Hatena::ブログ(Diary)

メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20101231(Fri)

[]それでは それではを含むブックマーク それではのブックマークコメント

皆さんよいお年を。

梅松竹子梅松竹子 2010/12/31 17:32 よいお年を!

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/12/31 20:58 年頭から変な事を考察させてしまいスマン。
今年のフモさんの日記を読んでいると、此方まで幸せな気分になりましたよ。

来年もきっと素敵な一年になると思います。私が保証します^^。

globalheadglobalhead 2010/12/31 22:43 >梅松さん、レイジーさん
来年もよろしく〜!

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20101230(Thu)

[]餃子でギギギ! 餃子でギギギ!を含むブックマーク 餃子でギギギ!のブックマークコメント

そういえば昨日は聡明なる好青年チャトラネコ君のお誘いで、またもや《会員制秘密餃子倶楽部》へと行ってきたのである。今回はオレの相方さんと侍功夫さんも参加され、美味なる餃子をこれでもかこれでもかと頬張ってきたのであった。注文した餃子の数はゆうに100を超え、空けたビールも10本余り、まさに餃子の祭典、餃子の饗宴なのであった。味わい深い餃子を次から次へと口に運んでいると、次第に《餃子ハイ》ともいえる境地に達してきて、幾ら食べても食べられるから危険である。

そしてこのメンバーが集まると名前が出るのはあの人、岡山のギギギ主婦こと切り株アガサさんである。我々は遠方在住により参加が不可能なアガサさんのため、その席からアガサさんに電話、いかに我々がアガサさんの不在を嘆いているかを伝えたのであった。当然ではあるが羨ましがらせようなどという邪な気持ちは一片も存在してはいない。我褒めになるが実に思慮深くそして友愛に満ちた行為であろうか。岡山のアガサさんもきっとセーターの裾を噛みながらギギギと涙していたに違いない。あーそれにしても餃子美味かったなあ!また食いたいなあ!

[]最近読んだコミック〜『キック・アス』とか『アイアムアヒーロー』とか 最近読んだコミック〜『キック・アス』とか『アイアムアヒーロー』とかを含むブックマーク 最近読んだコミック〜『キック・アス』とか『アイアムアヒーロー』とかのブックマークコメント

キック・アス / マーク・ミラー、ジョン・ロミータJr.、光岡三ツ子

キック・アス (ShoPro Books)

キック・アス (ShoPro Books)

この暮れ映画で話題沸騰の『キック・アス』原作コミックである。作者マーク・ミラーアンジェリーナ・ジョリーで映画化された『ウォンテッド』も手がけていたのらしい。解説によると原作自体は2009年から2010年にかけて描かれたもので、第1話発売前から映画化が決定し、原作コミックと並行して脚本作りが成されたのだという。発売は米大手コミック出版社マーベル・コミックス傘下のアイコンというレーベルで、作者の創作の自由を第一に打ち出し、そのせいでこれまでのヒーローコミックスではあまり見られなかったゴア表現も可能になったのだという。

コミックファンが自らもコミックヒーローになるというこの物語、それを映画で観るのとコミックで読むのとでは微妙にニュアンスが違ってくる。コミックで読むとき、おのずとコミックを読む者(コミックファン)自身の願望を見透かし、そしてそれを皮肉った物語として読めてしまう。ヒーローに憧れる君にこんなにボロボロになる覚悟はあるのかい、といった具合に。そして読むものは主人公と同じように苦痛を味わい、それを乗り越えた最後の勝利に歓喜することが出来るのだ。

さらにこのコミックが映画と大きく異なるところ、それはビッグダデイの戦いの動機の部分であるだろう。映画では主人公キックアスはしょーもない動機で生まれたヒーローだがビッグダディには復讐という動機があったというふうに描かれるけれども、コミックではビッグダディもまたキックアスと同じようなしょーもない動機でヒーローごっこをしていた情けない大人だったという事が明らかになるのだ。即ち、キックアスにしろビッグダディにしろ、結局は戦う必要の無い戦いを自ら買って出て痛い目に遭い傷だらけになるという、単なる愚か者でしかないことになってしまうのだ。

しかしここでヒットガールの存在に意味が出てくる。ヒットガールは逆にもともと戦う理由がないにもかかわらず父の言うがままに戦っていたのだけれども、結局は最後の戦いにおいて、戦う為の正当な理由が生まれてしまうのだ。大人たちのヒーローごっこという無意味なはずの戦いに一人意味を持たされて戦う少女ヒットガール。つまりヒーローになりたかった者が結局ヒーローになりきれず、そうでなかった者がヒーローになってしまうのだ。「普通の人間がヒーローになるとはどういう事か?」を描いたコミック版『キック・アス』は、実はこういった皮肉の込められた物語だったのではないだろうか。

アイアムアヒーロー(5) / 花沢健吾

アイアムアヒーロー 5 (ビッグコミックス)

アイアムアヒーロー 5 (ビッグコミックス)

出ました、ゾンビ・パニック・ドラマ『アイアムアヒーロー』の第5巻!またもや新たな展開で息を付く暇を与えない。今回は生き残った多数の住民たちと合流し、そこでまた予想通りのパニック&地獄展開!富士山中腹で主人公たちが見下ろす黒煙を上げる町々の情景がこれまで以上に静かに終末感を盛り上げる。そして後半、あああああ…ついに…作者やっちゃたよ…酷いよ…酷すぎるよ…。

■聖☆おにいさん(6) / 中村光

聖☆おにいさん(6) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(6) (モーニング KC)

クリスマス時期を狙って発売された(?)『聖☆おにいさん』の第6巻。クリスマス時期だけど内容はハロウィンネタ、とツィッターで誰かが言っていたとかいないとか。しかしここ最近の巻はネタが苦しくなってきたというか分かり難いものが増えてきたような気がするなー。ジーザス&ブッダネタの有名所はほぼやっちゃったからだろうなー。正直この巻から読み始めたらつまんないかもしれない。やはりこのへんは新キャラ入れてテコ入れとか。とするとマホメット君あたりを…。

[][][]今年面白かったものあれこれ 今年面白かったものあれこれを含むブックマーク 今年面白かったものあれこれのブックマークコメント

■今年読んだ面白かった本

例によってたいした量の本読んでないんですが、その中でも『犬の力』はホント凄かったなあ。

○犬の力(上)(下)/ ドン・ウィンズロウ 《レビュー》

犬の力 上 (角川文庫) 犬の力 下 (角川文庫)

ジョー・R・ランズデールの長編も集中して読みましたが、短編集が出たのは嬉しかったですね。

○現代短篇の名手たち4 ババ・ホ・テップ / ジョー・R・ランズデール 《レビュー》

■今年読んだ面白かったコミック

今年はやっぱりこれでしょう!腰抜かすほど凄かった!

アイアムアヒーロー(1)〜(5)/ 花沢健吾 《レビュー》

アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス) アイアムアヒーロー 2 (ビッグコミックス) アイアムアヒーロー 3 (ビッグコミックス) アイアムアヒーロー 4 (ビッグコミックス) アイアムアヒーロー 5 (ビッグコミックス)

■今年面白かったゲーム

今年やったゲームは22本。まあクリアしてないのも多いんですが…。アクションもののほうが多かったですが、やはりFPSが一番しっくりくるんですよね。

メトロ2033 《レビュー》

メトロ2033 - Xbox360

メトロ2033 - Xbox360

○シンギュラリティ 《レビュー》

Singularity (輸入版:北米・アジア) - Xbox360

Singularity (輸入版:北米・アジア) - Xbox360

バットマンアーカム・アサイラム《レビュー》  

バットマン アーカム・アサイラム - Xbox360

バットマン アーカム・アサイラム - Xbox360

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20101229(Wed)

[]今年よく聴いたCDなどなど 今年よく聴いたCDなどなどを含むブックマーク 今年よく聴いたCDなどなどのブックマークコメント

今年も相変わらずテクノ三昧でしたが、ダブステップものも多く聴きました。

○Five Years Of Innervisions / Dixon

FIVE YEARS OF INNERVISIONS COMPILED&MIXED BY DIXON×AIR

FIVE YEARS OF INNERVISIONS COMPILED&MIXED BY DIXON×AIR

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○Fabriclive 53 - Drop The Lime

Fabriclive 53: Drop the Lime

Fabriclive 53: Drop the Lime

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○Acid House / Mark Broom

Acid House

Acid House

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○Crooks & Lovers / Mount Kimbie

CROOKS & LOVERS

CROOKS & LOVERS

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○Triangulation / Scuba

TRIANGULATION (帯/ライナー付き国内盤仕様)

TRIANGULATION (帯/ライナー付き国内盤仕様)

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○Liumin / Deepchord presents Echospace

LIUMIN

LIUMIN

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クラフトワークのボックス・セットも買っちゃったなあ。

○ザ・カタログ / クラフトワーク 《レビュー》

Kraftwerk: The Catalogue Box Set

Kraftwerk: The Catalogue Box Set

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テクノ以外のCDもちらほら聴いていました。

○Broken Lights / Brookville 《レビュー》

Broken Lights

Broken Lights

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○Still Night, Still Light / Au Revoir Simone 《レビュー》

Still Night Still Light

Still Night Still Light

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○Declaration of Dependence / Kings Of Convenience 《レビュー》

DECLARATION OF DEPENDENCE

DECLARATION OF DEPENDENCE

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最後はオレ大好きペット・ショップ・ボーイズのライブということで。

○Pandemonium: Live at the O2 Arena, London, 21st December 2009 / Pet Shop Boys 《レビュー》

Pandemonium-Live at the O2 Arena London-12/21/2009

Pandemonium-Live at the O2 Arena London-12/21/2009

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20101228(Tue)

[]2010年・オレ的映画ベスト10!! 2010年・オレ的映画ベスト10!!を含むブックマーク 2010年・オレ的映画ベスト10!!のブックマークコメント

年の瀬も押し迫りまくり今年もあとわずかとなってしまいやがりました!というわけで毎年恒例:《オレ的映画ベスト10!》2010年版をやってみようかと思います。

今年見た映画は劇場・セル&レンタルソフト含め120本あまり、しかも観たのはいいけどレビュー上げてないのも20本近く、さらにその他に1回見てるけどソフト買って見直したのやらTVシリーズで観たのも相当あり、毎度のことですがオレも好きだよなあ・・・としみじみ思います。この中で特筆すべきは私事ですがブルーレイ&大画面TV導入ホームシアター状態がなにしろデカかったですね。実際の所大画面TVは映画だけじゃなくゲームやる目的もあったんですが、クッキリ綺麗な画面で観る映画の良さは映画のスクリーンで観るのとはまた別の楽しさがあったりします。

さて思い出深かった映画は数ありますが、その中でこの10本!というやつを選んでみました。じゃあ行ってみよう!

*1位* 『アバター』

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スッゴイ別世界だった!いやー実はIMAX3D初体験がこの映画だったんですが、度肝を抜かれました。別世界に持ってかれました。オレにとってもまさしく映画革命だったといってもいいでしょう。去年の公開なんですが今年の初めに観て、そして今年1年通してこの映画を超える映画はありませんでした。映画というよりも別次元の映像体験でした。そしてその後追加映像を入れて発売されたエクステンデッド・エディションがまた素晴らしかった! 《レビュー》

*2位* 『オーケストラ!』

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スッゴイ感動した!オーケストラ再建を描く人間ドラマなんですが、笑いあり涙ありの人情ドラマでフランス映画とはいえおそろしくとっつきやすく親しみやすい映画でした。クラシック音楽なんて全く聴かないオレがオーケストラ演奏の迫力に打ちのめされました!そして主演女優メラニー・ロランの美しさ!他の映画を圧倒して堂々2位です! 《レビュー》

オーケストラ! [Blu-ray]

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*3位* 『マッハ!弐』

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スッゴイ格闘だった!マッハ!』の続編ですがこちらは古代タイ王国が舞台となっており、ありとあらゆる国のありとあらゆる人種のありとあらゆる種類の格闘技が坩堝の如く登場し、その圧倒的な迫力とむせかえるようなエキゾチズムに映画館でずっと「あうあう!あうあう!」と呻きまくっておりました!次回『マッハ!参』で完結です!観てない人は観よう! 《レビュー》

マッハ!弐 [DVD]

マッハ!弐 [DVD]

*4位* 『キック・アス

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スッゴイバイオレンスだった!今年はこの映画を語らなければ終わらないでしょう!非力な少年が流血と苦痛の果てに見出したヒーロー像という部分が新世代だと思います!それよりなにより殺戮マシーン・ヒット・ガールの痛快極まりない血まみれ大虐殺が全てのバイオレンス映画を過去の遺物にしてしまいました!やれ!ぶっ殺せ!奴らを血に海に沈めろ! 《レビュー》

キック・アス (ShoPro Books)

キック・アス (ShoPro Books)

*5位* 『アリス・イン・ワンダーランド

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スッゴイカラフルだった!物語性とかバートン映画にしてはとかいろいろ言われましたが、オレこの映画大好きなんですよー。なにしろ「アリス」の世界をCGIで徹底的に描いたっていうところで好きなんです!これもIMAX3Dで観たんですが『アバター』とは別の意味で別世界に行っちゃったような楽しさを存分に味わいました!ずっとこの世界で遊んでいたかった! 《レビュー》 

*6位* 『特攻野郎Aチーム THE MOVIE

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スッゴイイカレていた!いやもう主演人物全員すっかりイカレまくった連中でしたね!脳内麻薬出しまくりながら「ヒャッハー!」とか喚きまくりつつ危険なことやってましたね!特に空中戦車の場面は今年観た映画の中でもダントツのイカレたシーンでしたよ!あれ笑ったなー!ソフト出たらまた観まくりたいです! 《レビュー》

*7位* 『アイアンマン2』

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スッゴイメカメカだった!正直中盤なんかグダグダだったんだけどさー、なんてったってスカーレット・ヨハンソンのチチとケツがサイコーによかったっていうのと、グウィネス・パルトロウの清楚な物腰に悶絶させられたのと、後半の量産型タイプ大量導入の戦闘が中学生魂に火をつけてくれて楽しかったわ!やっぱメカ物サイコー! 《レビュー》

*8位* 『シャーロック・ホームズ

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スッゴイスチームパンクだった!19世紀ロンドンを当時の雰囲気を存分に再現しながらさらにスチームパンク風に描いた映像と物語にとってもガツン!と来たのですよ!なにしろクライマックスの舞台となった建設途中のロンドン橋の威容にヤラレたわ!微妙なオカルト風味もよかったしもちろんホームズ&ワトスンのキャラもGOOD! 《レビュー》

*9位* 『エクスペンダブルズ』

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スッゴイ漢汁だった!もうお祭りワッショイな映画でしたね!アクション俳優多数出演という楽しさもあったけど、スタローンが前作『ランボー 最後の戦場』に続いて馬鹿馬鹿しくなるぐらいにこれでもかこれでもかこれでもかと殺戮と破壊の限りを尽くしている所が凄かった!ビバ!殺戮&破壊! 《レビュー》

エクスペンダブルズ [Blu-ray]

エクスペンダブルズ [Blu-ray]

*10位* 『パンドラム』

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スッゴイホラーSFだった!話題に全然なってなかったけどおそるおそる観てみたら面白くてびっくりした、という良作です。ホラー風味とSF風味がいい具合にミックスされ、今年観たSF映画の中では『第9地区』や『月に囚われた男』よりも面白く観れた。こういう隠れた良作がきちんと公開されたことも評価高いです。 《レビュー》

*努力賞* 『インセプション

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スッゴイ「ドヤ顔」だった!この映画楽しめた部分と「はぁ?」と思った部分が半々で、それというのも監督クリストファー・ノーランの「ドヤ顔」が妙に鼻についたって部分があってね、いやどうしようかなーとか思ってたんですが、今回このベスト10を決めるにあたって「で、この映画は『インセプション』より面白かったのか?」ということを基準にして選んでいったらスルスル決まった挙句『インセプション』は枠外だったという、まさに今回のベスト10の試金石みたいな映画だったんですね。というわけで『インセプション』ありがとう!なお「ドヤ顔」についてはカトキチさんのレビューの表現から勝手に頂戴しました!カトキチさんありがとう! 《レビュー》

インセプション Blu-ray & DVDセット (初回限定生産)

インセプション Blu-ray & DVDセット (初回限定生産)

しかしハリウッド大作多いですねー。邦画も韓国映画もアニメも入ってないですねー。去年まであんなに騒いでいたバカ映画もホラー映画も入ってないですねー。あと基本的にお気楽な映画ばかりで、社会とか人間とかの問題で観終わって暗い気分になっちゃうような映画は入ってないですねー。ある意味フツーなランキングですねー。まあオレの映画の趣味なんてこんなもんっすよ!というわけで《2010年・オレ的映画ベスト10!!》でした!あんな映画やこんな映画が取りこぼされているような気がしますが、まあこの順位で順当な気がします。来年も面白い映画を沢山観たいですね!でわでわ!

[]それにしても それにしてもを含むブックマーク それにしてものブックマークコメント

オレの相方さんにも「オレと一緒にさんざん映画観に行ったんだからあんたも今年のベスト10書きなさい!」と言って書かせたら(とは云ふもの丶お前ではなし/今年観た映画ベスト・テン)、オレのベスト10と5本被っててしかも4位『キック・アス』と8位『シャーロック・ホームズ』が同じ順位だった(示し合わせていません)というところに「さすがオレの相方だなあ」と感心してしまいました。今年のベスト10を作っている人はいっぱいいるでしょうがここまで似るっていう人は相方さん以外いないだろうな。ま、『アバター』はランクインしていなかったが…。

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20101227(Mon)

[][]『キック・アス』のコスプレしてみた 『キック・アス』のコスプレしてみたを含むブックマーク 『キック・アス』のコスプレしてみたのブックマークコメント

反省はしない。でも後悔はしている。

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Kick-Ass: PhotobombiPhone app)

キック・アス (ShoPro Books)

キック・アス (ShoPro Books)

CXQ02002CXQ02002 2010/12/27 12:35 かっちょよすX-P

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/12/27 17:51 フモ△〜!!

globalheadglobalhead 2010/12/27 18:14 >CXQ02002さん
だろだろ!

>レイジーさん
もう恐れるものは無い。

梅松竹子梅松竹子 2010/12/28 13:52 不意打ちだったので、ウケています。 ̄▽ ̄ 
キタキタキタ来た北北喜多ーーー!き・ま・し・たっ。
背景最高!!コスプレ、シリーズ化希望・・・。

globalheadglobalhead 2010/12/28 22:09 コスプレの裏っかわから見え隠れするメタボな体にオヤジの真髄を感じてください。
シリーズ化はしません!

20101226(Sun)

[]クリスマスだった クリスマスだったを含むブックマーク クリスマスだったのブックマークコメント

  • クリスマスということで輸入ビールのオンラインショップでクリスマス・ビールを購入。
  • 右から「クリスマス・ペールエール」「ケルストパーテル」「ブルッグス・ボック」「サンタ・ビー」「ウィンテルコニンクスケ」。

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  • ベルギー・ビールになるが、クリスマス・ビールということからか飲んでみたらスパイスの効いた甘めなのが多かったな。
  • こちらはクリスマス・ビールじゃないが、かつて相方さんと初めてベルギー・ビールの店に行ったときにわけも分からずに飲んで、とっても高かったのととっても酸っぱかったのが記憶に残ってたんだが、どんなビールだったのか覚えておらず、このオンラインショップでやっと正体が分かって購入したある意味二人の思い出のビール、「リンデマンス キュベ ルネ」。飲んでみたら、やっぱり酸っぱかった!

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  • 相方さんとプレゼント交換。皮の手袋を買ってもらった。相方さんありがとう。

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  • 焼いた鶏の腿やホワイトアスパラやグラタンを作ってもらい、ベルギー・ビールで乾杯して食事。メリークリスマス!写真は撮らなかったけど食後はクリスマス・ケーキの代わりにショート・ケーキで〆た。美味しゅうございました!

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  • そして今日の朝はグラタンに入れ忘れた海老を使ってあとイカと青梗菜を入れてタンメンにした。これも美味しかったな。

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  • あとはお正月を待つばかりだなあ。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/12/26 22:00 悔しくなんかないもん!

globalheadglobalhead 2010/12/27 10:58 忘年会は無理だったけど年明けたらまたどこかで飲みたいですね!

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20101224(Fri)

[]神無き世界のヒーロー〜2010年の最後を締めくくる大傑作映画『キック・アス神無き世界のヒーロー〜2010年の最後を締めくくる大傑作映画『キック・アス』を含むブックマーク 神無き世界のヒーロー〜2010年の最後を締めくくる大傑作映画『キック・アス』のブックマークコメント

キック・アス (監督:マシュー・ヴォーン 2010年アメリカ・イギリス映画)

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■イカレた連中

最初に書くとこの『キック・アス』、べらぼうに面白く、そしてイカレた映画であった。

主人公は冴えないコミックオタク高校生デイブ。コイツはコミック好きが嵩じて自分もヒーローになれると信じ、日本でいうドンキホーテみたいなところで買ったダサい全身タイツ着て街に繰り出したはいいがチンピラにボコられた挙句車に轢かれて半死半生の目に遭う。当たり前だ。現実なんてそんなもんだ。だがコイツは、退院後それでもめげずにまたヒーローの格好して表に出るんだ。普通は懲りて止めるはずだろ?そしてまたチンピラと血まみれになってやりあう。狂っている。こいつは、イカレている。そしてチンピラになんとか勝ったデイブはホントにヒーローとしてまつり上げられてしまうんだ。

そんなデイブが出逢ったのがビッグ・ダディと仮面少女ヒット・ガール。しかしこいつらはハンパなかった。ヒット・ガールはデイブに襲いかかったチンピラどもを情け容赦なく切り刻み、ビッグ・ダディは平気で相手を撃ち殺し、あたりを血の海に変え死体の山を築くんだ。こいつらは強い。強いが正義のヒーローにしちゃああまりに無慈悲すぎる。こいつらは狂っている。こいつらは、イカレてるんだ。そして、ビッグ・ダディとヒット・ガール、そしてデイブは、さらに血生臭く陰惨なマフィアとの戦いに巻き込まれてゆくんだ。

キック・アス』はこんなふうに、生身の人間が現実にヒーローを演じようとするとどうなるか、を描いた映画だ。そのへんの普通の人間が架空のヒーローのマネッコしてリアルファイトなんかやったら血まみれの大怪我するに決まってる。そして格闘マシーンとして鍛錬した人間が本気で相手とやりあったらやっぱり血を見るのは明らかだ。手加減無しなら相手をブチ殺すこともあるだろう。だから普通はやらない。そのやらないことをやっちゃったイカレた連中、それが『キック・アス』の主人公たちなのだ。

■『ダークナイト』と『キック・アス

何度も書いているがヒーロー映画の金字塔でもある『ダークナイト』の何がイラつかされたかというと、バットマンがジョーカーをぶっ殺さないことだった。中盤のあのカーチェイスの果てにジョーカーをぶっ殺してさえいればその後の殺戮も悲劇も起こらなかったではないか。そしてあそこでジョーカーぶっ殺して終わってくれればオレの中で『ダークナイト』は最高の映画として記憶されていた筈なのだ。それを倫理だか民主主義だかなんだか知らないがなんなんだよあの体たらくは!ヌルイよな!タルイよな!イカレたコスチューム・ヒーローのくせになに高潔ぶってんだよッ!全く骨の髄までヤキが回ってるよなよなバットマンのオッサンよお!

そこへゆくとこの『キック・アス』、なにしろ迷いが無い!情けも容赦も無い!とりあえず悪モンはぶっ殺す!ギタギタにする!それはなぜならそれが悪モンだからだ!「悪モンはぶっ殺されて当たり前」だからだ!善と悪の彼岸だの心の闇だのとシャラクセエこと言ってんじゃねえ!グダグダ小賢しい小理屈こね回してんじゃねえ!だいたい小理屈好きは変態と相場が決まってるからな!変態の戯言に付き合ってる暇なんかないんだよ!食うか食われるか、殺るか殺られるかなんだよ!

こうして映画『キック・アス』は普通ならそこで持ち出されるはずの逡巡やら内省やらをなにもかも潔いくらい見事にふっ飛ばす。それはある意味狂っているとさえ言ってもいいふっ飛ばし方だ。そして多分それは、彼らにとっての現実は、そんな理屈をこねてる余裕がないくらいに、残虐で、陰鬱で、逼迫しているからなのだ。それは善でも悪でもなく、「どっちが生き残るか」という熾烈な戦いだ。負ければ自分は踏み潰されてしまう、無かった存在にされてしまう、そういったものとの戦いだ。主人公のクソオタク野郎デイブはコスチュームを着て弾けなければ自らのアイデンティティを保てなかった。それだけ惨めな人生だった。そしてビッグ・ダディは復讐を成就できなければ生きていないのと一緒だった。彼の人生もそれだけ惨めだった。

そしてここでヒット・ガールの存在が問題になってくる。物心付いた時からビッグ・ダディにより殺戮の英才教育を受けていたヒット・ガール。11歳で相手を血塗れの肉塊に変える能力を持つ殺人兵器ヒット・ガール。しかし彼女にはデイブやビッグ・ダディのルサンチマンが存在しない。彼女は単なるビッグ・ダディの操り人形なのか。ビッグ・ダディとヒット・ガール。彼らはバットマンとロビンだ。「リアル・ヒーローとは何か」をテーマにした『キック・アス』において、ヒット・ガールでさえそのテーマから逃れることは出来ない。即ちロビン=「悪漢を退治する少年」はヒット・ガール=「悪人をブチ殺す少女」として描かれなければならない。「子供で、女の子だから、彼女だけきちんと倫理とか法律とか民主主義とかで守ってあげましょうよ」という言い訳は通用しない。『キック・アス』の世界は冥府魔道なのであり、父によって殺しを叩き込まれなければヒット・ガールはこの世界で殺られるだけなのだ。オレはそんなビッグ・ダディとヒット・ガール父子の暗黒行脚に「子連れ狼」の系譜を感じたし、同時にヒット・ガール自身には死んだ母の復讐の為血塗られた旅路を歩む「修羅雪姫」の幼い面影を見た。

■神無き世界のヒーロー

キック・アス』世界がなぜ冥府魔道なのか。西欧キリスト教圏において、「裁く」ことは"神の法"だった。「復讐するは我にあり」という言葉があるが、これは新約聖書の言葉であり、「悪に対して悪で報いてはならない。悪を行なった者に対する復讐は神がおこなう」という意味だ。人を裁くのは神であり、人が裁くとしてもそれは神の代理人としてだった。即ちコミックの世界においても、ヴィランを裁くヒーローとは神の代理人なのであり、混沌と破壊のみを生み出すヴィランたちは、サタンの化身だった。ヒーローがヴィランを退治するのは"神の法"であると同時に、『ダークナイト』でバットマンがジョーカーを殺せなかった理由、それもまた"神の法"であったのだ。ここでバットマンは、"神の法"と"近代的自我"の二つに引き裂かれたヒーローだったのだ。だからバットマンの物語はあのように暗いのだ。

これまでヒーローは"超人"として描かれてきた。"超人"であること、それは神の代理人としての力を持つということだった。しかし『キック・アス』の世界には特殊能力など何も持たない現実の生身の人間がいるだけだ。殴られれば血が出る。それはただの人間だからだ。そして"ただの人間"であることが"神の代理人でさえ無い"という点で『キック・アス』とこれまでのヒーローものの作品は決定的に分かたれる。つまり『キック・アス』の世界には神はいないのだ。残虐で、陰鬱で、逼迫していて、善も悪もなく、「どっちが生き残るか」という熾烈な戦いのみがある世界。神のいない世界。しかし神がいないからこそ自らの力で彼らは戦う、血まみれになりながら。彼らは無力である、しかし、その力は、まごうことなく"自ら"の力だ。神無き世界で血まみれのニヒリズムを超えて立つヒーロー。それは新しい時代の"超人"であると同時に「神の死んだ」現代におけるニーチェ的な"超人"でもあったのだ。それが『キック・アス』なのである。

(12/25追記:映画『キック・アス』は日本では最初4館のみの上映でしたが続々上映館が増えているようです。興味を持たれた方は是非足を運んでみられてください。いやなんか応援したくてさあ。「拡大公開が決定した「キック・アス」の公開劇場情報」

キック・アス 予告編

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キック・アス (ShoPro Books)

キック・アス (ShoPro Books)

Kick-Ass Music from the Motion Picture

Kick-Ass Music from the Motion Picture

Kick-Ass 12 Inch Action Figure Kick-Ass

Kick-Ass 12 Inch Action Figure Kick-Ass

Kick-Ass 12 Inch Action Figure Hit Girl

Kick-Ass 12 Inch Action Figure Hit Girl

20101222(Wed)

[]『進撃の巨人』読んだ 『進撃の巨人』読んだを含むブックマーク 『進撃の巨人』読んだのブックマークコメント

進撃の巨人(1)(2)(3) / 諫山創

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)

進撃の巨人(2) (講談社コミックス)

進撃の巨人(2) (講談社コミックス)

進撃の巨人(3) (講談社コミックス)

進撃の巨人(3) (講談社コミックス)

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。

なんだかすっかり話題のコミックになっている諫山創の『進撃の巨人』。よく行く漫画書店に行ったら大型ポップが飾られ3巻全部平積みされてたなあ。舞台はいつとも知れない未来。人類は人を餌として食らう謎の巨人たちに追いやられ、巨大な環状の壁の中に作られた町の中で細々と暮らしている。文明は後退し、科学技術レベルも建物の佇まいもどことなくヨーロッパ中世を思わせる(銃や車が存在しないのだ)。まずこの人類の"町"が、どことなく抽象的なのが奇妙だ。広大な平野に建てられているらしいが、人々は海を知らず、山のようなものも見当たらない。産業や食糧生産がどうなっているのかも明らかじゃない。考えてみればここが地球かどうかも定かじゃない。町はただ、外界から隔絶され、その中でのみ安寧が保たれている場所として設定されている。

そして巨人だ。人の形をしているけれども、なぜそうなのかは分からない。この巨人は人を餌とするが、どうも食料として食べているのでもないらしい。そもそも食べていなくとも生存しているようなのだ。しかも強大な再生治癒能力を持ち、普通に考えられる"生物"とはちょっと違う謎の存在だ。僅かに残された人々はこの巨人と人類存続を賭けた絶望的な戦いを繰り広げるが、そこで描かれるダイナミックなアクションとは別に、多くの謎を孕んだまま進行してゆく物語でもあるのだ。この謎の中には意外と作者の設定ミスもありそうだが(そもそも1巻目終盤から2巻目にかけて大きな矛盾が存在する)、この謎の存在が物語に興味を抱かせ引っ張ってゆく要因になっているだろう。更に要所要所で意外な展開を見せて驚かせ、決して飽きさせることが無い。

それと合わせ、作者のある種の"若さ"が物語を面白くしている。まず絵が拙い。拙いのだが、酷いというほどでもないし、作者の持つ熱気と勢いを感じることができる絵だ。そしてこの拙い絵が、巨人の造型をより不気味にしている。描かれる人物や建物の歪さも、どことなく薄気味悪さを醸し出している。物語展開はどこか懐かしくもある熱血調だ。主人公の少年はいつも眉間に皺を寄せ、世界と自分のあり方に憤り、いきり立ち、声を張り上げ、そして何が何でも巨人を根絶やしにする、と息巻く。この"熱さ"が由緒正しい少年漫画を思い起こさせるのだ。しかしそれと相対して、巨人によってもたらされる"死"の描きかたは冷徹であり、どこか乾いている。オレはこの貧相な絵柄と乾いた死の描き方に『寄生獣』の岩明均を思い出してしまった。

今後の展開が読めないのでなんとも言えないが、少なくとも初期の構想として、"外界から隔絶された環境にある土地でそこに住む住民が兵士となり存亡を賭けた戦いが行われる"という部分に、「日本がもし有事となったら」という仮想の状況を重ね合わせているのではないかという気がする。日本という海に囲まれ隔絶された環境で安穏と暮らしてきた自分たちが、突然周囲から侵略され戦争に巻き込まれたらどうなるのか?ということだ。そして自分はその中で戦えるのか?ということだ。さらに3巻目からはなんとエヴァンゲリオン展開だ。"あれ"ってなんだかエントリープラグを思い出させるじゃないか。ということは巨人というのは、これまで少年漫画が描いてきたロボットという存在を巨人に置き換えたのものなのか。謎が謎を呼ぶ『進撃の巨人』、今後の展開が楽しみである。

(12/24追記 うあっタイトル『追撃の巨人』になってた。誰にも分からないようにこっそり直しておこう・・・)

梅松竹子梅松竹子 2010/12/24 00:53 コレ、えらく話題になってるのでとても気になっています。
こういう続きモノは小出しで読むよりまとめて読みたいと思っていましたが、記事を読んでやはり5、6巻出るまで待とうと思いました。
前の記事についてですが「チャンネルはそのまま」がついに!面白くなりましたか。いまだ2巻読んでいません。^^;
それとストップひばりくんの歌がぐるぐる頭を回っています。絵がものすごく好きでした。私はあの頃の漫画家の描く若い娘がけっこう好きです。
き○ぐれ○レンジロードの絵とか。(笑)
最近のまんがの絵柄はカッコつけてるものが少ないかんじがするので、私は少々チャラけを見たいですが若い漫画家がチャラけようにもこのご時勢では作風にもでないでしょうね。

globalheadglobalhead 2010/12/24 20:25 どうだろー梅松さんの好きそうな題材じゃないような気がしますよー巨人。とっても男の子臭い漫画だと思います。あと面白いっちゃ面白いんですが、騒がれすぎのような気も。
「チャンネル〜」はなんだか今回は楽しめましたね。ドタバタ度が増したのかな。主人公の女の子は相変わらず大ボケぶっこいてますが。
江口とかは好きなんですよオレも。最近だと「キャラ者」なんかお薦めです。相変わらずバカで下品ですが、やっぱり絵は綺麗なんですよね。
最近の漫画は実はあんまり知らなかったりします。漫画雑誌とか読まないし、もはやワカモノ向けの物語にはついていけないし・・・。

pontennapontenna 2011/01/22 10:52 わたしもコミックスで読んでますが、
なにしろ別冊マガジン(月刊誌)の連載作品なので、
単行本が出ない出ない。
次の4巻は4月か5月頃発行予定だそうで、
待てないっつーの!(笑)

globalheadglobalhead 2011/01/23 08:19 さてはハマッてますな。
しかしあれ月刊連載だったのか…自分も漫画は単行本でしか読まないタチなのですが、まだまだ先が長すぎる…。

20101221(Tue)

[]狂ったように漫画読んでいた 狂ったように漫画読んでいたを含むブックマーク 狂ったように漫画読んでいたのブックマークコメント

セラフィム 2億6661万3336の翼 / 押井守, 今敏

セラフィム 2億6661万3336の翼(限定版)(リュウコミックス)

セラフィム 2億6661万3336の翼(限定版)(リュウコミックス)

鬼才・押井守監督の原作をベースに、マンガ家時代の今 敏氏が綴った近未来コミック。鳥たちを介して感染する、人を人以外のものへと変える天使病――謎の病をめぐる陰謀とは?  本書は1984年から1985年にかけて「アニメージュ」誌上にて大型企画として連載されたが、これまでコミックス化もされず、多くのアニメファンから幻の作品と言われていたハイクオリティ・コミック。

先ごろ惜しまれつつ世を去った今敏が1984年から執筆していた未完の大作漫画の初単行本化である。原作はあの押井守、アニメ雑誌「アニメージュ」において、かの「風の谷のナウシカ」連載終了後、ナウシカに並び比す大作として企画され連載していたものだという。しかし、押井と今との対立が原因となり連載は頓挫、封印されたまま今の死のために未完で終わってしまった作品なのだ。読み始めてその非常に力の入った設定とストーリー展開に唸らされる。もともと今敏は大友克洋を髣髴させる緻密な絵を得意としており、それに押井のストーリーテリングが加わり(まあ例によって理屈っぽいのだが)、恐ろしく歯ごたえのある序盤の展開を見せるのだ。"天使病"により崩壊し、WTO(世界保健機構)が実権を握る世界、その奇妙にアナクロなキリスト教的ヒエラルキーとコードネーム(エヴァよりも早く「東方の三賢人」の名をもじっている)、そして舞台となる世界から防疫封鎖され分離国家と化した中国の変貌ぶり、その瓦礫と累々たる屍の中に立つ要塞都市、そこへWTOから派遣された主人公たち一行と謎の少女、そして少女を奪うべく暗躍する敵対組織との熾烈な銃撃戦。彼らが向かう天使病発生の地タクラマカンには一体何が待つのか?といった物語なのだが、なにもかもスケールが大きい、実に骨太なストーリー展開で、もしこれが完成していたら押井守と今敏の最高傑作になっていたかもしれない壮大なポテンシャルを秘めた作品だったのだ。いやいや、原作があるのなら押井だけにでも頑張ってなんらかの形で完成して欲しいとさえ思う。つくづく未完のままにされていたことが惜しい作品であった。

■OPUS(オーパス)(上)(下) / 今敏

OPUS(オーパス)上(リュウコミックス) [コミック]

OPUS(オーパス)上(リュウコミックス) [コミック]

OPUS(オーパス)下(リュウコミックス)

OPUS(オーパス)下(リュウコミックス)

世界中から次作を待望されていたなかアニメ監督・今 敏の、マンガ家時代最後の長編作品。 1985年から1986年に雑誌連載されていたが、当該誌休刊とアニメ監督業への傾注のため、これまでコミックス化されていなかったものを上下巻で初の刊行。主人公であるマンガ家が自分の描く作品に取りこまれ、登場人物たちとともにその世界の崩壊に立ち向かうというストーリーは、後のアニメのモチーフともつながる先駆的作品。下巻巻末には雑誌にも発表されていなかった、執筆途中の「幻の最終回」も収録。

こちらも今敏の未完長編作品となるが、こちらは連載誌の休刊に伴う中断であったのらしい。物語は自分の漫画の世界に取り込まれてしまい、漫画と現実の世界を行き来する漫画家が主人公となる。いわばメタフィクションという体裁の物語だが、上記『セラフィム』と比べるとこちらはかなりリラックスして描いていたように思える。現実と虚構が交じり合ってゆくというモチーフはその後の今敏のアニメーション作品でも繰り返し語られるが、今敏にとってそれが作家としていかに中心的なテーマだったのか、この作品からも窺われる。一応雑誌では未完であったが、単行本には死後発見された最終話の下書き原稿が収められ、話としてはとりあえず完結しているかもしれない。

江口寿史のお蔵出し 夜用スーパー / 江口寿史

江口寿史のお蔵出し 夜用スーパー (CUE COMICS)

江口寿史のお蔵出し 夜用スーパー (CUE COMICS)

シモネタ、パロディ、最新作もすべて収録!ギャグ、コミックエッセイ、幻の長編ほか、全作品が単行本初収録。マンガ界のキング・オブ・ポップ江口寿史、満を持してのお蔵出し!

江口の漫画ってどうも80〜90年代の匂いがプンプンするんだよなあ。それもバブルのチャラい匂いが。結局江口はそこで止まっちゃった漫画家で、今読むと微妙にバブル期の気恥ずかしさを感じてしまう。江口の描くツルッとした線なんかはまさにあの時代のものだが、バブル期が終わった後の漫画全般の線や物語は、まるでその後の世相を反映するように、どんどん汚く泥臭くなっていったように思う。しかしそういったことは別として、この「お蔵だし」を集めた作品集は、かつての江口ファンなら十分満足できる内容になっている。なんだかんだ言って好きな漫画家なんですよ。特に途中で中断した連載モノ「ラッキーストライク」や「イレギュラー」は、「これずっと続いてくれてもよかったのに」と思っちゃうほどきちんと出来ている。ただ江口って基本的にチャランポランで堪え性の無い漫画家だから、こうやって中途半端に中断しちゃうところも江口らしいといえば言えるんだけどね。それにしても江口なんでこんなに巨乳好きなの?

■チャンネルはそのまま!(3) / 佐々木倫子

チャンネルはそのまま! 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

チャンネルはそのまま! 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

あんぽんたん記者、北の空を飛ぶ!!謎の採用枠「バカ枠」で北海道☆テレビに入社した雪丸花子。報道部に配属されて数か月、行く先々で騒ぎを起こしつつも記者として成長している…のかいないのか!?初めて命じられたヘリコプター取材では、パイロットも巻き込んでの大騒動に…!!

TV局を舞台にして描かれる『チャンネルはそのまま!』の新刊、自分がTV局というのに積極的に興味が持てないっていうこともあり、佐々木倫子の漫画にしてはあんまり面白くないなーとか思って読んでたんですが、この3巻、なななんと面白い!やっと佐々木倫子節炸裂か!?というぐらい乗って描いているような気がする。これまではドジっ子主人公のドジであるにもかかわらず最後は丸く収めてしまう所にポイントがあったんだけれども、なんかそういう"運のよさ"がちょっとつまんなかったんだよね。でも今作では不器用ながらも自分の仕事に頑張っている主人公の様子が、普通によく出来た「お仕事漫画」として読めて面白かったのかもしれない。そのなかでは失敗もあるんだが、あんまり深刻にならず本人の性格で乗り切り、周りも「もーしゃーねーな」で収まっているところが、ギスギスしない楽しい読後感を残すんじゃないかな。仕事はこんなもんじゃないって言う言い方もあるかもしれないけど、フィクションとしてこういう幸福な形でまとめるやり方の方がオレは好きだな。

ヒストリエ(6) / 岩明均

ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC)

寄生獣』で世を震撼させた岩明均氏が漫画家としてデビューする前から暖めていた物語、それがこの『ヒストリエ』。舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作だ。蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアでギリシア人養父母に育てられたエウメネスは、そのおかげでギリシア的教養を身につけることとなる。ある日養父がスキタイ人に殺され、自分の出自を知ったエウメネ スは奴隷の身分に落とされてしまう。それが彼の波乱の旅の始まりだった!

いつ新刊が出ていたのか全然知らなかった『ヒストリエ』の6巻目である(奥付見たら5月21日第1刷になってたが…半年前じゃん)。まあそのぐらい興味が薄れてきてるってこともあるんだが…。一応「アレキサンダー王の書記官エウメネスの波乱に満ちた生涯」を描いたもんなんだが、巻を追うごとにどんどん地味展開になってゆき、今回はその地味さがますます加速していっているような気がしてならないのだが…。もうちょっと緩急あってもいんではなかんべか。

■激マン!(2) / 永井豪

激マン! 2 (ニチブンコミックス)

激マン! 2 (ニチブンコミックス)

永井豪の自伝漫画『激マン!』の2巻目。1巻目では初っ端から「デビルマン」執筆秘話を、そのセルフリメイクまで交えながら物語っていたが、今回もその続きとなる。この2巻目ではシレーヌ篇の話が描かれているけれども「デビルマン」のストーリーをそのまま追いながらの進行なので、どう考えても「デビルマン」話は5巻以上は続くんだろうなあ。逆に言うと「ハレンチ学園」やあの当時の漫画は軽く触れられているだけなので、永井にとってあの漫画がどれほど大きな存在だったのかが分かるよな。あと今回は永井がなぜ漫画家を目指したのかが描かれていて、読むとこれがちょっと胸に迫るものがあったりする。

GANTZ OSAKA (3) / 奥浩哉

GANTZ/OSAKA 3 (愛蔵版コミックス)

GANTZ/OSAKA 3 (愛蔵版コミックス)

「大阪チーム視点」の描き下ろしコミックを加えた全3巻、完全完結。大激戦の大阪編が大型版で完結。無為に散る命。進化する不死身最強星人「ぬらりひょん」。大阪チーム視点の描き下ろしエピローグコミック収録!

「大阪道頓堀篇」のみを抜き出し大型本で刊行されたシリーズの最終巻。前も書いたけどやっぱり『GANTZ』は大きな紙面で読んだほうが絶対読み応えがある(たえちゃんとのホニャララは別に大画面じゃなくてもいいけど)。あと今回はエピローグとプロローグが加筆されているんだけれども、これが大阪チームに参加した青年の視点から描かれていて、オリジナルと一味違う風味を添えている。

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20101220(Mon)

[]『トロン:レガシー』は観ていてトロン…と眠たくなる映画だったなあ 『トロン:レガシー』は観ていてトロン…と眠たくなる映画だったなあを含むブックマーク 『トロン:レガシー』は観ていてトロン…と眠たくなる映画だったなあのブックマークコメント

トロン:レガシー (監督:ジョセフ・コシンスキー 2010年アメリカ映画)

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日本が世界に誇る任天堂ゲーム・デザイナー宮本茂の失踪から20年。彼の息子・鞠夫はそんな父から突然メッセージを受け、押入れに仕舞いこんでいたファミリーコンピューターを引っぱり出し、ゲーム『スーパーマリオブラザーズ』を起動する。突然の閃光、意識の喪失。気が付くと鞠夫は、キノコやカメや人食い花が襲い掛かるバトルワールドの中にいた。からくもバトルに勝ち残った鞠夫は、その世界が独裁者クッパの支配する電脳世界であることを知る。さらに鞠夫はその世界に囚われていた父・茂と出会い、ルイージ、ピーチらのレジスタンスと協力し、クッパの野望を打ち砕く為に立ち上がる。今まで誰も見たことのない華麗なる電脳世界の映像、そこで繰り広げられる熾烈なる戦い。それがこの『マリオ:レガシー』だ(もちろん『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』の続篇)!

…じゃなくて、ええとトロン:レガシーであります。IMAX3Dで観たんですが。

オリヴィア・ワイルドたんきゃわいかったなあ!

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…ボー・ガレットたん美しかったなあ!

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…とりあえず画面がキラキラテラテラしてて綺麗だったなあ!

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…あとなに書けば…と言いたくなる程グラフィック以外は印象の薄い映画でありましたよ…。結構楽しみにしてたのになあ。

前作であるトロンは世界で初めてコンピューター・グラフィックをてんこ盛りにフィーチャーした映画として有名でしたが、作品としての評価はイマイチだったように記憶しております。オレもずいぶん昔に観たけれど、理想が現実に追いついていないツライCGと粗い画面、粗雑な物語が印象に残っているだけで、これの続編が作られると聞いた時はなんで?と思ったものです。しかしその後、ポツポツ公開されるスチールに、これはいけるかも、とかなり期待が膨らんでたんですよ。しかし…やっと公開された映画を実際観てみると、CGIこそやっと理想に追いついた美麗極まりないものであったけれども、物語の薄さは結局変わってなかったようです。

観てて「なんでこんな世界に入っちゃうことが出来るんだ?」とか「なんでこいつらアリーナみたいなところで戦ってるんだ?」とか思っちゃうわけです。前作のことは忘れてるんであらすじ調べたら、1作目では物質転送機っていうのがあったらしいことや、前作の悪モンがもともとチェスのプログラムだったんで戦いが好きだったという設定があったらしくて、そう聞くと納得出来るんですが、この『レガシー』だけ観るとよく分かんないかもしれませんね。あとA.I.の皆さんの持ってる"ディスク"は武器であると同時に記憶媒体でもあるそうなんですが、記憶媒体を武器にして投げていいもんなの?などと素朴な疑問が湧きました。それとか後半、移動するのにケーブルカーみたいな乗り物に乗って行くんですが、これ電脳世界なのになんでそんな時間の掛かる移動手段とるのかなあ。だいたい20年前のコンピューター・テクノロジーで出来た世界がこんなに精巧か?とも思っちゃったな。

そもそもA.I.の皆さんというのは、なにしろ人間じゃなくてプログラムなわけだし、この人たちが戦いで死んじゃっても(死ぬというよりも消滅ですが)、観ててあんまり痛みが無いっていうか生々しくないっていうか、そういう意味での緊迫感が希薄なんですよ。文字通りゲーム画面眺めてるみたいなもんなんです。乗り物のスピード感もあるようでなかったりするんです。「CG画面スゲエだろ!金掛かってんだぞ!」といわんばかりののったりした見せ方が逆に映画を殺しちゃってるんですね。物語性が薄っぺらく感じたのは、A.I.の皆さんがもともと人間じゃない上にアンドロイドみたいな無機的な描かれ方されてるから、感情移入し難いというのもあるかもしれません。まあしかしアンドロイドな美女は好きだけどね!

ただなにしろアートワークはとてもカッコ良くて、キラキラ光る世界のキラキラ光る建造物、そこを滑らかに疾走するバイクや飛行機などのビジュアルはとっても綺麗なんですけどね。なんだかんだ言いながらBD出たら買って家で見直しちゃうんだろうし、案外こういうビジュアル優先の映画って2回目観た時の方が物語内容グダグダ考えなくていいから面白く観れちゃったりするんだよね。それと3D版、あんまり立体感がなかったんですよ。もともとが暗い画面の映画だから遠近感出し難かったのかなあ。

トロン:レガシー 予告編

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20101217(Fri)

[]馬!馬!馬!矢!矢!矢!〜映画『ロビンフッド馬!馬!馬!矢!矢!矢!〜映画『ロビンフッド』を含むブックマーク 馬!馬!馬!矢!矢!矢!〜映画『ロビンフッド』のブックマークコメント

ロビンフッド (監督:リドリー・スコット 2010年アメリカ・イギリス映画)

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■ところでリドリー・スコットってどうよ?

そういえば、随分前からリドリー・スコットの監督作品には興味が無くなっていたなあ、と思ったのだ。結局オレのような輩は、リドリー・スコットを10年1日の如く「『エイリアン』と『ブレードランナー』の監督」と未だ言い続けているようなファンだし、それ以外でも『レジェンド / 光と闇の伝説』、『ブラック・レイン』、『グラディエーター』、『ブラックホーク・ダウン』と好きな映画はあるものの、近作では『ワールド・オブ・ライズ』をレンタルで観たくらいで、今では"新作が出たら必ず観る"ような監督では全然無くなってしまった。そもそも「なんじゃこりゃ?」と思い始めたのが『テルマ&ルイーズ』あたりで、その後の作品はとりあえず評判を確かめてから観るぐらいだ。結局初期の映像のこだわり方をしていた作品が好きだったのであり、近作はどうも職業監督といったイメージしかなくて、それで観なくなったような気がする。

というわけでリドリー・スコット監督の最新作『ロビンフッド』である。最初は「また史劇かあ」と思ったのである。リドリー・スコットの史劇がまずいわけではなくて、オレ自身がそんなに史劇に興味が沸かないのだ。確かに『グラディエーター』は物凄く面白く観たが、『1492 コロンブス』や『キングダム・オブ・ヘブン』あたりには食指が動かなかった。これはフィクションの占める比重がどれだけ違うかによるのだ。『グラディエーター』は時代設定を借りたアクションメインの映画だと思って観たけど、それ以外の作品は固っ苦しい時代考証でガチガチの歴史のオベンキョさせられてるような映画観せられんのかなーと思って興味が失せてしまう。しかしこの『ロビンフッド』、誰もが名前は聞いたことはあるだろうが、実際のところロビンフッドというのは伝説上の人物だ。モデルはあったようだが、いわばフィクショナブルな人物なのだ。そうなると、『グラディエーター』のようなフィクションの生きた物語として完成しているのか?と期待してしまう。

■遠い昔、シャーウッドの森で…

主人公ロビン・フッドはイングランド王リチャード1世の軍勢に参加する傭兵の一人だった。そのイングランド軍は十字軍遠征から帰還する途中のフランスで、やりたい放題の略奪三昧とも言っていい戦闘を繰り返す。リチャード1世はここで命を落とし、とっとと帰ろうとしたロビンとその仲間たちはひょんなことから死んだ王の王冠とある騎士の剣を届けることとなってしまう。そしてイングランドに帰ったロビンは剣を届けた宗園でその地主の義理の娘マリアンとわけあって夫婦として過ごすこととなる。一方イングランド新王ジョンは無能な暴政で辺境貴族の不興を買い、それは暴動へと膨れ上がり、さらに王室の裏切り者の手によりフランス軍が隠密裡にイングランドに上陸、この地を我が者にせんと謀略を巡らせていた…という物語。

映画冒頭のリチャード1世軍による攻城戦がまず見所だ。舞台となる12世紀あたりだとそれは殆ど蛮族同士の闘いにしか見えない荒々しいもので、剣だの槍だの弓矢だので肉弾戦を繰り広げるその様子は野蛮だあ!原始的だあ!とか言いつつ興奮させられる。その後死んだ騎士に剣を託され訪れたノッティンガムで領主に「ま、息子生きてたことにして義理の娘の婿として生活しろや」とか言われてほいほい食いつくロビンがなんだか可笑しい。そしてここで出会ったマリアン演じるケイト・ブランシェットがなにしろいい!冷ややかだが寂しげな表情と毅然として気品ある立ち振る舞い、農民たちに向ける優しさ、いざとなったら剣だって抜く覚悟のよさ、もう魅力あるヒロインの王道を貫いている。このマリアンがロビンとの共同生活を急に押し付けられ、ツンツンしながらロビンに接する様子、その後徐々に心を通わせあう二人、といったツンデレな展開を描いたドラマ部分が予想外のロマンチックさで映画を盛り上げていた。

そんなマリアンは裏切り者の摂政ゴドフリーとフランス軍隊により絶対の危機に至る。そこに白馬の騎士の如く颯爽と登場するロビンがカッコイイ!きゃあ!きゃあ!ロビン素敵!などと黄色い声の一つも上げたくなるがそれはまわりにとって気持ち悪いだろうから止めておく。そしてクライマックス、イングランドに上陸したフランス軍隊とイングランド軍の一騎打ちがとにかく凄い!なにしろ走り回る馬!馬!馬!飛び交う矢!矢!矢!やったれや!ロビンさんやったれや!にっくきフランス軍をいてこましたれや!と画面に向かってこぶしを振り上げ応援したくなること必至である。そしてやっぱり、剣が唸り矢が飛び兵士の肉と肉がぶつかり馬がいななく史劇の戦闘シーンはどうしても『ロード・オブ・ザ・リング』を思い出してしまうが、そちらのファンの方にもきっと気に入ってもらえるに違いない。もうこのクライマックスの戦闘シーンだけでも見応え十分なので、映画館に足を運ばれても決して損は無いだろうと思う。

■自由と正義

とまあアクション満載で十分楽しめた『ロビン・フッド』だったけど、それはそれとして、なぜリドリー・スコットはこの映画を撮ったのか?ということを考えてしまう。この映画の裏テーマとして登場しているのは実は「マグナ・カルタ」、いわゆる「大憲章」の存在だ。オレは「大憲章」がなんであるかきちんと説明できるほど知識は無いが、少なくともこの映画では専制的な政治支配に対する民衆=一個人の自由を謳うものであるととった。さらにそれはいわゆる揺ぎ無い正義の象徴であった。貧しい農民たちを助け辺境貴族諸侯に「我らに自由を!」と鼓舞するロビン・フッドの描かれ方は、その正義のあり方自体がリドリー・スコットという監督の中心的な作品テーマだと言うことが出来るんじゃないだろうか。

キャリア中盤からのリドリー・スコットは、実はこの"自由と正義"についての映画を撮っていたんじゃないかと思うのだ。監督作品全作観ている訳では無いから断言できない部分もあるが、例えば『ブラックホーク・ダウン』はソマリアに派遣された国連軍兵士たちの何が正義なのか分からない混沌とした戦いを描いてたし、『ワールド・オブ・ライズ』ではやはりアメリカと中東の狭間でどちらが正義なのか揺れ動く工作員の心情を描いた映画だった。『キングダム・オブ・ヘブン』は十字軍としてエルサレムに赴きながら最後は十字軍の大義ではなく民衆の為にサラディンと戦う男の物語だった。つまりリドリー・スコットは強大な権力の狭間にある個人の自由と正義とは何か、という映画をずっと撮ってたんじゃないかと思うのだ。そしてこの『ロビン・フッド』でもそのテーマのあり方が貫かれていたんじゃないのかな。

しかしな。結局、ボンクラ映画ファンのオレとしては血飛沫舞うアクション・シーンには心躍るが、テーマとしての正義とか自由にはたいして興味が無かったりするのよ。そんな部分があるから最近のリドリー・スコット映画に食指が動かなかったんだろうなあ。まあしかし、そんな硬い話抜きにしても『ロビン・フッド』はいい映画だったし、みんなも観るといいと思うよ!


ロビンフッド 予告編

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jkjk 2010/12/19 20:45 Rスコット監督って、脚本に合わせてシーンを考えるのではなく、撮りたいビジュアルイメージに
脚本をあてはめてく印象ですよね。 奇跡の巡りあわせなブレードランナーは自分の生涯ベスト
ですが、肩の力が抜けたマッチスティックメンもすごくスキ。 噂に上がってるエイリアン5の
企画は進行してないんですかねー?

globalheadglobalhead 2010/12/20 10:32 マッチスティックメンは観てないんですよースイマセン。エイリアン5の企画は着々進行してるんじゃなかったかしらん。なんかエイリアン1の前日譚になるっぽいですよ。あのエイリアンシップで起こった出来事が描かれるとしたら出演者全員どっかの宇宙人って事になるけどどうなんだろ。しかも3Dだそうです。Rスコットは「今までで一番怖いエイリアンにしてやるグヘヘ」とか息巻いてるみたいですよ。最近だと弟のトニー・スコットの映画のほうが好きだったりしますね。

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20101216(Thu)

[]すぷらった!ばけらった!〜ゲーム『SPLATTER HOUSE (スプラッターハウス)』 (Xbox360) (PS3) すぷらった!ばけらった!〜ゲーム『SPLATTER HOUSE (スプラッターハウス)』 (Xbox360) (PS3)を含むブックマーク すぷらった!ばけらった!〜ゲーム『SPLATTER HOUSE (スプラッターハウス)』 (Xbox360) (PS3)のブックマークコメント

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すぷらった!ばけらった!…というわけでゲーム『スプラッターハウス』である。ちなみにO次郎とは何の関係もない。もともとこのゲーム、1988年にリリースされた横スクロールタイプのアーケードゲームで、その後コンシューマー機に移植され人気を博したが、実のところオレは触ったことがない。…実は横スクロールアクションが大の苦手なのである…。しかし今回、Xbox360とPS3で3Dアクションとして蘇り、いちスプラッター映画ファンとしても「これはやらねばっ!」と例のごとく無分別に逆上し、終わってないゲームが泣きたいほどあるのに(ホント泣きそうです…)後先考えず入手することにしたわけだ。しかしこのゲーム、実は日本版の発売が決まっていない。今噂の不浄都条例さえ吹き飛びそうなあまりの血みどろぐちゃどろ残酷表現に、販売会社もおしっこちびって成層圏の彼方に逃げ出したのに違いない(…まさか出来が悪すぎて販売見合わせただけだったりとかじゃないよな…)。そんならと輸入版を購入、それ以来毎日毎日ビシャッ!グチョッ!ドロドロッ!と楽しくスプラッタしまくっているというわけなのである。

くどうようだがまあなにしろスプラッタなので血みどろぐちゃどろの度合いがハンパ無い。モンスター相手に血!殺戮!肉体破壊!飛び散る肉片!をこれでもかと繰り広げるのである。しかしオレホント殺戮ゲーム好きだよなあ…なんなんだろうなあ…と考えるに単に赤い色を見ると興奮するからだけだと思います!あと焼肉とか生肉刺身とか好きだからね!多分その程度の理由っすよ!やっぱ肉いいよねえ肉!ああまたナマニクさん生肉食いに行きてえ!ってそんな話はどうでもよくて、ゲーム画面が常に血みどろの『スプラッターハウス』なのである。なにしろブッ殺したモンスターの流血量を経験値として溜め、スキルとかアビリティを獲得して(関係ないですがスキルとアビリティの違いがよく分かってないです)、パワーアップしてゆくのだ。この流血ポイント、ゲームオーバーになっても繰り越してくれるので、ちょっと腕が悪くても同じステージで何度もやられながら流血ポイントを溜め、強くなることが出来るのだ。この辺、オレのようなアクション下手糞なゲーマーの救済手段となっているところがいい。さらにヒットポイントが少なくなっても相手のライフを奪うスキルというのがあるから、これを発動すれば難所でも意外と楽に乗り越えられたり出来るのだ。

ただこのゲーム、オリジナルの味わいを残したかったのか、3Dアクションのくせして時折横スクロールステージが挿入されるのだ。これがオレにとってはムズくて鬱陶しい!意外と力押しでクリアできる3Dステージと違い、横スクロールステージが現れるたびに死にまくりコンティニューしまくりなのだ。いや、大抵のゲーマーの方ならボーナスステージかよと思っちゃうぐらい楽々乗り越えられるステージだとは思うんだけど、なにしろ現実において学習能力皆無のオレはゲームにおいてもやっぱり学習能力皆無、横スクロールなんて殆ど反射神経と記憶力なのだが、その記憶力が欠如しているばっかりに何度やってもうまくいかない!横スクロールキライ!そしてこの『スプラッターハウス』、ロード時間が長い!ロードしている間はツイッター眺めてついでにツイートまでできそうだ!いくら無限コンティニューだとはいえ、このロード時間はやる気を無くさせる!それなんで、ちょっとはロード時間短くなるかもと実はXbox360購入してから初めてゲームをハードディスクにコピーしましたよ。まあそれでロードは最初より短くなりましたがね、それはあくまでも最初よりはの話であって、やっぱり長いっちゃあ長いんですけどね…。それと実績解除すると昔の『スプラッターハウス』1〜3が出来るようになるのでファンの人には嬉しいかも。

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Splatter House (輸入版) - Xbox360

Splatter House (輸入版) - Xbox360

Splatter House (輸入版:北米) - PS3

Splatter House (輸入版:北米) - PS3

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20101215(Wed)

[]画集とか写真集とかあれこれ買ったり見たりしていた 画集とか写真集とかあれこれ買ったり見たりしていたを含むブックマーク 画集とか写真集とかあれこれ買ったり見たりしていたのブックマークコメント

STAR WARS VISIONS

Star Wars Visions

Star Wars Visions

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■Gregory Crewdson 1985-2005

Gregory Crewdson: 1985-2005

Gregory Crewdson: 1985-2005

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■Visions From Within The Mechanism: The Industrial Surrealism of Jeffery Scott (1019)

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■Banksy's Bristol: Home Sweet Home

Banksy's Bristol: Home Sweet Home

Banksy's Bristol: Home Sweet Home

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■The Collected Fanzines : Harmony Korine

The Collected Fanzines: Featuring Collaborations With Mark Gonzales

The Collected Fanzines: Featuring Collaborations With Mark Gonzales

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■冒険王・横尾忠則

冒険王・横尾忠則

冒険王・横尾忠則

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■奇界遺産

奇界遺産

奇界遺産

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[]それにしても それにしてもを含むブックマーク それにしてものブックマークコメント

いやあ、文章を一個も書かなくていい日記って楽だなあ…。これからも文章の無い日記とか書きたいなあ…。いやそれ書いたって言わないし、そもそもなんでそんなにまでして更新しなきゃならないかっていう…。

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20101214(Tue)

[]最近聴いたCD / 相変わらずダブテクノとかFabricモノとか 最近聴いたCD / 相変わらずダブテクノとかFabricモノとかを含むブックマーク 最近聴いたCD / 相変わらずダブテクノとかFabricモノとかのブックマークコメント

■Five Years Of Innervisions / Dixon

FIVE YEARS OF INNERVISIONS COMPILED&MIXED BY DIXON×AIR

FIVE YEARS OF INNERVISIONS COMPILED&MIXED BY DIXON×AIR

代官山のクラブAirからリリースされているMixシリーズ、Dixonの回。自らのレーベルInnervisionsを振り返るMixになっており、Ameの「Junggesellenmaschine」など素晴らしい名曲が並んでおります。それにしてもInnervisions関連の音って本当にいいよなあー。今回のお薦めNO.1のアルバムです。 《試聴》

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■Vantage Isle Sessions / Deepchord

Vantage Isle Sessions

Vantage Isle Sessions

最近さんざん聴いているダブテクノDeepchordの2008年発表のアルバム。しんしんと降り積もる細雪のようなダブテクノ。ちなみにDeepchordはECHOSPACEの片割れROD MODELLのプロジェクト。 《試聴》

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■Live / CV313

LIVE(直輸入盤・帯・ライナー付き)

LIVE(直輸入盤・帯・ライナー付き)

CV313はECHOSPACEの別名ユニット。こちらも冷ややかなダブテクノ・アンビエント・覚醒ビート。アルバムには特典でもう1枚DJMixアルバムが付いてます。 《試聴》

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■Light In the Dark / Luke Hess

Light in the Dark

Light in the Dark

デンマークのダブテクノ・レーベルechocordからリリースされたデトロイト・ミニマリストLuke Hessの1STアルバム。またもや雪がしんしんと降り積もるような音で…。 《試聴》

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■Green & Blue 2010 / Steve Bug & Chris Tietjen

Green & Blue

Green & Blue

フランクフルトで開催されている野外フェス「The Green & Blue」の2010年公式MixCD2枚組。それぞれにSteve BugとChris TietjenのDJMixを収めたアルバム。Steve BugのMixがいい具合にデトロイト風味で聴いてて悶絶してしまいます。Chris TietjenはCocoonの人なのでそれ関係のMixになってるのかな?  《試聴》

■ALIVE 02 / Ellen Allian

アライブ・シリーズ02 [ポスター付]

アライブ・シリーズ02 [ポスター付]

いつもと変わらずなダークなテクノ路線、Ellen AllianのMix。実はそれほどたいしたことないんだが、美人アラフォーDJということでEllen Allianのアルバムはついつい聴いてしまう…。Tom YorkをフィーチャーしたModeselektor の「The White Flash」が鬱展開状態。 《試聴》

■DJ Kicks / Apparat

DJ Kicks: Apparat

DJ Kicks: Apparat

このDJはよく知らないんですが、最近創立25周年という事でブイブイ言わせているDJ KicksのMixCDということで購入。陰影に富んだ多彩な音を聴かせますが、ここでもThom Yorkeが使われていて、ああ鬱展開…。 《試聴》

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■Fabric 54 / Damian Lazarus

Fabric 54: Damian Lazarus

Fabric 54: Damian Lazarus

例によって知らないDJばっかりでスイマセン。イギリスで活躍するDamian Lazarusはエレクトロハウス・シーンの先駆けとなったレーベル“Crosstown Rebels”を設立者だとか。 《試聴》

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20101213(Mon)

[]ディファレンス・エンジン / ウィリアム・ギブソン&ブルース・スターリング ディファレンス・エンジン / ウィリアム・ギブソン&ブルース・スターリングを含むブックマーク ディファレンス・エンジン / ウィリアム・ギブソン&ブルース・スターリングのブックマークコメント

そこは、人々が蒸気タイプライターで執筆し、蒸気映像(キノトロープ)を鑑賞し、蒸気自動車を乗り回し、蒸気クレジット・サービスを活用し、はては蒸気コンピュータ・ハッカー(クラッカー)作成するところの蒸気コンピューター・ウィルスさえ跳梁する幻想の大英帝国。

そこは、ロマン派詩人バイロン卿がウェリントン公率いるトーリー派を打破し、産業ラディカル党党首として新首相の座につくいっぽう、バイロンの娘でバベッジの弟子エイダが「エンジンの女王」かつ「ファッションの女王」とも呼ばれるカリスマ的存在となり蒸気機関文明推進の政治力を発揮していた幻想のヴィクトリア朝。(解説より)

ギブソン&スターリングのスチーム・パンクSF『ディファレンス・エンジン』、やっと読んだ。この「やっと」というのが実は相当な「やっと」なのである。上に載っけてるAmazonの書影はハヤカワ文庫版のものだが、実際読んだのは角川書店出版のハードカバー版なのである。なんでわざわざこんなことを書くかというと、実はこの角川書店版、1991年に出版されたのだが、オレはこれを発売されてすぐに購入していたのなのだ。しかし第1章まで読んだがどうにもノレず、本棚にほっぽらかしになったままにしていたのだ。そしてそれをつい最近、なんと20年あまり経ってから手に取り読了したのである。この恐るべき積ん読…。というかよくとっておいたよオレ…。そういった意味での「やっと」なのである。

でまあ感想なのだが、20年前に第1章だけ読んで「取っ付き難いなあ」と思った文体はやっぱり取っ付き難く、「あんまり面白くないなあ」と思った内容はやっぱりあんまり面白くなかった。実のところ、オレはギブソンもスターリングも好きな作家だし、訳出されている作品は殆ど読んでいるのだが、この作品だけは第一印象と変わらず好きじゃなかったなあ。というか、ギブソンとスターリングの、オレの嫌いな部分が合体してしまったような作品に思えてしまった。

例えばギブソンなどは、"電脳3部作"を出していた頃は時代の寵児のような扱いだったし、実際面白い作品を書いていたのだけれども、その後の作品は近未来の風俗描写ばかりに固執して物語的なダイナミズムに欠ける晦渋な作品ばかりだった。ストーリーの無いイメージフィルムを見せられているようなもので、それが5分ぐらいの長さだったら興味も持続するが、それを延々2時間3時間見せられるのはやはり苦痛になってしまう。この『ディファレンス・エンジン』でも、"蒸気機関文明"の織り成す個々のガジェットや改変された歴史の風俗の描写には力が入っているが、肝心の物語には少しも興味が持てず仕舞いだった。それとやはり3点リードや非過去形が頻繁に使われる文章はどうにも読み難い。

結局、この時代の実際のロンドンや世界の歴史風俗がしっかり頭に入っているほうが物語の"ディファレンス"さを読み取れたのだろうし、また、産業革命とはなんだったのかを知っておいたほうが作品の含みとするものも理解できたのだろう。オレはどうもそういうのが弱いので、楽しめなかった、という部分もあるかもしれない。非常に好きな作家の合作作品だっただけに、ちょっと残念だった。

azecchiazecchi 2010/12/13 19:17 これ、僕もなんか読む気がどうしてもしなくて、でも読まなきゃなー。。。とか思ってた一冊でした。フモさんの感想でお腹いっぱいです!どうもありがとうございました。

globalheadglobalhead 2010/12/14 09:51 20年間の胸のつかえがやっとすっきりしましたよ!あとスチームパンクにそれほど惹かれなかったっていうのもありますねえ。それにしてもサイバーパンク自体もすっかり古典になってしまいましたよね。

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20101211(Sat)

globalhead2010-12-11

[]忘年会だった 忘年会だったを含むブックマーク 忘年会だったのブックマークコメント

  • 昨夜は会社の忘年会で沖縄料理の店へ行った。
  • 食事は宴会コースで、海ぶどうのサラダとかラフティーとか沖縄な料理が出てきた。
  • ビールはオリオンビールのみ。グイグイ飲んだ。
  • そして素麺の焼きそばが出てきた。
  • うまいうまいと言って食った。
  • その後、太い麺の焼きそばが出てきた。
  • …焼きそば2品っておい?
  • いくらなんでも あ り え な く ね ?
  • 「あのー焼きそば2つなんですか?」とおそるおそる店員さんに聞いてみた。
  • そしたら最初のは(ソーミン)チャンプルーでこれは沖縄焼きそばだということであった。
  • いやいやいやいや。
  • いやいやいやいや。
  • さすがの焼きそば尽くしに食傷して沖縄焼きそばはみんな殆ど手をつけなかったよ。
  • 合間にも「これは食玩なのか?」と目を疑うような、というか目を覆いたくなるようなちいちゃなちいちゃな貧相なピザが出てきた。
  • あれじゃトルティーヤピザだよ…。そんなピザが2枚だけだよ?だよ?
  • おまけにトッピングはどう考えてもタコライスの具のつかいまわしだったよ…。
  • 久し振りにろくでもない店に入ったなあ。でもバーカウンターもある小奇麗な店でスーツ姿の男女で満席だったよ。
  • あとどの料理にも島唐辛子ぶっかけて食ったから、ビールに酔ったというよりも島唐辛子の焼酎に酔った…。
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20101210(Fri)

[]生身の人間使って戦争ゲームだ!〜映画『GAMER:ゲーマー生身の人間使って戦争ゲームだ!〜映画『GAMER:ゲーマー』を含むブックマーク 生身の人間使って戦争ゲームだ!〜映画『GAMER:ゲーマー』のブックマークコメント

GAMER:ゲーマー (監督:ネヴェルダイン/テイラー 2009年アメリカ映画)

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腕は相当ヌルイにもかかわらずゲームは好きだ。それもファースト・パーソン・シューティング(FPS)と呼ばれるジャンルのゲームが好きだ。思えばパソコン・ゲーム『QUAKE II』と『UNREAL』に出会ってからゲームと言えばFPSばかりやっているような気がする。よく「ブチ殺しまくりゲーム」なんて自分では言ってるが、オレが真にFPSが好きな理由は、どこまでもリアルに構築された別世界、または現実世界のビジュアルの中を駆け巡ることの快感にあるのだ。あたかももうひとつの現実のような世界に入り込み、そこで息をし世界の光景に見とれスリリングな体験をすることが好きなのだ。そこがどんな血なまぐさい戦場であろうと、不気味な異世界であろうと、そこでは全ての光景が新鮮だ。

映画『GAMER:ゲーマー』はこのFPSゲームを、パソコン上の仮想キャラと仮想現実ではなく生身の人間を現実の世界で操作して戦わせるのが一つの娯楽となった未来の物語である。戦うのは死刑囚同士、彼らは脳髄に人間を遠隔操作可能にするナノマシンを注入され自由意志を奪われ、モニターの向こうの他人に操作されて戦うのだ。実物の銃と実物の弾薬で戦う彼らは撃たれれば傷つき血を流し死んでゆく。文字通りリアルな戦いと死を観戦できるデス・ゲーム、それが『GAMER:ゲーマー』の世界なのだ。主人公はこのゲーム「スレイヤー」で連戦連勝を続ける死刑囚ケーブル、彼はあと数回勝てば自由を勝ち取れる筈だったが、このゲームを開発し運営する科学者ケン・キャッスルとその企業は彼を生かしておくつもりはなかった。そんなケーブルに地下組織ヒューマンズが接触し、彼を脱獄させようと画策するのだが…。

前半の戦争ゲームシーンはさすがに面白い。大義名分もなく善も悪もなくただ勝ち残る為だけにスポーツのように銃を撃ちあい殺しあう死刑囚たち、という光景は実に無機質で殺伐としている。この殺伐感がとてもゲームをプレイしている感覚に近いのだ。物語的には『バトルランナー』や『デスレース』そっくりの設定で、途中まで同じような展開だったから多少気になったが、「生身の人間を遠隔操作するゲーム」が人気を博すグロテスクな世界観がこの映画を独特なものにしている。この映画にはもうひとつ、「ソサエティ」という名のゲームも存在し、それは言ってみればゲーム「シムピープル」や「セカンドライフ」を生身の人間を遠隔操作してプレイできるようなゲームなのだが、やはり「スレイヤー」のように人の人格を奪って運営されている非人間的なゲームなのだ。ただ現実的に見るとどちらもゲームとしてはコストが高すぎるだろうなあ。死刑囚だって無尽蔵じゃないんだし。

後半は主人公ケーブルがこれらのゲームを開発し億万長者となった科学者キャッスルの野望を打ち砕く戦いを主軸として描かれる。「スレイヤー」世界を脱出したケーブルが、妻を救出する為「ソサエティ」世界に入り込むのだが、ここでも遠隔操作された人間たちがキャッスルの追っ手が放った銃弾により人形のようにバタバタと撃ち殺されてゆく様が不気味かつ無機質で面白い。未来社会のデステックなロケーションやいかにも最先端といったコンピューターGUIのビジュアルも目新しさは無いがSF映画の雰囲気を十分に伝えている。監督ネヴェルダイン/テイラーはオレの超大好きな大バカ映画『アドレナリン』シリーズの監督で、コミック乗りのイッちゃってる世界観、カチャカチャと目まぐるしく編集された映像の生むスピード感とチープな味わいといった点はこの『GAMER:ゲーマー』も共通している。

しかもこの映画、配役がなかなかにシブイ。まず主演のケーブルが『300(スリーハンドレッド)』のジェラルド・バトラー。ケーブルを操る青年ゲーマーに『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のローガン・ラーマン。レジスタンス・メンバーに『スペル』の主演女優アリソン・ローマン。ケーブルの刑務所仲間にジョン・レグイザモ。ケーブルの命を狙うのが『エクスペンダブルズ』の黒人俳優テリー・クルーズ。そしてケーブルと共に戦闘ゲームで戦うのが『デス・プルーフinグラインドハウス』のゾーイ・ベル。なんかもうオレの好きそうな映画の主演・出演者ばかりではないか。映画『GAMER:ゲーマー』は決してパーフェクトな映画とはいえないが、サイバー感覚溢れるB級SFの一作としてSFファン、ゲームファンは記憶に留めておいてもいい映画だと思う。

■GAMER 予告編

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20101209(Thu)

[]コール オブ デューティ ブラックオプス コール オブ デューティ ブラックオプスを含むブックマーク コール オブ デューティ ブラックオプスのブックマークコメント

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今世界で一番売れまくっているであろうFPSゲーム『コール オブ デューティ(CoD)』シリーズの新作、『コール オブ デューティ ブラックオプス(CoD:BO)』である。なにしろこの『CoD:BO』、北米・イギリスでの初日セールスが560万本を超え、本や映画、CDなどあらゆるエンターティメント分野における売り上げ記録を更新したのらしい。『CoD』シリーズは近未来戦を描いた『コールオブデューティ:モダーン・ウォーフェア(CoDMW)』シリーズで大きな注目を浴び、その映画的な迫真の演出と冷徹かつ非情な物語展開、そして現代的な武器装備による激しい戦闘で話題を呼んだ。今回の『CoD:BO』では舞台を冷戦時代に遡らせ、歴史の裏側で展開されていた秘密作戦の全貌を描いてゆく。

なにしろオープニングから椅子に縛り付けられた男が体に電流を流され拷問を受けているシーンである。このゲームの主人公でもあるこの男は元CIA工作員であり、メイソンという名のその男はかつて冷戦時代、歴史には記されていないある極秘計画を巡るミッションに参加していたらしい。そして彼を拉致した何者かによる尋問と自白剤により、秘められた過去の記憶が明かされる形でゲームは語られてゆく。最初のミッションはキューバ危機の最中、メイソンとその仲間によるカストロ暗殺作戦の様子が描かれる。その後も舞台はロシア強制収容所、バイコヌール宇宙基地、アメリカ、ベトナム、香港、ラオス、インドネシア、第2次世界大戦中のドイツ軍基地など、世界の様々な国を渡り歩き、秘密作戦の真相へと迫って行くのだ。特にベトナム・シーンでは映画『地獄の黙示録』や『ディア・ハンター』を明らかに意識したシーンが登場し、映画ファンならニヤリとさせられるだろう。

しかし実を言うとこのシリーズ、オレは1作目からちょくちょくやってはいるのだが、さすがに『CoDMW2』あたりで食傷気味なのである。なにしろこれでもかという物凄いシーンの連続なんだが、実のところどのエピソードも細切れで、用意されたシチュエーションにどっぷり浸かってやるというよりは、「これも凄いでしょ!?これも凄いでしょ!?」とハイライトシーンを急かされながら見ている感じなのだ。そしてこの慌しさがどうにも落ち着かなくて嫌なのだ。演出も実に映画的で派手なのだけれども、言ってみればその派手な演出の合間にゲームやっているという感じか。なんだか日本の某超有名ムービー垂れ流しRPGをやっているような、ゴージャスな空虚感が伴うのだよな。

オレのようなFPS好きというのは、まさにその世界に飛び込んでいるかのように、周りの世界全てを肌で感じながらゲーム世界に浸っていたくてFPSをやっているのだけれども、この『CoD:BO』は、世界をモニター越しに鑑賞させられてるっていうような感じなんだよなあ。ある意味、例の超有名RPGが、映画的な演出を意識した美麗なムービーにこだわってゲームらしさからどんどんかけ離れて行ったように、この『CoD:BO』も、スペクタクルな演出ばかりを追い求めたばかりに、FPSゲーム本来の旨みを、どんどん希薄にしてしまっているような気がするんだよなあ。とりあえずシングル・プレイしかやらない人間なので、そこだけの評価ということで。

ちなみに今回のゲームソフトはXbox360でやったのだが、国内盤はスクエニローカライズで、例によってゴア表現に規制を入れてヌルイ表現になってしまっているらしく、そんなもんやる気がしなかったから当然のごとく北米・アジア版を購入してプレイした。だいたいスクエニの『CoD:BO』日本版公式サイトって動画の主題歌がいきなり安室奈美恵だぜ?なんだかなあ。

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Call of Duty: Black Ops (輸入版:北米・アジア) - Xbox360 コール オブ デューティ ブラックオプス (字幕版) 【CEROレーティング「Z」】 - Xbox360 コール オブ デューティ ブラックオプス (字幕版) 【CEROレーティング「Z」】 - PS3 Call of Duty: Black Ops (輸入版 北米)

20101208(Wed)

[]あれこれBOX-SET買っていた : その2『エイリアン・アンソロジー』『アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション』 あれこれBOX-SET買っていた : その2『エイリアン・アンソロジー』『アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション』を含むブックマーク あれこれBOX-SET買っていた : その2『エイリアン・アンソロジー』『アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション』のブックマークコメント

■エイリアン・アンソロジー:ブルーレイBOX

やっと出ました『エイリアン』BD!シリーズ1〜4と特典ディスク2枚の計6枚のBOX-SETでありますよ。1〜4全てオリジナル版と完全版両方収録ですよ(1は何故か1分短いデレクターズカット版)!そもそも2以外に完全版があったなんて知りませんでしたよ!さらに特典ディスク1は17時間のメイキング映像、2はBD容量目一杯のイメージアーカイブ集ですよ!一体いつ観るんだこれ!?それにしてもこのシリーズ、2がいいとか4がサイコーとか3はグダグダだ、とか意見もいろいろあるとは思いますが、それぞれに甲乙付けがたいカラーがあって面白いですよね。「前作と違うことをやってやる」という意気込みがどの作品にもあってそこがいいんですよね。なにしろ監督がリドリー・スコットジェームズ・キャメロンデヴィッド・フィンチャージャン=ピエール・ジュネとそうそうたるメンツですもんね。

今観返してみると、「1」なんか今じゃすっかり肝っ玉かあさんみたいなシガニー・ウィーバーがこの頃は若くて美人ちゃんなのが新鮮ですね。しかしやっぱBD版凄くて、もう何十回も観てるのに「ここってこうだったの!?」という発見をしてしまいますよ。もともと画面の暗い映画だったからBDで観ると細部まで確認できるんですよ。「1」のエイリアンシップ探索メンバー3人の宇宙服がそれぞれ色違いだったなんて初めて知りましたよ!それにしても、死んだフェイスハガーを裏返して器具つっこんで検査するシーン、あのフェイスハガーのビラビラした部分ってホタテのヒモだよね?あとさあ、昔からずっと疑問だったんだが、チェストバスターは何食ってあんなに大きい成体エイリアンになるんでしょうね?

「2」って今観ると大味で意外とつまらないんですが、「1」の「暗いしスモーク焚いてるしなんだかよく分かんない映像」の映画をとっても分かりやすくしたという点が優れていると思います。ただ「2」はエイリアン・シリーズの中で最も美意識が低いという点が残念なんだよな。ジェームズ・キャメロン映画のメカってどれもどうも野暮ったいし。「3」は公開当時は「2」の迫力と比べられて地味な印象だったし失敗作扱いでしたが、今観ると映像のそこここが端正で美しいんですよね。しかもなんといってもフィンチャーのデビュー作!ここからフィンチャーがあれだけの凄い映画を撮り始めたと思うと感慨深いですよね。「4」も好きだなあ!ジュネのヨーロッパ的な色彩感覚とアート・ディレクション、一筋縄ではいかないじんわりとしたエグさ、そしてあちこちに皮肉たっぷりのエピソードが散りばめられているところが粋でいい!なによりウィノナ・ライダーたんが出演していることが嬉しいではないですか!

■アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション

BOX-SETって訳じゃないんですがついでに紹介。去年の暮れ公開され一大3D映画ブームの火付け役ともなった『アバター』の3枚組BDであります。劇場公開時賛否両論を巻き起こした映画ですが、オレはもうメロメロになるぐらい大好きな映画です。「世の中には二種類の人間がいる。アバターの好きな人間と、そうじゃない人間だ」と思ったぐらいです。そういえば公開直後に特典が何も無いソフトがリリースされてたけど、後から絶対こんなの出るって思ってましたけどね。やっぱり出ましたね。いや、そう思いつつ最初のBDも買っちゃったけど、これも買っちゃいましたよ…。それにしても本編ディスクには『アバター』のオリジナルと最近劇場公開された特別篇、それとBDだけのエクステンデッド・エディションが入ってるんですが、なにしろこのエクステンデッド・エディションが凄い。再生した時、別の映画が始まったかと思って自分、しばらく固まってしまいました。10分余りある全く新しいプロローグが付け加えられているんですよ。これだけでも結構な配役やCGIが施してあるんですが、劇場公開時は全部バッサリ切ってたんですね。いやビックリしたわ。無駄なシーンというわけでは全然無く、これがあることでより深く『アバター』の作品世界を説明することに成功していると思うわ。どんなシーンかは観た人だけのお楽しみ!他の追加シーンも「確かにこんなシーンは無かった」と分かるぐらいくっきりと印象深く、そしてより以上に『アバター』世界の驚異を描いたシーンばかりで、もうこのエクステンデッド・エディションが《完全版》ということでいいんではないでしょうかね。ファンの方には是非お薦めです!

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20101207(Tue)

[]あれこれBOX-SET買っていた : その1『リーサル・ウェポン』『事件記者コルチャック』 あれこれBOX-SET買っていた : その1『リーサル・ウェポン』『事件記者コルチャック』を含むブックマーク あれこれBOX-SET買っていた : その1『リーサル・ウェポン』『事件記者コルチャック』のブックマークコメント

リーサル・ウェポン コレクション(5枚組)

オレこのシリーズが好きだっていうのが自分でも意外なんですよ。劇場では「3」から観た口で、それまでは「よくある単純で大雑把でアメリケーンなアクション映画」って印象しか無くて、強烈に好きになる要素があんまり無かったんですよ。ところが「3」観たときに派手なアクションとは裏腹のトボけたコメディ要素がすっごく気に入ってしまったんですね。主演であるリッグス(メル・ギブソン)とマータフ(ダニー・グローヴァー)の掛け合い漫才みたいなやりとりがなにより楽しかった。この二人が家族ぐるみの付き合いをしている描写も観ていて和むんですよ〜。そしてジョー・ペシの情けない小悪党ぶり!やっぱり一番好きなのは「4」ですね。実はジェット・リーのことをこの映画で初めて知ったんですが、最初観たとき「なんだこのやたら強いカンフー野郎は!?」と驚愕した覚えがあります。なにしろ「4」はシリーズ最高のコメディ要素が盛り込まれてて、さらに観終わった後とってもハッピーになれるあのエンディングが好きだ!結局、この「4」を見終わた後、シリーズ全巻VTRで揃えちゃったぐらいです。「1」は暗くてあんまり好きじゃないんですが、リッグスの性格設定や生い立ちがここで説明されているので要チェックでしたね。ところでこの『リーサル・ウェポン コレクション』、自分はアマゾンUKで輸入盤を購入しました。普通に字幕も吹き替えも入っていて、国内版だとアマゾンで6644円 (定価:8980円)の所、アマゾンUKだと送料込みで£30.75、日本円で4000円ぐらいなんです。購入を考えている方は是非どうぞ。

■事件記者コルチャック DVD-BOX

事件記者コルチャック DVD-BOX

事件記者コルチャック DVD-BOX

「事件記者コルチャック」、知らない人は「なんだそれ?」と思われるかもしれませんが、1974年製作、「X-FILE」の原型になったとも言われるオカルトTVドラマなんですよ。TVでやってたのを観てたんですが、これが子供の頃とっても好きだったんですよ〜。子供の頃好きだった海外TVドラマはこのコルチャックと『謎の円盤UFO』だったなー。でもUFO、DVDBOX揃えると軽く4,5万行くからレンタルで済ますことで最近買うの諦めましたけど。主人公は新聞社に勤めるしがない事件記者コルチャック。カンカン帽にニットタイ、コットン製の草臥れたジャケット・パンツ姿、そして運動靴っていうしょぼくれたルックスが逆にいいんですよ!言ってみればオカルト版刑事コロンボって感じですかね。いつもでっかいテープレコーダーに口述筆記しているのが印象的でした。オカルト物なんだけどコルチャックのユーモラスさがいい味出してるんだよねー。しかし最後はハードボイルドに攻める!最初の回を観ましたが口笛のオープニングで記憶がどっと蘇りました!だいたい1話目からテーマが人体自然発火ですよ!もうオカルトど真ん中ですよ!そして音声は日本語吹き替えのみという徹底ぶり!吹き替えの大塚周夫の声が渋すぎる!TV放送観てたときは停電で最終回を見逃したのが今でも心残りだったのが今回ちゃんと観られるのが嬉しい!今観ると特殊効果がセコいですが!5枚組全20話1015分!観るぞー。

masamasamasamasa 2010/12/08 09:31 amazon UKで注文した場合、日本への発送のとき送料ってどうなるんでしょうか?教えていただければ幸いです。

globalheadglobalhead 2010/12/08 11:14 自分の買ったときはBOXSETが£27.17(¥3,581.43)で送料が£3.58(¥471.90)、合わせて£30.75、日本円で¥4,053.33になりましたね。ただ今調べたらAmazonUK自体の在庫が今現在無くて、いわゆる「出品者からの新品商品」だけになっているようで、これが一番安くて£34.61でした。送料は一緒で合わせると日本円で¥5,155になるようです。(為替レートは変動がありますのでご注意下さい)あと注文してから到着まで半月ぐらいかかるからお気をつけ下さい。

globalheadglobalhead 2010/12/08 11:17 それと海外版BDを買うときは必ずしもどのソフトも字幕吹き替えがついているわけではないので注意して下さい。ここ(http://www.fantasium.com/main.phtml)で調べるといいと思います。

masamasamasamasa 2010/12/10 14:16 ありがとうございます。というか海外版BDでも字幕吹き替えのものもあるのですね。教えていただいたサイトでよく調べてみます。ありがとうございました!

20101206(Mon)

[]文フリ前後だった 文フリ前後だったを含むブックマーク 文フリ前後だったのブックマークコメント

  • 土曜日には好青年チャトランの主催で新宿で文フリ関係その他の飲み会『第2回ギギギ会(仮)』が催されたのであった。
  • 参加したのは主催者チャトランとアガサさんテルミンわちこさんミノワさんカトキチさんナマニクさん『小学生映画日記』のドイさんと奥さんとマーリーちゃんとオレ、そして映画『making of LOVE』の監督古澤健さん。
  • お店貸切でギネス飲み放題、映画やらギギギやらの話をして盛り上がっていたのであった。
  • そして『小学生映画日記』の巨匠、マーリーちゃんからなんと似顔絵を描いていただいたオレ。カッコイイ!

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  • マーリーちゃんは参加していたみんなの似顔絵を描いていたよ。
  • 予定の時間も過ぎまた別の店へ。ここでも好青年チャトランの采配で美味しいたこ焼きの店へ数名で流れ、またもや映画やギギギの話をして盛り上がっていたのであった。
  • 痛飲しつつ解散し、今度は新宿で別グループの忘年会に出席していた相方さんとそちらの参加者の方たちと合流。
  • しかし相当酔っ払っていたオレは初対面の皆さん(若干1名久村さんとは面識があったが)に傍若無人な酔っ払い野郎の醜態晒して大変迷惑をお掛けしてしまったのであった。
  • 皆さん本当に申し訳ありませんでした…。
  • 日曜日は文フリに駆けつけるため朝早く蒲田へ。昨日のメンツもだいたい来ておった。
  • ここではワッシュさんと小覇王さんといずむさんと破壊屋さんにお会いしたのであった。
  • ここでも映画やらギギギやらの話をして盛り上がっていたのであった。
  • ワッシュさんは大量の手作りケーキを皆さんにふるまっておられた。
  • 『小学生映画日記』のブースでは巨匠マーリーちゃんが画才を披露しておった。

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  • 隣は『BOOTLEG』のブースで、侍功夫さんにご挨拶し『BOOTLEG』とバッジをゲット。

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  • お昼ぐらいで会場を後にしたが『小学生映画日記』も『BOOTLEG』も完売したらしい。よかったよかった。
  • というわけで皆さんお疲れ様でした!ジーク・ギギギ!

susahadeth52623susahadeth52623 2010/12/06 12:59 昨日はお会いできてよかったです。また機会があれば今度は飲みにでも(怖いものしらず)!

globalheadglobalhead 2010/12/06 13:30 いらっしゃると思わなかったのでびっくりしました。日記いつも楽しく読んでますよ。またどこかでお会いしたいですね。いっしょに飲みましょう!

20101203(Fri)

globalhead2010-12-03

[]我、暗黒皇帝、同人誌『小学生映画日記』を全銀河総力を挙げて応援する所存なり。 我、暗黒皇帝、同人誌『小学生映画日記』を全銀河総力を挙げて応援する所存なり。を含むブックマーク 我、暗黒皇帝、同人誌『小学生映画日記』を全銀河総力を挙げて応援する所存なり。のブックマークコメント

暗黒皇帝である。苦しゅうない。常日頃我らが帝国の栄光ある未来を実現する為刻苦勉励する臣民たちよ、誠にご苦労である。

そんな汝らに本日、儂自ら伝えることがあるのじゃ。このたび銀河の覇者であり慈愛に満ちた主君であるこの儂が、銀河辺境惑星地球に住む帝国臣民、doyなる人物の願いを聞き入れ、かの者の作成する同人誌に我が至高の一言を書き添えることとなったのじゃ。

doy氏はこの同人誌に於いて数多の小学生、もしくはかつて小学生であったものたちの赤裸々な映画体験を編纂し、『小学生映画日記』なるタイトルでもって発行することを目論んでいたのじゃ。そしてそのdoy氏がまず第一に白羽の矢を立てたのが誰あろうこの儂であったという。誠に隻眼である、と言わざるを得ないであろう。

というよりむしろ、もし寄稿依頼が無かったならば我が逆鱗に触れること必至、doy氏は逮捕監禁拷問された後、銀河引き回しの上獄門打ち首、その生首は額に肉という字をマジックで書いた後プラスティネーション処理され銀河全ての惑星で未来永劫見世物としてたらい回しされ続けたであろう。しかし慈悲深い儂は残されたdoy氏の家族に関しては篤き処遇を施すことやぶさかではなく、doy氏元奥方も愛娘マーリーちゃんも宮廷において何不自由ない暮らしをさせ「パパが生きてた時よりずっとしあわせ」と心の底から言わしめる所存であるからあの世のdoy氏は草葉の陰で我が温情に涙鼻水垂らしまくりながら感謝すればよいのじゃ。

さて儂がこのdoy氏の同人誌に寄稿したコラムは「幼少時の儂にトラウマをもたらした映画」というタイトルであり、軽妙洒脱、空前絶後、疾風怒濤、縦横無尽、天衣無縫、驚天動地、阿鼻叫喚、感涙必至、焼肉定食、まさにコラムの中のコラム、コラムの王、コラムの皇帝、このコラム読まずしてコラム語るなかれと断言せざるを得ない至高至宝珠玉の一篇なのじゃ。実はこのコラム、栄光と勝利に満ちた我が半生を記す自叙伝の一部であり、現在2057巻まで書かれておるが未だ完結の目途が立たぬ畢生の大作《銀河暗黒皇帝烈伝》から抜粋したものなのじゃ。この《銀河暗黒皇帝烈伝》は銀河暗黒帝国臣民必携必読の書物ゆえ一家に全巻揃えるのが義務であるぞよ!

さらにこの同人誌には儂の他にそうそうたるメンバーによる文章が寄稿されておるのじゃ。詳しくは『同人誌「小学生映画日記」について』を見るがよいわ。寄稿した者たちの文章は儂の文章の崇高ともいえる領域にはまだ達しておらぬとは言え、現在地球で読むことの出来る最も芳醇で含蓄に富むものと言えよう。即ちこの「小学生映画日記」は同人誌の域を超えた破格の完成度を誇る宇宙的に優れた冊子であり、他の追従を許さぬその面白さはフィクション・ノンフィクションも含めた数多の商業出版物をも凌駕し紙屑へと変えてしまう起爆力を秘めておるのじゃ。

そしてこの「小学生映画日記」がなんと、来る12月5日日曜日、東京は蒲田で開催される《文学フリマ》で入手できるのじゃ!これはもう行って買わぬわけにはいかぬであろう!その値段、たったの500円!儂を筆頭とするあれほどまでの豪華執筆人を揃え、doy氏のハイセンス極まりない編集能力でもってCOOLに仕上がった最高の一品が、たったの、500円!しかも先着75名にはdoy氏製作のスペシャル・グッズ付き!先着を逃した方にもdoy氏からの熱いキッスと抱擁が男女問わず洩れなくついてくる!もし今入手すれば驚くべきプレミアが付くのは当然であり、持っているだけで将来は億万長者!さあこれを読んでいる純朴なる臣民たちよ、限定150部なので売り切れ必至、日曜日は蒲田に急ぐのじゃ!

(これだけ書いたんだからdoyさん、きっとメッチャ美味い酒ご馳走してくれるんだろうなあ…ニヤリ)

■第十一回文学フリマ

開催日 2010年12月5日(日)
開催時間 11:00開場〜17:00終了
会場 大田区産業プラザPiO 大展示ホール・小展示ホール
アクセス 京浜急行本線「京急蒲田駅」徒歩3分
JR京浜東北線、東急池上・多摩川線「蒲田駅」徒歩13分

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jkjk 2010/12/05 17:20 近所なのでチャリンコで買い出し行くツモリだったのが、朝帰りで起きたら17:00過ぎていたとゆー・・・

globalheadglobalhead 2010/12/05 19:19 朝11時の開始時刻から中に入ってましたよ。お会いできれば楽しかったですね!

jkjk 2010/12/06 05:00 もー 生活がダラけすぎてて 暗黒皇帝サマに顔向けできヤせん

globalheadglobalhead 2010/12/06 10:10 まあまあ自分も結構グダグダですからあんまりお気になさらずに。

20101202(Thu)

[]結果発表だった 結果発表だったを含むブックマーク 結果発表だったのブックマークコメント

今日はこの間健康診断で再検査を受けた結果を聞きに病院に行ってきたのである。で、結局のところなんでもなかった。いったいなんだったんだ、って感じである。まあなんでもなくてよかったと言えばよかったのではあるが、これでも良からぬことをあれこれ想像してちょっぴり不安だったことを白状しておこう。身体が調子悪いとこりゃなんだとネットで調べたりするが、そこで出てきた一番怖い病気の記事を読み恐怖に怯えていたのである。そして明日にでも自分は死んでしまうんじゃないか、そうじゃなくとも手術だの長期入院だの疎ましい状態となり仕事を続ける事もままならず、失職、貧困、孤独、絶望、などの鬱展開が待ち受けているのではないか、などなど、いらぬ妄想が頭を駆け巡り、それならどうせ酒も煙草も美味しいものも駄目になっちゃうだろうから、今のうちにとことんやっちゃえ、とばかりにここしばらくは毎日楽しく暴飲暴食していたぐらいだ。というかまあ今まで通りだったんだが。そして今日は今日で何事も無かった喜びを噛み締めるべく一杯やろうってぇんだから始末が悪い。だいたいもうこんな怖い思いをしないように不摂生を控えようと思うのが普通ではないか。まあ実の所最近は病気と言うわけではないがなんとなく調子が今一つスッキリしない日が多く、昔ほど無理は効かなくなってきているのは自覚している。この間は一週間も腰が痛くて堪らなかったと言う事もあったしな。どっちにしろ歳は歳だ。痛い思いや憂鬱な目に遭うのも厭だからちょっぴり大人しくしとこうか。・・・今日は飲むけど。

lazy-daisy5113lazy-daisy5113 2010/12/03 01:14 良かったです。
どうしたかな〜と思っていました。私も再検査をクリアしました。ネットで調べると色々と想像して、それだけで過呼吸になりそうな事がありますよね。キーワードを渡り歩いたりして^^。護るものがあったり、幸せな時期にいると、益々健康不安に対して敏感になりますよね。
そうは思っても、生活態度や習慣は変わらないし、変えるつもりも(あまり)私はないけど…。困った人間です。取りあえずマメな健診ですかね。

globalheadglobalhead 2010/12/03 11:08 まあ結果はよかったですけど、「もう年なんだからあれこれ気をつけなあかんよ」ってことなんでしょうねえ。気をつけてなくても食生活とかは段々変わってきますし、実は健康診断の結果って年々良くなってきてるんですよ。無理が効かないなら無理をしなければいいぐらいに思ってるので、まあぼちぼちやっていきます。ってかピザは相変わらず食ってるが…。

20101201(Wed)

[]ジェイムズ・クラムリーの『さらば甘き口づけ』はハードボイルドな文学だった ジェイムズ・クラムリーの『さらば甘き口づけ』はハードボイルドな文学だったを含むブックマーク ジェイムズ・クラムリーの『さらば甘き口づけ』はハードボイルドな文学だったのブックマークコメント

■さらば甘き口づけ / ジェイムズ・クラムリー

さらば甘き口づけ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

さらば甘き口づけ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

酔いどれの私立探偵スルーはカリフォルニア州の酒場で、捜索を依頼されたアル中作家トラハーンを見つけた。が、トラハーンは怪我のため入院することになった。足止めをくったスルーは、そこで、酒場のマダムからの別の依頼を引き受けた。依頼は、10年前に姿を消したきり行方の知れない娘を捜してほしいというものだった。病院を抜け出してきたトラハーンとともに娘の足跡をたどり始めたスルーの前に、やがて、女優志望だった娘の10年間の哀しい軌跡が浮かびあがってきた…。さまざまな傷を負った心を詩情豊かに描く現代ハードボイルドの傑作。

これはとても読んですっと馴染むハードボイルドでした。"酔いどれの私立探偵"っていうぐらいだからなんだかもうしょっちゅう酒飲んでヘベレケなんですよねえ。まるで自分を見ているようですよ!最初の失踪人探しも酔っぱらいの作家を探すってだけで、で、この作家が見つかったら見つかったで同じ酔っぱらい同士意気投合してクダ巻いてるしさ、物語前半は、この「しゃーねーオヤジ連中だなあ」って苦笑したくなるようなトボけた雰囲気がいいんですね。

だいたいこの小説自体、あっちふらふらこっちふらふらと酔っぱらいの千鳥足みたいにエピソードが脱線しながら続き、主人公自身もあっちの土地へこっちの土地へとさまよっているんです。この不確かで移ろい続ける状況と、根無し草のように移動を繰り返す主人公の様子が、物語を読み進めるに連れて奇妙な喪失感と寂寥感を醸し出してゆくんです。そして事件は始まりそうで始まらず、終わりそうで終わらない。この物語の中心となる事件は、よくあるような家出娘探しでしかないんです。調査の中で分かってゆく家出した少女のその後の人生は、文字通り最低のものではありましたが、それもいってしまえばありふれた転落の風景であり、鬼面人を驚かすような極端に残酷な運命が描かれるわけではない。

ただ逆に、そんなありふれた不幸が、読んでいて奇妙に哀れに感じてしまう。最初はお気楽だった探偵と作家との関係も、作家の妻や元妻を挟んでどんどん雲行きが怪しくなっていく。愛にしろ、希望にしろ、友情にしろ、最初は単純だったはずのものが、どんどん複雑になっていき、最後にはそれらとは全然別の、まるで手に負えないものに変質してしまう。ジェイムズ・クラムリーの『さらば甘き口づけ』は、様々な人々の、そんなやるせない人生を描いているんです。これって文学だよなあ。しかしクライマックスでは、ハードボイルドらしいドンパチがあって物語にアクセントを付けます。これは傑作でした。

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