薄闇の蒼 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2011-12-30

[]今年読んだ小説を振り返る 今年読んだ小説を振り返るを含むブックマーク

振り返り記事、小説編です。小説場合漫画以上に今年出版された物を読んでいるとは限らないのでこんなタイトルに。

GOSICK桜庭一樹

大きな話題の一つとしてはやはり「GOSICK」の完結かなと。

それまでは国の暗部にせまる、という感じの流れだったのが、世界の大きな流れの中で離ればなれになってしまうという突然の展開。2巻の予言だと「バラバラになっても心は通じている」ENDを連想させながら、そこからさらに思わぬ展開をみせての大団円でした。グレヴィールもようやく役割果たしてくれたし(笑)、文句無しのエンディングでしたな。

坂木司

ワーキング・ホリデー (文春文庫)

ワーキング・ホリデー (文春文庫)

夜の光 (新潮文庫)

夜の光 (新潮文庫)

青空の卵 (創元推理文庫)

青空の卵 (創元推理文庫)

元はといえば「青空の卵」のコミカライズ版をみかけた(読んではいません)のがきっかけで興味を持ったんですが、見事に好みとマッチしていて、これはいい出会いだったなあ、と思います。一応「日常の謎」系のミステリーということになっていますが、青春もの・そこからちょっと年上世代の成長ものとしてよく出来ていると思います。

大崎梢

平台がおまちかね (創元推理文庫)

平台がおまちかね (創元推理文庫)

スノーフレーク (角川文庫)

スノーフレーク (角川文庫)

夏のくじら (文春文庫)

夏のくじら (文春文庫)

「配達あかずきん」とは別サイドの書籍関連の仕事としての「出版社の営業」を主役(探偵役)に据えた「平台がおまちかね」が満を持しての文庫化。一足先に出たコミカライズ版もよかったです。あと、真柴×ひつじ君です。

スノーフレーク」は探すの大変だったなあ(笑)「片耳うさぎ」もそうだったんですが、解決編までは緊迫感を維持しつつ、最終的に誰も不幸にならないミステリーを書くのが上手いと思います。青春ものとしてもよかったですし。

妖精作戦笹本祐一

妖精作戦 (創元SF文庫)

妖精作戦 (創元SF文庫)

恥ずかしながらこの作品のことを全然知りませんでした。ホントたまたま空港本屋さんで飛行機の中で読もうと思って買っただけだったんですよね(^-^;縁があったんだろうなあ。

古い作品ではありますが、ボーイミーツガールノンストップストーリーという好みの展開のせいもあってか、全然古く感じないという。いい出会いでした。

その他

儚い羊たちの祝宴(米澤穂信
こーわーいー(^-^;
青年のための読書クラブ桜庭一樹
1話めの部分のコミカライズを読んで文庫化を待ってた作品。ラストで思わずニヤリ。
青年のための読書クラブ (新潮文庫)

青年のための読書クラブ (新潮文庫)

前門の巫女さん(勝ち気)、後門の守護霊さま(役立たず)
清水文化の新刊。「すーぱー☆なちゅらる」よりはよかったと思うけど、まだシリーズ始まったばかりだけにどう転ぶかわからんなあ。

番外編・輪るピングドラム

輪るピングドラム 上

輪るピングドラム 上

輪るピングドラム 中

輪るピングドラム 中

ノベライズ版をここで一緒に扱うのもどうかとは思うけど、でも取り上げないわけにもいかないし、ってことで。

アニメアニメで「見せ方」があるわけですが、小説小説なりの「見せ方」がある、というのをよく踏まえた上でのノベライズになっていると思います。下巻だけはアニメよりも後になるわけですが(まあ、終盤のネタバレを避けるためには仕方ありませんが)、あれがどのように描かれるのか、あるいは違う結末を迎えることになるのか(それはないとは思うけど、でも多少の違いはあっても不思議ではない)がこれから楽しみ。

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