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メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20131112(Tue)

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サイレントヒル: リベレーション (監督:マイケル・J・バセット 2012年アメリカ映画)

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呪いにより外界と隔絶され、クリーチャーの住み着く異次元世界と化したサイレントヒル。謎の教団によって父を拉致された少女ヘザーは、自分の出生の謎がこの町にあることを知り、危険を顧みず潜入する。ゲーム『サイレントヒル』を映画化した2006年制作の同名タイトル映画の続編、『サイレントヒル: リベレーション』である。

しかし同じホラーゲームの映画化でも、『バイオハザード』なんかは続篇がポンポン製作されているが、あれがジョボビッチとアンダーソン監督夫妻のほぼ私物と化したゲームコスプレ映画ということを考えると、『サイレントヒル』1作目はゲームの世界観をとても大事にしながら、さらにホラー映画らしい残虐さと超現実的なビジュアルが加わり、異彩を放った作品に仕上がっていたと思う。1作目監督クリストフ・ガンズが原作ゲームの大ファンらしく、そのゲーム愛が反映された、ゲーム映画化作品としても出来がいい作品だった。

そして続編であるこの『サイレントヒル:リベレーション』、前作から6年経ってからやっとの製作だが、きっと根強いファンがいるんだろうな。物語は前作に登場したワケアリの娘が成長し、父ともどもサイレントヒルの影から逃げ回っている、っていう設定なんだけど、娘自体はサイレントヒルの記憶を失っていて、そこがどんな恐ろしい場所なのか、そこでどんなことがあったのかは覚えていないんだね。しかしなにしろ6年前に観た映画の続編なので記憶が曖昧なんだけど、1作目のラストって、この娘さんは現実世界に戻ってこれたんだっけ?なにかうまく説明してあったのをオレが見落としたのかな。

この後物語はサイレントヒルに舞台を移し、この町を支配する不気味な教団と、サイレントヒルを地獄のような異界に落とした少女の霊魂が現れ、主人公少女を翻弄するんだけれども、正直この辺のゴチャゴチャした話っていうのは1作目の話を蒸し返しているだけなのでどうでもいいんだよな。それよりもこの映画の魅力っていうのは異次元世界と化した町の不吉で禍々しいビジュアルと、登場するクリーチャーの悪夢的でユニークなデザインなんじゃないかな。

今回登場するマネキンが合体した蜘蛛みたいなヤツとか、『ヘルレイザー』のゼノバイトのお仲間みたいなヤツとか、どれも楽しいデザインで、あとお馴染みの「だるまさんが転んだ」ナースの皆さんも賑々しく変な動きをしてくれているし、それとなんといっても今回もデカイ鉈持って登場するスターデストロイヤーを頭にかぶったおっさんがいい味出してるんだね。スターデストロイヤーじじい強いわ。怖いわ。なんであんなもんかぶってるのかよくわからんけど。あと主人公のお父さん役の人って、LOTRのボロミアの人だったんだね!1作目を観た時に気付いてなかったなー。この続編観て「あれ?」と思った。

まあ映画としては1作目ほどの派手さは無くて、予算も少ない分、割とこじんまりまとまったかなとは思うけど、スターデストロイヤーじじいとだるまさんナースを見られたからまあいいや!という事でありました。設定だけ生かして登場人物を刷新し、気色悪い異界で気色悪いクリーチャーがぐにゅぐにょ蠢く部分をクローズアップさせた続編とか作ってくれたらまた観たいな。

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