ブログを体験してみる

はてなダイアリーの創設時期からブログを体験してみようと書きはじめてながい年月が経過した。

トップの桜の写真を染井吉野から山桜に変えた。

山桜が咲き始めている。朝の散歩はいつもとコースを変えて林道の山頂に向かった。行きと帰りで山桜の写真をたくさん撮った。この桜はソメイヨシノより少し遅れて咲く。それに自生したものが多くてこの時期になると山の中腹に遠くから白い群生をあちこちに見ることができる。

山桜は人が並木のように植える事はないようだが、時に大きな大木に白い花が赤みを帯びた小さな葉っぱと一緒に咲いているのに出会う。朝日に輝いている山桜も良いがうっそうとした山の雑木の中で咲いている山桜もいい。


ソメイヨシノは江戸時代の末期に染井村(現在の東京都豊島区)から売り出されたのでその名があるらしい。と言う事は秀吉の醍醐の花見はソメイヨシノではない。きっと山桜だったのだろう。吉野山の桜もソメイヨシノではなくて山桜だと広辞苑に書いてある。

古代から江戸時代のほとんどの長い間、

1000年以上も桜といえば山桜をさしていたと言う事になる。ところが明治になって桜はソメイヨシノが代表のように日本中に植えられている。どちらも本当に美しい。ソメイヨシノには今を華やぐ風情を感じるし、山桜は見た後の余情をたのしめる。山桜とソメイヨシノ、二つの桜に対して、時代を隔てた日本人の心情は対極ほどに違うようだ。


ソメイヨシノは実生では増えないらしい。
自分では繁殖できない。
挿し木で無性繁殖させるそうだ。
ソメイヨシノの寿命は60年しかないそうだ。
 
山桜は人為でなく自然に時代をつないで行く。
奈良最大・最古の仏隆寺の桜は、望月桜という山桜の一種で樹齢900年
会津 若松 市 エドヒガン 山桜 大山桜は樹齢約600年
熊本県阿蘇村の一心行の大桜、樹齢400年
松岩寺の山桜 (下君田)は樹齢350年
日本中にCenturyの山桜がある。
1000Cherry。?