最近聴いたCD /ザップとか Pファンクとかその辺をあれこれ

■All the Greatest Hits / Zapp & Roger

All the Greatest Hits

All the Greatest Hits

なんだか発作的に昔お気に入りだったファンク・グループ、ザップが聴きたくなりベスト盤をゲット。Zappの主要人物だったロジャー・トラウトマンのソロ・ナンバーも入ってます。ザップを聴き始めたのはプリンスの『パープル・レイン』が大ヒットし、このオレもすっかりはまっていた時期だったかな。ブラック・ミュージックってスゲエ、と思いつつこの辺のジャンルのことがよく分からず、貸しレコード屋で試聴したりして見つけたのがこのザップだったような気がします。なにしろそのサウンドが衝撃的でねえ。なんと、アルバム全曲、最初から最後まで、ずっと同じパターンのリズム刻んでるんですよ!はっきり言って全部同じ曲だと思いましたよ!しかし、延々と続くその同じリズムがとてつもなく気持ちいい!黒くてぶっとい!作ってる側も、「最も気持ちいいリズムはこれなんだから、全部これでいいんじゃあ!」という勢いで作ったんだと思いましたよ。音的には打ち込みっぽいドラムやトーク・ボックスの音がサイバーで、今聴くとテクノにも通ずるものがあったりしますが、リズム・ギターやホーン・アレンジはやっぱり黒人ファンクなんですね。しかしこのザップを率いていたロジャー・トラウトマン、随分前に射殺され亡くなってたんですね…ちょっとショックでした。


■The Best of Funkadelic (1976-1981) / Funkadelic

The Best of 1976

The Best of 1976

■Funked Up: The Very Best of Parliament / Parliament

Funked Up: Very Best of Parliament

Funked Up: Very Best of Parliament

ブラック・ミュージックの聴き始めの頃は「ファンクってなんじゃ!」ということでジェームス・ブラウンあたりは割と聴いてたんですが、なんか世の中にはPファンクなるものもあるというじゃないですか。なんか宇宙船に乗ったり変な格好したりしてるジャケットが面白そうだったし、しかも好きだったザップのロジャー・トラウトマンも昔係わっていたんだとか。Pファンクといえばファンカデリックパーラメントということで早速聴いたんですが、面白かったけど少々泥臭く感じてこっちはあんまりハマんなかったですね。残念。ただ何故か当時、Pファンクの一員であるブーツィー・コリンズのライブに行っちゃったことがあったんですよ。パフォーマンスの様子はあんまり記憶に無いんですが、お客で来てた皆さんのものスゴーク濃くて奇抜なファッションがまだまだ田舎モンだったオレには怖くて怖くて、ずっと「オレ絶対間違ったところに来てしまった…」と小さくなっていた思い出があります。しかしYouTubeParliamentの映像改めて見てみたらメッチャぶっとんでんなあ。
Funkadelic / One Nation Under A Groove, Part 1

Parliament / give up the funk