宗家の作法で始まった。
愛用の切れ味に納得のご様子だ。 宗家が刀の手入れを指導する。
いつもより和やかなふんいきの斬試会になった。 それでも真剣を振るので緊張も大切だ。
熟練の剣士はよく斬れる。
袴の上着がバックの中になかった。入っていたはずだが! まだらボケと言われそうだ。
一尺ほどの脇差で片手斬りをする師範、
そのころ、台所では食事の用意で忙しそうだ。
妻の趣味を写真に撮るご主人、
おみごと、いい形で斬れている。
見学者のご主人に指導する宗家、たぶん、力を抜くように体を正面に向け気合で押し込むようにと…
きれいな切り口をみて嬉しそうな奥さん、
斬試会が終わると高校生の剣士は数学の勉強をしていた。数学者がそれを見ていた。
食事会がはじまった。
まずは乾杯から、
香椎宮からのお神酒もふるまわれた。
たらふく飲んでたらふく食べた。
楽しかった。