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メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20130903(Tue)

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■俺たち喧嘩スケーター (監督:マイケル・ドース 2012年カナダ映画)

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アイスホッケーを題材にしたキュートでユニークなカナダ産映画です。日本版タイトルから『俺たちフィギュアスケーター』みたいなコメディ映画だと思わされてしまいますが、確かに笑える要素もあるにせよ、同時にアイスホッケーに賭ける青春模様を描いた熱いドラマとして仕上がっているんですよ。

ドラマ自体も単純なスポ根モノに終わっていません。主人公は喧嘩が強いこと以外は何のとりえもない青年ダグ(ショーン・ウィリアム・スコット)。彼はその腕っぷしを買われてアイスホッケーの乱闘専門要員としてスカウトされてしまうんです。試合中暴力的なガードやアタックをかましてくる相手選手を牽制したり、最初からブチのめして潰しておき、試合の流れを優位に持っていく、そのための人員なんですね。

当然暴力振るうと退場させられるんですが、時間が来ればまた復活できる、そういったルールを上手く利用した裏ワザなんですね。つまりこの映画、スポーツ競技そのものというよりも、そこで乱闘しまくる主人公にスポットライトを当てているというわけなんですよ。で、この乱闘がね、盛り上がるんですよ!観ていて血が騒ぐんですよ!拳と拳のガチファイトなんですよ!いやあアイスホッケーって野蛮だなあ!

主人公のダグはあんまりオツムは良くないんだけれど、気は優しくて力持ち、むさ苦しい髭面ながらいつもチワワみたいに瞳をキラキラさせていて、なんだか非常にキュートなキャラなんですよ。そのダグの活躍が弱小チームを牽引し、白けきっていた仲間チームの結束を再び固くし、自信を失っていた花形選手を甦らせていくんです。さらにダグの、見ていてこっちが照れくさくなるような不器用で純情な恋愛模様がまたいいんですね!そんな頑張り屋のダグを全く認めない親との葛藤も泣かせます。

そしてそんなダグとチームメンバーがスポーツ・ドラマのお約束、頂上対決でクライマックスを迎えるんですが、この相手チームにもダグと同じ「喧嘩屋」がおり、しかもホッケー界で最も悪名高い伝説の喧嘩男だったりするんですよ。この新旧喧嘩屋の運命の戦いと、ダグの恋の行方が交差しながら、物語はいやがうえにも盛り上がりまくってゆくんですよ!いやあオレ、DVD観ながら一人で部屋で「うおおおおお!」とか雄叫び上げてたもんなあ。日本未公開DVDスルー映画(しかもセル無し)にも関わらず非常に優れた、そして愛すべき映画として観ることが出来ました。

〇参考:俺たち喧嘩スケーター/【SAMPLE】ビデオながら見日記


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