。『開港博Y150』の目玉であろうと思われるこの巨大クモ、フランスの巨大スペクタクルアート劇団「ラ・マシン」の製作したものですが、ネットでは何度か写真で確認していたものの、実物を観るとやっぱりスゴイ!デケエ!カッコイイ!八本の足を不気味に蠢かせながらグオーグオーと動き回る様はやはり圧巻でした。入場料は普通入場券で¥2400とちょいとお高いのですが、これを観るだけでももとが取れるのではないかしらん。

ところで開港博のあとの展示は時間が押していたのでアニメ『BATON』というのを観たぐらいなんですが、これが「ハァ?」という内容で弱りました…。スーパーハイビジョンシアターは待ち時間1時間とか言うのでこちらも断念。というわけで大量に撮った巨大クモの写真を載せておきますの興味のある方はお楽しみください(《続きを読む》以下に収納)。クモの天辺で操縦するのが女の子っていうのもよかったですね。

横浜開港150周年記念イベント『開港博Y150』

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20090619(Fri)

[]オムニバス・ホラー『デスルーム』はしょっぱすぎて涙が出そうなアホ映画だった!? オムニバス・ホラー『デスルーム』はしょっぱすぎて涙が出そうなアホ映画だった!?を含むブックマーク オムニバス・ホラー『デスルーム』はしょっぱすぎて涙が出そうなアホ映画だった!?のブックマークコメント

■デスルーム (監督:ケン・ラッセル ショーン・S・カニンガム モンテ・ヘルマン ジョン・ゲイタ ジョー・ダンテ 2006年日本・アメリカ映画)

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ケン・ラッセル、ショーン・S・カニンガム、ジョー・ダンテらが参加したオムニバス・ホラーと聞いて観てみたんだが、これがまた唖然とするほどのカス映画で、酷すぎて笑っちゃうならまだましなほう、パートによっては物語の筋も何が描きたかったのかもさっぱり分からない、素人映画の方がまだマシな作品まである映画だったぞオイ。

お話はというと、かつてホラー映画のセットとして建てられた館に閉じ込められた男女が、それぞれの恐怖体験を語り始める…とかいった内容なんだが、どうやらこの『デスルーム』、基本コンセプトをエログロに絞って製作したみたいなんだよな。エロ+ホラーの傑作オムニバス・ホラーといえばリドリー&トニー・スコット製作総指揮の『ザ・ハンガー』というCATVシリーズがあって、そのエロさにはオレもちょっぴりお世話になったことがあるが、この『デスルーム』はおっぱいが出たりベッド・シーンがあったりはするけれども今日びこの程度のエロじゃあ中学生だってヌケないだろっていうレベルで、さらに肝心要のホラーの要素がグダグダという、まさに責任者出て来〜いと言いたくなるような出来なのよ。

まあその分突っ込みどころも満載なので適当に作品紹介しとくわ。映画はオープニングとエンディングをジョー・ダンテが監督しており、ここはダンテらしいシュールでチャチい世界が展開されてまあそれほど惨くはないのよ。で、その中に4つの短篇が挟まるわけなんだが、それぞれのタイトルはオレが勝手に付けたもんだから。

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通りすがり通りすがり 2012/02/23 09:48 初めまして。
たまたまCATVで流し見してたんですが、
見るたびに違う映画?って感じで、
さっきの話と繋がるのか?って
ちょっとちゃんと見ると、そこでもまた展開に
追い付けず、一体私は何を見てたのか、
チャンネルが気づかない間に変わってたのか、
訳わかんなくなったので、試しに
オッパイに歯…で検索したら、ここに来ました。

スッキリしました。
ありがとうございますm(_ _)m

globalheadglobalhead 2012/02/23 13:24 いえいえどういたしまして。映画ファン的に言うと意外と凄いメンツの監督が集まったオムニバスなのに、これだけショボいのも逆に凄まじいという気がしました。しかもこの映画、自分はDVD買って観たんですよ…それでこれなもんだからダメージ大きかった…。

有楽町有楽町 2012/10/27 06:34 これひどかったなー
ホントにトホホ感が伝わってきて読んでて笑っちゃいました。

しかも買っちゃったんですか、、、

奈梨奈梨 2014/07/02 21:49 これって小説でも出てますよね?
映画の方は見たことないけどかなり前に小説で見たのを思い出してタイトルが思い出せずに サナダムシが姉妹 で検索してここにたどり着いたのですが…

書いてるのだけで終わりじゃなくまだ続きありますよね。それぞれの人達の話には続きと言うか本人達が忘れてた?真実があって最終的にはガイドみたいなお爺さん以外全員館から出られなくなるという。

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20090618(Thu)

[]残酷な童話/チャールズ・ボウモント 残酷な童話/チャールズ・ボウモントを含むブックマーク 残酷な童話/チャールズ・ボウモントのブックマークコメント

論創社《ダーク・ファンタジー・コレクション》第7巻はチャールズ・ボウモント。ボウモントには早川異色作家短編集第12巻『夜の旅その他の旅』という訳出があるが、これは早川異色作家短編集全20巻の中でも綺羅星のように輝く鮮烈な作品集であり、最もお気に入りの一冊であった。ボウモントの邦訳は永らくこの『夜の旅その他の旅』のみであったが、ようやくここにきて新訳が読めるのかと思うと感慨深い。この『残酷な童話』はボウモントの処女短編集であり、その為多少荒削りであったり作者の方向性の定まらない作品もあったりはするが、『夜の旅〜』同様珠玉の作品集であることは間違いない。

『残酷な童話』の諸作品の特徴は妄執の物語ということになるだろうか。その妄執は登場人物を陶酔させ、または周囲から逸脱させ、さらに己や周囲を傷つけたりもする。しかしまた、人はその凡庸な人生から逃れるために自らの妄執へと逃避するしか術を知らなかったりもするのだ。だからボウモントの物語にはどこか奇妙な哀感がある。さらに作品は結末を読者の想像にまかせたまま終わるものも少なくない。それは人生の問題に単純な結果や簡単な結末がつかないのと同じなのかもしれない。

幾つかの作品を紹介してみる。「残酷な童話」は狂気ともいえる厳格な教育を押し付ける母と虐待される子供との"残酷な童話"の物語。「消えゆくアメリカ人」は他人から空気のように扱われる男のお話。「名誉の問題」はチンピラの仲間に認めてもらうために恐ろしい決断をする少年を描く。「フェア・レディ」ではオールドミスの女がたった一言の聞き間違いから相手に長い片思いを続けてしまう。「ただの土」は業突く張りの男の皮肉な最期を描く。「夢列車」は列車旅行に赴く少年の幻想と失望のお話。「ダーク・ミュージック」も厳格すぎる女が森から聴こえる官能的な音楽に惑わされ自らを失っていくという物語。「昨夜は雨」では"シュヴァルの理想宮"を髣髴させるような城を建てる男とあるカップルとの悲痛な物語が展開する。「ブラック・カントリー」はジャズ・ミュージシャンたちとその奏でる音楽の熱気を描ききった音楽小説。「変態者」は同性愛が常識となり異性愛が非合法となった世界の物語。そして「犬の毛」はある男が悪魔と不老長寿の契約をしたがその報酬は月一、一本の毛で…というもので、結末は予想できるもののドタバタ振りが楽しい一作。

『夜の旅その他の旅』レビュー/メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

[]バースデー バースデーを含むブックマーク バースデーのブックマークコメント

昨日は相方さんのお誕生日だったので残業の終わった9時過ぎに10時までやってるクイーンズ伊勢丹に駆け込みケーキとシャンパンをゲット、電車に飛び乗り相方さんのもとに。部屋に入ると「わたしも残業でさっき帰ってきたばっかり、ウーウー」とへばっている相方さん。

この日は実は特にお祝いする予定が無くてケーキ云々はビックリさせる為に買ってきたのだが、晩ご飯食べてないし用意もしてないし時間も遅いからどうしようということで、オレの酒のつまみに買ってきたスーパーの惣菜とケーキという妙な組み合わせの食事になる。この辺はケセラセラな二人組なのであまり気にしないのである。

それにしてもベリー系のケーキを買ったのだが、果実の酸味が体に染み渡り、一口食べては「効くゥ〜〜ッ!」と呻きながらのた打ち回るオレと相方さんである。そしてお互い疲れてるんだねえ、もう齢なんだねえ、と同病相哀れむかのごとき侘しい呟きを洩らす。

まあいいではないか、お互いよい齢をとっていこうではないか相方よ、そしてまた楽しい日々を過ごそう。ハッピーバースデー。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2009/06/18 16:43 憎い男だわ!

希望の光希望の光 2009/06/18 17:00 憎い男よね〜

globalheadglobalhead 2009/06/18 17:33 >レイジーさん
可愛さ余って憎さ百倍!

globalheadglobalhead 2009/06/18 17:33 >希望くん
憎まれっ子世にはばかる!

azecchiazecchi 2009/06/18 20:37 憎いおと・・・あ、リンク元に「ジェシカアルバセックス動画」っていうのがありますね。どうでもいいですが。
・・・脱線しました。改めて。『憎い男よのー!』

globalheadglobalhead 2009/06/18 21:36 >あぜっちさん
憎い…え、なになに、ジェシカ・アルバたんハァハァ?
…じゃなくて、憎いあんちきしょうーのーかーおめがーけー、叩け!叩け!叩け!

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20090617(Wed)

[]あれこれ呑んだり食ったりしていた あれこれ呑んだり食ったりしていたを含むブックマーク あれこれ呑んだり食ったりしていたのブックマークコメント

■某月某日

横浜の鶏料理の店へ。いつも混んでいて入れなかったのだがこの日はすんなり。骨付き鶏腿肉がウリらしく注文。親鳥の腿980円、雛鳥の腿870円。相方さんと一つずつ頼んで半分こにして食べる。相方さん、腿肉にかぶりついて食べるのは意外と興奮する、と楽しそう。オレにはちょっと塩っ辛すぎたかな。むしろ大ジョッキの大きさが嬉しかった。若い人が多い店だったから、きっとそういった方面のニーズが多いんだろうね。支払いは3000円のクーポンを持っていたのでラクラクであった。

◆一鶴 横浜西口店 

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河岸を変えてパブへ。ダラダラとパイント4つも呑んでしまう。パブのカウンター席は店員や他の客の様子が眺められて割と面白い。いろんな人がいるなあ。シメにテキーラ。鶏の店では大ジョッキ2杯飲んでたからこの日は相当呑んだんだろうなあ。相方さんが金髪の店員をナンパしに行っていたのをヘラヘラ笑いながら眺めているオレ。

◆THE TAVERN 

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■某月某日

相方さんに今日は男の料理だ!と宣言し、ラタトゥイユを作ることにする。なあに心配するな!切って炒めて煮るだけだ!と大口叩いたが材料はなぜか全部相方さんが切ってくれる。だから今回は炒めて煮る部分のみ男の料理なのである。即ち「ラタトゥイユ」の「ラタ」の部分を相方さんが、「トゥイユ」の部分をオレが作ったという事が出来るであろう。さて仕上がりを食してみたが、味付けにもう一工夫必要のようであった。

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■某月某日

「今日何食べる?」と聞かれたので胸を張って「肉!」と答えたオレである。仮にも男として生まれてきたものは何が食いたいかと聞かれたらそう答えるのが基本であり鉄則である。すると「じゃあハンバーグ作る」と言われたので「だったら草履みたいにデケえデラックススペシャルジャンボハンバーグ!」と再び胸を張って答えるオレである。仮にも男として生まれてきたものは全てにおいてデラックスとスペシャルとジャンボを目指すべきなのである。そしたら相方さん、ホントにジャンボなハンバーグを作りやがったのである。全く侮れない相方さんである。

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ymikanymikan 2009/06/17 15:24 は、はじめまして、おじゃまします。肉食系で素敵です・・・!

ラタトゥイユは、コンソメ入れると万能です!

ハンバーグを見ていたら、びっくりドンキー行きたくなってきました(おいしそうです)。

globalheadglobalhead 2009/06/17 18:28 は、は、はじめましてymikanさん!肉といえば男、男といえば肉!肉食こそが男の証、男の本懐!肉も食わずに男のなんたるかを示すことなぞできるだろうか!?いいやできはしない!男だったら肉を食え!…というわけですが「じゃあなんでラタトゥイユ食ってんの」などと突っ込みは厳禁。

jkjk 2009/06/19 12:32 もー 親鳥の歯応えが辛いお年頃です。 地元のひとに『必ずおむすびを一緒に注文して
脂にひたして食べるのがホント』と言われますが、あんましそゆひとみかけません・・・

globalheadglobalhead 2009/06/19 19:54 jkさんにお薦めされてた店、やっと行けました!以前週末行ったら長蛇の列にびっくりして引き返し、次に予約して行こうとしたら当日突然お店から厨房に不具合が出たから開けられないという電話が入りキャンセル、その時に貰ったお詫びのクーポン券で今回やっと入れたというわけです。鶏でかかったなー。お塩の加減がオレのお年頃にはちょっときつかったんですが、隣にいたカップルの女の子なんか一人で2本食べてましたよ!やっぱり若さで頬張る料理だったんだなー。

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20090616(Tue)

[]「でもやるんだよ」とレスラーは言った。 「でもやるんだよ」とレスラーは言った。を含むブックマーク 「でもやるんだよ」とレスラーは言った。のブックマークコメント

■レスラー (監督:ダーレン・アロノフスキー 2008年アメリカ映画)

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■最下位の戦い方

「最下位の人間には最下位の戦い方がある」と言ったのは西原理恵子だったか。

若さも体力もとうの昔に擦り切れ、時代に取り残され、栄光は過去にしかなく、今時流行らない不器用なだけの生き方を愚直に続け、家族からも世間からも社会からも用無しで役立たずの烙印を押され、誰に愛されるわけでもなく、誰に顧みられるわけでもなく、誰に理解されるわけでもなく、そんな自分に残された時間は、もうあまりにも少ない。ただ一つ出来るのは、昔と同じように、リングの上で戦い続ける事だけだ。なぜならそこにだけ、自分の居場所があるのだから。

ミッキー・ローク主演、映画『レスラー』は、そんな、"居場所"を巡る物語である。

■ダメ親父の彷徨

かつて満場の観客から人気を集め活躍していたプロレスラー、“ザ・ラム”ことランディ(ミッキー・ローク)。しかし今やスーパーのバイトで糊口をしのぎ、トレーラーハウスの家賃さえ払えない落ち目のドサ廻り興行をこなしているだけのしがない毎日だ。そんなランディはある日心臓発作を起こし、リングに上がれない体になってしまう。孤独と失意から、離婚した妻との一人娘ステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)に会おうとするも、これまで家族を顧みなかったことをなじられ追い返される。たった一人、ランディが好意を寄せていたストリッパーのキャシディ(マリサ・トメイ)にも、二人の一線は越えられない、と告げられる。そして全てを失ったエディは、ある決意をする…。

エディは単なるダメ親父だ。駄目人間とは言わないけれど、社会や家庭といった場所では、まるで通用しない人間だ。プロレスに打ち込んできた人生は、それは間違ってはいなかったのだろうけれど、その為に、他のあらゆる事を顧みず、ないがしろにし過ぎていた。そういうふうにしか生きられなかったと言えばそれまでだが、それで全てが赦されるわけではない。そしてどこかでツケは回ってくる。ツケが回ってきたときに、今までのことを反省したって、それはもう遅すぎる。なにもかも取り返しが付かないんだ。なにもかも自分の責任なんだ。全て自分が悪いんだ。自業自得なんだ。だがしかし、そうなってしまった人間は、もはや野垂れ死にしてしまえば良いというのか。人は、これまで犯してきてしまった自らの過ちを、決して赦される事はないとでもいうのか。

■"居場所"を巡る物語

人は常に"居場所"を求めている。自分が何であり、誰であるのか。何のために生き、何のために死ぬのか。世にある沢山のコミュニティ、グループ、セクトは、それらを己に認識させるために存在していると思う。それは恋人であったり、家庭であったり、会社であったり、政治信条であったり、国家であったりする。そして今この現在ではインターネットに様々なコミュニティとしても存在している。はてなでも、mixiでも、2chでも、出会い系サイトでもだ。人はそのようにして"居場所"を求めてしまうものなのだと思う。そしてこの映画『レスラー』のランディにとって、その"居場所"とはプロレスのリングであった。それを失くした時、彼が欲したのは家族であり、恋人であった。都合が良いといえばそれまでかもしれない。だが、人はどうしても、それを、"居場所"を、求めてしまうものなのだ。そして、全ての"居場所"を失くしたランディにとって、再び足を踏み入れれば死地にしかならないリングの上にしか、最後の安らぎ場所は無かったのだ。しかし、"死"によってしか人生が購えないというなどということが、正しいことだとは思えない。では、ランディは、どうすれば救われ、赦されるのか。

自分にとっての墓場になるであろうリングを臨みながら、ランディはキャシディにこう言う。
「もう自分には何も無いんだ」と。
しかし、そんなランディに、キャシディはこう返す。
「私がいるじゃない」と。

面映い言い方だけど、愛って、こんなことなんじゃないか。自分が誰かの居場所になること。誰かが自分の居場所になってくれること。赦すことや、受け止めてあげられること。映画『レスラー』は、居場所を無くしたダメ親父のための、最期のギリギリのラブ・ストーリーだったのだと思う。

■The Wrestler - Official Trailer

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[]『レスラー』こぼれ話 『レスラー』こぼれ話を含むブックマーク 『レスラー』こぼれ話のブックマークコメント

人間ドラマの側面ばかり書いたけれども、プロレスの世界が舞台になっている以上、プロレスというショウの世界を描いた映画としてもよく出来ているのではないかと思う。オレはプロレスそれ自体には興味が無いのではっきり言えないけれども、プロレスの舞台裏やリングでの熾烈な戦い、そして傷ついた体を蝕む病など、プロレス好きの人なら周知の事柄がきちんと再現されているのではないだろうか。特に、いくら演出の為の流血だと判っていても、それを体を張ってやり続けるということの凄惨さには、プロレスというショウの業の深さを垣間見てしまう。

そんな『レスラー』のデスマッチ・シーン。リングの両者はホチキスだのフォークだの金網だので既に血塗れ。そして映画を観ていたオレが、ふと隣に座っているアベックに目をやると、女の子は平然と見ていたけれども、男のほうは流血シーンが出るたびに顔を手で覆っている…。おおおい!きょうびの男はプロレス(しかも映画の特殊効果)の流血ごときもまともに見れんのかよ!などと情け無くなってしまったのであった。やはり精神的なものを鍛え、国体を復活させる方が先ですよね、と深く深く思うオレなのであった。

Bruce Springsteen - The Wrestler

D

Wrestler

Wrestler

jkjk 2009/06/16 12:24 読んでるだけで泣けてきます。 観たいナぁコレ。

希望の光希望の光 2009/06/16 13:51 観終わったあと脱力感が酷かったです。

globalheadglobalhead 2009/06/16 16:04 >jkさん
前半は淡々とドラマが進んでいくんですが、ラスト号泣でした。観ましょう。

>希望くん
さては心をえぐられたな。オレは劇場出た後もずっとベソかいてた。

kogumariankogumarian 2009/06/16 21:22 細かい描写がきいてましたね。私の同行者もベソかいてたようですが、見て見ぬふりをしました。

globalheadglobalhead 2009/06/16 23:41 ベタで生活観溢れる日常の積み重ねが徐々に悲哀を生んでいく映画でしたね。
もうオレなんか日記トップに載せたポスター見ただけで泣けてくる位です。
今年はいい映画が多いですね。当たり年と言ってもいいぐらい。

20090615(Mon)

[]『ターミネーター4』は既視感ありまくりな映画だった! 『ターミネーター4』は既視感ありまくりな映画だった!を含むブックマーク 『ターミネーター4』は既視感ありまくりな映画だった!のブックマークコメント

ターミネーター4 (監督:マックG 2009年アメリカ映画)

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…ダダンダンダダン!…ダダンダンダダン!…ダダンダンダダン!

というわけで『ターミネーター4』である。自我を持ったコンピューター・スカイネットが「人類イラネ」と世界を火の海に変えた“審判の日”から10年後の2018年、人類とスカイネットの戦いは未だ熾烈を極めていたんである。そして人類の救世主たるべき運命を背負ったジョン・コナーは反乱軍の指導者となり、スカイネットのメカ軍団と戦うのである。

ちなみにオレ1作目ってそれほど好きじゃなかったんですよ。あれって普通にB級映画で、とりあえずアーノルド・シュワルツェネッガーが出てたから見栄えが良かったって言うだけだったんじゃないかなあ。手造り感満載のターミネーターの動きには「頑張ったね」とは言ってあげられるけれどもなんだか侘しさを感じたし、ただしつこいだけのロボットとの追跡劇は途中からじれったくなってきて飽きてしまった。2作目は予算とCGレベルが上がって出来た"液体金属ロボット"という発明のおかげで面白く観れたし、賛否両論ある3作目は、"女ターミネーター"というキャラと肉体勝負のスタントやアクションにはなかなか見せる部分があったと思ってます。たださあ、全体的に、あのガイコツ顔のロボット造形って、アナクロな感じがして全然好きじゃないんですけれども。

で、この4作目ですけど、なんだか既視感ありまくりな世界観なんだよなあ。これまでのターミネーター・サーガでちょくちょく見せられていた世界、というのもあるけれども、「核戦争後の荒廃した世界での戦い」って、今更別に珍しいもんでもなんでもないし、ゾンビ映画でもよくある世界観だよなあ。だから映像的にはゾンビ蔓延で世界が滅んじゃった『バイオハザードIII』あたりと妙にその光景がだぶってしまう。廃屋の中にならず者が隠れていて主人公を襲う、なんて展開も「バイオIII」にあったよなあ。巨大メカと戦うシーンは『トランスフォーマー』を連想しちゃうし、ロボットか人間か?というアイデンティティの狭間で揺れる物語なんかはSF作家P・K・ディックが得意としていたけれども、彼のそれらの作品を映画化した『スクリーマーズ』や『クローン』あたりともやっぱり世界観が被っちゃうんだよなあ。特にロボット対人間の戦い、という点においては小品ではあるが『スクリーマーズ』のほうが優れたサスペンスを描き出していたように思う。

そういった新鮮味の無いテーマに加えて、登場人物たちの魅力がどうにも乏しい事が映画の足を引っ張っている。これは俳優に華がないと言うより、キャラに華を持たせられるような脚本作りをしていなかったせいじゃないかな。主人公ジョン・コナーを演じるクリスチャン・ベールは決して悪い俳優ではないけれどもこの映画ではなんだか地味にしか見えなかったし、機械/人間のハイブリッド、マーカス・ライトを演じるサム・ワーシントンは単に気のいいあんちゃんにしか見えないし、二人の主演女優は見せ場が中途半端だし、スカイネットの手先セレーナ(ヘレナ・ボナム・カーター)はなんだかバケモノみたいだったし、辛うじてカイル・リースを演じるアントン・イェルチンがその神経質そうな顔立ちから1作目のカイル役だったマイケル・ビーンを髣髴させて印象に残った。あと黒人の女の子の登場理由が最後まで意味不明だったんだが…。それと個人的には『スキャナーズ 』『トータル・リコール』『スターシップ・トゥルーパーズ 』のSF映画名バイプレーヤー、マイケル・アイアンサイドの出演が嬉しかった。

映画的には落とし所をどこに定めたいのかフラフラしている脚本がやはり難。紆余曲折というより右往左往した物語にしか見えない。ゲリラ戦を強いられているはずの人類の軍団になんであれほど資材や軍備が豊富にあり、湯水のように武器弾薬を使えるのかがまず謎だし、そもそもジェット戦闘機の滑走路なんてスカイネットがまず最初に叩いている場所じゃないかと思うんだが。それとスカイネットはなんで人間狩りをして収容所に入れていたのか最後までわかんなかったんだけど、あれを改造手術してターミネーターにするわけ?

そんな中で、クライマックス、突然アーノルド・シュワルツェネッガーターミネーターとして登場したときは、やはり心が躍るんですよ!シュワちゃんはいろいろワケアリで今回出演できなかったから、登場シーンはCGでしたが、どうせロボットなんだし、CGでも全然OK!やっぱりターミネーターって、シュワのスター映画だったんだと改めて思ったなあ。人類とロボットの戦争なんてお話は実はどうでもよくてさ、シュワ演じるターミネーターやその敵役が、ただひたすら目の前の障害物をぶち壊しながら直線距離を突き進む、その機械的なバカさに爽快感を憶えるのがこのシリーズの基本だったんではないかしらん。

…というわけで『ターミネーター4』、全巻の終了であります!

…ダダンダンダダン!…ダダンダンダダン!…ダダンダンダダン!

■Terminator Salvation Extended Movie Trailer (h264 HD) High Definition Official

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スクリーマーズ [DVD]

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クローン [DVD]

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すいかすいか 2009/06/16 16:52 私、T2の公開当時、出演してるエドワード・ファーロング(美少年)のシングルCDを買って
友達といっしょに聴いていたマジで超痛い過去があります。
いまだにメロディーを覚えています。 (by すいか)

globalheadglobalhead 2009/06/16 20:15 エドワード・ファーロングのシングルCD!あまりのマニアックさにクラクラですよ!
オレの手持ちでこれに対抗できるのは、ふかわりょう唄う「レゲエの鬼太郎」のシングルCDぐらいです。
それにしてもすいかさんの底知れぬポテンシャルに戦々恐々のオレであります。

すいかすいか 2009/06/16 20:36 エドワード・ファーロング、you tubeでありました!
何?このビミョーな再生回数・・・。 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=KdxlUHN6btQ
ふかわりょうの「レゲエの鬼太郎」ですか。負けました。(何かが。)
ふかわりょうと鬼太郎の、どちらが目当てだったのですか?両方?

ところで、手前にコメントしたとき名前を入力できてないかもと思ったら、入力できていたようです。
ときどき、スムーズにコメントできないのですが
はてなブログって不安定なときが多いのでしょうか?
はてなでブログをやってる方がコメントする場合はスムーズにできるんでしょうか?

globalheadglobalhead 2009/06/16 23:29 観た!聴いた!コメントのし難いビデオだった!さては今頃すいかさんは昔を懐かしんでヘビロテし、あまつさえ一緒に歌ってるのでは!?
「レゲエの鬼太郎」は勿論鬼太郎が目当てですよッ!昔日記で紹介したので暇だったら読むがいいさ!
http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20050901#p1

はてなのコメントははてなIDを持ってる人は認証せずにすんなりコメント出来るんですよ。他所から来た人がめんどくさいんですな。

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20090612(Fri)

[]私の名はスターリン。火星人の軍団を殲滅せよ!〜ゲーム『Stalin vs. Martians』 (Windows) 私の名はスターリン。火星人の軍団を殲滅せよ!〜ゲーム『Stalin vs. Martians』 (Windows)を含むブックマーク 私の名はスターリン。火星人の軍団を殲滅せよ!〜ゲーム『Stalin vs. Martians』 (Windows)のブックマークコメント

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時は第2次世界大戦、ロシアで言う大祖国戦争の最中、シベリアの大地に不気味な火星人の軍団が飛来し、ソヴィエト社会主義共和国連邦を侵略せんと襲い掛かってきた!しかーし!我らが偉大なる指導者ヨシフ・スターリンはソ連軍を率いてこれを迎え撃ち、ここにスターリン・火星人との、地球とマルクス・レーニン主義の命運をかけた大戦争が勃発したのだ!

ロシア製のリアルタイム・ストラテジー・ゲーム「スターリンVS.火星人」である。ロシアの"大祖国戦争"終結を祝う5月9日の「戦勝記念日」に先駆け発表されたというこのゲーム、見た目の通り単なる"バカゲー"である。ゲームを起動するとまず延々流されるロシア国歌を聴かねばならない。起立しなければ銃殺されるかもと思うと気が気ではない。それとそもそもRTSなのに採掘・生産などの面倒臭いシステムが一切無い!敵を倒しながらマップのどこかにいる仲間と合流して戦力を増強し、マップ内にある敵の本拠地を叩く、というゲームになっている。自軍は戦車と歩兵ぐらいしかユニットが無いのでやることといえば単に突撃あるのみという、戦略性もクソもないゲームなのである。

というかゲームにすらなっていなくて、なんだか何かのデモみたいなソフトだよなあ。いくら頭を使わないのが好きなオレとしても、ここまで歯ごたえも攻略しがいもないゲームだとやる気が失せてしまう。さらに画面は解像度が変えられないばかりか難易度など殆ど設定出来る部分が無く、その代わり設定画面では「あなたは猫が好きですか?」とかいうふざけた項目があったりする。しかし目に痛いポップな画面作りや頭の悪そうなイケイケのBGMはとりあえず楽しそうで、これで本当にきちんと作っていればユニークなバカゲーとして化けたかもしれんのになあ、と思えて仕方ない。

(SteamのD/L販売で$9.99。ってかこれやるんならプレステの「1500シリーズ」やってたほうがまだましかも…→http://store.steampowered.com/app/25870/

■見よ!この熾烈を極める戦い!?

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■「トイ・ストーリー」の火星人をパクったのではない。「トイ・ストーリー」が現実の火星人の姿をパクったのだ。

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■行けッ!最終兵器《巨大スターリン》!!

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■Stalin Vs. Martians (Game Trailer)

スターリンがクネクネとダンスするアホ・トレイラー!

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■Stalin vs. Martians Footage (and some awesome dancing)

こちらは板尾の(元)嫁みたいな女が下手なダンスを披露する最低トレイラー!

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■S.T.A.L.I.N. Music Video (Stalin vs. Martians soundtrack)

奇態な異星人たちが演奏を繰り広げる楽しいミュージック・ビデオ!

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■ANJ - "Gorbachev"

多分音楽担当の人のPV!ゾンビと化したスターリンの群れが農民を襲い、それをムキムキの肉体を持ったゴルバチョフが倒してゆく!

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20090611(Thu)

[]バビロン・ベイビーズ / モーリス・G・ダンテック バビロン・ベイビーズ / モーリス・G・ダンテック を含むブックマーク バビロン・ベイビーズ / モーリス・G・ダンテック のブックマークコメント

バビロン・ベイビーズ

バビロン・ベイビーズ

《新しい人類》の誕生は福音か、災いか?狂気のSF作家が傍受する未来からの伝言!

ミサイル・マニアのシベリア・マフィアに、GRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)の腐敗将校。孫子の崇拝者に、革命的な生物兵器を運ぶ記憶喪失・分裂症の女。携帯ミサイルを駆使し仁義なき戦いに身を投じる暴走族と、来るべき黙示録を預言するサイバーパンクたち。科学者たちはバイオ技術を暴走させ、カルト教団はポスト・ミレニアリズムの名のもとに不老不死を説く。中国崩壊後の近未来を舞台に混沌の限りを描き、そこから生成される《新しい人類》の希望と絶望を問いただす、SFノワール小説。

いやあ、冒頭は物凄く快調な出だしでワクワクさせられたんですけどね。2014年、中国は分離独立戦争で混乱の渦中にあり、主人公である庸兵トオロプが戦乱の飛び火した中央アジアを彷徨うシーンから始まるんです。ここでトオロプが回想する、これまで掻い潜って来た幾多の紛争地での血腥い戦いの記憶が読んでて興奮させられるんですわ。「これはミリタリーSFの傑作となるか!?」とまで期待させたんですけど。

トオロプはその後ロシアの腐敗将校・ロマネンコ大佐からの依頼で、ある女をカザフスタンからカナダまで運ぶ仕事を高額で請け負うんですが、この女マリ・ゾーンは裏でロシアン・マフィアと、とあるカルト教団が係わっている、きな臭い事情を抱えた女だったんですね。で、トオロプをリーダーとして編成された移送チームが組まれるんですが、この移送作戦はあっけないほどすぐ済んで、舞台はあっという間にトオロプらが隠れ住むカナダの街に移っちゃう。しかしロマネンコ大佐の指示はここで3、4ヶ月駐留してくれというもの。

この3、4ヶ月の駐留と言うのには実は訳があるんですが、それにしてもこの間、殆ど何も起こらない。なんか裏でよく分かんない陰謀めいた動きがあったり、よく分かんない自意識を持つ人工知能が現れたり、マリ・ゾーンが幻覚にとらわれてよく分かんないビジョンを見たりとかやってるんですが、結局全部思わせ振りなだけで、物語自体はちっとも進行しない。百戦錬磨の傭兵が主人公なのに、全然ドンパチが起こる気配が無いもんだから段々退屈してくるんです。しかも誰が敵なのか、どこと対立しているのか、というのが描かれないから物語が全然盛り上がらない。

そして焦点はマリ・ゾーンが体内に隠して運び込まれた"何か"へと移るんですが、最初ウィルス兵器じゃないのか?非合法に製作された生物じゃないのか?などとあれこれ憶測が乱れ飛ぶんだけれど、どっちにしてもこれがこういった方法で運搬され隠匿されるべきものなのか、どうにも説得力に欠ける。もっと他に効果的で安全な移送方法あったんじゃない?と思っちゃう。さらに、この謎の女マリ・ゾーンがキャラクターとして人間的興味を抱かせるような魅力がまるで無く、主人公トオロプとなにがしか絡みがあるのかと思ったらそれも無く、読んでいて「こんな女どうでもいいじゃん」と思えてきてしまう。一応物語の鍵となるヒロインなのにこれじゃあ致命的なんじゃない?

さて中盤あたりでやっと戦闘開始となり、爆炎と銃弾と死体の大盤振る舞いでうひょひょ〜!と盛り上がるんですが、それもあっという間に終わって怪我した主人公はこそこそ逃げ回るわけなんですな。チェッ、なんだこいつ弱いじゃん。そしてマリ・ゾーンが体内に入れていたものの正体がやっと判明するんですが、これが新人類がどうとかこうとかいう新鮮味のまるでない、判ったからって驚くべき要素も何にもないもので、「どうだ壮大だろ!」と作者は握りこぶしを上げてるようなんだけど、読んでるほうは白けるばかり。600ページもある小説だったけどなんだか期待外れだったなあ。

shidehirashidehira 2009/06/11 16:04 これだけ読んでると、
ソニーピクチャーズが「スパイダーマン」を
越える巨額な予算で挑むSF戦争巨編!!
のはずが・・・
いつのまにか監督キリキリで
"パチンコCRバビロン・ベイビーズ"
になった、みたいな。

jkjk 2009/06/11 20:34 未だに TVゲームのシナリオ って、そーゆーレベルなのが多い気がします。 って言えるほどいっぱいやりこんでないんですけど。 既に対象年齢のちゅーがくせーから外れてしまってる ってーのはあるんでしょけど・・・

globalheadglobalhead 2009/06/12 09:54 >椣平さん
この小説、ヴィン・ディーゼル主演で「バビロンA.D.」というタイトルで映画化されてて、日本でもついこの間公開されたんですが、かなりグダグダの出来だったらしくラストもワケ分かんない、と酷評だったんですよね。しかし原作がこれじゃあグダグダの映画に仕上がるのも無理ないだろうなあ…。まあ、原作いいところもあるんですけれどもね。

>jkさん
TVゲームも対象年齢がいろいろありますから「こういうのはもうできねえなあ」というゲームはありますよねえ。そんななのでオレなんかは血に飢えたマッチョでガチムチのムサ苦しいオッサンが暴れ回るゲームばかりやってますが、これはオレの秘められた願望なのでありましょうか?

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20090610(Wed)

globalhead2009-06-10

[]それはトゥーフェイスだったッ!? それはトゥーフェイスだったッ!?を含むブックマーク それはトゥーフェイスだったッ!?のブックマークコメント

  • 月曜日。会社の後輩K君が顔の右半分に大きな白いシートのようなものを貼って出社してくる。
  • 「どうしたんだその顔は!?」と騒然とする事務所の面々。
  • 半スケキヨ状態の顔をトホホに曇らし、何があったか説明するK君。
  • 休みの日に釣りに行ったK君。そのまま外で居眠りしてしまい、横向きで寝ていたせいで顔の半分だけが焼けてしまった。あまりにこんがり焼けてしまった為に痛くてしょうがなく、「熱さまシート」を貼っての出社だったのらしい。
  • 「顔が熱いです…。今日は早く帰って顔冷やしたいです…」と半泣きのK君。
  • しかしそんなK君に同情するほどオレの会社の連中は優しくも心暖かくも無い。
  • 「なにこれ日焼けって言うより生焼け?」「ミディアムレア?」「血の滴るようなステーキ?」「これはバットマンのトゥーフェイスだな」「いや、マジンガーZに出てくるアシュラ男爵だろ」「人造人間キカイダーもこんな感じじゃなかったっけ」「紅白が綺麗だから運動会、ということでどうだ」「紅白なら歌合戦だろ」「どっちにしろ縁起物という事だな」「K君自体は縁起の悪い男だがな」「もともと辛気臭い男だったからな」「目つきが陰気だもの」「確かにその通り」「確かに」「わはは」「わはははは」「わははははは」などと、本人を目の前にして事務所中言いたい放題で盛り上がっている。本当に血も涙も無い連中である。
  • (注:発言の約8割はオレのものである)
  • これを傍らで聞いていたK君、もとから情けない顔をさらに情けなくして肩を落としている。これが漫画なら「どよーん」という擬音が入ってもおかしくないぐらいだ。
  • これはちょっと言い過ぎたか、と思いすかさずフォローを始める事務所の連中(約8割はオレが言ったのだが)。
  • 「今赤いだけだけど、黒くなるとヤヴァイよね」「どっちにしろ赤白は目立ちすぎて不憫だなあ」「もう半分も焼くといいんじゃない?」「今度はウェルダンにな」「でも焼き間違えて今度は真ん中に白い筋が残ったりしてな」「今赤くなってるところがもっと焼けて赤黒になったりとか」「ドーラン塗って顔全部白くすれば?」「逆に顔全部赤くするという手もあるな」「でもK君ほくろが多いからそれで真っ赤だとイチゴだろうよ」「真っ赤に顔塗った女ってデヴィッド・リンチの映画に出てなかったっけ」「あーいたような気がするー」「笑ったよねー」「笑った笑った」「キモかったー」「頭おかしすぎるわあれ」「ぎゃはは」「ぎゃはははは」「ぎゃははははは」…などと結局はフォローにもなんにもなっていなかったのであった。
  • (注:発言の約10割はオレのものである)
  • といわけで周囲のあまりにも心無い発言の数々に身も心も打ちひしがれ、その日一日萎びたイソギンチャクのような風情で仕事をする哀れなK君であった。
  • そして日にちが経ち今日。K君の顔にさらなる異変が起こった。なんとポツポツと水ぶくれが出来始めたのである。そんなK君の顔を観てオレはついこう叫んでしまった。
  • 「マ、マタンゴ!?」

[]セクシーDANSU☆GAI ユビキタス大和 (2)/ルノアール兄弟 セクシーDANSU☆GAI ユビキタス大和 (2)/ルノアール兄弟を含むブックマーク セクシーDANSU☆GAI ユビキタス大和 (2)/ルノアール兄弟のブックマークコメント

ユビキタス大和(2) (ヤンマガKCスペシャル)

ユビキタス大和(2) (ヤンマガKCスペシャル)

今本当に読むべき本は「1Q84」じゃない!"IQゼロ"の「ユビキタス大和 」だッ!?

ムッチリボディに蝶ネクタイとモッコリビキニパンツだけを身に着けて、今日もズンズ・ズズンとセクシーダンスに明け暮れる、どこまでもお馬鹿で気色悪いセクシーダンス・ガイ、ユビキタス大和18歳!そう、セクシーに知性はいらない!必要なのはどこまでもセクシーな肉体だけ!そのセクシーさを際立たせるダンスだけ!魂の命ずるままにダンスダンスダンス!見よ、至高のセクシー世界が君を待っている!さあ君もユビキタス大和と一緒に禁断のダンス・ステップを踊らないかッ!?

今回もユビキタス大和が居座る蕎麦屋・ヘラクレスのオヤジサンとその息子・知之進、さらにライバル・コイヘルペス山田、そしてセクシーダンスマガジン編集長・八戸流星らどこまでも低レベルな面々が総出演、尻ネタやチンコネタなどひたすら頭の弱い展開がこれでもかとばかりに続くという嬉しい1冊になっているよ!今一番知能の低いギャグマンガはコレだッ!?いや、ここまで馬鹿なのはこれしかないッ!?ギャグマンガの超新星・ルノアール兄弟の「セクシーDANSU☆GAI ユビキタス大和」第2巻!君も読もう!

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20090609(Tue)

[]映画『ダークナイト』の原典にもなったバットマン・コミック『バットマン:ロング・ハロウィーン』 映画『ダークナイト』の原典にもなったバットマン・コミック『バットマン:ロング・ハロウィーン』を含むブックマーク 映画『ダークナイト』の原典にもなったバットマン・コミック『バットマン:ロング・ハロウィーン』のブックマークコメント

バットマン:ロング・ハロウィーン(Vol.1)(Vol.2) / ジェフ・ローブ(ライター)、ティム・セル(アーティスト)

コミック「バットマン:ロング・ハロウィーン」はバットマン・ストーリーの宿命の如くどこまでも暗く陰鬱な物語だ。96年〜97年に掛けて刊行されたこの物語は、バットマンの誕生を新たに創出したコミック「バットマン:イヤーワン」の続篇ということらしいが、むしろ昨年上映され大絶賛を浴びた映画「ダークナイト」に強い影響を与えたコミックだと言ったほうが分かりやすいだろう。この物語にはバットマンをはじめ御馴染みジェームズ・ゴードン警部、そしてあのハービー・デント検事が登場する。そしてそのデント検事は…。

ゴッサムシティを闇で牛耳り人々を震え上がらせるマフィア組織、ローマン一家。彼らを壊滅せんと戦い続けるバットマン、ゴードン警部、デント検事。そしてハロウィーンの夜、第1の殺人が起こる。殺されたのは暗黒街の帝王ローマンの甥、ジョニー・ヴィティ。その日以来、祝日が来るたびに殺人は行われ、ローマン一家を追い詰めてゆく。その殺人鬼はこう呼ばれた、"ホリディ"と。ホリディとは何者なのか?その真の目的は何なのか?バットマンの活躍も虚しく犯行は繰り返され、次第に捜査班は焦燥と疑心暗鬼に取り付かれていった…。夜の闇には仮面を被った狂気の怪人たちが蠢き、バットマンの陰ではキャットウーマンが謎めいた行動を繰り返す。そしてホリディが検挙されぬままゴッサム・シティは再び血塗られたハロウィーンを迎えようとしていた。それは長い長い、"ロング・ハロウィーン"だったのだ…。これがノアール・コミック巨編、「バットマン:ロング・ハロウィーン」の物語である。

この「ロング・ハロウィーン」はホリディの正体を巡るミステリーとして展開する。ホリディは対立マフィアの人間なのか。ローマン一家の内部犯行なのか。ローマン一家と過去に深い関係があったブルース・ウェインなのか。それとも凶悪犯罪を憎む熱き司法検事ハービー・デントの仕業なのか。そして次々に登場するジョーカー、スケアクロウ、ポイズン・アイビー、リドラーをはじめとするバットマンお馴染みの悪役たち。この悪夢の饗宴といった悪役=ヴィランの総登場もこの物語をさらに暗く異様なものへと染め抜いてゆく。そして彼らフリークスどもはクライマックス、地獄の釜の蓋を開けたかのようにゴッサム・シティ百鬼夜行し、バットマンと対峙するのだ。

謎が謎を呼ぶ展開はそのラストに驚くべき真実を顕わにする。オレはミステリー小説などは苦手なほうなのだが、この「ロング・ハロウィーン」での犯人探しミステリーは楽しめたし、見事に騙された。まさかそんなことだったとは…。そして誰もが予想しなかったであろうその結末に、読むものはどこまでも深い遣り切れなさと強い哀切を心に残すだろう。かく言うこのオレも、まさかアメコミで、バットマンで涙するとは思わなかった。その救いの無さにではない。救いを信じ続けることしかできない人の心の哀れさにだ。「バットマン:ロング・ハロウィーン」は噂に違わない傑作であると言えるだろう。

ダークナイト [DVD]

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20090608(Mon)

[]カレー風味のカンフー映画はお惚けインド人が主役だった!? カレー風味のカンフー映画はお惚けインド人が主役だった!?を含むブックマーク カレー風味のカンフー映画はお惚けインド人が主役だった!?のブックマークコメント

■チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ (監督:ニキル・アドヴァーニー 2009年インド・アメリカ映画)

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ボリウッド・カンフー・ムービーである。インド4000年の神秘の格闘映画なんである。インド、デリーの繁華街チャンドニー・チョークでしがないカレー屋のコックをしていた男シドゥ(アクシャイ・クマール)が、伝説の勇者の生まれ変わりと勘違いされ、中国のド田舎までギャングを倒しに行くというお話である。

なにしろ主人公シドゥのヌボーッとしたボンクラ男ぶりがいい。ルックス的にはアダム・サンドラーに似てないことも無い。しかしこれがカンフーをマスターした後屈強そうに見えるから不思議だ。映画はインド・タイ・中国をロケしているが万里の長城なんかも舞台になっている。アクションはどこまでもコミカルで、ワイヤーとCGのてんこ盛りのヴィジュアルはマンガみたいだし、敵役は日本人ヤクザだし、生き別れた姉妹と父の奇跡の対面とかその姉妹が敵対してるとかベタ過ぎる物語展開があったりするけど、この判り易さが逆にボリウッドぽくていいんじゃないかな。

コスチュームをとっかえひっかえしながらのミュージカル・シーンは随所に盛り込まれ、これも素直に楽しかった。あと敵から逃れるためにビルの屋上から秘密兵器の傘で飛び降りたシドゥとヒロイン・サキ(ディーピカー・パードゥコーン)が、なぜかそのあと月夜の空をロマンティックにふわふわと滑空して愛を語り始めるという場面ではあまりの展開に場内大爆笑!そして鋼鉄の体に生まれ変わったシドゥがにっくき敵のボスキャラとマサラ風味のカンフーで対決するラストまで、頭からっぽにして観られる娯楽映画に仕上がっている。上映時間は155分、ボリウッド・ムービーとしては短いぐらいなんだろうが、こんなふうに歌あり踊りあり、笑いあり涙あり、出会いあり別れあり、さらに敵味方分かれたド派手なカンフーのアクションが盛り込まれ、2時間半の中にこれでもかと物語の要素を詰め込んだ、「取り合えずお代の分だけお腹一杯になって帰ってください!」と言わんばかりのなんでもありの作品であった。

ただしそこはマサラ・ムービー、脚本の妙や緊張感溢れる急転直下のドラマ展開などを期待してはいけない。亜熱帯気候のインドでそんなチマチマしたことを言っていてはノーミソがすぐさま沸騰してしまうこと必至だ。即ち、この映画「チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ」は大らかでユルユルで脳天気に仕上がっているのだ。基本は「細かいことはいいから楽しくやろうよ」なんである。だからヒロインがなんでシドゥと一緒に村に行っちゃうの?とか、ちょっとばかりカンフーを修行したシドゥがなんであんなに強くなれんの?とか疑問を持ってはいけないのである。なんとなれば全てはガネーシャ神のお導きと言うことで説明が付くからいいんである。それなので観るほうもガンジス川の流れのように大らかに観る事が大事だ!するとほ〜ら、あなたも愉快で心躍るインド4000年の神秘の至福映画体験を得られるであろう!

そしてこの映画でなによりも重要なのはヒロインを演じるディーピカー・パードゥコーンたんの美人ちゃんぶりだ!オレはもうディーピカーたんが出るたびに画面に目が釘付け状態!見よこのインド4000年の神秘の美貌を!

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ディーピカー・パードゥコーンたんは美人TVタレントのサキとその双子の妹で悪の手下となってしまったミャオミャオの一人二役を演じているが、明るく清楚なサキと妖艶で陰のあるミャオミャオ、一つの映画でディーピカーたん演じる二つのキャラを同時に楽しめるという1粒で2度美味しい状態なのだ!いや〜これはお得だね!みんなも映画館に行ってディーピカーたんのインド4000年の神秘の美貌を拝んでくるがいいさ!

それにしてもボリウッド・ムービーって楽しいなあ。また何かどこかでやらないかしらん。

■チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ 予告編

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20090607(Sun)

[]ベトナム料理屋にて ベトナム料理屋にてを含むブックマーク ベトナム料理屋にてのブックマークコメント

  • 土曜日は新宿まで映画観に行っておった。そして映画が始まるまでお昼ご飯でも食べようと、相方さんと二人歌舞伎町のベトナム料理店「フォンベト」へ。ベトナム料理では結構有名なお店みたいで、以前から一度入ってみたかったのだ。
  • ここでは二人でランチを食べたけれども、メニューを見たらその豪華で美味しそうな写真の数々に相方さんと二人で目が釘付け。こんどはディナーで来てみたい。(または何かのオフ会で。誰か一緒に行きません?)

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  • ランチ美味しゅうございました。ベトナム料理もいいもんだねえ。そして食後に「ベトナムコーヒー」というのを二人で注文することに。

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  • ここでアクシデントが!コーヒーグラスの上のコーヒー淹れ器をオレが倒してしまい、テーブルがコーヒーの海!
  • 慌てて店員さんに片付けて貰ったが、なんとこのお店、倒してダメにしてしまったコーヒーの代わりを出してくれた。ご迷惑掛けた上にありがとうございます…。
  • しかし相方さんの履いてた白いパンツにコーヒーの染みを作ってしまう!
  • 相方さんは「いいからいいから」とか笑って言ってくれたが、申し訳なかったし染みの付いたパンツのまま外を歩かせるのも不憫なので映画観に行った後GAPに行って代わりのワークパンツを買ってあげることに。
  • 気に入ったのを見つけ買ってその場で履き替える相方さん。そして「前から欲しかったからかえってよかったかも」と言ってくれたのであった。すまんのう相方さん…。
  • そして帰りは横浜へ、いつもの「横浜チアーズ」でベルギー・ビール三昧。アルコール9.5度のビールで酔っ払ってこの日も家路に着いたのであった。

■ベトナム料理 フォンベト 歌舞伎町店

〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-23-15 杉山ビル5F

TEL:03-5155-4721

HP:http://www.huongviet-k.jp/

ぐるなびhttp://r.gnavi.co.jp/g849102/

すいか(婆)すいか(婆) 2009/06/07 18:02 >申し訳なかったし染みの付いたパンツのまま外を歩かせるのも不憫なので
>映画観に行った後GAPに行って代わりのワークパンツを買ってあげることに。
あわわわ。フモさん、なんてダンディーなんですか!
・・・って、フツー?
私の周りにはこんな男性、最近見かけないような???(涙)
単に私が、男性をこういう気にさせる女性でないのだろうけど☆
いや〜、女性ってそこそこ可愛くないといかんですね。
生春巻きが美味そうです。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2009/06/07 19:09 かけて!私にコーヒーかけて!で、服買って!!

ベトナム料理って、あの辺(タイとかカンボジアとかミャンマーとかその周辺)の料理の中では一番日本人の口に合う様な気がします。30年近く前に、新大久保の「喜南楽」と言う、陥落後のサイゴンから日本へやって来たベトナム人が、在日ベトナム人向けにやっていた小さな大衆食堂へ恐る恐る入った事がありますが、どれも美味しくて驚きました。
で、今は比較的ベトナム料理店は多いけど、高級感や値段や雰囲気にとても差がありますよね。なんでだろ。フォンベトはお洒落な感じですね。

parfum30parfum30 2009/06/08 04:12 私にはコーヒーをかけた「つもり」で、お洋服買ってください(はぁと

サンドイッチでも辛子の使用の有無を確かめるくらいに辛いものが苦手な私ですが、ベトナム料理はどうでしょう?東南アジアには私の食べられるものはないと思っているのですが。

jkjk 2009/06/08 09:20 紳士っぷりにシットですわナ。 

pafum30さん>香草系に抵抗なければベトナム料理は辛いメニューはほとんど無いハズ。

最近は世田谷の『サイゴン』ばっかりだなぁ 羽田に若いベトナム人女性が一人でやってる
小さい店が気に入っててよく行ってたんですが無くなっちゃったんですわん。ムーンライダース
のアタマの人もよく来てました。 この前、三茶のBARで偶然会ったのでその店の話題で
盛り上がりました

globalheadglobalhead 2009/06/08 09:28 >すいかさん
(婆)って。いやー、失敗談を書いているように見せかけて思いやりありまくりな自分を自慢しているという姑息な文章であることに気付いていただけたでしょうか。そして買ったのが安いバーゲン品だったということは書いていない、という計算ぶりなんですな!実はダンディーでもなんでもなく案外見えすいたセコいヤツだった!?

>レイジーさん
コーヒーはかけんし服も買わん(笑)!ベトナム料理って東南アジア料理の中では淡白で繊細っぽいですね。かつてフランス植民地だったということも影響があるのかもしれません。確かに日本人の口に合いそうだし、ヘルシーな感じが。ってかこのオレがヘルシーとか言うのもなんだか妙だが。値段や雰囲気は多分どこまで素材使いまくるかによるかも。フォンベトはメニューだけ見ると盛り付け凝りまくっていてちょっと豪華っぽいです。

>ひめさん
ひめさんはダリンに買ってもらいなさい(笑)!ベトナム料理は辛いってイメージは無いですがモノによっては鷹の爪しっかり使ってるものもあるでしょうね。逆に辛くしなくても料理として成り立っているような気がします。それよりもパクチーなどの香草が苦手だって言う人のほうが多いみたいですね。それさえ気にならなければひめさんでも食べられるんじゃないかな。

globalheadglobalhead 2009/06/08 09:37 >jkさん
染みの付いたパンツで外歩かせるのは不憫、とか書いてますが、買い物行く前にしっかり映画は観ている、という都合の良さもわざと書き漏らしているわけですな!なんだオレすごい偽善者みたい…。
ひめさん(pafum30さん)にご指南ありがとう御座います。自分の行った店もベトナムの方がやっているようでしたよ。

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20090605(Fri)

[]Garnierの新譜を聴きながらあれこれ思った Garnierの新譜を聴きながらあれこれ思ったを含むブックマーク Garnierの新譜を聴きながらあれこれ思ったのブックマークコメント

f:id:globalhead:20090604171208j:image

最も好きなDJは?と聞かれたら Laurent Garnierと答えるだろう。オレが初めてGarnierの音源を聴いたのは1994年、K7からリリースされた「X-Mix-2: Destination Planet Dream」だった。このDJ-Mixアルバムはデトロイト・テクノの名曲が乱舞するあまりにも美しい珠玉の名作であり、そしてDJとはその長い長いプレイの中に音楽で作られたドラマを展開するものなのだ、という事を初めて知らされた1作でもあった。特にクライマックスで炸裂するGalaxy 2 Galaxyの「Journey Of The Dragons」からRhythim is Rhythimの「Icon」へと繋がれてゆく選曲は今でも鳥肌が立つほどドラマチックだった。

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Galaxy 2 Galaxy - Journey Of The Dragons

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その後何度かGarnierのプレイを実際目にすることが出来たが、バラエティに富み飽きさせない選曲と、腰が強くバイタリティ溢れるDJプレイは、いつ観ても感服させられるものがあった。特に今は無き六本木のクラブYellowで、深夜から始まったGarnierのプレイを楽しんでいたら、気付いてみると朝の9時になってもまだ終わる気配を見せずにDJが続いており、そして踊っているこちらもまだまだ何時間だって踊り続けていられそうな高揚感と幸福感に包まれていたという体験は、今でも忘れることが出来ない。

その素晴らしいGarnierのDJプレイはこれまでリリースされている幾つかのMixCDで聴く事が出来るのだけれど、実はGarnierのオリジナル・アルバムというのは今までどうも面白いとは思えず、Garnierってナニ考えてんのかなあ?などと不思議に思っていた。決して駄作というわけではないが、その不純物の混じったようなもやもやと澱んだ複雑な音が聴いていてどうにも捉え所が無かったということなのかもしれない。

しかし2006年に発売されたベスト・アルバム「Retrospective 1994 - 2006」を聴いてみたら、選曲のバランスのせいなのかGarnierの目指す音世界というのが実にトータルに耳に飛び込んできたのである。また、Garnier自身が作る音は暗く重いものが多いが、これがDJセットの中に組み込まれて鳴らされるとなかなかにスリリングな輝きを見せるのだ。クラブ・ミュージックというものを知り尽くした男が変化球で遊びを見せるとこういった音になるという事なのだろう。

Retrospective 94-06

Retrospective 94-06

そしてGarnierのニュー・アルバム「Tales Of A Kleptomaniac」である。ここでもGarnierはもやもやとした澱んだ音を展開するが、そのリズムは多様であり、テクノをはじめダブ、ヒップホップ、ドラムンベース、ハウスなどの音がGarnier流の手腕で料理されている。勿論決して付け焼刃なリズムなどではなく、リズムが多様であってもやはりそれはGarnierの音なのだ。そしてこの「Tales Of A Kleptomaniac」はこれまでのGarnierのオリジナル・アルバムの中でも最も聴きやすく完成度も高いものとなっているといっていいだろう。

その中でやはり注目すべきはM5「Last Dance @ Yellow」だろうか。Garnierは昨年閉店したYellowでのラスト・アクトを務めたが、この「Last Dance @ Yellow」はその夜の一瞬をスケッチした曲なのだろう。疾走感と緊張感に満ちたこの曲を聴くたび、オレはYellowで友人達と踊っていた幾多の夜を思い出す。Yellowはもう無くなってしまったけれど、またいつかどこかGarnierのDJが響く場所で、オレは朝まで友人達と踊ってみたいと思うのだ。

■Tales Of A Kleptomaniac / Laurent Garnier

Tales of a Kleptomaniac

Tales of a Kleptomaniac

試聴

[]「X-Mix-2: Destination Planet Dream / Laurent Garnier」全動画 「X-Mix-2: Destination Planet Dream / Laurent Garnier」全動画を含むブックマーク 「X-Mix-2: Destination Planet Dream / Laurent Garnier」全動画のブックマークコメント

上のエントリで紹介した「X-Mix-2: Destination Planet Dream / Laurent Garnier」にはCGによるビデオ作品が存在する。オレもVTRで持ってたんだが、押入れのはるか奥に仕舞い込まれている為ビデオの詳細は確認できず。今観ると単純なCGではあるが、これはこれで味わいがある。YouTubeでは6つのパートに分かれてUPされている。パート2以降は「続きを読む」でドウゾ。

● X-Mix 2 - Laurent Garnier - (1/6)

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20090604(Thu)

[]漆黒の霊魂/オーガスト・ダーレス漆黒の霊魂/オーガスト・ダーレス編を含むブックマーク 漆黒の霊魂/オーガスト・ダーレス編のブックマークコメント

オーガスト・ダーレスといえばラブクラフト作品を世に知らしめた編集者であり作家であるというイメージが強いが、この短編集「漆黒の魂」はクトゥルー神話以外の作品も含むホラー・アンソロジーである。原本は1962年にダーレスによって編纂された書き下ろし(未発表遺稿含む)ホラー・アンソロジー「Dirk Mind,Dirk Heart」で、これを日本で何作か差し替え本邦初訳の作品ばかりで再編集したらしい。「論創社ダーク・ファンタジー・コレクション 」第5巻。

ホラーと言っても60年代初頭のものだから、幽霊や怪異、魔女や魔法といったものが主題となり、現代風のどぎつさではなく"不気味な雰囲気"で盛り上げる、言うなれば怪談風の作風のものが多い。

作品はロバート・ブロックやウィリアム・ホープ・ホジスン、ロバート・E・ハワードら有名作家のものもあるが、殆どは日本であまり紹介されていない作家ばかりで、小品ではあるもののこれら"埋もれた作家"の作品を楽しむといった面白さもある。

出色だったのはホジスンの海洋ホラー「ミドル小島に棲むものは」。無人島に座礁した船を巡る奇怪な現象を描いたこの物語は、21世紀の今読んでも「前人未到の地で起こる怪異」が恐怖の対象となりえるものなのだな、と思った。

そしてロバート・E・ハワードのヒロイック・ファンタジー短篇「灰色の神が通る」。"蛮人コナン"シリーズで有名なこの作家の作品は実は初めて読んだのだが、"ヒロイック・ファンタジー"というものがこんなに面白いものだとは思わなかった。超自然的な要素はあるが、基本的には剣や槍や鈍器を携えたマッチョで血に飢えた蛮人達が肉をぶつけ骨を軋ませ大群となって殺しあう、というだけのお話で、単純ながらもそのアドレナリン分泌率の高さは凄まじいものがある。"蛮人コナン"シリーズをちょっと読んでみたくなった。

逆にラブクラフトの遺稿にダーレスが手を入れたクトゥルーもの「魔女の谷」はイマイチ。常々思っていたのだがクトゥルーものってその独特で歪な世界観からウケる要素も多かったんだろうが、大半は古臭いか凡作ばかりなんじゃないのかなあ。

[]闇の鶯 / 諸星大二郎 闇の鶯 / 諸星大二郎を含むブックマーク 闇の鶯 / 諸星大二郎のブックマークコメント

闇の鶯 (KCデラックス)

闇の鶯 (KCデラックス)

諸星大二郎の近作旧作を交えた単行本未収録短編集。タイトル作品の「闇の鶯」などは20年前に描かれた連作短篇なのらしい。妖怪ハンター稗田礼二郎が所々で顔を出すのが嬉しい。

「闇の鶯」は山の精霊と山を開発する為に乗り込んできた人間達との呪術的闘争を描いた物語。そのキーアイテムとして当時やっと世間に出回り始めたパーソナル・コンピューターが使われていて、諸星には珍しく精霊と人間がパソコンゲームで戦う場面があったりもする。しかしそこは機械を描くのが大の苦手の諸星、パソコンは描かれてるのにマウスが無かったりするところが微笑ましい。勿論物語はそれで終始する訳ではなく、山岳信仰や山を巡る伝承を織り込んだ諸星らしい伝奇作品となっている。

「それは時には少女となりて」は「闇の鶯」の"山の怪"に対する"海の怪"といったところか。「人魚の記憶」はゲーム「サイレン」とのコラボレーションで、「描き損じのある妖怪絵巻」は京極夏彦関連の書籍でのコラボだったらしい。「涸(か)れ川」は諸星お得意の、何処とも何時ともしれぬ荒野の土地で繰り広げられる幻想の物語。こういった異界ものはやっぱり諸星の独壇場だなあ。

[]北野ファンクラブ蔵出し篇 壱 北野ファンクラブ蔵出し篇 壱を含むブックマーク 北野ファンクラブ蔵出し篇 壱のブックマークコメント

北野ファンクラブ 蔵出し篇 壱 [DVD]

北野ファンクラブ 蔵出し篇 壱 [DVD]

90年代に深夜でやっていた「北野ファンクラブ」は結構好きだったのだがなにいしろ深夜という事であまり観る機会がなかった。それで以前「北野ファンクラブ DVD-BOX」が出た時には勇んで買っちゃったんですけどね。今回の「北野ファンクラブ蔵出し篇 壱」はその落ち穂拾いということなんだが、内容自体はそれほど変わらないけれども、今のオレってああいう下品さでは笑えなくなっちゃったなあ。今でもオレは十分下品な人間なんだが。DVD-BOXでも爆笑させられた「びっくりしたなあもう」のオッサンだけはやっぱりゲラゲラ笑って観てました。

北野ファンクラブ DVD-BOX

北野ファンクラブ DVD-BOX

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20090603(Wed)

[]最近聴いたCD / Len Faki , DJ Hell , Kevin Saunderson , Aux 88 最近聴いたCD / Len Faki , DJ Hell , Kevin Saunderson , Aux 88を含むブックマーク 最近聴いたCD / Len Faki , DJ Hell , Kevin Saunderson , Aux 88のブックマークコメント

■Berghain 03 / Len Faki

Berghain 03

Berghain 03

DJ-Mixシリーズ「BERGHAIN」の最新作はベルリンで活躍するLen Fakiが登場。途中Radio Slaveで盛り上げ、クライマックスにLaurent Garnier、そしてシメがBurialのリミックスモノという、もうオレ好みの音でガンガン飛ばしているではないですか。ぶっとくて黒くて硬い、これは実にテクノらしい良アルバムだ。Len Fakiは去年に続いて今年もWIREに参戦するらしいが、去年は未見だったので今年こそそのプレイを拝んでみたいものです。 試聴

■Teufelswerk / DJ Hell

Teufelswerk

Teufelswerk

こちらもジャーマン産、インターナショナルなDJのジゴロ、Hellの久方ぶりのアルバム。Hellは以前から結構好きなDJで、ガンガン飛ばすというよりはオッサンの余裕でじっくりヤラシク攻める所が良かったな。今回もスケベな放蕩ジジイの面目躍如で、なんと1曲目は元ロキシー・ミュージックの元祖伊達男、ブライアン・フェリーのボーカルトラックだ!これはオジサンたまげたわ!そもそもB・フェリーでクラブ・ミュージックというのがたまらなくイカしてる!ジゴロのことはジゴロに聞け!ということか。ちなみにiTMSで買うと2曲削られているので注意。 試聴

■History Elevate Remixed / Kevin Saunderson

History Elevate

History Elevate

デトロイト・テクノの重鎮、Kevin Saundersonの過去の作品をLuciano、Carl Craig、Loco Dice、Joris VoornJohn TejadaSimian Mobile DiscoBen Simsら豪華有名DJでリミックス!なんかもうトリビュート・アルバムなノリですね。Inner City時代の曲とかかなり懐かしいです。注意して欲しいのはCDだとCD1にKevin Saundersonが他のアーチストの曲をリミックスしたものが入ってるんだけど、iTMSだとこれが全部削られて60分にわたるKevin Saundersonのノンストップ・ミックスに差し替えられているんだよな。う〜ん…。 試聴

■Mad Scientist / Aux 88

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デトロイト・エレクトロ!ヴォコーダーのロボット・ヴォイスとSFチックな曲タイトル、チープなリズムとそしてレトロ・フューチャーしたシンセサイザー音がひたすら泣ける良作です!オレ実はこういう分かりやすいシンセ音って大好きなんだわー。クラフトワーク直系とはいいますが、あのテイストを今でも頑固に続けているところなんざ見せられると、ほんとデトロイト系って"ゲットーの老舗の味"を守り続ける連中ばかりだと思うよなあ。そしてやっぱりこの連中もぶっとくて黒くて硬い! 試聴

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20090602(Tue)

[]「失神してみる?」…ハイハイハイ!リナティーのキックだったら何度でも! 「失神してみる?」…ハイハイハイ!リナティーのキックだったら何度でも!を含むブックマーク 「失神してみる?」…ハイハイハイ!リナティーのキックだったら何度でも!のブックマークコメント

■ハイキック・ガール! (監督:西冬彦 2009年日本映画)

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「チョコレート・ファイター」に続き、今度は日本の格闘少女がワイヤー無しCG無しのガチファイトを繰り広げるという映画である。主演は10歳から空手を習い現在黒帯の武田梨奈17歳だ!じょ、じょ、じょしこーせーだ!でもナメちゃいけない。身長168センチ、すらりと伸びた細い体のいったいどこにそんなパワーが秘められているのかというぐらい一撃必殺のハイキックを披露するぞ!この足がまたなっげーんだ!

物語は空手道場に通う女子高生・土屋圭(武田梨奈)が、なかなか実力を認めてくれない師匠への反抗心から"黒帯狩り"をやってみたり、"壊し屋"と呼ばれる格闘技を使った暴力集団と係わってしまってえらいことになったり、というもんなんだが、物語性は格闘を見せるための方便と割り切ってあんまり期待しないほうがいい。ここでの武田の強さ、というかアクションのキレは、ホンモノの空手家だけあって確かに観ていて小気味いいものがある。勿論「若くて可愛くてそして滅法格闘の強い女子!」という格闘ヒロインとしての華も十分で、今後の活躍にも期待が持てそうだ。

格闘シーンでは技がヒットする度に同じシーンをくどいぐらいスローモーションで再現するのだが、ここは賛否が分かれるところだろう。ただ監督の西冬彦は日本でも「マッハ!!!!!!」のピンゲーオ監督のような格闘映画を撮りたい、という熱意からこの映画を製作したという話で、だからこのスローモーション・シーンも彼が見出した武田梨奈と、自らの元に集った格闘家たちの、その技の美しさを愛するが故のものなのだろう。監督はきっと観客を魅了するより前に自らが魅了されてしまったのだ。そういうオレ自身も何度も繰り返されるスローモーションは決して観ていて飽きることは無かった。

ただ問題も無いわけではなく、特にアクションシーンにおいて、技がヒットする部分をクローズアップさせたいばかりに、戦っているもの同士が妙な画面の切り方をされたり、弾かれたり倒れたりした人間がすぐフレームアウトしてしまう撮影の仕方がいただけなかった。やはりね、敵が無様に地面にくずおれたあとの這いつくばった姿とか苦悶の表情を観たいわけですよ、観客は。それが、技がヒットして倒れた後見えなくなっちゃう。この辺、アクション映画を観る者の心情を察してもらいたかったな。

それと、後半、空手の師匠が活躍しすぎで、まあホント息を呑むような強さなんだけれども、この映画は仮にも「ハイキック・ガール!」と名付けられた武田梨奈主演のアクション・アイドル映画であるわけなんだから、最期まで武田梨奈を活躍さすべきで、この戦いの配分の拙さは観た人が納得しないんじゃないかなあ。西監督はこの師匠役の現役武道家・中達也へのリスペクトも相当高かったのか、"空手の精神"なるものも物語の主題になっているけれど、そういった精神論を並べられるのもちょっぴり辛かった。

西監督の熱意と武田梨奈の実力は十分伝わってきたので、次回は空手の上手な女子高生としてではなく、もっとオトナな武田梨奈のダーティー・ファイトも観てみたいな。

■「ハイキック・ガール!」予告編

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映画「ハイキック・ガール!」オリジナル・サウンドトラック

映画「ハイキック・ガール!」オリジナル・サウンドトラック

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20090601(Mon)

[]宇宙、それは人類に残された最後の開拓地。 宇宙、それは人類に残された最後の開拓地。を含むブックマーク 宇宙、それは人類に残された最後の開拓地。のブックマークコメント

スター・トレック (監督:J・J・エイブラムス 2009年アメリカ映画)

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■SFTVドラマ「宇宙大作戦

スター・トレックである。宇宙大作戦である。宇宙大作戦といえばスポックでありスポック掴みでありバルカン式挨拶であり、転送ビームでありフェイザー銃でありプシュッと肌にくっつけるだけの注射器であり、クリンゴンでありジョージ・タケイはゲイだった、なのである。アメリカNBCネットワークにおいて1966年から1969年まで全3シーズンが制作・放送され、日本でも放送されたが、かくいうこのオレも再放送あたりできちんと観ていて、その胸躍る宇宙冒険活劇に心ときめかせていたものである。

宇宙大作戦はその溢れるSFマインドの豊かさのみならず、コスモポリタンな人種編成による多種多様で個性的なクルーの顔ぶれが楽しかった。アメリカ、イギリスの西洋白人のみならず、ロシア人、アジア人、アフリカ系黒人、さらにはバルカン人と呼ばれる異星人ら、国家・人種・性別・居住惑星を乗り越え構成されたメンバーが一致団結して宇宙の謎に挑む、という物語は、冷戦構造下と黒人公民権運動の中にあった時代のアメリカのTVドラマとしては破格なものであり、ある種の理想主義とオプティミズムに彩られた、まさしく未来的なドラマであったのだ。

■映画になった「スター・トレック

しかし、TV放送終了後にもファンの根強い人気と熱意から幾つかの映画作品が作られたが、これが実は、たいして面白くなかった。スター・トレックというドラマの根幹にあった理想主義とオプティミズム、さらには60年代的科学主義と啓蒙主義が、どんどん複雑化してゆく時代と世界情勢にそぐわなくなってきてしまった、ということなのかもしれない。スター・トレックの後期映画作品は、SF映画というよりは"宇宙大作戦のコスプレをした人たちの内輪ウケの物語"としてしかオレは観れなかった。

そんな中で製作された2009年版"最新解釈"スター・トレック。USTVドラマ「エイリアス」「LOST」の脚本を担当し、「アルマゲドン」の脚本を書き、「M:i:III」の監督をし、さらには2008年度の超弩級作品「クローバーフィールド/HAKAISHA」の製作に携わったJ・J・エイブラムスが監督を務めたというではないか。う〜んこれは楽しみだね!という訳で長い前置きだったけど早速観て来たよ!

■それってヤマトみたいだし…

さて映画開始まもなく惑星連邦の戦艦USSケルビン号と謎の異星人の超巨大宇宙戦艦との熾烈な戦闘、そして戦艦USSケルビン号艦長によるカミカゼ・アタックといった怒涛の展開が成されるんだが、この物語運びとか浪花節的なドラマ展開って、なんかに似てるなあ、と思ったらコレ、「宇宙戦艦ヤマト」じゃないですか。その後の少年カークの登場シーンはアメリカのド田舎の広大な土地だったりするけど、この辺のアメリカ人の原風景を持ち出すところは映画「スーパーマン」みたいだし、中盤からのクリーチャーの扱いはスター・ウォーズみたいだし、勿論これらのアニメや映画のほうが後になって作られたもんだけど、なんか不安になってきたなあ…。

その後も惑星破壊だのタイム・トラベルだの大味な大風呂敷が広げられるんだけれど、やっぱり疑問だったのは敵役の最終兵器である"赤色物質"なるブラックホール兵器だったなあ。そんな超質量物質を小型宇宙船のタンクみたいのに入れて取り扱ってなんでもないのがよく分からなかったけれど、それよりもその兵器を惑星破壊に使うのにビームドリルを使って惑星に穴開けなきゃならん、というのも意味が無いように思えたが。マイクロ・ブラックホールを惑星に射出するだけで十分でしょ。…というかこういう細かいSF設定をとやかく言わずに楽しむべきなんだろね…。

■ヤング・スタトレ・クルー見参!

映画は「スター・トレック」ビギニング、ということで(オリジナルとは違う時間軸のいわゆる並行宇宙的な別世界なんだけど)、若かりし頃のクルーたちが一人また一人と登場してくるところはさすがに楽しかったね。皆新任と言うことで初々しいのと、TVオリジナルの登場人物たちとどれだけ似ているか、というのをニヤニヤしながら眺めるのがまたいい。やっぱりヤング・スポックのいでたちや言動は喝采ものだったな!「論理的には」とかブツブツ言うのやスポック掴みだのバルカン式挨拶だのが出たときは素直に嬉しかった!

しかーし!そんな中で最も驚愕したのはエンタープライズ機関主任スコットが登場した時だ!「なーんかハチャメチャなノリしたしたヤツが出てきたけどもこいつイギリス人なんだろうなあ」と思ってたら、これって「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ホット・ファズ」に出てたサイモン・ペグだったんだね!?キャスト全然知らないで見てたからびっくりした!もうサイモン・ペグと分かった瞬間からこのスター・トレックは「往年のSFTV名シリーズの映画化作品」から「サイモン・ペグの出てるSF映画」とオレの中では決定してしまった!

逆にTVオリジナルでスポックを演じたレナード・ニモイが出ていたのには特に感慨は無かったなあ。所謂トレッキーズと呼ばれる人たちには凄いことなんだろうけれども、オレ的にはリスペクトも大事だとは思うんだけれど、過去作品をクリアした上での新生スタトレというのを観たかったというのがあるのよ。この辺はファンが多いから難しいんだろうなあ。ただ、物語としてはカークが艦長になるいきさつがかなり強引で首を傾げる部分もあったけど、結果的にはスター・トレック宇宙大作戦も知らなくてもSF映画として面白く観られる作品に仕上がってたんじゃないかな。例のナレーションが最後に入るのも心憎い演出だった!

しかし一つだけ思ったのは、"コスモポリタンな人種編成"で作られたポジティブな世界観のドラマを目指したんなら、やっぱりアラブ人を新たにクルーの中に入れるべきだったね!

STAR TREK Trailer

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kotarou366kotarou366 2009/06/01 23:18 こんばんは、lazyの姉御のとこから来ました。ミスタースポックの耳はとがっていないのですね、ちょっと残念

globalheadglobalhead 2009/06/02 09:28 コタさんこんにちは。レイジーさんのところではよくコメント読ませてもらってますよ。ところでスポックですが、今回の映画でもきちんと耳は尖ってますからご安心を!

kotarou366kotarou366 2009/06/02 13:40 えっ!そうなんですか。安心しました

灸洞灸洞 2009/06/03 04:18 矢も盾もたまらず、新宿バルト9で最終回観て歩いて帰ってきましたw
わたしがトレッキーの端くれだからなのでしょうけれど、すごく興奮しました。おっしゃるとおり、近年の劇場作はいまいちでしたが、今回のはその停滞感を払拭する「新しい」TOS、いやTAOS (The Alternative Original Series)という感じ。これならカークものをもう一度はじめから全部やってもいいんじゃないか、と思いましたw
なにしろスピード感がすごかったので、あれこれツッコミを入れるヒマもなく、知らぬ間に説得されてしまってました。まあ「映画鑑賞の動体視力」が落ちてるのでスピードについていけなかっただけかもしれませんけどw
個人的には、「映画」での科学的側面の不備は平気で無視できるタチなので、センスオブワンダーを映像の力で強引に描ききったSF映画らしいSF映画だという印象を受けました。もっかい観に行こうかな。

globalheadglobalhead 2009/06/03 10:09 >灸洞さん
おお灸洞さんはトレッキーでありましたか。自分も小さい頃はTVの宇宙大作戦の放送をとても楽しみにしてて、再放送再々放送される度にわくわくして観てましたよ。当時はああいう海外SFドラマやパペットムービーがよくやっていて、どれも好きでしたがやっぱり宇宙大作戦がNO.1でしたねえ。(もうちょっと大きくなった頃は「謎の円盤UFO」にはまっておりました)
今回の再映画化もストーリー的には実にSTらしい出来上がりになっていて、あーこれこそSTだなあ、という感じはしました。カークってあんなに無鉄砲でやんちゃだったっけ?とか思いましたが、トレッキーな方の感想読むとこれこそカークだ、なんて言っていて、うーんオレも修行が足りんな、と思ってました。ちなみに今回レナード・ニモイが客演してましたが、ウィリアム・シャトナーはお声が掛からなかったんで怒っているという微笑ましい話も聞いています。