Hatena::ブログ(Diary)

メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20101130(Tue)

[]最近聴いたCD / クラブジャズ系やらENOやらFERRYやら 最近聴いたCD / クラブジャズ系やらENOやらFERRYやらを含むブックマーク 最近聴いたCD / クラブジャズ系やらENOやらFERRYやらのブックマークコメント

■Worldwide: A Celebration Of His Syndicated Radio Show / Gilles Peterson

Worldwide: A Celebration Of His Syndicated Radio Show

Worldwide: A Celebration Of His Syndicated Radio Show

ジャイルズ・ピーターソン監修でお馴染みのラジオ番組「WORLDWIDE」歴代ヒット・ナンバー27曲を収録した2枚組アルバム。いわばWorldwideベストオブベストといった感じでしょうか。「Worldwide」はCDシリーズも好きでよく聴いてました。寒くなってきたからこういう温もりのある音がなんだか気持いいなあ。和みます。 《試聴》

■Heartbeat Presents One Time! / Gilles Peterson

代官山のクラブAirからリリースされているMixシリーズ、ジャイルズ・ピーターソンの回。彼らしい心憎いまでに厳選されたクラブジャズ・サウンドがMixされた好盤です。しかし「Good Life」のホーン・バージョンまで飛び出すとは! 《試聴》

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■Small Craft On A Milk Sea / Brian Eno

Small Craft On A Milk Sea (WARPCD207)

Small Craft On A Milk Sea (WARPCD207)

Warpからリリースされ話題になったブライアン・イーノのニューアルバム。アンビエントからEno初期のソロアルバムを髣髴させるお茶目なエレクトリック・ミュージックまで多彩な曲を聴く事が出来ます。前作ソロは実にパーソナルな涅槃ボーカル・ソング集だったけれども(結構好きだった)、ここではアップ・トゥ・デートなイーノの音に触れられます。《試聴》

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■Olympia / Bryan Ferry

Olympia

Olympia

ブライアン・フェリー、オリジナルでは8年ぶりになるという久々のニュー・アルバム。元ロキシーメンバーも集められ、ピンク・フロイドのデイヴ・ギルモアやレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドも参加しているそうです。まあ音の方は相変わらずのフェリーさん節で、セルフコピーっぽい音も随所に見られるけど、65歳を過ぎても元気そうで何よりです、というかつてのファンならご祝儀代わりにとりあえず買っとけ、みたいなアルバムになってます。昔は相当ロキシー・ミュージックもフェリーのソロも好きだったし、よく聴きこんでいましたが、正直なところ今のオレ自身はロック・ミュージックも含めもはやこういった音は関心無いんですよね。アルバムで一番面白かったのはDJ Hellがリミックスしていた「You can Dance」ぐらいかな。それにしてもこのアルバム、なぜか日本盤の方が収録曲が少ない…。あとリミックス曲CDなども付けられたデラックス盤というのも出ています。 《試聴》

Olympia: Collector's Edition

Olympia: Collector's Edition

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■Dylanesque / Bryan Ferry

Dylanesque

Dylanesque

『Olympia』以前に出ていたフェリーさんのボブ・ディラン・カヴァー集。ディラン・カヴァーというとフェリーファンにはフェリーさんの1stソロ1曲目傑作カヴァー「激しい雨が降る」を激しく思い出させますね。あのカヴァーがあれだけ優れた作品だったのは、ガチなフォーク・ソングだった原曲をカラフルなポップ・ソングとしてカヴァーしたことにあると思うんですよ。その高い批評性がフェリーというアーチストの面白さであり独自性だったんですね。ただこの『Dylanesque』は単に「僕、ボブ・ディラン大好きですぅ〜」と目をキラキラさせてるディラン・ファンとしてのフェリーさんしか見えなくて、拙くはないんだけれどもなんだか食い足りないんですよね。

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今さっき町山智浩USTREAMをちらっと見てて思い出したが、オレはガキンチョの頃日本の秘境とも呼ばれる地獄のクソゲロド田舎に住んでいて、TVは民放2つとNHK、NHK教育しか映らなかったんだ。そして、当時流行っていた仮面ライダーとかマジンガーZは、放送していなかったんだ。悪魔の毒々ド田舎に住んでいたガキンチョのオレは、それを、激しく呪っていたね。あ、確かガッチャマンもやってなかったけど、あれはあんまり興味が無かったな。最近映画化が騒がれてる宇宙戦艦ヤマトも勿論好きでしたよ。あの頃はビデオなんて普及してなかったから、好きなアニメはカセットテープレコーダーで録音して音だけ録っておくのですよ!そしてカセットを聞き返して映像を思い出しては噛み締めるのですよ!TV版ヤマトが映画化されたときは「映画版音声収録LPレコード」なんて出てましたね。これもなにしろビデオが無いからですよ。そういえばブルース・リーの「燃えよドラゴン」は日本初上陸の頃劇場で観たぐらいの(小学5年だったな)ジジイのオレですが、当時はこの「燃えよドラゴン」の「映画音声全収録LP」なんてェのも出てましたね。ところでヤマトのテープ録音、ビーメラ星の回だけ停電で失敗し、再放送の時もやっぱりなぜかビーメラ星で失敗、なにかビーメラ星には祟りでもあるのではないかとちょっと思っていたオレでありました。

[]もひとつ雑記 もひとつ雑記を含むブックマーク もひとつ雑記のブックマークコメント

そういえばオレは朝出社するとき始業時間の1時間半前にもう最寄り駅に着いているような出社体制をとっているのだが、これは朝電車が混んでいるのが本当に嫌で嫌で堪らないからである。つまり会社は朝8時半からのシフトであるが、駅にはいつも7時、正確には6時55分に着く電車に乗っている。電車は必ず座れる。その1時間半はだいたい近所の喫茶店や会社で茶飲んで本読んでいる。しかし本来余裕たっぷりなのにもかかわらず、ちょっと寝坊したりすると何故か大慌てするのである。寝坊と言っても、それでも余裕の時間なのにだ。つまり余裕を生み出すために余裕を感じられなくなってきているという訳の分からないことになっているのである。(覚えてたらこの話は明日も続ける)

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20101129(Mon)

[]吸血鬼はつらいよ!〜映画『デイブレイカー吸血鬼はつらいよ!〜映画『デイブレイカー』を含むブックマーク 吸血鬼はつらいよ!〜映画『デイブレイカー』のブックマークコメント

デイブレイカー (監督:マイケル・スピエリッグ / ピーター・スピエリッグ 2008年オーストラリア/アメリカ映画)

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2019年、一匹のコウモリがもたらした災禍により人類の95%が吸血鬼と化してしまった未来。しかし吸血鬼たちは、通勤し、地下鉄に乗り、カフェに寄り、TVを観、人間であった頃とまるで同じ社会生活を存続させていた。違うのは、夜に活動し昼に眠りについていること、そして、食料が血だけであること。そんな吸血鬼社会で深刻な問題になっているのが食料=人間の血の不足だ。狩り集めた人間たちを機械化された巨大採血ファームに接続し血を集めていたが、人類は絶滅寸前であり、供給が追いつかず、各地で暴動が多発していた。主人公の血液学者エドワード(イーサン・ホーク)は代用血液の開発に奔走していたが、ある日、人間のグループが接触を試みてきた…。

この映画『デイブレイカー』、「吸血鬼が多数派を占める世界」という設定がまず面白いですね。吸血鬼だけの世界になったとしたら、その世界はどんなふうな世界になるんだろう?という想像力を目一杯働かせて物語を作っているのが面白いんです。吸血鬼ですから、基本的に死ぬことがない。吸血鬼は不死ですからね(一回死んでるともいえますが)。陽の光を浴びちゃいけないとかの吸血鬼フラグはありますが、誰も死なない社会って、逆に言えば生存の為に必要な、生き物としてのありとあらゆる制約がとっぱらわれていることになる。食料は血だけですから、それ以外の食料生産の為の労働が必要ない。生殖はしないんで、それに関わるあらゆる行為も活動も必要なくなる。死なないから、安全とか健康とか考えなくていい。だから映画でもみんな煙草プカプカ吸ってる!なにしろ、人間でない以上に、生き物ですらないんだから、そこに社会があるとしたら、本当だったら人間の常識から恐ろしくかけ離れた社会になる筈でしょう。

しかしこの『デイブレイカー』の吸血鬼人類は、人間である頃とあまり変わらない生活を営んでいる。人間だった頃の記憶がそうさせているということも出来ますが、仕事をしているってことは生産やサービスをしなければならないってことだし、なにしろこの吸血鬼社会は人間の血を確保し、それを社会構成員全体に安定供給しなければならないという重要な課題がある。じゃあ、血を飲めなくなった吸血鬼はどうなってしまうのか?というと、"サブサイダー"と呼ばれる醜く知能も無い化け物と化してしまうんですね。そして"サブサイダー"になっちゃった吸血鬼は処刑です。いやあそりゃコワイわ。そう言う訳で増えすぎてしまった吸血鬼は、自らの生存のために、人間だった頃と同じように会社に通勤してあくせく働かなきゃならない。これって、一種の皮肉な物語だよなあ。不老不死の筈なのに結局うんざりした顔しながら働かなきゃならないなんて!「お化けにゃ会社も〜仕事もなんにもない」という唄がありましたが、お化けになっても辛いことだらけだなんて悲しすぎる!

そういった皮肉の効いた設定の面白い映画として観ていたんですが、人間たちが主人公に接触し始めるあたりからちょっと雲行きが怪しくなる。人間たちは"ある事実"を主人公に伝え、それにより世界を変えようとするわけなんですが、その"ある事実"が随分お手軽過ぎねえか?と思っちゃったんですよ。吸血鬼だらけの世界は、ある意味"人類滅亡後の世界"であり、その吸血鬼の世界はドン詰まりなディストピアなんです。つまり非常にペシミスティックでニヒリスティックな世界と言えるんです。それが、"ある事実"のせいで、物語途中から、希望とか未来とか、なんかそういう楽観主義的などうにもヌルイお話になってくるんですね!いや別に希望も未来も嫌いじゃないが、この映画でそれやっちゃうんだ?とちょっと腰砕けに感じちゃうんですよ。やっぱさあ、こういったホラーテイストのお話って絶望しまくってナンボなわけじゃないですか?『ゾンビ』とか『ミスト』の、あの徹頭徹尾絶望感にまみれた物語がホラージャンルの醍醐味でしょ。オレはやっぱり、残された人類は全て死滅し、吸血鬼人類も消え去る運命でしかないという、そういう物語を観たかったなあ。

デイブレイカー 予告編

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20101127(Sat)

[]昨日の続き 昨日の続きを含むブックマーク 昨日の続きのブックマークコメント

というわけで昨日から続くんである。まあ続かせるような話でもないんだが。ちなみに昨日は書いてて眠くなったんで途中で止めた。

トルティーヤ生地のピザの話だった。昨日作ったのは生ハムとルッコラのピザ、それとブルーチーズのピザである。ブルーチーズのピザにはピザソースは使わず、ピザ用チーズとブルーチーズのみである。以前作ったのでは輪切りにしたソーセージとスライスガーリックのピザが絶品であった。このピザのポイントは粗挽きコショウをぶっ掛けることである。これが無いと有るとでは大違いなので要注意である。なにしろサイズが小さいので沢山トッピングできない。沢山乗せられない、というのが出来上がりがシンプルで逆にいい。

で、このミニピザだが、生地が小さくて薄いのですぐ焼けるのがポイントである。オーブントースターで3分も焼けば十分だ。チーズが溶けたと思ったら出来上がりである。時間が短いので火を十分通したい具材をトッピングしたいときは極薄切りにするかあらかじめ火を通しておいたほうがいいかもしれない。さてこのミニピザ、小さいのでいちいち切る必要が無い。食べるときはそのまま二つに折ってパクパクといく。これも食べやすい。

スーパーで売ってたトルティーヤ生地は6枚入りだったかな。これを1回で使い切った。即ち昨日はミニピザ6枚食ったんである。とりあえずトルティーヤピザの話はこれでおしまいである。

ところで今日は桜木町で映画観てその後横浜でぶらぶらしておった。ブーツが欲しかったのであるが、これはと思ったブーツはみな高価で、結局買えず、めげて帰ってきたのであった。明日は安い靴探しに歩こうかなあ。

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20101126(Fri)

[]おくらばせながらだが「このミステリーがすごい!」の『犬の力』は本当に凄かった おくらばせながらだが「このミステリーがすごい!」の『犬の力』は本当に凄かったを含むブックマーク おくらばせながらだが「このミステリーがすごい!」の『犬の力』は本当に凄かったのブックマークコメント

■犬の力(上)(下) / ドン・ウィンズロウ

犬の力 上 (角川文庫)

犬の力 上 (角川文庫)

犬の力 下 (角川文庫)

犬の力 下 (角川文庫)

メキシコの麻薬撲滅に取り憑かれたDEAの捜査官アート・ケラー。叔父が築くラテンアメリカの麻薬カルテルの後継バレーラ兄弟。高級娼婦への道を歩む美貌の不良学生ノーラに、やがて無慈悲な殺し屋となるヘルズ・キッチン育ちの若者カラン。彼らが好むと好まざるとにかかわらず放り込まれるのは、30年に及ぶ壮絶な麻薬戦争。米国政府、麻薬カルテル、マフィアら様々な組織の思惑が交錯し、物語は疾走を始める―。(犬の力/上巻)

熾烈を極める麻薬戦争。もはや正義は存在せず、怨念と年月だけが積み重なる。叔父の権力が弱まる中でバレーラ兄弟は麻薬カルテルの頂点へと危険な階段を上がり、カランもその一役を担う。アート・ケラーはアダン・バレーラの愛人となったノーラと接触。バレーラ兄弟との因縁に終止符を打つチャンスをうかがう。血塗られた抗争の果てに微笑むのは誰か―。稀代の物語作家ウィンズロウ、面目躍如の傑作長編。(犬の力/下巻)

いやこれは凄かった。今年読んだ本の中でもNO.1の面白さだ。ホラー好きのオレは"血で血を洗う"という言葉をよく使うけれど、これほど"血で血を洗う"物語が展開する小説は今まで読んだことがないかもしれない。アメリカとメキシコを舞台に30年以上に渡る熾烈な麻薬戦争を描いたフィクションなのだが、いやもうなにしろぶっ殺すぶっ殺す。冒頭から一族郎党19人もの処刑死体を検分するシーンから始まり、その後も殺戮の嵐は巨大ハリケーンとなって全てのものを飲み込み、主要登場人物もクライマックスに向けて片っ端からどんどんブッ殺されてゆく!DEA(麻薬取締局)と麻薬カルテルはありとあらゆる殲滅戦を繰り返し、謀略、詐略、使える手は全て使って相手を叩き潰そうと謀るのだ。その物語は非情と無情に彩られた暗黒の黙示録であり、その文章は暴力と憤怒がどろどろと煮えたぎる熱い溶鉱炉の如き筆致なのだ。

主人公は白人とメキシコ人のハーフであるDEA捜査官アート・ケラー、麻薬組織撲滅のためにメキシコに派遣された彼は腐敗にまみれたメキシコ官憲、時のレーガン政権による政治的問題から煮え湯を飲まされ続け、さらに仲間を殺され、仕舞いには家族にも愛想を付かされ、文字通りボロボロになりながら、もはや執念と怨念の塊となりながら捜査を続ける。対する麻薬カルテルの首領バレーラ兄弟、冷徹さと冷酷さをそれぞれに持つ彼らは、南米とアメリカに一大麻薬売買網を作り、メキシコ政府さえも動かす巨大な力を得ている。さらにイタリア系マフィア、アイルランド系の殺し屋、バチカンから派遣された司教、絶世の美貌を誇る娼婦らが絡み、物語は暗く地獄のように熱い熱気をはらみながら上下巻1000ページあまりを一気に読ませる。ちなみにタイトル『犬の力』とは邪悪な力の意味であり、もはや正義も悪も無くただただお互いを貪り食い合う畜生となり、終りなき戦いを繰り広げる登場人物たちの虚無を例えた言葉であるといえるだろう。

登場人物達はどれも生き生きと描かれ存在感に満ち、物語はフィクションとはまるで思えない迫真性とリアリティ、そして詩情に溢れている。国境も超え国家も超え全てを死と灰燼の闇に変えてゆく暗黒のサーガ。今現在読める最高のノワール小説のひとつということができるだろう。

ちなみに副読本じゃないが、この本の雰囲気を掴む為に本を読んでる最中DVDで2本映画を観た。1本はこの本と同じくDEAと南米麻薬カルテルの戦いを描いた『トラフィック』。もう1本は麻薬王に上り詰めた男の最期を描く『スカーフェイス』。『トラフィック』はこの『犬の力』よりも随分おとなしい内容だが、本を読んで場面を想起する為の映像を補完するのに役立った。『スカーフェイス』は言うまでもなくブライアン・デ・パルマの人気作。今観ると若干風俗などが古臭く感じるが、ギンギラギンに出来上がっているアル・パチーノの狂気っぷりが小説内の殺し屋たちを思わせて面白かった。

参考:麻薬戦争と麻薬ビジネスの戦慄すべき実態を物語る衝撃的な写真集 - GIGAZINE

トラフィック [DVD]

トラフィック [DVD]

[]ピザ製作 ピザ製作を含むブックマーク ピザ製作のブックマークコメント

ピザは好きだが宅配はやっぱり高い。というわけでスーパーでピザの具材を買って自作ピザなどをたまに作っていたのである。要するにピザクラストとピザソースとチーズとトッピング具材を買ってきてオーブントースターで焼くのだ。これが意外と美味く出来上がる。宅配ピザとそんなに変わんない味だったりする。ただ問題は、安くあげる為の宅配ピザなのに、スーパーで食材揃えてみると、宅配のピザ料金とたいして変わんなかったりする…。

そんなわけで自作ピザを楽しんでいたオレだったが、近所のそのスーパー、ピザクラストの再入荷を止めてしまったらしい。これは困った。しかしよく探すと、トルティーヤの生地が売ってるではないか。そうだこれを使ってピザを作ろう。だいたい今まで買っていたピザ生地は大きすぎてオーブントースターにはちゃんと入らなかったが、トルティーヤの生地なら全然OKではないか。そういうわけでトルティーヤ生地を買ってきてピザを作ったオレであるが、こうして作ったミニピザ、これがたいそう美味かったのであった。うむ、これはいけるかもしれない。(続くかも)

kan143kan143 2010/11/27 09:06 うちでは時々無醗酵ピザ作りますよ。こんな感じのクラスト→ http://momotokaijuu.blog25.fc2.com/blog-entry-526.html 醗酵させないから時間もあまり掛からないですよ

globalheadglobalhead 2010/11/27 10:04 おお無発酵ピザ!早速ブクマしておきました!サラダも美味そう!また一歩野望に近づいたッ(何の野望かは宇宙の謎)!?

jkjk 2010/11/28 17:16 あぁ 無発酵ピザ・・・ 美味そー ちょーどパン焼き機とピザ焼きホットプレート
をチェックしてたのでスゴく気になる 問題は置き場所な生活状況なのですが。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000VI1W9O/
http://magazine.kakaku.com/mag/woman/cook/id=293/

20年位前に大地震直後のメキシコシティに2ヶ月ほど滞在してましたが
勝手に想像してたラテン系の明るいノリってのは実のところ
希望の持てない未来より今を刹那的に楽しむ生き方なんだなぁ と
シミジミ感じたりしてました。

『ザ・メキシカン』でブラッドピットが空から降ってくる銃弾で死にそうに
なってましたが、リアルに体験するとホント洒落になんないです アレ・・・

globalheadglobalhead 2010/11/29 09:12 ピザ焼きホットプレート!なんすかそれ!即欲しくなりましたよ!でもオレん所も置き場所ないっすよ!でもいいなあこれ!
しかしメキシコなんかにも行ってたんですね。空から銃弾降ってきたって、いったいどこで何のために撃たれた銃弾なんだ!?誰か景気付けに空に撃ったのかなあ。
実は最近ラテンアメリカ文学系をよく読んでいるんですが、なんだか楽天的な部分と明日は死んでるかもな、みたいな暗い諦観が交じり合っててやっぱり独特ですね。

jkjk 2010/11/30 18:47 ちょーどサッカーのゴールドカップで10数年ぶりにメキシコが優勝とかで街中が
狂乱状態で(首都なのに)そこら中で発砲してたんですね。 乗ってたバスが
走ってる最中でも屋根に人が飛び乗ってきたり信号で止まると引っ繰り返され
そうになったりでタイヘンでした。
外国からの観光客がイキナリ阪神優勝後の道頓堀に居たよーなもんですね。

まぁ産業が先細りになる日本も緩やかなラテン化してるとは思うのですが。

globalheadglobalhead 2010/11/30 21:47 銃弾も怖いが興奮で街中わけわかんなくなってるっていうのも怖いですねえ…。
そういえば自分も何十年か前の大晦日渋谷の繁華街のど真ん中で、
年変わるんで興奮した若いモンが人ごみでノロノロ運転している車の屋根に飛び乗って屋根をボッコボコにしているのを見て「コエー」とか言ってましたね。
そういう自分は既にすっかりラテン化して楽しく刹那的な日々を送っております。

20101125(Thu)

[]80年代バットマン・ブームの掉尾を飾った悪夢的バットマン・ストーリー『バットマンアーカム・アサイラム』 80年代バットマン・ブームの掉尾を飾った悪夢的バットマン・ストーリー『バットマン:アーカム・アサイラム』を含むブックマーク 80年代バットマン・ブームの掉尾を飾った悪夢的バットマン・ストーリー『バットマン:アーカム・アサイラム』のブックマークコメント

バットマンアーカム・アサイラム 完全版 / グラント・モリソン, デイブ・マッキーン, 高木亮, 秋友克也, 押野素子

「ここに来い、狂気の館に。お前のいるべき場所によ」犯罪者専門の精神病院『アーカム・アサイラム』で暴動が発生した。ジョーカーの誘いに乗って一人乗りこんだバットマンを待ち受けていたのは、トゥーフェイス、マッドハッターら危険な囚人達だった。彼らと対峙し、悪夢の館を彷徨うバットマンは、いつしか正気と狂気の狭間に陥っていき…。コミック業界を戦慄させた衝撃の問題作が完全版で登場。著者グラント・モリソンによるフルスクリプト&ラフスケッチを完全収録。

解説によるとこの『バットマンアーカム・アサイラム』は"1986年3月発売の『バットマン:ダークナイト・リターンズ』に始まるバットマン・ブームの最盛期に発売された、バットマン史上屈指の問題作というべき作品"であるらしい。確かに1986年からこの『アーカム・アサイラム』の発売された1989年までは『ウォッチメン』、『バットマン・イヤーワン』、『バットマンキリング・ジョーク』、『Vフォー・ヴェンデッタ』『サンドマン』などコミック史に残る名作・問題作が刊行され、そして1989年6月にはバートン版『バットマン』が公開されコミック・ブームは絶頂を迎えるのだ。『アーカム・アサイラム』はこのブームの掉尾を飾る作品として発表されるが、それは同時に、従来のコミックの在り方を解体再構成して文学的かつ深みのある作品として完成させることを試みた時期の最後でもあったのだという。

そういった意味で、この『アーカム・アサイラム』はヒーロー・コミックの表現の在り方として実に野心的で斬新な部分へ踏み込んでいる。それはなんといってもアーティストであるデイブ・マッキーンのひとコマひとコマがまるでグラフィック・アートのような芸術的な技巧を凝らされた絵にあるだろう。ライターであるグラント・モリソンは精神病院アーカム・アサイラムをさ迷うバットマンとヴィランたちというシナリオを、アーカム・アサイラムの呪われた歴史を織り込みながら禍々しくメランコリックな物語として綴るのだ。それは正義と悪の力対力の戦いというよりは登場人物たちの心の底に眠る狂気同士が形となって争っているかのごとき夢幻の物語であるのだ。

即ちこの『アーカム・アサイラム』はそれ自体が悪夢についての物語であり、悪夢そのものを描いたかのような作品として完成しているのだ。アラン・ムーアフランク・ミラーらが描くヒーローたちの物語は文学的であると同時に構築的な物語であり、そこには古典的な物語が持つ論理性が附帯していたが、この『アーカム・アサイラム』はもっと混沌としており、グラフィックの持つ圧倒的なまでの幻想的なイメージが物語そのものを牽引している。つまり高い文学性を得ることにより興隆したヒーロー・ブームが、感覚的でイメージが優先するものへと変化し終焉を迎えた、その先鞭となったのがこの『アーカム・アサイラム』なのかもしれない。

[]最近読んだコミックあれこれ 最近読んだコミックあれこれを含むブックマーク 最近読んだコミックあれこれのブックマークコメント

GANTZ/OSAKA (1)(2) / 奥浩哉

GANTZ/OSAKA 1 (愛蔵版コミックス)

GANTZ/OSAKA 1 (愛蔵版コミックス)

GANTZ/OSAKA 2 (愛蔵版コミックス)

GANTZ/OSAKA 2 (愛蔵版コミックス)

大量殺戮戦闘漫画『GANTZ』の「大阪道頓堀篇」をB5判特装版で3巻分冊により発売したもの。3巻は12月発売。この「大阪道頓堀篇」は現在描かれている『GANTZ』終章(多分)へと続く章であり、ボリューム、迫力と合わせシリーズ中最も大規模な戦闘を描いたものだ。もとから奥浩哉の描く絵は細密かつリアリティ溢れるものだったが、逆にその為、単行本の版型では小さすぎてディテールを楽しめないという欲求不満があり、こうした大型本でのリリースは本当に嬉しい。全体的に加筆修正が入っているらしくまた1巻ではプロローグが新たに書き下ろされている。そして読んでみるとその迫力は単行本の比ではなく、作者が『GANTZ』で描きたかったものへどこまでも肉薄出来、まるで新たな「大阪道頓堀篇」を読んでいるような気にさえさせられる。

圧倒的な構成力で描かれた大阪の町並み、グロテスクなモンスター、精悍なGANTZメンバー、飛び散る血と宙を舞う切り株死体、そしてスピード感溢れる戦闘シーン、どれもこれも新たな発見に満ちている。AMAZONレビューなど読むと「全然変わらない」とか「高い」なんて意見が多くてげんなりするが、あれら評者はいったいどこを読んでいるのだろうかとさえ思う。価格に関してもこの手の大型本にしては努力した値段だし、カバーの無い表紙は確かに寂しいとは思うが、これこそコストダウンのためにされた苦肉の策なのだろう。3巻目の発売が待ち遠しいが、それと合わせ、現在進行形の終章も『GANTZ』完結の暁には是非是非大型本で発売して欲しい!

きのう何食べた? (4) / よしながふみ

きのう何食べた?(4) (モーニング KC)

きのう何食べた?(4) (モーニング KC)

主人公であるゲイのお二人のゲイによる物語は相変わらずどうでもいいのだが、登場する料理はやはりちょっと気になるものばかりだ。いわゆる家庭料理ではあるけれども、そこはゲイらしくあまり所帯じみた雰囲気を出さないところがこの漫画が他の料理漫画と一線を画す部分なのではないか。食材のコストを気にしながら作っているところもなんだか身近に感じて面白い。しかしいつも漫画に登場する料理を作ってみたくはなるけれども、一回も作ったことが無いのはやはり自分が料理不精だからなのだろうなあ。

アオイホノオ (5) / 島本和彦

アオイホノオ (5) (少年サンデーコミックススペシャル)

アオイホノオ (5) (少年サンデーコミックススペシャル)

熱く暑苦しく斜め方向に勘違いしながら焦燥と嫉妬と煩悩の炎に身を焼き尽くされているオタク青年ホノオモユル君のオタク・ストーリー第5弾である。しかしよく思うのだが、"オタク"という言葉にはどことなく蔑視の響きもあるのでもうちょっと的確で愛情のある呼び名が出来てもいいのではないだろうか。ホノオ君の青春の懊悩は、年代的にも自分と被っている分、うんうんうんうんと頷きたくなるほどよく判り、同時にホンットこういう具合にアホだったんだよなあと自嘲抜きに爆笑できる。今回はウォークマン欲しい!と血管ぶち切れそうになり、さらに運転免許習得で訳が判らなくなっているホノオ君が例によって可笑しい。それと庵野秀明が部屋にあがった女の子にする最高のもてなしがガンダムを第1話から見せて解説すること、というのは爆笑してしまった。

■カッコカワイイ宣言! (1) / 地獄のミサワ

カッコカワイイ宣言! 1 (ジャンプコミックス)

カッコカワイイ宣言! 1 (ジャンプコミックス)

ネットでみかけた『地獄のミサワの「女に惚れさす名言集」』が可笑しくって、単行本も出しているらしいからどんなだろうと思って買ってみた。というか最初「女に惚れさす名言集」をまとめたものかと勝手に思ってたんだけど、実際はジャンプスクエア/SQに連載したものを収録している。いやー実はオレ、ジャンプコミックなんか買ったのホンットに久し振りだわ。10年以上買ったこと無いわ。そっちのほうがびっくりした。内容は例によって地獄のミサワだけど、そもそもオレ「地獄のミサワ」ってタイトルかなんかだと思ってました。

[]日記などをつらつらと 日記などをつらつらとを含むブックマーク 日記などをつらつらとのブックマークコメント

そういえばオレの書いているこのブログは日記の筈だったがいつの間にかカンソーブンだらけになってしまい、ちょっと無味乾燥になってきたなあ、と思ったのである。まあいい歳になるとそんなに毎日書くような変わったことなんて起こらないというかなんかあっても驚かないというかあったとしても無関心だったりするというかそんなのいちいち書いてられっかと無かったことにしてしまうことが多くなり、身辺事情を書くことが無くなってきたのである。昔より認知欲が減退したのもあるだろう。別に自分のことを知らない第三者に知ってもらいたいとか露とも思わなくなってきたのだ。あと、ネタにならなければ書かないほうなのだが、ネタが思いつかない、というのも大きい。ネタが思いつかない、というのは頭がどんどん衰えてきているからなのだが、その思いつかない、ということを思い知らされるのが嫌だから書かない、というのもあるのである。でも、なんだかネタなんかではなくてもいいような気がしてきた。そういう訳で、これからはできるだけ、2、3行でいいからなんか書こうと思う。

えーっと。ちょっと風邪気味です。背筋寒いし頭痛いです。とりあえずそんだけ。

梅松竹子梅松竹子 2010/11/25 20:12 きのう何食べた?、私も買いました。
私は筧先生はジューブン所帯じみてるように感じるんですが、所帯じみ方が男×女(×子供)とは違うところが読んでて面白かったりします。
雰囲気がこうなのは作者の特徴でもあるように思いますけれど、他の作品を読んでいない方がコレだけ読まれると、男×男だからかな?っていう気になるところが凄いなと思います。
何作か読んでるのに、私も男×男だからかな?っていう感覚になっちゃうのですよ。
リアルでありそうな内容をさらっとキッチリ描かれていて、ほんとにこんなまんが家は他にいないなあと思います。

globalheadglobalhead 2010/11/25 23:28 よくある野郎が主人公の料理漫画やグルメ漫画と比べると随分綺麗に作ってあるなあ、って気がするんですよ。
そのへんゲイだけに女性的ってことなのかな、と思います。
オレなんていい歳していっつもジャンクフードだしなあ。一時男も料理ぐらい作らねばと思って頑張りましたが挫折しました…。
梅松さんの日記の料理はいつも綺麗に美味しそうにしかも栄養バランス考えて作ってあって本当に感心します。

梅松竹子梅松竹子 2010/11/26 12:08 ああ〜、美食家とかには興味なさそうな(?)飯ですよね。日々続けて作る飯。
料理はどれほどやってみたい気があろうが、できる気持ちの余裕や環境があろうが向き不向きがありますのでね。
いまどきは外で食べられるので無理にしなくてもえーでしょう。お金がかかるけど。(笑)
私は家計事情と内臓がビミョーなので自炊というシビアかつありがちな理由でござります。 ̄▽ ̄;
こちらは自分のことを第三者に知ってもらいたい欲はありまして、何でかな?ひょっとして寂しいのかな?と思いますが、
先日60過ぎの母親が人と接していないと脳がボケるって言っていました。
私は日常で本物の人間と沢山は接していないので、その分が偏ったのかも・・・。
それで欲を垂れ流してるんですが、脳が自分の考えだけで停滞しているのに飽きもしていて自分以外からの反応が欲しいと素直に思います。
自分って人付き合いをしたくないのかしたいのかどっち?とツッコミ入れたくなりますが、少しでも賛同されたらやはり嬉しいので結局寂しいということでしょうか。
フモさんはリアル充実も原因でないですか?フフフ。
お体お大事に〜。

globalheadglobalhead 2010/11/26 18:43 なんとなく料理はしてましたが実のところりんごの皮もちゃんと剥けない程度の包丁さばきで終わってしまいましたな。
あと一人暮らしだとどうしても食材が余るのが気になって。残業続いて料理できないと「食材が悪くなる!」とか妙に焦ったりしましてな。
それと実は洗い物が嫌いというものぐさな性格も影響してあんまり料理しなくなりましたな。
日記を始めた頃は認知欲の塊みたいな人間で、いつもオレが、オレは、と自己主張してましたよ。
でも自分も日常で接しているホンモノの人間なんて会社の人間だけですよ。
で、意外とオレ会社で人付き合いとかしてないんですよ。
今自分の知り合いといえるような方たちはみんなネットで知り合った方ばかりですね。
会社にいるだけでは知り合えないようないろんな年代のいろんな地方のいろんな職業の方と知り合えるのは楽しかったですね。
東北の方とも沖縄の方ともお会いしましたよ。当然、趣味が合った方ばかりだったというのもありましたしね。
で、そんなネットの人間関係でなんとなく満たされちゃったもんだから、認知欲が無くなったんだと思います。
そして満たされちゃった自分が何したいか、というと、実はやっぱり引き篭もってることだったんですね!
結局子供の頃からインドアな人間でしたからな!三つ子の魂なんとやらというやつですよ!
というわけで今日も「早く帰ってゲームしてえ」とずっと思ってるオレなんであります。

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20101124(Wed)

[]シンギュラリティ (PS3) (XBOX360) シンギュラリティ (PS3) (XBOX360)を含むブックマーク シンギュラリティ (PS3) (XBOX360)のブックマークコメント

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またぞろ新しいFPSゲームやって「ヒャッハー!」と一人部屋で吠えているフモで御座います。ホントは難易度が厳しくて吼えるどころかさめざめとすすり泣いている状態なんですが…。ゲームのタイトルは『シンギュラリティ』、SFタイプのFPSであります。北米では夏頃され、国内盤は秋にリリースされたんですが、このローカライズ洋ゲーファンの天敵スクエニで、例によって残虐描写削りまくったヌルいバージョンで発売しやがった為、北米版を購入してのプレイであります。

さてこのゲーム『シンギュラリティ』、お話のほうはというと、ロシア領内の海図にも載っていない孤島に建てられたロシア極秘施設がなんらかの理由により爆破崩壊し、それを察知したアメリカ特殊部隊が秘密裏に島に上陸、ここで何が行われていた調査するところから始まります。そして分かったのはロシアがここで時間操作の実験をしていたこと、それが失敗し時間軸が乱れ、そして時の狭間からおぞましいモンスターが出現し島のそこここを闊歩しているということだったのです。さらにアメリカ軍の上陸を知ったロシア軍もまたこの島に上陸し、アメリカ、ロシア、モンスターの三つ巴の戦いを繰り広げるのです。主人公は時間操作を可能にするマシンを手に入れ、時代を行き来しながら戦いを生き抜き事態の確信へと近づこうとしますが…。

SFタイプのFPSなんですが、なんかいろんなFPSゲームを参考にして作られてるなあ、という感じがします。研究所の様子や天を突く業火の如き光芒なんかは『Half life』を思い出させますし、武器と時間操作マシンを駆使して戦うシステムは『Bioshock』っぽいですし、廃墟となったロシア領の町は『METRO 2033』を思い出しました。また時間操作というゲームアイディアでは『Time Shift』というゲームがありましたし、アイテムによりスキルや武器レベルが上がってゆくシステムは『Dead Space』によく似ています。まあいろんなゲームの美味しいとこ取りと言っちゃあそれまでですが、似ているとかそういうことよりも、こういったゲームがいつも新作で楽しめる、ということはFPSファンにとっちゃあ有り難かったりもするわけです。

ゲームの特色としては時間操作マシン「TMD(タイム・マニュピレーションデバイス)」を左手に装備し、これを駆使してプレイするというところでしょうな。TMDは武器にもなりますが、局所的に時間を遡らせたり進めたりすることができ、これを使用することでマップを攻略するというわけです。ただすぐパワーがなくなるので使い勝手が悪いんだよなあ。

それとこのゲーム、難易度が高いというかもうちょっとユーザーフレンドリーでもよかったんじゃないかという部分が多々あり、プレイに難儀しております。まず武器が二つしか持てない、ライフ回復が今時アイテム制、物陰に隠れるアクションが無い、などがありますが、なにより難物なのはチャプターごとのセーブが無く、アイテムを取りこぼしてもやり直せないばかりか、詰まってしまったら最初からやり直さなきゃならないという恐るべき事態を引き起こすのです。正直、弾薬が殆ど無い状態でモンスターだらけのフィールドに放り込まれ全滅させなければそこから出られない、オートセーブかかってるので別のセーブデータでやり直すことが出来ない、なんて事があって頭クラクラしました…。そういうのもあって実は半分ぐらい進めたのにまた最初からやったりしてましたよ…。しかしそこまでしてクリアしたいと思わせるって、ひょっとしてこのゲーム、面白いんじゃないのかッ!?

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Singularity (輸入版:北米・アジア) - Xbox360

Singularity (輸入版:北米・アジア) - Xbox360

Singularity (輸入版:北米) - PS3

Singularity (輸入版:北米) - PS3

[]iPhone4買った iPhone4買ったを含むブックマーク iPhone4買ったのブックマークコメント

そういえば今さらながらあいほんを買ったのだが、にもかかわらず前の携帯(というよりPHSなんだが)も持ち、さらにiPodまで持ち歩いているのであった。いや、あいほんにも音楽同期させてるけどさ、なんか、不安なんだよッ!さらに、ずっと使わずにぶん投げてあるiPod Touchはどうしてくれよう…。それにしてもあいほん買う時に要らないって言ってんのにショップであれこれオプション付けられオプション薦められ、「ああこれがソフバン商法か…」としみじみ思わされた。あと機種替えの通知、殆ど誰にも出してないんだけど、そもそも会社以外で連絡先変更を教える知り合いがまるでいないんで出してないんだよな…。オレ友達少ないよな…ウフフ…。

20101123(Tue)

[]最近聴いたCD / ダブテクノあれこれ 最近聴いたCD / ダブテクノあれこれを含むブックマーク 最近聴いたCD / ダブテクノあれこれのブックマークコメント

■Jorneyman's Annual / Deadbeat

Journeymans Annual

Journeymans Annual

《試聴》

■A Live 01 / Deadbeat

《試聴》

■Roots And Wire / Deadbeat

Roots and Wire

Roots and Wire

《試聴》

■Radio Rothko / V.A.(Deadbeat)

Radio Rothko

Radio Rothko

《試聴》

Deadbeatはベルリンを拠点に活躍するカナダ人ダブテクノ・アーティスト。以前アルバム「Roots And Wire」を聴いたのみだったのだが、その頃はそれほどダブテクノに興味が無く、あまり記憶に残っていなかった。それがここ最近のミニマル/ダブテクノのマイブームでもう一度引っ張り出して聴いてみたら、そのディープな音世界に改めて「こりゃスゲエ」と真価を見出し、他のアルバムを漁ってみようと思ったというわけだ。「Jorneyman's Annual」は「Roots And Wire」以前の2007年のアルバムで、「Roots And Wire」よりもバラエティに富んだ音が響く。「A Live 01」(2009)はアパレルメーカーBEAMSの企画したDJMixシリーズの第1弾。これはちょっと大人しめだったかも。妙にのっぺりした印象。「Radio Rothko」(2010)はDeadbeat最新のDJMixアルバム。Moritz von Oswald、Basic Channel、2562、WACKIES vs Rhythm & Soundなどのミニマルダブ名トラックが収められ、ミニマル/ダブテクノの入門編としても非常に優れたセレクトがされた名盤だろう。

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■Nocturne / Onmutu Mechanicks

Nocturne

Nocturne

デンマークのミニマルダブ・レーベルEchocordからリリースされた、デトロイト系アーティストArne Weinbergの別プロジェクトOnmutu Mechanicksの1stフルアルバム。今回ミニマルダブのアーチストを過去から掘り起こしながら聴くきっかけとなったのはこのアーティストからだったりする。ついこの間までダブステップものをあれこれ聴いていたのだが、めぼしいアーティストを探しているとこのOnmutu Mechanicksに行き当たり、そして聴いてみるとその音はダブステップというよりはダブに限りなく近い音、いわゆるダブテクノの流れにあるアーティストだったのだ。ミニマルダブの新しいアーティストを探しているなら記憶に留めてもいいアルバムだろう。 《試聴》

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■The Coldest Season / Deepchord Presents Echospace

THE COLDEST SEASON

THE COLDEST SEASON

クソ暑かった今年の夏、脳細胞を冷却するのに最も効果のあったアルバム『Liumin』をリリースしたユニット、DeepChord presents Echospaceの2007年製作のリイシュー盤。そのとらえどころのないズブズブとした音は相変わらずで、1曲1曲がどうとかいうよりももはやアルバム1枚で一つの迷宮的な音世界が成り立っている。興奮でも酩酊でもなく、緊張でも弛緩でもなく、快でも不快でもなく、中低音域で鳴る音にどんどん意識がすっきりと澄んでくる、奇妙に精神に効いてくる音だ。環境音楽的でもあるが、これ自体が一つの環境音のようにさえ感じてしまう。もはや音楽ではなく”音”、脳に効果的に作用させるために純化された音を聴かされているかのようだ。このDeepchord Presents Echospaceに限らず、ミニマル/ダブテクノにはそういった効能があり、それが大きな魅力となっているのだろう。 《試聴》

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20101122(Mon)

[]ロメロ・ホラーのリメイク傑作、『クレイジーズ』! ロメロ・ホラーのリメイク傑作、『クレイジーズ』!を含むブックマーク ロメロ・ホラーのリメイク傑作、『クレイジーズ』!のブックマークコメント

■クレイジーズ (監督:ブレック・アイズナー 2010年アメリカ映画)

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アメリカの小さな町で奇妙な殺人事件、未遂事件が立て続けに起こる。犯人は皆感情を無くし呆けたようになり有様になり、そしていとも無造作に人を殺すようになるのだ。保安官デヴィッドは川に墜落した謎の飛行機の積荷が飲み水を汚染したせいではないかと疑うが、時既に遅く町では不気味な殺人が吹き荒れ、さらに軍特殊部隊が町を封鎖し住民を強制隔離、感染者・非感染者にかかわらず殺戮を開始した。デヴィッドと妻、その仲間らは脱出を試みるが、彼らの中にも感染者はいるのだった…。ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロが1973年に製作した『ザ・クレイジーズ』のリメイク作品。

これは面白かった。ひょっとしたら今年公開されたホラー映画の中でもダントツの出来かもしれない。いわゆるゾンビ映画の亜流のように思える映画だが、観るとそれとは別種の恐怖が描かれた映画であることが分かってくる。確かにゾンビ映画のなかには"軍開発の謎のウィルスの感染者がゾンビと化して襲ってくる”という設定のものはよくあるが、この映画では食人したり噛まれたものがゾンビ化するという”ゾンビ・ルール”が存在しない。感染者は人間としての感情だけを無くし、殺戮を好む殺人嗜好者と化して人々を殺し始めるのだ。例えばゾンビというものが《死》そのもののメタファーだと考えると、この映画における"感染者”は、《暴力》のメタファーであると捉えることが出来る。そこにさらに投入されるのが"軍隊"という暴力機関であることも合わせ、この映画のテーマとなるのは世界に遍く存在する《理不尽かつ謂れなき暴力》だということができるだろう。

1973年製作のロメロ・オリジナル作品では、感染者、正常者、そして派遣された軍隊までもがパニックの渦の中に巻き込まれ、全てが混沌とした騒乱の中で右往左往する気の狂った世界を描いていた。そこで描かれる《混乱》こそがロメロ・オリジナルのテーマであり、そこにはロメロらしい当時のアメリカ社会への批評もあったのだろう。しかしこのリメイクでは、テーマを《暴力》とすることによりより身近な恐怖を描くことに成功している。それは隣人がいつ殺人者になるかもしれないという恐怖、町で見知らぬ者が突然襲ってくるかもしれないという恐怖だ。しかもその数は多数であり、言ってみれば津山事件やバージニア工科大学銃乱射事件の犯人みたいな連中が町にゴロゴロいて、あちこちでうず高く死体の山を築いているという状態なのだ。そしてそこに投入された軍隊の行為の無慈悲さはジェノサイドとしか言いようのないものであり、これは世界の様々な国の歴史に幾らでも存在する血塗られた《暴力》行為そのものとして描かれるのだ。

演出も緩急のテンポが非常に秀逸で飽きさせない。主人公たちを見舞う事件や危機を描くシーンとそれを繋ぐドラマのシーンのテンポが実によく、物語がスピーディーに進行してゆくのだ(さすがに墜落飛行機を見て「これが感染源だ」と特定し水源を絶つのは端折り過ぎだとは思ったが)。そしてホラー映画のお楽しみ、殺戮シーンのバラエティが豊富だというのもいい。手術用回転ノコが襲うシーンでは思わずニヤニヤとしてしまった。軍隊が火炎放射器、爆撃などあらゆる手段を使って町民を亡き者にする場面もいい。田園の広がるのどかな田舎町で巻き起こる国家規模の陰惨な大量殺人という対比も面白い。アウトブレイクの恐怖を描いたホラー映画、パニック映画というのはあれこれあるし、題材としての新しさはないかもしれないが、この作品は演出面の手堅さにより一つ図抜けた作品に仕上がっていると思う。

■クレイジーズ 予告編

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namaniku_keronamaniku_kero 2010/11/22 14:22 横一列の件と雰囲気でダメ認定していた作品なのですが、観たくなってきたデス!しかし、上映スケジュールが、えらいコトになっていて困る。

globalheadglobalhead 2010/11/22 20:48 横一列って、逃亡中の連中が横一列で道歩いてるあれですかね。まわりは見晴らしいいし、あれじゃあ格好の標的だよなあ、とオレも思いましたよ。
ただなにしろ編集がいいんですよ。ホント無駄なカットが無かったと思う。テーマ的にありがちなホラーなのに、全然目が離せないんですね。そこがよかった。
是非劇場で、とは言いませんがナマニクさんの感想もちょっと聞いてみたいですね!
それにしても確かに上映スケジュールがワヤで、オレ川崎で見たんですが6時起きでAM8時20分の回を観に行きましたよ!

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20101121(Sun)

globalhead2010-11-21

[]《Make: Tokyo Meeting 06》に行ってきた 《Make: Tokyo Meeting 06》に行ってきたを含むブックマーク 《Make: Tokyo Meeting 06》に行ってきたのブックマークコメント

土曜日は相方さんが行きたいというので東京工業大学・大岡山キャンパスで催されている《Make: Tokyo Meeting 06》というイベントに行ってきました。《Make: Tokyo Meeting 06》というのは

エレクトロニクス(電子工作)、自作楽器、ロボット、3Dプリンタ、謎の編み物などなど、テクノロジーを自由な発想で使ったユニークな作品とその作り手(Maker)が多数集合、大きい企画ではなく、研究所でもなく、ゆるくつながる個人が主導するイノベーション、モノを作ることのひとつの未来がここにある。

Make: Tokyo Meeting 06》チラシより

というイベントなんですね。相方さんはもともと工作好きなのでかなり興味があったようなのですが、オレもかつて《かまぼこ板モノリス》を製作したりしたことがあったのでまあモノ作りの隅っこのそのまた奥深くぐらいにいるといってもいいでしょう。

入ると早速怪しい編み物の数々が!

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相方さんにかぶせて写真を撮ってみました。こちらは「犬マスク」。

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そしてこちらは「タコ帽子」。

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外ではロボット犬が散歩していました。

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そして次に入った会場で「デイリーポータルZ」のブースを発見!(参考:電子工作イベントから/デイリーポータルZ

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オレの大好きなべつやくれいさんもいらっしゃっており、例によって"脱力系”な出展をしておりました!まさかこんなところでべつやくさんご本人とお会いできると思ってなくてとても感激しました。

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そしてその時購入した段ボール箱を破いて作った「ゴミバッジ」がこれ。「53(ごみ)円のところ50円」というお値段でした!

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その後もエレクトロな工作を沢山眺めて帰ってきました。音楽関係の工作が一番面白かったかな。

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[]今日もビール三昧 今日もビール三昧を含むブックマーク 今日もビール三昧のブックマークコメント

エル・ディアブロ2010

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"バーレイワイン"という種類のビール、「エル・ディアブロ2010」が解禁になったので入手しました。

バーレイワインはビール4大大国の1つ、イギリスを発祥とするビールのスタイルの名前です。その昔、寒冷な気候でブドウの栽培ができなかったイギリスが、お得意のビールでワインに対抗してつくったのが、このバーレイワインと言われています。

“ワインに対抗してつくられた”という通り、バーレイワインの特徴は、1.ビールでありながらワイン並にアルコールが高く、2.ワインと同じように月日を経て熟成していく、点にあります。

原料は通常のビールと同じ、麦芽とホップと水のみ。通常と違うのはその使用量の多さと、熟成にかかる時間の長さです。ビールはアルコールの高いものを造ろうとすればするほど、より大量の材料、より長い熟成期間が必要となります。ビール会社にとってその負担は楽なものではなく、日本でこのスタイルのビールを造っているビール会社はわずかです。

http://www.sanktgallenbrewery.com/beers/diablo2009.php

実はまだ飲んでなくて、今年のクリスマスかお正月にでも開けようかと思ってます。

■グーデン カロルス キュヴェ ヴァン ド ケイゼル ブルー

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「なにか変わったベルギービールはないかな」と探して見つかったのがこのヴィンテージビール「グーデン カロルス キュヴェ ヴァン ド ケイゼル ブルー」。完売間近と聞いて慌てて買ってしまいました。お値段はそこそこしますが750mlあるうえアルコール度数も高いので、ちょっといいワインを買ったと思えばそんなに高い買い物でもないような気がします。これもクリスマス・正月用かな。今から飲むのが楽しみ。

この素晴らしいビールは1999年にリリースされました。750mlで15,000本のみの限定生産です。”ケイゼル”は英語でエンペラーの意味です。醸造所のあるメッヘレンで育ったカール5世の誕生日に因んで、毎年1回2月24日に限定で仕込まれる特別なビールです。厳選された最上級のホップ、モルトのみで醸造された最高級ベルギービール。オレンジピール、コリアンダーを麦汁に加えています。色はこげ茶がかったとても濃いブラウン。コーヒー、チョコレート、干しブドウ、いちじく、バナナ、ラム、ポート、紅茶、キャラメル、ナッツ、黒胡椒、タバコなどとても濃密でスパイシーな香りがあります。上質のポートワインのように上品で、チョコレートのような甘み、とても複雑でスパイシーな味わいがバランス良く口中に広がります。ボリュームたっぷり余韻も長く楽しめます。

http://www.belgianbeer.co.jp/lineup/detail_118.htm

マチュマチュ 2010/11/21 23:56 バーレイワインは沼津ベアードのを飲んだ事ありますが、ビールと言う概念は覆る非常に美味しいお酒でした。
ワインとも違うしビールとも違うし、一体なんでしょう。
気品・高級感はとても感じられました(笑)めでたいお正月にぴったりですね

globalheadglobalhead 2010/11/22 10:56 バーレイワインは量産が効かず殆ど飲む機会がない貴重なビールですよね。以前よく通っていたベルギービールの店で数回お目にかかったきりだと思います。本当にあの美味さはなんなんでしょうね。へたなワインを飲むよりずっと複雑で芳醇な味がしますよね。沼津ベアードのビールも地ビールのお店で結構飲みましたが、そこのバーレイワインは飲んだことがないような気がするな。本文中のディアブロ2010紹介HPリンクでディアブロ2010の飲めるお店・買えるお店のリンクがありますのでご興味がありましたら覗いてみて下さい。

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20101119(Fri)

[]ボクらはみんなランボーだ!〜映画『リトル・ランボーズ』 ボクらはみんなランボーだ!〜映画『リトル・ランボーズ』を含むブックマーク ボクらはみんなランボーだ!〜映画『リトル・ランボーズ』のブックマークコメント

■リトル・ランボーズ (監督:ガース・ジェニングス 2007年イギリス/フランス映画)

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1982年のイギリス郊外を舞台に、映画『ランボー』を観てシビレまくっちゃった少年たちが「ボクらも『ランボー』になってランボー映画を撮ろう!」と大奮闘するお話です。観る前は子どもたちが主人公のほんわか系な成長物語かな、と思ってましたが、実際観てみると意外と複雑な要素も加味されたイギリス映画らしい佳作になっていました。

主人公は小学生のウィル。映画を観て最初「あれ?」と思ったのは彼が学校の授業でTVを見せてもらえない、ということでした。そして映画を観ているうちに判ってくるのは、彼の一家が"プリマス同胞協教会”という宗教団体(実在している)に所属しており、その戒律としてTVなどの娯楽を禁じられていたということなんですね。そんなウィルはノートや与えられた聖書いっぱいにマンガを描き込んでは空想に浸る想像力豊かな子です。そんな彼はある日学校でも鼻つまみ者の悪ガキ、リーと知り合い、彼の家で海賊版の『ランボー』のビデオを観て大興奮、すっかりランボーになり切っちゃったウィルはリーといっしょに”なり切りランボー映画”を撮り始めるんですね。最初ウィルを使いっ走り程度に扱っていたリーは次第にウィルと友情を深めていきます。そんなある日、フランスから交換留学生たちが訪れ、その中のエキセントリックな少年ディディエが映画撮影に興味を持ち出し、「俺を主役しろ」と言い始めたことからウィルとリーの友情にヒビが入りだすんです。

監督のガース・ジェニングスは『銀河ヒッチハイク・ガイド』を撮った人ですが、それ以前には様々な有名ミュージシャンのミュージック・ビデオを撮っていた映像作家らしいんですね。この映画でも、身の回りにある道具を駆使して一所懸命映画を撮ろうとする主人公たちに監督の少年時代が重ね合わされているようです。さらにイギリスの元PV監督らしく使われている音楽も80年代ブリティッシュ・ニューウェーヴのバンドのものばかりで、ゲイリー・ニューマンデュラン・デュラン、スージー&ザ・バンシーズ、キュアなど、あの時代の音楽にどっぷり浸かっていた自分には懐かしいものばかりでした.。そういえばPV監督であり映画監督、というとミシェル・ゴンドリーを思い出しますが、この『リトル・ランボーズ』はゴンドリーの映画『僕らのミライへ逆回転』と同じく、映画作りについての映画、映画を撮ることの喜びと楽しさについての映画、という部分で非常に共通点がありますね。『リトル・ランボーズ』はそういった”創造することへの愛”を描いた映画だということも出来るんですね。

ウィルには父親がおらず、母親が信仰する宗教にはなんとなく息苦しさを感じてます。それが彼を空想の世界へ連れ出したひとつの要因かもしれません。リーもまた父親がおらず、母はいつも不在で、兄だけが信頼と崇拝の対象なんです。リーの学校での暴れん坊ぶりは、この孤独さから来ていたのでしょう。リーにしろリーの兄にしろ、フランス人の子ディディエにしろ、最初はなんとなく”嫌なヤツ”として描かれますが、ウィルが映画を撮り始めることにより彼の周りの世界が広がり、そして様々なものを受け入れてゆくことで、リーやディデイエとの関係はどんどんと素晴らしいものになってゆくんですね。また逆に、リーやディディエにとっても、ウィルと知り合えたことが、彼ら自身の内面を変えてゆくきっかけとなるんです。意外と友達って、最初「なんだコイツ?」と思ったヤツのほうが知り合ってみると後々面白かったりもしますよね。こういった、「人と関わることで物の見方や自分自身が変わってゆく」、登場人物たちの内面の変化の仕方に意外性のある物語としても面白い映画に仕上がっていますね。

ディディエの登場によりウィルとリーは決別し、「もうお前となんか映画を撮らない!」と吐き捨ててリーは去ってゆきます。しかしここである事件が起こり、映画は思いも寄らないクライマックスを迎えます。「そう来たか!」と思わせるラストは感涙必至でしょう。さてウィルの作った映画はどんな完成を見せるのでしょうか。

リトル・ランボーズ 予告編

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Son of Rambow

Son of Rambow

ランボー [Blu-ray]

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銀河ヒッチハイク・ガイド [Blu-ray]

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namaniku_keronamaniku_kero 2010/11/19 13:58 キュアーですと!?やっぱり観たいなあ、いいなあ。

globalheadglobalhead 2010/11/19 17:51 実を言うと挙げた中でキュアーだけきちんと聴いてない・・・。やっぱり80年代はスミスとジョイディビジョンですね(キリッ

jkjk 2010/11/20 02:15 ジツは、t.A.T.u.のアルバムのスミスのカバー曲が好きです・・・

globalheadglobalhead 2010/11/20 06:37 スミスはヤヴァい曲ばっかりでしたよねえ…。しかしスミスだけでいいのにわざわざ「t.A.T.u.のアルバムの」が付くjkさんが好きです。

電車男。電車男。 2012/08/12 23:34 神様を信じるのは素晴らしいですよ。

20101118(Thu)

[]最近聴いたCD / Basic Channel系をあれこれ 最近聴いたCD / Basic Channel系をあれこれを含むブックマーク 最近聴いたCD / Basic Channel系をあれこれのブックマークコメント

■Basic Reshape-EP / Basic Channel

f:id:globalhead:20101020233545j:image 《試聴:iTunes》

■Inversion-EP / Basic Channel

f:id:globalhead:20101020233602j:image 《試聴:iTunes》

■Lyot (Remix)-EP / Basic Channel

f:id:globalhead:20101020233613j:image 《試聴:iTunes》

■Quadrant Dub-EP / Basic Channel

f:id:globalhead:20101020233622j:image 《試聴:iTunes》

実を言うとBASIC CHANNELはアルバムを何枚か聴いていた程度で、ゴリゴリとミニマル展開する音は特徴的だとは思っていたのだけれども、なぜこれだけ絶賛されるのかよく分からなかったのだ。それがつい最近iTMSで彼らのシングル数枚を発見し聴いてみたら、今まで抱いていたイメージが全く間違っていた事が分かった。シングルはどれも1曲10分〜20分余りあるロングプレイの曲が2曲づつ収められており、それだけでも1つのミニアルバムに匹敵するボリュームで、そして収められた曲はまさに「ミニマルダブ」と呼ぶべき同じフレーズがそれこそ数10分延々繰り返されるダブテクノなのである。ダブ・ミュージックの持つ重いベース音と深いディレイを長時間反復することで、さらに深い陶酔と覚醒を促す音空間を完成させているのだ。その感触は冷ややかでほんのりと薄暗く、ダンスミュージックの持つアッパーな興奮とはまた違う酩酊感をもたらす。iTMSは1曲150円なのでシングル4枚分集めても1200円で2時間以上の音体験ができるというコストパフォーマンスの高さもある。ここで紹介した以外にもまだ彼らのシングルはあるのでお好みでセレクトしてみるといいと思う。

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■W/ the Artists / Rhythm & Sound

W/the Artists

W/the Artists

《試聴》

■See Mi Yah / Rhythm & Sound

See Mi Yah

See Mi Yah

《試聴》

■See Mi Yah Remixes / Rhythm & Sound

See Mi Yah Remixes (Rmxs)

See Mi Yah Remixes (Rmxs)

《試聴》

Basic ChannelのMark ErnestusとMoritz von Oswaldはその後Basic Channelでの活動を停止しRhythm & Soundというユニット名で活動を始める。このRhythm & Soundも存在は以前から知っていたのだが、ちゃんと聴くのは今回初めてだったりする。音的にはBasic Channelのミニマルダブをよりジャマイカン・ダブに近づけたものとなっている。アルバム「W/ the Artists」はRhythm & Soundのミニマルダブなオケをバックに数々のジャマイカン・レゲエ・シンガーが歌を競うもの。アルバム「See Mi Yah」はダンスホールスタイルになっており、オリジナル曲の様々なヴァージョンにこれもまた様々なレゲエ・ヴォーカリストの歌が絡んでゆく。しかし基本はやはりBasic Channel譲りのクールで覚醒的なミニマルダブなのだ。「See Mi Yah Remixes」はタイトル通りそのリミックスアルバムになるが、こちらもFrancois KCarl CraigRicardo Villalobosら豪華DJ陣により新たな音として生まれ変わっている。

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20101117(Wed)

[]餃子三昧の夜だった! 餃子三昧の夜だった!を含むブックマーク 餃子三昧の夜だった!のブックマークコメント

先日はネットのお知り合い、下町の好青年こと《ちゃとらねこ》のお誘いで、都内某所へ餃子を食いに行ったのである。それもそんじょそこらの餃子ではなく、「会員制秘密餃子クラブ」の餃子である。即ち選ばれし者のみが腹に収めることが出来るという貴重な餃子なのだ。

そもそも昨日、ちゃとらねこから電脳端末を通してお誘いがあったのが午後7時、午後9時までに都内某所まで来いというからあわてて準備し彼と合流したわけだ。勿論秘密クラブなので場所などは書くわけには行かない。ともったいぶっておく。

というわけで住宅街の外れにあるそれこそ"隠れ家"なドアを開けるとそこは沢山のオモチャがひしめくどうにも楽しげな場所であった。

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このお店は実はとある音楽家の方が餃子好きが高じて始められたもので、お店と言っても店主の気の向いたときのみ年十数回催され、会員とその招待客のみが入ることができる「秘密餃子クラブ」というわけなのである。

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開催時間はその時によりまちまちらしく、時間交代制で、その時間には予約していた1グループのみが店主にもてなされるという仕組みになっている。

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まあそんなことより餃子だ!オレは注文をちゃとらねこに任せ、「ビールだ!ビール飲ませやがれ!」と叫ぶと冷蔵庫からビールを取り出し、ちゃとらねこと乾杯してから餃子の出来上がるのを待った(ビールはセルフサービスで冷蔵庫から出すのだ)。まず出てきたのは「焼餃子」と「おかひじき焼餃子」。会員制秘密餃子クラブで出される餃子の一口目はどんなものかとかぶりついてみたが、ほのかに香草の香るどことなくエキゾチックな餃子だ。確かにこれは独特で美味い。

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続いて「大葉Quarter Pounder」。店主がマクドナルドのクォーターパウンダーハンバーガーにヒントを得たという大型餃子だ。肉汁も濃厚なタネのみっちりつまった餃子である。

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スープも美味い「海鮮水餃子」である。二つめからは東南アジアンな香りのするタレをかけて食べる。

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オーソドックスな餃子を食べ終え、「次何にする?」とメニューを見て目に飛び込んできたのは「ゼナキング入り餃子」。ゼナキング?早速注文してみる。出てきた餃子は漢方薬を焦がしたような甘い香りのするギラリと凄みのある餃子だ。複雑な味がして面白い。

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この餃子、スタミナドリンンク「ゼナキング」が本当に使われている餃子であった。店主曰く、「ユンケルや他のドリンクも試したが、熱を加えるとケミカルな臭いがしてしまう。やはりゼナが一番だね」とのこと。

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どんどん続く変わり餃子。今度は「キーマカリー餃子」。小ぶりの餃子皮にカレーとチーズ、餃子タネを入れ、天辺にうずら卵をトッピング。ちゃんと福神漬けまで出された。「うずら卵を落としてしまうお客さんが多くて、店が終わって掃除していると床のあちこちから卵が出てくるんですよー」という店主の話が面白かった。

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そしてトドメは「Cheese Quarter Pounder」。さっきは「Quarter Pounder」を食べたけど、こっちはきっと中にチーズの入った「Quarter Pounder」なんだろうな、と思って注文したらなんとびっくり、とろけたチーズが餃子にかかっている!オレは「これはつまり餃子ピザということだな!」と納得し(ピザ生地なんかは無いんだが)、ピザ食ってるつもりでうめいうめい言いながら貪り食っておった。タバスコが欲しくてたまらなかったぜ!それにしても最後の最後にこんなボリューミーなものを頼んでしまうとは。

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いや、最後ではない。この店にはなんとデザート餃子まで存在する。その名前は「モツアン餃子」、とりあえず食ってやるぜ!とばかりに注文し、出てきたモツアン餃子を堪能。モッツァレラチーズと餡が入っているから"モツアン"らしいのだが、これにさらに薄皮が掛けられ、きなこがたっぷりとまぶしてある。決してキワモノではない美味いデザートであった。

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というわけで9時から11時までみっちり2時間、餃子に次ぐ餃子の応酬、文字通り餃子尽くしの宴であった。オレの人生でこれほどまでに餃子を食いまくったことが今まであったろうか。いやない(反語)。店主も気さくな方で、時々席に来てくれては楽しいお話を聞かせてくれた。さらに「貰い物だから」と珍しいエールもサービスで出してもらった。

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餃子は勿論美味かったが、同時に"楽しい”餃子であった事がとても素晴らしい。そういうわけで美味しく素敵な食事も終り、オレとちゃとらねこは「餃子美味かった!ギギギ!ギギギ!」と夜空の月に吠えながら帰路についたのであった。誘ってくれたちゃとらねこさんありがとう!ところで昨日思い出せなかった「ちゃとらねこに似ている女性タレント」、「ともさかりえ」だったけど今写真見てみたらそんなに似てないな!

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餃子のスゝメ

餃子のスゝメ

namaniku_keronamaniku_kero 2010/11/17 12:56 ギギギ…。
「ユンケルや他のドリンクも試したが、熱を加えるとケミカルな臭いがしてしまう。やはりゼナが一番だね」
これは、笑うですな。

globalheadglobalhead 2010/11/18 09:02 ギギギ・・・。
ご一緒できなくて残念でしたね。ゼナキングが効いたのか翌日無意味に身体がカッカして妙でした。自分もそんな近い場所でもなかったし最初どうしようかなあとか思ったんですが、行ってみたらなかなか得難い体験できましたよ。今度また生肉食べに行きましょう!

梅松竹子梅松竹子 2010/11/19 01:48 素晴らしく濃い内容ですね。
サンタは季節柄飾られているのか、一年中飾られているのか気になります。
ゼナキングってゼナの中でもリッチなやつでは?それを餃子に使うとはなんと太っ腹な。
そしてエールの前の裸体の置物は、なんでしょう?

globalheadglobalhead 2010/11/19 09:37 とても楽しかったですよ。店主さんのキャラが素敵だったというのもありますね。
店主さん実は「グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロース」という方なんですよ。「東京パノラママンボボーイズ」というバンドでメジャーデビューした方です。
上のアマゾンリンクにある「餃子のスゝメ」という本を書かれたのもこの方です。
ゼナキング餃子、あれって一番お高いやつだったんですか?餃子のお値段も結構してましたよ!
エールの前の物体、あれは栓抜きです!

20101116(Tue)

[]映画『レポゼッション・メン』はSFの名を借りた極悪スプラッタ・ムービーだったッ!? 映画『レポゼッション・メン』はSFの名を借りた極悪スプラッタ・ムービーだったッ!?を含むブックマーク 映画『レポゼッション・メン』はSFの名を借りた極悪スプラッタ・ムービーだったッ!?のブックマークコメント

レポゼッション・メン (監督:ミゲル・サポチニク 2010年アメリカ映画)

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人工臓器が一般的になった未来、人類は様々な疾病から解放されたが、今度はその人工臓器の高額なローンが人々の生活をおびやかしていた。主人公はこのローンの支払えなくなった人々から人工臓器を取立て回収するチームの一人、レミー(ジュード・ロウ)。今日も滞納者をひっ捕らえてはその場でザクザク身体を切り刻み、人工臓器を回収する彼だったが、アクシデントが発生し彼自身も人工臓器を埋め込まれ、そしてそのローンが払えなくなった彼は今度は逆に追い立てられる身になってしまい…というSFホラー(?)。

人工臓器を病院ではなくその場で取り外しちゃう、それも心臓や肝臓など体にとって無くてはならない臓器だったら、取り外される人間にとっては死を意味するものだ。即ち滞納=死というわけで、幾ら人工臓器が一般的になった未来が来たとしても、こんな異常な話はありえないとは思うが、SFというのは極端でグロテスクな未来社会を創出することで現実世界のなんらかの暗喩を描くものなので、ある意味これは「払えなければ死ぬしか無い極端なローンがあたりまえの世界」というものを揶揄しているのだと思えばいいだろう。だからこの映画はある種の”取り立て屋”の残酷で皮肉なお伽話だと思って観ると意外と違和感がなく観ることが出来る。

映画の前半がよく観ると実に『ブレードランナー』と似通っているのが面白い。まあ近未来を描いた映画はどうしたって『ブレードランナー』と似てしまう宿命にあるが、立ち並ぶ超高層建築物、その街並みのそこここに見られる漢字を使ったフォント、さらに”取り立て屋”という名のブレードランナーレプリカントならぬ滞納者を追い立て、その内に滞納者の女に恋をし…という筋書きはやはり『ブレードランナー』を彷彿とさせないか。しかしこの映画の変わった所は、映画のそこここに”臓器摘出”というスプラッタシーンをこれでもか、と詰め込んでいるところだろう。オレは嫌いじゃないが「ナニ考えてこんな映画になったんだ?」という気がしないでもない。

勿論題材が題材なだけにホラー映画におけるスプラッタの如く自己目的化したものではないのだろうが、それにしても最初から最後までどんどんエスカレートしまくりながら画面に血飛沫が飛び血塗れの臓器が引きずり出され、主人公が敵と対決するクライマックスでは銃ではなく刃物を使って相手をグサグサ切り刻むアクションシーンが連発されるという徹底したスプラッタ状態で、刃物を使った「痛い」シーンも盛りだくさん、よくある「クールな近未来SF」だと思って観るとそれこそ「痛い目」に遭う。ある意味観る人を選ぶところがあるかも知れないので要注意かも。出演陣が非常に味がありドラマは楽しめたが、あの”オチ”はオレとしてはいただけなかったな。

レポゼッション・メン 予告編

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REPO MEN

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レポメン (新潮文庫)

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/11/17 00:22 何だか筒井康隆の小説を想い浮かべてしまいましたが、映像だとまた違うんでしょうね。

globalheadglobalhead 2010/11/17 00:54 ああそっか、この題材ならブラックユーモアなスラップスティックにしたほうが案外面白かったかもね。
でも血まみれ格闘シーンで妙にエモーショナルなロック・ミュージックがドジャーンとかかって、「結構監督、ふざけてるのかも?」とはちょっと思ったな.

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20101115(Mon)

[]ドキュメント風POV映画にまた騙された!〜映画『アルマズ・プロジェクト』 ドキュメント風POV映画にまた騙された!〜映画『アルマズ・プロジェクト』を含むブックマーク ドキュメント風POV映画にまた騙された!〜映画『アルマズ・プロジェクト』のブックマークコメント

■アルマズ・プロジェクト (監督:クリス・ジョンソン 2007年アメリカ映画)

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墜落したロシアの宇宙ステーションから回収された映像には恐るべき事実が隠されていた…というお話です。一応これ、POVによる擬似ドキュメント風のSFホラー作品で、『ブレアウィッチ・プロジェクト』や『パラノーマル・アクティビティ』あたりを思わせる作りになっていますが、映画の完成度もこの2作とどっこいどっこい、知名度では最低、という寂しい出来になっております。

しかし『ブレアウィッチ・プロジェクト』や『パラノーマル・アクティビティ』、オレ自信は退屈だったし全然面白く無かったんですが、この2作は観客動員数も興行成績もかなりよかったようなんですね。面白かったし、怖かった、と言ってる人も結構いるんです。メディアでの露出の仕方もあったのかもしれませんが、映画としては実際成功しているんです。宣伝次第でどうにでもなるゲロ映画っていうのは確かにありますが、この2作はそういったゲロ映画とはちょっと違うと思う。この2作が人気だったのは、POVの強みというんですか、映像が生々しかったからなんでしょうね。それと、とてもありふれた、ある意味身近なライフスタイルのワカモノタチが、ワケの分からない恐ろしい目に遭う。男性よりも女性のほうに強い支持があるような印象でしたが、女性の方が身近なシチュエーションでかつ生々しい事件というのに惹かれやすい気がしますし、一方男性は「物語が無い」とか虚構性の弱さからこれら2作品に退屈するんじゃないんでしょうかね。そういった部分で、「何を持って面白いと感じるか」のアンテナの位置が違うから観た人の評価が極端に分かれるような気がします。

一方この『アルマズ・プロジェクト』、しょーもない映画と言ってしまえばそれで終わりだし実際しょーもないんですが、実はオレ、割と面白く観たんですよ。面白い、というのとは違うな。なんかこう、「ドキドキして」観たんですね。ロシアの宇宙ステーションに謎の怪電波が届いて宇宙ステーションが航行不能になり、地球の管制センターとは音信不通になり、さらに乗員が次々に謎の死を遂げるんです。そして生き残っている乗員も「この宇宙ステーションには何かいる!」とか言い始めるんですね。なんかこうやって粗筋書くと結構面白そうじゃありません?確かにきちんと作ったら面白くなったかもしれませんね。舞台となる宇宙ステーションも雑な作りなんですが「ロシアの宇宙ステーションじゃこんなもんだろなあ」ぐらいのリアリティがあってそれほど悪くないんですよ。ただ科学考証が嘘だらけだし、そもそも「数年前銀河の中心に送ったデータに気がついた宇宙のなんらかの生物が接触してきた」って、数年で電波が行って帰ってこれる場所には恒星さえないだろ。そういった齟齬を見て見ぬふりしても、異変が起こってからグチャグチャと挟み込まれる思わせぶりで断片的すぎる映像が映画をチャチにしちゃってるんですよね。

ただねえ、観終わって「なんだかなー」とため息の出ちゃう凡作ではあるんですが、こういった題材の映画についつい惹かれちゃう、興味を持っちゃう自分というのもあるんですよ。昔、TVのUFO特番や心霊特集あたりの胡散臭い番組を息を飲んで見ていた自分っていうのがなんだか顔を出しちゃうんでしょうね。この間観た『THE 4TH KIND フォース・カインド』なんかも、そういったインチキって分かってるのになんか期待して見てやっぱりがっかりして終わっちゃう映画でしたね。『ブレアウィッチ・プロジェクト』や『パラノーマル・アクティビティ』に"霊"や"呪い"の生々しい恐怖を感じちゃう人がいるのと同じように、オレはUFOとか宇宙の怪に弱いんですよ。あとUMAとかね!そんなことを考えると、面白いかどうか以前に、オレみたいな嗜好の人間に観たいと思わせて実際見せちゃう段階でこういう映画は勝っちゃってるのかも知れませんね。SFチックなフェイク・ドキュメンタリーの傑作、『第三の選択』には遠く及びませんけどね。

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ブレア・ウィッチ・プロジェクト デラックス版 [DVD]

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パラノーマル・アクティビティ [DVD]

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THE 4TH KIND フォース・カインド 特別版 [DVD]

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第3の選択―米ソ宇宙開発の陰謀

第3の選択―米ソ宇宙開発の陰謀

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20101112(Fri)

[]トレホ兄ィ炸裂!ジェシカ・アルバたんハァハァ!〜映画『マチェーテトレホ兄ィ炸裂!ジェシカ・アルバたんハァハァ!〜映画『マチェーテ』を含むブックマーク トレホ兄ィ炸裂!ジェシカ・アルバたんハァハァ!〜映画『マチェーテ』のブックマークコメント

マチェーテ (監督:ロバート・ロドリゲス / イーサン・マニキス 2010年アメリカ映画)

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■それはLOVELOVEだった!

LOVE!LOVE!LOVE!トレホ兄ィ愛してる!歩くエレクチオンダニー・トレホ!あの不敵な面構え!ボロボロの浅黒い肌!ドスの利いた声!ロン毛にヒゲ!あとメキシコ人!あああああ好きだ好きだ大好きだッ!!トレホ兄ィにだったら犯されてもいい!そんな《トレホ兄ィLOVE》なオレ待望のトレホ兄ィ主演映画『マチェーテ』が絶賛大公開中なんだ!観なきゃだわ!観なきゃだわ!

ハァハァ!ハァハァ!ハァハァ!ジェシカ・アルバたんハァハァ愛してる!あの愛くるしい瞳!セクスィーな口元!鈴を転がすような声!茶目っ気たっぷりの表情!ハァハァ!ハァハァ!あああああ好きだ好きだ大好きだッ!!ジェシカ・アルバたんハァハァにだったらハァハァされまくってもいい(まあそんなことは地球が壊れてもないと思うが)!!そんなジェシカ・アルバたんハァハァLOVE》なオレ待望のジェシカ・アルバたんハァハァ主演映画『マチェーテ』が絶賛大公開中なんだ!観るのだわ!観るのだわ!

■トレホ兄ィは地球を救う!

そう!オレの愛しまくり鬼の如し、いやんもうどうにでもして!ああ!そごが急所!なトレホ兄ィとジェシカ・アルバたんハァハァがなんと同じ映画で共演するのである!それがこの『マチェーテ』、この間までずっと『マチューテ』だとばっかり思ってた映画である!マチェーテとは山刀のことであり、決して堺正章のニックネームではないし(…オレも古いな)「ねえねえちょっとまちぇーて」とかいう下らないダジャレなど間違っても言ってはいけないのだ!そんな輩はマチェーテで脳みそほじくったるでしかし!この『マチェーテ』、トレホ兄ィが凶悪大量殺人犯となりマチェーテ片手に次々と頭の弱いアメリカ人を三枚に下ろしポン酢につけて食っちまうという爆笑感動ファミリーコメディだ!いや違った、正義のトレホ兄ィがメキシコ人の敵をバッタバッタとなぎ倒し、タコスの具にして食っちまうという痛快難病動物ドラマなんだ(やっぱり何か違うような気がする)!

しかしねー「盗みたい時に盗み、殺したい時に殺し、犯したい時に犯す」と顔に書いているような極悪ヅラのトレホ兄ィがなんと元捜査官役だ!マジっすか!?捜査ってなんだか知ってんのかトレホ兄ィ!?でも心配御無用、トレホ兄ィは初っ端からとりあえずブチ殺しまくりの切り株大量生産、トレホ兄ぃにたてついた奴らはみんな空中でぐるぐる回りながら血を吹き出して死ぬんだ!楽しいね!愉快だね!そしてその後あんなことやこんなことが起こってトレホ兄ィ絶対の危機!しかし奇跡の生還!憤怒!復讐!銃撃!爆裂!乳首!尻!その他いろいろあるんだけど細けえことはいいんだよ!なにしろトレホ兄ぃが大活躍するというわけだよ!ラストは地球に襲いかかる隕石を爆破しにトレホ兄ぃが宇宙船乗って飛び立っちゃったりするんだよ!あれにはマジ泣いたね(何か色々と違う)!

ジェシカ・アルバたんハァハァにモフられたい!

ご存知の通りこの映画、『グラインドハウス』で偽予告編として制作されたフィルムの出来があまりにも爆笑モノだった為、「ついでに映画にしちゃう?しちゃう?」などとノリで作られた映画であり(多分)、偽予告編の馬鹿馬鹿しいノリをどこまで再現できるかが目的とされてる映画だと思うんだよな。だから偽予告編知っているもんとしては「来た来たこのシーンだよ!」「おおっとここにあのシーン組み込んだか!」「あ!これはあのシーンに行く為の伏線じゃん!」なんてニヤニヤしながら観てたな!ただ逆に物語が偽予告編の各シーンの繋ぎのために存在するみたいな形になってて、テンションがちぐはぐに感じた部分もあったな。でもそこはソレ、偽予告編のデラックス・バージョンと思って観るといいと思うよ!

いろいろあるけど一番好きなシーンはトレホ兄ィがジェシカ・アルバたんハァハァに添い寝する所だね!ここは獣のようにジェシカ・アルバたんハァハァがハァハァなのか!?と思わせといてそうじゃないんだ!そんなトレホ兄ィにジェシカ・アルバたんハァハァが「どうしてエレクチオンしないの〜〜ッ!?」などと絶叫することなく「こんな紳士なあなたともっと添い寝していたい(はあと)」とモフモフするんだが、その時オレは映画の中のトレホ兄ィに乗り移ったね!映画のスクリーンにはトレホ兄ィになり切ってジェシカ・アルバたんハァハァにモフられている自分がいたよ!オレは感無量だったよ!まさに漢の夢を叶える映画だね!

■トレホVSセガール 怪獣大決戦!

それとここだけの話、トレホ兄ィ、御歳既に66歳、実はあんまり体が動きません!だからアクションはちょっともっさりゆったり目なんですが、しかーし!考えてみてくれ!あのプロレス界のスーパースター、ジャイアント馬場だって あんなスローモーでも最強だったじゃないですか(そうなのか!?)。そんなトレホ兄ィが同じくらい身体の動かないスティーブン・セガール爺と対決するシーンなんて、そのスローモーさ具合が逆に巨大怪獣同士の戦いみたいで大迫力だったよ!あの対決シーンの最中オレの頭の中では伊福部昭ゴジラのテーマが「ザザザ、ザザザ、ザザザザザザザッ♪」と流れまくってたね!次回はネヴァダ砂漠あたりの核実験場の放射能を浴び、身長60メートル体重3万トンぐらいに巨大化したトレホ兄ィとセガール爺(しかもメカ化したメカ・セガール)がメキシコの町をなぎ倒し火を吐き宙を舞い目からビームを出し人を喰らいでっかいウンコをひり全てを瓦礫と粉塵に変えこの世界を絶望と破滅のズンドコにブチ落とすホンモノの大怪獣対決をやってもらいたいな!なあにロドリゲスならきっとやってくれるさ!

マチェーテ 予告編

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マチェーテ/フェイク予告編(最初の方に入ってます)

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マチェーテ オリジナル・ポスター(ホラー映画にしか見えないんですが…)

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lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/11/13 01:30 !マークが幾つあるのか途中までかぞえてみたんだけど挫折しました^^。フモさんのトレホ愛とハァハァがガツンと伝わってきましたよ。

globalheadglobalhead 2010/11/13 09:09 いやあ、暑苦しさとクドさとアホアホさを演出するには!マーク連発に限りますね!!だからって書いてる本人が暑苦しくてクドくてアホアホなわけじゃないからね!!ないからねったらないからね!!

20101111(Thu)

globalhead2010-11-11

[]スキャナーズだった! スキャナーズだった!を含むブックマーク スキャナーズだった!のブックマークコメント

  • この間人間ドックを受けてきたのだが、再検査が出てしまい、朝からいそいそと病院へ診てもらいに行ったオレなのである。
  • もう歳ですなあ…。あちこちガタが来てるんでしょうなあ。
  • 不摂生してる割に不思議と肝臓やコレステロールや血圧や血糖値は大丈夫なんだが、「え?ナニこれ?」という部分がナニだったのである。
  • で、午後からCTスキャンということになったのだが、実は初めてだったのである。
  • スキャンとかされたら頭爆発したりしないのだろうか…。
  • 「全部脱いだりすんのかなあ」とか思ってたんですが今は服着たままでもいいんですね。ズボンは下ろされたが。
  • いや〜それにしてもCTスキャン、ぐるぐる回ってましたよ!なんか科学でしたよ!サイバーでしたよ!
  • アーク・リアクターってこれで作れるんですよね?
  • あの丸い所抜けるとそこには異次元宇宙が待ってるんですよね?
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  • というわけで後日結果を教えてもらうことになるわけなんだけど、酒とか煙草とか止めなきゃならなくなっちゃうのかなあ。
  • だから結果発表の日までにたらふくビール飲んで煙草プカプカ吸いまくっておくつもりのオレなのであった(だからそこが間違っている)。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/11/12 01:28 フモさんの肝臓、コレステロール、血圧が正常って、そっちの方が不思議なんだけど、それ以外で引っかかったのね…? 薬物摂取かなぁ。
あ、そうそう、真珠とか埋没してるとCTに写っちゃうけど大丈夫?

globalheadglobalhead 2010/11/12 10:40 今までひた隠しにしていたのだがオレは以前ショッカーに改造手術をされかけて体の一部が機械になっているのだ。どうもそれが見つかってしまったらしいな。今はショッカーの手を逃れ特殊能力を活かして世界の平和のために戦っている。その特殊能力とはピザを際限なく食えたり強烈にエッチな事を妄想できるという驚くべきものなんだ。でもこのことは誰にも言わないでくれ。ヒーローはつらいものなのさ。

globalheadglobalhead 2010/11/12 11:05 しかし今日の朝会社の若いもんに「昨日病院に再検査行ってCT撮っちゃったよ」と言ったら「どこが悪いんですか?頭ですか?」とマジ顔で返されてしまったよ…。いや確かにそんなに良くはないけどさあ…。

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20101110(Wed)

[]スペースコロニーで撃て!〜ゲーム『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』 スペースコロニーで撃て!〜ゲーム『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』を含むブックマーク スペースコロニーで撃て!〜ゲーム『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』のブックマークコメント

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チュィィーーーーーンッ!と加速してブウォウォウォオンとスローモーションになるアクション・ゲーム『ヴァンキッシュ』であります。ロシア強硬派に占拠され大量破壊兵器と化したスペースコロニーを奪取するため、米軍特殊部隊と新型バトルスーツに身を包んだ主人公が敵の待ち受けるスペースコロニーに潜入するんですな!新型バトルスーツは加速装置とARモードと呼ばれるスローモーションを駆使して襲いかかる敵ロボットをドッカンドッカンと破壊しまくるんですわ。この加速とスローの使い分けが楽しいゲームとなっているわけですよ。

敵の数は相当なうえ、これでもかという強烈な弾幕が襲いかかり、最初「無理。このゲーム無理」とか思いましたが、操作に慣れてみるとこれが意外とサクサク進められ、そのテンポの良さに止め時が見つからないという実に面白いゲームとなっております。とか言いつつ実はこのゲームで一番楽な「カジュアルオート」という難易度でやっているからなんですが、これが自動照準で敵を狙い、面白いぐらいスピーディーに粉砕しまくれるからなんですな!ヘタレでスマン!いやでもこれはこれでゲーム満喫できますから!その代わり合間合間で現れるボスキャラはなかなかの歯応えで攻略に手間がかかり、このへんのバランスはさすがとしかいいようがありません!

このゲーム、ディレクターを『バイオハザード』、『デビルメイクライ』などを手がけた三上真司氏、プロデューサーを同じく両作を手がけた稲葉敦志氏が務め、開発があの『ベヨネッタ』のプラチナゲームズ、ということでかな〜り期待していたんですが、いやー全く期待通りの出来栄えになっておりますね。スタイルとしては『ギアーズ・オブ・ウォー』あたりのカバリングアクションを参考にしているのかも知れませんが、作品のスピード感や操作性こちらのほうが断然上だと思うし、またFPSですがあの『Halo』あたりと比べてもSF的世界観は『ヴァンキッシュ』のほうが洗練されているように感じます。要するに海外の著名タイトルに全く引けを取らない非常に完成度の高いアクションゲームだと思うわけですよ!

しかしそれにしても、スペースコロニー内であんなに派手にドンパチやってて大丈夫なんでしょうか!?一応なんとかいう博士を取り戻すのが目的なんですが、敵も味方もなんにも考えずにドッカンドッカンやってます!終盤なんてコロニーのシステムぶち壊しまくります!おお〜い!必殺コロニー落としかよ!それって誰得だよ!?まあ破壊は楽しいから関係ないか!?それとバトルスーツが加速走行する時って、地面にケツと膝を付いた体勢でチュィィーーーーーンッ!と突き進むわけなんですが、そのたびに操作しているオレは「ケツが剥ける!膝が剥ける!」と馬鹿なことをついつい考えてしまいます!しかし本当に膝擦り剥けてないんでしょうか!?ゲームしながら気になってしょうがありません!

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VANQUISH - Xbox360

VANQUISH - Xbox360

VANQUISH - PS3

VANQUISH - PS3

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20101109(Tue)

[]アフガニスタンで撃て!〜ゲーム『メダル・オブ・オナー』 アフガニスタンで撃て!〜ゲーム『メダル・オブ・オナー』を含むブックマーク アフガニスタンで撃て!〜ゲーム『メダル・オブ・オナー』のブックマークコメント

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アフガニスタンでタリバン撃ち殺しまくりのFPSゲーム『メダル・オブ・オナー(MoH)』である。

これまで第2次世界大戦を題材にシリーズを重ねてきた『MoH』の新作はシリーズ初の現代戦、それも米同時多発テロ直後のアフガニスタン侵攻を描いたものだ。もうひとつの人気FPSゲームシリーズ『コール・オブ・デューティー』が『モダン・ウォーフェア(CoD MW)』でやはり現代戦を描き、相当の人気と売上を記録したことへの挑戦状と思っていいだろう。

しかしイメージ的には『CoD MW』と似ているものの、プレイした感覚はやはり『MoH』なのだ。『CoD MW』は映画的に派手でめまぐるしく変わる沢山の舞台を積み重ね、おそろしく慌ただしい攻撃と四方八方から襲ってくる弾幕で常にハイテンションなプレイを要求されるが、『MoH』はそれと比べるともう少しじっくりとプレイ出来るテンポを持っている。

さらにタイトル『メダル・オブ・オナー』がアメリカの名誉勲章を意味しているように、そのストーリーは勇気や男たちの熱い繋がり、想いを中心に語られるのだ。この辺がトム・クランシーの謀略史観的小説を思わせる『CoD MW』と違うところだろう。今回この『MoH』をプレイしてみて、少なくとも『CoD MW2』あたりよりはオレのプレイスタイルにあっているような気がしたし、楽しめた。言ってみれば今作は十分『CoD MW』と肩を並べられる完成度ではないかと思うのだ。

ゲームとしてはアフガニスタンというロケーションがなにしろ新鮮だ。舞台の殆どは雪に覆われた険しい山岳地帯や草木の乏しい荒地であり、その荒涼とした風景が一種独特の雰囲気をゲームにもたらしている。攻撃ヘリに乗って地上を銃弾で舐めてゆくというプレイもあり、ここでは敵の持つRPGが脅威となっていることも実にアフガン戦らしい。また、空爆要請の可能なシーンもあり、堅すぎる敵の陣地をマーキングし、そこをジェット戦闘機が一気に叩く、という場面は実にカタルシスがある。さらにプレイの殆どは仲間との連携で行動し、自分があたかも軍の一員になったかのようなリアリティをゲームに与えている。銃弾は仲間から全て貰えるので補充も簡単で、落ちている敵の武器を拾って戦う、というのが殆ど無いのも面白い。

それにしても、舞台が911テロ以降のアフガニスタン戦ということで、あまりに近過去であり、世界を揺るがしたテロ事件と関わりある題材であるがゆえに、その戦闘がどこか生々しく感じてしまう。実際、今回の敵はなにしろあのタリバンなのである。ただしゲーム中はタリバンという言葉は出てこず、”敵勢力”とかいう呼び名になっている。

実はこのゲーム、マルチプレイで敵勢力側を選択すると、「タリバンになって米英兵士をブチ殺しまくる」ということになってしまうので、軍関係からクレームが付き、軍施設での発売も禁止されたのらしい。そう言ってしまうとFPSのマルチというのはナチスや大日本帝国軍人になって連合軍兵士をブチ殺しまくることも可能だし、ベトコンになってアメリカ兵たちをなぶりものにするのも可能だ。ただやっぱりタリバンとなると近過去すぎるんだろうなあ。

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メダル オブ オナー - PS3

メダル オブ オナー - PS3

メダル オブ オナー - Xbox360

メダル オブ オナー - Xbox360

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20101108(Mon)

[]最近読んだコミック / 西遊記モノを2作 最近読んだコミック / 西遊記モノを2作を含むブックマーク 最近読んだコミック / 西遊記モノを2作のブックマークコメント

■西遊妖猿伝 西域篇(1)(2) / 諸星大二郎

西遊妖猿伝 西域篇(1) (モーニング KC)

西遊妖猿伝 西域篇(1) (モーニング KC)

西遊妖猿伝 西域篇(2) (モーニング KC)

西遊妖猿伝 西域篇(2) (モーニング KC)

唐の時代の中国。孤独な少年・孫悟空は妖怪「無支奇」に見込まれ、虐げられた民衆の怒りや恨みに触れると、意識が飛んで常人離れした戦闘力が発動するようになる。 殺戮を繰り返す呪われた運命を変えるため、奇縁によって結ばれた旅の僧・玄奘に従い、悟空ははるか天竺を目指す! だが、次々と現れる妖人や怪現象が彼らの行く手を阻むのだった…… 


「西遊記」に大胆なアレンジを加えた手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞の大伝奇活劇、日本漫画界待望の第三部!!世に西遊記漫画は数多あれど、最もユニークなるはこの一篇! フィクションと、唐の時代の史実を絡ませた伝奇冒険大活劇にして、おなじみ孫悟空や猪八戒も妖怪でなく人間という設定。ただし怪物・妖人・奇現象もてんこ盛りで登場いたします。11年ぶりに始まったこの第二部からお読みいただいても、まったく問題ございません! 第1巻は「流沙河の章」を完全収録。流砂の魔境で悟空や三蔵法師を苦しめる、仮面の男の謎の質問とは!?(第1巻 2009/6/23)


新たに旅の仲間に加わった沙悟浄の案内で、伊吾の国を目指す玄奘一行。だが一夜の宿を借りた地主の家で、血みどろの殺人事件に巻き込まれる。事件の周囲には、人ならぬものの気配が濃密に漂っていた…。羊頭の怪物群やソグド人騎兵隊を相手に、またも孫悟空の金箍棒(きんこぼう)が唸る! いよいよ波瀾万丈なエキゾチック・アドベンチャー!! (第2巻 2010/6/23)

諸星大二郎の大河伝奇漫画『西遊妖猿伝』は1983年〜1997年まで雑誌連載され、単行本16巻が刊行(潮出版社版)されていたが、未完のまま永らく中断していた。お馴染みの『西遊記』を諸星流のおどろおどろしく虚無感に満ちた物語として描いたこの作品は、16巻を費やしてやっと孫悟空一行が中国(当時の唐)から出国したというぐらいだからその長大さの程が分かるだろう。しかもこの段階では沙悟浄がまだ仲間に加わっていないのだ!

その『西遊妖猿伝』が中断から11年の時を経て「西域篇」として蘇り、再び物語が語られることとなったのを知ったときは正直驚いた。一応前巻までの「大唐篇」は出版時リアルタイムで読んではいたが、執筆開始から27年ということは、単行本の1巻目を手にとったのはオレがまだ20歳そこそこだった頃ということになるではないか。そして執筆中断がオレの30代の半ばの時期、さすがにこのブランクだと細かい話はすっかり忘れている。巨大な猿の妖怪「無支奇」が孫悟空に「この世をカオスにするのじゃあ!」とか命令していたようなお話だったとは思うが。

しかしそこはさすが誰もが知っている『西遊記』がベースなだけあって、前巻までのお話をすっかり忘れていてもこの「西域篇」はすんなり読むことが出来た。要するに前巻「大唐篇」までで語られていたことというのは、「孫悟空一行は苦難の末唐をあとにした」ということだけ分かっていればなんとかなる(と思う)!

この「西域篇」ではまたしても砂漠での旅が続けられるが(というか諸星といえば砂漠だよなあ)、唐を出ることにより人種・文化圏が少しずつ変化してきているのが面白い。この1、2巻ではソグド人と呼ばれるイラン系民族とその植民地の様子がちらほら描かれはじめている。ソグド人というのはシルクロードで中継貿易により栄えた民族らしく、自らの国を持つことはなかったが、シルクロード交易において非常に重要な役割を果たしたのだという。彼等が信仰したゾロアスター教もまたここで描かれ、物語はこれまで以上にエキゾチックな展開を迎える。

実は「大唐篇」を読んでいた時は全く気付かなかったのだが、この『西遊妖猿伝』は天竺に向かう玄奘を描くことにより当時のシルクロードの旅とはどういうものだったのかを描く話だったんだな。その中で中国妖怪「無支奇」を背中に背負った孫悟空は、様々な民族との肉体的であると同時に観念的な対立と戦いを繰り広げる役割を担っているんだ。そして対立と戦いを描くことで、様々な文化の輪郭をより鮮明に浮かび上がらそうという目論見なのかもしれないな。まあ単に活劇を描きたかっただけだとは思うけど。

お話の展開は「大唐篇」より若干早いような気がするし、あまりごちゃごちゃしていないところがいい。しかし多分今のところの舞台は現在の新疆ウイグル自治区あたりだと思うが、天竺に着くのはあといったいどの位、単行本何巻が費やされるのか…。諸星大二郎のライフワークとはいえ、どことなくダラダラ続いてきた部分もあるような気もするので、ここらでサクサク進めて欲しいところではある。

■西遊奇伝・大猿王(1)(2) / 寺田克也

西遊奇伝・大猿王 1 (愛蔵版コミックス)

西遊奇伝・大猿王 1 (愛蔵版コミックス)

西遊奇伝大猿王 2―集英社・愛蔵版 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)

西遊奇伝大猿王 2―集英社・愛蔵版 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)

当代きってのCG絵師、鬼才・寺田克也によって、あの『孫悟空』が斬新なアンチヒーローに生まれ変わった。「釈迦を殺す!」全編オールカラーで描かれるバーバリズムと壮麗な色彩の饗宴!(1998/12/18)

業界を震撼させた話題作の第2巻がついに!CDアートの先駆者、寺田克也の超フルカラーCGコミックスの第2巻が登場!! 本誌掲載時はモノクロだった原稿に着色を施し、その魅力をさらに増幅させた。待たせたが、それだけ充実した内容に!! (2010/6/18)

こちらはイラストレーター・寺田克也による西遊記。こっちのほうも第1巻が1998年に出て、第2巻がついこの間という、いったいこの12年何やってたんだ、と言いたくなる展開で、実はそもそも存在していたことすら忘れていたのだが、とりあえず第2巻を入手。今でこそフルCGのイラストなんて少しも珍しくもないんだが、第1巻が出た98年あたりだとまだ「CGイラストカッッケエ!」というバリュー感満載だったなあ。内容は寺田タッチで描かれた実にグログロな孫悟空一行やクリーチャー、そして幻想的な世界のイラストを堪能するといったもので、ぶっちゃけお話はそれほどたいしたもんではない。孫悟空がバケモノと出会う→孫悟空がバケモノをたたき殺す、ということだけが特にひねらず毎回描かれている。アート的には良くも悪くも寺田ワールド全開で、要は寺田アートを心ゆくまで堪能したい寺田マニア専用ということでいいんではないかと思う。

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20101105(Fri)

[]物乞いしたって婆ちゃん頑張るんだぜ!〜映画『ルイーサ』 物乞いしたって婆ちゃん頑張るんだぜ!〜映画『ルイーサ』を含むブックマーク 物乞いしたって婆ちゃん頑張るんだぜ!〜映画『ルイーサ』のブックマークコメント

■ルイーサ (監督:ゴンサロ・カルサーダ 2008年アルゼンチン・スペイン映画)

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アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。60歳になるルイーサは掛け持ちしていた二つの職を同時に失い、さらに愛猫にまで先立たれる。夫と娘は既に鬼籍に入り、身寄りもなく知り合いもなく、蓄えさえ底を付いた彼女が思い立ったのは、地下鉄で物乞いをすることだった。

物乞い老女の物語である。こう書いてしまうと悲惨で暗澹としたやるせない現実を描いた物語のように思えてしまうが、確かにしんどい現実を描いたものなのだけれども、老女ルイーサはいつまでもグダグダと悩むことなどせずに、あっさりと「そうだ、物乞いしよう」と思い立ち、行動に移してしまうのである。いやしかしそれほどスッパリした行動力があるなら、何故に「失職」即「物乞い」という短絡になっちゃうのか最初ちょっと疑問だった。他に選択する道がなかったのか?彼女はそれでしか生活の糧を得ることが不可能だったのだろうか?

しかしその疑問は、映画を観ているうちに段々と氷解してくる。ルイーサは、生活費を稼ぐ為に物乞いを始めたのではない。彼女は、家族を亡くした彼女の唯一の伴侶であり友人だった、飼い猫の葬式を出したい、ただその思いだけから、とりあえず手っ取り早くお金が手に入りそうな物乞いの生活に突っ走ってゆくのだ。その短絡には失職のショックというのもあっただろう。しかし彼女がまず成さなければならないと思ったことは、自分の生活を立て直すとかどうとかいうことではなく、"猫"という愛情の対象を弔うことだった。そしてそれは、かつて愛する家族を失った彼女の、無念と孤独に満ちた人生を、幾ばくか贖ってくれた者への、人生全てを賭けた感謝の念だったのだ。

南米の国々というのは慢性的に深刻な経済不況に至っているようなイメージではあったが、ブエノスアイレスのような都市でさえ実際これほど物乞いが多いのか?という疑問もあった。それでブエノスアイレス関連のブログを探して幾つか拾い読みしたところ、確かに多いのらしい。それも映画と違い子供の物乞いが多いのだとか。電車の中を渡り歩きカードを配って小銭を要求するという、映画でルイーサがやっていた物乞いもやはり見かけるという。アルゼンチンは2002年の経済危機により急激に失業率が高まり、国民の56%が貧困層へと追いやられ、見かけはごく普通ではあるが文無しの人たちが町に溢れていたのらしい(現在の経済状況はかなり持ち直してきているようだ)。ルイーサが仕事を掛け持ちしてまで働いていたのに、これほどまでに困窮していたのにはそういった理由もあるのだろう。

失業や生活不安など、日本にいても身につまされる物語だが、映画のトーンは暗くない。どことなくコミカルであり、さらに、ルイーサを心配しお節介を焼くアパートの管理人の姿や、最初は憤慨していたものの次第に打ち解けあう物乞い仲間などが描かれ、人々が意外と助け合いに積極的に見えたりもする。そこにはラテンアメリカの開放的で楽天的な民族性もあるのだろう。そして、これもラテンアメリカらしく、音楽がなにより素晴らしい。さらにシンメトリーを多用した構図や、ブエノスアイレスの町を俯瞰した美しいショットなど、撮影にも非凡なものが光る。家族を亡くした悲しみから、最初は周囲に対して意固地なまでに打ち解けようとしなかったルイーサだが、最終的に信頼できる友を得る。これからも困難な道を歩くことになるだろうが、悲しみを乗り越えた彼女は、きっと以前よりも強く生きていけることだろう。

■ルイーサ 予告編

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20101104(Thu)

[]劇場再建を夢見る人々の群像劇〜映画『幸せはシャンソニア劇場から』 劇場再建を夢見る人々の群像劇〜映画『幸せはシャンソニア劇場から』を含むブックマーク 劇場再建を夢見る人々の群像劇〜映画『幸せはシャンソニア劇場から』のブックマークコメント

■幸せはシャンソニア劇場から (監督・脚本 : クリストフ・バラティエ 2008年 フランス/ドイツ/チェコ映画)

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1936年のパリを舞台に、閉館に追い込まれたミュージック・ホールを立て直そうと奮闘する人々の姿を描いた群像劇。インタビューで監督が"シャンソンの曲をもとに物語を構成した"と言っているように笑いあり涙ありの人情ドラマであり、そして舞台での唄と踊りが華やかな音楽ドラマでもある。その時代背景には第2次世界大戦前夜の不穏な空気と長引く不況、共産主義とナチスの台頭が見え隠れし、そんな激動の時代で生きる人々の点景を描くことで物語により深みを持たせている。

どの登場人物も生活感に溢れ、生き生きと下町のパリを闊歩する。彼らの織り成すドラマも様々で、貧乏のあまり子供を取り上げられた父親、女優デビューを目指して町を訪れたヒロイン、虐げられた大衆を鼓舞する青年、引き篭もりの指揮者、町の顔役の暗躍、これらのドラマがそれぞれに絡み合いつつ、シャンソニア劇場の再建と成功を中心に大きなうねりとなって物語られてゆくのだ。人々の夢や希望、喜びや悲しみ、ささやかな日々の営み、それを描く群像劇ならではのダイナミックな語り口調は、自然と登場人物たちに感情移入させ、次第に彼らと一緒に泣いたり笑ったりしている自分に気付かさせられるだろう。

そして後半の、再建したシャンソニア劇場での華やかなレビューが楽しい!美しい!人間ドラマだけだと重くなりがちな物語を、歌と踊りのレビュー・シーンが、軽やかで明るいものに変えてくれる。その中でやはり特筆すべきは新人歌手ドゥース(ノラ・アルネゼデール)の美しさとその歌声だろう。声質が硬いので、とても上手い、というわけではないけれども、パリへの憧れと愛を歌った彼女の歌は、映画の中で何度も繰り返され、それは作品それ自体のテーマともなってゆくのだ。脇を固める出演陣も、どれも実にイイ顔をした俳優ばかりで、どの出演者もオレは大好きになってしまった。

そしてなによりも映像が美しい。70年以上前の時代であり、不況下でもあるはずのフランス下町の町並みや人々の生活が、とても豊かで美しく見えてしまうのは映像のマジックだろうし、実際に全てがこの通りだったはずもあるまいが、それでもなぜか、フランスは豊かな国なのだなあ、と思わされてしまう。それは建物の造りや、様々な物が溢れた住居、洋服、生活様式から感じさせられるものなのだけれども、同じ時代なら、日本はもっと貧乏だったんだろうなあ。まあ隣の芝生といってしまえばそれまでだが、かつて高度経済成長の頃に、日本がアメリカの豊かさに憧れたように、こういったフランスの文化の芳醇さにも、ちょっとだけ憧れを覚えてしまう。

しかしこれ、日本でリメイクしたらどうなるのかな。第2次世界大戦前後の時代の、浅草や上野あたりの演芸場閉鎖で、それを再建させようとする人たちの物語、ってことになるんだろうけど、案外松竹新喜劇あたりでそういうシナリオの舞台があったりするかもね。ちょっと情緒的でベタベタになりそうな気がするけど、人情物の得意な日本人なら、意外と面白い作品になったりしてね。

■幸せはシャンソニア劇場から 予告編

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20101103(Wed)

[]オレ的続編映画ベストテン、いやベストワン! オレ的続編映画ベストテン、いやベストワン!を含むブックマーク オレ的続編映画ベストテン、いやベストワン!のブックマークコメント

ワッシュさんの続編映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ!に参加するのである。

さてっと。

マッドマックス2』。

一点買いでお願いします。

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ヒャッハー映画の原点にして金字塔!

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ウルトラバイオレンスとハイパースピードで繰り広げられる非情の黙示録!

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他の9本も選ぼうと思ったんだがね。某や某や某や、まあ、名作傑作は沢山あるんだろうが。

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しかしね。

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マッドマックス2』が最初に思い浮かんだ段階で、なんかもう、「あとは付け足しみたいなもんじゃね?」と思ったのよ。

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それに、他の映画を並べたら、オレのマッドマックス2愛》が薄められちゃうような気がしたのよ。

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だからこれだけでいいや!

ヒャッハー!

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ヒャッハーー!!

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ヒャッハーーー!!

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ヒャッハーーーー!!

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ヒャッハーーーーーー!!

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ヒャッハーーーーーーー!!

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20101102(Tue)

[]ヴァン・ダムだってグァン・ヴァってるゼッ!〜映画『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』 ヴァン・ダムだってグァン・ヴァってるゼッ!〜映画『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』を含むブックマーク ヴァン・ダムだってグァン・ヴァってるゼッ!〜映画『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』のブックマークコメント

■ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション (監督:ジョン・ハイアムズ 2009年アメリカ映画)

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『ユニバーサル・ソルジャー』の1作目はあまり好きじゃなかった。死んだ兵士を最新先端科学を駆使して蘇生させ最強の戦士に生まれ変わらせたのにも関わらず、それだけ進んだ科学技術で蘇った兵士が最後は殴り合いで決着、というのがあまりにローテク過ぎて拍子抜けしたからである。それに、死んだ人間を蘇らすことが出来るテクノロジーが開発された、というのはそれだけでも世界の揺るがす驚異的な事件なのに、究極戦士を作るだけ、っていうのがなんだか納得できなかったのだ。多分オレはこの映画にバリバリのSFドラマを期待したからこんなふうにがっかりしてしまったんだろう。

今回の『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』はその続編となる(実際にはシリーズ5作目らしい)。本国ではビデオスルーの低予算映画として公開されたようだが、これが実は思ったよりも面白かった。まずオープニングのテロリストによるロシア大統領子息誘拐から銃撃戦への流れがかなりイイ具合に飛ばしていて、凄く期待を持たせられるのだ。そしてチェルノブイリ原発を占拠し「要求飲まないと爆破するぞコラ」とかいう展開も素敵じゃないか(まあホントのチェルノブイリだったら被爆して脅迫どころじゃないような気がするが)。その後テロリストたちがユニソルのニュー・バージョン、NGUを使ってることが分かり、対テロ機関はオリジナルである旧ユニソルを投入することを決定するわけだ。

しかしここで主演のジャン=クロード・ヴァン・ダムがなかなか出てこない。リハビリ中ということになっていて、なんだかウジウジしている。ヴァン・ダムの敵役として1作目以来の競演となるドルフ・ラングレンもなかなか出てこない。アンドレイ・アルロフスキー演じるNGUだけがバタバタと旧ユニソルを血祭りに上げて気勢をあげているだけだ。この旧ユニソルがまた装備があんまりカッコ良くない上にすぐやられる。だいたい他の兵士にしてもテロリストにしても、遮蔽物に身を隠すことなく特攻スタイルで突撃してはやられていくので、どうにも間の抜けた戦闘シーンになってしまう。この辺の中盤はなんだか欲求不満が募る展開になってしまっており、シナリオ的にヴァン・ダムとラングレンを早期に投入すべきだったように思う。

さてやっとヴァン・ダムが戦場に現れ、ドルフ・ラングレン演じるアンドリューやNGUと合間見えると、とたんに映画は締まってくる。この間『エクスペンダブルズ』を観た時、「これにヴァン・ダムが出てたらなあ」と思ったものだが、そのせいか軽い「ヴァン・ダム欠乏症」になっていたからかもしれない。ここでもヴァン・ダムはユニソル1作目のように最終的には格闘で勝負に決着をつけようとするのだが、オレは1作目と違って素直に楽しんで観る事が出来た。格闘家アンドレイ・アルロフスキーとの闘いということで底上げされて見えた部分もあったのだろうが、結構歳も食ってきたヴァン・ダムが「オレはまだまだ現役だぜ」とばかりに身体を張る姿に、熱いものを感じたのだ。それはまるでもうひとつの『エクスペンダブルズ』を観せられているかのようだった。さらにロケで使用していた廃鉄工所の威容を誇る廃物振りが禍々しくもまた美しく、この映画に魅力を加えるポイントとなっており、”廃墟マニア”の方も必見と思う。

■ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション 予告編

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20101101(Mon)

[]押してもダメなら引いてみろ!〜映画『運命のボタン押してもダメなら引いてみろ!〜映画『運命のボタン』を含むブックマーク 押してもダメなら引いてみろ!〜映画『運命のボタン』のブックマークコメント

運命のボタン (監督:リチャード・ケリー 2009年アメリカ映画)

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「24時間以内にボタンを押せば100万ドルが手に入るが、代わりに見知らぬ誰かが死ぬ」というボタンを渡され、ボタン押しちゃったばかりにとんでもない目に遭っちゃう家族の話である。

誰もがこれを観て考えるのはそんなボタンを渡されたら自分は押すか?ということだろうが、倫理がどうとかいう以前に、これをゲームと考えるとボタン押す押さないは誰得?ということをまず考えるべきだろう。ボタン押すことで死んだ人間は損、儲かった自分は得、ボタン押さないとその逆、ということになるのだろうか?しかしそのボタンを渡した人間は?と考えると、これはギャンブルで言うところの胴元なわけで、胴元が自分の損をする話を持ちかける筈がない。だいたい「○○をすれば必ず儲かる!」なんていう話は、そんなに儲かるなら自分だけでこっそりやってりゃいいわけで、それを他人に教えようとするところで何かワケアリということになる。この胴元は100万ドル失って誰か死んでも、100万ドル失わなくて誰も死ななくても、実は誰よりも損をしないシステムの場所にいるわけだ。

しかし胴元にとってよりリスクがあるのはどちらだろう?ボタンが押されることで死ぬ誰か、というのは、不特定多数の、世界のどこかでいつも誰かしら死んでいる誰か、ではなく、100万ドルを受け取ることがトリガーとなり死ぬ誰か、ということだ。そして胴元は、100万ドルを誰かに渡すことでしかその人間を死に至らしめることができない。しかし100万ドルは、既に胴元の手元にありボタンを託された相手が押せば渡すことが出来る。つまり胴元にとって100万ドルよりも人の死のほうが重要になるということだ。ということはだ。胴元を出し抜くこと、胴元に勝つこととは、ボタンを押さない、という選択をすることになるのだ。100万ドルは手にできないが、少なくとも胴元には勝利できる。

一方、ボタンを押しちゃったことで起こった未来がここで描かれる。取り敢えず人は死に100万ドルは渡される。ボタンを押した夫婦は罪悪感に苛まれるがまあそういう選択をしたんだからしょうがないともいえる。問題はこのあとだ。その夫婦が、ボタンを持ってきた怪しいおっさん(の部下らしき人間)に付きまとわれるのである。おいおいゲームは終わってんのに付きまとってるってなんだよ?ヤクザのユスリタカリかっつーの。旨い話には裏があるとはよく言うが、まあそういう流れになるというわけである。要するにジェイコブズの『猿の手』と違わない単なる因果応報のお話ということになる。しかしこれでは当たり前すぎてつまらないではないか。

ただ、物語自体は「ボタンを押すか押さないか」というある種哲学的な命題がやはり興味を惹く。さらに、NASAの火星探査やNSAが絡むという設定は物語のスケールの大きさを感じさせ、中盤までは非常にミステリアスに進んでゆくのだ。このSFオカルトな雰囲気が実に『X-FILE』を思わせ、展開も予想外で飽きさせない。ここまでなら大絶賛だったんだが、ラストの救いの無さというか「そのまんまやないか」という結末が残念な作品だった。やはり「ボタンを押すか押さないか」ではなく「んじゃ引っ張ってみたらどうだ!」「とりあえずたたき壊してみようぜ!」ぐらいの発想の転換があったほうがよかったかもしれない。

運命のボタン 予告編

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