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メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20131105(Tue)

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■食の軍師(3) / 泉昌之

食の軍師(3) (ニチブンコミックス)

食にうるさいトレンチコートの男・本郷さんに、さらに蜀の軍師・諸葛亮孔明が取り憑いて、メシを食う戦略・戦術・ダンドリを、ウザいぐらいに展開する泉昌之の『食の軍師』3巻です。今回も相変わらずメシを食うというただそれだけのことに自意識過剰気味の本郷さんですが、そんな本郷さんのダンドリを毎回打ち崩す敵役・力石の影がチラついて、本郷さん事あるごとにアイデンティティ・クライシスに至ります。本人がそこにいないのに「力石だったらこんな時…」などとあれこれ想像して自分の被害妄想に地団太を踏む本郷さん、ちょっと精神的にヤヴァイ領域に突入しているかもしれません。力石ってダンドリと能書きばかりのメシの喰い方へのアンチテーゼ的な存在として投入されたキャラなんでしょうね。

自分も飲み食いすることは大変大好きで、このコミックで登場する何軒かのお店にも足を運んだことがありますね。若い頃はカレー屋の食べ歩きとかもやったなあ。でも食べ歩きっていうのも、わざわざ電車に乗ってピンポイントでお店に入ってメシ食って帰る、というのが段々面倒に思えてきて、それに一人ぼっちで美味しいもの食べても意外とつまらないので、やらなくなりましたね。だからこういうコミックで美味しそうなお店に興味を持っても、誰かと一緒なら考えますが一人では行くことが無いでしょう。そして一人でいるときっていうのは、ファーストフードみたいなどうでもいいものばかり食べてますね。一人で飲みに行ったりもしないんですよ。家のほうが落ち着くもの。

そんな自分ですが、相方さんと付き合い始めたころ始めたのは、焼肉の食べ歩きと地ビール・輸入ビール店の飲み歩きでしたね。焼肉は、あんまり遠くに行かないという縛りで、横浜・川崎近辺の焼肉屋マップをプリントしてあちこち行ってました。でもそれもいつか飽きて、同じジンギスカン屋ばかり通うようになった後、それまで一度も足を運んだことの無かった近所の焼肉屋に行ってみたらこれが大当たりで、結局最近はここばっかり行ってます。食べログにも載ってないようなホントに地元の人だけが来るような焼肉屋なんですが、値段と品質は申し分ないし、なにより部屋着でサンダル履いて徒歩で行って帰ってこられる、というが最大の魅力ですね。世の中にはここより美味しい焼肉屋は星の数ほどあるのかもしれませんが、こういう「来やすい」「気安い」店がどんな食べ物屋でも結局一番なんじゃないかな。

地ビール・輸入ビール店もやはりマップ片手にあちこち回りました。日本のクラフトビールの蔵元は結構多く、そしてそれぞれに個性があって面白いし、また、ドイツ・ベルギーのビールの美味さは一度知ると病みつきになるほどです。このドイツ・ベルギーあたりのビールで名の知れたものは多分殆ど飲んだでしょう(ちょっと自慢)。でもねー、実はオレ、ビールの名前覚えないんですよ。オレは楽しみたいだけで、マニアになってウンチク垂れたり分析したいわけじゃないんですよ。いろんな種類のビールがあって、その時の気分で好きなもの・珍しいものを注文できるっていうのが楽しいんです。そんな自分と相方さんは、やはり結局、「来やすい」「気安い」同じ店でばかりビール飲むようになりましたね。このベルギービールの店は何年も通っているんですが、2年おきに料理人を換えているらしく、そんなもんですから3代4代前のそこの料理人のそれぞれの料理知っているぐらい馴染みになってしまいました。この店がずーっとあってくれればいいのになあ、としみじみと思います。

食の軍師(3) (ニチブンコミックス)

食の軍師(3) (ニチブンコミックス)

食の軍師 (ニチブンコミックス) 食の軍師 2巻 (ニチブンコミックス)

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諸星大二郎特選集・第1集 男たちの風景 / 諸星大二郎

これまでさんざんっぱら傑作集が出ていた諸星大二郎の、今度は「特選集」なる短編集がまたもや出されていた。それがこれ『諸星大二郎特選集・第1集 男たちの風景』。正直諸星の短編集はほぼ全て読んでいるから、いまさら収録作だけ変えた傑作集なんていらないと思ったんだが、帯を読むとなんと描き下ろし作品収録、とあるではないか。ううむなんと卑怯な…。結局この描き下ろ作品目当てに購入したが、これがたった4ページのカラー作品と諸星作の挿絵付短編小説の2作で、そのボリューム・クオリティとも期待外れ、なんだか思いっきり肩透かしを食らってしまった。この「特選集」、全3巻でこの後のも描き下ろし作が収録されるらしいが、こんなのだったら買うかどうか微妙…。それより諸星さん、西遊妖猿伝早く完結させてください。

アイアムアヒーロー(13) / 花沢健吾

アイアムアヒーロー 13 (ビッグコミックス)

アイアムアヒーロー 13 (ビッグコミックス)

冒頭の一章にまず驚愕させられます。え?なにこの舞台?えええ!?何このXXX人間!?と腰を抜かしているうちに主人公・鈴木英雄クンが久々の登場を見せ、やっと本筋に戻って来たあ、と安心するんですね。そしてこの13巻、意外とイイ感じのドラマが進行してゆきます。いいなあ。このまま破綻無く彼らが無事でい続けてくれればいいのになあ。まあそんなわけにもいかないんだろうなあ…ううう…。それにしてもあのXXX人間、あれ、今後どのように物語に絡んでくるんでしょうか、あまりに不気味で、ゾンビ・ストーリーという部分からもさらに離れてしまっているんで、なんだか気になります。

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晋遊舎 泉昌之
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