Hatena::ブログ(Diary)

メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20100531(Mon)

globalhead2010-05-31

[]それはアチチアチチだったッ!!? それはアチチアチチだったッ!!?を含むブックマーク それはアチチアチチだったッ!!?のブックマークコメント

  • 昨日の晩は焼き魚だったので晩酌はオレにしては珍しく日本酒にしようと思ったのである。
  • で、茶碗に半分ぐらい酒を入れてレンジでチンしたのだ。
  • 酒はすぐに燗されて、茶碗をレンジから取り出したオレは、ちょっくら味見とばかりその場で口を付けようとした。
  • するとである。熱せられて酒から蒸発してきたアルコール分が喉を刺激し、思わず「ぐぶぉっ」とむせてしまったのである。
  • そしてむせると同時に顔一杯に熱くなった酒を飛び散らせたのだ!
  • 沸騰までは行ってないがレンジでチンしたお酒は結構熱い!
  • オレは「アチチアチチ!!」とその場でのたうちまわった!
  • タオルで顔を拭かなきゃと思いつつ目を開けようとすると今度はアルコールが目に沁みてムスカのごとく「目がぁ〜目がぁ〜!」とうめくオレ!
  • なんとかタオルを見つけ顔を洗い濡れタオルで顔を覆うオレ!
  • 「はひふ!はひふ!」なんと今度は濡れタオルで息が出来ず窒息するオレ!
  • オレはアホなのかッ!?
  • 顔はまだまだ熱い。きっと火傷してしまっているのに違いない!
  • ああ、オレの美貌が!オレの美貌が!この顔が醜く焼け爛れてしまっていたらどうしよう!
  • オレの脳裏に『犬神家の一族』の白マスクしたスケキヨの姿が目に浮かぶ!
  • いや、スケキヨマスクよりバルログマスクのほうがいいかな。あっちのほうがかっこいいじゃん。…などと無駄な余裕ぶっかましてみせるオレだ!
  • とりあえず冷蔵庫からアイスノンを出しタオルで巻いて顔に押し付け、なんとか事なきを得る。
  • というわけでその日の晩は寝るまでずっと顔を冷やし、軟膏を塗って「ほひーほひー」言いながら床に付いたオレである。
  • そして今朝、顔の様子を見るために鏡を覗き込むオレ。
  • 「ひぃいぃぃぃ〜〜〜〜ッ!?」
  • なんと、鏡の中でオレを見返していたのは、目つきの悪い、しょぼくれた小汚いオッサンの顔であったッ!?
  • …って、これ普通のオレじゃん。
  • (「だったら最初から美貌でもなんでもないってことじゃん!?」とかいう突込みが遠くの空から聞こえるが幻聴に違いないと思うのである)
  • まあ実際の所ちょっとあちこち赤くなってるぐらいかな。もともと赤ら顔なんでぱっと見わかんないかも。あとやっぱり鼻の頭の皮がちょっと剥けてる…。
  • それにしても先々週は飲み屋のトイレでぶっ倒れ、先週はオフ会で暴れまわり、そして昨日もまたこれで、どうもここん所お酒が元であれこれなオレなのであった。

jkjk 2010/05/31 18:40 ピタゴラスイッチは死の匂い とゆーワケで、美貌の早期復活を願ってまス・・・

globalheadglobalhead 2010/05/31 20:10 匂い立ち輝きまくる女神のような美貌を再び取り戻すためにこれからたらふくビールとピザ飲み食いしながらあちこち徹底的にイタイと大評判のバカホラー映画をみるつもりであります!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/06/01 00:59 ハハハ! あのね、馴れてくると、この量なら何分で人肌とか、わかるのさ

globalheadglobalhead 2010/06/01 11:00 レンジは自動だったんだがここまで熱くなるとは思わなかった。あと茶碗半分というのが敗因だったみたいで、口つけるまであんなに飛んだアルコールが茶碗内部に漂っているなんてなあ。熱さよりアルコールでむせたんですよ。今は唇がちょっとカピカピするぐらいです。

azecchiazecchi 2010/06/02 21:33 タオルで窒息までの流れは神がかってますね!! 美貌云々についてはノーコメント…

globalheadglobalhead 2010/06/02 22:11 アゼッチさんはオレと会った事が無いからオレの真の美貌をまだ知らないのです。…すいませんちょっと書いてて空しくなりました。
だいたいヤローに美貌アピールしてどないするつもりだっちゅうねんオレ。

梅松竹子梅松竹子 2010/06/02 22:55 ラピュタは劇場に観にいきましたが、当時たしか小2の私はムスカの危険な男の香りにちょっとドキッとしたです。
このことは実生活の友人の誰にも話せません。
寝られるまで顔を冷やされたとは大変でしたね。良くなりました?

globalheadglobalhead 2010/06/02 23:15 危険な男の香りというよりはアブナイおっさんの加齢臭といったほうがぴったりくるオレであります。
今現在唇を中心に盛大に皮がむけてきております。まあ日焼けで皮がむけるのと大差ありません。
ただなんか結構ボロボロな顔になってきているのでナルシストのオレとしては思った以上に凹んでおります。

20100528(Fri)

[]映画『かいじゅうたちのいるところ』には大怪獣は決して出てはこなかったッ!? 映画『かいじゅうたちのいるところ』には大怪獣は決して出てはこなかったッ!?を含むブックマーク 映画『かいじゅうたちのいるところ』には大怪獣は決して出てはこなかったッ!?のブックマークコメント

かいじゅうたちのいるところ (監督:スパイク・ジョーンズ 2009年アメリカ映画)

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この映画『かいじゅうたちのいるところ』なんですけどね、「あれのどこが怪獣だよ!あれじゃ怪獣っつうより単なるモコモコの着ぐるみじゃねえかよ!怪獣っつうのはなあ、もっと禍々しくてグロテスクで破壊的なモンなんだよ!」なんて思ったりもしますが、「いやフモさんあれはね、原題が"WHERE THE WILD THINGS ARE"っていう絵本でね、"かいじゅうたちのいるところ"っていうのは日本で付けたタイトルだから、本来は"THE WILD THINGS"なのであって、フモさんの思う"怪獣"っていうのとはちょっとニュアンスが違うんですよ。そこんとこよろしくなんですね、グフフ」なーんて言われた日にゃあ確かにグウのネも出ませんけどね、それにしたって、やっぱ納得出来ないものを感じるわけですよ。ぐだぐだヤヤコシイこと言ってんじゃねーよオメーよォッ!?とか思うわけですよ。だったらタイトルは『モコモコたちのいるところ』に変えやがれコラ!?とか逆上しちゃうわけですよ。

それとね、まあ、絵本を原案にして映画用にスパイク・ジョーンズが脚色したもんだっつうのは分かるんですがね、オカーチャンと喧嘩したガキンチョが海渡って上陸した島にいる"かいじゅう"だか"WILD THINGS"だかっつうのが、あんなドラえもんを思いっきり不細工にしたモコモコのバケモノなのがイマイチ釈然としなくてねー。もちろん海渡ったりとか島とか怪獣とかっていうのはガキンチョのいわゆるひとつの心象風景だか現実世界の象徴だかっていうのは分かるんだけどね、仮にも男の子だったらあんなモコモコが心象風景だか象徴だったりするか?と思っちゃうわけですよ。あれはどっちかというと女子一般の皆様あたりが「かわいー!」とか言うためにあるような格好してねえか?と思うわけなんですよ。まあそんなに可愛くないけどね。

やっぱりねえ、ガキだろうがなんだろうが、男子たるもの、あんな軟弱なモコモコなんぞじゃなくて、ゴツゴツでトゲトゲでニュルニュルでドバドバな大怪獣を夢見てこそ本分なんじゃないっすか!?ね、そーでしょーそーでしょー!?あのガキンチョがまず上陸しなければならないのは怪獣レッドキング、チャンドラー、マグラ、スフラン、ピグモンが生息するという多々良島ですよ!そしてゴジラ、エビラ、モスラが南海の大決闘を繰り広げるインファント島ですよ!さらにゲゾラ、ガニメ、カメーバが暴れまわるセルジオ島なんですよ!これが本当の『怪獣たちのいる所』であり、そこに上陸することこそが男の子の夢を叶えることなんですよ!そして暴れまわり吠えまわる恐怖の巨大怪獣と一緒に暴れまわり吠えまわるのが男の子の喜びなんですよ!そーゆーことが監督のスパイク・ジョーンズはちぃーーーーっとも分かってない!そんなわけでなーんか小奇麗にまとまっちゃっててイマイチ乗れない映画でしたね!

かいじゅうたちのいるところ 予告編

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ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦 ! 南海の大怪獣 [DVD]

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[]クトゥルー絵本『ふかきものたちのいるところ』!(再録) クトゥルー絵本『ふかきものたちのいるところ』!(再録)を含むブックマーク クトゥルー絵本『ふかきものたちのいるところ』!(再録)のブックマークコメント

これ、以前日記でも取り上げたんですが、モーリス・センダックの絵本『かいじゅうたちのいるところ』をそっくりそのままかっぱらったクトゥルー絵本が存在するんですね。いわば"ふかきものたちのいるところ"といったところでしょうか!

絵本という事もあり20ページ程度の薄い装丁で、色鉛筆あたりで彩色された、めくるめくパステル・カラーのクトゥルー神話が展開している。児童書だから英文の物語もすらすら読め、…すらすら…ええと…すいません!ワタシ嘘を付いてました!英語が苦手なんです!児童書程度の英文も読めないヤツなんです!許してください!えーっと多分【深きものども】の明るく陽気な皆さんが、魚の臭いも芳しいインスマスの町に繰り出して、楽しく愉快に人間どもを貪り食うとかそういう物語だと思いますよ!全然違うような気もしますがまあオレの言う事だから勘弁してやってくれ!

ただ絵本の肝心要の絵の方がなーんだか拙いんですよねえ。シュールとかデフォルメとかいう以前にそもそも絵心が乏しいような気がするんだけどなー。彩色も塗り絵程度のセンスしかないし、やっぱ向こうでもネタ扱いの絵本なんじゃないですかねえ。

そういう訳で、この絵本、リメイクする必要アリと思います!物語は置いておくとして、絵の方はオレ的には諸星大二郎先生のウニャウニャグジャグジャしたデッサン狂いまくりの悪夢的な絵がいいかな!楳図かずお先生や日野日出志先生の描くクトゥルーなんてのも見てみたいね!吉田戦車なんていうのアリかな!ってか古い漫画家しか知らなくてごめんな!ジジイなんだよ!許せよ!

《メモリの藻屑、記憶領域のゴミ》 2008年12月16日「よい子も大好きクトゥルー絵本が存在した!」

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こうして比べるとそっくりですな!

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Where the Deep Ones Are (Mini Mythos)

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かいじゅうたちのいるところ

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20100527(Thu)

[]バットマンとスーパーマンのラスト・エピソードを読んだ バットマンとスーパーマンのラスト・エピソードを読んだを含むブックマーク バットマンとスーパーマンのラスト・エピソードを読んだのブックマークコメント

バットマン:ザ・ラスト・エピソード / ニール・ゲイマン

それはバットマンの葬儀だった。葬儀に参列するのはバットマンのかつての盟友と宿敵たち。棺に横たわるバットマンの前で、彼らはかわるがわる語り始める。「バットマンは何故死んだのか?」――"バットマンの最終回"、ニール・ゲイマン原作の『バットマン:ザ・ラスト・エピソード』はそんなふうに始まる。

バットマンの死に様について、語られる事実はどれも異なっている。しかしそれでも彼らはたった一つのことを語っている。それがどのような形であれ、ヒーローもいつかは死ぬ、ということ。そして死を語るというのは同時に"生"を語るということでもある。バットマンは何のために生きていたのか?それは誰もが知る、両親を失ったあの事件への怒りと悲しみゆえだ。あのような悲劇を生んだ犯罪を根絶やしにするためだ。しかし、幾ら犯罪者を懲らしめたところで、犯罪が全て無くなるわけではなく、バットマンは永久に戦い続けなければならない。ただ怒りと悲しみだけを胸に、決して癒されること無く、死ぬまで生き続けること。それは無間地獄だ。いってみればバットマン・ストーリーとは、バットマンブルース・ウェインに永遠に救済をもたらさない物語だったのだ。

しかし。バットマンの死を描いたこの『バットマン:ザ・ラスト・エピソード』は、クライマックスにおいて、バットマンへの真の救済が用意される。原作者ニール・ゲイマンによる鮮やかな手腕で描かれたそのエピソードは、バットマン・ストーリーの終焉はこれ以外にありえないのではないかと思わせるほどに感動的な幕引きを見せる。ダーク・ファンタジーの第一人者であるニール・ゲイマンはそれを詩的でそして哀切に満ちた夢幻の物語として描ききる。終わらぬ怒りと悲しみの円環は閉じ、救済という名の終幕がそこには待っている。それはどこか宗教的であり、神々しくさえもあるラストだった。全てのバットマン・ファン必読の書、それがこの『バットマン:ザ・ラスト・エピソード』なのだ。

■スーパーマン:ザ・ラスト・エピソード / アラン・ムーア

この『スーパーマン:ザ・ラスト・エピソード』、そして『バットマン:ザ・ラスト・エピソード』は、彼ら有名ヒーローの物語を一度リセットして新たな設定で物語を始めるために描かれたものであるという。そしてこの"スーパーマンの最終回"の原作を任されたのが『ウォッチメン』、『フロム・ヘル』のアラン・ムーア。しかしムーアがこの原作を書いた時期はこれら問題作を連発する以前だったらしく、そのせいなのか物語自体はオーソドクスといっていいぐらいストレートな、いかにも"最終回"的な展開で、読んでいて牧歌的だなあとさえ思えてしまった。とはいえスーパーマン敵味方キャラ総出演で大団円を迎えるこの物語は、描く者にとっても読む者にとっても"スーパーマン・ファン"の溜飲を下げるサービス満点の1作だったのに違いない。

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20100526(Wed)

[]ポリティカルだよおっかさん!〜映画『グリーン・ゾーン』 ポリティカルだよおっかさん!〜映画『グリーン・ゾーン』を含むブックマーク ポリティカルだよおっかさん!〜映画『グリーン・ゾーン』のブックマークコメント

■グリーン・ゾーン (監督:ポール・グリーングラス 2010年アメリカ映画)

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イラクの大量破壊兵器、ありゃあイラク戦争がおっぱじまる前から大概の人間は「またアメリカお得意のガセなんじゃねーのガセ?フセイン潰す為のカタリであって実際は石油の利権とかそーゆーのじゃねーの?」と思っていたでしょうが、実際イラクに派兵された兵隊サンはそんな疑問なぞこれっぽっちも抱くことなく律儀に職務をこなし、「どこだあ!?大量破壊兵器はどこなんだああ!?」と駆けずり回っていたんでしょうな。で、この映画の大量破壊兵器捜索班隊長ミラーさん(マット・デイモン)も、「あっちにスンゴイ兵器が!」と言われればあっちに行って突撃銃撃ちまくり、「こっちにトテツモナイ兵器が!」と言われればこっちに行って機関銃撃ちまくっていたわけです。しかしどれもこれもガセネタだらけで、「なんであっちもこっちもなんにもないんだあああ!?ガセネタばっっか掴ませてオメーら俺をナメとんのかああ!?」と偉いヤツにブチ切れるんですな。

まあしかし映画観ているこっちとしては「いやだって、もともとないって分かってるし」と冷めた気分になっちゃうんですが、命張った兵隊さんにとっちゃシャレになんないよなあ、とちょっと同情もするわけです。で、ここでマイケル・ムーア風のCIA職員が出てきてミラーさんに「いやどうもホントに大量破壊兵器は無いらしい」とゴニョゴニョ呟き、ことの真相を追求するべく協力を願い出たりするんですよ。ここでまた観ているオレは「だーかーら。もともと無いんだし」とか思いながらちょっと溜息ついちゃったりするわけです。そして「大量破壊兵器はあるから。あるんだから」と言い張る政府の高官の方とか「大量破壊兵器あるんだぜウシシ」と言ってるらしい謎の情報源の人とか「俺大量破壊兵器無いって最初っから知ってんだけど」とかほのめかすイラク将校とかいろいろ現れて、真実はどこなんだ!?という錯綜した展開になりますけど、「いや、何度も言うようだけど、大量破壊兵器、ないから。知ってっから。もう」と観るモンはやっぱり思うわけです。

しかしそれが物語の面白さを殺ぐとかそういうことはないんですわ。基本的にこの映画はアメリカを糾弾するのが目的じゃなくて、そういう時代背景に則ったポリティカル・サスペンス・アクションを作りました、ってことなんじゃないっすかね。ただ、時代的にちょっと近すぎるからまだ生っぽくて、政治的な側面をどうこう言われてしまうんだと思うんですな。じゃあこの映画はなんの映画かと言ったら、「こちとらあんたら信用して遥か離れた異国までやってきて命張って戦ってるっちゅうのに"みんな嘘でしたあ"っていったいどうゆうこっちゃねん!?」なのであり、短く言えば「ザケンなよゴルァ!?」っちゅーのが主題なんじゃないでしょうか(多分)!?その怒りが爆炎の花開く激しい戦闘となって描かれる、そういった漢気溢れる映画だと思って観るのが正解なんですよ。クライマックスの戦争ハイテク技術が画面に乱れ咲くスピーディーかつめまぐるしい追跡劇はさすが「ジェイソン・ボーン」シリーズの監督だと思いましたな。あ、ちなみにオレ「ジェイソン・ボーン」シリーズ大好きなんっすよ。あと『ハート・ロッカー』と合わせて観るといろいろ世界観の広がる映画だと思いましたね。

■グリーン・ゾーン 予告編

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20100525(Tue)

[]『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』はちょっとどころかかなりおかしかった! 『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』はちょっとどころかかなりおかしかった!を含むブックマーク 『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』はちょっとどころかかなりおかしかった!のブックマークコメント

■ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式 (監督:フランク・オズ 2007年アメリカ・ドイツ・イギリス・オランダ映画)

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「マペット・ショー」で有名になり、さらに『ダーク・クリスタル』『リトル・ショップ・オブ・ホラー』を監督し、『スター・ウォーズ』シリーズでヨーダの声も演じたフランク・オズによる、ちょっとブラックなお葬式ドタバタ・コメディ。

父の葬儀のその日、方々から親戚知人が集まるというのに、喪主のダニエル(マシュー・マクファディン)は妻ジェーン(キーリー・ホーズ)と新居の費用で揉め、まわりからNYで成功した弟ロバート(ルパート・グレイヴス)とあれこれ比べられ、心底うんざりしていた。そこにやってきた従妹マーサ(デイジー・ドノヴァン)の婚約者、サイモン(アラン・テュディック)の様子が何かおかしい。実はサイモンは薬学部在学中の弟トロイ(クリス・マーシャル)の部屋で精神安定剤と間違って幻覚剤を飲まされていた!ラリホー状態のサイモンにおおわらわになっていたダニエルにさらに問題発生!葬儀に来ていた怪しい客ピーター(ピーター・ディンクレイジ)が、「実はボク、お父さんの生前の恋人だったんだ…」などと、とんでもないことを言い出すではないか!果たして葬儀は無事終了するのか!?

基本的にはアメリカ製作ではあるものの、フランク・オズのイギリス人らしさが上手く生きたブリティッシュ・コメディ風の作品に仕上がっている。そのせいか演出も実に品があり、これはいつも下品でシモネタ連発のアメリカン・コメディばかり観ているオレには新鮮だわい…と思っていたら、物語は次第に雲行きが怪しくなり、ヤクでラリホーなサイモンは素っ裸になって屋根に上り始めるわ、小人の客ピーターはホモネタでダニエルを困惑させるわ、車椅子のオヤジは「誰かオレのウンコの世話をしろ!」とわめき始めるわ、いろんなものがどんどん収拾付かなくなっていく様子が実に可笑しく描かれてゆく。いったいこの混乱をどう収めるんだ!?と見ているこちらまでドキドキハラハラし、それでもやっぱり最後は品良くスマートにまとめ上げるところに監督フランク・オズの手堅い演出力を感じた。

品の良さは小奇麗にまとまったセット、そして配役の良さにも現れている。実のところどの俳優がどんな俳優なのか、というのはきちんと把握していないオレなのではあるが、どの俳優も実に味わい深い顔つきと印象に残る演技を見せ、ここでは書ききれない様々な登場人物たちが絡み合いながら、いちいちチクチクと笑いを盛り上げてゆくところなんか本当に上手いなあと感じた。ちょっぴりシモネタは入るものの万人に受ける物語要素とストーリー展開を見せ、誰にでも安心してお勧めできるコメディなのではないかと思う。そんな中でオレが一番気になったのは怪しい客ピーター役のピーター・ディンクレイジ。いわゆる小人な俳優の人なんであるが、誤解を恐れずに言うならばこの小人であるっていうだけで十分怪しさを醸し出しており、ミニ・ミーや「ツイン・ピークス」の小人の人のような圧倒的な存在感を見せつけ、本当に目が離せなかった!『ヒューマンネイチュア』『ペネロピ』『ナルニア国物語第2章』なんかに出演している俳優さんらしいですよ。

■ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式 予告編

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20100524(Mon)

[]映画関連オフ会だった! 映画関連オフ会だった!を含むブックマーク 映画関連オフ会だった!のブックマークコメント

土曜日は岡山からやってきた切り株系主婦、「すきなものだけでいいです」のアガサさんの主催でオフ会が開かれました。場所は渋谷道玄坂のタイ料理店『チャオタイ』。参加者はアガサさん含め「くりごはんが嫌い」カトキチさん、「俺の邪悪なメモ」の罪山さん、「THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE」のdoyさん、「ナマニクさんの暇潰し」のナマニクさん、「とは云ふものヽお前ではなし」のぱせよさん、chatoranekoこととらねこさん、そしてオレ、の総勢8人であります。(写真はイメージです)

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アガサさんからは岡山土産を頂き、doyさんからはブルーレイ・ディスクやCDを貸していただけました。ありがとうございます。罪山さんからはTENGA関連の楽しいお話を聞かせていただき、ナマニクさんはジョニー・ディップ似であることを発見し、カトキチさんは若者らしい溌剌さが印象深く、とらねこさんはチャトラーと呼ぶと嫌がることを知ってずっと呼んでおりました。

映画関連のブログの方中心でありましたが、どの方のブログもとても人気が高く毎回大変面白い記事を書いていらっしゃる方たちばかりで、老害の世迷いごとばかり書かれた零細日記を垂れ流している身としては大変緊張してしまいました。そんな人気ブログの皆さんへの日頃の妬み嫉み僻みがついつい暴走してしまい、恫喝暴言セクハラなど大変お見苦しい体裁をお見せしてしまったことをここにお詫びいたします…。

その後アガサさんとdoyさんが映画を観に行ったあたりでその店はお開きにして、とらねこさんとぱせよさんと3人で別の店に飲みに行ったのですが、もうこのへんから記憶が無く、映画を観終わったアガサさんから連絡が入り、お泊りしているホテルまで送り届けたということを後から聞かされたのですが、全く覚えておりません…。

翌日の日曜日は飲み過ぎがたたって昼飯と晩飯に起きた以外はコンコンと眠っておりました。重ね重ね皆さん大変ご迷惑をおかけしました…。

katokitizkatokitiz 2010/05/24 16:35 愛あるルサンチマンが最高でしたよ!今度は昼から飲みますか!!

jkjk 2010/05/24 18:56 またタバコ吸って...の危険なコンボを想像してまいました。楽しい週末でなによりでっす!

globalheadglobalhead 2010/05/24 19:44 >カトキチさん
はてダのルサンチマン担当フモでございます。先日は本当に失礼いたしました…。これに懲りずまた一緒に飲んであげてください…。

>jkさん
会で一番年上でしたが一番始末に負えない酔っ払いと化していました。こうしてジジイは若者から疎まれていくわけですな…ええ、身から出た錆…。

とらねことらねこ 2010/05/25 18:14 ヒドイ、あの夜のことを何も覚えていないの!?
私にあんなことやこんなことまでしたのに!


ということで本当にお疲れ様でした
また是非飲みましょう!
次の日に影響ない程度に・・・w

globalheadglobalhead 2010/05/25 20:09 おおチャトラー!夢にまで出て寝言でまで名前を言ってしまったチャトラ−!君の事は決して忘れていない!
ってかあのメンバーであんまりカラミの無いはずの君の存在は実は結構気が休まった!
いやオレ顔見知ってる同士だと割とまったり飲めるタイプなんであんな大騒ぎしないと思うから。2軒目結構まったりしてたでしょ?
チャトラー面白いやつだったからまた是非飲みに行きましょう!

20100521(Fri)

[]可愛い音。〜オ・ルヴォアール・シモーヌ 可愛い音。〜オ・ルヴォアール・シモーヌ  を含むブックマーク 可愛い音。〜オ・ルヴォアール・シモーヌ  のブックマークコメント

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オ・ルヴォアール・シモーヌ(Au Revoir Simone)。フランス語のバンド名だが実際はNY出身の女性3人組エレクトリック・ポップ・バンドである。女の子3人、キーボード主体の明るくキュートなポップ・バンド、と言ってしまうとありがちなアイドル・バンドのように思われてしまうかもしれないが、これが結構侮れない音を奏でている。

■Au Revoir Simone-Shadows Music

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まず彼女らの音を特徴付けているのはその力みの無い気取らなさだろう。だから非常に軽やかで親しみやすい。エレクトリック主体なのにも関わらずスカスカした風通しのいいその音は、一昔前ならヘタウマ・バンドと呼ばれたかもしれないが、例えばリミックスバージョンばかり集めたアルバムなどを聴くと、重厚になったり音数が多くなっただけでも彼女らの音楽の持ち味が損なわれ、その面白さが無くなってしまうのがわかる。音に無理が無く、あざとさが無い。それが心地よいのだ。女の子3人ということから、いかにもファッショナブルな持ち上げ方をしているメディアもあるが、実のところルックスもごく普通のように思うし、ファッションも”ちょっぴりよそゆき”程度のもので、決してファッション先行なバンドではない。結局、音にしてもヴィジュアルにしても、この無理の無い自然体な部分が素敵なバンドなんだろうな。

■Au Revoir Simone-Sad Song

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もうひとつはヨーロッパ風のメランコリックな曲調にある。オレなどは一聴してアイスランドのフォークトロニカ・バンド、ムームを、さらにポスト・パンク時代にイギリスのラフ・トレードで活躍したヤング・マーブル・ジャイアンツを、さらにはベルギーのレーベル、クレプスキュールで人気を博したアンテナなどを思い浮かべた。これらのバンド・ユニットはいわゆるオルタナティヴ系と呼ばれるような音でもあるが、このオ・ルヴォアール・シモーヌからは彼らの直系の血を感じるのだ。

Múm-Green Grass Of Tunnel

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■Young Marble Giants-CHOCI LONI

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■Antena-CAMINO DEL SOL

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インタビューなどを読んでもごく普通の音楽体験と実生活を送っている女の子たちのように思える。そしてその音も、エキセントリックな部分が少しも無い。かといって退屈な音では決して無い。やはりこの力の抜け具合が絶妙なのだ。無理が無く、無駄が無く、あざとさが無い。これらはある種の音楽的な批評性とも取れるが、彼女らの場合、それを直感的に音にしてしまっている。そして奏でられる音はとても可愛らしく朗らかなのだ。そこが面白い。君たちも聴きなさい。いいよ。とりあえず1枚だけ聴いてみたいなら最新作である3rdアルバム「Still Night, Still Light」が深みのある音をしていてお薦めだ。

Au Revoir Simone Official Home Page 

■Au Revoir Simone - Another Likely Story

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■Au Revoir Simone - Fallen Snow

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■Au Revoir Simone-The Lucky One

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■Still Night, Still Light / Au Revoir Simone

Still Night Still Light

Still Night Still Light

■The Bird of Music / Au Revoir Simone

Bird of Music

Bird of Music

■Verses of Comfort, Assurance & Salvation / Au Revoir Simone

Verses of Comfort Assurance & Salvation (Dig)

Verses of Comfort Assurance & Salvation (Dig)

■TOUR REMIXES / Au Revoir Simone

TOUR REMIXES

TOUR REMIXES

20100520(Thu)

[]核戦争後のモスクワ地下鉄坑道は暗くて狭くて怖かった!?〜ゲーム『メトロ2033』 (XBOX360) 核戦争後のモスクワ地下鉄坑道は暗くて狭くて怖かった!?〜ゲーム『メトロ2033』 (XBOX360)を含むブックマーク 核戦争後のモスクワ地下鉄坑道は暗くて狭くて怖かった!?〜ゲーム『メトロ2033』 (XBOX360)のブックマークコメント

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みんな大好き終末戦争後の荒廃した世界を描いたFPSゲームだよ!舞台は2033年のモスクワ、核戦争で地上は放射能に汚染され、僅かに生き残った人々は地下鉄トンネル内に身を隠し細々と生き残っていたんだ!しかしそこもミュータントと化したクリーチャーどもから度重なる襲撃を受け、さらに”ダークワン”なる新たなクリーチャーが人々を脅かし始めてた!主人公アルチョムはこの危機を乗り越えるため地上に出ようとするが、それは危険と死に満ちた旅だった…というお話なんだね。

なにしろ暗い!気が滅入る!ゲームの殆どは灯りの殆ど無い地下鉄の坑道や駅周辺を歩き回り、表に出たら出たでどんより曇った空と焼け焦げた廃墟廃墟廃墟…。そこここには血塗れの死体が転がり、気を抜くとハダカネズミが巨大化したようなバケモノとかヒャッハー!な盗賊やファシストの皆さんと戦闘状態になり、やっと人の住むコミューンに入っても、ひたすら薄暗くて不潔でやつれまくった人たちばかりで…。ああああ気が滅入る!暗いよう!狭いよう!怖いよう!そんな徹底的に鬱展開のゲーム、それが「メトロ2033」なんだね!

このゲーム、開発が4A Gamesというウクライナのデベロッパが担当していて、製作チームにはあの『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズの開発メンバーも多数参加しているらしい。『S.T.A.L.K.E.R.』みたいにオープンワールド・ゲームじゃないし、ゲーム・システムはより単純化されているけれど、あの寒々しい空や荒廃した街並みや不潔極まりない住居や小汚い登場人物なんかは『S.T.A.L.K.E.R.』そのものですなあ。それと”アノマリー”なる光の玉がふわふわ飛び交う怪現象がおこったりして、この辺なんかも『S.T.A.L.K.E.R.』っぽいんですよね。ある意味この『メトロ2033』は『S.T.A.L.K.E.R.』の閉所恐怖症バージョンと言えるかもしれませんな。

ゲーム・システムで面白いのは防毒マスクの存在かな。これ、地上に出るときなんかに必要になるんですが、有効時間があってある程度の時間になったらフィルターを取り替えなければならない。フィルター切れると死にます。さらに戦闘中に衝撃が加わりすぎるとマスクのガラスにヒビが入ってきて段々画面が見にくくなってくる!どっかに落ちてるマスク拾えばいいんですがなかなか落ちてなくて、実はずっとヒビの入りまくった画面で戦闘してるよ!あとライトのバッテリーが自家発電式で時々シュコシュコやらなきゃならない!おまけに出てくる武器は手作り感覚溢れるカスタム品だ!変に難易度を上げていると言えば言えるのだが、この全体的にビンボ臭い雰囲気が実はたまらんかったりするゲームですな!

こんな具合にあれこれイイ雰囲気を持っている『メトロ2033』、最近出ているFPSのなかでもひときわ異彩を放っている良ゲーといえますが、ゲームの完成度とは関係なしに、Xbox360専用だと、日本じゃあ1万本も売れないんだろうなあ…。こういうユニークなゲームってもっと売れて欲しいんだがなあ…。ちなみにこのゲーム、実はちゃんと原作があるらしく、この程日本でも翻訳が出るらしいですな。

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メトロ2033 - Xbox360

メトロ2033 - Xbox360

Metro2033 上

Metro2033 上

Metro2033 下

Metro2033 下

[]ガンツ新作、今度は地球防衛戦だ! ガンツ新作、今度は地球防衛戦だ!を含むブックマーク ガンツ新作、今度は地球防衛戦だ!のブックマークコメント

■ガンツ(28) / 奥浩哉

GANTZ 28 (ヤングジャンプコミックス)

GANTZ 28 (ヤングジャンプコミックス)

不慮の死から謎の技術で生還させられた主人公たちは理由も知らされないまま超科学装備を渡され、得体の知れない生き物たちとの殲滅戦に駆り出される。幸運にも戦いに生き残った者たちは”ガンツ”と呼ばれるマシーンから採点され、次の戦闘まで日常に戻された――。徹底的なまでに死と殺戮と不条理に満ち溢れた異色SFアクション・コミック『ガンツ』最新刊である。前巻のプロローグから引き続き描かれる新章は遂に地球規模の異星人侵略だ!雲霞の如く空を覆うエイリアン戦闘機とビルをなぎ払う巨大ロボ!人々を無差別殺戮してゆく巨人エイリアン!それにガンツ戦士たちが立ち向かうんだッ!なにしろCGを駆使して微細に描かれたグラフィックが凄まじくSF過ぎる!まるでハリウッド大作でも観せられているようなその怒涛のヴィジュアル・イメージはその辺のハンパなSF作品などケツまくって逃げたほうがいい高クオリティだ!しかし単行本の大きさではあの絵の迫力が全部伝わらない!カラー大型本で出せ!高くても買うぞ!物語的には不条理さが一歩後退した分今までの『ガンツ』ぽさが薄れてきているのだが、逆に大風呂敷を広げるだけ広げたSF展開は大いに期待できるぞ。多分最終章になるであろう『ガンツ』のこれからの展開が楽しみすぎる!

20100519(Wed)

[]映画『ファンボーイズ』はスター・ウォーズ・オタクがしょーもない活躍をする映画だった!? 映画『ファンボーイズ』はスター・ウォーズ・オタクがしょーもない活躍をする映画だった!?を含むブックマーク 映画『ファンボーイズ』はスター・ウォーズ・オタクがしょーもない活躍をする映画だった!?のブックマークコメント

■ファンボーイズ (監督:カイル・ニューマン 2008年アメリカ映画)

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1978年に日本で公開され、後から「エピソード4」と呼ばれることとなるスター・ウォーズ・サーガの輝ける第1作目を劇場で観て以来、夜も昼も明けずテーマミュージックを口付さみ、意味も無くゴーパーゴーパー言い、あたりかまわず「フォースだ!フォースを使え!」などとわめきまわるという頭の悪いSW猿と化したオレは、旧3部作完結後に新たに3部作が作られると聞いて、当然のように狂喜乱舞した。

その新3部作第1作、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』が日本公開された1999年7月10日土曜日、オレは映画が上映される有楽町の日本劇場で初日第1回目を観るべく計画を立てた。しかし時間を調べたら、1回目はなんと早朝6時からだというではないか!さすがはスター・ウォーズ、やることが違う!受けて立ってやるぜ!とオレは始発電車に乗り込み意気揚々と有楽町へと向かった。当時は今のシネコンみたいな全席指定とか無かったから、混みそうな映画はできるだけ早く出かけて並ぶ必要があったのだ。

しかし始発で行ったはずの劇場には、既に長蛇の列が出来ていたのだ!お前ら一体どこから来たんだ(って車だろうけど)!真のスター・ウォーズ・ファンの恐ろしさを垣間見た出来事であった。ちゃんと座れたけどね。スター・ウォーズ・グッズも1万円分買って知人におみやげで配ったよ!わははは!そんな具合に『エピソード1』公開は他のどんなSW作品よりもファンの期待と熱望を持って迎えられたのだ(と思う)。

この映画『ファンボーイズ』は『エピソード1』公開を控える1998年が舞台だ。主人公の面々は重度のSWオタク。今日もパーティーにSWコスプレして出かけては周りから生暖かい目で見られて満足しているボンクラどもだ。そんな彼らに重大な事態が持ち上がる。なんと彼らのSWオタク仲間が末期ガンにかかっており、EP1公開まで命が持たないだろうと診断されたのだ…。そんな友人のためにボンクラどもは立ち上がった!ホワイトハウスよりもペンタゴンよりも警備が厳重なジョージ・ルーカスの本拠地《スカイウォーカーランチ》に忍び込み、EP1のフィルムを奪取するのだ!こうしてボンクラどもの命を掛けた(?)旅が始まった!?…という物語である。

もちろんあちこちにSWパロディがちりばめられ、おまけに宿敵スタートレック・ファンとの血みどろの抗争(?)も盛り込まれ、さらにさらに、レイア姫を演じたキャリー・フィッシャーダース・モール役のレイ・パーク、ランド・カルリジアン役のビリー・ディー・ウィリアムズ、そしてスタートレック陣営からはカーク船長ことウィリアム・シャトナーも本人役で出演だ!ヤンヤヤンヤ!これでついでにジョージ・ルーカスも出演してれば完璧なんだがな!

物語としては無理してシモネタやんなくてもよかったような気がするし、SWギャグもそれほど振るわなかったりはするんだけどね。一番笑えるのはむしろ悪意がこもっているとしか思えないトレッキーの皆様のあまりに痛いオタク描写で、ある意味SWオタクの皆さんが食われちまってるんじゃねーかと思っちまったな!《スカイウォーカーランチ》潜入後もどことなく寂しい演出だったが、この辺は予算の関係だったのかなあ。ただやはり、SWファンにとってはファン仲間の作ったホームムービーを観せられているような居心地の良さもあったのは確かで、こんな馬鹿騒ぎをずっと観ていたいっていうのもあったな!ちなみにファンの間でもイマイチな評判だったEP1だが、オレに言わせりゃあ最高に面白かったぜ!!!

■ファンボーイズ 予告編

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ファンボーイズ [DVD]

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20100518(Tue)

[]映画『ホワイトアウト』は『遊星からの物体X』ではなかった!! 映画『ホワイトアウト』は『遊星からの物体X』ではなかった!!を含むブックマーク 映画『ホワイトアウト』は『遊星からの物体X』ではなかった!!のブックマークコメント

■ホワイトアウト (監督:ドミニク・セナ 2009年アメリカ映画)

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南極のアメリカ観測基地を舞台に、南極で初めて起こった殺人事件を追う捜査官の姿を描いたサスペンス映画なんですな。なにしろ南極が舞台ですから、どこまでも果てしなく続く陰鬱な氷原、ちょっとの油断があっという間に死に繋がる極寒、視界の全く効かない強烈なブリザードなど、地球であって地球ではない極限状態の世界での捜査劇が斬新なんですよ。主役を務めるのは『アンダーワールド』のケイト・”いたち顔”・ベッキンセールたんで、女性捜査官を凛々しく演じております。綺麗どころではありますが、映画中盤では凍傷で手の指を切り落とす、なんて惨い目に遭ったりもしております。関係ないけどケイトたんって「いたち顔」してるけど結構好みであります。

それにしてもですよ、一人のボンクラ映画ファンといたしましては、「南極で陰惨な事件!」と聞いただけであのジョン・カーペンターの超傑作SF映画、『遊星からの物体X』を即思い浮かべちゃいますよねえ!というか南極=物体Xですよ!南極は既に物体Xに支配された物体Xの大陸なんですよ!氷原にはUFOが埋まっているんですよ!南極観測隊員は全て物体Xに体を乗っとられちゃうんですよ!そして気色悪いクリーチャーと化してしまうんですよ!もちろん「蟹頭」もカサカサいいながら床を這っていますよ!生き残った隊員は火炎放射器で応酬ですよ!ああああああ大好きだったなあ物体X!あれこそがモンスター映画の金字塔でありマイルストーンであり決定版であり、オレの中でジョン・カーペンターと言えば即ち物体Xなんですよ!ナニが好きってもちろんあの溶けた肉の塊みたいなグヂャドロゲロゲロなクリーチャーの造型ですね!汚い!キモチワルイ!そしてなにがどうなってんだかさっぱり訳が分からない形、というのがいい!あれ考え出した人は世界の100人の偉人に入りますよね!

そんなわけですから、この『ホワイトアウト』を観ていても、全然違う映画なのにも関わらず、突然誰かがクリーチャーに変身して「ぐぅわああああああああ」とか喚きながら触手を振り回したり頭から生えた巨大な顎をパクパクさせたり緑色の汁をちゅるちゅる出したりし始めるんじゃないのか、そして南極観測隊員たちは誰が憑依者なのか疑心暗鬼になりお互いを牽制しあい、しまいには殺し合いを始めるんじゃないか、とそんなことばかり考えちゃってしょうがなかったですよ!そんなことはないだろ、とか思いつつ、なぜかずっと期待していましたね!「いやこのシーンは腹がバクッと割れる所だろ」「絶対この手術台の下には蟹頭がカサカサいってるだろ」「包帯取った手はクリーチャー化しているはずだろ」なんて本編そっちのけでずっと妄想してましたね!「氷原に埋まった隕石を探索し…」などというシーンなんて「これ絶対UFOだよ!UFOに間違いないよ!」と無意味にテンションが上がっておりました!

しかしまあ当然といえば当然のことですがそういうことは一切起こることはなく、普通に犯人探しのサスペンスが展開しております。物語冒頭、南極に墜落した飛行機がなにかいわくありげなブツを積んでいたことを匂わせており、それを巡る事件なんだろうな、ということは分かるんですが、そのブツの正体が分かってみると意外とたいしたものじゃなく、やっぱUFOじゃなきゃ盛り上がんないよね、などと訳の分からないことを言っていたオレでありました。

■ホワイトアウト 予告編

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20100517(Mon)

[]映画『9〈ナイン〉〜9番目の奇妙な人形〜』は奇妙な世界の人形たちの戦いを描いたCGアニメだった 映画『9〈ナイン〉〜9番目の奇妙な人形〜』は奇妙な世界の人形たちの戦いを描いたCGアニメだったを含むブックマーク 映画『9〈ナイン〉〜9番目の奇妙な人形〜』は奇妙な世界の人形たちの戦いを描いたCGアニメだったのブックマークコメント

■9〈ナイン〉〜9番目の奇妙な人形〜 (監督:シェーン・アッカー 2009年アメリカ映画)

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人類滅亡後の廃墟で目覚めたのは、麻袋を縫い合わせたような小さな人形だった。「9」という文字が背中に書かれたその人形は、廃墟の中で他の仲間たちを見つけ、彼らを襲う凶暴な機械獣と戦いを繰り広げることになる。世界は何故滅んだのか?この機械獣はいったいなんなのか?そして彼らは何の為に存在させられたのか?――CGアニメーション『9〈ナイン〉〜9番目の奇妙な人形〜』はこんな謎を孕みながら物語が進んでいくんですね。

小さな人形たちが主人公ですから、彼らが冒険するその世界も縮尺が大きくなり、豆電球を杖の上に乗せて明かりにしたり、包丁があたかもドラゴンスレイヤーのような巨大な武器となったり、というのが面白い効果を上げています。彼らを襲う機械獣は本当は猫か犬ぐらいの大きさなのでしょうが、これも縮尺のせいで恐ろしい大怪獣のように見える。実はこの作品、「トムとジェリー」や「トイ・ストーリー」みたいな作品を人形とロボットに置き換えたダーク・ファンタジーだということもできるかもしれない。登場するそれぞれの人形はどれも見た目や性格が個性的に作ってありこれも楽しめました。

もともとは監督・シェーン・アッカーが、UCLAの卒業制作として製作した11分の短編アニメ作品を、あのティム・バートンが惚れ込んで製作にまわり、長編として完成させた作品ということらしい。確かにティム・バートンの好みそうなダークかつジャンク趣味に溢れた世界観を持っていますが、それと同時にシュヴァンクマイエルやブラザース・クエイあたりもきちんと学習しているなあ、という気がしました。下の動画がこの『9〈ナイン〉〜9番目の奇妙な人形〜』の元となる短編アニメです。

■9 By Shane Acker

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ただ作品自体は先ほど名前を挙げた映像作家のようなマニアックでアーティスティックなものというわけではなく、アメリカの商業CGアニメらしいエンターティメントとして完成しています。その分マイルドで誰でも楽しめるような出来ですが、逆に突出したものやびっくりさせるものが無いということもできるんですね。また、お話自体も短編から長編に広げた為か結構ちぐはぐに感じたり説明不足な部分も多いように感じた。しかしこういったお話の弱さはヴィジュアルの面白さでカヴァーできてしまう部分もあるので、この映画ではそれほど致命的なものではないでしょう。

全体的にみるとヴィジュアル的には個性的でありアニメ作品としては及第点な作品ではあるけれども、作家性としては弱いといえるかもしれない。そしてもうひとつ思ったのは、ゲーム作品を見せられているようだな、ってことなんですよね。これは決して貶しているわけではなく、非現実的な世界の中での非現実的なキャラの冒険、そしてよくこなれたCGの動きがそう思わせるんですよ(あとキャラがゲーム「リトル・ビッグ・プラネット」のキャラと似ているということもあるが…)。オレなんか映画を観ている最中、主人公をついついコントローラーで操作したくなったぐらいです。だからこの監督は意外とそっち方面でもっと才能を開花させるような気がしました。

■9〈ナイン〉〜9番目の奇妙な人形〜 予告編

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20100516(Sun)

[]それは99だった それは99だったを含むブックマーク それは99だったのブックマークコメント

  • 日曜日の夕方、会社の昔の後輩のKちゃんのお誘いで相方さんと一緒に飲みに行ったのだが、さほど飲んでいなかったにも関わらず煙草を吸ったら気分が悪くなりトイレに駆け込んだ。
  • 酔っ払って煙草を吸うと気分が悪くなるのは知っているので、なるべくひかえていたのだが、ついついやっちゃうことがある。ただこの日はかなり具合が悪くなった。
  • で、駆け込んだトイレで倒れてしまったらしく、そのまま救急車を呼ばれてしまったのであった。
  • 救急車に乗る頃にはだいたい意識が戻っており救急隊員に事情を説明することができたようだった。どうも血圧がかなり下がっていたらしい。
  • 倒れたときに打ったところもなさそうだし、とりあえず病院には行く必要がないだろうと判断し、救急車には帰ってもらう。
  • その後ツレの二人に詫びを入れ、近所の喫茶店で一服することに。何故かKちゃんは「地獄カレーパン」というのを食べてヒャッハーッ状態になっておった。
  • そしてこれも何故かKちゃんからおみやげにコンビニでアイスを買ってもらい、その夜は別れたのであった。
  • 皆さん大変ご迷惑をおかけしました。一晩寝ましたがとりあえず大丈夫なようです。

EbisEbis 2010/05/17 13:20  そんなことが……。とりあえずぶじでよかったですけどなんかしんぱいです。お医者さん行かなくてもだいじょぶそうですか? すこしでも調子悪かったら1回診てもらっておいたほうがいいすよ……。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/05/17 15:43 健康診断の結果などが良好と聞いていたので、一過性の症状だと思いますが、ご自身も同伴者も焦ったでしょうね…。 この際禁煙しちゃいましょう^^。って、私自身が出来ない事を言っても説得力皆無だけど…。
とにかくご無事に回復されてなによりです。

globalheadglobalhead 2010/05/17 17:18 >エビスさん、レイジーさん
ご心配お掛けしました。むしろ今ちょっと風邪気味で、そっちのほうが辛かったりします。相方は「朝になったら冷たくなってるんじゃないかと気が気ではなかった」などと漏らしておりました。まあ歳取るといろいろ出ちゃうってことなんでしょうねえ。

梅松竹子梅松竹子 2010/05/17 23:59 ひー!ダイジョーブですか!
今風邪気味ということですし飲まれるときに具合が悪くなりかけだったのかもしれませんね。
私も飲みに行くとつい両方やっちゃって気分が悪くなるんですが、気をつけようと思いました。
お大事に!&ムリされませんよう。。。

globalheadglobalhead 2010/05/18 09:28 酔った時の煙草はテキメンですねー。自分の部屋でなら気持ち悪くなったら横になったらいいんだけど、外だとそういうわけにも行かないんでこういう有様になったんだと思いますけどね。ご心配お掛けしました。

20100514(Fri)

[]便利の王、静寂の王。〜キング・オブ・コンビニエンス 便利の王、静寂の王。〜キング・オブ・コンビニエンスを含むブックマーク 便利の王、静寂の王。〜キング・オブ・コンビニエンスのブックマークコメント

f:id:globalhead:20100508104718j:image

ここ何年もクラブ・ミュージックばかり聴いていたけれど、最近なんだかどうもこういう音に疲れてきて、少し落ち着いた音を聴きたい、と思うようになったのは、やっぱり歳だからなのだろうか。まあ、こういう時に使う”歳”なんていうのは、別に何歳だったらなになにである、なんていうのがある訳じゃないから、自分でそう感じた時が、まさしく”歳”なんだろうとは思うが。だけど、30代で「もう歳だなあ」とか言っているのを聞かされたら、「まだまだ甘いよ!」とツッコミを入れてあげるけどね。

というわけでITMSでぶらぶら検索かけたり試聴したりしてこりゃいいな、と思ったのがキング・オブ・コンビニエンス。アコギ・メインの男性デュオである。

Kings of Convenience sing "24-25" live

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1999年結成、ノルウェー出身、静謐で端正なアコースティック・ギターの音色と囁くようなヴォーカルが瑞々しいこのデュオの名前は、「ギターがあればどこでも手軽に自分たちの音楽ができる」というこから来ているのらしい。そしてその音は、どこかサイモン&ガーファンクルを思わせるものもあるけれど、オレが真っ先に思い浮かんだのは、エヴリシング・バット・ザ・ガール結成前のベン・ワットだった。サイモン&ガーファンクルには60年代アメリカのドリーミーな雰囲気があるけれども、ベン・ワットには彼の住むイギリスの湿り気を帯びてひんやりとした空気感を感じる。そこがノルウェー出身のキング・オブ・コンビニエンスと共通したものを感じさせるのだ。

■Sound Of Silence - Simon & Garfunkel

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■Ben Watt - Some Things Don't Matter

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ベン・ワットはオレがあまり元気ではなかった20代の頃によく聴いていた。孤独感がどこまでも立ち込めるその音は、当時の自分に傷薬のようによく沁みた。ついでにベン・ワットがトレーシー・ソーンと結成したエヴリシング・バット・ザ・ガールの音も紹介しておこう。

■everything but the girl - night and day

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いわば20代の頃にありがちな"青春の蹉跌”の中で聴いていたベン・ワットではあったけれど、今のオレにはそのような懊悩や煩悶があるわけではない。だからなぜ今キング・オブ・コンビニエンスなんだろう、と思ったのだ。

実はこのデュオの音は、随分昔聴いたことがあって、その時は静かで綺麗な音だし決して嫌いなタイプの音ではなかったけれども、"今のオレ"が聴く音ではないな、と感じたのを憶えている。30代を過ぎ、ベン・ワットを聴いて感傷や傷心に逃げ込んでいるだけでは生きていけないな、と思ったオレは、ビルドアップした怪獣のようにぶっといリズムに満ちたクラブ・ミュージックを聴くことで、強引に自己肯定と現実肯定を成し得ようとした。オレは今日も元気だぜ、負けてなんかいられないぜ、と思い込もうとしていたのだ。

そしてそれは半ば成就したように思う。だから今、もう無理しなくてもいいんじゃないのか、オレはもう充分にやっていけてるじゃないか、と思ったのだ。そして、オレの中には、もともとベン・ワットのような静謐と繊細さを愛する気持ちがあって、今このキング・オブ・コンビニエンスを聴くことで、その中にもう一度立ち帰ろうとしているんじゃないのだろうか。もうどこにも逃げなくていいのだ、この静寂を心の底から楽しめるのだから。

Kings of Convenience - Know-How

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Kings Of Convenience - Boat Behind

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DECLARATION OF DEPENDENCE

DECLARATION OF DEPENDENCE

RIOT ON AN EMPTY STREET

RIOT ON AN EMPTY STREET

Quiet Is the New Loud

Quiet Is the New Loud

Versus

Versus

20100513(Thu)

[]京極夏彦の『数えずの井戸』はなんだかイマイチなのであった 京極夏彦の『数えずの井戸』はなんだかイマイチなのであったを含むブックマーク 京極夏彦の『数えずの井戸』はなんだかイマイチなのであったのブックマークコメント

■数えずの井戸 / 京極夏彦

数えずの井戸

数えずの井戸

京極夏彦があの「番町皿屋敷」を独自解釈で再構築した物語である。物語冒頭から、番町青山家屋敷において惨たらしい刃傷沙汰が起こり、おびただしい屍が累々と転がっていたが、誰一人としてその真相を知らない、という謎の事件が起こり、事件の後廃屋となった屋敷に怪異が起こることが町で噂されている…ということが読者に告げられる。そして物語は時間を遡りこの事件の真相を少しづつ明らかにしてゆくのだ。

まあそれにしても最近の京極小説の例に漏れず、あの分厚い本の中盤まで読んでも何も事件らしい事件が起こるわけでもなく、実のところ退屈で退屈でしょうがなかった。で、その中盤までっていうのがさまざまな登場人物たちの心象風景や言動を通して、彼らの性癖というか胸に抱えているものが語られるんだけど、これも例によって京極小説によく出てくるボンヤリしてたりバカだったり覇気が皆無だったり強迫観念で頭ニエニエになったりしているような連中ばっかりなんだよ。要するに頭が足りない連中と頭に虫が涌いてる連中しか出てこない、というロクでも無いお話なんだよな。

でまあ、中盤からこれらの人物の愛憎やら欲望やら虚無感やらが絡み合い、やっとドラマらしくなってくる。お菊の出生の秘密などは時代物らしい因縁めいた運命を感じさせ、これに人情話が加味されて、おおやっと面白くなってくるかと期待させる。ただ事態はどんどん展開してゆくというのに登場人物たちは相も変わらずボンヤリしてたりバカだったり覇気が皆無だったり強迫観念で頭ニエニエだったりでさ。もう読んでて焦れったくてしょうがなかったよ。これって結局ラストの悲劇を成立させる為に機械的に割り振られた性格だからなんだろうな。だから登場人物みんなが物語の駒にしか見えず、いつまでたっても「なんなのこいつら?」としか思えないんだよな。

まあイビツな人間やダメ人間を描きそこから人間の本質を探っていくなんていうのは文学が得意とするものだけれど、この『数えずの井戸』はそういう形で人間を描くということには興味が無いみたいなんだよ。結局描かれるのはざっくり言うと「しょーもない連中がしょーもないが故にしょーもない目に遭う」というだけのことで、普通ならそんなもんお笑いにしてお茶を濁すしか無いんだが、御大層な悲劇に仕立て上げたいがために勿体ぶった書き方をしているだけなんだよな。だから読み終わっても「こうなったのもこいつらみんなバカだったせいなんだからしょうがねーんじゃねーの?」とポカーンとしちまったよ!なんだか京極夏彦の長編ってどんどんつまんなくなってくるなあ。

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20100512(Wed)

[]映画『母なる証明』は火曜サスペンスだった!? 映画『母なる証明』は火曜サスペンスだった!?を含むブックマーク 映画『母なる証明』は火曜サスペンスだった!?のブックマークコメント

母なる証明 (監督: ポン・ジュノ 2009年韓国映画)

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母なる証明』はナリは大きくなったものの知能に問題のある息子を一人で育てる母親の物語なんですね。母子二人で貧しいながらなんとか暮らしていた親子だったのですが、ある日息子トジュン(ウォンビン)が殺人容疑で逮捕されちゃうんですね。息子の方は頭がアレなので自分がやったのかどうかすらよく分かっておらず、警察はトジュンが犯人だと疑わず、大金を積んで依頼した弁護士もあてにならない。そこで母(キム・ヘジャ)は息子の潔白を証明するために、自ら事件を解決しようとするんです。

なんかこう、きっつい状況がまず最初にあって、それにさらに追い打ちをかけるようにきっつい事件が起こるという、不幸と不運の下降スパイラルみたいなお話なんですよねえ。数多く観ているわけではないので一括りにするのはよくないのですが、韓国映画にはこういうきつさ、暗さ重さがどこか共通して存在しているように感じるんですよ。現実や人間の本質というものを深く掘り下げようとすると、時として重くなったり暗くなったりもするものですが、逆に暗く重苦しければ現実やら本質やらを深く掘り下げているんだっていうことにはなりません。人間の愚かさを描くのがリアリズムだとしても、むしろ、暗く重い現実だからこそ、そこをあえて軽やかに疾走してゆく、オレなんかはそんな物語に惹かれたりもするわけです。

そういった意味で『母なる証明』は、ある種のリアリズムに拘泥するばかりに、どこか重苦しいことのみを自己目的化した物語のようにさえ思えてしまいました。ラース・フォン・トリアーの『ダンサー・イン・ザ・ダーク』もそんな重苦しいだけの物語でオレは嫌いだったなあ。それとこの息子の馬鹿さ加減には最初っから苛立つものがあり、障害持ってるからしょうがないじゃ済まされないだろ、なんて思っちゃいましたよ。その後母親は真犯人を探すために奔走しますが、この展開がどうにも火曜サスペンスに見えてくる始末。ラストの皮肉さと母の苦渋に満ちた沈黙は締めくくりとしてよく出来ていたと思います。以前は苦手だった韓国映画を最近よく観るようになり、様々な傑作に触れましたが、この『母なる証明』はかつての「苦手な韓国映画」そのものの展開で、なんだか今ひとつな感想でした。

母なる証明 予告編

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母なる証明 [Blu-ray]

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母なる証明 スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

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20100511(Tue)

globalhead2010-05-11

[]それは五月病だったッ!? それは五月病だったッ!?を含むブックマーク それは五月病だったッ!?のブックマークコメント

  • 五月病である。
  • となりのトトロ』に出てくるさつきとメイによこしまな欲情を抱き「好きだあああああ好きなんだあああああさつきとメイが大好きなんだあああああ」と絶叫しながら蕗の葉を傘のように頭にかざし高層ビルの屋上から大空へ軽やかにジャンプするというどこまでも気の触れた自滅的なロリコンが至る「五月(さつき)病」というわけではもちろん無い。
  • 入学就職したてのちょっと心のゼージャクなオコチャマたちが「このままだと同期の学友や同僚に置いていかれるッ!ここは休みを利用してイメチェンだッ!」と一念発起してモヒカンや邪悪なタトゥーを施し破れた革ジャンやTシャツに身を包み連休終了後に学校や職場に釘を打ち付けたバットを振り回しながら乱入してクソみてえな学友同僚を片っ端から血塗れの肉塊に変え「ヒャッハーッ!!」と地獄のような雄叫びを上げるというひたすら狂った病というわけでも決して無い。
  • 201X 年、エボラ出血熱、マールブルグ熱を大きく上回る感染率と死亡率を持った謎の病原体が世界で大流行し、たった一月で人類のほとんが死滅した。後にこの疫病が流行したのが5月であったことから、「五月死病」と呼ばれるようになった…という五月病では当然無い。
  • オレの五月病、それは連休中に仁義無き暴飲暴食を繰り返し、体重がハンパなく増加した上に胃が弱るわ酒の飲み過ぎでなんだか体がだるくてどうしようもないわという、ひたすらグダグダゲロゲロな状況を表した言葉なのである。
  • さらに調子にのって遊び過ぎお財布の中身がスッカラカン、といういわば金欠状態を表した言葉でもあるのだ。
  • つまりどこまでも野放図でありどこまでも刹那的な日々を生きるどこまでもアナーキーなオレの業病、それがオレにとっての五月病なのである。
  • というわけでリハビリを兼ねて会社に出社し暴飲暴食断ちをしているオレだ。刑務所に入って酒煙草に手が出せなくなり規則正しい生活と食事でかえって健康的になって出所してくる受刑者の方のようなものである。あー会社のお陰でやっと健康的な生活に戻れる…。会社サイコー!
  • こんなオレを社畜と呼べッ!

[]それはイアン・カーティスだったッ!? それはイアン・カーティスだったッ!?を含むブックマーク それはイアン・カーティスだったッ!?のブックマークコメント

この間『元祖人志松本のゆるせない話』DVDを観て思ったのだが、

ザブングル・加藤歩と、

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イアン・カーティスって、

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似てねえか?

JOY DIVISION (デラックス・エディション) [DVD]

JOY DIVISION (デラックス・エディション) [DVD]

Heart & Soul

Heart & Soul

shidehirashidehira 2010/05/11 16:50 >ザブングル・加藤
彼が元不良(福岡の言葉で"悪そう")だったらもっと良かったのに。

globalheadglobalhead 2010/05/11 20:31 「ボケとツッコミ」を英訳すると「Heart & Soul」というのかもしれませんな!

梅松竹子梅松竹子 2010/05/14 11:27 しゃ、社畜様ぁぁぁ〜〜!!!(呼ばせていただきました。)
ちなみにいかほど体重が増加あそばしたのでしょうか・・・。

globalheadglobalhead 2010/05/14 11:55 私のことを社畜様とお呼び!
ちなみにオレの体重がどれほど増えたかについては国家機密であり安易に詮索しようとするとニヒルで寡黙な凄腕スナイパーが派遣されることになっておりますのでお気をつけ下さい。

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20100510(Mon)

[]音楽が支えたもの〜映画『オーケストラ!』 音楽が支えたもの〜映画『オーケストラ!』を含むブックマーク 音楽が支えたもの〜映画『オーケストラ!』のブックマークコメント

■オーケストラ! (監督:ラデュ・ミヘイレアニュ 2009年フランス・イタリア・ルーマニア・ベルギー映画)

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オレはクラシック音楽は全くの門外漢で、部屋には気まぐれで買ったCDが何枚かあるぐらいだ。それでも何故か子供の頃には家にクラシック音楽全集とかいうのがあった。それぞれには誰もが知るような有名作曲家の詳しいバイオグラフィーの書かれた本と33回転ドーナツ盤レコード2枚が付いた箱入りの大層な全集で、全部で12巻ぐらいはあっただろうか。子供の頃のオレの家庭は結構な貧乏暮らしの上、親はバリバリのブルーカラー(平たく言うと肉体労働者)だったが、どうも見栄っ張りの気質があり、ご大層なステレオ・セットが置いてあったぐらいだし、この全集も親が見栄で買ったか、どこかから貰ってきたものだったのだろう。それが証拠に親がもっぱら聴いていたのは演歌や歌謡曲ばかりだったしな。ただ、子供の頃のオレは訳が判らないなりにこの全集を全部聴いていた。実の所大半のクラシック音楽は退屈だったが、"交響曲"と名前の付いたオーケストラ音楽は、賑やかだったから結構好きだった。

映画『オーケストラ!』はロシアの劇場から始まる。ボリショイ交響楽団のしがない劇場清掃員として働く中年男アンドレイ(アレクセイ・グシュコブ)は、実は30年も昔、マエストロとまで呼ばれた主席指揮者だった。しかし彼は、ブレジネフ政権下のソ連時代、政府のユダヤ人音楽家排斥運動に反対して失脚させられたのだ。そんな彼はある日、事務所でパリからの楽団演奏依頼のFAXを盗み見、あることを思い立つ。それは、かつての楽団仲間を集め、ボリショイ交響楽団に成りすまし、パリで公演すること!そして散々なドタバタを繰り広げた挙句楽団仲間がやっと集まり、偽造ビザでパリに到着!だが彼にはもう一つの目的があった。それはパリで客演を依頼した女性若手ヴァイオリニスト、アンヌ=マリー・ジャケ(メラニー・ロラン)と会うこと。実はアンドレイとアンヌにはブレジネフ政権時代から引き摺るある因縁があったのだが、若きアンヌはその真実を知らなかった…。

成りすまし偽オーケストラのドタバタ・コメディ、最初オレはそんな映画だと思って観に行ったのだ。多分クライマックスは山あり谷ありの紆余曲折の果てにコンサートを大成功させてメデタシメデタシ、苦節30年の辛酸を舐めたけど、人生ってやっぱり捨てたモンじゃないね、そんなラストでほんわかさせて終わらせてくれる、笑いとペーソスの人間ドラマ。賑やかなオーケストラ・ミュージックも劇場の音響設備で聴けて、お得感もあるじゃないか。そんな映画だと思ってたし、確かにそういった演出もされた映画ではあった。かつての楽団メンバーが一筋縄ではいかない海千山千の曲者揃いで、おまけにロシアン・マフィアやら怪しいジプシー集団まで現れ、彼らの好き勝手な行動に主人公アンドレイが翻弄され頭を抱える様子には腹を抱えて笑わされた。そういった意味で非常に良質のコメディ映画であることは保障できる。けれども、この物語の核心にあるものは、それだけじゃなかったのだ。

それはロシアに住むアンドレイと、パリで活動する若く美しいヴァイオリニスト、アンヌとの隠された関係だ。30年前、ブレジネフ政権下のユダヤ人音楽家排斥をそもそもの発端とするこの物語は、コメディの笑いの裏に、ソヴィエト共産党時代に起きた惨い事件と悲痛な別れが存在していた。アンドレイはそこで起こった悲劇を決して忘れることができず、何年もの間彼を苦悩の中に陥れていた。それがアンヌとどんな関係があるのかがこの映画のもう一つのテーマとなるのだが、最後の最後まで明かされないその秘密が、クライマックスのオーケストラ演奏で見事に昇華される様は、音楽の圧倒的なドラマティックさと相まって、激しく心揺さぶられること必至だろう。演奏の只中、指揮棒を振るアンドレイ、ヴァイオリンを操るアンヌ、二人の間に言葉は無いけれども、語られるべき言葉は、全て音楽が代弁していた…。ああ、なんて心ときめかすシーンなんだ!

ここで演奏されるのがチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35。恥ずかしながら全く初めて聴く曲であったが、その怒涛の如く奏でられるメロディの気迫に満ちた美しさは、クラシック門外漢のオレと言えども総毛立つものがあった。ヴァイオリニスト・アンヌを演ずるのがあの『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロランで、彼女がまた匂い立つほどに美しい!今年観た映画の中でも大穴となるかもしれない『オーケストラ!』、クラシックに興味のない方も是非お薦めしたい作品です。

■オーケストラ! 予告編

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オーケストラ!

オーケストラ!

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ちゃんと全部聴きたかったのでCDも買っちゃいましたよ!

20100508(Sat)

globalhead2010-05-08

[]連休の反省だった 連休の反省だったを含むブックマーク 連休の反省だったのブックマークコメント

  • 5月1日土曜。朝からブルーレイで映画1本観た後、長らく放置していたゲーム『CoDMW2』をクリア。例によって慌ただしいゲームだったな…。
  • 夕方川崎で映画観た帰り横浜駅西口の狸小路なる怪しい通りを目指す。昭和の匂いが漂う狭く薄暗いその路地にある「豚の味珍(まいちん)」という店に入ってみたかったのだ。豚の頭、耳、舌、胃、 足、尾を秘伝タレでじっくり煮込んだ料理を出すという。その店で頼んだ豚煮込みはよく煮込まれていて箸でほぐれる程だった。いわばB級グルメなどといわれるようなものだが、面白い店だった。
  • その後もはや常連状態になっている横濱チアーズに行ってオリオンビールのぼりを貰ってきたというわけですな。その日は沖縄フェアということで、沖縄のペールエールとか面白いビールが置いていた。
  • 5月2日日曜は秩父へ小旅行。内容は先日の日記に書いた省略。
  • ただこの日行楽気分を味わいたいためにリュックサックを背負っていったのだが、基本的にオレ、リュックって嫌いなのね。モノ出すときにいちいち背中から下ろさなきゃならないし、電車やお店の中では他の人の邪魔になるし、「両手が空く」とか言ってるけど、だったら肩掛け鞄でいいじゃん?やっぱりあれはあまり出し入れしない多めの荷物を運ぶときのもので、街中で使うもんじゃないなあ、と思った。晩飯は焼きそば。
  • 5月3日月曜。前日は遠出したからこの日は部屋でグダグダすることに。夕方相方さんとPC関連の買い物に出かけたぐらい。相方さんは物色している最中知恵熱が出てあっという間に疲労困憊していた…。晩飯はホワイトシチュー。
  • 5月4日火曜。この日もダラダラ。秩父で撮った写真を整理して日記にまとめてたりしていた。晩飯はジンギスカン
  • 5月5日水曜。この日も特に予定はなかったがあんまりグダグダばかりもまずいだろうと相方さんと有楽町へ。日比谷公園をブラブラして池の亀などと戯れていた。この日は暑いぐらいでポロシャツ1枚で出掛けた。その後あるオソロシイ所に足を踏み入れたのだが、その件は後日に。布団の粗大ゴミを捨てた。晩飯は素麺とバンバンジー。
  • 連休中は思ったほどゲーム出来なかったので休み明けの5月6日は会社定時で帰ってガッツリとゲーム。やっと『GoW3』を終わらせる。非常に良く出来ているとは思うがあまりハマらなかったな。むしろ『ダンテズ・インフェルノ』やまだ終わってないけど『ダークサイダーズ』のほうが面白かったような気が…。
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20100507(Fri)

[]秩父に芝桜を見に行った(その2) 秩父に芝桜を見に行った(その2)を含むブックマーク 秩父に芝桜を見に行った(その2)のブックマークコメント

芝桜を見終わったオレと相方さんは秩父の野山をハイキングすることに。秩父には「秩父札所十番」というのがあり、あちこちにお寺さんが建っておりました。とりあえず大慈寺と語歌堂というお寺を回ってみました。

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秩父は蕎麦どころでもあるらしい。ちょっと目に付いたお蕎麦屋さんに入って普通のざる蕎麦を頼みましたが、確かに瑞々しく腰もあってとても美味しかった。蕎麦の写真は撮り忘れちゃったので、相方さんの撮った写真を載っけておきます。

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/05/07 18:43 武甲山て、落武者の亡霊みたいで何だか悲哀感が漂ってますよね。

温泉いいな〜☆

globalheadglobalhead 2010/05/08 08:59 最初見たとき「なんだこれは!?」と思っちゃいましたよ武甲山。結局芝桜よりこっちのほうが興味をそそられましたね。
温泉は最初予定に無かったんですが、帰りのレッドアローの指定席を結構遅い時間に取っちゃったんで時間が余ったので急遽寄る事にしたんです。でも入れてよかったですね。
道々に植えられたヤマブキの花が綺麗だったです。

20100506(Thu)

[]秩父に芝桜を見に行った(その1) 秩父に芝桜を見に行った(その1)を含むブックマーク 秩父に芝桜を見に行った(その1)のブックマークコメント

連休前半の5月2日には相方さんと二人で秩父・羊山公園の芝桜を見に行きました。早朝から突撃だ!ということで西武秩父線・池袋駅発車の特急レッドアロー号に朝9時頃乗車。しかしレッドアロー号ってなんだか映画『レッドクリフ』と『ブロークン・アロー』を合わせたみたいな名前…って、ハッ!?両方ともジョン・ウーぢゃないかっ!?西武鉄道には熱狂的なジョン・ウー・ファンがいるのか!?(違

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列車の指定席なんて滅多に取らないから興奮した!しかし「駅弁食って旅気分(はあと)」とか思ってたのに西武池袋駅では駅弁は売ってなかったから残念だった!?そして途中の駅で進行方向が突然逆になるというミステリーのある電車だった!?

と言うわけで池袋から1時間半ぐらいで西武秩父駅に到着。

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/05/06 22:04 あっちの日記もこっちの日記も「続く」って気を持たせているな?(笑)
なんだ、レッドアローに乗るときにメールしてくれれば、線路っぱたで旗振ったのに…。飯能でスイッチバックするんですよねアロー。

鮎が美味しそう!鮎の塩焼きは外でかぶりつくのが一番です。

globalheadglobalhead 2010/05/07 00:07 いや、無意味に写真撮りすぎちゃって、「こんなにあるんだから2日分に水増ししよう、しめしめ」と思っただけという理由です。
鮎は骨もバリバリ食ってしまいました。あの調子だと頭も尻尾も跡形も無く食ってしまったのではないかと思います。
食っとくべきだったのだろうか、とあとでくよくよと悩んだぐらいです。
それにしても、線路っぱたで旗振ってどうしようというのですか。なに?オリオンビールののぼりを振る?んがぐぐ…。

20100505(Wed)

[]オリオンビールののぼりを着てみた オリオンビールののぼりを着てみたを含むブックマーク オリオンビールののぼりを着てみたのブックマークコメント

皆さんの提案と要望が多数あったので、このあいだ貰ったオリオンビールののぼりを着てみることにした。もちろん裸に直接である。ちょっと恥ずかしかったがやったのである。どうだ参ったか!画像をUPしておくが、なにしろ顔出ししている上にケツまで見せているので、ひょっとしたらすぐ消してしまうかもしれない。だからオレの素顔とかケツとかを見たい方は今のうちに《続きを読む》をクリック!

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paseyopaseyo 2010/05/05 13:51 これは見事な裸オリオン! えーと、いろいろ考え直していいですか…。

globalheadglobalhead 2010/05/05 13:54 オリオンは漢(おとこ)のあかし!オリオンは漢(おとこ)のほまれ!さあ君も今日からオリオンのぼりでヒャッハーだッ!?

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/05/05 14:34 あれ?フモさんの左手、こんなんだっけ?能あるフモはカギを隠すってやつだったんですね!
パセヨさんが岐路に立っているみたいですが、自分を信じて、さぁ!突き進みましょう!相手を信じる必要などないのです。

globalheadglobalhead 2010/05/05 14:47 そう!左手は便利なアタッチメント!食堂ではお箸、庭仕事では熊手、そして戦いの時にはモーニングスターを装着!
いつでもどこでもこんなに便利なオレは引く手数多だが、もちろんパセヨ一筋なのさ!
怒られた時にはアタッチメントに「もうしません」と書かれた白旗を装着して対処だ!

doradora0511doradora0511 2010/05/06 09:07 ライダーマンならぬオリオンマンですね。漢(おとこ)っす!

globalheadglobalhead 2010/05/06 10:51 そう!オリオンマンの使命はひたすらビールを飲むこと!ビールを飲んでくだをまくこと!決して世のため人のためには戦わない!漢(おとこ)だね!オリオンマン!

20100501(Sat)

[]連休だった 連休だったを含むブックマーク 連休だったのブックマークコメント

連休なのであった。近所の公園のつつじが綺麗なのであった。

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いきつけのベルギービール屋に行ったら沖縄ビール屋に鞍替えしていたのであった(連休中のみらしい)。
相方と沖縄ビール5杯飲んでくじ引きした。オリオンビールのノボリもらった。
…いったいこれをどうしろと。

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/05/02 18:42 アハハハハハ……。

globalheadglobalhead 2010/05/02 21:29 夏になったらこれかけて寝るのも涼しいかなと…

parfum30parfum30 2010/05/04 02:00 貫頭衣に仕立ててもらって部屋着にするのはいかがでしょう?

globalheadglobalhead 2010/05/04 07:52 やはり着るか被るかしか用途が無いのか…

paseyopaseyo 2010/05/04 20:19 全裸の上に羽織って夜の街角に佇んだりしないでね。(靴下と皮靴は着用)

globalheadglobalhead 2010/05/04 20:54 そしてオレは正義の変態「オリオンビールマン」として夜の街を駆けるのであった!(違

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