Hatena::ブログ(Diary)

メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20100630(Wed)

[]グラインドハウス3本立て!〜その1『悪魔の調教師』 グラインドハウス3本立て!〜その1『悪魔の調教師』を含むブックマーク グラインドハウス3本立て!〜その1『悪魔の調教師』のブックマークコメント

■悪魔の調教師 (監督:アラン・ルドルフ 1973年アメリカ映画)

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アメリカのどこぞの砂漠で女子を拉致っては鎖に繋いで監禁し、「ボクチンお前らを調教してサーカスをやるんだぞうー」などと訳のわからない事をわめきながら芸を仕込んでいたすっかり頭の膿み切ったお兄ちゃんのお話なんですな。おまけにこのお兄ちゃんのお父様っていうのが核実験の影響で全身アカムクレで頭もイカレており、旅行者を襲っては血祭りにあげてたりしています。要するに愉快な基地外クソ親子が今日も一日基地外三昧で楽しいな!というハートフル家族物語というわけなんですわ!

しかしこの映画、タイトルや粗筋から想像するほど陰惨じゃないのが逆に妙な映画なんですな。おぞましいサーカス小屋に拉致され調教される美女たち!と聞くとやはり淫靡!陵辱!変態行為!性の奴隷!いやんやめて!そんな恥ずかしいポーズなんか取れない!ああ!動物とあんなことやそんなことを!私もう壊れちゃう!ひいい!などなどどこまでも果てしなく鬼畜で愚劣な状況を妄想してしまい、観る前からハァハァと前かがみになりそうなものですが、実はこの映画、そういう爛れたシチュエーションは全然展開されないんですわ。

で、何やってるかと言うとこのクルクルパー兄ちゃんが普通に女子の皆さんに芸を仕込んでいるんですな!「はーい輪になってー。グルグル回るよー。はーい両手水平に上げてねー。そしてみぎひだりー。あ!そこそこ違うって!もーちょっと真面目にやってよー。これじゃサーカスにならないよー」とか「さ、蛇の真似するよー。そこでのたうって見せてー。ほらほらもっとウネウネしなきゃ蛇に見えないよ蛇にー」とか鞭振りながら言っちゃってるわけです。いやあ、実にマイルドなキ印ですね!しかもこのお兄ちゃん、割とイイ男なんですが演技がクサイ。『悪魔のいけにえ』の世界にジム・キャリーが紛れ込んだとでも言えばよいでしょうか。このなんだかミョーな雰囲気がこの映画をカルト映画たらしめているのかもしれませんな!

さてアカムクレお父さんのほうは言う事を聞かない女子を血祭りに上げたりしてそこそこ見せ場を作ってたりするんですが、これだったら最初からお父さんに芸を仕込んで見世物小屋に出したほうが客呼べそうなんじゃないのか?とかちょっと思っちゃいました。そもそも、息子に比べてこのお父さんの影があまりに薄い。しかも離れの便所みたいな小屋に住まわされて実に不憫。多分息子の方も「ジジイは便所にでも住んでハエにたかられてろ!ギャハハハ!」と思ってたんだと思います。そのせいでしょうか、最後の最後は大暴れ!溜まりに溜まったもんが噴出したのでありましょうや!あたりは血の海、屍の山!やんややんや!アカムクレお父さん、本当に強いのは俺なんだぞう、と堂々自己主張して映画は幕切れとなるわけです!

悪魔の調教師 [DVD]

悪魔の調教師 [DVD]

[]グラインドハウス・ムービーDVD BOX グラインドハウス・ムービーDVD BOX を含むブックマーク グラインドハウス・ムービーDVD BOX のブックマークコメント

グラインドハウス・ムービーDVD BOX

グラインドハウス・ムービーDVD BOX

今日から3回にわたって『グラインドハウス・ムービーDVD BOX』として発売されたグラインドハウス・ムービー3作を紹介します。グラインドハウスとはアメリカ70年代のジャンク映画専門劇場のことなんですが、ちょっと前にタランティーノ&ロドリゲス監督による連作映画『グラインドハウス』(『デス・プルーフ』+『プラネット・テラー』)で注目されましたよね。今回紹介した『悪魔の調教師』の他に、『ラストハウス・オン・デッドエンド・ストリート』、『悪魔の凶暴パニック』と続きます。いずれもゲロゲロかつ怪しい作品ばかりです。それではよろしゅう〜。

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20100629(Tue)

[]P・K・ディック未訳長編落ち穂拾い〜SF小説『未来医師』 P・K・ディック未訳長編落ち穂拾い〜SF小説『未来医師』を含むブックマーク P・K・ディック未訳長編落ち穂拾い〜SF小説『未来医師』のブックマークコメント

■未来医師 / フィリップ・K・ディック

未来医師 (創元SF文庫)

未来医師 (創元SF文庫)

医師パーソンズは突如として25世紀の北米へ時間移行した。そこでは人種の混交が進み、全員が混合言語を話し、複数の部族に分かれて生活している。人間の平均寿命は15歳、さらに医療行為が重大な罪とされていた。この悪夢的社会を変えようとする一派の活動に巻き込まれたパーソンズは、さらに幾度も時間航行に連れ出され、重要な役割を果たすことに。時間SFの秀作、本邦初訳。

P・K・ディックの未訳長編もあと僅か、ということで落ち穂拾い的に翻訳された作品なんですが、そんな理由からあんまり期待せず、まあ久しぶりにディックでも読んでみっか、と軽い気持ちで読み始めたところ、なんと意外や意外、これが結構面白かったもんですから得した気分です。ある意味サンリオあたりから出てた長編なんかよりもストレートで読みやすかったかも。

「医療行為が禁止された平均寿命15歳の社会」って設定自体が訳わかんないのにディックの筆になるとなんだか違和感がないんですよね。もともと悪夢的な世界を描くのを得意とした人だから、どんなに極端なシチュエーションでも読んでいてなぜか納得させられてしまう。結局ディックは現在の文化や科学技術から類推出来得る未来予測としての未来社会になんか全然興味が無くて、どれだけ読者にとってショッキングな世界を描けるかを職業作家として妄想していたのだと思う。

そしてなにしろ今作は展開が早い!時間旅行、異様に変質した未来社会、とブックカバーに書かれている粗筋はせいぜい50ページ目ぐらい、その後なんと主人公は火星に流刑されることが決まり宇宙船に乗せられたリするんですわ!その宇宙船にはネズミの脳を繋げた人工知能を持ったロボットが乗っていて…なーんていうディック流のくすぐりが入り、そして文明が終焉を迎えた超未来まで時間旅行させられ…と、もうすっかりディックのテンポにノセられて読み耽っちゃうんですな!

そして物語は白色人種支配によって歪められた人類の歴史を白紙に戻そうとするネイティブ・アメリカン一族の歴史改変の戦い、という気宇壮大な、といかディックですから奇想天外なテーマへと突き進むのです!ここに主人公である白人の医師のジレンマが絡み、そしてタイムパラドックスがなんちゃらかんちゃらとSFっぽく盛り上がり、なんだか久しぶりに昔ながらの懐かしい匂いのするSFを読んだなあ、という気分にさせられました。まあ今の読者にはちょっとキツイかもしれませんが、ロートルSFファンにとっちゃこんな雰囲気もまた楽しいんですよ。

ディックの未訳作品はあと2,3冊のみらしいんですが、永らくほっぽらかしにされたこんな作品でさえ十分ディックを堪能出来るのですから、残りの作品も是非翻訳してもらいたいものです。

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20100628(Mon)

[]アイヴィー、そしてブルックヴィル アイヴィー、そしてブルックヴィルを含むブックマーク アイヴィー、そしてブルックヴィルのブックマークコメント

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アイヴィー

そういえばアイヴィーは今どうしているのじゃろう、と思ったのである。アイヴィーとは1994年、アメリカNYで結成された3人組ポップ・グループで、非常にドリーミーかつ浮遊感溢れるサウンドが特徴のバンドであり、これまでに5枚のアルバムをリリースしている。とても洗練されたそのポップ・センスは、ファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレジンジャー(B)、そしてタヒチ80のプロデューサーとして知られるアンディ・チェイス(G)の力によるものだが、なによりフランス生まれの女性ヴォーカリスト、ドミニクのアンニュイでキュートな歌声がバンドの魅力を決定付けているだろう。オレは3rdアルバム『Long Distance』からハマッたクチだが、ロックなんて全然聴かなくなっていた時期だったのに、このアルバムだけはしつこいぐらいによく聴いた。非常によくコントロールされた音のスムースさと耳障りのよさが実にクールだったのだ。もちろんその後アルバム・シングルを全て集めたのは言うまでも無い。

○Long Distance / Ivy

Long Distance

Long Distance

○Ivy - Edge of the Ocean

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■Paco

2005年発表の5thアルバム「In the Clear」から音沙汰の無かったアイヴィーだが、現在はメンバーがそれぞれ別ユニットで活動しているらしい。

アンディとドミニクのユニットPACOはスモーキーでメランコリック、エレクトリック中心の音が展開する。アルバム『This Is Where We Live』はアイヴィーよりも淡白ではあるが、奇妙に穏やかな音が心地よい。

○This Is Where We Live / Paco

This Is Where We Live

This Is Where We Live

■ブルックヴィル

アンディ・チェイスは自身のユニット、ブルックヴィルを結成している。

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このブルックヴィルが音的な部分でアイヴィーの後継者となるのだろう。ポップ・センスはさらに磨きがかかり実に都会的、メランコリックなメロディーと絶妙に配置されたアコースティックとエレクトリックのバンド・サウンド、アンディのハスキーなヴォーカルはその音の中をハードボイルド・ヒーローのように彷徨って行く。なんだかむさくるしくて草臥れたルックスがまたいいんだよ。ロックのはっちゃけた元気を通過して、酸いも甘いも噛み分けたオッサンが聴けるロック、それがブルックヴィルだといえるかもしれない。

○Brookville 'Great Mistake'

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○Brookville - Break My Heart

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○Broken Lights / Brookville

Broken Lights

Broken Lights

○Life in the Shade / Brookville (国内盤)

ライフ・イン・ザ・シェイド

ライフ・イン・ザ・シェイド

○Life in the Shade / Brookville (輸入盤)

Life in the Shade

Life in the Shade

○Wonderfully Nothing / Brookville

Wonderfully Nothing

Wonderfully Nothing

20100626(Sat)

[]最近聴いたCD / DJ-KicksやGlimpseやAFXなどなど 最近聴いたCD / DJ-KicksやGlimpseやAFXなどなどを含むブックマーク 最近聴いたCD / DJ-KicksやGlimpseやAFXなどなどのブックマークコメント

■DJ-Kicks:Erlend Øye

DJ-Kicks

DJ-Kicks

キング・オブ・コンビニエンスのメガネのほう、アーランド・オイエが果敢にもDJMix!これが思ったよりもよくハマっていてきちんとクラブ仕様です。ハウス・ビートに乗せてアーランドくんが勝手に好きな曲を歌っていると言う愉快な出来で、スミスやペット・ショップ・ボーイズ(がカヴァーした曲)が飛び出すとこなんざニューウェーブ世代には堪らないものがありますな!この間DOYさんからお借りしたCDです。《試聴》

■DJ-Kicks: Trüby Trio

DJ-Kicks

DJ-Kicks

ドイツのフューチャージャズレーベル、コンポストの3人組DJ、Trüby TrioによるDJ-Mix。リリースは2001年とちょっと古いんですが、非常に気持のいいアシッドジャズ・サウンドを展開しています。実はこのユニット、よく知らなかったんですがジャイルス・ピーターソン、ジャザノヴァと並ぶクラブジャズ界の大物なんだとか。 《試聴》

■DJ-Kicks:James Holden

DJ-Kicks: James Holden

DJ-Kicks: James Holden

James Holdenはテクノ・アーチストながらもどこかロックのダイナミズムとサイケデリックさを兼ね備えており、このDJ-Mixもシューゲイザー・テイストのラウドな音が目白押しで実にとんがっているなあと感じさせる。そしてなんといっても若々しいんだよなあ。 《試聴》

■Runner / Glimpse

Runner

Runner

この人もジャンル分けが難しい人だなあ。トライバルビートからダブ・ベースの響く曲へと繋がったかと思うとディープハウス、レゲエ、ビートダウン系のヒプノタイズな音、などなど様々なリズムが続き、よくもまあ一人の人間からこれだけ多彩な音を鳴らせるものだなあと感心した。 《試聴》

■Hangable Auto Bulb / AFX

Hangable Auto Bulb

Hangable Auto Bulb

エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスの別名AFXのアルバムで、これはちょっと古い音源なのだけれど、95年にリリースした12インチのシリーズをCD化したものだ。それもドリルン・ベース作品を連発し始めた初期の頃のものであり、ドリルン・ベースのリズムを会得したジェームス君が嬉しそうに狂ったリズムを展開している。やっぱりこの人は別モノだなあ。 《試聴》

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20100625(Fri)

[]『ぱらのーまる・ぁくてびてぃ』見たョ☆ 『ぱらのーまる・ぁくてびてぃ』見たョ☆ を含むブックマーク 『ぱらのーまる・ぁくてびてぃ』見たョ☆ のブックマークコメント

パラノーマル・アクティビティ (監督:オーレン・ペリ 2007年アメリカ映画)

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こんちゎ FUMOッテぃぃますっ

今日ゎ こないだミタ 「ぱらのーまる・ぁくてびてぃ」の 感想ぉ書くョ☆

これ とっても コワィォハナシだってユゥから 

FUMOちょっぴりイャだったんデス!!!!

でも ユーワクに負けて ミテしまいまシタョ☆

ぇーとぉ ォハナシゎ ユーレィに トリツカレてる女の子ぉ 

カレシが ビデオでトルって ォハナシデス☆

カレシゎ ユーレーなんか コワクなぃ!!! てゅってるケド 

女の子ゎ とっても コワがってるの☆

このカレシってゅうのが トッテモ 電化製品ォタクで 

ユーレーぉ ビデォにトリたくて しょうがなかったのネ

FUMOゎ ォタクのヒトって 付き合ったコトないノデ よくわかんないケド 

映画のカレシゎ ちょっとだけ イケメンだったから 

ォタクのヒトでも ぁりかな??? とチョビット思っちゃっタ☆

そぃでね 二人の住むぉうちってゅぅのが とってもおっきいの!!!!

そぃで テレビとか デッカイの!!!!

FUMOも カレシと住むなら ぁんな ぉうちがいいナ☆

でも ユーレーの 出るぉうちだったら ゼッタイャダャダ!!!!

そぃでね カレシゎ ビデオぉ ベッド☆ルーム に置くんだケド 

二人がェッチとかしたくなったらどうすんのかな

ェッチも写すのかな

外人のヒトのェッチって凄ぃのかな

やっぱり外人の男のヒトの■■は■■■■のかな

見たことも無い■■■■■■■■かな

あんな■■やこんな■■ぉ■■■■■■■するのかな

グヘヘヘ

とか ぃっぱぃモーソーしちゃって なんだかドキドキしてしまいまシタョ☆

でもFUMOゎ そんなにェッチな子じゃナィョ???

そぃでネ 夜になるんデス

そしたらネ なんか音がするの!

ぃや ェッチの音じゃナイョ???

ユーレーの音だョ!!!!

FUMOもぅ コワクテコワクテ 画面みてらんナィョ!!!

もぅ女の子ゎ ぉぅち出てぃきタイ!!!! て泣ぃちゃぅの!!!!

でも カレシゎ ダイジョウブ!!! ダイジョウブ!!! とかゅって 聞いてぁげナイの!!!!

もぅコィツ サィテー!!!!

FUMOだったら こんなカレシさんだったら ゼッタィ別れちゃうョ!!!!

もぅ 慰謝料ものデスョ!!! プンプン!!!!

そぃでネ そのぁとも ユーレーとか 出るんだケド ぉっかなすぎて 途中でミルの止めちゃぃまシタ☆

もぅ コワイ映画見たくないデス…

今度ゎ カンドーする映画とヵォ 見たいデス☆

パラノーマル・アクティビティ 予告編

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パラノーマル・アクティビティ [DVD]

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パラノーマル・アクティビティ [Blu-ray]

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azecchiazecchi 2010/06/25 20:33 ゃだ、FUMOっち信じられナイナイ!!ょくこんなコワぃ映画みレるゎネ!!(o≧ω≦)
しかモ、ェッチな想像しすぎじゃナィ?!
外人の男のヒトの■■な■■■■で■■■■や■■■まで■■■■しちゃぅなンテ!!
ぉゲレツぅぅぅ!! ¥(◎日◎)¥ガピー

梅松竹子梅松竹子 2010/06/26 02:09 ウメっちは一瞬、訪れたブログぉ間違えた???って思っちゃいまシタ!
FUMOっちったら、もぉ〜。(>_<)

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/06/26 03:22 こんばんゎ、ふもりんもこんな映画ぉ観ちゃうんだne(^w^) エッチなも〜そ〜し過ぎでつよ!レイジーにゎムリムリでつよ!こんなカレシさんだったらぜったいヤダとか思っちゃうyo

globalheadglobalhead 2010/06/26 10:53 ☆あぜちん☆
だってェ!!!  みんな おもしろぃって ユゥんだモン!!!
でも FUMOは ☆あぜちん☆ ほど エッチで ぉゲレツぅぅぅ なコじゃなぃョ???
でも 外人の男の人って ホントに どうなのカナ???
☆あぜちん☆ 外国に 住んでるから くわしいんじゃないの???

☆ゥメッち☆
こんちゎ☆ゥメッち☆!!!
FUMOヮ アツくて コワレたワケじゃ ないヨ???
チョッピリ ギャル気分ぉ 出してみたかったノ☆
デモ 書ぃてて 疲れるナ コリャ!!!

☆レィジィたん☆
こんちゎ☆レィジィたん☆!!!
とってモ コワィ 映画だったョ!!!
☆レイジィたん☆も ステキな ダンナサマと見て
キャッ!!! とかユッテ 飛びつくのも アリだと思いマス
でも案外 シバキたおされたりしてネ☆
それと FUMOゎ エッチなコ じゃなぃモン!!!
チョッピリ ドスケベな だけだョ???

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20100624(Thu)

[]世界ゾンビ大戦勃発!〜小説『WORLD WAR Z』 世界ゾンビ大戦勃発!〜小説『WORLD WAR Z』を含むブックマーク 世界ゾンビ大戦勃発!〜小説『WORLD WAR Z』のブックマークコメント

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■WORLD WAR Z / マックス・ブルックス

WORLD WAR Z

WORLD WAR Z

中国奥地で発生した謎の疫病。それがすべてのはじまりだった。高熱を発し、死亡したのちに甦る死者たち。中央アジア、ブラジル、南アフリカ…疫病は拡散し、やがてアウトブレイクする。アメリカ、ロシア、ドイツ、日本…死者の群れに世界は覆われてゆく。パニックが陸を覆い、海にあふれる。兵士、政治家、実業家、主婦、オタク、スパイ。文明が崩壊し、街が炎に包まれるなか、彼らはこの未曾有の危機をいかに戦ったのか?辛口で鳴るアメリカの出版業界紙「カーカス・レヴューズ」が星つきで絶賛、ニューヨークタイムズ・ベストセラー・リストにランクインしたフルスケールのパニック・スペクタクル。

『世界ゾンビ大戦』であります。ある日突然世界中にゾンビ禍が広まり、増殖し続けるゾンビに人類は滅亡の危機に立たされたが!?というお話です。この小説ではその危機が一応の終息を迎え復興しつつある近未来、ゾンビとの戦いで生き残った世界中の様々な人々にインタビューを試み、それを時系列順にまとめた、という構成になっています。

主人公とか主要人物がいるわけではなく、エピソード毎に舞台はめまぐるしく変わり、よりグローバルな視点から「ゾンビと人間との戦い」の発端と終焉を描いたというわけですね。そういった意味では物語的な興奮には乏しいのですが、「もしもゾンビが本当に現れたらこの世界はどうなってしまうのか?」というシミュレーションを堪能することができるんです。これがもう本当に世界のありとあらゆる場所が取り上げられており、日本はもとより、南極基地や軌道に浮かぶ国際宇宙ステーションまで登場します。

それと同時にインタビューという形式は個々のエピソードを主観的な物語として描くことに成功しており、それぞれのエピソードが『世界ゾンビ大戦』を構成する短編小説のようにも読めちゃうんですな。その中には膨らませればそれだけで長編小説1本、映画作品1本にも成りうるのではないかというエピソードもあり、これが長編になったらどんな物語に化けるのだろう、と妄想するのがまた楽しいんですね。映画化も進んでいるようですが、まあ全部のエピソードは無理でしょうから、どれとどれのエピソードを活かすんだろう?とか予想を立てながら読むのも面白かったです。

ただ惜しむらくは、これらのエピソードは全て"生き残った人々"の証言でありますから、どんなに危機的な状況が語られたとしても、結局そのエピソードの主人公である証言者が死ぬことは決して無いと予め分かっちゃってる、というのが緊張感を削ぐ結果となっているかもしれません。それとゾンビモノではありますが、これはホラーというよりはやはりパニック小説でしょうな。逆にいえばだからこそホラーの苦手な方にもお薦め出来るかと思います。そして本書は当然といえば当然ですがゾンビ・ホラーの巨匠、ジョージ・A・ロメロに捧げられております。

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20100623(Wed)

[]おっかぁ!アバクロさ行っできたっぺぇ! おっかぁ!アバクロさ行っできたっぺぇ!を含むブックマーク おっかぁ!アバクロさ行っできたっぺぇ!のブックマークコメント

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■アバクロだった

常日頃ファッションにこだわり、衣類はユニクロかイトーヨーカドーブランドしか着ないと豪語する洒落者中の洒落者であるオレにとって、『アバクロ上陸』の噂は聞き逃せなかったのである。実の所なんだかよく分かってないのだが、きっとアバクロっていうぐらいだからユニクロの仲間である事は確実であろう。というわけで某日、相方さんと一緒に去年の12月に銀座に出店したという『アバクロ』を覗いてきたのだ。話題的にはすっかり時期を失ってもう十分空いているだろうなあと思ったのである。そして…そこでオレと相方さんは壮絶な体験をしてきたのであった。

■アバクロの真実

という訳で驚愕のアバクロ・レポートをお届けしよう。

  • ガタイのいいスーツ姿の黒人ドアボーイから「イラッシャイマセ」と中に入れられた瞬間から異空間が始まる!
  • なにしろお店に入ってすぐのフロア脇には上半身裸でムキムキの白人が仁王立ちになりポージングを決めている。
  • ホンモノだよ!?ホンモノの生きた生ムキムキがいるんだよ!?
  • そしてお客のギャルの皆さんがそのムキムキと一緒に記念撮影している。
  • この段階で既に何の店なのか判らなくなっているオレ。
  • 店内はどこもかしこも香水の甘い匂いが漂い息も出来ないほどだ!
  • 多分この香水の量だけで一日1トンは使ってるね。
  • 店内は薄暗く、大音量でダンス・ミュージックがかかっている。
  • そしてこのダンス・ミュージックに合わせてズッコンバッコン店員が踊っている。
  • 要するに「ひゃっほうっ!」てことなんですね、分かります。
  • お店は縦に細長い作りでとにかくグルグルと階段を上りながら上へ上へと上ることになる。
  • そして吹き抜けになった壁には一面に「アッー!」「ウホッ!」な笑顔のお兄さんたちの壁画が描かれている。
  • 階段を上っている間にここが何階なのか段々感覚が無くなって来る。
  • それはお店の品揃えがチェックのシャツとかチェックのシャツとかパーカーとかパーカーとか短パンとか短パンとか殆どどれも似たようなものばかりだからでもある。
  • レディスもある。ちなみにレディスのショートパンツはどれも確実にケツの肉が7割露出するセクスィービッチ路線だ!
  • 店員はイケメン揃い。ハーフ率高し。そして「サイズお出ししますよ」とソフトな調子で話しかけてくる!
  • オレの相方さんは「い、今イケメンから声かけられたよ!?」と目を爛々と輝かせながらオレに教えてくれた。
  • まあしかしこう言っちゃなんだがオレはあんなものをイケメンとは認めない。
  • とりあえず最上階まで行ってみたかったがいろんなことに眩暈を感じ途中で断念。お店を出てから「東京って…怖いとこズラ!」と思わず漏らしてしまったオレ。
  • 一方相方さんはお店を出てから常軌を失い「ひゃっひゃっひゃっ」と高笑いをあげていた。
  • ちなみに店を出て暫く経った後でも二人ともアバクロの香水臭かった。

■さあ君もアバクロへGO

…いかがであったろうか。これがオレと相方さんが『アバクロ』で体験した一部始終なのである。魔都・東京の禁じられた領域へ足を踏み入れたい方は是非行ってみるとよいだろう。

Abercrombie&Fich(アバクロンビー&フィッチ) 銀座
住所:東京都中央区銀座6-9-10

Abercrombie & Fitch(アバクロンビー&フィッチ)通称名『アバクロ』日本オンラインサイト
http://jp.abercrombie.com/


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jkjk 2010/06/23 14:31 本家のアメリカだとフツーの服屋なんですけどねぇ・・・
ま、わざわざオサレにダメージ加工した服を買わなくても
普段着からしてボロなオイラにはあまり買う服が無い残念さで

globalheadglobalhead 2010/06/23 19:47 オレもGAPぐらいの値段だったら何でもいいんですけどねえ…。
あとこのトシだとダメージものを着ると単にビンボな人にしか見えないんですよねー。
というわけで結局いつもオッサンカジュアルな毎日であります。

アバクロ 店舗アバクロ 店舗 2011/03/21 16:23

訪問、応援ありがとうございます。
もし差し支えなければ見に来て下さい!

itshopcomitshopcom 2014/09/17 09:57 アバクロ ホリスター好きな方へ‥*‥☆
日本未入荷海外限定品 
初回限定サービス実地中!10%割引
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毎日、お買いもののネタや被害に合わないための偽物のダマシ手口公開しています。
よければわたしのブログにも遊びにきてね?
【I.T.SHOPアバクロ.com】もよろしくね?
http://ameblo.jp/itshop

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20100622(Tue)

[]テメーバカヤローコノヤロー!たけしの『アウトレイジ』観たぜテメーバカヤローコノヤロー! テメーバカヤローコノヤロー!たけしの『アウトレイジ』観たぜテメーバカヤローコノヤロー!を含むブックマーク テメーバカヤローコノヤロー!たけしの『アウトレイジ』観たぜテメーバカヤローコノヤロー!のブックマークコメント

■アウトレイジ (監督:北野武 2010年日本映画)

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テメーバカヤローコノヤロー!たけしの『アウトレイジ』観たんですよテメーバカヤローコノヤロー!そしたらずっと「テメーバカヤローコノヤロー!」ってわめいてるじゃないですかテメーバカヤローコノヤロー!テンション高いっすねテメーバカヤローコノヤロー!お話のほうはヤクザ同士の化かし合い潰し合いなんですよテメーバカヤローコノヤロー!カチコミぶっこいてシバキにゲソパンのフルボッコで最後はチャカでズドンですよテメーバカヤローコノヤロー!屍累々なんですよテメーバカヤローコノヤロー!スプラッタシーンも満載でホラー映画ファンの方にも御満足戴ける出来になっておりますよテメーバカヤローコノヤロー!それにしてもなんだなヤクザの存在も生態もその社会や力関係もこの映画で描かれているものだけ見てみると実にアナクロニズムの塊なんだよなテメーバカヤローコノヤロー!あんまりアナクロすぎてその馬鹿馬鹿しさに映画が始まってからずっと笑いを堪えて観ていたオレだったよテメーバカヤローコノヤロー!大爆笑したシーンもいっぱいあったなテメーバカヤローコノヤロー!映画それ自体もちょっとすっとぼけた味わいがあったから実はこの映画、たけし一流のギャグ映画だったんじゃねーかと思えたぐらいだったよテメーバカヤローコノヤロー!この突き抜けた馬鹿馬鹿しさと暴力以外なーんもない空っぽさ、これが逆にグラインドハウスっぽい徹底的に安っぽい王道B級臭を醸し出していて、実に面白い映画に仕上がっていたと思うなテメーバカヤローコノヤロー!たけしがやっとヤクザ映画路線戻ってきた!という声もあるけど、これまでのたけしヤクザ映画と比べると、自滅願望が全く存在しない部分が新しいと思ったねテメーバカヤローコノヤロー!どっちにしろやっぱりたけしはゲージュツなんかやってないでこっち路線で映画撮って欲しいなテメーバカヤローコノヤロー!

■アウトレイジ 予告編

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20100621(Mon)

[]すっぽん食べに浅草へ すっぽん食べに浅草へを含むブックマーク すっぽん食べに浅草へのブックマークコメント

先週は相方さんの誕生日だったので、なにかご馳走してあげようかと思い、この土曜日に浅草まですっぽん料理を食べに行きました。

浅草に着くと雷門がお出迎え。

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浅草寺を抜けぶらぶら歩くとこの日予約していたお店『辻むら』に到着。すっぽん料理はすっぽん1杯分を使ってまるまる料理するとのこと。これで2〜4人前なんだそうです。すっぽんは「九州産」と「浜名湖産」の2種類があるそうなのですが、よく判らないけどこの日はとりあえず「浜名湖産」に!あと本店ではコクを強くだしたお鍋の作り方で、別館では透き通った優しいお味になっているとのこと。この日は本店のほうに行きました。

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続きを読む

EbisEbis 2010/06/21 13:34  おうふ。内臓おさしみすごい効きそう!(ΦωΦ)
 スッポン料理ってコークス燃やして一気にガーッ! みたいな印象あったすけどこれはスッキリ上品な感じしますね。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/06/21 17:07 おおおおーっ!
スッポンのフルコースに生き血に萬寿にブラン!
帰ってから暴れん坊になりそう^^。

ちゃとらんちゃとらん 2010/06/21 18:41 グオオオッ!やはりコチラも旨そうな画像が!
オレサマ、ルサンチマン爆発!

浅草は庶民的な飲み屋さんも結構ありますので今度是非お声を
何より私の実家から近いのでゲヘヘ

globalheadglobalhead 2010/06/21 20:15 >エビスさん
コークスなんか使うのは京都あたりの老舗中の老舗でしょうね〜。まあしかしこのお店でも、予約入れてましたから結構早い時間から煮込んでいたんだと思いますよ。
それにしても今まで河豚や鮟鱇食べたときも思ったけど、〆の雑炊が絶品なんですよねー!いや、単にオレは普通の雑炊が好きなだけだったのか!?

>レイジーさん
萬寿にブラン飲んだのは相方さんなんですが、いや、別に暴れてなんかおりません、いつものようにおしとやかで物静かな相方さんでしたよ。いや棒読みじゃないってば!(なんかいろいろ事情があるらしい)

>ちゃとら〜ん
おお、ちゃとらんと浅草で飲むのもいいですね。実は横浜から京浜急行で40分位で1本で行けるんですよね。たいした電車も混まないし、意外と浅草って不便じゃないんですね。今度よろしくお願いします!

washburn1975washburn1975 2010/06/21 20:40 これは素晴らしい贅沢ですね。まるます家の700円のすっぽん鍋とはだいぶ違うなぁ(笑)

globalheadglobalhead 2010/06/21 21:40 いや〜実は相方と二人でまるます家のすっぽん鍋の話もしてましたよ。いや、あのまるます家のすっぽんがあったからこそ、今回のすっぽん料理に繋げられたんですよ!いわばリベンジ、といった所でしょうか!?

20100618(Fri)

[]2000回の男 2000回の男を含むブックマーク 2000回の男のブックマークコメント

f:id:globalhead:20100616235904g:image

実は今回のエントリでオレの日記は2000回目を迎えるのである。

2000。それは第2ミレニアム。2000といえば2000年問題。ウィンドウズ2000。2000円札。名球会入り2000本安打。ナイトライダーのナイト2000。潜水艇しんかい2000。戦闘機ミラージュ2000。電グルのゲームバイトヘル2000。ホラー映画2000人の狂人。などなど、2000という数字には様々な誉れ高き意味が込められているのである。

そして次回が2001回目。そう、映画史に燦然と輝く名作でありSF映画の金字塔であるスタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』の2001なのである。即ちオレの日記は2000回を越え、スターゲートの彼方へと飛び立ち、垂れ流し寝たきりボケ老人となったあとスターチャイルドへと転生するのである。まあ今現在、まだ垂れ流し寝たきりボケ老人からコンマ1ミリも脱却していないような気がするが、それはきっと気のせいなのである。

これまでの道のりは長かった。2004年2月21日から足掛け7年、ほぼ毎日(途中から土日休んで)更新し続け、41歳から始めたオレ年齢は今年で47になり、その間のPVは約38万、2000で割ってみると1日平均200PV弱、アンテナはやっとなんとか130ほど、ブクマ数は申告するのも恥ずかしい数、とまあ、長くやってる割にはあんまりたいしたことはないのだけれども、まあそれでも、ダラダラと続けてきたことは続けてきたのである。

そして1エントリの文字数を1200字、400字詰原稿用紙3枚とすると2000エントリでは240万字、原稿用紙6000枚に相当するのである。これは文庫本1ページ600字と換算して4000ページの文庫本となり、そんな分厚い文庫本は無いから500ページづつで全8巻、余白や画像なんかも入れていたら全部で10巻本くらいになるかもしれないのだ。いってみればオレは7年かけて トルストイの『戦争と平和』やドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』やユゴーの『レ・ミゼラブル』などといった世界名作文学と比べて、長さだけは遥かに優った文章を書き上げたことになるのである。

長ければそれでいいのか?内容が伴わなければ意味が無いのではないか?という意見もあろう。それは分かる。確かにあんたの言っていることは間違いない。しかしここではっきり言わせてもらいたい。長い以外に自慢できることなど、オレの日記にはないのである。それを取ったら…なんも残んないではありませんかあああ!?だからせめてこういうセコイことで自慢させてよ!?いーじゃん誰にもメーワク掛けてないんだからぁ〜シクシク!とオレはさめざめと泣いてしまうのである。

それにしても2000回。その間に様々な出会いがあり別れがあった。このあいだもオフ会で沢山の初めての方と知り合い、そして「酒癖の悪い暗黒皇帝」として非常に篤い人望とヒンシュクを得ることが出来た。今の相方さんと出会ったのもこの日記のおかげである。日記を書いていなかったらオレはどうなっていたのか想像もできない。重ね重ね、今も懲りずにもお付き合いしていただいている方々には感謝の念が耐えない。オレはここで声を大にして言いたい。見捨てないで、と。

さて2000回を迎え今後の抱負だが、これも声を大にして言いたいが、そんなものはない。はっきり言ってこの日記も3年目ぐらいからもはや惰性で書いているのである。ああメンドクセエ、書きたくネエ、こんな日記止めてしまいテエ、そんなことばかりボヤキ続けて書いているのである。もはや何故なんの為に書いているのかさえ分からないのである。いつ止めるのか止め時がわからなくなったまま書き続けているのである。そのような実情で書かれた日記を皆さんに読んでいただいているのも誠に心苦しいのだが、もはや手癖になっているものだから、ついつい書いてしまうのである。多分オレの日記は、生活習慣病なのだ。

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HelloTaroHelloTaro 2010/06/18 12:39 おめでとうございます。
いつも楽しんでいます!! また飲みましょう!!

maplemaple 2010/06/18 13:15 2001回おめでとうございます!名もない読者ですが、毎回楽しみにしております。
今後も期待しております。

梅松竹子梅松竹子 2010/06/18 15:50 おめでとうございます!日々の生活にとても役に立っております。
楽しませてもらったり考えさせてもらったり。^^
こちらは長く更新多く書かれているだけの意味があるように思います。
フモさんの意図をそのまま受け取れてはいませんが(こちらの理解能力が乏しいのでスミマセン。)、刺激は受けていま〜す。
これからも楽しみにしてます。

globalheadglobalhead 2010/06/18 21:03 >HelloTaroさん
ありがとうございます!無駄にやりとげてしまいました!もうすっかり暑くなって来たし、がっつりビール飲みたいです!また近々お付き合いくださいね!

>mapleさん
ありがとうございます!こんなオゲレツーな日記ですがこんなのでよかったらまた読んであげてくださいね。でもあんまり内容は期待しないでください!もうヘロヘロなんです!

>梅松竹子さん
どうもです!どうでもいいことしか書いてないので、知性が低下する役にしか立ってないような気がしますが、何かの息抜きにでもしてくだされば本望であります。もっともらしいことを書いているときは本人も何書いてるのか判ってないので、適当にスルーするのが得策です!

jkjk 2010/06/19 16:25 継続はチカラ也 ですねぇ・・ 暗黒皇帝サマの降臨も楽しみにしておりまス!

nikuzombienikuzombie 2010/06/19 17:33 2000回おめでとうございます!
長ければいいのか?ということですが、うちの嫁さんは「基本的には短いより長い方がいい。諦めてはいけない」
と言っておりました。これからも楽しみにしています。

globalheadglobalhead 2010/06/20 09:21 >jkさん
ありがとやんす!
継続…というか果てしなく惰性なんですが、今後はさらにダラダラのグダグダを目指そうかと思います。
暗黒皇帝もそのうち遊びに来るとは思いますがあちこち侵略してるので忙しいかも。

>nikuzombieさん
ありがとうございます!もうなんかやりたいとかやりたくないとかじゃなくて単に日課になっちゃってねえ…。書いてないと気持ち悪いんですよ。
毎年更新減らしたい減らしたいと言いつつこれですから、まだしばらく続けるんだと思います。これからも暇見て読んであげてくださいね。

kogumariankogumarian 2010/06/20 22:29 遅ればせながら、2000回おめでとうございます☆
継続する力と文章の多さはエネルギーの強さを表しているのでは?と常々思っていました。
これからも日記楽しみにしてます。
あと、万博のDVD借りっぱなしですいません!忘れてませんから〜今度(いつか)お返ししますから、暗黒皇帝には内緒にしといてください!

globalheadglobalhead 2010/06/21 08:57 どうもありがとうございます。
エネルギーといいますか最後の出し殻といいますかもはや搾り取っても何も出ない状態でありますよ!これで枯れたジジイの味わいでも出ればまだいいんですが、出るのはジジイのエグ味ばかりという有様であります。
DVDはまたはてダ隊があったときにでもお返しください(7月3日にあるんですがダメっぽいかな?)。えいみさんのほうもお仕事がとても忙しそうですが、頑張ってくださいね。

20100617(Thu)

[]ゾンビ映画マエストロ、ジョージ・A・ロメロの新作『サバイバル・オブ・ザ・デッドゾンビ映画マエストロ、ジョージ・A・ロメロの新作『サバイバル・オブ・ザ・デッド』を含むブックマーク ゾンビ映画マエストロ、ジョージ・A・ロメロの新作『サバイバル・オブ・ザ・デッド』のブックマークコメント

サバイバル・オブ・ザ・デッド (監督:ジョージ・A・ロメロ 2009年アメリカ映画)

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■ロメロとゾンビ映画

ロメロのゾンビ映画はいつもダウナー展開だ。他のホラー監督がゾンビ映画を圧倒的な死の軍団と人間とが対立する物語として捉え、ハイテンションなアクションを撮ろうとしているのに比べ、ロメロのゾンビ映画には常にぼんやりと暗い虚無感が付きまとっている。ロメロが走るゾンビを嫌うのは、雲霞の如く襲いかかる悪鬼のごとき怪物、絶対的な恐怖の存在としてのゾンビを描きたいのではなく、もっと別のものをゾンビという存在に託しているからなのではないか。

ロメロのゾンビ映画には社会批評が込められている、とはよく言われているが、それは完成した作品が結果的に社会批評的に読み取れるだけの話で、撮っているロメロ自身は単に「面白いゾンビ映画を撮りたい」だけなのだと思う。ただ、それが社会的なものと結びつけて語られやすいのは、それはロメロの考える"ゾンビ"が、その時代を象徴する"何か"の空気を孕んでいるからなのだろう。それは人々を飲み込もうとしているその時代の"何か"であり、決してそれに抗えないことの無力感と虚無感を描いているのだ。それが作品によってベトナム戦争であったり、大量消費社会であったり、湾岸戦争であったり、ネット社会であったりするのだろう。抗えない社会の変化と体制、それへの無力感。誰が生き残ろうと結果的には負け戦でしか無いゾンビとの戦いは、実は最初から戦いでさえ無く、ある意味翻弄されているだけともとれる。抗うことも出来ずただただ無力と虚無に飲み込まれてゆく物語、それがロメロのゾンビ映画なのだ。

サバイバル・オブ・ザ・デッド

この『サバイバル・オブ・ザ・デッド』は、前作『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』と時間軸を同じにする続編・スピンオフ作品となっている。『サバイバル〜』で主人公等から略奪行為を行った州兵たちが、今作では主人公として登場する。州兵とはいえ彼等は既にならず者の集まりでしか無い。彼等は略奪を繰り返しながら、楽園のような島があるという情報を耳にする。しかし彼等が乗り込んだその島は二つの一家がゾンビを巡り対立していた。それは、ゾンビを全滅させることを主張する一家と、ゾンビを殺さず飼育することを主張する一家の対立だった。

西部劇そのままの登場人物とシチュエーション、頑迷な地主とそれに使役されるゾンビの反乱、というストーリーからは黒人民権運動の暗喩ともとれないこともないが、それは深読みのし過ぎだろう。孤島を巡るゾンビ・ストーリーというのは実は『死霊のえじき』制作時に削られたエピソードであり、それをもう一度蘇らせ、そこで西部劇のような物語を撮ってみたい、というのが今回のロメロの目論見であったのだろう。ロメロのインタビュー記事では一家同士の対立を国家の対立になぞらえているような発言もしているが、テーマとしてはいささか漠然としすぎているように思うし、出来上がった作品も、やはり西部劇にしか見えないのだ。

■人と人との戦い

なにしろ今回は脚本が不味い。主人公の性格設定も、ならず者のように描きながら、首だけの晒し者になったゾンビの息の根を止め、情け深い部分があることを見せるというのが今ひとつ釈然としない。主人公たちが島に上陸してからの展開が特に締まりがない。ゾンビ化する仲間の描写は行き当たりばったりで必然性を感じないし、敵に拘束された後にまた武器を取り戻すシーンはお手軽すぎて説得力が無いし、ヒロインの設定とゾンビを巡るドラマは何も考えてないかのように無意味だ。そもそも、リスクを侵して「ゾンビを殺さずに飼育する」という理由が全く分からない上に、途中からは飼育を放棄して殺し始めている。これではいったい何がやりたかったのか、観ている方はきょとんとしてしまう。

しかし見所もないわけではない。今回、ゾンビの存在は殆ど恐怖の対象ではなく、たとえ襲われたとしても、不運にもトラップに掛かってしまった程度の描かれ方しかしない。取り扱いさえ間違えなければ脅威でもなんでもないものにまで後退しているのだ。そう、ゾンビはもう脅威でも恐怖でも無い。しかし、人同士の無意味な争いは続き、人は血を流し、死んでゆく。ロメロのゾンビ映画は、ゾンビと人間の戦いのみならず、最後には人間同士の戦いへと収斂してゆくが、この『サバイバル・オブ・ザ・デッド』ではそれがより顕著に描かれる。ロメロ映画において、もはや敵はゾンビではなくなってしまったのだ。即ちそれは、虚無と無力を描いたこれまでのロメロ映画から、テーマが変質してきていることを意味しないか。ロメロのゾンビ映画がこれからどこへ向かおうとしているのか、『ダイアリー〜』『サバイバル〜』と続いた新ゾンビ3部作の終章を是非見守りたいと思う。

サバイバル・オブ・ザ・デッド 予告編

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20100616(Wed)

[]映画『恋するポルノグラフィティ』はエロネタの果てに純愛を描いた!? 映画『恋するポルノグラフィティ』はエロネタの果てに純愛を描いた!?を含むブックマーク 映画『恋するポルノグラフィティ』はエロネタの果てに純愛を描いた!?のブックマークコメント

■恋するポルノグラフィティ (監督:ケヴィン・スミス 2008年アメリカ映画)

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ザック(セス・ローゲン)とミリー(エリザベス・バンクス)は高校時代からの知り合いで、ルームシェアをして暮らしていたが、お互いの間にロマンスは一切ナシ。そんな二人はある日家賃が払えなくなってしまい、おまけに電気も水道も止められてしまう。万事休すとなった二人は苦肉の策としてポルノ映画を作って一儲けすることを思いつき、オーディションまで開いて俳優を集めるが、問題はこの二人もセックスしなきゃならん、ということだった!それまで相手を異性と思ったことが無かった二人は、急にお互いを意識し始めてソワソワしだす。果たしてポルノ映画は無事完成するのか!?そしてザックとミリーの関係は!?…というお話。

いやーそれにしても、「ちょっとそりゃーアリエネーだろッ!?」と思っちゃうシチュエーションではありますよね!?だけど「恋愛感情の無い男女二人のルームシェア」って知らねーけど無いことは無いんだろうなーとは思うし、いくら金に困ったからっつったっていきなりポルノ作りかよ!?と思いつつ、そんな人たちがいないとも言い切れないですよね。『恋するポルノグラフィティ 』はこんな具合にあまりにも極端なシチュエーションから始まるんですが、「金に困ってポルノ作り!」という見方によってはヘヴィーで荒んだお話が、なぜかキュートなラブロマンスモノへと帰結してゆくと言う、アクロバットのような展開を見せるのがなにより楽しい映画なんですよ!

だいたい「無一文だ!」とか言っておきながら映画を作ると決まったら無理矢理知人に資金提供させ、オーディションをやったり映画のセットや衣装を調達したり、映画のアイディアをあれこれひねったりとフットワークがえらく軽い主人公、こいつグータラなバカにしか見えなかったけどホントは才能あるヤツだったんじゃない!?などと思わせるし、ポルノ映画ということで果てしなくエロエロでシモの得意な出演者ばっかり集まるんだけど、いざ映画を撮るとなったらやっぱりみんな一致団結して映画作りに一所懸命取り組む、っていうのが素晴らしいんだね。なんだろ、これって実はポルノ映画版『僕らのミライへ逆回転』ってことなのか!?しょうもないエロで笑わせといてイイ話に持っていく、という部分が絶妙なんだね。

「お金に困り切羽詰ってポルノ撮影」なんてさあ、撮りようによっちゃあどこまでもドロドログチャグチャなダーク展開の物語にだって成り得るんだけど、それを実にカラッとシレッと明るく描いてしまうところがこの映画のいいところなんだよな。おまけに主演の二人の最大の難関というのが撮影クルーの前でセックスすることじゃなくて、単なる友達だと思ってた者どうしがセックスすることになるっていう、それ気にする所別だろ!?って思ってしまう事情だったりする。そして撮影のためとはいえイタシてしまった二人はなんだかお互いが気になり始め、別の男優や女優とヤらなきゃならない、という事実にギクシャクし始める。なんだか恋愛がセックスに至る順序や状況が逆転しているところにこの映画の変な面白さがあるんだよな。

そしてなんといっても嬉しいのは、洋ピンの女王、トレイシー・ローズさまが堂々ご出演なさっていることでありますな!ありがたやありがたや!

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■恋するポルノグラフィティ 予告編

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20100615(Tue)

[]『THE 4TH KIND フォース・カインド』は見世物小屋映画だった!? 『THE 4TH KIND フォース・カインド』は見世物小屋映画だった!?を含むブックマーク 『THE 4TH KIND フォース・カインド』は見世物小屋映画だった!?のブックマークコメント

THE 4TH KIND フォース・カインド (監督:オラントゥンデ・オスサンミ 2009年アメリカ映画)

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フォース・カインド」っていうのは「第4種接近遭遇」、要するに「UFOの拉致られる」ことを言うらしいんですけどね、まあそんなタイトルですからUFOモノの映画なんですね。しかしUFOモノって、ジャンルとしちゃあなんになるんでしょうかね?そりゃあ宇宙船だの宇宙人だのが関係してますけど、SFっていうわけではないし、なんか怖いことがいろいろ起こったりしますがホラーでもないですよね。実のところオカルトって言っちゃえばいいとは思うんですが、じゃあ例えば『未知との遭遇』はオカルト映画か?と考えるとなんかちょっと妙な気がしますよね。

あとUFOモノって、限りなく胡散臭いですよねー。UFO目撃談とかUFO写真とかそういう所から既に胡散臭いですもんねー。どうせみんな事実誤認か捏造なんでしょうが、それでもなぜか「どうなってるの?」とか思って見てしまいますねえ、少なくともオレなんかは。言ってみれば見世物小屋の怪しい出し物みたいなものなんでしょうかね。オドロオドロしい看板と呼び込みの口上についついひかれてしまい、「んなもんどうせインチキだろ」とか思いついつい見ちゃうみたいなね。で、実際見てみるとやっぱりインチキでがっかりしたりとかね。しかしいまどき見世物小屋って言っても若い人には通じないのかな。ちょっと調べてみたら今日本で興行している見世物小屋って1つか2つしかないんですってね。へえ。

なんか前置きが長くなってしまいましたがこの『フォース・カインド』、「どうせ胡散臭い話なんだろうなあ」とか思いながらやっぱりついつい見ちゃったんですね。で、やっぱりつまんないですね!現実にあったUFO事件を再現フィルムと実際に撮られたフィルムを交えて制作されたドキュメンタリーです!とか言われてもまあ嘘に決まってんだろ、と普通に思いますが、嘘ってわかってるけど上手く騙して欲しい!っていうのもあって、その騙し方がこの『フォース・カインド』の場合は下手くそなんだよなあ。だってこっちはUFOモノって分かって観てるのに映画のほうは30分経っても「いったい何が!?」とかやってるんだもの。いいからさっさとUFO映せ!リトルグレイ出しやがれ!地下のUFO秘密基地を盗撮しろよ!とこっちは焦れったくてしゃあなかったですよ。

でもそんなに焦らしておいてUFOなんて汚い画像の記録フィルムに1秒ぐらいしか映んないしエイリアンなんて影も形も出てこないんですよ!?で、最後は「女の子が拉致られて行方不明に!?」とかやってるんだけど、それって一番最初の部分でやんなきゃダメだろ!?しかし、こんなグダグダな映画でもなぜか主演がミラ・ジョボビッチで、いやあ、バイオハザードもそうだけど仕事選ばない見上げた女優だなあ、と逆に感心してしまいました。あとアラスカが舞台なんで空撮が綺麗だったな。まあしかし最初から胡散臭さ満載な映画だけに、観ちゃった事自体が映画の企画に負けたってことでしょうか!その辺確かに見世物小屋っぽい映画だったと思います。

THE 4TH KIND フォース・カインド 予告編

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梅松竹子梅松竹子 2010/06/15 19:52 私もコレ数日前に観たんですよ。
ダラダラと感じてしまって30分もしないうちに寝そうになりました。
見続けたらきっとナンラカのすごい展開があるかも、、と思って必死で目を開けていたんですが
出てくる人物たちにイラつきはじめ怖さよりも胡散臭さを圧倒的に感じましたよ。
「これって被害者本人のアタマがおかしいだけなんでない?」と思える構成力と演出力は凄かった。(笑)
ミラは真剣に演じてるように見えて女優としての根性だけは伝わってきましたが、真剣さが裏目に出まくって胡散臭さがパワーアップだったような。
ほんとうに見上げた人ですよね。いつか出演作がヒットして努力が報われて欲しいです。−−

globalheadglobalhead 2010/06/15 22:23 おおなんと梅松さんも観ておりましたか!いやーグダグダでしたねー。
だいたい一番怖かったのはミラの再現フィルムのほうじゃなくて実際の映像という触れ込みの主人公の女博士の顔でしたな!
しかしこういうトホホ映画をすすんでセレクトされるとはさすがオレの日記を読んでいるだけのことはありますな!
ジョボビッチさんはよく考えてみると一番売れたのは『バイオハザード』シリーズになっちゃうんでしょうか。
オレこの映画シリーズ、あまりにアホアホでとっても好きなんですよねー。アホアホすぎるから絶対お薦めはしませんけどね!

やぁ!やぁ! 2011/08/19 04:11 ここに書かれてある文章を読んで非常に気分を害した

テメーの価値観なんざどーだっていんだよ、消えろ タコ イチイチ映画のジャンル分けしてんじゃねーよ 小物…

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20100614(Mon)

[]映画『アイアンマン2』の真の主役はスカーレット・ヨハンソンのチチとケツだった!? 映画『アイアンマン2』の真の主役はスカーレット・ヨハンソンのチチとケツだった!?を含むブックマーク 映画『アイアンマン2』の真の主役はスカーレット・ヨハンソンのチチとケツだった!?のブックマークコメント

■アイアンマン2 (監督:ジョン・ファヴロー 2010年アメリカ映画)

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■こんなアイアンマンは嫌だ!?

「昼間はアイアンマンだが夜はもっと別の部分がアイアンマンだぜ!?」とうそぶくイケイケの鉄人セレブ、アイアンマンの映画も2作目である。この『アイアンマン2』の完成を祝い、《こんなアイアンマンは嫌だ!?》を考えてみた。

アイアンやん…関西出身のアイアンマンやでえ
アイアンニャン…もちろんあのネコ型ロボットのことである
アンアンマン…「いやんばかんうふんアンア〜ン」といつも悶えている気色悪い男のことである
アーイアイマン…おさーるさーんだよー
アイフォンマン、アイポッドマン、アイパッドマンApple至上主義の正義のヒーローである
アイヤーマン…困っている中国人である
アイロンマン…皺一つないパッキパキのアイロンを仕上げるクリーニング店員である
アイアンまん…貧血気味の女性のために商品開発された鉄分入り饅頭である
iあんまん…あんまんですが何か?
アイーンマン…志村!後ろ後ろ!
アイアンさん…ご近所のおじいちゃんおばあちゃんにも信頼の厚いアイアンマンである
アイアンサイドマン…鬼警部である
メタルマン…アイアンマンのパクリ映画である

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…以上、「くだらない」「つまらない」「頭痛がする」などの苦情は一切受け付けないのでそのつもりで。

■なにかと上手くいかないアイアンマンさんだった!

というわけで例によって箸にも棒にもかからない戯言を書きつつ『アイアンマン2』なのである。前作では大企業の御曹司であり大金持ちでモテモテのセレブがテロリストに拉致られ、その辺のテケトーな道具でモビルスーツ組み立て敵を撃破、本国に帰ってきてからは言うことをきかない会社重役のヘボアーマーをボコにし、記者会見で「あの鉄人は誰!?」との質問に躊躇なく「俺っす!俺がアイアンマンっす!」と公にするという、ポジティブ思考命、やったもん勝ち、金持ってて何が悪い、モテてスイマセン、もちろん才能は有り余ってますが何か?などなど、いけすかない人間の集大成のようなヒーロー像を披露したアメコミムービーの続編というわけだ。

で、この『2』、前作ではアッケラカンのピーカン野郎だったトニー・スタークさんにいろいろ試練が訪れるのである。国からはアイアンマンよこしやがれとがっつかれるし、リアクターの副作用で体ボロボロだし、敵対企業「ハマー・インダストリーズ」の社長はウザいし、なんかこの辺の描写で前半が占められちゃって、前作のような爽快感がイマイチ足りないのである。スタークさん本人も面白くなかったのか、アイアンマンスーツ着て酔っ払って暴れたりしているのである。なにかと上手くいかないアイアンマンさんなのである。

■真の主役はスカーレット・ヨハンソンだった!?

一応後半からはミッキー・ローク演じるところのアイヴァン・ヴァンコ(=ウィップラッシュ) が活躍してやっと活劇っぽくなる。大量のアイアンマン量産機との戦闘、敵にコントロールを奪われる味方機マーク2などエヴァンゲリオンぽい展開で派手にドンパチやってくれるわけだ。ただまあ、この戦いというのがヴァンコさんの私怨とハマー社長との企業紛争でしかないわけで、前作も会社役員との内輪もめの物語でしかないことも考えると、意外とアイアンマンのお話というのは観ているモンとなんもカンケー無いお話でもあるわけなんである。

しかしそこに現れるのがスカーレット・ヨハンソン演じるところのナタリー・ラッシュマン(=ブラック・ウィドー)である。スタークさんの秘書になっちゃったりしているが最初から怪しい雰囲気プンプンで、そしてやっぱりなんとか団のスパイということがわかる。彼女がクライマックス、ウィップラッシュの居場所に潜入する時のアクションが格好いいこと格好いいこと!同時進行で戦闘しているアイアンマンとその敵が、科学の粋を集めながらも結局は無骨な金属の塊がぶつかりあっているだけなのに対し、ブラック・ウィドーは鍛錬した肉体のエレガントな戦闘を見せてくれるのである。そして美人だ。さらにチチもケツもいい。オレはもう途中からアイアンマンなんてどうでもいいから、このブラック・ウィドーさんのほうのお話を見たくなってしまったぐらいである。そう、科学の夢・科学の誇りであるアイアンマンも、チチとケツには負ける、ということなのである。

■ミッキー・ロークさんご登場!

いやあしかし今作はなんといってもミッキー・ロークさんが出演なさっているのが嬉しいですな。かつてのイイ男俳優のミッキーさんの頃は『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』とか『エンゼル・ハート』とかがお気に入りでしたが、特別思い入れのある俳優というわけでもなかったんですよ。そしてその後日本に来てネコパンチやって帰ったぐらいからなんだか鳴かず飛ばず、すっかり忘れていた頃に『レインメーカー』を観て、なんだか怪しいオヤジが出てるけどこれ誰?え、ミッキー・ローク!?人相変わっているよ!?とショックを受け、なんかイロイロあったらしいことを知って段々この人に興味が湧いてきたというわけです。

もう顔なんてボロボロでね。基本的に男優なんてツルツルの顔のイイ男だって頭があるから、キタナイ顔したオッサンとか出てくると妙に興味が湧いてくるんですよ。エドワード・ジェームズ・オルモストミー・リー・ジョーンズも最初見た時はボコボコの顔にドキドキしたよなあ。あとオレが大好きなダニー・トレホもアバタヅラしてるよねえ。オレ若い頃凄いニキビ面でさあ、そういうの気にしてたから、アバタヅラが堂々と映画のスクリーンに出てくると「おおお!?」とか感心しちゃうんですよね。なんか、自分のコンプレックスが昇華された気になっちゃうんでしょうね。その後もミッキーさんはとても印象的なチョイ役で出てきてはオレを楽しませてくれましたが、『シンシティ』で堂々主役に返り咲いた時はちょっと嬉しかったなあ。そしてあの『レスラー』ですよ。拍手喝采でしたな。今回もこの『アイアンマン2』で迫力ある悪役を演じてくれて、アバタヅラマニアであるオレも大満足でありましたよ。

■アイアンマン2 予告編

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[]アイアンマンの正体がオロカメンだった件について(※2008年9月30日分再録) アイアンマンの正体がオロカメンだった件について(※2008年9月30日分再録)を含むブックマーク アイアンマンの正体がオロカメンだった件について(※2008年9月30日分再録)のブックマークコメント

しかも筋少

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20100613(Sun)

[]ヘルボーイ百鬼夜行 / マイク・ミニョーラ ヘルボーイ:百鬼夜行 / マイク・ミニョーラを含むブックマーク ヘルボーイ:百鬼夜行 / マイク・ミニョーラのブックマークコメント

ヘルボーイ:百鬼夜行 (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)

ヘルボーイ:百鬼夜行 (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)

映画化もされ人気を博した『ヘルボーイ』のオリジナル・コミック最新刊である。『ヘルボーイ』シリーズはこれまでも数巻発売されているが、どの作品も世界の様々な神話、伝説、伝承、宗教、秘法、呪術を織り込んだゴシック風味満載のハードボイルド・オカルト・ストーリーとして展開している。

今作『百鬼夜行』は、前作『闇が呼ぶ』に続くヘルボーイ新3部作の中核となる物語だ。前作ではロシアの魔女バーバ・ヤガ、スラブ神話の魔神コシチェイとの戦いが描かれたが、終盤、ヘルボーイに復讐を誓う小鬼グルアガッハにより地底から引き上げられた封印の小箱の縛めが解き放たれ、強大な力を持つ残忍狡猾な血の女王が甦ることとなる。世界の全てを破壊しようと企む血の女王の軍勢を阻止するため、イングランドの魔女モーガン・ル・フェイをはじめとする魔道の勢力はヘルボーイに彼自身の真の姿とその秘められた力を教授し、血の女王との戦いを促す。地獄の王子であるヘルボーイの、もうひとつの姿とは何なのか。今回はアーサー王伝説にまでも踏み込み、これまで以上にスケールの大きなオカルト世界を垣間見せる。

一応舞台は現代なのらしいが、太古より存在する魔の眷属たちとの戦いは、どこか時間も空間も超越した、それ自体がひとつの神話をなぞるかの如き様相を呈している。ヘルボーイを主人公とした強大なオカルト体系、それがこの物語なのだとも言える。さて次巻ではいよいよこの世の魔族どもの雌雄を決する最終決戦が描かれることになるのだろう。1年後か2年後か、日本語版発売は相当待たされる事になると思うが、これまでで最も期待の持てるヘルボーイ作品となるに違いない。

20100612(Sat)

[]ドミノ・ピザの全部乗せだった! ドミノ・ピザの全部乗せだった!を含むブックマーク ドミノ・ピザの全部乗せだった!のブックマークコメント

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ピザといえばオレ、オレといえばピザ、歩く姿はピザそのもの、というぐらいピザ好きのオレであるからして、このたびドミノ・ピザから「Zenbu Nosse(ゼンブノッセ)」なるピザが発売されたことを見逃すわけがない。「Zenbu Nosse(ゼンブノッセ)」、それは"ピザのトッピング全部乗せ"という意味である。ドミノ・ピザでトッピング可能な具材をだいたい全部乗っけましたあああ!という、豪快な、ある意味焼けっぱちなピザなのである。トッピングは26種類、以下の具材が全部乗っかっているんである。

オニオン、ペパロニ、ロースハム、グリルズッキーニ、グリルナス、ローストチキン、テリヤキチキン、トマト、パイナップル、ブラックオリーブ、粗挽きソーセージ、イタリアンソーセージ、マッシュルーム、コーン、ポテト、生ベーコン、エビ、ホタテ、イカ、ブロッコリー、パプリカ、マヨネーズ、スライスベーコン、フレッシュモッツァレラチーズ、ガーリック、フレッシュバジル

はっきり言って、もうなにがなんだかわからない。

そしてそのお値段が、Lサイズが4900円、Mサイズが3800円!スナックとかジャンクフードの値段としてはちょっと正気じゃない価格設定なのである。普通のプレーンピザにこの26種類全部トッピングして注文すると12000円ぐらいになるとは言ってるが、そもそもそんな無謀なトッピングなんぞ誰もするもんか!?だいたいMサイズ3800円って、飲み屋に行って飲んで食ってきたのと同じぐらいだし、Lサイズ4900円といえばちょっとしたコース料理が食える値段ではないか。それをピザ1枚に支払うとは、豪気なのか何も考えてないかどちらかである。

というわけで常日頃何も考えてないこのオレがくだんの「Zenbu Nosse(ゼンブノッセ)」、Mサイズを注文して一人で一枚平らげときました!しかもピザだけじゃなくてチキンとポテトのサイド・メニューもつけたんだよ!本当に何も考えてないね!ウフフ!まあ実は20%オフクーポンと500円引きクーポンの合わせ技でかなり値引きしたんだけどね!それでもサイドと合わせて3000円ぐらいかなあ!あはは!

さて到着したピザはさすがにピザが重いのかいつもはバイクで配達のところをワゴン車でやってきて、バイトの兄ちゃんが二人がかりでピザを持ち上げ、しかも電化製品よろしくピザの設置作業までやってくれたよ!さすが全部乗せだね!もちろん全部嘘に決まってるけどね!まあ実際いつものピザより重かったのは確かだな!

ピザはなにしろ具材が多いのでこぼれないようにMサイズのカットは6枚だったよ。だから1枚がでかいんだよ!でかくててんこ盛りのピザを食うのは、食ってるというよりももうむしゃぶりついているという感じだな!そして26種類のトッピングがなかなかバランスよく配分されていて、これがやっぱり美味いんだね!もうピザ好きの天国、ピザ好きのパラダイス、それがこの「Zenbu Nosse(ゼンブノッセ)」だな!あんまり高いから次また食うかどうかは謎だがな!しかし話によるとハラピニヨとアンチョビだけは乗ってないのでコンプリートを目指すならこの2種の具材を追加注文し、全28種類パーフェクト全部乗せピザを食すべきなのか今思案中だ!ちなみに5月31日(月)〜8月31日(火)までの期間限定発売であります!

○ドミノ・ピザHP

○「Zenbu Nosse(ゼンブノッセ)」詳細

梅松竹子梅松竹子 2010/06/15 02:38 いーなあ!いーなあ!!羨ましすぎでーす。
この画像といいアイアンマン2のスカーレットの画像といい、たまりません。

globalheadglobalhead 2010/06/15 07:55 とりあえず一回食っとかなきゃならんだろ、と思って注文しましたが思ったより美味かったですねえ全部乗せ。それにしても高いですが…。
そういえば梅松さんスカーレット・ヨハンスンお気に入りでしたね。『アイアンマン2』のスカーレット、実に美しかったですよ!

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20100611(Fri)

[]癒されない戦争の傷と家族の絆〜映画『マイ・ブラザー』 癒されない戦争の傷と家族の絆〜映画『マイ・ブラザー』を含むブックマーク 癒されない戦争の傷と家族の絆〜映画『マイ・ブラザー』のブックマークコメント

■マイ・ブラザー (監督:ジム・シェリダン 2009年アメリカ映画)

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この『マイ・ブラザー』、ある夫婦とその兄弟を描いた人間ドラマなんですけどね。お兄さんのサムさん(トビー・マグワイア)は兵隊さんで、その奥さんがグレースさん(ナタリー・ポートマン)で、サムさんの弟がトミーさん(ジェイク・ギレンホール)っていうんですね。サムさんとトミーさんには昔ヴェトナムに行っていたお父さん(サム・シェパード)がいて、お父さんにとっちゃ兵隊さんになったサムさんは自慢の息子だけど、その弟のトミーさんは銀行強盗なんかやらかしちゃってついこの間まで服役していたダメ息子だったりするんですね。それにしてもこの映画、そうそうたる俳優が揃ってますね。

で、サムさんはアフガニスタン紛争の戦役に就かされるんですが、ある日サムさんが戦死したっていう報せが家族に届くんです。悲しみに暮れるグレース奥さんやその子どもたちを慰めるため、弟トミーさんは大奮闘してあれこれお世話を焼き始めるんです。そこへ、サムさんが実は生きていて、家族のもとに帰ってくることが知らされるんです。みんな大喜びだったのも束の間、サムさんは戦争で体験したあることですっかり性格が荒廃し、奥さんや子どもたちとうまく行かないんです。さらにあろうことか、弟のトミーさんに「俺の女房とやったんだろ!?絶対やってる!その顔は絶対やった顔だ!」などとあらぬ疑いをかけ、家族も兄弟の絆もどんどん崩壊して行くが…というお話なんですね。

なんかもう、誰が悪いわけでもなく、みんながみんな、自分のできる最良のことをやろうとして生きているにも関わらず、それでも悲劇や不幸が訪れる、という物語っていうのは、とてもやりきれないものがありますよね。前向きに生きるっていうのは大事なことだけれど、耐えられないほどの恐怖や罪悪感を抱え、発狂寸前になってしまった人間に、そんな言葉なんてお題目にしかならないでしょう。実際のところ戦争が一番悪いんですが、それを言ったからといって傷ついた人間を癒すことはできません。あとまあ、この物語でいうなら、戦争捕虜で肉体的精神的に拷問を受けた兵士にはきちんとメンタルケアぐらいしてから家族の元へ返せよなあアメリカよう、と思います。とか言いつつ、これは物語的な方便で、実際は意外ときちんとセラピーとかしているかもしれませんけどね。

ただ「戦地に行って死んだと思った家族が帰ってきてあわてふためく家族」っていう物語展開って、割とありがちというか凡庸な気がして、それほど新鮮味が無いようにも思えます。もちろんこの映画では出演者たちの熱演がそれをカヴァーしていて退屈な物語というわけでは決して無いのですが、ストレート過ぎる物語展開をどっかでちょっとひねる必要もあったかもしれませんね。例えばベトナム戦争帰りのお父さんはベトナムで海岸線をナパームで焼いてサーフィンしていたことを大の自慢にしていたりとか,弟はアフガンで死んだとされている兄貴を取り戻すために敵地に乗り込みサバイバルナイフやボウガン使って敵一個師団全滅させたりとか、そうして国に戻ってきた兄貴は孤独に苛まれ大統領候補暗殺計画をたてたり少女売春婦を助けたりするわけですよ。こういう映画ならもっと面白くなったかなあ。…いや、ならねえか!?

■マイ・ブラザー 予告編

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地獄の黙示録 特別完全版 [DVD]

地獄の黙示録 特別完全版 [DVD]

deradera 2010/06/11 13:47 紹介いただく映画やデートスポット(根岸森林公園等)を参考にしながら、いつも楽しく読ませていただいております。初めてコメントします。deraと申します。

ご存知とは思いますが、「マイ・ブラザー」(原題:Brothers)はスサンネ・ビア監督の「ある愛の風景」(原題:Brothers)が原作で、こちらも面白いのでオススメします。同監督では、「しあわせな孤独」が最高傑作だと思いますが。

これからも楽しい記事に期待しています。頑張ってください!応援してます!

globalheadglobalhead 2010/06/11 20:07 おお、いつも読んでもらっているようで、どうもありがとうございます。
最近コメント欄も過疎気味なので、こうしてレスポンスがあると嬉しいものです。
スサンネ・ビア監督のオリジナルは観てないんで、今度レンタル店探してみます。
まあ日記のほうはほぼ惰性でダラダラやっているだけなんですが(いつも書くことがなくて戦々恐々としております)、こんなのでも楽しんでいただけるならまたいらしてくださいね。

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20100610(Thu)

[]最後の戦い、始まる。〜GALACTICA/ギャラクティカ【結:season 4】DVD-BOX 1 最後の戦い、始まる。〜GALACTICA/ギャラクティカ【結:season 4】DVD-BOX 1を含むブックマーク 最後の戦い、始まる。〜GALACTICA/ギャラクティカ【結:season 4】DVD-BOX 1のブックマークコメント

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機械生命サイロンの襲撃により12コロニー惑星に居住する数十億の人類が数時間のうちに抹殺された。サイロンの激しい追撃をかわしながら、生き残った数万人の人類は様々なスペースシップに乗り込み、宇宙空母ギャラクティカに率いられながら安住の惑星を目指して宇宙を彷徨う。彼らの伝説の中で、その惑星の名は"地球"と呼ばれていた…。1978年に放送されたTVドラマシリーズ『宇宙空母ギャラクティカ』を再創造し、2003年から放送されたTV新シリーズ『GALACTICA/ギャラクティカ』は4シーズンに渡って製作され終幕を迎えましたが、今回その終章、シーズン4の前半を収めたDVD-BOX1が日本発売されました。

いやなにしろやっと終章です。長く熾烈な旅を終え、人類の悲願である地球への道が明らかになるわけです。終章なもんですからこのシーズン4のDVD-BOX1、内容が濃い濃い。DVD5枚組ボックスセットで各DVDには2話合わせ90分づつ収められているんですが、観始めたその日のうちに一気に6時間、DVD4枚分を観てしまいました…。これまでのDVD-BOXでは勿体無いから毎日ちびちび観ていたんですが、このシーズン4はあまりの怒涛の展開に止め時がみつからなくなってしまったんです。いやこんなことも初めて、本当に目を離せない面白さなのですな。

ただこのシーズン4前半がいかに凄いか内容を紹介しようにも、オレの日記を読んでいる方にはまだここまで追いついていないギャラクティカ・ファンが多いようで、何を書いてもネタバレになりそうだから何一つ内容を書けないのが悔しい!悔しいながらちょっとだけ書くと、シーズン3ラストではまだ正体不明だった人型サイロン5人のうち4人の正体が明かされ、「えええええあの人とあの人がああああ!?」という驚愕のラストで幕を閉じてこのシーズン4に引き継ぐのですが、彼ら4人があんなことやこんなことになり、そして!スターバックがああでこうで、アダマ提督とロズリン大統領がこうでこうで、アポロはこんななっちゃうし名物男ガイアス・バルターさんなんか今度はこうなんですよ!さらにサイロン側にもひと波乱あり、あれなんてこうなっちゃうし、これなんかこうですよ!ああああ本当にラストに向かって疾走しまくっているなあ!凄いよ凄いよ!

それと毎回そうなんですが、やっぱりこれだけスケールの大きな宇宙戦闘シーンを観られるのは、今やこの『ギャラクティカ』ぐらいでしょう。最近映画だってここまで派手な戦闘シーンを観せてくれませんよ。そしてそれを観せてくれる『ギャラクティカ』がTVシリーズなんだってことがまた凄い。さて真の最終章が観られる『GALACTICA/ギャラクティカ【結:season 4】DVD-BOX 2』は7月23日の発売です。ああ、本当に待ち遠しい…。

■Battlestar Galactica Season 4 Promo

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20100609(Wed)

[]バカ映画2本観た〜『ROCKER 40歳のロック☆デビュー』『スーパーヒーロームービー!!−最'笑'超人列伝−』 バカ映画2本観た〜『ROCKER 40歳のロック☆デビュー』『スーパーヒーロームービー!!−最'笑'超人列伝−』を含むブックマーク バカ映画2本観た〜『ROCKER 40歳のロック☆デビュー』『スーパーヒーロームービー!!−最'笑'超人列伝−』のブックマークコメント

■ROCKER 40歳のロック☆デビュー (監督:ピーター・カッタネオ 2008年アメリカ映画)

仲間のメンバーのメジャーデビューと引き換えにバンドから追い出され、それから20年負け犬人生を歩んできた中年男がひょんなことから高校生バンドに参加、それがあれよあれよという間に人気者に!?遅咲きロッカーの生きザマ見せちゃるぜ!というコメディ映画です。顔も行動も暑苦しくて人騒がせでおまけに脂っぽいメタボなダメ中年主人公が「ろっくんろぉ〜〜〜るッ!」と叫ぶとこなんざなんだかジャック・ブラックを思い出させますが、それと同時に自分自身も思い出しちゃいますな。オレの場合は「ろっくんろぉ〜〜〜るッ!」とは叫ばずに「ピザとビィ〜〜〜ルッ!」と叫んじゃいますけどな。まあこんなオレも若かりし頃はロックミュージック聴いているというだけでイキがってたチンカス臭いガキでしたけどね。今は普通に加齢臭漂わすおっさんと化しておりますが。

で、この『40歳のロック☆デビュー』ですけど、高校生バンドの楽曲が映画の為に書いたと思えないぐらいイイ感じの音を出してまして実にカッコイイのですな。「A.D.D.(注意欠陥障害)」というバンド名もイカしてるじゃないですか。これ、バンドリーダー役のテディ・ガイガーの手によるものらしいですが、彼って実際にも実力派のシンガーソングライターということらしいですな。なるほど。映画の方は高校生バンドが出来過ぎなくらいトントン拍子に売れっ子になっていきますが、このぐらい調子よく描いてくれたほうが観ていて小気味いいのも確かであります。彼らが注目を集めたのがYouTubeで流れた演奏風景がきっかけだった、というのも今風で説得力があるじゃないですか。しかし主役はやっぱりメタボおやじ、「おめーらロックやってんだからオフでも大人しくしてんじゃねえ!ロックは暴走だ!暴走と乱痴気騒ぎなんだ!!わっはっは」とか迷惑千万なことを喚いては若者たちにウザがられます。こんな勘違いおやじのペーソスと若者たちの瑞々しさが交じり合って、とても好印象なバカ&ロック映画でありましたよ。(※このDVDは「TSUTAYA独占レンタル」扱いになっています)

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■スーパーヒーロームービー!!−最'笑'超人列伝− (監督:クレイグ・メイジン 2008年アメリカ映画)

『最終絶叫計画4』の監督とスタッフが集結して製作、ということで全て説明されてしまうような映画ですな。相変わらずというか性懲りも無くというか今回も映画パロディ、そして描くは『スパイダーマン』ならぬ『トンボ男』…このへんでスルーしたくなるのが普通の神経かもしれませんが、これが観てみると意外と頑張っているではありませんか。というか実はバッタもんの巣窟みたいな『最終○○』関係、ちゃんと観た事があるのは『ディザスター・ムービー!最‘難’絶叫計画』だけなんですが、下らないなりに仕事している所はちゃんと仕事しているんですねえ。

で、この『スーパーヒーロームービー』も、映画の『スパイダーマン』をおそろしくきちんとなぞりながら(ひねりが全然無いとも言えるが)、合間に『X-MEN』や『ファンタスティック・フォー』あたりのアメコミ映画のパロディをほんのちょっと入れ、なんだかそれらしく仕上がっているというわけであります。CGや特撮もなんとなく入り、金掛ける所は掛けてるんですね。まあ微々たるもんでしょうが。そしてなにより嬉しいのは本家『スパイダーマン』よりもヒロインが若干カワイイということですな!しかしあくまでも「若干」であって「とてもカワイイ」というわけではないという微妙なところが絶妙であります!これもある種のパロディなのでしょうか!?

それにしても世の中には蜘蛛だのバッタだのが化身したヒーローものが数々ありますが、トンボのヒーローってなんだか聞いただけでヘボそうですよねえ。ショッカーの怪人にもトンボ関係の方とかいたのかなあ。なにしろあの細っこい所がヘボそうだもんなあ。それと「裸の銃を持つ男」のレスリー・ニールセンも出演していますが、これで嬉しくなる人は世の中に何%いるのかは謎です。

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20100608(Tue)

[]『ALAN WAKE』はホラー・ファン必見必プレイのゲームだッ! (Xbox360) 『ALAN WAKE』はホラー・ファン必見必プレイのゲームだッ!  (Xbox360)を含むブックマーク 『ALAN WAKE』はホラー・ファン必見必プレイのゲームだッ!  (Xbox360)のブックマークコメント

■ALAN WAKE (Xbox360)

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スランプに陥り静養のために湖のある小さな町へとやってきた作家アラン・ウェイクとその妻。しかし妻は突然失踪し、アランには影の形をした謎の存在が襲ってくる。からくも警察へ駆け込んだアランだが、そこで彼は妻とともに泊まったはずの湖畔のコテージがそもそも存在していなかったことを知る…。霧の立ち込める奥深い森、夢とも現実とも付かない夜の闇の中をどこからともなく現れ襲いかかる邪悪な影。彼らは一体何者なのか、妻の行方はどこか、そして、自分は何故襲われなければならないのか。Xbox360のアドベンチャー・ホラー・アクション・ゲーム『ALAN WAKE』はこうして始まる訳であります。

オープニングがまずスティーヴン・キングの引用から始まり、作家が主人公というキング小説ではお馴染みの設定、舞台がキング小説を思わせるアメリカの片田舎、「俺はお前の小説の登場人物だ!」と名乗る闇の存在が襲ってくるところなんざ『ダークハーフ』そのもののキング展開、とまあキングづくしのそのストーリーにオレのようなキング・ファンは狂喜乱舞のゲームであります。しかも第1章のラストでは映画『ブルーベルベット』でも使われた挿入曲『眠りの精はお菓子のピエロ』が流れるんですな!即ちこの『ALAN WAKE』、デヴィッド・リンチまで混ざってるというわけなんですよ!物語の悪夢とも現実ともつかない不条理展開なんざ確かにリンチ映画!邪悪なものが潜んでいるかのような夜の森はあたかも『ツイン・ピークス』のよう!おいおいなんかスゲえゲームじぇねえかこれ!?

ゲームは殆ど真っ暗な森の中が舞台で、そこを目的地目指して進むことになるんですが、この森の木々や植物、山並みや崖の下を流れる川などのグラフィックが非常に美しく描写されており、それらを照らす懐中電灯や街灯などの光線処理も実にリアルで、あたかもプレイヤー自身が森の中にさ迷い込んだように心細さや不安感が湧いてくるんです。いや、夜の森、怖いって。で、そん中からモヤモヤした人間の影みたいな連中が襲ってくるんだから堪ったもんじゃありません。この得体のしれない敵と戦うために必要なのが光で、主人公はまず懐中電灯で敵を照らし弱らせてから拳銃で撃って倒す、という戦闘システムがユニークですな。あと危なくなったら街灯の下に逃げ込むとかね。発煙筒や閃光手榴弾では相手を一撃で倒せたりします。

製作はフィンランドのRemedy Entertainment、映画化もされたゲーム『Max Payne』でも有名ですが、『Max Payne』もアクション・ゲームながら妙に悪夢っぽい展開が特徴的でしたな。製作に5年の歳月をかけたというゲーム『ALAN WAKE』、確かに非常に重厚に作られた風格あるアドベンチャー・ゲームでありますよ。ホラー映画、ホラー小説ファンにもぜひゲーム機ごと買ってプレイしてもらいたいですな。

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20100607(Mon)

[]映画『アドベンチャーランドへようこそ』は嬉し恥ずかし王道セーシュンドラマだった 映画『アドベンチャーランドへようこそ』は嬉し恥ずかし王道セーシュンドラマだったを含むブックマーク 映画『アドベンチャーランドへようこそ』は嬉し恥ずかし王道セーシュンドラマだったのブックマークコメント

アドベンチャーランドへようこそ (監督:グレッグ・モットーラ 2009年アメリカ映画)

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この映画『アドベンチャーランドへようこそ』、タイトルの"アドベンチャーランド"というのは遊園地の名前なんですけれどね、ここでアルバイトする若者たちのセーシュン群像を描いたドラマなんですね。主人公ジェームズ(ジェシー・アイゼンバーグ)は大学出たての学生なんですが、突然悪化した家庭の経済事情で卒業旅行には行けないわ、NYでの大学院生活も危ぶまれるわで、いきなりバイトをせにゃならなくなったわけです。で、あれこれバイト先を探すんですが景気が悪くてどこも見つかりゃしない。やっと見つかったのがあまりにもあまりにセコい遊園地、《アドベンチャーランド》。しかしここにはびっくりするぐらい可愛い女の子がいて主人公ジェームズは早速胸ときめかせるんですが、なんとジェームス君は《童貞》だった!?というドラマなんですな。

童貞クンがその童貞ぶりを堂々と胸はって主張する(まあ胸まではってないけど)セーシュン・ドラマだというのと、監督が日本未公開DVDスルーながらも大傑作だった青春コメディ『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(コメディ好きは必見っすよ)のグレッグ・モットーラと聞くと、やはりそっち方面なお下劣バカ映画かとちょっぴり期待しちゃいましたが、これがいい意味で予想を裏切り、実に王道の素敵なセーシュン・ラブロマンス・ドラマに仕上がっておりましたよ。(ところで"青春"って単語はどこか気恥ずかしいものがありますなあ。なんか"青春"な時期って、そんなに青くも春でも無くて、どっちかというと灰色だったり冬っぽかったりしているように思えます。おまけにお馬鹿な時期でもありますな。まあこれはオレの個人的な体験なのかもしれませんんが。だからどうしてもカタカナで"セーシュン"って書いてしまうんですな)

これ、なんといっても遊園地っていう限定された舞台設定という所がいいんですな。遊園地ってやはりどこか現実からちょっと浮き上がっている場所じゃないですか。まあ舞台になっている「アドベンチャーランド」はさびれた零細遊園地のうえ経営者夫婦は怪しい感じのオッサンオバハンで(この二人の掛け合いがまた笑わせるんです)、来る客はどっちかというといけすかないし、バイト君連中はダルそうに仕事してたりするんですが、やっぱりちょっとキラキラと浮き足立った非現実感があるんです。この舞台設定がワカモノたちが彼らの現実を一時保留にしたモラトリアムな毎日を上手く象徴しているんですな。そしてやっぱり、ラブロマンスが盛り上がったときに、ロケーションとしてとてもドリーミンな雰囲気を盛り上げるんです。

その中で主人公ジェームズ君は仲間たちとバカやりながら同僚のバイト女子エムたん(クリスティン・スチュワート)に恋しちゃうわけなんですが、ジェームズ君ったらもう童貞クンならではの異様なモジモジ感でもってエムたんにアタックするもんですから、観ているこっちはなんだか焦れったくてしょうがない!「ええと僕は君のことが好きだけれどまだ君とは付き合ってないしだから昨日別の女の子とデートしてキスしちゃったんだけれどでもこれを大好きな君に打ち明けないのは不誠実だと思ったから今君に打ち明けるんだ」とか訳のわかんないことを言ったりしてるんです。ああもうウゼエエエ!でもその焦れったいところがなんだかたまんない!くうう!そしてこのエムたん、家族と全然うまくいってない上に実は職場の上司と不倫関係にあったりするんです…。この辺のちょっとダークな現実を垣間見るところにもセーシュンの光と影をうまく表現していて見入っちゃうんですな。さて、ジェームズ君とエムたんの恋の行方はいかに!?とても素敵なセーシュン・ドラマ『アドベンチャーランドへようこそ』、胸キュンしたい人に是非お薦めです。

アドベンチャーランドへようこそ 予告編

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20100604(Fri)

[]『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』は《時間の砂》を使って観ていた時間を無かった事にしてしまいたい映画だった!? 『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』は《時間の砂》を使って観ていた時間を無かった事にしてしまいたい映画だった!?を含むブックマーク 『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』は《時間の砂》を使って観ていた時間を無かった事にしてしまいたい映画だった!?のブックマークコメント

プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 (監督:マイク・ニューウェル 2010年アメリカ映画)

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この映画『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』なんですが、ペルシャっていうぐらいだから古代ペルシャ帝国が舞台なんですな。なんかこうアラビアン・ナイトでアラジンでシンドバッドで月のぉ〜砂漠ぉ〜な世界なわけなんですよ。だからすっごくエキゾチックな雰囲気を期待したんですが実際観てみると普通にアメリカ映画の匂いしかしてこなくて、こいつら格好だけはアラビアンだけど家帰ったらハンバーガー食ってコーラ飲んでんだろ!としか思えない所がある意味凄かったですな!

なにしろ製作が「大雑把な映画なら俺に任せろ!」のジェリー・ブラッカイマーで、配給が「映画はファミリー向け以外認めん!」のディズニーで、監督が「ハリポタ映画撮ったんだから箔ついてるでしょ?」のマイク・ニューウェルで、そして描かれるのがいにしえの異国の世界を舞台にしたファンタジー!アクション!ときたら、こりゃもう『パイレーツ・オブ・カリビアン』の夢よもう一度、というのが既に見え見えなんですが、これら全てが悪い意味で相乗効果を産んだひたすら大雑把でヌルくインチキ臭い映画に仕上がっておりましたよ!

だいたいなあ、平民のガキだった主人公が、"あんまり元気が良いから"王様に注目されて養子にされちゃって、その後成長して王族の血なんてなんにも流れてないのに「王子様みたいなモン」にされるのって、それって世襲制ギンギンなあの時代にありえるかあ!?その後主人公ダスタン(ジェイク・ギレンホール)含むペルシャの皆さんは「大量破壊兵器があるだとおお!?攻撃だあ!殺戮だああ!」とかわめきながら聖地を侵略するんだけど、いやあ、なんかどっかで聞いたような話だなあ!?んで、「やっぱり大量破壊兵器ないぞう!これは陰謀だったんだあ!」とかやってるんだが、アラブの国同士でこれやらせるってちょっと冗談キツくないっすかあアメリカ在住の関係者の皆さん!?しまいには「侵略しちゃったお詫びにお前ん所の王女と結婚しちゃるわ!わはは!」って、アホなのかこの映画は!?

そして問題の魔法のアイテム、《時間を戻せちゃうナイフ》!これ使うとほんのちょっと過去に戻れちゃうんですが、このアイテムのパワーの素になっている《時間の砂》、これを巡って今回様々な陰謀が巻き起こったというわけなんですね。で、陰謀の張本人である悪もん曰く、「この《時間の砂》を使って過去に戻って王様になるのじゃあああ!」ということなんですが、この時点でコイツ、王様はじめ王族殆どブチ殺しちゃってて、ってことはアンタ、いわゆるクーデター政権として既に王国の実権握ってるみたいなもんじゃん?ここまでヤル気まんまんだったんなら最初っから《時間の砂》いらねえじゃん?ってことはそもそも物語が成立しないってことになるんじゃねーの!?

ところでこの"プリペル"、アクション・ゲームを元に作られた映画なんですな。ですから映画の中でも主人公がゲームっぽく飛んだり跳ねたりしているのが見どころといっちゃあ見どころなんでしょうな。いやーオレもやりましたよこのゲーム。最初はAppleII用のゲームとして製作されましたが、あんまり面白いのであちこちのPC・コンシューマー機に移植されたんですな。オレはスーファミ版をなんとかかろうじてクリアしましたよ。↓はそのスーファミのプレイ動画です。

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その後もシリーズは続いていて一応買ってはみるものの全然クリアできてません…。映画のタイトルと同じ『時間の砂』もやっぱりダメでした…。この間出たXbox360版も同様です…。ええ、ヘタレなんです…。

プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 予告編

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プリンス・オブ・ペルシャ~時間の砂~

プリンス・オブ・ペルシャ~時間の砂~

 

20100603(Thu)

[]『冥談』と『厭な小説』〜京極の短編集2冊を読んだ 『冥談』と『厭な小説』〜京極の短編集2冊を読んだを含むブックマーク 『冥談』と『厭な小説』〜京極の短編集2冊を読んだのブックマークコメント

■冥談 / 京極夏彦

冥談 (幽BOOKS)

冥談 (幽BOOKS)

『幽談』に続く京極怪談第2弾。『幽談』は根岸鎮衛が著した近世後期の随筆『耳嚢』を思わせる「この世のものともあの世のものともつかない"幽(かす)かな"世界」を描こうとした作品集だったが、この作品集『冥談』もそれと同様、「この世とあの世が出会うという逢魔が時のように"冥(くら)い"世界」を描き出そうとしたものなのであろう。その"幽(かそけ)き冥(くら)き世界"は、なにもかもがどこか朧で曖昧で、目の前に見えているものが本当に存在しているのか存在していないのか、不確かであり不明瞭であり、とらえどころのない不安定さが不安を生む、寄る辺無き世界なのだ。だからここで描かれる全8編の怪談は、強烈な恐怖や異様な怪異を描くものではなく、よく知っているはずのありふれた日常の中に、エアポケットのように出現した奇妙な違和感・異物感が不安を生み出してゆく、という作りになっている。登場人物の見たものが、本当にあったものなのかどうか、起こったことなのかどうか、それは分からない。登場人物でさえ、それがなんだったのか、分からない。分からない、分かりようがない。何故ならそれは、"幽(かそけ)き冥(くら)き"、なにもかもがどこか朧で曖昧な世界で起こった出来事だからなのだ。

■厭な小説 / 京極夏彦

厭な小説

厭な小説

本のタイトルが『厭な小説』、収められたそれぞれの短編のタイトルが「厭な○○」、物語の最初と最後の言葉が全て「厭だ」、そしてもちろん内容は読んでいて「厭な気分」になる小説。そんなある意味確信犯的な構成が成された短編集である。装丁まで汚らしく「厭な感じ」に作られていて、ページとページの間には御丁寧にも潰れた蚊(の絵)が挟まっているのには大笑いさせられた。お話の内容のほうは「厭な話」というか要するに不愉快な話。それらは日常的な出来事の積み重ねだったり超自然的な出来事だったりもするが、不愉快な出来事がどんどんと重なってストレスを肥大させてゆき、最後にイヤラシイ結末を迎える、といったものだ。ただどうも一生懸命に不愉快さを煽るのだが、やりすぎなのか不得手なのか、読みようによっては不愉快を通り越し、あまりの不条理さから笑っちゃうような話もあり、悪くはないものの"厭な話"というのとはちょっと違うなあ、と感じた作品も多かった。いわゆるホラーのたぐいというのは、不安と不快のパラメータを増大させてゆくことで成り立つものだという話だが、『幽談』『冥談』が不安についてを、そしてこの『厭な小説』で不快についてを京極は描き分けたかったのかもしれない。

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20100602(Wed)

[]『サンシャイン・クリーニング』は淡々と今日を生きる映画だった 『サンシャイン・クリーニング』は淡々と今日を生きる映画だったを含むブックマーク 『サンシャイン・クリーニング』は淡々と今日を生きる映画だったのブックマークコメント

サンシャイン・クリーニング (監督:クリスティン・ジェフズ 2007年アメリカ映画)

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高校時代はチアリーダーの花形だったローズ(エイミー・アダムス)だが、今はしがないシングルマザーのハウスキーパー、おまけに昔好きだった男の不倫相手。息子は情緒不安定で退学させられ、妹ノラ(エミリー・ブラント)は定職に就かずいつもブラブラ、父親は一攫千金を狙いながら失敗ばかり。負け続けの負け犬人生に嫌気が差したローズは、大きく稼ごうと妹と二人である事業を始める。それは自殺や事故の血塗れの事件現場を後片付けする特殊清掃だったが…。

リトル・ミス・サンシャイン』の制作チームによる家族の再生を描いた人間ドラマ。『リトル・ミス・サンシャイン』では徹底したダメ振りが香ばしいダメ家族が登場し、この家族を通してアメリカという国で暮らす家族のひとつの縮図を描きながらも最後は家族賛歌で落とすというドラマだったが、この『サンシャイン・クリーニング』はダメはダメでももう少しごく普通にいそうなダメな人々が主人公となっており、その分地味ではあるが平易で共感しやすいドラマに仕上がっている。言ってしまえばよくある「どうしようもなくなってしまった自分の人生をどうにかしてよくしたい」という人々のドラマではあるが、これがありがちなハリウッド映画のようにとんでもない悲劇のどん底に突き落とされたりドラマチックに一発逆転したりそこでなんだかカンドー的な音楽が流れて人生バンザイ!なんてやるような物語になっていないところがこの『サンシャイン・クリーニング』の持ち味だろう。

極端な不幸も幸福も無い。頑張ればどうにかできそうな現実と頑張ったってどうしようもない現実があり、そして頑張ったってどうしようもない現実があったってやっぱり明日もにっこり笑って生きてゆくしかない。明日いいことがあるなんて保証はどこにもないけれど、明日いいことがあればいいな、と思いながら生きることは出来る。辛いことも嬉しいことも両方あって、そうして今日も淡々と過ぎてゆく。『サンシャイン・クリーニング』はそんなドラマだ。ローズが自殺現場の特殊清掃に興味を持ったのは、幼い頃母の自殺現場を目撃してしまったからであったことが途中明かされる。彼女は仕事を続けることによりそのトラウマを払拭しようとするが、「天国に通じる無線」で死んだ母に語りかけるところがこの物語のハイライトになるだろう。小品であり、説明不足で時々戸惑うような描写もあるが、心に残る佳作であることは確かだろう。

サンシャイン・クリーニング 予告編

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サンシャイン・クリーニング [DVD]

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20100601(Tue)

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アイアムアヒーロー(3)/ 花沢健吾

アイアムアヒーロー 3 (ビッグコミックス)

アイアムアヒーロー 3 (ビッグコミックス)

出ましたよ新世代ゾンビ・パニック・ストーリー『アイアムアヒーロー』第3巻!前巻までの展開凄かったなあ!1巻目でグダグダダラダラした屁みたいな日常を徹底的に描き込んでいって、2巻目でそれら全てを完膚なきまで破壊し瓦礫の山と化すという巨大カタルシス!あまりの凄さに読んでて現実感覚が消し飛びましたよ!まだオープニングなんでしょうが、もはやゾンビ・ストーリーの決定版と言ってもいいでしょう!さてヘタレで糞野郎な主人公が危機的状況に遭遇し、いったいどんな活躍を!?と期待させて終わった前巻でしたが、なんと!この3巻でもやっぱりヘタレの糞野郎です!全然ダメです!使えなさ過ぎです!ある意味スゲエ!いったいどこが「アイアムアヒーロー」だっちゅうねん!っていうかグズでバカでダメという三重苦を全身に漲らせたこのタコスケが無能の極みを振り撒きながら最後までセコくセコく生き延びてしまうという、ヒーローの真逆を行くストーリー展開がきっとこの物語の主軸なのでありましょう!この巻の中盤では新キャラの女子高生と出会ったりしますが、この後もずっとヘタれまくって行くんだろうなあ!ゾンビ・パニック・ストーリーではありますが、その真のテーマは多分「ダメ人間はどんなに逆境に遭ってもやっぱりダメ人間」っていうことになると思うなあ!なんかもうサディスティックすぎ!いやあ、ますます楽しみになってきたぞ!ゾンビ・ファンは必読であります!

■聖☆おにいさん(5)/ 中村光

聖☆おにいさん(5) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(5) (モーニング KC)

一般人の姿をして下界に休暇を楽しみにやってきたブッダとキリストがセコイ日常を過ごすという人気シリーズの最新刊であります。しかし5巻目ともなるとさすがにネタが枯渇してきたのか天界のサブキャラ頼りだったりちょっと判り難いキリスト・ブッダネタだったりと、少々息切れしてきているような気は否めません。キャラがキャラだけに同じネタ遣いまわしてもいいような気がするし、ちょっと目先を変えてサブキャラメインのお話を作ってみたりするのも面白いかもな。

中春こまわり君 (2) / 山上たつひこ

中春こまわり君 2 (ビッグコミックススペシャル)

中春こまわり君 2 (ビッグコミックススペシャル)

山上たつひこの『がきデカ』といえばオレくらいの年代の人間にとってはギャグ漫画の金字塔であり、その徹底的にお下劣な内容にはガキの頃のオレなんかは狂喜乱舞しあまつさえ性格形成におそろしく誤った影響を与えたという傑作中の傑作である。オレが下品でアホなものを好むのはひとえにこの『がきデカ』のせいであるといっていい。1974年に雑誌連載されていたこの漫画は完結後24年を経て『中春こまわり君』として再び蘇る。『がきデカ』で変態小学生だった主人公・こまわり君が成長し、妻子を持つサラリーマンとして生活する様子を描いたこの物語は、かつての主要キャラを交えながら相変わらずの変態ギャグをブチかますが、それと同時に大人になることの苦い現実も描かれてゆく。そしてこの『中春こまわり君』、単発的に掛かれたものかと思ったら、実は今も不定期に雑誌連載していたらしく、このたび第2巻が出版されて驚いた。この第2巻でも暗くドロドロした大人の事情をシュールなギャグに包みながら描かれてゆくが、今回はこまわり君が狂言回しとして登場するミステリ仕立ての作品が多く収められている。ある意味主人公がこまわり君じゃなくとも構わなかったかもしれないが、逆に一度筆を折り小説家として活躍していた作者・山上たつひこの文学性をうかがわせて面白い作品となっていた。

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